[
板情報
|
カテゴリランキング
]
したらばTOP
■掲示板に戻る■
全部
1-100
最新50
|
1-
101-
201-
301-
この機能を使うにはJavaScriptを有効にしてください
|
仮投下スレ
153
:
◆i7XcZU0oTM
:2012/12/18(火) 20:49:04 ID:2ToxNb.60
それって、結局の所「やりたくない」って事じゃないか……。
「だから、頼むよ」
「……」
どうしようもないな、こいつは。
「分かりました、僕が開けますよ……」
「助かるよ」
くそっ……。
出来る事なら、舌打ちでもしたいくらいの、最悪な気分だ。
しかし、言ってしまったものはどうしようもない。
スタンガンを手に、できるだけ警戒してドアノブを捻り、ドアを押し開ける。
「…………」
……中はひんやりとした空気で満たされている。
誰も、いないのか?いや、それはまだ分からない。
どうやら、ここは倉庫だったようだ。
コンテナやら何やらが大量に置かれている。
「……誰もいないようです。ダディクールさん、先に行って下さい」
「ああ、分かった」
何者かに襲い掛かられてもいいように、ダディクールを先に行かせる。
……何で、こういうのは普通にやるんだ。
ただ扉を開けるより、こっちの方が危険なはずだろう。
……まあ、こいつならちょっとやそっとじゃ死ななそうだが。
そうこうしている内に、バタバタとダディクールは中に入っていく。
少しは警戒しろよ……。
「…………誰もいないな」
そんなこと分かってる。
お前みたいにバタバタと入っていけば、そうなるだろう。
命を狙う誰かがいたなら、その時点で襲われるだろうし。
とにかく、今の所人はいないようだ。……また、こいつが役に立ったな。
それでも、一応身構えて倉庫に入る。
入った後に、後ろ手で扉を閉めて、ついでに施錠しておく。
建物はこれだけじゃない。他にも入り口はありそうだが、とりあえずはこれでここからの侵入を阻止出来る。
もちろん、力ずくで壊されてはどうしようも無いが。
この扉は鉄製のようだし、そう簡単には破られはしないだろうけれど。
……A-10神みたいな化け物が来なければの話だが。
「さて、ここからは二手に分かれてここを調べよう」
「えっ、二手に別れる? ……それは、同意しかねますね」
新着レスの表示
名前:
E-mail
(省略可)
:
※書き込む際の注意事項は
こちら
※画像アップローダーは
こちら
(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)
スマートフォン版
掲示板管理者へ連絡
無料レンタル掲示板