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コテネタ総合スレ

64レッド・ダイビング・イントゥザ・ベイルファイア:2015/04/12(日) 14:10:16 ID:F80i5nKc
十字槍による一撃も、フダスリケンも通用しなかった。だがだにの瞳には未だ諦めの色はない。次の一手を試すだけだ!
「イヤー!」
だには電撃的にジムジムに接近!
「ヤバレカバレの突進か!イヤー!」
ジムジムのカラテストレート!

「イヤー!」
だには跳躍しカラテを回避し伸びきったジムジムの腕に軽やかに着地!タツジン!
そのままジムジムの首筋に一閃!
「効かんわ!イヤー!」
ジムジムは左手でだにをつかみにかかる!
「イヤー!」
だにはその左手を蹴り再び跳躍!降下しながら首筋に一閃!
「ヌゥーン!効かん!」

「イヤー!」攻撃!「イヤー!」回避!一閃!「イヤー!」攻撃!「イヤー!」回避!一閃!「イヤー!」攻撃!「イヤー!」
回避!一閃!「イヤー!」攻撃!「イヤー!」回避!一閃!「イヤー!」攻撃!「イヤー!」回避!一閃!
ゴウランガ!まるでカラテの嵐である!

「イヤー!」
数十回目の一閃!読者諸君に超人的な動体視力を持ったものが入れば気づいたであろう!
だには先ほどからまったく同じ箇所を攻撃していたのだ!
「チリも積もればすごく大きくなる」
エーエーチョヘンに実在した哲学者でありショクニンでもあったヤマオク・サクシャのコトワザである

「イヤー!」
「ヌゥ!」
だにの執拗な攻撃により先ほどまでのジムジムの軽口も無くなっていた。だにはフジミの肉体であり疲れも感じない、
それに対しジムジムはダメージこそないがこれほどのカラテを振るっているのだ。スタミナも有限である。
これではジムジムはジリー・プアー(徐々に不利)だ!

「イヤー!」
ジムジムは鳥めいて執拗に追いすがるだにを振り払うように巨体を豪快に動かしバック宙で距離をとる!
だにも連続パルクールで華麗に距離をとる。距離をとったということはやはり効いている!
だには確かな手応えを感じ、ジムジム目掛けカラテを構える

「効かん効かんと言っているのにバカの一つ覚えのように!」
ジムジムは見下すように煙を吐き出した。
「やはり頭のネジが吹き飛んだ殺戮者=サンには言葉が通じんようだな!」
だにの眉がピクリと動く

「貴様の細い細い槍も、奇怪なスリケンジツも通用せん!タイムイズマネー!早々に負けを認めて書類にサインだ!貴様は金も貰えて人も殺せる!
我が社は邪魔な奴らをクリーンに排除できる!何が不満だ!チンチンカモカモではないか!」
ジムジムは懐の酒瓶を煽る

「それとも、殺戮者=サンには長く物事を見ることはできんか?いかんぞぉ!社会では!リスクマネジメント!コンプライアンス!自己啓発!田舎者には理解できんか?」
ジムジムはふがふがと言葉を続ける。口中にまだ酒が残っているのだろう。

65レッド・ダイビング・イントゥザ・ベイルファイア:2015/04/12(日) 14:10:46 ID:F80i5nKc
その時、言葉を遮るようにだには駆け出した。
「僕は!だにだ!」
その眼差しに決断的な殺意を宿し、殺人的速度で迫る!
早々にこの不愉快なトーフの首を狩る!先ほどと同じ戦法でオシマイだ!

しかし、狡猾なビジネスマンはゲームか何かを楽しむように下卑た笑いを浮かべていた。
何かマズイ、だにの獣的本能がニューロンに警鐘をならす、そもそもこいつは自分を調べ上げて来たはずだ。フジミの肉体も知っているはず、
それにしてはあまりにも無策なカラテ。
本当にこの戦法は効いているのか?

ジムジムとだにの距離!およそタタミ一枚分!止まるにも方向を変えるにももう遅い!自分はフジミだ!失敗すれば次の策を考えればよい!
迷いを捨て、首筋に38回目の攻撃を加えようとしたその時!

「イヤー!」
「グワー!」
強烈なアルコール臭!ジムジムは口中の酒をだにに吹きかけたのだ
「きたな…!」
呟きかけただには気づいた、自分に吹きかけられたのは酒であり、燃料であることを、ジムジムは愛煙家であることを。ウカツ!直ぐさま回避だ!

「はい、オタッシャデ。」
そういうとジムジムはジッポライターをだにに投げた。いくらニンジャと言えど攻撃モーションに入っていただには思うように回避行動がとれない!
「グワー!」
ナムアミダブツ!だには人間松明めいて激しく燃え上がった!フジミであれ痛覚はある!

「グワー!グワー!グワー!」
必死に転がり消火しようと試みるが体にまとわりついた酒の影響で思うように消えない!クルシミ!

「イヤー!」
ジムジムの殺人的ケリキック!
「グワー!」
だにのあばらが全て折れ、サッカーボールめいて吹き飛ぶ!
叩きつけられたは壁には蜘蛛の巣状にヒビが広がる!ダメージは大きいがすぐに回復する!直ぐさま体制を立て直してあらたな策を…
そのような考えを打ち砕くかのように再び激痛!

それはジムジムが投擲した十字槍である!先ほど消火を試みたときにだにが落としたものだ。槍はだにに腹部に深々と刺さり、
だにはケバブめいた串刺し状態になった!だにのニューロンに危険信号が響く!串刺しは実際マズイ!

傷を再生する際に肉が槍を加えこんでしまい外れなくなるのだ!腹部をちぎってでも逃れるべし!だには両手を槍にかけようとした!
しかし
「イヤー!」
「グワー!?」
右手のひらに激痛!
そこには…ナムサン!フォークだ!殺人的速度で投擲されたフォークが深々と刺さっているのだ!不動!

「イヤー!」
「グワー!?」
続けて左手にも激痛!こんどはナイフだ!だには腹部と両手を壁に打ち付けられてしまった!身動きがとれない!

このナイフやフォークはどこから…?
そう、先ほど殺戮を楽しんでいるときにだにがわざと散らかした食器類である。そしていま打ち付けられた壁は、
自分が少女の首をはねるために追い詰めた壁であった。足元には少女の生首。目があった。まるでだににインガオホーを告げているかのように。

何が行けなかったのであろう、自分が殺戮を楽しんだからか?相手を弱敵と見くびったことか?一瞬の判断ミスか?フジミへの過信が?
否、否である…全ては、そう全ては…インガオホー!

「イヤー!」
「グワー!」
だにの顔に乱雑なヤクザキックが突き刺さる!
「今の蹴りは単純に蹴りたかっただけだ!気にするな!」
非道!

「書類にサインする気になったか?」
「ペーッ!」
だには血反吐をジムジムに吐きかける
ジムジムはこれを持ち前のニンジャ反射神経でなんなく避けるとだにの顔面にヤクザケリ・キックを叩きこんだ。
「イヤー!イヤー!イヤー!イヤー!」

ジムジムは乱暴にだにに髪を掴む
「もう一回燃えるか?えぇ?」
ジゴクめいた声だ。
だにはジムジムを睨みつけると静かにいった
「わかった…サインする」

だが、だには負けを認めたわけでも、観念したわけでもなかった。こいつらを殺す。目の前の不快なトーフを、
自分を雇おうとした奴を、関係者どもを、全員殺す。そのためにあえて協力をするのだ。
いつかその時のために、だには自らをベイルファイヤの中に投じたのだ

66マシニクル・ギミック・フェイスレス:2015/04/12(日) 14:13:08 ID:F80i5nKc
マシニクル・ギミック・フェイスレス / ジムジム / 指定なし /捏造設定有
                             /ニンジャアトモスフィア重点 /カオナシ

「ザッケンナコラー!!」
「スッゾコラー!!!」
「激しく前後」「マンセー」「よくレス」、猥褻な看板や魅力的なイオンが輝くモナーヴァの街の裏路地
本来は丸々と太ったバイオネズミの鳴き声以外、音もない静かな裏路地には上級ヤクザスラングと発砲音、そして高らかな笑い声が響いていた

「ハッハハハハハ!!!」
高笑いと共にアクロバティックな跳躍を繰り返し、銃弾を紙一重で交わしている影が一つ
上等なアルマーニのスーツに、顔の部分にはバケツを思い起こさせる形状のサイバーフルフェイスメンポを装着したニンジャがいた
そう ニンジャである

彼の名はカオナシ
体の97%をハイテックメタルボディーに置換した恐るべきニンジャである。
そしてカオナシを追跡し、発砲を繰り返す複数の影はアトリエカンパニーに秘密裏に雇用された傭兵ヤクザだ。
彼らはアトリエカンパニーの社員であり、傭兵であり、そしてヤクザなのだ

彼らはアトリエカンパニーの重役であるドン・ジムジムの命令によりこの恐るべきニンジャを追跡していた。
「ザッケンナコラー!!!」
「ドグザレッガー!!!」
おびただしい発砲音と共にはなたれる上級ヤクザスラング
善良なる市民であれば失禁は免れないほどのマッポー的空間だ

「ザッケンナコラー!」
上級ヤクザスラングと共に銃口から吐き出されるおびただしい数の弾丸!!
「ハッハハハ!!!」
カオナシは持ち前のニンジャ反射神経と古代文明のハイテックボディ由来の高純度カラテによる連続バック転により全弾回避!!

「スッゾコラー!!!」
上級ヤクザスラングと共に銃口から吐き出されるおびただしい数の弾丸!!
「ハッハハハ!!!」
カオナシは持ち前のニンジャ反射神経とレス鉱石をふんだんに使ったハイテックボディ由来の高純度カラテによる連続側転により全弾回避!!

「ナマッコラー!!!」
上級ヤクザスラングと共に銃口から吐き出されるおびただしい数の弾丸!!
「ハッハハハ!!!」
カオナシは持ち前のニンジャ反射神経と現在ではブラックボックスと化したハイテックボディ由来の高純度カラテによる連続パルクールにより全弾回避!!

「アッコラー!!」
「シャッコラー!!!」
「ワドルナッケングラー!」
次々と路地裏に集結する傭兵ヤクザ!
コワイ!
回避に専念していたカオナシもついに行き止まりへと追い込まれてしまった。

「ドスだ!」
「近接攻撃重点!」
「ザッケンナコラー!!!」
次々とドスダガー(近接戦闘用の短剣)を構える傭兵ヤクザ、そして隊長位のヤクザと思われるヤクザが拡声器を取り出した。

「アッコラー!!てめえのボディには様々なハイテックが隠されている!抵抗せず俺らに同行し!おとなしく研究にナッコラー!!!」
ヤクザスラングを含んだ威圧的な命令、生半可な人間であれば失禁をしつつドゲザをしてしまう所だろう。しかし彼らが相手にしているのは恐るべきニンジャなのだ!

「なんと!私を研究対象とな!?」
カオナシは道化めいた動きで隊長ヤクザに向き合った
「この平和に暮らそうとするバケツを自分勝手な理由で連れ出そうとは…ゆるせん!本日は月曜日故、月に変わっておしおきよ!!!!!」
カオナシはキツネサインを作るような奇怪な構えをとった

ドスダガーを構えた一個小隊以上の人数の傭兵ヤクザ達の全員の額には冷や汗がにじむ。
武器さえ持てば一人で野生の恐るべきバイオオポッサムさえも惨殺できるヤクザ達でさえ、今すぐに逃げだし、フートンにもぐりこみたいほどの緊張感を感じていた、
ニンジャと敵対するというのはそういうことなのだ

「む…まて…月曜日…月曜日といったかいま!!」
不意にカオナシが取り乱した。
腕の変形機構が働き、手首のパーツに時計が現れた。なんというハイテック技術か!
「月曜日の19:00!!しまった!「ドクオとツン「渦巻く恋とチョコとカピバラ」」の再放送の時間じゃないか!!!!!」

「というわけで諸君、私は帰る。」
そういうと頭部からヘリコプターめいた羽が出現し、回転を始めた。
「ハーッハッハッハ!!!!!」
「ザ・・・ザッケンナコラー!!!」
「逃がすな!ドグザレッガー!!」
ヤクザ達の発砲もむなしく、カオナシは夜空の向こうへと颯爽と消えて行った…


こういったケオスは、このアスキアト大陸ではチャメシ・インシデントだった。


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