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ミニイカ娘虐待スレ5
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ミニイカ娘にとって、この砂浜は楽園だった。
エビの豊富な海の家、毎日大量のエビを与えてくれる少女、そして体が何十倍も大きい頼れる「同胞」…
だがそれも今は昔。
ミニイカ娘への餌付けが禁止されたことは、エビ漬けで舌の肥えた彼女たちにとって死刑宣告に等しかった。
結果、多くのミニイカ娘が海藻や小魚の死骸などといった他のエサを食べられずに餓死した。
http://2ch-ita.net/bbs/anime/img/12868474430246.jpg
あまりに壮絶な死に様である。
人通りに向かい笑顔で口を開けた状態で死んだミニイカ娘。
かつてのように人間の前まで赴き、大口を開けて笑顔を振りまき、エビを催促したまま死んだと思われる。
海の家に忍び込み首尾よくエビを入手したミニイカ娘も、ほとんどがミニイカホイホイの餌食となり命を落とした。
人間に頼っても、海の家でもダメとなると、残る選択肢は海しかない。
今ここにいるのは、勇気を振り絞ったミニイカ娘の成れの果てである。
「つめたいなー、お前の仲間だろ?助けてやれば?」
「…こんなヤツ同胞でも何でもないでゲソ。むしろ一族の恥さらしでゲソ!」
「えっ!?」
思わず面食らう栄子。
「泳げないし頭も悪いし、自分のことしか考えないし、エビのためなら盗みも働くような意地汚いヤツでゲソ!」
「わかるけど、そこまで言わなくても…大体、エビに目がないのはお前も一緒だろ?」
「私はなんでも食べるでゲソ。好き嫌いして他の食べ物を粗末に扱うこいつらと一緒にされたら心外でゲソ!」
溜まりに溜まった鬱憤をまくし立てるイカ娘。その口ぶりからは、大きな失望と諦めにも近い感情が滲み出ている。
イカ娘たちは、かつてこの砂浜一帯を青白く埋め尽くしていた沢山のミニイカ娘たちから多大な癒しと救済を得ていた。
地上で初めて出会った「同胞」…守りたいと強く願った、しかし守ることができなかった宝物…
かつて海の家れもんには「看板娘」を張るミニイカ娘がいた。
しかしそのミニイカ娘は、夕暮れの中何者かによって連れ去られ、翌朝変わり果てた姿で発見される…
耐え難いショックと自責の念を和らげてくれたのが、その後程なくして現れた大量のミニイカ娘たちだった。
やがて湘南から全国に広がり、人気ペットとして一大ブームを巻き起こすこととなったミニイカ娘。
しかし、人間の庇護を得て増長したミニイカ娘は早くもその本性を現す。
エビの匂いがしないエサを投げ捨て、不快な金切り声でビイビイ泣き叫び、そこら中にイカスミを撒き散らし、エビ欲しさに誰彼構わず媚を売る。
天使とも妖精とも謳われた小動物がこのような蛮行に及べば、まともな感性を持つ人々が関心を失くすのも無理からぬ事である。
それでも、その愛くるしい容姿に魅了された一部の人間は懸命にミニイカ娘を保護し、湘南の砂浜を「楽園」に仕立てあげた。
過保護のツケを、自分たちで払うことになるとも知らずに…
かくして「小さな天使」から「エビを食い荒らす害虫」へと堕ちたミニイカ娘。しかしそれは人災ともいえるものであった。
海の家れもんでもミニイカ娘によるエビの食害が頻発しており、そのことでイカ娘は心を痛めていた。
それでも栄子たちは「同胞」イカ娘の手前、捕まえたミニイカ娘を大っぴらに処分できずにいたのだが…
「…これからは情け無用でゲソ。栄子たちも私に気を使うことはないでゲソよ。」
「ああ、そうだな。姉貴にも言っとくよ。」
『アビュビュビュ!ホビュッ!…ウブッ!……ウ…』
「よし、写真も撮ったし帰るか!」
『…………』
力尽き海面に浮かぶミニイカ娘を、冷たく触手ではねのけるイカ娘。心から蔑む視線を向け、突き放すように吐き捨てた。
「同じ侵略者なら助けてやったのに…残念でゲソね。お主らの悪行は侵略者の美学に反するでゲソ。」
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