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勇者「もういやだ!やめてやる!」

1ライン ◆vh2iNh3cVA:2012/11/18(日) 20:38:26 ID:d/1Cur5w
勇者「どいつもこいつも!何が勇者だ、王家のいいように扱われてたまるか!」

戦士「何言ってんだよ、金もないのにどう逃げるんだよ」

勇者「お前バカか?これっぽっちの金で何ができる?旅だって無理だろうが!」

戦士「あ、確かに」

勇者「だろう?」

2ラム酒:2012/11/18(日) 20:41:26 ID:xGO5RtAI
ワクテカ

3ライン ◆vh2iNh3cVA:2012/11/18(日) 20:46:21 ID:d/1Cur5w
勇者「そこでだ、いまからあのあほどもの金を盗みに行く」

戦士「勇者がそんなことやっていいのか?」

勇者「ドラ○エでもゼ○ダだって人の部屋のもの破壊したりしてるだろういいんだよ」

戦士「えー」

4ライン ◆vh2iNh3cVA:2012/11/18(日) 21:09:00 ID:d/1Cur5w
勇者「じゃ行くか」

戦士「とめても無駄なんだろう?」

勇者「当たり前だ」

戦士「じゃあいってらっしゃい」

勇者「お前も行くんだよ」

戦士「いやだ!王家を裏切るなんt」勇者「いくよな?」チャキッ

戦士「はいはいいくよ、だから剣をしまえって」

勇者「あれ、以外に素直だな。俺より剣術得意なのに」

戦士「魔法も使われちゃ困るし、しかもあれを使われたら俺は勝てないからな」

5ライン ◆vh2iNh3cVA:2012/11/19(月) 19:43:13 ID:d/1Cur5w
勇者「そんなこんなで金庫の前にとうちゃ〜く」

戦士「案外楽にこれるもんだな」

勇者「さてさて、ここをこうしてここをあーしてそこを、あーそうそうそうするんだ。そいでもってオラァ!」グシャッ

6ライン ◆vh2iNh3cVA:2012/11/19(月) 19:52:24 ID:d/1Cur5w
戦士「話聞けよとかここまでくるまでに何人か気絶させたけど大丈夫かとか最後は力づくかよとか言いたい」

勇者「言ってるじゃん、えーとなになに」ゴソゴソ

戦士「あぁやっぱりきがすすまねぇなぁ・・・」ゴソゴソ

〜〜しばらく作業中〜〜

勇者「よし、あらかた持ったな」

戦士「よくそんなに持てるな」

勇者「勇者だからな」

戦士「泥棒する勇者ね・・・」

勇者「お前金目の物っていうより武器ばっかりだな」

戦士「当たり前だろ?ろくな装備なしで旅ができるか、てな」

勇者「ナイスなアイデアだな、じゃあその剣俺にちょうだい」

戦士「これはダメ、お前にはこれかな」

7ライン ◆vh2iNh3cVA:2012/11/22(木) 19:48:58 ID:d/1Cur5w
勇者「わーい、ってなにこれ?」

戦士「剣だけど?」

勇者「どっからどう見てもただの木の棒にしか見えないんだが?」

戦士「勇者だって初期装備はそこら辺にあるものの方がいいじゃん」

勇者「そこら辺にあるものすぎだろ!」

戦士「文句あるなら最初から持ってる剣使えよ!あれ聖剣だろうが!」

勇者「あ、そうだな。こっちのほうが使い慣れてるし」

8ライン ◆vh2iNh3cVA:2012/11/23(金) 16:37:51 ID:d/1Cur5w
兵士1「ど、どうする・・・」

兵士2「こ、こいつら俺らが包囲してんのに気にしてないし・・・」

兵士3「お、おれたち10人で勝てるかな・・・」

兵士4「む、無理だろ・・・」

兵士5「か、勝てるわけがない・・・」

兵士6「こ、こいつら町はずれのオークの集落二人でつぶしたんだろ・・・?」

兵士7「お、おれも聞いたぞそれ・・・」

兵士8「や、やっぱり無理だろ・・・」

兵士9「か、帰るか・・・?」

兵士10「そ、そしたら王家の奴らに俺たち殺されちまうよぉ・・・」

兵士4「よ、よし、二人に頼んで連れて行ってもらおう・・・」

兵士7「い、いい考えだなそうしよう・・・」

兵士1「で、誰が話しかけるんだ・・・?」

兵士1〜10「・・・」

兵士11「俺が行くよ」

兵士3「あ、ありがとう!兵士11・・・!」

兵士8「や、やっぱり兵士11はいいやつだな・・・!」

兵士6「し、したかいがあったなスカウト・・・」

兵士2「い、いってきてくれ兵士11・・・!」

9さまさま:2012/11/24(土) 11:44:56 ID:V7sz79D.
兵士11···?

10ライン ◆vh2iNh3cVA:2012/11/25(日) 17:19:40 ID:d/1Cur5w
兵士11「こんばんわ」

勇者「ん?こんばんは」

兵士11「ここで何をしているんですか?」

兵士1〜10(お、おいおい兵士11敵対する気か・・・!?)

勇者「そうだな、悪の王家に俺たち勇者と戦士が罰を与えようとしているのだ!」

戦士(こいつバカか!?)

兵士11「ではあなたたちを捕まえなければなりませんね」

兵士1〜10(お、おいー・・・だめだこれは・・・)

勇者「そうだなー、じゃあやるか?」

兵士11「いえいえ、そういうわけじゃありません」

勇者「というと?」

兵士11「王家にこき使われる者同士手を組みませんか?」

11ライン ◆vh2iNh3cVA:2012/11/25(日) 17:36:17 ID:d/1Cur5w
勇者「あーどうするよ?」

戦士「あやしいだろう」

勇者「だよねー」

12ライン:2012/11/30(金) 23:36:33 ID:d/1Cur5w
勇者「てなわけでじゃあな」

戦士「じゃあな」

兵士11「待ってください、これがなんだかわかりますか?」

勇者「なんだよ」

戦士「そ、それは!?」

兵士11「はい、警報装置のスイッチです」

13ライン:2012/12/07(金) 19:44:36 ID:d/1Cur5w
勇者「それがどうした?」

戦士「いや、警報なったら兵士が増えるぞ」

勇者「こんな国の兵士ごとき束になられても勝てるからな。気にしないよ」

戦士「お前は大丈夫でも俺はきついんだが・・・」

勇者「お前の分は用意できなかったからなー残念残念www」

戦士「・・・死ね」

勇者「すいません嘘ですだからその担いでるのなげようとするなぁぁぁあああ!!?」

14ライン:2012/12/07(金) 21:57:52 ID:d/1Cur5w
戦士「冗談は置いといてだ」

勇者「そうそう、そこの兵士1〜10も気づいているのにまだ正体を明かさないのか兵士11?」

兵士11?「ふむ、気づいていたのですか」

兵士1〜10「お、俺らは十胎だからな、心も通じ合っているんだ!>>8の最後の4行縦読みしてみろ・・・!」

15ライン:2012/12/15(土) 00:59:14 ID:d/1Cur5w
勇者「え?そんなの後付けだろ?」

戦士「だよな」

兵士1〜11「そ、そんなー・・・」

兵士11?「まぁそんな些細なことはどうでもいいです」

兵士11?「あなたたちはここで死ぬのですから!」

16ライン:2012/12/15(土) 00:59:56 ID:d/1Cur5w
ミス兵士1〜11→兵士1〜10

17ライン:2012/12/15(土) 20:02:34 ID:d/1Cur5w
兵士11?「いけっ!王の尖兵!」

王の尖兵「ギャオオオオオオオ!!!!」

戦士「ぎゃあああああああ!!!!?」

兵士1〜10「に、逃げろおおおおお〜・・・!?」ダダダッ

勇者「これまたゲテモノだな〜」

戦士「なんでだよぉなんでこんな気持ち悪いのと戦わなくちゃいけないんだよぉ」

勇者「仕事?」

戦士「こんな仕事引き受ける気はなかった!」

勇者「なら来なくてよかったのに」

戦士「どの口がそんなことを言うんだよ」

勇者「とりあえずやるぞ」チャキッ

18ライン:2012/12/15(土) 20:05:52 ID:d/1Cur5w
戦士「え?やだよ」

勇者「つべこべ言わない、いくぞ!」

戦士「いやだなぁ」ジャキッ

勇者「ん?何それ」

戦士「もらい物、なんでも銃剣だとか」

勇者「お前が銃ね、あたらないんじゃない?」

戦士「あてるさ」

勇者「うそ〜」

戦士「じゃあ手始めにお前の頭でも」グッ

勇者「死んじゃう・・・死んじゃうよ・・・?」

19名無しのうさぎさん:2012/12/16(日) 18:28:28 ID:nzlLNXUM
力ートマン「勇者のババァはスーパービッチ」
勇者「だまれ力ートマン!!!!!!!!」
スタン「ハハハハハwww」

20ライン ◆vh2iNh3cVA:2012/12/28(金) 21:41:37 ID:d/1Cur5w
戦士「じゃあいってこーい!」

勇者「いやぁぁ・・・あ?」

勇者(あれ何で俺が嫌がってるみたいになってんだ)

勇者「よしいくぞ!」ブンッ

戦士「え?」

ゴッ

戦士「ぎゃぱっ!?」

21ライン ◆vh2iNh3cVA:2013/01/02(水) 01:18:41 ID:yKI1F7us
戦士「いてぇぇぇ!?なにすんだよこのあほ勇・・・者」

王の尖兵「ギャオオ」ブンッ

戦士「ぎゃああああ!?殺される!?」

王の尖兵「ギャオオ」バシッ

戦士「死んでたまるか!?」

王の尖兵「ギャオオ♪」ベシッ

戦士「くっさすがにきついぜ・・・!」

戦士「おい勇者!どうにかならねぇか?」

勇者「猫とじゃれあってるみたいで見てて面白い」ニヤニヤ

22ライン ◆vh2iNh3cVA:2013/01/02(水) 01:37:38 ID:yKI1F7us
戦士「このあほ!鬼!最低だな!」

勇者「心配しなさんなもう準備はできてる」

戦士「ならさっさと終わらせろ!こっちは結構きついんだ!」

勇者「戦士が相手をしてくれてるおかげで索敵は終わった」

勇者「王の尖兵、図体とパワーはでかいが所詮それだけ」

勇者「特殊な能力も苦手なものもないシンプルなタイプ」

戦士「説明はいい!」

勇者「それだから普通に強い、でもな、それだけなんだよ」

23ライン ◆vh2iNh3cVA:2013/01/02(水) 02:33:56 ID:yKI1F7us
勇者「でなおしてこい。王の尖兵!リブレイク!」ズバッ!

王の尖兵「ギャオオオ!?」シュウウ

兵士11?「な!?王の尖兵が消えていくだと!?」

勇者「今回の記念すべき一体目だな」

戦士「助かったーーー!!!」

勇者「よく潰れなかったな」

戦士「お前のせいでスタミナゼロだよあほが!」

兵士11?「こんなもの計算外だ!退かせてもらう、覚えていろ!」サッ

戦士「あ、逃げた」

勇者「よかった、でかいやつを飛ばすには魔力がいるから相手したくなかったんだよ」

24ライン ◆vh2iNh3cVA:2013/01/05(土) 22:23:18 ID:d/1Cur5w
戦士「ほんとかよ」

勇者「すごく疲れています」

戦士「そういって俺に金品押し付けるのはなぜ!?」

勇者「疲れている人ではなく疲れていない人が重いものを持つのが普通じゃないか?」

戦士「嘘つけ!絶対いやがらせだろう!?」

勇者「いやいや違うって」ニコッ

戦士「ひぃぃぃ!!?」

貴族「お戯れの最中申し訳ないが手を挙げてもらおうか?」

弓兵s「おとなしく手をあげろ!」チャッ

勇者「なんだあのデブ?」

戦士「さぁ?」

貴族「手をあげろと言っている!」プルプル

勇者「はいはいわかった、わかったからさ」

勇者「逃げるぞ!」ダッ

戦士「チッ、せっかくの武器も結局放置か!」

25ライン ◆vh2iNh3cVA:2013/01/05(土) 22:30:04 ID:d/1Cur5w
貴族「追え!絶対に逃がすな!」プルプル

弓兵s「はっ!」

〜〜〜〜〜〜〜

勇者「はぁ〜疲れた〜」

戦士「結構追ってきてたよな」

勇者「でもあのデブプルプル震えてたぜ?」

戦士「あっはっは確かにな。でもさ」

勇者「ん?」

戦士「ここどこだよ…」

26ライン ◆vh2iNh3cVA:2013/01/05(土) 22:32:47 ID:d/1Cur5w
勇者「え?お前この場所しってるんじゃないの?」

戦士「んなわけあるか!」

勇者「冗談だよ、ここは迷いの森というダンジョンのはずだ」

戦士(その"はず"が俺は怖いんだよ・・・)

27ライン ◆vh2iNh3cVA:2013/01/05(土) 22:47:29 ID:d/1Cur5w
勇者「探索すればわかるって」

戦士「そうか?それなら探索するか」

〜〜〜〜〜〜〜〜

勇者「戦士、ここがどこだかわかったぞ」

戦士「よし、ここはどこなんだ?」

勇者「間違いなく迷いの森だ!なにせ二時間もあるいて同じ場所だからな!」

戦士「迷っただけだろうが!」

勇者「大丈夫だって、ここは4つの道がある」

勇者「一つづつ調べていけば出られる親切設計だ!」

戦士「それはいいがどうやって見分けるんだ?」

勇者「簡単だ、道しるべになるようなものを置いていったり」

勇者「傷を残したりするのさ」

28ライン ◆vh2iNh3cVA:2013/01/05(土) 23:35:04 ID:d/1Cur5w
戦士「へーさっきからしていればよかったのにね」

勇者「この木に目印を付けていこう」ガッ

木「痛い、何をする」

戦士「木がしゃべった!?」

木「よく見たら人間か、カカカ」

勇者「何がおかしい」

木「ここは迷いの森だぞ、ここに来るとは愚かだ」

勇者「なぜここに来ると愚かなんだ?」

木「ここは絶対に抜けられない魔の森」

木「迷い続ければ貴様らは徐々に木になる運命なのだ」

戦士「木になるのはなぜなのか気になるな」

木「それは教えられんなぁ、カカカ」

29おっとっと ◆kh7ef5DSfY:2013/01/11(金) 15:16:04 ID:4ryLUMeQ
下がりすぎたからあげ

30ライン ◆vh2iNh3cVA:2013/01/12(土) 23:21:14 ID:???
勇者「結構迷ったからなもうすぐ木になってしまうかもな」

戦士「いっそこいつら・・・全部もやしちまおうか・・・ひひっ」シュボッ

木「カカ…え?」

勇者「あまりの恐怖におかしくなったか」ガッ

戦士「はっいま俺は何を・・・」ジュッ

木「ひぃぃ…」ザザザ

勇者「おっ木が歩いてる」カシャッ

勇者「じゃなかった歩けんのかよ木がさ!」

戦士「違うな、走っている」

勇者「どうでもいいよ!そんなこと!」

31ライン ◆vh2iNh3cVA:2013/01/13(日) 01:37:33 ID:???
勇者「ところでお前も歩けんのか?」

木「ヒィッ!?あ、歩けますっ!」

勇者「ふっ、ふふふ、ふはははは!!!」

戦士「いきなりなんだよ、気持ち悪い」

勇者「黙れ!いい案が思いついたんだよ」

戦士「ほほー」

勇者「おい、そこの木ども」

木ども「ひぃぃぃぃ!?」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

木「

32ライン ◆vh2iNh3cVA:2013/01/13(日) 01:59:43 ID:???
勇者「よし、道が開いた!」

戦士「うわーさすがにない」

勇者「これでこの森を抜けれるぞ!」

戦士「まぁそれは嬉しいよ?でも勇者のやることじゃないよな」

勇者「必要とあればやるさ、殺しは絶対にしないが」

戦士「よーし脱出するぞってあれ?」グッ

勇者「どうした、ん?」グッ

戦士「あ・・・」ダラダラダラ

勇者「・・・」

戦士「あ、あ、足が・・・」

勇者「見事にひっかけられたな」

戦士「」

33ライン ◆vh2iNh3cVA:2013/01/19(土) 11:51:12 ID:d/1Cur5w
勇者「しっかし驚いたなまったく気づかなかった」

戦士「どうするよおい」

勇者「さぁ?」

???「あのぉすみませんが動かないでもらえますか?」

勇者「動こうにも動けませんけど、あなたはどちら様?」

ドリアード「私は魔王様からこの森の番人みたいなものを任されているドリアードです」

勇者「森の番人様は魔王の命令で俺たちを倒しに来たと?」

ドリアード「木さんたちから悪い奴が来たって聞きましたからですけど」

勇者「悪い奴か・・・」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

貴族「追え!絶対に逃がすな!」プルプル

弓兵s「はっ!」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

勇者「あいつらか!」

34さまさま:2013/01/19(土) 20:10:08 ID:???
お前も悪いっちゃ悪いだろwww

35ライン ◆vh2iNh3cVA:2013/01/19(土) 23:57:48 ID:???
ドリアード「心当たりがあるんですか!?」

勇者「うおっ!?いきなり声を荒げないでくれよ」

ドリアード「あ、すみません戦うの初めてなんですよ」

勇者「初めて?」

ドリアード「ええ、いままで敵が一人も来たことがないんです、守るのが楽でいいんですけどね」

勇者「それってただ単にたどり着けなくて木になっただけじゃ・・・」

ドリアード「え!?そうなんですか、木さんたちが少し増えたな〜とは思ったんですけど」

勇者(気づけよ…)

ドリアード「それで、敵、というのはどんなものなのですか?」

36ライン ◆vh2iNh3cVA:2013/01/19(土) 23:58:28 ID:???
勇者「え?あぁ、うん…確かデブでテカテカしてて湯気が出てんの」

ドリアード「なるほど・・・」

勇者「あ、あと弓持った部下が30人ぐらい!」

ドリアード「弓ですか…苦手ですね…時々火がついてるのとかいるそうですし」

勇者(この子悪い子じゃなさそうだし手伝ってやろうかな)

勇者「おい戦s」

戦士「」

勇者「静かだと思ったら…はぁ…」ゴッ

戦士「寝てませんよ!先生!」

戦士「で、勇者どうした」

勇者「お前はというやつは…」

37ライン ◆vh2iNh3cVA:2013/01/20(日) 19:24:51 ID:???
戦士「おお!この子すごいかわいいな」

ドリアード「かわいいだなんてそんな///」

勇者「話進めるけど!」

勇者「いまからこの森に進行中の貴族たちを追い出そうと思う」

勇者「それには彼女だけではだめだと思う、火矢を使うからな」

勇者「だが俺たちは足がもう使えない、この状況を何とかして打開しようと思う」

ドリアード「手伝っていただけるんですか?それなら」パチン

勇者「何かしたのか?」

戦士「かわいいなぁ」

勇者「お前は黙っててくれよ」

ドリアード「足を見てください」

勇者「足が元に戻ってる…!?」

戦士「これでドリちゃんに近づkいやいや貴族らと戦えるな!」

38ライン ◆vh2iNh3cVA:2013/01/27(日) 16:17:08 ID:???
勇者「あぁもういいよ、戦士お前だけ行って来い」

戦士「お前はどうするんだ?」

勇者「疲れたから寝る」

戦士「そうか…じゃあ行ってくる」

39ライン ◆vh2iNh3cVA:2013/01/28(月) 00:10:23 ID:???
ドリアード「それでは行きましょうか」

戦士「いや、今回は俺だけでいい」

ドリアード「え?でも私のお仕事が・・・」

戦士「ドリちゃんを危険な目に合わせるなんてそんなことできない!」

ドリアード「で、でも」

勇者「大丈夫だってあいつ強いからさ」

戦士「そうそう、任せてくれよ!」

ドリアード「それはとても嬉しいですけど……それでも私は行きます」

戦士「どうしても?」

ドリアード「はい」

戦士「参ったな……」ニヤニヤ

勇者「わかったよ護衛だろ?」

戦士「自分から進んで言い出すなんて変わったな」

勇者(よく言うよ)

40ライン ◆vh2iNh3cVA:2013/02/03(日) 12:03:36 ID:???
貴族「くそっ奴らめどこへ消えた!」

弓兵「貴族様〜!」

貴族「どうした?」

弓兵「奴らが攻撃を仕掛けてきてほとんど壊滅状態です!」

貴族「何!?」

41ライン ◆vh2iNh3cVA:2013/02/03(日) 12:13:16 ID:???
戦士「オラオラァ!雑魚どもにようはねぇんだよ!」

弓兵「ぐぁぁああ!!」

ドリアード「さっきとまるで別人ですね」

勇者「いつも戦いたくないーとか言うくせになんで張り切ってんだよ、あいつ」

戦士「ハハハハハ!!」

弓兵「ここからなら射ることが」ギリリ

戦士「あ?させるかよぉ!」ダッ

メキメキ

弓兵「ヒィッ!?」

戦士「こんなちんけな武器で倒せるとでも思ってたのか!?馬鹿どもが!」

勇者(…銃機構いらなくね?)

勇者「じゃなかった、おい戦士!ちょっとお前正気に戻れ!」

ドリアード「え、どうかしたんですか?」

勇者「あいつ狂戦士の呪いってのがかけられてて戦うとああなるんだ」

勇者「だから早く克服させようと戦わせようとしてたんだけど」

戦士「あぁん?もう終わりか?チッつまらねぇな」

42名無しのうさぎさん:2013/03/09(土) 00:00:00 ID:???
弓兵「早く、撤退を!」

貴族「くっこの私が敵に背を向けろとは……」

貴族「背に腹は代えられんか、全員全速力で撤退だ!」

弓兵s「ハッ!」

43 ◆vh2iNh3cVA:2013/03/13(水) 00:24:46 ID:???
戦士「ハハハッ!ほらほら足動かさないとぉ!」

ガッ

弓兵「ガハッ……たす……け……」

戦士「雑魚が、死ね」ブン

44 ◆vh2iNh3cVA:2013/03/13(水) 00:25:53 ID:???
ガキィン!シュルシュル

戦士「うん?」

勇者「いい加減にしろよ戦士」

ドリちゃん「戦士さん、あなたには幻滅しました」

戦士「!?、ッ!?」ガクッ

勇者(狂化した戦士は自力で戻れないに等しい)

勇者(しかし戦士の潜在意識に直接ダメージを与えることで)

戦士「」

勇者(簡単に落とすことが)

戦士「ハハハッ!いいじゃん、やってやる!」

勇者(あれー??)

戦士「この程度で心が折れるとでも思っていたのか」

勇者「作戦失敗か!ドリアードさんは下がって!」

ドリちゃん「は、はい!」

45 ◆vh2iNh3cVA:2013/03/18(月) 21:39:41 ID:???
戦士「だがな勇者、傷ついたんだよ」

戦士「俺の心はな!傷ついちまったんだよ!必ず息の根を止めてやる」

勇者「さっきの奴らを殺していないお前にそれができるのか?」

戦士「あいつが攻撃をずらしたりしていることは知っていた」

勇者「なら」

戦士「残念なことに完全に落ち込んでいるから手加減などはない、全力だ」

46さまさま:2013/03/18(月) 21:52:32 ID:???
デリケートな戦士か···

47 ◆vh2iNh3cVA:2013/03/18(月) 21:53:22 ID:???
勇者(うわぁ……筋肉馬鹿とやりあうとかやりたくねぇぇぇ)

勇者(目的は達したし逃げてもいいかなぁ)

戦士「」イライラ

勇者(逃げだしたら後ろからザックリのパターンが見える…!)

48 ◆vh2iNh3cVA:2013/03/19(火) 20:43:20 ID:???
勇者「な、なぁ物は相談なんだが」

戦士「遺言か?伝える相手もいないのに」

勇者「お前も同じだろ?てか違うし」

戦士「なら聞く気はない」

勇者「えっちょっと」

戦士「オラァ!」ブンッ

勇者「嘘だろ!?」

49ここから少し説明を付与します ◆vh2iNh3cVA:2013/03/19(火) 22:27:50 ID:???
勇者は横に跳んで戦士の攻撃をかわす
次の瞬間、勇者がいた場所には穴が開いていた

勇者「おいおい、いくらなんでも威力やばいぞこれは・・・」

戦士「涼しい顔して、言ってくれるねぇ」

勇者「いや、冷汗びっしょりだっ」

戦士「次はこうはいかないけど大丈夫か?」

勇者「大丈夫じゃねーよ!」ダッ

言い終わる前に戦士に向かい走りだす
それに対し戦士は得物を力強く横にふるう

勇者「どうしたんだ?当たる訳がないぜ」

戦士「残念だが終わりのようだ」

ザクザクッ

勇者「!?」

ふるっただけのように思えたその一撃は勇者を切り裂いた
ただ、それは刃によるものではなく
銃剣の銃機構に備わっている爆発を使い、速さをあげ、空気の刃を発生させた
空気の刃は目には見えず、勇者は気が付かなかった

50面倒だったんで付与やめます ◆vh2iNh3cVA:2013/03/27(水) 02:00:20 ID:???
戦士「楽しませてくれよ、つまらないだろう?」

勇者「こ、こんなの全っ然きいてないし」

ポタポタ

戦士「やせ我慢はよくないなぁ」

勇者「じゃあすごい痛い」

戦士「もっと傷つけてなぶり殺しにしてやるよ」ニタァ


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