【閲覧注意･･･？】不気味な・不思議なSS集 - 1350321698

1：名無しのうさぎさん：2012/10/16(火) 02:21:38 ID:j9JcvH7k: なんか初SSだけどがんばる＼(｡∀゜)／
このスレが立った詳細はその辺の人に聞いてくれ

速度は暇潰しにたまに書いてく程度ですごめんね＼(ﾟω。)/
15：名無しのうさぎさん：2012/10/16(火) 02:51:20 ID:j9JcvH7k: 老婆「お前さん、あいつにここに来るなと言われてんだろ？？」

みよこ「…なんで、知って…るの…？」ｶﾀｶﾀ

かける「みよこちゃん…？」
16：名無しのうさぎさん：2012/10/16(火) 02:55:45 ID:j9JcvH7k: みよこ「お、おねがい！！おじちゃんにこのこと言わないで！」

老婆「お前さんざ勝手にあいつのいいつけを破ったんだろうに」

かける「あ…あの！！ぼくたち、その、みよこちゃんのお母さんのこと、聞きに来たんですけど…」

老婆「……………ふーーん」ﾆﾀｧ
17：名無しのうさぎさん：2012/10/16(火) 02:58:40 ID:j9JcvH7k: 老婆「お前さんたち、今日はもう帰んな。」

みよこ「………っ」

老婆「帰んな。」

みよこ「…」ｶﾀｶﾀ

かける「い、いこう、みよこちゃん…」
18：名無しのうさぎさん：2012/10/16(火) 03:00:50 ID:j9JcvH7k: ――――――

かける「じゃあ、ばいばい、またあした、よーちえんでね」

みよこ「………うん」

ガチャッ

みよこ「……………。」

中年男「おう、帰ってきたか。」
19：名無しのうさぎさん：2012/10/16(火) 03:01:58 ID:j9JcvH7k: すまん、今からバイトだわ…orz
意外と時間かかるんだな…
20：名無しのうさぎさん：2012/10/16(火) 03:04:56 ID:y0VhDKzE: おう、頑張れ！
結構速いとおもうけどなー
21：名無しのうさぎさん：2012/10/16(火) 04:59:28 ID:j9JcvH7k: 中年男「なあ、さっき電話があってなあ…！」

みよこ「………っ！」

中年男「てめぇとてめぇの親父の面倒みてやってんの誰だと思ってんだ？あ？」

みよこ「ごめんなさい…でも…お母さんは…」
22：名無しのうさぎさん：2012/10/16(火) 05:04:32 ID:j9JcvH7k: 中年男「うるせぇんだよ！ありゃ事故だっつってんだろうがよ！

中年男「じゃあ何か？？俺が殺したって、お前そう言いたいんだな？？」

みよこ「…………」

中年男「飯食わせてもらってる分際でしょぼい言いつけひとつ守らず挙げ句に人を犯人扱いしやがって。おもしれぇじゃねぇか。」

みよこ「………っ！！」
23：名無しのうさぎさん：2012/10/16(火) 05:10:44 ID:j9JcvH7k: ―――――――――

かける「で、たしか『また幼稚園で』とか言って別れたっきり、みよこちゃんは二度と幼稚園に現れなかったっていう。」

たけし「おい…それまじ怖いじゃん」

かける「お前が怖い話しろって言ったんだろ？」

たけし「そりゃそうだけどよ…。あ、ところでよ、同居してるってそのおっさんってのは父親じゃないんだよな？？」

かける「うん」
24：名無しのうさぎさん：2012/10/16(火) 05:13:46 ID:j9JcvH7k: たけし「じゃあ父親もいなかったってことか？」

かける「いや、みよこちゃんのお父さんはたまに見かけたよ。幼稚園の運動会にも来て写真撮ってくれたの覚えてる。」

たけし「そのおっさんとセットでか？」

かける「ああ。だからあれはあれで謎だったな。みよこちゃんのお父さんはふたりいるのかとか考えてたと思うわ」

たけし「誰なんだろうな」
25：名無しのうさぎさん：2012/10/16(火) 05:15:52 ID:j9JcvH7k: かける「ちなみにそいつ逮捕されたよ」

たけし「は？」

かける「小さなスーパー強盗入ったってさ。」

たけし「みよこちゃんは今どうしてんの？」

かける「…………。」
26：名無しのうさぎさん：2012/10/16(火) 05:19:08 ID:j9JcvH7k: かける「俺がこの中学に入学して少し経った頃、一度だけ会ったよ…。」

たけし「え？どこで？？」

かける「うん…、どうしても思い出して気になったから、色々聞いて回ったんだよ。そしたら、いつの頃からか施設に入ってたらしくてさ、そこの場所教えてもらって行った。」
27：名無しのうさぎさん：2012/10/16(火) 05:26:20 ID:j9JcvH7k: たけし「初恋の相手だろ～？どうだったよ？？可愛くなってたか？どんな話したんだ？青春だね～」

かける「口開けっぱなでずーっと『あーー』とか言っちゃっててさ。話どころじゃなかったよ。目なんか両方ないしさ。」

たけし「……は？」

　　　　　　　　1.みよこちゃんのおかあさん
28：名無しのうさぎさん：2012/10/16(火) 05:26:55 ID:j9JcvH7k: うわ完って入れ忘れたかっこわる…

いちおう終わりですヽ(・∀・)ノ
29：名無しのうさぎさん：2012/10/16(火) 05:28:58 ID:y0VhDKzE: 乙です！
確かにちょっと怖いがおれには胸糞要素が大きく響いたわww
老いぼれとおっさんがウザいwww
30：名無しのうさぎさん：2012/10/16(火) 05:35:17 ID:j9JcvH7k: 老いぼれ俺お気に入りなんだけどなww

この話は最後の1レスを始めにつくって、タイトルを"適当に"決めてそっから辻褄あわせていく形で1レスずつその場で即興で書いていきましたww
31：名無しのうさぎさん：2012/10/16(火) 05:38:18 ID:y0VhDKzE: なるほど…
ちゃんとした話になってるしテンポ良いしすごいな
32：名無しのうさぎさん：2012/10/16(火) 05:43:47 ID:j9JcvH7k: >>31
怖い話書こうとしたけど後半サスペンス色強くなってしまったのがミスだな…。そのせいで胸糞要素も倍増したしwww

でお母さんのこととかおっさんとみよこちゃん一家の関係性とかは解明しないようにしてみた。そのせいでまた胸糞要素が倍増したwwww
33：名無しのうさぎさん：2012/10/16(火) 05:46:05 ID:y0VhDKzE: いいじゃないか、これだけ書けるのはすごいと思うぞ
しかもこんな時間にww
34：名無しのうさぎさん：2012/10/16(火) 05:48:43 ID:j9JcvH7k: 次回作はどうやって書いていこうかなぁ。
この書き方気に入ったけど矛盾とか着地点見失いそうで怖いっていうww
35：名無しのうさぎさん：2012/10/16(火) 05:51:06 ID:y0VhDKzE: SS作家の先輩方に聞くのが一番ぢゃよ
36：名無しのうさぎさん：2012/10/16(火) 05:53:53 ID:j9JcvH7k: >>35
人とおんなじことするの得意じゃないんだよねーww
それにSSのような飽和状態のものを人とおんなじ風にやってもしょうがないかなって思って。
37：名無しのうさぎさん：2012/10/18(木) 21:19:02 ID:j9JcvH7k: ２. ＨＯＮＥＹ
38：名無しのうさぎさん：2012/10/18(木) 21:21:08 ID:j9JcvH7k: 男「なあ、友よ。」

友「なんだ男。」

男「久々にあの世へ行こうかと思う」

友「ちゃんと申請してるんだな？」

男「お前の分もなwww」

友「」
39：名無しのうさぎさん：2012/10/18(木) 21:24:38 ID:j9JcvH7k: 友「俺はいかないぞ？」

男「なんでだよ」

友「俺風状態になるの嫌い」

男「なんでだよ」

友「寒いし体力使うし」
40：名無しのうさぎさん：2012/10/18(木) 21:25:56 ID:j9JcvH7k: 友「だいたい何しに行くんだよ？」

男「わかってんだろ？」

友「まさかまた彼女かよ…」

男「浮気してたらやじゃん」
41：名無しのうさぎさん：2012/10/18(木) 21:27:08 ID:j9JcvH7k: 友「お前なぁ…ふつう俺のことは忘れていい人と幸せになってくれとか思ってやるもんだろ…？」

男「死んでまで綺麗事言うやつがあるか」

友「なんてやつだ…」
42：名無しのうさぎさん：2012/10/18(木) 21:28:13 ID:j9JcvH7k: 友「だいたい行ったところでどうしようもないだろ？？」

男「いや、今度こそこの世に連れてきてやんよ」

友「なんてやつだ……」
43：名無しのうさぎさん：2012/10/18(木) 21:31:21 ID:j9JcvH7k: 友「ともかく、そんな用で行くんなら俺は行かないぞ」

男「いやぁいまだに改札の通り方よくわかんねぇんだよ…」

友「だからビューンってやってつむじ風になってヒュッ、って通ればいいんだよ」

男「いやわかんねえって」
44：名無しのうさぎさん：2012/10/18(木) 21:33:13 ID:j9JcvH7k: 友「しょうがないやつだな…」

男「おお！いっしょに来てくれるか！」

友「だいたい何日分取ったんだよ？」

男「10日分」

友「はぁ！？10！？まさかあの世換算での10日じゃねえよな？？」

男「いや、あの世での10日」
45：名無しのうさぎさん：2012/10/18(木) 21:35:40 ID:j9JcvH7k: 友「っざけんな！３週間もこっち留守にするとか無理だわボケ！！」

男「え、なんで」

友「アホ！天使飼ってんだ！！誰がエサやりとかするんだよ！」

男「え…おまえ…天使なんか飼ってんの…？」

友「…あ」
46：名無しのうさぎさん：2012/10/18(木) 21:39:41 ID:j9JcvH7k: 男「見かけによらずかわいいなお前…。」

友「う、うるせえ…」

男「世話はなんか、友達とか頼めよ」

友「お前しかいねぇよ…」

男「見かけによらずぼっちかよお前…」

友「う、うるせえ…」
47：名無しのうさぎさん：2012/10/18(木) 21:42:33 ID:j9JcvH7k: 男「じゃた俺の友達に頼んどくから」

友「お前の友達で天使飼えるやつなんかいんのかよ…」

男「女友達のひとりにブリーダーやってる子がいる」

友「見かけによらずリア充だなおい…」
48：名無しのうさぎさん：2012/10/18(木) 21:46:29 ID:j9JcvH7k: 男「じゃあ、明日出るから準備してろよ」

友「早すぎるわ」

男「えー？」

友「あの世の感覚いい加減忘れろ」

男「じゃああさってな」
49：名無しのうさぎさん：2012/10/18(木) 21:52:00 ID:j9JcvH7k: ーーーーーあさってーーーーーー

男「おはよう、友」

友「…おう」

男「やけに厚着だな」

友「だから寒いのやなんだって」

男「まあいい、行くぞ」
50：名無しのうさぎさん：2012/10/18(木) 21:57:31 ID:j9JcvH7k: ーヘブンズゲートー

男「うわっ、混んでんなぁ」

友「ああ、そういやそろそろ盆か」

男「盆？？」

友「なんか日本のあの世ではそういう日があって墓参りにくるんだとよ」

男「どうりで足なし白装束の霊が多いわけだ」
51：名無しのうさぎさん：2012/10/18(木) 22:01:04 ID:j9JcvH7k: 友「あーあ、待つぞ、これ。」

男「いや、ちょっと頑張って優先権申請した」

友「まじ！？たしかひとりにつき5600h＄だよな？？」

男「うん、当分なんも買えねえわ」
52：名無しのうさぎさん：2012/10/18(木) 22:07:59 ID:j9JcvH7k: ー23番ゲートー

天女「はい、次の方」

男「ども」

天女「こちらは優先権申請済みの方専用ゲートです」

男「はい」

天女「えーと…。はい、たしかに。20天日間の」
53：名無しのうさぎさん：2012/10/18(木) 22:11:24 ID:j9JcvH7k: 天女「20天日間の滞在になります。では、ゲートをくぐって奥の改札からどうぞ」

男「はーい」

天女「改札の通過はすむーずにお願いしますね。では、よい旅を」

男「は、はーい」
54：名無しのうさぎさん：2012/10/18(木) 22:12:47 ID:j9JcvH7k: 男「さて…と。じゃあ、頼むわ」

友「やれやれ…しっかり捕まってろよ？」

男「はーい♪」

ビューン！

………ヒュッ！
55：名無しのうさぎさん：2012/10/18(木) 22:14:39 ID:j9JcvH7k: ーーーーーあの世ーーーーーー

友「うわっ寒いっ」

男「お、おい！まてまておいてくなって！速ぇよ…、おーーい！」

友「風になったらもう止まれねぇよはやくこい！ww」

男「ちょっ…まだ慣れねえこれ…」
56：名無しのうさぎさん：2012/10/18(木) 22:19:20 ID:j9JcvH7k: 友「ああああ寒い寒い」

男「…なぁ、あのビューンってあとのヒュッってどうやるんだよ…」

友「ヒュッってすればいいんだよ」

男「わかんねぇ…」

友「それより彼女どこにいるのかわかんのか？」

男「こっち今夜だし家だろ。しかしミスったな。真っ暗でこれじゃ俺らがどこにいるのかわかんねえわ」

友「もっと地上に近づくか」

男「あ、ちょ、待ってってば」
57：名無しのうさぎさん：2012/10/18(木) 22:22:08 ID:j9JcvH7k: ふぅ、とりあえずここまで。
続きはまたちょっとしたら書きます。

分かりにくいと思うから一応、
今かいてるのは>>37からのスタートです。
58：名無しのうさぎさん：2012/10/18(木) 22:49:53 ID:y0VhDKzE: お、やってるねー
59：名無しのうさぎさん：2012/10/18(木) 22:59:51 ID:/.gBRdSk: つまんなすぎてうんこもれた
もうみない
60：名無しのうさぎさん：2012/10/19(金) 01:39:52 ID:j9JcvH7k: 友「やっぱこっちは全てが遅いなぁ。」

男「うん、約半分の速さだもんな」

友「彼女の家この辺だっけ？」

男「うん…って今通り過ぎたわ！」
61：名無しのうさぎさん：2012/10/19(金) 01:42:16 ID:j9JcvH7k: 友「もっと早く言えよなぁ…」

男「お前が速すぎるんだよ…」

友「家の中にいるならどうしようもないな…」

男「え？入っちゃおうぜ、見えないし。」

友「ばーか、家のなかで風が吹いたら大事だろーが。」

男「あそっか今俺風かぁ…」

友「んで…いつまでこうして家の上をぐるぐる回ってるつもりだ？？」
62：名無しのうさぎさん：2012/10/19(金) 01:46:58 ID:j9JcvH7k: 男「とりあえずどうすればこっちから連れ出せるかな？」

友「お前さぁ…彼女殺そうとしてんのと同じだぞそれ…」

男「でもお互いその方が…」

友「まあ…方法はないこともない」

男「マジで！？」
63：名無しのうさぎさん：2012/10/19(金) 02:06:34 ID:j9JcvH7k: 友「殺せばいいんだよ。お前が。」

男「どうやって？」

友「突然の強い風が吹いて、マンションのベランダから植木鉢が落下、運悪く彼女の頭の上に落ちちゃった。その風役になればいい。」

男「死後1年の俺にはそんな強く吹くのは無理だわ…」

友「まあな。植木鉢は無理だわな。」
64：名無しのうさぎさん：2012/10/19(金) 02:12:57 ID:j9JcvH7k: 友「ともかく、この要領でお前という風が何か死因になるように吹けばいいんだよ。」

男「って言ってもなぁ…」

友「それより俺疲れたよ…。墓で仮霊体になって寝ようぜ…」

男「じゃあ、また朝にここで落ち合うか」

友「うい。わかってると思うが仮霊体で出歩くなよ？」

男「おう、わかってるよ！んじゃ、また朝な」