レス数が1スレッドの最大レス数(1000件)を超えています。残念ながら投稿することができません。
勇者「揺るがぬ誓いと」魔王「揺れ動くキモチ」
-
勇者「このSSは、『戦士「磯野ー!魔王倒しに行こうぜー!」勇者「だが断る」』というスレタイ詐欺SSの続編です」
魔王「新参の人は、先にそっちを読まないとわけわかんなくなっちゃうよ、」
勇者「さあ、始まるよ!」
魔王「ポンキ○キ!」
勇者「違う!魔王それ違う!!」
魔王「えっ!?違うn
しばらくおまちください
-
代々、魔王様の側近には『万能』の魔力を持った者のみが選ばれてきた、
どんなときでも、どんな風にでも、どんな相手にも対応できるように、との事だ
側近「魔王様、お勉強の時間です」
魔王「やだ」
側近「やだじゃないですよ、」魔王「やーだー!!」じたばた
側近「困りました···どうしましょう」
魔王「う〜〜!」
-
魔王「遊びたい!」
側近「だめです、お勉強しましょう」
魔王「なんで?」
側近「その方が魔王様のためになるからです」
魔王「私は魔王じゃないもん!『次期』魔王だもん!」
側近「ですから、なおさらお勉強しなくてはいけません、」
側近「次期魔王が決められたということは、次期勇者の存在が確認されたということですから、」
-
魔王「側近の馬鹿!」
側近「はい、」ツーン
魔王「ぐぬ···」
側近「文字を読むのが嫌なのでしたら、読み聞かせのようにしますから、」
魔王「じゃあお願い、」
側近「はい、今日は、そもそも魔王と勇者、この二人の存在が、世界にどんな影響を与えたかについてお勉強しましょう」
-
側近「かつて世界は、たくさんの国があり、国によって土地の奪い合いをしている所もありました、」
側近「戦争、というやつですね、」
側近「ところがある日、ある青年が氷付けになった初代魔王様を見つけました、」
側近「その青年が、初代勇者です」
側近「眠りから覚めた魔王は、理性、意識がなかったそうです、破壊を繰り返すモンスターと化していました、」
-
側近「漏れ出た魔力は、魔族と化し、いつしかそのモンスターは魔王と呼ばれるようになりました」
側近「世界各国で、魔王に対抗すべく同盟が組まれ、一つの王国となり、戦争は無くなりました、」
側近「ですが、次に待っていたのは人間と魔族の殺し合い、」
側近「人間は魔族に、魔族は人間に、怨みを募らせる一方でした」
-
側近「しかし、そこに勇者が現れ、」
側近「魔王を倒し、世界に平和が戻りました」
側近「しかし、それによって魔族の人間に対する怒りはさらに膨らみ···、」
側近「二代目魔王が、誕生しました」
側近「人間達は再び初代勇者に助けを求めました、ですが、初代勇者はなぜか放心状態で、とても魔王と戦える状態ではありませんでした」
側近「そこに、二代目勇者が名乗りを挙げました」
-
側近「するといつのまにか、、魔族が人間に向けていた憎しみは勇者に、」
側近「人間が魔族へ向けていた憎しみは、魔王様へと向けられていました、」
側近「···魔王様?」
側近「っていない!?何処に行ったんでしょう···?」
-
七代目側近「魔王様!次期魔王様が逃げ出したようです」
七代目魔王「ん、そうか」
七代目側近「そうかって!急いで捜索部隊を!」七代目魔王「いらねえよんなもん」
七代目魔王「どうせ俺は負けねえから、そもそも次期魔王なんて必要ねーし、」
七代目魔王「それに、チャンスだろうが、あいつの側近の実力を測る···な、」
七代目側近「···もう、」
-
魔王「脱出成功!」
魔王「どこに行こうかなー、」
魔王「あっちのほう行ってみよっと!」
-
魔王「うわあ···綺麗···!」
魔王「一面のお花畑···初めて見た···!」
???「君···だれ?」
魔王「あ、なんだ、もうだれかいたのね、」
???「うん、」
魔王「君···人間?」
???「えっ、うん、そうだけど」
魔王「名前はなんていうの?」
???「僕は···」
-
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
側近「探知魔法!」
側近「魔王様···(一体どこに···)」
側近「!見つけた!(!?これって···王国の近くに!?)」
側近「魔王様が危ない!急がないと!」
-
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
勇者「僕は勇者って言うんだ」
魔王「へえ、私は魔王って言うの、」
勇者「魔王···?どこかで聞いたような···」
魔王「勇者って名前も、どこかで聞いたような気がするわ」
勇者「もしかして···」
-
魔王「私たち、前世で夫婦だったとか···?」
勇者「あはは!」
魔王「?」
勇者「君って面白いんだね、ねえ、一緒に遊ぼうよ!」
魔王「うん!」
-
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
勇者「はーっ、遊んだなあ···」
魔王「あっ···もうこんな時間かあ···」
側近「魔王様ーーっ!!」
魔王「げっ!」
側近「全くもう!王国近くまで一人で出歩くなんて考えられません!」
魔王「ごめんね、お迎えきちゃった」
勇者「ううん、楽しかったよ」
-
魔王「あれ?そういえば、勇者くんには家族は居ないの?」
勇者「···うん、選ばれし者の宿命···?って言ってたかな?とにかく僕には家族はいないんだ」
魔王「えへへ、私と一緒だー」
勇者「そうなの?」
魔王「うん、」
魔王「だから私、大きくなったら勇者くんのお嫁さんになる!そうすれば私も勇者も家族ができるよね!」
勇者「ありがとう、魔王ちゃん!」ニコッ
魔王「またね、勇者くん」ニコッ
側近「(全く···)」
-
側近「いいですか魔王様、あなたはいずれ魔界の王になるという事を自覚して···」
魔王「側近、おんぶして」
側近「···はあ、仕方ないですね、」
魔王「んむぅ···」
側近「眠いんですか?」
魔王「ん···」コクン
側近「(あまり揺らさないようにゆっくり行ってあげよう)」クスッ
-
側近「着きましたよ、」
魔王「んぅ···」
側近「ほら、お風呂に入りましょう、」
魔王「入れて···ついでに洗って〜···」Zzz
側近「もう、魔王様···」クスッ
側近「はっ!?(いけないいけない!あくまでこの人は魔王!『もう』とか『全く』とか言っていい相手じゃなかった!)」
-
側近「じゃあ、脱がしますよ、」
魔王「ん···」
スルリ
側近「(綺麗な肌···)」
魔王「···側近?」
側近「ああいや、すみません···」
側近「はい、脱がし終わりました」
魔王「う···」
側近「それじゃあ、お背中を流しますね、」
魔王「よろしく〜···」
-
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
勇者「運動会とかの写真はないの?」
側近「あるわけないでしょう!?」
勇者「体操服にブルマ姿の魔王···見たかった」ガクッ
側近「禿同です」
ラミア「というか、側近としての仕事を忘れてないかしら?」
側近「」
側近「いってきます!!」シュバッ
勇者&ラミア「(ああ忘れてたんだ)」
-
側近「魔王様!」ガラッ
魔王「あ、どこいってたのよ」
側近「あ、いえなんでも···」
魔王「ちょうどいいわ、あんたに用があったのよ、」
側近「え?あ、はい!」
魔王「実はね···」
-
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
勇者「さーて、終わりが近くてなにしたらいいかわからないなー」
戦士「だよな、」
弓使い「ていうか作者が次から次へと新章をもってくるからいけないんですよ」
騎士「少し続編でも書くか、という安易な考えからここまで続くとはな、」
盗賊「おかげでタイプ能力が向上しまくりなんだろうな、」
-
側近「そういうことは言っちゃだめですよ、」
弓使い盗賊騎士「てへぺろ」
勇者「あれ?側近なんか用か?」
側近「いえ、今回はまだそういうわけではありません、」
戦士「今回はってなんだよ」
側近「作者の都合です」
戦士「お前も言ってるじゃねえか!」
-
側近「(しかし、だれも想像しないだろうな、)」
弓使い「アメなめます?」
盗賊「おいひい」
騎士「うまひ」
側近「(地上最強の軍団がアメでほんわかしてるなんて···)」
弓使い「側近ひゃんもどうれふか?」
側近「ありがとうございます」
側近「あ、おいしい」
-
勇者「たまにはこうやってまったりすんのもいいよな、」
戦士「ああ、息抜きも必要だ、」
弓使い「なんていうか···幸せですね、私達」
騎士「仲間達と一緒にいて、くだらない話をする、これ以上の幸せはそうないだろうよ、」
盗賊「だな、」
側近「···(でも、今のままじゃ···)」
-
側近「···皆さん、少しいいですか?」
勇者「ん?」
側近「私と、戦ってみてください」
勇者戦士騎士弓使い盗賊「「「!?」」」
側近「···」
-
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
戦士「なあ、本当にやるのか?」
側近「はい、殺すつもりで来てください···」
戦士「···どうなっても知らねえぞ!(双大戦斧憑依!戦神モード!!)」
戦士「うおおおお!」
側近「···」
-
戦士「!?」フワッ!
側近「転送魔法···浮遊魔法···」ブツブツ
側近「···重力魔法!」
ズドォォ···オオン!
戦士「かはっ···!?」
勇者「!なっ···!?」
騎士「戦士が···負けただと!?」
-
盗賊「はっ!!おもしれーじゃん!」ダッ!
側近「···創造魔法···電撃魔法···」ブツブツ
盗賊「影の手!!(対象、側近!!)」
側近「合成魔法!!」
盗賊「!?があっ!?」バチバチッ!!
盗賊「!!(電撃を纏ったデコイ···!)」
騎士「影の手の射程の短さが仇になったか···!次は俺だ!」
-
騎士「光の足!!(まず背後に回って···!)」
側近「探知魔法···」ブツブツ
騎士「(もらった!)」
側近「転送魔法···」シュン
騎士「(消え···!?)」
側近「速攻魔法!」ズドン!!
騎士「ぐっ!?」ズザアア
騎士「(なんとか防いだが···)手加減されてしまったな···敗けだ」
-
弓使い「じゃあ、次は私が···」
側近「ああ、弓使いさんと勇者はやる必要はありません、」
勇者「え?そうなの?」
側近「はい、私がこの三人と戦ったのは、それぞれの欠点を無くすためです」
側近「仮にも魔王様を守る幹部ですから···『欠点を見抜く』魔王様を倒せるレベルの強さになってもらわないと困りますから、」
-
側近「戦士は、自分自身に魔法が効かないから、正面からつっこんできましたが、属性魔法以外の魔法なら通じる事を自覚していなかったのが敗因です、」
側近「盗賊さんは、腕が対象以外をすり抜けるスキルを使いますが、逆に『腕以外はすり抜られない』事と、『腕は対象以外はすり抜けてしまう』事を考えていなかったのが敗因です、」
側近「騎士さんは、光速で動く事が出来ます、しかし、『曲線的な移動が出来ない』、しかも攻撃する時には『近くで一瞬だけ停止して照準を合わせ』なければならない、それを自覚していなかったのが敗因です、」
側近「そして、この三人に共通して言える事は、『スキルに頼り過ぎている』こと!」
戦士盗賊騎士「!!」
側近「どんなスキルでも欠点があります、そして頼り過ぎれば欠点をカバーすることも出来なくなる、」
側近「もう一度自分の能力を見つめ直してみてください、」
戦士盗賊騎士「はい···」ボーゼン
-
勇者「なんつーか、実感するな、あいつが魔王の側近だって事、」
弓使い「側近さん、あんなに強かったんですね···」
勇者「そりゃあな、アサリさんには負けたって話だけど、それは相手の事がよくわかっていない初戦だったからだろうな」
勇者「側近は、二度は絶対負けないんだよ」
弓使い「へえ···」
勇者「それはそうと、なんで急にこんな話を?」
-
側近「その理由は···神にでも聞いてきてください」
勇者「?」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
勇者「おーい、神ー!」
リオ「あー」
神「よくきたな、勇者」
勇者「···なんでリオいんの」
神「はっはっは!リネット達が蘇ってるんだ!リオが蘇ってても不自然じゃあるまい?」
勇者「そりゃそうだけどさあ、てか、神に聞きたい事があってだな、」
勇者「なんで急に戦士達の欠点を指摘させたんだ?」
神「そりゃあ、欠点はあるよりないほうがいいだろ?」
-
勇者「そうじゃなくてさあ···」
神「はー、わかったよ、本当の事言うよ」
神「実は、リオは本当に世界を滅ぼすつもりだったんだよ」
勇者「は!?」
リオ「うー···」
神「世界を守る為じゃなく、世界を救う為に自分の心と戦ったお前に感化されて、即興で『世界の再構築とアップデート』のシナリオを作ったんだってよ」
勇者「そうだったのか···」
-
神「そもそも、世界を滅ぼすシナリオを作った理由は『辛かった』からなんだよ」
神「普通、勇者と魔王の戦いは数年で決着し、世界が進化する、」
神「ところが、20年近くもの間、世界すべての運命を背負うリオが、その負荷に耐えきれなかったんだ」
神「だが、お前のおかげで、運命は1人1人が背負う世界になった、突然誰が何を起こしてもおかしくない世界になってしまったんだ、」
神「だから欠点を早めに無くさせたってわけだ」
勇者「そうか···ぞうなんだよな、」
-
勇者「でも、なにが起こるか分からないくらいが、一番面白い、」ニッ
神「···ふっ···」
-
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
側近「戦士はスピード、盗賊さんはパワー、騎士はスタミナ、」
側近「それぞれ、三人が魔力解放スキルで弱体化する物です、」
戦士「ふむ···」
盗賊「へえ···」
騎士「ほう···」
-
???「···」
???「キヒヒッ!」
盗賊「ん?」
戦士「どうした?」
盗賊「今なんか···」
側近「!戦士達の弱点を見られてた!?(探知魔法!!)」
側近「···やっぱり!追いますよ!」
戦士「ああ!!」
-
騎士「もう追っている!」
???「!(速い···)」
騎士「光の足など使わなくても···速さでは誰にも負けん!!」
???「キヒッ!」ズズ···
騎士「!!(この感じ···!まさか!!)」
???「恐化衰月···」
騎士「!!!」ゾワゾワッ!!
騎士「くっ!?」バッ!!
-
騎士「(しまった!思わず飛び退いてしまった···!)」
???「キヒッ」
弓使い「これ···!呪いの力···!」
戦士「なんだと!?」
盗賊「ってことはこいつは!」
ライト「ご名答、俺は光使いのライト···キヒッ」
戦士「まだ知らない奴がいたとはな···!ってか、光ってことは···!」
騎士「かなり上位に入る呪いの持ち主···!」
-
ライト「いいや、残念だけど、光には思念が籠りにくくてね···キヒヒッ!!キヒッ!キヒ!!」
ライト「まあ、それでも···」
ライト「君らを倒すだけの力はある···キヒッ!!」
戦士「···嘗めてんじゃねーぞ」
ライト「キヒ?」
戦士「聖神モード!!」
ライト「ぎゃはああああっ!?」メキメキ!!
-
戦士「あんだけ痛い目会ったんだ···!リネット達に協力してもらって、呪いに対抗する方法を手に入れたんだよ!!」
ライト「ぐうっ!?(予想外!!ここは周囲の光をすべて消して、逃げるしか···!)」
戦士「!(周囲が暗く···!)」
弓使い「逃がしません!!」
ライト「なっ!?(こいつ見えてるのか!?探知魔法!?いや!違う!?もっと正確な···!)」
弓使い「はああああっ!!」バシュバシュバシュ!!
ライト「があっ!?(嘘だろ···!)」
ライト「(こいつら、魔力なんて使わなくても···!)」
戦士「終わりだ···!」
-
側近「はい、そこまでです、」
戦士「は?」
ライト「ういー、お疲れさまでしたー、キヒヒッとか変な笑い方疲れましたわー、」
側近「お疲れさまでした、」
戦士「···おい、もしかして今のって···」
「俺達の成長を見るための芝居かよ!?」
-
側近「はい、予想以上でした、」
戦士「お前な···」
盗賊「はあ、なんか無駄に疲れたぜ···」
騎士「だな···」
勇者「よっ、凄かったじゃないか、」
戦士「見てたのかよテメエ···」
勇者「まあ、仮にもリーダーだからよ、仲間の成長くらい見守らないとな、」
-
勇者「···さて、こっから忙しくなるぜ、」
戦士「今まで以上に、か···」
勇者「嫌か?」
戦士「いや···」
戦士弓使い盗賊騎士「楽しみだ!」
勇者「ははっ!」ニッ
勇者「よし!お前らー!夕陽に向かってダッシュだー!」
戦士弓使い盗賊騎士「え、嫌だけど」
勇者「···」
勇者「つ、続く!かもしれない!」
-
はい、終わりです
続きも書きたいけど、もう少し考えてからにしようかな
-
なんかもうこれってSSじゃない···気がする、短くないし
でもストーリーが浮かぶ限り書きたいです
-
おつかれさまさま〜!
俺もSSやってみようk…いや無理だなw
-
>>998
諦めんなお前!どうしてそこで諦めるんだそk(ry
-
1000!
|
|
掲示板管理者へ連絡
無料レンタル掲示板