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戦士「磯野ー!魔王倒しに行こうぜー!」勇者「だが断る」

686名無しのうさぎさん:2012/07/08(日) 17:52:55 ID:.Fc/zNAc
六代目勇者「いえ···充分です」

六代目勇者「くそっ!!出せ!!」

アサリさん「え?本当にいいの?」

六代目魔王「?ええ」

アサリさん「マジで?」

六代目魔王「ちょっ!?なんなんですか!?」

687名無しのうさぎさん:2012/07/08(日) 17:55:59 ID:.Fc/zNAc
アサリさん「だってこれだと、なにもない所に永遠に閉じ込められるんだよ?」

六代目魔王「!!···いいです!やってください!!」

アサリさん「マジで?」

六代目魔王(は、腹立つ!!)

688名無しのうさぎさん:2012/07/08(日) 18:04:01 ID:.Fc/zNAc
アサリさん「なーんてな」ズバァン!!

六代目魔王&六代目勇者「!?」

アサリさん「やっぱり、封印とかは嫌だからな、それに」

アサリさん「俺を救い、そしてこの歴史をおわらせようとしている、」

アサリさん「アイツの仲間として、そんなことはしたくないしな」

アサリさん「だから、話ながら、コアの場所を探ってたのさ」

六代目魔王「ありがとう···ございます···!!」サラサラ

アサリさん「達者でな、六代目」

六代目勇者「···そいつを···信じていいのか···?」サラサラ


六代目勇者「勇者を···信じていいのか···!?」サラサラ

アサリさん「ああ、だから安心しろ、」

アサリさん「安心して···再び安らかに眠れ」

六代目勇者「···ありがとう」サラサラ

689名無しのうさぎさん:2012/07/08(日) 18:52:45 ID:.Fc/zNAc
次はいよいよ盗賊の過去編に行きます、
晩御飯(ひじき、肉野菜炒め)の準備してきます

690名無しのうさぎさん:2012/07/08(日) 19:00:57 ID:.Fc/zNAc
盗賊「くそっ!!(なんだよコイツ!光速歩方を使う暇もねえ!!)」

四代目魔王「ひゃははは!!」ガキン!!

盗賊「あぐっ!?」

四代目勇者「くっ···!!」バキッ!

盗賊「がっ!?」

四代目魔王「ははははは!」

盗賊「く···くそっ!!」

691名無しのうさぎさん:2012/07/08(日) 19:05:35 ID:.Fc/zNAc
盗賊「たしか···!こんなかんじに···!」

盗賊「鬼神モード!!」ズズズ···!

盗賊「がっ!?」パキン!!

四代目魔王「無理無理、それはあいつが魔王の魔力を持っているからこその技だ」

盗賊「く···!!」

四代目魔王「そう、所詮お前は、偽物なんだ」

盗賊「···!?」

692名無しのうさぎさん:2012/07/08(日) 19:08:51 ID:.Fc/zNAc
四代目魔王「人格も、技も、魔力も、全て他人から盗んだだけの偽物」

盗賊「偽···物···?俺が···?」

四代目魔王「そう、盗んで、盗んで、盗んで、寄せ集めただけの偽物」

四代目魔王「本物のお前なんて、とっくの昔に消えているのさ!」ヒャハハ!

693名無しのうさぎさん:2012/07/08(日) 19:17:02 ID:.Fc/zNAc
四代目勇者「くっ···!!盗賊!耳を貸すな!!···!!」

盗賊「俺が···偽物···」

四代目勇者「···!?」

盗賊「偽物···?嫌だ···!!」

四代目勇者「!!(そうか!!スキルの性質から気になってはいたが、この娘は、思い込みが激しい···いや、激しすぎるんだ!!)」

四代目勇者「(一度見た技を再現できるこの能力も、『俺ならできる』という強い思い込みからきていたんだ!)」

四代目魔王「死ねっ!!」ブンッ!!

四代目勇者「!!危ない!!避けろ盗賊!!(あのままだと頭に···!!)」

ドゴッ!!···

694名無しのうさぎさん:2012/07/08(日) 19:20:14 ID:.Fc/zNAc
ーーーーーーーーーーーーーーー
あれ?なんだ···?これ···?

まさか···死んだ···のか?俺

いや···!違う···!

695名無しのうさぎさん:2012/07/08(日) 19:23:49 ID:.Fc/zNAc
盗賊「誰だ···あの子供···」

それは、失った過去の記憶

記憶を無くし、何もかもをなくした、

寄せ集めの少女の、今はなき記憶

696名無しのうさぎさん:2012/07/08(日) 19:27:22 ID:.Fc/zNAc
私は 二歳の時に両親を事故でなくし、孤児院に引き取られた

二歳にして、不思議と既に言葉を話すことができた彼女は、すぐに新しい環境になじんだ

697名無しのうさぎさん:2012/07/08(日) 19:58:35 ID:.Fc/zNAc
だが、彼女が7才の時、孤児院が潰れてしまった、

彼女はなにもできず、ただ、餓死するのを待つだけに思えた

698名無しのうさぎさん:2012/07/08(日) 20:02:29 ID:.Fc/zNAc
そこに、一人の少年が声をかけた

少年「おまえ···大丈夫か?」

盗賊(ここから少女)「···」

少年「!腹減ってんのか?」

少女「···」コクン

少年「···」グゥ···

少年「···これ、やるよ」

少女「···パン?」

少年「じゃあな!」ダッ

少女「ま、まって!」

少女「行っちゃった···」

699名無しのうさぎさん:2012/07/08(日) 20:25:54 ID:.Fc/zNAc
少女「食べて···いいのかな」グウゥ

壁|少年「···」ジー

少女「···」ゴクリ

少女「?···あれは···」

痩せた子供「···」グウゥ~···

少女「···うう···」グウゥ

少女「こ、これ、あげる」

痩せた子供「!いいの!?」

少女「うん···」ニコッ

壁|少年「···!!//」

700名無しのうさぎさん:2012/07/08(日) 20:29:49 ID:.Fc/zNAc
少女「おなか···すいたな···」

少女「···」



少年「おい、」

少女「君は···」

そこには、さっきの12歳くらいの少年がいた

少女「さっきはありがとう···おいしかったよ」ニコッ

少年「···なあ、ちょっと来てくれないか」

701名無しのうさぎさん:2012/07/08(日) 20:33:31 ID:.Fc/zNAc
少女「ここは···?」

少年「俺の家さ、」

少女「へえ···」

少年「まあ上がってくれよ、腹、減ってんだろ?」

少女「ううん、私は···さっきパンももらったし···」

702名無しのうさぎさん:2012/07/08(日) 20:36:29 ID:.Fc/zNAc
少女「···(結局上がっちゃった···)」

少年「ほら、食べなよ」コトッ

少女「!(美味しそうなパンだ···!)で、でも、私は···その···」

少年「いいから、ってか、そんなよだれたらしながらいわれてもな」ハハハ

703名無しのうさぎさん:2012/07/08(日) 20:39:09 ID:.Fc/zNAc
少女「おいしい···!」ムシャムシャ

少年「いちおう今月はお金に余裕あるから、パンもまだあるけど、食べる?」

少女「ううん、さすがに悪いよ(今月···?あれ?)」

少女「そういえば、お父さんやお母さんはいないの?」

704名無しのうさぎさん:2012/07/08(日) 20:42:47 ID:.Fc/zNAc
少年「···親は、去年死んじゃったんだ」

少女「!ごめん!」

少年「謝ることないよ、君だって、同じような境遇なんだろ?」

少年「でも、ほかに親族はいないし、だから、新聞配達とかして、独り暮らししてるんだ」

少女「すごい···!」

705名無しのうさぎさん:2012/07/08(日) 20:47:21 ID:.Fc/zNAc
少女「今日はありがとう、」

少年「うん、また今度、困ったらいつでも来てくれよな」


少女「···いい人だったな···//」

706名無しのうさぎさん:2012/07/08(日) 20:49:34 ID:.Fc/zNAc
少年「あ、泊めてあげればよかったかな」

少年「···追いかけよう」

707名無しのうさぎさん:2012/07/08(日) 20:54:27 ID:.Fc/zNAc
少女「寒いなあ···」

どんっ

少女「ひゃっ!?」

悪ガキ「いてっ!?どこ見てあるいてんだよ!!」

悪ガキ子分「あ、こいつあのビンボーなやつじゃん!」

悪ガキ「あ、思いだした!」

少女「あの···ごめんなさ···」ガタガタ

悪ガキ「あー、いたかったなー!お返しに二、三発殴らせろよ」

少女「ひっ!?」

悪ガキ子分「やっちゃえ!!」

708名無しのうさぎさん:2012/07/08(日) 20:58:42 ID:.Fc/zNAc
悪ガキ「おらっ!」ドゴッ

少女「ぐっ!うぷっ!?」

悪ガキ「ていっ!」

少女「ぐ···えええ!!?いひゃい!いひゃいよ!」

悪ガキ子分「ははは!おもしれー!」

悪ガキ「おらっ!」ドゴッ

少女「ぐぶっ···!?おえええ!!も、もう···やめ!?」ゴブッ

709名無しのうさぎさん:2012/07/08(日) 21:00:34 ID:.Fc/zNAc
少年「!?なにしてんだ!?」

悪ガキ「おわっ!?なんだよ!」

少年「大丈夫か!?」

少女「うぷっ!!···」

悪ガキ子分「うわっ!きったね!吐きやがった!」

悪ガキ「くせー!お前それもって帰れよー!」ギャハハ

710名無しのうさぎさん:2012/07/08(日) 21:02:44 ID:.Fc/zNAc
少年「テメエ!!」バッ

悪ガキ「なに?勝てると思ってんの?」ガスッ!!

少年「がっ···!?」

悪ガキ子分「うぜーんだよ!」バキッ!!ガスッ!!

悪ガキ「正義の味方気取りやがって!」バキッ!!メキッ!

711名無しのうさぎさん:2012/07/08(日) 21:07:02 ID:.Fc/zNAc
ボギン!

少年「い"っ!?ぎゃああああああああ!!」

悪ガキ「おい···!これやばいんじゃねーか!?」

悪ガキ子分「折っちゃったよ!やべえよ!」

悪ガキ「逃げるぞ!」

悪ガキ子分「おう!」

712名無しのうさぎさん:2012/07/08(日) 21:09:56 ID:.Fc/zNAc
少年「うう···!!」

少女「だ、だいじょう···うっ!!」

少年「クソッ···!!クソッ!!なんで俺は···!!こんなに弱いんだ···!!」

少年「守りたい物の一つも守れないのか···!!俺は···!!」

少女「はやく腕の手当てしないと···!!」

713名無しのうさぎさん:2012/07/08(日) 21:12:47 ID:.Fc/zNAc
翌日

少年「···ごめん、俺がもっと強ければ···俺がもっと早くに見つけていたら···」

少女「私なんかより···!自分の心配してよ!!」

少年「大丈夫だよ、骨折しただけだから···」

少女「心配だったんだもん!!」

少年「···ごめん」

714名無しのうさぎさん:2012/07/08(日) 21:18:04 ID:.Fc/zNAc
ジリリリリ!ジリリリリ!

少年「電話だ、取って」

少女「はい、」ガチャッ

少年「ありがとう···あ、社長···はい···はい······すみません···」

少年「!そんな!ちょっと待って」プツッ

少年「···うそだろ···」

少女「なに?どうしたの?」

715名無しのうさぎさん:2012/07/08(日) 21:20:55 ID:.Fc/zNAc
彼は、クビになったらしい、

私のせいだ、とおもったけど、すぐに「ううん、俺が弱いのがいけないんだよ」と、いってくれた

716名無しのうさぎさん:2012/07/08(日) 21:23:04 ID:.Fc/zNAc
少年「もっと···もっと強くならないと···!」

少女「···頑張って、」

彼は、毎日修行を積んだ

たまに私とも遊んでくれて、うれしかった

お金は大丈夫なのか、と聞いたら、

親父達の遺産があるから大丈夫だそうだ

717名無しのうさぎさん:2012/07/08(日) 21:26:36 ID:.Fc/zNAc
それから、私たちは本物の家族のように暮らしていた

彼の夢は、王国の騎士になって、みんなを守ることらしい

私は、そんな彼の隣にいて、支えてあげることが夢になった、

718名無しのうさぎさん:2012/07/08(日) 21:30:16 ID:nhkc23QU
しばらく来れてなかったけど、ログだけでも観ようと思ってきたらまだ続いててなんか嬉しかったw

719名無しのうさぎさん:2012/07/08(日) 21:31:08 ID:.Fc/zNAc
そして、彼が17歳になって、私は12歳になった

お別れの時が、来た

少女「どうしても行っちゃうの···?」

少年「ごめん、でも、必ず王国の騎士長になって、皆をまとめて守れるくらいに強くなってやる!」

少女「待って···」

少年「···行ってくる」

少女「(待って!行かないで!!いやだよ!寂しいよ!)」

そんな感情を圧し殺して、

少女「いってらっしゃい···」ニコッ

笑顔で、送り出した

720名無しのうさぎさん:2012/07/08(日) 21:33:19 ID:.Fc/zNAc
それから私は、また独りになった

彼の夢が叶うように、毎晩祈った

そうだ、仕事もさがさないとね

721名無しのうさぎさん:2012/07/08(日) 21:34:58 ID:.Fc/zNAc
>>718
ところがどっこい続いてるんですよこれが

いつまで続くか俺にもわかってないんですよこれが

722名無しのうさぎさん:2012/07/08(日) 21:37:12 ID:.Fc/zNAc
少女「倉庫を見張る仕事···?うわっ!?給料高っ!?ホントに見張ってるだけでいいの!?」

商人「ええ、そうです」

少女「私、その仕事やります!」

723名無しのうさぎさん:2012/07/08(日) 21:58:25 ID:.Fc/zNAc
少女「···」

少女「倉庫の中が気になるなあ···なにが入ってるんだろ···」

少女「ちょっと···のぞいてみよっかな」

724名無しのうさぎさん:2012/07/08(日) 21:59:35 ID:.Fc/zNAc
少女「なにこれ···!?麻薬···!?」

ドガッ!!

少女「がっ···!?」

725名無しのうさぎさん:2012/07/08(日) 22:00:49 ID:.Fc/zNAc
少女(ああ···私···しぬのかなあ···)

少女(こんな仕事をしたから···)

少女(ごめんね、少年···)

少女(大好きだったよ···)

726名無しのうさぎさん:2012/07/08(日) 22:04:05 ID:.Fc/zNAc
ーーーーーーーーーーーーーーーー

盗賊「!!??」

四代目魔王「!?今の食らっていきてんのかよ···!?」

盗賊「今のは···!?」

盗賊「···そういうことか!!」

727名無しのうさぎさん:2012/07/08(日) 22:08:25 ID:.Fc/zNAc
四代目魔王「なにがそういうことか!だ!もう一度ぶっ潰してやる!」

四代目魔王「とっととくだばれ偽物女!」

四代目勇者「盗賊ーーーっ!!」

盗賊「ありがとよ、」フッ

四代目魔王&四代目勇者「」

四代目魔王&四代目勇者「え···?」サラサラ

四代目勇者「えええ!?い、いつの間に!?」サラサラ

四代目魔王「なんだよ今のは!?何をしやがった偽物女!!」サラサラ

728名無しのうさぎさん:2012/07/08(日) 22:10:39 ID:.Fc/zNAc
盗賊「別に、『光速』で『音もなく』動いてコアを『盗んだ』だけだぜ」

四代目勇者「ーーっ!?」サラサラ

四代目魔王「はっ!!結局、借り物の!偽物の技で戦うんじゃねえかよ!!」サラサラ

729名無しのうさぎさん:2012/07/08(日) 22:12:13 ID:.Fc/zNAc
盗賊「いいんだ、私は偽物でも、」

盗賊「たとえ他のすべてが偽物だったとしても、」

盗賊「アイツを想うこの気持ちは、昔からずっと本物だったって、わかったからさ」ニコッ

730名無しのうさぎさん:2012/07/08(日) 22:17:13 ID:.Fc/zNAc
キリのいいところで風呂入ってくる
コメントよろしく!

731名無しのうさぎさん:2012/07/08(日) 22:21:26 ID:nhkc23QU
風呂で良いネタが浮かぶことを祈る。主にシーン的な意味で。

732テキーラ ◆VLthIuC5Hk:2012/07/08(日) 22:21:41 ID:a/jbxMsM
胸熱過ぎて生きるのが辛い

733名無しのうさぎさん:2012/07/08(日) 22:43:01 ID:.Fc/zNAc
盗賊「騎士···!」ダッ

ーーーーーーーーーーーーーーーー

騎士「はあっ···!かはっ!!」

三代目勇者「くっ···!(だめだ!どうやらあの技は、スタートを邪魔されたらそれで終わりみたいだな···!)」

三代目魔王「(だけど、体が勝手にスタートを阻止してしまい、結果としてアイツは俺らを殺せない···!)」

734名無しのうさぎさん:2012/07/08(日) 22:47:13 ID:.Fc/zNAc
三代目魔王(そうじゃなくても、アイツの腕は凄まじい、だが···)

三代目勇者(通常なら致命傷でも、俺らの場合コアにとどかなければ、致命傷にはならない!)

騎士「くそっ···!(他のやつらは、新しいスキルを手に入れてるし、大丈夫だろうが···!!)」

騎士「(俺は···新しいスキルの姿がハッキリと浮かんでこない!このままじゃ···!)」

735名無しのうさぎさん:2012/07/08(日) 22:52:33 ID:.Fc/zNAc
騎士「でも···!それでも···!」

騎士「俺は負けない!!」

盗賊「いーんじゃねーの?そろそろ休んでも」

騎士「!?盗賊!!」

盗賊「へへ···」

騎士「どうやってここに!?」

盗賊「盗賊の勘ってやつかな」

736名無しのうさぎさん:2012/07/08(日) 22:57:03 ID:.Fc/zNAc
騎士「気を付けろ!こいつらに光速歩方は通じない!」

盗賊「それより、この戦いが終わったら、聞いてほしい事がある」

騎士「···?」

盗賊「ま、それは後回しだ、いこーぜ!騎士!」

三代目勇者「これで止められるか···?女が一人増えただけじゃ···」

三代目魔王「それでも、信じるしかないんだよ、」

三代目勇者「まあな」

737名無しのうさぎさん:2012/07/08(日) 23:06:28 ID:.Fc/zNAc
盗賊「スキル、『影の手』!」

三代目勇者「(だめだ!この攻撃速度じゃ防いでしまう!!)」

738名無しのうさぎさん:2012/07/08(日) 23:12:03 ID:.Fc/zNAc
フッ···

三代目勇者「!?(すり抜け···!?はあ!?)」

盗賊「···残念、勘が外れたか、コアはそこじゃなかったみたいだな」

騎士「狙った獲物だけを捉える手か···!まさに盗賊らしいな!ふっ!」

三代目魔王「!!おい!まずいぞ!」

三代目勇者「なんだ!?」盗賊「!?」騎士「!?」

739名無しのうさぎさん:2012/07/08(日) 23:18:27 ID:.Fc/zNAc
三代目魔王「あのやろう!俺たちの体のリミッターを外しやがった!!」

三代目勇者&盗賊&騎士「!?」

740名無しのうさぎさん:2012/07/08(日) 23:22:07 ID:.Fc/zNAc
ねむいおねるお
おやすみ

741名無しのうさぎさん:2012/07/09(月) 12:37:25 ID:.Fc/zNAc
騎士「!!(速い!!)」

三代目魔王「おあああ!?(なんだこのスピードは!?)」

騎士「!(狙いは俺じゃない···!?盗賊!?)」

742名無しのうさぎさん:2012/07/09(月) 12:47:25 ID:.Fc/zNAc
騎士「盗賊っ!!(まずい!空中じゃあ光速歩方は使えない!!)」

盗賊「!?」

三代目魔王&三代目勇者「避けろおお!」

騎士「(無理だ!でも、俺が···光速歩方を使えば···!いや!間に合わない!!)」

騎士「盗賊ーーー!!(でも···出来る出来ないじゃなくて、守るんだろうが!!俺!!)」

743名無しのうさぎさん:2012/07/09(月) 15:08:08 ID:.Fc/zNAc
ザシュッ!!···

盗賊「っ···!?」

騎士「危なかったな···」

三代目勇者「お前···どうやって!?その技はソニックブームが発生するはずじゃ···!?」

三代目魔王「まさか!?本当に光の速度で···!?」

騎士「ああ、やっと見つけたんだ、俺の、新しいスキル」

盗賊「騎士···」

744名無しのうさぎさん:2012/07/09(月) 15:59:55 ID:.Fc/zNAc
騎士「そうだな、スキル、『光の足』ってとこかな」

三代目勇者「!!(いつの間に目の前に!?)」

騎士「ふっ!!」ズドン!!

三代目勇者「っ···!!!!」パキン!

盗賊「なんだありゃ···!すげえ···!」

騎士「盗賊!」

盗賊「ああ!」ダッ!

745名無しのうさぎさん:2012/07/09(月) 16:07:48 ID:.Fc/zNAc
盗賊「貰った!!」ズッ···

三代目勇者「あ···りがと···う···」サラサラ

三代目魔王「!(もういない!どこに行った!?)」

騎士「ここだ!」ドンッ!

三代目魔王「ぐっ!?(空中に打ち上げられ···!?)馬鹿!空中じゃ光速歩方は使えないんじゃ···!?」

騎士「残念ながら、これは光速歩方とは全くの別物だ」

三代目魔王「···!!(もうこんな所にまで···!!とてもじゃないが、目では追えない!)」

騎士「ここは一つ、この魔力の持ち主の技で終わらせるとするかな···!」

746名無しのうさぎさん:2012/07/09(月) 16:40:56 ID:.Fc/zNAc
騎士「『空中乱舞』!!!」

三代目魔王「がっ!?」ドドドドドドドドド!!

騎士「全方位からの、光速による攻撃、これで···」

パキン!

騎士「終わりだ!」

747名無しのうさぎさん:2012/07/09(月) 16:46:28 ID:.Fc/zNAc
騎士「終わったな···で、話ってなんだ?」

盗賊「!あ、あのね···」モジモジ

騎士「なんだ?お前らしくないな···」

盗賊「私、騎士の事がs」ドゴーン!!

側近「呼びましたか!?」

盗賊「···」

盗賊「呼んでねえよ!!」バキッ!!

騎士「なぜに!?」グハッ!

748名無しのうさぎさん:2012/07/09(月) 17:00:47 ID:.Fc/zNAc
側近「あれ?こっちから呼ばれた気がしたんですけど···?」

盗賊「ってか、どうやってこの壁を壊したんだよ!?」

側近「なんか壁破壊スイッチとかいうのがあったので···」

盗賊「なんで!?」

騎士「そ、それで、話って···?」盗賊「うるさい!バカ!///」

騎士「な、なんで!?」

749名無しのうさぎさん:2012/07/09(月) 20:55:14 ID:.Fc/zNAc
神「なんなんだこいつらは···!!」

神「歴代の勇者と魔王···!しかもリミッターを外してまでしたのに!なぜ倒せない!!」

750名無しのうさぎさん:2012/07/09(月) 21:01:45 ID:.Fc/zNAc
神「ああ···」

神「一部を除いて、かな」ニヤッ

751名無しのうさぎさん:2012/07/09(月) 21:54:53 ID:.Fc/zNAc
戦士「がはっ!?」

七代目魔王「あー、つまんねーの、あんなに吠えといてこの程度かよ、」

七代目勇者「くそっ!!」

戦士「かっ!!···うるせえよ···!」

752名無しのうさぎさん:2012/07/09(月) 22:49:59 ID:.Fc/zNAc
戦士「『破壊神モード』!!」

七代目魔王「おっ!(雰囲気が変わった!)」

戦士「うおおおおおおお!!」

七代目魔王「だが···これじゃまだたりねーな」ズバッ!!

戦士「ぐうっ!?このっ!!」

七代目魔王「(!?傷が一瞬で再生した!?)少しはマシになったじゃねーか···」

753名無しのうさぎさん:2012/07/09(月) 22:51:59 ID:.Fc/zNAc
七代目魔王「(!?いや違う···傷が再生したんじゃない!)」

戦士「まさか成功するとは思わなかったが···!!」

七代目魔王「(結果的にはそうなんだろうが···これは···!!)」

754名無しのうさぎさん:2012/07/09(月) 22:55:10 ID:.Fc/zNAc
七代目魔王「お前まさか···!!極限まで細胞を活性化させているのか···!?」

戦士「まあ、そんなところだ、もっとも、それは鬼神モードの力だがね···!」

755名無しのうさぎさん:2012/07/10(火) 08:14:46 ID:.Fc/zNAc
戦士(畜生···せめて···一撃···!!)

戦士(一撃でも食らわせれば···!!)

七代目魔王「その様子だと、なにか策はありそうではあるな」

戦士「当たり前だ···!この俺が、そう簡単に負けるかよ···!」

756名無しのうさぎさん:2012/07/10(火) 09:01:48 ID:.Fc/zNAc
戦士(ってか、マジでやべえぞ···これ···!!)

戦士(くそっ!せめてもう一人くらい···仲間がいれば!)

757其田 由美:2012/07/10(火) 09:02:09 ID:j4YnFJ.k
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宜しくお願いします

758名無しのうさぎさん:2012/07/10(火) 09:09:18 ID:.Fc/zNAc
ドゴーン!!

戦士「!(矢!?)」

七代目魔王「なんだあ?いやに気の抜ける効果音だな」

七代目勇者「仲間か···?」

戦士(疑うまでもない···!こんな矢を放てるのは、一人しかいない!)

弓使い「ええ、大正解です!」

戦士「弓使い!!」

759名無しのうさぎさん:2012/07/10(火) 09:11:55 ID:.Fc/zNAc
戦士(ってか···普段の、とはいえ俺が壊せない壁を、弓矢一発で···!一体どんなスキルだよ···)

弓使い「あれ?なんです?まだ倒せてないんですか?(笑)」

戦士「(そしてスイッチが入ってらっしゃる!?)」

760名無しのうさぎさん:2012/07/10(火) 16:35:50 ID:nhkc23QU
俺の中で弓使いはかってに
http://www.uproda.net/down/uproda493672.jpg.html
この子で頭の中に再生されています

761名無しのうさぎさん:2012/07/10(火) 19:41:47 ID:.Fc/zNAc
>>760

ん〜
そのうち絵描いてうp(してもらう)るお
ただいまいちビシッとこないんだよね、デザインの案が
がんばってみるお

762名無しのうさぎさん:2012/07/10(火) 19:50:04 ID:.Fc/zNAc
弓使い「···まあいいです、二人でさくっと倒しちゃいましょう」

戦士「その前に、新しいスキルについて説明してほしい所なんだがね、」

弓使い「後で、です」

戦士「···え〜···」

弓使い「わ、わかりましたよ!言えばいいんでしょう!?言えば!!」

763名無しのうさぎさん:2012/07/10(火) 20:34:02 ID:.Fc/zNAc
弓使い「相手の攻撃を避けながらなので、簡潔に言います」

戦士「ああ」

弓使い「今の私は、全てを見抜き全てを射抜けます」

戦士「簡潔すぎるだろ!?」

弓使い「わかったんだからいいじゃないですか!?それにさっき『ああ』っていったでしょう!?」

戦士「まさかここまで要約してくるとは思わなかったんだよ!!」

764名無しのうさぎさん:2012/07/10(火) 20:39:09 ID:.Fc/zNAc
七代目勇者「なんだか揉めてるけど、そのスキルなら···俺たちのコアを撃ち抜けるんだろう!?」

弓使い「なんで攻撃しながら聞くんですか!···ああ、そう言えば自由に動けないんでしたっけ」

七代目魔王「おもしれえじゃねえか!なら···!射ぬいて見ろよ!!」

765名無しのうさぎさん:2012/07/10(火) 20:55:02 ID:.Fc/zNAc
弓使い「ふっ!!」バシュッ!!

七代目魔王「(ふん、確かに狙いは正確···だが、)」

七代目勇者「(来る場所さえわかっていれば避けることは容易い···!避けられる!!)」

ギュン!!

七代目魔王&七代目勇者(!?狙いが···コアじゃない!?)

766名無しのうさぎさん:2012/07/10(火) 20:59:16 ID:.Fc/zNAc
弓使い「狙いがわかっていれば、避けることは容易い、だから、」

弓使い「狙い、の対象である、相手の予想を外してみました」

弓使い「もっとも、的ははずしませんけど」ニッ

七代目魔王(腕が壁に!?抜けない!!)

弓使い「今です!!」

戦士「ナイスだ弓使い!!」

767名無しのうさぎさん:2012/07/10(火) 21:04:53 ID:.Fc/zNAc
戦士「破壊神モード!!」

戦士「これは···魔力の放出のみを行う、攻撃重視型のスキル!!」

戦士「身体能力は強化されないが、攻撃時に魔力で多大なダメージを与える···!つまり!」

七代目魔王「この俺が···!?」

戦士「当たればたった一撃でも!」

七代目勇者「これで···!」

戦士「一撃必殺!!」

768名無しのうさぎさん:2012/07/10(火) 21:09:51 ID:.Fc/zNAc
ズッガアアアン!!

騎士「!?なんだ!?」

ズガアアアン!!

盗賊「音がこっちに近づいてくる···!?」

ズガアアアアアアン!!

戦士「これで···!!決着だ!!」パラパラ

七代目魔王「はは···この壁を5つぶっ壊す程の攻撃とか···やりすぎじゃないか?」サラサラ

七代目勇者「いや···解放される、それだけで十分だろう、」サラサラ

七代目魔王「そう···かね···」サラサラ

七代目魔王「···そうだな···」フッ

769名無しのうさぎさん:2012/07/10(火) 22:45:28 ID:.Fc/zNAc
戦士「あれ?お前らなんでこの部屋にいるんだ?」

騎士「お前が壁ぶちぬいて来たんだろ···」

770名無しのうさぎさん:2012/07/10(火) 22:57:26 ID:.Fc/zNAc
ーーーーーーーーーーーー

神「バカな···!」

バンッ!

勇者「よう···!神···どうだったよ、おれの仲間達は、」

神「さすがに想定外だったな···」

771名無しのうさぎさん:2012/07/10(火) 23:14:55 ID:.Fc/zNAc
国王「あは、やっぱ神にも想定外とかあるんだね」

神「ふん···!ここに乗り込んできたということは、反対、ということか?」

勇者「ああ···」

神「···勇者、お前はなにもわかっていない」

勇者「?」

772名無しのうさぎさん:2012/07/10(火) 23:38:13 ID:.Fc/zNAc
神「魔王と勇者の歴史···その真実を···」

勇者「知るか!!···俺は、魔王が大好きだ、魔王を殺すなんて、俺が死んでもありえない!」

神「···」

勇者「行くぞ!!国王!!」

国王「ああ!!」バッ!!

773名無しのうさぎさん:2012/07/11(水) 07:26:12 ID:.Fc/zNAc
勇者(こいつは···主人公補正を与えるも奪うも思いのまま···だから、)

勇者(奪われる前に、速攻で決める!!)

国王(今だ!)カッ!!

神「うっ!?(天井が爆発した!?)」

勇者(まさかとは思ったが、国王の能力についても知らなかったみたいだな!)

勇者「もらった!!」シャッ!!

神「!!」ズバァン!!

774名無しのうさぎさん:2012/07/11(水) 07:27:01 ID:.Fc/zNAc
国王「やったか!?」

勇者「おい!?そのセリフはNGだぞ!?」

775名無しのうさぎさん:2012/07/11(水) 20:33:14 ID:.Fc/zNAc
神「なるほど···考えたな···だが、」

勇者「!?」ガクン!

神「その力は、没収だ」

国王「勇者!!」

776テキーラ ◆VLthIuC5Hk:2012/07/11(水) 20:58:02 ID:FLLZWMJg
>>207
ウサ耳ロリ

…冗談ですごめんなさい(´・ω・`)

777テキーラ ◆VLthIuC5Hk:2012/07/11(水) 20:58:35 ID:FLLZWMJg
スレチ
マジごめん

778名無しのうさぎさん:2012/07/11(水) 21:46:04 ID:nhkc23QU
ネ申強しwwwwww

779名無しのうさぎさん:2012/07/11(水) 22:49:59 ID:.Fc/zNAc
国王「主人公補正がない状態でも···!!」

勇者「まだ戦える!!」

神「またあのバカみたいなラッシュか···」

勇者「くっ!?(当たらない!?二人がかりなのに···!!)」

国王「(ここまで実力の差が···!?)」

神「吹き飛べ!」ブオッ!!

勇者「!?ぐっ!?(なんて強力な魔法だ···!!)」

国王「ぐああっ!?(僕と勇者が、手も足もでないまま負けるのか!?)」

780名無しのうさぎさん:2012/07/11(水) 23:29:47 ID:.Fc/zNAc
神「負け、か、ハハハ!!そういや国王、お前、負けるのがいやなんだっけか、」

国王「!!」

神「生まれながらに負けていて、育ちも身分も負けていたお前だからこそ、一度は主人公補正を与えたが、」

神「所詮負け犬は負け犬ってわけだ!」

国王「···!!」

781名無しのうさぎさん:2012/07/11(水) 23:36:31 ID:.Fc/zNAc
神「お前じゃどんなに頑張っても、勇者のような選ばれし勝者にはなれねえよ!」

神「もっとも、その勇者も、今では選ばれし勝者じゃないけどな!!」

国王「···それでも、俺はかまわない···!」

神「あ?」

国王「勝者じゃなくたって···!敗者でいいんだ···!おれは選ばれし敗者になりたい!!」

国王「強い奴の為に負ける奴になりたい!!弱い奴の為に負ける奴になりたい!!」

国王「何に負けたっていい···!だけど!過去の弱い自分にだけは!絶対に負けたくない!!」

神「ごちゃごちゃうっせーっつーの!!」

782名無しのうさぎさん:2012/07/11(水) 23:41:00 ID:.Fc/zNAc
神「黙って殺されてろよ、どうせ、お前らの仲間全員でかかってきても、勝ち目なんざねえんだからよ、」

神「あ、てめえらの、は間違いか!勇者の、だったな!!ハハハハ!!」

国王「···!!」

勇者「···いや、そうでもねえみたいだぜ?」

神「は?」

783名無しのうさぎさん:2012/07/11(水) 23:46:11 ID:.Fc/zNAc
神「いーや、無理無理、人間が神に勝てるわけねえじゃん」

勇者「そっちじゃねえよ、まあ、アイツらの事だ、どうせもうすぐ」

勇者「俺ら、を助けにきてくれる」

国王「勇者···!!」

神「だぁから、無理だっt」戦士「うおおおおおおおおお!!」ズガァアーーーン!!

神「!?」

戦士「よっ···!たすけに来たぜ、勇者、そして」

戦士「国王、」

国王「っ!!」

784(´_ゝ`)ラム酒 ◆lvGRuAtAmQ:2012/07/11(水) 23:49:42 ID:hPhV0vPM
神から負け犬っぽい臭いがするのは気のせいでありましょうか

785名無しのうさぎさん:2012/07/11(水) 23:50:45 ID:.Fc/zNAc
国王「なんで俺まで···!?」

弓使い「託されたんですよ、あなたの部下から」

盗賊「国王様を助けてください、ってな!」

国王「!」

騎士「それに、頼まれていなくたって···」

騎士「動機はなんであれ、俺達は命をかけた決闘をしたんだ、お前はもう、俺達の仲間じゃないか、」

国王「っ!!!」


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