幼馴染「僕は君みたいな貧乏人には興味無いからね」 - 1600002355

436：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/02/06(土) 08:45:30 ID:kPJ/NW66: 男「俺は尻に敷かれるのかな」

幼「……素質はあるね」

男「まあ現状でこれだしっッ！？」ﾄﾞｻｯ

幼「ﾌﾌﾌ」ﾄﾞｻｯ

男「おごっ」

幼「む」

男「い、いきなり上に」

幼「重いって言った？」

男「言ってない」
437：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/02/06(土) 08:47:38 ID:kPJ/NW66: 幼「ね、ねぇ」

男「？(胸の感触がすごい……)」

幼「さっ、さっきみたいにさ？その……」

男「さっき？」

幼「『キスしたい』って言って……みなよ……」

男「へ」

幼「早く」

男「えなんか恥ずかしい」
438：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/02/06(土) 08:49:05 ID:kPJ/NW66: 幼「したくないんだ」

男「したいよ」

幼「何を？」

男「……キスしたい」

幼「しょうがにゃいなぁ……」

男「(ｸｿ……)」
439：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/02/06(土) 08:51:27 ID:kPJ/NW66: 幼「大人のちゅーは？」

男「(ちゅーって……)」

幼「ほらぁ」

男「(舌出してやるやつだよな……)」

幼「えへっ」

男「！？」

幼「ーーー」

男「ーーー」

幼「ｯｯ,ﾊｧﾊｧ」

男「(舌なげぇ……)」
440：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/02/06(土) 08:55:03 ID:kPJ/NW66: 幼「ﾊｧﾊｧ……がっつきすぎだよ」

男「どっちが」

幼「アソコさん……すごい硬いけど」

男「そりゃ……ね……」

幼「いい？」

男「えっと」

幼「えっと？」

男「あの、その……」
441：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/02/20(土) 08:45:20 ID:hu0CppJQ: 男「そのさ、風呂場じゃないし……もし出たりしたら」

幼「ん」

男「だから」

幼「大丈夫」

男「何が！？」

幼「その時は責任とるから」

男「いやいや幼ちゃんにかかったら」

幼「へーき」
442：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/02/20(土) 08:48:24 ID:hu0CppJQ: 幼「責任とるから」

男「それ普通男側が言うセリフ」

幼「こんなにしておいて」ｻﾜｻﾜ

男「ッ」

幼「脱がすね」

男「おぅ……」

幼「……ゎ」

男「……(さっき出したのに……)」

幼「……」ﾆｷﾞｯ
443：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/02/20(土) 08:53:50 ID:hu0CppJQ: 幼「本当に熱いんだね……」

男「……ッ、」

幼「ﾌﾌﾌ」

男「な、なんだよ」

幼「これを」ｼｺﾞｯｼｺﾞｯ

男「ッ、」

幼「えっ、あっごめん」

男「もっ……少し根本を……」

幼「こ、こう？」

男「うん」
444：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/02/20(土) 08:56:27 ID:hu0CppJQ: 幼「んー……」

男「？」

幼「立ってた時より難しいね」

男「そ、そうなん？」

幼「ん……」ｼｺﾞｯ

男「ッ」

幼「……こう？」

男「……あぃ」
445：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/02/20(土) 08:59:52 ID:hu0CppJQ: 幼「ふむふむ」ｼｺﾞｯｼｺﾞｯ

男「ふむふむって」

幼「こんなことなら予習しておくべきだった」

男「へぇ？」

幼「君を骨抜きにする予習」ｼｺﾞｯ

男「いやっシゴキながらッ……」

幼「うーん」
446：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/02/20(土) 09:01:40 ID:hu0CppJQ: 幼「ねえ」

男「な、なんだよ」

幼「座ってよ」

男「座る？」

幼「ベッドに座る感じ」

男「幼ちゃんは？」

幼「いいから座って？」

男「う……うん」
447：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/02/21(日) 07:11:41 ID:JUmLiQCE: 4
448：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/02/21(日) 10:06:12 ID:HgRWYm4s: ��
449：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/02/27(土) 20:23:30 ID:rNfW6G9M: 幼「それでよし」

男「(あ、前に座るのね)」

幼「こっちのがやりやすそう」

男「(暗いとはいえ……)」

幼「君もオスだよね」

男「……まぁ」

幼「認めるんだ」

男「こんな状態ですし」

幼「……」ﾆｷﾞｯ
450：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/02/27(土) 20:26:14 ID:rNfW6G9M: 男「ッ」

幼「ﾌﾌﾌ」

男「あっ、あの、やりやすいって何を」

幼「今からすること」

男「……？……(まさか)」

幼「君は……、ボクのこと好きだよね？」

男「好きだよ」

幼「ボク以外に！」ｷﾞｭｯ

男「ッ！？」
451：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/02/27(土) 20:29:18 ID:rNfW6G9M: 幼「そんな声も顔も見せちゃダメ」

男「に……握りながら言うな……」

幼「ダメだよ？」

男「見せないって」

幼「一生ボクにだけにしか見せちゃダメだからね？」

男「……うん」

幼「可愛い子に誘惑されても」

男「されないよ」
452：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/02/27(土) 20:33:40 ID:rNfW6G9M: 幼「される」ｷﾞｭｯ

男「あおっ」

幼「わかった？」

男「わ、わかりました……」

幼「ﾌﾌﾌ」ｻﾜｻﾜ

男「うぐ」

幼「気持ちい？」

男「ん……指先でそう撫でられると……」

幼「ふーん」ｻﾜｻﾜ
453：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/02/27(土) 20:36:25 ID:rNfW6G9M: 幼「裏側がいいんだ」

男「……」

幼「どうなのかな？」ｻﾜｻﾜ

男「……」

幼「爪たてるよ」

男「イイ！いいです！！」

幼「ちゃんと答えること」

男「ｸｿ……」

幼「ねえ」

男「な、なんだよ」
454：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/02/27(土) 20:38:52 ID:rNfW6G9M: 幼「どうしてほしい？」

男「……」

幼「もう、わかってるんじゃないのかい？」

男「さ、さぁ？」

幼「もう」

男「どうしてって……」

幼「わかってるくせに」

男「……」

幼「男くん」

男「……さっき、風呂場でしたやつ……」

幼「む、そうきたか」
455：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/02/27(土) 20:42:12 ID:rNfW6G9M: 幼「風呂場でしたやつ……？」

男「ｸｯ」

幼「どのことかなぁ？」

男「……」

幼「先っぽに爪を」

男「めっ！」

幼「とぼけるからだよ」

男「幼馴染のほうこそ」

幼「む」
456：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/02/27(土) 20:45:23 ID:rNfW6G9M: 幼「ねぇ」

男「？」

幼「二人きりのときは幼ちゃんってほしい」

男「あ、うん……」

幼「男くんはどうしてほしい？」

男「えっと……幼ちゃん……その……」

幼「ﾌﾌﾌ」ｻﾜｻﾜ

男「また……口に出しちゃうかも……だから」

幼「いいよ」
457：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/02/27(土) 20:48:57 ID:rNfW6G9M: 幼「ボクのこと好き？」

男「うん」

幼「嫌いにならない？」

男「ならないよ」

幼「君がそこまでいうならしょうがないなあ…」

男「あのなぁ」

幼「どこをどうすればいいのか言ってね？」
458：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/03/06(土) 08:32:37 ID:2mHTVHsk: ・
・
・カット
・
・

幼「口ゆすいできた」

男「ん……ごめん」

幼「君も見た目によらずあれだね」

男「あれ？」

幼「精力というか、出すものがあるというか……」

男「いや、それは……溜まってた……といいますか……」

幼「ふーん」
459：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/03/06(土) 08:34:38 ID:2mHTVHsk: 幼「溜めない時もあるんだね」

男「いや別に意図的にそういうことしてるわけでは」

幼「君、あれはどうするのさ」

男「今度は何のあれだよ」

幼「自家発電のお供だよ」

男「あー……(おかずね)」

幼「えっちなの見るんだ」

男「見ないよ」

幼「ふーん」
460：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/03/06(土) 08:37:13 ID:2mHTVHsk: 幼「じゃあどうするのかな？」

男「それは……別に……」

幼「ボクのこと考えてたり？」

男「……まぁ……」

幼「ふうん」

男「ﾊｧ」

幼「君、もう今度から一人でするのは禁止ね」

男「へ？」
461：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/03/06(土) 08:40:52 ID:2mHTVHsk: 幼「自家発電禁止令」

男「何故！？」

幼「……」

男「あ、いや別にそのいいんだけど」

幼「他の何かお供にして出されるのも癪だからね」

男「お供にしないよ」

幼「ねえ」

男「？」
462：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/03/06(土) 08:44:43 ID:2mHTVHsk: 幼「……」

男「どうした？」

幼「ボク、やっぱり嫉妬深いし独占欲も強いと思う」

男「んー、……うん」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

幼「……」

男「嫉妬させないようにするし独占していいから」

幼「言ったね？」

男「切り替え早」

幼「手始めに性欲から独占しようかな」
463：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/03/06(土) 08:47:34 ID:2mHTVHsk: 男「おかしい気もする」

幼「そして睡眠欲も」

男「眠いのね」

幼「うん」

男「寝よっか」

幼「ん」

男「幼ちゃん」

幼「？っん」
464：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/03/06(土) 08:49:07 ID:2mHTVHsk: 幼「君にしてはやるね」

男「一本取らないとな」

幼「おやすみ」

男「おやすみ」
465：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/03/06(土) 08:51:16 ID:2mHTVHsk: ・
・
・
夜明け

幼「……ん？」

幼「(……あ、男の部屋か……)」

男「ーー」ｶﾘｶﾘｶﾘ

幼「(まだ暗いのにもう勉強してる……)」

幼「(男くん……)」

幼「(……ねみゅい……)」ｽﾔｽﾔ
466：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/03/20(土) 23:18:44 ID:5atGmWC2: 見てるよーまだかな？
467：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/03/21(日) 20:38:31 ID:BYoCaKks: 朝

幼「……、朝！」

男「ん？」ｶﾘｶﾘ

幼「……朝？」ﾎﾞｹｰ

男「あさ？だけど」

幼「……んん……なんで男くんがいるのかな」

男「俺の部屋だからです」

幼「……あー」

男「(寝ぼけすぎだろ)」
468：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/03/21(日) 21:15:32 ID:BYoCaKks: 幼「……！」

男「どうした？」

幼「寝られなかったのかい？」

男「いや、しっかり寝られたよ」

幼「でもかなり前から勉強してた」

男「あぁ……まあ」

幼「ほら」
469：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/03/21(日) 21:17:40 ID:BYoCaKks: 男「違うって」

幼「？」

男「今日も休みだし幼ちゃんと過ごすなら先に課題済ませとこうって思っただけ」

幼「……ふーん」

男「何だよ」

幼「あっそ」

男「(寝起きは機嫌悪いのかな……)」

幼「トイレ」

男「あ、うん」
470：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/03/21(日) 21:20:49 ID:BYoCaKks: ・
・
・
幼「ボク、一度家に戻るね」 ←歯だけ磨いた

男「おけ」

幼「お腹空いてないかい？」

男「空いてきたな」

幼「持ってくるから待ってて」

男「あ、うん」
471：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/03/21(日) 21:24:35 ID:BYoCaKks: 幼馴染の家

幼「ただいま」ｶﾞﾁｬ

幼母「！」

幼父「！」

幼「(あ、昨日の体育祭土曜日だっから今日日曜日か)」

幼父「お、おかえりーー」そわそわ

幼母「おかえりぃ」そわそわ

幼「(うわ面倒な雰囲気)」
472：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/03/21(日) 21:27:22 ID:BYoCaKks: 幼「男に朝御飯持ってくから」

幼父「そっかあ」

幼母「幼馴染ちゃん……大人っぽくなったわね」

幼「してないよ」

幼父「！！」

幼母「してなっ？あら、何の話かしら」

幼「……」ﾂｰﾝ

幼父「俺は男くんを信じていた！」

幼母「幼馴染ちゃんと一晩過ごして襲わない男がいるの！？」

幼「あの、怪我人なんだけど」
473：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/03/21(日) 21:31:30 ID:BYoCaKks: 幼父「そ、そうだよ母さん」

幼母「そそそうだっわね」

幼「……ま、治ったらわからないけど」

幼父「！？」
幼母「そうよね！」

男「ｸｼｭﾝ……ｸｼｭﾝ！」

男「花粉……？」

幼「持ってきたよ」

男「はやっ」

幼「君ほどじゃないよ」
474：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/03/21(日) 21:33:37 ID:BYoCaKks: 男「何がだよ」

幼「サンドイッチ作ってきた」

男「ありがとう」

幼「ん」

男「てか幼ちゃんなお父さんたち平気だった？」

幼「まあ少し取り乱してたけど平気じゃないかな」

男「ええ」

幼「男くんと今度熱く語らないとな！って息巻いてたよ」

男「えぇ……」
475：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/03/21(日) 21:35:58 ID:BYoCaKks: 男「ごちそうさまでした」

幼「うん」

男「……ﾊｧ」

幼「死ぬのかい？」

男「なんでだよ」

幼「溜め息つくから」

男「いや、バイトもしばらく出られないし……少し考えてた」

幼「……！」

男「来月には復帰したいなあ」

幼「む、無理はダメだよ」

男「うん」
476：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/03/21(日) 21:38:18 ID:BYoCaKks: 幼「あ、あのさ」

男「？」

幼「その、ほら、君はバイト出来なくなるのもボクのせいじゃないか」

男「違うよ」

幼「原因はボクにある」

男「だからって」

幼「その、君の負担がね？その……減るなら……お昼とか……」

男「おひる？」

幼「今度から……ボクが作ってくればいいんじゃないかな？」

男「えっ、」

幼「って……思ってね」
477：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/03/21(日) 21:41:00 ID:BYoCaKks: 幼「それくらいはさせてほしい」

男「うーんでも」

幼「罪滅ぼしってわけじゃないけど……それくらいする義務はあると思うんだ」

男「いや義務って」

幼「断るなら昨日の出来事親に言うね」

男「うぉい！」

幼「どうする？」

男「初手でジョーカー切ってどうする？って」

幼「それくらいさせてね」

男「いやまあ助かるけど……うん……」
478：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/03/21(日) 21:47:27 ID:BYoCaKks: 男「あ」

幼「？」

男「そろそろ母さん帰ってくるな」

幼「夜勤明けだよね」

男「うん、あと」

幼「？」

男「多分だけど病院の先生とできてるっぽい」

幼「お金持ちかな」

男「いやおい」
479：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/03/21(日) 21:51:51 ID:BYoCaKks: 幼「重要じゃないか」

男「そりゃお医者さんになるくらいだから金持ちだろうよ」

幼「ふーん」

男「いい人なら良いけどさ」

幼「あ」

男「足音きたな」

幼「帰って来た？」

男「うん」
480：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/03/21(日) 21:53:08 ID:BYoCaKks: 幼「ねえ」

男「ん？ッー」

幼「……」

男「ッ……」

幼「おはようのってやつ」

男「っまえなぁ」

男母「ただいまあ」
481：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/03/21(日) 21:55:28 ID:BYoCaKks: ・
・
・
・

男「なわけで」

幼「ん」

男「母さんが仮眠で寝る前にスマホを購入」

幼「確認の電話するもんね」

男「これがスマホ……」

幼「脱ガラケーおめでとう」

男「電源入れます……！」

幼「(男くん楽しそう)」
482：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/03/21(日) 21:58:19 ID:BYoCaKks: ・
・
・
幼「これで完了」

男「電話帳の人間に勝手にいくの？」

幼「もういってるよ」

男「あ、友からきた」

幼「向こうが登録すればやりとりできるよ」

男「わ、先輩だ」

幼「ッチ(あの腹筋見せびらかし女か)」

男「彼女に設定してもらいました……っと」

幼「！！」
483：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/03/21(日) 22:02:09 ID:BYoCaKks: 男「これがスタンプ……」

幼「その調子でどんどんボクが設定したとアピールしていくんだね」

男「えぇなんで」

幼「なんでも」

男「グループ？なにこれ」

幼「クラスの皆が入ってるんだよ」

男「おぉ、いじめの温床になりうるやつ！」

幼「入ってないの君だけだよ」

男「ええ」
484：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/03/21(日) 22:08:02 ID:BYoCaKks: 幼「君以外みんなスマホ持ちだし」

男「ホントにガラパゴスしてたんだな俺」

幼「(ていうかボクが招待したかったのに)」

男「友から招待されました……」

男「彼女が設定して」

幼「ちょっ！」

男「いやクラスだと恥ずかしいか」

幼「そ、そそそうだよ」
485：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/03/22(月) 09:46:47 ID:JqmBe2vk: ふむふむ
486：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/03/22(月) 22:43:45 ID:NPCGNJtk: 男「でも明日登校するわけだし」

幼「聞かれたら答えればいいんじゃないかなそういうのは」

男「まあ……そうか」

幼「そうだよ」

男「茶化されるかな」

幼「だろうね」
487：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/03/22(月) 22:48:14 ID:NPCGNJtk: 学校下校時間

男「わり」

幼「遅い」

男「職員室行っててさ」

幼「んだからって走ってこないで」

男「へ」

幼「足」

男「まああれくらいなら平気だよ」

幼「だめ」
488：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/03/27(土) 22:34:30 ID:LROI0.dQ: 見てるよ
489：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/03/28(日) 08:46:18 ID:Fx6cLVlo: し円
490：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/04/03(土) 14:43:17 ID:2ckoQDmg: 後輩「せんぱーーーい！！」ｼｭﾊﾞﾊﾞ

男「わ」

幼「ｯﾁ」

後輩「先輩！」

男「後輩ちゃん」

後輩「腕平気ですか！？足も！！」

男「平気だよ」

後輩「そうでしたか……」

幼「……」

後輩「ん……？」
491：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/04/03(土) 14:46:13 ID:2ckoQDmg: 後輩「なんか……二人の距離感が……」

男「あー、まあ……(すごいな)」

幼「まあ？」

男「まあ、と言うか……」

後輩「まさか…………お付き合いを……？」

男「うん、俺たち付き合ってる」

後輩「！！」

幼「……」

後輩「幼馴染先輩……！」
492：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/04/03(土) 14:48:21 ID:2ckoQDmg: 幼「男、校門で先に待っててよ」

男「え？」

幼「いいから」

後輩「ほら先輩はシッシッ」

男「わ、わかったよ……」

ｰｰｰｰｰ校門

男「(いやまあ何話してるのかは)」

男「(気になるっちゃ気になる……)」
493：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/04/03(土) 14:54:43 ID:2ckoQDmg: 幼「あの」

後輩「なんか謝ろうとかしてません？」

幼「む……してない……」

後輩「まあ二人がとっととくっついてくれたおかげで安堵してます」

後輩「勝てっこないって思ってましたし」

後輩「ちぐはぐ進むようなら遠慮しなかったですけどね」

幼「たまたまボクが……昔から男の近くいる存在だったってだけだよ」
494：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/04/03(土) 14:59:33 ID:2ckoQDmg: 後輩「それはちょっと違うと思いますよ」

幼「？」

後輩「私はあの日……声を掛けてくれてのが男先輩だったから」

後輩「誰でも好きなったってワケじゃないですし」

幼「そうかな」

後輩「あの日幼馴染先輩との関係も気になってお二人同時に気になる存在になってました」

幼「なんでボクも……」

後輩「まあでもやっぱ顔ですよね」

幼「素直だね」
495：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/04/03(土) 15:04:40 ID:2ckoQDmg: 後輩「そりゃ男先輩みたいな人ならまだしも外見がそれほどでも無い人だったら」

後輩「感謝こそすれど好きにはなりません！」

幼「まぁ…そう言われてみれば……」

後輩「幼馴染先輩だってそうですよ！」

幼「へ？」

後輩「男先輩は幼馴染先輩だったから好きなんだと思います」

幼「……あ、ありがと……」

後輩「(クソッ、強ぇなこの人)」
496：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/04/03(土) 15:07:00 ID:2ckoQDmg: 後輩「エッチしました？」

幼「しっ……急に何だい？」

後輩「え？し、したのかなあって」

幼「訊ねておいて恥ずかしくならないでよ」

後輩「ちゅ、キスは！？」

幼「え？えー……」ｷｮﾛｷｮﾛ

後輩「わ！その反応したやつじゃないですか！」

幼「声大きいよ」

後輩「どどどどうでした？？」

幼「ま、まあ男が盛ってきて大変だったかなあって」

後輩「あの男先輩が……盛る……！」
497：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/04/03(土) 15:09:25 ID:2ckoQDmg: 男「ｸｼｭﾝ……ｸｼｭﾝ！」

男「おせぇな……ｸｼｭﾝ！」

後輩「まあでも男子なら普通ですよね」

幼「そ、そうだね」

後輩「毎日自家発電してるっていうし……」

幼「(毎日！？) 」

後輩「男先輩も例外ではなかったんですねぇ」

幼「ま、まあ男も♂だからね」

後輩「先輩はそういうこと興味ないんですか？」

幼「な、ないよっ」
498：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/04/03(土) 15:12:13 ID:2ckoQDmg: 後輩「ある顔じゃないですか」

幼「君はどうなのさ」

後輩「私はありますよ！」ｷｯﾊﾟﾘ

幼「なんかただのオープンスケベだね」

後輩「じゃあ先輩はむっつりですねっ！」

幼「む」

後輩「結構興味ありますよね？」

幼「……ッチ」

後輩「舌打ちで返事しないでください」
499：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/04/03(土) 15:20:10 ID:2ckoQDmg: 後輩「男先輩のほうはどうなんですか」

幼「かなり押しに弱いね」

後輩「ほほぉ」

幼「まあでもボクの考えてくれてるからね」
幼「この前もボクと過ごす時間のこと考えて早朝に起きて勉強してたくらいだし」
幼「ボクの欲しい答え恥ずかしながらも言ってくれるし」

後輩「あ、ノロケないでください」

幼「まあでも君が後押ししてくれたおかげだよ」

後輩「塩を送ってしまったわけですか」

幼「君はボクなんかより女の子してるし可愛いから」

後輩「……確かに」

幼「少し残念だけど」
500：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/04/03(土) 19:24:33 ID:2ckoQDmg: 幼「ボクはこれからも男の隣にいたいし誰にも譲る気も無い、取られる気もない」

後輩「強い」

幼「……さて、男待たせてるから」

後輩「はいっ！」

幼「ありがとね、後輩ちゃん」

後輩「むっつり先輩……」

幼「おい」
501：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/04/03(土) 19:27:25 ID:2ckoQDmg: 幼「お待たせ」

男「なに話してたんだよ」

幼「あんまり大した話じゃないよ」

男「気になるな」

幼「君の性欲について話してた」

男「えぇ」

幼「本当は毎日自家発電してるって」

男「しっ……てないよ！どんな話してたんだよ」

幼「今のタメは……」
502：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/04/03(土) 19:29:58 ID:2ckoQDmg: 男「なんだよっ」

幼「怒った？」

男「怒ってない」

幼「焦ったのかな？」

男「焦ってもいない」

幼「君はそういう事に興味あるよね」

男「そう……いう……はて……？」

幼「えっちなこと」

男「ズバッと言わないで」
503：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/04/03(土) 19:32:05 ID:2ckoQDmg: 幼「逃げるから」

男「あ、あるよ……」

幼「ふーん」

男「幼ちゃんはむっつりだよな」

幼「ッ」ﾎﾞｶｯ

男「いでっ」

幼「(後輩ちゃんと同じことを……)」

男「殴んなよ」

幼「殴られる発言だったね」

男「わりと興味あるんじゃないの？」
504：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/04/03(土) 19:36:21 ID:2ckoQDmg: 幼「それは君の願望じゃないかな？」

男「まあ……そうかもだけど」

幼「っ」ﾋﾟｸｯ

男「(結構なむっつりだと思うんだけどなあ)」

幼「君の方がいやらしいじゃないか」

男「ぐっ」

幼「中学生の頃から胸ばっかり見てきた」

男「みみみてない！」

幼「じゃあ触らせない」

男「見てました！」
505：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/04/03(土) 19:38:35 ID:2ckoQDmg: 幼「ド変態じゃないか」

男「いや健全だって」

幼「ふーん」

男「クソッ」ﾁﾗｯ

幼「ほら見た」

男「ガン見するから」ｼﾞｰｯ

幼「……ﾊｧ」

男「おぉ」

幼「なに」

男「嫌悪感丸出しって顔だな」

幼「君がそうさせた」
506：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/04/03(土) 19:40:16 ID:2ckoQDmg: 男「そういう表情結構好きかも」

幼「はぁ？」

男「あんま見たこと無いから」

幼「ドMだね……」

男「家着いたな」

幼「夜に君の家行くから」

男「あ、はい」

幼「お母さん当直なんだし」

男「なんで把握してんの」
507：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/04/03(土) 19:41:54 ID:2ckoQDmg: 幼「LINEしてるから」

男「ッッ、……」

幼「君を宜しくと」

男「いつの間に」

幼「わりと前からだよ」

男「はぇー……」

幼「夜ご飯も作るから食べないこと」

男「作るって言ったって材料とか」

幼「持ってくるから」
508：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/04/03(土) 19:44:16 ID:2ckoQDmg: 男「そか、助かる」

幼「何を期待したんだい？」

男「何って」

幼「いやらしいこと……考えたよね？」

男「考えてない」

幼「ふーん」

男「嘘です、考えました」

幼「……しないこと」
509：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/04/03(土) 19:46:33 ID:2ckoQDmg: 男「……しない？」

幼「自家発電」

男「しねえよ」

幼「ふーん」

夜

幼「ご飯できたよ」

男「おお」

幼「トーチ炒め」

男「おお！」

幼「唐揚げは家から持ってきたから」

男「ありがてぇ……ありがてぇ……」
510：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/04/03(土) 19:49:34 ID:2ckoQDmg: ・
・
・
男「さて、皿も洗ったし」

幼「っ」ﾄﾞｷｯ

男「続きするか」

幼「ッ……君は勉強してないと死ぬのかい？」

男「あと２問」

幼「ふーん」

男「俺は理系のセンスが無いからとにかく問題こなすしかないんだよ」

幼「それ、ボクより点数上なのにイヤミにしか聞こえないよ」

男「なら一緒に解こう」

幼「お風呂洗ってきてあげるっ」
511：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/04/03(土) 19:52:15 ID:2ckoQDmg: 男「シャワーにするからいいって」

幼「へえ」

男「なんだよ」

幼「前みたいなこと期待してるんだ」

男「し…し…て……なくはない……」

幼「ほら」

男「なんだよ」

幼「なんでも」
512：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/04/03(土) 19:54:25 ID:2ckoQDmg: 男「さてとりあえず問題解くから」

幼「ん」

男「少し集中する」

幼「ん」

男「なんで隣にいるんだ」

幼「ボクも解く」

男「ほう」

幼「さあ気にしないで解きたまえ」

男「はいはい……」
513：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/04/03(土) 19:56:20 ID:2ckoQDmg: ・
・
・
幼「出来たの？」

男「２問目……わかんね……」

幼「君にもわからない問題があるんだね」

男「かなりあるよ」

幼「でも一問目は解けたんだろう？」

男「いや、時間かかりすぎてる……今答え見るけど……」ﾊﾟﾗﾊﾟﾗ

男「……うーん」

幼「どうなのさ」

男「間違ってた」
514：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/04/03(土) 19:58:24 ID:2ckoQDmg: 幼「珍しいね」

男「あー、ここの公式違うんだ」

男「むっず……」

幼「ボクには問題文の段階でもうわけわからない」

男「俺も最近理解してきた」

幼「こんな問題、テストに出ないじゃないか」

男「大学受験では出るんだよ」

幼「ふーん」

男「でも解けなかった」
515：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/04/03(土) 20:28:20 ID:2ckoQDmg: 幼「ご、ごめん……邪魔したね」

男「んーん、幼ちゃんは隣にいてくれると落ち着くから」

幼「ぅ」

男「まあ受験とかは一年以上先だしな」

幼「そうだよ、きっと君なら大丈夫」

男「うん……」

幼「心配なのかい？」

男「まぁ」
516：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/04/05(月) 14:30:23 ID:hdsov076: 男「頭打ちな感じがしてさ」

幼「予備校とかには行かないのかい？」

男「来年行くかもな」

幼「行きなよ」

男「結構金かかるんだぜ」

幼「みたいだね」

男「三教科なら40万50万とかするんじゃないな」

幼「た、高いね…」
517：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/04/05(月) 14:34:09 ID:hdsov076: 男「成績に応じて少し安くなったりもするけど」

幼「良いと安くなるのかい？」

男「実績に繋がるからな……割安にしてでも在籍してほしいんだよ」

幼「特待生ってことね」

男「夏期講習とか冬期講習とかはさらに別料金だし」

幼「えぇ」

男「貧乏人は這い上がれないシステムですよ」
518：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/04/05(月) 14:39:24 ID:hdsov076: 幼「君はきっと報われるよ」

男「……う、うん」

幼「なんかボク無責任なこと言ったね今」

男「いやこっちこそ気遣わせてごめん」

幼「……ん」
男「……」

男「さて」

幼「？」

男「シャワー入ってくる」

幼「うん」
519：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/04/05(月) 14:42:46 ID:hdsov076: 男「あ、先に」

幼「ボクは入ってきた」

男「どうりでフローラルな香りがすると」

幼「洗ってあげるよ」

男「いや」

幼「嫌なんだね」

男「いや、そういうイヤじゃなくて」

幼「素直になったらどうなんだい？」
520：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/04/05(月) 14:46:27 ID:hdsov076: 男「あのーその……やっぱり裸を見られるのがですね」

幼「女の子じゃあるまいし」

男「(ぜってえ勃つから恥ずかしいんだよ！)」

幼「髪だって洗いにくいくせに」

男「そうだけど」

幼「嫌なのかい？」

男「嫌じゃ……ないです……」

幼「ﾌﾌﾌ君は本当に尻に敷かれるね」

男「くそ」
521：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/04/06(火) 21:55:35 ID:wKG9nUXs: Shien
522：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/04/09(金) 21:58:16 ID:sn9GMDQ2: 幼「怒った？」

男「怒らないって」

幼「風邪引いたらあれだからね、ふざけないでするから」

男「……なら……まあ……」

ーーー

男「目隠しはするんかい」

幼「なに？」

男「なんでもないです」

幼「痒いところはございませんか？」

男「ないです」
523：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/04/09(金) 22:00:18 ID:sn9GMDQ2: 幼「ここ？」

男「おわっちょ！耳ッ……」

幼「気持ち悪い声出さないでくれるかな」

男「てめえ」

幼「流すよ」

男「あい」

幼「ーーー」ｼﾞｬｰ

男「(服……着てんのかな……)」

幼「ーーー」ｼﾞｬｰ

男「(ええい考えるな)」
524：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/04/09(金) 22:01:58 ID:sn9GMDQ2: 幼「ねえ」

男「ん？」

幼「身体はどうするんだい？」

男「自分で洗えるよ」

幼「その左手で？」

男「……洗えることは洗えるし」

幼「ふーん……」

男「……」

幼「……」
525：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/04/09(金) 22:07:50 ID:sn9GMDQ2: 幼「じゃ、ボクはこれで」

男「まっ……て……」

幼「！」

男「……まあ、その」

幼「んー？んんんー？」

男「身体も……頼んます……」

幼「ﾌﾌﾌしょうがないなあ」

男「(ｸｿ……)」
526：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/04/09(金) 22:09:35 ID:sn9GMDQ2: 幼「君も素直になったね」

男「素直というのかこれは」

幼「でも、まだ足りないね」

男「……？」

幼「もっともっとボクに甘えてよ」ﾎﾞｿ

男「ッ(耳元でッ……)」

幼「ボクにだけ甘えてね……？」

男「……うん」
527：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/04/09(金) 22:12:20 ID:sn9GMDQ2: 幼「洗うね」

男「あい……」

幼「にしても」

男「言わないでくれ」ｴﾚｸﾁｵｰﾝ

幼「なんで？」

男「何でもなんだ」

幼「君は変態なの？」

男「生理現象なの！」

幼「ふーん……」
528：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/04/09(金) 22:15:37 ID:sn9GMDQ2: 幼「……」ｺﾞｸﾘ

男「いやほんとに、これはその」

幼「ここは最後ね」

男「ッ……そ、」

幼「そ？」

男「そういう一言が……やばいんだって」

幼「へぇ、期待しちゃってるんだ」

男「期待ってかその……期待……」

幼「えっちなこと」

男「えっ……はい……」
529：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/04/09(金) 22:19:39 ID:sn9GMDQ2: 幼「目隠しされてるのに……」

男「なら取れよ」

幼「だーめ」

男「……」

幼「ほら、洗うから」ｼｬｺｼｬｺ

男「なぜお尻からぁん！！」
530：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/04/09(金) 22:21:29 ID:sn9GMDQ2: ・
・
・
幼「ムスコは自分で洗ってね」

男「え、あっ、はい」

幼「ん？何だいその反応」

男「いや別に」

幼「まるでボクに洗ってもらえるとでも」

男「思っ……ゴニョゴニョ」

幼「ほら流す前に洗いなよ」

男「え、なんか恥ずかしい」
531：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/04/09(金) 22:23:40 ID:sn9GMDQ2: 幼「流しちゃうよ」ｼﾞｬｰ

男「ｸｿッ」

幼「(男君が自分で自分の……)」

男「いやこれ恥ずかしいんだが」

幼「ん」

男「なんだその反応」

幼「もっとしっかり洗わないのかい？」

男「見えないから」

幼「ふーん」
532：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/04/09(金) 22:25:10 ID:sn9GMDQ2: 幼「えっちだね」

男「え？」

幼「あ」

男「……」

幼「さ、流そうね」

男「あつっ！」

幼「これは失礼」

男「何度にしてんだよっ」

幼「うるさいなぁ」
533：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/04/09(金) 22:26:58 ID:sn9GMDQ2: ・
・
・

幼「髪まで乾かしてもらえるなんて」

男「感謝します」

幼「はい乾いたよ」

男「ありがとう」

幼「歯磨きは仕上げも自分でしてね」

男「教育テレビかよ」
534：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/04/09(金) 22:28:07 ID:sn9GMDQ2: 夜

男「眠くなってきた」

幼「ふーん」

男「泊まってくんだろ？」

幼「……うーん」

男「？」

幼「んー」

男「戻るんか？」

幼「君の態度次第」
535：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/04/09(金) 22:30:42 ID:sn9GMDQ2: 男「ええ」

幼「君がどうしてもって引き留めるならってこと」

男「なんだそれ」

幼「どうなんだい？」

男「泊まってけよ」

幼「うーん」

男「ええ」

幼「うーん」
536：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/04/09(金) 22:33:53 ID:sn9GMDQ2: 男「えっ……と、隣で……寝てくれると……」

幼「うーん」

男「一緒に寝たいです」

幼「んー……」

男「ほら、寝るぞ」

幼「帰ろうかな」

男「っ」

幼「引き留めてみせてよ」

男「ええ？？」
537：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/04/09(金) 22:36:11 ID:sn9GMDQ2: 幼「ほらっ」

男「待てって」ｶﾞｼｯ

幼「にょっ」

男「……こういうこと？」ｷﾞｭｯ

幼「んー……ん」

男「(……ブラしてないな)」

幼「60点ってとこかな」

男「なんだよそれ」

幼「君にしては高得点だよ」

男「60で？」
538：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/04/09(金) 22:38:15 ID:sn9GMDQ2: 幼「ん、あと何で」

男「？」

幼「硬いのが当たっているのかな？」

男「……すいません」

幼「何で？」

男「えっと……抱き締めたら……その」

幼「さりげなく胸に腕当ててる」

男「くっ」ﾊﾟｯ

幼「だめ」ｷﾞｭｯ

男「ッ」
539：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/04/09(金) 22:41:17 ID:sn9GMDQ2: 幼「寝るまえに」

男「？」

幼「…………」

男「どうした？」

幼「続きの最後、しよっか」

男「ッ、えと」

幼「座って」

男「……こうか？」ﾄﾞｻｯ

幼「ん」
540：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/04/09(金) 22:42:59 ID:sn9GMDQ2: 幼「ﾌﾌﾌ」

男「な、なんだよ」

幼「これから何すると思う？」

男「……」

幼「何されると思う？」

男「幼ちゃん」

幼「なあに？」

男「その、キスしたい……んだけど」

幼「……うん、しよ」
541：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/04/09(金) 22:45:56 ID:sn9GMDQ2: 幼「ボクが跨がるから」ﾄﾞｻｯ

男「ッ」

幼「(男くんの……当たる……)」

男「ーーー」
幼「ーーー」

男「ﾊｧﾊｧ」

幼「男くん……男く……ﾊｧﾊｧ」

男「(あーくそ爆発しそう)」

幼「ﾊｧﾊｧ……出したいの？」

男「……」ｺｸﾝ
542：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/04/09(金) 22:48:01 ID:sn9GMDQ2: 幼「……するね」

男「いいの？」

幼「ん」

男「えっと、で、出るよ？？」

幼「ん」

男「……じゃあ」

幼「毎日してあげる」

男「えっ？」

幼「ほら脱いで」
543：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/04/09(金) 22:50:44 ID:sn9GMDQ2: 幼「ほらほら」ｸﾞｲｯ

男「おわっ」ﾋﾞｰﾝ!!

幼「ッ、……す、すごいね」

男「あい」

幼「ちょっとは」

男「？」

幼「ちょっとは勉強したつもりだから」

男「！？」

幼「その、どこをどうすればとか……」

男「えぇ」
544：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/04/09(金) 22:52:50 ID:sn9GMDQ2: 幼「君に喜んでもらえるように」

男「やはりむっつりだったか……」

幼「爪たてるよ」

男「嘘ごめん」

幼「まあ画で見て覚えても」ｻﾜｻﾜ

男「ッ」ﾋﾞｸｯ

幼「実演はどうなるかな」

男「……」

幼「もし痛いとかなら言ってね」

男「う、うん」
545：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/04/09(金) 22:58:08 ID:sn9GMDQ2: ・
・
・
・
男「ﾊｧﾊｧ……」

幼「(前より量が……)」

男「ごめんなんか」

幼「(すごい……)」

男「すげぇ出たと思う」

幼「ん……平気」

男「(ていうか幼ちゃん……)」

幼「まだ大きいんだね……んっ」

男「(とてつもなく舌長ぇのでは……？)」
546：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/04/09(金) 23:01:53 ID:sn9GMDQ2: 幼「ちゃんとイケた？」

男「……うん」

幼「そっか……んっ」

男「ちょっ」

幼「なんだろうこれ、癖になるね」ﾍﾟﾛﾍﾟﾛ

男「へぁッ……くせっ？」

幼「君のそういう顔も」

男「いやだってそれ……腰抜けるって……」

幼「気持ちい？」

男「うん……」
547：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/04/09(金) 23:03:17 ID:sn9GMDQ2: 幼「自分でするより？」

男「……うん」

幼「本当？」

男「ほんとだって」

幼「ふーん」ｻﾜｻﾜ

男「なんだよっ」

幼「ボクが見たのだと」

男「？」

幼「案外自家発電のがいいって男子もいるみたいでね」

男「アンケート、的な？」

幼「そ」
548：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/04/09(金) 23:05:57 ID:sn9GMDQ2: 幼「あとこういうのだと……イけないって彼氏もいるって書いてあってね」

男「ごめんなさいバリバリ出しました」

幼「うん」

男「それとその」

幼「ん……なんだい……？」

男「次元が違うレベルで気持ちいいです……はい……」

幼「ふ、ふーん」

男「左足無事でも立ってられないと思う」

幼「変態だね」
549：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/04/11(日) 20:32:08 ID:z6s5Iuo2: みてるぞ
550：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/04/11(日) 22:19:07 ID:XHIN2cXM: 刺袁
551：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/04/13(火) 22:35:59 ID:cXGmCDuw: ーーーーベッドに二人

幼「痛み止め飲んだ？」

男「うん」

幼「さっき痛そうにしていたね」

男「心拍数上がるとね」

幼「ズキズキするのかい？」

男「まあ……あと温かくなると少し痛むかな」

幼「そっか」
552：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/04/13(火) 22:48:40 ID:cXGmCDuw: 男「ま、そのうち治るからな」

幼「ん」

男「もう少しこっち来いよ」

幼「ん」ﾋﾟﾄ

男「ぬ」

幼「なんだい？」

男「いや(胸が…… )」

幼「何が当たってると思う？」

男「胸です……」
553：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/04/13(火) 22:55:04 ID:cXGmCDuw: 幼「さっき出したのにもう盛ってる」

男「いやこれは」

幼「ねえ」

男「なに」

幼「君は胸が大きい方がいいのかい？」

男「……まあ」

幼「まあ？」

男「大きいのがいいです」
554：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/04/13(火) 22:59:31 ID:cXGmCDuw: 幼「変態だね」

男「健全だよ」

幼「昔からボクの胸見てきた」

男「み……てたよ」

幼「オカズにしてたんだね」

男「……」

幼「ふん」ﾂﾈﾘ

男「いだっ！」
555：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/04/13(火) 23:06:18 ID:cXGmCDuw: 幼「でも」

男「？」

幼「君に以前告白してきた○○さん」

男「あー」

幼「ボクより胸大きいよ」

男「そ、そうなのか」

幼「後悔してる？」

男「してない」

幼「触っておけばよかったって」

男「思ってない」
556：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/04/13(火) 23:08:30 ID:cXGmCDuw: 幼「ふーん」

男「……」

幼「眠いね」

男「ん……」

幼「頭こっちにおいでよ」

男「……？」

幼「ﾌﾌﾌおやすみ」

男「おやす……」
557：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/04/13(火) 23:12:34 ID:cXGmCDuw: 朝

幼「……ん」

幼「……」

幼「(結局……)」

男「……うーん」ｶﾘｶﾘｶﾘ

幼「(寝起きで真剣な男くん見られるのも……)」

幼「(特権だよね……)」

男「ーー」ｶﾘｶﾘｶﾘ

幼「ﾌﾌﾌ」

男「えっ？」

幼「っ」
558：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/04/13(火) 23:13:32 ID:cXGmCDuw: 男「あ、お、おはよう」

幼「ん」

男「今笑ってた？」

幼「笑ってない」

男「ええ？」

幼「気のせいじゃないかな」

男「そうかなあ」

幼「そうだよ」
559：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/04/13(火) 23:15:36 ID:cXGmCDuw: 幼「ほんとに早起きだね」

男「目覚めがいいんだよ」

幼「ふーん」

男「すげえ深く眠れる」

幼「そう……なのかい？」

男「うん、すごいよ」

幼「痛み止めのおかげだよ」

男「それは一人で寝るときも飲んでる」

幼「ふ、ふーん」
560：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/04/14(水) 01:36:12 ID:AwcCnFGQ: 幼ちゃん好き
561：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/04/24(土) 23:16:36 ID:0XTOHDzU: 男「幼ちゃんは眠れてる？」

幼「まあ」

男「起こしちゃったけど」

幼「寝起きはいい感じだよ」

男「そっか」

幼「君は頑張るね」

男「周りはもっと頑張ってるよ」
562：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/04/24(土) 23:19:53 ID:0XTOHDzU: 幼「ねえ」

男「？」

幼「その、君は……目指すところは上の大学になるわけじゃないか」

男「そりゃね」

幼「国立？」

男「今は……そんな具体的な目標がさ」

幼「そっか」
563：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/04/24(土) 23:24:23 ID:0XTOHDzU: 幼「あんまり無理しないでね？」

男「うん」

幼「治ってもバイト入れすぎないこと」

男「う、うん」

幼「返事に力がないね」

男「いや、はい……」

幼「治ってからもお弁当とかはボクが作るから」

男「いやそれは申し訳」

幼「嫌なの？」

男「嫌じゃないです」
564：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/04/24(土) 23:27:33 ID:0XTOHDzU: 幼「いつからボクに遠慮できる分際になったのかな？」

男「それじゃあ有り難く作ってもらいます」

幼「よろしい」

男「さて……朝ごはん食べるかな」

幼「ん、サンドイッチ作ってよ」

男「えぇ……」
565：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/04/24(土) 23:32:57 ID:0XTOHDzU: クリスマスシーズン

男「もうすぐクリスマスか」

幼「そうだね」

男「ケーキが半額になるからいいよな」

幼「……」

男「なんだよ」

幼「いや、哀しいねって」

男「この時ぐらいしか気軽にケーキ食べれらないんだぞ」

幼「う、うん」
566：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/04/24(土) 23:37:42 ID:0XTOHDzU: 男「まあでも今年はバイト先で貰えるっぽいし」

幼「ふーん」

男「そこでだよ幼ちゃん」

幼「？」

男「クリスマスなんだけどさ」

男「俺と一緒に外販してほしい」

幼「がいはん？」

男「今年、オーナーが外でケーキ売りたいって言うからさ」

幼「それをボクに手伝えと？」
567：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/04/24(土) 23:40:13 ID:0XTOHDzU: 男「約三時間！売り切れで即終了！一万円！」

幼「ふーん」

男「美味しい話だと思います」

幼「あれだろう？ボクを紹介することで紹介料とか実はピンハネとか」

男「斡旋かい」

幼「そもそもクリスマスイヴに？」

男「は、はい」

幼「ボクを差し置いてバイトを？」

男「うぐ」
568：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/04/24(土) 23:47:16 ID:0XTOHDzU: 幼「いいご身分の彼氏だね」

男「いや、その……ごめん……差し置いたわけじゃなくて」

幼「ふーん」

男「それに早く売れればその後一緒にいられるしさ」

幼「ふーん」

男「オーナーには世話になってるから、その……力になりたいし」

幼「ふーん」

男「(あ、怒ってますね)」
569：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/04/24(土) 23:51:45 ID:0XTOHDzU: 男「あー、ごめん」

幼「(む、愚図りすぎたかな)」

先輩「あー男くん発見！」

男「先輩」

幼「(腹筋見せたがりオンナ……)」

先輩「おや？デート中？」

男「一緒に帰ってて」

先輩「外販の話って……」

男「あーしてみたんですど」
570：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/04/24(土) 23:56:46 ID:0XTOHDzU: 先輩「だめっぽ？」

幼「……」

男「す、すいません」

先輩「へーきへーき！」

男「オーナー今年かなり気合い入ってたけど」

先輩「うちの大学の友達連れてくるからさ！」

男「そすか……」

先輩「たまにウチの店にくる○○とか●●とか、▲▲とかも呼んだし！」

男「おぉ」
571：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/04/25(日) 00:00:25 ID:SbvUBtcA: 先輩「ミスコン組だから強いよお？」

幼「ッ」ﾋﾟｸｯ

男「デートとかしないんですね」

先輩「○○はそのあと彼氏とデートって言ってたかな？他はフリーだもん」

男「はぁ」

先輩「▲▲わかる？」

男「なんとなく……」

先輩「モデルやってるって子」

幼「ッ」ﾋﾟｸｯ

男「あぁ、わかります」
572：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/04/25(日) 00:03:58 ID:SbvUBtcA: 先輩「そっかそっか、まあ男君にあれだけ話しかけてればね」

幼「！」

先輩「それじゃあこのメンバーで」

幼「宜しくお願いします」

男「え？」

先輩「で？」

幼「ん？」

男「や……手伝ってくれるん？」

幼「さっきOKしたじゃないか」
573：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/04/25(日) 00:05:36 ID:SbvUBtcA: 先輩「え？出てくれるの！？」

幼「もちろん……」ﾋﾟﾘﾋﾟﾘ

先輩「嬉しー！」

男「え？え？」

先輩「それじゃあまた今度ねー！」

男「あ？え！？」

先輩「ばいばーい！」

男「行っちゃった」

幼「……」
574：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/04/25(日) 00:07:55 ID:SbvUBtcA: 幼「君は随分と」

男「？」

幼「年上からも人気があるんだね」

男「からもってなんだよ」

幼「……」

男「え？ていうかいいの？」

幼「乗りかかった船だからね」

男「(結局自分から乗ってきたような)」

幼「何？」

男「何でもないです」
575：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/04/25(日) 00:12:31 ID:SbvUBtcA: 男「いやでも心強い」

幼「ミスコン組とやらがいるじゃないか」

男「いやいやいや」

幼「ボク一人いたところでなにも変わらないと思うけどね」

男「変わるよ」

幼「ふーん」

男「その……幼ちゃんが……一番、ダントツなわけだし」

幼「ん？何か言ったかな？」

男「えっとですね、えーと……」
576：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/04/25(日) 00:19:58 ID:SbvUBtcA: 幼「ほらほらハッキリ言わないとボクの機嫌は直らないよ」

男「幼ちゃんが好きです」

幼「にょっ」

男「あっ、と……ごめん変な言い方した」

幼「ッ……なかった」

男「？」

幼「聞こえなかった」

男「ええ！？」

幼「もっかい言ってくれると聞こえる」

男「……」
577：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/04/25(日) 00:32:06 ID:SbvUBtcA: 男「幼ちゃんが……好きです……よ」

幼「うーん」ﾓｼﾞﾓｼﾞ

男「え？え？なにその顔」

幼「え？うーんだなあって」

男「えぇ……」

幼「もっかい」

男「ッ」

幼「もう一回だけ言ってよ」

男「嫌だ」

幼「嫌なんだ」
578：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/04/25(日) 00:33:46 ID:SbvUBtcA: 男「恥ずかしい」

幼「ボクのこと好きじゃないんだね」

男「好きだよ」

幼「誰のことが？」

男「幼ちゃんのことが……」

幼「が？」

男「好きだって」

幼「ふーん」

男「いや反応」
579：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/04/25(日) 00:38:26 ID:SbvUBtcA: 幼「いやなんかね、こう……」

男「聞こえてたよね？」

幼「こう……ボクのことだけが、とか言うニュアンスだとはっきり聞こえると思うんだよね」

男「ええ」

幼「わかる？」ﾓｼﾞﾓｼﾞ

男「幼ちゃんの事だけが好きだよ」

幼「適当に言ったね」

男「変に改まると恥ずかしい」

幼「ふーん」
580：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/04/25(日) 00:41:03 ID:SbvUBtcA: 幼「ボクには求めないのかい？」

男「言わないだろ」

幼「どうかな？」

男「言う気ない人の顔じゃん」

幼「言ってほしくないのかい？」

男「そりゃまあ……」
581：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/04/25(日) 00:45:41 ID:SbvUBtcA: 男「無理して言葉に出さなくてもさ」

男「こうして隣にいてくれるだけで幸せだし毎日楽しいよ」

男「だから明日も頑張ろうって気になれるから」

幼「たんま」

男「？」

幼「男くんち行こ」

男「え？あ、うん」

幼「まあそのうち言ってあげるよ」

男「そのうちかよ」

幼「気が向いたらね」
582：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/04/25(日) 00:48:21 ID:SbvUBtcA: 男くんち

幼「男くんしゅきっ……しゅきっ……！」

男「(いやこれ)」

幼「ﾊｧﾊｧ……好き？」

男「うん……好きだよ……ッ」

幼「……あッ……知って……りゅ」

男「(キャラ変わりすぎでしょ)」

幼「男くんッ……」
583：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/04/25(日) 00:50:01 ID:SbvUBtcA: 事後

男「外販はコスプレするっぽいんだよね」

幼「聞いてない」

男「っぽいとしか俺も聞いてない」

幼「女子大生のコスプレ拝めるね」

男「幼ちゃんのコスプレが見たいね」

幼「ボクはしないよ」

男「何でさ」
584：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/04/25(日) 22:34:36 ID:TxbmoAcQ: おまんこビーーーーム！！！！！
585：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/04/25(日) 22:57:57 ID:6mQXrWU.: しおり代わりに
586：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/05/01(土) 22:59:55 ID:V6geP.lc: めぐるちゃん
587：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/05/05(水) 22:25:42 ID:qFYelomM: 12/24

店長「待ってたよ」

男「あ、オーナー」

幼「宜しくお願いします」ﾍﾟｺﾘ

店長「噂の彼女さんね」

男「なんすか噂のって」

店長「まあまあ、今日は美少女パワーで売り捌いてよ！」
588：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/05/05(水) 22:27:47 ID:qFYelomM: 先輩「よーし、幼馴染ちゃんはこっちでお着替えだよ」

幼「へ？」

男「えっ」

店長「とびきりの衣装でお願いします」

幼「ちょっ」

先輩「ささ、こっちきてー！」

男「(連れてかれた)」

店長「さあ男手はケーキを準備するよ！」

男「は、はい」
589：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/05/05(水) 22:32:12 ID:qFYelomM: 先輩「じゃーん！」

「来たねJK」「髪は私にやらせてぇ」「男くんの彼女さんかあ」

幼「あ、あの」

先輩「幼馴染ちゃんはコスプレ的なのは嫌？」

幼「えっと……その……あんまり……」

「可愛いのにぃ」「ツインテしよ？ツインテ」

幼「露出するのは……」

先輩「ふむふむ」

「つまり露出せずにコスプレすればいいってことね」「じゃあおさげにしよ？ツインテがいい？」
590：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/05/05(水) 22:35:36 ID:qFYelomM: 先輩「男くんも楽しみにしてるんだし」

幼「えっ？」

先輩「男くんはいつも君の事ばっかり喋ってるからねえ」

幼「た、たとえば？」

先輩「えー？んー、お弁当の内容とか毎日自慢してくるけどなあ」

幼「そぅ……なんですね」

先輩「幼馴染ちゃんがコスプレするって聞いて喜んでたよ」

幼「ふーん」

先輩「幼馴染ちゃんはあんまり露出するの嫌い？」
591：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/05/05(水) 22:39:33 ID:qFYelomM: 幼「嫌いでは……ないですけど……あんまりしないから……」

先輩「よし！」

「しゃあこれいってみよう！」「派手な露出よりもエロいからね！」「ｺﾞｸﾘ」

幼「え、あのっ」

先輩「着せ替えタイムスタート！」

幼「ぴえ」

男「ﾌｩ」

店長「よしよし」

男「売れますかね」

店長「まあ予約分だけでそこそこあるからね」
592：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/05/05(水) 22:42:44 ID:qFYelomM: 店長「全部捌ける人員を揃えたつもりなんだけど……、お？」

男「……あ」

先輩「お待たせしゃーしたー！」

男「……！」

幼「……」

先輩「どーよ！」

男「どっ」

幼「……なに」

先輩「ほら男くんもフリーズしちゃってる」

男「……」ﾊﾟｼｬｯ

幼「ちょっ」

男「可愛い」

幼「ッチ」
593：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/05/05(水) 22:48:35 ID:qFYelomM: 「うーん舌打ちしたいのはこっちのほう」「1ノロケいたーきやしたー」

先輩「名付けて控えめサキュバスです」

男「ネーミングセンス」

幼「こっち見ないでくれるかな」

先輩「露出は抑えつつもラインを強調しております」

「こちらミニスカも黒タイツで一安心でございます」「乳テントに置かれた御下げ髪が清楚なエロスを醸し出します」

男「ありがとうございます…！」

幼「も、もう何してるんだい！」

男「いやもうこんなに幼ちゃんの良さ引き出してくれててッーゴフェ」

幼「殴るよ」

男「いだい」
594：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/06/01(火) 07:47:29 ID:2p92dXY2: まだかな
595：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/06/07(月) 23:23:09 ID:pSrK1VfQ: 待ってるよage
596：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/06/08(火) 20:17:07 ID:BpGaar.Q: すまんな。明日あたりに
597：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/06/08(火) 22:40:06 ID:Xyc3TUhk: なんかイカしたIDだな
598：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/06/09(水) 20:40:38 ID:F/77MEPM: 19時

店長「アリガトォー！」

男「おぉ……全部売れた」

店長「君たちのおかげです！」

先輩「一個あたり＋1000円ぼったくっても売れるんですねぇ」

「いやあそれも」「これも」

幼「……？」

男「(幼ちゃんの列だけ並びすごかったからな)」

店長「男君を雇って正解だったと思っている」

男「いや、このタイミングで言われても嬉しくないです」
599：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/06/09(水) 20:47:29 ID:F/77MEPM: 店長「はいこれ」

男「おぉー」

幼「……、」

店長「受け取って！幼馴染さんは日払いだから更に倍！」

男「ありがとうございます」
幼「え、い、いいんですか」

店長「労働の対価だよ！受けとるのは義務！」

幼「あ、ありがとうございます」

先輩「幼馴染ちゃん可愛いねぇ」

「ポニテはどうかなあ？」「ね！ツインテよりおさげだったでしょ？」「三つ編みがいいと思うけど」

先輩「いっそのこと前髪ぱっつんとか」

幼「ひっ」

男「じゃ、俺らはこれで！」ｸﾞｲｯ

幼「にょっ」
600：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/06/09(水) 22:00:33 ID:F/77MEPM: 先輩「幼馴染ちゃんまたねー！」

・
・
・
・

男「先輩たちに捕まると長いからな」

幼「ふーん」

男「お腹減ってないか？」

幼「販売前にケーキ食べたから……あまり……」

男「だよな」

幼「それよりその紙袋」

男「あぁこれか」

幼「余り物のケーキでも貰ってきたのかな？」

男「ちげえよ」
601：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/06/09(水) 22:03:19 ID:F/77MEPM: 男「これは、ほら」

幼「……え」

男「何驚いてんだよ、クリスマスなら察しがつくだろうに」

幼「ボクに？」

男「ん」

幼「あ、ありがとう……(しまった……)」

男「大したもんじゃない」

幼「(ボク、なにも用意してない……！)」

男「な、なんだよ」

幼「あ、あのごめん……ボク用意してない」
602：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/06/09(水) 22:08:10 ID:1lAeKtEA: 男「いいって、無理して今日出てもらったんだし」

幼「でも」

男「いつも弁当とか用意してくれてるからさ、そのお返しだと思ってほしい」

幼「うぅ……」

男「もし申し訳ないと思うなら」

幼「？」

男「そ、そのお下げの髪型たまにしてください」

幼「急に気持ち悪いね」

男「いや、ごめん」

幼「そんなにいいのかい？」

男「いいです」

幼「ふぅん」
603：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/06/12(土) 08:38:37 ID:qiXvTE2Q: 支縁
604：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/06/21(月) 20:27:15 ID:K2hc.oY2: 今週どこかで
605：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/06/27(日) 21:29:52 ID:BSyksc3o: 幼「あれなのかな？」

男「？」

幼「初恋の人の髪型に似てるとか」

男「初恋は幼ちゃんだよ」

幼「嘘」

男「嘘じゃないって」

幼「幼稚園の時の先生」

男「えぇ」

幼「先生と結婚するって言ってたくせに」

男「そうなの？」
606：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/06/27(日) 21:36:04 ID:BSyksc3o: 男「なんで幼ちゃんが覚えてるんだ」

幼「うるさい」

男「てかカップル多くね？」

幼「僕らもその一部なんだが」

男「確かに」

幼「……」

男「？」

幼「ほら」ﾋﾟﾄｯ

男「っ」
607：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/06/27(日) 22:12:42 ID:BSyksc3o: 幼「恋人っぽくしてあげるよ」むにゅ

男「っぽく……」

幼「嫌なのかい？」

男「嬉しいです！」

幼「ふーん」

男「何だよ」

幼「……別に」
608：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/06/27(日) 22:17:10 ID:BSyksc3o: 幼「ボクさ」

男「？」

幼「その……なんていうか、その」

男「どうしたの？」

幼「………恋人っぽくできてる？」

男「うん」

幼「即答だね」

男「っぽくじゃなくて恋人だし」

幼「それはそうなんだけど」

男「毎日支えてもらってる」

幼「そ、そうかな」

男「本当の意味でパートナーだと思ってる」

幼「っ」
609：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/06/27(日) 22:20:41 ID:BSyksc3o: 男「あー、えっと、ごめん」

幼「‥……」

男「なかなかクサい台詞を言った気がする」

幼「ん、もっかい言ってみなよ」

男「えぇ」

幼「ほら」

男「恥ずかしいだろ」

幼「言えないんだね」

男「……いや、やっぱ恥ずかしい！」

幼「ふーん」
610：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/06/27(日) 22:25:45 ID:BSyksc3o: 男「これからも俺のパートナーでいてくださいってこと」

幼「ん」

男「帰るか」

幼「ん」

男「なんで黙るんだよ」

幼「君がクサい台詞を言う度に黙ってしまう病気なのかも」

男「……」

幼「怒らないでよ」

男「怒ってないよ」

幼「ふーん」
611：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/06/27(日) 22:27:59 ID:BSyksc3o: 幼「今日お母さんは？」

男「当直だよ」

幼「ふーん」

男「えっと、泊まりに……来ますか？」

幼「へえ」

男「何だよ」

幼「性の6時間」

男「出たそれ」

幼「明日が休みなのをいいことに」

男「うるせえ」
612：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/06/27(日) 22:31:59 ID:BSyksc3o: ーーーー男の家

幼「ねえ」

男「ん？」

幼「今日はお勉強しないの？」

男「しないよ、宿題もないし」

幼「ふーん」

男「したいの？」

幼「普段するのに」

男「いやまあ今日はいいかなって」

幼「これが性の六時間パワーなんだね」

男「あのなぁ……」
613：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/06/27(日) 22:35:18 ID:BSyksc3o: 幼「こんな日に君の家で過ごすなんて」

男「……」

幼「ボクの両親に会ったらなんて言うんだい？」

男「えっ」

幼「何て言うんだい？」

男「いや急になに」

幼「何て、言う、の・か・な？」

男「え、あ、えー……んー、お世話になってます！」

幼「それだけ？」

男「幸せにします！」

幼「にょ」

男「にょ？」
614：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/06/27(日) 22:38:14 ID:BSyksc3o: 幼「君も気持ち悪いくらい気が早いね」

男「ごめん……」

幼「君さ」

男「？」

幼「こうして君の家で夜を過ごせるは何でだと思っているんだい？」

男「え？えーと……」

幼「……」

男「……その、認めてもらってる？……のでしょうか」

幼「ま、半分正解ってところだね」

男「残りは？」

幼「ん」

男「え？残りの半分は？」
615：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/06/27(日) 22:41:49 ID:BSyksc3o: 幼「さあ？」

男「さあ！？」

幼「君が責任感があってボクを泣かせることもない甲斐性のある男だと思ってるからだよ」

男「あぅ」

幼「おや？」

男「プレッシャーのかかる」

幼「そうでもなければ一人娘の外泊なんて」

男「確かに」

幼「お隣同士、いかに君であろうと許してもらえるわけないじゃないか」

男「はい」
616：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/06/27(日) 22:57:11 ID:BSyksc3o: 男「甲斐性か……」

幼「そう」

男「(恋人として……きちんとできてるのかな)」

幼「あの」

男「ん？」

幼「その、心配することじゃないから」

男「えっと……親？」

幼「ん」

男「まあ……うん」
617：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/06/28(月) 22:49:03 ID:WxE9FBFs: 幼「変な空気になったね」

男「なったな」

幼「これも性のろくじ」

男「いや関係ないだろ」

幼「む」

男「何だよ」

幼「誘ってきておいて」

男「いや、……はい」
618：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/06/28(月) 22:54:03 ID:WxE9FBFs: 幼「ねえ」

男「？」

幼「その、これ開けていいかな」

男「あ、プレゼントか」

幼「気になって夜も眠れなくなりそうで」

男「定番だよ」

幼「ムチ？蝋燭？」

男「何の定番だよそれ」

幼「む……」ｶﾞｻｺﾞｿ
619：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/06/28(月) 22:56:40 ID:WxE9FBFs: 幼「こ、これ」

男「マフラー」

幼「ぶあ、BALENCIAGAじゃないか」

男「うん」

幼「こ、ここれ高いよね」

男「高い」

幼「………………６桁？」

男「いかないくらいです」

幼「な、何でこんな高価なモノ」

男「いやまあ素材いいから長持ちするのかなって」
620：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/06/28(月) 22:59:12 ID:WxE9FBFs: 幼「だからってBALENCIAGAは……」

男「幼ちゃんに合う！ってビビっときたのがこれしか無かったんだよ」

幼「確かに」すすっ

男「巻くんかい」

幼「デザインも色もすべてドンピシャなのがすごいね」

男「おお……」

幼「あのね、君がお金持ちの息子ならそこまで気負いしないよ」

男「はい」

幼「本当に嬉しいけど……」
621：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/06/28(月) 23:01:10 ID:WxE9FBFs: 男「誕生日も含めてさ」

幼「……」

男「年に一回くらいだから」

幼「もうあれね」

男「？」

幼「気持ちは嬉しいからこんなに高いモノじゃなくていいから」

男「う、うん」

幼「ごめんね、貰っておいて」

男「まあ先輩たちにもバレンシアガはやりすぎとは言われた」

幼「そうだよ」
622：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/06/28(月) 23:07:02 ID:WxE9FBFs: 幼「それにボクの方は何も用意してない」

男「いつもお昼用意してくれてるじゃんか」

幼「それは別」

男「年末になるし今年ありがとうって意味で受け取ってください」

幼「……ん」

男「なんかごめん」

幼「ん」

男「クリスマスだからこう、浮かれてた」

幼「君も浮かれるんだね」

男「幼ちゃんとクリスマスだからな」

幼「ふーん」
623：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/06/28(月) 23:13:23 ID:WxE9FBFs: 男「なんていうか、普段通りに過ごすのが正解だったのかな」

幼「また来年頑張ればいいじゃないか」

男「……そうだな」

幼「来年は受験生だけどね」

男「うん」

幼「……」

男「大学生になってからも頑張るよ」

幼「ふーん」
624：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/06/30(水) 22:57:20 ID:Ke0HHrD6: 栞
625：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/07/01(木) 22:40:44 ID:DduBYqb.: 男「なんだよ」

幼「そんな先のこと」

男「わかんないって？」

幼「んーん」

男「俺はただ一緒にむッー」

幼「……浮気しちゃ駄目だよ」

男「しないって」

幼「しないでね」

男「しないよ」
626：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/07/01(木) 22:43:39 ID:DduBYqb.: 幼「嫌いにならないで」

男「ならないよ」

幼「ん」

男「俺の方こそ愛想つかさないでほしい」

幼「んー、どうだろ」

男「おい」

幼「君の頑張り次第じゃないかな」

男「頑張り……」

幼「冗談だよ」
627：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/07/01(木) 22:51:02 ID:DduBYqb.: 幼「明日は予定あるのかい？」

男「ないよ」

幼「ふーん」

男「？」

幼「なら君のプレゼントを買いに行こう」

男「俺の？」

幼「貰いっぱなしはね」

男「いいって」

幼「よくないよ」
628：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/07/01(木) 22:55:07 ID:DduBYqb.: 幼「遠慮しない」

男「俺のは日頃の感謝も含めてだってば」

幼「だめ」

男「わ、わかったよ」

幼「ボク自身がプレゼントになってあげてもいいよ」

男「………」

幼「……」ﾂﾈｯ

男「いでっでで！！」

幼「何で黙るかな」
629：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/07/01(木) 22:57:19 ID:DduBYqb.: 男「変なこと言うから！」

幼「いらないのかい？」

男「いや、いるとかいらないとかじゃなくて」

幼「……」

男「も、貰います」

幼「ふーん」

男「一生大切にするから」

幼「……ん」

男「貰うね」

幼「きき聞こえなかった」
630：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/07/01(木) 22:58:51 ID:DduBYqb.: 男「えっ」

幼「一生なんとかって台詞」

男「いや聞こえたでしょ」

幼「聞こえなかった」

男「……」

幼「もっかい」

男「一生大切にするからね」

幼「ん」

男「反応うすっ」
631：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/07/01(木) 23:03:04 ID:DduBYqb.: 幼「約束だよ」

男「おう」

幼「……ボク、クラスメイトとかの前だと君に冷たいと思う」

男「いいんじゃないか？」

幼「……ん」

男「二人きりの時に寄り添ってくれれば」

幼「平気かい？」

男「あんまり気にしてない」

幼「ほんとはイチャイチャ見せつけたいんじゃないのかい？」

男「いや、なくは……ないけど」
632：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/07/04(日) 22:07:43 ID:H9PqNUEA: 幼「ふーん」

男「俺、どちらかと言うと二人きりの時間が好きだから」

幼「ん」

男「こういう時間？と言うか」

幼「ん」

男「冬休みも……できるだけ一緒に過ごしたいって思ってる」

幼「ん」

男「聞いてる？」

幼「ん」
633：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/07/08(木) 12:45:00 ID:69GKyZzU: 幼「まあ君がどうしてもと言うなら」

幼「たくさん一緒にいてあげるよ」

男「うん」

幼「しょうがないからね」

男「そうだな」

幼「少し疲れてるんじゃないのかい？」

男「そう……かな？」

幼「ほら、寝っころがりなよ」ドン

男「ちょ」
634：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/07/08(木) 12:46:51 ID:69GKyZzU: 男「あの」

幼「こっちは……」ｻﾜｻﾜ

男「……ッ」

幼「すぐ元気になるみたいだけど」

男「そりゃッ……ね……」

幼「しょうがないなあ」

男「」
635：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/07/08(木) 23:09:02 ID:69GKyZzU: 大晦日夜

男「よ」

幼「ん」

男「やっぱ夜になると冷えるな」

幼「寒いのは苦手」

男「知ってる」

幼「まあ君のくれたマフラーはなかなか機能しているけど」

男「おー……それは良かった」

幼「手袋してくればよかった」

男「……」
636：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/07/08(木) 23:11:18 ID:69GKyZzU: 男「繋いでこっか」

幼「ッ……しょうがないなあ」

男「ほら」

幼「ん」ｷﾞｭｯ

男「にしても」

幼「？」

男「俺、初詣って初めてだわ」

幼「日本人だよね？」

男「行く必要性を感じられなくて」
637：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/07/08(木) 23:14:22 ID:69GKyZzU: 幼「まあ君は神様とか信じてなさそうだもんね」

男「幼ちゃんはどうなのさ」

幼「ボクは平均的日本人だよ」

男「と言うと？」

幼「キリストの誕生日を祝った翌週には神社でお参りをする種族ってこと」

男「……よくよく考えるとすごいな」

幼「君にとってクリスマスはチキンやケーキが半額になるイベントでしかなかっただろうに」

男「正月寿司だな」

幼「う、うん……」
638：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/07/08(木) 23:17:29 ID:69GKyZzU: 男「馬鹿にしてるけど半額ハンターはライバル多いんだぞ」

幼「哀れんでただけで馬鹿にしてないよ」

男「もっと惨め」

幼「にしても」

男「？」

幼「人多いね」

男「な」
639：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/07/08(木) 23:20:53 ID:69GKyZzU: 男「みんな天満宮で年越しするんだな」

幼「東京だと電車が夜中も動いているらしいね」

男「終夜運転ってやつだろ？都会はちげえよやっぱ」

幼「……ん」

男「……？」

幼「き、君は東京の方の大学を目指してるんだよね」

男「そりゃね」

幼「……受かるといいね」

男「まあ受験は一年以上先だけどな」

幼「東京か……」
640：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/07/08(木) 23:23:21 ID:69GKyZzU: 男「どうした？」

幼「ん、なんでもないよ」

男「ん」

じゅー！きゅー！はち！

男「うおっ」

幼「カウントダウンだね」

ゼロー！

男「明けたな」

幼「明けたね」

ゴーーーンゴーーーン

男「除夜の鐘か」

幼「ほら、お参りしようよ」
641：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/07/08(木) 23:26:43 ID:69GKyZzU: ・・・・

男「なんてお願いしたんだ？」

幼「ひみつ」

男「秘密かよ」

幼「聞くときは君から教えるモノ」

男「俺は……なんな色々考えちゃった」

幼「……欲張りはよくないよ」

男「でもなんていうか、来年も二人でお参りできますようにって感じにまとまった」

幼「ﾌｯ」

男「？」

幼「ﾌﾌﾌ、なんでお参りに来年のお参りのお願いするのさ」

男「確かに」
642：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/07/08(木) 23:29:14 ID:69GKyZzU: 男「年明けてすぐに」

幼「？」

男「幼ちゃんの笑顔見られたから縁起がいいな」

幼「なにそれ」ﾂﾈｯ

男「ぎょっ」

幼「まったく……」

男「幼ちゃんは何お願いしたんだ」

幼「ひみつだって」

男「結局秘密か」
643：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/07/12(月) 22:15:25 ID:lwMPE1LY: 男「なんか新鮮だな……」

幼「深夜に出掛けているからね」

男「今日くらいはな」

幼「これだけ人も多いと不思議な感じがするね」

男「ちょっとワクワクする」

幼「なにそれ」

男「だって初詣が初めてなんだもん」
644：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/07/12(月) 22:20:27 ID:lwMPE1LY: 男「あれ屋台だろ？」

幼「うん」

男「たこ焼き食べようぜ」

幼「君にしては珍しいね」

男「ちょっと憧れだったんだよ」

幼「屋台が？」

男「いや、こういうお祭りデートみたいなの」

幼「……なにそれ」
645：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/07/12(月) 22:34:29 ID:lwMPE1LY: 「毎度ありー」

男「おぉ……重い……」

幼「どういう感想」

男「そこの椅子座ろうぜ」

幼「ん」

男「ここも日中になると混むのかな」

幼「座る場所もないだろうね」

男「こんな夜中でも人いるもんな」

幼「うちの中学の人達もちらほらいたね」
646：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/07/12(月) 23:07:14 ID:lwMPE1LY: 男「まじ？」

幼「ボクらに気づいていたと思うけど」

男「遠慮されたんかな」

幼「どうかな？」

男「カップルだからな」

幼「端から見ればね」

男「実際にそうじゃんか、はい」あーん

幼「にょっ」

男「あ、ごめん」
647：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/07/12(月) 23:08:50 ID:lwMPE1LY: 幼「見せびらかしたいのかい？」

男「いや、そういうわけじゃ」

幼「あーんだなんて古臭いね」

男「すまん」

幼「ま、元旦だし許してあげるよ」

男「(元旦関係あんのかよ……)」

幼「ほら、くれるんじゃないのかい？」

男「……ほい」
648：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/07/12(月) 23:11:35 ID:lwMPE1LY: 帰宅

男「ふう」

幼「眠いね」

男「歯磨いたら寝るか」

幼「ふーーーん」

男「な、なんだよ」

幼「寝るの？」

男「……えっと」

幼「眠いんだね」ﾌﾟｲｯ

男「(これはあれか？誘われてるのか？)」
649：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/07/12(月) 23:14:44 ID:lwMPE1LY: 男「と、とりあえず歯磨く」

幼「ん」

ーーーーーー

男「ハイテンションなテレビばっかりだな」

幼「年明けはね」

男「消すか」ﾌﾟｩﾝ

幼「……」

男「……」

幼「寝ないの？」

男「寝ない」

幼「……」

男「えっとその……してから……寝る……」

幼「……自家発電？」

男「いやおい」
650：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/07/13(火) 20:06:34 ID:R4CUg3yo: 幼「煩悩が残っているみたいだね」

男「いや……まあ……」

幼「したいんだ」

男「……うん」

幼「どうしようかな」

男「どうする？」

幼「どうしたいのかな？」

男「どうもこうも……したいけど……」

幼「君って見かけによらずすごいよね」
651：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/07/13(火) 20:13:29 ID:R4CUg3yo: 男「ええ」

幼「性には興味ないって顔してるのに」

男「そうかな……」

幼「なんでココはこうなのかな」

男「……嫌だったりする？」

幼「ん」ﾌﾙﾌﾙ

男「えっと…」

幼「君は」ﾆｷﾞｯ

男「っ」

幼「ボク以外に発情しない？」

男「し、しないって……」

幼「絶対？」
652：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/07/13(火) 21:33:49 ID:R4CUg3yo: 男「しない」

幼「……ん」

男「今日は」

幼「？」

男「寝よっか」

幼「へ」

男「なんてうか、こう……日付変更線をさ」

幼「？」

男「ふたりで一緒に跨いだって気がして興奮してた」

幼「日付変更線を跨ぐのはまた違うような」
653：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/07/13(火) 21:36:53 ID:R4CUg3yo: 男「少し興奮してた」

幼「ふーん」

男「今度は」

幼「？」

男「一緒に初日の出も見たい」

男「大晦日の夕陽も」

男「特に何も景色も」

男「一緒に見たいなって思った」

男「ごめん気持ち悪いこと言った」

幼「……だ、誰と見たいのかな？」
654：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/07/13(火) 21:38:20 ID:R4CUg3yo: 男「幼ちゃん」

幼「ーーんー……？」

男「幼馴染と」

幼「んー……ん……」

男「どういう反応だよ」

幼「そんなにボクのことが好きなんだね」

男「……うん」

幼「好きなんだ」

男「好きだよ」
655：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/07/13(火) 21:39:58 ID:R4CUg3yo: 幼「ほんとに？」

男「うん」

幼「うんじゃやだ」ｷﾞｭｯ

男「好きだよ」

幼「ほんと、？」

男「幼馴染だけが好き」

幼「男くん……」ｶﾞﾊﾞｯ

男「ぐおっー！？」

幼「しゅきっーしゅき……」

男「んっー、ちょまっ」
656：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/07/18(日) 21:01:02 ID:TzwozE3w: 三年生新学期

友「あれ？幼馴染」

幼「おはよう」

友「おはよー、男くんは？」

幼「委員会で新入生案内してる」

友「なるほど」

幼「なに」

友「寂しそうダネ」

幼「別に」
657：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/07/18(日) 21:07:32 ID:TzwozE3w: 男「そういうわけで二年生からはクラス替えはなくなります」

後輩「体育祭は学年は違えど各クラスごとにチームになりますからね！」

男「そゆこと」

後輩「かの男先輩も去年は私と熱い火花を散らせていたわけです……！」

男「ほら脱線しない」

後輩「あい」

男「理系を志望の人は早いうちに進路希望のここに印を」

・
・
・
・

男「疲れた」

幼「お疲れ様」

男「あんまり人前で話すの苦手」

幼「そうは見えないけど」
658：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/07/18(日) 21:15:09 ID:TzwozE3w: 男「隣ポンコツだったし」

幼「良かったじゃないか」

男「良くないよ」

幼「可愛い後輩ちゃんが引っ張ってくれて」

男「足をね」

後輩「あー幼馴染先輩！」

幼「やあ」

後輩「身長伸びました？」

幼「まあ」

男「親戚のおじさんかよ」
659：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/07/18(日) 21:24:48 ID:TzwozE3w: 後輩「いいなあ」

幼「君くらいの身長のほうが可愛いげがあるんじゃないかな？」

後輩「えへへー彼氏もそう言ってくれるんですう」

幼「っ」

男「バイト先の大学生と付き合ったらしい」

幼「ふーん」

後輩「あれ？安心したんですか？」

幼「何をかな？」

後輩「私が男先輩にちょっかい出してるーみたいに」

幼「んー、不安にはなる要素は無いね……」
660：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/07/18(日) 21:30:47 ID:TzwozE3w: 男「ほら、もう帰るぞ」

幼「ん」

後輩「デートですか？」

男「そうだよ」

幼「っ」

後輩「ひゅー」

幼「これからデミーズのDXジャンボパフェを奢ってもらう」

男「違う違う違う」

幼「デートとはそういうモノでは？」

後輩「私もそう思います！」

男「何故そこは意気投合する」
661：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/07/25(日) 01:15:52 ID:vUKk5o8o: 待
662：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/07/27(火) 12:26:10 ID:8DeiWRMI: 後輩「私の彼氏は奢ってくれます！」

幼「だそうだよ」

男「大学生と比べてくれるなよ」

後輩「すいません、調子乗りました」

幼「気を付けてね」

後輩「えぇ……」

男「えぇ……」

幼「ほら行こうよ」

男「あれいくらするんだよ」
663：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/07/27(火) 12:35:06 ID:8DeiWRMI: 後輩「ごきんよう！」

幼「君もね」

ーーーー

下駄箱

男「……(雨降りそうだな)」

幼「ねえ」

男「ん？」

幼「雨降りそうだから真っ直ぐ帰らないかい？」

男「あれ、いいのか？」
664：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/07/27(火) 12:38:58 ID:8DeiWRMI: 幼「何がだい？」

男「ヒール買いに行くんじゃないのか？」

幼「また今度にする」

男「そっか」

幼「君の懐に配慮してパフェも諦めてあげるよ」

男「悪かったな」

幼「怒った？」

男「何でだよ」
665：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/07/27(火) 12:42:45 ID:8DeiWRMI: 幼「大学生と比べられて」

男「いや張り合ってないし」

幼「君も大学生になったら急にチャラくなるのかな」

男「大学デビュー？」

幼「調子のってバイト先の女の子泣かせるんだね」

男「何を妄想してんだよ」

幼「ボクのことも泣かせるのかな？」

男「泣かせないよ」
666：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/07/27(火) 12:44:19 ID:8DeiWRMI: 幼「ふーん」

男「そもそも大学なんて行けるかどうかもわかんないし」

幼「行けるよ」

男「んー……」

幼「君なら絶対に」

男「う、うん」

幼「ね？」

男「えっと、はい……頑張ります……」

幼「帰ろ？」

男「そうだな」
667：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/07/27(火) 12:52:34 ID:8DeiWRMI: 番外編

後輩「購買の月一限定のツナメロンパン！」ﾊﾟｼｬ

幼「わざわざ撮るんだ」

後輩「先輩はInstagramやってないんですか？」

幼「インスタ？やらない」

後輩「えー先輩なら可愛いし美人だからフォロワーすぐに増えるのに」

幼「承認欲求に枯渇したら始めてみるよ」

後輩「結構面白いんですよ」
668：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/07/31(土) 20:14:15 ID:cwVvAJDM: 後輩「TikTokとか」

幼「動画のやつだね」

後輩「ちょっとぉ～撮りましょうよ～」

幼「遠慮しておく」

後輩「一枚だけぇ」

幼「ボクを映しても意味ないだろうに」

後輩「(本当は動画なんですけどね)」
669：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/07/31(土) 20:26:54 ID:cwVvAJDM: 幼「コラッ」

後輩「ぴえっ」

幼「ムービーだろう」

後輩「あい……」

幼「めっ」

後輩「すいません……アップしますね」

幼「え、やめてよ」
670：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/07/31(土) 22:36:15 ID:cwVvAJDM: 後輩「大丈夫ですっ！幼馴染先輩可愛いから！」

幼「何が大丈夫なんだか」

後輩「先輩可愛いのにぃ」

幼「そんなの誰が見るんだい？」

後輩「えっと同級生とか知らないおじさんとか？」

幼「危ないね」

後輩「結構際どいことして注目集めてる人もいるんですよ！」

幼「色気で目を引くというやつね」
671：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/07/31(土) 22:39:06 ID:cwVvAJDM: 後輩「んへへぇ、先輩はそんなことしなくても十分注目されますよお」

幼「まったくされたくない」

ーーー夜

後輩「……バズってる」

後輩「私の時の再生数より０が１つ多い……」

後輩「恐るべし幼馴染先輩」

後輩「『めっ』ってところが可愛いなぁ」
672：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/07/31(土) 22:54:15 ID:cwVvAJDM: 翌日

幼「おい」

後輩「ぴえっ」

幼「なんかボクの動画を上げたらしいじゃないか」ｺﾞｺﾞｺﾞ

後輩「ごごごｺﾞｺﾞｺﾞごご存知で？？」

幼「友から聞いてね」

後輩「ごめんなさい！絶対バズると思って！そしたらやっぱりバズりましたぁ！」

幼「君ねぇ」ﾊｧ

後輩「幼馴染先輩めちゃくちゃ人気でちゃって……」

幼「まったく」ﾄﾞﾔｧ

後輩「え？なんかドヤってません？」
673：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/07/31(土) 22:56:23 ID:cwVvAJDM: 幼「ドヤってない」

後輩「(この人やっぱつええな)」

幼「次はほんとに怒るからね」

後輩「うぅ、すいません……」

幼「もぅ……まあ、たまにならいいけど」

後輩「ドヤってますよね？」

幼「うるさい」
674：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/08/07(土) 21:17:02 ID:V26ZeHEs: ・
・
・
・
ーーーー男の家宿題中

幼「ねえ」

男「っー、ん？わからない問題あった？」

幼「んーん」

男「？」

幼「急な話だけど、ボクって身長そんなに伸びたかな？」

男「いや……うん……」

幼「そっか」

男「何で急に」
675：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/08/07(土) 21:56:24 ID:4nQFCopM: 男「いいじゃん高いほうが」

幼「……」

男「今何㌢？」

幼「どさくさに紛れて3サイズ聞くのは引くよ」

男「この流れでなんで3サイズになるんだよ」

幼「興味ないんだ」

男「なっ……ッ……るけどさ……」

幼「ん？」

男「……あるよ」

幼「んん？」
676：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/08/07(土) 22:20:58 ID:4nQFCopM: 男「興味ないわけないだろ」

幼「そんなに知りたいんだ」

男「……まあ」

幼「まあ？」

男「めっちゃ知りたいです」

幼「しょうがないなあ」

男「！」

幼「……167㎝だよ」

男「っぬぁ、っあ……うん、うん」
677：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/08/07(土) 22:39:03 ID:4nQFCopM: 幼「どうしたのかな？」

男「いや、うん……うん……」

幼「そっちから聞いてきたのに」

男「ていうか身長がどうしたんだよ」

幼「君は女子に望む身長はどのくらい？」

男「理想のってこと？」

幼「ボクに対しての忖度抜きで」

男「俺は高ければ高いほうがいいけどなあ」

幼「ふーん」

男「同じくらいあってもいいかも」

幼「そんなのヒール履けないじゃないか」
678：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/08/07(土) 22:44:41 ID:4nQFCopM: 男「あー、追い越しちゃうか」

幼「君はこの間の身体測定で173.3だったろう」

男「うんなんで知ってるの」

幼「小学生のころは145㎝とかだったのに」

男「まあ幼ちゃんが身長高かったな」

幼「思春期なんだね」

男「成長期だろ」
679：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/08/07(土) 22:54:13 ID:4nQFCopM: 男「女子はやっぱり自分より身長高いほうがいいの？」

幼「ボクの偏見だけど」

男「偏見？」

幼「身長高ければ高い女子ほど恋人に高身長を求めやすいね」

男「ほぁ……」

幼「にしても」

男「？」

幼「てっきり君は小柄な女性が好きとか言うのかと思った」

男「逆だな」
680：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/08/11(水) 01:07:09 ID:APbNpCSE: 見てる
681：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/08/14(土) 20:17:29 ID:3OW72Ttg: 俺も
682：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/08/18(水) 23:17:56 ID:nMvBSR3w: 明日更新します
683：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/08/19(木) 22:40:42 ID:ZLvwJ88E: 男「俺は身長高い人のがいい」

幼「ふーん」

男「というかそういう男は多いと思う」

幼「じゃあボクが身長低かったら？」

男「え？そ、それは……関係なく好きだよ」

幼「ふぅーーん」

男「その質問はずるい」

幼「ボクが身長低くても好きなの？」

男「それはそれで……いいよね」
684：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/08/19(木) 22:47:16 ID:ZLvwJ88E: 幼「なにそれ」

男「なんかタイプとかなんとか言うけどさ、好きな人基準になっちゃうよな」

幼「君だけだよそんなの」

男「そうかな」

幼「まあどうでもいいや」

男「自分から身長の話ふってきといて」

幼「ん」

男「黙るんかい」

幼「君が3サイズしつこく聞いてくるから」

男「聞いてない」
685：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/08/19(木) 22:49:26 ID:ZLvwJ88E: 幼「興味ないんだ」

男「なっ…る」

幼「どっちだい？」

男「まあ、ある」

幼「まあ？」

男「とてもあります！」

幼「本当に気持ち悪いね」

男「でも言うて」

幼「？」

男「こう、なんか……数字って言われてもピンと来ないのが」
686：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/08/19(木) 22:56:57 ID:ZLvwJ88E: 男「バストとか同じ数字でも大きさとか違うじゃん」

幼「調べてるんだね」

男「いや、いやあくまでほら漫画のキャラクターとかでいるじゃん」

幼「グラビアとかも漫画の巻頭で載ってるよね」

男「……はい」

幼「見てるんだ」

男「人並み程度には……」

幼「そして自家発電」

男「しない」

幼「ふーん」

男「あとほら、アンダーどうのこうのってのもよくわからんし」
687：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/08/19(木) 23:04:06 ID:ZLvwJ88E: 幼「詳しいのも気持ち悪いけどね」

男「まあそうなんだけど」

幼「実際ボクも自分の3サイズなんて知らないけどね」

男「そうなん？」

幼「まあ…下着買うときにトップは測るけど」

男「トップ？」

幼「胸」

男「おぁ」

幼「君もしつこいね」

男「いや何が」
688：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/08/19(木) 23:08:02 ID:ZLvwJ88E: 男「(むしろ教えたいのか？)」

幼「なんだいその目」

男「知りたい」

幼「教えない」

男「教えねえのかよ」

幼「ほら、宿題しなよ」

男「んもう！中断させといて！！」

幼「いつかきっと多分教えてあげるよ」

男「教える気ねーな」
689：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/08/19(木) 23:11:06 ID:ZLvwJ88E: ・
・
・
夜

幼「あっ、……男くんっ……男くんっ」

男「ﾊｧﾊｧ」

幼「もっとギュッてして……！」

男「ん」ｷﾞｭｯ

幼「んぅ」ｷｭﾝ

男「胸……当たるな」

幼「大きいのや？」

男「ううん、好きだよ」

幼「ほんと？」
690：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/08/19(木) 23:19:22 ID:ZLvwJ88E: 男「幼ちゃん可愛いから」

幼「あっ……ﾀﾞﾒ……」

男「これで何㌢なの？」

幼「はちじゅ……、ろくだけど……ﾝｯ」

男「(86…)」

幼「もうキツい……からッ……」

男「(さらに成長とな)」

幼「しゅき……」
691：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/08/21(土) 20:02:42 ID:biyo4X5o: ふう
692：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/08/31(火) 22:30:27 ID:yEPYnAIM: ものすごくいい
693：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/09/18(土) 09:43:23 ID:jkT8oFsE: 無理しないでくれよ
保守はずっとしとくからな
694：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/10/02(土) 09:46:24 ID:7qxx4/wU: まだか
695：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/10/02(土) 12:20:40 ID:iBr1Esv2: ごめん。そろそろ更新する
696：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/10/15(金) 21:48:04 ID:SSeFEd7w: がんばれ、、
697：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/11/02(火) 23:54:26 ID:K1jhM3ac: 待ってる
698：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/12/11(土) 16:52:43 ID:2Nlozh9s: 一生保守してやるからな
覚悟しろ
699：以下、名無しが深夜にお送りします：2021/12/12(日) 21:07:21 ID:P.ks0/5E: あい
700：以下、名無しが深夜にお送りします：2022/01/01(土) 16:01:33 ID:1wWVk1UY: まだか
701：以下、名無しが深夜にお送りします：2022/02/21(月) 00:33:01 ID:qSReyePA: 保守あげ
702：以下、名無しが深夜にお送りします：2022/03/01(火) 04:15:53 ID:J.banIVQ: SS避難所
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703：以下、名無しが深夜にお送りします：2022/07/20(水) 10:21:19 ID:ElvA1Q7A: むん
704：以下、名無しが深夜にお送りします：2022/07/21(木) 10:58:14 ID:fETnSAR6: おん
705：以下、名無しが深夜にお送りします：2022/12/01(木) 06:35:33 ID:Xrsde28k: んぅ
706：以下、名無しが深夜にお送りします：2023/04/02(日) 09:56:03 ID:7oiWN89g: ぽ
707：以下、名無しが深夜にお送りします：2023/08/19(土) 23:18:24 ID:wOBTYxLM
708：以下、名無しが深夜にお送りします：2023/09/21(木) 17:52:20 ID:hxVxatX.
709：以下、名無しが深夜にお送りします：2023/09/21(木) 17:53:03 ID:hxVxatX.
710：以下、名無しが深夜にお送りします：2023/11/01(水) 08:17:40 ID:f7KJBqL.
711：以下、名無しが深夜にお送りします：2024/01/05(金) 03:10:20 ID:EeJ.18yY: 保
712：以下、名無しが深夜にお送りします：2024/03/19(火) 08:10:45 ID:ZjJ8tONk