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石上優は気付かれた

20以下、名無しが深夜にお送りします:2020/05/11(月) 06:11:15 ID:Zj1FT.Lw



大友「…ありがとう…っ!!」

21以下、名無しが深夜にお送りします:2020/05/11(月) 06:11:47 ID:Zj1FT.Lw
涙で顔をぐしゃぐしゃにしながらも、僕に見せた大友の笑顔。
それを見て僕は…

石上「…おう」

そう言って、微笑み返した。

22以下、名無しが深夜にお送りします:2020/05/11(月) 06:12:19 ID:Zj1FT.Lw

今までの苦労は無駄じゃなかった、そんな気がした。

23以下、名無しが深夜にお送りします:2020/05/11(月) 06:13:02 ID:Zj1FT.Lw
…………あ。そういえば

石上「あー…これ他の奴には黙っててもらるか?」

小野寺「はぁっ!?それじゃいつも通り他の人に…」

石上「いや別にどうでもいいし。他の奴が何言ってようが『うるせぇばーか』って感じだし」

大友「でもそれは流石に…」

石上「いいんだよ別に」

分かってくれる人が居るなら
周りにどう思われていても

24以下、名無しが深夜にお送りします:2020/05/11(月) 06:16:28 ID:Zj1FT.Lw
─────────────────

翌週、生徒会室

コンコン

伊井野「はい、どうぞ」

小野寺「失礼しまーす」

伊井野「麗ちゃん!どうしたの?」

小野寺「この前白銀会長と四宮先輩にお世話になって、そのお礼に来たんだけど…居ないっぽいね」

25以下、名無しが深夜にお送りします:2020/05/11(月) 06:17:00 ID:Zj1FT.Lw
伊井野「2人は会議中だけど…お礼って何かあったの?」

小野寺「んー、ちょっとね。…あ、そういえば伊井野ってさ、次期も生徒会立候補するわけ?」

伊井野「えっ?そのつもりだけど…」

小野寺「ふーん…じゃあ、その時は私も役員にしてもらおうかな」

伊井野「えっ!?麗ちゃん生徒会入るの!?」

小野寺「伊井野、わたし、石上。どう?ゴールデンメンバーって感じっしょ」

伊井野「うん、石上は選ばないわよ?絶対」

小野寺「?」

ああ、伊井野はまだ知らないのかな?
素直じゃないしなあ

小野寺「うん、頑張れ伊井野」

伊井野「何を!?」

私は笑う。
いつか、『分かってくれる人』が一人増えると信じて。

26以下、名無しが深夜にお送りします:2020/05/11(月) 06:17:51 ID:Zj1FT.Lw


今回の勝者────小野寺



Fin


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