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曜「千歌ちゃんを無視したらどうなるか」
57
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/11/06(水) 14:53:03 ID:UHN2LpwQ
千歌「――ぁ、ぁぁ……ひひ、えへ…」
千歌「見てぇ……ぜんぶ、たべたよぉ…」スッ
曜「…すごいよ。痛くなかった?」
千歌「痛いよ……すごく、いたい…。いますぐにでも…泣き叫びたいくらい……えへ…♡」
曜「なら途中でやめたらよかったじゃん」
千歌「やめ、るわけないよ…。だって……曜ちゃんに無視されたり嫌いって言われるよりマシだもん…♡」
曜「そっかぁ♡」
千歌「ねぇ、ほめて…?ぜんぶ、たべたから…」
千歌「よーちゃん……わたし、ちゃんとおねがいきいたよ…?」
曜「…そうだね。ご褒美をあげないとね」スッ
千歌「ごほうびってなに――」チュッ
曜「…んっ。ぷはっ」スッ
58
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/11/06(水) 14:58:05 ID:UHN2LpwQ
千歌「よー、ちゃ…?」
曜「ご褒美のちゅー♪私のじゃ嫌かな?」
千歌「い、いやじゃないよ。でも、ちだらけできたないよ…」
曜「千歌ちゃんに汚いところはないよ」ギュッ
千歌「ぁ…」
曜「…私のためにありがとうね。うれしいよ」ギュー
千歌「ううん…。これで…わたしのこと、すきに…なってくれる…?」
曜「なに言ってるの。千歌ちゃんのことは最初から大好きだよ?」
千歌「ふぇ…?だけど、さっき…」
曜「あぁ。あれは嘘でーす♪」
千歌「う、そ…?」
曜「うんっ。千歌ちゃんを試したかったんだぁ。本当に私のことが好きなのかって…♡」
59
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/11/06(水) 15:04:01 ID:UHN2LpwQ
曜「好きじゃなかったらそんなことしてくれないからね。そして、千歌ちゃんは私のお願いを聞いてくれた…」
曜「…安心したよ。千歌ちゃんは本当に私のことが好きなんだね♡」ニコ
千歌「よー、ちゃん…」ウルウル
曜「なぁに?」
千歌「うそでよかったぁ…。き、きらいなんて……もう、ぜったいにいったらやだよ…?」
曜「約束する。だから千歌ちゃんも安心して?」ギュッ
千歌「ぅん…♪」ギュゥ
曜「…」ギュー
曜「…ねぇ、私たちは付き合わない?」スッ
千歌「つきあう…?」
曜「恋人になろうってこと♪…両想いだもん。いいよね?」
千歌「こいびと…?わたしと、よーちゃんが…?」
曜「嫌だ?」
千歌「いやなわけ、ないよ…。わたしなんかでいいの…?」
曜「…どうしてそういうこと言うの?」
60
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/11/06(水) 15:07:58 ID:UHN2LpwQ
千歌「わ、わたしは…ゆびが、なくなっちゃったし…」
千歌「ようちゃんの……じゃまになっちゃう、よ…」
曜「千歌ちゃんじゃないとダメなのっ。指のことは私に任せて。私が千歌ちゃんの手になるから♡」
千歌「よー、ちゃ、ん…」
曜「…」ニコ
千歌「そっかぁ…。こいびと、かぁ…」
千歌「よーちゃんが、よかったから……わたしと…」
千歌「こいびと、に…」フラッ
千歌「なっ、……」ガクッ
曜「…っと」ギュッ
曜「…」
曜「ありがとね♡」ギュゥゥ
61
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/11/06(水) 15:15:15 ID:UHN2LpwQ
善子「――ねぇ、やっぱイカレてるわよ」
ルビィ「よ、善子ちゃんっ」
善子「だってそうでしょ?1人で会話してるなんて、はっきり言って正気じゃないわ」
善子「リリーだってさっき見たでしょ?1人でゆびきりしてたのよ?あれを見て……ゾッとしたわ…」
梨子「そ、それはそうだけど……そんな言い方…」
善子「…リリーもあの人と一緒にいたくないから、私たちと出かけてるんじゃないの?」
梨子「ぅ…」
花丸「人の悪口はやめるずら!」
善子「ふん。うっさいわねぇ」フイッ
ルビィ「ち、千歌ちゃん…どうしてああなっちゃったんだろう…?見てるのもつらいよぉ…」
梨子「…曜ちゃんが無視してからね。千歌ちゃんがおかしくなったのは」
ルビィ「そんなぁ…」
62
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/11/06(水) 15:19:47 ID:UHN2LpwQ
善子「そもそも、どうして曜は千歌を無視したの?」
花丸「さあ。この中では梨子ちゃんが1番詳しいんじゃない?」
梨子「…私だってわからないわよ」
善子「本当に?」
梨子「嘘なんてついてどうするの…?千歌ちゃんに聞いても心当たりがないの一点張りだし、曜ちゃんは千歌ちゃんって誰?しか言わないし…」
梨子「もう、意味がわからなすぎて頭が痛いわ…」
善子「ふーん…」
ルビィ「…」ギュッ
梨子「はぁ…」プルルルル…
梨子「で、電話?…あ、鞠莉さんだ」ピッ
梨子「もしもし?なにか…」
梨子「…」
梨子「…えっ、千歌ちゃんが!?」
63
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/11/06(水) 15:23:27 ID:UHN2LpwQ
――――
――
曜「千歌ちゃんあーん♪」
千歌「あーん♪」パクッ
千歌「もぐもぐ…。おいしくないよぉ…。曜ちゃんのごはんが食べたいなぁ…」
曜「退院したら好きなだけ作ってあげるからさ。それまでの辛抱だよ。ねっ?」
千歌「うん…。我慢する…」
曜「いい子だねぇ♪」ナデナデ
千歌「えへへ…」
梨子「…」
曜「…あっ、梨子ちゃんもあーんってする?」
千歌「やだ!曜ちゃんがあーんってして!」
曜「そっかそっか。…あーん♪」
千歌「あーん♪あむあむ…♪」
64
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/11/06(水) 15:33:22 ID:UHN2LpwQ
曜「あっ、また口についてるよ?」
千歌「ふいてー」
曜「うん♪」フキフキ
梨子「…」
梨子「…その指、もう治らないみたいね」
曜「うん♪お医者さんは頑張ってくれたみたいだけど、ぐちゃぐちゃでくっつけるのは不可能だったって♪」
梨子「そのわりには嬉しそうだけど」
曜「…気のせいじゃない?」ニコッ
梨子「…ふん」
千歌「ねぇ、誰か知らないけど…なにも用がないなら帰ってくれないかな?私と曜ちゃんの時間を邪魔してるのがわからない?」
梨子「…っ」ズキッ
曜「こらっ。そんなこと言ったらダメでしょ?」
千歌「だってぇ…」ウルウル
曜「あー、泣かないで?よしよし、いい子だから…♪」ナデナデ
千歌「うぅ…」ギュゥゥ
65
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/11/06(水) 15:36:24 ID:UHN2LpwQ
曜「…♪」ナデナデ
千歌「…」ギュゥゥ
梨子「…曜ちゃん。話したいことがあるから廊下に来てくれない?」
曜「ここで話してよ」
梨子「無理。千歌ちゃんの前では話せない」
曜「ふーん…」スッ
千歌「あ……」
曜「千歌ちゃんごめんね?ちょっと話したいことがあるんだって」
千歌「行かないで…」ウルウル
曜「…大丈夫だよ。すぐ戻ってくるから。ね?」
千歌「うぅ…」ウルウル
千歌「や、約束だよ?」
曜「うん。約束♪」
梨子「…」
66
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/11/06(水) 15:39:58 ID:UHN2LpwQ
ピシャン…
曜「…あれ、果南ちゃんもいるんだ」
果南「…」
曜「そんなとこで待ってないで、千歌ちゃんに顔見せればよかったのに」
果南「…あんな千歌は見たくない」
曜「酷いなぁ。千歌ちゃん泣いちゃうよ?」
果南「…」
曜「…で、話ってなに?早くしてよね?千歌ちゃん、大泣きするとなかなか泣き止まなくて大変だから♪」
梨子「…なんで千歌ちゃんを無視したの?」
曜「えっ?千歌ちゃんって誰?」スッ
梨子「…っ!!」キッ
曜「あははっ、冗談だよ。そんな怖い顔しないで?」ニコ
67
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/11/06(水) 15:45:22 ID:UHN2LpwQ
曜「どうして無視したか、なんて……いまはもうどうでもいいことだと思わない?」
梨子「…それだと質問の答えになってないわよ」
果南「曜。あの日、千歌になにをしたの?千歌が自分からかってに指を食べ始めたわけないよね?」
曜「そんなこと私に聞かれてもな〜」
果南「いいから答えろよ…!!」ガシッ
曜「わ〜…」
梨子「か、果南さん!」
果南「曜っ。早く答えなよ…」
曜「…病院では揉め事を起こしたくないんだよなぁ。わかったよ、答えるから離して?」
果南「…」パッ
曜「…っと」スッ
曜「相変わらず短気だね。短気は損気だよ?」
果南「…」イライラ
68
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/11/06(水) 16:10:51 ID:UHN2LpwQ
曜「まずは〜…どうして無視をしたかだよね?」
梨子「…ええ」
曜「端的に言うと、私のものになってほしかったから♪」
果南「は?」
曜「千歌ちゃんは私だけの千歌ちゃんなんだよ。…他のやつに笑顔をむけてほしくなかった。話してほしくなかった。…スクールアイドルなんてしてほしくなかった」
梨子「それと無視とは関係ないでしょ…」
曜「あるよ。千歌ちゃんがおかしくなったのはなんで?私が無視したからでしょ?」
曜「私が無視をしなければこうはならなかった。ここまで私に依存してくれなかったはずだよ?」
曜「でも、1人で会話をしだしたのはちょっとびっくりしたかなぁ」クスッ
果南「…それだけ千歌は曜のことが大切だったんだよ」
曜「だろうね♪だけど、それだけじゃ物足りないの♪」
曜「私のためだったらなんでもしてくれるような千歌ちゃんがよかったんだぁ♡」
曜「たとえば……私がお願いしたら自分の指を10本全部噛みちぎってくれるような千歌ちゃんがね…♡」ウットリ
69
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/11/06(水) 16:16:40 ID:UHN2LpwQ
梨子「まさか…」
曜「うん♪私が手の指を食べてってお願いしたら、喜んで食べてくれたよ?」ニコッ
果南「…やっぱり、曜が命令したんだね」
曜「命令じゃないよ。お・ね・が・いっ♪」
果南「私からしたらどっちも同じだよ」
曜「全然違うんだけどなぁ〜」
梨子「…これからどうするつもり?」
曜「なにが?」
梨子「千歌ちゃんのことよ。ずっとあのままなの?」
曜「あのままだろうね。果南ちゃんや梨子ちゃん、他のみんなのことも全部忘れちゃったから♪2度と思い出さないよ♪」
梨子「…っ」ギュ
曜「でもそれでいいじゃん。私だけしか心を開いてくれなくても。私としては最高だよ?」
曜「まさに私が理想とした千歌ちゃんそのとのだしぃ…♡」
70
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/11/06(水) 16:21:59 ID:UHN2LpwQ
果南「…しまねぇたちはなんて言ってるの」
曜「頭のイカれた障害者はいらないってさ。千歌ちゃんのパパとママもそう言ってたよ?」
梨子「え…」
果南「あの両親がそんなこと言うわけないでしょ…!!」
曜「事実なのに…。まあ、千歌ちゃんがあんなこと言わなければ言ってなかったと思うけどね?」
果南「…千歌に、なにを言わせたの?」
曜「言わせたんじゃなくて、千歌ちゃんが自分の意思で言ったんだよ?」
果南「だからなんて言ったんだよ!!」
曜「お前らなんか親じゃない。さっさと死ね。消えろ。私には曜ちゃんしかいらないから、あなたたちとは2度と会いたくない……」
曜「他にも罵詈雑言の嵐だったけど……忘れちゃった♪」テヘッ
果南「ち、千歌が…」
梨子「そんな…」
曜「…♪」ニヤ
71
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/11/06(水) 16:26:13 ID:UHN2LpwQ
曜「…もういいよね?そろそろ戻らないと」スッ
果南「…待ちなよ。まだ話は終わってない」ガシッ
曜「…なにその手?これで2回目だね。さっさと離してよ。私にふれていいのは千歌ちゃんだけなんだから」グイッ
果南「…っ!」
曜「…3回目はないよ。次は折るからね」パッ
果南「…曜」ガシッ
曜「…私の話聞いてた?折るって言ったよね?」ミシッ
果南「…っ。ここで問題起こしたら大変なことになるよ」
曜「…」ピタッ
果南「千歌に会えなくなるだろうね。…それでもいいの?」
曜「…」
曜「…ち」パッ
72
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/11/06(水) 16:30:31 ID:UHN2LpwQ
曜「…」
果南「…」
梨子「…」ギュ
曜「…なに?」
果南「梨子」チラ
梨子「…! あ、えっと…」
曜「…」ジッ
梨子「あ、Aqours……Aqoursはどうするの…?」
曜「…なんだ。呼び止めるからなにか重要な話しかと思ったら……Aqours?そんなくだらないことで呼び止めたの?」
梨子「くだらないって…」
果南「くだらなくないよ。…いま、Aqoursのリーダーと衣装係が欠けてる状態。このままだと近いうちに解散になっちゃうよ」
曜「解散、かぁ」
73
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/11/06(水) 16:36:59 ID:UHN2LpwQ
曜「…まっ、いいんじゃない?あんなグループが解散しようが」
果南「はぁ…?」
曜「この前まで顔を出さなかったくせによく言うよ。リーダーである千歌ちゃんを避けてた時点でAqoursはもう終わりなんだよ」
果南「……」
曜「梨子ちゃんもだよ」スッ
梨子「え…」
曜「部室にはいたけど、内心では千歌ちゃんのことバカにしてたでしょ。…被害者ぶるなよ」
梨子「ぅ……だ、だって…」
曜「だって、なに?」
梨子「…っ。も、もとはといえば曜ちゃんが千歌ちゃんを無視したからでしょ…!そこからおかしくなったのよ!!」
曜「…まあそうだね。私が無視したから千歌ちゃんがおかしくなっちゃったね。…だから?」
梨子「え…?」
74
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/11/06(水) 16:42:37 ID:UHN2LpwQ
曜「だからなにって聞いてるの。おかしくなっても友達だったら支えてあげればいいじゃん。ちがう?」
梨子「だ、だからそれは…」タジッ
曜「もういいよ。…そんなやつらは友達じゃない。千歌ちゃんに、私以外の友達はいらない」
曜「千歌ちゃんはね、私だけのアイドルなんだよ。それをバカどもが勘違いして友達ぶって……」
曜「そろそろ我慢の限界だったんだよね。…ただでさえ千歌ちゃんの隣にバカが引っ越してきてイライラしてたのに」
梨子「な、なにそれ…。私のこと…?」
曜「他に誰がいるの?」ニコッ
梨子「…っ。うぅ…!」ウルウル
曜「泣くなよ。気持ち悪い」
果南「…ふーん。それが曜の本性だったんだ」
曜「…まあね。千歌ちゃんの前ではこんなこと言えるわけないしー♪」
果南「…」
果南「…で、言いたいことはそれだけ?」
75
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/11/06(水) 16:48:31 ID:UHN2LpwQ
曜「うん?なにが?」
果南「言いたいことはそれだけかって聞いてるの」
曜「なにが言いたいかよくわからないよ」
果南「…千歌のことだよ。そんなくだらない理由で千歌を壊したの?千歌の人生を壊して、曜はなにがしたいの?」
曜「…壊してなんかない」
果南「壊したじゃん。千歌はもう1人で食事すらできないんだよ?…あんたが千歌を破滅に導いたんだ」
曜「…だからなに?千歌ちゃんには私がいればいいんだよ。そして、私も千歌ちゃんがいればいい」
果南「あっそ。もうあんたにはなに言っても無駄みたいだね。幻滅したよ」
曜「……そろそろ帰ったほうがいいんじゃない?さすがに幼馴染は殺したくないからね」
果南「…わかった。今日は帰るね」
曜「もう2度と来ないで」ニコッ
果南「…梨子、行こう」スッ
梨子「…っ」グシッ
梨子「は、はい…」
曜「……す…」ギリギリ
76
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/11/06(水) 16:53:46 ID:UHN2LpwQ
――千歌の病室
曜「ただいまー♪ちょっと長引いちゃった!」
千歌「曜ちゃん遅い!!寂しかったんだからね…?」
曜「ごめんごめん♪」
千歌「むー…。あっ、りんごむいて!りんご食べたい!」
曜「りんごー?わかった、ちょっと待っててね」スッ
曜「どんな形がいい〜?」
千歌「ウサギさん!」
曜「ウサギさんねー。りょーかいっ」シャリッ
曜「…♪」シャリシャリ
曜「…」シャリシャリ
『壊したじゃん。千歌はもう1人で食事すらできないんだよ?…あんたが千歌を破滅に導いたんだ』
曜「…」シャリ…
『もうあんたにはなにを言っても無駄みたいだね。幻滅したよ』
曜「…っ!!」グシャァ…
77
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/11/06(水) 16:57:25 ID:UHN2LpwQ
千歌「わっ、曜ちゃんどうしたの!?ぐちゃって…」
曜「ご、ごめんっ。ちょっと考え事してた…」
千歌「で、でも…普通握りつぶす…?握力すごいね…」
曜「ごめん…」
千歌「ううん、気にしないで?…大丈夫だった?ケガしてない?」
曜「う、うん…」
千歌「それならよかったぁ♪」
曜「千歌ちゃん…」
曜「…」ギュッ
千歌「…よーちゃん?」
曜「ごめんね。しばらく、こうしてもいいかな…」ギュゥゥ
千歌「うんっ。もちろんいいよ♪」ギュー
78
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/11/06(水) 17:00:36 ID:UHN2LpwQ
曜「…」ギュゥゥ
千歌「…♪」ナデナデ
曜「…ねぇ」
千歌「なぁに?」
曜「千歌ちゃんは……私の他に、友達とか欲しい…?」
千歌「…いきなりどーしたの?まさかさっきの人になにか言われたんじゃ…」
曜「そ、そんなんじゃないよ。その、気になって…」
千歌「そうなんだ?」
曜「…うん。それで、どーなの…?」
千歌「私は曜ちゃんがいればいいかな♪」
曜「ほ、ほんと…?」
千歌「嘘なんかつかないよー」
79
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/11/06(水) 17:07:24 ID:UHN2LpwQ
曜「千歌ちゃぁんっ」ギュゥゥ
千歌「わっ。ちょ、ちょっと!苦しいってば〜」
曜「えへへ…」ギュー
千歌「もー…」ナデナデ
曜「…千歌ちゃん。こんな私だけど、ずっと一緒にいてくれる?」
千歌「当然でしょ?むしろ私でいいの?」
曜「私は千歌ちゃんじゃないとダメなの!」
千歌「そっかぁ…。えへへ、うれしいなぁ…」
曜「…でさ。退院したら、私たちで暮らさない?」
千歌「それって2人暮らしってこと?」
曜「うん。…ダメ、かな?」
千歌「そんなことないよ!賛成!!どこに住もうかなぁ〜。あーっ、いまから楽しみだよ〜♪♪」
曜「…ありがとね」ニコッ
曜(本当に、ありがとう…。やっぱり千歌ちゃんは私だけのアイドルだね…♪大好きだよ…♡)
曜(もう絶対に離さないから♡♡)
〜Happy End〜
80
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/11/06(水) 17:09:35 ID:UHN2LpwQ
前作です
https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/internet/14562/1571589587/l30
81
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/12/15(日) 03:06:18 ID:mkaR3HVU
面白かった
でも最後の答え合わせは蛇足だと思った
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