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サターニャ「みんな来てくれたのね!」
1
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/08/15(木) 05:28:22 ID:QV8fMx4s
サターニャ「最高の誕生日になれそうだわ!」
ガヴ「ヴィーネとラフィがうるさかったから仕方なく来ただけだ」
ヴィーネ「素直じゃないんだから。家に行った時もう準備終わってたじゃない」
ラフィエル「ガヴちゃんもサターニャさんの誕生日を祝いたくて張り切ってたんですよ」
ガヴ「余計なこと言うな!///」
15
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/08/15(木) 05:38:01 ID:QV8fMx4s
【ヴィネットのプレゼント】
ヴィーネ「サターニャ、悪いけど手を貸してくれないかしら?」
サターニャ「いいわよ。ヴィネットの頼みならなんでも聞くわ!」
ヴィーネ「そう?じゃあ部屋を飾り付けするの手伝ってほしいわ」
サターニャ「楽勝よ!サタニキア様に不可能はないわ!」
ヴィーネ「あはは...」
16
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/08/15(木) 05:38:58 ID:QV8fMx4s
ヴィーネ「はあ...サターニャはいつも自信たっぷりよね」
サターニャ「まあね!大悪魔だし!」
ヴィーネ「...ねえ、なんでそこまで自信を持てるの?」
サターニャ「え?なんでそんなこと聞くのよ」
17
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/08/15(木) 05:40:15 ID:QV8fMx4s
ヴィーネ「私ってこんな性格してるじゃない?だから時々自信が無くなるのよ。私って悪魔なのかって。だから...」
サターニャ「何言ってるのよ。ヴィネットは充分悪魔じゃない」
ヴィーネ「え?」
サターニャ「私やガヴリールに怒る時とか、宿題やりなさいて言う時とか、真面目に授業しなさいって言う時もとっても悪魔らしいわ!震え上がるほどにね!」
ヴィーネ「そ、そんなに怖いかしら?けっこう優しくしてるつもりなのに...」
18
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/08/15(木) 05:41:17 ID:QV8fMx4s
サターニャ「そうよ!それにもっと悪魔らしくなりたいならきっと出来ると思うわよ。この大悪魔様が保証してあげるわ!」
ヴィーネ「...なんだか自信がついてきたわ。ありがとね、サターニャ」ニコッ
サターニャ「なーっはっはっは!とりあえずヴィネットは私みたいに悪魔的行為をするのがスタートラインね!」
19
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/08/15(木) 05:42:17 ID:QV8fMx4s
ヴィーネ「実は悪魔的行為なら今さっきやったばっかりなのよ」
サターニャ「何やったのよ。私にだけ教えなさいよー!」
ヴィーネ「秘密よ♪」
ヴィーネ(2人きりで話すためにわざと材料を少なく持ってきた悪魔的行為、サターニャには言えないわよね)
20
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/08/15(木) 05:43:47 ID:QV8fMx4s
サターニャ「ふう、ようやく終わりね!」
ヴィーネ「お疲れ様、はい、サターニャ」
サターニャ「え?メロンパン?」
ヴィーネ「私の誕生日プレゼントよ。手作りしてみたわ」
サターニャ「すごいじゃない!それじゃ、いただきまー」
ヴィーネ「ダメよ!食べる前にそれ食べちゃすぐにお腹いっぱいになるわよ」
21
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/08/15(木) 05:44:20 ID:QV8fMx4s
サターニャ「えー?一口くらいならいいじゃない!」
ヴィーネ「ダメと言ったらダメよ!一口食べたら後でまた一口、また一口って感じで食べるでしょ!」
サターニャ「うう...わかったわよ...これは明日食べるわ」
ヴィーネ「素直でよろしい。ありがとうね、手伝ってくれて」
サターニャ「いいのよ!普段お世話になってるしね!」
ピ-ンポ-ン
22
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/08/15(木) 05:45:11 ID:QV8fMx4s
ヴィーネ「あら、ガヴ達もう帰ってきたのかしら」
サターニャ「開けてくるわ」スタスタ
ガチャッ
タプリス「久しぶりですね!先輩!誕生日だと聞いて来ました!」
サターニャ「タプリス!?なんか意外ね」
23
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/08/15(木) 05:45:53 ID:QV8fMx4s
【タプリスのプレゼント】
タプリス「とりあえず先輩、誕生日おめでとうございます。」
タプリス「でもあのですね!勘違いしないでください!別にこれは悪魔に屈したりしたわけではないので!」アセアセ
サターニャ「分かってるわよ!それでタプリスも誕生日会に参加するの?」
タプリス「いえ、これから用事があるので」
サターニャ「それは残念ね。ヴィネットの料理すごく美味しいのに」
24
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/08/15(木) 05:46:41 ID:QV8fMx4s
タプリス「月乃瀬先輩の料理!う、羨ましいです...!」
サターニャ「なーっはっはっは!」
タプリス「それはさておき、私からの誕生日プレゼントの本です!」ゴソッ
サターニャ「この封筒に入ってるのね」ゴソゴソ
天使の心得十戒〜君も一人前の天使に〜「」バ-ン
サターニャ「...な、何よこの本」
25
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/08/15(木) 05:47:40 ID:QV8fMx4s
タプリス「これさえあれば先輩も心が清らかになること間違いなしです!」
サターニャ「いやいや!何よこの誕生日プレゼントは!?」
タプリス「えっ!?」ガ-ン
サターニャ「悪魔がこんな本読むわけないじゃない!」
タプリス「そ、そんな...うぅ...」ズ-ン
タプリス「すみませんでした...その本返してくれませんか...?」
26
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/08/15(木) 05:48:21 ID:QV8fMx4s
サターニャ「.........それはいいわ!やっぱり読むことにするわ」
タプリス「な、なんでですか?」
サターニャ「それは...そうよ!この本に書かれてることと逆のことをすれば悪魔っぽさが上がるってことだからよ!なーっはっはっは!」
タプリス「まさかそんな使い方があったなんて...!」
27
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/08/15(木) 05:49:17 ID:QV8fMx4s
サターニャ「だからありがとうタプリス。いいプレゼントだったわ!」
タプリス「そんなこと...!これは敵に塩を送ると言ったそんな感じですので!」アセアセ
サターニャ「クックック...次会う時は戦場よ!せいぜい足を洗って待ってるといいわ!」
タプリス「次は負けませんからね!他の先輩方によろしく言っておいてください!それでは!」バタン
28
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/08/15(木) 05:49:52 ID:QV8fMx4s
サターニャ「相変わらずバタバタしてる後輩だったわね」
ヴィーネ「その本をちゃんと貰うなんて甘い所あるのね」
サターニャ「からかってるんじゃなくて私のためを思ってプレゼントしてくれたって分かったし、受け取らない訳には行かないわよ」
ラフィエル「あら〜意外と優しいんですね〜♪」ニコニコ
サターニャ「な゙っ!いつの間に!」
29
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/08/15(木) 05:50:25 ID:QV8fMx4s
ガヴ「ついさっきだが」
ヴィーネ「お疲れ様、2人とも」
ラフィエル「その話をタプちゃんに教えてあげましょうか♪」
サターニャ「やめなさいよー!」
ワ-ワ-キャ-キャ-
30
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/08/15(木) 05:51:39 ID:QV8fMx4s
数時間後...
ヴィーネ「もうそろそろお開きにしない?」
ガヴ「あ、いつの間にかもうこんな時間か。そうだな」
サターニャ「皆本当にありがとう!とっても楽しかったわ!」
ラフィエル「いえいえ」ニコニコ
31
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/08/15(木) 05:52:18 ID:QV8fMx4s
ガヴ「じゃあ一緒に帰るか、ヴィーネ」
ヴィーネ「そうね。じゃあまたねサターニャ」
ガチャッ
サターニャ「それであんたはいつ帰るのよ!」
ラフィエル「うふふ〜♪」ニコニコ
32
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/08/15(木) 05:53:23 ID:QV8fMx4s
【ラフィエルのプレゼント】
ラフィエル「まだ私のプレゼントをあげてませんでしたよね?」
サターニャ「確かにそうだけど...」
ラフィエル「私のプレゼントはもうちょっと待っていただかないとですので、それまでは一緒に居させてもらいます」
サターニャ「ちょっと何よそれ!聞いてないんだけど!」
ラフィエル「今初めて言ったので♪」
33
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/08/15(木) 05:54:07 ID:QV8fMx4s
サターニャ「もう!分かったわよ!私お風呂入ってくるから余計なことしないでよ!」スタスタ
ラフィエル「はい」スタスタ
サターニャ「...な、なんでついてくるのよ!まさかあんた一緒にお風呂入るつもりじゃないでしょうね!」
ラフィエル「いいじゃないですか♪」
サターニャ「嫌に決まってるでしょ!絶対めんどくさい事になるじゃない!」
34
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/08/15(木) 05:54:38 ID:QV8fMx4s
ラフィエル「まあまあ♪女の子同士ですし♪」
サターニャ「そういう問題じゃないわよー!」
カッポ-ン
サターニャ「はあ...ものすごく疲れたわ...」
ラフィエル「うふふ〜♥︎」テカテカ
35
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/08/15(木) 05:55:17 ID:QV8fMx4s
サターニャ「あんたはあれだけ遊んでなんでそんなに元気なのよ...」
ラフィエル「サターニャさんと一緒にいる時は常に元気でいられる体質ですので」
サターニャ「なによそれ...まだからかうわけ?」
ラフィエル「本当ですよ〜」ニコニコ
36
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/08/15(木) 05:55:59 ID:QV8fMx4s
しばらくして...
サターニャ「ねえ、もう11時なんだけど。その誕生日プレゼントを早く出しなさいよ」
ラフィエル「そうですね...」
サターニャ「何よじれったいわね」
ラフィエル「サターニャさん、立ってください」
37
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/08/15(木) 05:56:36 ID:QV8fMx4s
サターニャ「?」スチャッ
ラフィエル「すうう...はああ...すうう...はああ...」
サターニャ「どうしたのよ?」
ラフィエル「すうう...はああ...ふう、じゃあ目をつぶってください」
サターニャ「?」ス...
チュッ
38
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/08/15(木) 05:57:22 ID:QV8fMx4s
サターニャ「!?!?!?あ、あんた今唇にっ!///」
ラフィエル「あははは///天使にキスされるというプレゼントでした///それではサターニャさんこの辺で///」カアアア
サターニャ「ちょ、ちょっとラフィエル!」
ラフィエル「神足通!あっ///」フッ
全裸ラフィエル「...///」カアアアアアアア
サターニャ「失敗しちゃったのね...///」
39
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/08/15(木) 05:57:56 ID:QV8fMx4s
サターニャ「あんた、このまま帰れるの?」
ラフィエル「...服さえ貸してくれれば///」
サターニャ「夜も遅いじゃない。その調子じゃ神足通も使えなさそうだし、泊まって行きなさいよ」
ラフィエル「大胆ですね、サターニャさん...///」
サターニャ「あんたに言われたくないわよ」
40
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/08/15(木) 06:01:46 ID:QV8fMx4s
サターニャ「もう何も聞かないから、私のパジャマ着なさいよ」
同じベッドで寝る2人
ラフィエル(い、いつもと同じはずなのに、とっても心がドキドキします...!///)ドキドキ
サターニャ「......」ウトウト
サターニャ「...ちょっといいかしら」ギュウウッ
ラフィエル(なああああああっ!?///サターニャさんが背中に抱きついてます!///)ドキドキドキドキ
41
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/08/15(木) 06:02:28 ID:QV8fMx4s
サターニャ「あんた、いい感じの抱き枕ね...」ギュッ
ラフィエル「やめてくださいよぉ///」ドキドキドキドキ
サターニャ「そんなに嫌なら抵抗してみなさい...」ウトウト
ラフィエル「うう...そ、それは...///」カアアア
サターニャ「え?出来ないの...?なーっはっはっは...これはラフィエルを掌握したのと同義ね...!」ウトウト
42
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/08/15(木) 06:03:16 ID:QV8fMx4s
サターニャ「ラフィエル...さっきキスがプレゼントとか言ってたけど、そんなんじゃ甘いわよ...」
ラフィエル「えっ?///」
サターニャ「いい...?ラフィエルの全部は私のものなんだから...」
ラフィエル「...っ///」ドキドキドキドキ
43
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/08/15(木) 06:03:58 ID:QV8fMx4s
ラフィエル「そ、それってどういう///」
サターニャ「zzz」
ラフィエル「寝ましたか...」
ラフィエル「もう!寝られないじゃないですかーっ!///」カアアア
終わり
44
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/08/15(木) 07:02:37 ID:Vu114Bag
おめ
良かった乙
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