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【シャニマスSS】摩美々「プロデューサーは悪い大人ですねー」
1
:
◆3xQXQ8weeA
:2019/01/31(木) 21:00:07 ID:AV5IPFZ.
warning!!warning!!
このSSは以下の要素を含みます。それでもよいという方はご覧ください。
・r18
・地の文有
・摩美々がPを攻める話
・もしかすると口調間違いあるかも
・隔日更新(2月2日から更新予定)
真乃ちゃんもなーちゃんも来ました。大勝利。そして灯織の警察衣装は実装して
2
:
◆3xQXQ8weeA
:2019/02/02(土) 23:06:06 ID:d56eOOLg
(更新が一日遅れます)
以下具体的なフローチャート
電車で逆痴漢
↓
局で気づかれないように
↓
車で運転中に……?
3
:
◆3xQXQ8weeA
:2019/02/03(日) 23:02:58 ID:R4Ynqo.6
遅れて申し訳ありません。それではpart1 逆痴漢編を開始します。
4
:
◆3xQXQ8weeA
:2019/02/03(日) 23:03:48 ID:R4Ynqo.6
それは、摩美々からの誘惑だった。
5
:
◆3xQXQ8weeA
:2019/02/03(日) 23:05:58 ID:R4Ynqo.6
P「すまない。狭くないか?」
摩美々「大丈夫ですよー。プロデューサーが守ってくれてますしー」
P「それなら良かった。……けど昼前に混むのはちょっと予想外だ。これなら電車より車のほうがよかったかな」
摩美々「ふふー。プロデューサー、今私に壁ドンしてますもんねー」
P「いや、その……許してくれ」
摩美々「どうしましょうかー?」
P「あーえっと、その、だな」
摩美々「冗談ですよー。プロデューサー、本気にしちゃったんですかぁ?」
P「……反応に困るからやめてくれ」
摩美々「ふふー。困ってるプロデューサーの顔、おもしろいですー」クスクス
P「お前なぁ……」
6
:
◆3xQXQ8weeA
:2019/02/03(日) 23:06:47 ID:R4Ynqo.6
摩美々「それはそれとして、別に悪くないですからー。私はいい気分ですよー?」
P「お、おう?」
摩美々「……この状況、嫌じゃないって言ってるんです」
P「え、っと。とりあえず、ちょっと腕の位置かえるから、右によってくれ」ガタンゴトン
摩美々「はぁい」テガハナレ
7
:
◆3xQXQ8weeA
:2019/02/03(日) 23:07:49 ID:R4Ynqo.6
P「ありが――
がたん。むにゅん。
P「あ」ワシヅカミ
摩美々「」ワシヅカマレ
P「……」
摩美々「……」ムニュー
摩美々「大声、だしたらどうなりますかねー?」
P「本当にゴメンナサイ!」
8
:
◆3xQXQ8weeA
:2019/02/03(日) 23:09:27 ID:R4Ynqo.6
摩美々「えー?でもー、プロデューサー、今痴漢になりましたよねー?」
P「なんでもする!なんでもするから!許してくれ!」
摩美々「ん?今なんでもするっていいましたねー?」
P「あっはい」
摩美々「じゃあー」
9
:
◆3xQXQ8weeA
:2019/02/03(日) 23:10:21 ID:R4Ynqo.6
その手、はなさないでくださいね?
10
:
◆3xQXQ8weeA
:2019/02/03(日) 23:11:19 ID:R4Ynqo.6
摩美々の手が、股間に触れていた。
「!? 摩美々、何を――」
「今、大声を出したらどうなりますかねー?」
さっきと同じ間延びした口調だというのに言葉を次げなかった。
圧力が違う。威力が違う。蠱惑的な目と、雰囲気と、にやけた口元が、逃さないと告げていた。
「何を、するつもりだ?」
「さぁ?あと、手は胸じゃなくてお尻に持っていってくださぁい」
彼女の右手が、自分の左手を握っていた。導かれて丈の長いパーカーの裾をめくり、ホットパンツの上に手を置かされる。そのまま腕に腕を重ねて摩美々は腰を抱いていた。必然として体が密着し胸が当たって。
「お尻とおっぱいでー、おかずになりますよねー?」
摩美々はわざとらしく息を吐き、吐息を胸元に当てていた。
当てた胸ごと、体を擦り付けていた。
11
:
◆3xQXQ8weeA
:2019/02/03(日) 23:12:01 ID:R4Ynqo.6
「……摩美々。頼むからやめてくれ」
「だめですー」
抱き寄せる力が強くなる。胸が潰れて、柔らかさを感じた。
「……何がしたいんだ」
昼間の、しかも多数の人間がいる状態でなぜこんな事をするのか、本気でわからない。なにか目的があるのか、そもそもこんなことをする目的とは?迫られる心あたりもないし、それなりの付き合いでこんな事は一度もなかったのだ。
しかし摩美々は楽しそうに笑いながら――まるで挑発するように――唇をすりつけた。
「わからないんですかぁ?」
「わかるわけ無いだろ」
「だめな大人ですねー」
すりすりと左手が股間をさする。刺激に、大きくなってしまいそうだ。
「やめてくれ!いたずらにしても程が――」
12
:
◆3xQXQ8weeA
:2019/02/03(日) 23:13:09 ID:R4Ynqo.6
「イタズラじゃないですよー?」
じろり、とにらみあげるような目に本気のなにかを感じる。
「……拒むんですねー?」
自分の左手が摩美々の尻から離れてしまっていた。
「なんで拒むんですかー?」
不満げな顔を隠そうともせず、摩美々はジッパーに手をかけた。
「ちょっ」
「ああ、それと、声出したら私無理やりされたって言いますから」
「っ!?」
静止の声も届かない。降ろされたジッパーは盛り上がった自分のパンツを露出させる。
ぷちぷちとトランクスのボタンを外されて、彼女の手が愚息にふれる。
「ふふー。こんなに大っきくしてたら、説得力ないですねー?」
すこし冷たい女性の手。ふれているのは亀頭だけで、
彼女の悪戯がはじまった。
13
:
◆3xQXQ8weeA
:2019/02/03(日) 23:13:49 ID:R4Ynqo.6
しゅっしゅっしゅっしゅっ。
「あっ……くっ……」
「ほらー、気持ちいいんですかぁ?」
甘ったるい声だった。小さな声なのに、なぜか粘度が高くて耳の残る声だった。いつも聞いていた声はこんな声じゃなかったのに。
摩美々はぺちゃぺちゃと喉元を唾液で浸しながら視線を上げる。
「ふふー。声、出してもいいんですよー?気持ちいいって声だけなら」
ジッパーとトランクスの隙間を通過して摩美々の手はただ亀頭だけをしごいていた。
自分のイチモツは一切露出していない。手だけがパンツの中にまで入って的確にカリ首と、亀頭をすりあげていた。
先走りを利用してぬめった指先が先端をすりあげるたびに足から崩れ落ちてしまいそうだった。
14
:
◆3xQXQ8weeA
:2019/02/03(日) 23:14:43 ID:R4Ynqo.6
「こーふん、してるんですよねー?いっぱい人がいて、大切なアイドルの手でしこしこされてー、しかもさっきからお尻もんでますー」
何も否定できなかった。
こんな場所なのに快感を感じてしまっていることも、摩美々の手が気持ちいい事も、我慢できず鷲づかみしたお尻のことも。
「まみ、み……ッ」
「はぁい、なんですかー?」
くい、とカリ首がすりあげられた。
「やめて、くれ。頼む。こんなところで、だめだ」
「ダメじゃないですー。それに、プロデューサー、気持ちよくなってるじゃないですかー?」
15
:
◆3xQXQ8weeA
:2019/02/03(日) 23:15:18 ID:R4Ynqo.6
リップが塗られてなくてよかった、なんて思うのは場違いだろうか。胸元から唇をはなした摩美々の頬は赤くなっていた。
摩美々も、興奮している……?
「それにー、まだ、だしてませんよねー?」
「やめろ……!」
器用に薬指と小指だけで陰嚢を刺激される。ネイルのために伸ばした爪がさきほどから軽く皮をなぞっていた。
「どうしてこんなことを……」
「わかるまではやめませんよー?まぁ、」
―ーもうそろそろ出るんじゃないですかー?
確かに限界は近かった。
16
:
◆3xQXQ8weeA
:2019/02/03(日) 23:15:55 ID:R4Ynqo.6
「外に出ちゃうと面倒なのでー、パンツの中に出させてあげますねー」
「くふっ……!」
強めにすりあげられ、顔が上をむいてしまった。
「すごく気持ちよさそうですねー?でも、次はもっとすごいですよー?」
「プロデューサーにとどめ、刺してあげます」
亀頭から快感がなくなる。射精したい欲望と、どうにかなったという安堵、あがった息と彼女の匂い、さまざまなものがごちゃまぜになっていた。
17
:
◆3xQXQ8weeA
:2019/02/03(日) 23:17:03 ID:R4Ynqo.6
「プロデューサー。した、みてください」
何も考えていなかった。だから、視線を落としてしまった。
――摩美々が、さっきまですりあげていた手をなめていた。
「ぺろ……んちゅ……じゅるっ……なんだが、しょっぱいですねー。でも、案外ねっとりはしてないかもですー」
唾液の糸が見えた。自分の手をべとべとになるくらいしゃぶっていたのだ。
「ほら、そらしちゃダメですよー。摩美々の口のなか、いっぱいつばがたまってますねー?それをー、こうしまーす」
どろり、と。左手に唾液をしぼりだすように、口の中の一滴も残さないように。
それが、なんなのか見せつけられていた。
18
:
◆3xQXQ8weeA
:2019/02/03(日) 23:17:40 ID:R4Ynqo.6
「ほら、この手。もっと気持ちよくなりますね?」
唾液をすくった手が、またズボンの中に入っていって。
どぷっ、どぷっ、どくん……どくん……。
10秒とかからなかった。
トランクスの中に白くて汚いものを吐き出していた。
19
:
◆3xQXQ8weeA
:2019/02/03(日) 23:18:11 ID:R4Ynqo.6
「ほら、プロデューサー。私の手についちゃいましたぁ。……これ、どうして欲しいですかぁ?」
「ぺろっ……苦いですねー。あんまりおいしくはないですー。……あれ?」
「もうすぐ駅についちゃいますねー」
「どう、しますかー?」
20
:
◆3xQXQ8weeA
:2019/02/03(日) 23:20:39 ID:R4Ynqo.6
うなだれた自分の耳に、彼女の熱い吐息と唾液の音が届いた。
逆痴漢編 -fin-
21
:
◆3xQXQ8weeA
:2019/02/03(日) 23:22:49 ID:R4Ynqo.6
次回 タイトル
打ち合わせ局内で摩美々に食べられる
おそらく明後日〜明々後日中に投稿予定
22
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/02/03(日) 23:54:01 ID:F1WFaE5.
おつおつ
23
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/02/06(水) 01:13:59 ID:WA8z4LUc
待ってる
24
:
◆3xQXQ8weeA
:2019/02/06(水) 04:32:02 ID:qunvGJ42
ありがとうございます。ただ次イベの調整のため更新は2月7日になります。ご容赦ください……
25
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/02/06(水) 04:34:41 ID:WA8z4LUc
まみみで走るのかな?
俺は金称号狙いだがお互いがんばろう
26
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/02/07(木) 18:27:44 ID:Obh6WgFA
待って
る
27
:
◆3xQXQ8weeA
:2019/02/07(木) 22:00:12 ID:QZ8H.EYo
摩美々では走りません。灯織で走ります。
ちなみに筆者は摩美々PでもアンティーカPでもなく灯織と甜花の担当です。なんで摩美々のえっちなSS書いてるのかって?うるせぇ書きたいから書くんだよ。
ということで更新します。明日から6億稼ぐんじゃ。
28
:
◆3xQXQ8weeA
:2019/02/07(木) 22:00:46 ID:QZ8H.EYo
誘惑、挑発、憤怒、捕食。
29
:
◆3xQXQ8weeA
:2019/02/07(木) 22:01:33 ID:QZ8H.EYo
その後、結局何事もなかったかのように――途中、コンビニでパンツを買って穿き直したが――局へ到着した。
移動中、会話は何もなかった。
なんであんなことをしたんだ、とか。どういうつもりだったんだとか。聞きたいことはあったのだが質問するだけの気力も時間も余裕もなく。
摩美々はいつものように気だるげで無気力そうな顔して、しかし吐精を受け止めた手をわざとらしく唇でなでていた。
局に到着し打ち合わせが始まる。ファッションショーと一緒にライブを行う企画だ。
過去にも同じような仕事は来たのだが、今回は規模が違う。アンティーカのメンバーオンリーのファンションショーとライブを1つのイベントで同時に行う企画だ。
彼女たちを見るためだけにファンが集まり、彼女たちのためだけに名うてのブランドとメーカーが服を作って、それを来たみんなをお披露目するためのイベント。
以外なことでもなんでもなく、アンティーカには女性ファンが一定数存在している。彼女たちの目に止まればいいし、なんならトップスは男性向けのものも用意されている。ライブもファッションショーも同じだけの熱量で行われるとあって、取引先もかなり意気込んでいた。
文字通り、彼女たちはアイドルであり、モデルとなる。それもトップモデルが着る服と同じメーカーやブランドの服を着て。
今回の打ち合わせは摩美々の衣装とデザイナーとの対話。なんでも本人のイメージを知って、それに合わせて縫製やデザインを調整したり、また前回と現在でどのくらい体型が変わったのかでトルソーの調整を行う。
本気の本気。命運、とまではいかないものの、失敗すればそれなりにリスクを伴う仕事。
だというのに、今の自分の脳内にはさっきの淫靡な姿――摩美々が、自分の出した精液を咀嚼する姿しか思い浮かばなかった。
30
:
◆3xQXQ8weeA
:2019/02/07(木) 22:02:04 ID:QZ8H.EYo
「余裕そうですねー」
不満げな顔を隠そうともせずに摩美々はじとりとした目を向けてくる。
デザイナーとの話は一段落しトルソーの調整も行った。
結果は体型は変わらず。デザイナーは摩美々をいたく気に入り1時間ほど着せ替え人形にしていたが摩美々本人も楽しそうにしていた。即席で描いたラフ画をいくつか摩美々に見せてはアイデアとイメージの調整を行って、ほとんどの原案は固まったようだった。
現在ディレクターがデザイナーとの打ち合わせをまとめているようで控室には摩美々と二人きりだ。
31
:
◆3xQXQ8weeA
:2019/02/07(木) 22:02:36 ID:QZ8H.EYo
「さっきのこと、気にしてないんですかー?」
「余裕なんてないよ。一周回って、それっぽく見えただけさ」
事実だった。本音を言えば、なぜ自分の体が動いているのか、説明できないまま仕事が進んでいた。
しかしそれよりも内心驚いていた。
何を話せばいいのか、まるでわからなかったから。
――「イタズラじゃないですよー?」――
32
:
◆3xQXQ8weeA
:2019/02/07(木) 22:03:18 ID:QZ8H.EYo
拒むことに憤りをみせて、弄ぶようにしごかれて、甘く粘ついた女の声をきかされて。
どのように反応すればいいのかわからなかった。噛み砕いて飲み込んでから伝えるだけの余裕がなかった。
移動中、唇や胸や手や彼女の体に一切視線がいかなかったのかと言われれば嘘になる。仕事なんて放り出して彼女を襲ってしまえばという欲望が胸の中でとぐろをまいていたし、パンツを履き替えるときに自分の手で吐精したときも思い出されるのは彼女の感触と匂いと声と、その手で掴んだ肉の感触と、押し付けられた乳房の感触と、それから過去の――
数え上げればきりがない。ただのアイドルとプロデューサーだったときの記憶すら先程の淫虐で意味が変わってしまいそうになっている。
どうあがいても、そういう関係にしかなれないかもしれないと、言葉を紡げなかった。
「ただ、目の前に仕事があったから頭の隅においやっていただけだよ」
水はもうどれくらい飲んだだろうか。足の震えは止まったか。彼女の体を測定するときの紐を見て、生唾を飲み込んではいなかったか?
だから、意識しないなんて無理な話だ。だから、仕事にだけ目をやることにしていた。
しかし摩美々はそれが不満なようで、ふーんとつまらなさそうに返すだけだった。
33
:
◆3xQXQ8weeA
:2019/02/07(木) 22:03:49 ID:QZ8H.EYo
「プロデューサーはー、さっきのこと、簡単に忘れられるんですねー」
「……忘れられるわけがないだろ。何をしたのかわからないのか?」
「でも、フツーはもうちょっとボロがでると思うんですケドー。普通に仕事こなされたら、私のプライドが傷ついちゃいますー。だって、」
「だって、私以外が目に入ってたんですよね?」
摩美々は手早く机の下に潜り込んだ。
34
:
◆3xQXQ8weeA
:2019/02/07(木) 22:04:29 ID:QZ8H.EYo
「!?お前何をして――
「もし聞かれたらお花摘みとでも答えておいてくださいー」
ベルトとチャックを外してトランクスをずり下げられる。勃起はしていなかったがどちらにしろ変わらない。もしもこの姿を見られたらと思うと寒気がした。
「なんですかぁ?別に、フツーにできるんですよねー?」
「だからってこんなこと……!」
「いいじゃないですかー。プロデューサーはフツーに仕事できますしー。私のこと、見たりしないんですよねー?」
陰嚢を揉み込まれる。太ももに頬を擦り付けられる。嫌でもあの感触が、蘇る。
「頭の中、仕事でいっぱいにできるんですよねー?」
「私の体、見なくても大丈夫なんですよねー?」
「触らなくても大丈夫なんですよねー?」
「いっぱいなめてあげたのに、擦り付けてあげたのに、触らせてあげたのに、触ってあげたのに、いじめてあげたのに、食べてあげたのに、」
「それでも、無視、できるんですよねー?」
言葉の割に摩美々の唇は笑みを浮かべている。楽しそうに手で男性器と陰嚢を弄びながらその目は愉悦に濡れていた。
35
:
◆3xQXQ8weeA
:2019/02/07(木) 22:05:50 ID:QZ8H.EYo
「この後まだ打ち合わせがあるんだぞ!?今すぐ席に――」
「ダメでーす」
ちろり、と。舌が竿をなめた。
考えなかったわけではない。その唇が自分のイチモツをなめしゃぶる事を期待しなかったわけではない。だからその一つの動作で視線は摩美々に釘付けだった。
「ん?……ふふー、プロデューサーはダメな大人ですねー。ちょっといじめられただけで、さっきよりばきばきじゃないですかー」
もう今日は二度出したというのに。一時間か、二時間の間で二度も出したというのに、陰茎の硬さは増すばかり。
「それに、ちょっと臭いですー。……一人で、コンビニでしこしこしてきたんですかー?」
「やめろ……!ダメだ、やめてくれ……!」
「ふふふふー……!困ってる顔、そそるって言ったじゃないですかー」
ガチガチに反り返った肉棒に鼻を擦り付けてくる。時折触れる唇がより一層欲望を加速させた。
36
:
◆3xQXQ8weeA
:2019/02/07(木) 22:06:41 ID:QZ8H.EYo
――出したい。この雌に自分の白濁液をそそいで、鳴かせたい。
背中をなぞったらどんな声を出すだろう。前戯ではどのようにして誘ってくれるのだろう。脱がせると、少女のように怯えるのだろうか。それとも今のように誘惑するのだろうか。挑発されるのだろうか。あの柔らかな乳房をもんだら気持ちいだろう。それに頂点を攻めれば。
経験はあるのか?彼女との本番をここでしてしまったら?愛情もなく性欲だけで中に突きこむことは許されるのか?吐き出した精液を見て彼女はどう反応するだろう?
ぐるぐる、どろどろと嗜好が滾っていく。
それでも、自分はプロデューサーで有り続けようとした。
「――やめなさい。これ以上は、もう後がないんだ」
ぴたり、と。なめあげようとしていた口がとまる。きつくしかめた顔が自分を睨んでいた。
37
:
◆3xQXQ8weeA
:2019/02/07(木) 22:07:17 ID:QZ8H.EYo
「……まだ、そんな事いうんですねー。じゃあ、いいです」
「……摩美々」
「プロデューサー、抵抗してないじゃないですか。手首、握っちゃえば止められるくせに」
そうだ。確かに自分は摩美々とつながろうとしていた。自分の腰に打たれた摩美々がどんな声をあげるのか、妄想してしまっていた。
「でもな、それでも――」
こんこん、と。ノックが鳴った。
38
:
◆3xQXQ8weeA
:2019/02/07(木) 22:09:32 ID:QZ8H.EYo
状況は端的に言って非常にまずい。下半身は露出している。立てばバレてしまうだろう。当然ながら。
しかも摩美々は一行に机の下から出ようとはしないし、なんならさっきから強く肉棒を握っている。
「摩美々、仕事だ。今回の規模はかなり大きいし、大切な仕事なんだ、わかるだろう?」
「いやでーす」
「ちょっ」
強く竿をすりあげながら、ねっとりとした、粘つく声で、
「今からおちんぽ、気持ちよくしてあげますねー」
「嫌でも、私でいっぱいにしますから」
そう、宣言したのであった。
39
:
◆3xQXQ8weeA
:2019/02/07(木) 22:10:53 ID:QZ8H.EYo
「――では、予算の件ですが――」
ディレクターは女性だった。確か、20後半。清潔な人で、確か他にも番組を企画したんだったか。
どちらが何を持つのか。重要な話をしている。
けれどそんなことには一切集中できないでいた。
「べろぉ……ちゅっ……ふーっ」
腰が震える。顔には出ていないだろうか。見やすくまとめられた資料を元にそれぞれ相談しながら、摩美々や、恋鐘や、霧子や結華や咲耶の大切なステージと仕事の話をしている。
さきほどから摩美々は机の下で音を出さないようにしながら、しかし声を出させようとちんぽをいじっていた。
唾液をふりかけて、べとべとにして、そのままあのときと同じように手で亀頭をいじっている。時折息をふきかけたり、鈴口や裏筋にキスを落としたり、竿に唾液を垂らしたり。たいてい、ちんぽに口がいっていないときは太ももに頬ずりしながら手で淫行を続けていた。
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