女騎士「くっ、年の瀬！」 - 1548867324

24：以下、名無しが深夜にお送りします：2019/02/11(月) 06:42:42 ID:LNwdz3iw: ちくわ「さぁ、早く僕を！」

女騎士「なら、お望み通りにしてやるよ！」

ｶﾞｼｯ

女騎士「いまいち味が染みてはいないが…食って…喰い殺してやるよ！」

ちくわ「っ本望！」
25：以下、名無しが深夜にお送りします：2019/02/11(月) 06:46:48 ID:gurwBsWY: 女騎士「！」

ちくわ「ちくわとして…練り物として食われる事こそが本懐！望みであり到達点！」

ﾆﾏｧ…

女騎士「ならばそのまま！笑ったまま逝くがよい！」

ｱﾝｸﾞﾘ
ｶﾞﾌﾞｩｯ
ﾌﾞﾁｨｯｯｯ!
26：以下、名無しが深夜にお送りします：2019/02/11(月) 06:49:55 ID:xBYrM.BU: ちくわ「ぐふっ…」

女騎士「もぐもぐ」

ﾓﾁｭﾓﾁｭ…

女騎士「もぐもぐ」

ﾓﾁｭﾓﾁｭ…

ち女騎士「もぐもぐ」

ちく女騎士「もぐもぐ」

ちく騎士「もぐもぐ」

ちくわ騎士「もぐもぐ」
27：以下、名無しが深夜にお送りします：2019/02/11(月) 15:11:27 ID:t0V8u1u.: リリー「ちくわが食べられてちくわナイト……プククク……」
28：以下、名無しが深夜にお送りします：2019/02/12(火) 03:51:42 ID:x5EcCAsM: ちくわ騎士「…」

ちくわ騎士「…？」

ちくわ騎士「私は…何を…？」

ちくわ騎士「私は…誰だ…？」

ちくわ騎士「目の前の鍋がある…」

ちくわ騎士「だが何か…何かが足りないような気がする」

ちくわ騎士「はて…なんだったか…」
29：以下、名無しが深夜にお送りします：2019/02/12(火) 09:56:49 ID:cetjJcfQ: 味が…滲みている…っ！
30：以下、名無しが深夜にお送りします：2019/02/12(火) 17:20:58 ID:OVFOiXi6: たまねぎ剣士と相性良さそう
31：以下、名無しが深夜にお送りします：2019/02/13(水) 18:19:44 ID:0o6EWe5.: ﾊｯ

ちくわ騎士「ピッコーン！」

ちくわ騎士「きっとこの鍋に足りないのは…」

ﾃｸﾃｸﾃｸ
ｶﾞｻｺﾞｿ
ﾃｸﾃｸﾃｸ

ちくわ騎士「これだ！」

ﾎﾞﾁｬﾝﾎﾞﾁｬﾝ

ちくわ騎士「トマトにソーセージ！こいつらだろ！」

不正解。
32：以下、名無しが深夜にお送りします：2019/02/13(水) 18:22:11 ID:0o6EWe5.: もはやその鍋は、おでんでなくなった。
トマトとソーセージがぶち込まれたそれは
洋風おでんと呼ぶのも吐き気がする
禍々しいものと成り下がっていた。

ちくわ騎士「くっ、切腹！」

【完】
33：以下、名無しが深夜にお送りします：2019/02/13(水) 20:41:03 ID:tuLGBWj6: トマト鍋うまいけどおでんにはなあ
34：以下、名無しが深夜にお送りします：2019/02/14(木) 00:00:34 ID:vM3/FwqA: それは、かつて、おでんだったものかも知れない
しかし、今は、その鍋が洋風おでんと呼ばれることすらないだろう
その中では、トマトとソーセージがぐつぐつと煮込まれていた
35：以下、名無しが深夜にお送りします：2019/02/14(木) 16:58:52 ID:JIaIT9EE: ツユが不協和音ッ…！
しかし不思議にトマトとソーセージが食いたくなったので訴訟

乙