したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | |

果南「邪神ちゃんの声って鞠莉に似てない?」

1以下、名無しが深夜にお送りします:2018/10/02(火) 00:34:51 ID:PM62Uc9g
今から数週間前の出来事…だいたい9月初頭ぐらい


果南「悪いね鞠莉、宿題手伝ってもらって」

鞠莉「もう!これっきりにしてよ!」

果南「わかってる、わかってるよー」

鞠莉「あら!もうこんなTIME!!」

果南「あーもう深夜0時になったんだ、夜遅くまで付き合ってもらってごめん」

鞠莉「果南ごめん!TV付けさせてね」

果南「いいよー」

『あの娘にドーッロップキックー♪決めるまではー帰れません♪』

2以下、名無しが深夜にお送りします:2018/10/02(火) 00:39:25 ID:PM62Uc9g
果南「へー鞠莉ってアニメとか見るんだ」

鞠莉「ちょっとね」

果南「どんなアニメなの?」

鞠莉「うーん一言と言えばギャグAnimationね!」

果南「へー」

鞠莉「ゴスロリを着ている人間の女の子ゆりねに召喚された悪魔の邪神ちゃんと仲間たちが繰り広げるドタバタギャグアニメよ」

果南「ふーん」

3以下、名無しが深夜にお送りします:2018/10/02(火) 00:40:24 ID:PM62Uc9g
邪神ちゃん『油断したなゆりねー!ドロップキーック!!!!』

果南「うわ!急に暴力ふり出したよ邪神ちゃん!」

鞠莉「邪神ちゃんは魔界に帰るためには召喚したゆりねを殺さないといけないのよ」

ゆりね『毎回懲りないわね邪神ちゃん…』

邪神ちゃん『ぎゃああああああああああ!!!!!!』

果南「うわああ!!ゆりねちゃんが邪神ちゃんをチェーンソーで切り刻んでる!?ギャグアニメなんだよねこれ?」

鞠莉「そうよ、ゆりねが邪神ちゃんを惨殺するシーンは定番ギャグみたいなものだから」

果南「暴力的すぎない?」

鞠莉「トムとジェリーで、ジェリーを食べようとして失敗してトムが酷い目に合ってるみたいなものよ」

果南「へー」

4以下、名無しが深夜にお送りします:2018/10/02(火) 00:42:02 ID:PM62Uc9g
メデューサ『邪神ちゃん…今日はこれぐらいにした方が』

果南「この子は?」

鞠莉「邪神ちゃんの友達メデューサよ」

邪神ちゃん『うるさい!!メデューサは黙って私にお金を出せば良いんですの!!』

果南「友達?」

鞠莉「…」

邪神ちゃん『メデューサは大事なATMですの!』

果南「邪神ちゃんクズすぎない?」

鞠莉「ご、ごく稀に良い事する時もあるから…ごく稀に」

5以下、名無しが深夜にお送りします:2018/10/02(火) 00:43:36 ID:PM62Uc9g
ぺこら『お腹が空きました…』

果南「ぺこらちゃんかわいそう…」

鞠莉(うふふっ果南もハマってきてるわ…)

邪神ちゃん『今日の晩ご飯はカレーですの!』

果南「…ねえ、鞠莉さっきから気づいた事があるんだけどさ」

鞠莉「なーに?」

果南「邪神ちゃんの声って鞠莉に似てない?」

鞠莉「え!?」

6以下、名無しが深夜にお送りします:2018/10/02(火) 00:44:18 ID:PM62Uc9g
邪神ちゃん『死ねー!!ゆりねー!!』

鞠莉「わ、わ、私こんな汚い声出したりしないわー」

果南「声を荒げてる時は似てないよ」

果南「でも普通に喋ってる時は時々似てると思うんだよね」

鞠莉「き、気のせいですの…」

果南「ですの?」

鞠莉「し、しまった!?」

7以下、名無しが深夜にお送りします:2018/10/02(火) 00:45:08 ID:PM62Uc9g
果南「鞠莉、私に何か隠してない?」

鞠莉「な、何も隠してないわ!私の言う事にウソ偽りがあったりとか全然しないからー!」

果南「ほんとー?」

『どうなる?どうなる?どうなる?結局Wake Up!!』

鞠莉「邪神ちゃんも終わった事だし今日は帰りましょう果南!!」

8以下、名無しが深夜にお送りします:2018/10/02(火) 00:46:04 ID:PM62Uc9g
数日後


ダイヤ「今日の練習終わりですわ」

千歌「おつかれさまー!」

ルビィ「疲れたよぅ…」

ダイヤ「みなさんお疲れですし明日はオフにしましょう」

「わーい!!」

果南「鞠莉、明日ショッピングに行かない?買いたいものがあって」

鞠莉「ソーリー!果南!明日は用事があるの」

果南「何の用事?」

鞠莉「え?」

9以下、名無しが深夜にお送りします:2018/10/02(火) 00:46:55 ID:PM62Uc9g
鞠莉「えーと…ちょっとした用事があって…秘密かなん♪」

果南「私にも言えない事なの?」

鞠莉「えーと…小原家の用事なの!」

果南「最近付き合い悪くない?」

鞠莉「ご、ごめんね。ちょっと忙しいみたいで」

果南「…」

10以下、名無しが深夜にお送りします:2018/10/02(火) 00:48:11 ID:PM62Uc9g
次の日


『ザザース♪ザザース♪』

善子「ザザース!ザザース!」

花丸「善子ちゃん最近、邪神ちゃんのアニメにハマってるずらね」

善子「ヨハネ!同じ闇に連なるものとして見ないわけにはいかないわ」

ゆりね『今日もカレー?』

邪神ちゃん『カレーは何度食べても美味しいですの』

善子「ゆりねちゃんってばゴスロリで悪魔を召喚できるなんてまるで私みたいじゃない?」

花丸(善子ちゃんはどっちかっつうと…)

ぺこら『あー!我が家がー!?』

花丸(不幸なぺこらちゃんずら…輪っかを無くした天使って意味では堕天使だし)

ブー!ブー!

花丸「善子ちゃん電話鳴ってるずら」

11以下、名無しが深夜にお送りします:2018/10/02(火) 00:49:14 ID:PM62Uc9g
善子「アニメ見てるんだからズラ丸出てよ」

花丸「録画したものなんだから止めたら良いんじゃない?」

善子「嫌よ!今、集中してるの!」

花丸「わかったずらよ…」

ブー!ブー!

花丸「どうやったら出れるずら?」

12以下、名無しが深夜にお送りします:2018/10/02(火) 00:49:58 ID:PM62Uc9g
ブー!ブー!

花丸「わ、わかんないずら!!」

善子「あーもう!私が出るわよ!ズラ丸、テレビ止めといて」

花丸「了解ずら!」

善子「もしもし!って果南じゃないの!」

花丸「…どうやったら停止できるか分からないずら」

13以下、名無しが深夜にお送りします:2018/10/02(火) 00:51:26 ID:PM62Uc9g
果南『あー善子?今、暇―?』

善子「暇じゃないわよ!忙しい!」

花丸「二人で録画してたアニメ見てたぐらいだから暇ずらよ」

果南『そうなんだ!ちょうど良かった、付き合ってくれない?』

善子「ズラ丸―!!」

花丸「別に良いじゃないずら」

善子「休みの日はダラダラ録画したアニメとか見て過ごしたいのー!」

果南『じゃあ今から善子の家行くから!』ガチャッ

善子「あーもう!!」

花丸「ところで善子ちゃん、どうやって停止するずら?」

14以下、名無しが深夜にお送りします:2018/10/02(火) 00:52:35 ID:PM62Uc9g
善子「マリーが何しているかを」

花丸「探るずら!?」

果南「うん、最近こそこそ何かやってるでしょ」

善子「確かに練習終わったらすぐ帰るし」

花丸「休みの時も付き合い悪いみたいずら」

果南「でしょ。何こそこそやってるのか気になるじゃない」

花丸「プライベートな事はそっとしておくのが一番じゃない?」

果南「花丸、プライベートみたいな単語使うんだ」

花丸「失礼ずら!」

善子「気になる!」

果南「でしょ!」

花丸(これはマルだけ一人抜け出せない空気ずら…)

15以下、名無しが深夜にお送りします:2018/10/02(火) 00:54:00 ID:PM62Uc9g
花丸「他のみんなはどうしたの?」

果南「ダイヤとルビィちゃんは二人で黒澤家の用事」

善子「やっぱヤクザの集会…」

花丸「やめるずら」

果南「千歌、曜、梨子ちゃんは遊びに行ってるってさ」

花丸「つまり暇なのはマルたちだけって事ずらか…」

善子「クックク…ちょうど暇を持て余していたとこよ。リトルデーモンマリーの陰謀を暴くという任務、この堕天使ヨハネが力を貸そうぞ!」

果南「サンキュ!」

花丸(善子ちゃん…休みの日はダラダラしたいって言ってたのに…)

花丸(まぁ善子ちゃんが楽しそうだし、仕方がない。付き合ってやるか)

16以下、名無しが深夜にお送りします:2018/10/02(火) 00:55:12 ID:PM62Uc9g
ホテル小原


果南「まずはホテルで張り込みをし、鞠莉が出ていくとこを後ろからバレないように着いていく」

善子「了解!オペレーションマリー開始!」

花丸「張り込みにはのっぽぱんが必需ずら」むしゃむしゃ

果南「私もちょうだい」

善子「ヨハネも!」

花丸「こんな事もあろうかと人数分持ってきた良かったずら」

17以下、名無しが深夜にお送りします:2018/10/02(火) 00:56:02 ID:PM62Uc9g
果南「ワカメも持ってきたら良かったなぁ」

花丸「張り込みにワカメは合わないずら」

善子「普通、ワカメ単品で食べたりする?」

鞠莉「今日も一日がんばりますの!」

果南「出てきた!」

「お嬢様、ヘリの用意できました」

鞠莉「Thankyou,FRIENDS!!」

果南・善子・花丸「え」

18以下、名無しが深夜にお送りします:2018/10/02(火) 00:59:34 ID:PM62Uc9g
鞠莉「いってきまーす!」

「いってらっしゃいませ、お嬢様」

果南「…」シュッ

ヘリ「ブーン!!」

善子・花丸「…」

19以下、名無しが深夜にお送りします:2018/10/02(火) 01:00:16 ID:PM62Uc9g
果南「これだから金持ちは…」

花丸「未来ずら…」

善子「良いな〜。ヘリ使ってお出かけとかカッコいい!」

20以下、名無しが深夜にお送りします:2018/10/02(火) 01:01:55 ID:PM62Uc9g
花丸「果南ちゃん、あきらめる?」

果南「あきらめない!」

善子「でもどうするのよ?」

果南「実は鞠莉がヘリに乗る前に発信機を投げて付けた」

花丸「いつの間に!?」

果南「シュッってやったとこ」

善子「っていうか、どうしてそんなもの持ってるのよ!?」

果南「鞠莉が私のストーカーをしていた時に私に黙って発信機をつけてたんだ。気づいて没収したものが今ここで役に立って良かったよ」

善子「二人ともおかしいわよ…」

花丸「まじ引くずらー」

21以下、名無しが深夜にお送りします:2018/10/02(火) 01:02:57 ID:PM62Uc9g
果南「で、この機械で鞠莉が今どこにいるか分かるようになっている。点滅しているところが鞠莉のいるとこね」

善子「東の方に移動しているわね」

花丸「コナン君みたいずら」

果南「松浦カナン…探偵さ!」

善子・花丸「…」

果南「そこで黙んないでよ///」

22以下、名無しが深夜にお送りします:2018/10/02(火) 01:04:28 ID:PM62Uc9g
某所


鞠莉「こんにちわー!」

「鞠莉ちゃん今日も早いね」

鞠莉「ヘリで来ましたから」

「収録はもう少し先だから待っといてくれる?」

鞠莉「はーい」

23以下、名無しが深夜にお送りします:2018/10/02(火) 01:05:24 ID:PM62Uc9g
果林「こんにちわ」

鞠莉「ハロー!」

果林「いつも早いわね。静岡からなのに」

鞠莉「ヘリがあるもん」

果林「金持ちは違うわねー」


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板