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武内P「担当Pの浮気に困っている?」
-
まゆ「そうなんです……どうにかなりませんか?」
武内P「……あの、佐久間さん?」
まゆ「はい?」
武内P「そもそも、貴女と彼は付き合っていません……よね?」
まゆ「はい?」
武内P「あの、佐久間さん?」
まゆ「はい?」
まゆ「はい?」
武内P「……何でもありません」
-
・ ・ ・
武内P「――と、言うわけです」
加蓮「やめて」
武内P「えっ?」
加蓮「あの人に、協力しないで」
武内P「……申し訳、ありません」
武内P「協力しなければ、社長に言いつける、と」
武内P「……そう、言われてしまいまして」
加蓮「……」
-
武内P「北条さんは……専務が、苦手なのですか?」
加蓮「まあ……普段は、そこまでじゃないけど」
武内P「では、どうして……?」
加蓮「……」
加蓮「距離の詰め方が……アメリカンすぎて」
武内P「……」
武内P「えっ?」
-
武内P「すみません……意味が、よく」
加蓮「ほら、専務って……アメリカに研修に行ってたんでしょ?」
武内P「ええ、その通りです」
加蓮「そのせいか、グイグイきすぎって言うか……」
加蓮「とにかく、ホントにアメリカンなの」
武内P「それは……どの様な、感じなのでしょうか?」
加蓮「……それは――」
ほわほわ〜ん
-
専務『……』
加蓮『……あっ』
加蓮(専務だ……挨拶、しなきゃだよね)
加蓮『――おはようございます』
専務『……ん』
専務『……』
専務『ハーイ、加蓮! 調子はどう?』
加蓮『!?』
-
武内P「――待ってください!」
武内P「あの……それは、本当ですか!?」
加蓮「この目が、嘘を言ってる目に見える?」
武内P「……いえ、見えません」
加蓮「話、続けて良い?」
加蓮「……まだまだ、これからだから」
武内P「……」
加蓮「……それから――」
-
>>487
一番下に
ほわほわ〜ん
追加で
-
加蓮『は、はい……体調は、良いです』
専務『オーケー、それを聞いて安心したわ!』
加蓮『せ、専務は……凄く、元気そうですね』
専務『ふふっ! そう見える?』
加蓮『その……はい』
専務『なら、それはキミのおかげだ』
専務『だって、具合が良い話を聞かせてくれたからね!』
専務『HAHAHAHAHA!』
加蓮『……』
加蓮『……はい』
-
武内P「――待ってください!」
武内P「少し下品なアメリカンジョークも言うのですか!?」
加蓮「えっ? 下品って……どこが?」
武内P「何でもありません」
加蓮「まあ……最近は、こんな感じでさ」
加蓮「強火過ぎて……ホントしんどいの」
武内P「……」
武内P「状況は……理解しました」
-
加蓮「最近は、メンバー全員に対してこんな感じで」
武内P「他の方にも……!?」
加蓮「むしろ、私だけの方が嫌」
武内P「しかし……何人かは、対応が出来そうな方も」
加蓮「と、思うでしょ?」
加蓮「仕事の時は、普通に真面目モードなんだよね」
加蓮「その真面目モードと、アメリカンモードの緩急が凄すぎて……」
武内P「……」
武内P「それは……困りますね」
-
加蓮「今でさえ、こんな感じなんだよ?」
加蓮「それなのに……ねえ?」
武内P「ええ……そうですね」
武内P「今よりも、もっとアメリカン――フランクになる可能性が」
加蓮「それだけなら良いんだけどさ」
加蓮「奈緒に……アメリカンがうつったら、って」
加蓮「そう考えると、もう、ホント無理」
武内P「アメリカンが……うつる?」
加蓮「……うん、例えば――」
ほわほわ〜ん
-
奈緒『ソーリー! 待たせたな!』
加蓮『う、ううん、全然』
奈緒『今日も、帰りにどこか寄って帰るだろ?』
加蓮『あっ、うん……そのつもり』
奈緒『それじゃ、ちょっと道草食ってこうぜ!』
奈緒『食べるのはミートとパティ、バーガーだけどな!』
奈緒『おっと、ポテトはベジタブルだから、草も食べるか!』
奈緒『HAHAHAHA!』
加蓮『……』
加蓮『……うん、そうだね』
-
加蓮「――ワオ! ケチャップもトマトだ!」
加蓮「あたしってベジタリアン? フゥー、ヘルシー!」
武内P「北条さん! 戻ってきてください、北条さん!」
加蓮「HAHAHAHA…………あっ」
武内P「正気に……あ、いえ」
武内P「……ん、んん」
武内P「お、落ち着かれましたか?」
加蓮「……うん、ごめんね」
武内P「……」
-
加蓮「何ていうか……考えるだけで、しんどいの」
武内P「いえ、しかし……」
武内P「神谷さんは、そこまで影響を受けるでしょうか?」
加蓮「そりゃあ、ここまで受けないかも知れないよ?」
武内P「……」
加蓮「でもさ、ある日突然……ネイティブな発音で」
加蓮「Hamburger」
加蓮「……なんて、言い出すかもしれないんだよ?」
武内P「それは……」
武内P「……確かに、しんどいですね」
-
加蓮「だから……ねっ、お願い!」
…ぎゅうっ!
武内P「っ!? ほ、北条さん!?」
加蓮「私を助けると思って!」
武内P「あ、あの、北条さん! 手を離し……っ!」
加蓮「約束してくれるまで、この手は離さない!」
加蓮「アメリカンだよ? 強火すぎるよ!」
加蓮「トライアドじゃなく、ペンタゴンプリムスになっちゃう!」
ぎゅうっ!
武内P「おっ、落ち着いてください! 北条さん!」
武内P「例えアメリカンになっても、人数までは増えませんから!」
-
武内P「とっ、とにかく! 手を離し――」
加蓮「っ……!」
ぎゅうっ!
武内P「……」
武内P「……北条さん、安心してください」
武内P「私から、専務にそれとなく伝えておきますので」
加蓮「えっ? ほっ、本当に!?」
ぎゅうっ!
武内P「はい。なので、手を離して頂けますか?」
武内P「その……手の中で、ですね……」
武内P「ナゲットが潰れているので……はい」
-
加蓮「……良かった」
ぎゅうっ!
武内P「あの、北条さん? 手を離し……」
加蓮「……ふふっ! 怖い人なのかな、なんて思ってたんだけど」
加蓮「結構、優しい所もあるんだね」
ぎゅうっ!
武内P「いえあの、ナゲッ……北条さん?」
加蓮「え、っと……また、何かあったら」
加蓮「話……聞いてもらっても、良い? 駄目?」
ぎゅっ!
武内P「北条さん? あの、私の話を聞いていますか!?」
-
加蓮「……あっ、もしかして照れてたりする?」
ぎゅっ!
武内P「いえ、あのですね!?」
加蓮「ね、どうなの? んっ? んっ?」ニコニコ!
ぎゅっ!
武内P「……良い、笑顔――」
「――ふーん」
武内P「――で……」
凛「楽しそうだね?」ニコッ!
武内P「……す」
武内P「……」
武内P「――待ってください! 誤解です!」
-
・ ・ ・
専務「――君は、北条加蓮とコミュニケーションを取っているそうだな?」
武内P「……」
武内P「もう……そういう事で、構いません……」
専務「しかし、そうか……君も考えたものだな」
武内P「専務?」
専務「神谷奈緒ではなく……まず、北条加蓮を……か」
専務「北条加蓮と君が仲良くなり、そこに、私と神谷奈緒を加える」
専務「君達をきっかけに、話が盛り上がり――」
専務「――ハッピーセット、という訳か」
武内P「……」
武内P「…………」
武内P「そうですね」
-
武内P「ですが、専務」
専務「何だ?」
武内P「急激な人間関係の変化は、軋轢を生みます」
武内P「そして、生まれた誤解を解く事は、とても困難です」
武内P「その……本当に……本当に、大変でした」
専務「だが、改革は必要だ」
専務「週末、庭でバーベキューをしようと思うが、どうだ?」
武内P「待ってください! それは、あまりに急すぎます!」
専務「それは理解している」
専務「だが、私は全てを乗り越えてみせよう」
専務「何事にも、障害はつきものだ」
おわり
-
乙
全然理解してないw
-
及川牧場の廃牛を利用してバーベキューか
-
ある者は言った。雫はホルスタインで、かな子はジャージー牛であると
-
この専務仕事モードのままでも距離の詰め方アメリカンじゃねーか
乙
-
かな子はどちらかというとチャーミーポーク
-
田中さんの洋ドラの吹き替え声でありありと再生されるから笑う
-
あれ、これアメリカンな関係に武内P巻き込まれるパティーン?
-
利根川式交流術を使おう
焼き土下座用の鉄板でバーベキューDA!
-
なんたってアメリカンだからな
パーティーの罰ゲームもハグとかキスだったりするんだろう
-
シカゴピザやカラフル(笑)なケーキもいいぞ
-
書きます
武内P「陰部を舐めさせて欲しい、ですか」
-
みく「そうにゃ! お願い、Pチャン!」
武内P「……」
みく「これは、どうしても必要なことなの!」
武内P「……前川さん」
みく「! 良いの!?」
武内P「病院に、行きましょうか」
みく「……」
みく「えっ?」
-
みく「どうして病院に行くの?」
武内P「保険証は、合宿の時のコピーがありますので」
みく「Pチャン?」
武内P「前川さん、大丈夫です」
みく「いやあの、何が?」
武内P「私は、貴女を見捨てたりはしません」
みく「……」
みく「はい?」
-
みく「えっと、陰部を舐めるのと病院に……何か関係が?」
武内P「今回の場合、密接な関係があります」
みく「う〜ん…………駄目、わかんないにゃ」
武内P「おわかりに、なりませんか?」
みく「全然」
武内P「病気かどうか、検査するためです」
みく「……」
みく「んっ?」
-
みく「……ねえ、Pチャン?」
武内P「はい、何でしょうか」
みく「Pチャンは、みくが病気か疑ってるの!?」
武内P「……そう、ですね」
みく「はあっ!?」
武内P「むしろ、病気であって欲しい、と」
武内P「……そう、思っています」
みく「んなっ!?」
みく「Pチャン! それってどういう意味!?」
-
みく「みくはアイドルだよ!? 変な病気なんて無いもん!」
武内P「ですが! そうとしか考えられません!」
みく「ふにゃあああっ!? ぴっ、ぴぴ、Pチャン!?」
武内P「私は……前川さんは、真面目な方だと!」
武内P「そう、考えていたのです! 先程までは!」
武内P「その姿も、キャラだったとしたら……!」
武内P「あまりに……あまりに、残酷すぎます!」
みく「だ〜か〜ら〜!」
みく「みくは、真面目に陰部を舐めさせてって頼んでるの!」
武内P「待ってください……!」
武内P「もう……もう、やめてください……!」
-
みく「ねえ、Pチャン! みくがこんなに頼んでるんだよ!?」
みく「プロデューサーなら、応えるべきでしょー!?」
武内P「無理です! 無理です、前川さん!」
みく「むうう〜っ!」プクー!
みく「じゃあ、ペロッってするだけなら!?」
みく「それ位なら、協力してくれるよね!?」
武内P「前川さん!?」
武内P「何故、それなら協力すると思ったのですか!?」
-
みく「一人じゃ無理だから頼んでるにゃ!」
武内P「それは……それは、その通りですよね!?」
みく「あともうちょっとの所で、舌が届かないの!」
武内P「えっ!?……えっ!?」
みく「お願いPチャン、協力して!」
みく「発情期の、ネコチャンになりきるために!」
武内P「……」
武内P「えっ?」
-
・ ・ ・
武内P「……成る程、そういう事でしたか」
みく「どう!? 協力する気になった!?」
みく「んぎぎぎ……! 思い出すだけで、ムカムカするにゃ!」
みく「みくちゃんは、発情期の猫のマネとかは無理だよね」
みく「――とか!」
みく「志希チャンの方が、フツーに猫っぽい」
みく「――とか!」
みく「本気の猫とフェイクの猫って発言は、滅茶苦茶気を遣われてる」
みく「――とか!」
武内P「前川さん、待ってください!」
武内P「後半の発言は、あまりに危険すぎます!」
-
みく「ここまで言われちゃ、女が……ネコチャンがすたるにゃ!」
武内P「は……はあ」
みく「そこで、みくは考えたの!」
みく「発情期のネコチャンさえ出来るようになれば――」
みく「みくは、ネコキャラとして一つ上のステージに行ける!」
みく「……って!」
みく「にゅっふふふ! どうにゃPチャン!」
みく「みくの考えは、どこか間違ってる!?」
武内P「いえ、あn」
みく「ストップ! 言わなくても、答えはわかってるにゃ!」
武内P「……は、はあ」
-
スタート地点からゴール地点まで間違えている
-
みく「それでね、色々調べたんだけど……あっ、ちょっと待ってね」
武内P「は……はい」
みく「……」
ゴソゴソ…スチャッ!
前川「発情期のメス猫は、普段とは違う行動を取るの」
前川「大きな声を出したり、活発になったり……まあ、色々と」
前川「それで、自分一人でも出来るのは実行してみたんだよね」
武内P「あ……あの、前川さん?」
前川「何?」
武内P「……」
武内P「本当に……真面目な話、なのですね……」
-
前川「口で説明するのも大変だから、このページを見て」
武内P「……わ、わかりました」
前川「この中でも、陰部を頻繁に舐める、っていうのが出来なくて」
武内P「……前川さん……あの」
前川「ん? どうしたの?」
武内P「トイレ以外の場所で粗相をする、と」
武内P「……そう、あるのですが……!?」
前川「楽勝でクリアしたよ」
武内P「楽勝で!?」
武内P「待ってください! せめて苦戦……苦心してください!」
-
前川「……」
…スッ
みく「――Pチャン、みくは本気にゃ」
みく「ここで投げ出したら、全てが水の泡になるにゃ!」
武内P「いえ、ですが!」
武内P「スタート地点から、ゴール地点までを間違えています!」
みく「もう、みくは走り出してるにゃ!」
みく「ここで止まったら……止まっちゃったら!」
みく「李衣菜ちゃんのロッカーをビッシャビシャにしたのが無駄になるにゃ!!」
武内P「っ……!?」
-
みく「だから――お願い、Pチャン!」
武内P「待ってください! 掃除は……掃除は、したのですか!?」
みく「してたら、協力してくれる!?」
武内P「えっ!?」
武内P「そ、それは……当たり前だと思うのですが!?」
みく「っ! わかったにゃ!」
みく「急いで掃除してくるから、此処で待ってて!」
ダダダダッ!
武内P「えっ!?」
武内P「あの、前川さん!? いつ、ビシャビシャに――」
ガチャッ! バタンッ!
武内P「……」
-
・ ・ ・
みく「さ〜って! 早速、始めるにゃ!」
武内P「……はい」
みく「服装も、ダンスレッスンの時のやつにしたし!」
みく「下は、スパッツだから……パンツも見えないにゃ!」
武内P「……そう、ですね」
みく「あっ、もしかしてPチャン……にゅふふ!」
みく「みくのパンツが見えないって、ガッカリしてるでしょー?」ニマニマ!
武内P「……」
武内P「いえ、断じて……断じて、その様な些細な事は気にしていません」
-
みく「頻繁に、ってあるからね!」
みく「コツを掴んで、一人でも出来るようになる必要があるにゃ!」
武内P「あの……協力とは、何をすれば良いのでしょうか?」
みく「簡単だよ、Pチャン」
…コロンッ
みく「この、地面に背をつけて、寝転がった状態から」
…グイッ
みく「こう……足を持ち上げっ、て!」
みく「体を曲げていっ、て……! 顔と、陰部をっ……!」
…パタンっ!
みく「……ふぅ……くっつけるよう、押して欲しいにゃ!」
武内P「……!?」
-
>>522が採用されててワロタ
-
ちょっとうれしい
-
武内P「ま、前川さん!? あっ、あの!」
みく「? どうしたの、Pチャン?」
武内P「その体勢は……前川さん! 前川さん!?」
みく「……うん、危ないことはわかってるにゃ」
武内P「でしたら!」
みく「だけど! みくは、自分を曲げないよ!」
武内P「っ!?」
みく「思いっきり……全力でやって!」
武内P「……前川さん」
武内P「……」
武内P「わかりました。それが……貴女の、笑顔のためでしたら」
-
みく「……行くにゃ!」
…グイッ!
武内P「――はい」
ガシッ!
みく「そう……そのまま、ゆっくり……!」
武内P「わかりました……」
ググググッ…!
みく「ぅっ……ふぅぅっ……!」
武内P「! 凄い……前川さんは、体がとても柔らかいですね……!」
ググググッ…!
みく「ふぅ……うぅ……くふぅぅ……!」
-
体柔らかいなら普通に行けるような……
胸が邪魔なのかな
-
みく「……ぇっ……ぇぁっ……!」
武内P「前川さん、頑張ってください!」
ググッ…!
みく「……ぇ〜っ……ぅぇ〜っ……!」
武内P「後少し……! もう少しで……!」
みく「……んっ!」
つんっ
みく「にっ♡」ビクンッ!
武内P「! おめでとうございます、前川さん!」
みく「……ふぎっいいいいっ!?」ジタバタ!
武内P「前川さん!? どうされたのですか!?」
ガァキィッ!
みく「……つぅっ、つった! つったにゃ! 全身つったにゃ――っ!」
-
みく「ふぎゃああああっ!?」ジタバタ!
ガシッ!
武内P「まっ、前川さん!? 手を離してください!」
みく「はんぎいいいっ!?」ジタバタ!
武内P「あっ、暴れられると……前川さん!」
https://i.imgur.com/Yqr8elr.jpg
武内P「落ち着いてください、前川さ――んっ!」
みく「んに゙ゃああああっ!?」ジタバタ!
-
ここでその画像は卑怯wwww
-
・ ・ ・
みく「……しっ、死ぬかと思ったにゃ……!」
武内P「……本当に、申し訳ありません」
みく「全然立ち上がれないけど……でもっ!」
みく「これで、発情期のネコチャンも完璧にゃ!」
武内P「……ええ、そうですね」
武内P「……発情期の猫の対処法も、現状の解決策も」
武内P「やはり、一番確実なのは――」
武内P「病院に、行く事ですね」
おわり
-
贔屓球団の異なるアイドルにはさまれて困惑するPがみたい
-
仕事に疲れてるPを甘やかしたい、みりあちゃんをください!
-
電車でありすに痴漢ごっこしたい
-
>>540
どう見ても逮捕案件ですね
-
喧嘩に巻き込まれてさらに顔が怖くなった武内P見たい
-
知人が飼ってる猫に引っ掻かれて顔に切り傷が付いた所為で
どう見ても前科ありのヒットマンにしか見えない武内Pか
-
我慢出来ないので書きます
市原仁奈「動物パワーでごぜーます!」
-
ちひろ「えっ?」
仁奈「ムササビの気持ちになるですよ!」
バッサバッサ!
ちひろ「ちょっ、ちょっと仁奈ちゃん!?」
仁奈「? どうしたでごぜーますか?」
ちひろ「スカートめくっちゃ駄目!」
仁奈「でも、キグルミが無い時はこうするのが一番でごぜーますよ!」
仁奈「この間、こうやってお空を飛んでる人がテレビに出てやがりました!」
ちひろ「……ねえ、それって……まさか……」
仁奈「はい♪」
仁奈「その人の名前は――」
https://www.youtube.com/watch?v=ZJf1mq9U6PQ
-
・ ・ ・
ターちゃん「すやすや〜……すやすや〜……」
プクゥ〜ッ、ヒュルルルッ、プクゥ〜ッ、ヒュルルルッ…
ヂェーン「そろそろ起きなさい、ターちゃん」
つんっ!
パチィンッ!
ターちゃん「わああっ!?」
ターちゃん「なっ、何だ!? ハンター達の襲撃か!?」
ヂェーン「何寝ぼけてんのよ」
ターちゃん「……ヂェーン?」
ターちゃん「もうちょっと優しく起こしてくれても良いのに」ボソボソ
ヂェーン「何か言った?」ギロッ
ターちゃん「何でもありません」
-
懐かしすぎる……
-
ペドロ「ですが先生、もうすぐ飛行機が着陸しますよ」
アナベベ「そうだぜ、ターちゃん」
アナベベ「いくら俺の自家用ジェットの寝心地が良いからったってな」
アナベベ「ず〜っと寝てっと、そのまんま置いてっちまうぞ! ハハハ!」
ターちゃん「そっ、そんなぁ〜!」
梁師範「おいおい、そのへんにしといてやんな」
梁師範「空の旅が終わったら、その後は一週間の船旅なんだ」
梁師範「今からそんな調子じゃ先が思いやられるぜ」
ヂェーン「だからこそよ!」
ヂェーン「超豪華客船で、一週間の海の旅!」
ヂェーン「各界の著名人も多く来るんだから、シャキッとして貰わないと!」
ターちゃん「本音は?」
ヂェーン「もち、船内のカジノでガッポリ稼ぐのが目的よ!」
-
ヂェーン「良い、ターちゃん!」
ヂェーン「船内のカジノで稼いで、ハンター対策の資金に回すの!」
ヂェーン「それが出来なきゃ、どうなるかわかってんでしょうね?」
ターちゃん「ど、どうなるの……?」
ヂェーン「今の三倍働いて貰うことになるわよ!」
ターちゃん「え〜っ!?」
梁師範「おいおい、どれだけ稼ぐつもりなんだよ」
ペドロ「ハハハハッ! ヂェーンさんらしいや!」
アナベベ「今の三倍ったら、地獄の重労働だぞ。こりゃ死ぬな」
梁師範・ペドロ・アナベベ「ハハハハッ!」
ヂェーン「全く……あっ、この商品なんか良さそうね♪」
『超強力クーラー』
ターちゃん「ホントにハンター対策の資金なの!?」
梁師範・ペドロ・アナベベ「……!」だああーっ!
-
アナベベ「だが、各界の著名人が来るってのは本当だぜ」
アナベベ「まっ、俺もその内の一人だがよ! ダッハッハ!」
ペドロ「確かに、アナベベさんの事業は相当上手くいってるみたいですもんね!」
アナベベ「よせやい、照れるじゃねえか! もっと言って///」
ヂェーン「そう言うペドロちゃんだって、色んな格闘大会で優勝してるじゃない」
ヂェーン「格闘技界では、結構有名だって聞いてるわよ!」
ペドロ「いえ、自分はまだまだ未熟ですから! もっと言ってください///」
ターちゃん「梁師範も、西派白華拳の最高師範だもんね!」
梁師範「それを言うなら、ターちゃんは俺の知る限り最高の格闘家だぞ!」
ヂェーン「でもま、二人共そこまで有名じゃないのよね」
ヂェーン「片や、大会じゃそこまでいい成績を残してない」
ヂェーン「片や、チンチンとタマタマを出して大体テレビ放送されないんだもの」
ターちゃん・梁師範「……」
-
ターちゃん「でっ、でも! 私はこの間テレビに出たのだ!」
ヂェーン「ビックリ人間としてでしょ」
梁師範「そう言うヂェーンさんはどうなんだよ!」
ヂェーン「あたしは、ニューヨークの元トップモデルよ?」
ヂェーン「そ〜んじょそこらのバカとヒゲとは違うんだから!」ウッフン!
どたぷ〜んっ!
ターちゃん・梁師範「悔しいが、何も言い返せない……!」
エテ吉「キー、キキッ!」
ターちゃん「エテ吉……私達を慰めてくれるのか?」
エテ吉「キキッ!」コレミテコレミテ!
梁師範「ん? なんだよ、そのページにエッチな写真でも載ってるのか?」
『サルでもわかる英会話 撮影モデル:エテ吉くん』
ターちゃん・梁師範「ただの自慢かい!!」
-
アナベベ「――ほら、バカやってねえで窓の外を見てみろ!」
アナベベ「日本が見えてきたぜ!」
ターちゃん・ヂェーン・ペドロ・エテ吉「お〜っ!」
梁師範「俺は元々中国に居たから、そこまでの感動はないな」
梁師範「……まあ、アフリカからだから物凄い遠い道のりだったが」
ヂェーン「良い、ターちゃん! さっきも言ったけど!」
ヂェーン「あんまりお下品なことしたら、駄目だからね!」
ターちゃん「えっ? 何?」
バッサバッサ!
ぱお〜ん!
ヂェーン「そう言うのをやめろ言うとんのじゃい!!」
ターちゃん「す、座りっぱなしだから蒸れちゃって」
ターちゃん(……はぁ……窮屈な船旅になりそうなのだ)
-
・ ・ ・
港
ペドロ「うわ〜っ! 物凄く大きい船ですね!」
アナベベ「よせよペドロ。お上りさん丸出しじゃ――」
早苗「仕事とは言え、一週間の船旅なんてついてるわね!」
瑞樹「本当よね。船内には、最高級のエステもあるみたいよ」
楓「クルージングで、クレンジング……うふふっ!」
アナベベ「うっひょ〜〜っ!! こいつはたまりませんな〜〜っ!!」
ペドロ「アナベベさん、声が大きいですよ!」
アナベベ「日本のアイドルも来るって聞いて、参加した甲斐があったぜ〜っ!!」
アナベベ「お近づきになるチャンスは、いくらでも……ぐふふふふっ!!」
楓「――あの……」
アナベベ・ペドロ「え〜っ!? 向こうから近づいてきた!?」
-
ヂェーン「良い? わかってるわね?」
ターちゃん「はい! チンチンもタマタマも出しません!」
ヂェーン「大声で言っちゃ意味ないでしょーが!」
楓「もしかして、ヂェーンさん……ですか?」
ヂェーン「何か御用? って言うか、どうしてあたしの名前を?」
楓「やっぱり!」
楓「ニューヨークでモデルをしてた、ヂェーンさんですよね」
ターちゃん・ヂェーン「えっ!?」
ターちゃん「ヂェーン、アメリカ産の豚肉のモデルもやってたの!?」
ヂェーン「――ふんっ!!」
バチーン!
ヂェーン「そうよ! よくわかったじゃな〜い!」
ターちゃん「うんうん! 凄いのだー!」ボロッ…
-
・ ・ ・
ヂェーン・楓・早苗・瑞樹「――!」キャッキャッ!
アナベベ「くっそ〜っ! アイドルとお近づきになるチャンスだと思ったのによ〜!」
ペドロ「あはは……それにしても、盛り上がってますねぇ」
ターちゃん「うん。ヂェーンも昔の話が出来て楽しそうなのだ」
「ふおおーっ! 本物のおサルさんでごぜーます!」
「キー、キキッ!」
ターちゃん・ペドロ・アナベベ「ん?」
仁奈「すっげー! おサルさんも、ちょめーじんでやがりますか!?」
エテ吉「キー! ウキキキッ!」ソウダヨ!
アナベベ「……おいおい、俺たちだけ女っ気無しか?」
ペドロ「女っ気って……あの子はまだ子供じゃないですか……」
-
仁奈「仁奈は、市原仁奈でごぜーます!」
エテ吉「キーッ!」イイナマエダネ!
仁奈「おサルさんの名前は、なんでやがりますか?」
ターちゃん「――ソイツの名前は、エテ吉って言うんだ」ニコッ!
仁奈「えっ?」
ターちゃん「ほら、エテ吉。ちゃんと挨拶しないと駄目じゃないか」
エテ吉「キキッ!」
エテ吉『――はじめまして、可愛らしい人間のお嬢さん』
エテ吉『オイラの名前は、エテ吉……ただの、流れのエテ公さ』
エテ吉「――キーキキッ、キッウキキッキッキャキッ」
エテ吉「ウキキーキャッキャキッ、キキーッキ……キキッ、ウキキキッ」
ターちゃん「お辞儀とかで良いんだってば!」
-
仁奈「……たっ……たっ……!」
ターちゃん「ほら、エテ吉! 戸惑っちゃったじゃないか!」
エテ吉「キキー……」ハンセイ
仁奈「ターちゃん!!」
ターちゃん「えっ!?」
ターちゃん「君は、私のことを知ってるのかい?」
仁奈「はい! すっげー、動物の人でやがります!」ニコニコ!
ターちゃん「……///」
仁奈「お願いです! 動物パワー、見せてくだせー!」ニコニコ!
ターちゃん「そ、それじゃあ……わかりやすくゾウさ――」
ヂェーン「小さい子供に何見せる気じゃい!」
ガンッ!
ターちゃん「……と、ゾウさんの鼻は物を投げる力も凄いのだ〜」ボロッ…
-
仁奈「……あっ、忘れてました!」
仁奈「はじめまして! 市原仁奈でごぜーます!」ペコリ!
ターちゃん「はじめまして! 私は――」ニコッ!
ターちゃん「ジャングルの王者、ターちゃん♡」
ターちゃん「……なのだ〜!」
仁奈「もしかして、ターちゃんもお船でりょこーするでごぜーますか!?」
ターちゃん「うん、そうだよ」
ターちゃん「ターちゃんも、っていう事は、仁奈ちゃんもなのかい?」
仁奈「はい! 仁奈は、お仕事でごぜーます!――アイドルの!」
ターちゃん・エテ吉「え〜っ!?」
ターちゃん「仁奈ちゃん、アイドルだったの〜っ!?」
仁奈「はいっ♪」ニコッ!
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仁奈「動物のキグルミを着て、い〜っぱいLIVEするです♪」
ターちゃん「へええ! そいつは楽しみだ!」
仁奈「……えへへ! 楽しみにしててくだせー!」ニコッ!
ターちゃん「もちろん!」ニコッ!
エテ吉「ウキーッ! キキッ、ウキキキッ!」オイラモ、タノシミ!
アナベベ「――おい、ペドロ!!」
ペドロ「おっ、押忍! な、何ですか?」
アナベベ「別に、うらやましくなんかないんだかんね!?」
ペドロ「あの、自分は何も言って――」
有香「あ、あのっ! ペドロ・カズマイヤーさんですよね!?」
有香「フランス出身の、空手チャンピオンの!」
ペドロ「えっ!?」
アナベベ「……チクショ〜〜〜ッ!! なんで俺だけ!!」
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アナベベ「梁師範! 俺の気持ちがわかるだろう!?」
梁師範「……おい、アナベベ」
アナベベ「まさか――」
アナベベ「俺には蓮苞ちゃんが居るもんね〜!」
アナベベ「――なんて抜かすんじゃねえだろうな!?」
梁師範「そうじゃねえ」
梁師範「――この船旅ってのは、本当に安全なんだろうな」
アナベベ「あん? どうしたんだよ、急に真面目な顔して」
梁師範「どうにも、妙な気配を感じやがる」
アナベベ「妙な気配ってのは――」
小梅「う、うん……船の、旅楽しみ……だね」
アナベベ「……あの子が話しかけてる、何もない場所からか?」
梁師範「うん、そうだけど、そうじゃないかな」
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アナベベ「心配すんなって! 船内の警備は万全って聞いてるぜ!」
梁師範「……だと、良いんだがな」
アナベベ「警備には、腕利きを選りすぐってるらしい」
アナベベ「――おっ、アイツなんかそうじゃないか?」
武内P「……」
梁師範「……まあまあ、って所だな」
梁師範「鍛え方は足りないが、自然体を装うのが上手い」
みく「――Pチャン!」
アナベベ「はっは! SPが、護衛対象にPちゃ〜んなんて呼ばれてるのか!」
梁師範「……あれじゃ、自然体も何もあったもんじゃないな」
卯月「プロデューサーさん!」
梁師範・アナベベ「紛らわしい顔してないでよね!!」
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武内P「前川さん、島村さん?」
みく「ちょっと来て!」
卯月「莉嘉ちゃんが、足を怪我しちゃったんです!」
武内P「えっ!?」
みく「LIVEの振り付け確認ー、って……」
卯月「止めたんですけど、それで転んじゃって……」
梁師範「――怪我人だったら、俺に見せてみな」
アナベベ「――失礼な事を言っちまった詫びさ、気にするこたぁないぜ」
武内P「貴方達は……?」
梁師範「西派白華拳、最高師範――梁。大した怪我じゃなけりゃ、すぐ治してやるさ」
アナベベ「俺の名は、アナベベ。この船の、招待客さ」
武内P「失礼な事……?」
梁師範・アナベベ「あれー!? そんな事言ったっけかなー!?」アセアセ!
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・ ・ ・
梁師範「――通明賢気、骨禎拘根、黄考建中……!」
ボォォォ…
莉嘉「っつっ……あれ……痛みが、ひいてく……」
梁師範「通明賢気、骨禎拘根、黄考建中……!」
ボォォォ…
莉嘉「……痛くない……凄い! 治った!」パアッ!
梁師範「……さて……それじゃあ次だ」
梁師範「通明賢気、骨禎拘根、黄考建中……!」
ボォォォ…
アナベベ「梁ちゃん、ほっぺの痛いの取れたら、こっちもお願い」ボロッ…
梁師範「待って、おもいっきりビンタされたから時間かかるかも」ボロッ…
武内P「すみません! すみません!」
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美嘉「ごっ、ゴメンなさい! 急に足を見せろっていうから……」
きらり「エッチな人だと思っちゃったにぃ……」
アナベベ「まあ、間違っちゃいないんだけどな!」
アナベベ「なっ、梁師範!」
梁師範「バッカ野郎! お前と一緒にすんじゃねえ!」
梁師範「この目を見てみろ! 邪念の欠片もありゃしねえだろうが!」
ビシッ!
美嘉「……ふ〜ん?」
チラッ
梁師範「あっ、今日は暑いよねぇ〜!」デレデレ!
梁師範「おじさん、邪念が無いからもっと薄着になっても良いよ〜!」デレデレ!
CPアイドル達「邪念だらけやないかい!!」
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武内P「申し訳ありません、大変失礼を……!」
梁師範「良いってことよ。困った時はお互い様さ」
アナベベ「それにこの子ら、船上LIVEをするアイドルなんだろう?」
アナベベ「だったら、怪我なんかしてる暇なんてないしな!」
梁師範「あのー……治したの、俺なんだけど」
アナベベ「また何かあったらいつでも言ってくれ! すぐ飛んでくから!」
梁師範「ねえ、聞いてる!?」
CPアイドル達「……ふふふっ!」
CPアイドル達「――はいっ!」ニコッ!
梁師範「……チッ、良い笑顔じゃねえか」
梁師範「まっ、俺も船上LIVEを楽しみにさせて貰うとするか」
アナベベ「それじゃあ、お礼にセクシーなお姉さんアイドルを紹介して貰おうか」
梁師範「良い感じで終わらさせてよね!!」
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・ ・ ・
港
ガリ眼鏡「……どいつもこいつも、浮かれて間抜け面をしてやがる」
ガリ眼鏡(世界中の著名人が集まる、この船旅)
ガリ眼鏡(これは……またとないチャンスだ!)
ガリ眼鏡「くっくっくっく……!」
ガリ眼鏡(MAXもケルベロスも壊滅し、研究員はほとんど捕まった)
ガリ眼鏡(――だが! 私は逃げ延び、ここに立っている!)
ガリ眼鏡「ふっふっふっふ……!」
ガリ眼鏡(改造人間手術を施した、最強の拳士達を連れてなぁ!)
ガリ眼鏡「はっはっはっは! はーっはっはっは!」
招待客「あの人、よっぽどこの船旅が楽しみなんだなぁ」
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(ターちゃんアイキャッチ)
CMタイミングなので寝ます
おやすみなさい
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わかるわー我慢できなくてターちゃんSS書きたくなる気持ち……ってわかるわけないわ!
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普通にスレ立てたほうが知ってる人いると思う
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右手の人差し指を突き上げながらの「気を付け」の姿勢でツッコミ入れるの懐かしいですな
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ターちゃん読んだことある人ってもう40超えてるよな…
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・ ・ ・
船室
ターちゃん「ふんふ〜ん♪」
ゴシゴシ!
ヂェーン「何よターちゃん、ご機嫌じゃないの〜!」
ペドロ「そうですね、ヂェーンさんのパンツを洗ってるっていうのに」
ターちゃん「いやー、今日も仁奈ちゃんと遊ぶ約束をしててさ!」
ターちゃん「船旅はそんなに楽しみじゃなかったんだけど……」
ターちゃん「あの子と遊んでるから、ち〜っとも退屈しなくて済むんだ!」
梁師範「確かに、ターちゃんの動物パワーをあそこまで喜ぶ子は初めてだな」
ターちゃん「うん! だから、ヂェーンのパンツも楽しく洗えるのだ〜♪」
ヂェーン「ターちゃん?」
ターちゃん「……なんでもありません」
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ペドロ「でも、先生は本当に子供に好かれますよね」
ヂェーン「ターちゃんは、図体のでかい子供みたいなものだもの」
ヂェーン「子供同士だから、仲良くなりやすいのよ」
ペドロ「はー、なるほど! そういう事だったんですね!」
ターちゃん「むっ、何を言ってるんだ!」
ターちゃん「私だって、立派に大人として接してるさ!」
梁師範「ほー、例えば?」
ターちゃん「昨日はお馬さんごっこで、背中に乗せてあげただろー」
ヂェーン・梁師範「うんうん」ニコニコ!
ターちゃん「今日は、カンガルーごっこをして遊ぶつもりさ」
ターちゃん「こう、タマタマの皮を伸ばして袋にして……」びろ〜んっ!
ヂェーン・梁師範「やめんかい!!」
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ターちゃん「むう……じゃあ、違う動物かー」
ターちゃん「仁奈ちゃんは、どんな動物が好きなのかなー」
ペドロ「アハハッ! きっと、どんな動物でも喜んでくれますよ!」
ターちゃん「……うん、そうだな! ペドロの言う通りだ!」ニコッ!
ヂェーン「……やれやれ、一時はどうなる事かと思ったけど」
ヂェーン「仁奈ちゃんって子が居て、ターちゃんも楽しそうで良かったわ」
梁師範「なんだ、ヂェーンさん」
梁師範「ターちゃんの様子がおかしいのに気付いてたのか」
ヂェーン「当たり前じゃないの」
ヂェーン「でも、これでリフレッシュが出来そうで安心したわ」
ヂェーン「最近戦ってばっかりだったから、こういう時も必要よ」
梁師範「ヂェーンさん……」ジーン!
ヂェーン「ターちゃん、パンツ洗う手が止まってるわよ」
梁師範「そこはちょっと位許したげてよね!!」
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・ ・ ・
エステルーム
ヂェーン「――そんな訳で、毎日大変なのよ〜」
ヂェーン「だから、こうやってエステして……あー、生き返る」
楓「ふふっ! ヂェーンさんったら!」
楓「ターちゃんの事、とっても大切に思ってるんですね♪」
ヂェーン「や〜っだもう、そんなんじゃないってば!」
ヂェーン「そんな事より、三人は誰か良い相手とかいないわけ?」
早苗「居たら良いんだけどねぇ。でもほら、あたし達アイドルだし」
瑞樹「お仕事優先だわ。でも、今はエステで生き返るのに夢中」
楓「……ふふっ! LIVEも控えてますし――」
楓「エステで、ええステップに備えないとね♪……うふふっ!」
ヂェーン・早苗・瑞樹「あ……あはははは」
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ヂェーン「それにしても、この船結構な数のアイドルが乗ってるのね〜」
ヂェーン「カジノの、ディーラーのあの子もそうなんでしょ?」
楓「カジノの……ああ、レナさんですね」
瑞樹「彼女、ラスベガスで腕を磨いてたのよ?」
ヂェーン「なるほど! ど〜っかで見たことある顔だと思ったのよ!」
ヂェーン「今の話を聞いて、ようやく思い出したわ!」
早苗「えっ!? ヂェーンさん、レナちゃんと顔見知りだったの!?」
ヂェーン「ええ、昔ベガスでちょっとね」
楓・瑞樹・早苗「へええ!」
ヂェーン「ボッコボコのボロ勝ちで儲けさせて貰ったのよー」
ヂェーン「あの時は半ベソかいてたから、思い出せなかったわー!」
楓・瑞樹・早苗「……!」だああーっ!
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ヂェーン「だけど、アイドルになって度胸もついたみたいだし」
ヂェーン「おかげで予定よりも稼ぎが少なくて困るわ〜」
早苗「あはは、それでも稼いでるのね……」
瑞樹「それじゃあ、今晩もカジノに行く予定なの?」
ヂェーン「行かないわよ」
ヂェーン「だって、今晩はアンタ達がLIVEすんでしょ?」
ヂェーン「カジノに行ってたら、見られないじゃないの」
楓「まあ! ヂェーンさん、見に来てくれるんですか?」
ヂェーン「あったりまえでしょ! 何言ってんのよ!」
ヂェーン「友達の晴れ舞台、見に行かなくてどうすんの」
楓・瑞樹・早苗「……」
ヂェーン「な、何よ? 何か文句あんの!?///」
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早苗「……そんな事言われちゃ、気合入っちゃうわよねー」
瑞樹「わかるわ。今日は、最高のステージにしましょうね」
楓「はい。だって……ふふっ、お友達が見に来るんですもの♪」
ヂェーン「……ふふっ!」
ヂェーン「良い? あたしが、カジノに行くのを一日休むのよ」
ヂェーン「目一杯楽しませて貰わなきゃ、割に合わなくなっちゃう!」
ヂェーン「だから、今日は頑張んなさいよ!」
楓・瑞樹・早苗「はーい♪」
早苗「だ、か、ら〜……今は、夜に備えて……」
瑞樹「ええ、ちゃんとメリハリをつけないと、ね」
ヂェーン「そうそう、リラックスリラックス……って」
楓「……すぅ……すぅ……」
ヂェーン・瑞樹・早苗「……もう寝てる」
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・ ・ ・
船室、前
…コンコンッ
凛「プロデューサー」
…コンコンッ
凛「今晩のLIVEの事で、確認したい事があるんだけど」
『爆!!』
『うわああっ!?』
凛「っ!?」
凛「今の声、プロデューサー!?」
凛「それに、その前の声は……梁師範って言う人の声だった!」
凛「中で……何が起こってるの……!?」
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凛「っ……!」
ガチャッ
凛「! 鍵が開いてる……プロデューサー!」
梁師範「ツモ! 大三元、四暗刻のダブル役満だぜ!」
梁師範「いやー、運が爆発しちゃってるなー! っははは!」
武内P・まゆP・今西部長「参りました!」
凛「遊んでないでよね!!」
武内P「っ!? 渋谷さん!?」
梁師範「お嬢ちゃん、こいつは遊びなんかじゃねえぜ」
凛「えっ?」
梁師範「高レートだかんね! さっ、もう半荘いこー!」
凛「賭け金の問題じゃないから!!」
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凛「呆れた……皆で麻雀してるなんて」
まゆP・今西部長「しっ、失礼しましたー……」コソコソッ!
ガチャッ、バタンッ!
凛「……」ギロッ!
武内P「っ……!?」
梁師範「おい、ピーちゃんよ……」ボソボソ
武内P「な、何でしょうか?」ボソボソ
梁師範「この子、怒った顔めっちゃ怖くなーい!?」ボソボソ
凛「聞こえてるんだけど」
梁師範「駄目じゃないか、ピーちゃん」
梁師範「女の子に向かって、怖いなんて言っちゃ」
武内P「!? 待ってください! 私は、そのような事は一言も!」
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しぶりんのツッコミがターちゃん式で脳内再生されたよ…。
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