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武内P「担当Pの浮気に困っている?」
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まゆ「そうなんです……どうにかなりませんか?」
武内P「……あの、佐久間さん?」
まゆ「はい?」
武内P「そもそも、貴女と彼は付き合っていません……よね?」
まゆ「はい?」
武内P「あの、佐久間さん?」
まゆ「はい?」
まゆ「はい?」
武内P「……何でもありません」
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細っこい体にデカイの突っ込まれてめちゃくちゃに乱れてる楓さん……
-
楓さん浮気されてないからここからNTRルートなんでしょう?
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書きます
武内P「キャバクラマスター、ですか」
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まゆP「おいおい、なんだお前! えっ、知らなかったの!?」
武内P「初耳、ですね」
まゆP「っかー! 何やってんだよ! ええ、やる気あんの!?」
まゆP「アイドルなんかマスターしてる場合じゃないよ!」
まゆP「マスターするなら、やっぱりキャーバークーラー!」
まゆP「ねっ、部長!」
部長「――今日は、私も久々に本気を出そうじゃないか」
まゆP「いよっ! さっすが部長、キャバクラマスター!」
武内P「……」
-
武内P「……しかし、ですね」
まゆP「おら、行くぞ! 良い店知ってんだ、なっ!」
武内P「そういう問題では……!」
部長「……キャバ嬢は、接客の――笑顔で接客をするプロだ」
部長「ネオン輝く夜の街を飛ぶ、美しい蝶達」
部長「君は……そんな彼女達から、何も学ぶものが無い、と」
部長「……そう、思うのかい?」
武内P「……!」
-
武内P「し……しかし」
まゆP「かっ、勘違いしないでよね!」
まゆP「お前がキャバに行った時、どんな感じなのかなーとか」
まゆP「ぜーんぜん! これっぽっちも気にしてないからね!」
まゆP「面白そうだって盛り上がったりなんかしてないんだから!」
部長「結果的に、アイドル達のためになる、と」
部長「……そう、思ったんだがねぇ」
部長「君が、個人的な感情を優先するとしたら、それもやむなし、だ」
部長「うん、それもまた、プロデュースだ」
武内P「……!」
-
武内P「……お話は、わかりました」
まゆP・部長「……それで?」
武内P「キャバクラへ、私もお供させてください」
部長「……はっはっは! そうかそうか! 行くか!」
まゆP「そうだよ、それで良いんだよ! 笑顔のためだもんな!」
まゆP「予定の店、結構ゆったりしてて良いぞ! GIGAっつーんだけどよ!」
部長「せっかくだ! 君も大いに楽しみなさい!」
部長「……いよぉし! 今日は、私の奢りだ!」
まゆP「うおおおっ、マジすか! さすが部長! いや、社長!」
部長・まゆP「はっはっはっはっは!」
武内P「……」
-
・ ・ ・
武内P「……昨日は……少し、飲みすぎたか」
ガチャッ
ちひろ「――おはようございます♪」ニコニコ!
武内P「千川さん」
武内P「おはよう、ございます」
ちひろ「――今日は、一名様ですか?」ニコニコ!
武内P「……」
武内P「えっ?」
-
武内P「あ、あの……千川さん?」
ちひろ「――お連れの方はいらっしゃいますか?」ニコニコ!
武内P「い、いえ……一人、ですが」
武内P「千川さん? あの、様子が……」
ちひろ「――このプロジェクトルームは、初めてでしょうか?」ニコニコ!
武内P「ま、待ってください! 千川さん!?」
武内P「あの……何を仰っているのですか!?」
ちひろ「――さあ、何でしょうね?」ニコニコ!
武内P「……!?」
-
ちひろ「――当プロジェクトルームの、料金について」ニコニコ!
ちひろ「説明は……ふふっ、いりませんよね♪」ニコニコ!
武内P「え、ええ……はい」
ちひろ「――それでは、お席の方にご案内します」ニコニコ!
ちひろ「……」…スッ
ちひろ「――あそこです、座ってください」
武内P「それは、わかっていますが……千川さん!?」
ちひろ「――あそこです、座ってください」
武内P「……!?」
-
武内P「……!?……!?」
ちひろ「――はい、スタミナドリンクです♪」ニコニコ!
武内P「あ……ありがとう、ございます」
ちひろ「良いんですよ、プロデューサーさん」ニコニコ!
ちひろ「このスタドリは、料金に含まれてますから♪」ニコニコ!
武内P「えっ?」
ちひろ「――昨日のお店も、そうでしたよね?」ニコッ!
武内P「……」
武内P「……!?」
-
武内P「待ってください! 千川さん、待ってください!」
武内P「あの……何故、それを!?」
ちひろ「プロデューサーさんの、好みのタイプの子は居ますか?」ニコニコ!
ちひろ「キュート? クール? それともパッションですか?」ニコニコ!
武内P「お願いします、千川さん!」
武内P「話を……話を聞いてください!」
ちひろ「それじゃあ、各タイプから一人ずつにしますね♪」
ちひろ「そのまま、少しの間待っててください♪」ニコニコ!
武内P「いえっ、あの――」
ちひろ「失礼します」
ガチャッ…バタンッ!!!
武内P「……!?」
-
武内P「……さ、昨夜の事が知られている……!?」
武内P「何故……どうして……!?」
武内P「っ! 二人に、連絡を――」
ガチャッ!
武内P「っ!?」
まゆ「――うふ、失礼しますね」ニコッ!
美嘉「――ヤッホー★」ニコッ!
凛「…………」
武内P「……!」
-
武内P「お……おはよう、ございます」
まゆ「佐久間まゆ、16歳です。元読モの、アイドルです」ニコッ!
美嘉「アタシは、カリスマJKアイドル、城ヶ崎美嘉★ ヨロシクね★」ニコッ!
凛「…………」
武内P「い、いえ……それは、知っていますが……」
武内P「皆さん、どうして此処へ……?」
凛「……は? どうして? ねえ、今、そう言った?」
凛「ふーん、本当にわからないの? ねえ、どうなの?」
凛「……」
凛「――そんな事もわからないの!? ちょっと、ねえ!」
武内P「しっ、渋谷さん……!?」
-
まゆ「今日は、よろしくお願いしますねぇ」ニコッ!
美嘉「スタドリ飲み終わったら、何にする?」ニコッ!
武内P「い、いえ……あの……!?」
凛「何なの!? ふざけないでよ! ふざけないでよ!!」
凛「ねえ……ねえ! ねえねえねえ! ねえ! ねえ!!」
凛「私に、それを言わせる気!? 言わせる気なの!!?」
凛「言われなきゃわからないの!? ねえってば!!」
まゆ「うふ、最近は涼しい日が増えましたね」ニコッ!
美嘉「うんうん! だけどアタシ、ヘソ出しはやめられないなー★」ニコッ!
武内P「……!?」
-
まゆ「――綺麗な大人のお姉ちゃんに囲まれて、幸せ」
まゆ「――涼しいと人肌恋しくなっちゃう」
まゆ「……うふ、うふふっ」
まゆ「――そういう事を言ったって、本当ですか?」ニコッ!
武内P「……」
武内P「…………」
武内P「はい、言っていました」
-
まゆ「――あっ、すみません」
まゆ「ちょっと……呼ばれちゃいました」
武内P「い、いえ……どうぞ!」
武内P「私に構わず、行ってきてください!」
まゆ「……うふふっ、また――」
まゆ「――何かあったら」
まゆ「お話、聞かせてくださいねぇ」
まゆ「……失礼します」
ガチャッ…バタンッ
武内P「……」
-
迷うことなく売ったな
-
武内P「……もう、ご存知なのですね」
美嘉「えー? 何の話か、わかんないなー★」
凛「良かったね! 昨日は、楽し――」
美嘉「凛」
凛「っ! でも!」
美嘉「凛、自己紹介、忘れてるよ」
凛「……」
凛「……渋谷凛、15歳」
武内P「……」
-
武内P「あの……も、申し訳ありませんでした」
美嘉「ヤダもー、何ー? 謝るとか、イミわかんないしー★」ニコニコ!
凛「っ……! 謝るくらいなら――」
美嘉「……凛」
美嘉「これ以上は、アタシも怒るよ」
美嘉「言ってるイミがわかんないなら、出ていきな」
凛「……ごめん」
美嘉「うん、オッケ! ホラホラ、笑顔笑顔★」
凛「それは……ちょっと、難しいかな」
武内P「……!」
-
美嘉「お待たせー★ ゴメンね、待たせちゃって★」ニコニコ!
武内P「い……いえ」
美嘉「あっ、そうだ! アタシ達も何か飲んで良い?」ニコニコ!
武内P「ど……どうぞ、ご自由に」
美嘉「アリガトーっ★ ご自由になんて、チョー気前良いジャン★」ニコニコ!
美嘉「――お仕事とか、何してるの?」
武内P「……げ、芸能プロダクションで……プロデューサーを……!」
美嘉「えー、マジ!? 凄いじゃん!」ニコッ!
美嘉「――昨日の夜は、葬儀屋だったのに」
武内P「……もう……!」
武内P「もう、勘弁してください……!」
-
美嘉「葬儀屋の、トップ営業マンじゃなかったんだー!★」ニコニコ!
美嘉「上司と同僚も一目置いてる、って話だったよね!」ニコニコ!
美嘉「……アハッ★ チョーウケるんですケドー!」ニコニコ!
武内P「待ってください!」
武内P「何故、そこまで詳細にご存知なのですか!?」
美嘉「えー? それよりさ、もっと違う話しよっ★」ニコニコ!
凛「……そうだね」
凛「――仕事で、困った、時の、話とか、どう?」ニコッ!
凛「……」
凛「――部下に、怒られて、怖かった、とか、さ」ギロッ!
武内P「……」
武内P「土下座で、宜しいでしょうか?」
-
美嘉「ウソッ、マジ!? ‘お兄さん’、その見た目でー!?」ニコニコ!
美嘉「ヤダー! チョーギャップー★ カワイイじゃーん★」ニコニコ!
美嘉「カワイイっ★ カーワーイーイー★」ニコニコ!
武内P「……」
凛「ふっ、ふーん、今日、はっ……照れない、んだっ?」
凛「きっ、ききっ、昨日っ、は!……昨日は!」
凛「貴女の笑顔の方が可愛らしいですって!」
凛「そんな事言ってたのに! ふざけないでよ!」
武内P「……」
-
これは単なるイジメやな
-
・ ・ ・
美嘉「――良い? アタシ達の言いたいコト、わかった?」
凛「――次に、キャバクラなんて行ったら、承知しないから」
ガチャッ…バタンッ!!!
武内P「……」
武内P「……何故」
武内P「どうして、こんな目に……!」
ガチャッ!
「「「――失礼します」」」
武内P「……」
武内P「えっ!?」
-
武内Pはドリームクラブの入店資格あるな
-
武内P「あの……まさかとは、思いますが」
武内P「城ヶ崎さんと、渋谷さんが退室されたのは……」
武内P「ローテーション、ですか?」
三人「はい」ニコッ!
武内P「……そう、ですか」
武内P「あと、何人の方が……控えているのでしょうか?」
三人「……」スッ
武内P「あと、三人……ですか」
三人「あと、三セットです」ニコッ!
武内P「……」
武内P「はい」
-
・ ・ ・
まゆP「――ふっざけんじゃねえぞ! クソッタレ!」
まゆP「キャバクラくらい自由に行かせろってんだ! なあ!?」
武内P「いえ、ですが……彼女達の言い分にも、一理あります」
まゆP「あぁん!? なんでえなんでえ、マジで言ってんのか!?」
まゆP「キャバクラで綺麗なお姉ちゃんに囲まれる自由くらいあるだろ!」
武内P「しかし、アイドルの方が嫌がられるのであれば……!」
まゆP「部長! この石頭に、何か言ってやってくださいよ!」
部長「……そうだねぇ」
部長「――ガールズバーは……セーフじゃないかな?」
まゆP「! ガールズ……」
武内P「……バー……!?」
-
まゆP「待ってくださいよ部長! あんなの、半分素人みたいなもんです!」
まゆP「当然、こっちも相応のトーク力が必要になります!」
まゆP「そんなガールズバーに、コイツを連れてこうってんですか!?」
武内P「えっ!?」
部長「いいや、キャバクラでの彼の立ち回りを見て、確信したよ」
部長「無口な車輪と思いきや、それで女の子達は逆に大盛り上がりだ」
部長「ああ……良い、夜遊びだった」
部長「――違うかね?」
武内P「いえ、あのっ!?」
-
まゆP「……部長ォォォォォ!」
がしっ!
部長「はっは! やはり、君もそう思ったか!」
武内P「ガールズバーでも、怒られるのでは!?」
まゆP「怒られないかも知れねえだろうが! 多分!」
部長「……君のその慎重さは、臆病からくるものだね」
部長「確かに、危険を冒さないのは、大いに結構だ」
部長「……だが――」
部長「――怖気づいた者に」
部長「彼女達の――アイドルの手を引く資格があるのかね?」
武内P「っ!?」
-
部長「そう思うのなら、ガールズバーへは私と彼だけで行こう」
武内P「……」
まゆP「……」
ぽんっ!
武内P「!」
まゆP「……!」コクリ!
武内P「……」
武内P「――笑顔です」
武内P「彼女達の――アイドルの、皆さんのために……」
武内P「ガールズバーへ、私もお供させてください」ニコッ
部長・まゆP「……良い、笑顔だ」
おわり
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しぶりんが涙を溜めながら怒ってそうで精神的にきつそうだ
美嘉ねぇも明らかに無理してそうできつい
そう考えると実力行使はしてもどこかで許していそうなまゆって結構寛大なんではなかろうか
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結局誰がリークしたんですかねぇ…
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武内Pチョロすぎんだろ
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やっぱりドリームクラブ連想するよね
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>>368
その界隈をちひろさんが牛耳ってるに決まって
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うーむキレる組と、からかう組と、縋り付く組と、イっちゃう組の反応が想像できるだけに読みたかった
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ミナミィはNTRでも興奮するのだろうか…
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Pに人権は無いのか
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かぼちゃの馬車は人間じゃないから
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まあ不死身にみえるPもMP回復しないと魔法かけられないし
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「スタドリもう一本ですね!」
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シンデレラって王子様と結婚してお妃になった途端
意地悪な継母や義理の姉にえげつない復讐するんだよね…
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書きます
武内P「スタドリもう一本ですね!」
-
未央「プロデューサー、何言ってんの!?」
武内P「えっ!?」
卯月「どうして!? なんで、自信満々だったんですか!?」
武内P「いえ、しかし!」
凛「ねえ、ふざけてるわけ!?」
武内P「スタドリ一本では、効果がなかった場合……ですよね!?」
武内P「ならば……もう一本が、正解では!?」
未央・卯月・凛「〜〜っ! 違う!!」
-
未央「眠くて、しょうがない時だよ!?」
武内P「っ、はい……!」
卯月「もう、体力の限界って感じなんですよ!?」
武内P「っ、ええ……!」
凛「だったら、する事は一つでしょ!?」
武内P「――っ!」
武内P「スタドリ……二本ですか!?」
未央・卯月・凛「〜〜っ! そうじゃなくて!!」
-
未央「スタドリから! まず、スタドリから離れて!」
武内P「スタドリから……離れる……!?」
卯月「はい! そこで、物凄い眠気が襲ってきました!」
武内P「そんな……!?」
凛「そうしたら、プロデューサーはどうするの!?」
武内P「――っ!」
武内P「眠気と戦いながら……スタドリを目指します!」
未央・卯月・凛「〜〜っ! だーかーらー!!」
-
未央「ピッピー! はい、スタドリ禁止タイム!」
武内P「っ!? 待ってください!」
卯月「待ちません! スタドリ禁止です!」
武内P「あのっ! それは、あまりにも!」
凛「そうしたら、さすがにする事はわかるでしょ!?」
武内P「っ……!」
武内P「タイム終了まで……頑張ります!」
未央・卯月・凛「〜〜っ! 耐えるんじゃなくて!!」
-
未央「じゃあ、一週間スタドリ禁止!」
武内P「えっ!? ま、待ってください!」
卯月「頑張らないでください! お願いします!」
武内P「えっ!? あの、何故ですか!?」
凛「一週間スタドリが飲めないんだよ! どうするの!?」
武内P「お……大きな声では、言えませんが……」
武内P「裏ルートから……入手します」
未央・卯月・凛「〜〜っ! ああ、もうっ!!」
-
未央「プロデューサー、昨日はちゃんと寝た!?」
武内P「……………………はい」
卯月「その間、思いっきり嘘じゃないですかぁ!」
武内P「いえ、ですが! 大丈夫です!」
凛「どこが!? ねえ、どうして大丈夫なんて言えるの!?」
武内P「スタドリが! スタドリがあれば!」
武内P「見てください! 四日寝ていなくても、この通りです!」
未央・卯月・凛「……」
未央・卯月・凛「四日!!?」
-
未央「四日寝てないの!? えっ、マジ!? 四日!?」
武内P「……………………はい」
卯月「プロデューサーさん!? 本当に、四日ですか!?」
武内P「笑顔です。皆さんの笑顔が、私の活力です」
凛「答えになってない! ねえ、本当は!?」
武内P「……いつか、です」
未央・卯月・凛「五日!!?」
未央・卯月・凛「……」
未央・卯月・凛「違う!! いつか、覚えてないやつ!!」
-
未央「寝てよ! ねえ、ちゃんと寝てよ! お願いだから!」
武内P「しかし、仕事が!」
卯月「そこまで睡眠時間を削らないと駄目なんですか!?」
武内P「大丈夫です! しかし、スタドリがあれば寝なくとも!」
凛「大丈夫なら寝てよ! このままじゃ、どうにかなっちゃう!」
武内P「いえ、問題ありま……うぐっ!?」ビクッ!
未央・卯月・凛「!?」
武内P「あ、うぁ……ね、眠気が……!」ガクガクッ!
未央・卯月・凛「!!!」
-
武内P「す、スタドリ……早く、スタドリを……!」ガクガクッ!
未央「! しまむー、しぶりん! スタドリを!」
卯月「! はいっ!」
凛「うん、わかった!」
武内P「みっ、皆さん!? な、何を……ぉお……眠い……!」ガクガクッ!
未央「全部! 全部持って、遠ざけて! 早く!」
卯月「! 凛ちゃん、引き出しの中をお願いします!」
凛「今確認してる! っ! ギッシリ……引き出しごと持っていく!」
武内P「か……返し、うぅんむ……!」ガクガクッ!
武内P「あぅあ……ね、眠……!」ガクガクガクガクッ!
未央・卯月・凛「……!」
-
武内P「あぅ……ぁ……んむ……」ガクガクガクガクッ!
未央「早く……! 早く、眠って……!」
卯月「お願いです……お願いします……!」
凛「誰も責めないから……! 寝て良いから……!」
武内P「ぅ……ぁ……」ガクガクガクガクッ!
ゴソ…ゴソッ
未央・卯月・凛「? 胸のポケットを漁って……?」
武内P「――んっ」ガクガクガクガクッ!
―ごくんっ!
未央・卯月・凛「何か……飲んだ?」
-
武内P「ぁ……ぅぁ……」ガクガクガクガクッ!
武内P「ぉ……ぉぁ……」ガクガクガクッ!
武内P「ぁ……ぁ……」ガクガクッ!
武内P「ん……っく」…プルプルッ
武内P「……ふぅ」…ピタッ
武内P「……皆さん」
武内P「スタドリを返して頂けますか?」
未央・卯月・凛「待って!! 待って待って待って!!!」
-
未央「ねえ、何を飲んだの!?」
武内P「スタドリ、ですね」
卯月「でっ、でも! そんな風には見せませんでした!」
武内P「そう、ですね。皆さんの前では、初めてですね」
凛「はあっ!? 納得のいく説明を聞かせて!」
武内P「私が服用したのは、錠剤タイプのスタドリです」
未央・卯月・凛「錠剤タイプ!?」
武内P「液体タイプに比べると……はい」
武内P「やや、効き目が遅いのが難点ですね」
未央・卯月・凛「だから!!?」
-
武内P「はい、なので――」
武内P「――やはり、普段のスタドリが一番です」
未央「そういう事じゃなくて!」
武内P「えっ?」
卯月「無理に起き続けないでください!」
武内P「あ、いえ……しかし」
凛「何!? 何か、眠れない理由でもあるの!?」
武内P「……」
武内P「寝たら……起きられるか、不安で」
未央・卯月・凛「そんなのっ!」
未央・卯月・凛「……」
未央・卯月・凛「……ああ」
-
未央「起きられは……するんじゃない?」
武内P「だとしても、反動で……いつ、起きられるか」
卯月「そっ、そんな……反動を気にするほどですか!?」
武内P「……申し訳、ありません」
凛「あのさ……もう、病院に行った方が良いと思う」
武内P「実は……もう、既に」
未央・卯月・凛「えっ?」
武内P「……抜け出して、此処に居ます」
未央・卯月・凛「……!?」
-
未央「嘘でしょ!? 脱走してきてるの!?」
武内P「……この写真を見てください」
卯月「写真!? えっ、と……これは、私達の初LIVEの時の」
武内P「貴女達を見ているお客さんは、良い笑顔をしています」
凛「……うん、そうだね――って、だから何!?」
武内P「笑顔の力――パワーオブスマイル」
武内P「……」ボソボソッ
武内P「……の力――スタミナドリンク」
未央・卯月・凛「何て!?」
武内P「その二つがアレば、私は大丈夫です」
未央・卯月・凛「……!?」
-
武内P「皆さんのお心遣い、とても嬉しく思います」
武内P「ですが、これは――」
…ドサッ!
未央「っ!? ちょっと、プロデューサー!?」
卯月「椅子から倒れ……だっ、大丈夫ですか!?」
凛「ねえ、しっかりして! プロデューサー!」
武内P「――必要な事です」
武内P「本来ならば、休息を入れるべきなのでしょうが……」
武内P「……輝く皆さんから、目を離す事が出来ませんので」
未央「思いっきり天井しか見えてないって――っ!」
卯月「倒れてる事にすら気付いてないじゃないですか――っ!」
凛「プロデューサー! プロデューサ――っ!!」
-
武内P「ほ……本田さん……?」
未央「プロデューサー! しっかり!」
武内P「し……島村さん……?」
卯月「はいっ! 島村卯月、ここに居ます!」
武内P「シブヤサーン」
凛「うん!……うん!?」
武内P「申し訳……ありません」
武内P「このまま、少しだけ……横に……」
武内P「今なら……不思議と、眠れそうなのです……」
未央・卯月「っ! はいっ!」
凛「いや、ちょっと待って」
凛「ねえ、なんで私だけちょっと外人風に呼んだの!?」
-
未央「シッ! 静かに、しぶりん!」ボソボソ!
凛「いや、だけど……!?」ボソボソ!
卯月「きっと、寝ぼけてただけですよ!」ボソボソ!
凛「寝ぼけたらあんな呼び方になるの!?」ボソボソ!
武内P「三十分……三十分、した……ら……」
武内P「起こして……頂け……る、と……」
未央「――任せて、プロデューサー」ニコッ!
卯月「――島村卯月、頑張って起こします」ニコッ!
武内P「……良い、笑顔です」
武内P「……zzz」
凛「……起きたら、話を聞かせて貰うから」ボソッ
-
・ ・ ・
ガチャッ!
ちひろ「おはようござ――」
未央・卯月・凛「ちひろさんっ!!」
ちひろ「ふえっ!? どっ、どうしたの!?」
未央「プロデューサーが……! プロデューサーが!」
卯月「スタドリを飲ませても、反応がないんです!」
武内P「」
凛「起きて! 起きてよ! 起きてったら、プロデューサー!!」
ちひろ「……!」
-
王子様がキスすりゃ起きるでしょ
-
・ ・ ・
武内P「……死ぬかと思いました」
ちひろ「お願いします、プロデューサーさん」
ちひろ「個人の……いえ、人間の出来る範疇で頑張ってください」
武内P「……申し訳、ありません」
武内P「しかし……起こすために、スタドリを飲ませようとするとは」
武内P「……思ってもみませんでした」
ちひろ「ただ、思いっきりグッスリ寝てただけ……ですもんね」
-
ちひろ「でも、もうこれで懲りましたよね?」
武内P「……そう、ですね」
ちひろ「わかったら、今日はもう帰って寝てください!」
武内P「あっ、いえ、ですが……!」
ちひろ「罰として、今日のログインボーナスは無し!」
ちひろ「……と言うか、そもそもですよ?」
ちひろ「今日は……出勤じゃ、ないですよね?」ニコッ!
武内P「……良い、笑顔です」
武内P「しかし……これは――」
武内P「一本、取られてしまいましたね」
おわり
-
乙
ち、ちがう。スタドリはただのビタミン剤じゃ
-
寝ている人間に液体を飲ませると窒息事故を起こす可能性があるのでやめましょう
-
一番即効性のあるスタドリの摂取方法は注射かな?
-
武内Pが優秀な人じゃなくて仕事出来ない人に見えてくるな
あきらかに仕事量が少ないのに残業しないと終わらせられない人みたい
-
346プロは別として、ゲームでは100人以上の女の子をプロデュースとか狂気だからなあ
-
口腔からは駄目なら後ろの粘膜からだな
-
乙
シブヤサーンに不意打ち喰らったwww
-
>>405
成分によっては拒絶反応によるショックを起こして命に危険あり特にタンパク質
-
寝てたらちひろさんが口移しでスタドリ飲ませてくれるって本当ですか!?
-
多分退職前のPのためのスタドリパッチとかもあると思う
-
346には中から鍵が開けられない部屋があるって本当ですか?
-
○○すれば中からでも開けられる部屋だよ
-
きらりんルームはきらりんぱわーがあれば壊せるのだが
-
奈緒ならこの事務所をましにしてくれる
-
書きます
武内P「○○しないと……」奏「開かない部屋よ」
-
武内P「普通の、マンションの一室では……?」
奏「そう見えるだけ、みたいね」
武内P「確か……スタドリを飲んだら、急に眠気に襲われ……」
奏「私も、エナドリを飲んで……気付いたら、此処に居たの」
武内P「そして……テーブルの上の、あのフリップ」
奏「そう――」
奏「○○しないと、開かない部屋」
奏「……って、書いてあるわね」
武内P「……」
-
奏「……はぁ、随分と手の込んだ悪ふざけよね」
武内P「……」
奏「それにしても、どうして私達なのかしらね」
武内P「……外に出られないか、確認してみます」
奏「無駄よ。ドアは開かないし――」
奏「――カーテンの向こうは、コンクリートだったわ」
武内P「……」
奏「ふふっ、どうする? もう少し、ゆっくりしていく?」
武内P「……」
-
武内P「外に連絡を……」
奏「携帯、持ってる?」
武内P「……っ!?」
奏「ね? ジタバタしても無駄なのよ」
武内P「いえ、ですが……!」
奏「とぼけちゃって……もう、わかってるんでしょ?」
奏「何をすれば、あのドアが開くのか……ね」
武内P「……」
-
武内P「ですが……しかし……!」
奏「犯人は、カメラか何かで見てるんじゃないかしら」
武内P「……」
奏「見せつける? それとも、隠れてする?」
武内P「……」
奏「ふふっ、どちらにせよ……熱い方が好みかな」
武内P「……」
-
武内P「それは……出来ません」
奏「でも、外に出られないと困るんじゃない?」
武内P「……」
奏「早く出ないのでも、それはそれで問題じゃないかしら」
武内P「問題……ですか?」
奏「アイドルとプロデューサーとは言え、男と女だもの」
奏「色々と、まずいんじゃない?……ふふっ!」
武内P「……」
-
奏「誰かに強制されて、っていうのは趣味じゃないけど……」
武内P「……」
奏「どうするかを決めるのは、貴方自身」
武内P「……」
奏「このフリップの指示に従うかは、貴方の意思で――」
奏「――……あら?」
奏「○○の部分が、めくれるようになってるわね……」
…ペリペリッ
『爆笑』
奏「……えっ?」
『爆笑しないと、開かない部屋』
奏「……」
奏「えっ!?」
-
武内P「? 速水さん?」
奏「……ねえ」
武内P「どうか……されましたか?」
奏「貴方って、家事とか得意?」
武内P「速水さん? 何が書いて……」
奏「……」
…スッ
『爆笑しないと、開かない部屋』
武内P「……」
武内P「……はい、一通りは」
奏「……そう」
武内P・奏「……」
-
奏「……とりあえず、最悪のケースは避けられるわね」
武内P「……そう、ですね」
奏「長期戦に……なりそうね」
武内P「……申し訳、ありません」
奏「ごめんなさい……少し、怒りを吐き出すわ」
武内P「……どうぞ」
奏「――難易度高すぎるわよ!!」カーッ!
奏「……お待たせ」
武内P「……いえ、問題ありません」
-
なん……だと……!?
-
奏「普通はさ……私で、○○なら、キスと思うわよね」
武内P「ええ、私も……そう、思いました」
奏「メインターゲット、貴方じゃない」
武内P「……申し訳、ありません」
奏「どうするのよ……出られるの? これ」
武内P「あくまでも、可能性ですが……」
武内P「私でなく、速水さんが爆笑した場合は……」
武内P「……どう、なるのでしょうか?」
奏「……」
奏「えっ?」
-
奏「まっ、待って? 何言ってるの?」
武内P「こちらのフリップには、名前は記載されていません」
奏「そ、そうだけど……でも」
武内P「私でなくとも、速水さんが爆笑すれば……」
奏「……出られる、って事?」
武内P「可能性は……十分、考えられます」
奏「……」
武内P「……」
武内P・奏「……」
-
武内P「速水さん……笑顔です」
奏「ちょっ、ちょっと待って」
武内P「貴女の爆笑が見たい、と」
武内P「……そう、思います」
奏「待ってったら!」
奏「……い」
奏「意識したら、爆笑って物凄く難しいわよ!?」
武内P「ですが……私が爆笑するよりは、ですね」
武内P「……大幅に、難易度が下がるかと」
奏「そ、それはそうだけど……!」
-
一発芸の出番か
-
武内P「速水さん……頑張ってください」
奏「貴方も当事者なんだから、他人事みたいに言わないで貰える!?」
武内P「……笑顔で、頑張ってください」
奏「っ……!?」
奏「――ねえ、貴方ってプロデューサーでしょう?」
奏「なら、アイドルの私を笑顔にするのが仕事なんじゃないの?」
武内P「っ! いえ、ですが……!」
奏「違うかな?」
武内P「……わかりました」
武内P「貴女は私の担当ではありませんが……」
武内P「……精一杯、努力させていただきます」
奏「……ふふっ! 期待してるわ!」
-
・ ・ ・
武内P「――サラダには、何をかけますか?」
奏「そうね、ドレッシングは何がある?」
武内P「確か、冷蔵庫に何種類か……」
奏「オーケー、見てみるわ」
武内P「お手数をおかけします」
武内P・奏「……」
奏「……やっぱり、無理だったわね」
武内P「……そうですね」
-
奏「そもそも、爆笑しなきゃいけない、っていうのがプレッシャーだわ」
武内P「確かに……そうかも知れませんね」
奏「どこからが爆笑か、っていうのも曖昧だし」
武内P「……速水さんが、最後に爆笑されたのは……?」
奏「……いつだったかしら」
奏「……あれ?」
奏「……いつだっけ……?」
武内P「……」
-
武内P「……成る程」
武内P「この状況を作った人間の、意図」
武内P「それが……理解出来ました」
奏「えっ?」
武内P「速水さんの、年齢にそぐわない大人びた笑みは、魅力的です」
武内P「ですが……爆笑と言える程の、笑い方」
武内P「それが、出来る様になった時」
武内P「貴女は、今よりも、もっと大きな輝きを放つだろう、と」
武内P「……そう、思います」
奏「……」
-
これ監視する係はたまらんだろうな
爆笑するまで延々とイチャイチャする様を見ないといけないんだから
まさに笑い事じゃないわ
-
奏「そうね……確かに、貴方の言う通りかも知れないわ」
武内P「速水さん、頑張りましょう」
奏「ええ、ご飯を食べ終わったら、再開しましょう」
奏「次は……何に挑戦する?」
武内P「そう、ですね……ですが、その……」
武内P「もう一度、パスタに挑戦しても宜しいですか?」
奏「……」
奏「えっ?」
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