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【プレイ日記】勇者「縛りプレイさせられた」【DQ3】

1お久しぶりですと言っておきます:2018/09/03(月) 15:55:27 ID:2Mcj1gYY
ーーアリアハン城、謁見の間

王様「よくぞ来た、勇者オルテガの息子よ!」

いっぴきおおかみ勇者「…どうも」

王様「さて勇者よ、早速だがそなたには魔王を倒す旅に出てもらう…が!」

勇者「…が?」

大臣「今まで数多の勇者が大魔王を倒すために旅をしてきた。成功した者もあれば、道半ばで倒れた者もおる」

勇者「成功した…?成功したなら、もう俺は旅に出る必要が…」

王様「故にじゃ!ただ魔王を倒すだけでは面白くないからのう。そなたには縛りプレイをしてもらうことになったのじゃ!」

勇者「なったのじゃ!と言われてもな…」

大臣「まず、勇者殿に大事なアイテムを渡そう」スッ

たびびとのふくを手にいれた!こんぼうを手にいれた!こんぼうを手にいれた!ひのきのぼうを手にいれた!

勇者「…これが、大事なアイテム?」

王様「さよう。今回の縛りは…『誰かが死んだら装備品を投げ捨てる』じゃ!」クワッ

勇者「………はあ?」

292ーー旅人の宿屋:2019/04/06(土) 22:20:13 ID:OjFmVOqA
盗賊「ここは…宿屋か。ほこらみたいな宿屋、前にもあったなあ」

勇者「オリビアの岬だったか?あそこほど不便じゃ無さそうだが…」

商人「ダーマへ向かう旅人が利用する宿屋でしょうか?あ、誰かいますね、すみません…」

宿泊客「私は日出る国から来たもの」

戦士「あ?どこからだって?変わった服装だなおい!」

盗賊「日出る…東からって事か?確かに、今まで60日近く旅してきたが、見たことない服装だな」

宿泊客「私の国ではやまたのおろちという怪物が皆を苦しめておりまする」

商人「怪物が国を!?そんな…勇者さん」

勇者「ああ、聞捨てならねえな」

盗賊「勇者様一行の出番って訳だな。ま、国を苦しめてるような怪物だ、今の俺達でどうこう出来るかは分からないが…」

戦士「なんでもいいからぶっとばしに行こうぜ!」

勇者「だからすぐって訳にいかねーだろ、出来るだけ早くは行きたいがな。しかし魔物に苦しめられてる国か…テドンの例もあるし、そういう所はまだまだあるんだろうな…」

293ーーダーマ北部:2019/04/07(日) 00:04:47 ID:99aaTS3A
商人「暗くなってきましたけど、そろそろあの塔に着きますね…あっ」

ーーキャットバットがあらわれた!

勇者「人さらいのアジトにいたやつだな?夜だから外に出てきたのか…おらっ!」ガッ

盗賊「そらそらそらー!」ピシャシャッ

戦士「うおおー!行くぜおらあー!」ザクッ

ーーキャットバットたちをやっつけた!

勇者「おし、いい感じだ…ん?あれは…」

商人「宝箱ですよ!開けてみましょう…ああ!これは!」

戦士「おおー!ぬいぐるみじゃねーか!2つめだぞ!?」

盗賊「へっ、盗んで手に入れたんじゃないのが気に入らないが、こいつは助かったな」

勇者「よし、じゃあ商人着てくれ」

商人「良いんですか?勇者さんは…」

勇者「俺は一番後ろにいるから平気だ。それに勇者が着ぐるみ姿ってのもな…」

戦士「ははー!確かにカッコ悪いよな!」

盗賊「お前…鏡見てから言えよな…」

294以下、名無しが深夜にお送りします:2019/04/07(日) 01:30:47 ID:SxB.2Qlg
ぬいぐるみ二つ目は凄いな

295以下、名無しが深夜にお送りします:2019/04/09(火) 13:05:06 ID:DXnzqWgs
あなほり連打以外でぬいぐるみ見つけたことないや
すごいなー

296以下、名無しが深夜にお送りします:2019/04/14(日) 19:47:51 ID:Fx.QiYi2
商人「よーし、これなら多少の攻撃は…」

ベビーサタンがあらわれた!スカイドラゴンがあらわれた!

盗賊「げ、あいつは…」

スカイドラゴンはほのおをはいた!

商人「あっつい!防御力上げても炎は熱いです!」

勇者「そして小さいがあれは悪魔か!?どんな攻撃を…」

ベビーサタンはザラキをとなえた!

戦士「うおお!?確かすげーやべー魔法じゃ…」

MPがたりない!

商人「な、なんでしょう?何も起こらない…まあいいや、それっ!」ガッ

ベビーサタンはイオナズンをとなえた!MPがたりない!ベビーサタンはイオナズンをとなえた!MPがたりない!

盗賊「まあ、スリルはあったぜ…そらぁっ!!」ピシャシャッ

ーーまもののむれをやっつけた!

勇者「悪魔の方は大したことなかったな。ドラゴンは相変わらず辛いが…」

商人「さっきの猫と同じで夜だから塔の外に出てきたんでしょうか?油断ならないですね…」

297ーーガルナの塔、1F:2019/04/14(日) 19:59:49 ID:Fx.QiYi2
戦士「おおらあー!くたばれー!」ザクッ

ーーまもののむれをやっつけた!

勇者レベル22「よし、レベルアップしたぜ」

商人「ここでのレベル上げの効率はどうなのかと思いましたけど、良かったですね!」

戦士「さっき商人が拾ったかしこさのたねの効果はあったか?」

勇者「ああ、1レベルでホイミ3発分は上がったぜ」

盗賊「そりゃ良いな。俺はどくがのこな2つめを盗ったし、商人はかしこさのたね、宝箱からぬいぐるみ。アイテムの方も上々の成果だな!」

勇者「ああ、全部有用だ。今日は良い1日だったな」

商人「僕らも明日レベルが上がると良いですね」

戦士「だな!よっしゃー!帰って飯だ飯だ!」

盗賊「ま、ダーマの飯は質素だけどな」

勇者「朝飯あるだけ良いだろ。よし、帰るぞ。結構歩いて疲れたからな…」

298以下、名無しが深夜にお送りします:2019/04/16(火) 05:51:36 ID:i1cbgqoE
そんな…盗賊がちゃんとアイテム盗んでいるなんて…

299ーー59日目、ダーマ北部:2019/04/21(日) 19:59:41 ID:0lvFMjf2
盗賊「おい、ふざけるなよ。今だってまた俺はどくがのこな盗んだんだからな!」

商人レベル24「誰に言ってるんですか…あ、僕はレベル上がりましたよ!」

戦士「もう24か、すげーな!」

勇者「商人は上がりやすいからな。今日は商人と、あと盗賊のレベルを上げたいとこだな。戦士はちょっと厳しいかもしれねー」

戦士「ああ!?上げてみせるぜ俺はよ!」

盗賊「いや、気合いでレベル上がったら苦労はないだろ」

商人「遭遇するモンスターとの兼ね合いもありますからね」

勇者「とりあえずこのまま塔に行くぞ。昨日みたいにアイテムも手に入れば文句なしだが…」

商人「かしこさのたねとかもっと欲しいですよね」

盗賊「ふっ、任せときな。盗み絶好調のこの俺が…」

勇者「という訳で商人、頼んだぞ」

戦士「期待してるぜ商人ー!」

盗賊「おいぃ!」

商人「いつもの流れですね…」

300ーーガルナの塔、1F:2019/04/21(日) 20:10:23 ID:0lvFMjf2
戦士「おおりゃあー!」ザンッ

まもののむれをやっつけた!

盗賊レベル23「おっし!俺もレベルアップだぜ!」

勇者「よし、予定通りだ。思ったより早かったかもな」

商人「順調ですね。このまま戦士さんのレベルも…」

戦士「おお、上がるぜー!」

盗賊「そう上手くはいかんだろ、ここの魔物と戦ってると結構体力削られるしなあ」

勇者「あの羊だかヤギだかのギラが邪魔だな」

商人「あの不気味な鳥のモンスターも攻撃が執拗ですよね。僕はぬいぐるみのおかげでいくらか楽になりましたけど…」

勇者「その割に経験値はイマイチ物足りねーよな。かといって2階に上がるわけにもいかねーときた」

盗賊「2階に行けばあのドラゴンが出てくるからなあ。まあ、さっき試しに3階までちょっと上がった時には会わなかったが」

戦士「俺は見てーけどなドラゴン!」

商人「いやあ、僕はもう少し強くなってからが良いですね…でも、上り下りしたおかげでアイテムは掘り当てましたよ。まんげつそうといのちのきのみですけれど…」

勇者「まあ、まんげつそうはともかくいのちのきのみはいつか役に立つだろ。よし、じゃあ引き続き魔物退治するぞ。俺の魔力が無くなるまでな」

戦士「っしゃー!倒しまくるぜー!」

301ーーガルナの塔北部:2019/04/21(日) 20:19:18 ID:0lvFMjf2
勇者「さて、魔力も少なくなってきたし、そろそろ帰る頃合いだな」

商人「その前に…この塔の北にある湖の周りなら、何か珍しい物が出てくるかも…」

盗賊「ああ、こういう地域の境目に近い所だと別の地域の物を掘り当てられたりするかもしれないって話だよな」

戦士「そうなのか?すげーな!」

勇者「いや、そう簡単にはいかねーだろ…」

商人「そうですね、そんな上手い話はなかったですが…まだ持ってない防具が出てきましたよ!」

戦士「おお!盾だよなそれ!」

商人「ええ、かわのたて…一番安物の盾ですけど、僕らはまだ盾を持ってませんから…」

勇者「少しとはいえ、今まで0だったんだから確実に戦力アップだな。よし、戦力が装備してくれ。もし次が手に入れば、そのときは俺が貰う」

戦士「おー!守備力アップだぜー!」

盗賊「…しかし、俺ら今まで1つも盾持ってなかったんだな…」

商人「ええ、凄いですよね、ある意味…」

302以下、名無しが深夜にお送りします:2019/04/22(月) 01:11:21 ID:ISDa7hr2
やはり真の有能は商人だった

303以下、名無しが深夜にお送りします:2019/04/23(火) 15:00:39 ID:ycjpRD/.
遡ってみたら盗賊が盗んでるのはアイテムが多くて、有用な装備品はあなほりか宝箱ばっかなんやね
がんばれ盗賊!

304以下、名無しが深夜にお送りします:2019/04/28(日) 17:50:57 ID:RCXJzBBU
勇者「よし、じゃあそろそろダーマに…」

ーーキラーエイプがあらわれた!げんじゅつしがあらわれた!メタルスライムがあらわれた!

戦士「うおお!?銀色がいるぜー!」

盗賊「よーし、じゃあ俺は猿にどくがのこなを使うぜ!」バサバサ…

キラーエイプはこんらんした。

商人「僕と勇者さんはメタルを…それっ!」ガギン!

戦士「俺はマヌーサ野郎を倒すぜー!」ザクッ

キラーエイプのこうげき!ミス!

勇者「くそ、ミスるなよ!そらっ!」ガンッ

盗賊「ほら、もう一回行け猿!」

キラーエイプのこうげき!メタルスライムをやっつけた!

戦士「うおおおお!やったぜー!」

商人「やりましたね、それにしてもあのメタルを倒すと凄い充実感だなあ…」フウ…

305ーー夜、ダーマ神殿宿屋:2019/04/28(日) 18:03:33 ID:RCXJzBBU
盗賊レベル23「今日はなかなか良かったなあ。全員レベル上がっただろ」

商人レベル24「あの後更にメタルを2匹も倒せたのが大きかったですね!」

勇者レベル23「おかげでベギラマも覚えたぜ。どくがのこな様様だな」

盗賊「だろ?だから役に立つって言ったじゃないか」ドヤッ

戦士レベル23「しっかしよう、メタル倒せばレベル上がるなら、もっとメタル出る所で魔物退治すれば良いんじゃねーの?」

商人「そんな所って…あ!テドンの北にあった教会の周辺とか…」

勇者「そんな所あったな。でもあそこはホイミスライムと一緒に出てきただろ?回復がウザい上にホイミスライムは呪文が効きづらいからな…」

商人「そうか、どくがのこなも効かない、あるいは効きづらい可能性が高いですね」

盗賊「それに、どくがのこなにも限りがあるからな。少しでも手に入る可能性のあるここの方が結局は効率が良さそうだと思うぜ」

戦士「そっかー、しょうがねーな」

勇者「まあ、メタルは塔の1階には出ないようだし、塔の中より外をメインにするのはありかもしれねえな。もう少し魔力に余裕があるうちに塔を出るとかな」

商人「ああ、それはよさそうですね」

勇者「いずれにせよ、あまり魔物退治に時間掛けたくねーからな。今後も上手くメタルが倒せれば良いが…」

306以下、名無しが深夜にお送りします:2019/04/28(日) 21:11:34 ID:U/NgOu9c
乙!

307令和もよろしくですよ:2019/05/04(土) 21:06:09 ID:LQZbxyJM
ーー60日目、旅人の宿屋南沖

勇者「よし、見えてきたぜ。あそこが日出づる国だ」

盗賊「とても都会には見えないよなあ、あまり期待出来なさそうだな」

商人「何の期待ですか…あ!モンスターが!」

ーーヘルコンドルがあらわれた!

戦士「海で良く会うでけー鳥だな!おらっ!」ガッ

ヘルコンドルはバシルーラをとなえた!

商人「うわっ!…だ、大丈夫、効かなかったみたいです!」

勇者「脅かしやがって!そらあっ!!」ゴッ

ヘルコンドルたちをやっつけた!

盗賊「おし、一丁上がり!…ん?見てみろよ、宝箱持ってやがったぜ!」

商人「開けてみましょう…おお!みかわしのふくですよ!やった!」

勇者「みかわしのふく…これで俺もたびびとのふくが脱げるのか…」ジーン

戦士「勇者!良かったなー!アリアハンからずっと同じ服着てたもんな!」

商人「長かったですね…でもこれで全員鎧は新調できましたね。全部鎧とは言い難いですが…」

308ーージパング:2019/05/04(土) 21:14:57 ID:LQZbxyJM
村人「これはこれは!ジパングにようこそおいでなさいました!」

戦士「ジパング!?どっかで聞いた黄金の国って奴か!黄金どこだー!?」

商人「いや、どこにも見当たらないですね…」

盗賊「見当たらないどころか…なんだこのど田舎は!?店の1つもないぜ!」

勇者「これは…今まで旅してきたどの地域とも違う独特の国だな。建物も着てる服も何もかも違う」

商人「と、とにかく色々探し回ってみましょう。オーブがあるかもしれませんし、それに…」

戦士「化け物がいるとかいう話だったよな?やまたのおろちって言ったか?」

盗賊「そんな名前だったな。だが、村を見る限りは化け物がここにいるって訳では無さそうだ。別に荒らされた様子もないしな」

勇者「だが、村人達の表情が暗いのは気になるな…よし、色々聞いて回るぞ」

商人「ええ、もしかすると魔王に関わってるかもしれませんからね…」

309:2019/05/04(土) 21:38:36 ID:LQZbxyJM
盗賊「…どうやらやまたのおろちって魔物に脅かされてるのは本当らしいな」

商人「生贄を求められてるって言ってましたね。確か指導者のヒミコ様とかいう人の予言っていう話みたいですが…」

戦士「怪しいんじゃねーのかそいつ?生贄にしろとかおかしいだろ!」

勇者「生贄出さないと村を滅ぼす、なんて言われたら従うしかねーだろ。とはいえ、予言なんてイマイチ信じられねーのも確かだ。直接話して確かめてみるか。たしかこの建物の…」

商人「大きな建物ですね…あ、あの人じゃないですか?確かヒミコ様は女性という話でしたし…」

盗賊「へえ、今まで会ったことないタイプの美人だな。こんにちは、美しいお嬢さん…」

ヒミコ「なんじゃ、お前らは?」

勇者「っと、俺らは…」

ヒミコ「答えずともよい!おおかた、この国の噂を聞いて来たのじゃろう。愚かな事よ、わらわは外人を好まぬ」

戦士「ガイジンだあ?」

ヒミコ「早々に立ち去るがいい!よいか、くれぐれも余計な真似はせんようにな!」

盗賊「おっと、では失礼します…なかなか気の強いお嬢さんだ。にしても、魔物退治を頼まれるかと思ったが、余計な事はするなときたもんだ」

勇者「ああ、むしろ迷惑そうにも聞こえたな。まさか魔物とグルなんて事はないだろうが、何か裏があるのかもな」

商人「謎が多いですよね、人も、この村も。何が起こっているにせよ、一筋縄ではいかなさそうですね…」

310以下、名無しが深夜にお送りします:2019/05/04(土) 23:43:35 ID:r0u/dqV.

令和にちなんでHP018縛りだ!(適当)

311以下、名無しが深夜にお送りします:2019/05/12(日) 21:26:33 ID:G6tY8cI6
勇者「さて、一旦ここを離れて、だ。どこに行くかだな、また塔に行くか、それとも…」

盗賊「北に行ってみようぜ。あっちに何かあるはずだ。勘だけどな」

戦士「えー、おめーの勘かあ」

商人「まあまあ、町を見つけたりは上手いですし…」

盗賊「おい、それじゃ盗む方はダメみたいじゃないかよ!」

商人「あ、いえ…」

戦士「お、自覚あったんだな!」

盗賊「んな事言ってねえだろ!とにかく北だ、良いだろ?」

勇者「じゃあ行ってみるか、塔にばっかこもってられねーしな」

戦士「ホントに何かあるのかー?…おお!あれ村じゃねーか!」

盗賊「どうだ、言った通りだろ?」ドヤッ

商人「流石ですね!盗賊さん」

勇者「今日この村には行けねーが、これでまた行き先には困らなくなったな。ここを基点に次の行き先を見つけられるかもしれねーし、中々悪くない村を見つけたな。問題は更なる未知の土地を探すか、ジパングの危機をどうにかするかだが…」

312以下、名無しが深夜にお送りします:2019/05/12(日) 21:33:34 ID:G6tY8cI6
盗賊「ふう、もうすっかり夜だな」

商人「ダーマまでは戻れませんね。でも幸いもうすぐ宿屋が…」

スカイドラゴンがあらわれた!ガルーダがあらわれた!

戦士「おお!またドラゴンだぜ!かっこいいよなー!」

勇者「言ってる場合か!くそっ、こっちの金色の鳥は初めて見るな…」

商人「とにかく攻撃します!とりゃー!」ガッ

スカイドラゴンのこうげき!ガルーダのこうげき!

盗賊「っとお…結構痛いが、この程度なら…そらっ!」ピシャッ

勇者「炎を吐く前に仕留めるぞ!らあっ!」ゴッ

ーーまもののむれをやっつけた!

戦士「おっしゃー!楽勝だぜー!」

盗賊「ま、炎も吐かれなかったし、まだ体力に余裕があったからな。しかし夜はやっぱり油断ならないな…」

313以下、名無しが深夜にお送りします:2019/05/13(月) 16:29:58 ID:XrKCO/Po
乙!

314以下、名無しが深夜にお送りします:2019/05/17(金) 23:33:59 ID:kyDinqfg
オロチ退治は後回しか
まぁまだレベルが足りないもんなー

315ーー61日目、旅人の宿屋西部:2019/05/19(日) 20:03:56 ID:rhTvFlvI
盗賊「じゃあ今日もガルナの塔だな。日が暮れるまでに着くか?」

商人「どうでしょう…今日は早めに塔を引き上げるんですよね?」

勇者「ああ、夜になってからメタルを倒すために…」

ーースカイドラゴンがあらわれた!

戦士「おおー!かっこいいぜー!」ヒュー!

盗賊「飽きないなお前は…しかしこいつ、こんな朝っぱらから出てくるのかよ!?」

商人「こ、この地域に生息してるんでしょうか!?それーっ!」ガッ

スカイドラゴンはもえさかるかえんをはいた!

勇者「ぐおお!?くそっ、くたばれっ!」ゴッ

戦士「うりゃー!俺がドラゴンスレイヤーだぜー!」ドッ

スカイドラゴンをやっつけた!

盗賊「ふう、ダーマからそう離れてないのに、こんなにも魔物の強さが違うんだな」

勇者「ああ、だが一匹だから助かったぜ。初っ端からこのダメージはいただけねーが…行くぞ」

316ーーガルナの塔、1F:2019/05/19(日) 20:15:27 ID:rhTvFlvI
盗賊「おりゃっ、ムチを食らえっ!」ピシャシャッ

マッドオックスをたおした!

戦士「続くぜー!…って、ありゃりゃ?」

マッドオックスはにげだした!

商人「あ、逃げ出しましたね!あのモンスターに逃げられたのは初めてじゃないですか?」

勇者「ちっ、逃げられると効率悪くなるんだよな」

戦士「しょーがねー、俺らに恐れをなしたんだろーぜ!」

盗賊「まあ、実際あのモンスターが敵わないと思うくらいには強くなれたんだろうな。ここでの修行パートもそろそろおしまいか?」

勇者「もともとそんなに長く修行するつもりはなかったけどな。ただ、ここでさえ2階に上がると途端に苦戦するんだよな」

戦士「でもよー、あちこちに行きながらだってモンスター退治は出来るんだしよー、もっといろんなトコ行ってみれば良いんじゃねーのか?」

盗賊「もっと良い修行の場も見つかるかもしれないしな」

勇者「まあ、な…少し考えないとな。とりあえず今日は間もなく夜になるし、魔力もいくらか余裕があるしそろそろ潮時だな」

戦士「よし、じゃあメタルだな!待ってろよー!」

盗賊「本当な、待っててくれたらどんなにか楽だろうな」

商人「ですね…」

317ーーダーマ北部:2019/05/19(日) 20:24:53 ID:rhTvFlvI
盗賊「っし、どくがのこなを撒くぜ!」ファサァ…

キラーエイプはこんらんした。キラーエイプのこうげき!メタルスライムをたおした!

戦士「おおー!やったぜー!」

盗賊「へっ、俺様の素早さと盗みによるどくがのこなのおかげだな!」ドヤッ

商人「いやでも実際そうですよね。素早くどくがのこなを使えるから…」

キャットバットがあらわれた!

勇者「ちっ、黒猫野郎か!魔力を吸われる前に…らあっ!」ザッ

盗賊「うらっ!」ピシャシャッ

キャットバットたちをやっつけた!

戦士「っしゃー!こんな奴ら楽勝だぜー!…お?」

商人「宝箱ですよ!このモンスターの宝箱というと…」

盗賊「ぬいぐるみか!?マジかよ、3つ目だぜ!」

勇者「すげえな…よし、みかわしのふくと迷うが、こっちに替えるか」

商人「これでみんなの守備力がかなり上がりましたね!上がりましたけど…」

盗賊「着ぐるみ姿の行進はかなり不気味だよな…」

318以下、名無しが深夜にお送りします:2019/05/23(木) 00:47:00 ID:.842mg2I
ぬいぐるみで全部の運使い果たしてしまうんじゃないかww

319以下、名無しが深夜にお送りします:2019/05/24(金) 10:24:51 ID:nQhPCyDc
もはやぬいぐるみ縛り

320ーー62日目、ジパング郊外:2019/05/26(日) 20:15:42 ID:Klx6T0U2
商人「きょ、今日は本当にここの洞窟に行くんですか!?」

戦士「やまたのおろちって奴と戦うんだな!?うおー!」

勇者「バカ野郎、まだ戦わねーよ!洞窟の様子を見に行くだけだ!」

盗賊「俺もやまたのおろちって奴と戦っちまっても構わないがな。ま、それでももうあの塔じゃスリルが無くなってきた所だったし、ちょうど良いな」

商人「とはいえ、この辺にはどんな恐ろしいモンスターが…」

ーーだいおうガマがあらわれた!

戦士「なんだこいつ?ピラミッド辺りにいたよなあ?」

勇者「ああ、なんでこんな所にいるのか知らねーが…おらっ!」ゴッ

盗賊「うらあっ!」ピシャシャッ

ーーだいおうガマたちをやっつけた!

商人「ふう、大したことない相手で良かった…あれ?盗賊さん、もしかして…」

盗賊「ああ、盗んだぜ、とげのむちをな!ほら、勇者!」

戦士「うおー!やるじゃねーか盗賊!」

勇者「………これで、これでやっとアリアハンから装備してた武器防具は全部更新出来たな。長かった…本当に長かった…」

321ーーおろちの洞窟:2019/05/26(日) 20:23:25 ID:Klx6T0U2
ーーメタルスライムがあらわれた!

戦士「うおおおー!銀色が8体もいるぜー!おらー!」ガイン

盗賊「ムチが通るか…?おらっ!」ガギギギギィン!

メタルスライムはにげだした!メタルスライムはにげだした!メタルスライムは…

商人「ああ、どんどん逃げていきますよ!」

勇者「くそっ、1体だけでも…おらあっ!」ガキギィン

戦士「うおー!くらえー!」ガギン!

ーーメタルスライムをやっつけた!

盗賊「くそっ、あんだけいたのに1体だけかよ…」

商人「あの硬さと逃げ足は本当に凄いです…」フウ…

勇者「まあ、ゼロじゃなかっただけ良しとするか」

戦士「うおお、次は全部倒すぜー!」

盗賊「いや、流石に全部は無理だろ…」

322以下、名無しが深夜にお送りします:2019/05/26(日) 20:30:53 ID:Klx6T0U2
商人「…でも、ここのモンスターは思ったほどではないですね」

勇者「だな、あの塔と比べてそこまで苦労する訳でもない割りには、経験値は倍近くだ。これは良いところを見つけたかもしれねー」

盗賊「たまにブレスが痛いだけで、敵の攻撃がそれほど苛烈じゃないからな」

戦士「勇者のムチもすげーな!」

盗賊「俺が盗んだムチな。しかし流石に同じムチでも俺と勇者のパワーじゃかなり違うな」

勇者「おかげでベギラマはせっかく覚えたのに出番が全くねーな」

戦士「これならもうおろちとかいうの倒せるんじゃねーか?もっと奥行ってみよーぜ!」

商人「いや、流石に…でももうちょっとくらいなら進んでみても…ああ、ここから下に行けるんですね」

勇者「しかし着ぐるみには暑い洞窟だな…こっちに行って…うお、あれがおろちか…?」

戦士「うおおおー!でっけー!かっけー!」ヒャッホー

盗賊「あ、あれか!?…スリルはありそうだが、今日は勘弁してやるか…」

商人「そうですね…というか、もうちょっと修行してからでも…」

323以下、名無しが深夜にお送りします:2019/05/27(月) 01:08:56 ID:uxRg/h8w
【朗報】ついに盗賊が武器を!

324 ーー63日目、おろちの洞窟:2019/06/02(日) 20:27:25 ID:8xfli5q2
戦士「そーりゃっ!」ザクッ

ーーきめんどうしたちをやっつけた!

勇者「ふう、あの気持ち悪い奴ら、メダパニさえ効かなけりゃ雑魚だな」

商人「メダパニとベホイミしかしませんもんね。様子をじっと見られるのは気味が悪いですけど…」

戦士「パパっと倒しちまえばいーだろ!…ん?それなんだ盗賊?」

盗賊「ふっ、どくがのこなを盗んだぜ!」ドヤッ

商人「おお、あのモンスターはどくがのこなを持ってたんですね!」

勇者「それは銀色の奴を倒すのに使えるからな。いくらあっても良いくらいだ」

戦士「ここも銀色の奴出るもんな!」

盗賊「まあ、どくがのこなは他のモンスターと出てきた時に使いたいけどな」

商人「ここは他のモンスターと出てきませんもんね。そのかわりすごい大群ですけど」

勇者「なかなか数は倒せねーが、一匹は倒せるからな。ま、悪くねえ」

盗賊「経験値も稼げてどくがのこなも見つかるなら良いところだぜここは。さ、どんどん行こうぜ!」

325 ーー63日目、おろちの洞窟:2019/06/02(日) 20:36:58 ID:8xfli5q2
商人「くっ、逃げるな…!とうっ!」ガンッ

メタルスライムはにげだした!メタルスライムはにげだした!

盗賊「くそっ!でもまだいるぜ、そらっ!」ピシャシャッ

戦士「うおおおー!!」ガンッ

ーーメタルスライムをやっつけた!

勇者「ふう、だいたい一匹、運が良けりゃ2匹って所だな」

商人レベル27「ただ、他のモンスターも結構経験値がありますから、良い稼ぎになりますよね」

盗賊レベル25「今日は全員レベル上がったな」

戦士レベル25「銀色全部で4匹たおしたからな!」

勇者レベル25「これなら…思ったより早くやまたのおろちに挑めるかもな」

戦士「おお!やってやろうぜ!」

盗賊「あいつはスリルがありそうだぜ。しかし今日はどくがのこな二つにちからのたねまで盗めたぜ。いよいよ俺の時代だな…」クックックッ…

商人「僕はキメラのつばさしか見つけられませんでした。最近良いもの掘れてないなあ…」

勇者「まあ、どっちも何も見つけられないよりは良いだろ。あの化け物と戦うには、色々必要な物が多そうだ…色々用意したら勝てれば良いんだがな…」

326以下、名無しが深夜にお送りします:2019/06/03(月) 01:49:36 ID:GU4egkxU
盗めないキャラの盗賊の方がオイシイのに…

327 ーー64日目、ダーマ神殿:2019/06/09(日) 19:50:15 ID:9nGH0NWE
戦士「で、今日はどこ行くんだ?」

盗賊「どこって、あのジパングの北にあった村しかないだろ。だろ?」

勇者「ああ。船で行くぞ」

商人「そうですね、船の方が良さそうですよね。歩いても行けそうですが…」

勇者「船をダーマに置いていくとジパングに行くのに手間だからな。船まで戻らねえといけなくなる」

戦士「て事は、明日はまたおろちの洞窟で経験値稼ぎか?」

勇者「いや………おろちに挑もうかと思ってる」

商人「も、もうですか!?大丈夫でしょうか…?」

盗賊「ま、いつかはやらなきゃいけないからな。近頃スリルもなかったし、良いと思うぜ」

戦士「っしゃー!じゃあさっそく乗り込もうぜ!」

勇者「バカ、明日だって言ってるだろ!今日はあの村に行って…あの村に宿屋があれば良いが」

商人「ジパングみたいな所かもしれないですからね…」

盗賊「その時はあのほこらにある宿屋に泊まれば良いだろ。さ、行こうぜ。久しぶりにわくわくしてきやがるぜ…!」

328 ーー旅人の宿屋北部:2019/06/09(日) 19:58:46 ID:9nGH0NWE
勇者「…少し寒いな」

盗賊「お前らは着ぐるみだからまだ良いだろ。うー…」カタカタ

商人「ノアニール位の寒さですかね?かなり北まで来ましたね…」

ーーデッドペッカーがあらわれた!

戦士「おお!?あの塔にいた鳥に似てるな!」

勇者「色なんかは全然違うが、同じくらい不気味だな…おらっ!」ピシャシャッ

デッドペッカーはルカナンをとなえた!デッドペッカーのこうげき!

商人「わっ!?防御力を下げてから攻撃してきますよ!」

盗賊「こざかしい鳥だな、らあっ!」ピシャシャッ

戦士「うおおー!」ザクッ

ーーデッドペッカーたちをやっつけた!

盗賊「ふう、見たことない敵だが、そこまででもなかったな。もっと大群で来たら分からなかったけどな」

商人「強くなってるって実感はありますね。やまたのおろちにも通用すれば良いんですけど…」

329 ーームオルの村、夜:2019/06/09(日) 20:08:16 ID:9nGH0NWE
勇者「ちっ、結局夜まで外で魔物退治しちまったな」

商人「もう起きてる人はあまりいないようですね。小さい村みたいですし、無理もないですけど…」

戦士「お、宿屋があるぜ!もう寝るか?」

盗賊「いや、あっちに明かりがついてるぜ。とりあえずいってみようぜ…ちっ、なんだ男だけか」

老人「おお、良く来たなポカパマズどの」

勇者「…?」

戦士「ん?勇者お前そんな名前だったか?」

盗賊「んな訳ないだろ。名前は4文字入力だ」

商人「なんの話ですか…?あの、すみません、そちらの方は…」

男性「ああ、ポカパマズさん。ゆっくりしていって下さいね」

戦士「おい、やっぱりお前の事ポカパマズって呼んでるじゃねーか!」

商人「不思議ですね。どういうことなんでしょう…?」

勇者「…まさか…いや、そんな事は…とにかく、今日はもう宿に行こう。明日明るくなってから、色々聞いて回ろう」

盗賊「だな。さあ、モタモタしてたら夜が明けちまう。早く宿屋に行こうぜ」

商人「そうですね。それにしてもポカパマズさん…気になりますね。誰なんだろう…」

330以下、名無しが深夜にお送りします:2019/06/10(月) 12:01:22 ID:s16qiwxE
そういや前から気になってたけど、実際のプレイでは名前どうしてるのかな
職業名だと魔法使いや商人は無理だし…カソダタやノレビスはガチだろうけどw

331ゆうしゃ せんし シーフ あきんと:2019/06/16(日) 20:18:22 ID:ksBYipyE
ーー65日目、ムオルの村

村人「お久しぶり、ポカパマズさん!」

市場商人「ここは市場だよ。ああ、ポカパマズさんじゃないですか!」

戦士「なあ、やっぱりお前ポカパマズなんじゃねーか?」

勇者「んな訳ねーだろ。にしても…」

商人「こんなに間違われるものなんですかね?不思議というより、だんだん無気味になってきましたよ…」

盗賊「さすがに考えすぎだろ。昔勇者とそっくりなやつでもいたんじゃないか?この村に」

勇者「俺とそっくりか…」

女性「ポカパマズさん、お久しぶりです。ポポタが会いたがってましたよ」

戦士「だってよ、ポカパマズ!」バンバン

勇者「だから俺じゃねーよ!…でもまあ、会ってみるべきか?一応な…」

商人「まあ、その子は喜ぶかもしれないですよね」

盗賊「じゃあ行ってみるか。この村の子供たちは市場の2階に集まるらしい。確かそっちに…」

戦士「階段あったな!ここを上って…お、どいつがポポタだ?」

母親「あら、いらっしゃいポカパマズさん。え、違うの?でも似てる…」

332以下、名無しが深夜にお送りします:2019/06/16(日) 20:28:25 ID:ksBYipyE
男性「貴方たちはもしかして、アリアハンから来たのではありませんか?」

商人「え?なぜそれを…」

男性「やはりそうですか。ポカパマズさんもアリアハンから来たと言っていました。確か、アリアハンでの名前はオルテガ…」

勇者「オルテガ!?い、今オルテガって…!」

男性「ええ。幼い子供を残してきたのが心残りだと言っていましたよ。貴方もオルテガさんをご存じで?」

盗賊「勇者は、こいつはそのオルテガの息子なんだ。まさかこんな…」

戦士「あー!だから似てたのか!」

ポポタ「ねえ!お兄ちゃんホントにポカパマズさんの息子なの?」

勇者「…ああ」

ポポタ「そっか…じゃあ下にある兜をあげるよ!僕には大きいし、お兄ちゃんに使ってもらった方が兜も嬉しいと思うんだ」

勇者「兜…?分かった、下に下りて…これは…この兜は、親父が旅立つ時の…!」

市場商人「私にも話は聞こえていたよ。さあ、持っていくと良い」スッ

商人「や、やりましたね!使者さんも、手渡しで貰えるなら貰って良いって言ってましたし!」

勇者「…ありがとう。大切に…使うよ」

オルテガのかぶとをてにいれた!

333以下、名無しが深夜にお送りします:2019/06/16(日) 22:29:09 ID:syfZIur6
そっかイベントアイテムはオッケーなんだっけ
兜は貴重だね

334以下、名無しが深夜にお送りします:2019/06/17(月) 02:05:50 ID:1W8VSNDI
思った以上にざっくりネーミングだったww

335以下、名無しが深夜にお送りします:2019/06/21(金) 17:45:22 ID:iUfbRkpY
女子パーティーの名前も知りたい!

336女の子の名前を聞いちゃダメ❤️:2019/06/23(日) 19:07:34 ID:OlDJRnLs
ーーおろちの洞窟

勇者「…よし、これで…」キュッ

盗賊「お、さっそく兜装備したな」

戦士「おおー!似合ってるじゃねーかポカパマズ二世!」

勇者「その呼び方止めろ…」

商人「これはかなりの戦力アップですね!…実は入手出来ないんじゃないかと思ってましたけど…」

盗賊「あそこにいた市場の商人が渡してくれたから良かったけどな、勝手に持ってってくれだとルール違反になるからな」

商人「前回は勇者がいなかったから入手しなかったんですよね。だからイベントの詳細を良く覚えてなくて…」

戦士「おいおい、なんの話してんだよ!?」

盗賊「こっちの話だ。それより勇者、今日はいよいよやまたのおろち退治だな?」

勇者「ああ、最悪全滅するかもしれねーが…戦ってみないと相手の強さも分からねーからな」

商人「少し恐いきもしますけど…」

戦士「大丈夫だろ、俺がぶっ飛ばしてやるぜー!…お、ほら見えてきたぜモンスターがよお!」

勇者「よし、準備は良いな。じゃあ行くぜっ!」

ーーやまたのおろちがあらわれた!

337以下、名無しが深夜にお送りします:2019/06/23(日) 19:15:17 ID:OlDJRnLs
盗賊「っしゃあ、ガンガン攻撃するぜ!そらっ!」ピシャアッ

戦士「おおーりゃあー!」ガゴン

やまたのおろちのこうげき!やまたのおろちはもえさかるかえんをはいた!

商人「うわ、熱い熱い!」

勇者「くっ、俺は攻撃に回れねーな、ホイミだ!」パアア…

盗賊「サンキュー!まだ戦えるぜ、そらそらっ!」ピシャアッ

戦士「うおおー!らあー!」ドガガン!

かいしんのいちげき!

勇者「すげーのが入ったな。でもびくともしてねえ…!」

やまたのおろちのこうげき!やまたのおろちのこうげき!

商人「うう…厳しい…でも僕だって…!それっ!」ガガン

かいしんのいちげき!

商人「だ、ダメです、僕の力じゃ…」

盗賊「何言ってるんだ、まだこれからだぜ!ここからがスリルじゃないかよ!行くぜっ!」

338以下、名無しが深夜にお送りします:2019/06/23(日) 19:21:19 ID:OlDJRnLs
勇者「くそっ、攻撃が強烈だ!ホイミ!」パアア…

やまたのおろちはもえさかるかえんをはいた!やまたのおろちのこうげき!

商人「ぼ、僕も回復に回ります!やくそうを…」

やまたのおろちはもえさかるかえんをはいた!

戦士「くそっ!くそー!負けねーぞこのヘビやろー!だああー!」ザクッ

やまたのおろちのこうげき!やまたのおろちのこうげき!

盗賊「くっ、まずいな、俺もそろそろ…」

商人「か、回復が追いつきません!このままじゃ…」

やまたのおろちはもえさかるかえんをはいた!やまたのおろちのこうげき!

勇者「もはやここまで、か…回復が間に合わないなら、ここで決める、全員こうげ…」

やまたのおろちはもえさかるかえんをはいた!やまたのおろちはもえさかるかえんをはいた!

戦士「く、そ…負けね…」

やまたのおろちのこうげき!やまたのおろちはもえさかるかえんをはいた!

勇者たちはぜんめつした!

339ーー66日目、ダーマ神殿:2019/06/23(日) 19:36:24 ID:OlDJRnLs
盗賊「…ま、という訳で反省会だ」

勇者「反省も何も、実力不足以外の何物でもねーよ」

商人「ちょっと強すぎましたね…」

戦士「俺の会心の一撃が入ってもびくともしなかったもんなー。お手上げってヤツじゃねーか?」

盗賊「現状はな。俺らはこれからレベルアップすることも出来るし…」

戦士「あ!そういや商人は全滅したら転職するって言ってたな!」

商人「ええ、ダーマに来たし、せっかくなのでしようかと…」

盗賊「やっぱり僧侶からか?回復が追いつかなかったからな、ホイミだけじゃ」

勇者「それだがな…あの人から手紙が来ててな、『最初は魔法使いから』だそうだ」

戦士「あの人って、使者か?」

商人「ええ、なのでまずは魔法使いに転職しようかと思います」

盗賊「あのお姉さんは俺らに辛い思いをさせたいのか?いや、王様か?まあ、言われたからにはそうするしかないだろうな」

勇者「ああ。それより今日は次の場所を探さなきゃならねー。とりあえず見つけておいた場所ももうないしな。今回の全滅で4つ装備を捨ててるんだ、その上新しい場所を探せずにまた装備を捨てるとなったら…」

盗賊「ああ、そこは盗賊の俺に任せてくれ、何とかする。ただ、宿のある場所に帰るまでに夜が明けそうだがーー言っても仕方ないな。よし、行くぞ!」

340以下、名無しが深夜にお送りします:2019/06/24(月) 01:00:16 ID:knTD9bVo
あらら全滅か
転職してリベンジだな

341以下、名無しが深夜にお送りします:2019/06/24(月) 14:28:22 ID:knTD9bVo
>>336
なんで女子は駄目なのww

342以下、名無しが深夜にお送りします:2019/06/29(土) 02:21:16 ID:EQxJcd7Y
魔法使い……レベル20……マヒャド……うっ!頭が……!

343ーー67日目、ダーマ神殿:2019/06/30(日) 19:54:32 ID:zQS5GTbI
魔法使い「えーと、という訳で転職しました…」

戦士「おー、案外似合ってるんじゃねーか?」

勇者「仕方ねーとはいえ、最初はレベル下がって死にやすいだろうから、隊列の一番後ろな」

魔法使い「あ、はい!すみません…」

盗賊「謝る必要ないだろ、戦力アップのためにやるんだからな」

戦士「んで、今日どうすんだ?新しい所行かなきゃだろ?」

勇者「任せて良いんだよな盗賊?」

盗賊「ああ、ただ近くはないみたいだからな…出来れば今日中に行って宿に戻るまではしたいが…」

魔法使い「遠いんですね…」

盗賊「いざとなったらお前が、誰かが死んでも戻らずに進まなきゃならない。覚悟しといてくれ」

魔法使い「は、はい!」

勇者「今更だろ。行くぞ」

戦士「おー!まだ見ぬ新天地へゴーだぜー!」

344ーージパング沖東部:2019/06/30(日) 20:06:03 ID:zQS5GTbI
戦士「おおおおっ!」ザクッ

勇者「そらあっ!くたばれっ!」ピシャアッ

ーーだいおうイカたちをやっつけた!

盗賊「ふう…魔法使い、レベルいくつまで上がった?」

魔法使い「7です。呪文はメラヒャドスカラ、あと今ギラを覚えました!」

盗賊「順調…なんだよな?魔法使いの事は分からないからなあ」

勇者「そういや装備は…魔法使いだとかなり制限されると思ったんだが…」

魔法使い「それが…防具はそのまんまなんです。ぬいぐるみとかわのぼうし…」

戦士「カッコ変わんねーもんな!」

魔法使い「武器はどうのつるぎからルーンスタッフに変わったので、かえって強くなった位です。力は落ちましたけど、それでも攻撃力はほとんど変わらないくらいで…」

勇者「ずっと袋の肥やしだったが、やっと日の目を見たな」

盗賊「まあ、装備が良くなってもレベル自体が下がってるんだ、無理するなよ…っと、あれは…」

戦士「なんか見えてきたなあ?あれ、塔だよなあ?」

勇者「そのようだな、じゃあ…ちっ、暗くなってきたな」

盗賊「まあこのくらいかかるとは思ってたよ。さ、入ってみようぜ。ノルマでもあるしな」

345以下、名無しが深夜にお送りします:2019/07/02(火) 01:10:26 ID:67ZoUezk
すっかり忘れてたルーンスタッフ

346ーーアープの塔:2019/07/07(日) 19:32:10 ID:W/bz8.IM
戦士「はあー…連敗中も更新しなきゃダメかあ〜?」

魔法使い「何言ってるんですか…?ここは少し薄暗いですね」

勇者「まあ夜だしな。にしても、もう何年も人が入った気配がないな」

盗賊「カビ臭い塔だぜ。洞窟よりは塔だが、こんな有様じゃ…おっと」

キラーアーマーがあらわれた!

魔法使い「鎧のモンスターですよ!固そうなモンスターですね…」

盗賊「とりあえず攻撃だ、おりゃあっ!」ガギギギン!

戦士「ほとんど傷ついてねーじゃねーか!おらっ!」ゴッ

魔法使い「ーー魂に宿る火、指先より出でて、かの者共を焼き払え!ギラ!」ゴオオ…

キラーアーマーのこうげき!キラーアーマーはルカナンをとなえた!キラーアーマーのこうげき!

戦士「ぐおおいってー!なんだあの呪文、掛けられたらめちゃくちゃ攻撃が痛くなったぞ!」

勇者「ギラもあまり効いてねーようだ…らあっ!」ドガギギィン

盗賊「くそっ、今じゃ俺が一番攻撃力が無いな…頼むぜお前ら!」

347ーーアープの塔:2019/07/07(日) 19:40:57 ID:W/bz8.IM
キラーアーマーのこうげき!キラーアーマーのこうげき!

勇者「ぐおおっ!?すげえ猛攻だ…」

魔法使い「は、早く倒さないと…でもギラはあまり効かなかったし…冬よ!我が声に応え、その息吹を吹き付けよ!ヒャド!」カキーン

戦士「おっ、効いたっぽいぞ!おらー!」ガゴン

キラーアーマーをたおした!

キラーアーマーのこうげき!

盗賊「ぐおっ、きついぜ…早くしてくれ、もたないぞ…」

勇者「待ってろ!おらあっ!」ガギギギン!

魔法使い「もう1発…ヒャド!」カキーン

戦士「うりゃー!くらえぇー!」ドゴン!

キラーアーマーたちをやっつけた!

魔法使い「な、なんとか倒せましたね…」

勇者「全員ボロボロだな…回復するぞ、集まれ」

盗賊「どうやらここはちょっとスリルが過ぎるようだな。やまたのおろち退治の為に良い訓練場所が無いかと思ったが、ここは少しはやいかもな…」

348ーージパング沖東部:2019/07/07(日) 19:50:17 ID:W/bz8.IM
戦士「あー、あそこの敵強かったな!」

勇者「まあな。あの後何回か戦ったが、戦い終わる度に何回もホイミするようだったぜ」

盗賊「でも魔法使いの呪文が戦力になると分かったのは良かったな。勇者のラリホーもあの鎧にそこそこ効いたしな」

戦士「鎧って寝るんだな、知らなかったぜ!」

魔法使い「いや、鎧は寝ないと…いやでも…」

勇者「んな事より、そろそろ夜が明けちまうぜ。町はまだかよ?」

盗賊「おそらくそろそろムオルが見えてくるはずだが…夜明けに間に合うかは微妙な所だな…」

魔法使い「なんだか少しずつ明るく…あ!見えましたよ、陸が!」

勇者「て事は…見えたぜ、ムオルだ!」

盗賊「ふう、なんとか夜のうちに着きそうだな」

戦士「うおー!腹へったぜー!さっさと帰って飯にしようぜ」

魔法使い「僕はもう寝たいなあ…」

勇者「俺もだ。にしても、明日からどうするか…修業はしなきゃならねーが、新しい場所も見つけなきゃならねーしな…」

盗賊「この近くに何かあればいいけどな。ま、それは明日考えようぜ、今日はもう休もうぜ、流石に疲れたぜ…」

349以下、名無しが深夜にお送りします:2019/07/08(月) 00:03:07 ID:OqMvjIn6
おお、同じ呪文でも女魔法使いとは詠唱が違うんだな

350以下、名無しが深夜にお送りします:2019/07/10(水) 12:14:29 ID:3GqHgB/E

毎回楽しみにしてるから更新して

351ーー67日目、ムオル沖東部:2019/07/14(日) 21:09:25 ID:j0W1BSFI
盗賊「今週こそは2回更新する!…って毎週のように考えてるよな」

戦士「でも気がつくともう週末なんだぜー!」

魔法使い「詠唱は…個人個人でみんな違うんです。何故かというと調べ直すのが面倒だっていう…」

勇者「説明は終わりか?さて、今日は北に向かうぞ」

魔法使い「明日行くべき新しい場所を今日のうちに見つけておくんですよね」

盗賊「そいつは俺の仕事だ、任せろ…もっと北、そして少し西だな」

戦士「北ってのはこっちだよな?行くぜー!」

勇者「西と東しょっちゅう間違えるから気を付けろよ」

魔法使い「誰の話でしょう…うう、ここまで来ると流石に少し寒いですね…」

盗賊「お前らは良いよ、みんな着ぐるみだもんな。俺は…おっと」

戦士「なんか見えてきたなあ?あれは…なんだ?ただの浅瀬じゃねーか!」

勇者「いや、ただの浅瀬じゃあねーだろ。ねーだろうが…今はどんな場所なのか分からねーな」

魔法使い「覚えておいた方が良い場所、といった所でしょうか」

盗賊「多分な。さ、次は南に…ってこれはムオルだな。うーん、東にでも行ってみるか」

戦士「っしゃー!次だ次!」

352以下、名無しが深夜にお送りします:2019/07/14(日) 21:16:35 ID:j0W1BSFI
魔法使い「島がたくさん見えてきましたね。この辺であなほりを…あ、ラックのたねです!」

盗賊「まあ、小当りってとこか?さて、もうちょっと東に…」

戦士「島はいっぱいあるけど何も建物はねーなー」

勇者「この辺りは外れか?ならそろそろ引き返さないと…」

盗賊「まあ待てよ。成果無しで引き返したら明日が大変だぜ?タカのめで…北東だな」

魔法使い「北東!そっちにはまだ行ってませんよね」

戦士「こんな所に町とかあるかあ〜?」

勇者「まあ行ってみるぞ…あれは?何か見えるぞ」

魔法使い「建物…ほこらですね!」

盗賊「っし!見つけたぜ!さて、夜が明ける前に帰るだけだが…」

353ーー夜、ムオル沖東部:2019/07/14(日) 21:29:29 ID:j0W1BSFI
魔法使い「もうすぐ夜が明けそうです。間に合うでしょうか?」

勇者「以外と夜は長いからな。特に明けそうになってからが…」

戦士「おお!村が見えてきたぜ!」

盗賊「ふう、今日もギリギリ間に合ったな。この距離だと明日もギリギリだよなあ、当たり前だけどな」

勇者「そうだな…前の日に次の場所を見つけておくっていうのは失敗だったかもな」

戦士「行ったり来たりで時間のムダだよな!」

魔法使い「でも見つけられないと死んだ時と同じペナルティーですよね?」

盗賊「むしろ一人死んだのと同じペナルティーって、あんまり辛くない気もしてきたな。まあ、見つけるに越したことはないがーー」

勇者「実際今日も見つかったしな。それに、海の上だと戦闘も少ないから消耗もしねーし、あんまり宿まで戻る利点もねーよな」

魔法使い「確かに…!

戦士「まあどっちにしろ明日は今日見つけたとこだろ?」

勇者「ああ、せっかく見つけたしな。そしてせっかく夜が明ける前に着いたんだ、早く宿に行くぞ」

盗賊「この町には娯楽もないしなあ…」

魔法使い「僕はもうクタクタですよ、職業が変わったからか緊張しっぱなしで…」

戦士「っしゃー!宿で飯だぜー!ここの魚は絶品だぜー!」

354以下、名無しが深夜にお送りします:2019/07/15(月) 16:23:39 ID:bSutZQJQ
乙!

355ーー夜、ムオル沖北部:2019/07/21(日) 19:38:44 ID:J7DVHaDE
盗賊「あーくそ、やっぱり北は寒いぜ…」ブルルッ

勇者「少し我慢しろよ、昨日行ったからだいたいの距離や場所は分かってるからすぐだ」

魔法使い「ほこらがありましたよね。うーん、こんな所にあるほこらかあ…」

戦士「ジパングの近くにあるほこらみたいに宿になってたりしねーかな?」

盗賊「バハラタの北の方にもあったよな。湖畔のしゃれた宿屋が」

魔法使い「ありましたね。あそこも結構北だと思いましたけど、そんなに涼しくはなかったですよね」

勇者「バハラタやアッサラームがかなり暑い所だったからな。さて、そろそろ見えてくるはずだが」

盗賊「ああ、確か暗くなってきてから見つかったよなあのほこら。だんだん日が暮れてきたし、そろそろか…」

戦士「お!ほら見てみろよ、あのほこらだろあれ!」

魔法使い「ええ、あれです。そう大きくない島に、ポツンと建って…一体何が待ってるんでしょう…?」

勇者「それもすぐ分かるだろ。さ、行くぞ」

356ーー夜、ムオル沖北部:2019/07/21(日) 19:50:36 ID:J7DVHaDE
ーー旅人のほこら

盗賊「…静かだな」

魔法使い「ええ。誰も居ないんでしょうか…?」

戦士「おーい!誰か!誰かいねーのかー!」

勇者「誰も居ねーようだな。居ねーが…」

盗賊「ああ…3つの部屋それぞれに1つずつ、あの旅の扉ってやつがあるな」

魔法使い「離れた土地へ移動できる旅の扉が3つも…!これって、新しい場所を3ヵ所も見つけたようなものですよね!これで楽に…」

勇者「いや待てよ。もうすでに行ったことのある場所に着く可能性だってあるぜ。覚えてないか?入れない、鍵がかかった場所に旅の扉があった所を…」

戦士「んー、あったようななかったような…」

盗賊「それこそさっき話したバハラタ北やジパング近くにあった宿屋になかったか?あとはロマリアからポルトガに向かう途中のほこらにもあったような…」

魔法使い「そういえばそうですね。他にもいくつかあったかも…」

勇者「…と考えると、この旅の扉を新しい場所と決めつけるのは危険だな。もっと別の場所も探さないと…」

盗賊「入って確かめるって訳にもいかないのがな。ま、どうせ今日はこのまま探索を続けるつもりだったんだろ?」

勇者「ああ、もっといろんな場所を探そう。町に戻る時間がもったいないからな。この近くに何かがあれば良いんだが…」

357ーー夜、ムオル沖北部:2019/07/21(日) 20:02:11 ID:J7DVHaDE
戦士「で、次はどこ行くんだ?」

盗賊「そうだな…ここより更に北、そしてちょいと西、そこにも何かがあるな。そう離れてはいないようだ」

魔法使い「では行ってみましょう…うう、更に北は更に寒い…」

勇者「我慢するしかねーな。くそ、夜だからなかなか見えづらいな…」

盗賊「俺の目を信じてくれよ。もうすぐ…お、ほら、何か見えてきたぜ」

戦士「ん〜?ホントかあ?平原しか見えねーぞ!」

勇者「平原っつーか雪原だな。でも何か変だな、人の気配というか、何者かが往き来してるような跡があるような…」

魔法使い「ええ、ヒトの痕跡みたいなのがありますよね。ここもいずれ調べる必要があるのかもしれないですね」

戦士「新しい場所キープってとこかあ?で、次どこ行くんだよ」

勇者「そうだな、あのほこらから少し西に来たし、このまま西に…ああ、夜が明けるな…」

ーー69日目

盗賊「夜が明けたか。あ、書き忘れたが、↑は68日目だからな」

魔法使い「誰に言ってるんですか…?でも太陽は日替わりから、僕らは西へ、太陽に追いかけられながら進むようですね」

勇者「今日も好天でめでたいこった。さあ行くぞ、新しい土地を目指してな!」

358以下、名無しが深夜にお送りします:2019/07/22(月) 09:09:43 ID:fX9bH/gY

新しい場所にすぐ行けないの残念だねぇ

359ーー夜、ムオル沖北部:2019/07/28(日) 20:05:54 ID:KLTCN1S6
戦士「よっしゃー西だ西だ!どんどん進むぜー!」

勇者「この辺は島が多いな…」

魔法使い「ですね。あまりガンガンは進めませんね…」

盗賊「お、ちょっと北よりに進んで見てくれ。何かありそうだ」

戦士「北にー?この島かあ?だだっ広いだけで何もねーぞ?」

魔法使い「いえ、見てください。雪原に1ヶ所、雪が少ない所が…」

勇者「ああ、人の手が入っているというか、誰かが往き来してる痕跡があるというか…」

盗賊「ただの雪原じゃなさそうだよな。ここも後々来たりするようかもな」

戦士「じゃあ覚えとかねーとな!お前ら覚えとけよ!俺は覚えられねーからな!」

勇者「自信満々に言うことかよ…」

魔法使い「でも、次の場所候補が見つかって良かったですね。あちこち当てもなく探し回るのも大変ですし…」

盗賊「まあな。だがこの調子でどんどん見つけていこうぜ。このまま西に行くだろ?」

勇者「ああ、どんどん行ってみよう」

戦士「っしゃー まだまだ進むぜー!」

360以下、名無しが深夜にお送りします:2019/07/28(日) 20:12:10 ID:KLTCN1S6
勇者「…あれからかなり西に、そしてやや北よりに来てみたが…」

魔法使い「何も見つからないですね…ミナミには広大な森林地帯が広がる大陸がありますけど…」

盗賊「でかいよなこの森。多分ムオルやダーマなんかと同じ大陸のはずだが…」

戦士「歩いては来れねーよな!船ってスゲーな!」

勇者「今さらかよ…っと、あれは…」

魔法使い「ほこらだ!ほこらがありますよ!」

盗賊「よし、また新しく見つけたな。しかしこんな所にどんなヤツが住んでるんだろうな?」

ーーホビットのほこら

ホビット「あ、船が通りすぎてく!ほらほら、そろそろ出番だぞ!」

旅人女「ほら、さっさと喋る猫の準備しな!」ゲシッ

猫「ふにゃー!?今やるところですにゃー!」オアー…

361以下、名無しが深夜にお送りします:2019/07/28(日) 20:20:11 ID:KLTCN1S6
魔法使い「…あれからまた北西にどんどん進んで…すっかり暗くなりましたね」

盗賊「夜が明ける前に何処かに着けば良いがなあ」

戦士「腹へったなー。そろそろ宿に泊まりてーぜ」

勇者「確かに流石に2日徹夜だと堪えるな…」

魔法使い「とはいえ、都合良く宿があるなんて…あれ?」

盗賊「あれ、町だよな?よし、今夜はあそこに…いや、新しい場所行くわけにはいかないよな」

勇者「いやよく見てみろよ。見覚えねーか?」

戦士「あー?…ああ!あれノアニールかあ!?」

魔法使い「え…?あ、本当だ!ノアニールですよ!」

盗賊「長い長い航海の果てに、ノアニールに戻ってくるとはなあ。ま、来たことがある町で逆に良かったな。そして…この町助けといて良かったなあ」

魔法使い「ええ、誰かを助けた事が、こうやって自分達に帰ってくるんですね…」

勇者「……よし、じゃあ上陸だ。今夜はノアニールに泊まるぞ。下船の準備だ!」

戦士「うおおー!宿だ!飯だー!」

362以下、名無しが深夜にお送りします:2019/07/29(月) 01:44:48 ID:6VlL9cPI
喋る猫役がみんなアイツだったとはww

363ーー70日目、ノアニール沖東:2019/08/04(日) 20:54:54 ID:vD2QzmuI
盗賊「…さて、そろそろ昨日見つけたほこらに着くはずだが…」

戦士「お、あれだろあれ!見えてきたぜー!」

勇者「よし、じゃあここから上陸だな。さて…」

グリズリーがあらわれた!

魔法使い「熊が3匹!強そうですね…」

盗賊「やるしかないだろ、そらっ!」ピシャシャ

グリズリーのこうげき!グリズリーのこうげき!

勇者「くっ!?くそっ、バカ力め…!」

戦士「いてー!けど負けねー!おらー!」ガッ

グリズリーのこうげき!グリズリーのこうげき!

盗賊「くそっ、なんて攻撃力だ…!おらあぁっ!」ピシャシャァ!

グリズリーたちをやっつけた!

魔法使い「な、なんとか勝てましたね…凄い強さだった…」

勇者「あんまり長居したい場所じゃねーようだな。さっさとほこらに入るぞ。さて、何が待っているか…」

364ーーホビットのほこら:2019/08/04(日) 21:06:05 ID:vD2QzmuI
ニャー…ニャー…

盗賊「猫が沢山いるな」

戦士「猫よりも人いねーのかよ!おーい!誰か…ぐおっ!?」ベキャッ

魔法使い「なっ!?小さな人影が華麗な回し蹴りを戦士さんに!?」

ホビット「こらー!ヒトのうちでギャーギャー騒ぐなー!」

盗賊「ああ、悪かったね可憐なお嬢さん。ところで…」

ホビット「あれ?君たち冒険者?珍しいねこんな所に」

勇者「ああ、俺達は…』

ホビット「あー!君オルテガさんにそっくり!私が昔一緒に旅してた勇者様と!」

勇者「な…!?親父と旅を…?」

ホビット「親父!?オルテガさんの息子なの!?へー、本当に似てるね!あー、懐かしいなあ…」

魔法使い「あ、あの、オルテガさんは…」

ホビット「あー、確か火山の火口に落ちて亡くなったなんて話だよね。でも私はちょっと信じられないなあ。君もそうなんじゃない?」

勇者「…ああ」

ホビット「だよね!きっとオルテガさんはまだ生きてると思うよ!世界は広いから今は会えなくてもさ、いつかまた会えると思うよ!」

365以下、名無しが深夜にお送りします:2019/08/04(日) 21:10:25 ID:vD2QzmuI
盗賊「ああ、きっとな。へへ、一緒に旅してたヒトが言ってるんだ、説得力あるじゃないか、なあ?」

勇者「まあ、な…」

ホビット「それで君たちは何処を目指してるの?…へえー、エジンベアに、きえさりそうかあ…あ!きえさりそうならこの辺のモンスターが持ってるかもよ!」

魔法使い「え!?本当ですか!?」

ホビット「でも君たちにはこの辺のモンスターはちょっと厳しいかなあ。ま、一応覚えといてよ!」

勇者「ああ、貴重な情報、助かる」

猫「にゃーん?」

勇者「いいえ」

猫「にゃーん?」

盗賊「いいえ」

猫「にゃーん?」

魔法使い「いいえ」

猫「…にゃーん?」

戦士「いいえ!」

猫「にゃーん…」

366以下、名無しが深夜にお送りします:2019/08/05(月) 01:32:02 ID:o5z0fyg2
エルミ世界からも友情出演か!
てか喋らせてやれww

367以下、名無しが深夜にお送りします:2019/08/10(土) 19:28:00 ID:IL7a95Ao
戦士「よっしゃーじゃあ行くぜ!じゃあなアネキ!」

ホビット「じゃあねー!君のアネキじゃないけどね!」ノシ

盗賊「よし、じゃあさっそくきえさりそうを探しに…」

魔法使い「でもモンスターが強いですから…」

ホビット「あーあ、行っちゃったかー。猫君、残念だったね!」

猫「うにゃあ、喋れませんでしたにゃあ…」

旅人女「ったくバカ猫だねえ、喋らなきゃバイト代満額貰えないじゃないか!」ゲシゲシッ

猫「ふにゃー!?喋らせてくれなかったから仕方ないのですにゃー!」オアー…

ホビット「あはは、かわいそうだけど約束は約束だからね!…それにしても勇者の父親のパーティーメンバーなんて、結構重要そうなのになかなか話題にならないよね。リメイクとかもしあればこういうとこ広げて欲しいよねー」

旅人女「どうだろうねえ?ま、リメイクするならイベント増やすのは必須だろうけどね」

猫「にゃ、何の話を…?」

旅人女「アンタには関係ないよ、そんな事より次のバイト探しに行くよ、バカ猫」ズルズル…

猫「ふにゃー!?引き摺らないで欲しいのですにゃー」オアー…

ホビット「あはは、元気でねー!…君たちも、元気でね。またいつか、ね?」

368以下、名無しが深夜にお送りします:2019/08/10(土) 19:37:13 ID:IL7a95Ao
勇者「…とはいえ、鎧や熊ばっかりで全然それっぽいモンスター出ねえな…」

魔法使い「しかもあの熊、凄く強いです…攻撃力が恐ろしいですよ…」

盗賊「スリルがあって結構だと思うが、強さの割りには稼げないよなあいつら…きえさりそうが目的じゃなきゃ、あんまり居たくない場所だな…」

ーーまほうおばばがあらわれた!キラーアーマーがあらわれた!

戦士「おお!?こいつじゃねーかきえさりそう持ってるの!」

魔法使い「テドンの周辺にいたきえさりそうを持ってるってモンスターに似てますもんね…でもこの見た目は…」

まほうおばばはベギラマをとなえた!まほうおばばはベギラマをとなえた!

勇者「うおおっ!?くそっ、強烈な呪文を使いやがる!」

キラーアーマーはルカナンをとなえた!

魔法使い「でも少し噛み合ってないですね、ルカナンと攻撃呪文じゃ、僕も…ギラ!」パラララ!

盗賊「先に婆さん達を倒すぜ!そりゃっ!」ピシャシャ

まほうおばばをたおした!

戦士「鎧は任せろ!うおおおおー!」ガガッ

ーーまもののむれをやっつけた!

勇者「っし、なんとかなったぜ。しかしこれじゃ魔力がいくらあっても足りねーぜ、ホイミ、ホイミ、ホイミだ…」

369ーー71日目、ムオル近郊:2019/08/10(土) 19:46:13 ID:IL7a95Ao
戦士「うおおー、やっと帰ってきたぜえ…死ぬ…」ヨロヨロ…

魔法使い「勇者さんの魔力も切れて、パーティーみんなボロボロですね…」

勇者「ったく、真っ直ぐ戻りゃ良いのに、ムオルからどのくらい歩けばきえさりそう持ってるかもモンスターと会えるか確認してーなんて言いやがるから…」

盗賊「まあまあ、明日以降を考えれば大事な事だろ?正直、ここのところ時間に追われてる感じだし…」

デッドペッカーがあらわれた!スライムつむりがあらわれた!

魔法使い「み、見たことないですよねあの貝のモンスター…それに、あの鳥は…!」

勇者「ちっ、逃げるぞ!」ダカダカダカ…

しかし まわりこまれてしまった!

デッドペッカーのこうげき!スライムつむりのこうげき!デッドペッカーのこうげき!デッドペッカーのこうげき!

盗賊「くそ、攻撃が…」

スライムつむりのこうげき!デッドペッカーのこうげき!

盗賊はしんでしまった!戦士はしんでしまった!

魔法使い「ああ、二人とも!」

勇者「くそっ、全滅してたまるかよ!逃げるぞー!」ダカダカダカ…

370以下、名無しが深夜にお送りします:2019/08/11(日) 05:55:05 ID:HEb6Abp2

スライムつむりで全滅したこと結構あってトラウマ

371ーームオルの村、教会:2019/08/18(日) 19:22:36 ID:trTR1zaY
魔法使い「…よし、これで二人とも生き返りましまね。神父さん、ありがとうございました」

盗賊「結局、死んだのは俺と戦士だけだったんだな」

勇者「ああ、なんとか逃げ切れたぜ」

戦士「っしゃー、それじゃたびびとのふくとこんぼうをポイポーイ!」バサッ ゴドン

魔法使い「…手持ちの装備品も少し心許なくなってきましたね」

盗賊「ぬののふくとかなくなったしなあ」

勇者「最近、装備品を全く入手出来てねーからな」

盗賊「とはいえ、こんな旅だと運次第だからなあ」

戦士「とりあえず宿行こうぜ!腹へったしねみー!」

魔法使い「そうですね、僕も疲れました…」

勇者「じゃあ宿屋に行くか。そして明日はまたどこかにいかなきゃならねーのか…」

盗賊「ちょっと行動が制限されてきた感じはするよなあ。ま、明日はまだ行く場所があるからましだけどな…」

372ーー72日目、ムオル沖北:2019/08/18(日) 19:30:14 ID:trTR1zaY
戦士「じゃあ今日はあの北の雪原に行くんだな?」

勇者「ああ、何があるか行ってみようぜ」

魔法使い「あんな所に住んでる人とかいるんですかね?」

盗賊「さあな。ただ俺達は今までも変わり者をたくさん見てきたからな」

戦士「おとといのアネキだって相当変り者だよな!」

勇者「あんな所で一人、猫に囲まれて暮らしてたよな…あんなヒトが他にいてもおかしくはねーな」

盗賊「エルフやホビットの可能性もあるよな…っと、夜になっちまった、こんなに遠かったか?」

魔法使い「もうすぐなはずですけど…あ、見えてきましたよ!」

勇者「よし、じゃあ上陸するぞ。準備は良いな?」

戦士「っしゃー、エルフでもモンスターでも出てみろってんだ!」

魔法使い「いやあ、モンスターはちょっと…でも、ここがダンジョンの可能性もあるのかあ…」ゴクリ…

373ーー変化老人の家:2019/08/18(日) 19:39:27 ID:trTR1zaY
盗賊「…おお、家があるぜ。さんざん迷ったな…」

魔法使い「何もない平原を歩き続けて、一度元の場所まで戻ってしまいましたもんね」

勇者「さて、何がいるか…」ガチャリ…

老人「人に会うのは何年ぶりじゃろうか。そうだ、前に海賊達がふなのりのほねを持ってきて以来じゃな」

戦士「ふなのりのほねえー?」

老人「さてお前達、へんげのつえは知っておるか?」

勇者「へんげのつえ…?聞いたことはないが…」

魔法使い「多分、名前からして変化…姿を変えることが出来る杖ですよね?」

老人「そうじゃ!わしはあれが欲しいのじゃよ。噂では、サマンオサの王様が持っとるらしいがのう」

盗賊「王様が?それじゃ盗みでもしなきゃ無理じゃないか?」

戦士「そもそもサマンオサってどこだよ?」

魔法使い「聞いたことないですよね…?」

老人「サマンオサはさいごのかぎがあれば行けるそうじゃぞ」

勇者「サマンオサ、へんげのつえ、さいごのかぎ、か…これからの俺達の旅にも関わってきそうだな。覚えておくか…」

374以下、名無しが深夜にお送りします:2019/08/19(月) 16:36:59 ID:MeUHLv5U
乙!

375ーー夜、ムオル沖北部:2019/08/25(日) 21:01:27 ID:s8SQY/Ro
勇者「…夜明けまでに帰れねーかもしれねーな…っ!あいつは…!」

テンタクルスがあらわれた!

戦士「うおお!?いつか会った緑のイカだな!」

盗賊「どうするんだ勇者?」

勇者「…こいつは強そうだが、だからこそ良い経験になるはずだ、やるぞ!ラリホー!」ポワワーン

魔法使い「僕も呪文で…意志を燃やせ!魂を燃やせ!悪しき彼の者を焼き尽くせ!ベギラマ!」ゴオオオ…

戦士「おお、すげー魔法じゃねーかよお!」

テンタクルスのこうげき!テンタクルスのこうげき!テンタクルスのこうげき!テンタクルスのこうげき!

勇者「ぐあっ…!凄まじい手数だな…もう一度ラリホーだ!」ポワワーン

盗賊「今度は2体眠ったか!そらっ!」ピシャシャシャ

魔法使い「もう一度…ベギラマ!」ゴオオオ

戦士「うおおー!」ガッ

テンタクルスたちをやっつけた!

勇者「っし!手数には驚いたが、なんとか倒せたな。一応俺らも強くなってるみたいだな…」

376ーー73日没朝、ムオルの村:2019/08/25(日) 21:11:23 ID:s8SQY/Ro
魔法使い「ふう、無事ムオルには帰って来られましたけど…」

盗賊「夜が明けちまってたなあ。もっと早く帰って来れると思ったんだがなあ」

戦士「どうすんだー?宿に泊まるのか?」

勇者「…いや、このままあのジパングの洞窟に行こう」

戦士「おお!?おろちと戦うのか?」

盗賊「アホ、経験値稼ぎだろ?流石に今また挑んでも返り討ちだろうよ」

魔法使い「そうですね、僕は魔法を覚えましたけど、体力がかなり落ちてますし…」

勇者「俺達は経験値も足りないが、平行して探索も続けなきゃならねえ。1日を無駄にする余裕なんかねーよ」

盗賊「だよなあ…ま、俺はスリルがある方が良いから、あの洞窟の魔物達と戦うのは賛成だぜ」

戦士「もっともっと強くなって、早くおろちのヤローぶっ飛ばさねーとな!」

魔法使い「ですね、幸いみんなさほど消耗してないですし…」

勇者「決まりだ、じゃあ行くぞ…消耗が少ないとはいえ、出来るだけ長く洞窟で稼ぐためには宿に泊まれなかったのは厳しいところだけどな…」

377以下、名無しが深夜にお送りします:2019/08/26(月) 01:24:33 ID:2MmYEZ16
商人の呪文の詠唱熱い感じでいいね

378ーーおろちの洞窟:2019/09/01(日) 19:36:59 ID:6xhN9scM
盗賊「またここに来たか。少しばかり疲れてはいるが、それもまたスリルがーー」

魔法使い「ま、待って下さい!敵です!」

ーーきめんどうしがあらわれた!

勇者「ちっ、厄介な奴だな。しかしあの呪文さえ貰わなければ無傷で勝てる可能性もある。気を引き締めろよ!」

戦士「おおー!あんな呪文にかかるかよ!」

きめんどうしはメダパニをとなえた!戦士はこんらんした。

盗賊「おいぃ!言ってるそばから…」

戦士のこうげき!戦士のこうげき!

盗賊「ぐあっ!?くっそ、馬鹿力め…!」

魔法使い「ま、まずいです、僕は体力が…」

勇者「さっさとあいつらを倒すしかねー!うらあっ!」ピシャシャシャ

盗賊「うおおおっ!」ピシャシャシャ

ーーきめんどうしたちをやっつけた!

戦士「…ん?お、なんか知らねーが敵が倒れてるぜ!ラッキーだな!」ヒャッホー

勇者「こいつ…まあ、死人が出なかったから良い。いくぞ…」

379以下、名無しが深夜にお送りします:2019/09/01(日) 19:47:36 ID:6xhN9scM
戦士「へー、俺混乱してたのか!いやー、忘れちまうもんだな!」ハッハッハッ

盗賊「はっはっはっ、じゃないだろ。お前が混乱すると一番危険なんだよ。お前のパワーで殴られる身になってくれよ」

魔法使い「戦士さんの強さを肌で感じましたね…でも混乱してしまったのだから仕方ないで…」

きめんどうしがあらわれた!

勇者「くそっ、またこいつらかよ!やるぞお前ら!」

戦士「うおおおっ!今度は混乱しねーぜー!」

きめんどうしはメダパニをとなえた!勇者はこんらんした。

盗賊「おいおいおい、こっちかよ!」

勇者「…我が魂、深き底より真紅の牙を呼び起こさん!」

ーー勇者はベギラマをとなえた!

魔法使い「あ、熱い熱い!ゆ、勇者さん自分まで燃やしてますよ!」

盗賊「くそっ、早くモンスターやっちまうぞ!おらっ!」ピシャシャシャ

戦士「うおおー!行くぜー!」ガッ

ーーきめんどうしたちをやっつけた!

盗賊「な、なんとかなったか…前言撤回、勇者が一番危険だな…」

380ーー夜、旅人の宿屋:2019/09/01(日) 19:56:21 ID:6xhN9scM
勇者「くそっ、散々だったぜ」

魔法使い「ま、 まあ仕方ないですよ…」

戦士「しかしレベルあがんねーもんだなー」

盗賊「魔法使いが2つ上がって16になったが、それだけだったもんなあ」

勇者「他が誰も上がらなかったな。くそっ、こんなペースじゃ…」

魔法使い「焦っても仕方ないですけど、でもこのままでは…」

盗賊「まあ、最悪アイテム捨てながらでも経験値稼ぐしかないだろうなあ。ここのところ装備品は見つからないが、消耗品ならいくつか見つかったな」

魔法使い「盗賊さんはどくがのこなとちからのたね、僕がどくがのこなとまんげつそうですね」

戦士「カネもたくさん見つけただろ?」

勇者「17744ゴールドあなほりで見つかったな。使い道はないが」

盗賊「ま、魔法使いはレベルアップしてるんだ、少しずつ強くなってると信じるしかないな」

魔法使い「2つレベル上がっても呪文覚えなかったのが辛いですけど…」

勇者「こっから覚えるだろ。いや、覚えて貰わないと困るぜ。そして俺らも強くならねーとな。しかし…くそっ、行き詰まって来ちまったぜ…」

381以下、名無しが深夜にお送りします:2019/09/03(火) 03:13:59 ID:6Z/ZenJo
なんで戦士すぐメダパニかかってまうの

382ーー74日目、旅人のほこら近郊:2019/09/08(日) 20:03:43 ID:ua/gAIP2
魔法使い「今日は、以前見つけた旅人のほこらに行くんですよね?」

戦士「えーと、旅のとびらがたくさんある所だっけか?」

勇者「ああ。確か3つあったはずだから、どれか1つくらい新天地に行けるだろ」

盗賊「賭けっちゃ賭けだが、まあ外さないだろ…おっとお!」

ーービッグホーンがあらわれた!メタルスライムがあらわれた!

魔法使い「あ、あれは銀色の…!」

盗賊「おっし、慌てず騒がず…そらっ!どくがのこなだ!」

ビッグホーンはこんらんした。ビッグホーンのこうげき!メタルスライムをたおした!

戦士「おおー!やったなー!」

盗賊「へっへっ、素早さのタマモノだぜ。これで俺はレベルアップだぜ」

勇者「ここで経験値が得られたのはでかいな。異動日はなかなか魔物と戦えないからな」

魔法使い「そうですよね、ほこらにつく前にもう夜ですもんね…」

戦士「よし、じゃあほこらに行くぜー!待ってろよモンスター!」ウオー

勇者「だから、旅のとびらしかねーよ…」

383ーー旅人のほこら東部:2019/09/08(日) 20:15:01 ID:ua/gAIP2
魔法使い「ほこらでは新しい場所に行けましたけど…」

盗賊「鍵がかかってて進めなかったな。どの辺に行ったのかさえ解らずじまいだ」

戦士「でもよお、とりあえず新しいとこ行ったから良いんだろ?」

勇者「まあな。だが出来ればあそこから更に別の土地に行けたら良かったんだけどな」

魔法使い「それでこの辺りは…あの塔があった大陸の東側ですよね?ムオルから海を越えた東にあった塔の…」

勇者「ああ、東海岸だ。この辺りに何かあれば…」

戦士「お?見ろよ、何かあるんじゃねーかあそこ?」

魔法使い「あそこは…ずいぶん開けた場所ですね」

盗賊「ああ、平原だな。あのへんげんつえがどうこう言ってた爺さんのいた所にちょっと似てるかもな」

勇者「似てるか?まあ、だだっ広そうな所は似てるか…」

魔法使い「もしかしたら、また誰か居るかもしれませんね。オーブやエジンベア、サマンオサの事を知ってる人がいるかも…」

盗賊「とりあえず、次に来る場所は決まったな。さて、これからどこに行く?」

勇者「南か、更に東かだな。南に大陸沿いに行くべきか、海を越えてみるか、さて…」

384以下、名無しが深夜にお送りします:2019/09/08(日) 22:38:19 ID:Yd3C9jS.

そ、そこはまさか…

385ーー75日目:2019/09/16(月) 00:49:50 ID:77yfOtm.
戦士「夜が明けちまったぜ!どっち行くのか決めたのか?」

勇者「…このまま東に向かおう。別に南でも良いけど、勘だな」

盗賊「勇者の勘か、結構じゃないか。よし、行ってみようぜ」

魔法使い「大陸沿いに進む南と違って、東は大海原ですから、何があるのか…」

戦士「でもよう、ほら、見えてきたぜ陸が!」

盗賊「ここは…どこだろうな?どうする?このまま上陸するか、北か南か…」

勇者「北に行ってみるか。どうも、見覚えのある景色のようだがな…」

魔法使い「僕も、どこかで見たことあるような…」

盗賊「ま、本当に知ってる土地ならそのうち知ってる町にも着くだろ。今は進んで…おお?あれは…」

戦士「城じゃねーか!小さな島に城!」

魔法使い「お城…!じゃあここがエジンベア…?」

盗賊「聞いた事があっても行ったことがない町っていったらエジンベアとサマンオサ、あとテドンで聞いたネクロゴンドだが、ネクロゴンドはテドンの北っていう話だったしな」

勇者「エジンベアの可能性もあるな、だとすると…まだきえさりそうが無いんだよな。あれがないとどんな不都合があるのか…」

386以下、名無しが深夜にお送りします:2019/09/16(月) 01:01:58 ID:77yfOtm.
魔法使い「ーーとはいえ、今日はまだここには行けませんよね。この後は…」

勇者「また東だ。東に来たらこの城が見つかったからな、更に東へ向かえば…」

戦士「よっしゃ行くぜー!…ってここ見たことあるぞ!ノアニールの西だろここ?」

盗賊「地底の湖のある洞窟に、エルフの隠れ里…間違いないな」

魔法使い「という事は…以前ムオルから西に探索した時、もう少し進んでいればここに辿り着けていたんですね…」

勇者「それは言っても仕方ねーな、あの時は次の場所に行くために引き返さなきゃならなかったからな」

盗賊「それに、寄り道したからこそお前もレベルアップしたと言えるだろ?」

魔法使い「それは…そういう考え方も出来ますけど…」

戦士「呪文も覚えたんだろ?」

魔法使いレベル17「メラミとマホトラを…僕としては、かなり強力な呪文を覚えたつもりですけど…」

勇者「お前だけじゃねー、パーティー全体だ。特にメラミは強力だと聞いてる」

盗賊「後々も役にたちそうだよな。ま、とりあえず今回はあの草原と城、2ヶ所見つけられたんだから上々だろ。さ、ノアニールまで行って休もうぜ」

戦士「っしゃー!飯だ飯だ!」

387以下、名無しが深夜にお送りします:2019/09/18(水) 23:22:28 ID:ZVRym7x6

メラミ覚えるとテンション上がるよね

388ーー76日目、エジンベア:2019/09/23(月) 02:01:22 ID:3/1h.RRM
盗賊「さーて、じゃあこの城にお邪魔するか」

魔法使い「うわあ…立派なお城ですね」

勇者「そうか?アリアハンと大差ないだろ」

戦士「田舎だしな!」

盗賊「おい、聞こえるだろ…っと、こんにちは、門番さん」

門番「ここは由緒正しきエジンベアのお城!」

勇者「!…ここがエジンベアか!」

門番「田舎者は帰れ!帰れ!」シッシッ

戦士「ああー?ここの方がよっぽど田舎だろうが!」

門番「なんだと?田舎者は礼儀を知らんな!さあ帰った帰った!」シッシッ

魔法使い「せ、戦士さん、ここは退きましょう…それにしても門前払いなんて、どうしたら…」

389以下、名無しが深夜にお送りします:2019/09/23(月) 02:08:59 ID:3/1h.RRM
盗賊「で、追い払われた訳だが…」

戦士「どうすんだよおい!ここに入れないと…あれ?入れないとなんかあるんだっけか?」

魔法使い「えーと、ランシールのスライムが、きえさりそうがあったらエジンベアに行くようにって…あ!」

勇者「なるほどな、きえさりそうはこの為に必要な訳だ」

盗賊「きえさりそうっていうからには姿を消す事が出来るんだろうからな。となると、あの門番の目をごまかして進入するためのモノなんだろうな」

戦士「盗賊みたいだな!」

盗賊「まあ俺は盗賊だし別に構わないが…きえさりそうを手に入れない事にはこれ以上は進めなさそうだな」

魔法使い「そうですね…でも幸い、この周辺にもきえさりそうを落とす魔物がいるみたいですし…」

勇者「とりあえず夜までは探してみるか。経験値稼ぎにもなるしな」

戦士「おお!あの門番ギャフンと言わせてやろーぜ!」

盗賊「俺もそうしたいが…そう簡単には見つからないだろうなあ。さて…」

390以下、名無しが深夜にお送りします:2019/09/25(水) 14:11:38 ID:gaiYtOs2
乙!

391ーー77日目、おろちの洞窟:2019/09/29(日) 20:23:59 ID:9al5U0r6
盗賊「あー、エジンベアも見つけたし、きえさりそうを探すべきなんじゃないかとも思ったんだがな…」

魔法使い「きえさりそうを探すにもレベルが必要、という事でまた経験値稼ぎになりました」

戦士「メタル野郎10匹以上倒せたな!やったな!」

勇者レベル28「まあ、運が良かったよな。逃げるやつも少なかったしな」

盗賊レベル28「俺と勇者がレベルアップして28に、魔法使いはついに20になったな」

魔法使いレベル20「今日だけで3つもレベルアップして目標に達成しました!インパス、トラマナ、そしてヒャダルコまで覚えましたよ!」

勇者「ヒャダルコまで覚えるとは思わなかったからもうけたな」

戦士「で、このあと魔法使いはどうすんだ?20になったら転職だろ?でも僧侶になるにはもっかい全滅しなきゃだよなあ?」

盗賊「一端商人に戻るのも馬鹿らしいよな。となると…玉砕か?」

魔法使い「え、それは…」

勇者「…まあ、それしかないな。このままやまたのおろちまで行くぞ」

魔法使い「え、ええー!?本当に玉砕するんですか?ま、待ってください、待って…」


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