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【プレイ日記】勇者「縛りプレイさせられた」【DQ3】
1
:
お久しぶりですと言っておきます
:2018/09/03(月) 15:55:27 ID:2Mcj1gYY
ーーアリアハン城、謁見の間
王様「よくぞ来た、勇者オルテガの息子よ!」
いっぴきおおかみ勇者「…どうも」
王様「さて勇者よ、早速だがそなたには魔王を倒す旅に出てもらう…が!」
勇者「…が?」
大臣「今まで数多の勇者が大魔王を倒すために旅をしてきた。成功した者もあれば、道半ばで倒れた者もおる」
勇者「成功した…?成功したなら、もう俺は旅に出る必要が…」
王様「故にじゃ!ただ魔王を倒すだけでは面白くないからのう。そなたには縛りプレイをしてもらうことになったのじゃ!」
勇者「なったのじゃ!と言われてもな…」
大臣「まず、勇者殿に大事なアイテムを渡そう」スッ
たびびとのふくを手にいれた!こんぼうを手にいれた!こんぼうを手にいれた!ひのきのぼうを手にいれた!
勇者「…これが、大事なアイテム?」
王様「さよう。今回の縛りは…『誰かが死んだら装備品を投げ捨てる』じゃ!」クワッ
勇者「………はあ?」
209
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/12/03(月) 19:59:00 ID:xhzqACm.
ならず者A「ムググ…」
盗賊「よし、全員縛ったぜ。さて…おーい、いたか?」
勇者「ああ、今見つけたーーおい、大丈夫か?」
タニア「ああ、助けて下さい!私はバハラタのタニアです!」
商人「良かった、無事です…!グプタさんも…」
グプタ「突き当たりにあるレバーを引けば、牢の入口が開くはずだ!頼む!」
戦士「お、これだな。そりゃ!」ガゴン ゴオン!
勇者「よし、開いたぜ!」
タニア「ああ、グプタ!私達帰れるのね!」
グプタ「ああ!ありがとうございました皆さん!…さあ、帰ろう!」
タニア「ええ!」
盗賊「ふう、一件落着、かな?」
商人「そうですね…ん?待って下さい!部屋の外から何か…歌声?」
???「まーとーめてー♪まんけーつーポートーフー♪よどおーしーなべのなかー♪おーい!おにくとホルモン、げんきかー?きょうこそ食べるぞー!」キャッキャッ
男の声「だから食べないで売るんだよ。そうすればもっと大きな肉に…なんだ?誰も出迎えに来ないな…」
210
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/12/03(月) 20:07:18 ID:xhzqACm.
グプタ「あ、ああ!人さらい達の頭が帰ってきてしまいました!」ガタガタ…
勇者「頭…?黒幕登場って訳か。にしても、この声、どっかで聞いたような…」
頭「おう、帰ったぞ…ああ!?こんな奴らさらったか…?」
子分?「おおお!?ホルモンがふえたぞ!おやぶん、ふえたなら食べていいか?」
戦士「ふざけんな、俺等が食われるかよ!」
盗賊「それよりこいつら、シャンパーニの塔の…!」
頭「ぬう、だれかと、思ったらまたうぬらか!しつこいやつらめ!」
商人「し、しつこいのはそっちでしょうが!まだ悪事を…!」
子分?「あくじ?これはしごとだぞ!はたらかざるもの食べるべからずなんだぞ!」ガオー
勇者「こんな仕事があるかよ…おい、あんた達下がってな!」
タニア「は、はい!」
グプタ「勇者様、ご武運を…!」
頭「今度こそは負けねえぞ!やっつけてやる!」
子分?「食べるぞー!」ガオー
ーーカンダタたちがあらわれた!
211
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/12/04(火) 01:01:12 ID:3xRSZrAM
イメージソングと共に登場
212
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/12/05(水) 13:08:05 ID:7ycjSVj6
ガオー!
213
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/12/08(土) 23:53:28 ID:CCeISD9A
盗賊「今回もまずは子分からだろ?そらっ!」ピシャッ
勇者「ああ、出し惜しみは無しだ。ギラ!」ゴオオオ…
戦士「おらあっ、これで決まりだあっ!」ザクッ
カンダタこぶんはベホイミをとなえた!
商人「ああっ、また回復を…!」
カンダタのこうげき!カンダタこぶんのこうげき!
盗賊「くっ…、思った程ではねえな!」
商人「ええ、僕でも耐えられ…」
カンダタこぶんはルカナンをとなえた!カンダタのこうげき!
戦士「うおお!?防御力下げる呪文は卑怯だろ!」
勇者「敵にんなこと言ってもしょうがねーだろ!…おい、盗賊!」
カンダタのこうげき!盗賊はすばやくみをかわした!
商人「おお!さすがみかわしのふく!」
盗賊「こいつは本当に良い防具だぜ。よっしゃ、ここから反撃だぜ!」
214
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/12/09(日) 00:02:46 ID:TFfvhPeI
戦士「今度こそ、おらっ!」ザクッ
商人「僕も…それっ!」ガッ
カンダタこぶんをたおした!カンダタこぶんをたおした!
盗賊「よし、残りは親玉だけ…」
カンダタのこうげき!
商人「うっ…き、効いたあ…」
勇者「商人、回復してやる!自分でもやくそうを使えよ!ホイミ!」パアア…
商人「や、やくそうを…ふう、なんとか息を吹き返しました」
戦士「よっしゃ!後は集中攻撃するだけだ、オラオラッ!」ズッ
盗賊「誰がナンバーワンの盗賊か教えてやるぜ、そらそらあっ!」バシィ!
カンダタのこうげき!
勇者「ぐおっ…!まだまだ余裕があるぜ、うらっ!」ガッ
商人「そ、そうは言っても勇者さんにやくそうを…」
戦士「うおおー!突撃ぃ!」ドドド…
ーーカンダタをたおした!
215
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/12/09(日) 07:09:48 ID:RLv/VDEk
乙!
216
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/12/10(月) 11:10:41 ID:zxEILIHc
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217
:
なかなか時間が取れず申し訳ないのです…
:2018/12/11(火) 13:54:07 ID:cHENzWs2
頭「参った!あんたらには敵わねえや…」
戦士「はっはー!完勝ってヤツだな!」ウオー
盗賊「まあ、思ったよりはな」
勇者「さて、この人さらい達は…」
頭「俺達はもう本当にこれっきり足を洗う。だから見逃してくれよ。な?」
商人「どうします?前も盗みを働いてましたし…」
勇者「……まあ、良いだろ。俺らはさらわれた人たちを助けに来ただけだしな」
盗賊「くろこしょうを買うためにな」
戦士「もしまたわるさ働いても、また俺等がやっつけてやるぜ!」
勇者「…という訳だ。もう悪さすんなよ」
頭「ありがてえ!あんた達の事は忘れねえよ!ありがてえ…」ナムナム
グプタ「勇者様!本当に、本当にありがとうございました!さあタニア、今度こそ帰ろう!」
タニア「ええ!ありがとうございました!勇者様!では!」タタタ…
商人「あっ、洞窟には魔物がいるから危ないですよ!」
盗賊「行っちまったな…さ、俺らも帰ろうぜ。くたくただよ俺は…」
218
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/12/11(火) 14:02:30 ID:cHENzWs2
頭「…行っちまったか」
子分A「お頭…」
頭「なにやってんだ、あいつらの縄をほどいてやるぞ…よし、全員生きてるな」
ならず者A「お頭、俺達が不甲斐なくて申し訳ねえ…」
頭「いや、相手が悪かった。そろそろ悪事も潮時かな」
子分?「ん〜…」
頭「おお!大丈夫か!?しっかりしろ!」
子分?「…おなかへったぞ〜…」グウー…
頭「はっはっは!そうだな、俺も腹が減ったよ!じゃあまずは飯にするか!それから…どうするかな…」
ーー
猫「うにゃあ、人さらい達から逃げてたら道に迷ったのですにゃあ…どこへ行けば…にゃっ!?あの声は…!」
旅人女「バカ猫、こんな所にいたのかい!さ、早く戻って食扶持稼ぐんだよ、ほら!」ゲシゲシ
猫「ふにゃー!?さらわれてた時と変わらない扱いなのですにゃー!」オアー…
219
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/12/11(火) 18:47:54 ID:kR6dc97s
猫さらいもしてたのかお頭!
220
:
しゃべる猫は珍しいから…
:2018/12/15(土) 13:20:05 ID:U3EnNfvY
ーー夜、バハラタの宿屋
戦士「いやー、食ったし飲んだし人さらいはやっつけたし、最高だな今日は!」
勇者「うるせえな…俺は疲れた」
盗賊「俺も疲れたなあ。ま、無事に二人を助け出せたし…なんだ商人?」
商人「いえ…あの、転職の事なんですが…」
勇者「…ああ」
商人「やっぱりしばらくは商人のままでいようかと思うんです」
戦士「おー!良いじゃねーか!」
盗賊「…水を差すようだがよ、お前はもう心が決まってたと思ってたよ、転職する方にな。どういう心境の変化だ?」
勇者「思ったより楽に勝てたからだろ、人さらいに」
商人「ええ…でも転職しないという訳ではなくて、行き詰まったら…例えば全滅したらするとか、そういう風に考えているんです」
戦士「全滅なんかしねーけどな!」
盗賊「どうかな、ここから先は分からないぜ。てか、書いてる奴の気が変わったって訳だな」
勇者「なんの話だよ…」
221
:
ーー48日目、バハラタの町
:2018/12/15(土) 13:30:11 ID:U3EnNfvY
グプタ「ああ、皆さん!昨日はありがとうございました!本当にありがとうございました!」
勇者「…ああ」
盗賊「嬉しい時は嬉しそうな顔しろよ勇者。それよりグプタさんよ、俺らはくろこしょうを買いに来たんだが…」
グプタ「くろこしょうですね!はい、こちらになります!もちろんお代は要りません!」
戦士「おお、太っ腹だなおい!」
商人「いやあ、流石に悪いですよ…」
グプタ「いえいえ、命の恩人ですから、これくらい当たり前ですよ!」
勇者「そうか…じゃあ有りがたくいただくぜ。どうもな」
旅人女「へえ、あんた達が人さらいからたすけたのかい?おかげでアタシもくろこしょうが買えるってもんだ、ありがとうな」
盗賊「あんたは初めてバハラタに来たときにいた…あんたもくろこしょうが目当てだったな」
戦士「っておい、そんなに買うのかよ?!俺だって持ちきれるか分かんねーぞそんな量!」
旅人女「心配いらないよ、アタシには良い荷物持ちがいるんだ、そいつが全部運んでくれるさ。これだけ西に持って帰れば大儲けだろうねえ」クックッ…
商人「凄い、よっぽどの力持ちなんでしょうね、その荷物持ちの人…」
222
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/12/15(土) 16:35:05 ID:lD8kNCy.
荷物持ちの猫
転職は延期かー
まぁ苦戦しないと縛りの意味もないからなぁ
223
:
ーーポルトガ城、謁見の間
:2018/12/17(月) 19:51:38 ID:opZrVJWI
王「おお、そなたはくろこしょうを求めて東方へ赴いた盗賊だったな」
戦士「おいおい、俺だって言ったぜ!」
盗賊「黙ってろよ。俺が先頭にいるから俺の名を呼んだだけだろ」
王「して、どうだった?やはりダメだったろう…」
勇者「王様、これを」サッ
王「こ、これはくろこしょう!?まさか手に入れたというのか!おおお、さぞかし過酷な旅であっただろう…」
商人「そうですね、主に足袋より人さらいがですが…」
王「よし、では約束通り船をやろう!城の外に出てみるといい」
戦士「まじか!うおおー、やったぜ!」
勇者「静かにしろ、城内だぞ!…有り難き幸せにございます。では…」
商人「す、凄いです、本当に僕達船を…」ウルウル
盗賊「おいおい商人、なに泣きそうになってんだよ!さ、早く船を見に行こうぜ、俺達の船を!ほら早く!」ソワソワ
勇者「おめーだってそわそわしてるじゃねーか…しかし自分の船か、これならきっと、いや必ず…」
224
:
ーーポルトガ城下町
:2018/12/17(月) 20:02:07 ID:opZrVJWI
戦士「おおおー、これか!?これが俺達の船か!?」
商人「戦士さん、あんまりはしゃがないで!海に落ちちゃいますよ!」
盗賊「これか…おもったよりずっとでかいな。これならどこへでも行けるだろうさ」
勇者「行ってもらわなくちゃ困るぜ。親父の足跡、魔王の居場所…」
戦士「どこへでも行けるのか!じゃあどこ行く?最初にどこ行く?」
盗賊「少し落ち着けよ…でもそうだな、今日はどこか新しい土地へ行かなきゃならないし…」
商人「なら、対岸にある灯台はどうですか?町の人も、まずは灯台に行くようにって言ってましたよ」
勇者「灯台か、外に出ればみえたよな?最初の目的地にしては近すぎる気もするが、まあ良いんじゃないか?」
盗賊「最初に行けって言うんなら誰か居るんだろうな。よし、ならそこで情報収集だな。海の人間にしか分からない事も知ってるかも知れないしな」
戦士「よっしゃー!じゃあ乗り込めお前ら!」
勇者「てめーの船みてえに言ってんじゃねーぞ!パーティーの船だからな!」
商人「ははは…でも本当に凄いなあ、僕達これからは更に広い世界に出ていくんだなあ…」
225
:
ーー船上
:2018/12/19(水) 20:21:48 ID:vVVLI6ts
戦士「おいほら見ろよ、ピラミッドだぜ!」
商人「海から見ても砂漠は広いですね…」
盗賊「この辺りの海、小さな島が沢山あるんだな。知らなかったぜ」
戦士「あ、おい!ロマリアが見えてきたぜ!」
商人「徒歩だとぐるっと回らなきゃ行けないけど、船だと近く感じますね」
勇者「…ったく、船で優雅に遊覧かよ…おもちゃじゃねーんだぞ船は」
盗賊「お前は若いのに固いなあ。もっとはしゃげよ」
勇者「うるせーな、お前らみてーにはしゃげるかよ…おい、もう夜になったぞ!いつまで遊んでんだ!」
戦士「おお、そういや暗くなったな!よし、じゃあどこに泊まる?」
盗賊「夜になったならアッサラームだろ。ほら、早くしないと夜が明けちまうぜ」
戦士「おお、ぱふぱふだな!行こーぜ!」
盗賊「いや、俺は行かねえからな…」
226
:
ーー49日目夜、ダーマ神殿宿屋
:2018/12/19(水) 20:31:43 ID:vVVLI6ts
戦士「うおー!今日も1日魔物退治で疲れたぜ!」
商人レベル21「僕と勇者さんはレベルが上がりましたね!」
勇者「俺は新しい呪文を覚えたぜ。が、あまり使わねーだろうなトヘロスは…」
盗賊「せいすいと同じ効果だったか?俺らは時間が限られてる以上、出来れば魔物とは戦いたいからな」
戦士「全部ぶっ飛ばしてやるぜ!」ウオー
商人「はは…それより、明日はどうします?せっかくダーマに来たし、ここから船で旅するのもアリじゃないかと…」
勇者「それも良いが…やっぱりあの灯台にいた男の言う通りポルトガから南に向かう方が良いんじゃねーかと思ってる」
盗賊「ま、それで良いんじゃないか?テドン岬を周ってランシール、だったかな?」
商人「分かりました。聞いたことのない地名ばかりですね…」
勇者「これからはそういう土地にばかり行くことになるだろうな。昨日戦った限りでは海の魔物もそこまで強くはなかったが、だんだん危険にはなるかもな」
盗賊「危険、上等じゃないか。やっぱり冒険にはスリルがないとな。なあ?」
戦士「おー!どんな魔物だろうが俺が蹴散らしてやるぜー!」
227
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/12/20(木) 08:04:45 ID:wCVTh66E
乙
228
:
年末進行め〜
:2018/12/24(月) 20:09:36 ID:WuACU6C2
ーー50日目、ポルトガ沖
戦士「おおおーすげーぜ!船って結構早いんだな!」キャッキャッ
勇者「だから落ち着けよ!海に落ちても知らねーぞ!」
商人「誰のためにか…何のためにか…分からぬままに漕ぎ出す船…かあ」フウ…
盗賊「なんだ、おセンチだな商人。船旅は不安か?」
商人「いえ、そんな訳じゃ…ええ、本音を言えば少し…」
盗賊「まあ分かるけどな。どこで海の藻屑になるかも分からないしなあ」
勇者「んな事言ってたら船旅なんか出来ねーだろ。それに何のためにかは分かってる。魔王を倒すためだ、違うか?」
商人「ええ、もちろん分かってますよ。ただ、50日旅して来て、未だに魔王の居場所も分からないなんて…」
勇者「それを見つけるんだよ、この船でな。例えどこにいたって、必ず見つけて倒して見せる」
戦士「おおー!俺達なら出来るぜ、魔王打倒!」ウオー
盗賊「ちっ、能天気だねえ。ま、そうでなきゃこんな旅は出来ねえよな…おっと、何か見えるぜ。ほこらか?」
商人「そうみたいですね。どうしましょう勇者さん?」
勇者「そうだな…いや、もう少し先まで行ってみよう。まだ日も高いし、もしかしたら町か村が見えてくるかもしれねーからな」
盗賊「了解。しかし果てしないな海は。この船で世界の果てまで行けるのか…楽しみだな、ふふっ」
229
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/12/25(火) 03:56:58 ID:iSk.d6PI
今さらだけど戦士って女子パーティーの盗賊ポジなのな…
230
:
キャッキャッ(可愛さ-500%
:2018/12/26(水) 20:32:30 ID:j/6AGkWM
戦士「おいおい、夜になっちまったぜ、どーすんだよ!今日どっか行かなきゃいけねーんだろ?」
勇者「お前に言われなくても分かってるよ!とはいえ、この先に町や村があるもんなのか…?」
商人「テドンの岬ってまだなんでしょうか…あ、勇者さん、この川を登ってみませんか?」
勇者「…いや、もう少し進んでみよう。そろそろ岬のはず…」
戦士「本当かあ?…お、あそこ見ろよ、岬じゃねーか?」
商人「本当ですね!でも…ここから何処へ…」
盗賊「村ならあるぜ、ここから上陸しよう」
勇者「…本当か?」
盗賊「ああ、盗賊の目は良いんだよ。あれは多分村、それもかなり寂れた感じに見えたが…まあ行ってみないと分からないな。それに…」
商人「もう夜も更けてきましたし、僕達に選択肢は無いですね…」
勇者「じゃあ行ってみるか。こんな所にある村か、栄えてはいねーだろうが、あるだけでありがてえと思わなきゃな…」
231
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/12/26(水) 21:26:29 ID:vPh2Becc
あっその村って…
戦士は今ぬいぐるみ装備だから可愛さ+50%くらいは…
232
:
あけおめ
:2019/01/01(火) 09:35:02 ID:FkQATskM
勇者「ちっ、山が険しいな…」
戦士「本当にこの山越えたら村あるんだろうな?!」
盗賊「まあ俺を信じろって…お?」
シャーマンがあらわれた!
商人「村の住人…ではなさそうですよね」
勇者「明らかにやる気じゃねーか!やるぞ!らあっ!」ガッ
戦士「おらっ、人かもしれねーが手加減しねーぜ!」ザクッ
シャーマンはベホイミをとなえた!
商人「ああ、もうちょっとで倒せたのに…!」
シャーマンはなかまをよんだ!くさったしたいがあらわれた!
勇者「はあ!?死体を呼ぶのかよ!ネクロマンサーって奴か!?」
盗賊「やるしかねーぜおらおらっ!」ピシャシャァッ!
勇者「こいつらにどれだけ効くか知らねーが…ギラ!」ゴオオ…
戦士「うおおお、突撃ぃー!」ドガッ!
ーーまもののむれをやっつけた!
233
:
仕事納めたら風邪引いたの…
:2019/01/01(火) 09:44:01 ID:FkQATskM
シャーマンのこうげき!じごくのよろいのこうげき!
商人「うっ…この鎧、攻撃力が凄すぎます…」
盗賊「とはいえ、倒すのは回復する方からだな、そらそらっ!」ピシャシャッ
戦士「そりゃあっ!」ザンッ
シャーマンをたおした!
勇者「数の多い鎧の奴を狙うぜ、ギラ!」ゴオオ…
じごくのよろいにはきかなかった!じごくのよろいにはきかなかった!じごくのよろいにはきかなかった!
商人「ぜ、全然効かないなんて!?僕の力じゃあんまりダメージも与えられないし…」
戦士「俺に任せろー!おらあっ!」ガゴン
シャーマンはベホイミをとなえた!
盗賊「ちっ、一人仕留め損ねたせいで…!」
じごくのよろいのこうげき!じごくのよろいのこうげき!
勇者「ぐおおっ!?くそっ、俺もいてえが商人が…防御してろよ!ホイミ!」
盗賊「へっ、スリルが出てきたじゃないか!だが俺は死ぬのが好きな訳じゃないぜ!ギリギリで踏ん張れるからこそのスリルだ!お前らも踏ん張れよ!」
234
:
寒いのでみなさんもご自愛よろ
:2019/01/01(火) 10:01:26 ID:FkQATskM
戦士「うおおお、らあああっ!」ズガン!
じごくのよろいをたおした!まもののむれをやっつけた!
勇者「くっそ、バハラタやダーマ辺りと比べて魔物強すぎだろ…」ハアーッ…
商人「魔物じゃならそうなヒト達もいましたね…それにしても、少し守備力が高いと僕の攻撃力だとなかなか…」
盗賊「防御とか力うんぬんじゃなくてよ、そもそも装備がなあ。お前らまだどうのつるぎだろ?」
商人「そうなんですよね…あの時せいなるナイフが見つけられれば…」
勇者「言ってもしょうがねーだろ。俺こそギラじゃ流石に火力不足も甚だしいぜ」
戦士「ん?盗賊のとげのむちよりダメージ出せるだろ?」
勇者「大して変わらねーし、魔力使って大差なしじゃな…魔力はホイミにも使う訳だしな」
盗賊「まあ、そっちはレベル上がればじき解決するだろ」
勇者「そのじきって奴がすぐなら良いんだがよ…っと、あれは…」
商人「む、村ですよ村!…って何でしょう、少し雰囲気が…?」
235
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/01/01(火) 15:23:45 ID:fcOGzgbI
あけおめ
今年も楽しみにしてるよ
お大事に
236
:
ーー夜、テドンの村
:2019/01/03(木) 11:59:39 ID:oSCcmAdM
戦士「っかー!ボロ汚ねー村だなオイ!」
勇者「声がでけー!…いやしかし、これは…」
商人「なんていうか、村の中はずいぶん荒れてるのに、村の人達は元気ですよね」
盗賊「夜なのに、な…」
商人「何か気になるんですか?」
盗賊「いや…それよりこの村ではかなり貴重な話が聞けたんじゃないか?」
勇者「ああ、この北の山奥に魔王が居る。はっ、行くべき場所が分かったぜ」
戦士「でもこの山は越えられねーよなあ。どうすんだ?」
商人「うーん…船でも行けないとなると、やっぱりオーブを集める必要があるんでしょうか?船が要らなくなるっていう…」
盗賊「船が要らなくなるってのがどういう意味なのか、空を飛ぶのか地面に潜るのか…」
戦士「で、この後どーすんだよ!」
勇者「確かこの村のじいさんがランシールに行けと言ってたな。牢屋の扉を開けられるカギを手に入れろってな」
商人「なんだか物騒なカギですよね…でも、それがあればもっといろんな所へ行けるのでしょうし、そうなればオーブも…!」
勇者「そうなれば魔王の所へも行けるだろうな。よし、目標が明確になってきたぜ。この村に感謝しなきゃな…」
237
:
ーー51日目朝、テドンの村
:2019/01/04(金) 19:06:10 ID:6hx6c3Qw
勇者「おいっ!いつまで寝てんだ、起きろ!おい!」
戦士「ああ〜?もう朝飯か…へっぶし!さっむ!ってあれ?毛布は?布団は???」
盗賊「ねえよ…もともとそんなもの無かったんだよ、見てみろよ」
戦士「ん〜?…お、おい!?こ、これどうなってんだ!?どうなってんだよ!?」
商人「わ、分かりません…起きたら誰も居なくて…」
戦士「そうじゃねえ!この村…この村…!」
勇者「…滅んでる、な。しかも昨日今日の話じゃねえな。くそっ…」
戦士「じゃ、じゃあ…じゃあ昨日の村人達は…!」
盗賊「なんだったんだろうな。おかしいとは思ったんだ、連中夜なのにまるで昼みたいなせいかつしてたからな」
勇者「足元もよく見えないような所に何人も人が居たりしたな。今思えばだが…」
商人「酷い…これを、魔王が…?」
盗賊「しかいないだろこんな事する奴は。むしろ他に居る方が怖いぜ」
勇者「やがて世界中がこうなるってか?させねえぞ、今に見てろよ、てめえの首ぶった斬りに行くからな魔王…!」
238
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/01/04(金) 19:20:40 ID:6hx6c3Qw
盗賊「…ダメだな、やっぱり誰も居ねえ」
商人「こっちもです…」
戦士「これ、どのくらい経ったんだろうな?」
勇者「見当もつかねえな…ここ数ヶ月って感じじゃねえのは確かだが…」
商人「1年なのか5年なのかそれとも…時間が経ってるわりには他の場所で噂になってませんね」
盗賊「こんな辺鄙な所じゃなあ…この後どうする?ここに居ても仕方ないだろ」
勇者「そうだな…ここを見つけた時は良い中継地点が見つかったと思ったんだが、そういう意味では宛が外れたな…」
商人「そうですね、これじゃあ…」
勇者「いや、そもそもここはルーラで来られないらしい。ここから先の冒険をどうしたものかと思ってな…」
盗賊「とりあえず今日はまたどっかで経験値稼ぐようだろ?外の魔物の強さを考えれば、このままじゃ危険だ」
戦士「なあ、ここに来るまでに確かほこらか何かあったよなあ?あそこに誰かいたら何か知ってるんじゃねーか?この村の事」
商人「ああ、そうかもしれないですね!」
勇者「今更何か知ってどうにかなるものでもなさそうだがな…まあ、当面はそれで行くか。今日は経験値稼ぎ、明日はそのほこらに行く」
盗賊「決まりだな。しかし…この旅でここまで気持ちが落ちたのは初めてかもしれないな…」
商人「そうですね、今までも色々ありましたけど、こんなには…魔王の脅威というものを初めて目の当たりにした気がします。でももう疑う余地は無くなりましたね、恐ろしい事に…」
239
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/01/04(金) 21:06:40 ID:gy.I0VF6
ぶっきらぼうだけど正義感と使命感に溢れてるあたり勇者だなぁって感じするよな
240
:
ーー51日目、ダーマ近郊
:2019/01/10(木) 20:04:34 ID:UEBGRRKI
げんじゅつしはマヌーサをとなえた!
戦士「うおおっ!?みんな幻に包まれちまったぞ!当たらねー!」ブンブン
げんじゅつしのこうげき!キラーエイプのこうげき!
商人「うわ、痛い痛い!」
盗賊「くそっ、当たれー!」ピシャシャッ
ーーまもののむれをやっつけた!
勇者「くそっ、町から出てすぐにぼろぼろだ…」
盗賊「俺らはマヌーサに弱いな。魔法使いがいないから仕方ないのかもしれないが…」
戦士「くそー、当たんねーとストレス溜まるぜ!」ウガー
商人「呪文の効果がある武器とかあれば良いんですけどね…あ、また魔物ですよ!」
アントベアがあらわれた!デスジャッカルがあらわれた!
勇者「たった2匹か、さっさと片付けて…」
デスジャッカルはマヌーサをとなえた!
戦士「あー!また当たらねー!ちくしょー!」ブンブン
商人「本当にマヌーサに弱いですね僕ら…」
241
:
ーー人さらいのアジト、B1F
:2019/01/10(木) 20:13:30 ID:UEBGRRKI
戦士「なあ、思ったんだけどよ、最近お前全然盗んでねーよな?」
盗賊「はあ?お前、本文中に無いだけで盗んでるんだよ!48日目にシャーマンからちからのたね盗んだりとかな!」
戦士「その前は?」
盗賊「ピ、ピラミッドでやくそうとか…」
戦士「武器とか防具とか全然盗まねーよなあ、てつのやりとぬいぐるみはあなほりで、とげのむちとみかわしのふくは宝箱だろ?」
商人「まあ、滅多に武器とかは見つかるものでもないですし…」
盗賊「お前らなあ…良いか?盗賊ってのはレベルが上がる毎に盗みやすくなるんだよ。これがどういう意味か分かるだろ?」
戦士「あー、そういや前はかわのぼうしとかたびびとのふくとか盗んでたかもしれねーな。そうか、お前レベル下がったんだな?」
盗賊「ちげえよ!俺はこれからだって事だよ!」
勇者「それ何回も聞いた気がするがな…」
商人「でも、そろそろ僕と勇者さんの装備をなんとかしないといけないですよね。頑張りましょうね盗賊さん!」
盗賊「当たり前だ!見てろよお前ら!凄いの見つけてやるからな!」
勇者「だと良いがな…まあ、このままって訳にもいかないだろうし、期待してるぜ」
242
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/01/10(木) 23:57:22 ID:0gfCXBgM
乙
混乱&マヌーサかかる戦士、盗めない盗賊…
活躍してるのはやっぱあなほりの商人か
243
:
ーー52日目、イシス西部沖
:2019/01/15(火) 16:12:50 ID:jX1Fv9PQ
戦士「お、見えたぜ、あのほこらだ!」
勇者「じゃあここから上陸だな。…ちっ、もう暗くなってきやがったぜ」
商人「この辺りはどんなモンスターが出るんでしょうね?東の岩山を越えればイシスでしょうから、その辺りのモンスターなのか…」
ーーホイミスライムがあらわれた!メタルスライムがあらわれた!
盗賊「うおおっ!?メタルだぞ!逃がすな!ホイミスライムは俺に任せろ!」ピシャシャッ
戦士「っしゃー!オラオラ!」ガッ
勇者「うらあっ!よし、あと一息…」
メタルスライムはにげだした!メタルスライムはにげだした!ホイミスライムはホイミをとなえた!
商人「ああっ!逃げていきます!」
盗賊「残ったヤツも回復されたな…だがまだチャンスはあるぜ!そらそら!」ピシャシャッ
勇者「このやろっ!そらあっ!」ガツン!
戦士「うおおー!喰らえー!」ガギン!
ーーメタルスライムをたおした!まもののむれをやっつけた!
商人「やった!やりましたよ!」
盗賊「ああ、上手くいったな。しかしあいつを倒すと凄い達成感だな。なんとなくレベルが上がりそうな気がするぜ」
244
:
ーー旅人のほこら
:2019/01/15(火) 16:25:39 ID:jX1Fv9PQ
商人「着きましたね。ここは…教会なんですね」
戦士「こんなとこに教会なんてあるんだなー。メシとかどうしてるんだ?」
勇者「んな事よりさっさと話聞くぞ…どうも」
シスター「こんばんは。ここは迷える船乗り達が辿り着く教会です」
盗賊「迷える船乗り、か…近くの町や村から訪ねて来る人なんかは…?」
シスター「かつてはテドンの人達も訪れていました。けど、今は…」
勇者「ああ、俺達も行ったよ、テドンに…」
戦士「夜は人がうろうろしてたのによ、朝になったら誰もいねーんだよ!」
シスター「そんな事が…?では、テドンの人々は未だに苦しみ続けて…」
神父「死して尚、ですか…いずれ我々が救いに行かねばなりますまい…」
盗賊「よろしく頼む、と言いたい所だが…この辺りの魔物も強いからな、なかなか難しいと思うぜ」
勇者「…もう少し、待っててくれないか?そのうち、魔物が居ない平和な時が来る。その時まで…」
神父「そのような時が…?」
勇者「きっと…いや、必ず」
神父「…分かりました。では、その時を待ちましょう。それまで我々は、テドンの皆さんの為に祈りましょう…」
245
:
ーー旅人のほこら周辺、夜明け前
:2019/01/15(火) 16:35:55 ID:jX1Fv9PQ
商人「…やるしかありませんね」
勇者「もともとそのつもりだ。魔王も魔物も根絶やしにしてやるよ、見てろよ…っと、夜が明けちまったな」
ーー53日目
商人「夜明けまでに町に戻れませんでしたね」
戦士「どーすんだよ!?1日損しちまうんじゃねーのか?」
勇者レベル20「そうでもねーだろ。あのメタル野郎のおかげで全員レベル上がったしな」
盗賊レベル21「あれからもう1体倒せたしな」
商人レベル22「その辺のダンジョンに籠るより効率が良かったかもしれませんね」
戦士レベル21「そういやそーだな!で、これからどうすんだ?」
勇者「このまま南下するか。テドン岬を越えれば、おそらくアッサラームかバハラタ辺りに着くはずだ。今日はそこで泊まって、明日ランシールを探そう」
盗賊「なるほどな。おっと、因みに俺らは世界地図も持ってないぜ。宝箱に入ってたから取れなかったんだ」
商人「誰に言ってるんですか…?でもそういう事なら急がないといけませんね」
勇者「また夜が明けたらまずいからな。流石に2日宿に泊まらないと厳しいだろうからな」
戦士「っしゃー!じゃあ進路は南!行くぞお前ら!」ウオー
盗賊「仕切ってんじゃねーよ。さて、また船旅だな。予定通り町に辿り着けると良いが…」
246
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/01/15(火) 23:32:19 ID:MzKiMK8M
地図ないのは地味に不便だなぁ
247
:
ーーテドン沖
:2019/01/17(木) 20:28:19 ID:OpZP3o/o
盗賊「左手に見えるのがテドン岬だよな?さて、ここから先は…」
商人「この辺りは…多分北に行けばアッサラーム、このまま東に進めばバハラタじゃないかと思いますけど…どうします?」
勇者「真っ直ぐ行くか。バハラタを目指す」
戦士「っしゃー!舵はそのままだぜ!」
盗賊「ちっ、また暗くなってきたな。夜明けまでに間に合うか?」
商人「どうでしょう…あ、見えてきましたよ、バハラタです!」
勇者「ギリギリ夜明け前に着きそうだな。よし、下船の準備だ!」
戦士「おー!宿に行ってメシだぜー!」
盗賊「俺はもう寝たいなあ。腹が減ってない訳じゃないが、昨日もろくに寝てないしな…」
商人「ですね。ベッドに飛び込みたいです…」
248
:
ーー夜明け前、バハラタの町
:2019/01/17(木) 20:38:11 ID:OpZP3o/o
盗賊「ふう、着いた着いた。さあ寝るか…ってこんな時間に起きてる住人もいるんだな」
商人「何話してるんですかね。すみません…」
男性「こんばんは。あんた達、自分の船を持ってるんだって?凄いなあ」
戦士「はっはー!すげーだろ!」
勇者「威張るなよ…つーかそんなことまで噂になってんだな」
男性「良いなあ。海の向こうのお宝なんかも手に入れられるんだろうな。俺も魔物さえいなけりゃな…」
商人「海の魔物は手強いですからね」
大男「海の魔物も怖いだろうが、陸の魔物だって恐ろしいぜ。以前テドン岬で朽ち果てた町を見たって船乗りがいたぜ」
盗賊「テドン…!そっちも噂になってたのか」
男性「あんた達も見たのかい?」
勇者「ああ、まあな…」
大男「噂は本当だったんだな。やっぱり魔王がやったんだろうか?」
商人「そうじゃないか…と思ってます」
男性「おお、恐ろしい。やっぱり俺に船旅は難しいなあ」
勇者「…少しずつ魔王の脅威が世界に広がってるんだな。くそっ…」
249
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/01/20(日) 16:29:51 ID:TY4bBshg
乙!
250
:
ーー54日目、バハラタの町郊外
:2019/01/25(金) 14:37:58 ID:wVzvksKc
勇者「じゃあ今日は予定通りランシールを目指すぞ」
戦士「おおー!…で、どっちに行くんだ?」
盗賊「南か東かの二択だよな。どうする?」
商人「東に行けばダーマがありますよね。南は…海の向こうには何も見えませんが…」
勇者「ダーマに行った時はランシールの話なんて聞かなかったからな。陸続きになってるであろう東の線は薄いか?」
盗賊「ダーマの近くにあるなら噂で聞いてもおかしくないからなあ。となると、南か?」
戦士「はっはー!果てし無い海の向こうへ!冒険って感じだぜー!」ウオー
勇者「うるせー!だがまあ、確かに今までの冒険とは違うかもな。陸なら歩き続ければどこかには着くだろうが、海は…」
盗賊「海だってどこかに着くさ。よし、じゃあ南に行ってみようぜ!」
商人「あ、待って下さい!あなほりしないと…」ザッザッ…
盗賊「話のコシを折るなよ…」
251
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/01/25(金) 14:54:11 ID:wVzvksKc
戦士「うーみーはーひろいーなーおおきーいーなーっと!はっはー!ほんとに果てし無いぜー!」
勇者「まだ月が昇ってもらっちゃ困るがな…ちっ、夕方になっちまったな」
商人「そうですね…やっぱりそう簡単には見つからないですね」
盗賊「そもそもランシールってのは島なのか?大陸なのか?どのくらいの大きさなのか?全然分からないからな」
勇者「通り過ぎてる可能性もあるんだよな。今日見つけられねーとなると、ペナルティで装備を1つ捨てないと…」
戦士「おっ!ほら見てみろよ、何か見えるぜーー島だ!」
盗賊「マジか!?…おお、見えるぜ!島、いや小大陸か?とにかく陸地だ!」
商人「やりましたね!あれがランシールなんでしょうか?」
勇者「さあな。来たことある場所だったら勘弁だが…」
盗賊「いや、見てみろよ。見たことない景色だ、ここは初めて来る場所だ、やったぜ!」
戦士「よっしゃ上陸だぜー!」
商人「ま、待って下さい、準備を…新しい土地かあ、どんな人が住んでて、どんな物を売ってて、どんなモンスターがいるのか…ああ、期待と不安でどうにかなりそうですよ…」
252
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/01/25(金) 16:50:11 ID:rYS8MobQ
乙
地図がないと海旅は大変だな
まぁFC版だと当たり前なんだけど
253
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/01/29(火) 19:47:19 ID:yHOXvxMU
盗賊「野を越え山越え…山を越えたら森か、険しい道のりだな」
戦士「お?この程度で弱音かよ!俺はまだまだ元気だぜー!」ヒャッホー
勇者「はしゃぐな!無駄に体力使うんじゃねー!っと…」
しびれあげはがあらわれた!シャーマンがあらわれた!
商人「うわ、あの仮面のヒトたち、四人もいますよ!」
戦士「まず俺はちょうちょ倒すぜ!おらー!」ザクッ
しびれあげはをたおした!
勇者「よし、あとはこっちもだ、らあっ!」ザンッ
シャーマンはベホイミをとなえた!
商人「ああっ!回復されちゃいましたよ!このっ、このっ!」ガンガンッ
シャーマンはベホイミをとなえた!シャーマンのこうげき!シャーマンのこうげき!
勇者「ちっ、そこまで痛くはねーが、回復されるとキリがねーな!」
戦士「任せろ!俺なら一撃だぜ、おらー!…あれ?倒せねー」
シャーマンはベホイミをとなえた!シャーマンのこうげき!シャーマンのこうげき!
盗賊「いてててて、くそっ、このままじゃまずいぜ、少しでも数を減らさないと…」
254
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/01/29(火) 19:58:44 ID:yHOXvxMU
勇者「ちっ、やつらが呼んだくさったしたいが面倒だぜ…そらっ!」ザンッ
商人「うう、疲れてきた…そらっ!」ガッ
戦士「うりゃあー!」ドッ
シャーマンをたおした!くさったしたいをたおした!
シャーマンのこうげき!シャーマンのこうげき!くさったしたいのこうげき!
勇者「くっ…うらあっ!」ガッ!
ーーまもののむれををやっつけた!
盗賊「あー、やっと終わった!あいつらただでさえ体力高いのにベホイミまで使うからしぶといぜ!」
戦士「つーかよお、あんなひと山いくらの連中がベホイミ使えるのになんでこっちはホイミなんだ?」
勇者「悪かったなホイミしか使えなくて」フンッ
商人「ま、まあまあ…勇者さんは僧侶みたいな専門家じゃないですから…」
盗賊「敵の攻撃はどんどん苛烈になっていくしな。でもまあ、今のところなんとかやっていけてるじゃないか」
勇者「ギリギリだけどな…どこまでこの調子で行けるのか…」
戦士「お?みてみろよ、明かりが見えてきたぜ!町か?村か?」
商人「あ、本当ですね!ふう、やっと休めますね。船旅に山道に魔物でくたくたです…」
255
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/01/30(水) 01:31:10 ID:XqgrW48E
ベホイミまでの道は遠いな
256
:
ーー55日目、ランシールの村
:2019/02/02(土) 20:58:53 ID:HvWsGMAs
勇者「どうやらここがランシールで間違いないようだな」
盗賊「ああ。で、昨夜宿屋で聞いた話では、ここには神殿があるらしいな」
商人「ええ、さっきあった人もそう言ってました。宿にいた男性には見つけられなかったようですけど…」
戦士「んな見つけづらいとこにあんのか?」
商人「どうなんでしょう…?村の人達もあるとは教えてくれましたけど、どこにあるかまでは…」
勇者「神殿っていうからには神聖な場所なんだろう。あんまり部外者には教えたくないのかもな」
盗賊「もしくは危険な場所か…へっ、面白そうじゃないか」
商人「いやあ、危険なのはちょっと…あ、村の北の方を探してみませんか?」
勇者「森か…神聖な場所だ、こういう森の中に隠されている可能性もあるな…」
盗賊「行ってみようぜ…お、何か見えてきたぜ」
戦士「おお!?これが神殿か?でけーな!」
勇者「ああ、確かに神殿は大きいとは聞いていたが、これほどとはな…これは何かありそうだな、期待して良いかもしれねえ。よし、行ってみるぜ」
257
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/02/02(土) 21:08:04 ID:HvWsGMAs
商人「ふう、近くで見ると本当に大きいですね…」
盗賊「ああでかいな。でかくて立派な神殿だ。だが…」
戦士「入れねー!牢屋のカギみてーなので入れねーよ!」
勇者「おいおい、牢屋さえ開けられるカギの情報を求めてここに来たのに、牢屋のカギが開けられなくて阻まれるとかあり得ねーだろ」
商人「これは困りましたね…あれ?あそこの隅っこに何か…」
盗賊「おいおい、あれはスライムだぜ!モンスターが村の中に入ってきてるのかよ!」
勇者「しかも神聖な神殿の目と鼻の先だ。いや…こんな所にいるんだ、邪悪な魔物じゃないのか…?」
戦士「悪くねー魔物なんているのかよ?おい!そこのスライム!」
スライム「きえさりそうは持ってるかい?」
戦士「あ?なんだそりゃ?」
盗賊「いや、つーか喋ったぞコイツ…」
スライム「なーんだ、持ってないのか」
商人「その、きえさりそうを持っていたら…?」
スライム「だったらエジンベアのお城に行きなよ」
勇者「エジンベア?聞いたことねーな。だがまあ、この村だって知らなかったんだ、知らない町位あるだろうが、モンスターの言う事が信用出来るのか…」
258
:
ーーランシール西海上
:2019/02/10(日) 17:47:49 ID:kq7/KES2
戦士「で、海に出たは良いがよ、エジンベアの場所分かるのかよ?」
盗賊「そりゃお前、盗賊のカンってやつだろ」
戦士「盗賊の?全然盗めてねー盗賊のか?」
盗賊「お前それは関係…関係ないだろ…」
勇者「途中トーンが下がったけど大丈夫なのかよ…」
商人「で、でもほら盗賊さんにはタカのめがありますから!あれを使えば未発見の町なんかが見つかるかも…」
盗賊「ああ、当然だぜ。あと昨日シャーマンが呼び出したくさったしたいからぬののふく盗んでるからな!盗めてない訳じゃないからな!」
戦士「ぬののふくってお前…」
盗賊「うるせえ!ほら、俺のタカのめによると、南東方向に何かあるぜ!」
勇者「そりゃランシールだろ…」
盗賊「そ、そうだな…じゃあもう少し進んで…ほら、あっちの方向に…」
商人「あ、本当だ!あっちに…」
だいおうイカがあらわれた!
戦士「おお、モンスターを発見したのか!やるな盗賊!」
盗賊「お、おお、そうだろ…?」
259
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/02/10(日) 17:56:14 ID:kq7/KES2
勇者「でかいしタフだし驚いたが、思ったほど苦戦しなかったな」
商人「勇者さんのラリホーがよく効きましたね!」
戦士「寝ちまえば楽勝だな!すげーな眠らせる魔法よお!」
勇者「ここまで役に立ったのは初めてだがな…それより、そろそろどこかに着いても良さそうだが…」
盗賊「ああ、南東だ。南東方面に何かあるぜ」
戦士「あ〜?またランシールじゃねーのか?」
商人「あれから僕らもかなり南西に進みましたし…そろそろ別の物が見えてきても…はっくしょん!」
勇者「寒くなってきたな。そうか、この辺りは南の方が寒いのか…」
戦士「へえ、南に行けば行くほど暖かいんじゃねーんだな…お?なんか見えてきたぜ!」
盗賊「氷のでかい塊…いや、凍りついた大陸、なのか!?なんだこりゃ…」
戦士「あ、あれの上乗っかれるのか?割れたりしねーのか?」
勇者「分からねー…が、見てみろよ。あそこに…」
商人「あれって…ほこら、ですか?何か建物があります…!」
盗賊「建物が乗ってられるなら、人が乗っても大丈夫だろ。とりあえず上陸してみようぜ」
勇者「ああ。しかし氷の大陸か…世の中には想像を越えた場所があるんだな…」
260
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/02/10(日) 19:42:44 ID:p73c1TBM
乙
地図ないと鷹の目超使えるな
261
:
sage
:2019/02/10(日) 22:26:54 ID:8HNw8P.A
運よく手に入ればいいけど
道具買えないのにきえさりそうGETするのきつくないか
262
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/02/11(月) 02:51:11 ID:JB0qHlmI
これはいよいよ盗賊の手腕が問われる正念場
…とか言いつつ商人があっさり掘り出したりしてなw
263
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/02/17(日) 17:20:05 ID:Lp0M2siw
戦士「おお、乗れる!この氷乗れるぞ!」
商人「戦士さん、あんまりはしゃぐと滑って転びますよ!」
勇者「どこでもはしゃぐなあいつは…しかし寒いなここは」
盗賊「氷の上だからな、どうしたって冷えるだろ」
戦士「おーし、じゃああのほこら行ってみようぜ!」
勇者「バカ、新しい場所行くなら明日だろ。とはいえ‼️今日の宿はどうするか…」
盗賊「とりあえず北に行けばでかい大陸があるんだし、真北に進めば何処かに着くだろ」
戦士「おっしゃ、そうと決まれば船に戻ろうぜーーよーし、出航!」
商人「うーん、でも何か嫌な予感が…バハラタから南に行ってランシール、そこから西に向かってこの氷の大陸っていう事は、北に向かうと…」
戦士「お、何か見えてきたぜ!前に見たことある…テドンか?」
盗賊「テ、テドンか…まあスリルがあって良いじゃないか…」
勇者「………もう夜も遅いし、仕方ねーな。またあの村に行くことになるとはな…」
264
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/02/22(金) 08:40:34 ID:Rddj4Ixc
はよ
265
:
ーー夜、テドンの村
:2019/02/26(火) 17:50:16 ID:5FHJjHw2
勇者「…やっぱり夜は賑やか、なんだな…」
戦士「そうは言ってもよー、滅んでボロボロじゃねーか村が!こいつらは幽霊だしよー!」
盗賊「おい、声がでけえよ!村の連中に聞こえるだろうが!」シッ
老人「おい、そこのでかいの。今何と言った?この村が滅んでいるじゃと?じゃあこのわしらはなんなんじゃ!」
盗賊「ちっ、言わんこっちゃねえ…」
商人「い、いえ違うんです!ちょっと勘違いしただけで、滅んだという訳じゃ…」
老人「そうじゃろう。わしらが魔王なぞに滅ぼされるものか!」
盗賊「あ、ああ、そうだよ、な…」
勇者「…ちっ。さっさと宿に行くぞ」
戦士「宿ったってよお、ボロ…」
商人「や、安くて良いですよねここの宿!」
盗賊「ああ、そうだな!…おい、少し黙ってろ!」ドスッ
戦士「ってえ!なんだよくそ〜」
勇者「なんだよじゃねーだろ…ま、気が滅入るのは確かだが、休めないよりはマシだろ…」
商人「ええ、そうですね。気が休まるかはまた別ですが…」
266
:
ー56日目、テドンの村
:2019/02/26(火) 18:00:58 ID:5FHJjHw2
戦士「つーかここ朝飯出ねーじゃねーかよ!腹減ったぜー!」ギャーギャー
商人「むしろこの村の状況で良くそんな感想が出ますね…何回見てもこの状況は…」
使者「話には聞いていたけど、確かに気が滅入るわね」
盗賊「うおーびっくりした!幽霊じゃないっすよね?」
使者「何言ってるの、ちゃんと足があるでしょう?」
勇者「ここルーラで来れないのにどうやって来たんだこの人は…」
商人「えっと、使者さんは今回はどんなご用件で…」
使者「貴方達ランシールで聞いたわよね?エジンベアのお城ではきえさりそうが必要だって。あれ、買うか魔物が落とすかしないといけないのだけれどーー」
盗賊「て事は、俺らの、いや俺の出番って訳だ」
商人「ぼ、僕も頑張りますよ!」
使者「最初は買っても良いんじゃないかと思ってたのだけれど…どうやら期待されてるみたいなのよ。だからーー二人とも、頑張るのよ。幸い、この辺りにきえさりそうを落とす魔物がいるらしいから…」
盗賊「まっかせて下さい!やってやりますよ俺は!」
勇者「よし、商人頼んだぞ」
戦士「お前なら出来るぜ商人ー!」
盗賊「おいぃ!俺だろうがよ!俺に期待しろよ!」
267
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/02/27(水) 01:47:08 ID:vVA0mTZ2
久しぶりの使者
買っちゃったら縛りの意味ないじゃん(非情)
268
:
ーーテドン郊外
:2019/02/27(水) 20:11:51 ID:zbf3Noy2
勇者「確か『私と良く似たモンスターがきえさりそうを持ってる』ってあの人は言ってたが…」
ーーまじょがあらわれた!ゴートドンがあらわれた!
戦士「お、いたじゃねーか似たようなモンスター!」
盗賊「はあ!?全然似てねえだろこんな婆さん!」
商人「ぼ、帽子とか…格好は似てるんじゃないかと…」
まじょのこうげき!ゴートドンのこうげき!まじょのこうげき!
盗賊「っとと!なんだ知らないが呪文を使ってこないな、そらっ!」ピシャシャッ
戦士「こっちの動物の攻撃はいてえ!うらぁー!」ザクッ
勇者「とどめだ、らあっ!」ゴッ
ーーまもののむれをやっつけた!
商人「よし、倒せました。きえさりそうはーー」
盗賊「おおーっ!見つけたぜ!」ヒャッホー
勇者「なっ!?きえさりそうか!?」
盗賊「ほら見ろよ、ちからのたねだ!こいつはレアだぜ!」
商人「盗賊さん…」
269
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/02/27(水) 20:24:15 ID:zbf3Noy2
戦士「おい、見つからないうちに夕方になっちまったぞ!」
勇者「ちっ、今日は次の場所に行かなきゃならねーからここまでだな。つーかこれからまだ冒険が続くのに消耗しすぎたぜ…」
商人「きえさりそうが見つけられなかったから後ろ髪を引かれますね。そう簡単ではないと思ってましたけど…」
盗賊「まあでも、きえさりそうは後回しでも構わないんだよな?そもそもエジンベアがまだ見つかってないしな」
勇者「ここじゃ確率も高くないってあの人が言ってたしな…」
商人「でも、あの鎧のモンスターも結構良い鎧を落とすらしいですから、ここで探すのもアリだとは思いますけど…」
勇者「確かにな。俺らは必ず魔王を倒す。だが、どうのつるぎとたびびとのふくで倒せるとは思えねえからな」
盗賊「けど装備だってここより良いものが他所にあるかもしれないし、ここにこだわる必要はないだろ。じゃあどこが良いかと言われても分からないがさ」
戦士「ごちゃごちゃ言ってねーで早くあの氷の大陸に行こうぜ!明日になっちうぞ!」
勇者「ああ、とりあえず行くぞ。まずは目下の目標に向かわないとな」
商人「はい!…ああ、あの大陸でもあなほりしたいけど、ここに戻ってからじゃないとダメかなだよなあ…」
盗賊「お前、真面目ってよりあなほり中毒だよな…」
270
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/02/28(木) 00:40:48 ID:kLgRTrMM
乙
盗賊と違って商人はソコソコ引きが良いからね
あなほり中毒でも許されるよね
271
:
ーーレイアムランド
:2019/03/09(土) 19:40:40 ID:NJfubVUs
盗賊「おい、誰の引きが悪いって?」
戦士「そうだぞ!引きが悪いんじゃねー、実力がねーんだ!」
盗賊「ちげえよ!だから俺は…」
勇者「俺はこれからだ!…か?」
盗賊「ぐっ…と、とにかくきえさりそうこそは俺が手に入れてみせるからな!」
商人「えっ…と、ぼ、僕も頑張ります…」
勇者「んな事より、いよいよこの氷の大陸に来たぜ。さて、あのほこらには何があるのか…」
戦士「こんなさみー所に誰か住んでんのか?」
盗賊「どうだろうな…仮に住んでるとして、普通のやつじゃなさそうだがな」
商人「ふ、普通じゃないって…」
勇者「正に鬼が出るか蛇が出るか、って訳だ。お前ら、準備出来てるな?」
盗賊「ああ、どんなスリルが待ってるか、楽しみだぜ」
戦士「魔物は俺に任せろー!行くぜー!」ウオー
272
:
ーーレイアムランドのほこら
:2019/03/09(土) 19:52:00 ID:NJfubVUs
勇者「外よりはマシだが、中も冷えるな…」
商人「そうですね、こんな所に何が…え?誰かいる…エルフ?」
巫女A「私たちは」
巫女B「私たちは」
戦士「うおっ!?双子か?そっくりだなおめーら!」
盗賊「しっ!静かにしろよ!」
巫女A「卵を守っています」
巫女B「卵を守っています」
勇者「卵…?後ろのでかいやつか」
巫女A「世界中に散らばる6つのオーブを金の台座に捧げた時…」
巫女B「伝説の不死鳥、ラーミアは甦りましょう」
商人「ラーミア…伝説の…!こ、これって…!」
盗賊「今の話とポルトガの灯台で聞いた話を合わせると…伝説の不死鳥で世界中を旅出来るって事か!すげえな、それなら魔王の城にだって行けるだろ!」
戦士「おおーっ!すげー!じゃあオーブ集めるっきゃねーな!」
勇者「ああ、だが肝心のオーブに関する情報がまるでねえからな…もっと世界中を回って歩けって事だな。やってやろうじゃねーか!」
273
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/03/10(日) 10:28:44 ID:h5EG6FUs
乙!
274
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/03/15(金) 22:27:31 ID:1Worm64U
最近更新少なくてさみC
275
:
ーーレイアムランド沖北部
:2019/03/15(金) 23:34:21 ID:8L9ZQHfM
勇者「ーー黄昏を歩みし者共よ、睡魔の囁きに時を捧げよ!ラリホー!」パラララ
だいおうイカをねむらせた!だいおうイカをねむらせた!
戦士「流石だな勇者ー!俺はカニを倒すぜー!」ガッ
ガニラスをたおした!
商人「よし、残りのイカを…それ!」ゴッ
盗賊「うらぁー!」ピシャシャッ
ーーまもののむれをやっつけた!
商人「ふう、ラリホーが効くと楽ですね!」
勇者「ああ、ただもう魔力が…」
ーーテンタクルスがあらわれた!
盗賊「…っ!こいつは…!」
戦士「おお!?緑のイカか、よっしゃやってやる…」
勇者「逃げだ!逃げるぞ!」ダカダカダカ…
商人「…追って来ませんでしたね、良かった…」ホッ
276
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/03/15(金) 23:42:55 ID:8L9ZQHfM
戦士「なんだよー、戦わねーのかよー」ブーブー
盗賊「ありゃあどう見てもヤバイだろ…逃げるだけで結構なスリルだったぜ」
勇者「さっきも言ったが、魔力もほぼカラだしな。しかも夜になっちまってる…お前ら、ここからは覚悟しろよ」
商人「は、はい…ああ、テドン岬が見えてきましたね」
盗賊「今晩もまたあの陰気な村に泊まるのか…」
勇者「贅沢言ってられねーだろ…っと」
じごくのよろいがあらわれた!シャーマンがあらわれた!
商人「で、出ました!でも1体ずつなら…」
戦士「おお、ぶったおしてやるぜー!」ザンッ
勇者「おらあっ!」ガッ
シャーマンのこうげき!じごくのよろいのこうげき!
盗賊「くっそ、キツいな…だがまだだ、おらあっ!」ピシャシャッ
ーーまもののむれをやっつけた!
277
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/03/15(金) 23:47:31 ID:8L9ZQHfM
商人「なんとか勝てた…皆さん、やくそうを使って…」
勇者「節約してーが仕方ねーな。よし、あと一息…」
ーーじごくのよろいがあらわれた!シャーマンがあらわれた!
盗賊「へっ!今度は2体ずつかよ!スリルあるじゃねえか。行くぜー!」
戦士「おおー!おらおらあっ!」ガンッ
商人「よーし、戦士さんに続いて…」
シャーマンのこうげき!じごくのよろいのこうげき!
盗賊「ぐあっ!?くそ、ヤバくなってきたぜ…」
勇者「踏ん張れよ盗賊!もう少しで…」
じごくのよろいのこうげき!盗賊はしんでしまった!
戦士「おい!盗賊っ!?」
勇者「ちっ、ダメだ…逃げるぞ!」ダカダカダカ…
278
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/03/16(土) 01:34:33 ID:b/4vuDWQ
退くか進むか見極めが難しいな
279
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/03/17(日) 23:48:36 ID:MMcXdO5Y
おつおつ
280
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/03/23(土) 19:17:25 ID:yXHG7oKg
戦士「やべえ、俺ももう…」フラフラ
商人「も、もう少しですよ戦士さん、しっかり!もう少しでテドンに…」
ーーゴートドンがあらわれた!
勇者「くっ、4匹…!もう戦えねー、逃げだ!」ダカダカダカ…
しかし まわりこまれてしまった!
ゴートドンのこうげき!ゴートドンのこうげき!
勇者「がはっ…!」クラッ
商人「ううっ、戦士さんに攻撃が来なかったのは良いけど、僕も勇者さんももう…このままじゃ全滅…」
勇者「諦めんな!逃げるぞー!」
戦士「うおおー!死んでたまるかよー!」ダカダカダカ…
281
:
ーー夜、テドンの村
:2019/03/23(土) 19:27:21 ID:yXHG7oKg
戦士「…ここどこだ?地獄か…?」
勇者「まあ…あながち間違いでもねーかな」
商人「な、なんとか生き延びれましたね…盗賊さんを教会に連れていかないと…」
戦士「地獄の教会でもちゃんと生き返るのかー?」
神父「おお神よ!忠実なる神の僕、盗賊の御霊を呼び戻したまえ!」テーテーテーテーテーーテーーテーー
盗賊「ん…ここどこだ?ああ、地獄か…」
商人「ふふっ、盗賊さん、戦士さんと同じこと言ってますよ」
盗賊「なにいっ!?おい神父さんよ、頭打ったの治ってないんじゃねえか?」
戦士「おいぃ!どういう意味だよ!?」
勇者「うるせーなお前ら…」
商人「はは…じゃあ宿に行きましょう」
戦士「宿かー、朝飯出ねーんだよなあここ」
盗賊「確かに、アッサラーム辺りが良いよなあ」
勇者「アッサラームはともかく、今後の計画を見直さねーとな。いつまでもここで足踏みしてらんねえ。が…それは明日だ。今日はもう寝るぞ」
商人「ええ、疲れました…おやすみなさい…」
282
:
ーー57日目、テドンの村
:2019/03/23(土) 19:40:26 ID:yXHG7oKg
盗賊「ふう…またこの陰気な朝だ…」
戦士「よっしゃー!じゃあぬののふくを投げ捨てるぜー!」ポーイ
商人「元気ですね戦士さん…僕は昨日あなほりし忘れましたよ…」
勇者「帰りはドタバタしちまったからな…で、今日だが…正直今の俺らじゃ実力不足も甚だしい」
盗賊「てえと、また修行パートか?今度はどこでだ?今更人さらいのアジトでもないだろ」
勇者「それなんだが…ダーマの北に塔があったよな?あそこはどうだ?最初に行った時は魔物が強すぎたが、今ならいくらか戦えると思う」
戦士「あー、あったなそんなとこ!」
勇者「で、あそこで修行しつつダーマ周辺の未到達地を探す。ただまあ、あまり長い間修行もしたくねーが…」
盗賊「せっかく船があるし、オーブっていう目標も出来たからな。あちこち動き回りたい所だよな」
勇者「あんまりのんびりしてたらまた…テドンみたいな場所が出てくるかもしれねー。修行は最低限にして、早めにオーブ探しに取りかかりたい」
商人「そうですね、こんな村がこれ以上増えるのは…」
戦士「よっしゃー!じゃあ魔物退治だな?俺は大歓迎だぜー!」
盗賊「ま、こんな村に長々いるよりは良いな。きえさりそうを見つけられなかったのは心残りだが…」
勇者「それも、この先見つけられるかもしれねーからな。よし、じゃあまずはダーマ北の塔に行くぜ」
商人「はい!頑張りましょう!」
283
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/03/24(日) 00:07:08 ID:GOa7FQsg
戦士「捨てたのはぬののふくじゃなくてひのきのぼうだったぜ!詫びて訂正するぜー!」
盗賊「言わなきゃ誰にもバレないだろ…んな事より、テドンで見逃してた情報があったよな」
商人「ええ、どうやらオーブがテドンにあったみたいなんです」
勇者「牢獄にいた囚人が持ってたみたいだな。オーブなんてモノを牢屋に持ち込めるのか…?」
商人「さあ…それに、そもそも今はあそこにないんですよね…」
戦士「夜に行けば良いんじゃねーのか?」
盗賊「またあの村に行くのか…てか、牢屋番がいる前で堂々と物品の受け渡しなんて出来ないんじゃないか?」
勇者「となると…牢屋の鍵を開けてこっそりと、って所か」
商人「鍵を開けた時点でこっそりじゃない気もしますが…あっ!お金を掘り当てました!10818
ゴールド!」
戦士「おお、すげーな!」
盗賊「ああ凄いな。凄いけど…なあ?」
勇者「ちょっと虚しくはあるな…」
商人「ええ、僕も…」
284
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/03/24(日) 01:45:12 ID:Kd7KoKr.
乙
せっかく掘り当てても使えないんじゃな
285
:
ーー夜、ガルナの塔
:2019/03/28(木) 19:39:35 ID:WpP4OpC2
勇者「ちっ、夜になっちまったな」
商人「仕方ないですよ、明日行くべき場所をあらかじめ探してからこの塔に来たわけですから…」
盗賊「以外と慎重だよな、勇者は。もっとスリルを味わうべきだと思うぜ」
戦士「でもすげーよな!ダーマからちょっと歩いただけでほこらと、海の向こうには村っぽいのと洞窟まで見えたぜ!しばらく行く場所には困らねーな!」
勇者「まあな、しばらく経験値稼ぎは出来る…が、さっきも言ったがあまり長々とここに籠るつもりはねーぜ」
盗賊「ま、今やここのモンスターも然程の脅威じゃなくなってるからな。物足りなさはあるな」
商人「そうでしょうか、ここのモンスターも結構強いような…」
勇者「テドン辺りと比べりゃあ、まあそうかもな」
戦士「しっかしよお、ここのモンスター倒すより海で貝とかクラゲ倒した方が良くねーか?ちょっともの足りねーぞ経験値がよお!」
商人「でも、海は滅多に魔物に会えませんからね…すぐに一日が終わってしまいますよ」
盗賊「とりあえず2階に行ってみようぜ。物足りなさもある程度解消されるかもな」
勇者「そうだな、行ってみるか」
戦士「おー!なんでもかかってこいやあ!」
286
:
ーーガルナの塔、2F
:2019/03/28(木) 19:51:42 ID:WpP4OpC2
ーースカイドラゴンはほのおをはいた!スカイドラゴンはほのおをはいた!
商人「うわー!?熱い熱い!」
戦士「くっそ…!死ねこのヘビやろー!」ガッ
スカイドラゴンのこうげき!
勇者「くそ、なんなんだこいつは!2階に上がっただけでこんな…」
盗賊「うおお、食らえやあ!」ピシャ
ーーまもののむれをやっつけた!
商人「はあ〜…めちゃくちゃ強かったですね…」
盗賊「へっ、ちょうど良いスリルじゃないか」
勇者「火傷だらけの面で何言ってんだよ…ホイミ!」パアア…
戦士「すげーよな!初めて見たぜドラゴン!」
商人「ええ、びっくりしちゃいましたよ…」
盗賊「よし、あいつ相手なら経験値もスリルも上々じゃないか。ここで一稼ぎといこうぜ」
勇者「アホか!今の戦いの傷を回復するだけでホイミ10回以上使ったんだよ!もう魔力切れだ!」
商人「明らかに僕らにはまだ早かったですね…沢山の経験値が欲しければ敵も当然強くなる、当たり前ですけどなかなか都合良くいかないですね…」
287
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/03/29(金) 17:59:00 ID:F4u9SSGs
乙
塔なら稼げるんだけど、まだ早いかー
288
:
今日は…
:2019/04/01(月) 11:04:43 ID:Qgy1pkZg
使者「ふふ、何故貴方達がそんな縛りをしているのか分かる?私が王様に進言したのよ、大魔王様の側近である私がね」
勇者「な、何だってー!?」
使者「バラモスなどに世界はもったいないわ。この世界は私がいただくの、ふふふ…」
商人「し、使者ちゃんがぶっちゃけたー!あとあたし女の子になっちゃった!」
盗賊「何だって!?そのままで良いぞ!」
商人「あと新元号は商人です!」
戦士「うおー!マーくん日本復帰!24勝0敗2セーブ!」
盗賊「増えるのそこかよ!」
猫「ついに全キャットフライを支配下に置いたのにゃー!」ニャオー
盗賊「ねこにくたべほーだいだな!」
ノレ「私の出番ももうすぐですね〜ふふふふふ〜…」
ーー58日目、ダーマの宿屋
勇者「…ひどい夢を見た…」
盗賊「お、起きたな。今日何月何日だっけなあ?」
商人「普通に続き書きましょうよ…」
289
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/04/01(月) 14:57:48 ID:GKENcRJI
ワロタ
290
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/04/02(火) 01:07:23 ID:A9U0fjIc
オールキャストで全力おふざけしても良いのよ
291
:
ーーダーマ南東
:2019/04/06(土) 22:08:36 ID:OjFmVOqA
戦士「うおおりゃー!」ザンッ
ーーげんじゅつしたちをやっつけた!
勇者「この辺の敵は楽に勝てるようになったな」
盗賊「そうだな、っと。ほれ、どくがのこな盗んだぜ」
商人「おお、やりましたね!」
戦士「んなのは良いからよー、武器とか防具くれよ!」
盗賊「ああ!?持ってない奴からは盗めねえよ!」
商人「ま、まあまあ、どくがのこなもいつかきっと役に立ちますから…」
戦士「ホントか〜?で、今日はどこ行くんだった?」
勇者「この先にあるほこらだよ。そこに行ってから、また昨日と同じようにあの塔に…」
盗賊「お、そうこうしてる間に見えてきたぜ、ほこら…いや、何の建物だろうな?」
商人「うーん…でも行けば分かりますよ、もうすぐですし」
勇者「そうだな。さて、何が出るか…」
戦士「魔物でも何でも出てこーい!」
商人「いやあ、ほこらで魔物は遠慮したいなあ…」
292
:
ーー旅人の宿屋
:2019/04/06(土) 22:20:13 ID:OjFmVOqA
盗賊「ここは…宿屋か。ほこらみたいな宿屋、前にもあったなあ」
勇者「オリビアの岬だったか?あそこほど不便じゃ無さそうだが…」
商人「ダーマへ向かう旅人が利用する宿屋でしょうか?あ、誰かいますね、すみません…」
宿泊客「私は日出る国から来たもの」
戦士「あ?どこからだって?変わった服装だなおい!」
盗賊「日出る…東からって事か?確かに、今まで60日近く旅してきたが、見たことない服装だな」
宿泊客「私の国ではやまたのおろちという怪物が皆を苦しめておりまする」
商人「怪物が国を!?そんな…勇者さん」
勇者「ああ、聞捨てならねえな」
盗賊「勇者様一行の出番って訳だな。ま、国を苦しめてるような怪物だ、今の俺達でどうこう出来るかは分からないが…」
戦士「なんでもいいからぶっとばしに行こうぜ!」
勇者「だからすぐって訳にいかねーだろ、出来るだけ早くは行きたいがな。しかし魔物に苦しめられてる国か…テドンの例もあるし、そういう所はまだまだあるんだろうな…」
293
:
ーーダーマ北部
:2019/04/07(日) 00:04:47 ID:99aaTS3A
商人「暗くなってきましたけど、そろそろあの塔に着きますね…あっ」
ーーキャットバットがあらわれた!
勇者「人さらいのアジトにいたやつだな?夜だから外に出てきたのか…おらっ!」ガッ
盗賊「そらそらそらー!」ピシャシャッ
戦士「うおおー!行くぜおらあー!」ザクッ
ーーキャットバットたちをやっつけた!
勇者「おし、いい感じだ…ん?あれは…」
商人「宝箱ですよ!開けてみましょう…ああ!これは!」
戦士「おおー!ぬいぐるみじゃねーか!2つめだぞ!?」
盗賊「へっ、盗んで手に入れたんじゃないのが気に入らないが、こいつは助かったな」
勇者「よし、じゃあ商人着てくれ」
商人「良いんですか?勇者さんは…」
勇者「俺は一番後ろにいるから平気だ。それに勇者が着ぐるみ姿ってのもな…」
戦士「ははー!確かにカッコ悪いよな!」
盗賊「お前…鏡見てから言えよな…」
294
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/04/07(日) 01:30:47 ID:SxB.2Qlg
ぬいぐるみ二つ目は凄いな
295
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/04/09(火) 13:05:06 ID:DXnzqWgs
あなほり連打以外でぬいぐるみ見つけたことないや
すごいなー
296
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/04/14(日) 19:47:51 ID:Fx.QiYi2
商人「よーし、これなら多少の攻撃は…」
ベビーサタンがあらわれた!スカイドラゴンがあらわれた!
盗賊「げ、あいつは…」
スカイドラゴンはほのおをはいた!
商人「あっつい!防御力上げても炎は熱いです!」
勇者「そして小さいがあれは悪魔か!?どんな攻撃を…」
ベビーサタンはザラキをとなえた!
戦士「うおお!?確かすげーやべー魔法じゃ…」
MPがたりない!
商人「な、なんでしょう?何も起こらない…まあいいや、それっ!」ガッ
ベビーサタンはイオナズンをとなえた!MPがたりない!ベビーサタンはイオナズンをとなえた!MPがたりない!
盗賊「まあ、スリルはあったぜ…そらぁっ!!」ピシャシャッ
ーーまもののむれをやっつけた!
勇者「悪魔の方は大したことなかったな。ドラゴンは相変わらず辛いが…」
商人「さっきの猫と同じで夜だから塔の外に出てきたんでしょうか?油断ならないですね…」
297
:
ーーガルナの塔、1F
:2019/04/14(日) 19:59:49 ID:Fx.QiYi2
戦士「おおらあー!くたばれー!」ザクッ
ーーまもののむれをやっつけた!
勇者レベル22「よし、レベルアップしたぜ」
商人「ここでのレベル上げの効率はどうなのかと思いましたけど、良かったですね!」
戦士「さっき商人が拾ったかしこさのたねの効果はあったか?」
勇者「ああ、1レベルでホイミ3発分は上がったぜ」
盗賊「そりゃ良いな。俺はどくがのこな2つめを盗ったし、商人はかしこさのたね、宝箱からぬいぐるみ。アイテムの方も上々の成果だな!」
勇者「ああ、全部有用だ。今日は良い1日だったな」
商人「僕らも明日レベルが上がると良いですね」
戦士「だな!よっしゃー!帰って飯だ飯だ!」
盗賊「ま、ダーマの飯は質素だけどな」
勇者「朝飯あるだけ良いだろ。よし、帰るぞ。結構歩いて疲れたからな…」
298
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/04/16(火) 05:51:36 ID:i1cbgqoE
そんな…盗賊がちゃんとアイテム盗んでいるなんて…
299
:
ーー59日目、ダーマ北部
:2019/04/21(日) 19:59:41 ID:0lvFMjf2
盗賊「おい、ふざけるなよ。今だってまた俺はどくがのこな盗んだんだからな!」
商人レベル24「誰に言ってるんですか…あ、僕はレベル上がりましたよ!」
戦士「もう24か、すげーな!」
勇者「商人は上がりやすいからな。今日は商人と、あと盗賊のレベルを上げたいとこだな。戦士はちょっと厳しいかもしれねー」
戦士「ああ!?上げてみせるぜ俺はよ!」
盗賊「いや、気合いでレベル上がったら苦労はないだろ」
商人「遭遇するモンスターとの兼ね合いもありますからね」
勇者「とりあえずこのまま塔に行くぞ。昨日みたいにアイテムも手に入れば文句なしだが…」
商人「かしこさのたねとかもっと欲しいですよね」
盗賊「ふっ、任せときな。盗み絶好調のこの俺が…」
勇者「という訳で商人、頼んだぞ」
戦士「期待してるぜ商人ー!」
盗賊「おいぃ!」
商人「いつもの流れですね…」
300
:
ーーガルナの塔、1F
:2019/04/21(日) 20:10:23 ID:0lvFMjf2
戦士「おおりゃあー!」ザンッ
まもののむれをやっつけた!
盗賊レベル23「おっし!俺もレベルアップだぜ!」
勇者「よし、予定通りだ。思ったより早かったかもな」
商人「順調ですね。このまま戦士さんのレベルも…」
戦士「おお、上がるぜー!」
盗賊「そう上手くはいかんだろ、ここの魔物と戦ってると結構体力削られるしなあ」
勇者「あの羊だかヤギだかのギラが邪魔だな」
商人「あの不気味な鳥のモンスターも攻撃が執拗ですよね。僕はぬいぐるみのおかげでいくらか楽になりましたけど…」
勇者「その割に経験値はイマイチ物足りねーよな。かといって2階に上がるわけにもいかねーときた」
盗賊「2階に行けばあのドラゴンが出てくるからなあ。まあ、さっき試しに3階までちょっと上がった時には会わなかったが」
戦士「俺は見てーけどなドラゴン!」
商人「いやあ、僕はもう少し強くなってからが良いですね…でも、上り下りしたおかげでアイテムは掘り当てましたよ。まんげつそうといのちのきのみですけれど…」
勇者「まあ、まんげつそうはともかくいのちのきのみはいつか役に立つだろ。よし、じゃあ引き続き魔物退治するぞ。俺の魔力が無くなるまでな」
戦士「っしゃー!倒しまくるぜー!」
301
:
ーーガルナの塔北部
:2019/04/21(日) 20:19:18 ID:0lvFMjf2
勇者「さて、魔力も少なくなってきたし、そろそろ帰る頃合いだな」
商人「その前に…この塔の北にある湖の周りなら、何か珍しい物が出てくるかも…」
盗賊「ああ、こういう地域の境目に近い所だと別の地域の物を掘り当てられたりするかもしれないって話だよな」
戦士「そうなのか?すげーな!」
勇者「いや、そう簡単にはいかねーだろ…」
商人「そうですね、そんな上手い話はなかったですが…まだ持ってない防具が出てきましたよ!」
戦士「おお!盾だよなそれ!」
商人「ええ、かわのたて…一番安物の盾ですけど、僕らはまだ盾を持ってませんから…」
勇者「少しとはいえ、今まで0だったんだから確実に戦力アップだな。よし、戦力が装備してくれ。もし次が手に入れば、そのときは俺が貰う」
戦士「おー!守備力アップだぜー!」
盗賊「…しかし、俺ら今まで1つも盾持ってなかったんだな…」
商人「ええ、凄いですよね、ある意味…」
302
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/04/22(月) 01:11:21 ID:ISDa7hr2
やはり真の有能は商人だった
303
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/04/23(火) 15:00:39 ID:ycjpRD/.
遡ってみたら盗賊が盗んでるのはアイテムが多くて、有用な装備品はあなほりか宝箱ばっかなんやね
がんばれ盗賊!
304
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/04/28(日) 17:50:57 ID:RCXJzBBU
勇者「よし、じゃあそろそろダーマに…」
ーーキラーエイプがあらわれた!げんじゅつしがあらわれた!メタルスライムがあらわれた!
戦士「うおお!?銀色がいるぜー!」
盗賊「よーし、じゃあ俺は猿にどくがのこなを使うぜ!」バサバサ…
キラーエイプはこんらんした。
商人「僕と勇者さんはメタルを…それっ!」ガギン!
戦士「俺はマヌーサ野郎を倒すぜー!」ザクッ
キラーエイプのこうげき!ミス!
勇者「くそ、ミスるなよ!そらっ!」ガンッ
盗賊「ほら、もう一回行け猿!」
キラーエイプのこうげき!メタルスライムをやっつけた!
戦士「うおおおお!やったぜー!」
商人「やりましたね、それにしてもあのメタルを倒すと凄い充実感だなあ…」フウ…
305
:
ーー夜、ダーマ神殿宿屋
:2019/04/28(日) 18:03:33 ID:RCXJzBBU
盗賊レベル23「今日はなかなか良かったなあ。全員レベル上がっただろ」
商人レベル24「あの後更にメタルを2匹も倒せたのが大きかったですね!」
勇者レベル23「おかげでベギラマも覚えたぜ。どくがのこな様様だな」
盗賊「だろ?だから役に立つって言ったじゃないか」ドヤッ
戦士レベル23「しっかしよう、メタル倒せばレベル上がるなら、もっとメタル出る所で魔物退治すれば良いんじゃねーの?」
商人「そんな所って…あ!テドンの北にあった教会の周辺とか…」
勇者「そんな所あったな。でもあそこはホイミスライムと一緒に出てきただろ?回復がウザい上にホイミスライムは呪文が効きづらいからな…」
商人「そうか、どくがのこなも効かない、あるいは効きづらい可能性が高いですね」
盗賊「それに、どくがのこなにも限りがあるからな。少しでも手に入る可能性のあるここの方が結局は効率が良さそうだと思うぜ」
戦士「そっかー、しょうがねーな」
勇者「まあ、メタルは塔の1階には出ないようだし、塔の中より外をメインにするのはありかもしれねえな。もう少し魔力に余裕があるうちに塔を出るとかな」
商人「ああ、それはよさそうですね」
勇者「いずれにせよ、あまり魔物退治に時間掛けたくねーからな。今後も上手くメタルが倒せれば良いが…」
306
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/04/28(日) 21:11:34 ID:U/NgOu9c
乙!
307
:
令和もよろしくですよ
:2019/05/04(土) 21:06:09 ID:LQZbxyJM
ーー60日目、旅人の宿屋南沖
勇者「よし、見えてきたぜ。あそこが日出づる国だ」
盗賊「とても都会には見えないよなあ、あまり期待出来なさそうだな」
商人「何の期待ですか…あ!モンスターが!」
ーーヘルコンドルがあらわれた!
戦士「海で良く会うでけー鳥だな!おらっ!」ガッ
ヘルコンドルはバシルーラをとなえた!
商人「うわっ!…だ、大丈夫、効かなかったみたいです!」
勇者「脅かしやがって!そらあっ!!」ゴッ
ヘルコンドルたちをやっつけた!
盗賊「おし、一丁上がり!…ん?見てみろよ、宝箱持ってやがったぜ!」
商人「開けてみましょう…おお!みかわしのふくですよ!やった!」
勇者「みかわしのふく…これで俺もたびびとのふくが脱げるのか…」ジーン
戦士「勇者!良かったなー!アリアハンからずっと同じ服着てたもんな!」
商人「長かったですね…でもこれで全員鎧は新調できましたね。全部鎧とは言い難いですが…」
308
:
ーージパング
:2019/05/04(土) 21:14:57 ID:LQZbxyJM
村人「これはこれは!ジパングにようこそおいでなさいました!」
戦士「ジパング!?どっかで聞いた黄金の国って奴か!黄金どこだー!?」
商人「いや、どこにも見当たらないですね…」
盗賊「見当たらないどころか…なんだこのど田舎は!?店の1つもないぜ!」
勇者「これは…今まで旅してきたどの地域とも違う独特の国だな。建物も着てる服も何もかも違う」
商人「と、とにかく色々探し回ってみましょう。オーブがあるかもしれませんし、それに…」
戦士「化け物がいるとかいう話だったよな?やまたのおろちって言ったか?」
盗賊「そんな名前だったな。だが、村を見る限りは化け物がここにいるって訳では無さそうだ。別に荒らされた様子もないしな」
勇者「だが、村人達の表情が暗いのは気になるな…よし、色々聞いて回るぞ」
商人「ええ、もしかすると魔王に関わってるかもしれませんからね…」
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