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【プレイ日記】勇者「縛りプレイさせられた」【DQ3】
1
:
お久しぶりですと言っておきます
:2018/09/03(月) 15:55:27 ID:2Mcj1gYY
ーーアリアハン城、謁見の間
王様「よくぞ来た、勇者オルテガの息子よ!」
いっぴきおおかみ勇者「…どうも」
王様「さて勇者よ、早速だがそなたには魔王を倒す旅に出てもらう…が!」
勇者「…が?」
大臣「今まで数多の勇者が大魔王を倒すために旅をしてきた。成功した者もあれば、道半ばで倒れた者もおる」
勇者「成功した…?成功したなら、もう俺は旅に出る必要が…」
王様「故にじゃ!ただ魔王を倒すだけでは面白くないからのう。そなたには縛りプレイをしてもらうことになったのじゃ!」
勇者「なったのじゃ!と言われてもな…」
大臣「まず、勇者殿に大事なアイテムを渡そう」スッ
たびびとのふくを手にいれた!こんぼうを手にいれた!こんぼうを手にいれた!ひのきのぼうを手にいれた!
勇者「…これが、大事なアイテム?」
王様「さよう。今回の縛りは…『誰かが死んだら装備品を投げ捨てる』じゃ!」クワッ
勇者「………はあ?」
2
:
やっぱりドラクエ3が好き
:2018/09/03(月) 16:05:54 ID:2Mcj1gYY
王様「ふむ、分からぬか?大臣、説明を」
大臣「はっ。では説明させてもらいます…とはいえ、王様が言った通りでな。勇者殿か仲間の誰かが死んだら、装備品を1つ、投げ捨ててもらう。つまり誰かが死ぬ度にパーティーの戦力は落ちて行くだろうな」
勇者「何故そんな…」
大臣「そして大事なことじゃが…買い物は禁止じゃ」
勇者「はあ?そんな…」
大臣「更に!ストーリーが進まなくなるような貴重品以外は宝箱のものを我が物とするのも禁止じゃ!」
王様「どうじゃ?過酷で面白そうじゃろう」ワクワク
勇者「失敗する気しかしねえな…」
王様「ただし!わしも鬼ではない、それ以外の入手方法なら私物化しても構わん!」
勇者「それ以外、っつーと…」
大臣「盗み、それからあなほりじゃな。ああ、モンスターが落としたアイテムは自分のものにしてよいぞ」
王様「これでお主もどのような者を仲間にすべきか分かったじゃろう、はっはっは!」
勇者「仲間なんて…俺は別に1人でも…」
???「いけないわ、仲間は大事よ。四人でパーティーを組みなさい、冒険に出るならね」
勇者「誰だ?」
3
:
今回はゆっくり更新するよ
:2018/09/03(月) 16:14:59 ID:2Mcj1gYY
使者「私?私は…そうね、王様の使者、とでも言うべきかしら?職業は魔法使いだけれどね」
勇者「魔法使い?まさかあんたを仲間にしろってのか?」
王様「そうではないぞ勇者よ、お主の仲間は皆男にしてもらう」
大臣「女子だけでキャッキャ言わせてれば人が付くとでも思ってそうな書き手に現実を見せてやらねばならぬのでな」
勇者「何の話だ…?」
使者「こちらの話よ。さて勇者殿、私がルイーダの酒場まで案内しましょう。着いてきて」
勇者「バカにするな、ルイーダの酒場くらい知ってる」
使者「他にも寄る所があるのよ、さ、行くわよ。王様、大臣、失礼します」ペコリ
王様「うむ、アドバイザーよろしくな」
使者「さ、行きましょう…ああ、そうだったわ。あの二人ーー王様と大臣は言わなかったでしょうけれども…」
勇者「なんだ?まだ何か…」
使者「16歳のお誕生日おめでとう、勇者殿」ニコッ
勇者「…あ、ああ」
使者「じゃあ行きましょう。さっきも言ったけど、少し寄り道するから、ちゃんと着いてくるのよーー」
4
:
※パラレルですよ、色々と
:2018/09/03(月) 16:26:16 ID:2Mcj1gYY
勇者「こうやって城の中歩き回るのは初めてだな…」
使者「お城の中なんて、来る機会ないでしょうからねーーここよ」
勇者「ここ?ただの倉庫じゃ…」
倉庫番「お?なんだお前、仕事は良いのか?」
使者「今まさに仕事中よ。ほら、この方が勇者殿よ」
勇者「…どうも」
倉庫番「勇者?って事はオルテガさんの息子さんか!俺は昔オルテガさんに世話になってな…そうか、オルテガさんの息子が旅立ちの歳か…」
勇者「親父に世話に…」
使者「そうよ。まあ、貴方のお父さんに世話になった人はこの国には沢山いるけれどもね。それで貴方に相談があるのだけれど…」
倉庫番「ふんふん…はあ?なんだその縛りは…」
使者「それが王の意向だから。それでね…」
倉庫番「ああ、分かった。この倉庫の物を、今すぐにとはいかないがーーそうだな、自力でこの倉庫に入れるようになったなら、それまで足袋が続けられているのなら…この倉庫の物を勇者殿に差し上げよう」
勇者「…良いんすか?」
倉庫番「構わねえよ、俺はそれだけオルテガ殿に世話になったんだーーじゃ、道中気を付けてな」
使者「ありがとうね。さて…それではルイーダの酒場に行きましょう」
5
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/09/03(月) 16:37:37 ID:2Mcj1gYY
ーールイーダの酒場、2F
使者「さて、ここで仲間を登録してもらうのだけれども、王様からいくつか言っておくように言われてるの」
勇者「まだ何かあるのか…」
魔法使い「まず、同じ職業の人を二人以上仲間にしないこと。あと、戦士は必ず仲間にすること」
勇者「戦士を、ねえ。あの縛りだと戦士は厳しそうだが…」
使者「だからこそ、という事らしいわよ。あと、登録する際仲間にサービスで種が使えるけど、これはお任せ、つまりランダムにするように、との事よ」
勇者「どんな性格になるか分からない、って事か」
使者「そういう事ね。さあ、登録を済ませてもらえる?」
勇者「仲間、か。あまり考えた事も無いが、まず戦士と、縛り的に盗賊もいるだろうな。後はあなほりの商人か、装備が少なくても戦える武道家か…」
???「商人が良いと思います!あなほり、あなほりでアイテムたくさん手に入りますよ!しかも男子はいけめんで女子はきゅーと!商人わよろしく!」
勇者「な、なんだあんたは?!」
女商人「あたしは通りすがりの商人だよ!勇者サマ、商人を宜しく!じゃ!」タタタ…
使者「…行ってしまったわね」
勇者「まあ、あそこまで言うなら商人にするか。どうせ最初は1人で旅するつもりだったんだ、どっちが仲間でも変わらねえからな」
6
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/09/03(月) 16:38:38 ID:pXtNCS2M
おひさしぶり!
ずっと待ってたよー!
7
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/09/03(月) 16:51:10 ID:2Mcj1gYY
登録所担当「……さて、これでお仲間の登録は完了しましたよ」
まけずぎらい戦士「おう、よろしくな勇者!ま、俺は勇者にだって負けんがな!」
いのちしらず盗賊「どんな危険な冒険が待ってるんだろうな…わくわくするぜ」ニヤリ
ふつう商人「よ、よろしくお願いします…あ、あのー、僕なんかで本当に良いんでしょうか…」
使者「ふふ、前のめりなパーティーね」
勇者「笑い事じゃないと思うが…まあいい。どうせ俺一人いればなんとでもなるさ」
戦士「お、いうねえ〜!負けねえぞ俺は!」
盗賊「ははっ、良いねその負けん気、嫌いじゃないぜ」
商人「頼もしいなあみんな…」
使者「さて、じゃあ私はここで失礼するわねーーああ、最後に1つ、良い忘れていたのだけれども」
勇者「まだ何かあるのか?!」
使者「次の場所に付くまでに時間制限を設けるとの事よ。今日を一日目として、明日までにレーベかどこかのダンジョンなりほこらなりに着くこと。それから2日ごと、偶数日目には新しい場所に着くようにすること。出来ない時は一日につき1つ、装備品を投げ捨ててもらうわ」
商人「そ、そんな縛りが…大変だなあ…」
戦士「大変だなあじゃねーだろ、お前も一緒に旅するんだよ!」
使者「そうよ、じゃあ力を合わせて頑張るのよ。じゃあねーー」
8
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/09/04(火) 01:30:23 ID:2.DdfvBo
キターー!!!!
かなり厳しめの縛りだな
ちなみに前作(エルミ)とは関係なし?
あの続きが気になって夜しか眠れないんだよ…
9
:
待っててくれてる人が至ってだけで、もう…
:2018/09/04(火) 17:00:46 ID:7GXw49Eo
大臣「おお、帰ってきたか。案内は無事終わったか?」
使者「ええ、滞りなく」
王様「ご苦労であった。しかしまた勇者達に伝えるべき事が出来たなら、お主に行ってもらうからな」
使者「かしこまりました」
王様「しかし、待っててくれてる人がまだいたとは、嬉しい事じゃのう」
使者「わざわざ待っててくれたのに縛りのせいで道半ばで倒れる可能性が高いのですが」
大臣「その時は過酷な縛りを課した王様が糾弾され、代わりに私が王座に座る事になるかもな、ははははは!」
使者「もう少し野心を隠して下さい」フウ…
王様「ちなみに、エルミのやつの続きも書きたかったが、なんだかしんどそうなのでとりあえず書きたいものを書こうと思ったのじゃ。これとあの話との関係は…ないな、今のところはな」
大臣「全てはこれからですな。とりあえずは彼らの無事を祈るのみですな」
使者「彼等があまりにも早く斃れれば、別の話を書くことになるかも分からないけれどもね…」
10
:
※この後2まで上がりました
:2018/09/04(火) 17:11:46 ID:7GXw49Eo
ーーアリアハン郊外
商人「モンスターめ、このー!」ボカッ
かいしんのいちげき!スライムをたおした!
戦士「お、やるじゃねーか!」
商人「はあ、はあ…な、なんとか戦えそうです…」
盗賊「こんぼうなんてゴツい武器持ってるんだ、それなりにやってもらわなきゃな」
戦士「オメーはなんでこんぼうも装備出来ねーんだよ!」
盗賊「そんな不格好な武器使ってられるかよ…お、なんだ勇者、さっきから黙りこんで」
勇者「俺は…この日を待ってた。親父の後を追って旅に出る日を、魔王を倒す旅に出る日を…オメーら、足だけは引っ張るなよ」
戦士レベル2「あ?言うじゃねーかおい!」
商人レベル3「は、はい。ど、努力します…」
盗賊レベル2「お前…一人だけレベル1で良くそんな事言えるな…」
勇者レベル1「う、うるせー!大器晩成なんだよ俺は!」
戦士「やーいやーい、レベル1〜」
商人「はあ…大丈夫なのかなこのパーティー…」
11
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/09/04(火) 17:45:55 ID:7GXw49Eo
商人「…いつの間にか夜になってしまいましたね」
戦士「この時間まで戦っても全然余裕だな!モンスターってのも大したことねーなおい!」
盗賊「まだ始まったばっかじゃないかよ、今からだろスリルがあんのは」
勇者「その通りだ、こんなとこではしゃいでらんねー」
商人「大変なのはこれからですよね…」
勇者「装備で強化もろくに出来ねーしな、キツいのはこれからだ」
盗賊「とりあえず明日はレーベか?縛り的にも先に進まないといけないだろ」
商人「レーベ周辺には、かわのぼうしを持っているモンスターもいるそうです。数少ない装備品を手にいれるチャンスかもしれないですね」
戦士「マジか!ちゃんと盗めよ盗賊!」
盗賊「努力はするけどな…」
商人「というか…アリアハン大陸にいる間はかわのぼうししか手にはいる装備はありません…」
戦士「マジで!?」
盗賊「良いね、スリルあるじゃないか」ニヤリ
勇者「ちっ、ガチで面倒な縛りだな…」
12
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/09/04(火) 18:00:56 ID:YxPt5CyM
ふつう商人とかいう苦労人枠
13
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/09/05(水) 00:51:04 ID:SkwJ1lEQ
殺伐としてんなー、女子パーティとは大違いだw
しかし攻撃回復呪文使えるの勇者だけか
薬草も買えないし、回復がキツいなぁ
14
:
スマホボロボロ
:2018/09/05(水) 15:20:27 ID:wGBY4NbI
ーー夜、勇者自宅
戦士「イエーイ!勇者、お誕生日おめでとー!」カンパーイ!
勇者母「いっぴきおおかみの息子の為にこんなに集まってお祝いしてくれて…」ヨヨヨ…
勇者祖父「我が息子オルテガはな、それは勇敢な男じゃった!旅立つ前にもな…」ヒック
商人「す、凄いですね…さすがオルテガさんだ…」
盗賊「全くだ。俺もそんな風にありたいもんだな」
勇者「…なんだこれは」
使者「何って、お誕生会じゃない。みんな貴方のお誕生会をお祝いしてるのよ」
勇者「なんであんたが居るんだ?…もしかしてこれはあんたの差し金か?」
使者「さあ、どうかしら?ただ、あの面子ではすぐに打ち解けはしないだろうとは思ったけれども」
勇者「だから、パーティーなんて要らなかったんだよ!親父だって1人で旅立ったんだ、俺だって…」
祖父「それは違うぞ孫よ!」
勇者「違う?何が…」
祖父「確かにお前の父は旅立つ時は1人じゃった。しかし、1人で出来る事には限界があるとも言っておった。おそらくは旅先で仲間を集めていたのじゃろう」
勇者「…」
15
:
な訳で更新遅れるやも
:2018/09/05(水) 15:34:50 ID:wGBY4NbI
祖父「仲間は大事じゃ!わしも若い頃は…えーと、どうじゃったかな…」ウーン…
勇者「ちっ、酔っぱらいめ…」
使者「でも、仲間にするあてがあったのは事実みたいよ。確か…サイモンとかいう他所の勇者と合流する予定もあったみたいだし…」
勇者「なんでそんな事知ってんだ?」
使者「大陸を隔てても、連絡を取る手段位はあるわよ。そうでないと…貴方の父上の…」
勇者「火山に落ちたって最期も分からない、ってか?」
使者「…今までいっぴきおおかみとして生きてきて、急に仲間だ何だと言われても戸惑うとは思うけど…でもいつか必ず仲間がいて良かったと思う日が来ると思うわ」
戦士「そーだそーだ、俺はありがてーぞ!」ガハハ
勇者「ホントか…?まあいい、ここはあんたに騙されておくぜ」
使者「そうよ、大人の顔は立てとくべきよ」ニコッ
勇者「…そういうもんか」
盗賊「おっ?勇者さては…へえー」
勇者「…なんだよ」
盗賊「いやいや別に。使者さん、またたまにはこうしてこいつに会いに来てくれよな。次はきっともっと成長してるからな!こいつも嬉しいだろうしな!」ニヤニヤ
勇者「別に嬉しくもないが…なんか余計なこと考えてやがるな…」
16
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/09/05(水) 15:46:05 ID:wGBY4NbI
ーー2日目、レーベの村
商人「おお、レーベだ!皆さん、着きましたよレーベに!」
勇者「うるせーな、言われなくても分かってるよ」
戦士「レーベか、俺はあんまり来たことねーなあ」キョロキョロ
盗賊「こんな田舎わざわざ来るまでもないからな。さあ、そんな事よりさっさと魔物退治してレベル上げようぜ」
戦士「待てよ、あんま来たことないって言ってるだろ。もう少し見て回って…」
盗賊「だから、見て回る物なんかないって。それとも何か、怖じ気付いたか戦士さんよ?」
戦士「ああ?てめえ誰に向かって言ってやがる!」
勇者「…ちっ、うぜーな」
商人「ああ、またケンカに…そうだ!昨日使者さんに教えてもらった冷静になれる歌を…やーまっかわー、やーまっかわー、やーまかーわーほーだかー♪」
盗賊「!?そ、その歌は…」
戦士「ぐ…ああ…やめろ…やめてくれ…」
勇者「ぐ…現地で初生岸を見られるとはしゃいでたのに…2打席連続でスタンドに放り込むのはやめろオ!」
商人「す、凄い効果だ…心なしか勇者さん達以外の感情が滲み出てる気がするし、これは本当に冷静になってると言えるのかは分からないけど…」
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