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ハンジ「戯れも」リヴァイ「幾星霜」
1
:
◆uSEt4QqJNo
:2017/12/25(月) 21:52:44 ID:vrZuEj5M
1スレ目、リヴァイ「ひたすらに」ハンジ「戯れる」
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read_archive.cgi/internet/14562/1387721339/
2スレ目、ハンジ「戯れの」リヴァイ「ハズだった」
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read_archive.cgi/internet/14562/1393766145/
3スレ目、リヴァイ「気ままに」ハンジ「戯れた」
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read_archive.cgi/internet/14562/1399643095/
4スレ目、ハンジ「戯れに」リヴァイ「戯れた」
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read_archive.cgi/internet/14562/1406120445/
5スレ目、リヴァイ「延々と」ハンジ「戯れたい」
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read_archive.cgi/internet/14562/1415881553/
6スレ目、ハンジ「戯れて」リヴァイ「過ぎる日々」
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read_archive.cgi/internet/14562/1427978790/
7スレ目、リヴァイ「いつまでも」ハンジ「戯れよう」
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read_archive.cgi/internet/14562/1441112985/
8スレ目、ハンジ「戯れは」リヴァイ「終わらない」
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/internet/14562/1463146389/
9スレ目、リヴァイ「緩やかに」ハンジ「戯れようか」
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/internet/14562/1485956035/
の続き。10スレ目とか。短編の様なモノでリヴァイとハンジ(女)がただいちゃいちゃしてるだけという説明は果たして必要なのか
とにかく時系列やなんやらかんやら無視しながら思いつきで書いていく。その為サ○エさん時空化
まれにR18エロ有り。ないかもなので期待はしないでくれ。〆の後に∫や∬がついたら次の話がR18というお知らせ
月刊とかのネタバレとかあったりする。なるべく分からないように紛れ込ませるつもりだがどうなるか分からない
おまけの記憶喪失ネタが入る予定。予定は未定
スレのURLの所為で1レスが余計に長い。日付ネタでやってる。日にちは11月だった気もするが大体12月から。では
605
:
◆uSEt4QqJNo
:2018/09/09(日) 22:46:22 ID:0Ycz0iLk
ハンジ「…………」グッ
ハンジ「…………きっつ」
ハンジ「もう、また朝までとか」
ハンジ「身体もたないよ」ハァー
リヴァイ「お前もねだったじゃねぇか」ヒョイッ
ハンジ「一人言聞くなよ。紅茶できたの?」
リヴァイ「蒸らし中だ。早く顔洗ってこい」
ハンジ「さっき気づいたんだけど、身体痛い」
リヴァイ「……水とタオル、持ってきてやる」
ハンジ「ありがとう」クスッ
〆
606
:
◆uSEt4QqJNo
:2018/09/09(日) 22:47:04 ID:0Ycz0iLk
【役に立った】
リヴァイ「ほら」カチャッ
ハンジ「ありがとう。良い香り」
リヴァイ「……」
ハンジ「ふぅー、おいし。蜂蜜?」
リヴァイ「エルヴィンから貰った。お前にだ」コトッ
ハンジ「へー、甘くてホッとする。疲れもとれそう」
リヴァイ「そうか」
ハンジ「後でお礼言わないとね」フフッ
リヴァイ「……そうだな」
〆
607
:
◆uSEt4QqJNo
:2018/09/09(日) 22:48:15 ID:0Ycz0iLk
【身内の言い方】
ハンジ「ふわぁぁー」ノビー
ハンジ「昼までうだうだしちゃって身体が鈍りそう」コキコキ
エルヴィン「ハンジ」
ハンジ「エルヴィン。おは……こんにちは?」
エルヴィン「ははっ、こんにちは。リヴァイはどうした?」
ハンジ「休みでも訓練は欠かさないんだよ」
エルヴィン「一緒に行かなかったのか?」
ハンジ「軽い運動くらいはしたけどね。ああそうだ、蜂蜜ありがとうね」
エルヴィン「どういたしまして。遅れたが誕生日おめでとう」
ハンジ「あはは、ありがとう」
エルヴィン「我々を待たずにさっさと君を連れ去って行くものだからこんなに遅れてしまった」
608
:
◆uSEt4QqJNo
:2018/09/09(日) 22:49:35 ID:0Ycz0iLk
ハンジ「あー……あの人をからかったでしょ?」
エルヴィン「んー……礼を言われてつい、な」
ハンジ「全く、だからさっさと姿を消したかったみたいだよ」クスクス
エルヴィン「それはしまったな。食堂に戻ってからにしておけばよかった」
ハンジ「やめてあげてよ」クスクス
エルヴィン「……」
ハンジ「ん?」
エルヴィン「いや、昨日を休みにできなくて悪かったな。今日一日ゆっくりするといい」
ハンジ「二人揃って休みをくれること自体がありがたすぎるくらいだよ。ありがとう、エルヴィン」
エルヴィン「ああ、ではな」
スタスタスタスタ…
エルヴィン「…………"あの人"、か」クスッ
〆
609
:
◆uSEt4QqJNo
:2018/09/09(日) 22:50:35 ID:0Ycz0iLk
【ごろごろ】
リヴァイ「……」ガチャッ
ハンジ「あ、おかえり」
リヴァイ「まだゴロゴロしてるのか」
ハンジ「さっきまで散歩してた。どっか行く?」
リヴァイ「いや……」
ハンジ「じゃあ、ゴロゴロしようよ」スッ
リヴァイ「……」スッ
ハンジ「へへっ」グイッ
リヴァイ「…………」ドサッ
ハンジ「おっも」グエッ
リヴァイ「…………」
610
:
◆uSEt4QqJNo
:2018/09/09(日) 22:51:26 ID:0Ycz0iLk
ハンジ「えっ? ちょっと、退く気無し?」
リヴァイ「…………」
ハンジ「いや、引き寄せたのは私だけどさ。全体重かけられるとくっそ重いんだけど」
リヴァイ「…………」
ハンジ「おーい、リヴァーイ?」
リヴァイ「…………」ギュッ
ハンジ「……うーん、これリヴァイ流の甘えか」
リヴァイ「誰がだ、クソメガネ」モゴモゴ
ハンジ「あっは! ちょっと、そこで喋らないでよ。くすぐったい」クスクス
リヴァイ「くだらねぇこと言うからだ」
ハンジ「これお仕置き?」クスクス
リヴァイ「さぁな」
〆
611
:
◆uSEt4QqJNo
:2018/09/09(日) 22:52:47 ID:0Ycz0iLk
レスありがとうございます
板がちょっと危ない感じ? しばらく様子見かな
次も日曜に。ではまたーノシ
612
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/09/11(火) 02:02:17 ID:QGvoEduc
乙
深夜はなんとかなりそう?けどヒヤヒヤする
リヴァイのヒストリア恫喝シーンはカットか
まぁ十代の女の子を三十路のオッサンが掴み上げて怒鳴り付けるっつー絵面は流石に可哀想かw
613
:
◆uSEt4QqJNo
:2018/09/16(日) 22:27:31 ID:1eVRj30c
【疲れた声】
――ハンジ研究室――
モブリット「ハンジ分隊長、これを」
ハンジ「ああ……ちっ、許可は得られなかったか」
モブリット「掛け合ってみたのですが……」
ハンジ「気難しい人だからね。何度か交渉しないといけないだろう」
モブリット「捕獲に必要な器具を作ってほしいと言ってもなかなか難しいでしょうね」ハァー
ハンジ「自ら壁内に巨人を引き入れる手伝いをしているように感じるだろうからね」
614
:
◆uSEt4QqJNo
:2018/09/16(日) 22:28:01 ID:1eVRj30c
モブリット「器具の一部分なんですがね」
ハンジ「それでも、さ。今まで使っていた物でも及第点ではあるんだが、この人の物が最高なんだよね」
モブリット「そうですよねぇ。頑張ります」
ハンジ「ははっ……頼むよ」
モブリット「はい」
リヴァイ「…………」||扉
リヴァイ「……」スッ
リヴァイ「…………」カッカッ…
〆
615
:
◆uSEt4QqJNo
:2018/09/16(日) 22:28:34 ID:1eVRj30c
【分かりにくいおねだり】
――お休みの日――
リヴァイ「……涼しくなったな」
ハンジ「うん? ああ、風が冷たくなったね」
リヴァイ「散歩するには持ってこいだな」
ハンジ「そうだねぇ…………」
616
:
◆uSEt4QqJNo
:2018/09/16(日) 22:30:58 ID:1eVRj30c
リヴァイ「…………」
ハンジ「…………」
ハンジ(散歩、行きたいのか)
ハンジ「ゴロゴロしてるのも勿体ないし、外行く?」
リヴァイ「ああ」
ハンジ「……ふふっ」
リヴァイ「? なんだ」
ハンジ「なんでもないよ。行こうか」
リヴァイ「ああ」
〆
617
:
◆uSEt4QqJNo
:2018/09/16(日) 22:31:31 ID:1eVRj30c
【じっと見る】
――街――
ハンジ「あー、気持ちいいね」
リヴァイ「そうだな」
ハンジ「たまには街をゆっくり見て回るのもいいね」
リヴァイ「ああ」
ハンジ「あ、サンドイッチ売ってるよ。買ってその辺で食べようか」
リヴァイ「そうするか」
ハンジ「よっしゃ。サンドイッチくださーい」
店員「はいよ」
リヴァイ「……」
〆
618
:
◆uSEt4QqJNo
:2018/09/16(日) 22:32:05 ID:1eVRj30c
【労い】
――丘――
ハンジ「はい、サンドイッチ」
リヴァイ「ん」
ハンジ「飲み物も買ったからね。あと付け合わせにポテト」
リヴァイ「ん」
ハンジ「ここ、いい感じの丘だよねぇ。風の通りもいいから気持ちいい」
リヴァイ「そうだな」
ハンジ「凄く贅沢な時間を味わってる気分だよ。いや、味わってるね」
リヴァイ「……ああ」
ハンジ「リヴァイのお蔭だよ」
619
:
◆uSEt4QqJNo
:2018/09/16(日) 22:32:39 ID:1eVRj30c
リヴァイ「あ?」
ハンジ「リヴァイが散歩に行こうって言わなかったら部屋でゴロゴロしてただけだからね」
リヴァイ「散歩に行こうと言ったのはお前だ」
ハンジ「外に行こうって言ったんだよ」
リヴァイ「意味は同じだ」
ハンジ「散歩するには持ってこいってのは散歩に行こうってのと意味は同じでしょ?」
リヴァイ「…………」
ハンジ「ありがとうね、リヴァイ」
リヴァイ「……礼を、言われることは何もしていない」フイッ
ハンジ「私は言いたかったんだよ」
リヴァイ「…………そうか」
ハンジ「そうだよ」フフッ
〆
620
:
◆uSEt4QqJNo
:2018/09/16(日) 22:33:12 ID:1eVRj30c
【穏やかな時間】
そよそよ……
ハンジ「はぁー、こんだけ気持ちいいと眠くなっちゃうね」
リヴァイ「別に構わんぞ」
ハンジ「ええー? でも」
リヴァイ「少しくらいならいいだろ」
ハンジ「うーん……」
リヴァイ「起こしてやる」
ハンジ「ううーん……じゃ、ちょっとね」ポスッ ←リヴァイの膝に
リヴァイ「ああ」ナデ…
621
:
◆uSEt4QqJNo
:2018/09/16(日) 22:33:46 ID:1eVRj30c
ハンジ「ふふっ、気持ちいい」
リヴァイ「そうか」ナデナデ
ハンジ「うん。安心する……」ウトウト
リヴァイ「そうか……」ナデナデ
ハンジ「」スゥー…
リヴァイ「…………」ナデナデ
そよそよ……
リヴァイ「…………」
ハンジ「」スヤスヤ
リヴァイ「…………あぁ、悪くねぇな」ナデ…
〆
622
:
◆uSEt4QqJNo
:2018/09/16(日) 22:36:14 ID:1eVRj30c
レスありがとうございます
まぁ、順番入れ替えてたからあれで恫喝すると変だからねww仕方ない
あの場面がありそうで良かったってことで
板、大丈夫そうで一安心
穏やかに過ごす二人を書きたかった
単品誕生日SSを遅れてでもやろうと試みてるが締め切りを過ぎてしまうと焦らなすぎて進まねぇ
9月中にはなんとかしようという宣言で追い込んでみる……
次も日曜に。ではまたーノシ
623
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/09/17(月) 06:56:44 ID:YPSI4bzE
乙
原作のハンジさんつらそうだからね…
624
:
◆uSEt4QqJNo
:2018/09/23(日) 22:11:33 ID:g1SPFBTE
【これはマズイ】
ハンジ……
あ……んぅ……
はぁ……
リ、ヴァイ
ハンジ……いいか?
うん……きて…………
625
:
◆uSEt4QqJNo
:2018/09/23(日) 22:12:50 ID:g1SPFBTE
ハンジ「は!?」パチッ!
ハンジ「!?!!?」カバッ!!
ハンジ「はぁ、はぁ」キョロキョロ
ハンジ「リ、リヴァイ……?」
シーン……
ハンジ「は…………いるわけないじゃないか……」
626
:
◆uSEt4QqJNo
:2018/09/23(日) 22:13:48 ID:g1SPFBTE
ハンジ「〜〜〜〜っ!!」
ハンジ「なんっっって夢!!!!」ガシガシッ!!
ハンジ「くぅぅ」ボフンッ
ハンジ「……あ゙ー…………淫夢ってやつか」
ハンジ「なんでこんな…………はぁぁぁ」
ハンジ「…………」
ハンジ「起きるか」ノロノロ
〆
627
:
◆uSEt4QqJNo
:2018/09/23(日) 22:14:35 ID:g1SPFBTE
【奇行が後を絶たない】
リヴァイ「…………」トントントントン
ミケ「……」スンッ
リヴァイ「…………」トントントントン
エルヴィン「…………リヴァイ」
リヴァイ「あ? なんだ?」トントントントン
エルヴィン「机を指でとんとん叩くのをやめないか?」
リヴァイ「……」トントン…
ミケ「無意識か」
リヴァイ「…………チッ」
エルヴィン「何かあったのか?」
リヴァイ「……クソメガネが…………」
628
:
◆uSEt4QqJNo
:2018/09/23(日) 22:15:49 ID:g1SPFBTE
ミケ「ハンジが?」
リヴァイ「……」
エルヴィン「また何かしたのか?」
リヴァイ「…………」シワー
ミケ「そこまで言っておいて隠すのか?」
リヴァイ「………………分かっているだろう」
エルヴィン「さて? 原因は分からないが」
リヴァイ「俺も分からねぇんだよ」シワシワー
ミケ「喧嘩したんじゃないのか?」
リヴァイ「覚えがねぇ」
エルヴィン「なら何故ハンジはお前を避けているんだ?」
リヴァイ「だからそれが分からねぇって言ってんだ」シワシワシワー
〆
629
:
◆uSEt4QqJNo
:2018/09/23(日) 22:16:43 ID:g1SPFBTE
【かけこみでら】
ナナバ「あんた何やらかしたの?」
ハンジ「なんでやらかしたってなるんだよ」シワッ
ナナバ「リヴァイから逃げ回ってるでしょ?」
ハンジ「……逃げてるわけじゃ」モニョモニョ
ナナバ「逃げてるでしょ」
ハンジ「ハイ」
ナナバ「そんなことしてたらどうなるか分かってるでしょうに」
ハンジ「あー……もうちょっと大丈夫、かな?」
630
:
◆uSEt4QqJNo
:2018/09/23(日) 22:17:14 ID:g1SPFBTE
ナナバ「いや、そろそろダメだと思う」
ハンジ「マジか」
ナナバ「マジで」
ハンジ「うおー! だってさー!」バタバタ
ナナバ「いきなり暴れないでよ。そろそろ自分の部屋に戻ってくれない?」
ハンジ「そんなぁー」
ナナバ「ここは私の部屋。あいつが来て痴話喧嘩をやられても困るの。さ、戻った戻った」グイグイ
ハンジ「ナナバが冷たい〜〜」
ナナバ「どうせ大したことじゃないんでしょ?」
ハンジ「うーん……まぁ、そう、かな?」
631
:
◆uSEt4QqJNo
:2018/09/23(日) 22:19:09 ID:g1SPFBTE
ナナバ「ならさっさと会ってきなよ。リヴァイ寂しそうにしてたよ」
ハンジ「え? そ、そうなの?」
ナナバ「うん(嘘)」シレッ
ナナバ(どちらかといえばイライラしてたが正しいけど)
ハンジ「そっか……それはダメだね」
ナナバ「うん」
ハンジ「とりあえず、部屋に戻るよ……」
ナナバ「そうしな。大丈夫だから」
ハンジ「ありがと、ナナバ」
〆
632
:
◆uSEt4QqJNo
:2018/09/23(日) 22:19:48 ID:g1SPFBTE
【犬も食わないじゃない】
バタンッ
ハンジ「ふぅー……」
ハンジ「そろそろヤバいか……1週間? いや、10日?」
ハンジ「さすがにちゃんと話さないとな……」
ハンジ「…………」
ハンジ「明日に」
リヴァイ「……クソメガネ」
ハンジ「ひょっ!?」ビクッ!
リヴァイ「てめぇ、何を考えて――」
ハンジ「ごめん! 明日ね!!!」ダッ!
リヴァイ「あ゙あ゙!? ふざけるな! クソメガネ!!!」ダッ!!
ダダダダダダダ…
633
:
◆uSEt4QqJNo
:2018/09/23(日) 22:20:19 ID:g1SPFBTE
……ガチャッ
ナナバ「……」ヒョコッ
ナナバ「行ったか」フゥー
ナナバ「全く、騒がしいったらないよ」ハァー
ナナバ「…………本当に」クスッ
〆
634
:
◆uSEt4QqJNo
:2018/09/23(日) 22:20:59 ID:g1SPFBTE
【ホラー】
ハンジ「――っ!?」
ハンジ「しまった! 行き止まり……!!」ハァ、ハァ
カツンッ……
ハンジ「!!」ビクッ!
カツンッ……
ハンジ「……はぁ……はぁ」
カツンッ……
ハンジ「――っ」ゴクッ
635
:
◆uSEt4QqJNo
:2018/09/23(日) 22:22:01 ID:g1SPFBTE
――――カツンッ
リヴァイ「……よう、クソメガネ」
ハンジ「リ、リヴァイ……」
リヴァイ「覚悟はいいか?」カツンッ
ハンジ「なんの覚悟だよ! どんな恐怖だよ! あなたはどこの悪党だ!」
リヴァイ「元は悪党だ。間違っちゃいねぇ」カツンッ
ハンジ「いやいや、あなたは初めから悪党なんかじゃないよ。環境が悪かっただけだ」
リヴァイ「環境の所為にする気はねぇ」カツンッ
ハンジ「私だって地下街にいたらそりゃあ」
636
:
◆uSEt4QqJNo
:2018/09/23(日) 22:22:49 ID:g1SPFBTE
――――ドンッ!
リヴァイ「話を逸らそうとするな、クソメガネ」
ハンジ「そ、そこは足じゃなくて手で壁にドンッてやるところじゃないのかなー?」ダラダラ
リヴァイ「あ゙?」
ハンジ「か、顔の角度も見事に威嚇のそれだね」アハハ…
リヴァイ「……ハンジよ」
ハンジ「ハイ……」
リヴァイ「さぁ……話してもらおうか?」
ハンジ(ど、どう見ても拷問前の尋問にしか見えないな)ゴクリッ
〆
637
:
◆uSEt4QqJNo
:2018/09/23(日) 22:24:39 ID:g1SPFBTE
レスありがとうございます
だよな……
次も日曜に。ではまたーノシ
638
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/09/25(火) 02:21:02 ID:K9GYPGe.
乙
639
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/09/27(木) 07:55:44 ID:N8/pm4bo
リヴァイさんが笑うシーンはやっぱり切ない
アニメだと根性試しみたいなノリで殴られてたけど
640
:
◆uSEt4QqJNo
:2018/09/30(日) 22:15:47 ID:K/9dguUM
【勇気がいります】
――リヴァイ自室――
リヴァイ「で、一体なんだってんだ?」フンゾリ
ハンジ「いやぁ、そのぅ」セイザッ
リヴァイ「あ゙」
ハンジ「メンチの切り方が素晴らしいですね」→
リヴァイ「あ゙あ゙?」
ハンジ「はい、すみません」→
641
:
◆uSEt4QqJNo
:2018/09/30(日) 22:16:17 ID:K/9dguUM
リヴァイ「遊びはいいから答えろ、クソメガネ」
ハンジ「あー、うーん……とてつもなく言いたくない」→
リヴァイ「あ゙!?」シワー
ハンジ「あ、うん、ごめん。逃げてたのはごめん。なんとかするから理由は聞かないで」→
リヴァイ「今すぐ何とかして見せろ。まともに目も合わせてねぇじゃねぇか」
ハンジ「あー……ちょっと、ちょっとだけ待って」スゥーハー、スゥーハー…
リヴァイ「…………」
ハンジ「よし!」ガバッ↑
リヴァイ「…………」
642
:
◆uSEt4QqJNo
:2018/09/30(日) 22:16:55 ID:K/9dguUM
ハンジ「……」ジッ
リヴァイ「…………」
ハンジ「…………ぅ」ジー
リヴァイ「……?」
ハンジ「うおぉぉぉ! ダメだぁぁぁ!!」ベターンッ!
リヴァイ「!?」ビクッ
ハンジ「うおぉぉぉぉぉぉ!」ゴロゴロゴロゴロ
リヴァイ「…………とりあえず、転がるのはよせ」
〆
643
:
◆uSEt4QqJNo
:2018/09/30(日) 22:17:57 ID:K/9dguUM
【耐えられません】
ハンジ「うぅ……」
リヴァイ「なんだってんだ」ハァー
ハンジ「う」
ハンジ(そんな風に髪掻きあげないでくれよ……なんだってそんな……タメ息吐きながらとか)チラッ
リヴァイ「?」
ハンジ(……クラバットしてるけど首、結構太いんだよね……鎖骨とか綺麗だし)ジッ
リヴァイ「……」ジッ
ハンジ(……目、も綺麗)ジー
ハンジ(唇も……案外柔らかくて……)ジー
ハンジ(腕も胸板も固くて……)ハァ
644
:
◆uSEt4QqJNo
:2018/09/30(日) 22:18:31 ID:K/9dguUM
リヴァイ「おい」グイッ
ハンジ「は? え?」
リヴァイ「なんだ、そのツラ」シワー
ハンジ「え、な、なんかメンチ切ってた?」
リヴァイ「切ってねぇ。……ねぇが」ジッ
ハンジ「――っ」ビクッ
リヴァイ「……チッ」ヒョイッ
ハンジ「おわっ!? 抱えて……ちょっと、どこ行くつもり?」
リヴァイ「黙ってろ」ドサッ
ハンジ「わ! ベッド……ってリヴァイ!」
リヴァイ「クソが、物欲しそうなツラしやがって」チッ!
〆
645
:
◆uSEt4QqJNo
:2018/09/30(日) 22:19:14 ID:K/9dguUM
【堪えます】
ハンジ「なんで、こうなった……?」グッタリ
リヴァイ「そりゃあ、てめぇの所為だろう」ナデ…
ハンジ「ちゃっかりケツ撫でんな」ペシッ
リヴァイ「チッ……」
ハンジ「あー、うーん、でもこれが正解だったかもね」
リヴァイ「正解?」
ハンジ「まぁ、ちょっとあなたを見るとこう……何て言うかそういう目で見てしまうと言うか」
リヴァイ「前にもなかったか?」
ハンジ「あったかもね。でもちょっと違うんだよ」
646
:
◆uSEt4QqJNo
:2018/09/30(日) 22:20:44 ID:K/9dguUM
リヴァイ「何がだ?」
ハンジ「より具体的と言うか……見たままあなたを裸に剥いてるみたいな……」
リヴァイ「……ほぅ?」
ハンジ「!」ハッ!
リヴァイ「つまり、近くに寄ると視姦――」
ハンジ「わー! わー! わー!! 言うな! 言うなぁぁ!!」ペシッ
リヴァイ「むがっ……」
ハンジ「ああもう! 恥ずかしい!」
リヴァイ「……っ」ガシッ、グイッ
リヴァイ「……恥ずかしいなんざ今更だ」
647
:
◆uSEt4QqJNo
:2018/09/30(日) 22:21:59 ID:K/9dguUM
ハンジ「そうだけどさ」
リヴァイ「……なぁ、ハンジよ」スッ
ハンジ「……なんだい?」
リヴァイ「何も言わず逃げるのはやめろ」サラッ…
ハンジ「……」
リヴァイ「……ハンジ」
ハンジ「うん……ごめん」
リヴァイ「分かりゃあいい」グイッ、ポスッ
ハンジ「うん」ギュッ
〆
648
:
◆uSEt4QqJNo
:2018/09/30(日) 22:23:05 ID:K/9dguUM
【気持ちは分かります】
リヴァイ「で」
ハンジ「ん?」
リヴァイ「今、まっ裸なわけだが見なくていいのか?」
ハンジ「もう! 言うなって言っただろ!」ペシッ!
リヴァイ「なんだ、服の上から想像するのがいいのか」
ハンジ「リ〜ヴァ〜イ〜〜」シワッ
649
:
◆uSEt4QqJNo
:2018/09/30(日) 22:23:44 ID:K/9dguUM
リヴァイ「……悪かった」
ハンジ「もう」
リヴァイ「まぁ、気持ちは分からんでもない」
ハンジ「へ?」
リヴァイ「…………」ジッ
ハンジ「――っ」
リヴァイ「……服の上からというのは考えたことなかったな」
ハンジ「〜〜〜〜っ! ばか!!」
〆
650
:
◆uSEt4QqJNo
:2018/09/30(日) 22:24:19 ID:K/9dguUM
【調子に乗りました】
エルヴィン「なんだ、まだ仲直りしていないのか?」
リヴァイ「……」
ミケ「とにかく捕まえて話せと言っただろう」
リヴァイ「話しはした。ついでに仲良くもした」
ミケ「そこまで聞きたくはなかったな」
エルヴィン「仲直りしたのか。なら何故またハンジは逃げ回っているんだ」
リヴァイ「……それは俺の所為だな」
651
:
◆uSEt4QqJNo
:2018/09/30(日) 22:25:58 ID:K/9dguUM
ミケ「何したんだ」
リヴァイ「まだ何もしてねぇ」
エルヴィン「する予定か」
リヴァイ「する予定もねぇが、あいつがされるんじゃねぇかと警戒してやがるだけだ」
ミケ「……なんの事かは分からんし分かりたくもないが早くなんとかしろ」
リヴァイ「…………また捕獲か」ハァー
エルヴィン「今回はお前が原因なんだろう? 身から出た錆だ」クッ
リヴァイ「…………チッ」シワー
〆
652
:
◆uSEt4QqJNo
:2018/09/30(日) 22:29:17 ID:K/9dguUM
レスありがとうございます
ケニーがいいキャラだった。声優さんがぴったりだった
今日のアニメ中止なんだって……
次も日曜に。ではまたーノシ
653
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/10/01(月) 16:12:55 ID:xy6nAO8k
乙
おのれチャーミー…
654
:
◆uSEt4QqJNo
:2018/10/07(日) 22:12:28 ID:lu.pnQEA
【対処法を見つけた】
リヴァイ「おい、ハンジ」
ハンジ「やあ、リヴァイ」
リヴァイ「逃げるのはやめたのか?」
ハンジ「やめた。なんか疲れるし」
リヴァイ「そうか」
ハンジ「視姦されかかったら目ぇ潰せばいいしね」ウインクbグッ
リヴァイ「良い顔で物騒なこと言ってんじゃねぇ」
〆
655
:
◆uSEt4QqJNo
:2018/10/07(日) 22:13:10 ID:lu.pnQEA
【スイッチ】
リヴァイ「普段の生活の中で視姦なんざするか。お前じゃあるまいし」
ハンジ「ちょっと! 私もしてないから! 未遂だから!!」
リヴァイ「しかけたんだろうが」
ハンジ「見事な腹筋や大胸筋、背筋してるリヴァイが悪い!」
リヴァイ「……何言ってんだお前」
ハンジ「服着てると分かりづらいけどムッキムキだよね! 腕も以外に太いしあちこち固くてさ!」
リヴァイ「おい」
ハンジ「羨ましいくらいだよ! 一体どういう鍛え方をしたらそんなになるんだい?」
リヴァイ「おいおいおいおい、待て。待ちやがれ。てめぇ瞳孔開いてんぞ」
ハンジ「大殿筋や大腿筋も素晴らしい! 1回皮剥いで見てみたいくらいだよ」ハァー
656
:
◆uSEt4QqJNo
:2018/10/07(日) 22:13:42 ID:lu.pnQEA
リヴァイ「……とんでもねぇこと言ってんじゃねぇ」
ハンジ「……ねぇ、リヴァイ」
リヴァイ「断る」
ハンジ「まだ何も言ってないよ」
リヴァイ「少し皮剥げとでも言うつもりだろう?」
ハンジ「まさか! 無闇矢鱈に傷つける事なんてしないよ!」
リヴァイ「…………」シワー
ハンジ「うわ、めっちゃくちゃ信用できないって顔してるね」
リヴァイ「今のてめぇは研究者のツラしてやがるからな」
ハンジ「なんだよ、ちょっと脱いでもらいたかっただけなのに」
リヴァイ「誰が脱ぐか」
〆
657
:
◆uSEt4QqJNo
:2018/10/07(日) 22:14:18 ID:lu.pnQEA
【問題無いだろう】
リヴァイ「とりあえず、てめぇに視姦は無理だって事は分かった」
ハンジ「?」
リヴァイ「いつのまにかただの観察になりやがる」ハァー
ハンジ「おや? そういえばそうだね」フム
リヴァイ「だからもうやめろ。ベッドの上でまでやられたらかなわん」
ハンジ「し、しないよ!」
リヴァイ「いいや、あり得る」
658
:
◆uSEt4QqJNo
:2018/10/07(日) 22:14:56 ID:lu.pnQEA
ハンジ「無いよ、無い! そんなスイッチ入らないから」
リヴァイ「…………どんなスイッチが入るんだ?」
ハンジ「どんなってそれは」
リヴァイ「それは?」
ハンジ「………………分かってて聞いてるね?」
リヴァイ「そうだな」
ハンジ「意地悪でムッツリな奴だよ、リヴァイは」
リヴァイ「自分の女に対してムッツリで何が悪ぃんだ」
ハンジ「――っ!/// そういうとこ! ずるいよね、あなたは!!」
〆
659
:
◆uSEt4QqJNo
:2018/10/07(日) 22:15:31 ID:lu.pnQEA
【許容するとき】
ハンジ「はぁー、ちょっぴり寒くなってきたよね」ノッシリ ←背に乗ってる
リヴァイ「邪魔だ」スタスタ
ハンジ「つれないなぁ。リヴァイカイロの出番なのに」ピットリ
リヴァイ「やめろ、鬱陶しい」グイッ
ハンジ「あ、もう。せっかく暖かったのにー」ブー
リヴァイ「俺はカイロじゃねぇ。行くぞ」
ハンジ「はーい」
ガチャッ
660
:
◆uSEt4QqJNo
:2018/10/07(日) 22:16:06 ID:lu.pnQEA
ハンジ「ふおっ!? 風冷たい」ノシッ
リヴァイ「……」
ハンジ「やばいなぁ、上着着てくればよかった」ノッシリ
リヴァイ「……」スタスタ
ハンジ「…………ねぇ、リヴァイ」ズルズル
リヴァイ「あ?」
ハンジ「乗っかってるのになんで何にも言わないの?」
リヴァイ「……」
ハンジ「リヴァイ?」
リヴァイ「…………」
ハンジ「そっか! リヴァイ寒かったんだね! 予想外に外が寒かったんだね!」
リヴァイ「うるせぇ。耳傍で叫ぶな」スタスタスタスタ
〆
661
:
◆uSEt4QqJNo
:2018/10/07(日) 22:16:38 ID:lu.pnQEA
【べしゃべしゃ】
ハンジ「今日は暑いなぁ」
リヴァイ「そうだな」
ハンジ「この時期は気温が上がったり下がったりするからね。着るものに困るよ」
リヴァイ「上着を持ち歩いておけ」
ハンジ「それしかないかぁ」
リヴァイ「風が冷たいのは救いだな」
ハンジ「そうだねぇ。水を被ると風邪引きそうだ」
662
:
◆uSEt4QqJNo
:2018/10/07(日) 22:17:12 ID:lu.pnQEA
リヴァイ「訓練後は被る奴もいるな」
ハンジ「あー注意しといた方がいいかもね。すぐに拭いて乾かすように」
リヴァイ「ああ、風呂上がりもちゃんと乾かせよ」
ハンジ「私かい」
リヴァイ「いつもべしゃべしゃのまま俺の所に来るじゃねぇか」
ハンジ「リヴァイに拭いてもらうのが一番いいんだよ。乾くの早いし、気持ちいいし」
リヴァイ「俺を便利道具扱いするんじゃねぇ。第一俺の所に来るまでに冷えるだろうが」
ハンジ「お風呂出て直でリヴァイの所に来てるし……今度は冷えないように頭にタオルをぐるぐる巻きにして来るよ」
リヴァイ「……せめてある程度拭ってから来い」
〆
663
:
◆uSEt4QqJNo
:2018/10/07(日) 22:18:19 ID:lu.pnQEA
レスありがとうございます
また台風でダメかと思ったが今日はアニメがある!
次も日曜に。ではまたーノシ
664
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/10/10(水) 01:25:19 ID:xD6JQF4Q
乙
665
:
◆uSEt4QqJNo
:2018/10/14(日) 22:30:46 ID:PaltPUOU
【忙殺で忘却】
ハンジ「エルヴィン!」
エルヴィン「ん?」
ハンジ「今日は飲み会開くからね、忘れないでよ?」
エルヴィン「飲み会か……間に合えば行くよ」
ミケ「主役が間に合えば行くというのはダメだろう」
エルヴィン「主役?」
ハンジ「ダメだこりゃ。忘れちゃってるよ」ヤレヤレ
リヴァイ「お前も人の事言えねぇだろ」
エルヴィン「? 話が見えないが」
ミケ「お誕生日会と言えば分かるか?」
エルヴィン「………………あぁ」
ミケ「やっとか」クッ
〆
666
:
◆uSEt4QqJNo
:2018/10/14(日) 22:31:16 ID:PaltPUOU
【みんなでからかう】
ハンジ「いやぁ、でも忙しいと忘れちゃうよね」
リヴァイ「さっきは自分を棚に上げて呆れてやがったくせに」
ハンジ「う、うっさいな!」
ミケ「夫婦喧嘩はそこまでにしろ」
エルヴィン「困った夫婦だな」クックックッ
ハンジ「夫婦じゃないから!」
リヴァイ「夫婦じゃねぇな」
667
:
◆uSEt4QqJNo
:2018/10/14(日) 22:31:54 ID:PaltPUOU
ミケ「まだ、な」
エルヴィン「まだだな」
ハンジ「ミケ! エルヴィン!!///」
リヴァイ「…………そうだな、まだだ」フム
ミケ「……ほう」ニヤニヤ
エルヴィン「ほほう」ニヤニヤ
ハンジ「リヴァイ!!!///」
〆
668
:
◆uSEt4QqJNo
:2018/10/14(日) 22:32:28 ID:PaltPUOU
【お祝いは楽しく】
「「「エルヴィン団長、おめでとうございまーす!!! かんぱーい!!」」」
エルヴィン「乾杯が早いな」
ミケ「まぁ、そんなもんだろ」グビッ
リヴァイ「何かに託(かこ)つけて飲みてぇだけだからな」グビッ
ハンジ「お祝いの気持ちもあるから!」グビッ
エルヴィン「気持ちはありがたいよ」グビッ
ゲルガー「だんちょー! おめでとーござーます!」
エルヴィン「ありがとう」
リーネ「ちょっと! もう酔っ払って! すみません、団長」
エルヴィン「いいさ」クッ
669
:
◆uSEt4QqJNo
:2018/10/14(日) 22:33:01 ID:PaltPUOU
ネス「エルヴィン、おめでとさん!」
エルヴィン「ああ、ありがとう」
ハンジ「あはは! 忙しいねぇ」
エルヴィン「…………」
ハンジ「? エルヴィン?」
エルヴィン「……いや、ありがたいな」
ミケ「……」スンッ
リヴァイ「クソみてぇな事考えてんだろ」
エルヴィン「そうでもないさ」
リヴァイ「はっ、どうだか」
ハンジ「じゃ、そのクソみてぇな事を忘れて飲んだ飲んだ!」トポトポ
670
:
◆uSEt4QqJNo
:2018/10/14(日) 22:33:37 ID:PaltPUOU
エルヴィン「おっと」
リヴァイ「てめぇ、注ぎすぎだ。クソメガネ」
ハンジ「これくらいイケるって」
リヴァイ「イケるイケねぇじゃねぇ。零れるだろうが」
ハンジ「少しくらい零れてもいいじゃないか。全く潔癖なんだから」
リヴァイ「勿体ねぇ」
ハンジ「そっちか!」
エルヴィン「ふっ、騒がしいな」
ミケ「いつもの事だ」
エルヴィン「そうだな」フッ
〆
671
:
◆uSEt4QqJNo
:2018/10/14(日) 22:34:09 ID:PaltPUOU
【だいすき】
「うう……もう飲めねぇ」
「くごー」
「」チーン
ナナバ「死屍累々って感じだね」
リヴァイ「その中にメガネが混じってやがるのが問題だ」
ハンジ「うーん、もう飲めない」ペッショリ
ミケ「途中で飲み合いやってたな」
エルヴィン「勝ってたな」
672
:
◆uSEt4QqJNo
:2018/10/14(日) 22:35:39 ID:PaltPUOU
リヴァイ「クソメガネが」
ハンジ「あー、りばいだぁーりばいー」ウヘヘー
リヴァイ「…………」
ハンジ「ねぇねぇ、りばいー」
リヴァイ「……なんだ」
ハンジ「ええっとね、ふふふふー」
リヴァイ「酔っ払いは要領得ねぇな」
ハンジ「もちょっとこっちに来てよ」オイデオイデ
リヴァイ「はぁー、なんだ」ズイッ
673
:
◆uSEt4QqJNo
:2018/10/14(日) 22:37:11 ID:PaltPUOU
ハンジ「あのね、…………」ヒソヒソ
リヴァイ「……………………」
ハンジ「……ふひひっ」
リヴァイ「…………チッ、クソメガネっ」
ナナバ「……いちゃついてるねぇ」
ミケ「いちゃついてるな」
エルヴィン「俺の誕生日だというのに見せつけてくれるな」
リヴァイ「……うるせぇ」
ハンジ「んっふふふふふー」
〆
674
:
◆uSEt4QqJNo
:2018/10/14(日) 22:38:09 ID:PaltPUOU
【堂々とあまあま】
リヴァイ「戻る」グイッ
ハンジ「ふにゃー」
ナナバ「んー、気をつけて」
ミケ「途中で落とすなよ」
エルヴィン「部屋まで届けろよ」
リヴァイ「当たり前だろうが」
エルヴィン「どうだかな」ニヤニヤ
リヴァイ「クソ気持ち悪ぃツラしやがって」チッ
エルヴィン「元々こういうツラだよ」
リヴァイ「言ってろ。おら、ハンジ、立ちやがれ」
675
:
◆uSEt4QqJNo
:2018/10/14(日) 22:38:50 ID:PaltPUOU
ハンジ「むーりー。おんぶー」グンニャリ
リヴァイ「クソが。乗れ」スッ
ハンジ「んー」ノシッ
リヴァイ「じゃあな」
ハンジ「じゃあねぇー」
ナナバミケエルヴィン「「「…………」」」
ナナバ「飲み会の度にあんな感じね」
ミケ「公然といちゃついてるな」
エルヴィン「まぁ、一応周りが飲み潰れてるのを確認しているようだがな」
ナナバ「妙なところで冷静だね」
ミケ「俺達には見せつけてるのか」
エルヴィン「本当に困った夫婦だ」
〆
676
:
◆uSEt4QqJNo
:2018/10/14(日) 22:40:48 ID:PaltPUOU
乙ありがとうございます
エルヴィン誕生日おめでとーう!
アニメ今日で一旦終わりやな、確か
次も日曜に。ではまたーノシ
677
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/10/15(月) 02:37:09 ID:LsHTOavE
乙
アニメEDの演出鳥肌モノだった
そしてギャグもキレッキレだったなw
678
:
◆uSEt4QqJNo
:2018/10/21(日) 22:48:10 ID:qofvs.Kw
【応援】
――壁外調査――
ドドドドドドド……
エルヴィン「くっ、全員着いてきているか?」
ミケ「少し隊列が伸びているな」
エルヴィン「……もう少しで壁に着く」
ミケ「見渡す限りでは巨人はいないが……」スンッ
679
:
◆uSEt4QqJNo
:2018/10/21(日) 22:48:52 ID:qofvs.Kw
エルヴィン「どうだ?」
ミケ「殿(しんがり)付近がヤバそうだ」
エルヴィン「殿……リヴァイか」
ミケ「奴の事だから大丈夫だとは思うが……」チラッ
エルヴィン「…………行ってくれ。無理はするな」
ミケ「了解だ」ガッ!
馬「ヒヒーンッ!」
エルヴィン「………………頼んだ」
〆
680
:
◆uSEt4QqJNo
:2018/10/21(日) 22:49:39 ID:qofvs.Kw
【まさか】
――壁内:調査兵団駐屯地――
ガヤガヤ……イテェ、クソッ、オイ!ダレカコイツヲ!……
ハンジ「…………」キョロッ
ハンジ(今回、殿(しんがり)が巨人に襲われたと聞いた……)
ハンジ(リヴァイ……)
ハンジ「…………いや」フルフルッ
ハンジ「心配なんていらないさ。そうさ、彼なら大丈夫………………」
ハンジ「…………」
ハンジ(…………そんな保障、どこにあるって言うんだっ!)ギリッ
681
:
◆uSEt4QqJNo
:2018/10/21(日) 22:50:38 ID:qofvs.Kw
ハンジ「……リヴァイ、どこにいるんだ」キョロキョロ
ネス「おい、ハンジ」
ハンジ「ネス! 無事だったんだね! 良かった。ねぇ、リヴァイを知らないかい?」
ネス「――っ、怪我をしたと聞いてるが……」
ハンジ「!!」
ネス「詳しい事は聞いてねぇ。向こうに運ばれたら――」
ハンジ「!」ダッ!
ネス「あ、おいっ!」
ハンジ「教えてくれてありがとう!!」
ネス「……おう」
〆
682
:
◆uSEt4QqJNo
:2018/10/21(日) 22:51:08 ID:qofvs.Kw
【無事?】
ハンジ「リヴァイ!!?」バタンッ!
ミケ「しっ!」
ハンジ「――っ」
リヴァイ「」スゥスゥ
ハンジ「リヴァイ……?」
ミケ「薬が効いて寝ている。ついさっき寝入ったばかりだ」
ハンジ「……怪我、したって」
683
:
◆uSEt4QqJNo
:2018/10/21(日) 22:51:38 ID:qofvs.Kw
ミケ「ああ。巨人が……捕まえた兵士を投げた。それに別の兵士がぶつかってリヴァイの方へ飛んだ」
ハンジ「奇行種?」
ミケ「多分な」
ハンジ「……」
ミケ「…………飛んできた兵士はリヴァイが助けたがそいつのブレードがかすってな。傷はそう深くはないが縫った」
ハンジ「そう」ソッ
リヴァイ「」スゥスゥ
ミケ「念の為、薬も飲ませたんでな。それで寝ているだけで命に別状はない」
ハンジ「……うん」ナデ…
〆
684
:
◆uSEt4QqJNo
:2018/10/21(日) 22:52:14 ID:qofvs.Kw
【よかった】
ミケ「……ハンジ、ここを任せていいか?」
ハンジ「えっ? でも」
ミケ「ある程度処理を終えたからここに来たんだろう? 俺は処理がまだだ。ここを頼む」
ハンジ「……ん、分かった」
ミケ「じゃあな」
パタンッ
685
:
◆uSEt4QqJNo
:2018/10/21(日) 22:52:53 ID:qofvs.Kw
ハンジ「…………」
リヴァイ「」スゥスゥ
ハンジ「リヴァイ……」スッつ
……トクントクントクン……
ハンジ「……心臓、動いてる」ホゥ…
ハンジ「……………………った……」ハァ
リヴァイ「」スゥスゥ
〆
686
:
◆uSEt4QqJNo
:2018/10/21(日) 22:53:33 ID:qofvs.Kw
【微笑む夢の中】
リヴァイ「――…………ん……」
リヴァイ「……」パチッ
リヴァイ(……天井)
リヴァイ(あぁ、確かブレードが……しくじったな)チッ
リヴァイ(傷を縫って、それから……ミケの野郎に無理矢理薬を飲まされたんだったか)
リヴァイ(せめて自室に移動するべきだったな)
リヴァイ「…………」
リヴァイ「片手が生温ぃな」
ハンジ「」スースー、ギュッ
687
:
◆uSEt4QqJNo
:2018/10/21(日) 22:54:09 ID:qofvs.Kw
リヴァイ「…………」
リヴァイ(ずっといたのか? 手を握ったまま……)
ハンジ「」スースー
リヴァイ「…………」
ハンジ「」スースー
リヴァイ(ひでぇ顔してやがる)スッ
ハンジ「……ん」
リヴァイ「……」ナデ…
ハンジ「」スースー
リヴァイ「……心配かけた。悪かったな」ナデナデ
ハンジ「…………ん」スースー…
〆
688
:
◆uSEt4QqJNo
:2018/10/21(日) 22:55:12 ID:qofvs.Kw
レスありがとうございます
EDぼんやり聞いてたからマジでビビったわww
しかし来年4月かーまぁ、4月だとは思ってたけどさ。次はえらい所だし楽しみだ
次も日曜に。ではまたーノシ
689
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/10/24(水) 02:03:51 ID:6z9rYdnc
乙
4月まで長いな…でもこのスレがあるから大丈夫
690
:
◆uSEt4QqJNo
:2018/10/28(日) 22:36:49 ID:w1updnHY
【先程までの彼女はいない】
ハンジ「――はっ」パチッ
リヴァイ「起きたか」
ハンジ「リヴァイ!!」
リヴァイ「暴れるな、埃が立つ」シワー
ハンジ「あぁ、良かった。リヴァイだ」
リヴァイ「どういうことだ」
ハンジ「怪我、どうだい?」
リヴァイ「大したことはねぇ」
691
:
◆uSEt4QqJNo
:2018/10/28(日) 22:37:20 ID:w1updnHY
ハンジ「本当に?」
リヴァイ「ああ」
ハンジ「そっか、良かった」ハァー
リヴァイ「……」
ハンジ「で!」ズイッ
リヴァイ「……なんだ」
ハンジ「どんな子(奇行種)にあったの!?」キラキラ+
リヴァイ「…………あぁ……お前はやっぱりハンジだな、ハンジ・ゾエだ」ハァー
ハンジ「? 当たり前じゃないか。何を言っているんだい?」
〆
692
:
◆uSEt4QqJNo
:2018/10/28(日) 22:38:03 ID:w1updnHY
【あーん、する?】
ハンジ「ほうほう、そんな子かぁ」フンフンッ
リヴァイ「…………」ハァー
リヴァイ「……ハンジよ」
ハンジ「なんだい?」
リヴァイ「もう夜だ」
ハンジ「おわ!? 本当だ! いつの間に!」
リヴァイ「お前が目を覚ました時にはすでに暗かったな」
ハンジ「ご飯! リヴァイはちゃんと食べないと!!」
リヴァイ「俺は、じゃねぇ。てめぇもちゃんと食え」
ハンジ「待ってて! 食堂行ってくる! 持ってくるから!」
693
:
◆uSEt4QqJNo
:2018/10/28(日) 22:38:43 ID:w1updnHY
リヴァイ「いい。動ける。行くぞ」
ハンジ「縫ったばかりだろ?」
リヴァイ「激しく動かさなければどうということもない」
ハンジ「でも」
リヴァイ「大丈夫だ」
ハンジ「……分かった。違和感でも感じたら言ってくれよ?」
リヴァイ「ああ」
ハンジ「…………」ウーン
リヴァイ「なんだ」
ハンジ「ご飯、私が食べさせた方がいい?」
リヴァイ「…………いらん。手は動く」
〆
694
:
◆uSEt4QqJNo
:2018/10/28(日) 22:39:22 ID:w1updnHY
【隠せない】
ミケ「…………」スンッ
ミケ「……」
ハンジ「あ、ミケ!」
ミケ「ハンジ」
ハンジ「警戒しなくても風呂には入ってるよ」
ミケ「そうだな」スンッ
ハンジ「もう分かってるとは思うけど食堂に集合ね」
ミケ「ああ」
ハンジ「じゃね」
ミケ「…………」スンッ
ミケ「毎年、有り難いことだな」フッ
〆
695
:
◆uSEt4QqJNo
:2018/10/28(日) 22:40:15 ID:w1updnHY
【スンスンッ】
「「「ミケ分隊長(さん)、おめでとうございまーす!!!」」」
ミケ「……」スンッ
ハンジ「おいおい、鼻で返事しないで口で返事しなよ」クスッ
リヴァイ「そんなもんだろ、こいつは」
エルヴィン「これでも凄く喜んでるぞ、ミケは」
ミケ「……」スンッスンッ
ハンジ「おや? ミケの翻訳者かな?」
エルヴィン「ははっ、そんなものになった覚えはないが長い付き合いだからな」
696
:
◆uSEt4QqJNo
:2018/10/28(日) 22:40:57 ID:w1updnHY
リヴァイ「長い付き合いじゃなくても今のは分かるだろ」
ハンジ「男同士の繋がりってやつかい?」
リヴァイ「お前には分かんねぇってのか?」
ハンジ「いや? 分かるけど」
リヴァイ「お前男か」
ハンジ「それ自分に返ってくるからね」
リヴァイ「……」
ミケ「……」ススンッ
リヴァイ「普通に笑え、ミケ」シワー
ミケ「……」スススンッ
〆
697
:
◆uSEt4QqJNo
:2018/10/28(日) 22:41:30 ID:w1updnHY
【飲み比べ】
ダンッ!
リヴァイ「はっ、やるじゃねぇか」
ダンッ!
ミケ「まぁ、な」
ハンジ「おー、やれやれー」
エルヴィン「あまり焚き付けるなよ、ハンジ。後始末が大変だ」
ナナバ「っていうかリヴァイと酒飲み対決とか不利じゃないの」
エルヴィン「リヴァイはザルだからな」
ハンジ「ザル通り越して枠しか残ってなさそうだよね」
698
:
◆uSEt4QqJNo
:2018/10/28(日) 22:42:53 ID:w1updnHY
ナナバ「ミケも相当強いけど……」
エルヴィン「リヴァイ相手では分が悪いな」クスッ
ナナバ「笑ってる場合じゃないでしょ」
ミケ「――っ、くそっ……ここまで、か」ガクッ
リヴァイ「落ちたか」
「「「リヴァイ兵長の勝ちだ!!」」」ウオォォ!
ナナバ「あれは賭けてたね」
ハンジ「賭けないわけがないよね。はい、リヴァイに賭けてた奴はどいつだー!」
エルヴィン「胴元はハンジか」
ナナバ「あの子は……」ハァー
〆
699
:
◆uSEt4QqJNo
:2018/10/28(日) 22:45:36 ID:w1updnHY
レスありがとうございます
なにやら照れますな
11月1日、ミケ誕生日
早めにミケさん誕生日おめでとう! まだちょっと続くけど
次も日曜に。ではまたーノシ
700
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/11/01(木) 02:37:02 ID:qRaKkMMc
ミケさんおめー
701
:
◆uSEt4QqJNo
:2018/11/04(日) 22:36:54 ID:mTrJuVFo
【軽率】
エルヴィン「しかし……」
ミケ「」グガー
エルヴィン「リヴァイ、責任持ってくれよ?」
リヴァイ「…………俺一人でか?」シワー
エルヴィン「お前が潰したんだ」
リヴァイ「どうせ雑魚寝する奴等で溢れるだろ。転がしておけばいい」フンッ
エルヴィン「誕生日だぞ?」
リヴァイ「…………飾り付けでもすりゃいいのか?」
702
:
◆uSEt4QqJNo
:2018/11/04(日) 22:37:30 ID:mTrJuVFo
ハンジ「それいいね!!」
リヴァイ「!」ビクッ
ハンジ「ミケ飾り付けちゃえ! よし、そこの賭けに負けた君たち!」ビシッ!
「「「は、はい!!」」」
ハンジ「ミケをそっちに運んでくれ!」
「「「はい!」」」
リヴァイ「…………」
ナナバ「あーあ」
エルヴィン「明日、謝っておけよ」
リヴァイ「………………チッ」
〆
703
:
◆uSEt4QqJNo
:2018/11/04(日) 22:38:21 ID:mTrJuVFo
【犯人は】
ミケ「……ん」パチッ
ミケ「ここは……食堂、か」
ミケ「あぁ……昨日は……リヴァイに負けたんだったか」ガシガシ
リヴァイ「ミケ」
ミケ「うおっ、いたのか」
リヴァイ「片付けていたところだ」
ミケ「あぁ」
リヴァイ「……それから」
704
:
◆uSEt4QqJNo
:2018/11/04(日) 22:38:57 ID:mTrJuVFo
ミケ「?」
リヴァイ「すまん」
ミケ「……何がだ?」
リヴァイ「……とにかく、謝ったからな」
ミケ「あ? おい」
スタスタスタスタ…
ミケ「いっちまいやがった……一体何の謝罪………………」
ミケ「…………………………」
ミケ「なんだこれは」
ハンジ「やぁ、おはよう、ミ……ケ……ぶふぉ!!」
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