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ハンジ「戯れも」リヴァイ「幾星霜」
1
:
◆uSEt4QqJNo
:2017/12/25(月) 21:52:44 ID:vrZuEj5M
1スレ目、リヴァイ「ひたすらに」ハンジ「戯れる」
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read_archive.cgi/internet/14562/1387721339/
2スレ目、ハンジ「戯れの」リヴァイ「ハズだった」
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read_archive.cgi/internet/14562/1393766145/
3スレ目、リヴァイ「気ままに」ハンジ「戯れた」
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read_archive.cgi/internet/14562/1399643095/
4スレ目、ハンジ「戯れに」リヴァイ「戯れた」
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read_archive.cgi/internet/14562/1406120445/
5スレ目、リヴァイ「延々と」ハンジ「戯れたい」
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read_archive.cgi/internet/14562/1415881553/
6スレ目、ハンジ「戯れて」リヴァイ「過ぎる日々」
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read_archive.cgi/internet/14562/1427978790/
7スレ目、リヴァイ「いつまでも」ハンジ「戯れよう」
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read_archive.cgi/internet/14562/1441112985/
8スレ目、ハンジ「戯れは」リヴァイ「終わらない」
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/internet/14562/1463146389/
9スレ目、リヴァイ「緩やかに」ハンジ「戯れようか」
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/internet/14562/1485956035/
の続き。10スレ目とか。短編の様なモノでリヴァイとハンジ(女)がただいちゃいちゃしてるだけという説明は果たして必要なのか
とにかく時系列やなんやらかんやら無視しながら思いつきで書いていく。その為サ○エさん時空化
まれにR18エロ有り。ないかもなので期待はしないでくれ。〆の後に∫や∬がついたら次の話がR18というお知らせ
月刊とかのネタバレとかあったりする。なるべく分からないように紛れ込ませるつもりだがどうなるか分からない
おまけの記憶喪失ネタが入る予定。予定は未定
スレのURLの所為で1レスが余計に長い。日付ネタでやってる。日にちは11月だった気もするが大体12月から。では
150
:
◆uSEt4QqJNo
:2018/02/08(木) 23:34:01 ID:6xQxJk2E
ハンジ「大分いいよ。熱も……下がってるんじゃないかな?」
リヴァイ「どれ」ピトッ ←おでこを
ハンジ「ん」
リヴァイ「……さっきよりはいいな」
ハンジ「今何時?」
リヴァイ「深夜だな。もう少し寝ていろ」
ハンジ「うん」
リヴァイ「寒くねぇか?」
ハンジ「大丈夫」
151
:
◆uSEt4QqJNo
:2018/02/08(木) 23:34:36 ID:6xQxJk2E
リヴァイ「そうか」ナデナデ
ハンジ「…………」
リヴァイ「なに笑ってやがる」
ハンジ「ううん、別に」クスクス
リヴァイ「笑ってんじゃねぇか」
ハンジ「うん、リヴァイが優しいからさ」ニッコリ
リヴァイ「……」シワー
ハンジ「照れても眉間にシワ寄せるよね」
リヴァイ「黙って寝ろ」
〆
152
:
◆uSEt4QqJNo
:2018/02/08(木) 23:36:04 ID:6xQxJk2E
レスありがとうございます
前に書き忘れた
1月30日、エルド誕生日(本人居なかったけど)
インフル流行ってるから気をつけてな
次は日曜に。ではまたーノシ
153
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/02/10(土) 00:12:35 ID:feLpaM3U
乙
154
:
◆uSEt4QqJNo
:2018/02/11(日) 23:55:24 ID:BRIfzwA6
あかんね、間に合わんわ。んー、出来次第更新しやす
最近こんなんばっかやなぁあかんなぁ
乙ありがとうね
155
:
◆uSEt4QqJNo
:2018/02/12(月) 21:36:18 ID:iRS0bo7k
【身から出た錆】
モブリット「ハンジ分隊長、出てこられて大丈夫なんですか?」
ハンジ「大丈夫、大丈夫。熱も下がってるし」
モブリット「もしかして、リヴァイ兵長の許可もなしに抜け出してきたんじゃ……」シワッ
ハンジ「いやだなぁ、リヴァイみたいに眉間にシワ寄せないでくれよ」
モブリット「ハンジ分隊長?」ジロッ
ハンジ「ちゃんと許可は貰ったよ。っていうかなんでリヴァイの許可が必要なんだよ」
モブリット「上官だからです」
ハンジ「私とリヴァイに上下はないよ」
モブリット「そうですが、表向きは上官です」
ハンジ「実質が違うだろ」
モブリット「では、恋人だからです」
156
:
◆uSEt4QqJNo
:2018/02/12(月) 21:36:54 ID:iRS0bo7k
ハンジ「――っ! こ、恋人は関係ないだろ」
モブリット「ありますよ。人一倍心配するじゃないですか」
ハンジ「で、でも許可は」
モブリット「必要ないですが、心配させたままにするんですか?」
ハンジ「ぐっ」
モブリット「まぁ、許可は得られているようなのでこの話は終わりにしましょうか」
ハンジ「ぐぬぬ」
モブリット「でも無理は禁物ですからね!」ビシッ
ハンジ「分かったから指はささないでくれ。リヴァイにも言われてる」
モブリット「さすが兵長」
ハンジ「保護者が多すぎないか……?」
モブリット「足りないくらいですが?」
ハンジ「えぇー……」
〆
157
:
◆uSEt4QqJNo
:2018/02/12(月) 21:37:37 ID:iRS0bo7k
【大事な言葉選び】
ハンジ「……」ジッ
リヴァイ「……」
ハンジ「…………」ジー
リヴァイ「……なんだ」
ハンジ「次はリヴァイが風邪引く番かなと思ってたんだけど」
リヴァイ「生憎だな」フンッ
ハンジ「無理矢理キスでもしておいてやればよかった」
リヴァイ「菌を撒き散らすな」
ハンジ「撒くのはあなたにだけだよ」
リヴァイ「……誰に、という問題じゃねぇ。移したくなかったんじゃねぇのか」
ハンジ「まぁね。でも弱ってるリヴァイの面倒を見るのは嫌いじゃないんだ」
158
:
◆uSEt4QqJNo
:2018/02/12(月) 21:38:37 ID:iRS0bo7k
リヴァイ「そうそう弱らねぇよ」
ハンジ「だから嫌いじゃないんだよ。滅多に面倒見れないからね」
リヴァイ「弱ってほしいのか」
ハンジ「いいや。私が弱ってるあなたの面倒見たいと思っているだけなのが理想だね」
リヴァイ「……俺もそうしたいがな」
ハンジ「そりゃごめん。これからも」
リヴァイ「お前……」
ハンジ「なるべく気をつける。病気にはかからないようにする」
リヴァイ「徹夜の過労も無くせ」
ハンジ「あー、うーん……うーーん」
リヴァイ「ウンコメガネが」
ハンジ「まだクソの方がマシに聞こえるのはなんでだろうね?」
〆
159
:
◆uSEt4QqJNo
:2018/02/12(月) 21:39:09 ID:iRS0bo7k
【穴】
ハンジ「うーん……」トントン…
ナナバ「書類を指で叩いて何を悩んでいるんだい?」
ハンジ「新しい捕獲作戦についてちょっとね」
ミケ「あぁ、この間言っていたな」
ハンジ「うまく纏まらなくてねぇ」トントン
エルヴィン「まだ時間はある」
ハンジ「そうだけど、そう思ってたらいつの間にか時間って無くなってるからねぇ」トントン
リヴァイ「トントンうるせぇ。指で机に穴でも空ける気か」
ハンジ「穴空ける間に巨人が来ちゃうから落とし穴は無理かなぁ」トントン
リヴァイ「誰が捕獲作戦の話をした」
ハンジ「落とし穴っての有効だけど時間かかるしねぇ」トントン
リヴァイ「まともに話を聞いちゃいねぇな」
〆
160
:
◆uSEt4QqJNo
:2018/02/12(月) 21:39:42 ID:iRS0bo7k
【ツボにはまる】
ハンジ「やっぱり捕獲機のここはこうするしかないのかなぁ」ウーン
リヴァイ「ああ? これはこうすりゃいいだろ」カリカリ
ハンジ「!?」
リヴァイ「いや、これは……」
ハンジ「リヴァイ!」ガタッ
リヴァイ「あぁ、ダメだな、これは」
ハンジ「いやいや、お陰で閃いたよ!」
リヴァイ「あ?」
161
:
◆uSEt4QqJNo
:2018/02/12(月) 21:40:24 ID:iRS0bo7k
ハンジ「さっすがリヴァイ!」ガシッ ←顔を両手で
リヴァイ「おい?」
ハンジ「ありがとう!! んーまっ!」チュッ
リヴァイ「!?」
エルヴィンミケナナバ「「「!?」」」
ハンジ「じゃあ纏めてくるよ!!」スタスタ
リヴァイ「……」
ナナバ「……」
ミケ「……」
エルヴィン「……」フルフル
162
:
◆uSEt4QqJNo
:2018/02/12(月) 21:41:05 ID:iRS0bo7k
ナナバ「……」チラリッ
リヴァイ「…………」…ガタッ
ミケ「……」
リヴァイ「…………」スタスタスタスタ
ナナバ「……リヴァイ、何も言えずに去っていっちゃったね」
エルヴィン「余程……ぶふっ、驚い、ぐふっ、たんだろう、ぶふふっ」フルフル
ミケ「……ツボにハマったか」
ナナバ「こんなに大笑いしてるエルヴィンも珍しいね」
エルヴィン「――っ、――っ」ブルブル
〆
163
:
◆uSEt4QqJNo
:2018/02/12(月) 21:41:39 ID:iRS0bo7k
【やらかしたのはそっちじゃない】
――ハンジ研究室――
バターンッ!
リヴァイ「……」
ハンジ「それで、これが……」ガリガリ
リヴァイ「……おい、クソメガネ」
ハンジ「で、」ガリガリ
リヴァイ「……」チッ
ハンジ「うーん……」ガリガリ
リヴァイ「…………」
ハンジ「……」ガリガリ
リヴァイ「……………………」フゥ
ハンジ「……」ガリガリ
ハンジ「……」ガリガリガリ
164
:
◆uSEt4QqJNo
:2018/02/12(月) 21:42:18 ID:iRS0bo7k
ハンジ「……」ガリガリガリガリ
……コトッ
ハンジ「!」
リヴァイ「飲め」
ハンジ「紅茶……リヴァイ、いつの間に来たの?」
リヴァイ「……さっきだ」ズズズズ
ハンジ「さっき……あれ? ランプが点いてる」
リヴァイ「あぁ、点けた」
ハンジ「もしかして暗くなってるの私気づかなかった?」
リヴァイ「放っておけば真っ暗になって気づいただろうな」
ハンジ「ははっ、またやっちゃったか」
リヴァイ「……チッ」
〆
165
:
◆uSEt4QqJNo
:2018/02/12(月) 21:43:05 ID:iRS0bo7k
遅くなりました
次は土曜辺りに……ではまたーノシ
166
:
哀川 小町
:2018/02/16(金) 17:33:55 ID:0zlw7W.Y
続き待っています。いつも見ています。
167
:
◆uSEt4QqJNo
:2018/02/17(土) 22:54:10 ID:pxKWbJSA
【興奮してたので】
ハンジ「本当はもっと前に来たんじゃないのかい? 待たせてごめんよ、リヴァイ」
リヴァイ「……別件を謝ってほしいところだがな」
ハンジ「別件?」
リヴァイ「……それを、書く前の」
ハンジ「書く前?」
リヴァイ「…………あいつらがいる前で」
ハンジ「あいつら………………………………」
ハンジ「!!?」
168
:
◆uSEt4QqJNo
:2018/02/17(土) 22:54:40 ID:pxKWbJSA
リヴァイ「気づくの遅ぇな」チッ
ハンジ「ふ、ふぉあ!?/// やっべぇ! 何してんだ私!?」ガシガシッ!
リヴァイ「本当にな」
ハンジ「あー、うん、でもやっちゃったもんは仕方ないね。忘れよう」
リヴァイ「おい、忘れんじゃねぇ」
ハンジ「反省だけはしとく。もうしない」
リヴァイ「……」シワー
ハンジ「疑いの眼差ししかないね」
リヴァイ「あっさりしすぎてな」
ハンジ「いや、まともに考えると穴に埋まりたくなるから反省だけして忘れたいんだよ」
169
:
◆uSEt4QqJNo
:2018/02/17(土) 22:56:34 ID:pxKWbJSA
リヴァイ「……あいつがからかってこねぇことを祈るだけだな」
ハンジ「あー……素知らぬふり出来るように頑張ろうぜ」bグッ
リヴァイ「お前な」
ハンジ「それともいっそもっとやってみる?」
リヴァイ「断る」スパッ
ハンジ「うはは! 賛成されたらどうしようかと思ったよ」
リヴァイ「もう二度とやるなよ」
ハンジ「いや、本当、どうかしてた。やらないよ」
リヴァイ「ならいいが」
〆
170
:
◆uSEt4QqJNo
:2018/02/17(土) 22:57:11 ID:pxKWbJSA
【物足りない】
――風呂――
ハンジ「はぁー」チャプンッ
ハンジ「久しぶりのお風呂は気持ちいいねぇ」
ハンジ「しかも一人風呂」
ハンジ「…………」
ハンジ「いや、一人で入るって大浴場とかじゃない限り当たり前じゃないか」
ハンジ「ふぅー」チャプッ
ハンジ「あーリヴァイ、頭洗っ」
ハンジ「…………いねぇよ」
ハンジ「今リヴァイここにいないから」
ハンジ「風呂場にいるのが当たり前になってるって問題だね」
171
:
◆uSEt4QqJNo
:2018/02/17(土) 22:57:41 ID:pxKWbJSA
ハンジ「…………」
ハンジ「一人風呂がちょっと寂しいとかかなりヤバいな」
ハンジ「しばらくリヴァイお断りでいくか」
ハンジ「……」
ハンジ「いかないだろうなぁ。無理矢理ぶち込まれるだろうし」
ハンジ「……髪洗うの面倒だなぁ」
ハンジ「仕方無いかぁ」ワシャワシャ
ハンジ「泡立たない」
ハンジ「2、3回洗わなきゃいけないんだっけ?」
ハンジ「はぁー、やっぱリヴァイ欲しいな」ワシャワシャ
ハンジ「便利屋扱いするなとか言われそう」クスクス
ハンジ「…………お風呂出たら部屋に行こうかな」
〆
172
:
◆uSEt4QqJNo
:2018/02/17(土) 22:58:24 ID:pxKWbJSA
【結果はぶち込まれる】
――リヴァイ自室――
ハンジ「というわけで来たよ」
リヴァイ「何も言ってねぇだろ。何が『というわけ』だ」
ハンジ「かくかくしかじかで許してくれない?」
リヴァイ「説明になってねぇ。なんだ、かくかくしかじかってのは。まぁ、どうでもいいが」
ハンジ「いいんだ」
リヴァイ「まぁな。酒か?」
ハンジ「んや、紅茶がいいかな」
リヴァイ「分かった」カチャッ
ハンジ「……あなたがいないとさー」
リヴァイ「あ?」
ハンジ「お風呂がつまらないんだよね」
173
:
◆uSEt4QqJNo
:2018/02/17(土) 22:59:00 ID:pxKWbJSA
リヴァイ「…………風呂につまるもつまらねぇもねぇだろ」カチャ、カチャカチャ
ハンジ「まぁ、水が詰まることも無くはないけど」
リヴァイ「いちいちうるせぇ野郎だな」
ハンジ「冗談だよ。髪洗うの面倒でさ」
リヴァイ「俺は洗い屋じゃねぇ」
ハンジ「あ、そうきたか」
リヴァイ「あ?」
ハンジ「いや。リヴァイに洗ってもらうと気持ちいいんだよ」
リヴァイ「…………そうか。ほら」カチャッ
ハンジ「お、ありがとう」ズズッ
リヴァイ「俺が入れなきゃ入らねぇとか寝言はほざくなよ」
ハンジ「大丈夫大丈夫。そんなこと言わない。言わないけど結局そんな感じになるよね」
リヴァイ「本当にお前はクソだな」
〆
174
:
◆uSEt4QqJNo
:2018/02/17(土) 22:59:41 ID:pxKWbJSA
【反省の色なし】
ハンジ「リーヴァーイ!!」タタタッ
リヴァイ「あ?」
ハンジ「この間アドバイスもらったやつ! うまくいったよー!!」
リヴァイ「そうか」
ハンジ「リヴァイ! ありがとーーう!!」ガバッ
リヴァイ「……」ヒョイッ
ハンジ「のわっ!?」スカッ
リヴァイ「……」
ハンジ「ちょっ、避けるなよ」
リヴァイ「抱き着いてくるな」
ハンジ「感謝の意を表明しようとしたのに!」
175
:
◆uSEt4QqJNo
:2018/02/17(土) 23:00:13 ID:pxKWbJSA
リヴァイ「いらん。自重しろ」
ハンジ「自重?」
リヴァイ「お前、反省も忘れてやがるじゃねぇか」
ハンジ「……ああ!」ポムッ
リヴァイ「感謝の意は受け取った。さっさと戻れ」シッシッ
ハンジ「また犬猫を追い払うみたいに。今周りに誰もいないじゃないか」
リヴァイ「誰がいつ来てもおかしくねぇだろうが」
ハンジ「んー……」キョロキョロ
リヴァイ「おい?」
ハンジ「今だ!!」ガバッ、チュッ
リヴァイ「!?」
ハンジ「よっしゃあ!! してやったり! じゃあねぇ!」タタタッ
リヴァイ「………………あのクソメガネ」
〆
176
:
◆uSEt4QqJNo
:2018/02/17(土) 23:00:48 ID:pxKWbJSA
【チャンス!】
――リヴァイ自室――
ハンジ「リヴァイ、はいこれ」スッ
リヴァイ「? なんだ?」ガサガサ
ハンジ「紅茶。無くなりかけてただろ?」
リヴァイ「あぁ、よく知ってたな。助かる」
ハンジ「まぁね」エッヘン
リヴァイ「!」
ハンジ「? どうかした?」
リヴァイ「……感謝の意を表明しねぇとな」
ハンジ「え」
ガシッ
177
:
◆uSEt4QqJNo
:2018/02/17(土) 23:01:20 ID:pxKWbJSA
リヴァイ「――――」
ハンジ「!!?!?」
リヴァイ「――――」
ハンジ「――っ! ――っ!!」
リヴァイ「――――」
ハンジ「!!!」バシバシッ
リヴァイ「……は」
ハンジ「はっ、はぁはぁ、あのね」
リヴァイ「お前がしたことを真似しただけだ」
ハンジ「長いし深いよ!!」
リヴァイ「そうか」
ハンジ「そうかじゃねぇよ!!」
178
:
◆uSEt4QqJNo
:2018/02/17(土) 23:01:54 ID:pxKWbJSA
リヴァイ「もっとやってやっても良かったが」
ハンジ「どこまでやるつもりだったんだ」
リヴァイ「そうだな……」
ハンジ「あー、やっぱ言わなくていいよ、予想はつく」
リヴァイ「ほう?」
ハンジ「この前の仕返しかい?」ハァー
リヴァイ「……いや、なんとなくだ」
ハンジ「な」
リヴァイ「やりたくなっただけだ」
ハンジ「そ、そんなのやりたくならないでくれよ」
リヴァイ「俺ばかり驚かされてたまるか」
ハンジ「やっぱり仕返しじゃないか!」
〆
179
:
◆uSEt4QqJNo
:2018/02/17(土) 23:12:52 ID:pxKWbJSA
レスありがとうございます
あー……メール欄には何も書かないか、sageと書くだけにしておいたほうがいいよ
できれば名前欄も何も書かないほうが
それと出来るだけ早くメルアドの変更をおすすめする
冗談で書いてることを切に願う。レスは嬉しかったよ
次は木曜辺りかなぁ?ではまたーノシ
180
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/02/18(日) 02:14:49 ID:V5xdsglM
優しいな
>>1
は
乙
181
:
◆uSEt4QqJNo
:2018/02/22(木) 22:03:41 ID:/Tm9g0ek
【真面目なのかなんなのか】
ヒュオオォォ……
ハンジ「うひゃあー戻り寒波ってやつだね。さっむ!」
リヴァイ「そうだな」
ハンジ「巨人達は寒さに震えているのだろうか?」
リヴァイ「どうでもいい」
ハンジ「どうでもいいとはなんだ! 寒さに震えるのなら付け入る隙もあるってもんだろ!」
リヴァイ「あぁ、そういう意味か」
ハンジ「そして、ぷるぷる震えている彼らもきっとかわいいんだろうねぇ」キラキラ
リヴァイ「やっぱりそっちの意味じゃねぇか」
〆
182
:
◆uSEt4QqJNo
:2018/02/22(木) 22:04:40 ID:/Tm9g0ek
【手早く暖を】
ハンジ「寒いし早く部屋に戻ろう。こんな日は書類仕事に限るよ」
リヴァイ「こんな日だからこそ身体を動かした方が暖まると思うがな」
ハンジ「筋肉馬鹿発言はよしてくれよ。いや、そりゃ暖まるけどさ」
リヴァイ「誰が筋肉馬鹿だ」
ハンジ「馬鹿みたいな筋肉してるじゃないか」
リヴァイ「意味を変えんじゃねぇ」
183
:
◆uSEt4QqJNo
:2018/02/22(木) 22:05:14 ID:/Tm9g0ek
ハンジ「ほらほら、いいから早く部屋に入って入って」グイグイ
リヴァイ「おい、押すんじゃねぇ」
――バタンッ
リヴァイ「部屋に入ってすぐ暖まるわけじゃねぇだ――」
ハンジ「はぁー、やっと暖まれるよ」ギュッ
リヴァイ「……これが目的か」
ハンジ「そう。廊下でやってもよかったけど気兼ねなくやるなら部屋だよね」ギュー
リヴァイ「……一応は気を使ったか」
〆
184
:
◆uSEt4QqJNo
:2018/02/22(木) 22:06:20 ID:/Tm9g0ek
【べたー】
ハンジ「部屋が暖まるまでこうしておく」ギュー
リヴァイ「動きづれぇ」スタスタ
ハンジ「早く火ぃ入れてぇー」ズルズル
リヴァイ「お前の所為で入れにくいんだろうが。どけ」スッ ←しゃがんだ
ハンジ「退く気などあろうものか」ガシッ
リヴァイ「火を入れにくい」シュッ
ハンジ「頑張れ頑張れー」
リヴァイ「馬鹿か」
ハンジ「少し暖かくなってきたねぇ」
リヴァイ「いい加減退きやがれ」
185
:
◆uSEt4QqJNo
:2018/02/22(木) 22:07:00 ID:/Tm9g0ek
ハンジ「リヴァイの背中から離れがたい」ノッシー
リヴァイ「邪魔だ」
ハンジ「そう言いながら退かそうとはしないよねぇ」クスクス
リヴァイ「……うるせぇ」
ハンジ「悪態にも切れがないなー」
リヴァイ「……チッ」ガッ
リヴァイ「黙れ」ガシッ
ハンジ「のわっ!?」グルンッ
リヴァイ「鬱陶しいクソメガネが」ギリギリ
ハンジ「首! 首絞まるぅーー!!」ジタバタ
〆
186
:
◆uSEt4QqJNo
:2018/02/22(木) 22:08:09 ID:/Tm9g0ek
【お前も】
ハンジ「はー、暖まってきたねぇ」
リヴァイ「ようやく離れたか」フゥー
ハンジ「最後はリヴァイの方がくっついてきたくせにぃー」
リヴァイ「首締めただけだろうが」
ハンジ「すげぇ物騒だな」
リヴァイ「紅茶、淹れるが」
ハンジ「飲む!!」
リヴァイ「分かった」
ハンジ「暖かいリヴァイの部屋でリヴァイが淹れた温かい紅茶を飲む。贅沢だぁー」
リヴァイ「お前の贅沢は易(やす)いな」コトッ
ハンジ「ありがとう。そうでもないさ」ズズッ
リヴァイ「そうか?」ズズズズ
187
:
◆uSEt4QqJNo
:2018/02/22(木) 22:09:10 ID:/Tm9g0ek
ハンジ「そこには必ずあなたがいないと成立しないんだよ」
リヴァイ「……易いじゃねぇか」
ハンジ「あなたは自分の価値を安く見積もっていると思うよ?」
リヴァイ「それはお…………」
ハンジ「ん?」
リヴァイ「……高く見積もりすぎだ」
ハンジ「お高く?」クスクス
リヴァイ「噛んだだけだ」チッ
ハンジ「あれ? オルオが移った?」
リヴァイ「もういい、黙れ」
ハンジ「ふふっ、やっぱり贅沢な時間だなぁ」
リヴァイ「……そうかもな」
〆
188
:
◆uSEt4QqJNo
:2018/02/22(木) 22:09:46 ID:/Tm9g0ek
【猫目線】
黒猫「……」ペロッゴシゴシ
黒猫「!」
ハンジ「だからさー、巨人捕獲の」スタスタ
リヴァイ「エルヴィンの許可を貰えと言ってるだろうが」スタスタスタスタ
黒猫「……」タシッタシッ ←しっぽ
茶トラ猫「ニャッ」
黒猫「ニア」
茶トラ猫「!」
189
:
◆uSEt4QqJNo
:2018/02/22(木) 22:10:24 ID:/Tm9g0ek
ハンジ「リヴァイが全面的に手伝うって言えばさー」スタスタ
リヴァイ「吐かなくていい嘘は吐かねぇ主義だ」スタスタスタスタ
ハンジ「リーヴァーイー!!」スタスタ
リヴァイ「うるせぇ」スタスタスタスタ
茶トラ猫「ニャー」フッ
黒猫「ニァッ」
ハンジ「リーヴァー、! 猫だ」スタスタ…
リヴァイ「誰が猫だ」
ハンジ「違う違う。あそこ」
リヴァイ「あぁ」
190
:
◆uSEt4QqJNo
:2018/02/22(木) 22:10:54 ID:/Tm9g0ek
黒猫「……」スリスリ
茶トラ猫「ニャ〜」スリスリ
ハンジ「相変わらず仲が良いねぇ」
リヴァイ「……寒いんだろ」
ハンジ「でさ!」ガシッ
リヴァイ「チッ」
ハンジ「協力をさー」
リヴァイ「しねぇ」
ハンジ「リヴァイー!!!」
黒猫「……」ゴロゴロ
茶トラ猫「……」ゴロゴロ
〆
191
:
◆uSEt4QqJNo
:2018/02/22(木) 22:12:22 ID:/Tm9g0ek
レスありがとうございます
ほ、褒めたってなんも出ないんだからね!ありがと
2月22日、猫の日
次は日曜に。ではまたーノシ
192
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/02/23(金) 01:13:57 ID:TKmm0RPY
時たまの猫に癒される日々
乙
193
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/02/23(金) 14:12:48 ID:bJuLRPTk
いちゃラブたまらない
規制でいつも書き込めない…書き込めてたら嬉しい
おつです
194
:
◆uSEt4QqJNo
:2018/02/25(日) 22:32:07 ID:HGssd2DU
【いつもの事?】
ハンジ「ん?」
リヴァイ「…」
「…」
ハンジ「あれはリヴァイ……と、女性兵士?」
ハンジ「……また、かな?」
195
:
◆uSEt4QqJNo
:2018/02/25(日) 22:32:39 ID:HGssd2DU
女性兵士「では、よろしくお願いいたします!」ペコッ
リヴァイ「あぁ……おい」
女性兵士「はい」
リヴァイ「この事は誰にも話すな」
女性兵士「はい! 分かりました! それでは失礼します!」タタッ
リヴァイ「……」
ハンジ「? 何か……いつもと様子が違ったような?」
ハンジ「…………気の所為、かな?」
〆
196
:
◆uSEt4QqJNo
:2018/02/25(日) 22:33:17 ID:HGssd2DU
【気にする】
リヴァイ「……」ガチャッ
ハンジ「お、リヴァイ、お帰りー!」
リヴァイ「……人のベッドで何寛(くつろ)いでやがる」
ハンジ「リヴァイのベッドは寛ぎやすいよね」
リヴァイ「同じもんだろうが。何か用か?」
ハンジ「別に」
リヴァイ「そうか」
ハンジ「あ、そうだ。今度の休みに出掛けるじゃない? その時さー」
リヴァイ「……ハンジ」
ハンジ「ん?」
197
:
◆uSEt4QqJNo
:2018/02/25(日) 22:34:26 ID:HGssd2DU
リヴァイ「悪いがその日はダメになった」
ハンジ「そうなの?」
リヴァイ「あぁ、すまん」
ハンジ「用ができたなら仕方無いよ」
リヴァイ「穴埋めはする」
ハンジ「そんな気にしなくてもいいよ。私も時々やるし」
リヴァイ「……」
ハンジ「リヴァイ?」
リヴァイ「いや、すまん」
ハンジ「変なリヴァイだねぇ」
リヴァイ「……」
〆
198
:
◆uSEt4QqJNo
:2018/02/25(日) 22:35:02 ID:HGssd2DU
【目撃】
――休日:街――
ハンジ「いやぁー良い本が手に入った!」ホクホク
「どうぞーいらっしゃいませー!」
ハンジ「!」
ハンジ「美味しそうな焼き菓子だな」
ハンジ「ふむ、紅茶のお供に良さそうだ」
ハンジ「夕方には帰ってくるだろうし買って帰ろうかな。すみませーん」
店員「はい、いらっしゃいませ!」
199
:
◆uSEt4QqJNo
:2018/02/25(日) 22:36:54 ID:HGssd2DU
ハンジ「これください」
店員「ありがとうございます!」
ハンジ「ふふっ、夕食のあとリヴァイの所にお茶しに行くか」ニコニコ
ガラガラガラガラ…
ハンジ「ん?」
ハンジ「!」
リヴァイ「……」
ハンジ「リヴァイ?」
200
:
◆uSEt4QqJNo
:2018/02/25(日) 22:37:30 ID:HGssd2DU
女性「リヴァイ兵長、この馬車です」
リヴァイ「あぁ」ギッ ←馬車に
女性「っ」ギッ
リヴァイ「……ほら」スッつ
女性「すみません」スッつ
リヴァイ「ああ」グッ、グイッ
ギッ、ガタンッ、ガラガラガラガラ…
ハンジ「――――」
ハンジ「あの時の……女性兵士?」
ハンジ「二人で、馬車で、どこに?」
〆
201
:
◆uSEt4QqJNo
:2018/02/25(日) 22:39:28 ID:HGssd2DU
【不安と】
――リヴァイ自室――
ハンジ「……」←ベッドの上
ハンジ(どこに、行ったんだろう)
ハンジ(馬車で、ということは結構遠い場所だ)
ハンジ(予定を変更してまであの子と遠くまで出掛けなければいけない事があった……)
ハンジ(それだけの事だ)
ハンジ「…………」
ハンジ(それはどんな理由で?)
202
:
◆uSEt4QqJNo
:2018/02/25(日) 22:40:00 ID:HGssd2DU
ハンジ(私に、直接言えない事?)
ハンジ(二人でなければならない事って?)
ハンジ「…………」
ハンジ「はぁー」ボスッ
ハンジ「やだなぁ……こういうの」
ハンジ「こんなの……」
ハンジ「…………」
ハンジ「こんな……」
ハンジ「……」
〆
203
:
◆uSEt4QqJNo
:2018/02/25(日) 22:40:52 ID:HGssd2DU
【残り香】
――夜――
リヴァイ「……」ガチャッ
ハンジ「おかえり」
リヴァイ「……いたのか」
ハンジ「うん。遅かったね」
リヴァイ「ああ、少し遠くまで行っていた」フゥー
ハンジ「疲れてるね」
リヴァイ「いや……」カサッ
リヴァイ「! あぁ、そうだ。これを」スッ
204
:
◆uSEt4QqJNo
:2018/02/25(日) 22:41:28 ID:HGssd2DU
ハンジ「? 何?」カサッ
リヴァイ「焼き菓子だ。貰った」
ハンジ「……貰った」
リヴァイ「美味いらしい。夕飯は食ったのか? 紅茶を淹れるが」
ハンジ「うん、食べた」
リヴァイ「そうか。淹れる」スタスタ
ハンジ「うん……」
フワッ……
ハンジ「!」
ハンジ(この匂いは……)
〆
205
:
◆uSEt4QqJNo
:2018/02/25(日) 22:43:45 ID:HGssd2DU
レスありがとうございます。本当にマジで
次は木曜辺りに。ではまたーノシ
206
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/02/27(火) 21:41:04 ID:PJFeFR/.
乙
207
:
◆uSEt4QqJNo
:2018/03/01(木) 23:23:29 ID:s9JUj8yc
【おかしな二人】
リヴァイ「ほら」コトッ
ハンジ「ありがとう……」
リヴァイ「? どうかしたか?」
ハンジ「えっ?」
リヴァイ「何か様子がおかしい」
ハンジ「そう? 特になんでもないけど」
リヴァイ「ならいいが」
ハンジ「……ねぇ、リヴァイ」
リヴァイ「?」
ハンジ「何か……私に言う事ってあるかい?」
リヴァイ「……いや、無いが」
208
:
◆uSEt4QqJNo
:2018/03/01(木) 23:28:42 ID:s9JUj8yc
ハンジ「……そう」
リヴァイ「? お前、本当に何もないのか?」
ハンジ「あぁいや、なんか話題あるかなーって」ハハッ
リヴァイ「……」
ハンジ「無いならいいや。お菓子、美味しかったよ。もう行くね」
リヴァイ「泊まらねぇのか」
ハンジ「あー、今日はちょっと、ね」
リヴァイ「そうか」
ハンジ「それじゃまたね」
リヴァイ「ああ」
バタンッ
リヴァイ「…………」
〆
209
:
◆uSEt4QqJNo
:2018/03/01(木) 23:29:25 ID:s9JUj8yc
【隠し事】
ハンジ「……」カツンッカツンッ
ハンジ(隠された)
ハンジ(リヴァイが、私に、隠し事をした)
ハンジ(全く隠し事が無いとは言わないが、これは何でもなければ隠すことじゃないはずだ)
ハンジ(“何か”があるから隠した)
ハンジ「…………」
ハンジ(まずは一番考えられる可能性を探る)
ハンジ(これはリヴァイならエルヴィンに伝えているはずだ)
ハンジ「あの匂い……消毒薬の匂いだった」
カツンッカツンッ……
〆
210
:
◆uSEt4QqJNo
:2018/03/01(木) 23:30:43 ID:s9JUj8yc
【エルヴィンに相談だ】
ハンジ「エルヴィン、まだいるね?」ガチャッ
エルヴィン「やぁ、ハンジ。ノックくらいはしてくれ」
ハンジ「ごめんよ、つい。こんな時間まで仕事かい?」
エルヴィン「その台詞を君に言われると妙な気分だな」
ハンジ「耳が痛いね。ちょっと聞きたいことがあるんだけどいいかな?」
エルヴィン「いいさ。なんだ?」
ハンジ「リヴァイから……何か病気とか怪我してるとか聞いてないかい?」
エルヴィン「病気……? 怪我? いいや、何も聞いていないな」
ハンジ「そう……」
エルヴィン「そういったことなら必ず俺に報告しに来るとは思うが……何かあったのか?」
211
:
◆uSEt4QqJNo
:2018/03/01(木) 23:31:49 ID:s9JUj8yc
ハンジ「……ちょっと、様子が変で」
エルヴィン「そうなのか? 重くなっては問題だ。早めに医者に掛かるように言っておいてくれ」
ハンジ「あぁ、いや、エルヴィンに報告が無いのなら何でもないんだろう。ごめん、邪魔したね」
エルヴィン「……ハンジ」
ハンジ「ん?」
エルヴィン「俺で良ければ相談に乗るが?」
ハンジ「ありがとう。もう少し一人でやってみるよ」
エルヴィン「そうか。長引くようなら早めにな」
ハンジ「ははっ、まるで風邪の予防みたいだね」
エルヴィン「拗らせて肺炎にでもなられては困るからな」
ハンジ「……大丈夫さ」
212
:
◆uSEt4QqJNo
:2018/03/01(木) 23:34:59 ID:s9JUj8yc
エルヴィン「そうならいいんだがな」
ハンジ「じゃあ……あ、これ夜食にでもして」スッ
エルヴィン「お菓子、か」
ハンジ「ちょっと余っちゃってね。残り物で悪いけど」
エルヴィン「封も開いてないが」
ハンジ「2つ買って1つ余ったんだよ。じゃあね」
エルヴィン「ああ、おやすみ」
ハンジ「おやすみ」
バタンッ
エルヴィン「……」
エルヴィン(何が起きているのやら……拗れなければ良いが)
〆
213
:
◆uSEt4QqJNo
:2018/03/01(木) 23:35:40 ID:s9JUj8yc
【目を逸らす】
――エルヴィン執務室前――
バタンッ
扉||ハンジ「…………」
ハンジ(エルヴィンも知らない……ということはきっと病気なんかじゃない)
ハンジ(そしてもう1つの可能性…………病気ではなかったとしたら)
ハンジ(それは、私との約束を反故してまで彼女と出掛ける必要があったということ)
ハンジ(それが病気でないなら……それは…………)
ハンジ(…………いや、例え病気であっても)
ハンジ(エルヴィンでも……私でもなく)
214
:
◆uSEt4QqJNo
:2018/03/01(木) 23:36:14 ID:s9JUj8yc
ハンジ(彼女にだけ教えたってことだ)
ハンジ(彼女だけが知っている)
ハンジ「……」
ハンジ(一先ず、病気かそうでないかだけは確認しないと)
ハンジ(エルヴィンに教えていないならそうではないと思うけど念の為……)
ハンジ「……」
ハンジ(今日はもう遅い)
ハンジ(寝よう)フラッ
スタスタスタスタスタ…
壁||「…………」
〆
215
:
◆uSEt4QqJNo
:2018/03/01(木) 23:37:04 ID:s9JUj8yc
【それは俺しか知らない……】
――朝:食堂――
リヴァイ「……アイツ、まだ寝てやがるのか?」キョロッ
調査兵士1「ハンジ分隊長が……」
リヴァイ「!」
調査兵士2「マジかよ」
調査兵士1「マジマジ。俺見たんだよ」
リヴァイ「……」
調査兵士1「深夜にエルヴィン団長の執務室から出てくるところ」
リヴァイ「……」
216
:
◆uSEt4QqJNo
:2018/03/01(木) 23:37:56 ID:s9JUj8yc
調査兵士2「いや、あるだろ。あの人たちなら」
調査兵士1「俺もそう思うけどさ、そん時のハンジ分隊長の顔が違ったんだよ」
調査兵士2「顔?」
調査兵士1「悲しげな、寂しげな……あれだ! 切ないって感じだ」
調査兵士2「切ない、ねぇ」
調査兵士1「こう言うのもあれかもしんねぇけど“女”って顔してた」
リヴァイ「!」
調査兵士2「…………ハンジ分隊長って男じゃなかったっけ?」
調査兵士1「は? 女だろ?」
調査兵士2「ええ?」
調査兵士1「えー?」
リヴァイ「…………」
リヴァイ(女の……顔)
〆
217
:
◆uSEt4QqJNo
:2018/03/01(木) 23:38:44 ID:s9JUj8yc
乙ありがとうございます
次は日曜に。ではまたーノシ
218
:
◆uSEt4QqJNo
:2018/03/04(日) 23:31:36 ID:r1Erp1UQ
【訪問】
――リヴァイ自室前――
ハンジ「すぅー、はぁー」
ハンジ「よしっ」
コンコンッ
リヴァイ「ハンジか」ガチャッ
ハンジ「おう、ビックリした」
リヴァイ「足音がしたからな」
ハンジ「そっか。ちょっと話したいんだけどいいかな?」
リヴァイ「ああ」
219
:
◆uSEt4QqJNo
:2018/03/04(日) 23:32:10 ID:r1Erp1UQ
ハンジ「ありがとう」
リヴァイ「何か飲むか?」
ハンジ「んー、いや、いいや」
リヴァイ「そうか」
ハンジ「……あのさ」
リヴァイ「なんだ」
ハンジ「その、どこか、調子の悪いところがあったりする?」
リヴァイ「あ? 別に無いが」
ハンジ「……そう」
ハンジ(本当になんともなさそうだ)
ハンジ(だとすると……)
〆
220
:
◆uSEt4QqJNo
:2018/03/04(日) 23:32:49 ID:r1Erp1UQ
【黙っておけなかった】
ハンジ「……」
リヴァイ(黙りこくってやがる。どうしたんだ)
リヴァイ(脈絡なく人の体調聞いてきやがって。本題から逸らしたように感じたが……)
リヴァイ「……何かあったのか?」
ハンジ「…………」
リヴァイ「ハンジ?」
ハンジ「……」
リヴァイ(だんまりか)
リヴァイ(本当に何かあった、のか?)
リヴァイ「……」
221
:
◆uSEt4QqJNo
:2018/03/04(日) 23:33:24 ID:r1Erp1UQ
リヴァイ「…………深夜に……」
ハンジ「?」
リヴァイ(クソ、言うつもりはなかったんだが……)
リヴァイ「……エルヴィンの所に行ったらしいな? 何かあったのか?」
ハンジ「えっ?」
リヴァイ「噂が立っている」
ハンジ「ええ? 深夜にエルヴィンの所に行くなんてたまにあることじゃないか」
リヴァイ「そうだが……出てきたお前が…………」
ハンジ「私が?」
リヴァイ「……女の顔をしていた、と」
ハンジ「はぁ!?」
〆
222
:
◆uSEt4QqJNo
:2018/03/04(日) 23:35:37 ID:r1Erp1UQ
【隠し事】
ハンジ「なんだよ、女の顔って」
リヴァイ「覚えはないのか?」
ハンジ「覚えって言ったって……あ」
リヴァイ「なんだ」
ハンジ「あ、ああ、いや」
リヴァイ「……チッ、なんだと言っている。言えないことなのか?」イラッ
ハンジ「な」ムカッ
リヴァイ「何か隠したいことでもあるんじゃねぇのか?」
ハンジ「はぁ?」カチンッ
リヴァイ「俺の体調を気にしたそぶりだったが本題はそこじゃねぇんだろ?」
223
:
◆uSEt4QqJNo
:2018/03/04(日) 23:36:18 ID:r1Erp1UQ
ハンジ「!」ギクッ
リヴァイ「チッ、当たりか」
ハンジ「そ、それは」
リヴァイ「隠し立てするんじゃねぇ」
ハンジ「! 隠し事してるのはリヴァイだろ!」
リヴァイ「あ?」
ハンジ「この間の休日! 私との約束を反故して何してた?」
リヴァイ「! それは……」
ハンジ「なんで、言い淀(よど)むのさ」
リヴァイ「……」
ハンジ「隠し立てしてるのはリヴァイじゃないか……」
〆
224
:
◆uSEt4QqJNo
:2018/03/04(日) 23:37:27 ID:r1Erp1UQ
【聞きたいけど】
リヴァイ「ハンジ」
ハンジ「吐けよ! あの日、何してたんだ!」
リヴァイ「……」
ハンジ「消毒薬の匂いがした。でも身体を悪くしてるわけじゃない。じゃあ、何?」
リヴァイ「!」
ハンジ「あの子と……二人でどこに行ってたんだ?」
リヴァイ「!! お前、何故」
ハンジ「見たんだよ。二人で馬車に乗るところを」
リヴァイ「――チッ!」
ハンジ「なんの舌打ちだよ」
リヴァイ「……できれば言いたくはなかったが」
ハンジ「……は?」ドキッ
225
:
◆uSEt4QqJNo
:2018/03/04(日) 23:37:57 ID:r1Erp1UQ
リヴァイ「ハンジ……」
ハンジ「――っ! き、聞きたくない!!」
リヴァイ「……あ?」
ハンジ「やだ!」ペチーンッ ←耳を塞いだ
リヴァイ「おい」
ハンジ「なんか嫌な話な気がする!」
リヴァイ「……」フゥー
リヴァイ「…………聞け」ガシッ
ハンジ「いーーやーー」
リヴァイ「恐らくお前は勘違いをしている」
ハンジ「……へ?」
リヴァイ「聞こえてんじゃねぇか」
〆
226
:
◆uSEt4QqJNo
:2018/03/04(日) 23:38:48 ID:r1Erp1UQ
【いやなこと】
ハンジ「聞こえてない聞こえてない」
リヴァイ「いいから聞け」ガシッ
ハンジ「待って待って! 覚悟するから!」
リヴァイ「なんの覚悟だ。いらねぇよ」ベリッ ←耳から手を剥がした
ハンジ「ああ! この馬鹿力!」
リヴァイ「聞け」グッ ←耳そば
ハンジ「や!?」ゾクッ
227
:
◆uSEt4QqJNo
:2018/03/04(日) 23:39:21 ID:r1Erp1UQ
リヴァイ「あれは見舞いに行っただけだ」
ハンジ「いやだ! 待ってリヴァ――へっ?」
リヴァイ「見舞いだ」スッ
ハンジ「みまい……誰の?」
リヴァイ「あの兵士の祖父だ」
ハンジ「……ん? 何故に??」
リヴァイ「……それを、説明したくなかった」シワー
ハンジ「??」
〆
228
:
◆uSEt4QqJNo
:2018/03/04(日) 23:44:33 ID:r1Erp1UQ
次は木曜に。ではまたーノシ
229
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/03/06(火) 21:53:21 ID:4nwrwrmc
乙
ドキドキする展開だ
230
:
◆uSEt4QqJNo
:2018/03/08(木) 22:37:52 ID:wzDs4poQ
うおぉぉぉごめんーー_O⌒Ι_(土下寝)
平日あかんなぁ
明日か明後日にノシ
231
:
◆uSEt4QqJNo
:2018/03/11(日) 21:52:45 ID:PSLjkyxI
【呼び出し】
女兵士『リヴァイ兵長。あのこんなことお願いしては、とは思うのですが……』
リヴァイ『なんだ』
女兵士『――祖父の』
リヴァイ『あ?』
女兵士『私の祖父のお見舞いに来てくれませんか?』
リヴァイ『…………あ?』
女兵士『妙なお願いだとは重々承知しています。ですが、その』
リヴァイ『……なんだ』
女兵士『祖父は、リヴァイ兵長のファンで…………』
リヴァイ『……………………あ?』
〆
232
:
◆uSEt4QqJNo
:2018/03/11(日) 21:53:20 ID:PSLjkyxI
【断りにくい話】
女兵士『その! 元々調査兵士を目指していたんです! でも身体を悪くして……』
女兵士『壁外調査では犠牲も出ますから手放しでというわけにはいきませんが……』
女兵士『リヴァイ兵長の活躍をいつも楽しみにしていました』
女兵士『この間帰省したときにお見舞いに行ったのですが……お医者様が言うにはもう……長くはない、と』
女兵士『ですから、一度だけでも会わせてあげたくて』
リヴァイ『…………』
女兵士『こんなお願いを聞いていたら切りがないとは思いますがどうかお願いします!!』
リヴァイ『…………分かった』
女兵士『えっ?』
233
:
◆uSEt4QqJNo
:2018/03/11(日) 21:53:57 ID:PSLjkyxI
リヴァイ『見舞いに行く。いつだ?』
女兵士『あ、ありがとうございます!! 急で申し訳ないですが5日後です』
リヴァイ『!』
女兵士『その日しか休みが取れなかったもので』
リヴァイ『……分かった。5日後だな』
女性兵士『はい! では、よろしくお願いいたします!』ペコッ
リヴァイ『あぁ……おい』
女性兵士『はい』
リヴァイ『この事は誰にも話すな』
女性兵士『はい! 分かりました! それでは失礼します!』タタッ
リヴァイ『……』
〆
234
:
◆uSEt4QqJNo
:2018/03/11(日) 21:55:10 ID:PSLjkyxI
【もうひとつ】
リヴァイ「――――というわけだ」
ハンジ「それがあの日……」
リヴァイ「ああ」
ハンジ「なんで言ってくれなかったのさ」
リヴァイ「言いたくなかったと言っただろうが」
ハンジ「なんで――あぁ、自分のファンがとか言いたくないよね」
リヴァイ「……」シワー
ハンジ「でも見舞いに行くくらい説明してくれても良かっただろ。変な勘繰りしちゃったじゃないか」
リヴァイ「変に勘繰りするようなことでもねぇと思った」
ハンジ「約束を反故して他の女の子と一緒なの見たらおかしいと思うでしょうが」
リヴァイ「…………知られることはねぇかと思った」
235
:
◆uSEt4QqJNo
:2018/03/11(日) 21:55:59 ID:PSLjkyxI
ハンジ「口止めはその為?」
リヴァイ「それもあるが他に来られても、な」
ハンジ「あぁ、なんやかや来そうだもんね」
リヴァイ「……」
ハンジ「はぁーもう、なんだ……そうだったの」ガシガシ
リヴァイ「ハンジ」
ハンジ「ああ、うん、ごめん。疑ってごめん。本当にごめんなさい」
リヴァイ「そうじゃねぇ。言わなかった俺も悪ぃ。それよりだ」
ハンジ「いやいや、すぐに聞いていれば良かったことなんだ。情けない私が悪いよ」
リヴァイ「……ハンジ、聞け」
ハンジ「ん?」
リヴァイ「今度はこっちの番だ」
〆
236
:
◆uSEt4QqJNo
:2018/03/11(日) 21:56:36 ID:PSLjkyxI
【誤解解消後】
リヴァイ「エルヴィンの所で深夜に何をしていた」
ハンジ「……リヴァイのこと相談してた…………」
リヴァイ「あ?」
ハンジ「私に隠し事したし、消毒薬の匂いはするし、病気を疑ったんだ」
リヴァイ「……何故それでエルヴィンだ」
ハンジ「あなたのことだから身体に異変があったら真っ先にエルヴィンに報告するだろ?」
リヴァイ「……」
ハンジ「私に黙っていたとしてもエルヴィンになら言っているだろうと思ってさ」
237
:
◆uSEt4QqJNo
:2018/03/11(日) 21:57:13 ID:PSLjkyxI
ハンジ「エルヴィンが知らないなら重い病気ではないと……でも、そうなると……」
リヴァイ「それで“女の顔”か」
ハンジ「……なんか疑ってた?」
リヴァイ「深夜に男の部屋から出てきた女がそういう顔をしていたと聞いたら妙に思うだろ」
ハンジ「それは、確かに」
リヴァイ「まぁ、それは今解消されたからいい。だが……」
ハンジ「なんだい?」
リヴァイ「噂はどこまで広がるか、だな」
ハンジ「あ」
〆
238
:
◆uSEt4QqJNo
:2018/03/11(日) 21:57:48 ID:PSLjkyxI
【確認】
ハンジ「リヴァイも疑うくらいだから色んな臆測が飛び交いそうだねぇ」
リヴァイ「どうするんだ」
ハンジ「放っておくしかないだろ。下手な言い訳は信憑性を高めてしまうこともある」
リヴァイ「だが」
ハンジ「人の噂も七十五日というだろ? そのうち収まるさ。聞かれれば尤もらしいことを言えばいい」
リヴァイ「……」
ハンジ「いやぁ、しかし肝が冷えたなぁ」アハハ
リヴァイ「浮気と思ってか?」
ハンジ「あはは……はは……………………うん」
239
:
◆uSEt4QqJNo
:2018/03/11(日) 21:58:29 ID:PSLjkyxI
リヴァイ「しねぇよ」
ハンジ「うん」
リヴァイ「……」ガシッ、ワシャワシャ
ハンジ「…………リヴァイも?」ボサボサ
リヴァイ「……」ピタッ
ハンジ「リヴァイも肝が冷えた?」
リヴァイ「…………少し、な」
ハンジ「そっか。しないよ?」
リヴァイ「ああ」
ハンジ「ふふっ」ギュッ
リヴァイ「……」ポンポンッ
〆
240
:
◆uSEt4QqJNo
:2018/03/11(日) 21:59:25 ID:PSLjkyxI
>>229
レスありがとうございます
お待たせしております
昨日は来れなくて申し訳ない
なんか急用がわっさり
次は一応木曜に。ではまたーノシ
241
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/03/12(月) 16:10:31 ID:UClsVUFs
乙
年度末は何かと忙しいな
242
:
◆uSEt4QqJNo
:2018/03/15(木) 22:25:59 ID:72xKyMHY
【気分】
ハンジ「さ! これで解決解決!」
リヴァイ「…………」
ハンジ「? どうかした?」
リヴァイ「……何も」
ハンジ「嘘だろ?」
リヴァイ「……」シワー
ハンジ「言いたくない事かな?」
リヴァイ「……俺の気分の問題だ。気にするな」
243
:
◆uSEt4QqJNo
:2018/03/15(木) 22:27:04 ID:72xKyMHY
ハンジ「うーん……エルヴィン」
リヴァイ「……」ピクッ
ハンジ「ほう」
リヴァイ「なんだ」
ハンジ「うーん……噂になるのが嫌かい?」
リヴァイ「…………気分はよくねぇな」
ハンジ「まぁ、そりゃそうか。でも消えるまで待つしかないよ」
リヴァイ「ああ、分かっている」
ハンジ「彼らも調査兵だ。分かっているだろうからそう大きくならないと思うよ」
リヴァイ「……だといいが」
〆
244
:
◆uSEt4QqJNo
:2018/03/15(木) 22:27:40 ID:72xKyMHY
【イラッ】
ハンジ「うーん…………」
調査兵士A「……」チラッ
調査兵士B「……」チラッ
ハンジ「いやぁ、視線が痛いね」アハハハ
リヴァイ「……チッ」
ハンジ「ざわざわではなくさわさわって感じだね」
リヴァイ「なんだそりゃ」
ハンジ「大きく広がってはいないんだろう。幾人かが気にしてるようだ」
リヴァイ「あの時、口止めしておけばよかったか」
ハンジ「信憑性が高まってたかもしれないから言わなくて正解だったんじゃないの?」
リヴァイ「どうだか」
〆
245
:
◆uSEt4QqJNo
:2018/03/15(木) 22:28:40 ID:72xKyMHY
【ほぼ嘘じゃない】
ハンジ「しかしこれ以上妙な噂が流れ続けるのは困るね」
ナナバ「どうかしたの?」
ハンジ「お、ナナバ。丁度いいところに。力貸してよ」
ナナバ「内容によるけどなんだい?」
ハンジ「実はさー」
ナナバ「あぁ、それね。聞いた聞いた。聞いた瞬間噴き出して大笑いした」
ハンジ「そこまで?」
ナナバ「だってありえなさすぎてさ。リヴァイが許すわけないじゃないか」
246
:
◆uSEt4QqJNo
:2018/03/15(木) 22:29:42 ID:72xKyMHY
リヴァイ「どういう意味だ」
ナナバ「そんなことが本当にあったら、今ハンジここにいないんじゃないの?」
ハンジ「えっ、何それ? どういう意味だよ」
ナナバ「浮気して無事でいられると思ってるの? しかもリヴァイだし」
リヴァイ「……」
ハンジ「ナニソレコワイ」
ナナバ「まーそれについては私がてきとーに嘘ついておいたよ。納得してくれてたからそのうち消えるでしょ」
ハンジ「ありがとう!」
ナナバ「いいえ、どういたしまして」
247
:
◆uSEt4QqJNo
:2018/03/15(木) 22:30:46 ID:72xKyMHY
ハンジ「ちなみにどんな嘘?」
ナナバ「巨人捕獲作戦を却下されて巨人を弄れない悲しさからそんな顔をしてたんだろうって」
ハンジ「…………」
リヴァイ「……」
ハンジ「ハッ!? もしやこのさわさわとした視線は!?」
リヴァイ「巨人相手にあんな表情をってことか」
ハンジ「うおあぁぁ! なんたる誤解! でもインパクトあるからそれで消えるかもしれない! でもでも!」
リヴァイ「誤解……か?」
ナナバ「いつものハンジの事じゃんね」
〆
248
:
◆uSEt4QqJNo
:2018/03/15(木) 22:31:51 ID:72xKyMHY
【色んな意味で】
ハンジ「いくらなんでも巨人相手にそんな顔するかよ!」
ナナバ「いやいや、してるって」
リヴァイ「……」
ヒソヒソ
リヴァイ「!」
「エルヴィン団長の……」
「ハンジ分隊長が……」
リヴァイ「…………」
249
:
◆uSEt4QqJNo
:2018/03/15(木) 22:32:42 ID:72xKyMHY
ハンジ「うーん、納得いかないけどそれで広めるしかないか。ね、リヴァイ」
リヴァイ「あ? あぁ」
ハンジ「どうかした?」
リヴァイ「いや。いつものことだったとすぐに収まるだろ」
ハンジ「リヴァイまでそんな風に見てたのか!!」
リヴァイ「お前はもう少し客観的に自分を見たほうがいいんじゃねぇか?」
ナナバ「ねぇ?」
ハンジ「ひっでぇ!!」
〆
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