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ぼく「え!! 感度3000倍でハンバーグを!?」
1
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/10/27(金) 21:16:52 ID:XcMQ8DCI
敵A「まあ、特殊な訓練も受けてないのにそんなマネをしようなんてバカな考えはよすんだなハハハハ」
ぼく「出来らあっ!!」
敵B「いまなんていった?」
ぼく「感度3000倍でハンバーグを作れるっていったんだ!!」
敵A「よっしゃよく言うた!」
敵B「それでこそ男の子や!!」
敵C「じゃあ準備しますねー」
23
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/10/27(金) 21:33:00 ID:XcMQ8DCI
敵A「はい、というわけでね。今日はこのまつたけを網焼きにしていきますよ」
敵B「ちょっと土井善晴さん入った」
敵A「似てた?」
敵B「あんまり」
敵C「微妙ですね」
ぼく「似てた!!」
敵A「お前いいやつだなー」
24
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/10/27(金) 21:33:44 ID:XcMQ8DCI
敵A「はい、というわけで今回も感度30倍でお送りします」
ぼく「んほおッッ♥♥♥♥」
敵A「まだ何もやってねぇだろ」
敵B「まつたけに過剰反応しちゃってるっぽい」
敵C「……」
25
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/10/27(金) 21:34:27 ID:XcMQ8DCI
敵A「クックック……まぁ料理と言っても今回は炭火を熾してまつたけを焼くだけだがな」
ぼく「焼グゥ♥」←感度30倍中
敵B「イグゥ♥みたいに言うな」
敵C「やらせてるの私たちですけどね……」
敵A「だってやったら絶対面白いと思ったんだもん」
26
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/10/27(金) 21:35:07 ID:XcMQ8DCI
敵B「それじゃあ、まずはまつたけを裂いてもらおうか」
ぼく「オ゛!」ビクウッ
敵B「えっ」
敵A「まつたけを裂くというワードに股間を抑えて地面に倒れこんでしまった」
敵B「想像力豊かすぎだろ」
敵C「バカだなぁ、もー」
27
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/10/27(金) 21:36:33 ID:XcMQ8DCI
敵A「ちなみに香りを珍重するまつたけは水で洗わずに、濡れ布巾で優しく拭うとよいとされている……」
ぼく「はぁはぁ……うっ♥♥」ビクン
敵C「いまなんかビクッっとしましたね」
敵A(うわぁ)
敵B(うわぁ)
28
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/10/27(金) 21:37:13 ID:XcMQ8DCI
ぼく「……なるほど、このまつたけの香りは実に素晴らしいですね。流石は本場、京都丹波産なだけのことはある。これは食べるのがたッ♥♥楽しみッッ♥楽しみ゛い゛いぃ゛いいっ!!♥♥♥♥♥♥」
敵A「賢者モードから元に戻るのが早すぎる」
敵B「パンツガビガビだろこれもう」
敵C「やめてくださいよ……」
29
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/10/27(金) 21:42:28 ID:XcMQ8DCI
【数分後】
敵A「クックック……どれ、いただくとするか……あっ美味ぇ!」
敵B「うわーこれ美味いマジで美味い! まつたけ最高! 最高裁!!」
敵C「わぁ、いただきまーす」
ぼく「……オ゛ッ♥」ビクン
敵B「マジかよコイツC子がまつたけ食うとこ見て……最低だな」
敵C「なんか食欲なくなってきました……」
-まつたけ編 おわり-
30
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/10/27(金) 23:50:06 ID:UZEW0.fM
ひっでぇ話だ
シーザーサラダで
31
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/10/28(土) 00:09:22 ID:WEPCcgNM
あなたか 待ってました
支援
32
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/10/28(土) 00:12:31 ID:9f9H.hp.
-納豆編-
ぼく「出来らぁ!!」
敵A「はい、じゃあ今日は納豆ね」
敵B「前回からの落差がすごいっすね」
敵A「まつたけは高すぎた」
敵C「じゃあ30倍にしておきますねー」
33
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/10/28(土) 00:13:37 ID:9f9H.hp.
ぼく「あへぇ❤︎❤︎❤︎」←感度30倍中
敵A「ひき割りと普通のどっちがいい?」
敵B「あ、俺ひき割りがいいっす」
敵C「ひき割りにするなら小松菜刻んで入れましょう」
敵A「いいね」
34
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/10/28(土) 00:14:17 ID:9f9H.hp.
敵A「ククク、では早速開けてもらおうか」
ぼく「はヒィ……❤︎」ペリペリ
敵B「ごはんいくつ研ぐー?」
敵C「私ちょっとでいいです」
敵A「3合も炊けばいいんじゃない?」
敵B「うぃー」
35
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/10/28(土) 00:15:08 ID:9f9H.hp.
ぼく「あっがあああああああッッッ!!!!! くっせぇえぇええええええ!!!!!!」ビクビクーン
敵A「あはは」
敵B「うける」
ぼく「小学校のころいつも生足でスニーカー履いてたH君の足の臭いがする!!!! ヴォエ!!!」
敵C「やめてください……」
36
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/10/28(土) 00:15:45 ID:9f9H.hp.
敵A「どうした? まだフィルムが残っているぞ?」
ぼく「はぁ……はぁ……ヴォエエエェッ!! うぷっ、ヴォォォオエ!!!」
敵B「マジえずいてるじゃん」
敵C「私もう食べたくなくなってきました…」
37
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/10/28(土) 00:18:53 ID:9f9H.hp.
【数分後】
ぼく「」グッタリ
敵A「ククク……落ちたか」
敵B「納豆にKOされた男」
https://m.youtube.com/watch?v=_YVCRhZjR-k
敵C「あ、ごはん炊けましたよー」
敵A「よっしゃー食うか」
38
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/10/28(土) 00:19:49 ID:9f9H.hp.
敵B「C子、こないだ余った卵とって」
敵C「卵? なにに使うんです?」
敵B「納豆に混ぜるに決まってるじゃん」
敵C「ええっ!?」
敵A「美味いよね」
39
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/10/28(土) 00:20:31 ID:9f9H.hp.
敵C「そんなの初めて聞きましたけど……」
敵B「うっそだー」
敵A「日本全国津々浦々でやってるって」
敵C「えー本当ですか……?」
敵B「マジマジ」
敵A「そいつ(ぼく)にも聞いてごらんよ」
40
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/10/28(土) 00:21:11 ID:9f9H.hp.
敵C「あのー、もしもし。もしもーし」ペチペチ
ぼく「痛ァイ!!!!」←感度30倍中
敵C「納豆に生卵入れるって、本当でs」
ぼく「うわあああああくっせーーーー!!! 」バタン
敵C「ダメですねこりゃ」
敵A「うける」
41
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/10/28(土) 00:22:13 ID:9f9H.hp.
敵B「C子もやってみって。絶対美味いから」
敵C「うーん、じゃあちょっとだけ……あっ! 美味しい!!」
敵A「そんでもってこれ小松菜がいい仕事してるわ」
敵B「これゴマとか海苔入れても絶対美味いっすよ」
敵A「わかる」
敵C「ひょっとするとネギはかえって入れない方がいいかもしれませんねこれ」
ぼく「」
-納豆編 おわり-
42
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/10/28(土) 01:02:10 ID:9f9H.hp.
-シーザーサラダ編-
敵C「シーザーサラダ食べたいです」
ぼく「……」
敵A「ん? きょうは『出来らぁ!』言わないのか?」
ぼく「シーザーサラダのシーザーって何ですか……?」
敵B「そこかよ」
43
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/10/28(土) 01:03:13 ID:9f9H.hp.
敵C「シーザーサラダのシーザーについては共和制ローマ期の皇帝ガイウス・ユリウス・カエサルが好んだという俗説がありますが、実際には考案された店の名前(シーザーズプレイス)からきているそうです」
ぼく「はぇ〜」
敵A「はぇ〜」
敵B「はぇ〜」
44
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/10/28(土) 01:04:42 ID:9f9H.hp.
敵C「一般的にはレタスの上ににんにく、オリーブオイル、レモン汁などからつくったシーザードレッシングをかけ、クルトンとチーズをかけてあるのが特徴ですね」
敵A「よく居酒屋の安いコース料理の1品目のでてくるよな。で最後に来た奴が結果的に全部食う」
敵B「飲み会あるある」
ぼく「クルトンって無限に食べられる」
敵B「絶対胃もたれするだろあれ」
敵C「じゃあ感度上げてきまーす」
45
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/10/28(土) 01:05:30 ID:9f9H.hp.
ぼく「おほォォォッ❤︎❤︎れたしゅシャキシャキれしゅううう❤︎❤︎❤︎」
敵A「最近レタス高いよなあ……」
敵B「台風の影響っすね」
敵C「そしたらレモン絞っていきましょう」
46
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/10/28(土) 01:06:12 ID:9f9H.hp.
ぼく「オ゛!!」ピュッ
敵A「あ、レモン汁目に入った」
敵B「はいAED」
AED「電気ショックが必要です。身体から離れてください。点滅しているショックボタンを押してください」
敵C「ポチッとな」
ぼく「〜〜〜ッッッ❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎」ビクビクン
敵A「良い子はマネしちゃダメだぞ。AED使うと警備員くるから」(マジ)
47
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/10/28(土) 01:07:11 ID:9f9H.hp.
https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/5/5c/Starr_070730-7911_Lactuca_sativa.jpg
敵B「なんかこのレタス白菜みたいだな」
敵C「ロメインレタスっていって、完全には結球しないタイプのレタスですね」
敵A「お前んち農家なのに知らなかったの?」
敵B「うちどっちかっていうと米とか大根とか育ててる古典的なタイプの農家なんで」
敵A「ああ、そういうタイプの方ね」
ぼく「チーズすりおろされてりゅうううううう❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎」
48
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/10/28(土) 01:07:50 ID:9f9H.hp.
敵C「あとはクルトンを添えて完成です!」
敵A「うわぁすげー量……これだけ貯めるの大変だったでしょ?」
敵B「は?」
敵C「え?」
敵A「ん?」
ぼく「んほおおおおおおおおッッ❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎」
49
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/10/28(土) 01:08:35 ID:9f9H.hp.
敵B「貯めるって……どういうことすか?」
敵A「え、これコーンスープについてくるやつでしょ? それ貯めたんじゃないの?」
敵B「うわキモ」
敵C「普通にクルトンだけで売ってますよ……」
敵A「マジで!? そうなの!?」
50
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/10/28(土) 01:09:11 ID:9f9H.hp.
敵B「いや、そりゃそうでしょ……貯クルトンとか完全に気持ち悪い人じゃないですか」
敵A「いや普段使わんから分からんって!! お前(ぼく)知ってた!?」
ぼく「もう何も分かりゃにゃいいいいっ❤︎❤︎❤︎アタマ馬鹿になるウッ❤︎❤︎❤︎❤︎」ダブルピース
敵A「ダメだったわ」
敵C「ていうか冷静に考えてこの状態で料理作らせるのって食品衛生法的にアウトな気がしますね」
敵B「それ言ったら感度弄る方がよっぽど人道的にアウトだろ」
51
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/10/28(土) 01:09:59 ID:9f9H.hp.
ぼく「出来ましゅたぁ……❤︎❤︎❤︎」ビクンビクン
敵B「おーお疲れ」
敵A「クックック…ではいただくとするか」
敵B「ああもうそのキャラ設定半分くらい忘れてた」
敵C「いただきまーす」
52
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/10/28(土) 01:10:44 ID:9f9H.hp.
敵A「……美味い!」
敵B「この味がいいねと君が言ったから?」
敵A「本日をもって『サラダ元年』とする!!」
敵B「元号作っちゃった」
敵C「俵万智先生もびっくりですよ」
ぼく「いただきます」
敵B「あ、チャーム状態解除されてる」
53
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/10/28(土) 01:11:58 ID:9f9H.hp.
ぼく「……野菜を食べるの3ヶ月ぶりだぁ」シャクシャク
敵B「え、マジで」
敵A「敵ながら食事はもっとバランスよく食った方がいいぞ」
ぼく「最近野菜高くて……1人じゃ使い切れないし……」モグモグ
敵C「切実ですね」
54
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/10/28(土) 01:12:37 ID:9f9H.hp.
敵B「仕方ねーなー。今度実家から届いたら少し分けてやるよ」
敵C「おー優しい」
敵A「優しい世界。野菜世界」
ぼく「マザーテレサ」
敵B「よせやい」
ぼく「抱かれてもいい」
敵B「マザーテレサ評価からのその感想はおかしいだろ」
-シーザーサラダ編 おわり-
55
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/10/28(土) 08:49:48 ID:0MxNHXz6
なんだこれw
56
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/10/28(土) 14:47:09 ID:SVud7g/g
シーザーサラダの白濁ドレッシングを敵Cが食べてるのを見てウッってなるのを期待してたのに
それを上回る酷い出来だった
57
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/10/28(土) 15:32:07 ID:SHEmdNwI
たまげたなあ
58
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/10/29(日) 06:48:55 ID:ZdYSUjfs
やはりお前様か…最高や
すりおろした長芋(トロロ)でお願いします←確信犯
59
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/10/29(日) 08:55:33 ID:AJhVxZu2
-長芋編-
敵B「というわけで、早速実家から長芋が送られてきたのでお裾分けだ」
ぼく「最高!」
敵A「おーすげぇ」
敵C「美味しそうですね」
ぼく「最高潮!」
60
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/10/29(日) 08:56:09 ID:AJhVxZu2
敵C「どうやって食べます?」
敵A「なんかオススメは?」
敵B「うちはいつも、すりおろして味噌汁と混ぜて米にかけてたっす」
敵C「トロロ汁ですか」
ぼく「出来らぁ!!」
61
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/10/29(日) 08:56:46 ID:AJhVxZu2
敵A「いやー長芋感度30倍とか結果が目に見えてるな!!」
敵B「めっちゃ痒そう」
敵C「それでもやりますか?」
ぼく「これはぼくとBさんとの絆だから……」
敵B「気持ち悪い言い方すんな」
62
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/10/29(日) 08:57:38 ID:AJhVxZu2
敵C「それじゃ、感度上げまーす」
ぼく「ひぎいッ❤︎❤︎❤︎」←感度30倍中
敵A「毎回思うんだけどこれどうやって感度上げてるんだろう……」
敵B「俺も気になってるんすけど、なんか怖くて聞けないんですよね……」
ぼく「山芋太しゅぎるぅぅゥ❤︎❤︎❤︎こんなの入らないッ❤︎❤︎❤︎」
敵B「山芋じゃなくて長芋な。あとどこにどう入れるつもりだ」
63
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/10/29(日) 08:58:20 ID:AJhVxZu2
敵A「長芋と山芋って何が違うん?」
敵B「種類が違うんじゃないすか?」
敵C「山芋は自然薯などの古来より日本に自生する種類であるのに対して、長芋や大和芋は中国から導入された栽培種とされています」
敵B「はぇ〜」
敵A「農家より農産物に詳しいC子先生」
64
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/10/29(日) 08:59:26 ID:AJhVxZu2
ぼく「ああああっ!!!! か、痒いっ!!! 痒い痒い痒い痒い痒い痒い痒い痒い痒い痒い痒い痒い痒い痒い痒い痒い痒い痒い痒い痒い痒い痒い痒い痒い痒い痒い痒い痒い痒い痒い痒い痒い痒いああーーーっ❤︎❤︎❤︎ヌルヌル痒いのっ!! 痒くておかしくなっぢゃう゛ううぅ!! うっ❤︎❤︎」ビクン
敵B「最後本当におかしいだろ」
敵A「長芋ってなんであんなに痒くなるんですかC子先生」
敵C「長芋にはシュウ酸カルシウムという針状結晶の物資が含まれており、これが手の痒みや独特のエグ味の原因となります。また他にも長芋にはアセチルコリンなどのアレルギー物質などが含まれ、これらに敏感な子どもなどに与える場合は注意が必要です」
敵A「じゃあそれを感度30倍の人に与えるのは」
ぼく「ひぎゃあああああああああああああああああッッッ❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎死ぬ゛ウゥゥッッッ!!❤︎❤︎❤︎」ビクンビクン
敵C「ご覧の通りですね」
敵A「なるほど」
65
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/10/29(日) 09:00:17 ID:AJhVxZu2
ぼく「痒いッ❤︎❤︎痒い痒い痒い痒いーーーーーッッッ❤︎❤︎❤︎掻いてッッッ掻いてくだしゃいッッッ!!!❤︎❤︎❤︎❤︎痒すぎて頭おかしくなりゅううううううう❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎イグゥ❤︎❤︎❤︎」
敵B「連続アクメきめるな」
敵A「もう手ぇパンパンじゃん」
敵B「大和芋みたいになってる」
敵C「これはドクターストップですね」
66
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/10/29(日) 09:00:58 ID:AJhVxZu2
ぼく「あ゛あ゛ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッッッ❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎」ボリボリボリボリ
敵A「どうすんのこれ無限に掻いてるぞ」
敵C「長芋による手の痒みは、粗塩で手を洗うことによりシュウ酸カルシウムの結晶をこそぎ落としたり、酢で手を洗うことによって軽減されます」
敵B「とりあえず手ぇ洗えほら」
ぼく「落ちにゃ゛いッッッ❤︎長芋落ちにゃいいいいいっ❤︎❤︎❤︎死ぬっ❤︎痒死ぬッッッ❤︎❤︎❤︎」
敵A「痒死ぬってなに」
敵C「結構嫌度高い死因ですね」
67
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/10/29(日) 09:01:34 ID:AJhVxZu2
敵B「とりあえずトロロゆるめる用の味噌汁作っとこ」
敵A「じゃあ俺は米炊くか」
敵C「あ、麦ありますよ」
敵A「麦トロロか、いいねえ」
敵B「こうなってくると牛タンも欲しいっすね」
ぼく「んほおおおおおおおおッ❤︎❤︎❤︎」←洗浄中
68
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/10/29(日) 09:02:44 ID:AJhVxZu2
敵B「はいじゃあすり鉢に長芋入れてー」
ぼく「入っちゃっ……たぁ!!」
敵B「とはここの少しずつ味噌汁を入れながらすりこぎで溶いていきます」
ぼく「はあああぁぁぁぁぁっ❤︎❤︎❤︎」シコシコシコ
敵A「これ見よがしにすりこぎをしごくな」
敵B「中二男子ならみんなやるやつやめろ」
敵C「これもう立派なセクハラですよ」
69
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/10/29(日) 09:03:28 ID:AJhVxZu2
敵A「これどれくらいにゆるめんの?」
敵B「いつも適当っす」
敵A「ああそう」
ぼく「…………」ゴリゴリ
敵C「真顔でこっち見ながらすりこぎ回すのやめてください怖いです」
70
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/10/29(日) 09:04:11 ID:AJhVxZu2
【数分後】
敵B「こんなもんすかね」
敵A「よし! 米盛ろう米」
敵C「美味しそうですね」
敵A「よし! 皆箸いったか? それじゃあ手を合わせてください!!」
<イタダキマース
71
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/10/29(日) 09:05:09 ID:AJhVxZu2
敵A「うーん美味い」ズルズル
ぼく「3日とろろ美味しゅうございました❤︎」
敵A「その話はガチで悲しいから茶化すのはやめろ」(真顔)
敵B「吉池重朝とかいう老害」(真顔)
敵C「うん、美味しい……ひゃっ!!」ツルッ
敵A「あ、こぼした」
72
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/10/29(日) 09:06:07 ID:AJhVxZu2
敵B「うわーめっちゃ痒そう」
敵C「あーもう……服の中まで入って最悪です……」ニチャ
ぼく「うっ❤︎」ビクッ
敵A「……」ジー
敵B「……」ジー
ぼく「シャワー浴びてこいよ」キリッ
敵C「あなた達はもうほんとにもう」
-長芋編 おわる-
73
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/10/29(日) 09:45:36 ID:T8akjZI2
普通にお腹空いたぞ、どうしてくれる
74
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/10/29(日) 11:48:23 ID:bP4lgui.
むしろお前がシャワー浴びてこいよパンツガビガビだろこれもう
75
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/10/29(日) 12:12:57 ID:ZdYSUjfs
最高や…ありがとう(…ウッ…)
楽しく読ませて貰いました
ネバネバした白濁汁飲みたくなったわー
76
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/10/29(日) 16:26:34 ID:AJhVxZu2
-かき氷編-
敵A「感度3000倍じゃないじゃん」
敵B「えっ」
敵A「感度3000倍じゃないじゃん」
敵B「そりゃ……ハンバーグの時見たっしょ。3000倍とか特殊な訓練なしじゃ無理っすよ」
ぼく「出来らぁ!!」
敵B「いや出来てなかっただろ」
77
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/10/29(日) 16:27:46 ID:AJhVxZu2
敵A「そこで今回は特殊な訓練を行いたいと思う!」
敵B「一体この企画をどこに着地させたいんすか」
敵A「今日はかき氷だ!!」
敵B「この肌寒くなってきた季節に」
ぼく「メロン味以外なら出来らぁ!!」
敵B「メロン嫌いかよ」
78
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/10/29(日) 16:28:30 ID:AJhVxZu2
敵A「今日はC子がいないからな。とりあえずデフォルトでコイツがどこまで出来るのか限界値を知っておこう」
敵B「つまり感度とか関係なしに今日はただただコイツにかき氷食わせるだけなんすね?」
敵A「そうだね」
敵B「もうただの我慢大会じゃないっすか」
ぼく「がんばる」
79
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/10/29(日) 16:29:19 ID:AJhVxZu2
【数分後】
敵A「とりあえずラーメンどんぶり一杯にかき氷作ったぞ」
敵B「すげえ量」
敵A「じゃあ時間測るから。はいよーいスタート」
ぼく「うおおおおおおおおおおお!!!!」シャクシャクシャク
敵B「見てるこっちが寒い」
80
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/10/29(日) 16:30:06 ID:AJhVxZu2
ぼく「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!!」キンキン
敵A「ノーマル感度でもこれか」
敵B「見てるこっちが頭痛くなってくる」
ぼく「う゛う゛う゛う゛う゛」シャクシャク
敵A「頑張るなあ」
敵B「何がお前をそこまでさせるんだ……」
81
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/10/29(日) 16:30:38 ID:AJhVxZu2
ぼく「食べた!!」
敵B「タイムは?」
敵A「11分25秒」
敵B「反応しづらい」
ぼく「おかわり!!」
82
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/10/29(日) 16:31:24 ID:AJhVxZu2
ぼく「食べた!!」
敵A「12分45秒」
ぼく「……食べた!!」
敵A「20分51秒」
ぼく「…………食べた!!」
敵A「26分4秒」
敵B「もうやめとけって……」
83
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/10/29(日) 16:32:36 ID:AJhVxZu2
【翌日】
敵C「あれ? 今日はぼくくん来てないんですか?」
敵A「昨日かき氷食べ過ぎて腹壊した後風邪ひいたらしい」
敵C「なんでこの冷え込んでくる時期にそんなことを」
敵B「感度3000倍を実現するための特訓だったそうだ」
敵C「かわいそうに……」
敵A「考えてみたら今までで一番敵らしいことしたわ」
-かき氷編 おわり-
84
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/10/29(日) 17:36:35 ID:AJhVxZu2
-おかゆ編-
ぼく「ゴホゴホ」
<ピンポーン
ぼく「はーい……」ガチャ
敵C「こんにちは。生きてますか?」
ぼく「生きらぁ!!」
敵C「なるほど、風邪引くとカラ元気になるタイプですね」
85
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/10/29(日) 17:37:25 ID:AJhVxZu2
ぼく「今日は感度何倍っすか!?」フラフラ
敵C「いいから寝ててください」
ぼく「あ、はい」
敵C「Aさんたちと話し合って、今日はあなたの看病をしにきました」
ぼく「えっ」
86
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/10/29(日) 17:38:09 ID:AJhVxZu2
敵C「どうせ普段からまともなもの食べてないでしょうから」
ぼく「」
敵C「それに今回の風邪の原因は半分以上私たちのせいですし」
ぼく「」
敵C「とりあえず早く良くなって……どうしました?」
ぼく「ごめんなさいなんかあまりのシチュエーションで脳が情報を処理しきれなくなってます」
87
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/10/29(日) 17:38:48 ID:AJhVxZu2
敵C「どういうことですか?」
ぼく「こんなエロゲみたいなシチュエーションってある?」
敵C「そういうことですか」
ぼく「これ一人暮らし男子の85%くらいが憧れるやつだよ!! ッヒョーーーーー!!!」
敵C「いいから寝てなさい」
88
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/10/29(日) 17:39:26 ID:AJhVxZu2
ぼく「なに作ってくれるんですか!!!」
敵C「とりあえずお粥を」
ぼく「きた!! あーんしてもらえるやつだ!!」
敵C「しません」
ぼく「あっ、そっかぁ……」
敵C「しません」
ぼく「2回攻撃はやめて」
89
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/10/29(日) 17:40:02 ID:AJhVxZu2
<ピンポーン
ぼく「誰かしら」
敵C「多分Aさんたちですね」
敵B「日本酒と卵買ってきたぞー」
敵A「玉子酒しようぜ!!!」
敵C「もうちょっと静かに」
ぼく「なんていい人たちなんだぁ……」
90
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/10/29(日) 17:40:45 ID:AJhVxZu2
【数日後】
ぼく「なおった!!」
敵A「ゴホゴホ」
敵B「ゲホゲホ」
敵C「こほこほ」
ぼく「パンデミックだ!!」
91
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/10/29(日) 17:41:26 ID:AJhVxZu2
敵A「やばいキッチリうつされた……」
敵B「喉痛すぎ死ぬ……」
敵C「うー……」
ぼく「よし! 今度はぼくがおかゆを作ってあげる番だ!!」
敵A「悪いけど頼むわ……ゲッホゲッホ!!」
92
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/10/29(日) 17:42:09 ID:AJhVxZu2
ぼく「まかせて!! みんなにあーんしてあげるから!!」
敵C「いいです……」
ぼく「んほおおおっっ❤︎❤︎❤︎まずじゃお米研いじゃううぅぅっッ❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎」
敵B「感度も上げなくていいから……」
敵A「風邪ひいてる時にやられると鬱陶しいことこの上ないなこれ……」
-おかゆ編 おわり-
93
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/10/29(日) 18:14:47 ID:r9SbKZDs
仲良くて和む
Bとか普通にいい人やん
94
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/10/30(月) 01:26:20 ID:2VvbTK4U
自分で感度上げてて笑う
95
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/10/30(月) 09:41:31 ID:V.ckhBoA
シュールストレミングいったれ
96
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/10/30(月) 20:30:14 ID:LehNwxs2
敵じゃなくなってて平和やん!
97
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/10/31(火) 02:40:35 ID:YhKSvYIk
秀逸なスレタイに惹かれて開いたらお前だったのか…(歓喜)
98
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/10/31(火) 05:11:01 ID:Fpb3ZOU2
自力でできるんかいw
99
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/10/31(火) 15:52:21 ID:J2R6iBoM
Bの農家の長男感すき
100
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/10/31(火) 20:05:30 ID:wwjmLsBk
-シュールストレミング編-
敵A「うわぁついにきちゃった……」
敵B「確実に俺たちもダメージ受けるやつじゃん……」
敵C「シュールストレミングは世界一においがきついといわれているスウェーデンのニシンを使った発酵食品のことで、一般的には缶詰として認知されていますが、JAS法の定義では密封後加熱・殺菌をしていないので日本では缶詰扱いになりません」
敵C「そのため缶の内部では発酵が進み続け、発酵時に生じたガスにより缶の膨張・破裂が起こることもあるため保管には注意が必要です。2014年にはノルウェーで四半世紀放置されていたシュールストレミングが見つかり、爆発物処理班が出動したこともあります」
敵B「爆発物処理班が動く食べ物ってなんなんだよ」
101
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/10/31(火) 20:06:22 ID:wwjmLsBk
敵A「ていうかスウェーデンとか海も近いしめっちゃニシン取れそうなのになんでこんな魔界料理生み出してんだ」
敵C「スウェーデンではニシンは大量に獲れましたが、日照不足や薪を潤沢に確保できない事情から保存のために必要不可欠な塩を大量に得ることができませんでした」
敵C「そこで塩を節約するために塩水に魚を漬けるということが始まりました。この辺の事情は塩が献上品で貴重だったため、干物用の漬け汁を使い回しすることによって生まれた伊豆諸島のくさやにも通じるものがありますね」
敵A「臭さを犠牲に保存性に全ステ振ってしまったか……」
敵C「とはいえ臭いは本当にすごいので、現地スウェーデンでも室内ではなく屋外で開封・賞味することが多いようです」
敵B「外歩いてたらたまにすげー臭いとかこれもうテロだろ」
102
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/10/31(火) 20:07:05 ID:wwjmLsBk
敵C「ちなみに先ほどご説明した通り、缶封入後も発酵が続きガスが発生し続けるため、輸送時に気圧差が生じる飛行機への持ち込みは原則不可です」
敵A「およそ食品の扱いとは思えない」
敵B「完全に爆発物のそれ」
ぼく「出来らぁ!!」
敵B「お前は何だってそう蛮勇を振るいたがるんだ」
103
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/10/31(火) 20:07:42 ID:wwjmLsBk
敵A「ていうかC子お前、今日は冒頭からやけに説明入れてくるけど、もしかして……」
敵C「これだけ説明しておけば当日私がいなくても大丈夫ですね」
敵A「おい!!」
敵B「裏切る気か!?」
敵C「当日の朝に私が彼の感度を上げておくんで、あとはレポートおねがいします」
A,B「やだーーーーーーーーーーーーーーーー!!!」
ぼく「出来らあっ!!」
104
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/10/31(火) 20:10:50 ID:wwjmLsBk
【数日後】
<ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ……
敵A「ついに届いてしまった……」
敵B「オーラがやべぇ」
ぼく「ラスボス感ある」
敵C「開封の時はガスと同時に中の汁が飛び散ることがあるので、カッパを着ておくといいそうですよ」
敵A「お前そんな他人事みたいにお前」
105
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/10/31(火) 20:11:39 ID:wwjmLsBk
ぼく「どこで開けるの?」
敵A「とりあえず近くの河川敷行くか……」
敵B「ていうか感度30倍状態でコイツ外連れてくのってまずくね?」
ぼく「目隠しと猿ぐつわをしてぼくを連れていけばいいのでは?」
敵A「それやったらいよいよ言い訳できねぇだろ」
敵B「出来ない提案をするな」
106
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/10/31(火) 20:12:31 ID:wwjmLsBk
敵A「やっぱC子も来てよー」
敵C「いやです」
敵B「お前だけ逃げるなんてずるいずるい!!」
敵C「言い出しっぺは私じゃありませんし」
敵A「誰だよ感度3000倍にしたら面白いとか言ってたやつ!!」
敵B「あんただよ!!!」
ぼく「たった1個のニシンの缶詰で組織が崩壊しようとしている」
107
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/10/31(火) 20:13:08 ID:wwjmLsBk
【さらに数日後】
敵A「……じゃあさ、臭いが漏れないように部屋かなんか作って、そこにアイツを閉じ込めた上で開けさせるってのは?」
敵B「いじめじゃないっすか」
敵C「かわいそうですよ」
ぼく「あの」
敵A「なんだ?」
ぼく「なんか、届いた時より缶が膨らんでますけど」
敵A「えっ」
108
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/10/31(火) 20:13:43 ID:wwjmLsBk
敵B「うわ……もうパンパンじゃん……」
敵C「ここのところ冷え込んできたんで暖房入れてましたからね。発酵が進んだんでしょう」
敵A「なんだよこの時限爆弾!!」
ぼく「シュールストレミングです」
敵A「知ってるよ!!」
敵C「早く片付けちゃわないと、爆発して研究室がおわりますよ」
109
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/10/31(火) 20:14:25 ID:wwjmLsBk
敵A「ぐう、仕方がない……クックック、喜べ、お前にこの臭い缶詰を開けさせてやる……」
敵B「久しぶりに敵キャラ感出してきた」
敵C「『臭い缶詰を開けさせてやるから喜べ』ってセリフ、シュールで面白いですね」
ぼく「出来らあっ!!」
敵B「しょうがねぇ、このままダメにするのも勿体無いしやろう。悪いけど、C子もつきあってくれよ……マジで……」
敵C「仕方ありませんね……最悪捨ててもいい服着ていきましょう」
ぼく「決戦に向けて仲間たちの絆が結ばれていく」
110
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/10/31(火) 20:15:09 ID:wwjmLsBk
……
敵A「……はい、じゃあこの河川敷で開封の儀を執り行いたいとおもいます」
ぼく「やっべっぞ❤︎❤︎❤︎」←感度30倍中
敵B「ほんとにヤバい」
敵C「風向きが変わらないことを祈るばかりです」
敵A「いいか、開けるときはこの袋の中で、缶を傾けて開けるんだぞ? いいな? 俺が向こうに行ってスタートって言うまで開けちゃダメだからな? わかった?」
ぼく「わかりましゅたあああああッッッ❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎」
111
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/10/31(火) 20:15:40 ID:wwjmLsBk
敵A「はーい、それじゃ3、2、1、スタート」
<プシュッ
敵B「開いたようだ」
敵C「動きませんね」
敵A「え、死んだ?」
112
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/10/31(火) 20:16:21 ID:wwjmLsBk
ぼく「…………」
敵A「なんか動き完全に止まったぞ」
敵B「AEDいっときますか」
敵C「いや……ちょっと待ってください。なんか、泣いてません?」
敵A「えっ」
敵B「えっ」
113
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/10/31(火) 20:17:12 ID:wwjmLsBk
ぼく「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」(慟哭)
敵A「ど、どうしたよ」
敵B「そんな泣くほど嫌だったんかごめんな……」
ぼく「このドロドロに溶けたニシンの『記憶』がぼくの頭の中に入ってくるううううううッッッ!!!!」ビクビク
敵A「どういうことだよ」
敵B「やべーやつじゃん」
114
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/10/31(火) 20:17:47 ID:wwjmLsBk
ぼく「数の子だった頃から兄弟がサバに食われて捕獲されるまでの記憶が一気に流れ込んできた……」
敵A「ニシンに感情移入するな」
敵B「こえーよ」
敵C「臭いはどうです?」
ぼく「死臭」
敵B「ニシン側に感想を寄せるな」
115
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/10/31(火) 20:18:40 ID:wwjmLsBk
敵A「いやでもちょっと風にのってこっちまで臭いが漂ってくるな……」
敵C「あっ、これは……」
敵A「およそ食品の臭いではない」
敵B「ニシンの終着駅」
ぼく「死臭」
敵B「ニシン側の感想やめろって」
116
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/10/31(火) 20:19:17 ID:wwjmLsBk
敵A「クックック……では早速食べてもらうとするか……」
ぼく「すみません今回ばかりは……」
敵A「残念だが、最低でも完食だけはしてもらう」
敵B「ハードル高けぇー」
敵C「今までで一番敵っぽいですね」
117
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/10/31(火) 20:19:56 ID:wwjmLsBk
敵A「口開けーな、ほら」
ぼく「嫌だああああ!!! 三郎と花子を食べるなんて出来ないッッッ!!!」
敵B「誰だよ」
敵C「感情移入してしまったニシンたちのことじゃないですか?」
敵B「スウェーデン産っつってんだろ」
敵C「所詮は彼の妄想ですからね」
118
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/10/31(火) 20:20:33 ID:wwjmLsBk
敵A「口開けろっつってんだよ」
ぼく「らめえええぇぇぇえぇぇ!!!」
敵A「ヒヒヒヒャヒャハハハアァーーーーッ!! ほーら、口の中いっぱいにドロドロニシンぶちまけてやるぜ !!!」
ぼく「もががもご……オ゛ッ❤︎しょっぺ❤︎❤︎❤︎くっせ❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎」
敵B「これもう他人のふりしといた方がよくない?」
敵C「そうですね」
119
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/10/31(火) 20:21:13 ID:wwjmLsBk
【翌日】
敵A「入れてよー入れてよー」ドンドン
ぼく「寒いよー寒いよー」ドンドン
敵C『貴方たち臭いんでしばらく研究室入らないでください』←インターフォン越し
敵A「ひどいよーひどいよー」
ぼく「ゲフッ(げっぷ)……おあああああああああああああ!!!!」ゴロンゴロン
敵A「ぐあああああああああああ!! くっさあああああああああ!! モルボルかお前!!!!」ゴロンゴロン
-シュールストレミング編 おわり-
120
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/10/31(火) 20:21:49 ID:wwjmLsBk
>>99
C子もお姉さん気質ではある
121
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/10/31(火) 21:23:01 ID:AZgKZ.y2
告白して玉砕の日々だったワイが目当ての可愛い女子をゲットできた方法がコレ。
野口英世2枚弱で買えるからやってみろ。
ttp://urx2.nu/D8Ur
122
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/10/31(火) 23:23:05 ID:MW6xn/oY
久々に腹かかえてゲラゲラ笑ったわwwwW
うはWw秀逸Wwwwww
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