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勇者「世界が違っても変わらないものはありますよ」

1ジャガー大佐 ◆Gr8Y4GYMSs:2017/08/07(月) 00:46:25 ID:fMH4nUfs
初めましての方は初めまして 今までの作品を読んだことのある方はありがとうございます
このssはシリーズ作品の続きですこれを読む前に
美少女「君にどうしても言いたいことがある...」http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read_archive.cgi/internet/14562/1474346114/
男「この学校...やばすぎだろ...」http://jbbs.shitaraba.net/bbs/lite/read.cgi/internet/14562/1474556109/l30
女「この学校に常識は通じない!」http://jbbs.shitaraba.net/bbs/lite/read.cgi/internet/14562/1474930412/l30
男5「人生って何があるかわからないから面白いよな」http://jbbs.shitaraba.net/bbs/lite/read.cgi/internet/14562/1486680427/l30
男妹「この学校にきて良かった...そう思うよ」http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/internet/14562/1495729469/l50
を読むことを推奨します 誤字、脱字など多いですがそれでもよろしければどうぞ

213ジャガー大佐 ◆Gr8Y4GYMSs:2017/09/15(金) 22:01:09 ID:tcjggbo.
女4祖父「父さんって将棋指せたのか...しかも凄い人に教えたんだな...」

男7「下手の横好きですよ 対戦してもすぐに負けてしまう程の腕です 音、本当に明日彼がこの町に来られるのですか?」

女4祖父「だからさっきからそうだって言ってるだろ 父さんも来るか?将棋教室」

女4「行くべきだよ!ひいおじいちゃん 知り合いなんでしょ?」

男7「しかし...」

女4祖父「しかしもかかしも無いだろ 仕方ねえな...この人に会えるように掛け合ってやるよ 俺が護衛役で良かったな父さん 感謝しろよ じゃ、俺はもう寝ないとやばいから 父さんももう寝ろよ」

男7「あっ...音 まだ行くと決まった訳では...行ってしまいました...」

女4「これも何かの縁だしさ 会いに行くのが良いと思うな こんな機会、滅多に無いし」

男7「そうですかね...」

214ジャガー大佐 ◆Gr8Y4GYMSs:2017/09/15(金) 22:07:46 ID:tcjggbo.
〜サービスエリア〜

ガイド「到着しましたよ皆さん 起きて下さい」

美少女「ううーん...おかわり...」ムニャムニャ

ガイド「寝惚けていますね...トイレ休憩ですよ ほら、起きて下さい」ユサユサ

美少女「...ん? ここ何処?」

ガイド「やっと一人起きた...サービスエリアですよ」

美少女「あっ! トイレ休憩か 起きて男 着いたよ」ユサユサ

男「おっ...もう着いたか じゃあ残りの2人も起こさないとね こら女起きろ」ペシペシ

女「痛いな...だからそうやって人を平手打ちするのは止めろって わかったよ起きればいいんだろ起きれば」

215ジャガー大佐 ◆Gr8Y4GYMSs:2017/09/15(金) 22:14:14 ID:tcjggbo.
男「じゃあ男5も...あれ?男5は?」

ガイド「弟様なら着いた時に起きられまして...一足先に行かれました」

美少女「私達が寝てたのに?」

ガイド「はい」

女「マジかよ...あいつ、私を殴って無理矢理寝かしたのに起こさないって...」

男「最低だなあいつ」

男5「幾ら殴っても起きなかったからだよ はぁ...やっと起きたか3人とも」

女「おまっ...寝てた私を殴って起こそうとしたのか」

男5「揺すっても起きなかったから仕方なくな...でも起きなかったから先に済ませてきたんだ」

216ジャガー大佐 ◆Gr8Y4GYMSs:2017/09/15(金) 22:21:07 ID:tcjggbo.
美少女「通りで男がビンタしてすぐ起きた訳だ さっ、2人とも 私達も行くよ」トントン スタスタスタ

女「私ってそんなに眠り深かったかな...」トントン

男「結構深いぞ」トントン

女「そうか?」

男5「...行ったか お前は行かないのか?」

ガイド「途中で済ませたので大丈夫です」

男5「そうか」

ガイド「あの...アマテラス様はお元気ですか?」

男5「元気だよ」

ガイド「そうですか...なら良かったです」

・・・・・シーン

ガイド(話題が続かない...どうしよう...)

217ジャガー大佐 ◆Gr8Y4GYMSs:2017/09/15(金) 22:28:11 ID:tcjggbo.
2人「「あの...」」

男5「お前が先に言え」

ガイド「弟様からどうぞ」

男5「じゃあ...姉さんから聞いたが修学旅行の俺達のガイド役...お前なんだってな」

ガイド「ええそうなんですよ! 長年の夢でして...こんな形で叶うとは思ってもいませんでした」

男5「修学旅行の? お前ならもうしてると思ったが...」

ガイド「バスツアーのガイドしかしていませんから...まさかアマテラス様のクラスを担当するとは思いませんでしたけど」

男5「俺も姉さんのクラスなんだが...大丈夫か?お前って昔からおっちょこちょいだからな...」

ガイド「以前の私と同じだと思わないで下さい しっかりと導いて見せますよ」エッヘン

男5(不安だなぁ...)

218ジャガー大佐 ◆Gr8Y4GYMSs:2017/09/15(金) 22:28:47 ID:tcjggbo.
一旦切ります

219以下、名無しが深夜にお送りします:2017/09/15(金) 22:48:45 ID:k4oizeFw
理解してないみたいなだからあえて言うけどさ。
出番か少ないキャラって整理すればいらないでしょ?

登場人物の多さって相当な技量が必要だと思うのよ。例えば何だけど恩田陸のドミノとか読んだことある?あれは登場人物がたくさん居たけど、作者の技量でどの登場人物もかけてはならないように出来てたのね。

そういうの読んだことないでしょ?


主のストーリー。サイドストーリーを相関させたいのは分かるけどぶれぶれ。
まずは登場人物が少なめからやらないと頭おかしく思われるよ?

良くマンガとかに出てくる大したこと無いキャラとかを、文字だけの小説に出したらダメだったりするしね。役割なんかも兼ね役ってのもあるしさ。

主人公に対してホントにそのキャラ必要ですか?
主人公に対してホントにその話は必要ですか??

出番の少ないキャラって要らないわけでしょ?
主人公に関わらない話なんかは短くしないとダメでしょ?

220以下、名無しが深夜にお送りします:2017/09/16(土) 14:54:29 ID:FBpxhWIw
>出番の差はあれど登場人物の誰か一人が欠けたらこのssは成り立たないと俺は思っています

そう決めつけてるだけでしょ
以前から言われてるならわかると思うんだけど頭固すぎ
どうして自分の方がおかしいって思えんの?
気でも触れてんのか?
いっぱい同じこと言われてるならそりゃ致命的に駄目なとこなんだって。せめて雑なキャラ名なんとかしろよ
文字通り記号化した設定の薄いキャラクター多すぎて誰が誰だかさっぱりわからん
薄すぎって自覚もないだろ?
わからせる努力がまるで見えないし、書きたいものだけ乱雑に書きなぐってるだけ
そも多くのキャラ動かすのにスタンプめいた固有名称に描写も少ないSS形式って時点でナンセンス
少し考えりゃわかんだろ……呆れるわマジで

221以下、名無しが深夜にお送りします:2017/09/16(土) 23:29:19 ID:caPzTe6k
>出番の差はあれど登場人物の誰か一人が欠けたらこのssは成り立たないと俺は思っています

ホントに自己弁護とかが聞きたいと訳じゃないから。成り立たないと思ってる?考えてもいないだろ?

明らかに人数多いです。関係ないキャラです。考えたてなんて嘘で自分の都合、やりたいこと妄想だけしか考えて無いです。煮詰めて無い事くらい分かるから。

キャラクター増やすだけなら誰でも増やせる。なんでみんながやらないかって読み手の事を思っての事。技量があるならともかく、無いのに背伸びしたのか、ただのバカなのか分からんけど出来ない事やるなよ?出来てないの分かってない?

独りよがりの妄想をただ垂れ流すんじゃなくて、最大限に考えて勉強して垂れ流せよ。

プライド、自尊心ばかり高くて。せっかくの意見を邪見にして。
意見されるのが嫌ならこんなところに書かなければ。ずっと妄想だけで終わらせとけばよかったのに。

書けば無条件に誉められると思ってた?チヤホヤされるとでも?

222以下、名無しが深夜にお送りします:2017/09/17(日) 00:06:32 ID:gI.MZgLI
書くの楽しい?

楽しいだろうね
読み手に一切配慮しないで書くって楽しいだろうね
それとも配慮してこれか? この様か? 頑張ってもこの無思慮・無配慮なのか? 糞を撒き散らしてる自覚は欠片もないか?

今まで君が書いてきたものは評価にすら値しない糞だって心の底ではわかってるよな?
わかんないならホントに駄目だよ君
君の自己顕示欲が強いのは痛々しさ満点の自分語りや名前からも分かるよ
内容からして現実じゃ相当悲惨なんだろーなーって予想もつくよ、浅ましさや独善的な薄っぺらさしか感じ取れないもの
だって努力のやり方間違ってるんだからさ
さぞやリアルでは辛かろうな
人の話聞けってよく言われない?
言われんとしたら、どーでもいいやつと思われてんぞ

223以下、名無しが深夜にお送りします:2017/09/17(日) 01:35:40 ID:mamgyyHs
自己愛性パーソナリティ障害・・・パーソナリティ障害B群(劇場型)に含まれる障害。
自分への過信や特別さといった空想にとらわれ、特権意識が強いのが特徴。

自称大佐の高二病患者ってとこがまさに的中してんねえ

「また、他人の気持ちに共感できないのも特徴の1つ」だとさ
そのままずばりじゃんwww大佐ってオメーwwwカッコいいと思ってんのかwww
身のほど知らずの馬鹿にしか見えねーってwww
一人遊びお上手ですこと
パパやママに誉めてもらえよww

224以下、名無しが深夜にお送りします:2017/09/17(日) 13:48:56 ID:mvLc1QJY

86 : ジャガー大佐 ◆Gr8Y4GYMSs 2017/08/21(月) 16:30:40
枕元に何か凄いいっぱい人が立って続き書けって俺に迫ってくる夢を見た...俺、疲れてるのかな...


ひくわー、そんな見てもいないだろう嘘臭い夢なんて語られてもひくわー、痛いわー

仮にそんな夢見てたとしても原因は疲れじゃなくて病気なんじゃない?

225ジャガー大佐 ◆Gr8Y4GYMSs:2017/09/18(月) 00:03:31 ID:bL2cgozQ
〜次の日 駅前〜

女4祖父(もうすぐ時間か...)

棋士「もしかして...あんたが音さんかい?」

女4祖父「えーと...じいさん 誰だ?」

棋士「写真を見たか?これが先生の息子だとは到底思えんな...」

女4祖父「ああ! そうか、あんたが...えーと何て読むんだっけあれ...」

棋士「別に無理して思い出さなくて結構 とにかく、今日一日宜しく頼むぞ」

女4祖父「その前に...一つ聞いていいか?」

棋士「名前の読み方か?」

女4祖父「違う 俺を護衛役に選んだ訳だよ あんたが俺を指名したって事は知ってるけど...まあさっき言ってたことから大体わかるが...」

棋士「わかってるなら答えなくてもいいな ほら、さっさと車に連れて行かんか」ブンブン

女4祖父「おい、杖を振り回すなって...あーわかったよ 連れて行けばいいんだろ連れて行けば こっちだ」

226以下、名無しが深夜にお送りします:2017/09/18(月) 00:16:46 ID:5Dl6rFoU
荒らしと決め込んで、いや信じてスルーして投下ねえ……みみっちい

読んでたっつーかバレバレだわ

期待通りの反応で実に面白い

ワリーけど指摘に反論できず頑なに現実見れない甘ったれたクソガキの行動だよソレ?

ああ、実際クソガキだったか、ツイッターでも同じクソコテだもんなジャガー大佐くん

大佐まで名前ですwww

227ジャガー大佐 ◆Gr8Y4GYMSs:2017/09/18(月) 00:16:50 ID:bL2cgozQ
〜車内〜

棋士「まったく...大体あんたが本当に先生の息子なのかも怪しいな...養子か?」

女4祖父「実の父親だよ」

棋士「わしとあまり年が離れてないはずなのに、随分と若い風貌だが?」

女4祖父「そういう体質なんだ 悪かったな」

棋士「そうやってすぐ口答えする辺りが似てないんだがな」

女4祖父「どうしてそんなに父さんのことを気にするんだ? 子供だからって性格まで似る訳じゃない」

棋士「先生のお陰でわしは将棋を始めた...あれはわしが外を走り回ってた時にちょうど先生の家を通りかかった時のことだ」

女4祖父「えーと...話が長くなりそうだから要点だけまとめて言ってくれないか?」

棋士「はぁ...わしがたまたま先生が将棋をやってるのを見て興味を持ち。それから教わるようになったんだ」

女4祖父「へぇ...そうだったのか 父さんの腕は?」

棋士「強かった これまでわしは何人もの棋士と対局して来たが...先生を越える者はおらんかったよ」

女4祖父(結構強いじゃねえか...父さん...)

228ジャガー大佐 ◆Gr8Y4GYMSs:2017/09/18(月) 00:28:20 ID:bL2cgozQ
女4祖父「父さんは死んだが息子の俺が居る たまたまこの町に来ることになったから俺を指名した そういうことか?」

棋士「本当なら来ようとも思わなかったんだがな...護衛だって必要ない」

女4祖父「じゃあどうして...」

棋士「虫の報せだ 行くべきだって思ったんだよ もう長くないしな...」

女4祖父「は?もう長くないって...」

棋士「この歳だと嫌でも病気になる そういうことだ」

女4祖父「まさかあんた...」

棋士「もう言わんでもわかるだろ さっきから喋りぱなしで疲れた 暫く寝かせてくれ」

229ジャガー大佐 ◆Gr8Y4GYMSs:2017/09/18(月) 00:47:15 ID:bL2cgozQ
女4祖父(とんでもない仕事をさせれちまったな...これで父さんが来なかったらこの人、マジで浮かばれんぞ...)

〜女4の家〜

女4「ひいおじいちゃん、そろそろ始まるよ?行かないと...」

男7「私は死んだ身です 今更彼に会うなんて...」

女4「いいの?本当に会わなくて 会えるうちに会っておかなきゃ...一生後悔するよ?」

男7「・・・・・・」

女4「こうなったら力づくで連れて行くからね こう見えても私、結構力あるから ほら、行くよ」グイッ

男7「え?あっ...駄目ですよ そうやって力で解決しようとするのは...」ズルズル

女4「いいから! じゃあひいおばあちゃん、ちょっと行ってくるよ」

女4曾祖母「気をつけて行くんだよ」

女4「うん ほら、抵抗しない!」

〜富士山麓〜

ガイド「到着です さっ、登りますよ」

男5「それは良いんだが...お前、大丈夫か? 運転するのは結構疲れるし、その上登山でしかも富士山」

女「幾ら慣れてるお前でも無謀過ぎるぞ...」

230ジャガー大佐 ◆Gr8Y4GYMSs:2017/09/18(月) 00:55:42 ID:bL2cgozQ
ガイド「私のことならご心配なく」

男「なぁ、美少女...ガイドさんの顔色、明らかに悪いよね...」ヒソヒソ

美少女「うん...もしも何かあったら大変だから一応お母さんに連絡しておくよ...」ヒソヒソ

男「頼んだ 校長ならどうにかしてくれるだろうしね」ヒソヒソ

ガイド「お二人様ー 行きますよー」

男「今行きます」

〜数分後〜

ガイド「あっ、妹様 そちらに石がありますから転ばないように注意して下さい」

女「うおっ...危なっ...危うく転びかけたよ ありがとな」

ガイド「いえいえ 当然のことをしたまでですよ 皆様、水分補給はしっかりこまめして下さいね」

男(今の所は大丈夫...まだそこまで険しくないからね...)

男5「おっ、あれ もしかして二合目の看板じゃないか?」カシャカシャ

美少女「そうだね この調子なら今日中に7、8合目までいけるんじゃないかな」

美少女(ガイドさんの体調がそれまでに悪化しなければの話だけどね...)

231ジャガー大佐 ◆Gr8Y4GYMSs:2017/09/18(月) 01:06:51 ID:bL2cgozQ
女(さっき美少女が母さんに電話しているのを見たが...見られないように気をつけていた辺りからして...恐らく最悪の事態が起こった時に備えてか 軽はずみに登山しようだなんて言わなきゃ良かったな...)

男「女、どうした?そんな顔して ほら、上見ろよ こんな所でへばってたらリタイヤ確定だぞ?」

女「違うわ 実はさっき美少女が電話しているのを見てな」ヒソヒソ

男「別に小声で話すことじゃないだろ」

女「馬鹿野郎 ヤタガラスに聞こえたらどうするんだ あいつの体調が優れてないのは私でもわかる それで母さんに助けを求めたってこともな」ヒソヒソ

男「お前...聞こえてたのか」

女「私が女の母親なの忘れてないか?あの距離なら余裕で聞こえるわ」

男「メイドさんの耳の良さ、遺伝だったなそういえば...」

女「勿論目もだが...この身体だとそうはいかん ともかく、あいつにバレるようなことはするな」

男「言われなくてもわかってるさ」

232ジャガー大佐 ◆Gr8Y4GYMSs:2017/09/18(月) 01:07:23 ID:bL2cgozQ
一旦切ります

233以下、名無しが深夜にお送りします:2017/09/18(月) 01:24:48 ID:/WgT80CE
それが答えな
安西先生もこう言うだろうさ

まるで成長していない……

正解を教えてもらわんと駄目な世代か
このSSは諦めてクソコテ捨てて、下手な技量に見合うモン書いて自分語りやめろ
自演コメントもしなくていいようになる
何もかも薄いキャラでも群像劇SSなんてやめとけ
器じゃないよ君
その器すら小さく狭くなってしまうだけだ

周りの声をしっかり聞け
独り善がりなSSを読むと……ああもういいや
時間の無駄だった
それだけがこのSSの価値だ

234以下、名無しが深夜にお送りします:2017/09/18(月) 06:42:31 ID:Ww9C6lMo
>>233
正に独りよがりなんだよね。
都合の悪い事はシャットダウン。
他スレでこんなにも言われてる。叩かれるのなんて中々ないよ?他者のssスレと比較出来ないんだ?
理由があってキミはこんなにも言われてるんだよ?

それとも、自分は悪く無いもん?
こんなにも言われるのは読んでる方がバカだから?
自分に都合の悪い事は真実とかじゃなくて、ただのイタズラ。荒らしてるだけだから放っておこう?
……って受け止めて考えないのは凄い。


>> 登場人物が多い件は以前から言われていますが...勿論理由無く無闇矢鱈と増やしている訳ではありません 出番の差はあれど登場人物の誰か一人が欠けたらこのssは成り立たないと俺は思っています

登場人物の多さは『あえてやってる』なんだよアピール?出来てない、出来てないからこんなにも言われるんだよ。
例えばどのキャラがいないと、どう成り立たないのか言ってみろよ?

主人公が薄い。他キャラも薄い。
居てもいなくても良いのがほとんど。
ホントに分かってないんだろうね。

235以下、名無しが深夜にお送りします:2017/09/18(月) 08:56:36 ID:HMTakO1w
あのさあ…SSを書きたいだけなら投下やめてくんない?
目障りだし邪魔だからせめてsageろやカス

読ませたいなら人の話を聞けよ?

まさかだけど「少ないけど読んでくれる人がいる」とかおめでたいこと考えてるのか?
そんな虫ケラ以下のポジティヴさは捨てろ
それ以上にクソスレageんなって人の方が多いんだからさ

そのうち評価されるとか上達すればとかてめーに限っちゃありえんよ
そりゃそうだ、人の話聞かないんだからさ
スレの上位欄上がってることすら赦しがたいSSはてめーのスレぐらいだ

236以下、名無しが深夜にお送りします:2017/09/18(月) 09:29:52 ID:JtqcjUbY
書きたいように書けばいいだけ
SSなんてそんなもんだ

237以下、名無しが深夜にお送りします:2017/09/18(月) 09:42:16 ID:drLE5ECE
そうそう、叩きたい方も好きに叩くよ。
とりあえずsageろよカス

238以下、名無しが深夜にお送りします:2017/09/18(月) 10:50:56 ID:drLE5ECE


239以下、名無しが深夜にお送りします:2017/09/18(月) 11:27:20 ID:rpNeS27Y
書きたいように書けばいいのは間違いないが、これを投下するのは恥知らずの域だ

並のSSじゃねえのは確かだけどな
もちろん底辺だ
これはひどい、ひどいというより惨い
発想が下の下、これを書こうって時点でオツムの出来がお察し、妙なこだわりで文法も句読点のルールも滅茶苦茶
こだわりが全部マイナスポイントって惨すぎる
虫ケラすらてめーを哀れむだろうってぐらいSSでやっちゃいけないことのオンパレード

脳味噌の使い方を知らずにどうやってこれまで生きてきたのか教えてほしいわ

登場人物が多い癖に名前が一律似たり寄ったりでおまけとばかりに個性盛り過ぎで誰も目立たんという愚昧のお手本なキャラ設定、中身スッカスカの頭に入らん長いだけのストーリー

とどめに痛酉とうざったい自己主張だけが際立って汚臭をまきちらすという惨憺たるオチ

どんだけだよワキガだってもうちょっと慎ましやかだよ
文才もない上に努力すらしない人の話を聞けない、害悪を煮詰めて結晶化したのがこれだ

立て逃げより遥かに質が悪い
面白いと思ってんのか?
ブヒブヒとてめえだけで喘いでんじゃねーよ
キモいんだよキモオタ童貞野郎

240以下、名無しが深夜にお送りします:2017/09/18(月) 15:24:31 ID:oeWWWou6
ギアスのヤツは好きだったよー!

とりあえず既成のキャラじゃない、完全にオリジナルは読む方に予備知識全く無いから、読む方はしんどいかもね。

>>208 登場人物が多い件は以前から言われていますが...勿論理由無く無闇矢鱈と増やしている訳ではありません 出番の差はあれど登場人物の誰か一人が欠けたらこのssは成り立たないと俺は思っています

コレはちょっと高飛車に思われてもしょうがないかもね。まぁ頑張って!

>>233
>>何もかも薄いキャラでも群像劇SSなんてやめとけ

群像劇と言う言葉も知らない可能性も?(笑)

241以下、名無しが深夜にお送りします:2017/09/18(月) 18:06:00 ID:c7XYjgFw
幼稚園児が楽しそうに、一生懸命に絵を描いているのと同じだよ

ただ彼は何を勘違いしたのかここは幼稚園で、読者はそこの先生で、幼児と同じように自分が手放しで褒められるもんだと思ってんじゃないか?

>> 登場人物が多い件は以前から言われていますが...勿論理由無く無闇矢鱈と増やしている訳ではありません

わかるよー、自分が書いてて楽だからだよな
人が読んで面白いものを書くのってしんどいのよ
君にはあらゆる意味で縁の無いことだけどねー

好き放題書きたいものをなんも悩まず書くって楽だよな
君は一生懸命努力した「つもり」なんだろうね
書きたいものをあれやこれやと書きなぐった「だけ」なのにねー
人に読んでもらうってことなんて考えもせずにね

それが高く評価までされたらもっと嬉しいよな
でもそうならなかった
なんでだろうね?



処置なしの 馬 鹿 だ か ら

それだけ
ちったあ頭使えよボクちゃん

242以下、名無しが深夜にお送りします:2017/09/18(月) 21:16:25 ID:bBc9HvDM
いつもみたいにスルーしてはよ続き書いてくれよ。
君の自分語り好きだよ俺。うんこみたいで。素敵。うんこみたいで。
スッキリ爽快な気分になる。読んだあとに「あ、俺コイツよりましだな」って気持ちにしてくれるのとても素敵。愛してる。

えーっと、ジャガー便座だっけ?
ジャガー大便だったかしら?
はようんこしてくれ。うんこ。うんこハリーアップ。

243ジャガー大佐 ◆Gr8Y4GYMSs:2017/09/24(日) 23:44:25 ID:zhp71NI.
〜マンション 男6の部屋〜

男4「で?その魔王娘の前ではしっかりしていたいから普段から敬語使うようになったって訳か?」

勇者「え、ええ...」

男3「だからって僕らの仲で敬語は無いよね」

男6「正直薄ら寒かったな 違和感しか無かったよ」

男4「だからよ...その娘だっけ?そいつの前では好きなだけ敬語使っていいからさ 普段はタメで話してくれよ な?」

勇者「でも...」

男3「僕からも宜しく頼むよ この通りだ」ペコッ

男6「バルドルに頭下げさせるなんてな...ここまでやって断るなら絶交した方がいい」

勇者「...わかった そこまで言うならこれからはそうする」

男4「それでいいんだよそれで すまなかったなファーブニル、わざわざ部屋まで来ちまって」

男6「私は一向に構わんよ こういうのも偶には悪くない」

244ジャガー大佐 ◆Gr8Y4GYMSs:2017/09/24(日) 23:49:09 ID:zhp71NI.
グオオオオオオ グオオオオオオオ

男4「な、何だ!?」

男6「固定電話の着信音だよ もしもし、私だ」ガチャ

男3「あれ、竜の咆哮音だったけど...」

男6「...そうか...わかった じゃあまたな」ガチャン

男3「どうしたんだい?そんな顔して」

男6「ユグドラシルの根っこの齧られる頻度が増えているらしい...」

男4「ユグドラシル?何だそれ」

男3「自分の世界のことなのに知らないのかい...君は...」

男4「そういうのには疎くてな...」

245ジャガー大佐 ◆Gr8Y4GYMSs:2017/09/24(日) 23:58:31 ID:zhp71NI.
男3「ユグドラシルは北欧神話の世界の要になっている大樹だ あれが無くなったら一大事なんだ 僕達の世界が滅びるんだぞ?」

男4「そうなのか!? じゃあ誰がそんな危害を加えているんだよ」

勇者「私が調べた限りでは...ニーズヘッグだよね」

男6「ああ...あいつはドラゴンの中でも忌み嫌われている 昔は大人しい奴だったんだがな...」

男4「そいつを倒すことは出来ないのか?」

男3「無理だ お父さんもトールさんも何度も倒しに行ったけど...傷を付けるのが精一杯だった」

勇者「装甲が硬いの?」

男3「うん...危うくグングニルが壊れるところだったって聞いた」

男4「そんな手を付けられない奴が更にユグドラシルを傷付けるようになったなんて...どうすればいいんだよ」

246ジャガー大佐 ◆Gr8Y4GYMSs:2017/09/25(月) 00:04:28 ID:iKLVpoJ2
男6「...男なら」

男4「は?男?どうしてあいつが?」

男6「勇者、君の世界に二回目に戻った時に会長は一度男妹2に破壊されたんだよな?」

勇者「女から聞いた話に寄るとね....でもそれがどうしたの?」

男6「運命というのは絶対なんだ絶対にそれを覆すことは出来ん それを男は変えた あいつならきっと...」

男3「ニーズヘッグを退治出来ると言うのか」

男6「きっとな...」

247ジャガー大佐 ◆Gr8Y4GYMSs:2017/09/25(月) 00:17:16 ID:iKLVpoJ2
男4「でもどうして会長が破壊されたって話をお前が知っているんだ?行ってないんだろ?」

男6「校長から聞いた」

勇者「あの人、口軽いもんね...」

〜学校 校長室〜

美少女母「ヘクション!...うぅ、最近噂される回数が多いわね」

女7「風邪引いてるんじゃないの?」

美少女母「違うわよ〜...まぁエアコン付けっ放しで寝てるけど」

女7「それが原因じゃない」アセアセ

美少女母「それよりいいの?一応、彼に伝えておいたけど そのうち消滅しちゃうなんて有り得ない話じゃないのよ?」

女7「私はまだ大丈夫だけど、スクルドがね....根は未来の部分だから...」

美少女母「未来を司るあの子は大変でしょうね...でもそのうち幹に手を出し始めたら...」

女7「手の打ちようが無くなるね...私が消えたらもうあの世界は終わり...」

248ジャガー大佐 ◆Gr8Y4GYMSs:2017/09/25(月) 00:31:02 ID:iKLVpoJ2
美少女母「大勢が帰る場所を無くす...それだけは避けないとね...」

女7「ユグドラも一応は抵抗してくれているけど...ますます力をつけているあいつの前では蟷螂の斧に等しいね」

美少女母「やはりあの子じゃないと駄目か...」

女7「何か考えが?」

美少女母「ちょっとね でもまだ覚醒してないし...」

女7「私が力になれるなら手伝うけど」

美少女母「勿論貴女の手も借りるわよ でも他にも色んな人に手伝ってもらわないと...正直無理ね 大体いつまで保てるかわかる?」

女7「....3日かな」

美少女母「きついこと言ってくれるわね〜 ...じゃあ私はこれから色々と電話掛けるから貴女もヨミちゃん達迎えに行ってね 頼んだわよ」

女7「富士山か...よし、位置がわかった 行って来るよ」

美少女母「行ってらっしゃい〜」

ピカッ

美少女母「あっ、もしもし フリッグ?私なんだけど...今大丈夫?」

249ジャガー大佐 ◆Gr8Y4GYMSs:2017/09/25(月) 00:37:53 ID:iKLVpoJ2
〜富士山〜

ガイド(不味いな...視界が更に霞んできた...)

男「あの...ガイドさん? 大丈夫ですか?かなり顔色悪いですけど」

ガイド「この程度どうってこと無いですよ」フラッ

ガシッ

男5「危ねえな...しっかりしろよ」

『ここ何処だよー 何か空気薄いんだけどー』

『大声出さないほうがいいよ 結構標高高いからね』

美少女「おかしいな...何か前方にメイドさんと女7が見えるんだけど...」

女「何でここに居るんだよお前ら」

250ジャガー大佐 ◆Gr8Y4GYMSs:2017/09/25(月) 00:47:23 ID:iKLVpoJ2
メイド「知らないよ 家で洗濯物畳んでたらいきなり現れて無理矢理連れて来させられたんだ」

女7「貴女の協力が必要不可欠だからね そこの顔色悪い人に取り憑いてあげてよ」

ガイド「あっ...どうも」

メイド「どうしてアマテラス様の式のあんたが此処に居るのかわからないけど...色々やばいね 仕方ないな...じゃあ意識だけ残してっと」

スーッ

男「メイドさんがガイドさんの中に消えた...」

ガイド「おおっ! 疲れが消えた!」

女7「よし じゃあ今からあちこち行くから男5、ちゃんと写真頼んだよ」

男5「はぁ? 何言ってんだおま...」

251ジャガー大佐 ◆Gr8Y4GYMSs:2017/09/25(月) 01:02:37 ID:iKLVpoJ2
ピカッ

女7「まずは四合目 はい、みんな並んで並んで」

男「お、おう...」

女7「じゃあ男5、写真撮って」

男5「指図すんなよ...じゃあ行くぞー はいチーズ」

カシャ

女7「じゃあ次行くよ 空気更に薄くなるからね」

ピカッ

女「...ここは?」

女7「五合目のちょっと手前 ほら、道中の写真も欲しいでしょ?」

男5「この調子だと1時間以内に頂上行かされそうだな...」カシャカシャ

〜数分後〜

女7「よし、終わったね」ゼエゼエ

女「全然登った感が無いな...写真撮ってすぐ場所移動だったし...」

252ジャガー大佐 ◆Gr8Y4GYMSs:2017/09/25(月) 01:03:59 ID:iKLVpoJ2
美少女「まぁ、私達らしくていいんじゃない? でも帰りはどうするの?疲れてるでしょ?

女7「女、私の体力戻して」

女「はぁ!? 母さんといい...お前といい...人使いが荒いぞ ったく」カチャ

ピカッ

ツクヨミ「よーし、戻したぞ これでいいかー?」

女7「うん充分だよ じゃあ行くよ」

ピカッ

〜学校前〜

女7「はい、到着ー」

ガイド「あの...私のバスは...」

女「そこにあるだろ」

ヒューン

メイド「母さん、戻るの早っ!」

ガイド「うぅ...眩暈が...」

253ジャガー大佐 ◆Gr8Y4GYMSs:2017/09/25(月) 01:15:37 ID:iKLVpoJ2
メイド「あっ...ごめん 家、何処なの?送っていこうか?」

女「お前、バスの免許なんて持ってないだろ」

メイド「持ってるけど?」

男5「持ってるのかよ...じゃあ送ってもらえ」

ガイド「すみません...皆様に醜態を晒してしまい...どうお詫びすれば良いか」

女「修学旅行のガイド、お前なんだろ?その時にちゃんとやってくれればいいよ」

美少女「今日はゆっくり休んでね」

ガイド「はい...では失礼します...」

ブッブー ウオオオーン

女「あいつ...楽しんでやがる...」

男「でもどうして女7が? まさか校長から頼まれたのか?」

女7「まあね あの人、今色々と忙しいからさ代わりにね」

男父「おいヴェルダンディ 校長から聞いたぞニーズヘッグに何があったんだ?」タタタタタタッ

男「父さん!? 家に居たんじゃないの?」

男母「そんなこと言ってる場合じゃないわ 緊急事態なのよ」

254ジャガー大佐 ◆Gr8Y4GYMSs:2017/09/25(月) 01:21:40 ID:iKLVpoJ2
女「どうしたんだよ...主神が揃うなんて...」

男3「やっぱりお父さん達も来たんだね...」

男6「そりゃそうだ 我々の世界の危機なんだからな」

美少女「えっ?どういうこと?」

男4「ユグドラシルがニーズヘッグに食い尽くされるかもしれないんだとよ」

男「食い尽くされるとどうなるんだよ」

男父「ルーン魔法が無くなり、ノルンが全員死んで北欧神話の世界が消える」

男5「存亡の危機とか笑い事じゃねえぞ...」

255ジャガー大佐 ◆Gr8Y4GYMSs:2017/09/25(月) 01:22:13 ID:iKLVpoJ2
一旦切ります

256ジャガー大佐 ◆Gr8Y4GYMSs:2017/09/26(火) 01:28:18 ID:ytGk/zXY
男父「早く手を打たないと大勢の者が犠牲になる...しかし一体どうすれば...」

男6「オーディン この件は私に一任してくれないか?」

男4「おいお前、本当に男に託す気か!?」

美少女「言っておくけど男に危険なことをさせるのは私が許さないからね」

女「今は言い争ってる場合じゃないだろ で?どんな考えがあっての発言だ?男6」

男6「校長から聞いたが男には運命を変える力がある それに賭けるんだ」

女「美少女が男妹2に破壊されたのを男が変えたって話か あれは作り話だと思ったんだがな...」

美少女「それは違うよ あの時、男が危なかったから押したのに次の瞬間には私の前に居たもの」

勇者「私も遠目で見たよ 会長に押された筈の男が会長を庇って妹2を殴ってたよね」

男「うーん...あの時のことはいまいち覚えていないんだよな...」

257ジャガー大佐 ◆Gr8Y4GYMSs:2017/09/26(火) 01:39:27 ID:ytGk/zXY
男母「貴方が男のことを気に入っていることは知ってるけどこの子だけに任せるのは...」

男6「なら、会長と勇者も同行するならどうだ?」

勇者「会長はまだわかるけど...どうして私も?」

男6「君は並行世界の男だと聞いたことがある なら、君にもあるんじゃないか? 何かしらの特別な力が」

男3「勇者にそんな力があるとは思えないけどねえ...」

男6「それに道中は魔物が多いからな 居てもらえると非常に助かる」

男父「なら女2も同行させよう 彼女が居た方がより楽になるだろう」

男母「じゃあ女2に伝えないと...」

女2「ご心配無く 全て聞いておりましたので」

258ジャガー大佐 ◆Gr8Y4GYMSs:2017/09/26(火) 01:52:18 ID:ytGk/zXY
男4「うおっ!? お前、いつの間に...」

女2「今日一日のお二人様を尾行していました 何かやらかさないか不安でしたので」

勇者「男6のマンションに居た時はどうしてたの」

女2「隣のビルから双眼鏡で見ていた」

男5「お前、それストーカーだぞ...しかもこの暑い中でよくもまあそんなことやってたな」

女2「こうでもしないとこの人のお目付け役など出来んよ」

男6「まあ話を聞いてくれていたならこの際好都合だな どうだ?任せてもらえるか?」

男父「万が一に備えて避難させなくてはならないしな...わかった ファーブニル、お前に任せるとしよう」

女7「こうしている間もあいつは齧る速度も増している...早くしないと...」

男「でも一体どうやって行くんだ?」

男6「そのことか なに、簡単なことだ」

ボオッ

259ジャガー大佐 ◆Gr8Y4GYMSs:2017/09/26(火) 02:04:22 ID:ytGk/zXY
ファーブニル『私の背に乗っていけばいい』

男「で、でかっ...」

美少女「流石ドラゴンなだけあって大きいね...えーと何処から登ればいいの?」

ファーブニル『尻尾からなら登りやすいだろう』

男5「登山用の荷物は俺達が代わりに家に持ってくよ ほら、姉さんも」

女「えー ダルいんだけど...よっこいしょっと」

男4「男、念の為にこれを持って行け」ブンッ

男「危なっ...」パシッ

男3「その剣、君が持っていたのか」

男4「一応あいつの形見でもあるからな...」

ファーブニル『私が作った剣か それならドラゴンキラーがあるしニーズヘッグに有効だろう』

260ジャガー大佐 ◆Gr8Y4GYMSs:2017/09/26(火) 02:04:55 ID:ytGk/zXY
一旦切ります

261ジャガー大佐 ◆Gr8Y4GYMSs:2017/09/28(木) 00:02:51 ID:rFNdppjA
美少女「でもいいの?それ、大切にしてた剣でしょ 奪われたとはいえ男が持つのは...」

ファーブニル『あの時話しただろう?捨てられなかっただけだと 男の役に立つのなら喜んで渡すさ』

勇者「あー...どうしよう 私が乗ったら定員だけど...女2乗れない...」

女2「私はヴァルキリーだ 翼を生やすことぐらい造作でもないことだ」バサッ

男「何か綺麗だな...その翼...」

女2「そうか?スタンダードな物だと思うが」

美少女「他の物見たこと無いからスタンダードって言われてもわかんないんだけど...」アセアセ

262ジャガー大佐 ◆Gr8Y4GYMSs:2017/09/28(木) 00:14:12 ID:rFNdppjA
女2「ともかく、私は自力で飛べるから問題は無い そろそろ行こう」

ファーブニル『そうだな...3人ともしっかり掴まっていてくれ 落ちても拾いに行けないからな』

バサッバサッ

男「おお...飛んでる...皆が小さくなっていくね...」

美少女「当たり前でしょ ドラゴンなんだから」

勇者「そうでも無いですよ?飛べないドラゴンだって居ますから」

男「えっ?そうなの?」

勇者「はい 私の国ではまずドラゴンが生まれたら飛行訓練をさせることが決まりになっています 最初から飛べる方が珍しいんですよ」

女2「それは知らなかったな...まぁそもそも私はお前の世界に行ったことが無いんだが」

勇者「機会が合ったら来たらどう?歓迎するよ」

女2「...考えておく」

263ジャガー大佐 ◆Gr8Y4GYMSs:2017/09/28(木) 00:23:01 ID:rFNdppjA
ファーブニル『やはり君はそういう喋り方がしっくり来るな 全ての人に対して敬語を使うのはどうも気味が悪い』

男「おい、男7のことを悪く言うんじゃない」

ファーブニル『彼の場合は別だ 勇者にはそうのは似合わないって意味だよ』

勇者「そうかな...一応、私って姫なんだけど...」

女2「お前みたいな姫が居てたまるか 名前、勇者だしな」

男「本当に本名なんだよね?君の勇者って名前」

勇者「勿論ですよ お父様が付けてくれた名前です」

美少女「まぁ子供に男って名前付ける人が居るんだから居てもおかしくないよね」

男「それを言ったらおしまいでしょ」

女2「私も女2って名前だしな...」

ファーブニル『その...すまんな 一人だけまともな名前で...』

美少女「なにも男6が謝らなくてもいいよ 別に付けられた名前を嫌ってる訳じゃないし」

男「一時期コンプレックスだった時期もあったけどね...」

女2「お前って本当にちょっとしたことですぐ落ち込むよな 会長が元男だなんて信じられん」

美少女「本当だよー 私は男だったんですー」

264ジャガー大佐 ◆Gr8Y4GYMSs:2017/09/28(木) 00:31:00 ID:rFNdppjA
ファーブニル『男、君はもっと自分に対して自信を持つべきだと思うぞ それさえ無ければもっと良くなるな』

男「そうかな...僕って昔から何をやっても人の足を引っ張るからさ...役立たずだと思うんだよね...」

美少女「男が役立たずだったら私はもっと役立たずだよ 生徒会を引っ張ってるの男だし」

勇者「初対面だった男妹に対して、『妹になれ』って言った貴方は凄かったですよ」

美少女「あったねーそんなこと あの時はびっくりしたよ 抱きついたと思ったらあの言葉だもん」

265ジャガー大佐 ◆Gr8Y4GYMSs:2017/09/28(木) 00:31:36 ID:rFNdppjA
一旦切ります

266ジャガー大佐 ◆Gr8Y4GYMSs:2017/09/29(金) 23:08:29 ID:OtSOued.
男「あの時はそうするしかないと思ってね...必死だったんだよ」

美少女「でも彼女の私を差し置いて他の女の人にあんなことをするのはどうかな この前だって女5に告白されてたし」

女2「男って無意識で落とし文句言うもんな...相手によっては誤解させるぞ?」

女2(かく言う私もその一人だがな...)

勇者「来年のバレンタインチョコ、男宛ての本命チョコ多いかもしれませんね」

美少女「そうなったら私が全部食べるよ 男は私のチョコだけ食べればいいからね」

男「いや...それはくれた人に申し訳ないでしょ...それに美少女以外に僕にチョコくれるのは母さんしか居ないだろうし」

ファーブニル『それは無いな 君を慕っている者は多い な?女2』

女2「は?何のことだ?」

ファーブニル『しらばくれても無駄だ 男4から君が暇な時に男の写真を眺めていることは聞いている』

美少女『おっ? 何?女2 男は渡さないよ?』ゴゴゴゴゴ

267ジャガー大佐 ◆Gr8Y4GYMSs:2017/09/29(金) 23:28:36 ID:OtSOued.
女2「待て会長 私は会長が考えているようなことは思っていない おい、ファーブニル 誤解させるようなことは言うな」

ファーブニル『はて? 私は事実を言っただけだがな....』

美少女『勇者、剣貸して こいつ、殺さなきゃ』ゴゴゴゴゴ

勇者「嫌ですよ...少し頭を冷やして下さい」

男「どうどう...落ち着けよ美少女 ほら、深呼吸して」

美少女「スーハー...スーハー...よし 勇者、剣貸して」

男「おい調子に乗るな」ポカッ

美少女「あ痛た...冗談だよ...冗談 もう、真に受けちゃってさ...」

女2(危うく殺される所だった...会長の目、本気だったし)アセアセ

ファーブニル『おっ、見えてきたな もうすぐ到着するぞ』

勇者「あれは...教会? って、ここ何処?」

女2「北ヨーロッパだ 私達の世界が北欧神話の世界と呼ばれているが、その所以の一つはここに私達の世界への入り口があるからなんだ」

男「ゲルマン民族の神話だから北欧神話なんじゃなかったのか?」

ファーブニル『それはあくまで一部に過ぎんよ 着いたから降りてくれ この姿だと入り口を通れないんでね』

268ジャガー大佐 ◆Gr8Y4GYMSs:2017/09/29(金) 23:49:52 ID:OtSOued.
〜公民館〜

棋士「...負けました ありがとうございました」ペコッ

男7「こちらこそありがとうございました」ペコッ

女4「か、勝っちゃった...ひいおじいちゃん凄い...」

女4祖父「女4、それもこれもお前が父さんをここに連れてきてくれたお陰だよ ありがとな」

女4「ううん 大したこと無いって でもあの人、ひいおじいちゃんを一目見てすぐに対局してくれって言ったよね」

女4祖父「覚えているんだろうな...ここに来る直前に聞いたが父さんと最後に会った日付がちょうど特攻する一年前だった 姿が変わってないからすぐわかったってことだな」

女4「将棋についてあまり知らないけど、指してる時のあの人 楽しそうな顔してたね」

女4祖父「ああ、そうだな...」

269ジャガー大佐 ◆Gr8Y4GYMSs:2017/09/30(土) 00:06:31 ID:FqG3713Q
棋士「やはり...君は...」

男7「何方か勘違いされていませんか?私は男7と申します」

棋士「...そうか 打ち方が先生に似ていたのだが...勘違いだったか」

男7「しかし...」

棋士「ん?」

男7「昔は男と名乗っておりました その...お久し振りですね...」

棋士「せ、先生...やはりわしの目に狂いは無かった...お会いしたかったですよ いつの日か先生を越えられるように指してきたつもりでしたがやはり先生に敵いませんね...」

男7「いえいえ...紙一重で勝てただけです 歴戦を潜り抜けた貴方と私とは雲泥の差がありますから...」

棋士「御自身を卑下なさるのは相変わらずですね...」

男7「それが私ですので...」

270ジャガー大佐 ◆Gr8Y4GYMSs:2017/09/30(土) 00:07:06 ID:FqG3713Q
一旦切ります

271以下、名無しが深夜にお送りします:2017/09/30(土) 00:09:58 ID:7PQ1UWEo
まじかよ?お前まだわからないわけ?

よくあれだけ言われて続けようとか思うよな?イタズラ、悪ふざけで皆たたいてると思ってる?
まさか、ないとは思うけど嫉妬して悪口書かれてるとか思ってないよね?

どう頑張ってもこれからのリカバリーは無理なんだよ?分からない?分からないから書いてるんだもんね?
お願い分かって。

まぁ薄々自分でも分かってるとは思うけどさ、このssだって最初は頑張れとかたくさん言われてたでしょ?それが嬉かったでしょ?


ただ、それは君に実力があったとかじゃなくて「たまたま」なんだよ?
勘違いしちゃったんだよね?


とにかく書いてもいいけどsageろよな?カス。
これ以上は言わないから、マナーだけは守れよ

272以下、名無しが深夜にお送りします:2017/09/30(土) 01:54:54 ID:K3a7agO6
薄気味悪い

273以下、名無しが深夜にお送りします:2017/09/30(土) 01:58:57 ID:K3a7agO6
あ、もちろん作者がだよ?
論外、評価に値せず、オナニーってこういうのをいうんだろうなって
↑で言われてるけど、まさに独りよがり
気持ち悪いわ

274以下、名無しが深夜にお送りします:2017/09/30(土) 02:06:58 ID:K3a7agO6
投下するなとは言わんよ君の勝手だもの
でも君に僅かでも羞恥心とか誇りとか思いやりがあるならsageて?
一連の流れ見て吐き気がしたんだよマジでさ
気持ち悪いよ君
どれだけ自己顕示欲旺盛なんだよ君は
マジでツイッターでも同じ名前でやってるしさ
怖いものみたさでグロいもの見ちまったよ
勘弁してくれマジで

275以下、名無しが深夜にお送りします:2017/09/30(土) 10:00:11 ID:IQ5AsZ.Q
最初のスレからして盛り上がってないじゃん
その頃からキモさ指摘されてるし今は拍車をかけてキモい
キモいって誉め言葉だったっけ?

276ジャガー大佐 ◆Gr8Y4GYMSs:2017/11/04(土) 02:06:04 ID:cHoKo/JM
〜教会 地下 階段〜

コツン...コツン...

美少女「ねえ...どうしてこうも階段って長いの? 下りだからまだマシな方だけど上りになると絶対疲れるよね...」

男6「階段が長いのは仕方が無いことだ 私達の世界に行く手段がこの先にあるからな...これでもマシな方だ」

女2「今のうちに言っておくが...途中で引き返すのは厳禁だからな したら魔法によって此処を死ぬまで永遠に彷徨うようになっている ほら、こんな感じにな」ヒョイ

勇者「さり気なく白骨化した頭拾わないで欲しいんだけど...」アセアセ

男「それよりもさ、ここ隠し階段なんだよね?祭壇の下にあるんだし どうしてこんなに人の骨多いの?」

男6「噂だよ 何処かの誰かがここに宝があると広めてな...大変だったよ 目撃者を出してはならないから皆殺ししてな... 罪の無い子供を殺すのは流石の私も罪悪感を感じた」

277ジャガー大佐 ◆Gr8Y4GYMSs:2017/11/04(土) 02:37:03 ID:cHoKo/JM
男「それってどういう...」

男6「一時期、私はここの守りをしていたんだ 破壊工作でもされたらたまらないからとオーディンに頼まれてな」

女2「オーディン様がお前に? 一体どういう関係なんだ?」

男6「なに...昔、彼の武器を作っただけの間柄に過ぎんよ ドワーフだったと言っただろう?」

勇者「作ったって...グングニルを?」

男6「ミョルニルもギャラルホルンもレーヴァテインも皆な...昔は道具や装具を作ることが生き甲斐だったよ」

美少女「北欧神話に出てくる神器を作ったなんて...一体何者なの...貴方...」

男6「元ドワーフのドラゴン 以前は神器の創り手などと呼ばれたりもしたが...別に私が作らなくても他の誰かが作っただろう 偶々私が作ったに過ぎん」

278ジャガー大佐 ◆Gr8Y4GYMSs:2017/11/04(土) 02:55:08 ID:cHoKo/JM
勇者「じゃあどうしてそんな人がドラゴンなんかに...」

男6「死んだ後に無理矢理叩き起こされたんだ 私ほどの作り手を死なせるのはもったいないとな それも禁忌の儀式までして...その結果がこのざまだよ」

女2「死者蘇生なんて...神々がそれを許す筈が...」

男6「許さざるを負えなかったんだよ 傷ついたり壊れたりした神器を修理出来たのは私だけだったからな 神器は作り手にしか修理は出来ん だから許したんだ」

男「男6...君も大変だったんだね...」

男6「大変で済めば良かったんだがな...蘇生に成功をしたはいいが私は竜に変貌していた 仲間は勿論、神々にも忌み嫌われたな 受け入れられなかったとはいえ、少々傷ついたよ」

女2「そんなことが...」

男6「これで終わればまだマシな方だ その後、私は様々なドラゴンに命を狙われた 汚らわしい血を排除するとか言ってな...」

男「・・・・・」

男6「そんな中で一匹だけ私を匿ってくれたドラゴンが居てな... それがニーズヘッグだったんだ」

4人「「「「えっ!?」」」」

279ジャガー大佐 ◆Gr8Y4GYMSs:2017/11/04(土) 03:05:58 ID:cHoKo/JM

勇者「ニーズヘッグって邪竜なんじゃないの!?」

男6「ネットや本の情報を鵜呑みにするな 彼はそんな者ではない 争いを好まない心優しいドラゴンだよ ...昔はな」

美少女「『昔は』ってじゃあどうしてこんなことになったの?」

男6「...恐らく知的好奇心に従った結果、ああなったのだろう 彼は動物の肉が食べられない体質でな...植物の根っこなどを主食にしていたんだ」

女2「ユグドラシルの根には世界を支えるが故に膨大な力が蓄えられていると聞く もし、それが本当ならば...」

男「今のニーズヘッグは異世界の男4同様に力に飲み込まれているということか...」

男6「彼は私の恩人だ 彼が私を匿い人型の姿になるやり方を教えてくれなかったら今の私は居なかっただろう...彼を楽にさせることしかその恩を返せないのが悲しいことだがな...」

4人「「「「・・・・・・・」」」」

280ジャガー大佐 ◆Gr8Y4GYMSs:2017/11/04(土) 03:10:47 ID:cHoKo/JM
男6「さて、私の昔話が終わってた所で最下層だ ここが入り口になる」

美少女「でも行き止まりじゃない 壁に何か文字が書いてあるだけで何処に入り口が...」

勇者「『神の力を持つ者よ ここから3歩下がりてその力を示せ さすれば扉は開かれん』」

女2「お前、ルーン文字が読めるのか!?」

勇者「えっ?これがルーン文字なの?私の世界の魔法を唱える時に使う文字そっくりなんだけど」

男「言われてみれば...この文字、勇者の世界でも見たような気がする...」

美少女 スタスタスタ パチン

ギィィィィィ

美少女「...あっ 本当に開いた」

男「おい、自然な流れで扉開けるなよ」

美少女「もしかして...まだ開けるの早かった?」

男6「いや構わんよ 勇者の世界で何故ルーン魔法が使われているか気になるがそれはまた後で話し合おう 今は一刻も早くユグドラシルに向かわないとならんからな」

281ジャガー大佐 ◆Gr8Y4GYMSs:2017/11/04(土) 03:37:42 ID:cHoKo/JM
〜アースガルド 入り口〜

男「うっ...この感じ...いや、まさかね...」

女2「ん?どうした?」

美少女「向こうからクロノスの神力が感じるんだよ...しかもかなり強い この前のよりもね...」

男6「どうしてクロノスの神力が...」

勇者「もしかして今回の危機もクロノスが原因だったりして...」

男「その線が濃いな...父さんと母さんがこの前ので殺せなかったから今度は世界を破壊しにきたという訳か...」

美少女「卑劣な真似を...」

女2「不味いな...恐らく先行したんだろうヴァルキリーの気が次々と消えている...全滅も時間の問題か...」

ボゥ

ファーブニル『急ぐぞ すぐに背中に乗れ』

282ジャガー大佐 ◆Gr8Y4GYMSs:2017/11/04(土) 03:50:56 ID:cHoKo/JM
〜アースガルド 泉〜

男「こ、これは...」

ファーブニル『間に合わなかったか...くっ...』

美少女「酷い...これが全員ヴァルキリーだというの...」

勇者「戦場ではよくある風景だけど...ここまでの死体の山は見たこと無い...」

女2「どれも歴戦の戦士だ...それをあれがやったというのか...」

グギャァァァァァァァ

美少女「あれがニーズヘッグの鳴き声...」

勇者「竜の鳴き声だとは到底思えない...」

ファーブニル『苦しんでいる...自我が無いだけでなく力にその身体を蝕まれているな...』

男「あんなのに...果たして勝てるのかな...」

美少女「今更、弱音を吐いたって駄目だよ やらなくちゃ」

男「わかってるけど...身体の震えが止まらない...」ガタガタガタ

283ジャガー大佐 ◆Gr8Y4GYMSs:2017/11/04(土) 03:57:32 ID:cHoKo/JM
女2「...男 お前はここに残れ」

男「...えっ?」

女2「私にはわかる このままお前が行ったとしてもどうせ足を引っ張るだけだ だからここに残れ」

ファーブニル『だが...』

女2「いい加減にしろ! ここは戦場だ 男のような者は真っ先に死ぬ 会長も薄々わかっているだろ」

美少女「・・・・・・」

男「美少女...」

美少女「ごめん男 女2の言う通りだよ このまま一緒に行っても私、男を守れる自信が無い」

勇者「ここは私達に任せて下さい」

男「で、でも...」

美少女「お願い男...わかって...」

ファーブニル『...行こう すまんな男、無理をさせてしまって...そこで見ててくれ』

バサッ バサッ

男「...くそっ」ドンッ

男「これじゃあ...何も変わらないじゃないか...見ているだけで...何も出来ない...」

284ジャガー大佐 ◆Gr8Y4GYMSs:2017/11/04(土) 04:17:27 ID:cHoKo/JM
男「何が運命を変える力だ...臆病者の僕にはそんな大それたものは無い...」ウルウル

男「変わりたい...こんな...傍観している自分を...うぅ...」ポロポロ

〜〜〜

毒蛇達 シャァァァァァ

勇者「何この数の蛇...さっきまで居なかったのに...」ズバッ

ファーブニル『ニーズヘッグの力が具現化した物だろう...これらを倒さないと先には進めんな』ボォォォォォ

285ジャガー大佐 ◆Gr8Y4GYMSs:2017/11/04(土) 04:18:58 ID:cHoKo/JM
美少女「こんな数、いちいち相手にしてたらキリが無いよ...仕方ない...ここは...」

ピッカァァァァ

美少女『これで一気に片付ける!』キラキラ

女2「会長が...光ってる...しかも強い...」ズバッズバッ

勇者「『閻魔モード』と『女神モード』を同時に発動しているんだろうね...さしずめ『無敵モード』かな でもそんなことしたら...」ズバッ

ファーブニル『体力を急激に消費する...不味いな...どんどん先に向かってるぞ』シッポバシン

美少女『どけェェェェェェェ!!!』ダダダダダダダダッ

パシュン

美少女「うぐぅ...目の前に来て切れるなんて...あともう少しなのに...」

毒蛇 シャー

美少女「まだ生き残りが...くっ...」

男『止めろォォォォォォォォ』ダダダダダダダダダダダッ ズバッ

美少女「男!?どうして...」

男「君は僕が守るって...そう言ったじゃないか...」ゼエゼエ

286ジャガー大佐 ◆Gr8Y4GYMSs:2017/11/04(土) 04:25:38 ID:cHoKo/JM
ニーズヘッグ「グギャァァァァァァァ」ボオッ

男「!! 美少女、危ない!」ドンッ

美少女「うわっ」ドスン

バーン ボォォォォォォ

美少女「そ、そんな...嘘でしょ...」

女2「大丈夫か、会長」タタタッ

美少女「私は...でも男が...」

女2「敢えて非情なことを言わせてもらうが...仕方ないさ...これでもあいつなりに懸命に頑張ったんだ...」

美少女「嫌だ...返事してよ...男ォォォォォォォォ」

287ジャガー大佐 ◆Gr8Y4GYMSs:2017/11/04(土) 04:29:58 ID:cHoKo/JM
一旦切ります

288以下、名無しが深夜にお送りします:2017/11/05(日) 11:16:34 ID:uLIfHA5E
さっむい展開だな
物語の運びかたも盛り上げかたも下手すぎ

289以下、名無しが深夜にお送りします:2017/11/08(水) 17:15:34 ID:giEe3Bqo
sageろ

290ジャガー大佐 ◆Gr8Y4GYMSs:2017/12/04(月) 01:14:21 ID:braGLl8M
〜???〜

男「...? ここは...一体...何処なんだ?僕は美少女を庇って...」スタスタスタ

男「でも勝手に足が動いている方が不思議だな...僕は何処に向かっているんだろうか...」スタスタスタ

?「あー...ちょっと...その...良いですか?」パッ

男「貴女は...誰ですか? 急に現れて話しかけてくるなんて...」スタスタスタ

?「えーと...私は...あっ! 待って下さい 話を...」

男「足を止めたいのは山々なんですが勝手に足が動くもので...」

?「やはり...では致し方ありませんね...」

ボンッ

男「姿が変わった!? さっきまで女性だったのに男性に...」スタスタスタ

?「ちょっと飛ぶが我慢しろよ ふんっ」

ガシッ ブンッ ダーン

男「痛たたたたた...でも足が動くのが止まった!」

?「そいつは良かった...さっきまでお前が進もうとしてた先の場所は結構やばい所でな...一度入ったら戻って来れなくなる場所なんだとよ 本当なら手荒な真似はしたくなかったんだが...まぁ結果オーライだな 立てるか?」

男「何とかね...君は誰だい?それにここは...」

291ジャガー大佐 ◆Gr8Y4GYMSs:2017/12/04(月) 01:36:56 ID:braGLl8M
異世界男「俺か? 俺はお前だよ と言ってもこれじゃあ通じないか...俺の名前は男 此処とは違う世界のお前に当たる存在だ」

男「異世界の僕!? ...驚いたな まさかもう1人会うことになるとは...美少女が聞いたら驚くだろうな」

異世界男「あいつならきっと吹き出すだろうな...」

男「へ?君は...美少女のことを知ってるのかい?」

異世界男「そりゃそうだ さっきの俺の姿見たろ?女だったアレ あの姿になるようになったのはあいつが原因だからな」

男「...ちょっと待った 君は異世界の僕なんだよな?さっきから君が言ってる『美少女』と僕が言ってる『美少女』は違う存在だと思うぞ?」

異世界男「...あー そっか...じゃあそっちの世界にも居るのか...美少女って名乗ってる奴が...紛らわしいな」

男「おい 僕の彼女のことを悪く言うなよ」

異世界男「お前、彼女居るの!?冴えない顔してるのに!?」

男「おいおい...随分と攻撃的だな...僕は異世界の君なんだろ?そんなこと言わなくてもいいじゃないか...傷ついたよ...今の言葉...」ズーン

異世界男「おいおい...そこまで落ち込まなくてもいいじゃねーか 悪かったよ...俺の所の美少女は魔女でな...まぁ、詳しい話は出来んが良い奴ではないんだ」

男「へぇ...そうなのか...じゃあ僕の美少女とは全然違うな 彼女は僕であり君でもあるからね」

異世界男「は?どういうことだ?お前の彼女がお前であり俺でもあるって...」

292ジャガー大佐 ◆Gr8Y4GYMSs:2017/12/04(月) 01:48:11 ID:braGLl8M
男「そのままの意味だよ 実は僕の名前も男と言うんだけどね...彼女は未来から来た僕なんだ つまり、この世界には男という存在は2人居るということなんだ まぁ、今は3人なんだけど...」

異世界男「未来から来た?何だそりゃ...それに今、3人とか言ったよな?お前にその美少女と...あと誰だ?」

男「勇者だよ 女って言って僕の先祖に当たるクラスメイトが召喚したら偶々彼女が来たんだ まぁ、来た当初は男だったんだけど...」

異世界男「色々とツッコミたいことがあるが...まぁいいわ だからさっき俺で2人目とか言ったんだな」

男「そういうこと で?どうして君はここに?それとここは何処なんだ?」

異世界男「此処はそうだな...この世とあの世の狭間の場所って言えば分かるか? 俺も詳しいことは知らんがな 俺が来たのは俺の友達がとある人物からの依頼でお前が死ぬのを止めてくれと頼まれたからでな その時に俺が行くことが条件だったってことよ で、その依頼した人物に此処に飛ばされてさっきに当たるって訳だ」

男「てことはもしあのまま僕が歩き続けていたら...」

異世界男「死んでたな 間違いなく」

男「ありがとう 助けてくれて...なんて言えばいいか...」

異世界男「おいおい...俺は頼まれたからやっただけだ 礼を言われる筋合いは無い それを言うならお前んとこの校長とか言う人に言うんだな」

男「校長先生が!? まぁ、あの人なら異世界行くなんて他愛も無い事だろうけど...」

異世界男「おっと...そろそろ時間だな じゃあ俺はこれで じゃあな」

シュン

293ジャガー大佐 ◆Gr8Y4GYMSs:2017/12/04(月) 02:03:12 ID:braGLl8M
男「消えた...いや自分の世界に帰ったのか...異世界の僕にもあんな凄いのが居るんだな...」

男母「貴方も凄いと思うわよ?」スタスタスタ

男「母さん?...どうして此処に...父さんと一緒に僕達が行くのを見送った筈じゃ...」

男母「その人は私であって私ではないわね 私は4年前に死んでいる...とでも言えばわかるかしら?」

男「えっ!? でも魂は消滅したって...」

男母「まぁ、色々あってね...ギリギリ消える直前に貴方に取り憑く形で生き長らえたのよ とは言ってもこうして貴方の意識が生と死の狭間に居ないと会話することさえもままならないんだけどね」

男「そうなんだ...でも良かったよ またこうして母さんと会話することが出来て...」

男母「今までの貴方の様子、全部見てたわ...成長したわね...本当に...」

男「そんなこと無いよ 僕なんか大したこと無いって」

男母「いいえ もっと自分に自信を持ちなさい 貴方は男6が言ったように運命を変える力を持っているんだから」

男「...そのことか でもそれは迷信だよ さっきだって僕は震えてただ美少女達が戦うのを見守ることしか出来なかった...」

男母「でも直前に美少女を庇ったじゃない 自己犠牲なんてそう簡単に出来ることじゃないわよ?」

男「あの時は体が勝手に...美少女を助けないといけないと思ったら力が湧いたんだ...」

294ジャガー大佐 ◆Gr8Y4GYMSs:2017/12/04(月) 02:41:31 ID:braGLl8M
男母「あの時の貴方の行動が無かったら美少女は死んでいた...言い方を変えるなら貴方は美少女の運命を変えたのよ」

男「物は言いようだね...」

男母「他にもあるわよ?貴方も知ってるように美少女に告白した時に彼女のことを受け入れたことで彼女は存在することが出来た あの女神を妹にしなかったら彼女はあの時点で死んでいた これも運命を変えたことに入るのよ」

男「妹はあの時点で死ぬ運命だったの!?」

男母「ええ...でも貴方が妹になれと言ったことで運命が変わり彼女は生きた そしてそれが同時にあの世界を救ったのよ あの時、彼女の支援が無ければ美少女の蘇生魔法は成功しなかったからね」

男「確かに...そうかもしれないけど...でも...」

男母「まだ終わってないわよ?貴方と美少女...まぁ他にも校長とか居たけど...女のことを怪しんだことで女4の記憶は取り戻された 本当だったら蘇らなかったのよ」

男「僕が...女4の記憶を蘇らせたと? でもあれは女が...」

男母「あの場に彼女が来たのは校長が密かに呼んだからだけどそうするようにした原因は貴方と美少女にあるのよ 彼女もまた運命を変える力があるからね 彼女が女が漏らした言葉を聞き、貴方に相談したことで女4の家に行くことが決まったでしょ?まぁ、妹も全く関係していない訳ではないけどね」

男「• • • • •」

男母「美少女が破壊されたのを巻き戻して助けたのも男4が覚醒するきっかけを作れたのも一度別れた夫婦が再び結ばれたのも全部貴方だから出来たことよ」

男「それが事実だったとして...どうしてそんなことを言えるの?」

男母「私も彼女と一緒だから...女2にとある神の一部が存在することは聞いたわね?私もそうだったのよ...死ぬまで知らなかったけど」

男「母さんにも...女2の神の一部が存在するってこと?」

男母「ええ...恐らく魂になったからだろうけど、死んだ瞬間にその神の声が聞こえたのよ それが私が貴方に取り憑けた理由 本当ならその神が現れても良かったんだけど...母親である私の方が適任だって言われてね こうして現れたってこと」

295ジャガー大佐 ◆Gr8Y4GYMSs:2017/12/04(月) 08:19:36 ID:ukDFNGTo
男「その神は男4を助けた理由に僕と美少女と父さんがこの先居なくてはならないからと言ってたらしいけど...母さんは何か知ってる?」

男母「勿論よ 何者であるか何を目的としているかその全てを知っているわ まぁ、口止めされてるからあまり多くは言えないけど...あの人は貴方達の幸せを祈っていてその為に行動していることは確かよ」

男「女7は名前を明かすことさえも出来ないって言ってたのに...母さんは大丈夫なのかい?」

男母「言って大丈夫なことを言ってるから大丈夫よ 私はあの人本人でもあるから言っていい事と悪いことが分かるから言えるけど...それ以外の人は分からないからね...それに会ったことがある人も少ないし だから基本的にあの人の存在は秘密になっているの」

男「じゃあ聞くけど...その神は僕に何を求めているの?」

男母「生きることよ 貴方が生きたい物をね」

男「僕が...生きたい物?」

男母「過去、現在、未来...どれでもいい 貴方が生きたい物を生きたいように生きること それがあの人が貴方に望んでいる唯一のことよ」

男「僕が生きたいように生きる...か なら僕は現在を生きたい 美少女と...皆と一緒に今を生きたいよ!」

カッ パァァァァ

男「!? この光は...」

男母「貴方の神力が完全に覚醒した証よ 『革新』の神力がね」

男「『革新』...それが僕の神力...」

男母「神力は求める人によってその力が異なる物...貴方は美少女が破壊された時、それを否定した 言い換えるなら変えることを望んだ だから一部的とはいえ神力が覚醒したの でも今は違う...貴方は皆と共に生きる為にその力を求めた だから神力が覚醒したのよ」

296ジャガー大佐 ◆Gr8Y4GYMSs:2017/12/04(月) 08:36:42 ID:ukDFNGTo
男母「今の貴方ならこの絶望的な状況を変えることが出来るわ さぁ、そろそろ目を覚ましなさい 美少女が貴方を待ってるわよ」

男「母さん...」

男母「そんな顔しないの 貴方は私とお父さんの自慢の子供なんだからね...あっ、お父さんで思い出したんだけど 一さんにもし会ったら伝えて欲しいことがあるんだけどいい?」

男「伝言? 別にいいけど」

男母「貴方の励ましが無かったら私は生きようとは思わなかった 貴方と結婚出来て本当に良かった...そう伝えてね?お願いよ」

男「...母さんは父さんのことが大好きなんだね」

男母「勿論! 好きでもなきゃ結婚しないわよ じゃ、よろしくね」

男「わかった...本当にありがとう...母さん」

シュン

男母「行っちゃったか...はぁ...」

297ジャガー大佐 ◆Gr8Y4GYMSs:2017/12/04(月) 08:37:13 ID:ukDFNGTo
一旦切ります

298ジャガー大佐 ◆Gr8Y4GYMSs:2017/12/04(月) 13:05:32 ID:GR5m0ZZM
男母?『よく彼の前で涙を見せなかったわね...結』ピシュン

男母「私はあの子の母親だもの 涙なんて見せられないわ...」ポロポロ

男母?『でもこれで未来が生きる...現在を生きる者によってこれから先の世界は変わることが出来る やはり貴女に頼んで正解だった 私だったら彼を覚醒させられなかったもの...』

男母「今度あの子に会う時はあの人も一緒なのよね?」グスッ

男母?『ええ、彼の存在もまた必要だから 『来たるべき時』に備えましょ』

男母「男...頑張ってね...貴方ならきっと出来る...信じてるわ...」

〜アースガルド 泉〜

美少女「こうなったら...私諸共あいつを倒す! 私は男を殺したあいつを許せない!」

女2「辞めろ会長 また再びあの力を使ったら今度こそ死ぬぞ!?」

美少女「構わない 男が居ない世界なんて...生きたくないから」

カシャッ

女2「何だ?今の音は?」

スタスタスタ

男「泣いてる君も怒ってる君も良いけど...やっぱり僕は笑ってる君が好きだな」

299ジャガー大佐 ◆Gr8Y4GYMSs:2017/12/04(月) 13:08:12 ID:GR5m0ZZM
2人「「男!?」」

美少女「よ、良かった...もぉ〜生きてるなら生きてるって言ってよね 泣き損だよこれじゃ」

男「いや〜ごめんごめん つい死に掛けてね...」

女2「さも当然にそんなこと言うなよ...」2人「「男!?」」

美少女「よ、良かった...もぉ〜生きてるなら生きてるって言ってよね 泣き損だよこれじゃ」

男「いや〜ごめんごめん つい死に掛けてね...」

女2「さも当然にそんなこと言うなよ...」アセアセ

300ジャガー大佐 ◆Gr8Y4GYMSs:2017/12/04(月) 13:08:47 ID:GR5m0ZZM
誤字った...一旦切ります

301ジャガー大佐 ◆Gr8Y4GYMSs:2017/12/04(月) 16:18:14 ID:ooReh2Yc
ファーブニル『君なら生きていると信じていたよ でも驚いたな...神力が覚醒しているとは...何かあったのか?』バサッバサッ

男「母さんに会った」

美少女「母さんって...もしかして...」

男「うん 4年前に死んだ母さんだよ どうやら僕に取り憑く形で生きていたみたいなんだ」

女2「でもフリッグ様は魂は消滅したと言っていたぞ? どうして彼女はお前に取り憑くことが出来たんだ?」

男「君と同じだよ 女2 母さんは君と同じ神の一部だったんだ」

ファーブニル『ほぅ...男4の神力を覚醒させたような神が君の母親にも存在したのか...』

美少女「母さんがそんな凄い存在だったなんて知らなかった...」

男「僕もだよ でも母さんと話して分かったんだ 僕と美少女、君には運命を変える力があるってね」

美少女「私にも?」

男「女が前に言っていただろ?遺伝子から書き換えても巫女の血だけは消せなかったって あれは多分神力も同じなんだと思うんだ 僕と君の神力は『変革』 今ある物をより良くしたいが為に運命を変える そんな力だと思う」

勇者「あのー話してる途中ですけどまだ戦ってるってこと忘れないで下さいよー さっきから私しか戦ってないですからー」

302ジャガー大佐 ◆Gr8Y4GYMSs:2017/12/04(月) 16:28:20 ID:ooReh2Yc
男「分かってるよ だから今こうやって話すことで君の協力を仰いでいるんだよ...聞こえているんだろ?ユグドラ」チラッ

パッ

ユグドラ「神力が覚醒したことで私の存在を感知出来るようになったのか...で?私に何の用?もうすぐ死ぬから早目にして欲しいんだけど」

美少女「だ、誰!?この小さい子」

女2「彼女はユグドラ さっきからガジガジ齧られているこの木の化身だ まさか実在していたとはな...」

男「君の神力を貸して欲しい 僕が無理矢理奪うんじゃなくて君が僕に貸して欲しいんだ」

ユグドラ「何の為に?私の神力はこの世界限定だけど使い道によっては破滅へと向かう程の力だけど」

男「この世界を救いたい 君や女7、それに死んだ多くのヴァルキリー達の命を助けたいんだ それには君の協力が不可欠なんだよ」

美少女「...一体どういうこと?男6」

ファーブニル『ユグドラの神力はこの世界限定だが時を自在に操るものだ 過去にも未来にもな』

美少女「じゃあ男は...」

ファーブニル『ヴァルキリー達が来てニーズヘッグと戦う前に戻って倒すつもりなんだろうな...』

303ジャガー大佐 ◆Gr8Y4GYMSs:2017/12/04(月) 16:49:29 ID:ooReh2Yc
『でもその力を使うには私の神力も必要になるよね』

ピカッ

美少女「女7...いや、この場合はヴェルダンディと呼ぶべきかな」

ヴェルダンディ『私の神力を使わなければただ時を巻き戻すだけ この場に居ることは出来ないよ』

ユグドラ「待てヴェルダンディ どうしてお前がこいつに肩入れする お前には運命を守る使命があるではないか」

ヴェルダンディ『妹が...スクルドが死んだってことは...もうあんたも知ってるでしょ?あんたの根っこが食い尽くされることはスクルドの死に直結するから』

ユグドラ「...そうだな 根っこを食い尽くされた今、お前の妹は死んでいる...」

女2「聞いた話と違うぞ...3日は持つ筈では...」

ヴェルダンディ『食べる速さが上がっているんだ...このままでは私が死ぬのはあと数分...そして私の死はこの世界の死に繋がる...そうなったら北欧神話は消えて皆が居なくなる...そんな運命、クソ喰らえだよ 黙って見ているなんて嫌だ』

男「女7...」

ヴェルダンディ『男...私が今持つ全ての神力を貴方に渡す だからお願い 妹を...皆を...この世界の運命を...助けて...』

ファーブニル『男...』

男『...当たり前だ その為に僕は今、此処に居る この世界の運命を変えて見せる!』

美少女「僕じゃなくて僕達でしょ? 男1人にそんなことやらせないよ」

304ジャガー大佐 ◆Gr8Y4GYMSs:2017/12/04(月) 16:57:07 ID:ooReh2Yc
ヴェルダンディ『頼んだよ...約束だからね...』パァァァァ

シュゥゥゥゥゥ

ユグドラ「あの馬鹿...本当に渡すなんて...仕方ない ヴェルダンディがその命を賭けて神力をお前に託したんだ 私の神力もやる だが絶対に失敗するなよ 私の命と引き換えなんだからな!」パァァァァァ

シュゥゥゥゥゥ

男『無駄になんかするもんか...僕を信じてくれた君達を裏切ることは出来ないよ』

ゴゴゴゴゴゴゴ

美少女「この揺れは...」

女2「この世界の滅亡の始まりか...男!」

男『ああ! 皆、僕の近くに寄って!』

勇者「こ、こうですか?」

男『まずは女7の神力で僕達をこの場所に固定する!』ピカッ

バァァァァァァ

美少女「透明なドームが出来た...」

男『そして、ユグドラの神力でニーズヘッグが暴れ出したところまで巻き戻す!』ピカッ

305ジャガー大佐 ◆Gr8Y4GYMSs:2017/12/04(月) 17:09:42 ID:ooReh2Yc
クルクルクルクル

男6「おぉ...本当に巻き戻っている...」

女2「いつの間に人間態に戻ったのか」

男6「この方がゆとりが出来ると思ってな」

男『...! ここだ!』シャキン ズバァ

ニーズヘッグ「グギャァァァァァ」

女7「このままだと不味い...早く伝えな...!? どうして此処に?!」

男『話は後だ 男6、僕を乗せてあいつの頭上まで行けるかい?』

ボオッ

ファーブニル『朝飯前だ 行くぞ!』バサッバサッ

男『ああ!』バッ スタッ

美少女「私は男達の援護 邪魔な蛇達を倒すよ!」

勇者「言われなくても...」ズバッ

女2「やってやるさ!」ズバッ

女7「えーと...じゃあ私も!」

306ジャガー大佐 ◆Gr8Y4GYMSs:2017/12/04(月) 17:19:37 ID:ooReh2Yc
ピカッ

ヴェルダンディ『現在神として、やれることをやるだけだ!』バスッ バスッ

美少女「あっ、女と同じ弓使いなんだ...」ドゴッ

女2「知らなかったのか?会長」ズバァ

勇者「見たこと無いんだから知る訳無いでしょ!」ズバァ

〜ニーズヘッグの頭ら辺〜

男『見た所、あいつは身体の表面が毒で覆われているようだけど...間違ってるか?』

ファーブニル『いや、間違いない あの毒は神器でもない武器を水のように溶かす 肉体だったら尚更すぐにな』

男『一瞬だけでもいい あいつの毒を弾く方法があるか?』

ファーブニル『...無い訳では無い でもあまりにもリスクが高過ぎる』

男『今は手段を選んでいる場合じゃないんだ その方法を教えてくれ!』

307ジャガー大佐 ◆Gr8Y4GYMSs:2017/12/04(月) 17:27:29 ID:ooReh2Yc
ファーブニル『私の最大火力の火球が当たった一瞬 その部位の毒が弾かれる』

男『なら充分だ 僕が火の玉に覆われればいいんだな?』

ファーブニル『火傷で済まないぞ!?』

男『君は僕を信じているんだろ? 僕も君を信じている 行くぞ男6!』

ファーブニル『...君には負けたよ どうなっても知らないからな!』

バッ ボオッ メラメラメラ

男『くっ...想像以上の熱さだな...でもこれで!』シャキン

男『この一撃で終わらせる...食らえ!紅蓮滅神斬!』

バシュッ ズバァァァァァ

ニーズヘッグ「グギャァァァァァァァァァァァ」

スタッ ドッタァァァン ボコッ

美少女「...ん?今、何か隆起した音がしたな...見に行ってみよっと」タタタタタタッ

女2「あっ会長!...行ってしまった」

勇者「でも周りに居た蛇が全部消えたってことは...」

ヴェルダンディ『うん...勝ったんだね』

308ジャガー大佐 ◆Gr8Y4GYMSs:2017/12/04(月) 17:34:06 ID:ooReh2Yc
男「あー疲れた...」ドタン

バサッバサッ ボオッ

男6「まさか本当にやってのけるとはな...これで彼も...少しは浮かばれるだろう...」

男「ん?何言ってんの?男6 ニーズヘッグは生きてるよ?」

男6「はぁ!? でも君は確かに彼を切ったろ?」

男「そりゃ切ったよ? でも皮膚だけだ 彼の心臓の周りから強い神力を感じたからね その神力を滅すれば倒せるかなと思ってやってみたんだけど...正解だったみたいだね」

男6「あの短時間でそこまで分析していたとは...それも彼を生かす形で倒すとはな...男、君には死んでも返してきれない恩が出来たな ありがとう」

男「止めてくれ そんなことを言われたくてやった訳じゃない 僕はただ...倒した後に皆が喜んでいる中で君が悲しい顔をしているのが嫌だっただけだよ」

309ジャガー大佐 ◆Gr8Y4GYMSs:2017/12/04(月) 17:40:23 ID:ooReh2Yc
男6「ニーズヘッグに与えた切り傷だが...あの程度ならそのうち自己修復して綺麗さっぱり無くなるだろう」

男「へー ドラゴンって凄いなー」

男6「外敵が多いからそれに合わせて進化しただけだ それよりも...さっきから向こうで会長が騒いでるが...行かないのか?」

男「えっ?美少女が?」バッ タタタタタタッ

男6「会長のことになると疲労も忘れるんだな...本当、君には勝てないな...」

〜ユグドラシルの木の根元〜

美少女「おーい 此処に宝箱があるよー」

男「宝箱? それってどんな...うわっ 凄い大きい」

美少女「こんなに大きいなら中身も凄いものだよね!」キラキラ

女2「うおっ...会長が眩しい...」

310ジャガー大佐 ◆Gr8Y4GYMSs:2017/12/04(月) 17:49:50 ID:ooReh2Yc
勇者「ところで男さん...さっき炎の塊となってニーズヘッグを斬った時、何か叫んでましたよね?」

男「えっ?...あー、あれは...その...」

女7「必殺技みたいな名前だったよね...確か...」

男「わーーわーー」

美少女「...紅蓮滅神斬だったよね 私はカッコイイと思うけど...」

女2「いやダサいだろ ヒーローごっこじゃないんだから」

勇者「えっ?いいじゃない そういうの、ありだと思うよ?」

女2「はぁ...お前らのセンスが理解出来んよ...」

男6「そんなことよりもその宝箱を開けないのか?」ギラギラ

勇者「うわぁ...目がギラギラしてるよこの人...」

311ジャガー大佐 ◆Gr8Y4GYMSs:2017/12/04(月) 17:58:34 ID:ooReh2Yc
美少女「あぁ...すっかり忘れてたよ 何か錠前あるけど壊しちゃえ」バキッ

女2「あの錠前に使われてた金属...神器にも使われている金属で決して壊れないことで有名なんだが...」

男「美少女に不可能は無い! 流石だね」

勇者「まぁ、会長は馬鹿力が唯一の取り柄ですもん...」

2人『『あ〝っ? 何か言った?』』

勇者「何でも無いです 一生黙ってます」ガタガタガタ

美少女「いや...そこまでしなくていいんだけど...じゃ、開けるよー」

パカッ

? ジィー

美少女「あっ、どうも」バタン

フゥー

男「いや今誰か人、居たよね」

女2「...居たな」

美少女「えっ?気の所為でしょ」

312ジャガー大佐 ◆Gr8Y4GYMSs:2017/12/04(月) 18:19:48 ID:ooReh2Yc
ダンダンダンダンダン

男6「物凄く中から叩いている音が聞こえるけど...開けないのか?」

美少女「き、聞こえないなぁ...」ダラダラ

男「よし、女2 勇者 美少女を押さえてて」

2人「「了解」」ガシッ

美少女「いーやーだー 離せェェェェ」ジタバタ

男「あっ、どうも 僕の彼女がご迷惑をお掛けしてすみません ほら、美少女 謝れよ」

美少女「ごめ〝ん〝な〝ざい〝」

?「あっ、大丈夫です 気にしていませんので それより助けてくれてありがとうございます 気が付いたらこの箱の中に居て...今、何年ですか?」

男6「2017年だ お前が居なくなって20000年以上経つ その話し方、疲れるんだろ?無理しなくていいぞ?ブリュンヒルデ」

女2「ブリュンヒルデって...あの!?」

男「ヴァルキリーだよな それがどうしたのか?」

女2「伝説のヴァルキリー...かの大戦時にオーディン様の右腕として活躍し、その後消息不明となったという...私の大先輩にあたる人だ」


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