[
板情報
|
R18ランキング
]
したらばTOP
■掲示板に戻る■
全部
1-100
最新50
|
1-
101-
201-
301-
401-
501-
601-
この機能を使うにはJavaScriptを有効にしてください
|
勇者「あんかでまおうをたおすぞー!」
1
:
◆a/tW8MMSD.
:2017/02/19(日) 20:20:55 ID:Gv5TCJ5Y
勇者「まおうたいじに出発だー!」
お前ら「ちょっ! 待て待て待て! その前にやることがあるだろ!?」
勇者「あ、お前らさん……んー? そんなのあったっけ?」
お前ら「いや、あるだろ……! 大事なことが! 冒険に出発する前にやるべきことがさ!」
勇者「えー……? ぜんぜんわかんないよー、お前らさんおしえてー」
お前ら「いや……まずは
>>2
しないと駄目だろうが……」
136
:
◆a/tW8MMSD.
:2017/02/27(月) 00:19:50 ID:W3LuydH2
二兵士「ここだっ」
お前ら「サンキュー、二兵士」スタスタ
道具屋「らっしゃい、何をご所望で?」
お前ら「えっと……そこにある薬草と……あっ、水も…………」
二兵士「やったな勇者、荷物持ちゲットだ……あいつが食料とか水とか全部持ってくれるってよ」
勇者「なんかよくわかんないけど、わーい!」
二兵士「その代わり……あいつがヤバイ時はお前が守ってやれよ、いいな?」
勇者「うんっ! まかせて!」
二兵士「よしっ、いい子だ……」
137
:
◆a/tW8MMSD.
:2017/02/27(月) 00:23:27 ID:W3LuydH2
───
──
─
お前ら「色々世話になったな、二兵士」
二兵士「おうっ、魔王退治とやら……せいぜい頑張れよ」
お前ら「ああっ、勇者が頑張るさ!」
勇者「えへへー」
二兵士「お前も頑張るんだよ……」
お前ら「分かってるって! それじゃっ、行くぞ! 勇者! って重……」ドスドスドス
勇者「おじさん! さようならー!」タッタッタッ
二兵士「おー! 達者でなー!」
138
:
◆a/tW8MMSD.
:2017/02/27(月) 00:28:50 ID:W3LuydH2
お前ら(さてと、二の村を出た訳だが……これからどうしようかな……)
お前ら(三の村を目指すか……それともβの森に行くってのもありっちゃあり……)
お前ら(一王や親への報告もかねて……一の村に一旦戻るのもありだな……)
勇者「お前らさん! 次は何処へ行くのー?」
お前ら「うーん、そうだな…………」
お前ら「よしっ、
>>140
へ向かおうか」
139
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/02/27(月) 00:30:21 ID:4euZjtkU
二人だけってのは不安だな
140
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/02/27(月) 00:41:26 ID:ua4t.mGg
男でもいいからもう一人ぐらい仲間は欲しいかもな
安価↓
141
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/02/27(月) 01:09:31 ID:4euZjtkU
じゃあ、今度は勇者を連れて酒場(冒険者達の集まりやすい所)に向かう
142
:
◆a/tW8MMSD.
:2017/02/27(月) 01:52:23 ID:W3LuydH2
お前ら「酒場に行こうか……」
勇者「酒場ー?」
お前ら「ああ……酒場と言っても冒険者が集まるところなら何処でもいいんだ」
お前ら「昨日は勇者と二人旅もいいなって思ってたんだが……二の村出た途端、急に不安になったよ……」
お前ら「やっぱり二人だと不安だ……仲間が欲しい……というか俺を守ってくれる人が欲しい……」
勇者「なるほどー! なかまはだいじだね!」
お前ら「だろっ? と言っても冒険者が集まりそうな所……」
お前ら「……………………………………」
143
:
◆a/tW8MMSD.
:2017/02/27(月) 02:13:45 ID:W3LuydH2
お前ら(考えが曖昧すぎて……行くところが定まらない……)
お前ら(三の村はどうだろう? 二兵士の話だとβ森の魔物目的で冒険者が集まってるらしいし……)
お前ら(そこなら仲間集めもしやすいんじゃ……)
勇者「お前らさん! まものがでたよ!」
ゴブリンa「グルルルルル……!」
ゴブリンb「ギャオッ…………」
お前ら「か、考え事してる間に魔物が……! おまけに二体も……!」
勇者「お前らさん! どうする? たたかう?」
お前ら「……よし、勇者!
>>145
だ!」
144
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/02/27(月) 05:03:01 ID:7omYnJQ.
↓
145
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/02/27(月) 05:43:17 ID:a5N5GCig
たたかう
146
:
◆a/tW8MMSD.
:2017/02/27(月) 19:39:43 ID:W3LuydH2
お前ら「よし、勇者! 戦うぞ!」
勇者「わかった! まかせてお前らさん!」チャキッ
お前ら(俺のとこに魔物が来なきゃいいが……)
ゴブリンa「ギャォォォォッ!」グワッ
勇者「たあっー!」ズバッ
ゴブリンa「ギャァッ!?」
147
:
◆a/tW8MMSD.
:2017/02/27(月) 20:23:23 ID:W3LuydH2
ゴブリンb「グルルルルッ……!」
ゴブリンb「グオオオオオオオッ!」ダッダッダッ
お前ら「!?」
勇者「ごめんお前らさん! いっぴきそっちにいっちゃった!」ザシュッ
ゴブリンa「ギャ……オ……」ドサッ
ゴブリンb「グオオオオオオオオオオオオッ!!」ダッダッダッ
お前ら「くそっ……!」
お前ら(勇者には勝てない事を察して俺狙いってか……!)
148
:
◆a/tW8MMSD.
:2017/02/27(月) 21:32:54 ID:W3LuydH2
勇者「お前らさん! まってて、いまいくよ!」タッタッタッ
お前ら(勇者が来るまで……持ちこたえないと!)
お前ら(落ち着けっ……落ち着けっ……! 二兵士から教わったことを思い出せ……!)
ゴブリンb「ギャオオオオッ!」ブンッ
二兵士『いいか? こう攻撃が来たら……こうやっていなすっ! 剣はしっかり持てよ!』
お前ら(やる……! やるんだ! やらないと死ぬ!)
お前ら「おらぁぁぁぁぁぁぁぁっ!」ブンッ
キンッ!
ゴブリンb「グルルルルッ!!」
お前ら(や、やったっ! 攻撃をうまくいなせた! よしっ……よしっ……)
149
:
◆a/tW8MMSD.
:2017/02/27(月) 21:57:13 ID:W3LuydH2
ゴブリンb「バウウウッ!!」ブンッ
二兵士『避けられないと思ったら付き合わなくていい! 素直に後ろへ下がれ!』
お前ら(この攻撃はいなせない……! バックステップで避ける……!)バッ
ゴブリン「ギャウッ……!?」スカッ
お前ら(よ、避けられた! 俺ってもしかして結構やれる!?)
お前ら(おっしゃ! だったら攻撃をスカしてよろめいてる敵に追撃を……!)グワッ
ゴブリン「グルルルルルルルルルル!!」
お前ら(ちょっ! もう立ち直って……! ヤバイ! 攻撃が止められな……!)
150
:
◆a/tW8MMSD.
:2017/02/27(月) 21:57:44 ID:W3LuydH2
勇者「うしろからごめーんっ!」ズバッ
ゴブリンb「ギャアアアアアッ!!!!」
お前ら「!!」
勇者「とっどめー!」ズバッズバッ
ゴブリンb「グオオオオオオ……!」ドサッ
勇者「よーし! ぜんぶやっつけたよ!」
お前ら「ハア……ハア……ハアアアアアアアアア……」ストン
お前ら(あ、危なかった……もし勇者が来てくれなかったら……)
お前ら(大振りの攻撃を簡単に避けられて……きっと俺は……今頃……)
151
:
◆a/tW8MMSD.
:2017/02/27(月) 21:59:55 ID:W3LuydH2
お前ら「ありがとう勇者……助かったよ」
勇者「ごめんね、お前らさん……いっぴきそっちにいっちゃって……」
お前ら「ハハハハ……いいんだよ、二兵士から教わった事も実践できたし……」
お前ら「何より重要な事が分かったからな」
勇者「じゅうようなこと?」
お前ら「ああ……」
お前ら(俺は……戦いに向いて無いのかもしれないって事が……)
152
:
◆a/tW8MMSD.
:2017/02/27(月) 22:13:26 ID:W3LuydH2
お前ら「………………」チャキッ
お前ら(まあ、少し教えてもらっただけで上手くなる訳がないのは確かなんだが……)
お前ら(ああいう軽率な判断が自分達の死を招くかもしれない……)
お前ら(修練あるのみ……とでも言いそうだな、二兵士なら……ハハハ……)
勇者「ねえねえ、じゅーよーなことってなあに? なあに?」
お前ら「ハハハ、秘密だよ秘密! ほらっ、行くぞー勇者! 目指すは三の村だ!」ドスドスドス
勇者「あー! まってよー!」タッタッタッ
153
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/02/27(月) 23:20:40 ID:GpOVPAx2
なんたってお前らだもんな...そりゃ、戦闘向いてないわ...
154
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/02/28(火) 02:00:20 ID:xvkk0uQ6
お前らが本気出せばこんなもんじゃないが肝心の本気は明日とか来年待たないとだからねぇ(´・ω・`)
155
:
◆a/tW8MMSD.
:2017/02/28(火) 22:36:39 ID:mpPSPIyA
お前ら「…………」コソコソ
勇者「…………」コソコソ
魔物a「グルルルルルルルルルル……」
魔物b「ギャルルルルル……」
魔物c「ガウウウウウウウウ……」
魔物d「グルウウウウウウウウウ……」
お前ら「よし、今だ……!」ソローリ
勇者「お前らさん……なんでまものとたたかわないのー?」ソローリ
お前ら「馬鹿っ……! あんなに沢山いるんだぞ……! 勇者が良くても俺がヤバイの……!」ソローリ
勇者「そうなんだ……」ソローリ
156
:
◆a/tW8MMSD.
:2017/02/28(火) 22:45:15 ID:mpPSPIyA
お前ら(スニーキングだ……とにかく魔物との戦闘は極力避ける……!)
お前ら(今の俺じゃ足を引っ張るどころか……勇者の身に危険が及ぶかもしれないからな……)
お前ら(三の村まで……このまま何とか……)ガサッ
魔物b「! ガウウウウウウウウッ!!」
魔物c「グルルルウウウウッ!」
お前ら「ヤバイッ! 見つかった……! 逃げるぞ勇者!」ドスドスドスドス
勇者「わかったー! だーっしゅ!」ダダダダダダ
魔物b「ギャルルルルルルッ!!」
魔物c「グオオオオオオオッ!!」
157
:
◆a/tW8MMSD.
:2017/02/28(火) 23:02:21 ID:mpPSPIyA
―――
――
―
お前ら「ハァ……ハァ……」ヨロヨロ
勇者「あ、お前らさん! たてものがみえるよ!」
お前ら「あ……ああ……三の村だ……やっと……やっと着いた……」
勇者「そんなにとおくなかったねー!」
158
:
◆a/tW8MMSD.
:2017/02/28(火) 23:07:26 ID:mpPSPIyA
お前ら「いや……遠くなかったって……二の村を出て軽く三日くらい経ってるからね……?」
勇者「そうだっけー?」
お前ら「そうだよ……まさかこんなに遠いとは……」
お前ら「ああっ……野宿の恐怖から解放される……! ベッドで寝れる……!」
お前ら「早く……早く村に入ろう!」ドスドスドスドス
勇者「あー、まってよお前らさーん!」タッタッタッ
159
:
◆a/tW8MMSD.
:2017/02/28(火) 23:20:26 ID:mpPSPIyA
―三の村―
ワイワイガヤガヤ
勇者「ふつうにはいれたねー」
お前ら「まあ、二の村は緊急事態だったからな……本来はあそこまで入るのを規制したりはしないよ」
勇者「へえー」
お前ら「それにしても……」
戦士「………」
魔法戦士「…………」
賢者「…………」
お前ら「凄いな、道行く人達が見事に冒険者だらけだ……それも強そう……」
160
:
◆a/tW8MMSD.
:2017/02/28(火) 23:30:52 ID:mpPSPIyA
お前ら「あれが二兵士の言ってたβ森に生息する魔物目当ての冒険者……」
お前ら「店も武器屋とか防具屋ばかり……治安も良いとはあまり言えない……」
お前ら「一の村、二の村とは随分と雰囲気違うな……」
お前ら(何の特徴もない……か、俺にとっては特徴ありまくりだけどな……ここは)
お前ら(二兵士にとってはこの環境が日常茶飯事なのかな……)
勇者「お前らさん、やどやいかないの?」
お前ら「あ、ああ……そうだな……とりあえず宿屋を探そうか」
161
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/03/01(水) 06:35:16 ID:RMb9E2mA
乙
治安良くないって勇者に取って一番危険じゃね?
お前らファイト
162
:
◆a/tW8MMSD.
:2017/03/01(水) 21:20:13 ID:R.MwtMNQ
─三の村宿屋─
お前ら「ふー、やっと休めるな……」ギシッ
勇者「わーい! べっどふかふかー!」ボフンッ
お前ら「ああ……ふかふかだなぁ……」ダラーッ
お前ら(もうすぐ夕方だし……今日は宿屋でゆっくり休んで……明日活動を始めよ……)
勇者「ふぁぁぁぁ……」
お前ら(勇者も眠そうだし……夜飯まで一眠りでも……)
お前ら「……………………………」
お前ら「……………………………」ジィィィ
勇者「んー……なあに? お前らさん」
163
:
◆a/tW8MMSD.
:2017/03/01(水) 21:45:59 ID:R.MwtMNQ
お前ら(そういや……俺、世話係ってだけで勇者の事……全然知らないな……)
お前ら(そりゃ……何年前から作り始めたとか……公開されてる情報以外の事もいくつかは知ってるけど……)
お前ら(もっと深い部分……根本的な事は……よく知らないんだよな……)
お前ら(ちょうど良い機会だし、何か質問してみるか)
お前ら「なあ、勇者」
勇者「んー?」
お前ら「
>>165
」
164
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/03/01(水) 21:55:07 ID:fUOOc1.w
↓
165
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/03/01(水) 22:02:33 ID:.9RIMOAc
生きるって、なんだろうな
166
:
◆a/tW8MMSD.
:2017/03/01(水) 22:20:29 ID:R.MwtMNQ
お前ら「生きるって、なんだろうな」
勇者「えー?」
お前ら(クックックッ……ちょっと意地悪な質問をしてみたぞ……さあ、どう返す? 勇者)
勇者「よくわかんないけど……まものとまおうをたおすまでは、ぼくはいきる! いきなくちゃいけない!」
勇者「もちろん! お前らさんもだよ! いっしょにまおうをたおそうね! お前らさん!」ニコッ
お前ら「あ、ああ……そうだな……俺も生きなくちゃ……ハハハ……ハハハハハ……」
お前ら(俺は戦闘に参加したくないんだけどぉぉぉぉぉ? とか言えねえよ……そんな無垢な笑顔で言われたら……)
167
:
◆a/tW8MMSD.
:2017/03/01(水) 22:24:51 ID:R.MwtMNQ
お前ら(それにしても……魔物と魔王を倒すまでは生きる……か)
お前ら(凶悪な魔物を次々に生み出し……人類の抹殺を図ろうとしている魔王……)
お前ら(もし……その魔王を倒したら……生きる目的を倒してしまったら……勇者は……いったいどうするんだろう……)
勇者「お前らさん?」
お前ら「……あ、ああ! ちょっと考え事しててな!」
勇者「ふーん、へんなお前らさん」
お前ら(もうちょっと何か聞けるかな?)
お前ら「なあ、勇者」
お前ら「
>>169
」
168
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/03/02(木) 01:08:40 ID:.dEXYGTQ
した
169
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/03/02(木) 01:25:38 ID:xZ6aEp/A
魔王を倒したらどうする?
170
:
◆a/tW8MMSD.
:2017/03/02(木) 08:05:35 ID:p6r0dPRg
お前ら「魔王を倒したら……勇者はどうするんだ……?」
勇者「え?」
お前ら「魔王は……倒さなきゃならない存在だ」
お前ら「でも……勇者が生きてる意義は……魔物と魔王を倒すこと……」
お前ら「じゃあ……それらを倒してしまったら……生きてる意義を失ったら……勇者はいったいどうするんだ……?」
勇者「うーん…………じゃあぼくはそこまでかな?」
お前ら「……!」
勇者「ぼくはまものとまおうをたおす……それだけのそんざい、まものとまおうをたおしたなら……」
勇者「ぼくはもういらない、じんるいはゆめをもってそこからあるきはじめるんだ!」
171
:
◆a/tW8MMSD.
:2017/03/02(木) 08:09:13 ID:p6r0dPRg
お前ら「それでいいのか……勇者は」
勇者「うん!」ニコッ
お前ら「…………そうか」
あまりにもあっさりと満点の笑顔で頷く勇者
それを見て、俺はそれ以上その話題を追求することができなかった
勇者「ふぁぁぁぁ……まだなにかしつもんはありますか? お前らさん」
お前ら(勇者の奴……眠そうだな、後一つくらいなら……何か聞けるか)
お前ら「なあ、勇者……最後に一つ」
お前ら「
>>173
」
172
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/03/02(木) 10:42:54 ID:KVPVXpnM
夕飯はなにが食いたい?
173
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/03/02(木) 15:21:40 ID:girgrIq6
魔王倒したら俺と暮らさないか?
174
:
◆a/tW8MMSD.
:2017/03/02(木) 23:07:01 ID:yRjeEGXQ
お前ら「魔王を倒したら俺と暮らさないか?」
勇者「え?」
お前ら「そうだよ……俺と一緒に暮らそう! 勇者! 魔王を倒したら自分はいらないだなんて……そんな悲しいこと言うなよ!」
お前ら「俺には勇者が必要だ! 例え皆が勇者の事をいらないと思っていても! 勇者自身が自分の事をいらないと思っていても!」
お前ら「俺には勇者が必要なんだ! だから……魔王を倒したら……俺と一緒に暮らそうぜ、勇者!」
勇者「お前らさんと……一緒に?」
お前ら「ああ、親は俺が説得するよ! きっと……父さんと母さんなら分かってくれる! ご飯だって用意するしお風呂も! 寝床だって!」
お前ら「勇者と一緒に暮らせるように……俺も一生懸命働く! 剣の鍛練がしたいなら……俺が付き合う!」
お前ら「だから……だからさ、そんな悲しいこと言わないで……俺と一緒に暮らそうぜ……なっ?」
勇者「……………………………………」
175
:
◆a/tW8MMSD.
:2017/03/02(木) 23:12:13 ID:yRjeEGXQ
勇者「でも……お前らさんにめいわくがか……」
お前ら「そんなことないから! 大丈夫! 全然迷惑じゃない!」
勇者「……ほんと?」
お前ら「ああっ!」
勇者「まおうをたおしたあとのぼくを……ほんとにお前らさんはひつようにしてるの?」
お前ら「必要だ! 勇者が一緒にいてくれないと俺が悲しい! 寂しい! 死ぬ!」
勇者「………………………」
勇者「わかった、ぼく……まおうをたおしたら……お前らさんとくらす!」
勇者「ぼくをひつようとしてくれる……お前らさんと! ぼくもいっしょにくらしたい!」
176
:
◆a/tW8MMSD.
:2017/03/02(木) 23:20:30 ID:yRjeEGXQ
お前ら「よし! 決まりだなっ!」
お前ら「約束だ! 魔王を倒したら……絶対一緒に暮らそう! 勇者!」
勇者「うん! やくそくだよ!」
お前ら「ああっ! 約束だ!」
お前ら(何か……傍から聞けば……まるでプロポーズみたいな言い回しになっちゃったな……)
お前ら(これじゃ……俺がショタコンみたいじゃないか……)
勇者「お前らさんと! くらすー! お前らさんと! くらすー!」ボフンボフン
お前ら(………………自覚してないだけでショタコンなのかもな、俺)
お前ら(ぶっちゃけ可愛いしな、勇者は……顔も中性的だし……女装もめっちゃ似合いそうだし……ショタコンになるのも無理はな……)
お前ら(って! いかんいかん! 何を考えてるんだ俺! 俺はノンケ! ノンケだ! ノンケノンケノンケノンケ……)
177
:
◆a/tW8MMSD.
:2017/03/02(木) 23:24:31 ID:yRjeEGXQ
勇者「お前らさん?」
お前ら「ハッ……は、ハハハハハ……」
お前ら「ちょっと疲れちゃったし……少し寝ようかな〜? 勇者も寝とけ〜? 疲れをためるのは良くないぞ〜?」
勇者「うん! わかった、じゃあすこしねるね! おやすみ! お前らさん!」バサッ
お前ら「あっ、ああ……おやすみ」
お前ら(きっと疲れてて頭がパーになってるんだ……少し寝てすっきりしよ……)ドサッ
お前ら「…………………フー」
お前ら「…………………………」
お前ら「……………………………………」
178
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/03/03(金) 10:59:40 ID:/EEnG1lU
…ふぅ
179
:
◆a/tW8MMSD.
:2017/03/03(金) 21:36:22 ID:aLdxY2Jo
───
──
─
お前ら「……んん」ムクリ
お前ら「あれ……外が暗いな……もう夜か……」
勇者「くぅー……くぅー……」
お前ら「眠い………もう夜飯はいいか」
お前ら「二度寝二度寝っ…………」バサッ
お前ら「………………………………」
お前ら「……………………………………zzz」
180
:
◆a/tW8MMSD.
:2017/03/03(金) 22:01:01 ID:aLdxY2Jo
勇者「んー…………」ムクリ
ギュルルル……
勇者「おなかすいた……」
勇者「お前らさん……お前らさん……ぼくおなかすいたよ」ユサユサ
お前ら「んぐっ……母さん……もう食えないよ……むにゃむにゃ……ぐぅぅぅ……」
勇者「お前らさんおきない……つかれてるのかな?」
勇者「しかたない……ひとりでたべにいこうっ!おかねかりるね、お前らさん」
勇者「いってきまーす」バタン
お前ら「むにゃむにゃ…………」
181
:
◆a/tW8MMSD.
:2017/03/03(金) 22:48:16 ID:aLdxY2Jo
ナニアノコ……? カワイイ……
ナンデ アンナ チイサイコ ガヒトリデ……?
勇者「ごはんやさん……ごはんやさん……」テクテク
勇者「うーん……よくわからない……」
勇者「こういうときお前らさんならなんていうかな……」
お前ら『どれがご飯を作ってくれるお店か分からない?』
お前ら『勇者、そういうときには
>>183
をするんだ』
182
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/03/03(金) 22:54:19 ID:FKHzEOYY
周りの人に教えてもらう
183
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/03/04(土) 04:26:05 ID:3L1B8daY
ちゃんと俺を頼りにするんだ
184
:
◆a/tW8MMSD.
:2017/03/04(土) 14:42:02 ID:fZdSvMp6
お前ら『ちゃんと俺を頼りにするんだ!』
お前ら『勇者一人での単独行動は危ないからな!』
勇者「お前らさんを……たよりに……」
勇者「そうだよね……ひとりはあぶない! やっぱりお前らさんにたよろう!」
勇者「よーし! お前らさんのところにかえ…………る…………」
勇者「……………………………………」
勇者「あれー? ぼくどこからでてきたっけ?」
185
:
◆a/tW8MMSD.
:2017/03/04(土) 22:44:59 ID:fZdSvMp6
勇者「んー……わかんないや」
勇者「おなかもすいたし……こまったなあ」キョロキョロ
女魔法使い「ねえ、そこのボク」
勇者「んー?」クルッ
女魔法使い「こんな夜中に一人で何してるの? 危ないよ?」
女僧侶「もしかして……迷子ですか?」
勇者「あれ、おねえさんたち……だあれ?」
女魔法使い「あははは……誰って言われても……うーん、弱っちゃうな……」
186
:
◆a/tW8MMSD.
:2017/03/04(土) 22:51:29 ID:fZdSvMp6
女僧侶「魔法使いさん……ここはまず警戒を解くべきですっ」ヒソヒソ
女魔法使い「そ、そーだね……!」
勇者「?」
女魔法使い「じゃあ……自己紹介しよっか! 私の名前は女魔法使い! 皆からはまほちゃんって呼ばれてるんだ! 色んな魔法が使えるんだよ?」
女僧侶「私は女僧侶です! 皆さんの傷を癒したりするのが得意なんですよ? えーっと……私のことは好きに呼んでください」
勇者「まほちゃんに……そうりょさん……!」
女魔法使い「うん、そうだよ! お姉さん達、ボクの名前も知りたいな」
勇者「ぼくのなまえ?」
女僧侶「はいっ、ぜひ教えてください」
187
:
◆a/tW8MMSD.
:2017/03/04(土) 23:14:00 ID:fZdSvMp6
勇者「えっとね、ぼくのなまえはゆうしゃ! よろしくね! まほちゃんにそうりょさん!」
女魔法使い「勇者……? えっ、勇者って……あの勇者? うそぉ……」
女僧侶「魔法使いさん……きっとなりきってるんじゃ……」ヒソ
女魔法使い「そ、そっか……なるほど……」
勇者「?」
女魔法使い「よ、よろしくね! じゃあさ勇者くん、勇者くんはこんな夜中にいったい何をしてるの? 何処かにお出掛け?」
勇者「ぼくおなかがすいちゃって、それでごはんをたべれるところをさがしてるんだ」
女魔法使い「ご飯を食べれる所…………ねえ、勇者くんって何処から来たの? お父さんとお母さんは?」
勇者「えーっと、お前らさんがやどやでねてるよ! でもどこにあったかわからなくなっちゃった!」
188
:
◆a/tW8MMSD.
:2017/03/04(土) 23:24:10 ID:fZdSvMp6
女魔法使い「お、お前らさん……?」
女僧侶「親御さんの名前……ですかね……?」
女魔法使い「勇者くん、お前らさんが寝てる宿屋って……何か特徴とかないのかな?」
勇者「うーん、わかんないや」
女魔法使い「そっか、三の村には宿屋って六件くらいあるけど……手当たり次第に訪ねてみる?」
女僧侶「そうですね、こんな小さい子……放っておけませんし」
女魔法使い「よし、決まりだね!」
189
:
◆a/tW8MMSD.
:2017/03/05(日) 00:57:11 ID:U.WKu7Vk
女魔法使い「じゃあ勇者くん、あたし達と一緒にお前らさんの所へ……」
グゥゥゥゥゥ……
勇者「おなかすいた」
女僧侶「ふふっ……親御さんより空腹の方が優先みたいですね、勇者くんは」
女魔法使い「あはははは! 逞しい子だなあ!」
女魔法使い「じゃあさ、勇者くんを連れて行っちゃう? お前らさん探しはその後でいいんじゃない?」
女僧侶「連れて行くって……酒場にですかっ!?」
女魔法使い「うん! 勇者くんはお腹を満たせるし! あたし達は魔物討伐のお祝いができるし!」
女魔法使い「ねっ、一石二鳥じゃない? 親御さんにはあたしから事情を話すよ!」
女僧侶「だ……だからと言ってこんな子供を……いいんでしょうか……」
190
:
◆a/tW8MMSD.
:2017/03/05(日) 01:07:09 ID:U.WKu7Vk
勇者「さかばー?」
女魔法使い「うん! あたし達、元々は魔物討伐のお祝いに酒場で一杯やろうと思ってたの!」
女魔法使い「そこへ向かう途中に勇者くんを見つけたんだけどさ!」
勇者「いっぱい……?」
女魔法使い「ねえ、勇者くん! 良かったらあたし達と一緒に酒場に来ない?」
女魔法使い「そこでならご飯も食べられるよ! あっ、お金はまほちゃんが奢ってあげちゃう!」
女魔法使い「お前らさん探しはご飯を食べた後でちゃんと手伝うからさ! ねっ、どうかな?」
女僧侶「や、やっぱり辞めた方がいいんじゃ……? 酒場ですよ酒場……お祝いはまた今度にでも……」
女魔法使い「大丈夫だって! 勇者くんはご飯を食べるだけなんだからっ!」
女僧侶「で、でも……」
191
:
◆a/tW8MMSD.
:2017/03/05(日) 01:10:01 ID:U.WKu7Vk
女魔法使い「大丈夫大丈夫! あたしもガバガバ飲もうなんて考えてないから!」
女僧侶「うーん……」
女魔法使い「ねえ勇者くん! お腹が空いてるならさ、あたし達と一緒に酒場でご飯食べる?」
勇者「どうしようかなー」
勇者(おなかすいたし……いこうかな? でも……さかばってなんだろう?)
勇者(お前らさんなら……なんていうのかな?)
お前ら『えっ!? お、女の子二人に酒場でご飯を食べようと誘われたっ!?』
お前ら『ゆ、勇者……そういう時は
>>193
だ、うん』
192
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/03/05(日) 02:56:16 ID:yLfl4Jco
人の好意はありがたく頂くん
193
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/03/05(日) 03:48:14 ID:kQDMQ0GY
一緒に食べて、その後は仲間になってもらうん
194
:
◆a/tW8MMSD.
:2017/03/05(日) 17:47:14 ID:U.WKu7Vk
お前ら『ゆ、勇者……そういう時は一緒に食べて、その後仲間になってもらうんだ、うん』
勇者(なかま……そういえば……)
お前ら『やっぱり二人だと不安だ……仲間が欲しい……というか俺を守ってくれる人が欲しい……』
勇者(お前らさん、まえになかまがほしいっていってたっけ)
勇者(まほちゃんとそうりょさんをなかまにすれば……お前らさんよろこんでくれるかな?)
勇者(………よーし! ぼくがんばるぞ! ありがとう、お前らさん!)
勇者「わかった! ぼく、まほちゃんたちとさかばでごはんたべるよ!」
女魔法使い「よし、決まりだね! じゃあ行こっか!」ギュッ
勇者「うん!」ギュッ
女僧侶「ああ! ま、待ってください〜!」タッタッタッ
195
:
◆a/tW8MMSD.
:2017/03/05(日) 22:34:17 ID:U.WKu7Vk
─酒場─
女魔法使い「ここが酒場だよ! 勇者くん!」ガチャッ
勇者「わぁー、なんかへんなにおいー」
モブ戦士「何だあれ……」ジロッ
モブ魔法使い「子連れか……?」ジロッ
女僧侶「うう……やっぱり注目の的に……」ソソクサ
女魔法使い「マスター! ビールひとーつ! あとこの子が食えそうなもの!」
マスター「……あいよ」
女僧侶「魔法使いさん……早く……早く帰りましょうね……!」
女魔法使い「あはは! 大丈夫大丈夫! ホント僧侶は心配性だなあ」
196
:
◆a/tW8MMSD.
:2017/03/05(日) 22:39:19 ID:U.WKu7Vk
マスター「ほい、食えそうなもの……」ゴトン
女魔法使い「おー、唐揚げだ! 良かったね、勇者くん!」
勇者「わーい! いただきまーす!」
マスター「で、これがビールね……そっちの人は……?」ゴトン
女僧侶「わ、私は何かジュース的な物でいいです……」
マスター「……あいよ」
女魔法使い「ゴクッゴクッゴクッ……ぷはぁ! あれー? 僧侶飲まないのー?」
女僧侶「せめて私はまともでいないといけませんから……」
女魔法使い「せっかくのお祝いなのにー、残念っ! ゴクッゴクッゴクッ……」
女僧侶「だからお祝いはまた今度でいいとあれほど……」
197
:
◆a/tW8MMSD.
:2017/03/05(日) 22:43:21 ID:U.WKu7Vk
マスター「ほいっ、オレンジジュース」ゴトン
女僧侶「あ、ありがとうございます……」
女魔法使い「おっ、ジュース来た? じゃあ乾杯しよ! 乾杯!」
女僧侶「ええ……勇者くんがいるのに?」
女魔法使い「いいからいいから! ほらっ! グラス持って! じゃっ、あたし達の魔物討伐を祝ってー! 乾杯!」カチン
女僧侶「か、乾杯……」カチン
勇者「ふぁんふぁーい!」
女魔法使い「あはは! 僧侶と違ってノリがいいね! 勇者くんは!」
女僧侶「もうっ……魔法使いさんったら……」
198
:
◆a/tW8MMSD.
:2017/03/05(日) 22:51:48 ID:U.WKu7Vk
「おい! そこの嬢ちゃん達!」
女魔法使い「……ん?」クルッ
女僧侶「……え?」クルッ
モブ戦士「坊主! 両手に花か? 羨ましいね! ちょっと嬢ちゃん達借りてくぜ?」ドスドス
モブ盗賊「嬢ちゃん達もそんな子供と飲んでないでよー! 俺達と楽しく飲もうや! なっ?」ドスドス
女魔法使い「ふんっ! アンタらと飲むより……勇者くんと飲んだ方が100倍美味しいっての!」
モブ戦士「おいおい……嬢ちゃん……口の聞き方には気を付けた方がいいぜ? さもないと……」
モブ盗賊「痛い目見るぜ? 色んな意味で……! ギャハハハハハッ!」
女魔法使い「へえ……やってみなよ」スッ
女僧侶「ま、魔法使いさん……!」
199
:
◆a/tW8MMSD.
:2017/03/05(日) 23:06:06 ID:U.WKu7Vk
モブ戦士「なまいきな嬢ちゃんだな、言っとくが可愛いからって……容赦しねえからな?」
女魔法使い「どうぞご自由に……一瞬で灰にしてあげるよ……」グッ
モブ盗賊「何だ、マジでやる気か? ギャハハハハハ! ちょっと頭が弱いみたいだなぁ!」
モブ戦士「杖……ってことは魔法使いかよ! おいおい、こんな近くで魔法の詠唱なんてさせてくれるとでも思ったか?」
女僧侶「………………」ゴゴゴゴゴ
女僧侶「ど、どうしよう……魔法使いさん本気です……完全にプッツンしちゃってます……」
勇者「んー……」モグモグ
200
:
◆a/tW8MMSD.
:2017/03/05(日) 23:12:10 ID:U.WKu7Vk
勇者(なんかまほちゃんがあのおじさんたちとあらそってるみたい)モグモグ
勇者(とめるべき……なのかな?)
勇者(うん……そうだよね、けがしたらたいへんだもんね)
勇者(でも……とめかたがわからないよ……お前らさんならどうやってとめるんだろう?)
お前ら『え? 酒場での争いを止めたい? 勇者がか?』
お前ら『うーん……
>>202
すればいいんじゃないか?』
201
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/03/05(日) 23:25:15 ID:avDj5ZbA
st
202
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/03/05(日) 23:43:01 ID:kQDMQ0GY
争ってる人の間に入って大声で”すいませんでした!”と言って土下座
203
:
◆a/tW8MMSD.
:2017/03/06(月) 16:07:30 ID:J0XR24S6
お前ら『うーん……争ってる人の間に入って……大声ですいませんでした! と言って土下座すればいいんじゃないかな?』
お前ら『やっぱり争いを止めるのは……誠意の籠った土下座が一番だな!』
勇者(…………………………………………)
勇者(どげざってなんだろう)
勇者(よくわからないけど……まほちゃんとおじさんのあいだで……)
勇者(すいません! っておおごえでいえばいいのかな?)
勇者(よーし、ありがとうお前らさん! ぼくがんばる!)
204
:
◆a/tW8MMSD.
:2017/03/06(月) 16:42:43 ID:J0XR24S6
勇者「……」タッタッタッ
女僧侶「あっ、勇者くん……! 危ないです! 戻ってきて!」
勇者「…………」スッ
女魔法使い「……え? 勇者くん?」
モブ戦士「んー? おい坊主……いきなり俺らの間に割り込んでくるってことは何か? 嬢ちゃんの加勢にでも来たか?」
モブ盗賊「おいおい……止めとけよ、怪我するだけ……」
勇者「すいませんでしたっ!!!!」
モブ戦士「……え?」
モブ盗賊「……な、何だぁ?」
205
:
◆a/tW8MMSD.
:2017/03/06(月) 17:34:05 ID:J0XR24S6
勇者(……………………このあとどうすればいいんだろ?)
勇者(うぅー………………)
勇者(よしっ! すいませんをたくさんいおう!)
勇者「すいませんでしたっ!! すいませんでしたっ!! すいませんでしたっ!! すいませんでしたっ!! すいませんでしたっ!!すいませんでしたっ!! すいませんでしたっ!!」
女魔法使い「ゆ、勇者くん…………」
モブ戦士「な、何だこいつ……狂ってんのか……」ヒキッ
モブ盗賊「お、おい……周り見てみろ……」ポンポン
モブ戦士「んっ……?」
206
:
◆a/tW8MMSD.
:2017/03/06(月) 17:39:58 ID:J0XR24S6
モブモブ戦士「あいつら……あんな小さい子供を謝らせてんのか……」
モブ魔法使い「ありゃひでえな……」
モブ格闘家「クズ共め……それでも男かっ……!」
ざわ……ざわ……ざわ……ざわ……
モブ盗賊「お、おい……ずらかそうぜ……俺達……すっかり皆の悪役だ……下手すりゃリンチに合うぞ……」ヒソヒソ
モブ戦士「そ、そうだな……素直にずらかるか……」ヒソヒソ
モブ戦士「おい坊主! お前の謝りっぷりに免じて……嬢ちゃん達は勘弁してやるぜっ!」ダッダッダッ
モブ盗賊「あばよーっ!」ダッダッダッ
ガチャッ バタンッ
マスター「……まいどあり」
207
:
◆a/tW8MMSD.
:2017/03/06(月) 18:55:22 ID:J0XR24S6
勇者「すいませんでしたっ!! すいませんでしたっ!! すいませんでしたっ!! すいませ…………」
女魔法使い「勇者くん……もういい……もういいんだよ……」ギュッ
勇者「えっ? まほちゃん?」
女魔法使い「ごめん……勇者くんの事……すっごい怖がらせちゃったね……だからあんな無我夢中に謝ってくれたんだよね……」
女魔法使い「ごめんね……もう大丈夫……大丈夫だよ……悪いおじさん達は勇者くんが追い払ってくれたよ……」
女魔法使い「ありがとう……勇者くん……」ギュゥゥ
勇者(あれ、ほんとだ……あのおじさんたちいなくなってる……)
勇者(すいませんをいうのにむちゅうで……ぜんぜんきづかなかった)
パチパチパチパチ……
勇者「え?」クルッ
208
:
◆a/tW8MMSD.
:2017/03/06(月) 19:00:44 ID:J0XR24S6
モブ僧侶「いい謝りっぷりだったぞー! 坊主ー!」パチパチパチ
モブ遊び人「嬢ちゃん達の為に恥を捨てて謝るなんてかっこいいじゃねえかー!」パチパチパチパチ
モブモブ戦士「そんな小さいのにあの度胸……大したもんだ!」パチパチパチパチ
ワーワーワーワーワー��
勇者「? なんかよくわからないけど……ありがとー! ありがとー!」
女僧侶「血を流させず……争いを行動だけで収めるなんて……勇者くん……素晴らしいです……」
マスター「……あんま騒がないでね」
209
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/03/06(月) 20:10:56 ID:J29nfYrY
マスター冷静でワロタ
210
:
◆a/tW8MMSD.
:2017/03/07(火) 12:56:21 ID:VeEnRehY
───
──
─
女魔法使い「はぁ……結局あんまり飲めなかったな……」
女僧侶「あんまりって5杯以上飲んでましたよね……」
女魔法使い「あんなの全然飲んだことにならないよ……」
女魔法使い「あんなことがあったけど……勇者くんはお腹いっぱいになれた?」
勇者「うん! たくさんたべたよ!」
女魔法使い「そっか、なら良かったけど……本当にごめんね……あんなことになるならやっぱり酒場なんて行くべきじゃ無かったよ……」
女僧侶「だから最初に言ったじゃないですか……酒場は止めておいた方がいいって……」
女僧侶「もし勇者くんが止めてくれなかったら……今頃どうなってたことか……」
女魔法使い「うぅ………」
211
:
◆a/tW8MMSD.
:2017/03/07(火) 21:17:39 ID:VeEnRehY
女魔法使い「……分かった、勇者くん! 何かお願い事はない?」
勇者「……おねがいごと?」
女魔法使い「このままじゃ二度と勇者くんのお姉さん面できないし……これはあたしなりのケジメ!」
女魔法使い「勇者くんに迷惑かけたお詫びに……このまほちゃんが、一つだけ何でも願いを叶えてあげるよ! 」
女僧侶「何でもって……そんな事言って大丈夫なんですか……?」
女僧侶「子供は純粋が故に……お願い事のスケールがとてつもなく大きいですよ……」ヒソヒソ
女魔法使い「な、何とかなるって! 大丈夫大丈夫……!」ヒソヒソ
女僧侶(魔法使いさんの大丈夫は宛にならないです……)
女魔法使い「さあっ! 言ってみなよ、勇者くん! キミの願いを!」
勇者「えーっと……」
212
:
◆a/tW8MMSD.
:2017/03/07(火) 21:24:40 ID:VeEnRehY
勇者「じゃあ……」
女魔法使い(お菓子のお城か……? それともドラゴンに乗りたいとか……? あるいは……え、エッチな事とか……?)
女僧侶(両親を生き返らせて欲しいとか……生涯暮らしていける財産が欲しいとか……凄い呪文の会得とか……)
女魔法使い(さあっ……)
女僧侶(何が来るか……!)
勇者「じゃあ……まほちゃんとそうりょさんに……なかまになってほしいな!」
女魔法使い「そう来たか……! って……えっ?」
女僧侶「私達が勇者くんのお仲間に……ですか?」
勇者「うんっ! お前らさん……すっごいなかまをさがしてたから……きっとよろこぶとおもうんだ!」
213
:
◆a/tW8MMSD.
:2017/03/07(火) 21:41:24 ID:VeEnRehY
女魔法使い「その仲間っていうのは……えーっと……魔物と一緒に戦う……あの仲間の解釈でいいんだよね?」
女魔法使い「ごっこ遊びとかそういうのじゃ無くて……本物の……」
勇者「そうだよー?」
女僧侶「ゆ、勇者くんって……魔物と戦ってるんですか……!? こんなに小さいのに……!」
勇者「ちいさくてもだいじょうぶ! だってぼく……ゆうしゃだもんっ!」
女魔法使い「………………」
女僧侶「……………………」
女魔法使い「…………ちょ、ちょっと待っててね! 僧侶と相談してくるから!」
勇者「うんっ! わかった!」
214
:
◆a/tW8MMSD.
:2017/03/08(水) 21:27:16 ID:R5quxtLo
勇者「ふーんふーんふんころがしふふんふーん♪」
女魔法使い「…………ねっ、どう思う?」
女僧侶「どう思うって……信じられませんよ……勇者くんが魔物と戦ってるだなんて」
女魔法使い「あたしだってそう思うけど……あたし達……勇者くんの事全然知らないよね……」
女魔法使い「もしかしたらさ……勇者くんって……本当に勇者なんじゃない? ごっことかじゃなくて本物の……」
女僧侶「ま、まさか……そんな馬鹿な話……」
女魔法使い「あたしだってそう思うけどさ! でもあたし達……勇者くんの事全然知らないよね……」
女僧侶「……それもそうですけど」
215
:
◆a/tW8MMSD.
:2017/03/08(水) 21:33:35 ID:R5quxtLo
女魔法使い「僧侶的には……どう思うの?」
女魔法使い「もしも勇者くんが本当に勇者なんだとしたら……仲間になる?」
女僧侶「………………なりますっ」
女魔法使い「えへへっ……だよね! あたしもだよ! 勇者くんになら……あたしの背中を任せてもいいかなって」
女僧侶「となれば……答えは出たも同然ですね」
女魔法使い「そうだね」
女魔法使い「もしもごっこ遊びだったとしても……ちゃんと付き合ってあげてよ?」
女僧侶「分かってますっ!」
女魔法使い「あははっ、じゃあ勇者くんのところ戻ろっか」
216
:
◆a/tW8MMSD.
:2017/03/08(水) 21:44:35 ID:R5quxtLo
女魔法使い「おまたせっ、勇者くん!」
勇者「あっ、おかえりなさい! まほちゃん! そうりょさん!」
女魔法使い「えっとね……あたし達、勇者くんの仲間になるって決めたよ! これからよろしくね!」
女僧侶「よろしくお願いします!」
勇者「ほんと!? お前らさんもきっとよろこぶよ! よろしくね!」
女魔法使い「よし! それじゃあ……お前らさんがいる宿屋を一緒に探そっか!」
勇者「うんっ!」
女僧侶(そういえばお前らさんって……いったいどんな人なんでしょう……? 勝手に仲間になるとか決めちゃいましたけど……大丈夫なのかなぁ……)
女魔法使い「僧侶ー! 何してるの〜? 行くよー!」
女僧侶「ああっ! ま、待ってくださーい!」
217
:
◆a/tW8MMSD.
:2017/03/09(木) 02:39:42 ID:aJabt7wE
───
──
─
勇者「ぐぅ……すぴぃ……」
女僧侶「ふふっ、勇者くんのほっぺ……ぷにぷにですっ」プニプニ
女魔法使い「ちょっと! 僧侶ばかりズルイ! 私にも勇者くんぷにぷにさせてよ!」
女僧侶「魔法使いさんは寝てる勇者くんをおんぶできてるからいいじゃないですか〜」プニプニ
女魔法使い「うー……そりゃそうだけど……」
女僧侶「あっ、魔法使いさん! そうこうしてる間に宿屋がありましたよ」
女魔法使い「ここで三件目……そろそろ当たってくれるといいけど」
218
:
◆a/tW8MMSD.
:2017/03/09(木) 09:56:06 ID:6d74ecmA
ガチャッ
女魔法使い「ごめんくださーいっ」
主人「んー? すまんね、お嬢さん方……今夜はあいにく部屋が満員で……」トコトコ
勇者「ぐぅー…………」
主人「って……その背中で寝てる子供……さっき何も言わずに突然宿を飛び出した子供じゃないか……」
女僧侶「ほ、本当ですか?」
主人「ああ、間違いない……以前色々あってね……お客さんの事情には突っ込まないと決めてるから無理に追いかけなかったんだが……少し心配だったんだ」
主人「お嬢さん方が連れて帰ってくれたのかい? よくここが分かったね」
女僧侶「……魔法使いさん!」
女魔法使い「うん! あのっ……この子が泊まってた部屋は……!」
219
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/03/09(木) 11:13:13 ID:0kc3g1lM
これお前らの立場危うくなるんじゃ
220
:
◆a/tW8MMSD.
:2017/03/09(木) 12:09:56 ID:6d74ecmA
───
──
─
お前ら「………………………………」
女魔法使い「………………………………」
女僧侶「………………………………」
勇者「すぴぃー……」
お前ら(いや……何っ!? 何なのこの状況!?)
お前ら(寝てるところを叩き起こされて! てっきり勇者だと思ったら! 女の人で! おまけに二人もいて! それに可愛い!)
お前ら(ここ宿屋だったよな? そういうお店じゃないよな? 何で俺と勇者が泊まってた部屋に女の人がいんの!? それも二人! そして可愛い!)
お前ら(話が見えてこない……意味が分からない……状況が把握できない……俺が寝てる間に何が起きたっていうんだ……)
221
:
◆a/tW8MMSD.
:2017/03/09(木) 12:18:21 ID:6d74ecmA
女魔法使い「…………………………」ジィ
女僧侶「……………………………」ジィ
お前ら(んでもって……何でこの二人は俺の事を無言で見つめてるの……?)
お前ら(俺……寝ている間に何かやらしいことをヤらかしてしまったのか……?)
女魔法使い(この人が……勇者くんが言ってたお前らさん……? 勇者くんの部屋で寝てたってことは……そういうことだよね?)
女僧侶(何というか……勇者くんと違って……ちっとも凄みを感じない人ですね……)
お前ら(このままじゃ埒が明かない……何か話を切り出そう……質問でも何でもいい……この状況を把握できる発言を……何か……)
お前ら「あのっ……!
>>223
」
222
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/03/09(木) 12:40:21 ID:5AQ85S1A
もしかして何かご迷惑をかけてしまったのでしょうか…?
223
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/03/09(木) 12:43:52 ID:R8ign7DQ
こ、ここは宿屋ですよね??
224
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/03/09(木) 13:03:40 ID:Ug4Yfd6I
あちゃー 思ったことが口から出ちゃったか...
225
:
◆a/tW8MMSD.
:2017/03/10(金) 01:27:37 ID:UCq12NQo
お前ら「こ、ここは宿屋ですよね? 何かそういう……いかがわしい店じゃないですよねっ!?」
お前ら「俺! 寝てる間に……貴女達に何もしてませんよね!? ねっ!?」
女魔法使い「………………………………」
女僧侶「……………………………………」
お前ら「いや! その……! 目が覚めたら突然女性がいて……! ここは宿屋なのに……! そのー、だからですねっ……!」
女魔法使い「……プッ」
お前ら「……え?」
女魔法使い「あは……あははははっ! お、お前らさん……おもしろーい! あはははははははっ!」
お前ら「えっ……? えっ……?」
226
:
◆a/tW8MMSD.
:2017/03/10(金) 01:38:41 ID:UCq12NQo
女魔法使い「ヒー!ヒー!」プルプル
女僧侶「クスクス……大丈夫ですよ、お前らさん……お前らさんの言う通り、ここはちゃんと宿屋です! いかがわしいお店ではありません」
女僧侶「とある理由で……私達の方から……お前らさんが宿泊していたこの宿屋へ押し掛けてきたのですっ」
お前ら「そ、そうですよねっ……! 良かったぁ……いや……ホントに……」
お前ら「って……! 押し掛けてきた? そもそも……何で俺の名前を貴女達が知ってるんですっ……?」
女魔法使い「ふぅー…………えーっと、一から説明するとちょーっと長くなるんですけどね」
女魔法使い「あたし達が魔物退治のお祝いに酒場へ向かってる途中で………………」
227
:
◆a/tW8MMSD.
:2017/03/10(金) 11:56:00 ID:lJKkK.mQ
───
──
─
お前ら「俺が寝てる間に……勇者の奴が……!」
お前ら「あ、ありがとうございました! 女魔法使いさん! 女僧侶さん!」
女魔法使い「えへへ、気にしないで! 勇者くんにはこっちもお世話になったんですから!」
お前ら「そう……なんですか?」
女僧侶「はいっ、魔法使いさんが酒場で揉め事を起こしそうになった時に……勇者くんが止めてくれたんです!」
お前ら「勇者が……揉め事を……」
お前ら(やるじゃないか、勇者の奴……俺なら揉め事を止めるとか難易度高すぎて無理だ……)
228
:
◆a/tW8MMSD.
:2017/03/11(土) 02:39:46 ID:kogQLLOQ
女魔法使い「それで……お前らさんに聞きたい事がどうしてもあるんだけど……」
お前ら「……? 何です?」
女魔法使い「えーっと……勇者くんって……本当にあの勇者なんですか?」
女魔法使い「ごっこ遊びとかそういうのじゃなくて……本物の……魔物を倒す……究極の人造人間って奴……」
お前ら「ええっ……信じてもらえないかもしれませんけど……実はそうなんです」
お前ら「あいつはああ見えて本当に勇者で、魔物を倒す事なら誰にも負けません……俺も今まで何度も助けられてきました」
女魔法使い「やっぱり……そうなんだ」
女僧侶「勇者くんは……本当にあの勇者だったんですね……」
229
:
◆a/tW8MMSD.
:2017/03/11(土) 15:04:04 ID:kogQLLOQ
お前ら「えっ……そんな簡単に信じてくれるんですか?」
女魔法使い「うんっ! 何かお前らさんは嘘をつくような人には見えないんだよね〜」
女僧侶「フフッ……そうですねっ」
お前ら(何か……さっき初めて会ったばかりなのに偉く信頼されてるな……)
お前ら(俺の醜態が……彼女達の警戒心を何やかんやで和らげたのか?)
お前ら(キョドって良かったという事か……それも男として嫌っちゃ嫌なんだが……)
230
:
◆a/tW8MMSD.
:2017/03/11(土) 22:15:20 ID:kogQLLOQ
女魔法使い「えっーと、それじゃあ……これからよろしくお願いします!」ペコッ
女僧侶「よろしくお願いします」ペコリ
お前ら「あ、ああ……こちらこそ……」ペコッ
お前ら「…………………………って、何を?」
女魔法使い「私達! 勇者くんの仲間になりました! これからは私達も同行します!」
お前ら「………………………………………………」
お前ら「ええええええええええええええええええええっ!? 仲間ァッ!?」
231
:
◆a/tW8MMSD.
:2017/03/11(土) 22:41:09 ID:kogQLLOQ
女魔法使い「うんっ! これからよろしくね! お前らさん!」
お前ら「いやいやいやいやいやいやいやいや! 聞いてないんですけど!?」
女魔法使い「あー、そういえば説明し忘れてた……」
女僧侶「えーっと……色々あって……魔法使いさんが勇者くんの願いを何でも一つ叶えてあげる事になったんですけど……」
女魔法使い「その時に……勇者くんに仲間になって! ってお願いされちゃったので……仲間になりました! あはは!」
お前ら「えええええええええっ……! ま、マジなんですかっ!?」
女僧侶「ふざけてるように聞こえるかもしれませんが……全て本当です……お前らさんに相談もなく決めてしまって……申し訳ありません……」
女僧侶「でも、私達は本気ですっ! 本気で勇者くんの力になりたいと思ったから……仲間になる決意をしたんです!」
お前ら「そ、そうなんですか……」
232
:
◆a/tW8MMSD.
:2017/03/11(土) 22:49:11 ID:kogQLLOQ
女僧侶「あの……もしかして私達が仲間になると何かご迷惑が……」
お前ら「いえいえいえいえいえいえいえいえいえいえいえいえいえいえいえいえいえいえいえいえいえいえいえいえいえいえいえいえいえいえいえいえいえいえいえいえいえいえいえいえっ!!!!!」
お前ら「そんなご迷惑だなんてとんでもない! むしろ大歓迎ですよ! 勇者の仲間になってくれて……ありがとうございます! 本当に感謝してもしきれないです! そのご好意がありがたいです! 本当に本当にありがとうございます! 他に戦えるのが勇者しかいなくてすっごく不安だったんです! 本当に……! 本当に嬉しいです! 野宿とかヤバかったんですよ! 勇者すぐ寝るし起きないし! 本当に生きた心地がしなくて……ああ! この気持ちを何と言ったらいいのか分かりませんが……!」
女僧侶「あの……お前ら……さん……?」
お前ら「ハッ……」
お前ら「………………こ、こちらこそ……これからよろしくお願いしますっ!」
女僧侶「あっ、はい! よろしくお願いしますね! お前らさん!」
女魔法使い「よろしくねー! お前らさん!」
お前ら(何てこった……寝てる間に仲間が増えてるなんて……それに女性……! しかも二人! おまけに可愛い! )
お前ら(勇者……マジでGJっ……! ホント! ホントGJだぞっ……!)
233
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/03/11(土) 22:51:12 ID:tmr8NqUE
あいつパーティのことになると早口になるの気持ち悪いよな
234
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/03/11(土) 23:40:02 ID:9KuihLyY
お前らだからな
235
:
◆a/tW8MMSD.
:2017/03/12(日) 12:30:36 ID:fIwzoNgc
女魔法使い「ふぁぁぁ……眠い……」
女僧侶「もうっ……魔法使いさん、はしたないですよっ」
女魔法使い「いやー、何か今日は疲れちゃって……あははは」
女僧侶「…………実は私も」
女魔法使い「だよねー、どうするお前らさん! もう寝ちゃう? それとも……もう少しお話する?」
お前ら(そうだな……魔法使いさん達の事は……まだ全然分かってない……)
お前ら(これから一緒に旅をするなら……色々と質問するのもありかもしれないな)
お前ら「それじゃあ……
>>237
」
新着レスの表示
名前:
E-mail
(省略可)
:
※書き込む際の注意事項は
こちら
※画像アップローダーは
こちら
(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)
スマートフォン版
掲示板管理者へ連絡
無料レンタル掲示板