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ルルーシュ「正攻法でいこう」C.C.「……そうだな」R2 Part2
1
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/09/05(月) 00:33:49 ID:mOJDqg96
ルルーシュ「正攻法でいこう」C.C.「……そうだな」R2
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/internet/14562/1373520530/
の続きです
よろしければそちらから読んでみて下さい
430
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/06/03(土) 19:14:10 ID:Xmu.e3Ko
おつ
431
:
バレルルーシュ
◆wjd7R.7O.A
:2017/06/03(土) 21:16:50 ID:uUrETT3Y
アーニャ「信じて貰えるか分からないけど」
アーニャ「私は、普段私以外の人と一緒に生きているの」
ルルーシュ「???話が見えないんだが」
アーニャ「ちょっと違うけど、二重人格みたいな状態なの」
ルルーシュ「……それはまた、大変だな」
アーニャ「本当なの」
アーニャ「で、その人が言っていたことを、ルルーシュにも伝えたいの」
ルルーシュ「……まあせっかくだ、教えてもらおうか」
アーニャ「私も全部知ってるわけじゃないんだけど」
アーニャ「ルルーシュ、あなたはギアスって力を持っているでしょう?」
ルルーシュ「!」
アーニャ「待って、貴方の敵になるつもりはないの」
432
:
バレルルーシュ
◆wjd7R.7O.A
:2017/06/03(土) 21:17:47 ID:uUrETT3Y
昨日は寝落ちました、うちかけを載せましたが少し身体がだるいので明日改めて更新します。
すみません、よろしくです。
433
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/06/03(土) 21:55:50 ID:aI9xGTCE
おっつおっつ
無理せず体調に気をつけてね
434
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/06/04(日) 17:19:59 ID:j4.IOpVA
乙
油断すると風邪ひきそうな陽気だし気をつけて
435
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/06/06(火) 00:46:03 ID:b6dVtiMs
久々に覗いてみたらめっちゃ更新されてて驚いた
乙バレ
436
:
バレルルーシュ
◆wjd7R.7O.A
:2017/06/06(火) 21:53:34 ID:BP.YB8Mk
体調がまだ思わしくないのと、週末大阪に行く予定があるので、申し訳ないですが今週は更新出来ないかもしれません。
来週改めて頑張りますので、よろしければ見直すなり他のSS見るなりで少々お待ちください。
(そもそも何年待たせてるんだって話だけどね)
437
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/06/06(火) 22:15:02 ID:Q3kpk.PA
>>436
大阪土産楽しみにしてるZE☆
438
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/06/07(水) 21:39:23 ID:93FtLWMg
>>436
体に気をつけてね
439
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/06/07(水) 23:45:48 ID:fBvz7kZI
キチガイも湧いてたしああいうのに付け入る隙を与えない程度に無理せず頑張って
440
:
バレルルーシュ
◆wjd7R.7O.A
:2017/06/12(月) 22:11:36 ID:MQKQXO0A
アーニャ「少しでいいの、話を聞いて欲しい」
ルルーシュ「……」
ルルーシュ「いいだろう、俺も聞きたいことがある」
ルルーシュ「あっちのベンチでいいだろう、この辺りはどこでも人通りは少ないが」
アーニャ「うん……」
ルルーシュ「で?俺に話すこととはなんだ」
アーニャ「貴方と、そしてナナリーのこと」
アーニャ「そして、これから起きるかもしれないこと」
ルルーシュ「……聞こう」
アーニャ「まずは……」
441
:
バレルルーシュ
◆wjd7R.7O.A
:2017/06/12(月) 22:18:28 ID:MQKQXO0A
ルルーシュ「……信じ難いな」
ルルーシュ「つまり、このギアスイーターを使ってVVを倒すと」
ルルーシュ「ナナリーは俺にCCのコードを奪わせるための鍵だということだな?」
アーニャ「ええ」
アーニャ「だから、貴方には早く中華連邦のことを解決してもらって」
アーニャ「すぐに本国へ向かってもらう必要があるの」
アーニャ「ブリタニアとしても、中華連邦が新しい体制になったとなれば」
アーニャ「対処する必要が出てくる」
アーニャ「そうすれば、貴方は疑われずにペンドラゴンへ向かうことができる」
ルルーシュ「だが、そこからどうやってVVに会う?」
ルルーシュ「やては殆ど表舞台には出てこない、会うことができなければ俺の腕も使えないぞ」
442
:
バレルルーシュ
◆wjd7R.7O.A
:2017/06/12(月) 22:22:13 ID:MQKQXO0A
アーニャ「……」
ルルーシュ「なんとか言ったらどうだ?」
アーニャ「VVに会うことなら、簡単」
アーニャ「アーカーシャの剣に向かえばいい」
アーニャ「ナナリーも、そこにいるはず」
ルルーシュ「アーカーシャの剣?」
アーニャ「さっき言った、ナナリーに人格を上書きする装置よ」
アーニャ「そこにVVもいる」
ルルーシュ「待て、それはどこを探せばいい?」
アーニャ「あの人は」
アーニャ「ルルーシュなら分かるって」
ルルーシュ「……」
ルルーシュ「曖昧すぎる、信用するには情報が足りんな」
ルルーシュ「不確定要素が多い」
443
:
バレルルーシュ
◆wjd7R.7O.A
:2017/06/12(月) 22:32:19 ID:MQKQXO0A
アーニャ「でも、信じてもらうしかない」
アーニャ「もしタイミングを逃せば、ナナリーはナナリーで無くなってしまうのよ」
ルルーシュ「それも気になっていた」
ルルーシュ「それまでナナリーが無事だという保証がない」
ルルーシュ「考えたくはないが、すでにナナリーに上書きしている可能性もあるだろう」
アーニャ「それはないわ」
ルルーシュ「何故だ」
アーニャ「今はCCの力を、VVが感じられない状態にあるから」
アーニャ「アーカーシャの剣は万能じゃないの」
アーニャ「時間制限がある、ナナリーの脳に上書きしたとして、完全にVVの思考を保てるのはそう長くないわ」
アーニャ「だから、ナナリーを人質に取れる状態で、ルルーシュにCCのコードを奪わせないといけない」
ルルーシュ「随分杜撰な計画だな」
ルルーシュ「それにコードを奪わせたところで、そのうちVVは消えていくのなら」
ルルーシュ「おれは待つしかだけで有利になるんだろう?」
444
:
バレルルーシュ
◆wjd7R.7O.A
:2017/06/12(月) 22:42:09 ID:MQKQXO0A
アーニャ「どう説明すれば伝わるのか分からないけど」
アーニャ「ルルーシュ、貴方はCCとナナリー、どっちが大切?」
ルルーシュ「それは……」
ルルーシュ「決められないな、どちらも同じくらい大切だ」
アーニャ「それでも決めなきゃいけなくなるのよ」
アーニャ「そうなる前になんとかしたくはない?」
ルルーシュ「それはその通りだが」
ルルーシュ「話を逸らすな」
ルルーシュ「お前はまだ俺の知らない何かを知っているな?」
ルルーシュ「それを隠そうとするあまり、説明にボロが出ていると」クイッ
ルルーシュ「ギアスついでに、俺のギアスも知っているよな?」
ルルーシュ「無理やり聞いてもいい、知っていることを洗いざらい吐け」
ルルーシュ「殺しはしないが、痛い目にはあわせられるぞ?」
アーニャ「……くっ」
445
:
バレルルーシュ
◆wjd7R.7O.A
:2017/06/12(月) 22:47:51 ID:MQKQXO0A
アーニャ「……だめ、やっぱり私じゃ」
アーニャ「分かった、ちょっと待ってね」
ルルーシュ「分かっているとは思うが、余計なことをすれば容赦なく組伏せる」
アーニャ「大丈夫」
アーニャ「もう1人の私に出てもらうだけだから」
アーニャ「お願い、マリアンヌさま」キィィィィン
ルルーシュ「!?」
ルルーシュ(この光……!これはギアス!)
アーニャ?「……ふぅ」
アーニャ?「ダメでしょう?ルルーシュ」
アーニャ?「女の子が頑張っているのに、無理やり暴こうなんて」
アーニャ?「そんな子に育てた覚え、母さんにはないけど?」
ルルーシュ「……貴様は誰だ!」
ルルーシュ「俺の母マリアンヌは死んだはずだぞ」
446
:
バレルルーシュ
◆wjd7R.7O.A
:2017/06/12(月) 22:53:49 ID:MQKQXO0A
マリアンヌ「そうね、肉体的には死んじゃった」
マリアンヌ「でもね、私はこうして生きているの、この子の中で」
マリアンヌ「といっても、ちょっと無茶してるからタイミングを誤れば消えるハメになるけどね」
ルルーシュ「何故だ!なぜ今更あなたが出てくる」
マリアンヌ「ちょっと違うわね」
マリアンヌ「今更だから出てきたのよ、私は本当なら見ているだけの予定だった」
マリアンヌ「そう、貴方が神根島で無茶をしなければ、今この時点で私の目的は達成されていたはずだもの」
マリアンヌ「VVを破滅させることが、ね」
ルルーシュ「今度は俺に隠さず全てを話してくれるんだろうな?」
ルルーシュ「貴方が、死んだ理由も」
マリアンヌ「やだ、そんなに敵意むき出しにされると怖いわ」
マリアンヌ「ちゃんと話すわよ、私の知っていること全部」
447
:
バレルルーシュ
◆wjd7R.7O.A
:2017/06/12(月) 22:57:32 ID:MQKQXO0A
マリアンヌ「まずはナナリーについてだけど」
マリアンヌ「VVが作戦成功を疑わなければ生きていられるはず」
マリアンヌ「逆に言えば、失敗したと思えば、躊躇いなく殺すと思う」
マリアンヌ「本当は、中華連邦攻略なんてやめて、すぐにでもブリタニアにいってほしいとも思っていたけど」
マリアンヌ「貴方たちのやりたいことも尊重してあげたいと思ってね」
マリアンヌ「幸い、私の能力は無防備であれば短い期間コード保持者にも通用するし」
ルルーシュ「……」
マリアンヌ「まだ信じてくれないのね、随分殺伐としちゃって」
マリアンヌ「本当のことよ、私は貴方の母親で、CCは私の親友なんだもの」
448
:
バレルルーシュ
◆wjd7R.7O.A
:2017/06/12(月) 23:02:54 ID:MQKQXO0A
ルルーシュ「……それで?」
ルルーシュ「続きを聞かせて欲しい」
マリアンヌ「さっきこの子も話していたけど」
マリアンヌ「VVはCCのコードを求めている、だから貴方と対面する時にCCも一緒の方がいいとも思ったの」
マリアンヌ「これも中華連邦攻略を進めて欲しい理由の一つね、気兼ねがない方が貴方たちも協力してくれるかなって」
マリアンヌ「ナナリーを連れ去られるのは想定内だったし」
ルルーシュ「分からない」
ルルーシュ「ナナリーを誘拐したのは、奴が目的のための算段をつけた、ということではないのか?」
マリアンヌ「ええ、そうだと思う」
ルルーシュ「だとすれば、当然俺やCCへのアプローチも考えているだろう」
ルルーシュ「仮にCCのコードが感じられないとしても、同じようにCCを誘拐すれば、話はもっと簡単に進むはずだ」
449
:
バレルルーシュ
◆wjd7R.7O.A
:2017/06/12(月) 23:10:56 ID:MQKQXO0A
マリアンヌ「あら、誰に似たのか本当頭が回るというか、冷静だこと」
マリアンヌ「もちろんその方法も取れると思うわ」
マリアンヌ「それに関しては、ルルーシュという存在そのものが邪魔をしているから無いとは思うけどね」
ルルーシュ「俺が?」
マリアンヌ「貴方はナイトオブゼロ、そしてあなたを呼ぶとなれば、当然シャルルの命令にしないと、VVは動けない」
マリアンヌ「あの人とVVは今あまり上手くいってないの、そのせいで」
マリアンヌ「VVはルルーシュをブリタニアに呼べない」
マリアンヌ「仮にルルーシュが自分から来るように仕向けたとしても」
マリアンヌ「シャルルに疑われること自体を避けたいと思うはずよ」
ルルーシュ「なぜそこまでシャルルを恐れる」
ルルーシュ「……まさか」
マリアンヌ「ええ」
マリアンヌ「アーカーシャの剣を使う間、VVはとても無防備になる」
マリアンヌ「VVの秘密を知っているシャルルなら、その間にコードを奪えてしまうほどにね」
450
:
バレルルーシュ
◆wjd7R.7O.A
:2017/06/12(月) 23:20:47 ID:MQKQXO0A
ルルーシュ「秘密?」
マリアンヌ「これはCCにも教える予定は無かったんだけど」
マリアンヌ「さすがは私の息子ね、ちゃんと説明しないと私ですら信じて貰えなさそうだから」
マリアンヌ「でもいい?これを知ったら」
マリアンヌ「貴方はもう、VVを倒すしかなくなってしまうわ」
マリアンヌ「それでも聞く?」
ルルーシュ「無論だ」
ルルーシュ「それも含めて、決めるのは俺だ」
ルルーシュ「それに、どんな絡繰があるにせよ、俺も欲しい」
ルルーシュ「貴方が母さんだという確信もな」
マリアンヌ「……ほんと、そういう所は私に似てるわ」
451
:
バレルルーシュ
◆wjd7R.7O.A
:2017/06/12(月) 23:30:08 ID:MQKQXO0A
〜中華連邦 後宮〜
カレン「天子ちゃん、準備はいい?」
天子「は、はい」
天子「でも大丈夫かしら、こんなことして」
カレン「立ち入り自体は禁じられてないんでしょ?」
カレン「それに、大宦官たちは天子ちゃんとお義母さんの仲が良くないと思ってるんでしょう?」
カレン「だったら、別に面会するのは不思議なことだとしても、それを止めはしないはず」
天子「そ、そうですよね」
天子「でも、そうまでして聞きたいこととはなんなのですか?」
452
:
バレルルーシュ
◆wjd7R.7O.A
:2017/06/12(月) 23:30:46 ID:MQKQXO0A
カレン「そりゃもちろん」
カレン「真実よ、もしかしたら」
カレン「ゼロが思うよりずっといい結果になるかもしれない」
カレン「せっかくあたしがここにいるんだもの、出来ることならなんだってやるわ」
カレン「だからごめんね、天子ちゃんに付き合ってもらっちゃって」
天子「わたくしは構いませんけど」
天子「星刻には怒られそうです」
カレン「その時は一緒に怒られましょ」
天子「お願いします、星刻は怒るととっても怖いから……」
453
:
バレルルーシュ
◆wjd7R.7O.A
:2017/06/12(月) 23:41:41 ID:MQKQXO0A
カレン「天子ちゃん、あたし普通に見える?」
天子「ええ、どこからどう見てもわたくしの従者です」
天子「ちょっと、なんというか」
天子「ナイスバディすぎますけど」
カレン「あ、あはは、なんか育っちゃったのよねぇ……」
天子「わたくしもそのくらいになるのかしら」
天子「人種の壁を感じます」
カレン「大丈夫よ、天子ちゃん今でもとっても可愛いし」
天子「ま、まぁわたくしは別にそこまで気にしてませんけど!」
天子「ただ、星刻と並んだ時、やっぱり子供のようだなと」
カレン「とりあえずまずは背を伸ばさないとね」
天子「が、頑張ります!」
カレン「それじゃあ早く用事を済ませて、早く寝ないと」
カレン「にしても随分広いところね」
カレン「それに対して全然人がいないわ」
454
:
バレルルーシュ
◆wjd7R.7O.A
:2017/06/12(月) 23:49:57 ID:MQKQXO0A
天子「ここは、大宦官たちの心臓です」
天子「仮にあの方が倒れた場合、彼らの権威は失墜し、今は抑えられている貴族達を束ねるのは難しくなるでしょう」
天子「だからこそ、ここには人がいないのです」
天子「誰1人、あの人の姿を知らないように」
カレン「病弱な人なんだったっけ」
カレン「なるほどね、これなら」
カレン「生きてるのか亡くなってるのか、誰にも分からないものね」
カレン「……ん?でもそれなら天子ちゃんが会いに来ることも止めたいんじゃ……」
455
:
バレルルーシュ
◆wjd7R.7O.A
:2017/06/12(月) 23:52:20 ID:MQKQXO0A
天子「だから、わたくしもそこが心配だったのです」
カレン「……あちゃー、それは確かに心配だわ」
カレン「天子ちゃん帰る?あたしだけでも後はなんとかなるし」
天子「……いえ」
天子「少し怖いですが、カレンさんがいますもの」
天子「それに、わたくしもお会いしたいのです」
天子「それに形式だけとはいえ、わたくしは大宦官よりここでの立場は上です」
天子「なんとかなります!」
カレン「おお!頼もしい!」パチパチ
456
:
バレルルーシュ
◆wjd7R.7O.A
:2017/06/12(月) 23:54:16 ID:MQKQXO0A
さて、今日はここまで。
マリアンヌの言うVVの秘密とはなんなのか、カレンのしようとしていることはなんなのか。
そして、スザクはこのまま置いてきぼりのままなのか?乞うご期待。
明日、明後日はおやすみです、朝早いのに夜が遅いので。
水曜日はもしかしたら昼頃に書けるかもしれないので、暇なときにチェックしてみてください。
それではおやすみなさいー、良い夢を〜
457
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/06/13(火) 02:19:43 ID:0kPYBwKQ
ぱいおつ
458
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/06/13(火) 04:34:16 ID:N49c4Mic
待ってた
凄く嬉しい明明後日が楽しみやわ
459
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/06/13(火) 09:39:51 ID:Lefm83wQ
乙
天子ちゃんは天使だから育たなくてええんやで
460
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/06/14(水) 22:05:17 ID:RczJKC4o
おつおつ
461
:
バレルルーシュ
◆wjd7R.7O.A
:2017/06/15(木) 22:28:35 ID:rgouDjsM
すまぬ、眠い。
明日また来てください、きっとばっちり目覚めたバレルルさんをご覧に入れますよ……zzz
いやーもうオールはきつい年齢なんですねぇ
462
:
たたそまん
:2017/06/16(金) 16:08:57 ID:j5Rt9J7Y
オールは元々身体によくないよ!!!
万全の体制で思いっきり書いてってくださーい
463
:
バレルルーシュ
◆wjd7R.7O.A
:2017/06/16(金) 23:14:33 ID:BOC4odWA
カレン「しっかし」
カレン「ほんと、不用心すぎないかしら」
天子「何か嫌な予感がします」
カレン「そうね」
カレン「どこかに護衛がいるのかもしれないし」
天子「いえ、そうではなく」
カレン「あ、あれれ?」
天子「流石に人が少なすぎると思うんです」
天子「これでは、身の回りのお世話をすることもできないと思いませんか?」
カレン「そりゃあ確かにそうだけど」
カレン「広いお屋敷だし、時間も時間だから寝てる可能性もあるんじゃないかしら」
464
:
バレルルーシュ
◆wjd7R.7O.A
:2017/06/16(金) 23:25:12 ID:BOC4odWA
天子「それなら良いのですが」
天子「そろそろ、到着します」
カレン「とりあえず、天子ちゃんはあたしの後ろに居てね」
カレン「危なかったら、すぐに逃げるのよ」
天子「は、はい」
カレン「……ここね?」
天子「そうです」
天子「大きな扉……記憶の頃より大きく感じます」
カレン「開けづらいだけじゃないの、こんなの」
カレン「んぎぎぎぎぎ」ミシィッ
天子「カレンさん、お見せできないお顔に……!」
カレン「どうせ天子ちゃんしかいないからいいのっ……!」
カレン「お……も……い……ぃ!」ギシッ
465
:
バレルルーシュ
◆wjd7R.7O.A
:2017/06/16(金) 23:28:23 ID:BOC4odWA
天子「あ、そうでした」パンッ
天子「こっちに通る用の小さな扉があるんでした」キィッ
カレン「んなばかな!」どんがらがっしゃーん
天子「カレンさん!」
カレン「あ、あはは、いてててて」
天子「大丈夫ですか!?」
カレン「ダイジョブダイジョブ」
カレン「あたし結構頑丈だから」
カレン「そんじゃ、行きますか」
天子「はい、気をつけてくださいね」
カレン「もちのロンよ」
カレン「さて、鬼が出るか蛇が出るか」
カレン「たのもー!」バァンッ
466
:
バレルルーシュ
◆wjd7R.7O.A
:2017/06/16(金) 23:36:08 ID:BOC4odWA
カレン「……なによ、ここ」
天子「なんの匂いでしょうか……」
カレン「薬草かしらね」
カレン「にしても、ひどい臭い……」
カレン「こんなところに皇后様がいるの?」
???「何者じゃ」
カレン「……あちゃー、居そうじゃないの」
天子「お義母さま!」
皇后「……これはこれは」
皇后「よく妾に会いに来る気になったものじゃ」
皇后「……まぁ、久方ぶりの客じゃ、ゆるりと寛ぐがよい」
皇后「どうせ、やることもないし、の」
467
:
バレルルーシュ
◆wjd7R.7O.A
:2017/06/16(金) 23:48:08 ID:BOC4odWA
カレン「あの、皇后陛下?」
皇后「なんじゃ」
皇后「……む」
皇后「お主、この国のものではないな?」
カレン「はい、そうです」
カレン「少し聞きたいことがあって、ここまで来ました」
皇后「ふむ、いいじゃろう」
皇后「話だけなら聞いてやる、答えるかは妾次第じゃがな」
皇后「天子、妾を起こせ」
天子「は、はい」
皇后「すまぬな異邦人、もはや1人で起き上がることもできぬ」
カレン「構いませんよ」
カレン「それに、話し方も」
カレン「普通にして大丈夫です、天子ちゃんも分かっているはず」
皇后「……」
468
:
バレルルーシュ
◆wjd7R.7O.A
:2017/06/16(金) 23:58:42 ID:BOC4odWA
皇后「……妾の矜持じゃ」
皇后「天子の前では、妾は皇后でおらねばならぬ」
カレン「そう……ですか」
皇后「……じゃが」
皇后「最期くらい、いいかもしれないね」
皇后「天子、こっちへ顔を見せてごらん」
天子「は、はい」
皇后「ふふ、あの方の幼い頃によく似ている」
皇后「あの方も、そんな無垢な瞳で私をよく見ていた」
天子「あの方……?」
皇后「お前の母親だよ」
皇后「異邦人、名前は?」
469
:
バレルルーシュ
◆wjd7R.7O.A
:2017/06/17(土) 00:06:50 ID:5S6Avm/k
カレン「カレン……紅月カレンです」
皇后「カレン、お前の顔も見せておくれ」
カレン「……」
皇后「お前も美しいな…私程ではないが」
カレン「あはは、ありがとうございます」
皇后「なにが聞きたい?」
カレン「あなたの出自が」
カレン「……あなたは、もしかして……」
皇后「……そうか」
皇后「カレン、お前の言いたいことは分かった」
皇后「天子も知っているのかい?」
470
:
バレルルーシュ
◆wjd7R.7O.A
:2017/06/17(土) 00:10:09 ID:5S6Avm/k
天子「え……?」
カレン「いえ、まだ言っていません」
皇后「そうか……」
皇后「天子、お前もよく聞いておくといい」
皇后「皇帝陛下のお考えと共に、な」
天子「お父様の?」
皇后「いかにも、カレン、お前の言う通りだ」
皇后「私は、すでに滅び去った部族の娘」
皇后「本来ならば、このような立場になることもできない」
皇后「蔑まれる存在だよ」
皇后「私がここで教わったのは、あの方と話すための言葉と、周りのための偉そうな態度だけさ」
天子「……そんな」
471
:
バレルルーシュ
◆wjd7R.7O.A
:2017/06/17(土) 00:20:21 ID:5S6Avm/k
カレン「やっぱり」
皇后「どうして分かったんだい?」
皇后「こういっちゃなんだけど、かなりうまくやっていたはずだよ。私は気付かれるような素振りはしてこなかったはずさ」
皇后「こう見えても、ここに来る前は芸人をやっていたんでね」
カレン「あたしは、あなたのことはよく知らないんです」
カレン「ただ、皇帝陛下と大宦官のやり方に違和感があっただけです」
皇后「ほう?」
カレン「いくら天子ちゃんしか直系の子供がいないといっても」
カレン「まだ小さな子に実権を譲るかしらって」
カレン「それに、大宦官たちも今みたいに政治の表舞台に立つのはそれなり以上のリスクがあるはず」
カレン「病気だっていっても、表向きは皇后陛下の命令って言った方が、そんな危険を犯さずに済むのにって」
皇后「……そうだね」
472
:
バレルルーシュ
◆wjd7R.7O.A
:2017/06/17(土) 00:24:52 ID:5S6Avm/k
カレン「だから、こんな可能性はないかなと」
カレン「皇后陛下が政治を動かすことに、どうしても許せない事情があるんじゃないか」
皇后「……なるほど」
皇后「お前の言っていることは、殆ど正解だ」
カレン「殆ど?」
皇后「ああ」
皇后「皇帝陛下は、別に私が政治をすることに嫌悪感があったわけじゃない」
皇后「いや、むしろ天子が成長するまでは、私が天子を手助けする手筈だった」
天子「そ、そうだったのですか?」
皇后「2人とも聞いてくれるかい?」
皇后「誰も知らぬまま消え去るはずだった、歴史の一幕を、さ」
473
:
バレルルーシュ
◆wjd7R.7O.A
:2017/06/17(土) 00:39:09 ID:5S6Avm/k
皇后「私のいた集落は、京に行っては商売をしたり、私のように芸で金を稼いで細々と暮らしていた」
皇后「だが、流行病のせいでバタバタと人が倒れてな」
皇后「私は若い連中を連れて、宮廷へ向かった」
皇后「流行病といっても、今の医療ならば薬もあり、治療もできる」
皇后「そう大したものでもなかった」
カレン「……それで?」
皇后「幸い、私たちは主に京にいたおかげで感染はしなかった」
皇后「だから皇帝陛下に懇願した、薬と治療費を貸してほしい、部族全てで必ず返すから、と」
天子「願いは聞き入れられたのですか?」
皇后「……いや」
皇后「皇帝陛下は立派な方だった、少数民族には見向きもしない、いや、蔑む連中の多い中」
皇后「きちんと対応してくれようとした」
皇后「だが、大臣たちはこぞって反対した、皇帝陛下といえども、それら全てを捻じ曲げる程我らに肩入れするわけにはいかなかった」
皇后「そうしてしまえば、必ず他の民族からも要求がくる、そうなれば今の国そのものが危険になるからな」
474
:
バレルルーシュ
◆wjd7R.7O.A
:2017/06/17(土) 00:52:43 ID:5S6Avm/k
皇后「それだけじゃなかった」
皇后「皇帝陛下はこっそり、集落の子供達だけは京の医者のところまで運ばせ、治療してくださった」
皇后「そして、里親を見つけて、あの子達を生かして下さったんだ」
皇后「おかげで私たちは、民族という括りは無くしたけど、死なずにすんだ」
皇后「……みんな感謝してたよ、当時の私は、あんまり納得出来てなかったけどね」
天子「その子たちは今……?」
皇后「生きてるはずだよ、殆どが自分の生まれなんて知らないだろうけどね」
皇后「……話はそれで終わりじゃないんだ」
カレン「皇后様がここにいる理由、ですよね?」
皇后「その通りさ」
皇后「狙われたのは私達だ、奴らにしてみればここで私たちを殺してしまえば、面倒ごとが一つ減ると思ったんだろうね」
皇后「滅ぼすなら一気にした方がいいだろう?帰る家のなかった私たちは逃げたけど、一人、また一人と」
皇后「日に日に数は減っていった」
475
:
バレルルーシュ
◆wjd7R.7O.A
:2017/06/17(土) 01:05:44 ID:5S6Avm/k
皇后「そして、私は最後の一人になった」
皇后「一年くらい逃げていたのかな?もう身も心も疲れきっていた」
皇后「心の中は恨みで一杯だったさ、皇帝陛下への感謝もどっかへすっ飛んでいって」
皇后「どうやって殺してやろうか、ずっと考えていた」
皇后「逃げ回って逃げ回って、結局京のはずれで息を潜めていた時」
皇后「あの方に出会ったんだ」
天子「……それが、お母様……?」
皇后「そうだ」
皇后「もっとも、まだその時は後宮の、ただの女官だったけどね」
皇后「あの方は、私を後宮の侍従達に紛れさせて、匿ってくれた」
皇后「どれだけ危険か、知らないわけはないのに」
皇后「それから、自然と私たちは一緒にいる時間が増えた」
皇后「年は私の方が上だったし、妹が出来たみたいで」
皇后「最初こそ私が一方的に警戒していたけど、それも時間とともになくなっていった」
476
:
バレルルーシュ
◆wjd7R.7O.A
:2017/06/17(土) 01:14:04 ID:5S6Avm/k
皇后「たまに舞なんか見せてあげると、それはもう手を叩いて大はしゃぎするんだ」
皇后「天真爛漫で、人懐っこくて」
皇后「皇帝陛下に見初められるまで、そう時間もかからなかった」
皇后「皇帝陛下は私に気付いていたけど、知らないふりをしてくれた」
皇后「恨んでいた気持ちも、時間が癒してくれた、もちろん二人の人柄に触れたおかげで」
皇后「恨むべきは別にいると分かった、ってのもあるんだけどね」
皇后「ごめんね、長々話して」ゴホッ
皇后「天子、水をとってくれないかい?」
天子「水……?」ハッ
天子「カレンさん、わたくしちょっとお水を汲んできます」
天子「お義母さま、少し待っていて下さいね」
カレン「ついていかなくて平気?」
天子「はい、大丈夫です」タッタッタッ
カレン「……」
カレン(やっぱり、そういうことよ、ね)
477
:
バレルルーシュ
◆wjd7R.7O.A
:2017/06/17(土) 01:16:22 ID:5S6Avm/k
ここまで。オリキャラしかしゃべってねぇヤベェよヤベェよ……
でも中華連邦は本編じゃほとんどクローズアップされてないし、少しは厚み作らないと薄っぺらくなるから多少は仕方ないよね?
たぶん次で皇后さまは暫くお休みなので、もう少しお付き合い下さい。
それでは、おやすみなさい、良い夢を〜
478
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/06/17(土) 02:26:53 ID:AeXZR7Sg
一気に読んで追いついた。乙です。
479
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/06/17(土) 02:39:52 ID:eZdO7bDY
おつい
480
:
たたそまん
:2017/06/17(土) 03:05:17 ID:UNunsV5.
おつん
481
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/06/17(土) 10:57:33 ID:lcyInJJo
おつ
482
:
バレルルーシュ
◆wjd7R.7O.A
:2017/06/17(土) 22:33:38 ID:5S6Avm/k
天子「……お待たせしました、お水です」
皇后「ありがとう」
皇后「……ふぅ、こんなに美味しい水は何年ぶりだろうか」
皇后「さて、話を続けようか」
皇后「数年が経ち、やがて二人にも子供が出来た」
皇后「それが天子だ」
皇后「だが、あの方は出産の時にひどく衰弱してしまい、一年を待たずに起き上がることも出来なくなった」
皇后「……今でも忘れない、あの方は私に天子を頼んで、笑顔で逝ってしまった」
皇后「思えば、それが大きな転機だったのかもしれないね」
皇后「程なくして皇帝陛下も病気がちになり、奴が力を持つようになった」
皇后「大宦官、高亥がね」
天子「が、高亥……!」ガタガタ
カレン「天子ちゃん!?」
483
:
バレルルーシュ
◆wjd7R.7O.A
:2017/06/17(土) 22:51:13 ID:5S6Avm/k
皇后「奴は狡猾だった」
皇后「皇帝陛下の右腕として長く働いてきた、その信頼を利用したんだ」
皇后「皇帝陛下も奴の政治手腕に頼らざるを得なかった」
皇后「連邦を纏めるために、奴は表に裏に、皇帝陛下のために尽くしているように見えた」
皇后「私は馬鹿だった、高亥が何を考えているのか」
皇后「何を狙っているかも考えず、ただ奴の言う通り皇帝陛下と天子の側に居たんだ」
皇后「気付いたのは、そう、皇帝陛下が亡くなる頃だから」
皇后「……何もかも遅すぎたのさ」
皇后「皇帝陛下も、最期の時には殆ど何も出来ないほど力を奪われていた」
皇后「いや、逆かな」
皇后「中華連邦はかつての、連邦になる前の体制に大きく逆戻りさせられていた」
皇后「……ただ、その実権を握っていたのが高亥だったというだけだ」
484
:
バレルルーシュ
◆wjd7R.7O.A
:2017/06/17(土) 23:01:33 ID:5S6Avm/k
皇后「皇帝陛下は飾りだけの存在にさせられた」
皇后「私は皇帝陛下の亡き後、天子を守るために皇后の立場になったのさ」
皇后「……もっとも、私に出来たのは」
皇后「私自身が奴の傀儡と成り下がる代わりに、天子、あんたを朱禁城の外へ出すことだけだったけどね」
天子「……それでは、わたくしは……」
天子「お義母さまに嫌われていたわけでは、無かったのですか?」
皇后「……嫌うもんか」
皇后「あんたは、私の命より大事な、宝物なんだからね」ゴホッ
皇后「……天子、あんたはこの国にいちゃいけない」
カレン「皇后様!」
皇后「いいかい、この一年で、高亥はさらに滅茶苦茶をはじめている」
皇后「ただの役人だった宦官を、皇帝を中心とした支配構造の頂点に置き」
皇后「かつての仲間すら容赦無く粛清して、名実ともにこの国を支配している」
皇后「今の大宦官たちも、奴の出す甘い汁に集るだけの、私と同じ傀儡さ」
皇后「そんなやつが、とうとうこの国を手放そうとしている」
485
:
バレルルーシュ
◆wjd7R.7O.A
:2017/06/17(土) 23:05:45 ID:5S6Avm/k
皇后「この国は、もう滅ぶしかない」
皇后「でも、あんたは……」
皇后「それに付き合う必要はないんだ」
皇后「皇帝陛下は、今際の際にこう仰った」
皇后「天子は、天子だけは私達のように」
皇后「権力に振り回されることのない、自由な世界を見せてやって欲しいと」
皇后「私は……もう長くないだろう」
皇后「……カレンも気付いているだろうが」
カレン「皇后様……」
皇后「……ふふ」
皇后「妾はもう、目も見えぬ、味も、触れた感触すらも感じぬのだ」
皇后「だが耳が聞こえて良かったよ、あんた達と話せたのは、きっと」
皇后「……あの方達が、最期にくれた」
皇后「私へのご褒美なんだろうねぇ」
486
:
バレルルーシュ
◆wjd7R.7O.A
:2017/06/17(土) 23:13:30 ID:5S6Avm/k
天子「……」
カレン「……皇后様」
カレン「ご無礼を承知で、あたしは」
カレン「あなたに、お願いしたいことがあります」
皇后「……私に出来ることかい?」
カレン「はい」
カレン「あと三ヶ月、いえ、あと一ヶ月」
カレン「なんとしても生き延びて下さい」
皇后「……一ヶ月……」
皇后「長いなぁ、とてつもなく」
カレン「……天子ちゃんのためなんです」
カレン「あなた達がどれだけ苦しい思いをしてきたのか、あたしには想像することしか出来ないけれど」
487
:
バレルルーシュ
◆wjd7R.7O.A
:2017/06/17(土) 23:20:34 ID:5S6Avm/k
カレン「お願いします」
天子「カレンさん……!」
皇后「……おまえが」
皇后「天子を守ってくれるのか?私の代わりに」
天子「……お義母さま」ギュッ
皇后「天子……?」
天子「わたくしは、もう」
天子「守られるだけの存在ではありません」
天子「今まで、ずっとわたくしは……」
天子「……っ、私は!守られてきましたが」
天子「今度は私が、お義母さまを守る番です」
天子「私は……」
カレン「……うん」ナデ
カレン「すぐに医者と薬を運ばせます、もちろんこっそり」
カレン「……ごめんなさい、連れ出すことはできませんけど」
488
:
バレルルーシュ
◆wjd7R.7O.A
:2017/06/17(土) 23:28:30 ID:5S6Avm/k
皇后「……ふふ、ふふふ」
皇后「いいだろう、これでもしぶとさが売りだからね……」
皇后「今日はもう疲れた、また話そう」
皇后「どうせここはいつも人がいない、おまえ達くらいなら来られるだろう?」
皇后「こっそり、な?」
カレン「……はい」
天子「必ず来ます」
皇后「うむ、苦しゅうないぞ」
がたたっ
カレン「!?」
カレン「天子ちゃん、ここに居て」
カレン「あたし、少し外を見てくるから」ダッ
天子「カレンさん!」
カレン「心配しないで、あたし強いから!」
489
:
バレルルーシュ
◆wjd7R.7O.A
:2017/06/17(土) 23:38:35 ID:5S6Avm/k
天子「……カレンさん、大丈夫かしら……」
皇后「……天子」
天子「は、はい」
皇后「もう一つ、いや二つ言い忘れてたよ」
天子「?」
皇后「一つは私からさ」
皇后「ごめんね、本当は近くで見てやりたかったけど」
皇后「私にはあんたを遠ざけるしか、守る方法が思いつかなかった」
皇后「許してくれとは言わない、でも」
皇后「……どうか、わかって欲しい」
天子「……分かっています、私ももう、大人ですから」
490
:
バレルルーシュ
◆wjd7R.7O.A
:2017/06/17(土) 23:43:09 ID:5S6Avm/k
皇后「それともう一つ」
天子「……」
皇后「あんたの母さんからさ」
天子「……!」
皇后「どうか、みんなを愛し、愛される子に育ってね」
皇后「私も、そう思ってる、皇帝陛下もね」
皇后「……まぁ、二人の娘だ、きっと心配いらないと思うけどね」
天子「……はい」
天子「私の父、そして……」
天子「二人の母の名に恥じぬよう、これからも頑張ります」
皇后「……ありがとうね……」
皇后「……麗華……」スゥ…
天子「……はい、お母さま」
491
:
バレルルーシュ
◆wjd7R.7O.A
:2017/06/18(日) 00:06:23 ID:306r32us
???「………」
???「……」ピッ
???「はい、予想されていた通りでした」
???「……問題ありません、事前に見張りは眠らせてありますし、監視の映像もここ数時間分、全て問題ないものに差し替えてあります」
???「……はい、もうそろそろ戻らないと、高亥に気付かれてはコトですから」
???「気付かれてはいないはずです、古がヘマをしかけましたが……」
???「……はい、時が来たら……」
古「……で?俺たちは?」
???「……」
古「おい、香凛!」
香凛「うるさいぞ、考え事の邪魔だ」
香凛「さぁ戻るぞ、次に失敗をしたらその刀で首を断ち切ってやる」
古「おいおい、バレてなければ失敗ではないだろう!」
古「っておーい、話を聞けー!」ドタドタ
492
:
バレルルーシュ
◆wjd7R.7O.A
:2017/06/18(日) 00:11:00 ID:306r32us
〜天子邸〜
星刻「……」
星刻「よもや、本当にカレンの予想通りになるとは、な」
星刻「しかし、天子様を危険な目に遭わせるとは、後でキツく言わねば……」
星刻(だが、止めようと思えば、いつでも止められたのに)
星刻(私は何故止めなかったのだろうな)
星刻(……存外、私もまた真実を知りたい気持ちが優っていたのかもしれない)
星刻「……ともかく、二人を出迎える準備をせねば、な」
星刻「こうなればゼロに任せるばかりではない、我らは我らでこの国の未来を切り拓く」
493
:
バレルルーシュ
◆wjd7R.7O.A
:2017/06/18(日) 00:12:54 ID:306r32us
ちょっと休憩、たぶんまた戻ってくる。
天子ちゃんがメンタルよわよわだと次の展開が嘘くさ過ぎるからと成長話入れたかった。後悔は今の所少しだけ。
次はスザク、ここからはルルーシュ、スザク、カレンの活躍がどうしても必要になるので、スザクくんも悩んでもらわねばならんのだ……すまぬ……
では、少々お待ちください。
494
:
バレルルーシュ
◆wjd7R.7O.A
:2017/06/18(日) 02:22:20 ID:306r32us
〜エリア11 政庁 中庭〜
スザク「……」
スザク(はー、分からない)
スザク(僕ならどうするか……)
スザク(僕は一体どうしたいんだろうか)
スザク(……もともと、日本を取り戻したい)
スザク(そのために、ブリタニアの内部から世界を変えるつもりだった)
スザク(でも、ルルーシュとユフィのおかげでそれもあとは僕の力がなくても自然になんとかなりそうだし)
スザク(僕は結局、ただ皆について行ってるだけなんだよなぁ)
スザク(僕は、何を……)
???「だーれだ?」
スザク「えっ?えっ!?」
495
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/06/18(日) 15:00:59 ID:9LBh2.So
スザクくんには早めに一皮むけてもらわねば……お前を遊ばせておけるほど悠長な局面ではないのだ
496
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/06/19(月) 11:33:11 ID:aqsx9O0c
乙です
497
:
バレルルーシュ
◆wjd7R.7O.A
:2017/06/19(月) 22:20:17 ID:r4LTGyT.
ごめん、ちょっとやらなきゃいけない作業が溜まっているので2.3日書けないかもしれません。
そのあとまた書くので少々お待ちください。
498
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/06/19(月) 22:27:54 ID:gULl1AOk
おっつおっつ
ゆっくり待ってます
499
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/06/19(月) 22:37:45 ID:BVLfbexg
乙
まってる
500
:
たたそまん
:2017/06/25(日) 23:26:42 ID:7TkkQgYY
まだかな
501
:
バレルルーシュ
◆wjd7R.7O.A
:2017/06/26(月) 22:18:11 ID:q5m0WJz6
???「さぁ、わたくしが誰なのか」
スザク「ゆ、ユフィだろ?」
ユーフェミア「せいかいでーす」
ユーフェミア「どうしたのですか?こんな所に一人で」
ユーフェミア「ものすごーく難しい顔をしていたようですが」
スザク「……あぁ、いや」
スザク「大したことじゃないんだけど」
スザク「でも少し悩んでて」
ユーフェミア「あら、そうだったのですね」
スザク「……ごめん、ユフィ」
スザク「ちょっと、聞いてくれるかい?」
ユーフェミア「ふふ、お安い御用です」
ユーフェミア「ユーフェミア・リ・ブリタニア、誠心誠意相談に乗りましょう」
スザク「……実はね」
502
:
バレルルーシュ
◆wjd7R.7O.A
:2017/06/26(月) 22:42:48 ID:q5m0WJz6
スザク「……って感じなんだ」
スザク「笑っちゃうだろ?」
ユーフェミア「いえ、笑いませんよ」
スザク「えっ?」
ユーフェミア「つまり、今のスザクは無気力症というやつです」
ユーフェミア「夢を叶えたミュージシャンとかが陥るやつです」
スザク「そ、そうかもしれないね」
スザク「ユフィはいつもやりたい事があってすごいと思う」
スザク「僕は、もうやりたい事が何も無いんだ」
ユーフェミア「……本当に、やりたいことはありませんか?」
スザク「……」
ユーフェミア「わたくしはこれまで、やりたい事だけをやろうと努めてきました」
ユーフェミア「でも、疲れることもあります」
ユーフェミア「そして、スザクの今の状態は、そんな時のわたくしにソックリです」
503
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/06/26(月) 23:51:28 ID:5RVl6Ps2
燃え尽き症候群にかかるにはまだ若すぎるぜスザクゥ!
504
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/06/27(火) 00:31:40 ID:4WU7Vv2A
「やりたいことをすればいい」のギアスのせいで超自由人になっちゃったなぁユフィ
それでいてちゃんと公務もこなしてるんだろうなぁ(シスコン姉ちゃんのせいで触らせて貰ってなかったから多分やりたいことの一つに入ってるはず)
505
:
バレルルーシュ
◆wjd7R.7O.A
:2017/06/27(火) 03:13:19 ID:.KyH8TY.
スザク「ユフィにも、やりたい事が無くなることがあるのかい?」
ユーフェミア「もちろんです」
ユーフェミア「やりたいことをやってやって、やり続けて」
ユーフェミア「そうしてやり遂げた後、達成感でいっぱいになると」
ユーフェミア「……なぜか妙に寂しくなるのです」
ユーフェミア「もうやりたい事が無くなってしまった、次は何をしようかって」
ユーフェミア「でも、それはとても自然な事なのです」
スザク「自然なこと……」
ユーフェミア「はい」
ユーフェミア「ですから、スザクは別にすぐ何かを見つける必要はないのではないでしょうか」
506
:
バレルルーシュ
◆wjd7R.7O.A
:2017/06/27(火) 03:35:43 ID:.KyH8TY.
スザク「……ははは、それは、そうなんだけどね」
スザク「でも、なんだか僕だけ皆と」
スザク「なんというか、温度が違うんだ」
スザク「それが、何か嫌でさ」
ユーフェミア「……なるほど」
ユーフェミア「つまり、皆の」
ユーフェミア「……スザクの場合はルルーシュの為になる仕事がしたいということですよね?」
スザク「まぁ、そうなるかな」
スザク「ルルーシュにも恩返しをしないとだからね」
スザク「……ま、地道に考えるよ」
スザク「ありがとう聞いてくれて」
507
:
バレルルーシュ
◆wjd7R.7O.A
:2017/06/27(火) 03:39:09 ID:.KyH8TY.
ユーフェミア「……ねぇ、スザク」
スザク「なんだい?」
ユーフェミア「もし、わたくしが」
ユーフェミア「ルルーシュの手伝いを出来ることがあると言ったら」
ユーフェミア「あなたは、どうしますか?」
スザク「え?」
ユーフェミア「スザクは、ずっとラウンズとして」
ユーフェミア「ルルーシュと一緒にいましたよね?」
スザク「う、うん」
ユーフェミア「それならば、知っているはず」
ユーフェミア「……ルルーシュが、この2年間」
ユーフェミア「本物のルルーシュでは無かったことを」
スザク「!?」
508
:
バレルルーシュ
◆wjd7R.7O.A
:2017/06/27(火) 03:44:11 ID:.KyH8TY.
ユーフェミア「どうしますか?わたくしと来ますか?」
ユーフェミア「きっと、今よりは忙しくなります」
ユーフェミア「……より危険にはなりますが」
スザク「ユフィ、君は一体……?」
ユーフェミア「うふふ、実はわたくしもちょうど」
ユーフェミア「人手が必要だったのです」
ユーフェミア「よく考えたら、スザクはそういう意味では適任でしたね」
ユーフェミア「どうしますか?」
スザク「……」
スザク「僕はラウンズであると同時に、ユーフェミア様の騎士」
スザク「どこまでもついていくよ」
ユーフェミア「それでは、まずはこちらへ」
509
:
バレルルーシュ
◆wjd7R.7O.A
:2017/06/27(火) 03:57:22 ID:.KyH8TY.
〜医務室〜
ユーフェミア「……誰もいませんね」
スザク「医務室ってことは……」
ユーフェミア「はい」
ユーフェミア「わたくしもすぐにお見舞いに来たかったのですが」
ユーフェミア「なかなか来られませんでしたから」
コーネリア「……」
スザク「まだ目が覚めないんだね」
ユーフェミア「はい、それだけの相手だったのでしょう」
ユーフェミア「ですが、お姉様もやられっぱなしということは無いでしょう」ゴソゴソ
スザク「ゆ、ユフィ?」
510
:
バレルルーシュ
◆wjd7R.7O.A
:2017/06/27(火) 03:58:57 ID:.KyH8TY.
ユーフェミア「わたくしもそうですが」
ユーフェミア「……二年前から、わたくしたちは、こういう事態にずっと備えていました」
ユーフェミア「なにせ、相手にはわたくしたちとは違って」
ユーフェミア「……ギアス、の力があるかもしれませんから」
スザク「!!!」
ユーフェミア「ありました」
ユーフェミア「お姉様のブローチには小型のカメラが付いていました」
ユーフェミア「そして、そのデータはこのイヤリングの中に記録されています」チャリ
ユーフェミア「行きましょうスザク」
ユーフェミア「お姉様、目が覚めるまではお任せ下さい」
ユーフェミア「やりたい事をやる、それがわたくしですからね」
511
:
バレルルーシュ
◆wjd7R.7O.A
:2017/06/27(火) 04:05:05 ID:.KyH8TY.
〜政庁 資料室〜
スザク「こ、こんなところに来てどうするんだい?」
スザク「それにさっき言っていた……」
ユーフェミア「話は後です」
ユーフェミア「ねぇスザク、わたくしとお姉様が1番疑われないように活動するならどこがいいか」
ユーフェミア「分かりますか?」
スザク「え?」
ユーフェミア「皇女であるわたくしたちが」
ユーフェミア「他の皇族の目から逃れるのに丁度いいところ」
ユーフェミア「わたくしも、そしてお姉様も頻繁に来ても疑われない所」
ユーフェミア「それがここです」
スザク「資料室、かい?」
ユーフェミア「いいえ、正確には政庁自体です」
512
:
バレルルーシュ
◆wjd7R.7O.A
:2017/06/27(火) 04:10:49 ID:.KyH8TY.
ユーフェミア「わたくしは虐殺☆皇女の公演や、公務でも頻繁にエリア11に来ます」
ユーフェミア「そしてお姉様は、不慣れなルルーシュのために、同じくよくここに立ち寄りますよね?」
ユーフェミア「ですから、拠点を置くならここしかないと考えました」
ユーフェミア「なにせ、はじめは誰が敵かも分からない状態でしたからね」
ユーフェミア「ルルーシュがこのエリアの総督に任命されるまでの数ヶ月、その間に信頼できる部下達を通して、お姉様はここに作ったのです」
ユーフェミア「わたくしたちが敵と戦うための城の入口を」カチッ
スザク「これは……」
513
:
バレルルーシュ
◆wjd7R.7O.A
:2017/06/27(火) 04:14:01 ID:.KyH8TY.
ユーフェミア「ここに来られるのは、限られた人間だけです」
ユーフェミア「さぁ、こちらへ」
スザク「これは、エレベーター?」
ユーフェミア「はい、ここから降りて、そのままもう少し移動します」
ユーフェミア「着いてから、改めて詳しくお話しましょう」
ユーフェミア「気をつけて下さい、かなり高速なので、慣れるまでは気分が悪くなるかも」
スザク「う、うん」
514
:
バレルルーシュ
◆wjd7R.7O.A
:2017/06/27(火) 04:25:47 ID:.KyH8TY.
〜拠点〜
ユーフェミア「……着きました」
機械音声「入室者、ユーフェミア・リ・ブリタニアを確認」
機械音声「他1名は登録されていません、登録されていない入室者がいる場合、1分以内に設定変更コードを入力されずにいると」
機械音声「この施設を閉鎖した上でデータへのアクセス及びシステムへの干渉は全てロックされ、酸素供給がカットされます」
ユーフェミア「コード認証、声紋、ユーフェミア」
機械音声「第一認証完了、続いてランダムワードの読み上げを」
スザク(ここは一体なんなんだ……?)
スザク(ユフィも、まるでいつもの姿とは違う)
スザク(なんだろう、ユフィは何を知っているんだ?)
スザク(ギアスの事は知っているみたいだけど、それも……)
515
:
バレルルーシュ
◆wjd7R.7O.A
:2017/06/27(火) 04:30:16 ID:.KyH8TY.
機械音声「コード承認」
機械音声「入室者一名を登録しますか?」
ユーフェミア「お願いします」
ユーフェミア「さぁ、スザクこちらへ」
スザク「あ、う、うん」
スザク「これは……」
ユーフェミア「ここが、私たちの城です」
ユーフェミア「ロロ、来ていたのですね」
スザク「!」
ロロ「なんだ、お姫様、結局この人を連れて来たんだ」
ロロ「最初に声かけてなかったみたいだし、てっきり巻き込みたくないものと思っていたよ」
スザク「どうしてここに……」
ロロ「……簡単さ」
ロロ「僕は所謂、三重スパイだって、それだけだよ」
516
:
バレルルーシュ
◆wjd7R.7O.A
:2017/06/27(火) 04:34:44 ID:.KyH8TY.
ユーフェミア「お互い顔は知っていますよね」
ユーフェミア「……おや、訓練室はどなたが?」
ロロ「ああ、シャーリーっていう情報部のやつを、ね」
ロロ「大丈夫、ここにはゲスト扱いで入っているから、あの子1人では入れないよ」
ユーフェミア「シャーリーさんですか、まぁ彼女は信頼してもいいと思いますけど」
ロロ「万が一ってこともあるじゃない?」
スザク「……シャーリーもここに?」
スザク「なぁユフィ教えてくれないか?」
スザク「こんな大掛かりな施設やら何やら」
スザク「何のために、どうやって?」
ユーフェミア「そうですね、何のためか」
ユーフェミア「わたくしたちは、ブリタニアの支配構造の中枢にいる人物」
ユーフェミア「VVを捕らえることを目的としているのです」
ユーフェミア「そこに座って下さい、スザク」
ユーフェミア「貴方には、まず説明しなければならないことが沢山あるのですから」
517
:
バレルルーシュ
◆wjd7R.7O.A
:2017/06/27(火) 04:36:45 ID:.KyH8TY.
途中寝落ちからなんとかユーフェミアのところまで進んだぞ!
本当はここ無視して進めようかと思ってたんだけど、後でやってましたーだと薄っぺらいかなと突っ込みました。
ユフィがなぜギアスのことを知っているのか、拠点で何をしようとしているのか、その辺りを考えていて貰えると楽しんで読めると思います。
それではまた明日ー、更新遅れてすみませんでした。
良い夢をー
518
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/06/27(火) 09:14:19 ID:BRZr8IfE
乙
ユフィとネリ姉が頼もしく感じる!ふしぎ!
519
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/06/27(火) 13:52:44 ID:oEsTivgc
こういう展開がちゃんと書かれてるの大好き
520
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/06/28(水) 00:26:31 ID:2Wy7rer2
おつです
521
:
バレルルーシュ
◆wjd7R.7O.A
:2017/07/03(月) 13:13:20 ID:wIMp9N.6
すみません、最近忙しすぎて逃げてました。ちょっと落ち着くまで書けないと思うので、もう少しお待ちください。
働かずに生きていきたい今日このごろ…
522
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/07/03(月) 15:13:36 ID:2IhyGzE6
俺も働かずに生きていきたい
部屋でピザ食ってダラダラしてるだけの生活したい
523
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/07/04(火) 18:03:01 ID:v1.ZjJ.Q
ほしゅ
524
:
たたそまん
:2017/07/05(水) 17:40:44 ID:Y3SUeakc
ピザたべてぇ…あと一週間を43円で過ごす…
525
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/07/05(水) 23:23:54 ID:XiBFkLlU
>>524
俺は15までリアルに1円だぜ……
学校以外引きこもってないとマジヤベェ……
526
:
たたそまん
:2017/07/07(金) 10:35:06 ID:2IbaDkyM
>>525
そりゃやべぇわ
そんな俺は今から友達に金借りてギアスのスロット打ちに行こうか迷ってる
527
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/07/09(日) 01:02:35 ID:evft29Sw
支援上げ
最初から全部一気見してきた。続きが気になってしょうがないからペース上げてくれww
528
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/07/11(火) 22:25:32 ID:.KiYUY2I
保守
529
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/07/16(日) 15:37:34 ID:Ry6f5etY
楽しみに待ってます!
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