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勇者「この美しき世界で」
40
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/02/26(金) 10:22:09 ID:3y059BDU
案内された部屋は、古い建物なのは仕方がないが、作り自体はしっかりしていた。
勇者「少女……何してるんだ?」
部屋に入るなり少女は扉や窓を調べていた。
戸締まりをしているみたいだけど、そこまで必死にやらなくても大丈夫だと思うんだけど、心配性な奴だな。
少女「どこかの誰かさんが余計な事しなければ、少なくとも今晩はここまで用心しなくても良かったんだけど……」
少女が節目がちに睨んでいる。 この目で睨んでいるのは怒っているんじゃなく、呆れてる時だった筈だ。
勇者「何かしたか、俺?」
金貨出したのが不味かったかな? あのおっさんもなんか雰囲気変わったし。
41
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/02/26(金) 10:29:16 ID:3y059BDU
35 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年06月25日 (火) 02:40:57 ID: uqwjdtzo
少女「あの中年を見て何か違和感を感じなかったい?」
少女が溜め息をつきながら椅子に腰掛けた。
戸締まりが終わったらしい。
勇者「違和感か……。 ん、そう言えばあの人昔は兵士か何かだったんじゃないかな。 足運びとか初対面の俺達を見る時の目つきとかがそんな感じがしたんだけど」
聞かれてみて、改めて最初に見た中年の違和感の正体に気がつく。
勇者「でもそれが?」
少女「まだわからないのかい? さっき話に出た野盗。 あの中年がその野盗だよ」
勇者「えぇっ!? でも良い人そうな……」
少女「あんなあからさまに馬車の位置と積み荷を確認してただろ? 今頃何人かで在りもしない馬車を探してるんじゃないか?」
勇者「そんな風には見えなかったけどなぁ」
金貨だって受け取らなかったし。
少女「でもそれだけなら今日はゆっくりできたんだ。 どっかの誰かさんがこれ見よがしに現金を持って居るなんて知らせてしまったから、多分待ちきれずに夜の内に襲ってくるんじゃあないか?」
だから金貨を出した時少女は睨んでたのか。
42
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/02/26(金) 10:30:54 ID:3y059BDU
少女「本当なら今夜は勇者と記念すべき初夜の筈だったんだぞ。 安全日だし不慣れな私達でも安心して事に至れたんだ」
勇者「ぶっ!? いきなり何言ってんだよお前は!!」
真顔で少女が言う。
恥とかそういった物がないんだろうか?
少女「ん? いや、勿論勇者との赤ちゃんは欲しいぞ? そりゃあもう二桁は欲しい。 だが、まだ生活の基盤も出来ていないのに赤ちゃんを作ったとしても辛い思いをさせてしまうだろう?」
…………。
少し照れだしたな。 照れ隠しに髪を手櫛で直しながら呟いてる。
うん、可愛い。
43
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/02/26(金) 10:32:02 ID:3y059BDU
少女「でも私は勇者に抱かれたい。 これでもかと言うほど愛し愛されたい。 足腰が立たなくなるくらい」
…………。
ちょ、寄らないで頼むから。
そんな風に頬を染めて潤んだ瞳で見られたらやばいって。
少女「抱かれたいが子供は少し困る、しかし未経験故に避妊を失敗するかもしれない。 そんな初めての二人なのだからこそ、失敗しても大丈夫な安全日の今日は初体験に最適ではないかと思っていたのだ」
あ、うん? 終わった?
後半は耳を塞いでたからさっぱり聞こえなかったぜ。
いや、本当に。
ムラムラなんてしてないぜ?
少ししか、うん。
44
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/02/26(金) 10:33:33 ID:3y059BDU
少女「うん、いっぱい出し……」
少女が大変な事を口走りかけたその時。
ガタンッ。 と、大きな物音が外から聞こえた。
少女「だというのに、無粋な輩だ。 勇者、六人くらいだ。 一人でも大丈夫か?」
どうやら外にはお客さんらしい。 正直この桃色な空気にも堪えられなかった所だ。
勇者「不埒な欲求不満は運動で払うのが一番だ、ちょっくら暴れてくるよ」
暴れてやるぜ。
少女「早く片付けたら……朝までに何回かはできる……な?」
何ができるかは分かんないけど取り敢えず、慎重に時間をかけて朝ぐらいまで闘おう。 そうしよう。
45
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/02/26(金) 10:35:41 ID:3y059BDU
少女「やれやれ、愛しの君は世界まで救った筈なのに随分と……ヘタレだな」
落胆みたいな溜め息を大げさにしやがって……。
勇者「取り敢えず部屋には近づけないつもりだ。 おとなしく部屋を戸締まりして待っててくれよ?」
少女「あぁ、いってらっしゃいのちゅーしてやろうか?」
無視しよう。
部屋を出て内側から閂をかけた音を確認して敵の大まかな位置を確認。 暗くてよく見えないが、どうやら正面にいるのは四人か。
深く息を吸い込み集中する。
勇者「かかって来いやぁぁあああッ!!」
吸い込んだ息を全て使い切るように雄叫びを上げた。
『対人戦で大切なのは相手を気迫で圧倒する事だ』戦士が教えてくれた事だ。 相手が未熟ならこれだけでも戦闘がだいぶ楽になる、のだけれど……。
46
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/02/26(金) 10:37:00 ID:3y059BDU
「囲んで殺るぞ」
「ならば陣形一だな」
「了解」
「いくぞ、かかれッ」
夜盗の癖に随分と訓練されてるじゃねーか。 なら――。
勇者「〜〜」
閃光の魔法を放つ。
予め目を細めて置かなければ視覚を奪える程の明るさだ。
47
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/02/26(金) 10:38:09 ID:3y059BDU
は、混乱してやがるぜ。
勇者「こっちははっきり見えたぜ短剣に、戦棍に、長剣か。 夜盗にしちゃあ良い武器使ってんじゃねえか」
短剣「ぐぁっ!?」
長剣「コイツ、魔法を使うのか!?」
戦棍「ただの商人という話ではなかったのか!?」
?」
目を押さえて距離を取る三人。
さて、残り一人は。
勇者「んで、お前は毒針か。 えげつないな」
頭上に向くて刃を寝かせて剣を振り上げる。 手応え有り、だ。
毒針「気付かれただと……ぐはっ」
48
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/02/26(金) 10:40:08 ID:3y059BDU
どうやら一発で毒針の奴の意識は奪えたようだ。 他の奴らはそろそろ視覚が戻るか?
勇者「残念ながら、俺って結構強いぜ?」
世界を救えるくらいにはな。
長剣「嘗めるなよ、商人風情がぁッッ!!」
長剣が振りかぶりながら突っ込んでくる。 怒りに任せてかと思いきや、踏み込み自体は鋭く無駄がない。
勇者「野盗にしとくには勿体ないな」
突っ込んでくる長剣の左右後方には短剣と戦棍も機を窺うように追従。
中々厄介な陣形だな。
勇者「でもまぁ、余裕だ」
49
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/02/26(金) 11:17:52 ID:3y059BDU
とりあえずここまで。
おっぱい
50
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/02/26(金) 13:41:44 ID:pxbLPQKg
乙π/
51
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/02/26(金) 22:55:32 ID:JNgpF6GQ
更新します
おっぱい
52
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/02/26(金) 22:56:47 ID:JNgpF6GQ
全身の無駄な力を抜く。 余計な力は剣筋を鈍らせる。
必要な力を必要な箇所に使う。
それが正しくできれば――。
勇者「ッラァアア!!」
隼が翔るが如きって奴だ。
長剣「ぬぐぁっ!?」
先頭の長剣の脇腹に剣の腹を叩きつける。
短剣「うごっ!?」
倒れ込んだ長剣の後ろから飛びかかって来た短剣を返す剣で叩き落とす。
戦棍「取ったぁッッ!!」
戦棍の一撃が顔面に迫る。
53
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/02/26(金) 22:57:52 ID:JNgpF6GQ
勇者「当たらねえよっ」
それを避け、懐に飛び込むと、空いている左拳を相手の顎に叩きつけた。
戦棍「が……」
戦棍は糸が切れた人形のように崩れ落ちる。
勇者「後二人居るって少女は言ってたよな。 この場に居ないって事は……少女狙いか!?」
気づいたのと同時に、部屋から少女の声が聞こえた。
少女「お前ら!! 暖炉からだと!?」
くそっ、部屋に入られたっ。
54
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/02/26(金) 22:58:58 ID:JNgpF6GQ
勇者「少女に何すんだてめぇ等っ!!」
扉を閂ごと蹴破ると中には短剣を持った短髪の男と長髪の男が少女を襲おうとしてやがった。
少女「勇者!」
勇者「悪い、遅れた」
短髪「チッ、表の奴らしくじりやがったな」
長髪「ただの商人に遅れを取るなんて最低だな」
短剣を構えながらこっちを睨む二人。
隙だらけだ。
勇者「てめぇ等だって、すぐやられんだから、悪く言うなよ、なっ!!」
短髪「速……ぐぁ!?」
長髪「ぐはっ!?」
手加減無しに全力でぶっ叩いてやった。
死にはしないから良いだろう。
55
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/02/26(金) 23:01:17 ID:JNgpF6GQ
少女「流石だ、嬉しかったぞ」
勇者「あー待て待て、取り敢えず表の奴らとこいつ等縛っておこうぜ」
抱き締めようと寄ってきた少女を制止して、野盗共を縛る。
何にせよ少女が無事で良かった。
少女「こんな奴ら外に放り出せば良いだろう。 二人の空間にこいつ等は邪魔なだけだ」
いやー、良かった。 こいつ等部屋に置いておかなきゃ大人の階段上る所だった。
56
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/02/28(日) 07:37:06 ID:3VTnXYlA
π
57
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/02/28(日) 21:01:45 ID:aVoUsCdI
勇者「それより、暖炉から入ってきたんだって?」
少女「あぁ、しかもこいつ等は一丁前に気配を消す技術まである。 最近の野盗は恐ろしいな」
勇者「この暖炉……ちょっとおかしくないか?」
部屋に入った時は気にしていなかったが、部屋に対して明らかに大きいし不釣り合いに立派な作りの暖炉だ。
少女「これは……隠し通路か」
散らばった薪の下には、蓋をされた大きな穴があった。 人が一人楽にはいれる程の穴の底には明らかに人為的な通路がある。
少女「これじゃあ初夜はお預けだな、やれやれだ」
少女は、薪を一つ蹴飛ばして今日何度目かわからないため息を吐きながら呟いた。
58
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/02/28(日) 21:03:34 ID:aVoUsCdI
勇者「結構深いんだな」
隠し通路は割と長く続いていた。
警戒していた罠等は特に無く、ただ地下特有の湿度の高さが不快なくらいだ。
少女「げぇ、壁に触ったら苔やら埃やらで手のひらが汚くなってしまったじゃないか……」
勇者「だからって俺の外套で拭うのは止めてくれないか? 汚れるんだけど」
少女は俺の外套で丁寧に手を拭りやがった。 何しやがる、お気に入りなんだぞこれ。
少女「まぁまぁ、後で私を勇者の手で汚せばいいだろう?」
何を言ってるのか俺にはさっぱりわからないな。
59
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/02/28(日) 21:04:26 ID:aVoUsCdI
勇者「ん、出口みたいだ」
突き当たりは梯子が架かっていた。
少女「さて、鬼が出るか蛇が出るか」
勇者「絶対に離れんなよ?」
少女「あぁ、互いの髪が白髪交じりになってよぼよぼの老人になって死別する最後の時まで離れないぞ」
あー……。
うん、まぁいいか。
60
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/02/28(日) 21:06:28 ID:aVoUsCdI
勇者「これは……教会か?」
梯子が続いていたのは、なにやら聖堂みたいな所だった。
僧侶の所の宗教によく似ている。
少女「いや、これは村の外れの城にある礼拝堂のようだ」
結構な距離の隠し通路みたいだな。 いったい何の為に?
勇者「取り敢えずは探索だな。 ただ、あいつ等みたいな奴がいるかも知れないから気を付けていこう」
少女「人の所有地を許可なく改造するとは言語道断。 しかるべき報いを受けさせてやろう」
地下道を作った事か。 それにしても目が本気だ。 怖い怖い。
61
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/02/28(日) 21:08:19 ID:aVoUsCdI
聖堂を出ると割としっかりとした城だという事が分かる。 ただ、石造りの廊下は掃除がされていないのか埃っぽい。
少女「野盗め、掃除のやり方も分からないようだな」
形の良い眉を顰めて少女は窓枠の埃を指で拭った。
勇者「先ずはどうするつもりだ?」
少女「ふむ、奥の別塔に結構な人数の気配がするな。 しかし、どれもかなり弱っているみたいだな」
勇者「なら行ってみるか」
野盗がさらって来た人達か?
62
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/02/28(日) 21:10:17 ID:aVoUsCdI
別塔には何の問題もなく着いた。
勇者「国はずれの村にしてはずいぶん立派な城だな」
少女「ここは国境だからな。 安穏と暮らし続ける事ができる程、世界は平和じゃないって事さ」
勇者「軍事的な拠点だったって事か」
人間同士で世界を舞台に陣取り遊び、か。
勇者「本当に怖いのは人間、か」
どうにもやるせないな。
63
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/02/28(日) 21:13:07 ID:aVoUsCdI
勇者「誰か居るのか!?」
別塔の入り口の扉を叩き切りながら叫ぶ。
少女「これは……」
扉の先には、大勢の痩せこけた人間が虚ろな目で座っていた。
勇者「近隣の国だけじゃないな、農奴や貧民街の人たちばかりに見えるけど?」
少女「そのようだが、なんにせよ惨いな」
こんな狭いところに押し込んでいたのか……。
勇者「助けに来たぞ」
何が世界を救った勇者だ……。
どう見たって救われちゃ居ないだろうが。
64
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/02/28(日) 21:14:13 ID:aVoUsCdI
勇者「あんた達が、どうしてここに捕まっているかは後で良い。 取り敢えず」
背の長剣に手をかける。
扉を叩き切った時から、粘着質な殺気を感じていた。
勇者「そこで見てんだろ? 叩きのめしてやるから出て来やがれ」
振り返り剣を構える。
そこに立っていたのは身なりのそこそこに良い、貴族のような甲冑の男だった。
甲冑「族奴が……。 何処の国の間者かは知らぬが」
甲冑の男が背の長剣を抜いた。
研ぎ澄まされた刀身、華美な装飾の無い簡素な拵え。
勇者「随分と良い得物だな。 あんたがここの黒幕か?」
人攫いして人身売買か。
儲けてるんだろうな。
65
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/02/28(日) 21:15:37 ID:aVoUsCdI
甲冑「黒幕……? とぼけている訳ではないようだが。 本当に単純に腕が立つだけの行商か?」
勇者「何を言っているのかよく分からねえけどまぁいいか」
雰囲気的に見かけ倒しって事は無さそうだな。
勇者「外道の言葉なんざ聞くに及ばねぇ。 ぶっ飛ばしてやるからかかってこい」
甲冑「まぁいい、死ね」
勇者「ッ!?」
速いっ!?
言葉と同時に鋭い一撃が喉に迫る。
身体を捻りその一撃を避けると、その勢いで蹴りを入れる。
66
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/02/28(日) 21:16:36 ID:aVoUsCdI
甲冑越しに蹴りを入れてもダメージは期待できない。
体勢を崩せりゃそれで良い。
と、思ってたんだけどな。
甲冑「ん、どうした?」
大木にでも蹴りを放ったような手応え。
勇者「随分と重てぇな、鉄でも食って育ったのかオイ」
この蹴りは戦士直伝、戦士が使えばオーガだって沈むっつーのに。
67
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/02/28(日) 21:19:20 ID:aVoUsCdI
甲冑「生憎だが、教えを守り菜食主義者だ、ぬんッ!!」
蹴り足に振り下ろされる刃。
勇者「危ぶねっ!?」
甲冑の男の腹を足場にして後ろに飛び退く。
勇者「お前んとこの神様は善良な行商の足を躊躇なくぶった斬る教えもあんのか!」
甲冑「あるさっ! 勇敢に敵を討ち滅ぼす戦女神の教えではな!」
神様信じてる癖に随分な野郎だ。
我らが慈愛の塊、僧侶さんの爪の垢でも飲ませてやりたいね。
68
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/02/28(日) 21:19:51 ID:aVoUsCdI
また更新しまおっぱい
69
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/02/28(日) 22:00:20 ID:5JDLtfwU
乙ぱい
70
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/03/12(土) 04:13:08 ID:gsAGtTOE
作者様の生存確認できただけでよかったです
塔の魔女からずっと見ていたので心配していました
更新気長に待ってます
71
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/03/25(金) 10:03:36 ID:nS/ksOJo
おっぱい
72
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/03/30(水) 07:00:25 ID:dw5q2AnI
たまには検索をかけてみるものだな
73
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/03/30(水) 12:32:31 ID:waS6P7gA
チワワでも検索したらスレあって笑った
74
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/04/08(金) 19:17:36 ID:SnPUVSw.
ほっぱい
75
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/04/18(月) 09:50:36 ID:YCWLtL8E
age
76
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/05/20(金) 20:48:16 ID:DM.aHKi2
ほ
今度こそ最後まで頼む
77
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/06/13(月) 00:17:29 ID:XznQ1qO2
ほ
78
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/07/10(日) 19:26:17 ID:n/I/bBO.
頼むよ……
今度こそ
79
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/07/15(金) 21:40:38 ID:2mwdqpDg
見てることを祈ってあげ
頼むよ
80
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/08/07(日) 17:04:20 ID:cDUdxqgQ
頑張ってくれ……
81
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/09/17(土) 19:23:53 ID:cw1T/MMQ
ほしゆ
82
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/09/28(水) 10:20:14 ID:SJQOcFQE
ほほしゅしゅ
83
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/02/03(金) 08:28:46 ID:iPSK.7OA
かえってこーい
84
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/02/09(木) 22:22:47 ID:WVHvcQT6
帰ってきたー!おっぱーい!
少しづつでも更新しますよー!
おっぱーい!
私はブラック企業を辞めたぞジョジョー!
85
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/02/09(木) 22:32:13 ID:WVHvcQT6
チッ、コイツかなり強ぇ。
甲冑「貴様の剣は何かおかしいな、我流か?」
何度か切り結ぶと甲冑が言った。
勇者「あ? 世界一の戦斧使いに稽古付けてもらったっつーのっ!!」
甲冑「まるで、人以外と戦う事を前提とした剣運びだな」
勇者「随分よく見てんじゃねーか」
剣を握る手に力を込める。
勇者「っらぁ!!」
切り結んだ相手の長剣を力任せに弾くと距離をとり構え直す。
86
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/02/09(木) 22:33:55 ID:WVHvcQT6
甲冑「……大した膂力だな」
今ので崩しきれないか。 そこらの国の師団長クラスよりよっぽどやるな。
異常に対人戦が上手いぞこいつ。
勇者「なんでテメェその腕で野盗なんかやってやがる」
甲冑「野盗……ね。 これから死ぬ貴様に話した所で意味はないだろう」
甲冑越しだがわかる。
コイツ、自分の勝利を確信して笑ってやがる。
俺より自分の方が強いと思ってやがるのは若干腹立たしいが、問題なく倒せるか、と言えばそうでもないんだよな。
87
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/02/09(木) 22:34:59 ID:WVHvcQT6
少女「いつまで遊んでいる。 君なら本気を出せば軽く捻れる筈だろう?」
確かに全力で闘えばすぐに終わるだろう。 が、下手すれば殺してしまう。
偽善だなんだかんだと言われるかも知れんが、なるべくなら人を殺したくない。
この力は、人を守る為に磨いたのだから。
甲冑「軽く捻れる? やってみるが良いぞ見窄らしく浅ましい商人の小僧めがッ!!」
好きに言いやがって。
勇者「なんだとこの野――」
少女「訂正しろ小悪党が。 言っておくが、私の旦那は世界一だ。 貴様のような凡愚が口汚く罵って良いと思ってるのか? 身の程を弁えろ見窄らしく浅ましい野盗擬きが」
言い返す前に、少女の声が響いた。
けして大きな声ではなかった。
だが、良く通る澄んだ声。
堂々たる威厳を帯びた、人の上に立つ者の声だった。
88
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/02/09(木) 22:36:36 ID:WVHvcQT6
甲冑「ぬ……」
甲冑もいきなりの少女の啖呵に呆気にとられてやがる。
少女「ちなみにダーリンの魔力を借りれば回復魔法くらいは私でも使える。 安心してぶっ飛ばせ」
そいつは助かるな。
というか、ダーリンて俺の事か? まぁ良いけどさ。
甲冑「小娘……物珍しい髪で高く売れると生かしておくつもりであったが……。 もう良い、この侮辱の代償、貴様の死の間際の後悔で払ってもらおうか」
甲冑も正気に戻ったらしい。
だが、刃を向ける先を間違えてやがるなこの野郎。
89
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/02/09(木) 22:38:52 ID:WVHvcQT6
少女「ふん、やれるものならやってみろ!! なんなら……、もう一度言ってやろうか?」
殺気を向けられて居るというのに少女はいっさい怯まない。
甲冑「小娘がぁ!!」
少女に襲いかかる甲冑。
あと数瞬で刃が振り下ろされるというのに、少女は微動だにせず、腕組みをしたまま甲冑を見据えていた。
少女「ふっ、私の旦那は世界一だ」
俺の事をここまで信用してくれているんだ。
刃が振り下ろされる数瞬という時間に。
勇者「照れるぜまったく」
少女の前に立ち、甲冑の剣撃を受け止めるくらいには格好付けなくちゃな。
90
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/02/09(木) 22:39:46 ID:WVHvcQT6
甲冑「速い!?」
勇者「んじゃ次はこっちの番だな」
重傷くらいなら治せるらしいし。
勇者「ちょっとキツいの行くぞ?」
切り結んだ甲冑の剣をいなし、体勢を崩す。
その隙に最上段に剣を構え力を込め、刃を寝かせて振り下ろす。
甲冑「チィッ!!」
甲冑はなんとか防ごうと剣を構えた。
91
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/02/09(木) 22:40:48 ID:WVHvcQT6
勇者「無駄だっ!! オラァッ!!」
振り下ろす剣に更に力を込める。
甲冑「なっ!?」
金属音を立て砕ける剣と兜。
甲冑「あ、ぐぉ……」
勇者「残念ながら、ゴーレムだろうがぶった斬る剛剣だ。 あんたにゃ止められねえよ」
少女「世界を滅ぼせる程の腕前になってから出直すが良い」
流石にそんなのが来たらひとりじゃ無理だ。
少女「?」
ま、何があっても少女一人くらいなら守り通して見せるけどな。
92
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/02/09(木) 22:42:34 ID:WVHvcQT6
勇者「コイツこのまんまじゃ障害残るかも知れん。 早いとこ回復してやろう」
少女「そうだったな、では魔力を分けてもらうぞ。 とうっ!!」
少女が胸に飛び込んでくる。
少女「この体勢が一番魔力を分けて貰いやすいんだ。 勿論他意もあるがな! ついでに頭を撫で回しながら愛を呟いてくれれば完璧だ」
こうも直球だと恥ずかしさを通り過ぎてなんか不思議な気分だな。
勇者「あー……よしよし」
少女「物足りないが、この愚か者一人回復する位なら大丈夫だろう」
少女は「勇者の優しさに感謝しろ」とかなんとか言いながら甲冑に回復魔法をかけ始めた。
93
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/02/09(木) 22:44:16 ID:WVHvcQT6
少女「起きろ凡愚、尋問の時間だ」
少女が爪先で甲冑の脇腹を軽く蹴る。
甲冑「糞……まさかこんな所で……」
少女「愚痴を聞くつもりは無い。 貴様の目的と背後にどんな勢力があってこんな事をしている」
甲冑「……一つだけ聞かせろ、貴様等は何者だ? この実力、どこかの国の密偵なんだろ?」
野盗の癖に何だか小難しい話をしだしたな。
いや、実力的にもしかして――。
いや、流石に……。
少女「私は今は無きこの国の第一王女、そして私の旦那である彼は救世の英雄、勇者だ」
甲冑「……なる程な。 勝てぬ訳だ」
少女「では貴様……なっ!?」
甲冑が大量の吐血をした。
勇者「こいつ、毒を!?」
甲冑「勇者か……魔王無き今の世では貴様のような輩は疎ましいだけだな……ごふっ」
94
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/02/09(木) 22:45:45 ID:WVHvcQT6
少女「死んだ……余程強力な毒だ。 野盗如きが扱える物ではないが……」
勇者「奥歯に致死の猛毒を仕込む……国の密偵なんかが良くやる手だけど」
結局死なせちまった。
どうすれば良かったんだ?
思考に薄く靄がかかっていく。
少女「勇者……大丈夫か? 酷い顔色だ」
少女が心配そうな顔で覗き込んでいる。
少女「いきなりぼーっとして、まさか……」
勇者「大丈夫だ、コイツを弔って、今日は休もう」
畜生……。
95
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/02/09(木) 22:46:57 ID:WVHvcQT6
目が覚めると、すぐ目の前に少女の端正な寝顔があった。
安心しきったような表情で規則正しい寝息を立てている。
勇者「もう驚かねーぞ」
艶のある黒髪をわしゃわしゃと撫で回す。
勇者「なんで一緒に寝てるんだ?」
少女「眠る瞬間まで、そして目が覚めた瞬間。 愛しい人の顔がある程幸福な事はないからな」
こいつには照れという感情はないのだろうか?
少女「さ、今日は捕まって居た人達に話を聞いて、更に今後の生活を支援して、生活の基盤を整える下準備もしなければならない。 名残惜しいが、ベッドから出て活動を始めようか」
そうだ、やる事はまだ山ほどあるしな。
96
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/02/09(木) 23:14:25 ID:95S46DlI
まじかよ!
97
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/02/09(木) 23:21:48 ID:AnYWs4XI
まじですよー!おっぱい!
98
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/02/09(木) 23:23:20 ID:AnYWs4XI
一晩過ごしたのは領主の部屋だったらしい。
荒らされていたのか調度品もなく、ベッドにはシーツしか無い。
粗末な場所で寝る事は旅で慣れているとはいえ、良く熟睡できたと自分の疲労具合に感心してしまった。
捕らえられていた人達は、城の元々兵舎だった建物で一晩過ごして貰った。
使われて居なかったらしく少しかび臭かったのは申し訳ないが、纏まった寝具や相応の個室の数がそこしかなかったから仕方がない
99
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/02/09(木) 23:24:24 ID:AnYWs4XI
少女「あー……邪魔するよ」
兵舎に入り、捕らわれた人達を一瞥する。
老若男女問わず居たが皆、痩せこけていた。
いきなり現れた俺達を不安げな瞳で見つめている。
上手い言葉が見つからない。 少女を見ると、彼女は何か難しそうな顔をしていた。
少女「魔王よりも……先に滅ぼすべき相手が居たねかもしれないな」
少女はそう呟くと、囚われていた中で最年長であろう年老いた男性の前にたった。
少女「貴方達は今三つの扉の前にいます」
100
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/02/09(木) 23:25:26 ID:AnYWs4XI
老人「あ……ぁ?」
少女「一つは、元の国へかえり、ここへ囚われる前と同じ生活をする」
老人「……ぃ……や……だ……もぅ……」
老人はかすれ声で呟いた。
少女「一つは、今までの全てを捨て、新天地を目指す」
農娘「新天地なんてないわ……この世界はどこまで行っても悲しいくらい残酷だもの」
部屋の隅でしゃがみ込んでいた農娘が嗚咽混じりに答えた
101
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/02/09(木) 23:26:42 ID:AnYWs4XI
少女「一つは……」
何でみんなこんな悲しい目をしてるんだよ……
農青年「俺達みたいなのは、どこに行ったって幸福なんてありゃしない、どうでも良いよ」
違う。
違うッッ!!
勇者「俺達とこの村で生きよう!! 悲しいだけの世界にしてたまるかッッ!! 俺は絶対に守ってみせるから……みんなで笑おう……」
農青年「え……?」
102
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/02/09(木) 23:27:40 ID:AnYWs4XI
少女「ふふん、一つは……、私達と共に生きよう。 かつてこの土地には民と共に生き、笑う良き国があったんだ」
農娘「それは……素敵ね」
きっと守る。
守ってみせる。
少女「何難しい顔をしている? 皆で笑おうと誓ったばかりだろう」
勇者「あぁ、そうだな。 みんな、これからよろしく」
よし、頑張ろう。
103
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/02/09(木) 23:28:57 ID:AnYWs4XI
少女「さて、ここで暮らすに当たりどうしても必要な物が多々あるな」
少女は、城の広間に捕らえられていた人達を集めると言った
勇者「わかった!!食いもんだ」
少女「二十点」
農娘「わかりました、畑と家畜です。 村で生きていく為に必要ですよね?」
農娘が手を挙げて言った。
雀斑が少しあり、濃い赤茶の髪は西方の国の生まれに多いんだよなー。
少女「農娘、正解っ!!。 いちいち買っていたら切りがないからね、第一そんなんじゃ生活破綻してしまうよ」
うーん、確かに。
104
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/02/09(木) 23:30:35 ID:AnYWs4XI
農青年「どちらも用意するには金がかかるんじゃ……」
老人「儂等はもともと農奴じゃ。 金などないぞい」
少女「そこが問題なのさ、 私と旦那の蓄えをでなんとか用意する事はできても、それじゃあ君達は場所を変えて農奴をやってるだけだ、それじゃあ意味がない」
別に無償であげれば良いんじゃないか?
でも少女の事だしな、何か考えがあるんだろうな。
農娘「勿論用意していただいた分は収穫の後に返します……。 ですがそういう事を仰っているわけでは無いのですよね」
少女「存外に頭が切れるじゃないか、その通りだよ」
勇者「つまりどういう事だよ」
105
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/02/09(木) 23:31:54 ID:AnYWs4XI
少女「農奴の仕組みを知って居るかい?」
勇者「いや、うーん、こき使われて粗末でひもじい生活を送りながら農業に従じる人?」
たぶんこんな感じか。
少女「なぜひもじく粗末な生活を送らねばならないんだ?」
なる程、そういう事か。
106
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/02/09(木) 23:33:01 ID:AnYWs4XI
勇者「生活の全てを使役する人間に任せている、からだな」
少女「さすがダーリンだ、ご名答」
少女「農奴の生活は良くも悪くも他者に依存した上で成り立っているんだ。 笑顔で居る為に自立は必要だと私は考えている」
農青年「現金化しろって事か?」
少女「それも手だ。 君達は作った農産物だけを食べて生きて行く訳ではないだろう? ならば農産物を何かに変えるノウハウを持つべきだ」
農娘「それが、自立?」
少女「期限は……うーんそうだな。 私の寿命が尽きるまでに、様々な形で返してくれ。 そして最後に一つ」
老人「……あんたらを敬えばよいかの……?」
少女「逆だ、ご老人」
勇者「みんなで仲良く、同じ立場で頑張ろうって事だ」
これで良し。
107
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/02/09(木) 23:33:59 ID:AnYWs4XI
少女「それじゃ、買い出し行ってくるよ」
村の出口に立ち農娘達に手を振る。
勇者「取り合えずは当面の日用雑貨と苗、種、余裕があれば家畜か」
農娘「ありがとうございます、お気をつけて」
勇者「おう、そっちも頑張ってな」
みんなは残って畑と大工仕事をするらしい。
老人「物心付いた頃よりやっていたのじゃ、任せておけ」
老人は鍬を片手に張り切っていた。 怪我しないようにな。
108
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/02/09(木) 23:35:08 ID:AnYWs4XI
勇者「さて、国越えて買い物かー」
少女「ん? まさか歩いていく気か?」
勇者「え? そのつもりだけど」
少女「馬車もないのにどうやって運ぶつもりだ? 君の転移魔法を使えばよいだろう」
そういえばそうだな。
勇者「でも苦手なんだよな、アレ」
魔王から逃げた時、全然違う所に飛んだし。
109
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/02/09(木) 23:36:34 ID:AnYWs4XI
少女「何の為に私が居ると思っている。 私が調整してやるから問題ない」
さすがは元魔女だ。 魔力は無くても魔法の類はお手の物か。
少女「さあ、後ろから優しく抱きしめてくれ。 それが一番やりやすい。 少し強めに抱きしめてくれれば尚良いな、具体的には君の筋肉質な身体を私が堪能できるくらいだ。 なんなら後ろから胸を揉みし抱いてくれても構わない、むしろ頼む、揉んでくれ」
……。
揉むわけ無いだろう。
110
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/02/09(木) 23:38:07 ID:AnYWs4XI
勇者「はぁ、これで良いか?」
後ろから軽く抱き寄せる。 照れくさくて仕方ない。
少女「どうした? 私の背中に君の逞しい胸板をもっと感じさせてくれ」
勇者「……」
少女「? 早くしてくれ、あーたいへんだーこのままじゃしっぱいしてしまうなーたいへーんだー!」
腕の中でバタバタと暴れながら棒読みで少女がごねている。
あ、今甘い匂いがした。
少女の黒髪から漂ってるんだろうなー。 女の子ってみんな良い匂いすんのかなー。
111
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/02/10(金) 00:02:27 ID:R6zeZJhY
よし!今日は終わり!
あっだがくして寝ねばまいねーよ?
へばな!おっぱい!
あ、そー言えば
少年「あなたが塔の魔女?」
セルフリメイク始めました。
http://nk.syosetu.com/n4898du/
SSではなく小説文体でのチャレンジです、こちらもよろしければおねがいします。
おっぱい!また更新しますん!
112
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/02/10(金) 00:24:58 ID:UKcUNrlM
乙
塔の魔女もリメイクか
うれしいかぎりだ
…ハムスターはボソッ
113
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/02/10(金) 01:33:40 ID:Iih2I22Q
色々あったんだな乙π
なにはともあれまた読めるのを嬉しく思う
114
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/02/11(土) 13:32:22 ID:VrCFe0R.
おぉ! この日が来るのを待っとった!
乙乙〜続きを期待
115
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/02/11(土) 13:46:00 ID:uWV8Tn56
待っていてくれた人がいることに驚きが隠せません。
なんとも喜ばしいことなのですが、同時にひどく申し訳ないおもいでいっぱいです。
略して
ひどいおっぱいです
おっぱい!
更新しますよー
116
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/02/11(土) 13:48:12 ID:uWV8Tn56
少女「こら! 現実逃避してないで早くぎゅっとしてくれ!」
恥ずかしくないのかなー。 俺はもう顔面真っ赤なんだけどなー。
そう言えば魔王討伐の旅の途中に逢った物凄い筋肉質の魔人の男は全身真っ赤だったなー。
戦士に迫ってボコボコにされてたなー。 魔ッスルって名前だったっけなー。
少女「……何とか言ってくれ、私だって、その、恥ずかしいんだぞ?」
勇者「っ!? あ、うん、ごめん今やる」
視線を逸らしつぶやく少女。
普段と違う一面にドキッとしてしまう。
その気持ちを誤魔化す為に少女を抱き寄せた。
117
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/02/11(土) 13:50:13 ID:uWV8Tn56
少女「ひゃあっ!?」
え?
勇者「ごめん、俺なんか変な事しちまったかっ!?」
少女のこんな声は初めて聞いた。
少女「いや……問題ない。 ただその、急に抱きしめられると……あの、何というか、あれだ。 胸が高鳴り過ぎる……から、うん」
俯いている少女の長い黒髪の隙間から見える耳は真っ赤になっている。
勇者「そ、そうかー! うん、取り敢えず移動魔法しよっかなー」
140 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/09/04(水) 01:04:36 ID:ZHQUOvjo
少女「う、うん! そうしよう!よーし私張り切っちゃうぞー!」
勇者「よし、じゃあ! 〜〜」
呪文を唱えて魔力を込める。
少女「あっしまっ――」
光に包まれた瞬間、少女の口から不安になるような声が聞こえたのは気のせいだと信じよう、うん。
多分。
118
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/02/11(土) 13:51:12 ID:uWV8Tn56
>>117
コピペミス
119
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/02/11(土) 13:52:08 ID:uWV8Tn56
少女「ひゃあっ!?」
え?
勇者「ごめん、俺なんか変な事しちまったかっ!?」
少女のこんな声は初めて聞いた。
少女「いや……問題ない。 ただその、急に抱きしめられると……あの、何というか、あれだ。 胸が高鳴り過ぎる……から、うん」
俯いている少女の長い黒髪の隙間から見える耳は真っ赤になっている。
勇者「そ、そうかー! うん、取り敢えず移動魔法しよっかなー
少女「う、うん! そうしよう!よーし私張り切っちゃうぞー!」
勇者「よし、じゃあ! 〜〜」
呪文を唱えて魔力を込める。
少女「あっしまっ――」
光に包まれた瞬間、少女の口から不安になるような声が聞こえたのは気のせいだと信じよう、うん。
多分。
120
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/02/11(土) 13:54:23 ID:uWV8Tn56
勇者「お、割としっかり着いたな」
無事に目的地、隣国の帝都の市場に着いた。
少女「ふふん、流石は私だろう? 惚れ直してくれ」
うん、まぁ。
勿論惚れているさ。
恥ずかしくて言えないけどな。
勇者「善処するよ」
少女「それじゃあ買い物を済ませちゃおうか」
勇者「苗探してくるよ」
少女「じゃあ私は適当に食料品とか雑貨類を探してこよう。 昼にまたこの市場の広場に集まろうか」
勇者「あいよ」
121
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/02/11(土) 14:04:41 ID:uWV8Tn56
またあとでおっぱいします!
122
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/02/11(土) 14:08:59 ID:X.SHfnTk
おっぱい!
123
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/02/13(月) 23:16:55 ID:9PR0Awmg
ほうほう、これはいいものだ
124
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/03/04(土) 18:05:10 ID:G2XRNCxo
おっぱい
125
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/06/06(火) 00:42:04 ID:QZIK7R/M
おらおらおっぱいはどうしたどうした
126
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/06/18(日) 01:35:18 ID:x.eTWCvk
おっぱい
127
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/09/07(木) 18:14:01 ID:5MQOiNgw
だめかい
128
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/04/17(火) 19:13:48 ID:eIjkCeto
待ち続ける
129
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/07/09(月) 20:39:45 ID:uLagAk7U
ダメなのかな
いつかは書籍化するような文才だと思ったのに
130
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/06/25(火) 10:44:30 ID:KiqDyFmU
まだ
131
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/07/04(木) 19:52:19 ID:YO1j0PCA
もう作者じゃなくても良い、誰かこのシリーズ完結させてくれよ。
俺中学生で読んでもう成人だぞ
132
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/11/27(水) 19:59:06 ID:F7S/jGSE
なろうで書いているけどこっちにはもう戻ってきてくれないのかい?
勇者たちの冒険はこれで終わりなのかい?
133
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/11/29(金) 23:50:24 ID:i9buzRyc
https://ncode.syosetu.com/n5915fv/
これでしょ?
作者をTwitterで見てるけどなんか一生懸命アピールしててもあんまり反応よく無いみたいだな
なろうだと土俵が違うのに。戻ってきてくれたらよいのに。こっちならまだ反応あるのに
134
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/11/30(土) 13:41:04 ID:041OICX2
やはり厳しい世界なのか
135
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/11/30(土) 17:49:28 ID:Ix5L.xzw
なろうで読むと、SSにはなかった旨味がある。けしてつまらなくはない。ランキングに入ってるような話でもこれより面白い!ていうものは少ない。と思うのは多分長いことこの人の信者だったからなのかな?
136
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/12/03(火) 06:38:21 ID:OZ9oZtSM
みなさまお久しぶりです。
てっきり落ちていると思ったスレッドが残っていることに驚きです。
そして、待つ、といってくださった方に最大限の謝辞と感謝を。
ただ、このお話の続きは書けそうにありません。
私の処女作である
少年「あなたが塔の魔女?」
を今、全霊を込めてリメイクしているからです。
創作の場も小説家になろうに移し、発表しています。
身勝手とは思いますがそちらも見ていただいても良いでしょうか?
どうかよろしくお願いします
https://ncode.syosetu.com/n5915fv/
おっぱい
137
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/12/04(水) 23:37:00 ID:VjGGZkS6
生きとったんかワレェ!
活躍の場を移したとして、元気に創作を続けてるならOKです!
大事なのは続きが読める事であってどこで読めるかではないからね
変な話、現状の深夜は息抜きとしてたまに顔を出すくらいが丁度いいかもだ
おっぱいぱい
138
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/12/05(木) 00:25:16 ID:1Le3edZ.
恥ずかしながら生き恥を晒してます。
深夜過疎ってますね
139
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/12/05(木) 05:12:03 ID:9EZG0Pa2
SS界隈全体的に人離れが進んでるように感じるからなぁ
まとめもサイト自体の数が減ってるし残った書き手も少しでも人の多い所にってなってるよなぁ
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