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友「俺は劣化版だ」
95
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/07/02(木) 01:04:38 ID:gBtrLSKc
今日はここまでです
次の投下で状況が一気に変わる……はず
96
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/07/03(金) 00:42:18 ID:e/NvYgXU
乙
続きが気になるSSだな
97
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/07/10(金) 01:50:54 ID:ugEci8BI
ーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーー
ーーーーーーーー
友「ふぁ……」
友「…っと、どうなってるかな?」チラッ
優男「ゥ……ァ……」モゾモゾ
オタク「」
友「うひゃあ……酷い有り様だな」
優男「……!!グァァゥ……!!」ジタバタ
オタク「」ピクッ
友「お?」
オタク「…ゥァァ……」モゾモゾ
友「おおー……なるほどな。これで発病の条件がわかった……お前らに感謝だな」ニヤァ
98
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/07/10(金) 18:02:35 ID:ugEci8BI
寝落ちすまん
深夜にまた投下する
99
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/07/12(日) 01:02:47 ID:miGR4VMQ
乙
なるほどな
100
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/07/12(日) 21:22:22 ID:SS4QPgtA
友(おそらくゾンビ化するための条件は……死ぬ事だ)
友(ウィルスに感染した者は45度ほどの高熱で死亡し、それからゾンビになる………これは裏を返せば、なんかしつ熱を下げ続ける事が出来ればゾンビにならない、という事だ……)
友「……男が生きてる可能性が高まったな……お嬢様んとこの設備がありゃ解熱くらい出来るはず……」
ガチャ
美少女「朝御飯を……っ!?」
友「二人ともやっぱ感染してたみたい。……俺は大丈夫だったけど」
友(美少女ちゃんとはあんまり会話できてないからなぁー……ま、これから頑張ればいいか。邪魔者は消えたし)
美少女「なんで………」
友「…ああ、僕もとても悲し…」
美少女「なんで感染元のあんたがゾンビになってないのよ!!!」
友「………!!?」ビクッ
101
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/07/12(日) 21:23:51 ID:SS4QPgtA
>>100
訂正
なんかしつ→なんとかして
102
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/07/12(日) 21:32:49 ID:SS4QPgtA
友「………感染元?何を言ってるんだい?」
美少女「とぼけないで!!一昨日の夜、あんたが外に出ていくのを見たんだから!!」
友(……クソが……めんどくせえ事に……)
友「この密閉された空間じゃ、外の空気を吸いたくなる事もあるだろう?……迂闊な行動だったのは認める………言い訳になっちゃうけど…少し寝惚けてたんだ」
美少女「へぇ……よくもまあそんなスラスラと……!」
友「……本当だよ」
美少女「昨日の朝のは、あんたが自主的に感染した事を公表しようとしてたんだと思ったけど………何が目的だったのよ」
友「だから皆が安心できるように…」
美少女「…ふざけないでッ!!」ドンッ!
友「……」
美少女「……あんたの言葉なんて信用できない」
友「……信用できない、ねぇ………でもこの場で男は僕一人……嫌でも頼らなくちゃいけない場面がくるよ?」ニコッ
美少女「………!!あんた……!!!」
103
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/07/12(日) 21:39:11 ID:SS4QPgtA
美少女「………まあいいわ。あんたは救助がくるまで縛り付けたままにしておくわ」
友「…へぇー、それは困るなぁ」
美少女「……このッ……!!」バッ
友「ひゃー、暴力かい?……まあそれで君の気がすむなら……」
美少女「……くそっ」スッ
女友「美少女ちゃんっ!何かあったの!?」ガチャッ!
美少女「お、女友ちゃん!?」
友(…怒って大きな声だしすぎだっての)
104
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/07/12(日) 21:45:48 ID:SS4QPgtA
女友「……!う、あ………!」ビクッ
美少女「だ、大丈夫っ!?」
友「大丈夫だ、少なくとも僕は生きてる」
女友「……あ。友……さん………」
友「ああ。なんとか僕だけは感染せずにすんだみたいだ……でも……他の二人は……ッ」
女友「……いえ、友さんだけでも助かって良かったです……縄、ほどきますね」スッ
友(ちょろいんだよ)ニマァ
美少女「……!駄目っ!!」ガシッ
女友「…何でっ!?放してよ美少女ちゃんっ!!」ジタバタ
友(おー、胸が…)
105
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/07/12(日) 21:50:11 ID:SS4QPgtA
ギャル娘「ちょ、何やってんの」
女友「…ギャル娘ちゃん!!美少女ちゃんがおかしいのっ!!」ジタバタ
友「あ、ギャル娘さん……どうやら僕は感染してなかったようなので…とりあえず縄、お願いできますか?」
ギャル娘「ん、んー……わかったー」
美少女「…だからッ!!駄目だって!!」
女友「だから何で!?理由を教えてよっ!」ジタバタ
ギャル娘「ほいっ」シュルッ
友「ん、ありがとう」
106
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/07/12(日) 21:57:41 ID:SS4QPgtA
美少女「……ちょっと!!!感染元はそいつなのよ!!?」
友「…はて。では何故感染元が真っ先にゾンビになってないのでしょうか」
美少女「いい加減にして!!私は見たんだから!!!」
友「はぁー………夢でも見たのでは?」
美少女「……!!あんたさっきと言ってる事が……!!」
友「僕は何も言ってませんよ?……美少女さんが一方的に怒鳴りつけてきたんじゃないですか」
美少女「…あんた…ッ!!」バッ
女友「やめてよ美少女ちゃん!!」
美少女「……う……でも…」
女友「二人が死んだ…友さんはそれを間近で見たんですよ!?なんで平然とそんな事ができるんですか!!」
美少女「ち、違うのよ!!」
107
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/07/12(日) 22:04:36 ID:SS4QPgtA
ギャル娘「…美少女さぁ、あんたさっきから何なの?もうちょっと友君を労ろうとか思わないわけ?」
美少女「あ、あんた達は騙されてるの!!こいつは……」
友「美少女さん……精神的にまいってる所に二人の死……幻覚の一つや二つ見たってしょうがないさ。……今日は休みなよ……食事は僕らが用意するから」
女友「と、友さん……」
美少女「………勝手にしなさいよ!!」スタスタ…
友(あー、いい女だったのに勿体ねぇ……)
108
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/07/12(日) 22:22:59 ID:SS4QPgtA
今日はここまでです
明日、余裕があれば投下します
109
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/07/17(金) 17:05:06 ID:NziF6Voo
乙
友は本当に屑だなぁ
110
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/07/24(金) 00:43:37 ID:z9PrgWQQ
あげ
111
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/07/26(日) 00:42:16 ID:XkuBDTWI
友「……さて、どうしましょうか」
ギャル娘「ん、友君さ、朝食食べてないっしょ?用意するわー」スタスタ
友「あ、ああ……ありがとう」
友(……ふむ。あいつはこいつらの死に関してはあまりショックを受けてなさそうだな)チラ
女友「……」
友(んー、だいぶ落ち込んでるな……気になる言動もあったし、軽く声をかけとくか)
友「…大丈夫?女友ちゃん」
女友「え!?……あ、いや……大丈夫……です…」
友「……無理はしないでね?」
女友「……無理なんて……そんな……友さんの方がつらいはずなのに……私……」
友「……ねえ」
女友「…はい?」
友「なんで敬語になっちゃったの?」
112
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/07/26(日) 00:55:19 ID:XkuBDTWI
友(…今の女友ちゃんからは距離をおこう、という意思が感じられる……バレてるとは思わんが……原因がわからん……)
女友「……」
友(さて、どうくるか……?)
女友「うぇっ……ぐすっ……う、うぅ…」
友「………え?」
友(な、泣いた……!?どういう事だ!?何に対する涙なんだ!?……くそ…さっぱりわからん……!)
女友「…ごめんなさい……私、もう限界です……友さん、私……」
友「……」
女友「私……友さん…いや、友君の事が……好きです」
友「…………え?」
113
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/07/26(日) 01:07:16 ID:XkuBDTWI
友(好き?…俺の事がか?じゃあ何で敬語で距離おこうとしてたんだ?……わからん)
女友「……駄目、ですよね……こんな状況で色恋にうつつを抜かすなんて……」
友(俺うつつ抜かすどころかそれしか考えてなかったけど)
女友「だって……友君、初日から三人で会議したり、バリケード作ったり……今回の検査だって………皆のために必死に頑張ってるのに……」
友「……」
女友「なのに……私なんかが邪魔したら………でも、我慢できそうになくて……敬語で距離もおこうとしたのに……なのに……うぅっ……」
友「……そっか」
友(ふむ。だいたいわかったぞ……つまりは俺の邪魔にならんために必死に恋心隠してて、敬語も使って距離をとろうとしたけど我慢出来ずに今告っちゃいましたーって事か)
友(……ほう、なかなかいじらしいじゃないか……いいな、気に入った)
友「……さっきのってさ、告白だよね?」
女友「えっ!?あ、はい……そう、なります……」
友「じゃあキチンと返事を返さなきゃな」
女友「……!」ビクッ
114
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/07/26(日) 01:17:40 ID:XkuBDTWI
友「僕も好きだよ、女友さんの事」
女友「………えっ!?ほ、本当……ですか?」
友「ああ。勿論」
友(欲を言えばもっと顔の良い子が良かったが……まぁ、どっかの顔だけのクソ女よりゃよっぽど良い)
友「……でもさ、これだけじゃ両思いってのを確認しただけだよね?」
女友「……あ」
友「どうする?」
女友「……恋人になるのは、ここから生きて避難出来た時まで我慢します」
友「………そうか」
女友「…でも、一個だけ、わがままを言ってもいいですか?」
友「いいよ……そのかわり僕からも一個。敬語やめて」
女友「わ、わかりまし………わかった」
115
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/07/26(日) 01:25:12 ID:XkuBDTWI
友「……うん、それでよし……で?女友ちゃんのわがままは?」
女友「……ぎゅって……抱き締めて欲しい……」
友「……わかった」ギュッ
女友「……//」
友(……やばいなコレ)
女友「……ありがとう……じゃ、じゃあ私、朝食の準備手伝ってくるからっ」タタタッ
友「……おう」
友(………女の子の胸ってあんな柔らかいのか…初めてさわったぞオイ……)
友「男のやつはあんなのさわっても自制心を保ってたっつーのか…すげぇな……俺なら早々に押し倒してんぞ…」
116
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/07/26(日) 01:27:18 ID:XkuBDTWI
今日はここまでです
次回の投下は未定ですが、なるべく早めにします
…毎回待たせてすみません
117
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/07/26(日) 09:55:14 ID:x985d.vw
乙
いくら待たせても来てくれるならそれで良いさ
118
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/08/08(土) 23:33:03 ID:PdjshZMQ
ほしゅ
119
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/08/09(日) 01:38:37 ID:UGPr8KfE
友「…ま、とりあえずの目標は達成ってとこか」
友「後はどのタイミングで救助に来るか…ってとこだが……」
友(学校はすでに救助済みでこれだけ日数がたてば…そろそろこの近所のホームセンターに救助が来てもおかしくない…)
ババババ……
『えー、生存者の方聞こえますかー…付近のゾンビをあらかた駆除しますので、可能ならば外に出てきてくださいー』
友「…はえーなオイ……いや予想はしてたが」
ガチャッ
女友「友くんっ!」
友「ああ、女友ちゃん…来たね、救助」
女友「うんっ!…これで私達…え、えへへ…」
友(…恋は盲目とは言うが…よくもまぁこの二人がいる部屋で惚気られるもんだな)
120
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/08/09(日) 01:45:10 ID:UGPr8KfE
オタク「…ウァ」
優男「グギィ…」
友「…ああ。僕もとても嬉しいよ」ニコッ
ガチャッ
ギャル娘「ちょ、二人ともそこいたの!?はやく出てかないと救助ヘリどっか行っちゃうって!」
友「ん…ああ、悪い。今行くよ…さ、女友ちゃん」スッ
女友「あ…う、うんっ」
友(さぁて、後はどうするかなぁ……)
友(避難所…かぁ……ひひ、どんな子がいるかなぁ)ニマァ
友(男ぉ…俺の親友よ……お前がいない世界は、こんなにも…)
友「俺に優しい」
女友「…?何か言った、友君」
友「いやぁ、何も?」ニコッ
121
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/08/09(日) 01:50:33 ID:UGPr8KfE
――――――――――――――
――――――――――――
――――――――――
――――――――
ボディーガード「おい、生存者のリストはちゃんと作ったのか」
使用人「へ?…あ、はい。こちらです」スッ
ボディーガード「御苦労」パシッ スタスタ…
ボディーガード「…友……?いや、まさかな…」
――――――――――――――
――――――――――――
――――――――――
――――――――
122
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/08/09(日) 02:03:17 ID:UGPr8KfE
女「女友ぉっ!!生きてたのかっ!!」ダキッ
女友「ちょっ!?女ちゃん苦しいって!」
友(胸と胸がぶつかり合って……んー、芸術だな)
チャラ男「うぇ、友くんじゃん」
友「おう、久しぶり」
チャラ男「マジかよー、死んだってきかされてたんだけどwww」
友「あー、まぁ、あの場にいなかったし」
チャラ男「友のゾンビを確認したみたいな事をお嬢様が言ってたんだけど……wwwそっくりさんのゾンビかよwwwうけるwww」
友(ウケねぇわ死ね)ムカッ
123
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/08/09(日) 02:13:01 ID:UGPr8KfE
ギャル娘「ウケねぇわ死ね」
チャラ男「…げぇっ、ギャル娘…」
ギャル娘「チャラ男ぉ…あんたね…友君がどんだけツラい目にあったか知りもしないで…ッ」
友(何だこいつ使える)
「皆さんきいてくださいッ!!!」
友「…?……うげっ」
美少女「そこにいる、友という男は人殺しですッ!!二人も殺しました!!」
ざわ… ざわ…
ギャル娘「美少女ぉ…てんめぇ…」ギリッ
友「…いい。下がってギャル娘さん」スッ
友「…さて、どういう意味かな…美少女さん」
124
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/08/09(日) 02:20:57 ID:UGPr8KfE
美少女「どういう意味…!?あんたが一番わかってるんでしょッ!!」
友「その二人というのは…ゾンビ化した優男さんとオタクさんの事かい?」
美少女「そうよ!!その二人をあなたは…ッ!!」
友「殺してないじゃないか」
美少女「…はぁっ!?あんたとぼけるのも…」
友「君の解釈でいえばまだ生きてるよ」ニコッ
美少女「は!?本当に意味が…」
友「美少女さんは優しい人だね…ゾンビ殺しを人殺しって言ってしまうぐらいに」ニコッ
美少女「何…言って……」
友「確かにゾンビ化は病気…治る可能性もあるもんね……大丈夫、あの二人はゾンビ化したけど、殺しちゃいないよ」
友「だから、大丈夫だよ…安心して?」ニヤァ
友(まぁ…ゾンビ化は死後の現象だから治らないってのは知ってるんだがなぁ…ひひ)
125
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/08/09(日) 02:28:08 ID:UGPr8KfE
チャラ男「よっ!さすが友君!!気が利くぜっ!」
「男の右腕っ!」
「そりゃ友君は人なんか殺さないよねー」「そうだよねー」 「てかあの子誰」
「あの子可愛い」 「は?いや俺はああいうヒス女はちょっと…」
ざわざわ… ざわざわ…
美少女「ち、違う……皆、こいつに騙されて…ッ」
ギャル娘「あんたまだ言ってんの?」
美少女「…何よ」
ギャル娘「いい加減にしてくんない?友君はあの二人がゾンビ化するの間近で見てだいぶ精神的にきてんのに…」
ギャル娘「あんたは何?私初めて人があんなになるの見て錯乱してますー誰か助けてーきゃー…みたいな?」
美少女「だから違っ…」
ギャル娘「どう違うんだよッ!!」
美少女「ひっ…」
126
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/08/09(日) 02:34:06 ID:UGPr8KfE
友「…おい」チョンチョン
チャラ男「ん?何?」
友「お前あいつと知り合いなんだよな?…あいつの声めっちゃドスきいてんだが」
チャラ男「元ヤンだし。俺も一回シめられたぜwww」
友「…さいですか…てかシめられた事意気揚々と語るなよ…」
チャラ男「wwww」
友(だがまぁ…なんだろうな……どことなく…)
友(不良娘に似てる………っいやいやんな事考えたって仕方ねぇだろ…)
友「その辺にしてあげてください…ギャル娘さん」スッ
ギャル娘「…だって」
友「だってじゃないです」
127
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/08/09(日) 02:39:03 ID:UGPr8KfE
美少女「…あんたらッ!!地獄に落ちるわよッ!!!」ダダダッ
友「なんつー捨てゼリフ…」
ギャル娘「…何あいつ…絶対許さない」
友「はぁ…ま、せっかくこんな設備の揃ったところに避難できてるんだし、お風呂にでも入ってゆっくり休むべきですよ…考えるのは後回し…です」ニコッ
ギャル娘「…それズルいって…んじゃ風呂行ってくる」プイッ
友「はぁ…」
友(問題は山積み…だな。どれから片付けますかねぇ)ムム…
128
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/08/09(日) 02:41:12 ID:UGPr8KfE
今回の投下はここまでです
最近は用事もひと段落ついたのでぼちぼち投下できそうです
…いい加減、書き溜めとかしたほうが良いな……誤字も少なくできるし
129
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/08/09(日) 04:59:16 ID:kD6mNTkA
乙
130
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/08/09(日) 10:13:22 ID:TG9NfArA
乙
ギャル娘ちゃんこわーい
131
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/08/10(月) 17:47:58 ID:RsBBTrHM
乙!
こんな友にもハッピーエンドを期待する俺.........
132
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/08/14(金) 00:27:25 ID:LMOFhr1Q
友「…つーかさすがの財力だな……」キョロキョロ
お嬢様「ええ。もっと褒めてもいいんですよ?」ヌッ
友「ッ!?」ビクッ
友(落ち着け…いずれ来るとわかっていただろ…!)
友「……おや、数日ぶりですね」
お嬢様「そうですね……まさかまた会えるとは…」ギロッ
友「ははは、まったくです」
お嬢様「ふふふ……あなた、引っ掻き傷があったのではなかったのですか?」
友「…ダメですねぇ…大事な物はちゃんと自分の目で確認しなきゃ…」
お嬢様「…嘘だったのですか」
友「そういう事になりますね」
お嬢様「……何故」
友「おや?わかっていなかったのですか?」
133
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/08/14(金) 00:36:27 ID:LMOFhr1Q
お嬢様「…どういう意味ですか?」
友「どうもこうも、そのままの意味です」
お嬢様「…喋るつもりがないのなら…ッ」サッ
友「おおっとぉ!…いやいや待ってくださいよ……喋りますから」
ボディーガード「…」スチャ
友「…銃をおろしてもらえると喋りやすいかなー…なんて」
お嬢様「…ハァ……あなた、自分の立場をわかってるんですか?」
友「わかったよ……そうだな、もし俺がそのまま救助されてたら…あんたどうなったかわかるか?」
お嬢様「…さあ?」
友「…言い方を変えようか」
友「あんたと男の仲はどうなったと思う?」
134
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/08/14(金) 00:43:54 ID:LMOFhr1Q
お嬢様「…今はそんな事関係な…」
友「関係あるから言ってんじゃねーか」
お嬢様「……なら、さっさと教えなさい」
友「簡単な話だ……男のあんたに対する信用だとか、親愛の念は…消えるな……いや、嫌悪に変わるかもしれない」ニヤァ
お嬢様「男さんはそんな事…ッ」
友「するんだよ、悪に対してはな…あいつはそういう奴だ……俺は知ってる」
ボディーガード「貴様ッ!!お嬢様が悪だと…ッ!?」ギロリ
友「男基準では、な」
お嬢様「…何故ですか」
135
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/08/14(金) 00:52:52 ID:LMOFhr1Q
友「…男さん、ここであなたを保護せずに見殺しにしてしまったら、友さんにも言い訳がたたないでしょう?…ねぇ」ニヤァ
お嬢様「な…なにを…」
友「俺が…不良娘を救助しない大義名分を用意してやったんだよ……もっと感謝したっていいんだぜ?」
お嬢様「……」
友(…よくもまぁ俺もスラスラと言えるもんだな)
お嬢様「……そうでしたか」
友「ああ。そうだとも…男の右腕の名は伊達じゃねぇ…ってね」ニヤ
お嬢様「…まぁ確かに、あなたのおかげで男さんとは今も良好な関係を築けています」
友(…今も…っつー事は…)
お嬢様「…そうですね、褒美としてあなたに、男さんとの面会の許可を出してあげましょう」
友(最高にいらねぇ褒美をありがとよ…)ハァ
友「…そうか、男はやっぱりまだ生きてたか……嬉しいよ」ニコッ
136
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/08/14(金) 01:00:38 ID:LMOFhr1Q
――――――――――――――
――――――――――――
――――――――――
――――――――
友「個室までくれるとはな……口封じってか…?男の感染に関しても隠してるし」
友「…明日はさっそく男と面会か……どうにかして死んで欲しいもんだが」
友(しっかし、自害用に渡した銃…回収しようともしないから変だとは思ってたが…)チラ
友「弾を入れてねぇとはな……本当に自殺するつもりだったらどうしてたのやら」
コンコン
友「…?はーい」
ガチャ
女友「し、失礼しますっ」
137
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/09/05(土) 00:42:15 ID:D8BJuh0Y
友「女友ちゃん…?えーっと、こんな時間に何の用?」
女友「あ、いや、その……何というか、確認…に…」
友「確認?」
女友「あの、これではれて私達、付き合う事が出来るんだよね…って」
友「…そうだね」
友(そういやそんな約束してたなぁ…、どうすっかな…)
友「…何ていうかさ、まだ避難所に来たばかりでまだ厄介事が残ってるじゃん?」
女友「…厄介、事…?」
友「えーっと…ほら、美少女さんの事とかさ……僕自身もいまいち整理がついてないし、付き合うのはそういうのが片付いてから…っと、あれ?女友ちゃん?」
女友「…私との関係も、“厄介事”ですか?」
友「―…ッ」ビクッ
友「…そ、そんなわけないじゃないか……っていうか女友ちゃん敬語やめてって言ったじゃん?もう破るの?」
女友「友さんだって、今平気で約束を破ったじゃないですか」
友(あー…っとこれは…マジでおこな感じ…?)
138
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/09/05(土) 00:51:34 ID:D8BJuh0Y
友「い、いやいや…そりゃ僕としても不本意なんだけどさ…もうちょっとだけ待ってほしいっていうかさ…」
女友「……もう今日は部屋に戻ります」クルッ
友「え、あ……えっと…」
女友「失礼しました」ガチャッ
バタン!
友「…やべーよ、やっちまったか」
友(だが正直、今女友にかまってやれる余裕は…)
「おらぁああっ!!!友、てめぇこのやろぉ!!!」ドガァッ
友「!?」
女「おうおう!あんた、よくも私の女友ちゃんを泣かせてくれたなぁっ!オイコラァ!!」
友(うげ……こいつの存在を忘れてた…)
139
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/09/05(土) 00:58:13 ID:D8BJuh0Y
女「さっき女友ちゃんとすれ違った時の私の衝撃がわかるかぁ!!マジ泣きだぞアレはぁ!!てめぇいったい何しやがったぁっ!」
友「ちょっと待てよ!!落ち着けって!」
女「これが落ち着いていられるかぁっ!!」ブンッ
友「危ねっ!?」
女「うっせぇ!黙って一発殴られろぉ!!」
友「ちょっと待てって!いや、諸事情で交際を延期しただけで…」
女「・・・!!貴様ぁ!鉄拳制裁じゃぁあああ!!」ブォンッ
友「へぶっ!?」ドサッ
140
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/09/05(土) 01:19:21 ID:D8BJuh0Y
女「はぁ……はぁ……殴ってある程度落ち着いたわ…で?」
友「…で?って…何がだ」
女「本気で言ってんの?…あんたさ、今回の事どう思ってんの?」
友「…あくまで延期だ……色々と整理がつけばはれて付き合うつもりだ」
女「…はぁー…何よソレ…まぁあんたがあの女の子から人殺し呼ばわりされた時私も居たからある程度の事情はわかってるわよ…」
友「だったら…」
女「女友ちゃんはね……安心したいのよ」
友「…もうしてるだろ」
女「あんたさ、男に散々、鈍感だとかなんとか言ってた癖にさぁ…」
友「いや、女友ちゃんの好意には早い段階で気がついたぞ」
女「…そうじゃないのよ……あんた面倒くさい奴ね…」
141
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/09/05(土) 01:27:02 ID:D8BJuh0Y
女「付き合ってるってだけで安心感がまるで違うっていう事よ!例えばあんたとあのギャル娘?ってのが喋ってるのを見ても、既にあんたと女友ちゃんが付き合ってさえいれば…」
友「あー、わかった、わかった。そういう事か…すまんな、こういうのには慣れてなくて」
女「…はぁ、明日にでも謝って…後はわかるわよね?」
友「わかってる。…てか平然と男の事を話に持ち出したよな?……つらくねーのかよ?」
女「……実はさ、男君が実は生きててお嬢様が今監禁してるって噂がたってるのよ…」
友「…ほう?」
女「実は男君の声を聞いた子がいてさ……まぁ私なんだけど」
友「…お前だけか?」
女「なんでこんな時だけ鋭いのよ……そうね、他にも幼馴染ちゃんが聞いたって」
友「なるほど……監禁ね」
142
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/09/05(土) 01:41:50 ID:D8BJuh0Y
友(管理体制甘過ぎだろ……いや、男が皆の顔を見たいとか何とか言ったのかもしれんが)
友「お嬢様が男を監禁する理由は?」
女「…あいつは独占欲の強い女だわ。混乱に乗じてあわよくば…とか思ってるに違いないわ」
友「ふむ…、まぁソレもあるが……」
友「男が感染していて、今必死にゾンビ化を食い止めてるって可能性もあるぞ?」ニヤァ
女「……そうね」
友「…なんだ、やっぱお前もその可能性ぐらいは予想してたか」
女「…」
友「…なら、話が早い。もしそうだった時、お前はどうするんだ?」
143
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/09/05(土) 01:43:11 ID:D8BJuh0Y
さすがに眠気が…
ってか待たせてすまぬ。まだ見てる人いるかわからんけど。
明日の夜も投下します。
144
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/09/05(土) 06:16:31 ID:qt2cUOok
乙
みてるよ
145
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/09/05(土) 16:30:16 ID:MIOcNU8g
おつ
146
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/09/10(木) 19:05:23 ID:D9.Jcw0g
乙乙
147
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/09/13(日) 22:01:22 ID:gpEqGa66
来てた乙
見てるよー
148
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/09/13(日) 22:17:35 ID:.OosNHO2
何やかんや言っても、友の行動がなければ女性陣が襲われていただろう事は確かなんだよなあ……
149
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/10/17(土) 23:14:43 ID:lZxjemIg
age
150
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/10/26(月) 22:18:03 ID:n/Zw4ZRc
投下が遅くなって申し訳無い。
今週末は投下出来る。
あ、あともうひとつ。
書き始めた以上は必ず完結させるから、失踪だとかに関しては心配せずに待っててくれ。
151
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/10/26(月) 22:21:31 ID:CUMXXPT2
うむ
152
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/10/27(火) 18:24:56 ID:szC4MRb6
待ってるよ
153
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/11/03(火) 16:57:05 ID:SHBW.Sgg
あげ
154
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/11/15(日) 04:03:26 ID:6gdWUyPg
さげ
155
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/11/16(月) 03:36:22 ID:EFrNJpBQ
女「……わからない」
友「…まぁそりゃそうか」
女「……仕方ないじゃない」
友「ああ。仕方がない事だ。知ってる」
女「なら……何でそんな質問…ッ」
友「ほらよ」ゴトッ
女「……?…何のつもりよ……銃?本物?」
友「そうだ。……どうするかはお前次第だけどな」
156
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/11/16(月) 03:41:48 ID:EFrNJpBQ
友「俺は明日、男と会う」
女「ッ!!」
友「……お前は、いやお前らがどう行動するか……そこは任せる」
女「……礼は言わないわ」スッ
友(いや言えよ)
女「……あ、帰る前に1つアドバイスしとく」
友「何だ?」
女「あんたのベッド荒れ過ぎ。女友ちゃんに勘繰られても仕方ないわよ?…そんじゃ」ガチャ
バタン
157
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/11/16(月) 03:46:22 ID:EFrNJpBQ
友「……あぁ、そういう事か…」
友「盗聴器がねぇか探した後そのまんまだったな…」ハァ
友「……明日はどっちに転ぶかねぇ……男が死んでくれたらラッキーだが…」
友「多分死なないだろうな……はぁ、寝よ」モゾモゾ
友「……………………zzz」
158
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/11/16(月) 03:53:01 ID:EFrNJpBQ
――――――――――――――
――――――――――――
――――――――――
――――――――
友「ふぁ〜……うん快眠快眠。やっぱベッド最高」
友「とりま歯でも磨きに…」ガチャ
ボディーガード「…お待ちしておりました」
友「あらま……ご苦労な事だな」
ボディーガード「いえ。少々中の様子が分かりづらかったもので」ギロリ
友「はは…」
友(こりゃぁ2回目の盗聴器発見は難しいな…)
159
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/11/16(月) 03:57:36 ID:EFrNJpBQ
ボディーガード「……ついてきて下さい」
友「ほいほい」スタスタ
ボディーガード「…」カツカツ
友「………ん?行き止まり…?」
ボディーガード「…俺だ。開けろ」
がシャン ウィーン……
ガコン
160
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/11/16(月) 03:59:53 ID:EFrNJpBQ
ボディーガード「行きましょうか」
友(何だこの謎ハイテク技術は……)
ボディーガード「……はやく」
友「…はい」スタスタ
――――――――――――――
――――――――――――
――――――――――
――――――――
161
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/11/16(月) 19:28:44 ID:PoV26V4c
乙乙
162
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/12/15(火) 16:35:06 ID:AritNXrw
>>150
を信じて期待
163
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/12/20(日) 11:13:53 ID:N2/1AuXA
友「……ん」
ボディーガード「…こちらです」
友「このドアか?」ガチャ
男「…よう。生きてたんだな」
友「……ああ。久しぶり」
男「てっきりゾンビになっちまったかと思ってたよ」
友「…いやぁ、運が良くてね」
男「……まぁいい。いずれ理由は話して貰うぞ」
友「…おう」
男「……皆はどうしてる?」
友「薄々、お前が生きてる事に勘づいてる奴が数人いるよ」
男「……そんな事じゃない、皆の様子だ」
友「そんな事ってお前なぁ……」
164
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/12/20(日) 11:18:32 ID:N2/1AuXA
男「…まぁお前がいるならまだ安心か」
友「俺にそんな力はねぇよ……てかお前の方こそどうなんだ?」
男「……正直、外に出れねぇのは精神的にキツい」
友「…そうか。なら出してやろう」
男「…………は?」
ボディーガード「貴様ッ!!どういう意味だッ!!」ガチャッ!
友「おぉ怖い……まぁ待てよ。俺は別に何もしねぇよ」
男「お、おい!どういう事だよ友!?」
友「まぁ待ってろよ」
友(これで来なかったらマジ赤っ恥だが……さてさて、どうなるか…)
165
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/12/20(日) 11:24:46 ID:N2/1AuXA
ボディーガード「訳の分からん事を……ん?」
無線『ボディーガードさん!ドアの前にお嬢様が来てるんですがどうすれば…』
ボディーガード「…普通に通せば良いだろう」
無線『そ、それが……他にも人がいるようでして……』
ボディーガード「お嬢様の判断なら仕方あるまい。通せ」
無線『本当に良いんですね!?通しますよ!!?後で怒らないで下さいね!?』
ボディーガード「……何を訳の分からん……」
友「…ヒヒ」ニマァ
166
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/12/20(日) 11:32:58 ID:N2/1AuXA
ボディーガード「……何だその笑みは」
友「…いやぁ?楽しいなぁって思ってさ」
ボディーガード「……ッ!まさか」
「どりゃあ!!!」ドガンッ
女「おっしゃ!男発見!!」
お嬢様「くっ……」
ボディーガード「…お嬢様ッ!」
女「止まらんかい!撃つぞ!!」カチャ
お嬢様「ひっ…!」
ボディーガード「……く…!」
友「女さんノリノリだなぁ」
女「やかましい!撃つぞ!」
友「何でっ!?」
167
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/12/20(日) 11:39:44 ID:N2/1AuXA
男「お、おい……これって」
友「あぁ?いやぁ、俺もここまで豪快にやるとは思って無かったよ」
友「……まさかクラスメイト全員を引き連れてくるとはな」
「当たり前よ!」 「女さんかっくいー!」
「男ぉ!久しぶりぃ!!」 「友さんマジ策士っ!」
女「やかましいわっ!!これから交渉するんだから静かにしろっ!!」
「………ウス」 「…サーセン」
友「…交渉?」
女「そう。……さてお嬢様、男は発見出来たし……死にたくなきゃ男を解放しなさい?」
友(それ交渉ちゃう。脅しや)
168
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/12/20(日) 11:47:54 ID:N2/1AuXA
お嬢様「……男さんは感染者です。皆さんと一緒にするわけには…」
友「俺らに感染するっつー事?」
お嬢様「……ええ」
友「こうやって壁とかそういうのも無く男が俺と話すのが許されてる時点で空気感染はまず無いとみていいよな?」ニコッ
お嬢様「………」
女「沈黙は肯定と同じよ」
お嬢様「…で、でも体液に触れると感染の恐れが……ッ」
友「……お前ら男の体液に触れたりすんの?」
男「お前……その言い方はねぇだろ」
友「キスとかしねぇ限り大丈夫だろ。まぁ飛沫感染の可能性もあるから皆と同じ所に寝泊りは厳しいが……」
169
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/12/20(日) 11:53:47 ID:N2/1AuXA
友「こうやって話したいな、って思った時に会いに来れる…くらいの事は良いんじゃねーの?」
女「……」チラ
お嬢様「うっ……」
男「…お嬢様」
お嬢様「ひゃ、ひゃいっ!」
男「……俺も皆と話したりしたいし……お嬢様も怪我したくないっしょ?」
お嬢様「………分かりました。条件を飲みます」
ボディーガード「お嬢様……」
お嬢様「……はやく離しなさい」
女「ほーい」パッ
お嬢様「……友さん、やってくれましたね」ギロリ
友「はは……いやぁ……ね?」
170
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/12/20(日) 11:58:30 ID:N2/1AuXA
友「外に出せなくて悪ぃな。あんな大見得きっといて」
男「はは!何言ってんだよ!素直に自分のやった事を誇れって!」
友「…おう」
ーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーー
ーーーーーーーー
171
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/12/20(日) 12:18:29 ID:N2/1AuXA
続きは夜に投下します
…待たせて申しわけない
172
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/12/20(日) 14:14:07 ID:5./01AP6
良い展開のはずなのに安心できない
173
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/12/21(月) 01:07:52 ID:bRd2Hv/2
数週間後…
友「……そろそろ女友ちゃんに謝りに行かないとな……」
友「あーあ……まだ怒ってんのかなぁ」
コンコン
友「……?はーい」
お嬢様「失礼します」ガチャ
友「……何の用だよ」
お嬢様「…いえ。しばらく私はここを出ますので……釘を刺しに」
友「…穏やかじゃねーなぁ。もう何にもしねぇって」
お嬢様「……フン。どうだか」
友「てかここを出るってどういう事だよ」
174
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/12/21(月) 01:13:53 ID:bRd2Hv/2
お嬢様「……救助活動ですよ」
友「お前自ら参加すんのか」
お嬢様「上に立つ者として当然です」フンスッ
友「……」
友(救助活動…か……)
友「…不在中の俺の動向がそんなに気になるってんなら……いいアイディアがあるぜ」
お嬢様「……言ってみなさい…まぁどうせ碌でもない…」
友「俺も救助活動に参加させろ」
お嬢様「……ふむ……良いですねソレ」
友「だろ?」
175
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/12/21(月) 01:19:01 ID:bRd2Hv/2
お嬢様「……少々、救助活動のメンバーと話し合ってきます」ガチャ
バタン
友「救助活動……ひひ」
友(さぁて……男のいない世界への冒険だ…)
ーーーーーーーーーーーー
お嬢様「救助活動に参加……ふふふ…コレを上手く使えばあいつを消せる………そうすれば男さんをグッと手に入れやすく……」ブツブツ
176
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/12/21(月) 01:20:24 ID:bRd2Hv/2
今日の投下はここまでです
明日も投下出来そう…かな……?
177
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/12/21(月) 01:56:32 ID:J8i2kQn.
お嬢vs友展開か…?
178
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/12/22(火) 22:50:46 ID:N.RSv.26
ーーーーーーーーー
ーーーーーーー
ーーーーー
友「……今日か」
コンコン
お嬢様「出発しますよ……支度は出来ていますよね?」ガチャ
友「おう。ばっちりだぜ」
お嬢様「……そうですか……皆に別れは言いましたか?」
友「別れぇ?どーせすぐ帰るんだろ?んなもん…」
お嬢様「…言っていないのなら済ませてきなさい……万が一が有りうるので」
友(万が一、ねぇ………)ジロッ
179
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/12/22(火) 22:54:41 ID:N.RSv.26
お嬢様「……はやく」
友(優しいんだか優しくないんだか………いや優しくないな)
友「んじゃ、ちょっと行ってくるわ」
お嬢様「……はい」
友(態度に出し過ぎだろ…まぁいいけどさ…)ガチャ
友(俺とお前の勝利条件はほぼ同じだしな……ひひ)ニマァ
バタン
お嬢様「……最期の情け……ですか……柄にも無い……」ハァ
180
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/12/22(火) 23:01:57 ID:N.RSv.26
コンコン…
友「……入っていいか?」
「……!」
ドタン!ガシャン!!バコンッ!
女友「ど、どうぞっ!」ガチャッ!
友「お、おぉう」
友「……あのさ、女友ちゃん…俺さ」
女友「ごめんなさいっ!!」
友「謝らなきゃ………って…え?」
女友「あの時、詳しく事情も聞かずに勝手に怒って……男君の解放計画を練ってたんだよね?」
友「え、あ、う…うん」
女友「そんな事も知らずに私……私の感情を一方的にぶつけて……」
181
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/12/22(火) 23:09:44 ID:N.RSv.26
友(この娘なんなん……良い娘過ぎない……?……あ、やべぇ俺の雀の涙程の良心が痛みを訴えだした)
女友「…本当は私の方から謝りに行くべきだったよね……」
友「いやッ!全然そんな事無いから!!そもそも約束破った俺が悪いから!!いや、ほんとごめんッ!!」
女友「そ、そんな!で、でも私も…」
友「いや俺が!」
女友「いや私が!」
友「いやいや俺だから……ってコレ延々と続くやつだろオイ!?……止めよう。不毛だ………両方悪くなかったってことで、な?」
182
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/12/22(火) 23:14:53 ID:N.RSv.26
女友「うん……でもごめんね」
友「それはもう無しだって……」
女友「…わかった」
友「……んで、さ……もう一つ話さなきゃいけない事があってさ……」
女友「……!もしかして私と……」
友「……俺、しばらくココ離れるから」
女友「……え?」
友「…ちょっと、救助活動に参加しなきゃいけないから……さ」
女友「で、でもそれじゃ精々1日、2日程度じゃ……」
友「……!あ、ああ。まぁそうなんだけど」
183
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/12/22(火) 23:19:18 ID:N.RSv.26
友「……下手したら死ぬし」
女友「……………わかった。待つよ」
友「……ごめん」
女友「平気だよ……だって1日2日程度で…帰ってくるん…だよね?」ニコッ
友「あ、ああ……」
女友「私、待てるから」
友「……」
女友「行ってきて……いいよ」
友「……悪ぃ……いってくる」
女友「…うん」
184
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/12/22(火) 23:24:15 ID:N.RSv.26
友「……じゃ」ガチャ
女友「あ!友くん!」
友「ん?」
女友「…いってらっしゃいっ!」
友「…いってきます」
バタン
友「……」スタスタ
友(……本当に良いのか)
友(俺の居場所は……もう出来てるんじゃないのか)
友(もう……充分なんじゃないのか……?)
友(お嬢様は俺を殺すのに少し躊躇がある……今救助活動への参加を断れれば……)
友(……駄目だ)
友「俺は……やるって決めたんだ……揺らがねぇぞ……」
185
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/12/22(火) 23:25:48 ID:N.RSv.26
お嬢様「……ん……済みましたか?」
友「……ああ」
お嬢様「では行きましょうか」
友「頼む」
ーーーーーーーーー
ーーーーーーー
ーーーーー
186
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/12/22(火) 23:27:08 ID:N.RSv.26
今日はここまでです
明日も投下出来そうです
……こっからが結構書いてて楽しいとこなので
187
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/12/23(水) 02:56:29 ID:DplorBQg
書いてて楽しい(ゲス顏
こうですね、わかります
188
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/12/23(水) 15:51:58 ID:sfrdZNPc
乙
189
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/12/24(木) 14:34:19 ID:oqlwRIy2
投稿ペース上がってて嬉しい
190
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/12/24(木) 20:04:28 ID:oNJQNJok
お嬢様「……ふむ」
友「……」
友(何で待機するとこ同じなんだよぉおおおお!!!)
友「……飛んでんのに結構静かなのな」
お嬢様「……そうですね」
友「…」
お嬢様「…」
友(何だよこの空気……)
お嬢様「……そろそろですね」
友「あぁ?」
バババババ……
友「…何の音だ」
お嬢様「付近のゾンビを処理してるんです」カチャ
友「あぁ…」
191
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/12/24(木) 20:09:18 ID:oNJQNJok
お嬢様『生存者の方がいましたら屋外に出てきてください!!外のゾンビは大方処理しました!』
友「…拡声器使うなら早めに言っといてくんね」耳キーン
お嬢様「あらうっかり」フン
友(こいつ最悪だ)
お嬢様「……ん、誰か居たようですねち。ょっと降りましょうか」
友「……俺も降りるよ」
お嬢様「……そうですか」
パイロット『着陸します!少し揺れますよ!』
ーーーーーーーーーー
ーーーーーーーー
ーーーーーー
192
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/12/24(木) 20:10:48 ID:oNJQNJok
>>191
訂正
誰か居たようですね。ちょっと降りましょうか
です
飯なので一旦中断
193
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/12/25(金) 03:38:42 ID:LVnip3yg
長い食事ですこと(メリクリ
194
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/12/25(金) 18:19:51 ID:Q9EgxDYo
昨日は来れなくて申し訳ない
今から投下再開する
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