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レス数が900を超えています。1000を超えると投稿できなくなるよ。
勇者「魔王を倒してから、あれから二十年!」
1
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/04/21(火) 04:28:39 ID:yE6jxwRI
勇者「僕は元気にやってます!」
勇者「牢獄の中でなーっ!」
勇者「おはようございます!」
勇者「はい、おはようございます勇者様(裏声)」
勇者「微かに聞こえる雨音からして本日のお天気はやや小振りの雨日和ですね!」
勇者「お腹の減り具合からして大体今は午前十一時頃といったところですかね!」
勇者「不摂生はいけませんよ勇者様(裏声)」
勇者「そうですね気を付けます! 旅をしていた頃は日が出るより早く起きて日が沈む前に寝ていたのにすっかり今や」
勇者「嘘はいけませんよ勇者様」
勇者「はいスミマセンでした! 日が沈む頃に魔法使いとギシアンしはじめて日が出る所に精魂尽き果てる生活してました!」
勇者「おかげで旅のペースが遅れるの何のって! ハハハ!」
勇者「ヒャッホウ!」
勇者「ひゃっほう(裏声)」
589
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/04/17(日) 20:14:00 ID:8SKXpmww
あくしろよ
590
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/04/18(月) 02:08:21 ID:Swnu28FA
まあ、気長に待とうぜ
591
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/04/27(水) 22:22:09 ID:HkPlRkis
せやな
592
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/05/07(土) 02:06:49 ID:YFwEUigg
のんびりと保守
593
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/05/13(金) 11:30:29 ID:pyceVIFo
もう主この存在忘れてるんじゃないのかねぇ
594
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/05/13(金) 11:32:59 ID:SIp2ZHG.
日曜日がこない
595
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/05/14(土) 21:06:39 ID:xbMoJQ8M
>>594
てことは
毎日がどようび!(゚∀゚)
596
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/05/15(日) 00:38:25 ID:kGL1tWZg
毎日がサタデーナイトフィーバー
597
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/05/16(月) 12:40:54 ID:R7ynq3yE
(裏声)って表示を見るたびに勇者様を思い出す
続きまだか…
598
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/05/16(月) 17:43:04 ID:RcZbRV.c
何この気狂い勇者(褒め言葉)もっと見たい
599
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/05/22(日) 00:03:43 ID:CfABR1uE
まだかー?
600
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/05/23(月) 20:16:50 ID:J4JGE/m2
勇者「1が消えてから3ヶ月!」
601
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/06/12(日) 02:58:24 ID:sC43fRC6
ほ
602
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/06/21(火) 00:45:10 ID:W106pAak
裏という字だけで反応してしまう。いやらしい。
603
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/07/08(金) 01:11:06 ID:YnK7li5E
もうさぁ落としてしまって終わりで良いんじゃない?
604
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/07/08(金) 01:44:50 ID:4hy7HKZQ
とか言いながらageるアホ
605
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/07/08(金) 06:41:19 ID:PDx4PNw2
放置プレイですねびくんびくん
606
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/07/14(木) 05:07:51 ID:wBxJof4w
もう存在忘れてんじゃないの
607
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/07/15(金) 16:35:40 ID:rcQm0BeU
また20年封印されたのか
608
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/08/01(月) 21:32:19 ID:rsu95D96
まだかー(裏声)
609
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/08/01(月) 22:11:57 ID:yEgguNhY
「Come back!!!!(軍団)」
610
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/08/17(水) 23:58:48 ID:xmSu1S/U
待ってるぜ
611
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/09/04(日) 13:24:33 ID:CbkoVmAk
保守
612
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/09/18(日) 12:45:33 ID:vYJrfla2
砲手
613
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/09/23(金) 02:43:13 ID:i5gCJdFA
内容物凄く好きなのになぁ...
続きを書いて欲しい。
614
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/09/25(日) 08:44:39 ID:P6Dd4X7A
あげげ
615
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/10/10(月) 22:45:30 ID:voszyZLs
作者は浪人でもして忙しいのかね?
616
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/10/11(火) 02:50:28 ID:mMs8VMDI
いきなりデスマーチくらって1年悶えるとかもあるからなあ(遠い目
617
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/10/23(日) 03:36:30 ID:o7TVSVj2
いつか書いてくれれば良い。
それまで待ってるから。
618
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/10/27(木) 12:25:55 ID:r51YfQGg
もうエタったよ
619
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/11/15(火) 22:34:54 ID:EOpEJUg6
まだか…
620
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/11/18(金) 00:24:14 ID:whCluSGo
まだまだ
621
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/11/18(金) 19:53:03 ID:NPK9aKDA
ヒャッホウ・・・(消沈
622
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/01/15(日) 21:45:10 ID:vLD0C/TA
ひゃっほう保守
623
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/01/22(日) 11:24:46 ID:VZjqez8M
定期ひゃっほう
624
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/02/05(日) 13:54:04 ID:mNYV2AIM
もうすぐ一年… 諦めた。
625
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/02/05(日) 15:56:11 ID:HuwgTYDA
そして永遠へ……
626
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/02/05(日) 18:34:45 ID:qYHWlECI
ひゃっほう
627
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/02/05(日) 18:56:04 ID:49nCFyuk
二十年は待つべし
628
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/02/05(日) 22:08:22 ID:8MSycRZY
3年寝ひゃっほう
629
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/02/06(月) 15:49:57 ID:hiK6jGiM
20年待ったら俺たちも軍団を合いの手に使えるようになるな
630
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/02/06(月) 16:12:51 ID:Nmp.e8WY
日曜日まだかなぁ
631
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/02/06(月) 20:35:49 ID:UCH6j7Y.
いやまて日曜日といったのが
>>1
のなりすましで20日の投下かもしれんぞ
632
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/02/22(水) 02:50:07 ID:3lu7ctls
何だ伸びてる追加来てるか!と思ったら保守だったホゥ……(´・ω・`)
保守軍団の皆様、乙です
633
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/03/10(金) 19:25:34 ID:/oDPXP1Y
ウホ
634
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/03/30(木) 05:52:40 ID:TuMllQa.
流石にもうエタってるだろうな。
設定もキャラも全部が良いのに残念だ。
635
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/04/23(日) 00:27:29 ID:kBGoFGy6
ふぅ
636
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/04/24(月) 00:54:45 ID:toWE7oyg
もう一年以上になるのか
637
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/05/11(木) 02:14:55 ID:ajKTISQk
―― アノオー国首都の事件から一日後、魔王城 ――
勇者「……」ア〜
勇者「……」イ〜
勇者「……」ウ〜
勇者「えお! かさたなはまやらわ! わ・お・ん! ヮ(゚д゚)ォ!」
勇者「……」ヨイショ
勇者「……」ヨイショ
勇者「……」ヨイショ
勇者「懐かしいですね。この静けさ」
638
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/05/11(木) 02:15:41 ID:ajKTISQk
勇者「なんかヘンテコな方便使うてた触手娘な料理番さん」
勇者「動きませんね!」ヨイショ
勇者「メッチャいかつい顔してるけど気は優しいガーゴイルの警備隊長さん」
勇者「動きませんね!」ヨイショ
勇者「なんでか本を濡らさずベタつかせず運ぶ天才スライムの図書司書さん」
勇者「動きませんね!」バシャーット
639
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/05/11(木) 02:16:36 ID:ajKTISQk
勇者「動けるようにしてあげますからね。すぐにね」
勇者「すぐですから。だからちょっと待ってて下さい。つーかガーゴイルさんすっげぇ重いな……」
勇者「……触手娘さんびっくりするぐらい軽いですね。スライムさんはこれえーっとば、バケツで」
勇者「掴めないんですよ。水状になっちゃって。変なもの混ざらないといいんですけども。そう。水さんもね」
640
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/05/11(木) 02:17:30 ID:ajKTISQk
勇者「水さんは……差別するわけじゃないですけど。こう。なんていうか。食器で運んであげようと思います」タプタプ
勇者「風さんは……どうしよう。えーっと。どこらへんで消えてるのか。とりあえず思いっきり空気吸い込みます」
勇者「ピンクの丸い生物も!」
勇者「かくやというぐらい!」
勇者「吸い込みます!」ギュオー
勇者「……」
勇者「吐き出します!」ボバー
勇者「そしてこちらが吐き出した空気を溜め込んでいく革袋になります。パンッパン。こん中に居てくれると良いんですが」
641
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/05/11(木) 02:18:23 ID:ajKTISQk
勇者「……」
勇者「炎さん。お部屋に行きますよ。なんかこうおもったより普通の部屋ですね? とか言っちゃって以降入れてくれなくなりましたけど」
勇者「勘弁して下さいよ。水さんが入ってるスープ皿ここの机に置いときますからね。目が覚めた時には目覚めのファックでもかまして貰って……」
勇者「……あれ? あの二人、まだそういう関係じゃないんでしたっけ? 清い交際とかぼく憧れます。爛れた交際も大好きなんですけどね、えへへ」
勇者「……」
642
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/05/11(木) 02:19:12 ID:ajKTISQk
勇者「……」
勇者「土さん。ぼくのお部屋のベッドにいきましょ。睡眠姦とかもいいと思いますけど睡眠姦つーか今これ死姦ですしちょっとね」
勇者「でもパンツは拝……ぶっは! マジすか! あそこ丸出しのショーツどころかもうノーパンですか貴女! マジすか……!」
勇者「落ち着け。落ち着けぼく。流石に死んでる間にアレコレあかんだろ静まれよ股間のぼくよ……!」
勇者「はー……ふー……ああ、取り乱した。ところでなんでぼくの部屋にいるんですかね魔王」
勇者「ん。なに。なんか手に握られてますね。メモ用紙? 書き置きがあります。事切れる前になんとか書き殴ったのかメチャ見辛い」
勇者「なになに」
643
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/05/11(木) 02:20:33 ID:ajKTISQk
勇者「お前の装備を作り直すのは間に合わなかった? うんうん」
勇者「我が身体から鎧と剣を剥ぎ取れ? ……うん」
勇者「お前の身体にも合うはず? ……え」
勇者「健闘を祈る。 あ、はい」
644
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/05/11(木) 02:21:19 ID:ajKTISQk
勇者「……」
勇者「いや、おっさん、アンタ自分の体のサイズとぼくの身体のサイズ分かってます?」バイクライチガウンデスケド
勇者「……」
勇者「まあ、物は試しに。それじゃちょっと失礼して。あれこれどう外すのかな……あーっとこうして……ああして……」
勇者「……」ガチャガチャ
645
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/05/11(木) 02:22:34 ID:ajKTISQk
勇者「うん。なんていうかこう。すごいですね。一応ね。物の試しみたいな感じでね。着てみたら」
勇者「まさかジャストサイズフィットになるまで縮むとはね」
勇者「じゃーん」
勇者「勇者with魔王装備!」
646
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/05/11(木) 02:23:22 ID:ajKTISQk
勇者「漆黒の鎧! を纏い、漆黒の剣! を持つ、ぼく!」
勇者「姿見見てみて自分で自分に惚れかけました。なにこれ超格好いい!!」
勇者「元々魔王の装備ってカッコイイと思ってたんですよね! トゲトゲいっぱいついてて! ゴツゴツしてて! 手の先とか尖ってて!」
勇者「ゴツいくせに何か細い所はキュッと細くて遠い未来だとコジマ粒子で動いてそうな外見なんでめっちゃカッコイイとか思ってたの!」
勇者「っうううううううううん!」
勇者「ヒャッホウ!」
勇者「ひゃっほう(裏声)」
勇者「Wonderful!!!!!!!(軍団)」
647
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/05/11(木) 02:27:39 ID:ajKTISQk
勇者「テンションまじ爆上げ! 殺意は最初から噴火している火山が如し! 各位の死体それぞれのお部屋にセットよーし!」
勇者「各位の死体を黄泉帰らせる準備もそれとなくよーし! テンションオーケー! 殺意オーケー! 色々オーケー出撃準備オールグリーン!」
勇者「さぁ、行きますよ!」
勇者「さあ、逝かせますよ!」
勇者「さあってば! ほら!」
勇者「……」ペタン
勇者「……」アハ、スワッチャイマシタ
勇者「行きますし」
勇者「逝かせますし」
勇者「……さあってば……」
648
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/05/11(木) 02:28:40 ID:ajKTISQk
勇者「……」
勇者「ナメたらあっかーんーとか思うててもまだナメてましたよナメてたところを大打撃二回目なんですけど喰らいましたよ」
勇者「……まさかね。……先走って突っ込んできて炎さんに爆発四散させられてそこらへんに散らばってた天使共の欠片をね」
勇者「片付けきれてない欠片を媒体にそこから天界の門を開くとは思いませんでした。雪崩込んできて。取り囲んで。一気に……」
勇者「……転阻法。まあ。ぶっちゃけると。生き返った奴皆殺し結界ですわな。あれ発動するとは思いませんでしたよね〜」
649
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/05/11(木) 02:29:36 ID:ajKTISQk
勇者「しかも。アノオー国から帰って来た直後にするとは。おもいっきり油断してました。ぼく以外みんなまた死んじゃった」
勇者「ぼく一人。この魔王城でぼくはまた一人です。この魔王城を……いつでも攻撃に取り掛かれるように囲んでる天使の軍勢も」
勇者「最前線で陣頭指揮を張ってると思わしきローガイも。初めてお目にかかる大天使様も。茫然自失してる間に取り返された女神さまも」
勇者「なつかしき……あの日の姿がなぜかそのままの魔法使いも……取るに足らないことです。……また、一人……」
勇者「……」
650
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/05/11(木) 02:30:13 ID:ajKTISQk
勇者「テンションあがったのに。殺意ばりばりなのに。身体。力、入んない」
勇者「……これ」
勇者「……やばいかも」
勇者「……ヒャッホウ」
651
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/05/11(木) 02:36:16 ID:ajKTISQk
ひゃっほう! とかもうどの面下げて言えばいいのか解らない!
こんなにお待たせしてもうこの面出しにくかったけどエタらないって約束もしました、すみません守らせて下さい。
お待たせしすぎて頭上げられません。一年前みたく面白く書けるかもわからないです。すみません。お待ち下さった方、ありがとうございます。
今日はひとまずここまで。続きはそのうち。次は一年も待たせません。
652
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/05/11(木) 03:02:32 ID:F8fRJ1qw
こんな夜中までご苦労さま
身体壊さないようしっかりやるんだよ
見てるからね
653
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/05/11(木) 08:43:29 ID:3pM3QQ.U
なんてこった
また続きが見れるとは
654
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/05/11(木) 08:48:03 ID:fzDcUbzE
おう続きまだか
655
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/05/11(木) 08:58:48 ID:3tON/61Q
乙!
656
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/05/11(木) 09:56:00 ID:1Awl5AEg
まさか生きてるとは思わなかったぞ
続き期待
657
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/05/11(木) 14:46:17 ID:DLGnnAL2
まさかの復活
おかえりヒャッホウ
658
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/05/11(木) 19:32:20 ID:mZsbCENE
ひゃっほおおおおおおおおおおおおおおおう!!!!!!!!!!
659
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/05/12(金) 07:59:23 ID:Ijp5NNvY
おかえりひゃっほう!!!!!
なんてこった……裏声ちゃんが息してない
660
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/05/12(金) 19:09:50 ID:9ftBdGMo
乙
661
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/05/12(金) 22:36:09 ID:BnJZbGS.
おかえり乙
復活嬉しいひゃっほう!!!
662
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/05/13(土) 12:34:35 ID:F4d2R2xg
おかえりひゃっほう!
ゆっくりまってるぜひゃっほう!
663
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/05/13(土) 20:59:18 ID:84UdOZP2
Wonderful!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!(軍団)
664
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/05/16(火) 03:22:54 ID:QrJELKu6
生きとったんかわれ!
665
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/05/16(火) 08:25:08 ID:a.zBfVDI
wonderful!!!!!(軍団)
続きホント待ってる!
666
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/05/20(土) 15:53:25 ID:eBiBsWRU
読み直してきます
続き期待
667
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/05/25(木) 23:22:37 ID:efOVwd3k
おかえり
>>1
!約束守ってくれてありがとう!
保守してくれた皆も、スレ護ってくれてありがとう!
さあ、お蕎麦好きな魔王様をどうにか起こして差し上げなければ。
かき揚げとワインセラーの件も解決せねばなりませんよ、魔王様!
668
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/05/26(金) 02:45:52 ID:zAn2lRXI
―― アノオー国首都の事件から一日後、魔王城周辺 ――
大天使「正義は我らにあり、否、我らこそが正義そのもの、故に」
大天使「我らが屈することはなく、我らに寵愛された人間もまた屈するはずもなく、正義なき魔王軍ごときに正義たる天軍と人間軍が……」
大天使「と、実に怠慢と傲慢とが合わさって動かずじまい。見かねた女神さまが動かれたのを、見てやはり『ああ勝った』と動かず仕舞い」
大天使「魔王戦役における天界とはまさしくそのような有り様でありました」
大天使「勇者戦役でまたもそのような失態を演じるわけにはいかないのです」
669
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/05/26(金) 02:47:10 ID:zAn2lRXI
大天使「此度もまたなのだろう、今回もまたなのだろう、どうせ愚鈍で恐れるにも足らない楽観主義者の集まりは何も出来ない」
大天使「勇者に、十分にそう思わせるために半月もの間これまでの惨状を見て見ぬふりをしてまいりました」
大天使「勇者が、人に何をしようとも……何人もの尊い命を奪おうとも……」
大天使「彼が塔から出てきた其の日に気付いていたのに……!」
大天使「……しかし、その、おかげで……見事に……不意を……」
国王「……」
国王「大天使殿」
670
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/05/26(金) 02:48:27 ID:zAn2lRXI
国王「お気持ちは察する。余とて正味を言えばそれに何と思う気持ちはある、が、余にそれを言う資格が無いのも分かる」
国王「いや、そのような議論も何もかもを今は置き、初動の成功に浮かれず気を引き締めなおしましょうぞ」
国王「……相手はあの勇者でありますからな。どれだけ気を引き締めても足りぬ、それに……」
国王「早速予定外のことが起きておりますでな。奇襲、包囲、転阻法の起動からなる初動……」
国王「と、同時に、隠密作戦部隊投入による女神さまの奪還と。此の作戦に気づかれぬよう、怒りで飛び出してきた勇者を集中砲火しての足止め」
国王「奴が飛び出してこない挙句に隠密作戦部隊があっさりと女神さまを救出できたのはよいことですがな。女神さまの身柄的な意味でも弾の節約的な意味でも」
国王「のう、大賢者殿」
671
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/05/26(金) 02:49:29 ID:zAn2lRXI
大賢者「ええ。女神様も何かされたような様子も無いとの事、ご無事であることお喜び申し上げます。それに勇者のあの様子」
大賢者「隠密作戦部隊からの報告を受け、あらため、透視魔法で確認してみたところ本当に呆けている様子ですわ」
大賢者「……」
大賢者「ワタクシが、こう、口にするのも少々憚られますが……」
大賢者「……二度目の、仲間たちの消失は相当堪えた様子で……」
大賢者「……」
大賢者「想定していた状況とは大きく異なりますが勝率は上がったかと。しかし大天使様、国王様」
672
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以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/05/26(金) 02:51:39 ID:zAn2lRXI
大天使「承知致しております」
国王「うむ、軍を抱える身で一個人に負けるとは言いたくないが」
国王「空を埋め尽くすほどの天軍と。海を埋めるが如き船団、我らが人間軍の総員と。この完全なる奇襲、でもって」
国王「それに。女神さま。大賢者殿。大天使殿が揃って漸く……魔王一人に勝てるかどうか、と。なれば勇者相手にはまだ不足だと」
魔神「的確やね」
国王「無論そのことは弁えておるしその差を埋めるための策も幾つも有る。しかしこれならばと期待は出来る、呆けている今ならば」
大賢者「然り。想定外の事態でありますが運気はこちらに。出し惜しみはなしでいきましょう、ワタクシの活動時間もそう長く御座いません」
魔神「それもそうやね」
大賢者「今のうちに総攻撃を……」
大賢者「……」
673
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以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/05/26(金) 02:52:53 ID:zAn2lRXI
大賢者「!?」
大天使「はっ!?」
国王「んぶぁっ!?」
魔神「どしたん? 総攻撃かけへんの? あ、そのまえにちょっと話聞いてくれへん?」
大天使「ま」
大賢者「ま……じ……っ」
国王「……っ」
魔神「魔神やでぇ。おっす、おっす!」ネブクロカタテニー
大天使「……魔神……さま……」
魔神「おっす!」ワテケンザン!
674
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以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/05/26(金) 02:53:55 ID:zAn2lRXI
魔神「皆の衆元気してまっかー?」
魔神「天使長とかどやね。間違いを認められるようなったんは成長の証やね、せや! おっちゃん小遣いやろか!」
天使長「い、いえ、その、お、おおお、お構いなく……」
魔神「なんや! 若いもんが遠慮するこたないで! べつにおっちゃんの事昔あれやほらほれ女神派やから言うてほれー」
魔神「このくそアマを天界の長とするためにワテに色々難癖つけて魔界に放逐したときのこととかもう忘れてええねんて」
天使長「……」
女神「……」
675
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以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/05/26(金) 02:54:54 ID:zAn2lRXI
魔神「アノオー国の王様いうんは君か! 立派な体格しとるな! 年柄年中ワインとか甘いモン採っとるからかえらい贅肉だるっだるんやな!」
国王「……初めてお目にかかりまする、余、いえ、私めは仰る通り――」
魔神「ええ、ええ! まどろっこしいのなしや! 贅肉ぽってりボデー仲間同士仲良くしよや! ワテもほれ食っちゃ寝しとるからこの通り!」
国王「ハ、ハハ……」
魔神「HAHAHA!」
魔神「あ、トモダチにはなるけど野球と政治の話は勘弁やで! 特に政治な! 君ほど頭も心も悪うとかようならんわ! 魔神の称号あげよか?」
国王「……」
676
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以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/05/26(金) 02:56:11 ID:zAn2lRXI
魔神「魔法使いちゃんはどうやったっけ、会うたことあったっけか。あ、なかったわ、でもええねんて。こっそり見とったでー!」
魔神「ようもまあ同じ釜の飯食うどころか粘膜擦りおうとった恋人裏切ったなコイツー! みたいな。な!」
魔法使い「……」
魔神「でもええでー許したる、勇者くんに懇親の呪いかけられとんやったっけ、あれすっごいドギツイな!」
魔神「確か一日の始まりから一日の終わりまで二十才から九十歳ぐらいまでいーっきに加速するんやない?」
魔神「キッツいな! なんとか女神の加護と持ち前の魔力で全盛期の時間伸ばしとるみたいやけどー」
魔神「もう年老いると認知症とか骨粗鬆症とか発症して大変なんやろ。たまに耐えかねて発狂しとるもんな」
魔神「あれワテ思うんやけど『自分が送れない人生を送ってもらおう』的な意図になっとるんやないの。恨み篭ってえっらい方向に捩じ曲がっとるけどー」
魔神「キツイわー! ちょっと救けたろかしらと何度迷ったことか! でも自業自得やしこれからも元気に年老いとくとええわー」
魔法使い「……」
677
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以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/05/26(金) 02:58:03 ID:zAn2lRXI
魔神「あ、女神ちゃん起きたんや? 何さっきからずーっと黙りこくっとんの」
魔神「あ、やから言うて喋らんで良え、貴様の声なんぞ耳に入れたら昼飯全部出るわ」
女神「……」
魔神「最初から、私は手段を選びません、私は人々のためになるなら如何なる手段も講じます、と、公言するならまだ潔いものを……」
魔神「仕方なかった、やるしかなかった、ああだここだ、ひとしきり言い訳並べて善人面のその醜い面見るだけでも吐き気がする!!」
女神「……」
魔神「あかん。つい素で喋ってもた、ともかく黙っとれ、黙っとるな、よし。んでな、皆の衆、こっからが本題やで?」
678
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以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/05/26(金) 03:05:27 ID:zAn2lRXI
魔神「勇者くん。わての加護、与えることにしたから」
魔法使い「えっ」
大天使「!?」
国王「?」
女神「……!!?!!???」
魔神「勇者くん、わての加護でさらにパウワァアップ! ついでについでに! 今なら! 初回特典で!」
679
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以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/05/26(金) 03:06:20 ID:zAn2lRXI
魔神「……」
魔神「いや、というか、これはスタンダードについていて当然だとは思うんだが。何故か女神が入れてないからやたら特別感出るだけでな……」
魔神「加護を与える以上もはや彼は我が息子にも等しいわけだな、で、息子に手を出されて憤怒せん親はそう居るまい? というわけで、だな」
魔神「あの子に手ぇ出したらワテ暴れ出すさかいに」
魔神「よろしゅうな」ニカッ
680
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以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/05/26(金) 03:11:16 ID:WZznQeF2
関西は魔界やったんか…
681
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以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/05/26(金) 03:11:50 ID:zAn2lRXI
皆様方の暖かすぎるお言葉の数々に色々な意味で悶絶しつつ。時たま覗き直してニヤニヤしつつ。
ご心配してくだすった方、ご期待して下すった方、お待ち頂いていた方、ありがとうございます。
本当にありがとうございます! 一年前でも今日でも投稿の前の挨拶は基本忘れる私でしたー!
今日はここまで続きはそのうち! 大丈夫、次も一年なんて待たせない。
682
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以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/05/26(金) 03:15:28 ID:zAn2lRXI
因みに私は関西出身やありまへんので関西弁はなんちゃってのそれやさかいに、これおかしくね? 思うても勘弁してくだせぇな!
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以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/05/26(金) 05:14:26 ID:gE5n1./w
お疲れ様です。
魔神の加護……
684
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以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/05/26(金) 05:34:26 ID:06X71mqk
魔神がマシンガントークしてるところが目に浮かぶな...
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以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/05/26(金) 08:02:06 ID:IqGDfuAU
wonderful!!!(狂喜)
素敵!楽しい!
勇者に(魔人様の)幸あれ!
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以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/05/26(金) 08:24:19 ID:KQb1Mwas
魔界勢にひたすら人情がありすぎる
逆に人間…
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以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/05/26(金) 10:09:34 ID:vFAeALSA
乙!
期待しとるで!
688
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以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/05/26(金) 10:14:04 ID:H81zlrXk
加護が増えるよ、やったね勇者ちゃん!
ちゃんと呪い通じとったでー
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