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兄「兄妹で」上妹「のんびり」下妹「生活!」
1
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/09/06(土) 22:45:14 ID:iCLmSvOo
兄「という訳でのんびり過ごそうじゃないか、妹達よ」
下妹「は〜い」
上妹「はあ···」
兄「元気無いな」
下妹「どしたのお姉?」
上妹「いや···上妹下妹って何?って思って」
兄「いきなりメタいぞ」
下妹「メメタァ!だね」
上妹「だって気になるし」
兄「お前らは双子なんだし、どっちが姉で妹か分かりやすくする為だよ。決して姉って表現を使いたくなかった訳じゃないぞ、うん。本当に違うぞ」
上妹「じゃあ私姉で良いじゃん。もしくは大妹小妹でさ」
兄「そこはあれだよ、姉って書いたら···何か違うじゃん?双子っぽさちょっと無いじゃん?」
下妹「お姉とは同じ妹!って感じが良いなぁ」
上妹「下妹ちゃんが言うなら良いよ」
兄「俺の意見は?お〜い」
460
:
◆vC.kHTi4RE
:2015/01/06(火) 18:31:54 ID:4g8S.bE2
兄「…とうとう、俺の実力を発揮する時が来た」
上妹「兄貴、ボーリング得意だった?」
兄「いや、全然」
下妹「じゃあ何の実力なの?」
兄「ガターになる実力」
幼「誰でも出来るんだけどそれ」
幼妹「…………良し」
幼「おっと、妹はボーリング強いから」
兄「マジか」
幼「何かね〜、恐ろしくまっすぐ転がるんだよね〜…」
幼妹「じゃあ、行きましょう!」
下妹「やる気満々だね」
上妹「割と楽しみにしてたのかな…」
461
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/01/06(火) 19:49:22 ID:CHyiThgo
おおおおお!!
待ってた甲斐があった
462
:
◆vC.kHTi4RE
:2015/01/06(火) 21:31:40 ID:4g8S.bE2
幼「浴衣でボーリング…オツなもんですな」
兄「誰だお前」
下妹「ボーリング…初めてだから…意外と重いね、これ…」
上妹「下妹ちゃん、もっと軽いのあるからそれ使おう?」
幼妹「もうして良いですか」ウズウズ
兄「ど、どうぞ…」
幼「精々頑張ってね兄」
兄「えぇえぇ精々頑張ってやるよ」
463
:
◆vC.kHTi4RE
:2015/01/09(金) 01:53:22 ID:3boTn7x6
兄「うんやっぱ無理だったわ」
上妹「妹ちゃん…まさかピンが隣に弾き飛ばされるなんて…」
下妹「しかも、そのピンで隣のレーン、ストライクだもんね…」
幼「ついでにパーフェクトゲーム…」
幼妹「もっとやりたいです!」
兄「止めて死んじゃう」
幼「こりゃ次はパーフェクトゲームより難しいの挑戦し始めるね」
下妹「え、全部ストライクより難しいのってあるんですか?」
幼「調べた事あるんだけど、スペアとストライク交互に決める、とか…」
上妹「絶対出来るじゃないですか。あんな正確なフォーム初めて見ましたよ」
幼妹「いきますよ…」
兄「いや本当に止めああまたストライク」
464
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/01/15(木) 02:30:49 ID:newPFBGs
きてたあああ
465
:
◆vC.kHTi4RE
:2015/01/18(日) 23:12:19 ID:ikD2xDwk
兄「惨敗」
上妹「惨敗」
下妹「惨敗…」
幼「惨敗だらけ」
幼妹「あの…ごめんなさい…」
兄「いやいや良いんだよ。妹ちゃんのイキイキした顔見れたし」
幼妹「え!そ、そんな…///」
下妹「…むー」
上妹「また兄貴そういう事言う…」
兄「え、何か悪かった?」
上妹「べっつに〜」
幼(…はぁ。何だかなぁ。妹の背中、後押ししたいって思うけど…でもなぁ…はぁ。複雑)
466
:
◆vC.kHTi4RE
:2015/01/18(日) 23:20:47 ID:ikD2xDwk
兄「うん、まぁとりあえず、皆で楽しめる奴で行こう」
幼「例えば?」
兄「………………………………………」
上妹「全然考えてないんだ…」
下妹「あ、じゃあねじゃあね、ビリヤードやってみたい!」
幼妹「ビリヤード…ですか?」
兄「確かに全員やった事ないだろうから、そりゃ平等だろうけども」
上妹「ルール一つ知らないから、結構キツいかも」
幼「まぁまぁ下妹ちゃんが提案してくれたんだから、ワタシは行かせていただくぜ」
幼妹「お姉ちゃんと下妹さんを一緒には出来ないから、ワタシも」
幼「全然信用されてナッシング」
兄「当たり前だな」
467
:
◆vC.kHTi4RE
:2015/01/18(日) 23:29:51 ID:ikD2xDwk
兄「という訳で知らないけどやって来ましたビリヤード」ガタガタ
下妹「どうして震えてるの、お兄……」
兄「静かすぎて緊張してる」ガタガタ
上妹「緊張しすぎ…」ブルブル
幼「兄の事言えませんよ上妹さん」
幼妹「お姉ちゃん緊張しすぎだよ……敬語になってるから…」
下妹「でも、声ちっちゃくなっちゃうね…」
幼「まるでポリネモガモガ」
兄「緊張しすぎだこの野郎」
468
:
◆vC.kHTi4RE
:2015/01/18(日) 23:39:25 ID:ikD2xDwk
幼「えぇっと…これが棒、じゃなくてキューだよね」
幼妹「白いのを突いて、色の付いた玉を穴に落とすんですよね」
下妹「白い玉は落としたら駄目、なんだよね」
上妹「色付きは突いちゃ駄目だよね」
兄「俺、知らないよね」
幼「そうだよね」
469
:
◆vC.kHTi4RE
:2015/01/18(日) 23:51:39 ID:ikD2xDwk
兄「さて、このキューで白い玉を思い切り……だな。うん、手が震える」
幼「会いたくて?」
幼妹「体じゃなくて?」
兄「あの、これって、集中が大事な奴だと思うんですけど……」
下妹「じゃあ、見守ってるね……」ジィーーーーーー
兄「逆に気になるから」
上妹「ほらほら、集中…集中……」
兄「お前が集中するんかい」
幼「……ふしゅっ」
兄「!」コンッ
ゴロゴロ カカカカン カン コロン
下妹「……白い玉だけ落ちたね」
上妹「全部当たったのに、白い玉だけって…逆にスゴい…」
兄「……何か、随分可愛いくしゃみが聞こえた気が」
幼「う…………///」フイッ
470
:
◆vC.kHTi4RE
:2015/01/18(日) 23:59:19 ID:ikD2xDwk
幼「し、仕方ないじゃんっ。我慢してると、逆にムズムズしてさっ」
兄「いや、別に良いんだけど……」
下妹「仕切り直し、だね」
幼妹「…これ、指紋付けて良いですよね」
上妹「そりゃそうでしょ」
下妹「触らないと戻せないよ」
幼妹「ですよね……」
471
:
◆vC.kHTi4RE
:2015/01/23(金) 22:20:16 ID:vsqBzZWE
兄「よし、もっかい」
幼妹「頑張って下さい…!」
兄「頑張っちゃうぜ」
下妹「…むむ」
兄「…………」スッ
兄(集中しろ……集中集中……良し!)コンッ!
上妹「……!こ、これは…!」
幼「……兄」
兄「………ぎゃ、逆にスゴいよな?な?」
下妹「また白い玉だけ落ちた…」
兄「はっはっは……俺は、これ以上はやめとくよ……うん」
472
:
◆vC.kHTi4RE
:2015/01/23(金) 22:28:41 ID:vsqBzZWE
兄「……結局、全然上手くいかなかったな」
上妹「妹ちゃん以外ね」
幼妹「……その、ごめんなさい」
下妹「妹ちゃん、結構こういうの得意なんだね」
幼「くそぅ、このままだとワタシが妹に勝ってる部分が皆無になる」
兄「どれだけ負けてるんだ」
下妹「……身長と体重?」
上妹「変態性?」
幼「ちょっと勝ってる所挙げないで止めて」
473
:
◆vC.kHTi4RE
:2015/01/23(金) 22:41:05 ID:vsqBzZWE
幼「ええい、このままの勢いで何か下にあるゲーセン行ってやるぅぅぅ!」
幼妹「…そんなのあった?」
幼「何かクレーンゲームとかがあった」
兄(……何だろう、幼馴染の為に作られた気がしないでもない)
上妹「……あのさ……お腹、空いた」
兄「ん?もう……って、意外と経ってるな」
下妹「すっごい集中してたからね…」
幼「ん〜、じゃあ、食べてから。良い?」
幼妹「うん、ワタシは良いよ」
兄「という事で、飯だな。何があるんだろうな」
下妹「……蟹」
上妹「まさか。流石にそこまでの食材用意してくれないでしょ。タダで泊まってるんだから」
幼「い〜や、姉さんは何するか分かんないからさ。とんでもない事しだすよ、マグロ解体とか」
幼妹「やりそう…」
兄「豪快な人なんだな、あの人……」
474
:
◆vC.kHTi4RE
:2015/01/23(金) 23:00:56 ID:vsqBzZWE
幼姉「と、言う訳で」
幼妹「姉さんという訳でじゃないよ」
幼「何?これ……」
幼姉「カジキ」
幼「見れば分かるって!デカ過ぎって話!」
幼姉「昨日釣ってきたのよ」
幼妹「姉さんが!?」
幼姉「えぇ、三日間の戦いだったわ……」
兄「3メートル近くあるカジキマグロを、一人で…?」
幼姉「流石に腕が痛かったわ」
下妹「…現実感が湧かない……」
上妹「敏腕ってレベルじゃない……」
幼姉「ワタシの悪い癖ね、何でも自分一人だけでやりたくなっちゃうのは」
475
:
◆vC.kHTi4RE
:2015/01/23(金) 23:38:06 ID:vsqBzZWE
幼「姉さん、いくら何でもさ、贔屓されてる様に感じるんだけど」
幼姉「してるもの」
幼妹「えぇ!?」
兄「そ、それいいんですか」
幼姉「良いのよ。タダより高い物は無い、だから」
幼「一体何払わされるか……」
幼姉「だから、一回体で支払って貰ったじゃない」
上妹「……ウエディングドレス…?」
下妹「…色々、スゴい人だなぁ…」
476
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/01/25(日) 21:48:26 ID:PmUGhBiM
おつおつ
姉さんパネェっす!
477
:
◆vC.kHTi4RE
:2015/01/25(日) 23:39:14 ID:oEkxOUgw
兄「カジキなんて食べた事無いなぁ…美味しいんですか?」
幼姉「さぁ?ワタシも味は知らないわ。食べられるのは知っているけど」
幼「毒味やらすか」
幼姉「先にワタシが味見するから。頭の先から尾鰭まで」
幼妹「全部!?」
幼姉「ワタシもお腹空いちゃって」
上妹「自由だ…」
下妹「そんなに食べられるんですか?」
幼姉「ワタシ大食いキャラじゃないのよ?流石に無理」
兄「そもそも捌けるんですか」
幼姉「余裕よ」
上妹「スゴい自信だ…見習おう…」
478
:
◆vC.kHTi4RE
:2015/01/25(日) 23:53:00 ID:oEkxOUgw
兄「まさか本当に目の前で解体ショーが始まるとは…」
幼「こんなに出来るのに…彼氏どうして出来ないんだかね」
幼姉「余計なお世話よ。……何でもやっちゃうからかしら」
上妹「男の人の方が遠慮するかも、ですね」
下妹「立つ瀬が無い、って事?」
幼姉「ある程度欠点がある方が……成程」
幼妹「姉さんの欠点……あるの?」
幼「無い。本当に何でも出来るし、常識破りな事するけど中身普通の常識人だし」
幼姉「ちょ、ちょっと挙げてよ欠点」
幼「ん〜……完璧過ぎる所?」
幼姉「……一瞬欠点あって良かったって喜んじゃったじゃない。それ欠点じゃ意味無いでしょ」
479
:
◆vC.kHTi4RE
:2015/01/26(月) 00:03:48 ID:GVzTBm3M
兄「ま、まぁその、お姉さんの方から告白されたら、断らない人なんて……」
幼姉「本当に?じゃあ兄くん、付き合ってくれる?」
上妹 下妹 幼 幼妹「!?」
兄「え、そ、その……」
幼姉「ふふ、分かってるわ。貴方は断る事」
兄「へ?」
幼姉「冗談よさっきのは。だから安心して、ね?」
兄「あ、あぁ…どうも」
兄(この人に嘘とか絶対通じないな…)
上妹(この言葉、私達全員に向けて言ってる…?)
下妹(お姉さんには、気持ち全部読まれてるのかな…)
幼妹(よ、良かった…完全敗北するかと思った…)
幼(……姉さん。今の、冗談半分だよね。半分くらい、本気だったよね)
480
:
◆vC.kHTi4RE
:2015/01/26(月) 00:04:21 ID:GVzTBm3M
兄「ま、まぁその、お姉さんの方から告白されたら、断らない人なんて……」
幼姉「本当に?じゃあ兄くん、付き合ってくれる?」
上妹 下妹 幼 幼妹「!?」
兄「え、そ、その……」
幼姉「ふふ、分かってるわ。貴方は断る事」
兄「へ?」
幼姉「冗談よさっきのは。だから安心して、ね?」
兄「あ、あぁ…どうも」
兄(この人に嘘とか絶対通じないな…)
上妹(この言葉、私達全員に向けて言ってる…?)
下妹(お姉さんには、気持ち全部読まれてるのかな…)
幼妹(よ、良かった…完全敗北するかと思った…)
幼(……姉さん。今の、冗談半分だよね。半分くらい、本気だったよね)
481
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/01/26(月) 00:42:01 ID:9ouakwLE
イザナミだ
482
:
◆vC.kHTi4RE
:2015/01/28(水) 22:09:21 ID:gR8QRN6c
幼姉「まあまあ、今は食べましょう」
幼妹「う、うん。……全部カジキ料理だけど」
幼姉「やっぱり大きかったわ」
幼「そりゃそうでしょが」
下妹「……貴重な体験だよね!」
上妹「無理にフォローしなくていいから下妹ちゃん」
兄「でも一生に食えるかどうかだぞ」
上妹「そうだけど…」
幼「ていうか一生分じゃない?」
兄「確かに」
483
:
◆vC.kHTi4RE
:2015/01/28(水) 22:09:53 ID:gR8QRN6c
兄「いただきます…うん、美味い」
下妹「うん!」
上妹「美味い…」
幼妹「流石姉さん」
幼「でも魚ばっかってのも…」
幼姉「オツな物でしょ」
幼「ソウダネー」
幼姉「心を込めてくれる?」
幼「いやほんと量多い…」
幼姉「確かに込められてるけど」
兄「無理して食べなくても、スタッフが美味しくいただいてくれるって」
幼「何処のグルメ番組?」
484
:
◆vC.kHTi4RE
:2015/01/28(水) 22:10:27 ID:gR8QRN6c
幼姉「貴方達はこの後どうするの?また遊ぶの?」
幼「だったら何さ」
幼姉「別に駄目って言ってる訳じゃ無いから。楽しんできなさい、ってだけ」
幼妹「うん、姉さんも頑張って」
幼姉「これ以上頑張らないと駄目だなんて…」
兄「じゃあ、よく頑張った、なら良いんですか」
幼姉「ん?…微妙」
兄「微妙…」
幼姉「やりたいからしてるだけ。褒められたくてやってる訳じゃ無いの」
幼「我が姉ながら立派すぎて何も言えない」
485
:
◆vC.kHTi4RE
:2015/02/02(月) 00:10:38 ID:3ErONaw.
幼「はい、ご飯を食べ終えたワタシ達の目の前にあるのは?」
幼妹「卓球だけど」
上妹「やるんですか」
下妹「良いんですか」
兄「……止めない?」
幼「なんでさ」
兄「俺、苦手だし」
幼「じゃあ、兄だけ休めばいいんじゃないかな」
兄「…どうなっても知らないからな」
幼「?」
486
:
◆vC.kHTi4RE
:2015/02/02(月) 00:57:01 ID:3ErONaw.
幼(ふっふっふ…卓球!それは、白熱の競技!飛び散る汗、はだける肌!)
幼妹「お姉ちゃん、何笑ってるの…」
上妹「そっちからどうぞ」
下妹「何時でも良いですよ」
幼「そう?なら…」
幼(ワタシは見る!たわわに実る二つの巨峰の先に生えし赤き山を!)
幼「目指せ桃源郷!ピーチスマッシュ!」カコン
幼妹「何それ。……って」
パコォン
上妹「……決まった」
幼「……すっごいキレイなスマッシュが飛んできたんですけど」
兄「だから言ったんだ、どうなっても知らないって」
幼「ワタシ聞いてない…」
487
:
◆vC.kHTi4RE
:2015/02/05(木) 17:09:51 ID:ULBOGBBw
幼(だがしかし!ワタシの目的は勝つ事じゃない…あくまでも美麗なる山々の景色を眺める事…)パコーン
幼(その為なら、あえて下妹ちゃんに打たせ、体を動かさせる!完璧な作戦!)パコーン
幼(…うん、さっきから上妹ちゃんの所しか行かないし、上妹ちゃんしか打ってないし)パコーン
幼「…球速くて見えないんだけど」
上妹「加減出来なくて」シュッシュッ
幼「やる気満々だよ素振りしてるもの」
幼妹「打ち返せてないのお姉ちゃんだけだよ」
幼「逆に何で打ち返せるのかな妹くん」
幼妹「え、見えないの?」
幼「何その動体視力いつ鍛えたの?」
兄「本気でやらないとまずいぞ」
幼「本気でやってますってば」
兄「さっきから視線が球に向いてないんだけど」
幼「気のせい気のせい超気のせい」
488
:
◆vC.kHTi4RE
:2015/02/05(木) 17:10:30 ID:ULBOGBBw
兄「ピンポン球幼馴染にぶつけていいんだぞ」
上妹「死ぬかもしれないのに?」
幼「死ぬとかピンポン球の威力じゃないんだけど」
下妹「球が壊れちゃうから駄目だよ」
幼「だからどんな威力よ」
幼妹「こっちだって本気を…」
幼「そしてアナタはどうしてそんな強いんですか。やった事ある?」
幼妹「無いけど簡単だよ?」
幼「…………」
兄「うん、気持ちは分かるぞ。俺も同じ気持ちを味わった。姉妹揃って強すぎ」
下妹「そうかなぁ」
上妹「兄貴が弱いだけだって」
兄「…………」
幼「なるほど」
489
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/02/05(木) 19:57:18 ID:xYg.Lg1U
たまには初期のような兄妹のイチャイチャ見たいなー|ω・`)チラッ
490
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/02/05(木) 22:11:55 ID:bRElu5bg
幼とのイチャイチャは無いか
491
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/02/07(土) 22:04:24 ID:p19aBYS.
俺も兄妹パート希望
492
:
◆vC.kHTi4RE
:2015/02/10(火) 00:34:57 ID:avqwOWpw
幼「…このままやってても、ワタシじゃ相手にならなそうなんで…兄!カモン!」
下妹「!」
兄「この二人の相手し続けてる俺がお前に負けるとでも?」
幼「ですよねー」
下妹「ほっ…」
幼「…ところで兄、さっきの台詞の前半部分もっかい言ってみて痛たたたごめんなさい」
兄「…そうだ。ちょっと上妹下妹、二人でラリーしてくれ」
上妹「?別に、いいけど」
下妹「でも、妹ちゃんが…」
幼妹「大丈夫です、姉とするので」
幼「いやちょっと待ってあ゛ぁ゛〜〜」ズルズル
493
:
◆vC.kHTi4RE
:2015/02/10(火) 00:41:44 ID:avqwOWpw
上妹「…幼馴染さん、逝っちゃったけど」
兄「あぁ、逝ったな」
下妹「…ニュアンスが…?」
上妹「でもさ、ラリーなんて見て何か意味ある?」
兄「いや、見たくなって」
下妹「じゃあ、頑張ろっ!お姉!」
上妹「ま、まぁ…頑張るけど…」
兄(さぁ…始まるぞ…世界チャンピオンもビックリなラリーが…)
494
:
◆vC.kHTi4RE
:2015/02/10(火) 00:53:18 ID:avqwOWpw
そのとき、不思議なことがおこった。
上妹「…っ!」
下妹「…っ!」
姉妹共に凄まじく鋭い目付きと共に、目に止まらぬ速さでラリーをし始めたのだ。
「すっ、すげぇ…」
「何だよあれ…」
「何あれ、テニプリ?」
「いや、リズム天国ゴールドだな」
「ワザマエ!ゴウランガ!」
沸き立つ観客の声!一進一退の攻防を続けてお互いに一歩も引かない姉妹!勝つのはどちらだ!
兄「…………何してんだ、父さん、母さん」
父「解説」
母「分かりやすいでしょ」
兄「邪魔」
父母「オーマイガッ!」
495
:
◆vC.kHTi4RE
:2015/02/10(火) 01:02:30 ID:avqwOWpw
父「水臭いじゃあないか兄ぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!」
兄「うるさっ」
母「二人で寂しかったわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!何時もの100分の1位!」
兄「全然平気じゃないか。て言うかいつも寂しがってないだろ」
母「いやね兄、流石に家族水入らずで泊まった方が楽しいでしょ」
父「確かに母さんとだけでも楽しいが、皆揃ったらもっと楽しいからな」
兄「…………」
母「どうしたのよ、兄」
兄「いや、急にまともな事言い出したから、気持ち悪っ!と思って」
父「マジ兄ドイヒー!」
母「こんな子に育てた覚えしか無いわ!」
兄「しか無いんかい」
496
:
◆vC.kHTi4RE
:2015/02/10(火) 01:11:14 ID:avqwOWpw
父「しっかし、あんな高速でラリーするんだなぁ」
母「思い出すわぁ…あの激しい夜の事…」
兄「止めろ、マジで止めろ」
父「何を言うんだ兄、そのお陰でお前に妹が出来たんだぞ」
兄「親のそんな話聞きたくないわ」
母「何言うのよ兄、これは口伝として代々受け継がれてきた物なのよ?」
兄「何てクソな口伝だ」
父「当代から語り継ぐ事を決めたんだ」
兄「つまりあんたらがついさっき決めたって事だろが」
母「こんなに話を分かってくれる子に育って良かったわ」
兄「分かりたくなかったよチクショウ」
497
:
◆vC.kHTi4RE
:2015/02/10(火) 01:30:25 ID:avqwOWpw
父「よし、いい暇潰しになった。兄、後は好きなだけイチャイチャしててくれ」
母「めんどくさいから略すけど、幼妹ちゃんには手を出しちゃ駄目よ。中学生だから」
兄「出す訳ないだろって言うか人の名前めんどくさいとか言うな」
父「でも、逆に襲われたら役得だと思うんだぞ!」
兄「ゴメン殴っていいかな」
母「大丈夫!世間の評価とか気にせず禁断のマイロードを突き進むのよ!」
父「別にお前が未成年、妹に手を出すクソ野郎でも息子だから守ってやるぞ!」
兄「誰がクソ野郎だ」
父「あ、もし禁断の関係になったらその時どれだけ気持ち良かったかぐふぉ!」ドゴォ
兄「いっぺん死んでみる?」
父「ひぃ!死にたくないィィィィーーーー!逝きたくないィィィィーーーー!」
母「でも!今父は泣いてるんだ!」
兄「キラ違いだろ」
498
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/02/10(火) 23:08:40 ID:okv8gU/.
ニンジャ洞察力を持ってして知覚可能なラリー! タツジン!
499
:
◆vC.kHTi4RE
:2015/02/11(水) 01:07:12 ID:vwzxYxHM
兄「あんの夫婦は全く空気読んでくれないんだからなぁ……」
幼「ソッスネ」ゲッソリ
兄「うわぁ何があったんだ」
幼「妹がハッスルしすぎて疲れて糸が切れたみたいになったから、部屋で寝かせてきた」
兄「そ、そうか…妹ちゃん、遊びも勉強も全力でやるタイプか」
幼「そうそう…。ちょっとワタシもジュース買ったら部屋帰って寝てるからしくよろ」
兄「はいよ」
兄(という事は、上妹と下妹の三人になるのか……久々な感覚なのは気のせいか?)
500
:
◆vC.kHTi4RE
:2015/02/12(木) 20:25:27 ID:RDorXRqY
上妹「はぁ…はぁ…」
下妹「はふぅ…疲れた…」
兄「いやぁ俺のワガママで悪いね。ほらオレンジジュースとカルピス」
上妹「…オレンジで」
下妹「じゃあカルピスちょうだい」
兄「はいよ」
上妹「さ、流石に下妹ちゃんの得意競技…疲れた…喉渇いた…」
下妹「本気で打ち合って……って、お兄がやれって言うから」
兄「俺は高速でやれとまでは言ってません〜」
タマ
上妹「その命ラリーしてあげようか」
兄「やめてバターになる」
下妹「お兄バター……」
兄「やめろ背筋凍る」
501
:
◆vC.kHTi4RE
:2015/02/12(木) 20:26:09 ID:RDorXRqY
上妹「あのさ、ちょっとだけ外行かない?暑い……」
兄(汗だくで着物張り付く位だしなぁ…)
兄「寒いぞ。上着取りに行った方が……」
下妹「ねぇ、だったら部屋の露天風呂に行った方が良いと思うよ」
上妹「あぁ…そうだね。すぐ汗流せるし」
兄「……着物タイムももう終わりか」
下妹「お兄、見たいなら買わないと」
兄「高い追加料金ですこと」
上妹「別にわざわざ買わなくたってさ」
兄「馬鹿野郎!もっとお前らに似合う着物着せたいだろ!」
上妹「そ、そう……ふ〜ん、そんな事考えてたんだ」
上妹(いっつも私達の事ばっかり……ふふ)
502
:
◆vC.kHTi4RE
:2015/02/15(日) 20:58:37 ID:cA/Oc3Vk
上妹「はぁ…夜風涼しい…」
下妹「星、綺麗…」
上妹「そうだね…」
下妹「お兄もこっち来ようよ、お風呂に浸かってないで」
兄「俺は寒いんだ」
上妹「まぁ、私達と違って動いてないし…」
下妹「じゃあ、お兄も激しい動きをすれば」
兄「何しろって言うんだこんな寒空の下で」
上妹「……な、殴りあい」
兄「やだわ絶対」
下妹「……その、えっと…///」
兄「一体ナニを言おうとしたんだ」
503
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/02/15(日) 23:49:05 ID:4rO6zpCQ
ナニって
504
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/02/16(月) 01:39:47 ID:1f16eXgI
やっぱり下妹の下ネタええなぁ
上妹が下ネタで照れるのもええなぁ
505
:
◆vC.kHTi4RE
:2015/02/16(月) 11:32:19 ID:8n1Sw6KE
兄「そもそもどうして俺は一緒に入ってるんだ」
下妹「嫌だった?」
兄「全然嬉しいけど毎回気まずい」
上妹「何それ」
兄「毎日一緒に入ってると、成長具合が良く分かるからな、うん」
下妹「身体の?」
兄「身体の」
上妹「……どうせ成長してないし」
兄「背とかの話だから」
上妹「まぁ…で、妹と入ってて緊張でもしてんの?」
兄「あのね、年々色っぽくなってきてんのよ君達。身内でも緊張するわ」
下妹「じゃあもっと緊張するかも」ムギュ
兄(わぁ色々と柔らかい)
506
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/02/16(月) 23:27:48 ID:CyJ7WVGY
期待
507
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/02/17(火) 02:08:40 ID:drP8SvDQ
あー下妹の胸に埋もれたいんじゃー
508
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/02/17(火) 05:00:58 ID:uU1o/4MU
緊張して誇張もしちゃう
509
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/02/17(火) 11:48:47 ID:jb18Xzl2
男の母ってあんなキャラだっけ?
510
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/02/17(火) 20:15:16 ID:UfnjnbJw
4円
511
:
◆vC.kHTi4RE
:2015/02/19(木) 00:36:54 ID:ENHK9PHw
兄(ふっ…もちつけ俺…こんな場面何回も無かった…だから全然落ち着けなばばば)
下妹「お兄、身体固いね…」サワサワ
兄「そりゃ鍛えてますからていうかくすぐったい腕止めて」
上妹「無駄に鍛えてるよね」サワサワ
兄「何で上妹も腕触るんです」
上妹「良いじゃん別にさ。減るもんじゃないし」
兄「今猛烈に俺から何かが減っていってる」
上妹「じゃあ大丈夫」スリ
兄「何故俺の胸に頬擦りするの」
下妹「お姉ずるい!」スリスリスリスリ
兄「だからくすぐったいんですけど」
512
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/02/19(木) 01:11:20 ID:jf1GlSdk
変わってくださいお願いします
513
:
◆vC.kHTi4RE
:2015/02/19(木) 01:26:55 ID:ENHK9PHw
兄(不味い…非常に不味いぞ…何が不味いってこのままだと俺喰われる気がする所がだ)
上妹「やっぱり、落ち着く…」ギュウ
下妹「昔から隣にあった抱き枕だもんね」ムギュ
兄(下妹は危険だ…この子平気で一線を全速力で助走して高く軽やかに飛び越えそうだもの)
兄(上妹は…下妹が動けば絶対動く…逆に自分から攻める事は少ない……やはり、優先すべきは)
兄「…そろそろ離れてくれよ。熱くてのぼせる」
下妹「じゃあちょっと上がろっか」ギュー
兄「離れる気は」
上妹 下妹「無し」
兄「ありがとう息ピッタリのコメントくれて」
兄(ここまで好かれるとか俺逆に誇って良いんじゃないのって気になってきた…)
514
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/02/19(木) 03:01:16 ID:fZt/1306
これ勃ってないのか?
まさか...ED?
515
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/02/19(木) 22:02:29 ID:FrM7BGMU
素晴らしすぎます
516
:
◆vC.kHTi4RE
:2015/02/22(日) 02:12:01 ID:NI7O7r9.
下妹「〜♪」
兄「もう汗流せただろうし、上がるか」
下妹「嫌」
兄「何故に」
下妹「だって、お兄一緒に寝てくれないんだもん」
兄「…う〜ん、分かった分かった」
下妹「!やったやった。お姉も一緒にね」
上妹「えっ……じゃあ、その……うん」
兄(結局か…ふかふかのベッドで手足伸ばしながら一人で寝てみたかったなぁ…)
517
:
◆vC.kHTi4RE
:2015/02/22(日) 02:36:15 ID:NI7O7r9.
兄「で、だ」
幼「なんすか〜?」
兄「いやね、風呂から上がったらお酒飲んでる知り合いいたから」
幼「呑んでないっすよ〜うへへ」
上妹「顔真っ赤なんですけど」
下妹「それより!未成年で飲んじゃ駄目です!」バッ
幼「んん〜?いやぁいい身体してますね〜……ZZZ」グー
兄「……何で飲んでたんだ」
上妹「さぁ」
下妹「そもそもお酒何で置いてるの」
兄「さぁ…とりあえず、運んでやるか…酒くさっ、どんだけ飲んだんだ…」
518
:
◆vC.kHTi4RE
:2015/02/22(日) 02:51:26 ID:NI7O7r9.
幼妹「……」スゥ
上妹「妹ちゃんは…普通に酒臭くない」
下妹「臭かったらスゴいよ、悪い意味で」
兄「…幼馴染は寝かせたし、もう寝るか…何か疲れた」
下妹「お休み〜…」
兄「この子既に俺のベッドに入り込んでる」
上妹「ふかふかのベッドで兄貴と一緒に寝たかったんじゃない?」
兄「下妹だって十分ふかふかなのにグボォ」ドゴォ
上妹「ごめんねカチカチで」
兄「じゅ、十分上妹だって柔らかいぞ…ゴフッ」バフッ
上妹「吐血したみたいな音出しながらベッドに倒れ込まないでよ」
兄「まぁまぁ…ほら、上妹も」
上妹「……ん」
519
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/02/23(月) 18:41:13 ID:4vR6v5k6
もっとやれぇー!
520
:
◆vC.kHTi4RE
:2015/02/26(木) 02:02:42 ID:n9uEfKmg
兄(………………。暑い…)
下妹「くぅ……」
上妹「ん……」ギュ
兄(抱き付いてるのは上妹か……誰か助けて、腕が折れそう)メリメリ
兄(……一か八か、くすぐってみるしかない…離れるか腕がへし折れるか、二つに一つ)サスサス
上妹「んふっ……」パッ
兄(よっし、俺の腕は助かっ――)
上妹「む…」ヒュッ
バッチーン
兄(……代わりに顔面をハエを叩く様にしばかれた。鼻が折れるかと思った)ヒリヒリ
521
:
◆vC.kHTi4RE
:2015/02/26(木) 02:22:16 ID:n9uEfKmg
兄(とりあえず、何かもっかい風呂に入ろうかな…この汗じゃ寝れないしなぁ…)
兄(上妹と下妹には悪いけども、俺はお前達を起こさない様に戦線離脱だ)ソローリ
下妹「んにゅ…お兄…」
兄「!」ビクッ
下妹「ん〜…それはお姉じゃないよ、金剛力士像だよ……」
兄「見間違える訳ないだろどんな夢見てんだ」
兄(あっいっけね、つい口に出しちゃった)
上妹「ぐぬ…誰が仁王像よ…」
兄「姉妹揃って同じ夢見てるとは何事か」
522
:
◆vC.kHTi4RE
:2015/02/27(金) 00:40:56 ID:Hc5hMSQQ
兄「はぁー、こんなに風呂に入るとは思わなんだ」
兄(う〜ん、しかし、露天風呂って良いなぁ〜…星も見えるし)
兄「満月がキレイだし…」
カタン
兄「…ん?…………んん?」
幼「……やぁ」
兄「………………どうしてそんな所に隠れているのかね」
幼「あの…多分、何か酒みたいなの飲んじゃって、酔っちゃって、気付いたら全裸で溺れてました」
兄「どういうことなの…」
幼「…でね、タオル…取ってきて…巻いてないんです」
兄「その背中を見れば分かります」
幼「じゃあ取ってきてくだせえ…!寒い…!」
兄「急ぎますっ!」
523
:
◆vC.kHTi4RE
:2015/02/27(金) 01:14:59 ID:Hc5hMSQQ
幼「あ゛ぁ゛〜〜〜……生き返る……」
兄「……そりゃよござんでしたね」
幼「?何でこっち向かないのさ」
兄「あのね、妹ならともかく赤の他人よ?気を使うに決まってる」
幼「へぇ、兄なら見慣れてるもんだと」
兄「人を何だと思ってるんだ皆…」
幼「…………」
幼(あばばば……何で混浴してるのワタシ……ヤバイよヤバイよヤバイよ)
兄「……なぁ」
幼「ん、何さ」
兄「別にお前風呂浸からなくてもよくね?」
幼「はい?」
524
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/02/27(金) 01:28:02 ID:OdCm7evA
幼のターンかと思ったら…
525
:
◆vC.kHTi4RE
:2015/02/27(金) 01:42:39 ID:Hc5hMSQQ
兄「いや、だって…俺、汗かいたから入ってるけど、お前違うだろ」
幼「いや、別に入っててもいいじゃんか」
兄「なら別に同じ所に入る必要なくね?」
幼「良いじゃん露天風呂入っても。何?出てけと?」
兄「……後から入ったの俺だし、俺が出ていくよ」
幼「…ワタシは気にしないけど?兄が入ってても」
幼(ふぉっふぉぉぉぉぉぉ?!??!?な、何ほざいとるかワタシはぁ!?)
兄「い、いやね、俺が気を使うんですけども」
幼「気にしない気にしない」
幼(お前が気にしろって話だよ!だ、駄目、緊張しすぎてワタシ超余裕ですけど?みたいな発言がががが)
兄「……まだ酔ってる?」
幼「そうかもね〜…うぇ、気持ち悪い…」
幼(えぇえぇ酔ってるよ雰囲気に酔ってるってか呑まれてるよ酒は飲んでも飲まれるな!ってか)
兄(…何かブツブツ聞こえるし、酔ってるなこりゃ)
526
:
◆vC.kHTi4RE
:2015/02/28(土) 20:58:11 ID:.ogNR2mM
幼「ほら兄、こっち来なよ。昔一緒に入らなかった仲でしょ」
兄「うんそうだな入ってないな」
幼「そっちが来ないなら…」スッ
兄「!?」
幼「兄、背中広いねぇ……」ギュ
兄(何か後ろから手が伸びたと思ったら、抱き付かれた。あれ?つまりどういうこと?)
幼「ん〜あったかい……ずっとこのままでもいいなぁ…」スリスリ
兄(しかも背中に頬擦り!?)
幼「んふふ……兄」
兄「な、何だよ…」
幼「ワタシ、昔から兄のこZzz〜……」
兄「そこで寝るんか〜い。……いやあの起きてお願い着替えさせるとか無理なんだおいマジで」
527
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/02/28(土) 21:47:53 ID:ry/7zvjo
妹が来て修羅場に
528
:
◆vC.kHTi4RE
:2015/02/28(土) 23:03:49 ID:.ogNR2mM
ー朝7時頃ー
下妹「ん〜……お兄…?」
上妹「……居ない?」
兄「どうしたのですか我が愛しき者達よ」
上妹「うわっ…何その口調」
兄「お気になさらず」
下妹「お、お兄…?普通で良いよ?」
兄「普通とは何でしょう?一体何をもって普通と呼ぶグフォア!」
上妹「元戻れ下妹ちゃんが怖がってるでしょ」
兄「ふふ…これもまた愛…」
上妹「……どうしよう、兄貴が気持ち悪い…何これ」
下妹「お兄がおかしくなった…」
529
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/02/28(土) 23:15:24 ID:WAYDS1UA
皆かわいい
530
:
◆vC.kHTi4RE
:2015/02/28(土) 23:18:27 ID:.ogNR2mM
幼「ん〜…ふぁああぁぁ……頭痛い…昨日何あったっけ…」
幼妹「…はっ!…あっ、家じゃない…はっ!皆さんおはようございます!」シュバ
下妹「そ、そんなキビキビ動かなくても」
幼「そうだよ…頭に響くから大声出さないで……痛い……」
上妹「昨日お酒グイグイ飲んでましたよ」
幼「ま、マジすか……何で飲んだんだろう…昨日のワタシに問い詰めたい……」
幼妹「…あれ?お姉ちゃん、昨日と服違うよ?」
兄「」ビクッ
下妹「もしかして、酔ってる間にお風呂に入っちゃった、とか」
兄「」ビクッ
上妹「…兄貴、何か知ってる?」
兄「いいえ何も?」
上妹「吐かないと吐く事になるけど」
兄「勘弁してください本当に知らないです」
上妹「…ふ〜ん」
531
:
◆vC.kHTi4RE
:2015/02/28(土) 23:44:37 ID:.ogNR2mM
幼「ちょ、とにかく、み、水…」
兄「どうぞ」
幼「早いよ。…ありがと」
兄(……言えない。昨日の事は誰にも言えない)
幼「……兄、後でちょっと」ボソッ
兄(ヒィッ!?)「はい」ボソッ
幼妹「ん〜〜……それにしても、よく眠れました」
下妹「お布団ふかふかだったもんね」
上妹「疲れも取れたし、楽しかったな」
下妹「うん、そうだね」
幼妹「では、チェックアウト、ですね」
532
:
◆vC.kHTi4RE
:2015/02/28(土) 23:57:52 ID:.ogNR2mM
幼「…兄」
兄「何でしょう」
幼「……着替えさせたの、兄だよね」
兄「男の私が着替えさせるなどとその様な事があろう筈がございません」
幼「…見たから、そんな口調なんじゃないの……?」
兄「違います」
幼「本当に…?」
兄「本当に違います」
幼「ワタシの目を見て言ってよ…」ジッ
兄「……ち、違います違うんです違うんだよぉぉぉぉぉぉ!!!!」ダッ
幼「あ、頭痛いから叫ばないでってどこ行くの兄〜……」
533
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/03/01(日) 05:37:39 ID:2FmsC5Jg
はよ
534
:
◆vC.kHTi4RE
:2015/03/12(木) 00:33:04 ID:EdLQx0n6
幼「皆に言うよ〜…!」
兄「……!」ピタッ
幼「あること、ないこと、適当に〜…」
兄「………!!」ダダダダッ
兄「それだけは勘弁してください」ザシャア
幼「スライディング土下座…!?」
535
:
◆vC.kHTi4RE
:2015/03/12(木) 00:41:14 ID:EdLQx0n6
幼「んく…ぷはぁ…たまにはペットボトルの水もいいね」
兄「左様でございますか」
幼「で、兄」
兄「はい」
幼「……見た?」
兄「見てないです」
幼「じゃあ着替えさせてない?」
兄「着替えさせました」
幼「見ないで?」
兄「目を開けたら死ぬと思えと考えながら、変な所触らないように頑張ったんです」
幼「……前は見てない、と」
兄「はい」
536
:
◆vC.kHTi4RE
:2015/03/12(木) 00:57:57 ID:EdLQx0n6
幼「…まぁ、後ろはいっか。前見られたら責任追及する所だったよ」
兄「責任?」
幼「もうお嫁にいけない、どうしてくれるんだ、って」
兄「そもそも年下の巨乳を揉みしだきたいと思ってる奴が嫁にいける訳ブベラッ」ゴスッ
幼「そこは『俺が貰ってやるよ』、とか言えないの?」
兄「やだよ下妹の身が危険過ぎるから」
幼「……………い、い、い……一生!も、揉まない、って言ったら……?」
兄「それ言うのにそんなに躊躇ってる奴の言うことは信用出来ない」
幼「じゃあ……。………」
兄「…幼馴染?」
幼「……身体だけの関係でもいいから兄と一緒に居たい。……って言ったら、どうする…?」
兄「!?い、いやそれは、何て言うんだ、うん。そういう関係は、駄目だと思うな!」
幼「…だよね!もちろんアレだから!」
兄「だな、冗談だな!よぉし皆の所に早く行くぞ!」
幼「行こう行こう!」
537
:
◆vC.kHTi4RE
:2015/03/12(木) 01:05:25 ID:EdLQx0n6
幼「……あ!兄!」
兄「はいはい何でしょ――」
幼「……」チュ
兄「………?………!?」
兄(えっ!?な、何が起こったんです!?ほ、頬にき、キスされてなかった俺!?)
幼「兄……」ボソッ
兄「は、はひっ」
幼「本気だから……」ボソッ タッ
兄「…………………………。嘘…………………だろ………………?」
538
:
◆vC.kHTi4RE
:2015/03/12(木) 01:19:23 ID:EdLQx0n6
兄「」ポケー
上妹「……何か、帰ってきてから兄貴が抜け殻状態なんだけど」
下妹「どうしたんだろうね……。………」
上妹「…下妹ちゃん?」
下妹「……今だったら何しても」
上妹「そういうのはやめよ」
下妹「何想像したのお姉?」
上妹「え、いや、その……///」
下妹「お姉ったら、やらしいんだ〜」
上妹「うんほんとゴメン下妹ちゃんには言われたくない」
下妹「べ、別に違うもん。ただお兄へと向かうベクトルが縦横無尽に動き回るだけで」
上妹「動きすぎだと思うよ、多分」
539
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/03/12(木) 01:39:40 ID:5PhdWk6Q
最高やな
540
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/03/12(木) 01:54:37 ID:wVRtJItE
動き始めたな
541
:
◆vC.kHTi4RE
:2015/03/12(木) 06:13:59 ID:EdLQx0n6
下妹「う〜ん……お兄、お兄?」
兄「」ボー
下妹「……えい」ムニムニ
兄「」
下妹「頬引っ張ったのに全然反応無し……むぅ」
上妹「壊れたテレビみたいになってるから、叩けば治るかも」
下妹「そういうの止めようよ」
上妹「じゃあ全力で揺さぶる。……お〜い、兄貴〜」ユッサユッサ
兄「」ガックンガックン
上妹「……ジャイアントスイングでもしようかな」
下妹「家の外投げ飛ばしそうだから駄目」
542
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/03/12(木) 07:29:13 ID:2WmynU7c
イイぞ
543
:
◆vC.kHTi4RE
:2015/03/12(木) 21:08:09 ID:EdLQx0n6
上妹「仕方ないなぁ……」
下妹「どうするの?」
上妹「風呂に落とす」
下妹「お兄が溺れる!」
上妹「大丈夫、少し溺れさせた後、ちょっと上げて少し溺れさせて……」
下妹「水攻めの拷問!?」
上妹「だって、反応ないし」
下妹「……色仕掛」
上妹「無し」
下妹「うむむ……」
544
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/03/13(金) 15:00:13 ID:ETasCJj.
ふたつ合わせて胸の中で窒息させれば完璧だな
545
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/03/15(日) 21:17:56 ID:qqQWpvR2
ヤンデレバラダイッス
546
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/03/17(火) 09:09:58 ID:6QojeXgE
追いついた。良いぞ良いぞ!
547
:
◆vC.kHTi4RE
:2015/03/18(水) 02:18:49 ID:WfISJHmc
兄「のあああああああああああああああ!!」ガターン
上妹 下妹「!?」
兄「うおおおおおおおおおおおおあああああああ!!」バタバタバタバタ
上妹「……何、あの……何?」
下妹「……何だろね」
下妹(お兄、何悩んでたのかなぁ……)
上妹(兄貴、大丈夫かな……色んな意味で)
548
:
◆vC.kHTi4RE
:2015/03/20(金) 03:48:04 ID:SRZYkm1U
―翌日―
兄「はぁ……」
悪友A「どうした兄弟。目にクマリンコ出来てるぞ」
兄「何だクマリンコって」
悪友B「眠れなかったのかいマイブラザー。そういう時は空から降る熊の数を」
兄「羊数えさせてくれ」
悪友C「旦那、クマリンコって言うのは」
兄「別に言わなくていい」
悪友D「大将」
兄「何だ、ってか呼び方統一して」
悪友D「ふふっ、呼んでみただごめんなさい殴らないで助走する準備しないで」
兄「こっちは本気で悩んでるんだよ……」
悪友D「どうやって妹と結婚出来あすんませんコークスクリューは待って」
549
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/03/20(金) 06:50:02 ID:Cy54ZWLQ
乙乙
550
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/03/20(金) 08:25:43 ID:Ir50I3EM
俺「何だクリマンコって」
551
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/03/21(土) 02:35:47 ID:D5GEnrPc
>>550
同士よ
552
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/03/21(土) 02:36:27 ID:D5GEnrPc
わ、すまん
553
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/03/21(土) 05:52:37 ID:1vpV/aiE
ケブンリッジか……
554
:
◆vC.kHTi4RE
:2015/03/21(土) 20:39:50 ID:G3FiSfL.
幼「へいへいへ〜い、何悩んでんだ〜い」
悪友D「この世の女をどうやって侍らせるかコォン!」バギャ
兄「いっぺん死んでみる?」ゴリゴリ
悪友D「あれも愛、これもあい……」
悪友C「Dがやられたようだな」
悪友B「奴は兄の友の中でも(笑いが)最強」
悪友A「マジ兄パネェ」
兄「ちゃんとやれよ」
幼「で、何の悩み?」
兄「ん、いや……まぁ」
幼「?」
555
:
◆vC.kHTi4RE
:2015/03/24(火) 00:55:54 ID:C.1iSMYg
幼「まぁ何でもいいからこれどうぞ」
兄「何だこれ……ふりかけ?」
幼「拾った」
兄「どこでだよ。そんなもん渡すな」
幼「食え」グイグイ
兄「いや、ちょっ、お腹壊すからやめゲフェッ!うぇっ!」
幼「ウィーーーーーーー!エイドリアーーーーン!」
悪友A「流石姉御だ、統一性が無いぜ」
悪友B「よし、この後は勝利のメイクラブが良いと思います」
幼「めいくらぶ?」
悪友C「何じゃそりゃ。さつきクラブは無いの?」
悪友B「そんな隣にあるやつじゃないから」
悪友A「じゃあ育児関係の本か」
悪友B「こっこくらぶの続刊じゃないから」
556
:
◆vC.kHTi4RE
:2015/03/24(火) 01:07:08 ID:C.1iSMYg
悪友B「説明しよう、バッドアスブラザーズ。メイクラブっていうのは」
兄「シェア!」シュッ
悪友B「ぶごぅ!」メキャ
幼「おー、ナイス延髄蹴り」
悪友C「Bの霊圧が……………消えた?」
悪友A「なぁB。バッドアスって何だ」
悪友B「」
悪友A「キレイな顔してるだろ……気絶してるんだぜ?これ……Dも」
悪友C「B曰く、何かスゲェ!マジパネェ!ぐらいの意味の、英語圏のスラングとか何とか」
悪友A「マジか」
兄「ちょっと位俺の心配してくんない?」
悪友C「大将なら平気だろ。何かあっても主人公補正でいい方向に向かう」
兄「そんな補正無いんですけど」
悪友A「美人の妹が二人居てどっちもブラコン拗らせてる時点で補正受けすぎマジ失せろ」
兄「何でそこまで言われなきゃなんないんだ」
557
:
◆vC.kHTi4RE
:2015/03/24(火) 01:24:15 ID:C.1iSMYg
兄「ぐぇぇ……気持ち悪い……いや待ってマジヤバい汗止まんない」
幼「ふっふっふ……効いてきたようだな……」
兄「お前何入れたんだマジで……」
幼「知んない。何か姉さんがくれた。面白い事になるとか言って」
兄「確かに面白い絵面だろうなぁ……!」
悪友A「ぶひゃひゃひゃ、イーーッヒッヒッヒ、ウェヒヒヒ!」
兄「オデ、オマエ、モグ」
悪友A「もぐ、って何アッーーーーーー!指ちぎれる!」
悪友C「授業始まるぞー」
幼「あーい」
悪友B「うーい」
悪友D「ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ェ゛イ゛!!」
兄「俺ちょっと保健室行ってくる……覚えとけよ幼馴染ぃ……!」
幼「刹那で忘れちゃっ痛い痛いヘッドロック止めて」ギリギリ
558
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/03/24(火) 03:12:04 ID:EwYxT3ek
乙乙乙
559
:
◆vC.kHTi4RE
:2015/03/26(木) 01:36:01 ID:.92VRG4E
―昼休み―
幼「……」カラカラ
幼(まさか、お昼になっても帰ってこないとは……)
幼「よっ、やってる?」シャ
兄「……何だ、幼馴染か」
幼「何だって何さ、こっちは一応心配してたのに」
兄「別に何ともないっての」
幼「なら帰ってくればいいのに。兄、授業サボらないタイプでしょが」
兄「たまにはそんな日だってあるのさ……」
幼「はあ」
兄「という訳で、俺はもう帰る。…でも出来ればカバン取ってきて欲しい」
幼「……あーい。取ってきてあげますよ。後で何か奢って」
兄「今朝のふりかけでプラマイゼロだバーロー」
幼「ちぇ」
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