[
板情報
|
R18ランキング
]
したらばTOP
■掲示板に戻る■
全部
1-100
最新50
|
1-
101-
201-
301-
401-
501-
601-
701-
この機能を使うにはJavaScriptを有効にしてください
|
兄「兄妹で」上妹「のんびり」下妹「生活!」
262
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/10/13(月) 22:58:54 ID:VQLYXQQc
ええやん
263
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/10/13(月) 23:03:57 ID:z51Z73DM
下妹は全力で兄を落としにかかるべき
264
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/10/14(火) 02:28:00 ID:SSV/fSfg
かわいい
265
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/10/14(火) 15:47:56 ID:DSj80V3Q
下妹かわゆい
266
:
◆vC.kHTi4RE
:2014/10/14(火) 19:03:20 ID:EgnOQbHA
幼「うぅ…幼気な女の子を傷付けるなんて…」
兄「お前の何処が幼気か本気で教えてくれ」
幼「可愛いじゃない」
兄「自分で言うな。中身変態だし」
幼「変態じゃない!もし変態だったとしての変態と言う名の淑女だよ!」
兄「じゃあ淑女らしく慎ましくしてもらえませんかね」
幼「誰の胸が慎ましいだって!?」
兄「上妹だヌァァァァァァァァ!」メキメキ
上妹「そろそろ二人とも潰す」
兄「観覧席に入るのは止めなさい痛い痛い」
幼「ワタシ関係無いのにぃぃぃぃ」メキメキ
267
:
◆vC.kHTi4RE
:2014/10/14(火) 19:57:56 ID:EgnOQbHA
上妹(…あのさ)ボソッ
兄(何だ)ボソッ
上妹(幼馴染さんと絡むと下妹ちゃんが嫉妬心爆発させるからさ…)ボソボソ
兄(じゃあ、昼存分に甘えさせるって言っといてくれ)ボソボソ
幼「ワタシにもお願いしまうぶっ」
兄「入ってくるんじゃない」
幼「入れてくれてもいいじゃんか」
兄「いや、お前の席は無い」
幼「現実は厳しいっ…!」
兄「むしろ何であると思ってた?」
幼「ワンチャンあるかと」
兄「自分からチャンス引っこ抜いてるの気付いてるかい」
下妹「うぅ〜〜〜〜〜………ううぅぅぅ〜〜〜〜〜………」
268
:
◆vC.kHTi4RE
:2014/10/14(火) 21:35:04 ID:EgnOQbHA
兄「おっと、早速俺の出番だぜ」
上妹「頑張ってね、兄貴」
兄「妹に応援されたら頑張るしかないな」
上妹「い、良いから行ってきなよ」
幼(よし、今の内に…)
上妹「あ、今の下妹ちゃんに近寄ると危険ですよ」
幼「ふっふっふ…バレたか。でも危険を冒してでもワタシは」
上妹「死にますよ」
幼「え」
上妹「本気で消しに掛かりますよ」
幼「え、え、まだおっぱい揉んでないんだけど。未遂なんだけど。そんな恨まれる事…あっ」
上妹「?」
幼「そうかそうか…妹ちゃん達は兄超大好き姉妹だったっけ」
上妹「うえ!?い、いや、私は…///」
幼「またまた〜」
269
:
◆vC.kHTi4RE
:2014/10/14(火) 22:13:14 ID:EgnOQbHA
幼「顔に書いてるよ、お兄ちゃん大好きってね!」
上妹「あ、あう…///」
幼(ふ…案外チョロい。このまま行けば下妹ちゃんのお触りが…)
下妹「幼馴染さん?」
幼「な、何!?下妹ちゃん!?」
下妹『…これ以上ふざけたりしたら…オシオキじゃ済みませんよ?』ニッコリ
幼「アッハイ、スミマセンデシタ」ガクブル
幼(駄目だこれ揉んだら本当に消される殺意を感じるブラックホールレベルのダークネス笑顔だよ)
上妹「下妹ちゃん、抑えて抑えて」
下妹「抑えてる方だよ?」
上妹「でもこの人、行動力あるけどいざそうなったら腰引けるタイプだから」
幼「わぉ、当たってる」
上妹「だから、本気で止めてって頼んだら止めちゃうから」
幼「だ、だって、本気で嫌がられたら罪悪感がさぁ…」
下妹(…あぁ、お兄の言う通り悪い人じゃあ無いんだ…暴走するだけで)
270
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/10/14(火) 22:17:24 ID:79ocwIiY
幼かわいい
271
:
◆vC.kHTi4RE
:2014/10/15(水) 23:31:02 ID:6/v/3cVQ
父「やぁ幼馴染くんどうも」
幼「あれ、誰でしたっけ。あんまり観覧席寄っちゃ駄目ですよ」
父「酷くね?」
幼「とりあえずセクハラで訴えて」
父「それ君の方じゃね」
上妹「お父さんが突っ込むの?」
父「あれ?俺ボケ役って決まってた?」
母「久し振りね幼馴染ちゃん」
幼「今日朝挨拶しましたよ」
母「ええしてたわね普通に」
下妹「お母さん悪ふざけ駄目」
母「ごめんね?お父さんとお母さん、時々ふざけないと死ぬの」
父「そうなんだよ。全身がねじ切れて破裂死するんだ」
父母「はっはっはっは」
上妹「そういうの良いから」
272
:
◆vC.kHTi4RE
:2014/10/16(木) 07:15:17 ID:d0jOZ.Q2
父「おっと、兄が走るんだな」
上妹「ちょっと何する気?」
父「ん?それは…おっと来たぁ!」ダッ
下妹「あ」
兄「!?」
父「頑張れ頑張れ絶対出来る頑張れもっとやれるってやれる気持ちの問題だ!」
兄「頑張ってるから並走してくんな帰れぇ!」
父「頑張れ頑張れそこだそこで諦めるな積極的にポジティブに頑張る頑張る俺だって頑張ってるんだから!」
兄「頑張らなくて良いから邪魔すんじゃねえ!」
父「もっと!熱くぐぇえええ」ドゴォ
上妹「ごめんなさいごめんなさいうちの父がごめんなさい」ズルズル
父「世間はさぁ、冷てえごぉあ!」ボゴォ
上妹「ちょっと体育祭終わるまで死んでてお願い」
下妹(やっぱりお父さんの真似は出来ないなぁ……)
273
:
◆vC.kHTi4RE
:2014/10/16(木) 07:27:15 ID:d0jOZ.Q2
下妹「お帰りお兄」
兄「頼む。父さんと母さんを拘束してくれ。先生に引き渡しても抜け出すから駄目だ」
上妹「帰って早々言う事がもう…」
下妹「でもお兄、一位取れたね!」
兄「鍛えてるもんで」
幼「はぁー、相変わらずだねぇ兄。昔っからずっと一位だった」
兄「そうだっけか」
幼「いや、男子では一人だけ次元違ってたから」
下妹「男子では?」
幼「だって、女子は上妹ちゃんが…」
下妹「あぁ…」
上妹「…そんな速かった?私も兄貴も」
兄「必死だったから覚えてない…」
幼「これがランナーズハイ…」
下妹「違うと思います」
274
:
◆vC.kHTi4RE
:2014/10/16(木) 07:36:12 ID:d0jOZ.Q2
幼「そう言えば、下妹ちゃんも凄かった…」
下妹「ふぇ?」
兄「下妹は運動苦手だからな」
幼「学年上がる毎にどんどん成長してくんだもん…胸」
兄「ちょっと署まで」ガシッ
幼「ストップ!スターーーーップ!聞いて聞いて本気で!」
兄「何だよ」
幼「いや、だってさぁ…走る度にぶるんぶるんって…」
兄「やっぱり署まで」
幼「お許し下さい!」
上妹「……。くっ…」
兄「止めなさい自分のを見るの止めなさい」
275
:
◆vC.kHTi4RE
:2014/10/16(木) 07:45:18 ID:d0jOZ.Q2
幼「いやね、あれ、もう男子も女子も見てたもんだよマジマジと」
下妹「そ…そんなに…?」
幼「女子はもう嫉妬通り越して呆然としてた。勝てないって」
上妹「……」ズーン
兄(思い出して落ち込んでるのか…)
幼「男子はやたらと屈んでしばらく立ってなかったけど…兄、あれ何?」
兄「ここで俺に振る?」
幼「いや、同じ男なら分かるかなって…」
下妹「…知らないんですか?」
幼「え?下妹ちゃん分かるの?」
上妹「幼馴染さんなのに知らないんだ…」
幼「え、皆知ってるの?え?」
兄「お前そっち方面の知識あるもんだと俺も思ってた…」
幼「そっち方面?」
兄「分からないならそのままで良いと思うぞ俺は」
276
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/10/16(木) 14:06:54 ID:tQQSewp6
しじみが穫れるってがんばってんだよ!
277
:
◆vC.kHTi4RE
:2014/10/16(木) 22:50:54 ID:d0jOZ.Q2
幼「?結局教えてくれないんだ」
兄「あぁ」
幼「…じゃあ今下妹ちゃんをぶるんぶるんさせたら」
兄「被害増やすんじゃない」
上妹「…………」
幼「うん何かごめんねだから恨みがましく睨まないで」
兄「もうそっちの話題出すなよ」
幼「無理」
下妹「じゃあ猿轡を着けて」
幼「待ってワタシそういうアブノーマルの駄目」
上妹「て言うか何で持ってるの下妹ちゃん…?」
下妹「何時か使えると思って」
上妹「何時、誰に使う気…?」
下妹「え?」
兄「合ってない。下妹と目なんて合ってない」
278
:
◆vC.kHTi4RE
:2014/10/16(木) 23:00:24 ID:d0jOZ.Q2
幼「下妹ちゃんは兄ラブだねぇ」
下妹「世界で一番で愛してる家族ですから!」
兄「ちょっとでかい声で言わないで周りの男子からのヘイトがヤバイぜ」
幼「じゃあ上妹ちゃんは」
下妹「世界で一番大好きな家族です!」
上妹「下妹ちゃん…私も!」ムギュ
下妹「えへへ」
幼「ワタシも!」
兄「お前は駄目だ、真面目にやれ」
幼「美しき家族愛に胸を打たれ、抱き付こうとしたら止められた女、スパ」
兄「下妹、猿轡貸してくれないか」
幼「ホント止めてその後放置されそうだからホント止めて」
279
:
◆vC.kHTi4RE
:2014/10/16(木) 23:21:49 ID:d0jOZ.Q2
兄「とにかくだ、話してる場合じゃない。競技を見よう」
幼「女の子走んないから興味無いし」
兄「そればっかか」
幼「そればっかりだよ!腐腐腐腐腐…」
兄「笑い方が何かおかしい」
下妹「お兄出ないなら興味無いもん」
兄「即答かぁ」
上妹「私は見てるけど。どういう人の走りが良いかな、とか」
兄「真面目だな。ありがとう」
上妹「え?あぁ、うん…?」
下妹「でもお姉、お兄が出てたらそっちばっかり見てたよね」
上妹「そ、そりゃ、家族だし…活躍、見たいでしょ?」
幼「兄の走る姿をどう思ったかご感想をば!」
上妹「お、おば?…まぁ…うん、格好良かった、かも。…ちょっとだけ」
幼「これはこれはご馳走様です」
280
:
◆vC.kHTi4RE
:2014/10/17(金) 20:22:37 ID:8PKDyUeU
幼「と言う訳でもう昼です。余計な所は省く、う〜ん親切設計」
兄「何言ってるんだ」
下妹「お兄がよく言ってる事だよ?」
兄「そうだった。…ところで」
下妹「?」
兄「俺の膝の上に座ってるのは何か意図でも?」
下妹「座っちゃ駄目?」チョコン
兄「全然オッケー駄目とか絶対言わない」ナデナデ
下妹「ん〜…♪」
上妹「む…」
幼「おやぁ?どうしたのかな、上妹ちゃん」
上妹「何でここに居るんですか。帰って下さい」
幼「風当たりがキツい」
兄「自業自得だな」
幼「えぇ〜」
281
:
◆vC.kHTi4RE
:2014/10/17(金) 20:42:44 ID:8PKDyUeU
幼「別に、今日ワタシの家族来てないんだしさぁ。仲の良い家族の所に居てもさぁ」
兄「良いけど妹に手を出したら断絶するからな」
幼「そんな殺生な!」
上妹「兄貴も優しいよね。今までやってきた事考えたら逮捕されてても文句言えないんだけど」
下妹「何してたの…?」
上妹「不法侵入しようとしてた。二階に。下妹ちゃんの部屋に」
兄「黒い全身タイツに唐草模様の布を被ってな」
幼「ちょっ、止めて、あれ若気の至りだから。写真見せられてジタバタしてたから」
兄「しかも上妹の部屋入ろうとしたよな」
幼「結果的に兄の部屋で勘弁してあげたんだから良いじゃ――」
下妹「万死に値しますね」
上妹「兄貴、今日部屋徹底的に掃除して良い?」
幼「何この細菌扱い」
282
:
◆vC.kHTi4RE
:2014/10/17(金) 21:18:21 ID:8PKDyUeU
幼「くぅ…だったら兄ん家の弁当から卵焼きを奪――」
兄「ほら、下妹」ヒョイ
下妹「あ〜ん。あむ。んむ」モグモグ
幼「餌付け…だと…あ〜ん…だと…羨ましい!代わって兄!」
下妹「嫌です」
幼「」ズーン
上妹「…お好きにどうぞ。多めに作ってきたんで」
幼「良いの…?」
上妹「えぇ、まぁ」
幼「あなたが神か!あ、ありあてぇ!ありがてぇ!」クッチャクッチャ
上妹「わざと音立てて食べるの止めて下さい」
幼「ごめん」
幼(これ、上妹ちゃんが作ったのかぁ……負けた。超美味い)ングング
上妹「勢い良く食べ過ぎです」
幼「ごめん」
283
:
◆vC.kHTi4RE
:2014/10/17(金) 22:05:31 ID:8PKDyUeU
兄「で、父さんと母さんは何処に行ったんだ」
上妹「無理矢理帰って貰った。大会どころじゃ無くなるから」
下妹「そ、そうなんだ…」
兄「それが良いな。ろくな事しないし」
幼「また来るんじゃない?案外」
兄「止めてくれあり得るから困る」
下妹「それよりお兄、あ〜ん」
兄「んぐ。…美味い。流石上妹」
上妹「そ、そう…?」
兄「そうだよ」ナデリ
上妹「…///」
幼「あぁ〜、良いな〜良いな〜妹ちゃん達に食べさせてもらって〜。…これが格差社会か」
兄「確かに格差社会だな。下妹が大、幼馴染が中、上妹が小あぱぁ!」ドグシャ
上妹「何処見て言ってんの兄貴?返答次第ではとんでもない事になるよ」
兄「もうなってる」ボタボタ
284
:
◆vC.kHTi4RE
:2014/10/17(金) 22:29:58 ID:8PKDyUeU
兄「ほら、んな事してないで食べろよ」ボタボタ
下妹「お兄はまず鼻血止めた方が良いよ」
上妹「…やり過ぎた、ごめん。…ティッシュあるから」
兄「深く気にするでない」
下妹「舐めて止めてあげ」
兄「しなくて良いぞ絵面がヤバいからな」
幼「端から見たらキスしてる様にしか見えないんじゃない?」
下妹「」ジーーー
兄「させねえ絶対」
下妹「ぶ〜ぶ〜」
兄「可愛く言っても駄目」
幼「ワタシが代わりに下妹ちゃんにキスを」
下妹「舌を噛み千切って死にます」
幼「拒絶反応レベル!?」
285
:
◆vC.kHTi4RE
:2014/10/17(金) 22:43:08 ID:8PKDyUeU
幼「一体…一体どうすれば仲良く出来るの…?」
兄「取り敢えず女子好きによる暴走止めたら」
幼「ワタシがワタシで無くなる!」
兄「無くなれよ」
幼「ワタシ自身を完全否定しなくてはならんと言うのか…」
兄「それを乗り越えて…本当のお前に近付くんだろ…」
幼「いやその先断崖絶壁にしか見えないんだけど」
兄「上妹に謝れよ!」
上妹「しばいて良い?」スパァン
兄「もうしばかれました。結構痛い」
幼「…妹ちゃん達と同じ境地に辿り着ければ仲良くなれる可能性が微レ存…?」
兄「同じ境地って何だ。ツンデレ?甘えん坊?」
上妹「誰がツンデレだ」
下妹「そんなに甘えん坊かなぁ…」
兄「膝に乗って密着してるのに何を今更」
286
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/10/18(土) 00:54:23 ID:rGCrT3to
幼すき
287
:
◆vC.kHTi4RE
:2014/10/18(土) 10:53:34 ID:SdjD7Htw
下妹「わたし的には甘えるってこうだと思うよ?」ギュ
幼「た、対面ざ…対面抱き!」
兄「おい今何て言おうとした」
幼「TPOに配慮したんだから許して」
上妹「……」
兄「ん?どうした上妹…」
上妹「…ふん」ギュ
幼「あ、あすなろ抱き…!?」
下妹「あすなろ?」
上妹「あすなろ抱き…?」
兄「アストラ…?」
幼「えっ、知らない?あすなろ抱き。あとアストラ関係無い」
下妹「今お姉がお兄の背中から抱き付いてる形の事?」
幼「そうそう。…妹サンドイッチの気分は?」
兄「その言い方何か止めろ」
288
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/10/21(火) 07:35:43 ID:/WNn4d9E
兄そこ変われ
289
:
◆vC.kHTi4RE
:2014/10/21(火) 21:36:36 ID:5wmlspLg
兄「ええい離せ離せ。良いから皆でご飯食うぞ」
下妹「は〜い」
上妹「む…」
兄「家に帰ったら構ってやるから」
上妹「べ、別に…良いし」
下妹「顔緩んでるよ」
上妹「ゆ、緩んでないし」
幼「兄、この満面の笑み見てどう思う?」
上妹「え、笑ってる?嘘?」
下妹「笑ってるよ」
兄「そうだな。チョロい」
上妹「チョロっ!?」
290
:
◆vC.kHTi4RE
:2014/10/21(火) 22:10:17 ID:5wmlspLg
幼「う〜ん、美味しいなぁ…上妹ちゃんは良いお嫁さんになれるだろうなぁ」
兄「あ、やっぱそう思うか?」
上妹「や、やめて下さいよ、もう…」
下妹「お姉の顔がゆるゆるに…」
幼「美人で、優しくて、面倒見良くて、ご飯美味しい…相手の人は幸せだろうなぁ」
上妹「あう…///」
下妹「お姉を褒め殺す気ですか?」
幼「いやいや、事実を述べてるだけだから」
上妹「///」シュー
兄「これ以上言ったら上妹が顔真っ赤になって死んじゃうから止めてくれ」
幼「もう真っ赤だけど。まぁやめるけどさ」
兄「お〜ほら上妹。膝枕してやるから」
幼「ワタシでもそれ止め刺すって分かるから止めたげて」
291
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/10/21(火) 23:18:36 ID:jUeDDH9E
世界一幸せな兄じゃないですか。
292
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/10/22(水) 12:17:42 ID:nIH8dl4k
止めさそう(提案)
293
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/10/22(水) 18:50:37 ID:j9nucazc
止めさすのはかわいそうだろ(いいぞもっとやれ)
294
:
◆vC.kHTi4RE
:2014/10/22(水) 22:01:12 ID:okshig6I
「お姉ちゃん〜…?」
幼「ひぃ!?」
兄「…お姉ちゃん?」
「あ、失礼致します」
幼妹「初めまして、この情けない姉である幼馴染の妹です」
幼「情けないとか言うなっ!」
幼妹「人が折角見に来た上にお弁当まで持ってきたのに人様のお弁当をたかって…」
幼「う…だって…」
幼妹「だっても何も無い!」
兄「あの〜…」
幼妹「あぁ、重ね重ね失礼します。今すぐ駄目姉を連れて離れますので」
下妹「お願いします」
幼「待ってぇ!お願いぃ!」
幼妹「喧しい!」
幼「ひぃ!?」
295
:
◆vC.kHTi4RE
:2014/10/22(水) 22:24:29 ID:okshig6I
兄「ストップ。色々とストップ」
幼妹「はい」
兄「詳しい説明をお願いします」ナデナデ
上妹「あぅ…えぅ…///」
幼「あ、結局上妹ちゃんに膝枕するんだ…」
下妹「お姉、凄く恍惚としてる…」
幼妹「…えっと、宜しいでしょうか」
兄「どうぞ」
幼妹「わたくし、幼馴染妹です。姉とは2つ年下です」
下妹「じゃあ、まだ中学生?」
幼妹「そうですね」
兄「何か、幼馴染と比べると、随分真面目でしっかりしてるなぁ…」
幼「そうそう、クソ生真面目なん」
幼妹「他所様が食事中なのにそういう言葉を使わない!」
幼「はひ…」
296
:
◆vC.kHTi4RE
:2014/10/23(木) 07:44:08 ID:q/Iqi64Y
幼妹「…コホン。すみません、大きな声を…」
兄「いや、良いよ。幼馴染にはそれ位必要だから」
幼「扱いが酷い」
兄「だったら自重しろよ」
幼「無理」
兄「うんそう言うと思ったわ」
幼妹「……」
下妹「どうしたの?」
幼妹「…そう言えば、お姉ちゃんが男の人と気軽に喋ってる…もしかして、兄さん?」
兄「そうだけど」
幼妹「ああ、そうですか!何時も何時も姉がお世話になってます。姉から話は聞いてますよ」
兄「へぇ、何て?」
幼「あ、ちょ、ストップストップ!」
幼妹「…との事なので、言うのは貴方にとても感謝してますよ、とだけ言います」
幼「もう言った!言ったよ!」
297
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/10/23(木) 20:35:48 ID:rChdq8PQ
その話、聞かせてもらおうじゃないですか。
298
:
◆vC.kHTi4RE
:2014/10/24(金) 07:05:04 ID:PXubHKZ.
兄「感謝?え、こいつが?そんな馬鹿な。感謝する位なら胸揉みたいって言った奴だぞ」
幼「…言ってた?」
兄「言ってた」
幼妹「お姉ちゃん…」
幼「止めて!哀れむ目で見ないで!」
幼妹「姉の兄さん評価はとても優しい人だそうです」
幼「続けないで止めて!」
兄「ほう、それでそれで?」
幼妹「なんやかんや言いながらも自分に付き合ってくれる、本当にすモガッ」
幼「それ以上言ったら死ぬ、死んじゃうから」
下妹「あ、あの幼馴染さんの顔が赤い…!」
兄「天変地異でも起こるぞこれは…」
幼妹「は、初めて見た…人類が滅亡するんじゃ…!?」
幼「人の顔何だと思ってんの!?」
299
:
◆vC.kHTi4RE
:2014/10/24(金) 07:26:26 ID:PXubHKZ.
兄「普通の笑顔と下妹狙う時の笑顔と、あと…」
下妹「止められた時の顔もあるよ」
幼妹「兄さんの話をしている姉は満面の笑みを浮かべて」
幼「赤裸々、ノー!」
下妹「…もしかして」
幼「な、何?」
下妹「お兄、狙ってるんですか…?」
幼「な、何でそうオモウノカナー?あくまで長い付き合いの友達だから、うん友達…」
下妹「………………」ジィー
幼妹(え、獲物を狙う目をしてる…)
兄「おいおい、こんな下妹を狙う変態が俺の事狙うとかあり得ないだろ」
下妹「分からないよ?本当はお兄目当てでそういう姿を演じて」
幼「下妹ちゃん大好きなのは演技じゃないから」
兄「そこだけでも演技だったら良かったのに」
300
:
◆vC.kHTi4RE
:2014/10/24(金) 19:45:28 ID:PXubHKZ.
兄「…はい、話終わり。飯食う時間無くなる」
下妹「むぅ…そうだね…」
兄「ほら上妹、起きろ」
上妹「ふえ…?あれ、ここ何処…?」
兄「俺の通う高校」
上妹「………はっ!?」
兄「おはやうおぜうさん」
幼妹「どうして文語で話してるんですか…」
上妹「えっ、誰!?」
兄「幼馴染の妹」
上妹「全然似てないっ!」
幼妹「姉は父に似て、わたくしは母に似てますので」
上妹「はぁ…真面目…幼馴染さんと全然違う…」
幼「皆そうやって比べるんだぁ…お陰でワタシは変態の烙印を」
兄「比べるまでもないからなそれは」
301
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/10/25(土) 00:48:55 ID:AB9BWDhI
妹だらけでたまらんですなあ……
302
:
◆vC.kHTi4RE
:2014/10/26(日) 13:25:01 ID:sYHgAQHI
上妹「えっと…よろしく?」
幼妹「はい、宜しくお願いします」
上妹「…何だか硬いなぁ」
幼妹「え?」
上妹「もっと気楽に笑って良いんだよ?」
幼妹「…そう言われても」
兄「別に俺達は気にしないけどな。砕けた感じでも」
下妹「お母さんとお父さんと幼馴染さんで慣れてるからね」
上妹「…うん、砕け過ぎだけどね、その三人」
兄「規格外だからな」
幼「いや、流石にあの二人には負けると思うんだけど…」
兄「は?本気で言ってる?」
幼「ちょ、何その反応」
303
:
◆vC.kHTi4RE
:2014/10/26(日) 14:40:17 ID:sYHgAQHI
兄「まぁ幼馴染の事は置いといて」
幼「スルー、ノー!」
兄「まぁ、あんまり気を使わなくていいからさ」
幼「完全スルー!?」
幼妹「…分かりました。善処はします」
下妹「…お姉」
上妹「ん?何?」
下妹「あのね…」ボソリ
上妹「…いやいや、それは嫌われるかもだしさ…」
下妹「気にしない!」
上妹「えぇ〜…」
下妹「じゃあ、行くよ〜…?」
上妹「…う〜ん。なるようになれっ」
304
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/10/26(日) 14:44:23 ID:93YgNZSg
ガガミラノ 時計
http://www.faao.org/Donate/gagacopy.html
305
:
◆vC.kHTi4RE
:2014/10/27(月) 21:12:30 ID:ID6INE.2
上妹「妹ちゃん…ごめん!」ガシッ
幼妹「ひゃっ!?な、何するんですか!」
幼「おっと百合か!百合なんか!?」
兄「ちょっと黙ってようか」メリメリ
幼「ぬがぁぁぁぁぁ」
下妹「擽るんだよ」
幼妹「擽る…ってどうし」
下妹「問答無用!」コショコショ
幼妹「〜〜〜〜〜っ!」
下妹「むぅ…中々強情…」
幼「痛た…妹はあれだから。人前でホント笑わないように徹底してるから」
兄「こら、止めろ二人共。無理に笑わせる必要無いだろ」
下妹「う…ごめんなさい…」
上妹「…ごめん」
幼妹「はぁ…はぁ…悪気があった訳では無いので、気にしない事にします…」
306
:
◆vC.kHTi4RE
:2014/10/27(月) 21:28:40 ID:ID6INE.2
幼(…そろそろ昼休憩も終わる…これで妹の弁当を食べずに済む…!)
幼妹「ふぅ…お昼もそろそろですね。早くお弁当食べないと…」
幼「!!」
兄「ちょっと喋り過ぎてたな…」
幼妹「ほらお姉ちゃん、早く食べて」
幼「…い、イインジャナイカナァ…」ガタガタ
兄「…幼馴染?」
幼妹「もう、我が儘ばっかり言って。ほら、これ!」カパ
下妹「!?」
兄「…!」
上妹「」
幼妹「…?どうかしましたか?皆さん」
兄「い、いやぁ別に」
兄(何か…黒い!何が入ってるか分からん!こ、この子…)
下妹(大変…お姉が茫然自失状態になる程の料理下手な子…)
307
:
◆vC.kHTi4RE
:2014/10/27(月) 21:38:21 ID:ID6INE.2
上妹「………妹ちゃん」
幼妹「は、はい…?」
上妹「今日、私の家に遊びに来ない?家も近いしさ」
幼妹「えっと…」
上妹「来るよね?…ねぇ?」ゴゴゴゴ
幼妹「は、はいっ、行かせていただきます!」
下妹(お、お姉が怒ってる…)
兄(…どんな味なのか逆に気になるな)ヒョイ パク
幼「あっ、兄!」
兄「……ぐぅっ?!」
幼妹「へっ?」
上妹「兄貴!?」
兄(な、何だこの味は…苦い…辛い…不味い…苦しい…痛い…そうか…これが…)
兄「宇宙…」バタッ
下妹「お兄!何見たの!?お兄、お兄ぃ!」
308
:
◆vC.kHTi4RE
:2014/10/27(月) 22:30:53 ID:ID6INE.2
――――
――
―
兄「…ん?」
幼妹「…あ!」
兄「…あれ、妹ちゃん…」
幼妹「ごめんなさいごめんなさい!ワタシの所為で…!」
兄「あ〜…別に良いよ。気にしなくても。それより…」
上妹「」ギュー
下妹「」ムギュ
兄「…このダッコちゃん何とか出来ないかな」
幼妹「ダッコちゃん…?」
兄「そうか、知らないか…」
幼妹「ええと、ごめんなさい…」
兄「いやいや、良いから謝らなくて」
309
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/10/27(月) 22:41:54 ID:CNssydkw
ええぞ〜
310
:
◆vC.kHTi4RE
:2014/10/27(月) 23:46:50 ID:ID6INE.2
兄「それより、時間は…?競技、出ないとさ」
幼妹「あの、それが…もう、最後の競技に…」
兄「…終わってる?」
幼妹「いえ、まだ…」
兄「良かった!俺出るからさ。よし…お〜い」ペシペシ
上妹「う、う〜…ん…?」
下妹「にゅ…なに…?」
兄「離してくれ」
上妹「うん…」
下妹「は〜い…」
兄「よし、妹達は頼んだ」
幼妹「は、はい…任せて下さい…?」
兄「うぉぉぉぉぉ!障害物競争が待っているぅぅぅぅぅ!」
幼妹(……うん、やっぱりお姉ちゃんの友達だ。ちょっと変…)
311
:
◆vC.kHTi4RE
:2014/10/28(火) 07:13:52 ID:XN70Yhds
幼「…まさかこんな早く生きて帰ってくるとは思ってなかった」
兄「どういう意味だそれは」
幼「いやね、初めて食べた時なんか吐いても嘔吐感が止まらないし涙も溢れるし…」
兄「あぁ…そう…」
幼「作ってくれるのはありがたいんだけど…それだけに食べられないのが心苦しくて…」
兄「こう言うのも何だけど、苦労してたんだな」
幼「初めて食べた時に指摘してあげてたら…」
兄「今日上妹が教える気だし、気にすんなよ」
幼「…これで食事が改善されれば…腹が減っては戦は出来ぬ、だからね」
兄「…若干不安だけど」
幼「フラグを立てるの止めよう!」
312
:
◆vC.kHTi4RE
:2014/10/28(火) 07:26:57 ID:XN70Yhds
兄「ところで…」
幼「何?」
兄「…障害物競争…だよな」
幼「そうだよ」
兄「おい、跳び箱二十段って何だ。やり過ぎだろ」
幼「むしろこの学校よくあんな高さまで用意してたね。ビックリだよ」
兄「しかもハードルも間隔細かく置かれてるし、しかも高いのに潜れない様にしてるし」
幼「やる気満々だよね」
兄「しかも何?平均台曲がりくねってるけど。どうやって作った?」
幼「あと容赦なくぐるぐるバットはあるし」
兄「しかも吊るされてるパン、あんぱんじゃなくてフランスパンなんだけど」
幼「それと紙も置いてるね。探し物でも書いてるんだろうけど」
兄「本気でやり過ぎだろ…おい…」
313
:
◆vC.kHTi4RE
:2014/10/28(火) 07:38:09 ID:XN70Yhds
幼「…頑張れ、兄!」
兄「お前俺の表情が見えないの?」
幼「視力は良い方だけど」
兄「じゃあ見てみろよ、他の参加者の顔を」
幼「全員意気消沈してるねぇ、見事に」
兄「当たり前だろ!誰だってやる気無くすわ!」
幼「兄は周りと違ってこんなに可愛い幼馴染の応援があるんだから」
兄「可愛くなったらその応援も受け入れるんだけどな」
幼「なるほど、ワタシもその高い障害物を乗り越えろ、と」
兄「是非とも乗り越えないでくれ」
幼「酷くない?」
兄「過去を鑑みられるなら試してくれるかな」
幼「女の子追ってた」
兄「ほらもうただの不審者だよ」
314
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/10/28(火) 14:28:39 ID:qnB88Zxc
筋肉番付かな?
315
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/10/28(火) 18:20:25 ID:2FJZ3Xcc
wktkしてきた
316
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/10/28(火) 19:24:25 ID:mkaYweao
幼妹め、ダークマターを生成するだと…
317
:
◆vC.kHTi4RE
:2014/10/28(火) 22:06:13 ID:XN70Yhds
先生『さぁ、始まりました最後の最後の大勝負!障害物競争です!』
兄「!?」
先生『実況には私がお送りさせていただきます!』
幼「あの先生…真面目であんな事する先生じゃなかったと思ってたんだけど…何あれ」
兄「一体何があっ…あぁっ!?」
幼「な、何?」
先生『解説には、このお二人をお呼びしております。宜しくお願いします!』
父『どうも。兄の父親です』
母『母親です』
兄「んぬぁあにをやっとんじゃあああああ馬鹿夫婦くぉあらあああああああ!!」
父『実況』
母『アンド解説』
兄「帰れええええええ!全力で帰れええええええ!」
幼「…あれは真似出来ない。流石に」
318
:
◆vC.kHTi4RE
:2014/10/28(火) 22:28:54 ID:XN70Yhds
父『さぁ、この私達夫婦の考案した障害物競争を勝ち残るのは一体誰だ!』
兄「やっぱりかおいいいいいい!」
幼「二人共学校の根本に入り込んでるんだ…」
母『因みに障害物は無視して良いけど凄いペナルティあるから』
父『スキマに送られたり、かべのなかにいる状態にされたりするから』
兄「ペナルティでけぇ!」
母『命を掛けて戦え…』
兄「大袈裟過ぎるわ!」
幼(毎日この人達に挟まれて生きてるんだ…これは苦労してるなぁ)
兄「くおおおおぉぉぉぉぉ…………この怒りを何処にぶつければ良いんだぁ…」
幼「頑張れ!」
兄「お前の顎外すぞ」
幼「やだよ!」
319
:
◆vC.kHTi4RE
:2014/10/28(火) 22:42:25 ID:XN70Yhds
先生『さぁ、試合開始です!』
兄「…もう俺は突っ込まない、突っ込まないぞ」
先生『よーい…………………………………………………………………………………………………』
兄「溜め長ぇ!…あっやべっ、もう突っ込んだ」
先生『…ドン』ボソッ
兄「声ちっちゃ!」
父『ファイトパワー!ファイトパワー!』
母『ファイファイファイファイファファファファファイ!』
兄「うるせぇ!」
先生『さぁ、選手がバットで回り始めましたね』
父『フラフラしますからね。面白い映像が見られると思いますよ。ブフッwww』
兄「何笑ってんだ!」
母『ちなみにバットの色は虹色をイメージして並べてます』
兄「要らんわその拘り!」
320
:
◆vC.kHTi4RE
:2014/10/28(火) 22:55:22 ID:XN70Yhds
先生『おっと、早速跳び箱ですね。飛べるんでしょうか?』
母『無理ですね』
兄「断言すんなら用意すんな!」
父『フヒヒwwサーセンww』
兄「全力で殴りてぇ」
競争相手(こいつ…走りながら突っ込んでる…!)
兄「くそっ…ふざけやがってええええええ!」
先生『おぉ!?これは…!』
兄「よいっしょあああああ!」
先生『と、跳んだ。跳びました!』
兄「ふぅ…鍛えてて良かった」
母『期待外れですね』
父『面白可笑しく倒れて転げ回るのを期待してたんですけどね』
兄「あの夫婦後で絶対ブッ飛ばす」
321
:
◆vC.kHTi4RE
:2014/10/28(火) 23:14:14 ID:XN70Yhds
下妹「ふわぁ…お兄凄いね、お姉!」
上妹「……」ボーッ
下妹「…完全に見惚れてる…」
幼「あれ、帰って来てたんだ、三人共」
幼妹「何か悪い?」
幼「いんや?」
幼妹「それにしても、兄さんって凄い人なんだね。跳び箱二十段越えちゃった…」
幼「昔っからあんな感じだから。何か、妹ちゃん達の為、とか言ってさ」
幼妹「…兄妹同士で強い絆で結ばれてる…って事?」
幼「絆っていうか愛だね、うん。主に妹ちゃん達の」
下妹「格好良いな、格好良いなぁ…」
上妹「…お兄ちゃん…」ボーッ
ブラコン
幼「…ほら、結構な兄妹愛でしょ?」
幼妹「…確かに」
322
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/10/28(火) 23:54:02 ID:PmnR0YWM
レモンエナジーアームズwww
323
:
◆vC.kHTi4RE
:2014/10/29(水) 01:06:48 ID:.6kaSE.A
先生『おっと、一人先に行く兄、平均台に辿り着きます』
父『わざわざ業者に発注掛けましたからね。ウン百万はしました』
兄「本気で何やってんだ」
先生『それはそうでしょうね。上下左右に曲がりくねってますから』
兄「最早平均が行方不明なんですが」
母『くねっくねっくねっチョコボー』
父『クエッ、だよ母さん』
母『あらやだ』
兄「真面目に黙っててくれないかな、本当に」
父『あっ、落ちたら全力で馬鹿にするからシクヨロ』
兄「この平均台投げられたら投げ付けてやりたい」
324
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/10/29(水) 18:18:27 ID:zb2egyWA
財力ぱねぇ...
325
:
◆vC.kHTi4RE
:2014/10/30(木) 22:57:47 ID:7QWtXcT6
兄「こんなもんに金使うなら家族に使えやああああ!」
先生『おっと怒りの叫びを上げながら、何と走り抜けています!』
父『おい簡単に行くなよウン百万が無駄じゃないか』
兄「最初から既に無駄だろうがああああ!」
先生『他の生徒は未だ跳び箱ですね』
母『兄以外なら元取れるわね』
父『全く、こんな真面目な奴に育てた覚えはないぞ』
兄「何だろうこの胸に湧く想いは。殺意?」
326
:
◆vC.kHTi4RE
:2014/10/30(木) 23:10:38 ID:7QWtXcT6
先生『次はハードルですね。ハードル間は足一つ分の隙間しかありません』
母『測るの意外と疲れて疲れて』
父『ハードルの下に板貼るの疲れて疲れて』
母『倒したらちゃんとハードル最初から越える様に』
父『一個倒したらドミノ倒しになるからな。全部起こす様に』
兄「その下らない事に懸ける情熱は何なの?」
父『聞こえてるぞ!下らないとか言うな!』
母『しょうもないと言いなさい!』
兄「本当に疲れる…」
327
:
◆vC.kHTi4RE
:2014/10/30(木) 23:58:29 ID:7QWtXcT6
兄(しかし、どうする…跳ばないと越せない高さだ…このままだったら絶対倒す…)
父『ほらほらどうした、早く行けよ』
兄「…分かった。行ってやるよ!」
父『どうせ倒すだろうけどまぁ頑張れ』
兄「あぁ…頑張るぜ…オラァ!」ガシャアン
先生『な!?何と、ハードルを蹴り飛ばして、全て倒した!?』
母『ちょっ、それはないわ』
兄「大丈夫だよ。俺はちゃんとルールを守るからな…」
先生『…な、何という事でしょう…倒したハードルを越えた後、一つずつ起こしていってます』
父『おまっ、それ反則』
兄「俺は倒したら最初から跳べと、全部起こせしか聞いてないね!」
母『確かに…最初から倒して、越してから起こせばルールは破ってない…』
父『常識的に考えたら普通失格だから!』
兄「あんたら夫婦に常識を説かれたくねぇえええええ!」
328
:
◆vC.kHTi4RE
:2014/10/31(金) 00:38:59 ID:YpwNE4UY
先生『次はフランスパンですね』
父『ちゃんと食べ切らないとフランスパンでしばくから』
兄「地味だけど地味じゃない嫌がらせだなおい」
兄(…フランスパンの長さ分、吊り下げてる棒も高い位置に…先だけ食い千切ったらアウトだ…)
母『千切れて食べれなくなったら全身にフランスパン刺すから』
先生『最早フランスパンは凶器扱いですね』
兄「頼む先生その二人フランスパンでしばき倒してくれ」
父『残念先生は私達の同志だ』
母『フランスパンでしばき倒したらこうなったのよ』
兄「本当に凶器として使ったのか何してくれてんだ」
329
:
◆vC.kHTi4RE
:2014/10/31(金) 22:02:24 ID:YpwNE4UY
兄「ええい、付き合ってられない」ムシッ
父『おいちょっと待ってくんない?』
母『手で引っ張っちゃ駄目でしょ!』
父『吊り下げるの苦労したんだぞ!』
兄「俺の方が苦労してんだよ!」ムシャムシャ
先生『さぁルール無視気味な展開になっています』
兄「守らせない方が悪い」
母『あぁ、とうとう兄がグレたわ…』
父『写真撮って記念に残そうか』
母『そうね』パシャ
兄「………」モッシャモッシャ
兄(水が欲しい……)
330
:
◆vC.kHTi4RE
:2014/10/31(金) 22:12:50 ID:YpwNE4UY
兄「よっし、食い終わったし、最後は謎の紙…」
兄(多分これ持ってゴールしろって事なんだろうけどな…!)ペラッ
【妹】
兄「………妹?」
父『嫌なら変えても良いぞ』
兄「…………」ペラッ ペラッ ペラッ
【妹】【妹】【妹】
兄「全部同じじゃねえか!」
父『あ、バレた?』
母『テヘペロ♪』
兄「これがやりたかっただけだろ!」
父『あ、バレた?』
母『テヘペロ♪』
兄「殴りたい全力で」
331
:
◆vC.kHTi4RE
:2014/10/31(金) 22:38:07 ID:YpwNE4UY
兄(しかもよく見たら「一人だけ☆」って書いてるな…星がムカつく)
父『さぁ、どっちを選ぶのかな兄くぅん?』
母『上妹?下妹?』
兄「選ばせるのが目的か…!」
上妹「え、ど、どっちを選ぶって…?」
下妹「あの紙、妹って書いてたのかな?」
幼「ほほう、面白そうな事を」
幼妹「真似しないでね、お姉ちゃん…」
幼「出来ないって。その前に命を狙われるから…って、兄来た」
兄「うぉぉぉぉぉぉ!」
上妹「あっ、兄貴っ、下妹ちゃんの方をさっ」
下妹「お兄、お姉連れてってあげて?」
兄「……すまん。俺は…!」
332
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/10/31(金) 22:48:43 ID:rhq19e5c
ここで第三の妹が・・・!!
333
:
◆vC.kHTi4RE
:2014/10/31(金) 23:04:10 ID:YpwNE4UY
兄「…どっちも大事な妹なんだ。選べない…」
上妹「兄貴…」
下妹「お兄…」
兄「…から!」ガシッ
幼妹「!?」
上妹下妹「!?」
兄「行くぞぉ!」
幼「待てぇい!」
兄「すまん幼馴染、妹ちゃん連れて」
幼「ワタシは次女です」
兄「!?」
幼「そう!ワタシ達は三人姉妹…!上京して一人暮らしの姉がいてね…!」
兄「ば、馬鹿な…妹ちゃん、本当なのか」
幼妹「は、はい…」
兄「な、なんてこった…」
334
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/10/31(金) 23:50:58 ID:Chq5u6Tw
全員妹かよ!
まさか母も……
335
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/11/01(土) 03:40:51 ID:bsUQ5tHg
えっ
336
:
◆vC.kHTi4RE
:2014/11/01(土) 07:39:17 ID:hBj9RepI
兄「まぁお前はない」
幼「貴様ぁ!」
兄「妹ちゃん、行くぞぉ!」
幼妹「ど、どうしてお姫様抱っこで〜〜〜〜〜!」
上妹下妹「…………」ポカーン
幼「くそぅ一考の余地もないってかくそぅくそぅ流石に傷付く」
下妹「……その、元気出して下さい……」
幼「台詞をそっくりそのまま返しながらそれでも心配してくれた下妹ちゃんにハグおぼふ」グイィ
上妹「駄目ですから」
幼「どんな状況でも厳しい…」
337
:
◆vC.kHTi4RE
:2014/11/01(土) 22:42:13 ID:hBj9RepI
――――
――
―
下妹「お・に・い〜〜〜〜〜〜!何で!何でぇ…」
兄「正直すまんかった」
上妹「別にどっち選んでも気にしなかったのに。兄貴が私達に不公平な事思わないって分かってるから」
兄「あの時はあれが最善って思ったんだよ…」
下妹「う〜〜〜〜〜〜…………。……別に、悪気があった訳じゃないのは分かってるけどね」プイッ
上妹「あぁ、拗ねちゃった…」
父「よっ、やってる?」
母「まさか違う子を選ぶとは思わなかったわ」
兄「………上妹。SATHUGAIせよ!」
上妹「分かった」
父「えっ、ちょっ、タンマタンマおぼろしゃあ!」ボグォ
338
:
◆vC.kHTi4RE
:2014/11/01(土) 23:02:34 ID:hBj9RepI
―幼馴染家―
幼妹「……」ボーッ
幼「あれ?どしたの妹様?」
幼妹「お姉ちゃん…」
幼「何?」
幼妹「ワタシね、どうしてお姉ちゃんが兄さん好きか分かったよ」
幼「!?………いや別に好きじゃないし…………」
幼妹「じゃあ、狙っても……良いよね?」
幼「………はい?ま、まさか…」
幼妹「…うん…何だか頭から顔が離れなくて、顔が熱くて……どうしよう、お姉ちゃん……///」
幼(ど、どうする…?こうなる可能性があったら困るから、兄には姉さんも妹も紹介避けてたのに…)
幼「……まぁ、まず上妹ちゃんと下妹ちゃんっていう高すぎる壁を越えないと無理だろうけど」
幼妹「……じゃあ、気に入られる様に頑張ってみる」
幼「頑張れ〜」
幼(…心配だなぁ…二人に牙、向かれないかなぁ…大丈夫かなぁ…)
339
:
◆vC.kHTi4RE
:2014/11/01(土) 23:03:41 ID:hBj9RepI
終わり
340
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/11/01(土) 23:49:39 ID:dXtcXI9s
おつ
>>230
だけど予想以上の修羅場だった
続き気になるしネタ切れならネタ出すしまだ終わらんよな?
341
:
◆vC.kHTi4RE
:2014/11/02(日) 00:21:10 ID:LX8GDx8U
>>340
まだ二つ残ってますよ…一つにしますけどね。
342
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/11/02(日) 05:50:53 ID:YYMBmHH6
おつ
もう少し見たかったけどいい終わり方
343
:
◆vC.kHTi4RE
:2014/11/05(水) 22:20:29 ID:Mo4K1JJQ
<宿泊と告白?>
下妹「はわぁ……」
上妹「うわぁ……」
兄「ほ、本当にここか…?」
下妹「地図では、ここだって」
上妹「合ってても間違ってても入りにくいんだけど…場違いとか思われないかな…」
兄「…ええい!勇気を振り絞って行くぞ!」
下妹「ま、待ってお兄…怖いから手繋いでて」
上妹「あ、私も…」
兄「そんな調子じゃ、中入ったら緊張で動けなくなるんじゃないか…?繋ぐけど」ギュ
下妹「ありがとね」ギュ
上妹「ありがと」ギュ
兄「……これの方が場違いな気が」
下妹「良いの」
344
:
◆vC.kHTi4RE
:2014/11/05(水) 22:31:37 ID:Mo4K1JJQ
幼「お〜い、こっちこっち!」
幼妹「お姉ちゃん、声大きいよ…」
兄「あぁ、もっと場違いな奴居たわ…」
幼「誰が場違いだってぇ?あぁん?」
幼妹「あの、兄さん、今回も宜しくお願いします」
兄「そんな硬くなくって良いから。ちょっとは幼馴染を見習った方が良いよ」
幼「何?それ大雑把で馴れ馴れしくて図々しいって?」
兄「言ってないけど良く分かったな」
幼「うぉぉぉぉぉ!」
兄「ちょっ、首振るな」ガクンガクン
下妹「早く入ろうよ…」
上妹「妹ちゃん、先に入ろっか」
幼妹「は、はい…」
345
:
◆vC.kHTi4RE
:2014/11/05(水) 22:41:17 ID:Mo4K1JJQ
上妹「あのさ、妹ちゃん」
幼妹「どうしました?」
上妹「ここ、本当に…お姉さんのホテルなの…?」
幼妹「えっと…姉の方が…」
幼「呼んだ?」
兄「おま…振り、過ぎ…」
下妹「お兄大丈夫?」サスサス
兄「背中、さすってくれて助かるよ…」
幼「一体誰がこんな事を…」
兄「てめえだコノヤロー…」
幼「テヘペロ☆」
兄「殴りたいこの笑顔」
346
:
風俗マニア
:2014/11/05(水) 23:01:06 ID:IsWCzm/Y
激エロ!!風俗エステの現状
http://hptop.jp/rirakudoll_y/
347
:
◆vC.kHTi4RE
:2014/11/05(水) 23:01:24 ID:Mo4K1JJQ
幼「ふはは、悔しかったら殴ってぐはぁ!」スパァン
兄「!」
「皆様、大変失礼をお掛けして申し訳御座いません…」
下妹「あ、その…?」
幼妹「姉さん…!」
上妹「え、こ、この人が…?」
幼姉「えぇ、その通りです」
兄「…全然似てない」
幼姉「ふふ、見た方は皆、口を揃えてそう仰ります」
幼「い、いきなり頭叩くのは無いんじゃないかなぁ…」
幼姉「人様に失礼を働くのがいけないの、分かってるわね?」
幼「ぐむむ…はい」
兄「あの幼馴染が頭が上がらないなんて…」
348
:
風俗マニア
:2014/11/05(水) 23:10:09 ID:IsWCzm/Y
激エロ!!風俗エステの現状
http://hptop.jp/rirakudoll_y/
349
:
◆vC.kHTi4RE
:2014/11/05(水) 23:27:09 ID:Mo4K1JJQ
幼姉「…貴方が兄さん、ですね?」
兄「あ、はい…」
幼姉「…ふふ、成程。そうですか。貴方が幼馴染の…」
兄「は、はい?」
幼「はいはい部屋行こーか!姉さん鍵!」
幼姉「こら」
幼「う…」
上妹「案内、して貰えますか…?」
幼姉「かしこまりました。こちらです」
幼(た、助かった…)
350
:
◆vC.kHTi4RE
:2014/11/06(木) 07:05:14 ID:wi6/pEEs
兄「…広い」
上妹「家よりでかい…」
下妹「お、落ち着かないよ、お兄…」
幼「ワタシ達だって初めて入ったんだけど…こりゃすごい」
幼妹「ますます姉さんが、遠い存在に…」
幼姉「お気に召した様で、何よりです」
兄「ほ、本当に良いんですか?この部屋に泊まらせて貰っても」
幼姉「えぇ、是非とも泊まっていって下さい」
兄「あ、ありがとうございます…」
351
:
◆vC.kHTi4RE
:2014/11/06(木) 07:40:41 ID:wi6/pEEs
兄「…まさか最上階の部屋を案内されるとは思ってなかった」
上妹「エレベーターがずっと上まで上がっていってびっくりしたよ…」
下妹「そのエレベーターも大きかったね…」
上妹「あのさ、こういう部屋ってVIP…が使う所なんじゃ」
幼「スイートルームって聞いたけど」
兄「何か足震えてきたぜ」
下妹「部屋、ほんのちょっとだけでも汚く出来ないよ…」
兄「めちゃくちゃな高さの高級ホテルのオーナーが幼馴染のお姉さん、か。若く見えたけど」
幼妹「この姉とは五歳違いなので…」
上妹「え、若っ!すごっ!」
幼「オーバースペック過ぎてさぁ…妹の立つ瀬ゼロで」
幼妹「まだ上を目指すって言ってたね…日本の中ではまだ有名じゃないから、って…」
下妹「凄い…凄いしか言えないよ…」
352
:
◆vC.kHTi4RE
:2014/11/06(木) 18:53:29 ID:wi6/pEEs
兄「…俺達、何でここに泊まる事になったんだった?」
幼「珍しく妹連れてワタシ遊びに来た」
下妹「お母さんとお父さんがこのホテルの格安券をくじ引きで当てた」
上妹「そしたら二人で泊まりに行くとか言って挑発してきた」
幼妹「そしたら上妹さんがボコボコに…」
兄「家族全員連れてけと拳に乗せて殴ってたな」
幼「その時ワタシがそこ姉さんがやってる所って紹介した」
下妹「家族割とか無い?って電話してましたね」
上妹「無かったみたいだけど、代わりに私達を連れてきたら全員無料で泊めるって…」
幼妹「何を考えてたのかな、姉さん…」
兄「…で、家族全員で行けたのに二人だけで泊まろうとした罰で、父さんと母さんが居ない、と」
上妹「そう」
幼妹「本当に良かったんですか?それで…」
兄「どうせ結局泊まりに来てる」
下妹「否定出来ないからね…」
353
:
◆vC.kHTi4RE
:2014/11/06(木) 19:38:38 ID:wi6/pEEs
幼「とりあえず、こういう所でやる事と言えば…そりゃ!」ボフン
幼妹「ちょっとお姉ちゃん!」
幼「良いじゃんベッドダイブ位。おぉ〜ふかふか…すぐ眠れるよ、これ」
上妹「眠らせてあげても良いですよ」
幼「それ物理的にだよね勘弁して」
兄「ちゃんと人数分用意されてるな」
下妹「一つは要らないのにね。わたしがお兄と寝るから」
兄「一人で寝なさい」
下妹「えぇ〜…」
兄「…しっかし、本当ふっかふかだな…手が沈む…」
上妹「疲れとか、すぐ取れそうだよね」
下妹「うん、そうだね!」
幼「…ぐぅ」
幼妹「お姉ちゃん寝るの早いよ」
354
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/11/06(木) 20:05:29 ID:mgVH4nE2
下妹かわいい
355
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/11/06(木) 20:18:36 ID:HbFsBNOg
寝てあげなよ兄…
356
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/11/06(木) 21:44:27 ID:ndgfXRW2
幼残念可愛い
357
:
◆vC.kHTi4RE
:2014/11/06(木) 22:13:46 ID:wi6/pEEs
兄「…おぅ…キッチンあるんだけど」
上妹「わ、本当だ…」
幼妹「もしかして、ここで料理を作ってくれたり…」
兄「やってくれそうだなぁ…」
下妹「高級な家…な感じだね」
幼「妹もやってみれば?上妹ちゃんに教えてもらったんだから」
幼妹「え…」
上妹「徹底的に教えたから大丈夫だよ、妹ちゃん」
幼妹「そ、そうでしょうか…」
下妹「食べてみたいなぁ、妹ちゃんの料理」
幼妹「あ、あの、そのぅ…」
兄「俺も気になるなぁ」
幼妹「…!…き、機会が、あれば……」
上妹「自信持って頑張ってね、上妹ちゃん」
幼妹「は、はい」
358
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/11/06(木) 22:48:39 ID:t.rOp0fc
上妹が……!!
359
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/11/07(金) 21:23:43 ID:wtbgpEg2
上姉がひとーり、上姉がふたーり…
360
:
◆vC.kHTi4RE
:2014/11/10(月) 21:02:26 ID:jQKyxDOE
幼「…おやぁ?」
幼妹「ど、どうしたの?」
幼「もしかしてお風呂…あったりして?」
上妹「さぁ…?」
幼「…お先!」ダッ
兄「お先って…まぁ付いて行こうかな」
下妹「もしあったら、広いかな?」
上妹「そうだったら?」
下妹「皆で入ろ?」
兄「じゃあ俺一人か。広かったらあれだなぁ」
下妹「え、お兄も入るんだよ?」
兄「何でだ」
下妹「折角のお泊まりなんだからぁ、お願い♪」
兄「駄目」
下妹「ぶー」
361
:
◆vC.kHTi4RE
:2014/11/10(月) 22:26:34 ID:jQKyxDOE
幼「うわぁお、広い…」
兄「おぉ、確かに」
上妹「ちっさい銭湯、って感じかな」
幼妹「外、露天風呂までありますね」
下妹「この高さで露天風呂…贅沢だね!」
上妹「向こうもこっちと同じ位広い…」
兄「…にしても、部屋は洋風なのに風呂は和風なんだな」
幼「さっき脱衣場チラ見したけど、浴衣あったよ」
兄「浴衣か…俺達は着た事無いな」
幼「着方わざわざ書いてあったっぽいし、気にしなくて良いんじゃない?」
下妹「じゃあ、お兄に」
兄「No」
下妹「む〜…」
362
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/11/10(月) 22:42:40 ID:TQ8tWOxE
はよ
363
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/11/10(月) 23:39:07 ID:Gl5Bpb0o
全員可愛い
その中でも下妹が一番可愛い。
364
:
◆vC.kHTi4RE
:2014/11/11(火) 07:03:23 ID:m2ogqb1w
幼「まぁ、入るのは後のお楽しみという事で」
兄「何だ、お前なら飛び込むかと思ったのに」
幼「しないから。流石に」
幼妹「でもこの前」
幼「はいカァット!」
兄「急に声張るなよ…何かしたのか」
幼「そりゃ秘密です」
上妹「…何してたの?」ヒソッ
幼妹「家の浴槽に飛び込んで足滑らせて少し溺れたそうです」ヒソヒソ
下妹「…元気な人だね」ボソリ
幼「あれ〜!?この辺から私に関する話が聞こえるな〜!?」
幼妹「」ダッ
幼「ちょっ、風呂場でダッシュ!?」
365
:
◆vC.kHTi4RE
:2014/11/11(火) 07:13:47 ID:m2ogqb1w
幼「もう…滑るから危ないのにさ」
上妹「え、幼馴染さんが言うんですか」
幼「…うん、まぁ、滑ったら頭打つかもだし…」
下妹「滑って溺れてたのに?」
兄「え、マジで?その年で風呂で溺れた?」
幼「何で言っちゃうかなぁ!」
下妹「妹ちゃん追い掛けますね」
上妹「あ、私も」
兄「二人は急に走るなよ」
上妹下妹「は〜い」
幼「くそぅ可愛いじゃんかくそぅ」
兄「走るなよ〜」
幼「走らないし追わないって…」
兄「?」
366
:
◆vC.kHTi4RE
:2014/11/11(火) 07:21:02 ID:m2ogqb1w
幼「ふっ、何故ならお先に露天風呂に入るからさ!」
兄「え、俺の前で…?引くわー」
幼「人を痴女みたいに言うの止めれ」
兄「下妹の胸を揉もうとする人間をそう言わずして何と言えと?」
幼「淑女」
兄「叩き落としてやろうか」
幼「せめて服は脱がせて」
兄「え、俺の前で…?引くわー」
幼「そもそも何で兄の前で何かするの前提なの?」
幼(恥ずかしさMAXだから絶対しないのに…)
兄「で、入るんだったら出るけど」
幼「露天風呂の景色しっかり見てからでも良いじゃん」
兄「…そうしようかな」
幼「ノリが良いねぇ」
367
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/11/11(火) 07:26:25 ID:qMIoqtzQ
じゃあ幼はもらっていきますわ
368
:
◆vC.kHTi4RE
:2014/11/11(火) 07:32:39 ID:m2ogqb1w
幼「おぉ〜高〜い。遠くの景色が見えるのは、中々絶景で」
兄「お前よくそんな端っこの方立てるな…」
幼「柵あるからへーきへーき」
兄「足滑らせたらどうしようも無いんだぞ。ここ一番上の72階だし」
幼「何だろうその数字を聞くだけで似た者としての悲しみが湧いてくる」
兄「何の話だよ」
幼「上妹ちゃんには勝ってるけど自分の妹に負けてるって話」
兄「何がって成程」
幼「即理解されるの腹立つ」
兄「まぁ…その…うん、頑張れ!」
幼「頑張ってこの胸囲的なサイズなんじゃ舐めんなバカヤロー」
兄「そうか…」
幼「その同情みたいなの止めて」
369
:
◆vC.kHTi4RE
:2014/11/11(火) 07:41:28 ID:m2ogqb1w
幼「ふん、高い所嫌いな兄なんか足滑らせて浴槽に落ちればいいんだ」
兄「いや嫌いじゃないし」
幼「そんな心配してるのに?」
兄「いや、端に立たれたら心配もするって」
幼「…しょうがない、兄の為にここを離れるとしましょう」
兄「あ、別にずっとそこでも良いぞ」
幼「どっちなの?」
兄「冗談。部屋戻るか」
幼「あ〜いよ」
幼(…ちょっとは心配してくれるんだ。…うん、良いな、この気分)ズルッ
幼「ってマジすかい」
兄「ちょ、おまっ!」ガシッ
幼「え?」
幼(いや兄それは不味いって――)
ドッパーーーン
370
:
◆vC.kHTi4RE
:2014/11/11(火) 23:01:39 ID:m2ogqb1w
幼「あっつ!あっつ!」バシャバシャ
兄「ゴボゴボゴボ…!」バシャバシャ
幼「あ、ごめん、退く、退くからあっつ!」
兄「ぶはっ!」バシャア ムニ
幼「…………………」
兄「…………………」
幼「あの、えっと、その、あのさ……」
兄「男として最低な事をした一思いにやってくれゴボボ」
幼「潔いって言うか風呂場で土下座!?顔上げて上げて溺れ死ぬから!」
兄「…人に胸を揉むなと怒りながら、自分はそれを平気でする…自分が許せん!」
幼「いやいや不慮の事故だから一旦落ち着こう、うんそうしよう」
兄「事故でもやっちゃいけなかったんだよ!」
幼「何でそんな急に熱い台詞言ってんの?風呂入ってるから?」
371
:
◆vC.kHTi4RE
:2014/11/11(火) 23:37:09 ID:m2ogqb1w
幼「ふぅ…びっしょびしょ…」ビチャ
兄「もう風呂入る事になるとは思わなんだ」ビショ
幼「あ〜…ごめん兄。折角助けようとしてくれたのにさ…」
兄「謝る必要無いだろ?俺が勝手に手を伸ばして、勝手に一緒に風呂場へダイブしただけだしな」
幼「いやさ、滑んなかったらって」
兄「別に良いって」
幼「……そうだね、うん。さっきのであいこって事で」
兄「さっきのは本当にすまんかった」
幼「良いってだからわざとじゃないんだしさぁ」
幼(…わざとでも許しちゃうかもだけど)
兄「…にしても、どうしよう俺達」
幼「他の皆に替えの服用意してもらって、先に入るって事で。風邪引く訳にもいかないし」
兄「それがベストかね。はぁ…携帯とか財布、荷物として分けといて助かった…」
幼「………あ」
兄「…………そうか」
372
:
◆vC.kHTi4RE
:2014/11/11(火) 23:47:09 ID:m2ogqb1w
〜〜〜〜
下妹「ずるい」
兄「え」
下妹「ずるい」
兄「いや何が」
下妹「何で幼馴染さんだけそんな目に…」ブツブツ
上妹「全く…何してんだか」
兄「まぁこんな日もあるだろ」
上妹「無いでしょ」
兄「無いか」
幼妹「大丈夫?お姉ちゃん」
幼「精神的には大丈夫じゃない……」
幼妹「?……あ、携帯電話……」
幼「スマホ…スマホが……」
373
:
◆vC.kHTi4RE
:2014/11/11(火) 23:58:33 ID:m2ogqb1w
上妹「防水じゃ無いんですか?」
幼「多少はあると信じたい……」
上妹「そうですか……」
下妹「ドライヤーで乾かせば良いと思います!」
幼「じゃあお願い…」
上妹「おっと私が受け取るんで」
幼「何にもしないって。だって今触ったとしたら下妹ちゃんの服が濡れて透けて下着が見えて」
上妹「話しながら段々興奮するの止めて下さい」
幼妹「それに、透けてるのお姉ちゃんの方だよ…」
幼「ワタシは別に見られても」
下妹「興奮しちゃうんですか…?」
上妹「うわぁ…」
幼「どうして兄妹揃って変態にしようとするのか」
幼妹「事実でしょ」
幼「家族にまでそう思われてた。泣きたい」
374
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/11/12(水) 02:16:34 ID:l52VwqaE
道化役はつらいのう。
375
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/11/12(水) 16:02:24 ID:GsYlFW2E
支援!
376
:
◆vC.kHTi4RE
:2014/11/12(水) 22:02:33 ID:G21msq/6
幼妹「昔から姉さんの胸を揉んでたよね」
上妹「何してるんですか…」
幼「あの豊満な胸を揉めば大きくなると信じてた時期があった…結果はこれだぁ!うわぁん!」
兄「そりゃ変わらんだろ。下妹と一緒に風呂入ってる上妹だって鉄壁だからなあふん」
下妹「わぁ、お姉の拳がお兄の顎を見事に捉えた」
幼妹「解説してる場合じゃないですよ!一撃でノックダウンじゃないですか!」
幼「気にしなくて良いって」
幼妹「何で!」
兄「…っはぁ!あぶねっ、寝る所だった」
幼「ほら」
幼妹「………ホントだ」
上妹「ネタで人の胸を弄るな、分かった?」
兄「え〜マジどうしようかな〜」
上妹『あぁん?』
兄「わぁ声にエコー掛かってるすみませんでした」
377
:
◆vC.kHTi4RE
:2014/11/12(水) 22:45:44 ID:G21msq/6
上妹「ほらもう服置いとくから入りなよお風呂」
兄「いやいや、ここはレディファーストで」
幼「あ、まさか露天風呂一人で満喫する気か!」
兄「しませんけど」
下妹「一人じゃなくて二人で」
兄「入る気ならタオル巻きなさいや」
下妹「は〜い」
幼「え、入っちゃうの?」
下妹「?」
幼「よ〜し、全員で入っちゃおう!」
上妹「幼馴染さんは駄目です」
幼「何故ぇ!」
幼妹「お姉ちゃん、人様の体凝視したりしそうだし…」
幼「それより兄も入る状況に突っ込みが来ないのは何故?」
378
:
◆vC.kHTi4RE
:2014/11/12(水) 23:26:04 ID:G21msq/6
兄「で、結局全員入る、と」
上妹「幼馴染さん達は露天風呂かぁ」
下妹「仕切り置いてるから見えないけどね」
兄「見えたら問題だけどな」
下妹「見せられないよ!」
兄「見ないから」
上妹「…殆ど何時もと変わらない感じ?」
下妹「そうだね」
兄「変わってるのは、家の風呂より広くて温かくてゆったり出来る事か」
下妹「そうだね〜…」
上妹(…広いから良く目立つ…下妹ちゃんの胸が浮いてる…浮いてる…!)
兄「あぁ〜…疲れも取れる…」
下妹「肩も軽い〜…」
上妹「……………くっ」
379
:
◆vC.kHTi4RE
:2014/11/12(水) 23:33:06 ID:G21msq/6
幼妹「凄い遠くまで景色見える〜…」
幼「見えるよね〜…」
幼妹「…向こうには、兄さん達が居るんだね」
幼「居るよね〜…」
幼妹「…見えないよね」
幼「見えないね〜…」
幼妹「…ちょっと、ドキドキしない?」
幼「するね〜…」
幼妹「聞いてる?」
幼「聞いてるね〜…」
幼妹「聞いてないよね」
幼「聞いてないね〜…」
幼妹「……」バシャッ
幼「ほわっちゃあ!何!?急に!?」
幼妹「…はぁ」
380
:
◆vC.kHTi4RE
:2014/11/12(水) 23:41:58 ID:G21msq/6
幼妹「お姉ちゃん、ちゃんと聞いてよ」
幼「胸と恋の相談はワタシにはハードル高すぎる」
幼妹「胸はともかく、恋はちょっと位聞いてよ…」
幼「納得出来る回答は用意出来ません!」
幼妹「そんなに聞きたくない…?」
幼「ワタシのクラス来てみなさいよ。恋バナばっかで胃もたれするんだよ」
幼妹「そんな事言わずに」
幼「今大きな声で相談したら解決するって」
幼妹「聞こえるよ隣に!」
幼「聞こえたら良いんじゃないっすか?」
幼妹「適当!」
幼「だってさ〜」
381
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/11/13(木) 17:09:29 ID:cQHMgZ6g
乙。下妹かわいい!
382
:
◆vC.kHTi4RE
:2014/11/14(金) 22:06:46 ID:CljLJKqY
下妹「はふぅ…極楽…」
兄「年寄り臭くなってるぞ」
下妹「だって〜…ぽかぽかして気分が良くなって…はふぅ」
上妹「まだお昼にもなって無いのに、寝ちゃ駄目だよ下妹ちゃん」
兄「のぼせる前に出るんだぞ」
下妹「うん〜…すぅ」
上妹「寝るの早いって」
兄「流れる様に寝たな」
上妹「う〜ん…兄貴、下妹ちゃん、連れていってあげて?」
兄「ん?良いけど…上妹は」
上妹「私はもうちょっと浸かりたいから」
兄「その為に兄をこき使うか。良いけどな!ふやけるまでゆっくり浸かるが良い!」
上妹「何その捨て台詞」
383
:
◆vC.kHTi4RE
:2014/11/15(土) 10:55:06 ID:h5V4OM..
兄「お〜い、起きろ〜」ペシ
下妹「うぅん…お兄…?」
兄「眠たいならこっちで着替えるんだぞ。俺こっちで」
下妹「着替えさせて…」
兄「色々問題起こるから駄目だ」
下妹「問題…?」
兄「まず上妹に殴られ、幼馴染姉妹にはそんな奴だったのかと蔑まれる」
下妹「そっか〜…ごめんね…?」
兄「分かってくれたか。じゃあ俺こっちで着替えるから。脱衣場部屋別れててラッキーだぜ」
下妹「は〜い…ふわぁ…」
兄(何だろう、こんな感じのアイドルが居たような、居ないような…)
384
:
◆vC.kHTi4RE
:2014/11/15(土) 12:23:39 ID:h5V4OM..
上妹「……」コソッ
上妹(露天風呂…入りたい…)
幼妹「ふぅ〜…朝からお風呂って、何か新鮮だよね…」
幼「これで下妹ちゃん居たらあの胸を朝から…」
幼妹「…幼馴染さん」
幼「家族から一気に赤の他人扱いになった」
上妹「駄目ですよ」
幼「しかも上妹ちゃんまで来た」
幼妹「あれ?兄さん達は…」
上妹「下妹ちゃんが寝そうになってたので運ばせました」
幼「それで自分は露天風呂、と。お主も悪よのう」
幼妹「…下妹さんの着替え、どうするんでしょう」
幼「よっしゃ今すぐ着せ替え」
上妹「あ?」
幼「ナンデモナイデス」
385
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/11/15(土) 20:02:56 ID:HFhHbW46
乙っ! いつもおもしろい!
386
:
◆vC.kHTi4RE
:2014/11/16(日) 21:38:21 ID:xpEW5qcg
上妹「そんなに、巨乳が好きですか…?」
幼「はは〜ん?成程成程、上妹ちゃんもその胸を可愛がって欲しかっ」
上妹『いてこますぞワレェ…』
幼「ちょっと何言ってるか分かんないけど怖いですやめてくださいすみませんでした」
幼妹「お姉ちゃん、本当に何で下妹さん気にしてるの?」
幼「可愛くて背小っちゃめで胸大きい…そこにはロマンが詰まりに詰まってるんだよ」
上妹「へぇ…?」
幼「し、仕方ないじゃん!あんなデカイのぶら下げてるのが悪いんだぁ!」ガクガク
上妹「だからって揉んで良い訳じゃないですよね?」
幼「…はい」
上妹「じゃあもう狙わないでください」
幼「…全部未遂で終わったんだから、一回位は」
上妹「は?」
幼「はい狙いません上妹様下妹様兄様に誓います」
幼妹(…胸、かぁ…。やっぱり、大きい方が…ううん)
387
:
◆vC.kHTi4RE
:2014/11/16(日) 21:51:42 ID:xpEW5qcg
下妹「ムニャムニャ…ウニャム〜…」
兄「あ〜あ〜、ぐっすり寝ちゃって」
上妹「兄貴〜上がったよ〜」
兄「おう。…幼馴染姉妹は?」
上妹「あぁ、ちゃんと上がるって伝えたから、もうすぐ…あ、ほら」
幼妹「?呼びましたか?」
兄「ん、いや、俺達…と言うか俺が出る事伝えとかないと二人共出れないよな、って話をね」
幼妹「はぁ…」
幼「別にタオル巻いてたんだから、あんまり気にしないけどね、兄が居たって」
兄「多少は気にしてくれ」
幼「してるから仕切りやっといてって頼んだんだけど」
兄「そういやそうだったっけか」
幼「…脳がふやけたんじゃ」
兄「ふやけるか」
388
:
◆vC.kHTi4RE
:2014/11/17(月) 23:22:19 ID:CYEoyaBU
幼妹(う…やっぱり、長い付き合いなだけあって、二人だけで会話してる事多いなぁ…)
上妹(気が合うだけあって、お互いポンポン話出来てる…ちょっと、羨ましい)
幼「大体さぁ、兄だって見られて恥ずかしい体してる訳じゃないでしょが」
兄「恥ずかしいわ見られたら」
幼「上妹ちゃんと下妹ちゃんの前で良く見せてるんじゃないの?」
兄「いや、見せびらかす様な事はない」
幼「ほほう。つまり二人がお風呂に突撃したりして見てくる、と」
上妹「突撃してません!」
幼「じゃあ下妹ちゃんに巻き込まれる形なんだ」
上妹「う…」
兄「良く分かったな…」
幼「…あれ、当たった?うわ〜普段なら今日みたいな事…うわ〜…羨ましい」
兄「羨ましいのかよ」
幼「下妹ちゃんと入れるなんて…羨まし過ぎる」
幼(うん、まぁ…妹ちゃん達も、だけどさ)
389
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/11/18(火) 07:19:19 ID:QWZcac5M
はたして報われるだろうか……
390
:
◆vC.kHTi4RE
:2014/11/19(水) 06:25:53 ID:/YZRseyY
幼「ところで下妹ちゃんと同じ布団に」
兄「寝るなよ」
幼「いいや、寝るね!」
上妹「体に天って字を刻まれたいならどうぞ」
幼「それ死んじゃうじゃないですか…」ガタガタ
兄「殺意の波動に目覚めればワンチャンはある」
幼「それゼロって言ってるもんじゃんか!」
下妹「うみぃ…ふぇ…」
幼「あぁ駄目だ体が勝手に」
上妹「ほあたぁっ!」
幼「あべし!」
幼妹「お姉ちゃんが秘孔突かれた!」
兄「大丈夫、最良で何も無いだけだから」
幼「え、じゃあ最悪は?死ぬの?死んじゃうの?」
391
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/11/19(水) 12:27:37 ID:pDakOGKA
天地の隔たりも見極められぬとは……
392
:
◆vC.kHTi4RE
:2014/11/19(水) 18:36:02 ID:/YZRseyY
兄「まぁそれは置いといて」
幼「置いとかないで!命の危機!」
兄「いつもそうだろ」
幼「そうだった」
幼妹「納得するんだ…」
上妹「で、この後どうする?兄貴」
兄「もうちょっとで昼だし、下妹起こして昼食食べたらどっか行こう」
幼「んじゃ、今の内に何処行くか探しますか」
兄「それが良いか」
上妹「このホテル自体に色々ある見たいだけど…」
兄「帰ってきてまた風呂入って、浴衣着て楽しむって事で」
幼妹「良さそうですね」
幼「下妹ちゃんのむ」
上妹「はい?」ニッコリ
幼「ひぃ…」ガクガク
393
:
◆vC.kHTi4RE
:2014/11/19(水) 19:05:59 ID:/YZRseyY
兄「この近辺、何がある?」
幼「遊園地とかあるけど」
兄「遊園地か。他には?」
幼「ん〜……あ、こんな所あった」
兄「何々…………お前これ何処だと思う?」
幼「風ぞ」
兄「行くか馬鹿!」スパァン
幼「いったぁ!馬鹿って言った!」
兄「何処連れてくつもりだこの野郎!」
幼「え、興味無いの?そういう所。…あっ、妹ちゃん達が居るから行かなくて」
兄「上妹。ゴミ箱にこいつ入れといてくれ」
上妹「ラジャ」
幼「ほんとごめんなさい」
394
:
◆vC.kHTi4RE
:2014/11/19(水) 21:17:21 ID:/YZRseyY
兄「はぁ…とにかく、ほら、下妹、起きろ」ユサユサ
下妹「んん…お腹空いた…」
幼「もう食べられないじゃ無いんだ」
兄「食べてないしな」
幼妹「では、食べに行きますか?」
上妹「そうだね」
ボーン
兄「?」
幼姉『お邪魔して宜しいでしょうか?』
幼妹「姉さんだ」
幼「どうぞ〜」
ガチャ
幼姉「失礼致します。昼食をお持ち致しました」
兄「…食材だけ?」
幼姉「ええ…」
395
:
◆vC.kHTi4RE
:2014/11/19(水) 21:30:40 ID:/YZRseyY
兄「…今から作るつもりですか?」
上妹「え、まさか…」
幼姉「妹が世話を焼かせている様だから、そのお礼だと思ってくれれば」
兄「お礼って…」
幼「ちょっと〜?世話を焼かせているって何かな〜?」
幼姉「…セクハラ紛いの行為、とか」
幼「どっから聞いたの!?」
幼姉「姉の情報網を舐めていると痛い目に合うわ」
兄(…この人敵に回したらヤバい気がする)
幼妹「ワタシだよ」
幼姉「あっ、何で言っちゃうの」
兄(そんな事も無いかもしれない)
396
:
◆vC.kHTi4RE
:2014/11/19(水) 21:58:02 ID:/YZRseyY
上妹「あの〜…」
幼姉「何かしら?」
上妹「この子に作らせてもらっても…」
幼妹「へ?」
幼姉「この子が?」
上妹「ええ。…良いですか?」
幼姉「当然よ、断る理由なんか無いわ。ただ…」
上妹「ただ?」
幼姉「一緒にさせて貰うわ、ね?」
幼妹「え、え、え」
幼「ほほう、これは楽しみですなぁ、ねぇ下妹ちゃん?」
下妹「んん〜…?誰…?」
幼「…………………………………」
兄「痛恨の一撃を食らったみたいだな」
幼「誰は流石に効く」
397
:
◆vC.kHTi4RE
:2014/11/19(水) 22:29:15 ID:/YZRseyY
下妹「ふわぁ…。…あれ、何時の間にか幼馴染さんのお姉さんが…」
兄「料理作ってくれるらしいぞ」
下妹「料理…?お姉は作らないの?」
上妹「まあ」
幼「いやぁ、妹も上妹ちゃんに教えてもらって良かったと思うよ」
上妹「何ですか、急に」
幼「ご覧の通り、姉さんが料理出来るんだけど、中々帰ってこないしさぁ」
兄「ん?お母さんとかに教えてもらえないのか?」
幼「あ〜…どうしてワタシ達が仲良くなってると思う?」
下妹「…お互い似てるんですね、お母さんとお父さん」
幼「まぁね〜…家にあんま居ないしさ〜…姉さんが親代わりみたいなとこあったし」
兄「…どうして幼馴染は料理作らなかったんだ?」
幼「そんなの妹未満の料理しか作れなかったからさ!」
上妹「………あれ未満………!?」
398
:
◆vC.kHTi4RE
:2014/11/19(水) 22:39:47 ID:/YZRseyY
上妹「て事は、もう物質が溶けきって消滅するって…!!」
兄「色々と失礼だぞ、色々と」
幼「消滅とか生温いから。それ以前に包丁握れないから」
兄「…そう言えば、調理実習水洗いしかしてなかったな…」
幼「洗い物専門なんで」
下妹「…調理実習、一緒の班だったの?」
兄「そうだけど、それが?」
下妹「ふ〜ん…」
幼(…あれ、これもしかして嫉妬してる?どっちに?兄の方だったら良いのにな〜♪)
399
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/11/20(木) 04:49:45 ID:M7rcZH/s
押せ押せだったはずの兄が、より強烈な幼馴染の登場や、妹ズの素直化というかストレート化で相対的に一番の常識人に。
未だに手を出してないのが不思議だぜ……
400
:
◆vC.kHTi4RE
:2014/11/20(木) 21:13:59 ID:4LMkPxeg
兄「…ところで、お前のお姉さんってどんだけ料理上手いんだ?」
上妹「む」
幼「…あのさ、完璧超人って居ると思う?」
兄「…まさか」
幼「そのまさかでさ、姉さんあれだもの。色んな店持ってるし」
下妹「このホテル以外にですか?」
幼「そう。…料理の腕も相当だよ」
上妹「むむ…」
幼「しかも全部感覚でやってるからさ、他人じゃ真似出来ない領域に居るんだよね〜…」
下妹「だからお姉に教えて貰った方が良いって言ったんですね」
幼「そうそう」
401
:
◆vC.kHTi4RE
:2014/11/20(木) 22:54:05 ID:4LMkPxeg
幼妹「あ、あの、出来ました!」
幼「よっ、待ってました!」
兄「お、炒飯」
幼妹「ど、どうですか上妹さん」
上妹「見た目は前のと比べたら、見る影無くなってる」
幼「見る影って言うか、影その物って言うか」
幼姉「では、こちらは餃子と拉麺で」
下妹「…ギョーザとラーメンって…チャーハンが出来る時間で出来るの…?」
幼「それが出来ちゃうから姉さんはとんでもないんだってば」
上妹「…」モグ
兄「……どうした?」
上妹「色々と、負けた」ズーン
兄「色々って何だ色々って」
402
:
◆vC.kHTi4RE
:2014/11/22(土) 18:44:04 ID:TMctN9GU
兄「…でも確かに、凄い腕前だ」
幼姉「有難う御座います」
上妹「…絶対に勝つ…!」
幼「殴れば勝てる」
上妹「シャラップ!」
幼「はい」
下妹「妹ちゃんのも美味しいよ。このままお姉、唸らせるの作ってね」
幼妹「はい!」
上妹「あ、簡単には負けないから」
幼妹「お、お手柔らかにお願いします…」
幼「前みたいにお腹が唸りまくる奴はやめてね」
幼妹「もう大丈夫だから!」
幼姉(…心配してたけど、妹達が皆と仲良く出来てるみたいで、良かった…これも――)チラッ
兄「う〜む、上妹のと何が違うんだ…?」
幼姉(彼のお陰、なのかしらね)
403
:
◆vC.kHTi4RE
:2014/11/23(日) 20:14:42 ID:q20Fg8m2
――――
――
ー
兄「昼食を終えて、遊園地に着いたぞ」
上妹「誰と会話してんの…?」
兄「何、お約束って奴よ」
幼「こりゃ結構でっかいとこで」
幼妹「…遊園地、かぁ」
下妹「どうしたの?」
幼妹「いえ、その…行った記憶が無くて」
上妹「…そう言えば、私達も行った記憶が無いような」
幼「ワタシん家はそもそも親が常に遊園地居るみたいな人だし」
兄「俺達は…大体同じだなぁ…」
下妹「こう言うの、世知辛いって言うのかな…」
上妹「分かんないけど、それで良いんじゃない?」
404
:
◆vC.kHTi4RE
:2014/11/23(日) 21:50:14 ID:q20Fg8m2
兄「さぁまず何処に行こうか。フリーフォール?フリーフォール?フリーフォール?」
上妹「何そのフリーフォール推し…」
幼「何?陥れたいの?」
下妹「…絶叫系は、嫌」
兄「手なら繋ぐぞ?」
下妹「本当!?……でも、駄目」
幼妹「どうして嫌なんですか?」
下妹「………………胸が」ボソッ
幼「成程、ワタシ達には永遠に理解出来ない苦しみですな」
上妹「…くっ」
幼妹「…お、大きくなるもん…」
幼「いやいや、逆に考えるんだよ。胸が無いから気にせずアトラクション乗れるんだって」
兄「それ言ってて空しくならないのか…」
幼「なるよ胸だけになぁ!」
405
:
◆vC.kHTi4RE
:2014/11/23(日) 21:58:29 ID:q20Fg8m2
下妹「だから、ジェットコースターとかは皆で…」
幼「よし、ここはワタシが一肌脱」
上妹「がなくていいです」
幼妹「でも、下妹さんだけ置いていくのは…」
兄「例え神が許しても、この俺がゆ゛る゛さ゛ん゛!!!!」
上妹「うるさい」
兄「ヴァイ」
幼「その時、不思議な事が起こった!」
兄「おっと体が勝手にコーヒーカップの所に〜」ガシッ
下妹「あ…」
幼妹(良いなぁ…。ああやって、手を繋いでもらって…)
406
:
◆vC.kHTi4RE
:2014/11/23(日) 22:26:51 ID:q20Fg8m2
幼「…で、何この死体」
兄「」チーン
下妹「…回し過ぎて」
下妹(手繋がれて張り切り過ぎちゃった…)
上妹「流石に兄貴でも酔いは駄目かぁ…」
兄「バ、バターに、なるかと…思った…」ガクガク
幼妹「だ、大丈夫ですか?あの、これ…」
兄「よ、酔い止め…?」
幼妹「姉さんに渡されて…。先に渡せなくて、すみません。後に飲んでも効くタイプですから」
兄「あ、ありがとう…」
下妹「あう…ごめんねお兄」
兄「次は加減してくれよ…?」
下妹「うん…」
407
:
◆vC.kHTi4RE
:2014/11/23(日) 22:48:24 ID:q20Fg8m2
兄「ふぅ…落ち着いた…」
幼「いや〜ここで男手無くなるとピンチだからねぇ」
兄「何でだよ」
幼「ワタシには上妹ちゃんと下妹ちゃんは制御しきれない」
上妹「したいなら普段の自分を見つめ直してください」
幼「ワタシらしく生きた、素晴らしい人生だった…」
幼妹「お姉ちゃん死ぬの?」
下妹「あ、一緒に乗りますか?コーヒーカップ」
幼「膝の上に乗ってくれるなら乗るよ」
兄「下妹、回してあげなさい、極限に」
下妹「は〜い」
幼「え、ホントに乗ってくれるの!?うひゃっほう!」
幼妹「…お姉ちゃん、酔い止め」
幼「うん、ありがとう。そしてナイスお節介姉さん」
408
:
◆vC.kHTi4RE
:2014/11/23(日) 22:55:48 ID:q20Fg8m2
兄「はいよ水」
幼「サンキューどーも」ゴク
上妹「あ」
下妹「あ」
幼「?………あ」
幼妹「兄さんが、口付けた…」
兄「?」
下妹「回します。死ぬ程回します」
幼「ちょっ、止めて助けてこれバターじゃすまなくなる奴」
上妹「下妹ちゃん、疲れたら交代ね」
下妹「うん」
幼「兄!ヘルプミー!」
兄「No Thank You」
幼「ノーセンキューじゃなくて!」
409
:
◆vC.kHTi4RE
:2014/11/23(日) 23:12:27 ID:q20Fg8m2
兄「I can't help you」
幼「多分出来るって!このペットボトルに口付けたら何とか」
下妹「更に重ねるつもりなんですか?」ニッコリ
幼「ハイナンデモナイデス」
兄「吐くまでは止めてやるんだぞ」
幼「この人殺ぐわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
兄「お、幼ダイーーーーーン(棒)」
幼妹(あ、兄さんに手を出したらこうなるんだ…)ガタガタ
兄「…妹ちゃん?大丈夫かい?」
幼妹「は、はい!」
兄「…俺も落ち着いたけど、まだしんどいし、向こうのベンチで休もうか」
幼妹「え、あの、その…分かりました…」
兄「じゃあ、行こうか」
幼「ワタシ今回は悪くないと思うんですけどおおおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」
410
:
◆vC.kHTi4RE
:2014/11/28(金) 21:33:25 ID:Ai3nOSSU
兄「ふぅ、疲れた…あんな回ると思ってなかった」
幼妹「本当に大丈夫ですか?」
兄「まぁ何とか。…自販機あるし、休憩がてら何か飲む?」
幼妹「え、あ、い、良いです、気にしなくても」
兄「まあまあ遠慮せず。俺も買うし、そのついでだと思ってくれれば」
幼妹「…じゃあ、お茶で」
兄「…本当に?」
幼妹「……オレンジジュース」
兄「了解っと」ジャラ
幼妹「あ、お金は払いますから!」
兄「年下の子に払わせるなんて気が引けるんで無しで」ピッ ガコン
兄「はいオレンジジュース」
幼妹「あ、ありがとうございます…」
411
:
◆vC.kHTi4RE
:2014/11/28(金) 21:47:21 ID:Ai3nOSSU
幼妹「……?兄さん?」
兄「何でっしゃろ」ピッ ガコン
幼妹「(何でっしゃろ?)…どうして幾つも買って…って、もしかして」
兄「ああ、自分の分と後の三人の分」
幼妹「上妹さんと下妹さんはともかく、姉にまで…?」
兄「今頃吐きそうになってるだろうし」
幼妹「…どれが誰の何ですか?」
兄「まずホットココアが上妹で、カルピスソーダが俺、ビックルが下妹、いろはすが幼馴染」
幼妹「姉は水なんですね…」
兄「て言うのは冗談で、俺と幼馴染のは逆」
幼妹「…姉は炭酸飲料を飲むんですか?」
兄「ガンガン飲むんだよ。炭酸なのにガブ飲みするし」
幼妹「ほ、本当なんですか…?」
兄「嘘だと思うんなら、実際見てみればいいんじゃないかい」
412
:
◆vC.kHTi4RE
:2014/11/28(金) 22:10:22 ID:Ai3nOSSU
幼妹「…それに、兄さん、水で良いんですか?」
兄「俺はこのペットボトルを思いっきり捻ってやるのが好きで好きで」
幼妹「は、はぁ…」
兄「あ、ホットココア持っといてくれない?」
幼妹「良いですよ。…バッグに全部、入れておきましょうか?」
兄「ん?良いなら、そうしてもらえると」
幼妹「はい。…………」
兄「…どしたの妹ちゃん。……お化け屋敷?」
幼妹「行きましょう」
兄「え」
幼妹「行きましょう、早く!」
兄「い、いやぁ、俺は良いかなって」
幼妹「何言ってるんですか!行きましょう!」
兄「あ、待って腕引っ張らないでマジ待って」
413
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/11/29(土) 08:53:22 ID:UouZH3aY
朝から一気読みしてまった
414
:
◆vC.kHTi4RE
:2014/11/30(日) 17:16:51 ID:NrTAIdAU
幼妹「わぁ〜…色んなお化けが居ますよ兄さん!」キラキラ
兄「そんな動物園に来た子みたいな」ガタガタ
幼妹「ほら、行きますよ!」
兄「いやちょっと待って嫌ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
アアアァァァァァァァァァァ……ヒィィィィィィィィィィィィィィィィィ……イェアアアアアアアアアアア……アアアアアアアアアェイ……
――暫くお待ち下さい――
ア、アァ………ヒ、ヒカリ………
幼妹「はぁ〜!楽しかったですね兄さん!お化けが一杯で!」キラキラ
兄「あぁ、そうだな…」
幼妹「…兄さん?」
兄「ごめんな、俺、トイレ行ってくるぜ」
幼妹「は、はぁ…」
兄「先に皆と合流しときなよ、じゃ」
幼妹(………?何か変だったなぁ兄さん)
兄(………この年で………俺もうお婿に行けない……)グスン
415
:
◆vC.kHTi4RE
:2014/11/30(日) 17:31:28 ID:NrTAIdAU
上妹「…何処行ってたの?妹ちゃん」
幼妹「あ、上妹さん。兄さんと一緒に自動販売機に行って飲み物を…」
上妹「飲み物?」
幼妹「はい。上妹さんはホットココアだって兄さんが言ってましたけど…」
上妹「ん、確かによく飲んでるよ」
幼妹「下妹さんはビックル…って言ってました。どうぞ」
上妹「ありがと。下妹ちゃんに渡してくる」
幼妹「あの…姉は?」
上妹「幼馴染さんは…」チラッ
幼「トンデトンデ…マワッテマワル…」ビクンビクン
幼妹「お、お姉ちゃん…」
幼「オカエリマイシスター…」
幼妹「…カルピスソーダ、兄さんが選んでくれたよ」
幼「マジで!要る要る要ります!ちょうだい!」
幼妹「う、うん、はい…」
416
:
◆vC.kHTi4RE
:2014/11/30(日) 17:42:08 ID:NrTAIdAU
幼「んぐっんぐっ…っはぁ!復☆活!」
幼妹「か、回復早いね…」
幼「このシュワシュワな刺激が体を癒してくれる…ん〜んまい!」
幼妹(本当にグイグイ飲んでる…)
上妹「下妹ちゃ〜ん、ビックルあるよ〜」
下妹「はいはいちょ〜だい!」
上妹「はい」
下妹「誰が買ったの?」
上妹「兄貴だって」
下妹「えへへ〜こんな所に置いてあるんだ〜、お兄頂きます!」
上妹「…そう言えば、兄貴は?」
幼妹「兄さんは、お手洗いに…」
上妹「ん、そっか」
417
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/11/30(日) 19:58:44 ID:hso1LPP.
はよおおおお
418
:
◆vC.kHTi4RE
:2014/11/30(日) 20:44:42 ID:NrTAIdAU
兄「呼んだ?」
下妹「あ、お兄」
兄「妹ちゃん、水くれ、水」
幼妹「はい」
兄「ありがとう」
上妹「水?」
兄「水」
下妹「お兄、ペットボトルとか空き缶とか潰すの好きだよね」
幼「え、そんな趣味あった?何かストレス溜まってるとか?」
上妹「……」
幼「こっち睨まないでやめて」
下妹「そうなの?お兄」
兄「いや、純粋にベコッってなるのが快感っていうか」
幼妹「ええと、気泡緩衝材…とか捻って思いっきりプチプチってするタイプですか?」
兄「気泡緩衝材……あぁ、あれね。そうそう俺そういうタイプ」
419
:
◆vC.kHTi4RE
:2014/11/30(日) 20:55:53 ID:NrTAIdAU
兄「んじゃ、この次どうする?」
幼妹「お化け屋」
兄「却下」
幼妹「」ガーン
兄「…ホラー系、好きなんだ」
幼「そうなんだよ…ゾンビの食事シーン見ながらでも今日のお肉美味しいねって言える位」
下妹「基準が良く分からないですけど、筋金入りなのは分かりました」
上妹「そもそも何で食事中に見てるのか…」
幼妹「?見ないんですか?」
幼「どうやら兄一家は見ないっぽいけど」
幼妹「えぇ!それ変ですよ!」
幼「変なの君ぃぃぃぃ!姉さんは笑って見てるけどワタシが無理ぃぃぃぃ!」
幼妹「えぇ!?そうだったの!?」
幼「気を使って言わなかったけどワタクシホラー超苦手ッス………」
幼妹「知らなかった…ご、ごめんなさい」
420
:
◆vC.kHTi4RE
:2014/11/30(日) 21:05:37 ID:NrTAIdAU
上妹「う〜ん…とりあえず、下妹ちゃんが行ける所…」
兄「メリーゴーランド」
下妹「乗った事無いけど、喜ぶ歳じゃないよ」
兄「じゃあもう無いな」
幼「選択肢少なっ」
幼妹「…あ、着ぐるみ…」
幼「ん?何々どうしたの?…ここのマスコットキャラクターかな?」
ネズミみたいなの「ハハッ」
兄「帰ろう今すぐあれは絶対不味い」
下妹「え〜」
兄「良いから行くんだ見なかった事にするんだあれはどんなホラーより危険だ」
421
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/11/30(日) 21:39:48 ID:ApGbOenI
確かにアイツは危険ですな……
422
:
◆vC.kHTi4RE
:2014/11/30(日) 22:35:38 ID:NrTAIdAU
兄「あぁ…寿命が縮まるかと思ったぜ」
上妹「何をそんなに気にしてんの」
兄「分からなきゃ別に良いんだよ知らなくてな」
上妹「?」
兄(…あそこの遊園地何時潰れるか新聞よく見とこう)
幼「それよりさ〜、こんな早く終わったら暇になっちゃうじゃん」
兄「そう言われても」
下妹「うぅ、ごめんなさい」
幼「あぁぁゴメン別に下妹ちゃんを責めた訳じゃ無いんですぅぅぅ」
幼妹「でも、本当にどうしましょうか…」
兄「ゲームは家に置いてきたし、ホテルに色々あるみたいだけども」
幼「そういうのは夜、しかも浴衣着てって決まってるんだよ!」
兄「やっぱそう思うか。俺もだ」
幼(そう、湯上がりで少し頬を赤くした下妹ちゃんの浴衣から零れる胸と言う名の宝玉…)グヘヘ
兄(こいつは絶対不純な理由だろうからよく見張っとこう…)
423
:
◆vC.kHTi4RE
:2014/11/30(日) 22:47:43 ID:NrTAIdAU
幼「…そうだよゲーム!」
兄「何だ急に。ツイスターゲームとか言ったら承知しないぞ」
幼「いやいや、そうじゃなくて、ほらぁあれあれ」
兄「…でっかいゲームセンターがあるな」
幼「よっしゃ行こう行こう!」シュバ
幼妹「ちょっとお姉ちゃん速いよ!」
上妹「…ゲーム好きなの?幼馴染さん」
幼妹「…一度廃人寸前になった位」
下妹「うわぁ筋金入りだぁ…」
幼妹「でもある時急にパッタリと止めて…家族全員でどうにかしようにも出来なかったのに…」
兄「………」
下妹「…?どしたのお兄?」
兄「んあ?いんや何にも。やり過ぎだろあいつと思っただけだって」
兄(思い出す…超苦労した日々を…)
424
:
◆vC.kHTi4RE
:2014/11/30(日) 23:55:36 ID:NrTAIdAU
上妹「ひっろ…地元には無いよね」
兄「寂れたゲーセンしかないからな」
幼「何してんのさ。ほら早く!」
幼妹「早く、って何するのか何があるのか…」
幼「ふっふっふ…教えてあげよう。出来るだけ熱中し過ぎないレベルの奴を」
下妹「熱中し過ぎない?」
幼「いやぁ妹は勉強大好きっ子だから、ハマりすぎてそれの邪魔になるのはさぁ?」
上妹「息抜き程度の分だけ、ですか。意外と考えてるんですね」
幼「そりゃ身内ですからねぇ」
兄(…本当変わったなぁ、あいつ)
幼「まあ妹の好きなホラー系のゲームって言ったら…ガンシューティングしか無いかな」
幼妹「ガンシューティング?」
幼「見れば分か〜る。レッツゴー!」
425
:
◆vC.kHTi4RE
:2014/12/01(月) 01:16:43 ID:thiIp086
幼「はいこれ」
幼妹「はいこれって…銃…ちょっと大きいし重い…」
幼「それを画面に向けて引き金引いて〜…片手じゃキツいって。ほらこういう感じで持って」
幼妹「う、うん」
上妹「…割とお姉ちゃんしてるね、幼馴染さん」
兄「確かに」
幼「あとこれ、二人で出来るけど、どうする?」
下妹「あ、じゃあわたしが」
幼「…ホラー系だけど大丈夫?」
下妹「多分!初めてだから良く分からないけど頑張ります!」
上妹「…じゃあ、私は二人の側に居よっかな。兄貴は幼馴染さん見張っといて」
兄「あいよ」
幼「こんな所でも警戒されるとは」
426
:
◆vC.kHTi4RE
:2014/12/01(月) 22:46:23 ID:thiIp086
幼「あ〜、何で遊ぼっかな〜♪」
兄「………」
幼「ん?どしたの?」
兄「いや、昔、お前が学校来なかった時の事、思い出してて…」
幼「あ〜…あん時は、ホントゴメンね」
兄「本当苦労したんだぞ、おい」
幼「まぁまぁ若気の至りって奴よ」
兄「そんなんじゃすまなかったぞ」
幼「ん〜…あの時は、ゲームありゃ生きてけるって本気で思ってたし…」
兄「学校来させる為に、わざわざお前がやってたゲームやってなぁ…」
幼「…そう言えば聞かなかったけど、何で学校に行く様に仕向けたのさ?」
兄「昔馴染で友達だから、じゃあ不満か?」
幼「い〜や?お陰で今は充実してるしね〜♪」
427
:
◆vC.kHTi4RE
:2014/12/01(月) 23:00:27 ID:thiIp086
兄「お前探して一から仲良くなって、少しずつ学校への興味湧かせる様にして…」
幼「色々やってくれたけど、正直オフで会おうってなるまで一切興味湧いてなかったからね」
兄「最後の手段で何とかなって良かった…」
幼「あん時ビックリしたからね。まさか知り合いどころかすぐ近くに居たんだから」
兄「一生懸命説得したなぁ…」
幼「結局ワタシが根負けして、ダメ押しのゲーム勝負にも負けて、行く事になって…」
兄「全力で勝ちに行ったからな。もう必死だった」
幼「何でこの人こんな必死なんだって思ってたよ」
兄「勝てて良かったよ本当に…」
幼「しかもよりにもよってワタシがやりこんでて兄が一切やった事無いゲームで負けたし」
兄「天が味方したのさ、はっはっは」
幼「ほんっとうに悔しかったから、あれ」
兄「泣く程だったしな…」
幼「そうそう、悔し涙が出る出る」
428
:
◆vC.kHTi4RE
:2014/12/01(月) 23:08:40 ID:thiIp086
兄「お前のお陰で全然ゲームしなかったのに興味持ってしまった」
幼「ようこそこちらの世界へ」
兄「筐体に叩き付けてやろうか」
幼「追い出されるって」
兄「はぁ…あの時と比べて、大分明るくなったよなぁ…」
幼「そりゃ、兄が頑張ってくれたから。これでも感謝してますよ?ええ」
兄「本当かどうか全然分からん」
幼「酷くないっすか。これでもガチっすよ」
幼(それこそ、好きになる位…)
兄「まぁ別に良いんだけども。で、何する?」
幼「ここはワタシにお任せを!」
兄「難しいのは無しで」
幼「大体難しいって」
兄「そういうもんか」
429
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/12/01(月) 23:15:08 ID:mq0fuUqM
ええな
430
:
◆vC.kHTi4RE
:2014/12/02(火) 20:56:31 ID:XbuAhKjQ
幼「ファッファッファ、さぁ始めようじゃあありませんか…」
兄「…これは、何だ?」
幼「ガン○ム」
兄「ちょっと待てや」
幼「え、何?周りの音デカくて聴こえない」
兄「嘘つけ!」
幼「何さそんな怒って」
兄「初心者が触れちゃいけない奴だろうが!」
幼「兄、ボコボコにしてやるから」
兄「大人気ない!しかも協力しないのかよ!」
幼「何とでも言え!絶対勝つ…!」
兄「…分かったやってやんよボッコボコにしてやんよ」
幼「はっ!舐めちゃいけないよあえてクソ機体で鍛え上げたこの腕を」
431
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/12/02(火) 20:59:24 ID:sgOjOXeA
ちょっとひどい…
432
:
◆vC.kHTi4RE
:2014/12/02(火) 21:13:28 ID:XbuAhKjQ
―数分後―
幼「」チーン
兄「お〜い、平気か?」
幼「何故!何故ぇ!EXAMがぁ…!」
兄「変なのばっかで練習するから」
幼「変なの言うな!今のは負けてやったのだ!」
兄「じゃあ音ゲーやろう」
幼「やだ、や〜だ〜!だって兄音ゲーやったら何やっても百点満点じゃんか〜!」
兄「だからやろうって言ってるんですが」
幼「仕返しがガチだ…!」
兄「良いよな?な?なぁ?」
幼「嫌だって――!」
兄『イイヨネ?』
幼「はい、喜んで」
433
:
◆vC.kHTi4RE
:2014/12/02(火) 21:31:48 ID:XbuAhKjQ
幼「もう、何でそんな初めて触ったゲームでも動きプロ級な訳?自信無くすって…」
兄「初心者相手に本気出すから痛い目見るんだよ」
幼「んぬあああああ!兄に勝ちたあああああい!」
兄「たまたまですよ、相手が弱かっただけです。偶然、偶然ですよ!」
幼「ワタシの心を抉ったなぁ!さっき覚えた言葉でぇ!」
兄「俺だって勝ちたくて勝ってるんじゃないんだ」
幼「じゃあ負けて」
兄「それはムカつくから出来ない」
幼「ぐぬぅ…昔のゲーム勝負に負けてから、こっちは一度も勝ってないのにぃ…!」
兄「頑張れ頑張れ」
幼「こっちはあの時からずっと勝ちたくて頑張ってるんだよぉ!」
兄「勉強しろよ」
幼「何て腹立つ正論なんだろう」
434
:
◆vC.kHTi4RE
:2014/12/02(火) 21:50:17 ID:XbuAhKjQ
―数分後―
幼「もうやだ、ホテル帰るぅ…」
兄「駄目」
幼「ワタシの精神はボロボロだぁ…!」
兄「はいちゃんと構えて。腰に力入れて」
幼「はひぃ…」
兄「…ん?」
幼「な、何ですか兄様…」
兄「いや、あれ…」
幼「え…?……え?」
幼妹「…………」カチッカチッ
下妹「うわぁ…一人で全員倒してってる…」
上妹「顔付きが真剣そのものだ…」
幼「…血筋?」
兄「何の?」
435
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/12/03(水) 14:26:57 ID:HSH2gGU6
乙
436
:
◆vC.kHTi4RE
:2014/12/03(水) 22:02:25 ID:hyBAps0A
幼妹「…ふぅ」
下妹「凄〜い!」
上妹「私達、要らなかったな…」
幼妹「……あれ、ワタシ何を?」
下妹「え」
上妹「そこまで集中してたら覚えてないか…」
幼妹「?」
幼「やぁやぁ、スゴいじゃんスコア一位って。ワタシじゃあ無理だよ」
幼妹「あ、お姉ちゃん…一位?え?」
兄「…どうやら覚えてないっぽいけど」
幼「…わぉ、そりゃスゴい」
幼妹「???」
437
:
◆vC.kHTi4RE
:2014/12/03(水) 22:23:12 ID:hyBAps0A
幼「…取り敢えず、妹はゲーム駄目だね」
幼妹「えっと…?うん」
下妹「…意外ですね」
幼「いや、このままだとゲーム負けるし」
上妹「器ちっさい…」
幼「うっせうっせ」
幼妹「良く分からないけど、お姉ちゃんはお姉ちゃんだね」
兄「こいつは自分を曲げたりしないから」
幼「いぇい」
幼妹「いぇいじゃなくて」
幼「うるせいやい。大体あの様子じゃゲームの楽しさ覚えたらワタシの二の舞になるよ」
幼妹「え…そんなに…?そうなんだ…じゃあ止めとく」
幼「それがよろし」
438
:
◆vC.kHTi4RE
:2014/12/03(水) 22:46:08 ID:hyBAps0A
幼「あ〜ボッコボコのボロボロだぁい!」
上妹「またゲームで勝ったんだ」
兄「圧勝だっぜ!」
幼「く゛や゛し゛い゛!」
幼妹「うるさいよお姉ちゃん」
下妹「そんなにお兄、強かった?」
兄「強かったんです」
上妹「私に負け続けてるのに?」
幼「………え、マジ?」
兄「格闘ゲームなら何やっても上妹に勝てない」
幼「上には上が居るのか…」
439
:
◆vC.kHTi4RE
:2014/12/03(水) 23:02:52 ID:hyBAps0A
下妹「…あ」
上妹「下妹ちゃん?」
下妹「見て見て。ウェディングドレス」
上妹「わ、本当だ…」
幼妹「結婚式、近くであったんでしょうか…」
幼「ジューンブライドって奴?」
兄「今6月じゃないぞ」
下妹「ブーケトスとかするのかな」
上妹「したら取りに行く?」
兄「結構遠いぞ」
幼妹「ちょっと近くまで行ってみましょう」
幼「何?ウエディングドレス着に行くって?」
下妹「…お兄、行こ!」
兄「そんな急がなくてもいいって」
440
:
◆vC.kHTi4RE
:2014/12/09(火) 07:14:17 ID:yfHspaXo
兄「教会に着いたぞ」
上妹「うん、まあ着いたけど…何?」
兄「これがずっとやりたかった」
上妹「…?」
下妹「………」
上妹「どうしたの?下妹ちゃん」
下妹「思わず走ってきたけど、着させて貰えるのかな…」
幼「ここはあれだよ、姉さんパワーで多分何とかなる」
幼妹「こんな時ばっかりに姉さん頼るの止めようよ…」
幼「良いの良いの。これが縁で、ホテルで披露宴とかってなったらお得でしょ?」
幼妹「そうかもだけど…」
幼「まあワタシは着ないけど」
上妹「どうしてですか」
幼「機会があるかは知らないけど、実際に結婚とかするまで取っておこうと」
上妹「はぁ…」
441
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/12/09(火) 07:17:43 ID:/qwK0sAY
はよ
442
:
◆vC.kHTi4RE
:2014/12/09(火) 07:27:45 ID:yfHspaXo
幼「という訳で、お邪魔しま〜す…」
幼姉「あら、奇遇ね」
幼「おっと幻覚かな?」
幼姉「実の姉に対して失礼ね」
幼妹「ほ、本当に姉さん…?」
幼姉「そうよ。驚いた?」
兄「えっと…どういう事?」
幼姉「ちょっとばかり神父役を」
兄「いや男性じゃないでしょう」
幼「何だ、既に姉さんの支配下にあったんだ」
幼姉「人聞きの悪い言い方ね…」
443
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/12/09(火) 21:49:19 ID:Re./297A
四¥
444
:
いぬのたまご
:2014/12/10(水) 17:21:50 ID:jLprG3hk
まとまったお金が欲しい人はこちらへ
http://www.fc-business.net/qgesw/
445
:
◆vC.kHTi4RE
:2014/12/10(水) 18:14:03 ID:QqPhb5AY
幼姉「…ドレスを着たい?」
下妹「はい!」
幼妹「姉さん、駄目?」
幼姉「良いけど…タダでは、ねぇ」
上妹「い、いくらでしょうか…」
幼姉「お金は取らないわ。ただ、ちょっとモデルをね?」
幼「ははぁ、宣伝も兼ねてですか。抜け目ない事で」
幼姉「何よその言い方。折角着るんだからちょっと位良いでしょ?」
兄「皆、どうなんだ?嫌なら嫌って…」
下妹「あの!お兄の分の服もお願いします!」
兄「え、俺も?」
幼姉「タキシードって事ね?勿論よ。女性だけではやっぱり、ね?」
兄「俺もか…まぁ、いい機会と思っとこう」
446
:
◆vC.kHTi4RE
:2014/12/15(月) 23:49:40 ID:Gw532QpQ
下妹「着てみたよ!お兄、どう?」
兄「」ダバー
幼妹「兄さん!?」
幼「大泣き!?」
幼姉「ちょ、ちょっと、急にどうしたの?」
兄「いや、その、下妹が嫁に行く時を想像して…」
上妹「気が早い気が早い」
兄「ヤバい、頭の中で下妹の婚約者が俺に向かって、頭下げながら大事にしますって」ダバー
下妹「想像が凄い所まで!」
上妹「もはや病気の粋なんだけど…」
下妹「…そんなに行って欲しくない?」
兄「まだ欲しくないけど、その場面に居合わせてたい気持ちもあって複雑だぜ…」
上妹「私にも、同じ事思う?」
兄「勿論」
上妹「ふぅん…」
447
:
◆vC.kHTi4RE
:2014/12/16(火) 00:02:14 ID:blbuRSwg
下妹「暫くは絶対行かないから大丈夫だよ」
兄「そうだよな…」
下妹(本当はずっと居たいけど…お兄がちょっと悲しんじゃうかもだから…)
下妹「それにしても、お兄の服…」
上妹「何て言うか…しっくりこないって言うか…」
幼「芸人みたいだよね」
兄「誰が芸人だおい」
幼姉「う〜ん、あんまり似合わない人って居ないんだけど…」
幼妹「兄さんは何時もの方が格好良いです」
兄「そう言われるとお兄さん照れるぜ」
上妹「真顔なんだけど」
兄「必死に我慢してんだよ」
幼「我慢するのは良いから、目ガン開きにすんの止めて。怖い」
448
:
◆vC.kHTi4RE
:2014/12/16(火) 00:12:21 ID:blbuRSwg
下妹「写真撮るんですよね?じゃあお兄、腕組も!」
兄「え、兄妹で撮る系?」
幼姉「え?そのつもりだったんだけど…」
兄「じゃあ、他の皆の分も…」
幼姉「こうやって撮るわ」
幼妹「お、同じ人が写ってるのって駄目なんじゃ…」
幼姉「だから、全員分撮って、どれが一番良いか選ぶのよ」
下妹「お姉、負けないよ…!」
上妹「今回ばかりは下妹ちゃんには譲れないかな…」
幼妹「ワタシも頑張ります…!」
兄「俺KA★YA★NO★SO★TO」
幼「何急に星マーク入れてんの?」
幼姉「モテモテねー兄君♪」
449
:
◆vC.kHTi4RE
:2014/12/16(火) 00:22:03 ID:blbuRSwg
幼「まあ兄も頑張りなよー。緊張して変な顔になったらそれはもう馬鹿にした笑い声をあげるから」
兄「止めろよこの野郎」
幼姉「幼馴染、何自分は関係無いみたいな顔してるの?」
幼「へ?いやだって、ドレス着る気無いし…」
幼姉「貴女も着なさい。姉命令。断ったらホテル入れないから」
幼「こんな所で権力振りかざす!?」
幼姉「やるときは全力で真面目に、またはふざけるのがワタシよ」
幼「くそぅ、それで結果残してるからタチが悪い」
幼妹「お姉ちゃん、これ以上駄々こねると家にも入れなくなるかも…」
幼「やりかねないから困るけど、そん時が兄ん家に」
兄「泊めません!」
幼「救いは無いんですか…!?」
450
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/12/16(火) 07:35:51 ID:rD2iInmc
おつ
451
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/12/21(日) 22:56:41 ID:.sfek7/.
はよ
452
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/12/26(金) 14:12:59 ID:aUzLSVa2
はよ
453
:
◆vC.kHTi4RE
:2015/01/06(火) 14:03:31 ID:4g8S.bE2
幼「はぁ…どうしてこうなるかな…」
幼姉「別に嫌ならその服をここで剥いでも良いけど」
幼「急いで着てきま〜す」
兄(…結構強引な人だね)ボソッ
幼妹(お姉ちゃんにだけです)ヒソッ
下妹(幼馴染さんが既に強引な人だもんね…)ボソッ
上妹(自業自得だから気にしなくて良いって事だね)ヒソッ
幼妹(はい)ボソッ
幼姉「そこ、準備して」
兄「は、はい!」
454
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/01/06(火) 14:09:59 ID:RBh8ZG4Q
はよ
455
:
◆vC.kHTi4RE
:2015/01/06(火) 16:23:43 ID:4g8S.bE2
――――
――
―
幼姉「…う〜ん、どれが良いかな。兄くん、誰が良い?」
兄「え、俺?」
上妹 下妹 幼妹「!」
幼姉「だって〜、君が決めた方が〜、皆喜びそうだし〜」
兄(わざとかこの人…)
幼「適当に選びなよ。私以外で」
兄「じゃあ幼馴染だな」
幼「え、何の嫌がらせ?皆に責められ――」
幼妹「お姉ちゃん…」
幼「ほらこんな風に睨まれる」
兄「良い薬です」
幼姉「全くね」
幼「謀ったなぁぁぁぁ!」
456
:
◆vC.kHTi4RE
:2015/01/06(火) 16:47:43 ID:4g8S.bE2
―ホテル―
幼「私って罪な女…」
兄「そんな事言うから皆に追い掛け回されるんだ」
上妹「兄貴、何で幼さん選んだの」
兄「面白いからさ!HAHAHAHAHAHA!」
下妹「流石お兄、こういう時こそぶれないね!」
幼妹「それって褒めてるんですか…?」
幼「あの、ところでちょっと、休ませて」
下妹「うん…ちょっと走り過ぎちゃった」
幼妹「無駄に足速いんだから」
上妹「逃げ足が」
幼「逃げ足言わない」
457
:
◆vC.kHTi4RE
:2015/01/06(火) 17:26:32 ID:4g8S.bE2
兄「さて、この後どうするかな」
上妹「…ご飯?」
下妹「ホテル内で色々…駄目?」
幼妹「浴衣着たりとか」
幼「ゴロゴロ」
兄「よし幼馴染ボーリングしようぜお前ボールな!」
幼「首をゴロゴロさせる気ですか」
兄「よし、一旦遊んで休憩がてら飯でまた遊んでまた風呂で寝よう」
下妹「は〜い」
上妹「遊ぶって…結構あるけど」
幼妹「ここは…本当にボーリングとか」
幼「妹まで私をボールに…!?」
幼妹「お姉ちゃんはピン」
幼「もっと酷かった」
458
:
◆vC.kHTi4RE
:2015/01/06(火) 17:37:13 ID:4g8S.bE2
幼「で、本当に浴衣着ちゃう系?」
幼妹「うん」
幼「じゃあ全員で着よう。兄も」
下妹「あ、じゃあお兄、わたしとお姉着せるの手伝って」
上妹「え、いや、私は良いから!」
幼「じゃあワタシが兄の代わりに」
下妹「帰って下さい」
幼「冷たい…」
兄「例え兄妹でも女子の着替えを見る趣味はありません」
下妹「気にしないし、気にしなくて良いのに…」
幼妹「お姉ちゃん…手伝って」
幼「ん?良いよ〜」
459
:
◆vC.kHTi4RE
:2015/01/06(火) 18:00:49 ID:4g8S.bE2
兄「浴衣着替えにくかった…」
幼「おっ、そっちは似合ってんね」
下妹「お兄、そっちは格好良いよ!」
兄「紳士服は駄目ってか…」
上妹「…………」
下妹「お姉?」
上妹「あ、べ、別に」
上妹(兄貴に見惚れてたとか言えない…///)
幼妹(わぁ…兄さん、鍛えてるなぁ…///)ドキドキ
兄「?」
幼「………」
幼(兄…罪な男…)
460
:
◆vC.kHTi4RE
:2015/01/06(火) 18:31:54 ID:4g8S.bE2
兄「…とうとう、俺の実力を発揮する時が来た」
上妹「兄貴、ボーリング得意だった?」
兄「いや、全然」
下妹「じゃあ何の実力なの?」
兄「ガターになる実力」
幼「誰でも出来るんだけどそれ」
幼妹「…………良し」
幼「おっと、妹はボーリング強いから」
兄「マジか」
幼「何かね〜、恐ろしくまっすぐ転がるんだよね〜…」
幼妹「じゃあ、行きましょう!」
下妹「やる気満々だね」
上妹「割と楽しみにしてたのかな…」
461
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/01/06(火) 19:49:22 ID:CHyiThgo
おおおおお!!
待ってた甲斐があった
462
:
◆vC.kHTi4RE
:2015/01/06(火) 21:31:40 ID:4g8S.bE2
幼「浴衣でボーリング…オツなもんですな」
兄「誰だお前」
下妹「ボーリング…初めてだから…意外と重いね、これ…」
上妹「下妹ちゃん、もっと軽いのあるからそれ使おう?」
幼妹「もうして良いですか」ウズウズ
兄「ど、どうぞ…」
幼「精々頑張ってね兄」
兄「えぇえぇ精々頑張ってやるよ」
463
:
◆vC.kHTi4RE
:2015/01/09(金) 01:53:22 ID:3boTn7x6
兄「うんやっぱ無理だったわ」
上妹「妹ちゃん…まさかピンが隣に弾き飛ばされるなんて…」
下妹「しかも、そのピンで隣のレーン、ストライクだもんね…」
幼「ついでにパーフェクトゲーム…」
幼妹「もっとやりたいです!」
兄「止めて死んじゃう」
幼「こりゃ次はパーフェクトゲームより難しいの挑戦し始めるね」
下妹「え、全部ストライクより難しいのってあるんですか?」
幼「調べた事あるんだけど、スペアとストライク交互に決める、とか…」
上妹「絶対出来るじゃないですか。あんな正確なフォーム初めて見ましたよ」
幼妹「いきますよ…」
兄「いや本当に止めああまたストライク」
464
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/01/15(木) 02:30:49 ID:newPFBGs
きてたあああ
465
:
◆vC.kHTi4RE
:2015/01/18(日) 23:12:19 ID:ikD2xDwk
兄「惨敗」
上妹「惨敗」
下妹「惨敗…」
幼「惨敗だらけ」
幼妹「あの…ごめんなさい…」
兄「いやいや良いんだよ。妹ちゃんのイキイキした顔見れたし」
幼妹「え!そ、そんな…///」
下妹「…むー」
上妹「また兄貴そういう事言う…」
兄「え、何か悪かった?」
上妹「べっつに〜」
幼(…はぁ。何だかなぁ。妹の背中、後押ししたいって思うけど…でもなぁ…はぁ。複雑)
466
:
◆vC.kHTi4RE
:2015/01/18(日) 23:20:47 ID:ikD2xDwk
兄「うん、まぁとりあえず、皆で楽しめる奴で行こう」
幼「例えば?」
兄「………………………………………」
上妹「全然考えてないんだ…」
下妹「あ、じゃあねじゃあね、ビリヤードやってみたい!」
幼妹「ビリヤード…ですか?」
兄「確かに全員やった事ないだろうから、そりゃ平等だろうけども」
上妹「ルール一つ知らないから、結構キツいかも」
幼「まぁまぁ下妹ちゃんが提案してくれたんだから、ワタシは行かせていただくぜ」
幼妹「お姉ちゃんと下妹さんを一緒には出来ないから、ワタシも」
幼「全然信用されてナッシング」
兄「当たり前だな」
467
:
◆vC.kHTi4RE
:2015/01/18(日) 23:29:51 ID:ikD2xDwk
兄「という訳で知らないけどやって来ましたビリヤード」ガタガタ
下妹「どうして震えてるの、お兄……」
兄「静かすぎて緊張してる」ガタガタ
上妹「緊張しすぎ…」ブルブル
幼「兄の事言えませんよ上妹さん」
幼妹「お姉ちゃん緊張しすぎだよ……敬語になってるから…」
下妹「でも、声ちっちゃくなっちゃうね…」
幼「まるでポリネモガモガ」
兄「緊張しすぎだこの野郎」
468
:
◆vC.kHTi4RE
:2015/01/18(日) 23:39:25 ID:ikD2xDwk
幼「えぇっと…これが棒、じゃなくてキューだよね」
幼妹「白いのを突いて、色の付いた玉を穴に落とすんですよね」
下妹「白い玉は落としたら駄目、なんだよね」
上妹「色付きは突いちゃ駄目だよね」
兄「俺、知らないよね」
幼「そうだよね」
469
:
◆vC.kHTi4RE
:2015/01/18(日) 23:51:39 ID:ikD2xDwk
兄「さて、このキューで白い玉を思い切り……だな。うん、手が震える」
幼「会いたくて?」
幼妹「体じゃなくて?」
兄「あの、これって、集中が大事な奴だと思うんですけど……」
下妹「じゃあ、見守ってるね……」ジィーーーーーー
兄「逆に気になるから」
上妹「ほらほら、集中…集中……」
兄「お前が集中するんかい」
幼「……ふしゅっ」
兄「!」コンッ
ゴロゴロ カカカカン カン コロン
下妹「……白い玉だけ落ちたね」
上妹「全部当たったのに、白い玉だけって…逆にスゴい…」
兄「……何か、随分可愛いくしゃみが聞こえた気が」
幼「う…………///」フイッ
470
:
◆vC.kHTi4RE
:2015/01/18(日) 23:59:19 ID:ikD2xDwk
幼「し、仕方ないじゃんっ。我慢してると、逆にムズムズしてさっ」
兄「いや、別に良いんだけど……」
下妹「仕切り直し、だね」
幼妹「…これ、指紋付けて良いですよね」
上妹「そりゃそうでしょ」
下妹「触らないと戻せないよ」
幼妹「ですよね……」
471
:
◆vC.kHTi4RE
:2015/01/23(金) 22:20:16 ID:vsqBzZWE
兄「よし、もっかい」
幼妹「頑張って下さい…!」
兄「頑張っちゃうぜ」
下妹「…むむ」
兄「…………」スッ
兄(集中しろ……集中集中……良し!)コンッ!
上妹「……!こ、これは…!」
幼「……兄」
兄「………ぎゃ、逆にスゴいよな?な?」
下妹「また白い玉だけ落ちた…」
兄「はっはっは……俺は、これ以上はやめとくよ……うん」
472
:
◆vC.kHTi4RE
:2015/01/23(金) 22:28:41 ID:vsqBzZWE
兄「……結局、全然上手くいかなかったな」
上妹「妹ちゃん以外ね」
幼妹「……その、ごめんなさい」
下妹「妹ちゃん、結構こういうの得意なんだね」
幼「くそぅ、このままだとワタシが妹に勝ってる部分が皆無になる」
兄「どれだけ負けてるんだ」
下妹「……身長と体重?」
上妹「変態性?」
幼「ちょっと勝ってる所挙げないで止めて」
473
:
◆vC.kHTi4RE
:2015/01/23(金) 22:41:05 ID:vsqBzZWE
幼「ええい、このままの勢いで何か下にあるゲーセン行ってやるぅぅぅ!」
幼妹「…そんなのあった?」
幼「何かクレーンゲームとかがあった」
兄(……何だろう、幼馴染の為に作られた気がしないでもない)
上妹「……あのさ……お腹、空いた」
兄「ん?もう……って、意外と経ってるな」
下妹「すっごい集中してたからね…」
幼「ん〜、じゃあ、食べてから。良い?」
幼妹「うん、ワタシは良いよ」
兄「という事で、飯だな。何があるんだろうな」
下妹「……蟹」
上妹「まさか。流石にそこまでの食材用意してくれないでしょ。タダで泊まってるんだから」
幼「い〜や、姉さんは何するか分かんないからさ。とんでもない事しだすよ、マグロ解体とか」
幼妹「やりそう…」
兄「豪快な人なんだな、あの人……」
474
:
◆vC.kHTi4RE
:2015/01/23(金) 23:00:56 ID:vsqBzZWE
幼姉「と、言う訳で」
幼妹「姉さんという訳でじゃないよ」
幼「何?これ……」
幼姉「カジキ」
幼「見れば分かるって!デカ過ぎって話!」
幼姉「昨日釣ってきたのよ」
幼妹「姉さんが!?」
幼姉「えぇ、三日間の戦いだったわ……」
兄「3メートル近くあるカジキマグロを、一人で…?」
幼姉「流石に腕が痛かったわ」
下妹「…現実感が湧かない……」
上妹「敏腕ってレベルじゃない……」
幼姉「ワタシの悪い癖ね、何でも自分一人だけでやりたくなっちゃうのは」
475
:
◆vC.kHTi4RE
:2015/01/23(金) 23:38:06 ID:vsqBzZWE
幼「姉さん、いくら何でもさ、贔屓されてる様に感じるんだけど」
幼姉「してるもの」
幼妹「えぇ!?」
兄「そ、それいいんですか」
幼姉「良いのよ。タダより高い物は無い、だから」
幼「一体何払わされるか……」
幼姉「だから、一回体で支払って貰ったじゃない」
上妹「……ウエディングドレス…?」
下妹「…色々、スゴい人だなぁ…」
476
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/01/25(日) 21:48:26 ID:PmUGhBiM
おつおつ
姉さんパネェっす!
477
:
◆vC.kHTi4RE
:2015/01/25(日) 23:39:14 ID:oEkxOUgw
兄「カジキなんて食べた事無いなぁ…美味しいんですか?」
幼姉「さぁ?ワタシも味は知らないわ。食べられるのは知っているけど」
幼「毒味やらすか」
幼姉「先にワタシが味見するから。頭の先から尾鰭まで」
幼妹「全部!?」
幼姉「ワタシもお腹空いちゃって」
上妹「自由だ…」
下妹「そんなに食べられるんですか?」
幼姉「ワタシ大食いキャラじゃないのよ?流石に無理」
兄「そもそも捌けるんですか」
幼姉「余裕よ」
上妹「スゴい自信だ…見習おう…」
478
:
◆vC.kHTi4RE
:2015/01/25(日) 23:53:00 ID:oEkxOUgw
兄「まさか本当に目の前で解体ショーが始まるとは…」
幼「こんなに出来るのに…彼氏どうして出来ないんだかね」
幼姉「余計なお世話よ。……何でもやっちゃうからかしら」
上妹「男の人の方が遠慮するかも、ですね」
下妹「立つ瀬が無い、って事?」
幼姉「ある程度欠点がある方が……成程」
幼妹「姉さんの欠点……あるの?」
幼「無い。本当に何でも出来るし、常識破りな事するけど中身普通の常識人だし」
幼姉「ちょ、ちょっと挙げてよ欠点」
幼「ん〜……完璧過ぎる所?」
幼姉「……一瞬欠点あって良かったって喜んじゃったじゃない。それ欠点じゃ意味無いでしょ」
479
:
◆vC.kHTi4RE
:2015/01/26(月) 00:03:48 ID:GVzTBm3M
兄「ま、まぁその、お姉さんの方から告白されたら、断らない人なんて……」
幼姉「本当に?じゃあ兄くん、付き合ってくれる?」
上妹 下妹 幼 幼妹「!?」
兄「え、そ、その……」
幼姉「ふふ、分かってるわ。貴方は断る事」
兄「へ?」
幼姉「冗談よさっきのは。だから安心して、ね?」
兄「あ、あぁ…どうも」
兄(この人に嘘とか絶対通じないな…)
上妹(この言葉、私達全員に向けて言ってる…?)
下妹(お姉さんには、気持ち全部読まれてるのかな…)
幼妹(よ、良かった…完全敗北するかと思った…)
幼(……姉さん。今の、冗談半分だよね。半分くらい、本気だったよね)
480
:
◆vC.kHTi4RE
:2015/01/26(月) 00:04:21 ID:GVzTBm3M
兄「ま、まぁその、お姉さんの方から告白されたら、断らない人なんて……」
幼姉「本当に?じゃあ兄くん、付き合ってくれる?」
上妹 下妹 幼 幼妹「!?」
兄「え、そ、その……」
幼姉「ふふ、分かってるわ。貴方は断る事」
兄「へ?」
幼姉「冗談よさっきのは。だから安心して、ね?」
兄「あ、あぁ…どうも」
兄(この人に嘘とか絶対通じないな…)
上妹(この言葉、私達全員に向けて言ってる…?)
下妹(お姉さんには、気持ち全部読まれてるのかな…)
幼妹(よ、良かった…完全敗北するかと思った…)
幼(……姉さん。今の、冗談半分だよね。半分くらい、本気だったよね)
481
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/01/26(月) 00:42:01 ID:9ouakwLE
イザナミだ
482
:
◆vC.kHTi4RE
:2015/01/28(水) 22:09:21 ID:gR8QRN6c
幼姉「まあまあ、今は食べましょう」
幼妹「う、うん。……全部カジキ料理だけど」
幼姉「やっぱり大きかったわ」
幼「そりゃそうでしょが」
下妹「……貴重な体験だよね!」
上妹「無理にフォローしなくていいから下妹ちゃん」
兄「でも一生に食えるかどうかだぞ」
上妹「そうだけど…」
幼「ていうか一生分じゃない?」
兄「確かに」
483
:
◆vC.kHTi4RE
:2015/01/28(水) 22:09:53 ID:gR8QRN6c
兄「いただきます…うん、美味い」
下妹「うん!」
上妹「美味い…」
幼妹「流石姉さん」
幼「でも魚ばっかってのも…」
幼姉「オツな物でしょ」
幼「ソウダネー」
幼姉「心を込めてくれる?」
幼「いやほんと量多い…」
幼姉「確かに込められてるけど」
兄「無理して食べなくても、スタッフが美味しくいただいてくれるって」
幼「何処のグルメ番組?」
484
:
◆vC.kHTi4RE
:2015/01/28(水) 22:10:27 ID:gR8QRN6c
幼姉「貴方達はこの後どうするの?また遊ぶの?」
幼「だったら何さ」
幼姉「別に駄目って言ってる訳じゃ無いから。楽しんできなさい、ってだけ」
幼妹「うん、姉さんも頑張って」
幼姉「これ以上頑張らないと駄目だなんて…」
兄「じゃあ、よく頑張った、なら良いんですか」
幼姉「ん?…微妙」
兄「微妙…」
幼姉「やりたいからしてるだけ。褒められたくてやってる訳じゃ無いの」
幼「我が姉ながら立派すぎて何も言えない」
485
:
◆vC.kHTi4RE
:2015/02/02(月) 00:10:38 ID:3ErONaw.
幼「はい、ご飯を食べ終えたワタシ達の目の前にあるのは?」
幼妹「卓球だけど」
上妹「やるんですか」
下妹「良いんですか」
兄「……止めない?」
幼「なんでさ」
兄「俺、苦手だし」
幼「じゃあ、兄だけ休めばいいんじゃないかな」
兄「…どうなっても知らないからな」
幼「?」
486
:
◆vC.kHTi4RE
:2015/02/02(月) 00:57:01 ID:3ErONaw.
幼(ふっふっふ…卓球!それは、白熱の競技!飛び散る汗、はだける肌!)
幼妹「お姉ちゃん、何笑ってるの…」
上妹「そっちからどうぞ」
下妹「何時でも良いですよ」
幼「そう?なら…」
幼(ワタシは見る!たわわに実る二つの巨峰の先に生えし赤き山を!)
幼「目指せ桃源郷!ピーチスマッシュ!」カコン
幼妹「何それ。……って」
パコォン
上妹「……決まった」
幼「……すっごいキレイなスマッシュが飛んできたんですけど」
兄「だから言ったんだ、どうなっても知らないって」
幼「ワタシ聞いてない…」
487
:
◆vC.kHTi4RE
:2015/02/05(木) 17:09:51 ID:ULBOGBBw
幼(だがしかし!ワタシの目的は勝つ事じゃない…あくまでも美麗なる山々の景色を眺める事…)パコーン
幼(その為なら、あえて下妹ちゃんに打たせ、体を動かさせる!完璧な作戦!)パコーン
幼(…うん、さっきから上妹ちゃんの所しか行かないし、上妹ちゃんしか打ってないし)パコーン
幼「…球速くて見えないんだけど」
上妹「加減出来なくて」シュッシュッ
幼「やる気満々だよ素振りしてるもの」
幼妹「打ち返せてないのお姉ちゃんだけだよ」
幼「逆に何で打ち返せるのかな妹くん」
幼妹「え、見えないの?」
幼「何その動体視力いつ鍛えたの?」
兄「本気でやらないとまずいぞ」
幼「本気でやってますってば」
兄「さっきから視線が球に向いてないんだけど」
幼「気のせい気のせい超気のせい」
488
:
◆vC.kHTi4RE
:2015/02/05(木) 17:10:30 ID:ULBOGBBw
兄「ピンポン球幼馴染にぶつけていいんだぞ」
上妹「死ぬかもしれないのに?」
幼「死ぬとかピンポン球の威力じゃないんだけど」
下妹「球が壊れちゃうから駄目だよ」
幼「だからどんな威力よ」
幼妹「こっちだって本気を…」
幼「そしてアナタはどうしてそんな強いんですか。やった事ある?」
幼妹「無いけど簡単だよ?」
幼「…………」
兄「うん、気持ちは分かるぞ。俺も同じ気持ちを味わった。姉妹揃って強すぎ」
下妹「そうかなぁ」
上妹「兄貴が弱いだけだって」
兄「…………」
幼「なるほど」
489
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/02/05(木) 19:57:18 ID:xYg.Lg1U
たまには初期のような兄妹のイチャイチャ見たいなー|ω・`)チラッ
490
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/02/05(木) 22:11:55 ID:bRElu5bg
幼とのイチャイチャは無いか
491
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/02/07(土) 22:04:24 ID:p19aBYS.
俺も兄妹パート希望
492
:
◆vC.kHTi4RE
:2015/02/10(火) 00:34:57 ID:avqwOWpw
幼「…このままやってても、ワタシじゃ相手にならなそうなんで…兄!カモン!」
下妹「!」
兄「この二人の相手し続けてる俺がお前に負けるとでも?」
幼「ですよねー」
下妹「ほっ…」
幼「…ところで兄、さっきの台詞の前半部分もっかい言ってみて痛たたたごめんなさい」
兄「…そうだ。ちょっと上妹下妹、二人でラリーしてくれ」
上妹「?別に、いいけど」
下妹「でも、妹ちゃんが…」
幼妹「大丈夫です、姉とするので」
幼「いやちょっと待ってあ゛ぁ゛〜〜」ズルズル
493
:
◆vC.kHTi4RE
:2015/02/10(火) 00:41:44 ID:avqwOWpw
上妹「…幼馴染さん、逝っちゃったけど」
兄「あぁ、逝ったな」
下妹「…ニュアンスが…?」
上妹「でもさ、ラリーなんて見て何か意味ある?」
兄「いや、見たくなって」
下妹「じゃあ、頑張ろっ!お姉!」
上妹「ま、まぁ…頑張るけど…」
兄(さぁ…始まるぞ…世界チャンピオンもビックリなラリーが…)
494
:
◆vC.kHTi4RE
:2015/02/10(火) 00:53:18 ID:avqwOWpw
そのとき、不思議なことがおこった。
上妹「…っ!」
下妹「…っ!」
姉妹共に凄まじく鋭い目付きと共に、目に止まらぬ速さでラリーをし始めたのだ。
「すっ、すげぇ…」
「何だよあれ…」
「何あれ、テニプリ?」
「いや、リズム天国ゴールドだな」
「ワザマエ!ゴウランガ!」
沸き立つ観客の声!一進一退の攻防を続けてお互いに一歩も引かない姉妹!勝つのはどちらだ!
兄「…………何してんだ、父さん、母さん」
父「解説」
母「分かりやすいでしょ」
兄「邪魔」
父母「オーマイガッ!」
495
:
◆vC.kHTi4RE
:2015/02/10(火) 01:02:30 ID:avqwOWpw
父「水臭いじゃあないか兄ぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!」
兄「うるさっ」
母「二人で寂しかったわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!何時もの100分の1位!」
兄「全然平気じゃないか。て言うかいつも寂しがってないだろ」
母「いやね兄、流石に家族水入らずで泊まった方が楽しいでしょ」
父「確かに母さんとだけでも楽しいが、皆揃ったらもっと楽しいからな」
兄「…………」
母「どうしたのよ、兄」
兄「いや、急にまともな事言い出したから、気持ち悪っ!と思って」
父「マジ兄ドイヒー!」
母「こんな子に育てた覚えしか無いわ!」
兄「しか無いんかい」
496
:
◆vC.kHTi4RE
:2015/02/10(火) 01:11:14 ID:avqwOWpw
父「しっかし、あんな高速でラリーするんだなぁ」
母「思い出すわぁ…あの激しい夜の事…」
兄「止めろ、マジで止めろ」
父「何を言うんだ兄、そのお陰でお前に妹が出来たんだぞ」
兄「親のそんな話聞きたくないわ」
母「何言うのよ兄、これは口伝として代々受け継がれてきた物なのよ?」
兄「何てクソな口伝だ」
父「当代から語り継ぐ事を決めたんだ」
兄「つまりあんたらがついさっき決めたって事だろが」
母「こんなに話を分かってくれる子に育って良かったわ」
兄「分かりたくなかったよチクショウ」
497
:
◆vC.kHTi4RE
:2015/02/10(火) 01:30:25 ID:avqwOWpw
父「よし、いい暇潰しになった。兄、後は好きなだけイチャイチャしててくれ」
母「めんどくさいから略すけど、幼妹ちゃんには手を出しちゃ駄目よ。中学生だから」
兄「出す訳ないだろって言うか人の名前めんどくさいとか言うな」
父「でも、逆に襲われたら役得だと思うんだぞ!」
兄「ゴメン殴っていいかな」
母「大丈夫!世間の評価とか気にせず禁断のマイロードを突き進むのよ!」
父「別にお前が未成年、妹に手を出すクソ野郎でも息子だから守ってやるぞ!」
兄「誰がクソ野郎だ」
父「あ、もし禁断の関係になったらその時どれだけ気持ち良かったかぐふぉ!」ドゴォ
兄「いっぺん死んでみる?」
父「ひぃ!死にたくないィィィィーーーー!逝きたくないィィィィーーーー!」
母「でも!今父は泣いてるんだ!」
兄「キラ違いだろ」
498
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/02/10(火) 23:08:40 ID:okv8gU/.
ニンジャ洞察力を持ってして知覚可能なラリー! タツジン!
499
:
◆vC.kHTi4RE
:2015/02/11(水) 01:07:12 ID:vwzxYxHM
兄「あんの夫婦は全く空気読んでくれないんだからなぁ……」
幼「ソッスネ」ゲッソリ
兄「うわぁ何があったんだ」
幼「妹がハッスルしすぎて疲れて糸が切れたみたいになったから、部屋で寝かせてきた」
兄「そ、そうか…妹ちゃん、遊びも勉強も全力でやるタイプか」
幼「そうそう…。ちょっとワタシもジュース買ったら部屋帰って寝てるからしくよろ」
兄「はいよ」
兄(という事は、上妹と下妹の三人になるのか……久々な感覚なのは気のせいか?)
500
:
◆vC.kHTi4RE
:2015/02/12(木) 20:25:27 ID:RDorXRqY
上妹「はぁ…はぁ…」
下妹「はふぅ…疲れた…」
兄「いやぁ俺のワガママで悪いね。ほらオレンジジュースとカルピス」
上妹「…オレンジで」
下妹「じゃあカルピスちょうだい」
兄「はいよ」
上妹「さ、流石に下妹ちゃんの得意競技…疲れた…喉渇いた…」
下妹「本気で打ち合って……って、お兄がやれって言うから」
兄「俺は高速でやれとまでは言ってません〜」
タマ
上妹「その命ラリーしてあげようか」
兄「やめてバターになる」
下妹「お兄バター……」
兄「やめろ背筋凍る」
501
:
◆vC.kHTi4RE
:2015/02/12(木) 20:26:09 ID:RDorXRqY
上妹「あのさ、ちょっとだけ外行かない?暑い……」
兄(汗だくで着物張り付く位だしなぁ…)
兄「寒いぞ。上着取りに行った方が……」
下妹「ねぇ、だったら部屋の露天風呂に行った方が良いと思うよ」
上妹「あぁ…そうだね。すぐ汗流せるし」
兄「……着物タイムももう終わりか」
下妹「お兄、見たいなら買わないと」
兄「高い追加料金ですこと」
上妹「別にわざわざ買わなくたってさ」
兄「馬鹿野郎!もっとお前らに似合う着物着せたいだろ!」
上妹「そ、そう……ふ〜ん、そんな事考えてたんだ」
上妹(いっつも私達の事ばっかり……ふふ)
502
:
◆vC.kHTi4RE
:2015/02/15(日) 20:58:37 ID:cA/Oc3Vk
上妹「はぁ…夜風涼しい…」
下妹「星、綺麗…」
上妹「そうだね…」
下妹「お兄もこっち来ようよ、お風呂に浸かってないで」
兄「俺は寒いんだ」
上妹「まぁ、私達と違って動いてないし…」
下妹「じゃあ、お兄も激しい動きをすれば」
兄「何しろって言うんだこんな寒空の下で」
上妹「……な、殴りあい」
兄「やだわ絶対」
下妹「……その、えっと…///」
兄「一体ナニを言おうとしたんだ」
503
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/02/15(日) 23:49:05 ID:4rO6zpCQ
ナニって
504
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/02/16(月) 01:39:47 ID:1f16eXgI
やっぱり下妹の下ネタええなぁ
上妹が下ネタで照れるのもええなぁ
505
:
◆vC.kHTi4RE
:2015/02/16(月) 11:32:19 ID:8n1Sw6KE
兄「そもそもどうして俺は一緒に入ってるんだ」
下妹「嫌だった?」
兄「全然嬉しいけど毎回気まずい」
上妹「何それ」
兄「毎日一緒に入ってると、成長具合が良く分かるからな、うん」
下妹「身体の?」
兄「身体の」
上妹「……どうせ成長してないし」
兄「背とかの話だから」
上妹「まぁ…で、妹と入ってて緊張でもしてんの?」
兄「あのね、年々色っぽくなってきてんのよ君達。身内でも緊張するわ」
下妹「じゃあもっと緊張するかも」ムギュ
兄(わぁ色々と柔らかい)
506
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/02/16(月) 23:27:48 ID:CyJ7WVGY
期待
507
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/02/17(火) 02:08:40 ID:drP8SvDQ
あー下妹の胸に埋もれたいんじゃー
508
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/02/17(火) 05:00:58 ID:uU1o/4MU
緊張して誇張もしちゃう
509
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/02/17(火) 11:48:47 ID:jb18Xzl2
男の母ってあんなキャラだっけ?
510
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/02/17(火) 20:15:16 ID:UfnjnbJw
4円
511
:
◆vC.kHTi4RE
:2015/02/19(木) 00:36:54 ID:ENHK9PHw
兄(ふっ…もちつけ俺…こんな場面何回も無かった…だから全然落ち着けなばばば)
下妹「お兄、身体固いね…」サワサワ
兄「そりゃ鍛えてますからていうかくすぐったい腕止めて」
上妹「無駄に鍛えてるよね」サワサワ
兄「何で上妹も腕触るんです」
上妹「良いじゃん別にさ。減るもんじゃないし」
兄「今猛烈に俺から何かが減っていってる」
上妹「じゃあ大丈夫」スリ
兄「何故俺の胸に頬擦りするの」
下妹「お姉ずるい!」スリスリスリスリ
兄「だからくすぐったいんですけど」
512
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/02/19(木) 01:11:20 ID:jf1GlSdk
変わってくださいお願いします
513
:
◆vC.kHTi4RE
:2015/02/19(木) 01:26:55 ID:ENHK9PHw
兄(不味い…非常に不味いぞ…何が不味いってこのままだと俺喰われる気がする所がだ)
上妹「やっぱり、落ち着く…」ギュウ
下妹「昔から隣にあった抱き枕だもんね」ムギュ
兄(下妹は危険だ…この子平気で一線を全速力で助走して高く軽やかに飛び越えそうだもの)
兄(上妹は…下妹が動けば絶対動く…逆に自分から攻める事は少ない……やはり、優先すべきは)
兄「…そろそろ離れてくれよ。熱くてのぼせる」
下妹「じゃあちょっと上がろっか」ギュー
兄「離れる気は」
上妹 下妹「無し」
兄「ありがとう息ピッタリのコメントくれて」
兄(ここまで好かれるとか俺逆に誇って良いんじゃないのって気になってきた…)
514
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/02/19(木) 03:01:16 ID:fZt/1306
これ勃ってないのか?
まさか...ED?
515
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/02/19(木) 22:02:29 ID:FrM7BGMU
素晴らしすぎます
516
:
◆vC.kHTi4RE
:2015/02/22(日) 02:12:01 ID:NI7O7r9.
下妹「〜♪」
兄「もう汗流せただろうし、上がるか」
下妹「嫌」
兄「何故に」
下妹「だって、お兄一緒に寝てくれないんだもん」
兄「…う〜ん、分かった分かった」
下妹「!やったやった。お姉も一緒にね」
上妹「えっ……じゃあ、その……うん」
兄(結局か…ふかふかのベッドで手足伸ばしながら一人で寝てみたかったなぁ…)
517
:
◆vC.kHTi4RE
:2015/02/22(日) 02:36:15 ID:NI7O7r9.
兄「で、だ」
幼「なんすか〜?」
兄「いやね、風呂から上がったらお酒飲んでる知り合いいたから」
幼「呑んでないっすよ〜うへへ」
上妹「顔真っ赤なんですけど」
下妹「それより!未成年で飲んじゃ駄目です!」バッ
幼「んん〜?いやぁいい身体してますね〜……ZZZ」グー
兄「……何で飲んでたんだ」
上妹「さぁ」
下妹「そもそもお酒何で置いてるの」
兄「さぁ…とりあえず、運んでやるか…酒くさっ、どんだけ飲んだんだ…」
518
:
◆vC.kHTi4RE
:2015/02/22(日) 02:51:26 ID:NI7O7r9.
幼妹「……」スゥ
上妹「妹ちゃんは…普通に酒臭くない」
下妹「臭かったらスゴいよ、悪い意味で」
兄「…幼馴染は寝かせたし、もう寝るか…何か疲れた」
下妹「お休み〜…」
兄「この子既に俺のベッドに入り込んでる」
上妹「ふかふかのベッドで兄貴と一緒に寝たかったんじゃない?」
兄「下妹だって十分ふかふかなのにグボォ」ドゴォ
上妹「ごめんねカチカチで」
兄「じゅ、十分上妹だって柔らかいぞ…ゴフッ」バフッ
上妹「吐血したみたいな音出しながらベッドに倒れ込まないでよ」
兄「まぁまぁ…ほら、上妹も」
上妹「……ん」
519
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/02/23(月) 18:41:13 ID:4vR6v5k6
もっとやれぇー!
520
:
◆vC.kHTi4RE
:2015/02/26(木) 02:02:42 ID:n9uEfKmg
兄(………………。暑い…)
下妹「くぅ……」
上妹「ん……」ギュ
兄(抱き付いてるのは上妹か……誰か助けて、腕が折れそう)メリメリ
兄(……一か八か、くすぐってみるしかない…離れるか腕がへし折れるか、二つに一つ)サスサス
上妹「んふっ……」パッ
兄(よっし、俺の腕は助かっ――)
上妹「む…」ヒュッ
バッチーン
兄(……代わりに顔面をハエを叩く様にしばかれた。鼻が折れるかと思った)ヒリヒリ
521
:
◆vC.kHTi4RE
:2015/02/26(木) 02:22:16 ID:n9uEfKmg
兄(とりあえず、何かもっかい風呂に入ろうかな…この汗じゃ寝れないしなぁ…)
兄(上妹と下妹には悪いけども、俺はお前達を起こさない様に戦線離脱だ)ソローリ
下妹「んにゅ…お兄…」
兄「!」ビクッ
下妹「ん〜…それはお姉じゃないよ、金剛力士像だよ……」
兄「見間違える訳ないだろどんな夢見てんだ」
兄(あっいっけね、つい口に出しちゃった)
上妹「ぐぬ…誰が仁王像よ…」
兄「姉妹揃って同じ夢見てるとは何事か」
522
:
◆vC.kHTi4RE
:2015/02/27(金) 00:40:56 ID:Hc5hMSQQ
兄「はぁー、こんなに風呂に入るとは思わなんだ」
兄(う〜ん、しかし、露天風呂って良いなぁ〜…星も見えるし)
兄「満月がキレイだし…」
カタン
兄「…ん?…………んん?」
幼「……やぁ」
兄「………………どうしてそんな所に隠れているのかね」
幼「あの…多分、何か酒みたいなの飲んじゃって、酔っちゃって、気付いたら全裸で溺れてました」
兄「どういうことなの…」
幼「…でね、タオル…取ってきて…巻いてないんです」
兄「その背中を見れば分かります」
幼「じゃあ取ってきてくだせえ…!寒い…!」
兄「急ぎますっ!」
523
:
◆vC.kHTi4RE
:2015/02/27(金) 01:14:59 ID:Hc5hMSQQ
幼「あ゛ぁ゛〜〜〜……生き返る……」
兄「……そりゃよござんでしたね」
幼「?何でこっち向かないのさ」
兄「あのね、妹ならともかく赤の他人よ?気を使うに決まってる」
幼「へぇ、兄なら見慣れてるもんだと」
兄「人を何だと思ってるんだ皆…」
幼「…………」
幼(あばばば……何で混浴してるのワタシ……ヤバイよヤバイよヤバイよ)
兄「……なぁ」
幼「ん、何さ」
兄「別にお前風呂浸からなくてもよくね?」
幼「はい?」
524
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/02/27(金) 01:28:02 ID:OdCm7evA
幼のターンかと思ったら…
525
:
◆vC.kHTi4RE
:2015/02/27(金) 01:42:39 ID:Hc5hMSQQ
兄「いや、だって…俺、汗かいたから入ってるけど、お前違うだろ」
幼「いや、別に入っててもいいじゃんか」
兄「なら別に同じ所に入る必要なくね?」
幼「良いじゃん露天風呂入っても。何?出てけと?」
兄「……後から入ったの俺だし、俺が出ていくよ」
幼「…ワタシは気にしないけど?兄が入ってても」
幼(ふぉっふぉぉぉぉぉぉ?!??!?な、何ほざいとるかワタシはぁ!?)
兄「い、いやね、俺が気を使うんですけども」
幼「気にしない気にしない」
幼(お前が気にしろって話だよ!だ、駄目、緊張しすぎてワタシ超余裕ですけど?みたいな発言がががが)
兄「……まだ酔ってる?」
幼「そうかもね〜…うぇ、気持ち悪い…」
幼(えぇえぇ酔ってるよ雰囲気に酔ってるってか呑まれてるよ酒は飲んでも飲まれるな!ってか)
兄(…何かブツブツ聞こえるし、酔ってるなこりゃ)
526
:
◆vC.kHTi4RE
:2015/02/28(土) 20:58:11 ID:.ogNR2mM
幼「ほら兄、こっち来なよ。昔一緒に入らなかった仲でしょ」
兄「うんそうだな入ってないな」
幼「そっちが来ないなら…」スッ
兄「!?」
幼「兄、背中広いねぇ……」ギュ
兄(何か後ろから手が伸びたと思ったら、抱き付かれた。あれ?つまりどういうこと?)
幼「ん〜あったかい……ずっとこのままでもいいなぁ…」スリスリ
兄(しかも背中に頬擦り!?)
幼「んふふ……兄」
兄「な、何だよ…」
幼「ワタシ、昔から兄のこZzz〜……」
兄「そこで寝るんか〜い。……いやあの起きてお願い着替えさせるとか無理なんだおいマジで」
527
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/02/28(土) 21:47:53 ID:ry/7zvjo
妹が来て修羅場に
528
:
◆vC.kHTi4RE
:2015/02/28(土) 23:03:49 ID:.ogNR2mM
ー朝7時頃ー
下妹「ん〜……お兄…?」
上妹「……居ない?」
兄「どうしたのですか我が愛しき者達よ」
上妹「うわっ…何その口調」
兄「お気になさらず」
下妹「お、お兄…?普通で良いよ?」
兄「普通とは何でしょう?一体何をもって普通と呼ぶグフォア!」
上妹「元戻れ下妹ちゃんが怖がってるでしょ」
兄「ふふ…これもまた愛…」
上妹「……どうしよう、兄貴が気持ち悪い…何これ」
下妹「お兄がおかしくなった…」
529
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/02/28(土) 23:15:24 ID:WAYDS1UA
皆かわいい
530
:
◆vC.kHTi4RE
:2015/02/28(土) 23:18:27 ID:.ogNR2mM
幼「ん〜…ふぁああぁぁ……頭痛い…昨日何あったっけ…」
幼妹「…はっ!…あっ、家じゃない…はっ!皆さんおはようございます!」シュバ
下妹「そ、そんなキビキビ動かなくても」
幼「そうだよ…頭に響くから大声出さないで……痛い……」
上妹「昨日お酒グイグイ飲んでましたよ」
幼「ま、マジすか……何で飲んだんだろう…昨日のワタシに問い詰めたい……」
幼妹「…あれ?お姉ちゃん、昨日と服違うよ?」
兄「」ビクッ
下妹「もしかして、酔ってる間にお風呂に入っちゃった、とか」
兄「」ビクッ
上妹「…兄貴、何か知ってる?」
兄「いいえ何も?」
上妹「吐かないと吐く事になるけど」
兄「勘弁してください本当に知らないです」
上妹「…ふ〜ん」
531
:
◆vC.kHTi4RE
:2015/02/28(土) 23:44:37 ID:.ogNR2mM
幼「ちょ、とにかく、み、水…」
兄「どうぞ」
幼「早いよ。…ありがと」
兄(……言えない。昨日の事は誰にも言えない)
幼「……兄、後でちょっと」ボソッ
兄(ヒィッ!?)「はい」ボソッ
幼妹「ん〜〜……それにしても、よく眠れました」
下妹「お布団ふかふかだったもんね」
上妹「疲れも取れたし、楽しかったな」
下妹「うん、そうだね」
幼妹「では、チェックアウト、ですね」
532
:
◆vC.kHTi4RE
:2015/02/28(土) 23:57:52 ID:.ogNR2mM
幼「…兄」
兄「何でしょう」
幼「……着替えさせたの、兄だよね」
兄「男の私が着替えさせるなどとその様な事があろう筈がございません」
幼「…見たから、そんな口調なんじゃないの……?」
兄「違います」
幼「本当に…?」
兄「本当に違います」
幼「ワタシの目を見て言ってよ…」ジッ
兄「……ち、違います違うんです違うんだよぉぉぉぉぉぉ!!!!」ダッ
幼「あ、頭痛いから叫ばないでってどこ行くの兄〜……」
533
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/03/01(日) 05:37:39 ID:2FmsC5Jg
はよ
534
:
◆vC.kHTi4RE
:2015/03/12(木) 00:33:04 ID:EdLQx0n6
幼「皆に言うよ〜…!」
兄「……!」ピタッ
幼「あること、ないこと、適当に〜…」
兄「………!!」ダダダダッ
兄「それだけは勘弁してください」ザシャア
幼「スライディング土下座…!?」
535
:
◆vC.kHTi4RE
:2015/03/12(木) 00:41:14 ID:EdLQx0n6
幼「んく…ぷはぁ…たまにはペットボトルの水もいいね」
兄「左様でございますか」
幼「で、兄」
兄「はい」
幼「……見た?」
兄「見てないです」
幼「じゃあ着替えさせてない?」
兄「着替えさせました」
幼「見ないで?」
兄「目を開けたら死ぬと思えと考えながら、変な所触らないように頑張ったんです」
幼「……前は見てない、と」
兄「はい」
536
:
◆vC.kHTi4RE
:2015/03/12(木) 00:57:57 ID:EdLQx0n6
幼「…まぁ、後ろはいっか。前見られたら責任追及する所だったよ」
兄「責任?」
幼「もうお嫁にいけない、どうしてくれるんだ、って」
兄「そもそも年下の巨乳を揉みしだきたいと思ってる奴が嫁にいける訳ブベラッ」ゴスッ
幼「そこは『俺が貰ってやるよ』、とか言えないの?」
兄「やだよ下妹の身が危険過ぎるから」
幼「……………い、い、い……一生!も、揉まない、って言ったら……?」
兄「それ言うのにそんなに躊躇ってる奴の言うことは信用出来ない」
幼「じゃあ……。………」
兄「…幼馴染?」
幼「……身体だけの関係でもいいから兄と一緒に居たい。……って言ったら、どうする…?」
兄「!?い、いやそれは、何て言うんだ、うん。そういう関係は、駄目だと思うな!」
幼「…だよね!もちろんアレだから!」
兄「だな、冗談だな!よぉし皆の所に早く行くぞ!」
幼「行こう行こう!」
537
:
◆vC.kHTi4RE
:2015/03/12(木) 01:05:25 ID:EdLQx0n6
幼「……あ!兄!」
兄「はいはい何でしょ――」
幼「……」チュ
兄「………?………!?」
兄(えっ!?な、何が起こったんです!?ほ、頬にき、キスされてなかった俺!?)
幼「兄……」ボソッ
兄「は、はひっ」
幼「本気だから……」ボソッ タッ
兄「…………………………。嘘…………………だろ………………?」
538
:
◆vC.kHTi4RE
:2015/03/12(木) 01:19:23 ID:EdLQx0n6
兄「」ポケー
上妹「……何か、帰ってきてから兄貴が抜け殻状態なんだけど」
下妹「どうしたんだろうね……。………」
上妹「…下妹ちゃん?」
下妹「……今だったら何しても」
上妹「そういうのはやめよ」
下妹「何想像したのお姉?」
上妹「え、いや、その……///」
下妹「お姉ったら、やらしいんだ〜」
上妹「うんほんとゴメン下妹ちゃんには言われたくない」
下妹「べ、別に違うもん。ただお兄へと向かうベクトルが縦横無尽に動き回るだけで」
上妹「動きすぎだと思うよ、多分」
539
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/03/12(木) 01:39:40 ID:5PhdWk6Q
最高やな
540
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/03/12(木) 01:54:37 ID:wVRtJItE
動き始めたな
541
:
◆vC.kHTi4RE
:2015/03/12(木) 06:13:59 ID:EdLQx0n6
下妹「う〜ん……お兄、お兄?」
兄「」ボー
下妹「……えい」ムニムニ
兄「」
下妹「頬引っ張ったのに全然反応無し……むぅ」
上妹「壊れたテレビみたいになってるから、叩けば治るかも」
下妹「そういうの止めようよ」
上妹「じゃあ全力で揺さぶる。……お〜い、兄貴〜」ユッサユッサ
兄「」ガックンガックン
上妹「……ジャイアントスイングでもしようかな」
下妹「家の外投げ飛ばしそうだから駄目」
542
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/03/12(木) 07:29:13 ID:2WmynU7c
イイぞ
543
:
◆vC.kHTi4RE
:2015/03/12(木) 21:08:09 ID:EdLQx0n6
上妹「仕方ないなぁ……」
下妹「どうするの?」
上妹「風呂に落とす」
下妹「お兄が溺れる!」
上妹「大丈夫、少し溺れさせた後、ちょっと上げて少し溺れさせて……」
下妹「水攻めの拷問!?」
上妹「だって、反応ないし」
下妹「……色仕掛」
上妹「無し」
下妹「うむむ……」
544
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/03/13(金) 15:00:13 ID:ETasCJj.
ふたつ合わせて胸の中で窒息させれば完璧だな
545
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/03/15(日) 21:17:56 ID:qqQWpvR2
ヤンデレバラダイッス
546
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/03/17(火) 09:09:58 ID:6QojeXgE
追いついた。良いぞ良いぞ!
547
:
◆vC.kHTi4RE
:2015/03/18(水) 02:18:49 ID:WfISJHmc
兄「のあああああああああああああああ!!」ガターン
上妹 下妹「!?」
兄「うおおおおおおおおおおおおあああああああ!!」バタバタバタバタ
上妹「……何、あの……何?」
下妹「……何だろね」
下妹(お兄、何悩んでたのかなぁ……)
上妹(兄貴、大丈夫かな……色んな意味で)
548
:
◆vC.kHTi4RE
:2015/03/20(金) 03:48:04 ID:SRZYkm1U
―翌日―
兄「はぁ……」
悪友A「どうした兄弟。目にクマリンコ出来てるぞ」
兄「何だクマリンコって」
悪友B「眠れなかったのかいマイブラザー。そういう時は空から降る熊の数を」
兄「羊数えさせてくれ」
悪友C「旦那、クマリンコって言うのは」
兄「別に言わなくていい」
悪友D「大将」
兄「何だ、ってか呼び方統一して」
悪友D「ふふっ、呼んでみただごめんなさい殴らないで助走する準備しないで」
兄「こっちは本気で悩んでるんだよ……」
悪友D「どうやって妹と結婚出来あすんませんコークスクリューは待って」
549
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/03/20(金) 06:50:02 ID:Cy54ZWLQ
乙乙
550
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/03/20(金) 08:25:43 ID:Ir50I3EM
俺「何だクリマンコって」
551
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/03/21(土) 02:35:47 ID:D5GEnrPc
>>550
同士よ
552
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/03/21(土) 02:36:27 ID:D5GEnrPc
わ、すまん
553
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/03/21(土) 05:52:37 ID:1vpV/aiE
ケブンリッジか……
554
:
◆vC.kHTi4RE
:2015/03/21(土) 20:39:50 ID:G3FiSfL.
幼「へいへいへ〜い、何悩んでんだ〜い」
悪友D「この世の女をどうやって侍らせるかコォン!」バギャ
兄「いっぺん死んでみる?」ゴリゴリ
悪友D「あれも愛、これもあい……」
悪友C「Dがやられたようだな」
悪友B「奴は兄の友の中でも(笑いが)最強」
悪友A「マジ兄パネェ」
兄「ちゃんとやれよ」
幼「で、何の悩み?」
兄「ん、いや……まぁ」
幼「?」
555
:
◆vC.kHTi4RE
:2015/03/24(火) 00:55:54 ID:C.1iSMYg
幼「まぁ何でもいいからこれどうぞ」
兄「何だこれ……ふりかけ?」
幼「拾った」
兄「どこでだよ。そんなもん渡すな」
幼「食え」グイグイ
兄「いや、ちょっ、お腹壊すからやめゲフェッ!うぇっ!」
幼「ウィーーーーーーー!エイドリアーーーーン!」
悪友A「流石姉御だ、統一性が無いぜ」
悪友B「よし、この後は勝利のメイクラブが良いと思います」
幼「めいくらぶ?」
悪友C「何じゃそりゃ。さつきクラブは無いの?」
悪友B「そんな隣にあるやつじゃないから」
悪友A「じゃあ育児関係の本か」
悪友B「こっこくらぶの続刊じゃないから」
556
:
◆vC.kHTi4RE
:2015/03/24(火) 01:07:08 ID:C.1iSMYg
悪友B「説明しよう、バッドアスブラザーズ。メイクラブっていうのは」
兄「シェア!」シュッ
悪友B「ぶごぅ!」メキャ
幼「おー、ナイス延髄蹴り」
悪友C「Bの霊圧が……………消えた?」
悪友A「なぁB。バッドアスって何だ」
悪友B「」
悪友A「キレイな顔してるだろ……気絶してるんだぜ?これ……Dも」
悪友C「B曰く、何かスゲェ!マジパネェ!ぐらいの意味の、英語圏のスラングとか何とか」
悪友A「マジか」
兄「ちょっと位俺の心配してくんない?」
悪友C「大将なら平気だろ。何かあっても主人公補正でいい方向に向かう」
兄「そんな補正無いんですけど」
悪友A「美人の妹が二人居てどっちもブラコン拗らせてる時点で補正受けすぎマジ失せろ」
兄「何でそこまで言われなきゃなんないんだ」
557
:
◆vC.kHTi4RE
:2015/03/24(火) 01:24:15 ID:C.1iSMYg
兄「ぐぇぇ……気持ち悪い……いや待ってマジヤバい汗止まんない」
幼「ふっふっふ……効いてきたようだな……」
兄「お前何入れたんだマジで……」
幼「知んない。何か姉さんがくれた。面白い事になるとか言って」
兄「確かに面白い絵面だろうなぁ……!」
悪友A「ぶひゃひゃひゃ、イーーッヒッヒッヒ、ウェヒヒヒ!」
兄「オデ、オマエ、モグ」
悪友A「もぐ、って何アッーーーーーー!指ちぎれる!」
悪友C「授業始まるぞー」
幼「あーい」
悪友B「うーい」
悪友D「ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ェ゛イ゛!!」
兄「俺ちょっと保健室行ってくる……覚えとけよ幼馴染ぃ……!」
幼「刹那で忘れちゃっ痛い痛いヘッドロック止めて」ギリギリ
558
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/03/24(火) 03:12:04 ID:EwYxT3ek
乙乙乙
559
:
◆vC.kHTi4RE
:2015/03/26(木) 01:36:01 ID:.92VRG4E
―昼休み―
幼「……」カラカラ
幼(まさか、お昼になっても帰ってこないとは……)
幼「よっ、やってる?」シャ
兄「……何だ、幼馴染か」
幼「何だって何さ、こっちは一応心配してたのに」
兄「別に何ともないっての」
幼「なら帰ってくればいいのに。兄、授業サボらないタイプでしょが」
兄「たまにはそんな日だってあるのさ……」
幼「はあ」
兄「という訳で、俺はもう帰る。…でも出来ればカバン取ってきて欲しい」
幼「……あーい。取ってきてあげますよ。後で何か奢って」
兄「今朝のふりかけでプラマイゼロだバーロー」
幼「ちぇ」
560
:
◆vC.kHTi4RE
:2015/03/26(木) 19:53:23 ID:.92VRG4E
兄「……で、何でお前も自分のカバンあるの?」
幼「サボる」
兄「授業出ろよ」
幼「いやいや、一人帰らせてとんでもないことにでもなったら、妹ちゃん達に合わせる顔ないし」
兄「とんでもないことって何だよ」
幼「いや、適当に言っただけなんすけど」
兄「そうかい。…………」ダッ
幼「ダニィ!?走って帰るの!?スターーーーップ!!」
561
:
◆vC.kHTi4RE
:2015/03/26(木) 21:54:10 ID:.92VRG4E
上妹「で?」
下妹「どんな目に遭いたいですか?」
幼「その胸の中で窒息したい」
上妹「分かりました」
幼「上妹ちゃんじゃなうぐぐ」
下妹「お兄、どうなったのかな……」ガチャ
上妹(まさかあんな事とかこんな事に……!?)ゴクリ
下妹(まさかあんな事とかこんな事に……///)ゴクリ
上妹「……どうして顔赤いのかな、下妹ちゃん」
幼(ワタシも今顔赤いんだけどナーもうすぐ青くなると思うけど。うん死ぬ)バンバンバン
562
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/03/26(木) 21:56:10 ID:T2JFhqu2
wktk
563
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/03/26(木) 23:47:01 ID:kNh4uBSo
おつおつ
564
:
◆vC.kHTi4RE
:2015/03/27(金) 00:12:28 ID:mA/PTUCY
上妹 下妹「ただいま」
幼「お邪魔します……」ゼヒィ
上妹「兄貴は……部屋かな」
下妹「急いで確認しようそうしよう!」
上妹「ちょっ、待って下妹ちゃん」ガシッ
下妹「ん?何?」
幼「あれ?何でワタシの腕を掴むのかな」
上妹「まずはこの人に生け贄……犠牲になってもらおうって」
幼「言い直す意味あった?」
下妹「うーん……じゃあ、罰として」
上妹「よしオッケー」
幼「あーれー」ズルズル
幼「痛たたたたたたた階段で引きずらないで歩かせて」
565
:
◆vC.kHTi4RE
:2015/03/27(金) 01:01:46 ID:mA/PTUCY
幼「うぅ……お尻が痛い……腕も痛いし頭痛も痛い」
上妹「じゃあ大丈夫ですね」
幼「この姉妹容赦無し」
下妹「幼馴染さんだけですから」
幼「ワタシもまた、特別な存ざ」
上妹「早く確かめて下さい」
幼「はひ……」
566
:
◆vC.kHTi4RE
:2015/03/30(月) 22:46:14 ID:KFHhwKlk
幼「はぁ〜……兄、寝てる?おーい……」
――――
――
―
上妹「はぁ……」
下妹「幼馴染さん、イタズラし過ぎだよね」
上妹「あの人悪ノリが酷いから……」
のあああああああああ!?
上妹「!?」
下妹「な、何?」
上妹「兄貴に何かあったのかな……開けよう!」ガチャ
567
:
◆vC.kHTi4RE
:2015/03/30(月) 22:53:18 ID:KFHhwKlk
上妹「……………………」
下妹「……あれ、わたしの目がおかしいのかな」
幼「……兄が……ちっさい」
小兄「……」チョーン
上妹「そんな漫画みたいな事が現実に起こるなんて……」
幼「姉さんの技術力が凄すぎてよく分かんない」
下妹「……」ジュル
上妹「今ジュルって言った!?」
568
:
◆vC.kHTi4RE
:2015/03/30(月) 23:03:20 ID:KFHhwKlk
小兄「取り合えず……上妹」
上妹「な、何?」
小兄「幼馴染を俺の代わりに眠らせてやってくれ」
上妹「ん」
幼「ちょっ」
小兄「ついでに下妹から俺を守ってくれ」
下妹「別に変な事しないよ!ただちょっと夜の語らいを」
小兄「夜を入れる意味は」
上妹「取り合えず幼馴染さんベアハッグで」
幼「せめて下妹ちゃんにしてほしぐあああああ」
小兄「言い残す事はそれだけかあぁん?」
幼「す、すみませんでしたあああああぁぁぁぁっーーーーーーー!!」
569
:
◆vC.kHTi4RE
:2015/03/30(月) 23:25:55 ID:KFHhwKlk
下妹「〜〜♪」ムギュ
小兄「パネェぜこの空間」
幼「あぁ^〜〜見てるだけで心がぴょんぴょんするんじゃあ^〜〜〜」
上妹「それよりお姉さんに電話」
幼「掛けますってば」
下妹「このままで良いのに」
小兄「俺が困る」
幼「……もしもし。……そうだけど。……マジすか……じゃあ」Pi
上妹「何て言ってました?」
幼「長時間は可哀想だから8時間にしといたよって」
小兄「長いじゃないですかーーーやだーーーーー!」
下妹「8時間……」シュン
上妹「落ち込まないの」
570
:
◆vC.kHTi4RE
:2015/03/30(月) 23:46:39 ID:KFHhwKlk
幼「という訳で、8時間兄を弄り倒す事にしよう」
下妹「駄目ですこの子はわたしの子です!」
小兄「お前の兄だよ」
幼「しっかし……なっつかしいなぁ。兄ってちっさい頃確かにこんな感じだったよね」
上妹「昔の兄貴……」
下妹「昔はもうちょっとヤンチャだったよね」
幼「あぁ、穴掘って地球の裏側行くとか言ってたね」
上妹「5メートル掘って事件になったね」
小兄「出れなくなってな。何で俺そんな掘れたんだ」
上妹「あの時は下妹ちゃんが言ったからじゃなかった?」
下妹「言ったかなぁ……」
小兄「上妹も言ってたぞ」
上妹「えっ!?」
571
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/03/30(月) 23:51:48 ID:PWkwjVP6
俺も俺も
572
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/03/31(火) 00:06:48 ID:t0bYuETY
( ・ω・) ザック
(つD○|> ザック ( )
( ヽノ 彡. 。°と.、 i
し(_).彡 ⌒ ミ しーJ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\(´・ω・`)/ ̄ ̄ ̄ ̄
⌒⌒⌒⌒
>>571
573
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/03/31(火) 00:38:10 ID:4fythgg.
乙乙
>>571
安らかに……
574
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/03/31(火) 00:49:37 ID:4nrEDiP6
>>572
ハゲにしてんじゃねーよwwwww
575
:
◆vC.kHTi4RE
:2015/03/31(火) 01:08:21 ID:hit94tOg
幼「ところで兄、お姉さん三人に囲まれてる状況どう思う?」
小兄「別に何も」
幼「いや、何かあるでしょが」
小兄「俺がちっさくなっただけで、別に……」
下妹「幼馴染さん小さくなるんで薬下さい」
幼「兄の体内から取り出してくれたら何とか」
上妹「無いなら無いって言えばいいのに」
幼「まぁまぁ、小さくなるって事は、力が弱くなる……」
下妹「つまり、わたしたちに抵抗出来ない……!」
小兄「え、何する気ですか」
幼「何がいい?」
小兄「平穏無事に過ごしててくれ」
下妹「却下で!」
小兄「却下しないで」
576
:
◆vC.kHTi4RE
:2015/03/31(火) 01:15:07 ID:hit94tOg
小兄「俺が抵抗する様な事はやめて欲しいんですが」
幼「折角くすぐり一時間耐久とかしようと思ってたのに」
小兄「殺す気か」
下妹「流石に思い切り抵抗するお兄を押さえるのは心苦しい……」
小兄「上妹一人居れば十分抵抗出来ないんだけど」
上妹「なるほど確かに。とりあえずぶん殴っていい?」
小兄「肉片にされるからあひひひひ!」
上妹「じゃあこうする」コショコショ
小兄「ちょっタンマ、死ぬ、笑い死ぬ」
577
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/03/31(火) 03:57:53 ID:QLsK2gBs
支援
578
:
栗ごはんとカメハメハ
:2015/03/31(火) 08:36:58 ID:n.WK2oLQ
それでも見続けたいスレがあるんだー!
579
:
◆vC.kHTi4RE
:2015/04/02(木) 02:27:04 ID:8.V.AcTQ
下妹「幼馴染さん、妹ちゃんは呼ばないんですか?」
幼「この後何するかで呼ぶかどうか決まるけど」
小兄「妹ちゃん呼ばない状況ってどんなだ」
幼「R-18的な展開かな」
小兄「初めては好きな人に渡すって決めてるのよ!」
幼「清純派か」
上妹「兄貴、十八歳以上対象だからってそういう方面とは限らないんだけど?」
小兄「そうだな過激な暴力表現とかな」ガクブル
580
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/04/13(月) 22:22:42 ID:h/ZkzbmI
見てて癒される...(´∀`)
581
:
名無し
:2015/04/14(火) 23:51:41 ID:UhoJJuXg
早く先が読みたいから続きはよ
582
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/04/15(水) 00:29:40 ID:gtZtyYJo
うむ
583
:
栗ごはんとカメハメハ
:2015/04/15(水) 12:33:42 ID:auCxxv8U
支援射撃するよ!
584
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/04/15(水) 23:03:29 ID:Y9.KCPvk
私は、続きが読めるならいつまでも待ちます(>∀<)
585
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/04/16(木) 01:53:19 ID:Dsdgw3XU
>>581
>>583
586
:
狂気のマッドサイエンティスト
:2015/04/17(金) 22:16:27 ID:qsMxMtMs
まだかなぁ
まだかなぁ
続きが読みたいなぁ
587
:
◆vC.kHTi4RE
:2015/04/22(水) 01:51:32 ID:Ig88ObgA
幼「まぁまぁ、何かやりたい事無いの兄?」
小兄「やりたい事?」
幼「折角小さくなったんだから、何かその体でやりたい事とかさ」
小兄「全然無い」
幼「あっちゃー、そこは女湯合法的に堂々と覗くとか」
小兄「その手があったか!ってなる訳ないだろ」
下妹「いっつもわたし達とお風呂入ってるもんね」
小兄「二人が勝手に入ってくるだけで」
上妹「追い出せばいいのに」
小兄「一回やろうとしたら下妹に涙目で見られ、上妹からは殺気を感じたからな、うん」
幼「じゃあ今日は兄の代わりにワタシが」
上妹「半径一キロ位離れてくれたら良いですよ」
幼「それワタシの家の風呂に入ってろって言ってるよね」
上妹「もちろん」
幼「水風呂より冷たい」
588
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/04/23(木) 19:31:24 ID:IN.zY0Mg
続きあざーす
毎回楽しみにしててます
589
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/04/23(木) 19:33:27 ID:IN.zY0Mg
続きあざーす
毎回楽しみにしててます
590
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/04/23(木) 21:34:35 ID:VbRp/hMw
乙
591
:
名無し
:2015/04/24(金) 22:32:41 ID:HN0J5UlA
続きあざっす
いつも楽しみにしてます
592
:
◆vC.kHTi4RE
:2015/04/26(日) 02:16:02 ID:giEkqQDs
幼「あ、そうだ、妹に見せたらどんな反応するかな」
小兄「ビックリして固まるんじゃないか」
上妹「夢だと思ったりとか」
下妹「驚き過ぎて倒れたりしたら……!」
幼「よし、そうなるかどうか確認しよ。もしもし」
小兄「お前質問する前から電話掛けてたのか?」
幼「はい、あなたのお姉ちゃんですよっと。とりあえずおいでよ兄ん家の家」
小兄「どうぶつの森みたいに言うの止めてくれる?」
593
:
◆vC.kHTi4RE
:2015/04/28(火) 22:21:49 ID:/T7ycF9Q
幼「……えっと、妹、その〜……大丈夫?」
幼妹「お姉ちゃん、今忙しいから」ナデナデナデナデナデナデナデナデ
小兄「ちょっ、止めて、頭発火する」
下妹「い、妹ちゃん、落ち着いて!」
幼妹「落ち着いてますよ。落ち着いて可愛い子を撫でてるんです」ナデナデナデナデナデナデ
上妹「手の動き落ち着かせよう!ね!」ガシッ
幼妹「な、何するんですか!撫でさせて下さい!後生ですから!一生のお願いですから!」ジタバタ
幼(こ、こんな妹、初めて見た……)
594
:
◆vC.kHTi4RE
:2015/04/28(火) 22:42:36 ID:/T7ycF9Q
小兄「え、え〜っと、その……」
小兄(お、おいどうするんだ幼馴染。呼んだのお前だぞ何とかしろよ)
幼(知らね)
小兄(ふざけんなてめえ)
幼妹「上妹さん、下妹さん、この子兄さんに似てますけど、親戚の子でしょうか?」
上妹「え、あ、ま、まぁ、そう、かな?」
下妹「う、うん、確かに似てるよネー」
小兄(嘘つくの下手か!て言うか嘘つかなくていいのに!)
幼妹「そうですか……ねぇ、名前は?」
小兄「え、あぁ、えっと、その……み、皆、チビって呼ぶからそれでいいよ」
幼(それ昔の兄のあだ名……て言うかこの兄妹嘘つくの慣れてないなぁ)
595
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/04/30(木) 22:48:30 ID:.FpMmofQ
わたしまーつーわー
596
:
栗ごはんとカメハメハ
:2015/04/30(木) 23:00:18 ID:/Z7O8NpY
いつまでもでーも
597
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/05/01(金) 00:11:27 ID:ABwLbR7w
乙乙
598
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/05/01(金) 10:33:41 ID:FBuvxn5c
おつ!
ものすごいハーレムじゃないですか
599
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/05/02(土) 08:12:58 ID:FreowOB.
うはうはハーレム
600
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/05/03(日) 21:40:44 ID:h6xlgg6U
もっと続けてええんやで〜
601
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/05/07(木) 06:32:53 ID:uhmNmlUw
まだかお?
602
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/05/08(金) 21:58:37 ID:L29BFB4g
やっぱりいそがしいのかな?保守
603
:
◆vC.kHTi4RE
:2015/05/09(土) 20:39:20 ID:S6uYMqxc
幼妹「う〜ん……、チビくん、で良いの?」
小兄「気にしないから。……えっと」
幼妹「お姉ちゃん」
小兄「え」
幼妹「お姉ちゃんで良いよ」
小兄「……お、お姉ちゃん」
幼妹「はい! 何 !? 欲しい物あるならお姉ちゃんが――!!」
幼「はい落ち着こう。……妹、そんなに弟欲しかった?」
幼妹「だ、だって、お姉ちゃんしか居ないし……」
幼(なるほど〜……。兄にコロッといっちゃったのはそういうのも……)
604
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/05/09(土) 22:51:21 ID:buMESe8k
保守
605
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/05/09(土) 23:38:48 ID:OZz99F6Y
乙乙
606
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/05/14(木) 08:10:43 ID:VSTrKCWk
乙です<(`・ω・´)
607
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/05/15(金) 20:18:47 ID:11m96vJM
保守
608
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/05/15(金) 20:29:36 ID:11m96vJM
保守
609
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/05/18(月) 08:23:55 ID:1qu/cibw
お疲れ様です(´・ω・`)
610
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/05/18(月) 20:26:36 ID:feQYlaqU
保守
611
:
◆vC.kHTi4RE
:2015/05/18(月) 22:05:47 ID:ElrhPA0E
幼妹「それに、兄さんは、上妹さんと下妹さんに優しくしてて」
幼「何だかワタシと姉さんが優しくしてないみたいな」
幼妹「いっつもふざけてばかりでしょ」
幼「返す言葉もございません」
上妹「ありましょうよそこは」
幼妹「それに姉さんは……姉さんは……」
幼「うん、まぁ……うん……」
下妹「せめて何か言ってあげて下さい」
小兄(家でもムチャクチャな人なんだろうな……)
612
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/05/19(火) 00:42:43 ID:4qOwvOsQ
乙乙
613
:
◆vC.kHTi4RE
:2015/05/19(火) 01:08:00 ID:k1lDp1S2
下妹「……じゃあ、今日は妹ちゃんが、もし弟が居たらしてあげたかった事、してみる?」
幼妹「良いんですか!」
小兄「あ、あんまり難しいのは」
幼妹「大丈夫大丈夫ちょっと撫で回したりするだけだから!」
幼「我が妹よ、奇しくもワタシそっくりの言動になっとるぞ。鼻息荒いし」
幼妹「えっ!?」
上妹「幼馴染さんみたいな根っからの変態と一緒にしちゃダメですよ」
幼「誰が根っからの変態か。これでも下妹ちゃん以外には普通なんだから」
小兄(同級生の女子の上靴の臭い嗅いでた奴が何を言ってるんだ)
614
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/05/19(火) 07:23:17 ID:QHhYxqzM
乙!
615
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/05/20(水) 08:13:04 ID:EPbkoGZ6
いつも有り難うございます(*^^*)
616
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/05/22(金) 20:01:19 ID:9QOhST.U
がんばルンバ
617
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/05/22(金) 21:07:23 ID:9QOhST.U
がんばルンバ
618
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/05/22(金) 22:12:42 ID:KwJ/NUgo
幼妹さん!ボクのことも撫で回してください!!
619
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/05/22(金) 23:39:25 ID:RXhAqM/.
まだ続くのかな?
620
:
◆vC.kHTi4RE
:2015/05/23(土) 22:50:10 ID:6goXYo7Y
幼妹「えーっとえーっと、べ、勉強とか、一緒にゲームとか、背中とか髪とか洗ってあげるとか」
上妹「背中ダメ」
下妹「髪も駄目」
幼「勉強もダメ」
幼(小学校の勉強させられても兄困るだろうし)
幼妹「えーっと……じゃあ、ゲーム……」
幼「よしツイスターゲーム」
上妹「却下で」
小兄「トランプ。大富豪しよう」
下妹「トランプ?」
上妹「大富豪……?」
幼妹「じゃあそれしよっか!うんうんそうしよう!」
小兄(このテンション……やっぱり姉妹だな、これ)
621
:
◆vC.kHTi4RE
:2015/05/23(土) 23:21:11 ID:6goXYo7Y
上妹「……あのさ」
小兄「何?」
上妹「加減して……」
小兄「やだね」
下妹(さっきからお兄に勝てない……)
幼(せめてゲーム全般素人な妹には手加減してよ兄……ん?)
幼妹「チビくん凄い!得意なんだ!強いな〜!」ニコニコ
幼(むしろ喜んでる……)
小兄「友達とやってるから」
幼妹「友達かぁ。どんな友達?」
小兄「変」
幼妹「へ、変なんだ……」
幼(確かに変なのしかいない……ってワタシもその一人だった。てへっ)
622
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/05/24(日) 19:47:11 ID:7WoHWVzk
乙です(๑•̀ㅁ•́๑)✧
623
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/05/29(金) 17:52:25 ID:owZhRCoU
続きが見たいお(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)
624
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/05/30(土) 02:53:45 ID:LC80bzIw
乙乙
625
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/05/31(日) 02:39:47 ID:SxaziTkI
保守
626
:
◆vC.kHTi4RE
:2015/06/02(火) 20:50:03 ID:MwhyCd9A
小兄「よし、あがり」
上妹「またぁ?強すぎ……」
小兄「例え相手が誰であろうと負ける気は無い」
下妹(お兄、素が出てるよ!)
幼妹「うぅ〜……、ね、ねぇ、チビくん、勝つコツってある?」
小兄「勘」
幼妹「勘!?」
幼「勘て。勘で連勝て。舐めとんのかいワレェ」
小兄「勘で誰がどんなカード持ってるか確認してる」
幼「何?エスパー?マインドシーカー?」
下妹「むむむ……隠しても意味無いねそれじゃ」
上妹「いやいや嘘でしょ」
小兄「嘘」
幼妹「嘘なんだ!ビックリした……」
627
:
◆vC.kHTi4RE
:2015/06/02(火) 21:21:18 ID:MwhyCd9A
幼「……飽きた」
幼妹「お姉ちゃん!」
幼「だってさ〜……。何か別の無い?」
小兄「無い」
幼「そんな殺生な!」
上妹「実際、全然無いですし」
下妹「お兄は良く遊んでるけどね」
幼「何かゲーム機あるでしょ。この部屋に」
上妹「ありますけど……」
下妹「あれはちょっと……」
小兄「踊る事になるから」
幼妹「……踊る?」
幼「ま、まさか……」
628
:
◆vC.kHTi4RE
:2015/06/02(火) 21:31:03 ID:MwhyCd9A
幼(兄、何であるの?)ヒソヒソ
小兄(めっちゃダンサブルしたかった。反省も後悔もしてない)ボソボソ
幼妹「踊るって、どうするんですか?」
上妹「……妹ちゃんは、スカート履いてるから、ちょっと」
下妹「踊るって言うよりね、跳ねるから」
幼妹「跳ねる……」
幼「チッ」
幼妹「お姉ちゃん何今の舌打ち」
幼「折角皆のパンチラ眺めすいませんすいません殴らないで妹」
上妹「幼馴染さん、床に寝てて下さい。その上跳ぶので」
幼「死ぬ!死ぬから!ワタシ女子よ女子!」
上妹「中身オッサンが足りませんよ」
幼「オッサンじゃねーやい!ちょいエロオヤジだい!」
小兄「不純物」
幼「ちょっとやめてそれ意外と傷付く」
629
:
◆vC.kHTi4RE
:2015/06/02(火) 21:41:10 ID:MwhyCd9A
下妹「えっと……DDR、だっけ」
上妹「そうそう、兄貴が死ぬ程上手くて……」
幼妹「兄さんが居たら、どんなのか分かったのに……何処居るんですかね?」
上妹「さ、さぁ〜?」
下妹「と、時々あるんだよネー」
小兄「未知への遭遇状態だと思うよ、うん」
幼(マジサーセン)ボソッ
小兄(元戻ったらお仕置きしないとなぁ……)ヒソッ
幼「ヒェッ」
幼妹「何?」
幼「何でもございません」
小兄「……やっていい?」
下妹「え」
上妹「ど、どうぞ?」
小兄「じゃあやる」
630
:
◆vC.kHTi4RE
:2015/06/02(火) 21:51:21 ID:MwhyCd9A
ダカダカダカダカダカダカダカダカダカダカダカダカダカダカダカダカ
上妹「うわぁ……」
下妹「うわぁ……」
幼「……何これ?」
幼妹「う、浮いてる……」
小兄《ダブルプレイ中》ダカダカダカダカダカダカダカダカダカダカダカダカダカ
上妹(こういう無駄なスキルが無駄に高い所、お母さんとお父さんにそっくり……)
下妹(これ見たらお母さんとお父さん喜ぶだろうなぁ……で、即完全にコピーしそう……)
幼妹(こ、これってこういうゲームなの……?ほ、本当に凄い……)
幼(こんな事ばっかやってるから成績悪い方のワタシよりも悪いんだなぁこれ……)
631
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/06/03(水) 14:17:38 ID:nsAmCxMA
続き乙です<(`・ω・´)
632
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/06/04(木) 19:38:30 ID:RZjCweA6
乙です
633
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/06/04(木) 19:40:25 ID:0ffv8bYg
乙乙
634
:
◆vC.kHTi4RE
:2015/06/07(日) 01:04:51 ID:LsW3yWco
小兄「ハァ……ハァ……オエェ……」
下妹「あんなに動くから……」
幼妹(良いなぁ膝枕……ワタシもしてあげたい……)
上妹「……って、もう結構暗いじゃん。ご飯作らないと」
幼「おかずは下妹ちゃ」
上妹「ヒモで縛って煮てあげましょうか」
幼「下妹ちゃんが縛ってくれるなら」
小兄「首を?」
幼「事件になるからやめましょう」
635
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/06/07(日) 03:27:34 ID:zOFbaVz6
はよ
636
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/06/07(日) 14:13:53 ID:/8x4xEFg
おつ
637
:
◆vC.kHTi4RE
:2015/06/07(日) 20:29:19 ID:LsW3yWco
幼「で、上妹ちゃん。何作るの?子どもがが」グニュ
上妹「下ネタ話さないと死ぬんですか?」メリメリ
幼「死みゅんでふ」
上妹「ふんっ!」メギャ
幼「おぼふ!」メリュ
幼妹「ごめんなさいこんな姉で」
下妹「大丈夫大丈夫、もう慣れたから」
小兄(慣れちゃったか……)
638
:
◆vC.kHTi4RE
:2015/06/07(日) 20:40:42 ID:LsW3yWco
幼「……実際、ワタシたちの子どもってどんなかなぁ」
上妹「幼馴染さんの子は変態になると思います」
幼「結婚相手次第じゃ真面目な子になると思います〜!」
幼妹「お姉ちゃん貰ってくれる人なんて変な人以外居ないと思う」
幼「妹でさえ厳しい事言って……」
上妹「……下妹ちゃん、どうしたの?」
下妹「……え?何?どうしたの?」
上妹「いや、こっちが聞いたんだけど……。何にもないならいいけどね」
上妹(にしても、子どもかぁ……。お兄ちゃん……って!ダメダメ!色々とダメ!)ブンブン
下妹(子ども……。お兄みたいな子が良いなぁ……。お兄が良いなぁ……)ナデナデ
小兄「?」
639
:
◆vC.kHTi4RE
:2015/06/07(日) 20:56:34 ID:LsW3yWco
幼妹「子どもかぁ……。やっぱり、可愛い子が良いですよね」
下妹「そうだね」
幼「兄だったらどんな子どもがいいんだろうね。チビくん代わりに言ってみてくれる?」
小兄(ここで俺に振るんですかい!?)
小兄「え、えっと……」
幼妹「もう!お姉ちゃんチビくんを困らせちゃ駄目!」
幼「え〜だってさ〜」
幼(大体どういう子がタイプか分かるじゃんか)
小兄「……お互い支えあえる人がいい」
幼妹「え?」
小兄「とか言ってたよ、うん」
幼妹「……。それって、子どもの話じゃ無いんじゃ?」
小兄「あ。……そうかも」
幼(素で間違えたな今の)
640
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/06/08(月) 20:49:12 ID:C617ceL.
乙
641
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/06/08(月) 20:50:20 ID:tn7vy/02
おつn
642
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/06/12(金) 07:12:40 ID:OqqQel76
おつです
643
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/06/18(木) 08:33:47 ID:svBWrTR6
おつです
644
:
◆vC.kHTi4RE
:2015/06/19(金) 22:40:56 ID:LyZEFCxU
上妹「まぁ、作ってきます」
幼妹「家に兄さん達の家で食べていくって電話しますね」
幼「……食べてっていい?」
上妹「別に良いですよ」
幼「やったねこれ」
下妹「何作るの?」
上妹「ん〜……。何あったかな……。買ってないし」
下妹「まっすぐ帰ってきたもんね」
上妹「適当に作るかな……」
幼妹「適当で大丈夫なんですか」
下妹「お姉ほんとに凄いよ。余った食材でポポーンと作っちゃうの」
幼「ポポーン……くっ!今の録音したかった!ねぇもっかい」
下妹「駄目です」
幼「ですよね」
645
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/06/21(日) 09:02:56 ID:U1mDHMPc
いつも読んでます。❤(ӦvӦ。)
これからも楽しみにしています
646
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/06/21(日) 14:01:01 ID:rsGxkzVw
乙乙
647
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/06/23(火) 02:16:36 ID:56rutLXg
続きがきになる
648
:
通りすがりの魔法使い
:2015/06/26(金) 18:10:54 ID:Zg5cuQPg
ほ
649
:
◆vC.kHTi4RE
:2015/06/28(日) 23:31:21 ID:W/tCNbQE
上妹「〜♪」
幼「う〜む、上妹ちゃんのエプロン姿、様になってる」
下妹「お姉だもん。何でも似合っちゃうよ」
幼「裸エプロンとか?」
幼妹「お姉ちゃん、上妹さんに調理してもらう?」
上妹「準備出来てるよ」
幼「マジすみませんでした」
650
:
◆vC.kHTi4RE
:2015/06/28(日) 23:37:17 ID:W/tCNbQE
幼妹「やっぱり、料理出来る人って良いなぁ」
幼「ん?出来るようになったんじゃないの?」
幼妹「そうじゃなくて、何て言うのかな、えっと……母性?」
下妹「母性?」
幼妹「はい。その……何だか、安心する後ろ姿と言うか。そう言うの良いなって」
幼「後ろ姿……そそるよね」
幼妹「茶化さないでくれる?」
幼「はい」
651
:
◆vC.kHTi4RE
:2015/06/28(日) 23:58:27 ID:W/tCNbQE
幼「ま〜言いたい事、分かるよ」
幼妹「本当に?」
幼「もっちのろんろん。この、黙って待ってても空気悪くならない感じがいいんでしょ」
幼妹「うん……分かるんだ」
幼「いやぁ、だって姉さんの料理って曲芸染みてるし、テレビ見てるみたいじゃん」
下妹「あ〜……」
幼「それに比べれば、上妹ちゃんの何と普通な事か!平和を感じちゃうね」
上妹「あの人そんな激しい料理なんですか」
幼「いやもうね、フランベしまくる油の海にデカイ魚くぐらせるとか家で平気でやるから」
小兄(あの人はきっとやりたいようにやってるんだろうな……)
652
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/06/29(月) 23:16:08 ID:.Ow20zps
乙乙
653
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/07/05(日) 13:54:20 ID:OL0q28J2
おつです乁( ˙ ω˙乁)
654
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/07/08(水) 17:52:18 ID:ckqQYMgg
乙乙
655
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/07/20(月) 23:33:32 ID:H6YefxDU
待ってます!
656
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/07/26(日) 01:44:49 ID:3c7pR8To
乙
657
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/07/26(日) 07:31:44 ID:pH5oD.sE
そろそろかなーボソッ
658
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/08/02(日) 04:37:10 ID:cVGI321g
まだかなー
659
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/08/09(日) 21:30:12 ID:FRe3TufM
ほ
660
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/08/09(日) 22:03:18 ID:g.V0WEoM
し
661
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/08/09(日) 23:02:11 ID:oyOumTMg
ゆ
662
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/08/11(火) 18:13:50 ID:yUfcxivE
ほしゅ
663
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/08/11(火) 21:32:51 ID:QaA9yUoc
ほ
664
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/08/13(木) 23:47:46 ID:9nAOHKrg
し
665
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/08/18(火) 13:25:32 ID:e8SMfYbA
ゅ
666
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/08/20(木) 13:18:52 ID:HeJDdmAs
うるせぇだまれ(謎の暴言)
667
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/08/21(金) 10:27:57 ID:3qjy3LOM
別に保守してしまっても構わんのだろう?
668
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/08/21(金) 10:28:40 ID:3qjy3LOM
別に保守してしまっても構わんのだろう?
669
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/09/01(火) 16:13:42 ID:RK89bK5A
更新来たかと思った??
残念保守でした!!
670
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/09/01(火) 16:52:05 ID:0ngBWvxo
>>669
キモっ
671
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/09/01(火) 18:12:41 ID:UdzYtuDI
age保守するならせめてこの板の仕様を調べてからにしろよks
672
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/09/02(水) 06:19:21 ID:WmnW93fY
>>667
ああ、もちろんさァ。
673
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/09/03(木) 21:44:39 ID:1vVcazKM
両スレオワタの?
幼きゃわわ。
きゃわわわ。
674
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/09/04(金) 00:14:10 ID:RYnJGwVw
とりあえずsageようか。
675
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/09/04(金) 23:55:31 ID:uBd4ikWM
以前まで気づかずageまくっていた私
676
:
◆vC.kHTi4RE
:2015/09/08(火) 01:46:57 ID:Y89I1KqY
幼「で。ご飯マダ〜?」
上妹「それ以上の図々しい態度をとった場合ご飯抜きになりますよ」
幼「貴女が待てと言うならいつまでも待つ所存です」
幼妹「忠犬みたいだよお姉ちゃん……」
幼「食欲の前でなら羞恥心なんて捨てられるよ」
上妹「最初から捨ててるじゃないですか拾ってください」
下妹「不法投棄は駄目ですよ?」
幼「完全否定はしないけど捨てきっては無いんだけどナ〜」
小兄(羞恥心は捨ててないけど女の部分は捨てまくってるんだよなぁ……セクハラ発言とか)
677
:
◆vC.kHTi4RE
:2015/09/08(火) 02:17:56 ID:Y89I1KqY
上妹「ほら、出来ましたから」
幼「わぁい今日のご飯はラーメンだー!」
小兄「そぉっ――!」
幼妹「……そっ?」
小兄「そ……そ……そんましっ!」
幼妹「そんまし!?ど、どうしたの!?」
小兄「……お、オシャミだよ」
幼妹「オシャミ!?」
小兄「クシャミの大きい版だよ」
幼妹「クシャミの大きい版!?」
小兄(あ、危ない……つい反応しそうになってしまった……)ソソンソッ!
幼妹「そそんそ!?」
上妹(何やってんだかこの兄貴は……)
下妹(お姉のラーメン美味しい♪)ツルル
678
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/09/08(火) 02:44:26 ID:SNjI9TPg
そそんそ!
679
:
◆vC.kHTi4RE
:2015/09/08(火) 02:59:45 ID:Y89I1KqY
幼妹「もう、大丈夫?ほら」
小兄「だ、大丈夫だよ、鼻かむくらい」
幼妹「そう?じゃあ……上妹さん、小さい器ありますか?」
上妹「あるけど……何で?」
幼妹「だって、この量と熱さじゃチビくん食べにくいかな、って思って」
上妹「……あ、ごめん。持ってくる」
上妹(しまった……いつもの兄貴の感覚で出しちゃった……)
下妹「そう、こんな事もあろうかと!用意しておいたこの器!はい♪」
幼妹「へ?あ、ありがとうございます……」
上妹「い、いつの間に……」
下妹「こんな事もあろうかと、って言いたかったからこっそり持ってました」
上妹「ま、まぁ、ありがと下妹ちゃん」
680
:
◆vC.kHTi4RE
:2015/09/08(火) 03:07:25 ID:Y89I1KqY
幼妹「ふー……ほら、熱くないよ。あーん」
小兄「い、いや、自分で食べれ……あむ……うん……」
幼妹「ふふ、良かった」
上妹(何て言うか……嫉妬とかそんなんじゃなくて、純粋に……)
下妹(自分から器用意しておいて、こう思うの変かもしれないけど……)
上妹 下妹(幼妹ちゃんと変わりたい……)
幼(何これ美味しい止められない止まらないぐぉん今のワタシは人間発電所だうんぬんかんぬん)
681
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/09/08(火) 05:35:35 ID:hJlSLwGU
待ってたゼぇーーッ!
オカ エリ. (^-^)ノ
682
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/09/08(火) 06:47:40 ID:bhhyNjtQ
おひさ
683
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/09/08(火) 07:01:45 ID:tWcBHZxc
おかえりんこ��
684
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/09/08(火) 12:31:00 ID:SFy6yATU
幼さんはぶれないなwwww
685
:
◆vC.kHTi4RE
:2015/09/09(水) 02:01:37 ID:gB3W.e.s
幼「あぁ、麗しのラメーンパワー……」
幼妹「……お姉ちゃん、もう食べたの?」
幼「そっちが遅いんだって。食べさせるから」
幼妹「だって、こうしないとチビくんが」
小兄「いやだから大丈夫……」
幼妹「油断大敵!」
小兄「はい」
上妹「一応聞きますけど、おかわりは?」
幼「流石に無理」
上妹「じゃあもっと食べさせないと」
幼「ラーメン二郎かな?」
下妹「お姉おかわり!」
上妹「ん」
686
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/09/16(水) 15:14:16 ID:acyfMU/Y
おかえりんご( ・∇・)
687
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/09/27(日) 20:35:52 ID:AIglFJMg
兄『兄妹で』上妹『のんびり』下妹『更新!』
688
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/09/30(水) 16:32:43 ID:03xe0tjA
私、まーつわ、いつまでもまーつわ
689
:
◆vC.kHTi4RE
:2015/10/05(月) 03:37:41 ID:MpZYxQf6
幼(ん〜しっかし、このままだと妹がまた会いたいって言っちゃうなぁ……)
(流石に小さくなってって頼んでもなぁ〜……)
(食事中に一服盛るしかないなぁ〜……でももう警戒されて無理だろなぁ……)
小兄「ご、ごちそうさま、もう、寝る」
(不穏な空気を感じる……)
幼妹「もしかして、一人で寝る気?」
上妹 下妹「!」
小兄(ま、待った、もし妹ちゃんが一緒に寝るとか言い出したら……!)
(取り合いになって俺の体が3つか4つに『分!解!』される……!そうなったら不味い)
小兄「うん。一人だと、ベッド広くて手足伸ばせていいんだ。ウチ、色々せまいから」
幼妹「そう、なんだ……」
上妹(そんなに一人で寝たいんだ……)
下妹(何起こるか分からないから、傍に一人居た方が絶対良いのに)
690
:
◆vC.kHTi4RE
:2015/10/05(月) 03:51:46 ID:MpZYxQf6
小兄(そして、まんまと一人になった俺は、ベッドの上で寝転がっていた)
(なら良いんだけども、さっきから体の調子が変だ。元に戻るかもしれない)
(その時“俺”がいて、“チビくん”がいなくなってたら……面倒な事になる)
(だから俺は、この天井裏で寝る……!妹達でさえ多分知らない、安寧の地!)
(恐らく、いや、間違いなく俺の部屋に誰か入ってくる……!それを見越した作戦よ!)
(……何で俺、全然ここ使わな……あ)
691
:
ファンの1人だよ
:2015/10/05(月) 10:47:59 ID:auDIuJZw
乙です(〃⌒ー⌒〃)ゞ毎回楽しみにしてます!
692
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/10/13(火) 21:32:01 ID:39QtxCy.
はよ
693
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/10/13(火) 22:21:09 ID:ST4UQeW.
乙
694
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/10/23(金) 14:25:09 ID:2TMV0vrk
待ってる。
695
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/11/04(水) 04:25:18 ID:WbXFkp5I
保守
696
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/11/07(土) 23:24:38 ID:izU9FR6A
保守( ̄ー ̄)
697
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/11/18(水) 17:52:01 ID:YEpZiCTQ
保守
698
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/11/22(日) 20:27:43 ID:dBrFrb8U
保守
699
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/11/22(日) 20:29:29 ID:PJiF8YOA
保守の仕方が間違ってるし、そもそもまだ保守は不要っていう。
700
:
◆vC.kHTi4RE
:2015/11/27(金) 00:46:36 ID:4LK3py96
��������
����
��
幼少兄(あれ?こんなところにひみつきちが!)
幼少兄「お邪魔しまーす……」
爺 婆「よっ、孫」
幼少兄「きぃえあああああああああああああおじいちゃんおばあちゃんうわああああああ!?」
爺「ちょっ、マジうっせそんな子に育てた覚えねーよ」
婆「まあ孫の顔ほとんど見てねーしその前にくたばったけどな」
爺 婆「ンハハハハハハハンンハハハハハハハハ」
701
:
◆vC.kHTi4RE
:2015/11/27(金) 01:08:48 ID:4LK3py96
小兄(そうだ……死んだ爺ちゃんと婆ちゃんの頭だけが天井裏にいて……それであのハイテンションだから怖かったんだ)
(だが今なら平気さ。所詮過去の事だからな!HAHAHAHA!)
小兄「お邪魔しまーす……」ガタリ
爺 婆「見てんじゃねーよ」
小兄「予想はしてたわ」
爺「まあ大きくなって」
小兄「今見た目ここ初めて入った時とあんま変わんないんだけど」
婆「こっちは何時も元気だよ」
小兄「頭だけで元気ってなんだ」
爺「どっかの星狐のラスボスみたいなもんだ」
婆「あとピンクの悪魔も追加で」
爺「3日間で墜ちてくる月とか」
小兄「何天堂の回し者なんだ」
婆「オ、オデ……オマエ……クウ!」
小兄「真面目にやってくれる?」
702
:
◆vC.kHTi4RE
:2015/11/27(金) 01:19:31 ID:4LK3py96
爺「じゃあ真面目にやりまーす」ホジホジ
小兄「鼻ほじないでくれる?ていうかどっから手出した?」
婆「耳」
小兄「何そのスプー」
爺「しかし、ずっとこっからお前見てたけど、最初と比べて真面目になったな」
小兄「最初って何ってか見てたのここで?」
婆「録画済み」
小兄「俺幽霊に盗撮されてた」
爺「サービスで妹達の夢として流しといた」
小兄「間接的に妹達に盗撮されてた」
婆「基本全裸映像とか恥ずかしい物見てる時とかしてる時だから」
小兄「最悪のカミングアウトだドチクショウ」
703
:
◆vC.kHTi4RE
:2015/11/27(金) 01:34:52 ID:4LK3py96
小兄「ほんとゴメン本当は言ったらいけない言葉だけどくたばれ成仏しろ」
爺「首から上はモゥマジムリって」
婆「サッカーボールにされるよりマシとか思わん?」
小兄「それ以前の問題だと思う」
爺「そう言うなってドラえもんの四次元ポケットより役立つから」
小兄「無理だろ」
婆「オバーナチャンの堪忍袋って言うし」
小兄「言わないし」
爺「頭にコアあるから再生出来るし」
小兄「強力ワカモト」
婆「目から赤外線放てるし」
小兄「どこの世界一ィィィィィィィ!!」
爺「胴体あれば抱きしめてやれるのに」
婆「死ねぇ!」
小兄「勝手に殺そうとするな」
704
:
◆vC.kHTi4RE
:2015/11/27(金) 01:49:54 ID:4LK3py96
小兄「取り敢えず黙っといて」
爺「黙ると死ぬ」
中兄「死んでる」
婆「顔が二つもあると生意気呼ばわりされて」
大兄「何で最近のアニメ知ってんの」
爺「んな事より体戻ってんぞ」
超兄貴「あっ、本当だ!って何かおかしいだろおい」
婆「兄貴ぃ……」
超兄貴「やめろマジで」
705
:
◆vC.kHTi4RE
:2015/11/27(金) 07:22:26 ID:4LK3py96
超兄貴「え、マジどうすんのこれ」
爺「夢オチで終わらせるしかないなこれ」
婆「目が覚めたら全部無かった事になってるからさんはい」
超兄貴「いやさんはいじゃなくて����」
��������������������������������
上妹「兄貴、いつまで寝てんの」
下妹「皆帰っちゃったよ」
兄「……ん?……」
上妹「折角皆でトランプとかやってたのに」
下妹「幼馴染さん妙に弱かったよ」
兄「あぁ……」
706
:
◆vC.kHTi4RE
:2015/11/27(金) 07:29:39 ID:4LK3py96
上妹「ほら、折角元に戻ったんだし、元気に朝ご飯食べよ、ほら」
下妹「はい布団から出る」モゾモゾ
兄「と言いながら何故入る」
上妹「やってないで出る」
下妹「はーい……あれ」
兄「どうした下妹よ」
下妹「お兄何か変……」
上妹「いつもの事じゃんか」
兄「ちょっと」
707
:
◆vC.kHTi4RE
:2015/11/27(金) 07:35:03 ID:4LK3py96
上妹「はいもう布団取るからってうわキモ」
下妹「筋肉モリモリマッチョマンの変態に」
超兄貴「やっぱ夢オチじゃねーぞおい」
708
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/11/27(金) 09:29:00 ID:hoLFCOMg
これ1さん?
709
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/11/27(金) 10:26:16 ID:1c5WjIS6
酉見りゃ分かんだろks
710
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/11/27(金) 16:54:23 ID:h0C.Gqd2
知らぬ。
711
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/11/27(金) 21:24:25 ID:jBJPVQzs
乙
712
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/11/29(日) 09:39:42 ID:e1OZv6q6
え?これ1でしょ?...え?違うの?なにそれ怖い。
713
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/12/25(金) 01:48:18 ID:GCznu07g
もう1か月か
714
:
◆Cjqc0.rpcA
:2015/12/25(金) 03:57:38 ID:mQuQRnb.
転校生「・・・」
男(・・・何で自分の家なのにこんなに服に洒落たモン着てるんだよ)
転校生「・・・ん?どうかした?」
男「いや、何も無い・・・それで、俺は今から何を?」
転校生「まずは・・・ちょっと色々仕込みしてから買い物行こうかなーって」
男「了解・・・じゃあ、お前の指示に従うぞ」
715
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/12/25(金) 03:58:29 ID:mQuQRnb.
ミスしました。申し訳ないです。
716
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/01/19(火) 01:46:49 ID:l9brRras
保守
717
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/01/30(土) 11:45:24 ID:7jF2tABI
まだー?
718
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/01/31(日) 16:03:15 ID:2WypkCj.
どうして
>>1
以外が来たわけでもないのにageるの?馬鹿なの?死ぬの?
719
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/01/31(日) 16:15:47 ID:sRmFuMq2
>>1
以外が来てるじゃん(揚げ足取り)
720
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/02/01(月) 15:53:19 ID:EaKepdds
>>1
以外でーす
721
:
◆vC.kHTi4RE
:2016/02/06(土) 21:15:08 ID:YJvyA2wE
>>1
以外以外でーす
イチャりタイムだ
722
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/02/06(土) 21:18:54 ID:9esPwmt6
やったー
>>1
以外以外以外以外だー!!!!
723
:
◆vC.kHTi4RE
:2016/02/06(土) 21:34:09 ID:YJvyA2wE
兄「なんやかんや」
下妹「ほんにゃこんにゃ」
上妹「何急に」
兄「あれから一年……」
下妹「長い戦いだったね……」
上妹「またそういうノリ……」
兄「悪かったな、お前が入りにくいノリで」
上妹「別に入りたい訳じゃないし」
下妹「え?一人だけ置いてけぼりで寂しい?」
上妹「い、言ってないから!///」
下妹「顔赤いよお姉ー?」
上妹「ぐぬ……///」
724
:
◆vC.kHTi4RE
:2016/02/06(土) 21:46:04 ID:YJvyA2wE
兄「さてぐぬぬ上妹」
上妹「ぐぬぬ上妹って何」
兄「今日は久々に誰にも邪魔されずのんびりするぞ」
下妹「最近三人きりで過ごしてなかったもんね」
上妹「何人増えてもいつも通りだったと思うんだけど」
兄「いや、俺がふざける余地がほぼ無かった」
下妹「真面目なお兄カッコ良かったよ!」
兄「マジ?マジで?」
下妹「うん!ね、お姉?」
上妹「え?あ、えっと……まぁ、そう、かもね、うん……///」
兄「上妹の顔赤いマジ赤い」
上妹「今の兄貴は普通」
兄「急に真顔にならないで」
725
:
◆vC.kHTi4RE
:2016/02/06(土) 21:53:36 ID:YJvyA2wE
兄「さぁさ、今日は普通にテレビでも見ようさぁさ」スッ
上妹「今どっからコタツ出したの」
下妹「一番乗り!」バッ
兄「まだ電源入れてないぞ」
下妹「入れて〜」バタバタ
上妹「足バタバタしない」
下妹「は〜い」
兄「じゃあ……い、入れるぞ……」
下妹「う、うん……来て……」
上妹「…………」メキメキ
兄「ごめん普通に入れます」
726
:
◆vC.kHTi4RE
:2016/02/06(土) 22:00:41 ID:YJvyA2wE
下妹「……ふぁ〜……だんだん暖かくなってきた」
兄「よしじゃあ俺も。上妹も来なさいほら早く」
上妹「ん。入る」
下妹「ねぇお姉、どっちがお兄の上に乗る?」
上妹「膝だよね。ねえ?」
兄「いや、肘だ」
上妹「じゃあ乗せてよ肘にほら早く」グググ
兄「無理無理人一人支えられる力無いからいだだ」
下妹「今の内!」バッ
上妹「あっ」
兄「満席でーす」ナデナデ
下妹「えへへ」
727
:
◆vC.kHTi4RE
:2016/02/06(土) 22:06:45 ID:YJvyA2wE
上妹「……ふん」
兄「あぁ拗ねるな拗ねるな」
上妹「拗ねてない」ムスッ
兄「拗ねるなよー、ほら、俺の膝は二つあるんだぜ……?」
下妹「お隣ど〜ぞ」
上妹「……し、下妹ちゃんが言うなら、失礼するけど」ゴソゴソ
兄「相席でーす」ナデナデ
下妹「えへへ」
上妹「……///」
728
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/02/08(月) 09:30:05 ID:jOmkmIU.
来たぁ!
729
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/02/09(火) 01:29:02 ID:TYvW4iIU
シャア!
730
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/02/09(火) 02:03:55 ID:45DvgWLc
おつん
731
:
◆vC.kHTi4RE
:2016/02/14(日) 21:06:14 ID:/lzNdNI.
下妹「あ、そうだ。バレンタイン」
兄「え?バレンティン?」
上妹「野球選手な訳ないでしょ」
兄「チョコだろ。はよくれ」
下妹「そんな乱暴な言い方する人にはあげませーん」
兄「お願いします下妹様この卑しい豚めに何卒チョコを」
上妹「下手に出過ぎでしょ」
下妹「そんなに欲しい?」
兄「愛しの妹から貰えるんだから何としてでも欲しい」
下妹「ふふ、仕方無いなぁお兄は」
732
:
◆vC.kHTi4RE
:2016/02/14(日) 21:19:44 ID:/lzNdNI.
兄「上妹は?」
上妹「いっつもある訳じゃないって」
下妹「と言いながらしっかり準備しているお姉なのであった」
兄「毎回手が込んでるからな」
下妹「去年なんて自分の身体にチョコを」
上妹「それ下妹ちゃんでしょ!」
下妹「そうだった」
兄「今年は?」
下妹「お兄の為なら例え火の中水の中」
兄「草の中森の中土の中雲の中あの子のスカートのナガァッ!」ゴリィ
上妹「スカートめくるなっ!///」
733
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/02/15(月) 11:28:02 ID:b8cXhRwY
なでりといもうとのえへらわらいは至高。
734
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/02/15(月) 12:36:38 ID:SInBt01A
乙
735
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/02/15(月) 12:56:21 ID:4a34ihJc
おつん
736
:
◆vC.kHTi4RE
:2016/02/15(月) 23:09:05 ID:SIMBdovs
下妹「と!言う訳で。用意したよ」
上妹「……まぁ、はい」
兄「ありがてぇ!ありがてぇ!」
上妹「チョコ一つで大げさな……。幼馴染さんから貰ってるんでしょ」
兄「俺あいつから貰った事ない」
下妹「そうなの?」
兄「だってあいつ女子にしか渡さんもの」
上妹「あぁ……なるほどね」
下妹「ブレないねー」
下妹(まあもしかしたら渡したいけど自分のキャラと違うからって事で今まで渡せてないのかも)
737
:
◆vC.kHTi4RE
:2016/02/16(火) 01:36:20 ID:KbC..tbw
兄「さぁ今回のチョコレートは!?」
上妹「別に、普通の」
兄「うめぇ」
上妹「もう食べてる……」
兄「流石は上妹。他のチョコとは美味さが違うな」
上妹 下妹「……他の?」
兄「えっやだ何その目怖い」
下妹「誰から貰ったの?」
兄「……女の子から貰ったとでも?」
上妹「……何かゴメン」
738
:
◆vC.kHTi4RE
:2016/02/16(火) 01:43:33 ID:KbC..tbw
兄「さぁさ下妹のチョコは」
下妹「んー」
上妹「……チョコ咥えて何してんの」
兄「そのまま食えと」
下妹「うん」
兄「自分も食べろと」
下妹「うん」
兄「いただきます」
上妹「いただきます」ギリギリ
兄「命持ってく気かな痛いギブギブ」
739
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/02/16(火) 12:41:59 ID:Xr26c5c.
乙!
740
:
◆vC.kHTi4RE
:2016/02/16(火) 23:43:13 ID:x7Gb228w
上妹「ほらもう」ヒョイ
下妹「あぁ、チョコ取らないで〜」
兄「ちっ」
上妹「あ?」
兄「あ?いいだろちょっとくらい」
下妹「そうだそうだ!」
上妹「ヤる気〜スイッチ君のはどこにあるんだろ〜……」ビキビキ
兄 下妹「ごめんなさい」
上妹「見つけ〜てあげるよ〜君だけの〜ヤる気スイッチ〜……」バキボキ
兄「あ、ダメだこれヤバい」
741
:
◆vC.kHTi4RE
:2016/02/16(火) 23:54:57 ID:x7Gb228w
上妹「猛省した?」
下妹「うん」
兄「何で俺だけ殴られたの?10回も」
上妹「長男だから」
兄「なら仕方ないな」
下妹「そんなお兄に、はいチョコ。あーん」
兄「ん。うめぇ」
下妹「結構頑張ったんだよ?」
兄「まさかの砕いたクッキー入り」
下妹「たまにはこっちにこういう趣向凝らさないと怒られるから」
兄「もう怒られたんですが」
742
:
◆vC.kHTi4RE
:2016/02/17(水) 00:01:27 ID:b/ClTemw
下妹「ところで、お兄最近真面目だよね?前はもっとはっちゃけてたのに」
兄「バカ野郎普段からあんな調子だったら筋金入りの変態だぞ」
上妹「妹にしてる時点で中々の変態なんだけど」
兄「否定しないぜ」
上妹「してよ」
下妹「やったぁ」
上妹「やったぁ!?」
743
:
◆vC.kHTi4RE
:2016/02/17(水) 00:13:08 ID:b/ClTemw
上妹「……はぁ、どうして下妹ちゃんはこんな感じになったんだろ」
下妹「お姉、ちょっと酷い」ムー
上妹「兄貴が好きだからってさ……」
下妹「愛に生きろって教えてくれた人が」
兄「父さんか?母さんか?」
下妹「ううん」
上妹「……え、じゃあ誰?」
下妹「昔の友達。今は離れてるけど……」
兄「上妹も知らない友達……何?新キャラ?」
下妹「うん」
上妹「うん、て」
744
:
◆vC.kHTi4RE
:2016/02/17(水) 00:46:15 ID:b/ClTemw
兄「何々?どんな子?」
下妹「無口で無愛想で物静かな子」
上妹「それホントに友達……?」
下妹「うん」
兄「そんな子が愛に生きろって?」
下妹「うん。熱く語ってくれたんだよ」
上妹「……変な子だね、その子」
下妹「うん」
上妹「うん、て。うん、て」
745
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/02/19(金) 20:13:14 ID:d5f7AvQE
ふむふむ
746
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/02/19(金) 21:00:18 ID:OLBR5nLs
かいてくれぇええ。元気になるぅうう。
ああ〜いもうとどもかわええんじゃあー。
747
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/03/28(月) 00:35:03 ID:NpCLdM32
保守の時間がやってまいりました
748
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/04/11(月) 21:56:12 ID:CPZ8RGgM
その友達は何処に
749
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/04/15(金) 07:42:24 ID:vkd2W5.o
南無
750
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/05/02(月) 22:57:51 ID:hi1.7Zzc
阿弥
751
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/05/02(月) 23:20:47 ID:Ehc3N/Y2
阻止
752
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/07/08(金) 17:35:28 ID:Cn2un8jA
や
753
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/08/08(月) 08:39:28 ID:xGW9WO86
あ
754
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/08/15(月) 22:31:37 ID:7.PJCzwo
もう炬燵は上がってる季節だが、このまま炬燵を出す季節まで放置安定なのか?
半年放置だと1は死んだと思わざるを得ない。
755
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/09/05(月) 22:55:14 ID:TKWnZkS2
待ってるよ。
幼や幼妹にもまた会いたい。
756
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/01/09(月) 23:02:31 ID:bU7zSbsA
もうそろ1年か
帰ってきて欲しい
757
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/01/13(金) 23:22:00 ID:4Fcof0Ic
生活!
758
:
:2017/01/17(火) 23:15:52 ID:fvrV0BOI
こう言うSSが…今の深夜VIPには必要なんだよ!(迫真)
759
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/02/16(木) 01:25:28 ID:xgjGCeBk
まだー
760
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/04/05(水) 23:09:33 ID:w/zG1tec
まだかな
761
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/04/21(金) 21:27:58 ID:INL0jqkk
いつまでも待ってます!
762
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/06/02(金) 21:27:48 ID:f.l8.Ndc
せいかつ!
763
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/06/02(金) 22:39:33 ID:ATy9nIn2
http://bit.ly/2q4mPE6
764
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/08/22(火) 01:35:50 ID:86yeBAjY
ほしゅ
765
:
◆vC.kHTi4RE
:2017/09/08(金) 21:47:52 ID:wLpITlbQ
|
|
|_∧
|ω・`)
| ノ
|ノ
|
766
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/09/09(土) 00:33:06 ID:vLKsRNv6
何見てんだよ
さっさと書くんだよ
767
:
◆vC.kHTi4RE
:2017/09/09(土) 00:33:43 ID:nCWZ3vDo
兄「しかし、昔の友達かぁ。どこいるんだろうな」
下妹「案外近くに居たり、なんて」
兄「実は親戚とか」
上妹「家に親戚いたか悩んだくらい付き合い無いのに?」
兄「多分父さんも母さんも見放されてるからな、親戚一同に」
上妹「否定できないのが」
下妹「一回聞いてみよっか」
兄「忘れたぜ!とか言わなきゃいいけどな」
上妹「その時は、うん」
兄「わぁ、やる気満々だぁ」
768
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/09/12(火) 02:55:05 ID:RvPrx6vs
はよはよ
769
:
◆vC.kHTi4RE
:2017/09/16(土) 23:38:15 ID:VXQo85p6
父「いや知らんよ流石に」
母「そんな子居たのねぇ」
上妹「ほんとに?」
父「溜めポーズ止めてくれんかね父さん怖い」
母「親戚で貴方達と歳の近い子なんて居たら遊ばせてるわよ。多分」
下妹「う〜ん、そっかぁ……」
兄「親戚以外だったら」
母「幼馴染さんの所くらいだし」
上妹「……家の交友関係、狭いよね」
兄「広くしたら描写めんどいし」
上妹「正直すぎない?」
770
:
◆vC.kHTi4RE
:2017/09/16(土) 23:46:39 ID:VXQo85p6
兄「という訳で探そう」
上妹「どうやって」
下妹「頑張る!」
上妹「限界あるでしょ」
兄「こういう時はすぐ見つかるんだ。探すのに1ヶ月掛かったらあれだろ」
上妹「考えなしにも程あるでしょうが」
下妹「大丈夫!信じれば何とかなる!」
兄「なるなる鳴門大橋ヴォエ」グドォ
上妹「何?沈む?」
兄「意識がもう沈みそう」
771
:
◆vC.kHTi4RE
:2017/09/17(日) 00:04:51 ID:VMriI.zg
?「ちょいと待ちねぃ」
兄「あ、新キャラだ」
上妹「いやそんな簡単に出るとか誰この子」
下妹「あ、この子だ」
上妹「頭痛くなってきた」
従妹「どうも初めまして従妹です」
兄「親戚なんかい」
上妹「ちょっと母さんと父さんと話し合ってくる」
兄「せめて安らかに頼む」
772
:
◆vC.kHTi4RE
:2017/09/17(日) 00:30:18 ID:VMriI.zg
下妹「わぁ、全然変わってない!」
従妹「そっちは変わったね、色々」
兄「……」
下妹「どうしたの?お兄」
兄「いや、その」
従妹「正直に言っていいよ兄ちゃん。ちっちぇ!って」
兄「ちっちぇ!」
従妹「身長132、年齢17!未だに小学生と間違われる!クソぉ!」
下妹「本当に変わってなくてびっくりしたよ!」
従妹「あぁーーーー変わりたかったのになぁーーーー!」
773
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/09/17(日) 14:44:10 ID:paD5T09U
久しぶりだな
774
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/12/27(水) 23:15:07 ID:wnl380VQ
おわり?
775
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/02/18(日) 07:53:58 ID:.At5r98M
続きを!
776
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/03/31(土) 23:22:28 ID:.KkXZgEs
はよ
777
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/04/04(水) 09:56:39 ID:rwzVHi9s
続きはよ!!
778
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/09/19(水) 02:12:48 ID:gH2bwoJE
はよ
779
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/02/09(土) 07:55:30 ID:JtegKmq6
実はまだ待ってるって言ったらヒクかい?
780
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2019/02/15(金) 06:01:44 ID:HMLCKIMI
大丈夫だ。俺も待ってる
781
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2020/11/24(火) 15:44:59 ID:9RNgeIj2
ほ
新着レスの表示
名前:
E-mail
(省略可)
:
※書き込む際の注意事項は
こちら
※画像アップローダーは
こちら
(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)
スマートフォン版
掲示板管理者へ連絡
無料レンタル掲示板