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兄「兄妹で」上妹「のんびり」下妹「生活!」
1
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/09/06(土) 22:45:14 ID:iCLmSvOo
兄「という訳でのんびり過ごそうじゃないか、妹達よ」
下妹「は〜い」
上妹「はあ···」
兄「元気無いな」
下妹「どしたのお姉?」
上妹「いや···上妹下妹って何?って思って」
兄「いきなりメタいぞ」
下妹「メメタァ!だね」
上妹「だって気になるし」
兄「お前らは双子なんだし、どっちが姉で妹か分かりやすくする為だよ。決して姉って表現を使いたくなかった訳じゃないぞ、うん。本当に違うぞ」
上妹「じゃあ私姉で良いじゃん。もしくは大妹小妹でさ」
兄「そこはあれだよ、姉って書いたら···何か違うじゃん?双子っぽさちょっと無いじゃん?」
下妹「お姉とは同じ妹!って感じが良いなぁ」
上妹「下妹ちゃんが言うなら良いよ」
兄「俺の意見は?お〜い」
259
:
◆vC.kHTi4RE
:2014/10/13(月) 22:19:17 ID:TbpoMFqk
下妹「…………」ジーーーーー
上妹(あっ…これ、完全に嫉妬してる…)
下妹「…ねぇ、お姉」
上妹「な、何?」
下妹「何でお兄の隣が幼馴染さんなんだろね」
上妹「え?…あとおの間に誰も居ないからだと思うけど」
下妹「そっかぁ…」
上妹「…下妹ちゃん?」
下妹「わたしじゃ無理だから、お姉ここに転校して?」
上妹「いや無理だから。そもそも学年合わないし」
下妹「…折角あとおの間にうを入れようとしたのに…」
上妹「無理矢理すぎるから下妹ちゃん」
260
:
◆vC.kHTi4RE
:2014/10/13(月) 22:30:14 ID:TbpoMFqk
下妹「…じゃあ、お姉とわたしとついでにお母さん以外と話さない様にするには」
上妹「下妹ちゃんそれ駄目。色々駄目」
下妹「既成事」
上妹「駄目だって。本当駄目だって」
下妹「お姉以外にお兄取ろうとする人嫌い……」
上妹「落ち着いて。お願いだから落ち着いて」
下妹「う〜〜〜〜〜〜〜〜……………」
上妹(あぁ、嫉妬心全快に…)
261
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/10/13(月) 22:35:04 ID:34H5xpG.
かわいい
かわいい
262
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/10/13(月) 22:58:54 ID:VQLYXQQc
ええやん
263
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/10/13(月) 23:03:57 ID:z51Z73DM
下妹は全力で兄を落としにかかるべき
264
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/10/14(火) 02:28:00 ID:SSV/fSfg
かわいい
265
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/10/14(火) 15:47:56 ID:DSj80V3Q
下妹かわゆい
266
:
◆vC.kHTi4RE
:2014/10/14(火) 19:03:20 ID:EgnOQbHA
幼「うぅ…幼気な女の子を傷付けるなんて…」
兄「お前の何処が幼気か本気で教えてくれ」
幼「可愛いじゃない」
兄「自分で言うな。中身変態だし」
幼「変態じゃない!もし変態だったとしての変態と言う名の淑女だよ!」
兄「じゃあ淑女らしく慎ましくしてもらえませんかね」
幼「誰の胸が慎ましいだって!?」
兄「上妹だヌァァァァァァァァ!」メキメキ
上妹「そろそろ二人とも潰す」
兄「観覧席に入るのは止めなさい痛い痛い」
幼「ワタシ関係無いのにぃぃぃぃ」メキメキ
267
:
◆vC.kHTi4RE
:2014/10/14(火) 19:57:56 ID:EgnOQbHA
上妹(…あのさ)ボソッ
兄(何だ)ボソッ
上妹(幼馴染さんと絡むと下妹ちゃんが嫉妬心爆発させるからさ…)ボソボソ
兄(じゃあ、昼存分に甘えさせるって言っといてくれ)ボソボソ
幼「ワタシにもお願いしまうぶっ」
兄「入ってくるんじゃない」
幼「入れてくれてもいいじゃんか」
兄「いや、お前の席は無い」
幼「現実は厳しいっ…!」
兄「むしろ何であると思ってた?」
幼「ワンチャンあるかと」
兄「自分からチャンス引っこ抜いてるの気付いてるかい」
下妹「うぅ〜〜〜〜〜………ううぅぅぅ〜〜〜〜〜………」
268
:
◆vC.kHTi4RE
:2014/10/14(火) 21:35:04 ID:EgnOQbHA
兄「おっと、早速俺の出番だぜ」
上妹「頑張ってね、兄貴」
兄「妹に応援されたら頑張るしかないな」
上妹「い、良いから行ってきなよ」
幼(よし、今の内に…)
上妹「あ、今の下妹ちゃんに近寄ると危険ですよ」
幼「ふっふっふ…バレたか。でも危険を冒してでもワタシは」
上妹「死にますよ」
幼「え」
上妹「本気で消しに掛かりますよ」
幼「え、え、まだおっぱい揉んでないんだけど。未遂なんだけど。そんな恨まれる事…あっ」
上妹「?」
幼「そうかそうか…妹ちゃん達は兄超大好き姉妹だったっけ」
上妹「うえ!?い、いや、私は…///」
幼「またまた〜」
269
:
◆vC.kHTi4RE
:2014/10/14(火) 22:13:14 ID:EgnOQbHA
幼「顔に書いてるよ、お兄ちゃん大好きってね!」
上妹「あ、あう…///」
幼(ふ…案外チョロい。このまま行けば下妹ちゃんのお触りが…)
下妹「幼馴染さん?」
幼「な、何!?下妹ちゃん!?」
下妹『…これ以上ふざけたりしたら…オシオキじゃ済みませんよ?』ニッコリ
幼「アッハイ、スミマセンデシタ」ガクブル
幼(駄目だこれ揉んだら本当に消される殺意を感じるブラックホールレベルのダークネス笑顔だよ)
上妹「下妹ちゃん、抑えて抑えて」
下妹「抑えてる方だよ?」
上妹「でもこの人、行動力あるけどいざそうなったら腰引けるタイプだから」
幼「わぉ、当たってる」
上妹「だから、本気で止めてって頼んだら止めちゃうから」
幼「だ、だって、本気で嫌がられたら罪悪感がさぁ…」
下妹(…あぁ、お兄の言う通り悪い人じゃあ無いんだ…暴走するだけで)
270
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/10/14(火) 22:17:24 ID:79ocwIiY
幼かわいい
271
:
◆vC.kHTi4RE
:2014/10/15(水) 23:31:02 ID:6/v/3cVQ
父「やぁ幼馴染くんどうも」
幼「あれ、誰でしたっけ。あんまり観覧席寄っちゃ駄目ですよ」
父「酷くね?」
幼「とりあえずセクハラで訴えて」
父「それ君の方じゃね」
上妹「お父さんが突っ込むの?」
父「あれ?俺ボケ役って決まってた?」
母「久し振りね幼馴染ちゃん」
幼「今日朝挨拶しましたよ」
母「ええしてたわね普通に」
下妹「お母さん悪ふざけ駄目」
母「ごめんね?お父さんとお母さん、時々ふざけないと死ぬの」
父「そうなんだよ。全身がねじ切れて破裂死するんだ」
父母「はっはっはっは」
上妹「そういうの良いから」
272
:
◆vC.kHTi4RE
:2014/10/16(木) 07:15:17 ID:d0jOZ.Q2
父「おっと、兄が走るんだな」
上妹「ちょっと何する気?」
父「ん?それは…おっと来たぁ!」ダッ
下妹「あ」
兄「!?」
父「頑張れ頑張れ絶対出来る頑張れもっとやれるってやれる気持ちの問題だ!」
兄「頑張ってるから並走してくんな帰れぇ!」
父「頑張れ頑張れそこだそこで諦めるな積極的にポジティブに頑張る頑張る俺だって頑張ってるんだから!」
兄「頑張らなくて良いから邪魔すんじゃねえ!」
父「もっと!熱くぐぇえええ」ドゴォ
上妹「ごめんなさいごめんなさいうちの父がごめんなさい」ズルズル
父「世間はさぁ、冷てえごぉあ!」ボゴォ
上妹「ちょっと体育祭終わるまで死んでてお願い」
下妹(やっぱりお父さんの真似は出来ないなぁ……)
273
:
◆vC.kHTi4RE
:2014/10/16(木) 07:27:15 ID:d0jOZ.Q2
下妹「お帰りお兄」
兄「頼む。父さんと母さんを拘束してくれ。先生に引き渡しても抜け出すから駄目だ」
上妹「帰って早々言う事がもう…」
下妹「でもお兄、一位取れたね!」
兄「鍛えてるもんで」
幼「はぁー、相変わらずだねぇ兄。昔っからずっと一位だった」
兄「そうだっけか」
幼「いや、男子では一人だけ次元違ってたから」
下妹「男子では?」
幼「だって、女子は上妹ちゃんが…」
下妹「あぁ…」
上妹「…そんな速かった?私も兄貴も」
兄「必死だったから覚えてない…」
幼「これがランナーズハイ…」
下妹「違うと思います」
274
:
◆vC.kHTi4RE
:2014/10/16(木) 07:36:12 ID:d0jOZ.Q2
幼「そう言えば、下妹ちゃんも凄かった…」
下妹「ふぇ?」
兄「下妹は運動苦手だからな」
幼「学年上がる毎にどんどん成長してくんだもん…胸」
兄「ちょっと署まで」ガシッ
幼「ストップ!スターーーーップ!聞いて聞いて本気で!」
兄「何だよ」
幼「いや、だってさぁ…走る度にぶるんぶるんって…」
兄「やっぱり署まで」
幼「お許し下さい!」
上妹「……。くっ…」
兄「止めなさい自分のを見るの止めなさい」
275
:
◆vC.kHTi4RE
:2014/10/16(木) 07:45:18 ID:d0jOZ.Q2
幼「いやね、あれ、もう男子も女子も見てたもんだよマジマジと」
下妹「そ…そんなに…?」
幼「女子はもう嫉妬通り越して呆然としてた。勝てないって」
上妹「……」ズーン
兄(思い出して落ち込んでるのか…)
幼「男子はやたらと屈んでしばらく立ってなかったけど…兄、あれ何?」
兄「ここで俺に振る?」
幼「いや、同じ男なら分かるかなって…」
下妹「…知らないんですか?」
幼「え?下妹ちゃん分かるの?」
上妹「幼馴染さんなのに知らないんだ…」
幼「え、皆知ってるの?え?」
兄「お前そっち方面の知識あるもんだと俺も思ってた…」
幼「そっち方面?」
兄「分からないならそのままで良いと思うぞ俺は」
276
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/10/16(木) 14:06:54 ID:tQQSewp6
しじみが穫れるってがんばってんだよ!
277
:
◆vC.kHTi4RE
:2014/10/16(木) 22:50:54 ID:d0jOZ.Q2
幼「?結局教えてくれないんだ」
兄「あぁ」
幼「…じゃあ今下妹ちゃんをぶるんぶるんさせたら」
兄「被害増やすんじゃない」
上妹「…………」
幼「うん何かごめんねだから恨みがましく睨まないで」
兄「もうそっちの話題出すなよ」
幼「無理」
下妹「じゃあ猿轡を着けて」
幼「待ってワタシそういうアブノーマルの駄目」
上妹「て言うか何で持ってるの下妹ちゃん…?」
下妹「何時か使えると思って」
上妹「何時、誰に使う気…?」
下妹「え?」
兄「合ってない。下妹と目なんて合ってない」
278
:
◆vC.kHTi4RE
:2014/10/16(木) 23:00:24 ID:d0jOZ.Q2
幼「下妹ちゃんは兄ラブだねぇ」
下妹「世界で一番で愛してる家族ですから!」
兄「ちょっとでかい声で言わないで周りの男子からのヘイトがヤバイぜ」
幼「じゃあ上妹ちゃんは」
下妹「世界で一番大好きな家族です!」
上妹「下妹ちゃん…私も!」ムギュ
下妹「えへへ」
幼「ワタシも!」
兄「お前は駄目だ、真面目にやれ」
幼「美しき家族愛に胸を打たれ、抱き付こうとしたら止められた女、スパ」
兄「下妹、猿轡貸してくれないか」
幼「ホント止めてその後放置されそうだからホント止めて」
279
:
◆vC.kHTi4RE
:2014/10/16(木) 23:21:49 ID:d0jOZ.Q2
兄「とにかくだ、話してる場合じゃない。競技を見よう」
幼「女の子走んないから興味無いし」
兄「そればっかか」
幼「そればっかりだよ!腐腐腐腐腐…」
兄「笑い方が何かおかしい」
下妹「お兄出ないなら興味無いもん」
兄「即答かぁ」
上妹「私は見てるけど。どういう人の走りが良いかな、とか」
兄「真面目だな。ありがとう」
上妹「え?あぁ、うん…?」
下妹「でもお姉、お兄が出てたらそっちばっかり見てたよね」
上妹「そ、そりゃ、家族だし…活躍、見たいでしょ?」
幼「兄の走る姿をどう思ったかご感想をば!」
上妹「お、おば?…まぁ…うん、格好良かった、かも。…ちょっとだけ」
幼「これはこれはご馳走様です」
280
:
◆vC.kHTi4RE
:2014/10/17(金) 20:22:37 ID:8PKDyUeU
幼「と言う訳でもう昼です。余計な所は省く、う〜ん親切設計」
兄「何言ってるんだ」
下妹「お兄がよく言ってる事だよ?」
兄「そうだった。…ところで」
下妹「?」
兄「俺の膝の上に座ってるのは何か意図でも?」
下妹「座っちゃ駄目?」チョコン
兄「全然オッケー駄目とか絶対言わない」ナデナデ
下妹「ん〜…♪」
上妹「む…」
幼「おやぁ?どうしたのかな、上妹ちゃん」
上妹「何でここに居るんですか。帰って下さい」
幼「風当たりがキツい」
兄「自業自得だな」
幼「えぇ〜」
281
:
◆vC.kHTi4RE
:2014/10/17(金) 20:42:44 ID:8PKDyUeU
幼「別に、今日ワタシの家族来てないんだしさぁ。仲の良い家族の所に居てもさぁ」
兄「良いけど妹に手を出したら断絶するからな」
幼「そんな殺生な!」
上妹「兄貴も優しいよね。今までやってきた事考えたら逮捕されてても文句言えないんだけど」
下妹「何してたの…?」
上妹「不法侵入しようとしてた。二階に。下妹ちゃんの部屋に」
兄「黒い全身タイツに唐草模様の布を被ってな」
幼「ちょっ、止めて、あれ若気の至りだから。写真見せられてジタバタしてたから」
兄「しかも上妹の部屋入ろうとしたよな」
幼「結果的に兄の部屋で勘弁してあげたんだから良いじゃ――」
下妹「万死に値しますね」
上妹「兄貴、今日部屋徹底的に掃除して良い?」
幼「何この細菌扱い」
282
:
◆vC.kHTi4RE
:2014/10/17(金) 21:18:21 ID:8PKDyUeU
幼「くぅ…だったら兄ん家の弁当から卵焼きを奪――」
兄「ほら、下妹」ヒョイ
下妹「あ〜ん。あむ。んむ」モグモグ
幼「餌付け…だと…あ〜ん…だと…羨ましい!代わって兄!」
下妹「嫌です」
幼「」ズーン
上妹「…お好きにどうぞ。多めに作ってきたんで」
幼「良いの…?」
上妹「えぇ、まぁ」
幼「あなたが神か!あ、ありあてぇ!ありがてぇ!」クッチャクッチャ
上妹「わざと音立てて食べるの止めて下さい」
幼「ごめん」
幼(これ、上妹ちゃんが作ったのかぁ……負けた。超美味い)ングング
上妹「勢い良く食べ過ぎです」
幼「ごめん」
283
:
◆vC.kHTi4RE
:2014/10/17(金) 22:05:31 ID:8PKDyUeU
兄「で、父さんと母さんは何処に行ったんだ」
上妹「無理矢理帰って貰った。大会どころじゃ無くなるから」
下妹「そ、そうなんだ…」
兄「それが良いな。ろくな事しないし」
幼「また来るんじゃない?案外」
兄「止めてくれあり得るから困る」
下妹「それよりお兄、あ〜ん」
兄「んぐ。…美味い。流石上妹」
上妹「そ、そう…?」
兄「そうだよ」ナデリ
上妹「…///」
幼「あぁ〜、良いな〜良いな〜妹ちゃん達に食べさせてもらって〜。…これが格差社会か」
兄「確かに格差社会だな。下妹が大、幼馴染が中、上妹が小あぱぁ!」ドグシャ
上妹「何処見て言ってんの兄貴?返答次第ではとんでもない事になるよ」
兄「もうなってる」ボタボタ
284
:
◆vC.kHTi4RE
:2014/10/17(金) 22:29:58 ID:8PKDyUeU
兄「ほら、んな事してないで食べろよ」ボタボタ
下妹「お兄はまず鼻血止めた方が良いよ」
上妹「…やり過ぎた、ごめん。…ティッシュあるから」
兄「深く気にするでない」
下妹「舐めて止めてあげ」
兄「しなくて良いぞ絵面がヤバいからな」
幼「端から見たらキスしてる様にしか見えないんじゃない?」
下妹「」ジーーー
兄「させねえ絶対」
下妹「ぶ〜ぶ〜」
兄「可愛く言っても駄目」
幼「ワタシが代わりに下妹ちゃんにキスを」
下妹「舌を噛み千切って死にます」
幼「拒絶反応レベル!?」
285
:
◆vC.kHTi4RE
:2014/10/17(金) 22:43:08 ID:8PKDyUeU
幼「一体…一体どうすれば仲良く出来るの…?」
兄「取り敢えず女子好きによる暴走止めたら」
幼「ワタシがワタシで無くなる!」
兄「無くなれよ」
幼「ワタシ自身を完全否定しなくてはならんと言うのか…」
兄「それを乗り越えて…本当のお前に近付くんだろ…」
幼「いやその先断崖絶壁にしか見えないんだけど」
兄「上妹に謝れよ!」
上妹「しばいて良い?」スパァン
兄「もうしばかれました。結構痛い」
幼「…妹ちゃん達と同じ境地に辿り着ければ仲良くなれる可能性が微レ存…?」
兄「同じ境地って何だ。ツンデレ?甘えん坊?」
上妹「誰がツンデレだ」
下妹「そんなに甘えん坊かなぁ…」
兄「膝に乗って密着してるのに何を今更」
286
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/10/18(土) 00:54:23 ID:rGCrT3to
幼すき
287
:
◆vC.kHTi4RE
:2014/10/18(土) 10:53:34 ID:SdjD7Htw
下妹「わたし的には甘えるってこうだと思うよ?」ギュ
幼「た、対面ざ…対面抱き!」
兄「おい今何て言おうとした」
幼「TPOに配慮したんだから許して」
上妹「……」
兄「ん?どうした上妹…」
上妹「…ふん」ギュ
幼「あ、あすなろ抱き…!?」
下妹「あすなろ?」
上妹「あすなろ抱き…?」
兄「アストラ…?」
幼「えっ、知らない?あすなろ抱き。あとアストラ関係無い」
下妹「今お姉がお兄の背中から抱き付いてる形の事?」
幼「そうそう。…妹サンドイッチの気分は?」
兄「その言い方何か止めろ」
288
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/10/21(火) 07:35:43 ID:/WNn4d9E
兄そこ変われ
289
:
◆vC.kHTi4RE
:2014/10/21(火) 21:36:36 ID:5wmlspLg
兄「ええい離せ離せ。良いから皆でご飯食うぞ」
下妹「は〜い」
上妹「む…」
兄「家に帰ったら構ってやるから」
上妹「べ、別に…良いし」
下妹「顔緩んでるよ」
上妹「ゆ、緩んでないし」
幼「兄、この満面の笑み見てどう思う?」
上妹「え、笑ってる?嘘?」
下妹「笑ってるよ」
兄「そうだな。チョロい」
上妹「チョロっ!?」
290
:
◆vC.kHTi4RE
:2014/10/21(火) 22:10:17 ID:5wmlspLg
幼「う〜ん、美味しいなぁ…上妹ちゃんは良いお嫁さんになれるだろうなぁ」
兄「あ、やっぱそう思うか?」
上妹「や、やめて下さいよ、もう…」
下妹「お姉の顔がゆるゆるに…」
幼「美人で、優しくて、面倒見良くて、ご飯美味しい…相手の人は幸せだろうなぁ」
上妹「あう…///」
下妹「お姉を褒め殺す気ですか?」
幼「いやいや、事実を述べてるだけだから」
上妹「///」シュー
兄「これ以上言ったら上妹が顔真っ赤になって死んじゃうから止めてくれ」
幼「もう真っ赤だけど。まぁやめるけどさ」
兄「お〜ほら上妹。膝枕してやるから」
幼「ワタシでもそれ止め刺すって分かるから止めたげて」
291
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/10/21(火) 23:18:36 ID:jUeDDH9E
世界一幸せな兄じゃないですか。
292
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/10/22(水) 12:17:42 ID:nIH8dl4k
止めさそう(提案)
293
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/10/22(水) 18:50:37 ID:j9nucazc
止めさすのはかわいそうだろ(いいぞもっとやれ)
294
:
◆vC.kHTi4RE
:2014/10/22(水) 22:01:12 ID:okshig6I
「お姉ちゃん〜…?」
幼「ひぃ!?」
兄「…お姉ちゃん?」
「あ、失礼致します」
幼妹「初めまして、この情けない姉である幼馴染の妹です」
幼「情けないとか言うなっ!」
幼妹「人が折角見に来た上にお弁当まで持ってきたのに人様のお弁当をたかって…」
幼「う…だって…」
幼妹「だっても何も無い!」
兄「あの〜…」
幼妹「あぁ、重ね重ね失礼します。今すぐ駄目姉を連れて離れますので」
下妹「お願いします」
幼「待ってぇ!お願いぃ!」
幼妹「喧しい!」
幼「ひぃ!?」
295
:
◆vC.kHTi4RE
:2014/10/22(水) 22:24:29 ID:okshig6I
兄「ストップ。色々とストップ」
幼妹「はい」
兄「詳しい説明をお願いします」ナデナデ
上妹「あぅ…えぅ…///」
幼「あ、結局上妹ちゃんに膝枕するんだ…」
下妹「お姉、凄く恍惚としてる…」
幼妹「…えっと、宜しいでしょうか」
兄「どうぞ」
幼妹「わたくし、幼馴染妹です。姉とは2つ年下です」
下妹「じゃあ、まだ中学生?」
幼妹「そうですね」
兄「何か、幼馴染と比べると、随分真面目でしっかりしてるなぁ…」
幼「そうそう、クソ生真面目なん」
幼妹「他所様が食事中なのにそういう言葉を使わない!」
幼「はひ…」
296
:
◆vC.kHTi4RE
:2014/10/23(木) 07:44:08 ID:q/Iqi64Y
幼妹「…コホン。すみません、大きな声を…」
兄「いや、良いよ。幼馴染にはそれ位必要だから」
幼「扱いが酷い」
兄「だったら自重しろよ」
幼「無理」
兄「うんそう言うと思ったわ」
幼妹「……」
下妹「どうしたの?」
幼妹「…そう言えば、お姉ちゃんが男の人と気軽に喋ってる…もしかして、兄さん?」
兄「そうだけど」
幼妹「ああ、そうですか!何時も何時も姉がお世話になってます。姉から話は聞いてますよ」
兄「へぇ、何て?」
幼「あ、ちょ、ストップストップ!」
幼妹「…との事なので、言うのは貴方にとても感謝してますよ、とだけ言います」
幼「もう言った!言ったよ!」
297
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/10/23(木) 20:35:48 ID:rChdq8PQ
その話、聞かせてもらおうじゃないですか。
298
:
◆vC.kHTi4RE
:2014/10/24(金) 07:05:04 ID:PXubHKZ.
兄「感謝?え、こいつが?そんな馬鹿な。感謝する位なら胸揉みたいって言った奴だぞ」
幼「…言ってた?」
兄「言ってた」
幼妹「お姉ちゃん…」
幼「止めて!哀れむ目で見ないで!」
幼妹「姉の兄さん評価はとても優しい人だそうです」
幼「続けないで止めて!」
兄「ほう、それでそれで?」
幼妹「なんやかんや言いながらも自分に付き合ってくれる、本当にすモガッ」
幼「それ以上言ったら死ぬ、死んじゃうから」
下妹「あ、あの幼馴染さんの顔が赤い…!」
兄「天変地異でも起こるぞこれは…」
幼妹「は、初めて見た…人類が滅亡するんじゃ…!?」
幼「人の顔何だと思ってんの!?」
299
:
◆vC.kHTi4RE
:2014/10/24(金) 07:26:26 ID:PXubHKZ.
兄「普通の笑顔と下妹狙う時の笑顔と、あと…」
下妹「止められた時の顔もあるよ」
幼妹「兄さんの話をしている姉は満面の笑みを浮かべて」
幼「赤裸々、ノー!」
下妹「…もしかして」
幼「な、何?」
下妹「お兄、狙ってるんですか…?」
幼「な、何でそうオモウノカナー?あくまで長い付き合いの友達だから、うん友達…」
下妹「………………」ジィー
幼妹(え、獲物を狙う目をしてる…)
兄「おいおい、こんな下妹を狙う変態が俺の事狙うとかあり得ないだろ」
下妹「分からないよ?本当はお兄目当てでそういう姿を演じて」
幼「下妹ちゃん大好きなのは演技じゃないから」
兄「そこだけでも演技だったら良かったのに」
300
:
◆vC.kHTi4RE
:2014/10/24(金) 19:45:28 ID:PXubHKZ.
兄「…はい、話終わり。飯食う時間無くなる」
下妹「むぅ…そうだね…」
兄「ほら上妹、起きろ」
上妹「ふえ…?あれ、ここ何処…?」
兄「俺の通う高校」
上妹「………はっ!?」
兄「おはやうおぜうさん」
幼妹「どうして文語で話してるんですか…」
上妹「えっ、誰!?」
兄「幼馴染の妹」
上妹「全然似てないっ!」
幼妹「姉は父に似て、わたくしは母に似てますので」
上妹「はぁ…真面目…幼馴染さんと全然違う…」
幼「皆そうやって比べるんだぁ…お陰でワタシは変態の烙印を」
兄「比べるまでもないからなそれは」
301
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/10/25(土) 00:48:55 ID:AB9BWDhI
妹だらけでたまらんですなあ……
302
:
◆vC.kHTi4RE
:2014/10/26(日) 13:25:01 ID:sYHgAQHI
上妹「えっと…よろしく?」
幼妹「はい、宜しくお願いします」
上妹「…何だか硬いなぁ」
幼妹「え?」
上妹「もっと気楽に笑って良いんだよ?」
幼妹「…そう言われても」
兄「別に俺達は気にしないけどな。砕けた感じでも」
下妹「お母さんとお父さんと幼馴染さんで慣れてるからね」
上妹「…うん、砕け過ぎだけどね、その三人」
兄「規格外だからな」
幼「いや、流石にあの二人には負けると思うんだけど…」
兄「は?本気で言ってる?」
幼「ちょ、何その反応」
303
:
◆vC.kHTi4RE
:2014/10/26(日) 14:40:17 ID:sYHgAQHI
兄「まぁ幼馴染の事は置いといて」
幼「スルー、ノー!」
兄「まぁ、あんまり気を使わなくていいからさ」
幼「完全スルー!?」
幼妹「…分かりました。善処はします」
下妹「…お姉」
上妹「ん?何?」
下妹「あのね…」ボソリ
上妹「…いやいや、それは嫌われるかもだしさ…」
下妹「気にしない!」
上妹「えぇ〜…」
下妹「じゃあ、行くよ〜…?」
上妹「…う〜ん。なるようになれっ」
304
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/10/26(日) 14:44:23 ID:93YgNZSg
ガガミラノ 時計
http://www.faao.org/Donate/gagacopy.html
305
:
◆vC.kHTi4RE
:2014/10/27(月) 21:12:30 ID:ID6INE.2
上妹「妹ちゃん…ごめん!」ガシッ
幼妹「ひゃっ!?な、何するんですか!」
幼「おっと百合か!百合なんか!?」
兄「ちょっと黙ってようか」メリメリ
幼「ぬがぁぁぁぁぁ」
下妹「擽るんだよ」
幼妹「擽る…ってどうし」
下妹「問答無用!」コショコショ
幼妹「〜〜〜〜〜っ!」
下妹「むぅ…中々強情…」
幼「痛た…妹はあれだから。人前でホント笑わないように徹底してるから」
兄「こら、止めろ二人共。無理に笑わせる必要無いだろ」
下妹「う…ごめんなさい…」
上妹「…ごめん」
幼妹「はぁ…はぁ…悪気があった訳では無いので、気にしない事にします…」
306
:
◆vC.kHTi4RE
:2014/10/27(月) 21:28:40 ID:ID6INE.2
幼(…そろそろ昼休憩も終わる…これで妹の弁当を食べずに済む…!)
幼妹「ふぅ…お昼もそろそろですね。早くお弁当食べないと…」
幼「!!」
兄「ちょっと喋り過ぎてたな…」
幼妹「ほらお姉ちゃん、早く食べて」
幼「…い、イインジャナイカナァ…」ガタガタ
兄「…幼馴染?」
幼妹「もう、我が儘ばっかり言って。ほら、これ!」カパ
下妹「!?」
兄「…!」
上妹「」
幼妹「…?どうかしましたか?皆さん」
兄「い、いやぁ別に」
兄(何か…黒い!何が入ってるか分からん!こ、この子…)
下妹(大変…お姉が茫然自失状態になる程の料理下手な子…)
307
:
◆vC.kHTi4RE
:2014/10/27(月) 21:38:21 ID:ID6INE.2
上妹「………妹ちゃん」
幼妹「は、はい…?」
上妹「今日、私の家に遊びに来ない?家も近いしさ」
幼妹「えっと…」
上妹「来るよね?…ねぇ?」ゴゴゴゴ
幼妹「は、はいっ、行かせていただきます!」
下妹(お、お姉が怒ってる…)
兄(…どんな味なのか逆に気になるな)ヒョイ パク
幼「あっ、兄!」
兄「……ぐぅっ?!」
幼妹「へっ?」
上妹「兄貴!?」
兄(な、何だこの味は…苦い…辛い…不味い…苦しい…痛い…そうか…これが…)
兄「宇宙…」バタッ
下妹「お兄!何見たの!?お兄、お兄ぃ!」
308
:
◆vC.kHTi4RE
:2014/10/27(月) 22:30:53 ID:ID6INE.2
――――
――
―
兄「…ん?」
幼妹「…あ!」
兄「…あれ、妹ちゃん…」
幼妹「ごめんなさいごめんなさい!ワタシの所為で…!」
兄「あ〜…別に良いよ。気にしなくても。それより…」
上妹「」ギュー
下妹「」ムギュ
兄「…このダッコちゃん何とか出来ないかな」
幼妹「ダッコちゃん…?」
兄「そうか、知らないか…」
幼妹「ええと、ごめんなさい…」
兄「いやいや、良いから謝らなくて」
309
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/10/27(月) 22:41:54 ID:CNssydkw
ええぞ〜
310
:
◆vC.kHTi4RE
:2014/10/27(月) 23:46:50 ID:ID6INE.2
兄「それより、時間は…?競技、出ないとさ」
幼妹「あの、それが…もう、最後の競技に…」
兄「…終わってる?」
幼妹「いえ、まだ…」
兄「良かった!俺出るからさ。よし…お〜い」ペシペシ
上妹「う、う〜…ん…?」
下妹「にゅ…なに…?」
兄「離してくれ」
上妹「うん…」
下妹「は〜い…」
兄「よし、妹達は頼んだ」
幼妹「は、はい…任せて下さい…?」
兄「うぉぉぉぉぉ!障害物競争が待っているぅぅぅぅぅ!」
幼妹(……うん、やっぱりお姉ちゃんの友達だ。ちょっと変…)
311
:
◆vC.kHTi4RE
:2014/10/28(火) 07:13:52 ID:XN70Yhds
幼「…まさかこんな早く生きて帰ってくるとは思ってなかった」
兄「どういう意味だそれは」
幼「いやね、初めて食べた時なんか吐いても嘔吐感が止まらないし涙も溢れるし…」
兄「あぁ…そう…」
幼「作ってくれるのはありがたいんだけど…それだけに食べられないのが心苦しくて…」
兄「こう言うのも何だけど、苦労してたんだな」
幼「初めて食べた時に指摘してあげてたら…」
兄「今日上妹が教える気だし、気にすんなよ」
幼「…これで食事が改善されれば…腹が減っては戦は出来ぬ、だからね」
兄「…若干不安だけど」
幼「フラグを立てるの止めよう!」
312
:
◆vC.kHTi4RE
:2014/10/28(火) 07:26:57 ID:XN70Yhds
兄「ところで…」
幼「何?」
兄「…障害物競争…だよな」
幼「そうだよ」
兄「おい、跳び箱二十段って何だ。やり過ぎだろ」
幼「むしろこの学校よくあんな高さまで用意してたね。ビックリだよ」
兄「しかもハードルも間隔細かく置かれてるし、しかも高いのに潜れない様にしてるし」
幼「やる気満々だよね」
兄「しかも何?平均台曲がりくねってるけど。どうやって作った?」
幼「あと容赦なくぐるぐるバットはあるし」
兄「しかも吊るされてるパン、あんぱんじゃなくてフランスパンなんだけど」
幼「それと紙も置いてるね。探し物でも書いてるんだろうけど」
兄「本気でやり過ぎだろ…おい…」
313
:
◆vC.kHTi4RE
:2014/10/28(火) 07:38:09 ID:XN70Yhds
幼「…頑張れ、兄!」
兄「お前俺の表情が見えないの?」
幼「視力は良い方だけど」
兄「じゃあ見てみろよ、他の参加者の顔を」
幼「全員意気消沈してるねぇ、見事に」
兄「当たり前だろ!誰だってやる気無くすわ!」
幼「兄は周りと違ってこんなに可愛い幼馴染の応援があるんだから」
兄「可愛くなったらその応援も受け入れるんだけどな」
幼「なるほど、ワタシもその高い障害物を乗り越えろ、と」
兄「是非とも乗り越えないでくれ」
幼「酷くない?」
兄「過去を鑑みられるなら試してくれるかな」
幼「女の子追ってた」
兄「ほらもうただの不審者だよ」
314
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/10/28(火) 14:28:39 ID:qnB88Zxc
筋肉番付かな?
315
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/10/28(火) 18:20:25 ID:2FJZ3Xcc
wktkしてきた
316
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/10/28(火) 19:24:25 ID:mkaYweao
幼妹め、ダークマターを生成するだと…
317
:
◆vC.kHTi4RE
:2014/10/28(火) 22:06:13 ID:XN70Yhds
先生『さぁ、始まりました最後の最後の大勝負!障害物競争です!』
兄「!?」
先生『実況には私がお送りさせていただきます!』
幼「あの先生…真面目であんな事する先生じゃなかったと思ってたんだけど…何あれ」
兄「一体何があっ…あぁっ!?」
幼「な、何?」
先生『解説には、このお二人をお呼びしております。宜しくお願いします!』
父『どうも。兄の父親です』
母『母親です』
兄「んぬぁあにをやっとんじゃあああああ馬鹿夫婦くぉあらあああああああ!!」
父『実況』
母『アンド解説』
兄「帰れええええええ!全力で帰れええええええ!」
幼「…あれは真似出来ない。流石に」
318
:
◆vC.kHTi4RE
:2014/10/28(火) 22:28:54 ID:XN70Yhds
父『さぁ、この私達夫婦の考案した障害物競争を勝ち残るのは一体誰だ!』
兄「やっぱりかおいいいいいい!」
幼「二人共学校の根本に入り込んでるんだ…」
母『因みに障害物は無視して良いけど凄いペナルティあるから』
父『スキマに送られたり、かべのなかにいる状態にされたりするから』
兄「ペナルティでけぇ!」
母『命を掛けて戦え…』
兄「大袈裟過ぎるわ!」
幼(毎日この人達に挟まれて生きてるんだ…これは苦労してるなぁ)
兄「くおおおおぉぉぉぉぉ…………この怒りを何処にぶつければ良いんだぁ…」
幼「頑張れ!」
兄「お前の顎外すぞ」
幼「やだよ!」
319
:
◆vC.kHTi4RE
:2014/10/28(火) 22:42:25 ID:XN70Yhds
先生『さぁ、試合開始です!』
兄「…もう俺は突っ込まない、突っ込まないぞ」
先生『よーい…………………………………………………………………………………………………』
兄「溜め長ぇ!…あっやべっ、もう突っ込んだ」
先生『…ドン』ボソッ
兄「声ちっちゃ!」
父『ファイトパワー!ファイトパワー!』
母『ファイファイファイファイファファファファファイ!』
兄「うるせぇ!」
先生『さぁ、選手がバットで回り始めましたね』
父『フラフラしますからね。面白い映像が見られると思いますよ。ブフッwww』
兄「何笑ってんだ!」
母『ちなみにバットの色は虹色をイメージして並べてます』
兄「要らんわその拘り!」
320
:
◆vC.kHTi4RE
:2014/10/28(火) 22:55:22 ID:XN70Yhds
先生『おっと、早速跳び箱ですね。飛べるんでしょうか?』
母『無理ですね』
兄「断言すんなら用意すんな!」
父『フヒヒwwサーセンww』
兄「全力で殴りてぇ」
競争相手(こいつ…走りながら突っ込んでる…!)
兄「くそっ…ふざけやがってええええええ!」
先生『おぉ!?これは…!』
兄「よいっしょあああああ!」
先生『と、跳んだ。跳びました!』
兄「ふぅ…鍛えてて良かった」
母『期待外れですね』
父『面白可笑しく倒れて転げ回るのを期待してたんですけどね』
兄「あの夫婦後で絶対ブッ飛ばす」
321
:
◆vC.kHTi4RE
:2014/10/28(火) 23:14:14 ID:XN70Yhds
下妹「ふわぁ…お兄凄いね、お姉!」
上妹「……」ボーッ
下妹「…完全に見惚れてる…」
幼「あれ、帰って来てたんだ、三人共」
幼妹「何か悪い?」
幼「いんや?」
幼妹「それにしても、兄さんって凄い人なんだね。跳び箱二十段越えちゃった…」
幼「昔っからあんな感じだから。何か、妹ちゃん達の為、とか言ってさ」
幼妹「…兄妹同士で強い絆で結ばれてる…って事?」
幼「絆っていうか愛だね、うん。主に妹ちゃん達の」
下妹「格好良いな、格好良いなぁ…」
上妹「…お兄ちゃん…」ボーッ
ブラコン
幼「…ほら、結構な兄妹愛でしょ?」
幼妹「…確かに」
322
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/10/28(火) 23:54:02 ID:PmnR0YWM
レモンエナジーアームズwww
323
:
◆vC.kHTi4RE
:2014/10/29(水) 01:06:48 ID:.6kaSE.A
先生『おっと、一人先に行く兄、平均台に辿り着きます』
父『わざわざ業者に発注掛けましたからね。ウン百万はしました』
兄「本気で何やってんだ」
先生『それはそうでしょうね。上下左右に曲がりくねってますから』
兄「最早平均が行方不明なんですが」
母『くねっくねっくねっチョコボー』
父『クエッ、だよ母さん』
母『あらやだ』
兄「真面目に黙っててくれないかな、本当に」
父『あっ、落ちたら全力で馬鹿にするからシクヨロ』
兄「この平均台投げられたら投げ付けてやりたい」
324
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/10/29(水) 18:18:27 ID:zb2egyWA
財力ぱねぇ...
325
:
◆vC.kHTi4RE
:2014/10/30(木) 22:57:47 ID:7QWtXcT6
兄「こんなもんに金使うなら家族に使えやああああ!」
先生『おっと怒りの叫びを上げながら、何と走り抜けています!』
父『おい簡単に行くなよウン百万が無駄じゃないか』
兄「最初から既に無駄だろうがああああ!」
先生『他の生徒は未だ跳び箱ですね』
母『兄以外なら元取れるわね』
父『全く、こんな真面目な奴に育てた覚えはないぞ』
兄「何だろうこの胸に湧く想いは。殺意?」
326
:
◆vC.kHTi4RE
:2014/10/30(木) 23:10:38 ID:7QWtXcT6
先生『次はハードルですね。ハードル間は足一つ分の隙間しかありません』
母『測るの意外と疲れて疲れて』
父『ハードルの下に板貼るの疲れて疲れて』
母『倒したらちゃんとハードル最初から越える様に』
父『一個倒したらドミノ倒しになるからな。全部起こす様に』
兄「その下らない事に懸ける情熱は何なの?」
父『聞こえてるぞ!下らないとか言うな!』
母『しょうもないと言いなさい!』
兄「本当に疲れる…」
327
:
◆vC.kHTi4RE
:2014/10/30(木) 23:58:29 ID:7QWtXcT6
兄(しかし、どうする…跳ばないと越せない高さだ…このままだったら絶対倒す…)
父『ほらほらどうした、早く行けよ』
兄「…分かった。行ってやるよ!」
父『どうせ倒すだろうけどまぁ頑張れ』
兄「あぁ…頑張るぜ…オラァ!」ガシャアン
先生『な!?何と、ハードルを蹴り飛ばして、全て倒した!?』
母『ちょっ、それはないわ』
兄「大丈夫だよ。俺はちゃんとルールを守るからな…」
先生『…な、何という事でしょう…倒したハードルを越えた後、一つずつ起こしていってます』
父『おまっ、それ反則』
兄「俺は倒したら最初から跳べと、全部起こせしか聞いてないね!」
母『確かに…最初から倒して、越してから起こせばルールは破ってない…』
父『常識的に考えたら普通失格だから!』
兄「あんたら夫婦に常識を説かれたくねぇえええええ!」
328
:
◆vC.kHTi4RE
:2014/10/31(金) 00:38:59 ID:YpwNE4UY
先生『次はフランスパンですね』
父『ちゃんと食べ切らないとフランスパンでしばくから』
兄「地味だけど地味じゃない嫌がらせだなおい」
兄(…フランスパンの長さ分、吊り下げてる棒も高い位置に…先だけ食い千切ったらアウトだ…)
母『千切れて食べれなくなったら全身にフランスパン刺すから』
先生『最早フランスパンは凶器扱いですね』
兄「頼む先生その二人フランスパンでしばき倒してくれ」
父『残念先生は私達の同志だ』
母『フランスパンでしばき倒したらこうなったのよ』
兄「本当に凶器として使ったのか何してくれてんだ」
329
:
◆vC.kHTi4RE
:2014/10/31(金) 22:02:24 ID:YpwNE4UY
兄「ええい、付き合ってられない」ムシッ
父『おいちょっと待ってくんない?』
母『手で引っ張っちゃ駄目でしょ!』
父『吊り下げるの苦労したんだぞ!』
兄「俺の方が苦労してんだよ!」ムシャムシャ
先生『さぁルール無視気味な展開になっています』
兄「守らせない方が悪い」
母『あぁ、とうとう兄がグレたわ…』
父『写真撮って記念に残そうか』
母『そうね』パシャ
兄「………」モッシャモッシャ
兄(水が欲しい……)
330
:
◆vC.kHTi4RE
:2014/10/31(金) 22:12:50 ID:YpwNE4UY
兄「よっし、食い終わったし、最後は謎の紙…」
兄(多分これ持ってゴールしろって事なんだろうけどな…!)ペラッ
【妹】
兄「………妹?」
父『嫌なら変えても良いぞ』
兄「…………」ペラッ ペラッ ペラッ
【妹】【妹】【妹】
兄「全部同じじゃねえか!」
父『あ、バレた?』
母『テヘペロ♪』
兄「これがやりたかっただけだろ!」
父『あ、バレた?』
母『テヘペロ♪』
兄「殴りたい全力で」
331
:
◆vC.kHTi4RE
:2014/10/31(金) 22:38:07 ID:YpwNE4UY
兄(しかもよく見たら「一人だけ☆」って書いてるな…星がムカつく)
父『さぁ、どっちを選ぶのかな兄くぅん?』
母『上妹?下妹?』
兄「選ばせるのが目的か…!」
上妹「え、ど、どっちを選ぶって…?」
下妹「あの紙、妹って書いてたのかな?」
幼「ほほう、面白そうな事を」
幼妹「真似しないでね、お姉ちゃん…」
幼「出来ないって。その前に命を狙われるから…って、兄来た」
兄「うぉぉぉぉぉぉ!」
上妹「あっ、兄貴っ、下妹ちゃんの方をさっ」
下妹「お兄、お姉連れてってあげて?」
兄「……すまん。俺は…!」
332
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/10/31(金) 22:48:43 ID:rhq19e5c
ここで第三の妹が・・・!!
333
:
◆vC.kHTi4RE
:2014/10/31(金) 23:04:10 ID:YpwNE4UY
兄「…どっちも大事な妹なんだ。選べない…」
上妹「兄貴…」
下妹「お兄…」
兄「…から!」ガシッ
幼妹「!?」
上妹下妹「!?」
兄「行くぞぉ!」
幼「待てぇい!」
兄「すまん幼馴染、妹ちゃん連れて」
幼「ワタシは次女です」
兄「!?」
幼「そう!ワタシ達は三人姉妹…!上京して一人暮らしの姉がいてね…!」
兄「ば、馬鹿な…妹ちゃん、本当なのか」
幼妹「は、はい…」
兄「な、なんてこった…」
334
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/10/31(金) 23:50:58 ID:Chq5u6Tw
全員妹かよ!
まさか母も……
335
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/11/01(土) 03:40:51 ID:bsUQ5tHg
えっ
336
:
◆vC.kHTi4RE
:2014/11/01(土) 07:39:17 ID:hBj9RepI
兄「まぁお前はない」
幼「貴様ぁ!」
兄「妹ちゃん、行くぞぉ!」
幼妹「ど、どうしてお姫様抱っこで〜〜〜〜〜!」
上妹下妹「…………」ポカーン
幼「くそぅ一考の余地もないってかくそぅくそぅ流石に傷付く」
下妹「……その、元気出して下さい……」
幼「台詞をそっくりそのまま返しながらそれでも心配してくれた下妹ちゃんにハグおぼふ」グイィ
上妹「駄目ですから」
幼「どんな状況でも厳しい…」
337
:
◆vC.kHTi4RE
:2014/11/01(土) 22:42:13 ID:hBj9RepI
――――
――
―
下妹「お・に・い〜〜〜〜〜〜!何で!何でぇ…」
兄「正直すまんかった」
上妹「別にどっち選んでも気にしなかったのに。兄貴が私達に不公平な事思わないって分かってるから」
兄「あの時はあれが最善って思ったんだよ…」
下妹「う〜〜〜〜〜〜…………。……別に、悪気があった訳じゃないのは分かってるけどね」プイッ
上妹「あぁ、拗ねちゃった…」
父「よっ、やってる?」
母「まさか違う子を選ぶとは思わなかったわ」
兄「………上妹。SATHUGAIせよ!」
上妹「分かった」
父「えっ、ちょっ、タンマタンマおぼろしゃあ!」ボグォ
338
:
◆vC.kHTi4RE
:2014/11/01(土) 23:02:34 ID:hBj9RepI
―幼馴染家―
幼妹「……」ボーッ
幼「あれ?どしたの妹様?」
幼妹「お姉ちゃん…」
幼「何?」
幼妹「ワタシね、どうしてお姉ちゃんが兄さん好きか分かったよ」
幼「!?………いや別に好きじゃないし…………」
幼妹「じゃあ、狙っても……良いよね?」
幼「………はい?ま、まさか…」
幼妹「…うん…何だか頭から顔が離れなくて、顔が熱くて……どうしよう、お姉ちゃん……///」
幼(ど、どうする…?こうなる可能性があったら困るから、兄には姉さんも妹も紹介避けてたのに…)
幼「……まぁ、まず上妹ちゃんと下妹ちゃんっていう高すぎる壁を越えないと無理だろうけど」
幼妹「……じゃあ、気に入られる様に頑張ってみる」
幼「頑張れ〜」
幼(…心配だなぁ…二人に牙、向かれないかなぁ…大丈夫かなぁ…)
339
:
◆vC.kHTi4RE
:2014/11/01(土) 23:03:41 ID:hBj9RepI
終わり
340
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/11/01(土) 23:49:39 ID:dXtcXI9s
おつ
>>230
だけど予想以上の修羅場だった
続き気になるしネタ切れならネタ出すしまだ終わらんよな?
341
:
◆vC.kHTi4RE
:2014/11/02(日) 00:21:10 ID:LX8GDx8U
>>340
まだ二つ残ってますよ…一つにしますけどね。
342
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/11/02(日) 05:50:53 ID:YYMBmHH6
おつ
もう少し見たかったけどいい終わり方
343
:
◆vC.kHTi4RE
:2014/11/05(水) 22:20:29 ID:Mo4K1JJQ
<宿泊と告白?>
下妹「はわぁ……」
上妹「うわぁ……」
兄「ほ、本当にここか…?」
下妹「地図では、ここだって」
上妹「合ってても間違ってても入りにくいんだけど…場違いとか思われないかな…」
兄「…ええい!勇気を振り絞って行くぞ!」
下妹「ま、待ってお兄…怖いから手繋いでて」
上妹「あ、私も…」
兄「そんな調子じゃ、中入ったら緊張で動けなくなるんじゃないか…?繋ぐけど」ギュ
下妹「ありがとね」ギュ
上妹「ありがと」ギュ
兄「……これの方が場違いな気が」
下妹「良いの」
344
:
◆vC.kHTi4RE
:2014/11/05(水) 22:31:37 ID:Mo4K1JJQ
幼「お〜い、こっちこっち!」
幼妹「お姉ちゃん、声大きいよ…」
兄「あぁ、もっと場違いな奴居たわ…」
幼「誰が場違いだってぇ?あぁん?」
幼妹「あの、兄さん、今回も宜しくお願いします」
兄「そんな硬くなくって良いから。ちょっとは幼馴染を見習った方が良いよ」
幼「何?それ大雑把で馴れ馴れしくて図々しいって?」
兄「言ってないけど良く分かったな」
幼「うぉぉぉぉぉ!」
兄「ちょっ、首振るな」ガクンガクン
下妹「早く入ろうよ…」
上妹「妹ちゃん、先に入ろっか」
幼妹「は、はい…」
345
:
◆vC.kHTi4RE
:2014/11/05(水) 22:41:17 ID:Mo4K1JJQ
上妹「あのさ、妹ちゃん」
幼妹「どうしました?」
上妹「ここ、本当に…お姉さんのホテルなの…?」
幼妹「えっと…姉の方が…」
幼「呼んだ?」
兄「おま…振り、過ぎ…」
下妹「お兄大丈夫?」サスサス
兄「背中、さすってくれて助かるよ…」
幼「一体誰がこんな事を…」
兄「てめえだコノヤロー…」
幼「テヘペロ☆」
兄「殴りたいこの笑顔」
346
:
風俗マニア
:2014/11/05(水) 23:01:06 ID:IsWCzm/Y
激エロ!!風俗エステの現状
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347
:
◆vC.kHTi4RE
:2014/11/05(水) 23:01:24 ID:Mo4K1JJQ
幼「ふはは、悔しかったら殴ってぐはぁ!」スパァン
兄「!」
「皆様、大変失礼をお掛けして申し訳御座いません…」
下妹「あ、その…?」
幼妹「姉さん…!」
上妹「え、こ、この人が…?」
幼姉「えぇ、その通りです」
兄「…全然似てない」
幼姉「ふふ、見た方は皆、口を揃えてそう仰ります」
幼「い、いきなり頭叩くのは無いんじゃないかなぁ…」
幼姉「人様に失礼を働くのがいけないの、分かってるわね?」
幼「ぐむむ…はい」
兄「あの幼馴染が頭が上がらないなんて…」
348
:
風俗マニア
:2014/11/05(水) 23:10:09 ID:IsWCzm/Y
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349
:
◆vC.kHTi4RE
:2014/11/05(水) 23:27:09 ID:Mo4K1JJQ
幼姉「…貴方が兄さん、ですね?」
兄「あ、はい…」
幼姉「…ふふ、成程。そうですか。貴方が幼馴染の…」
兄「は、はい?」
幼「はいはい部屋行こーか!姉さん鍵!」
幼姉「こら」
幼「う…」
上妹「案内、して貰えますか…?」
幼姉「かしこまりました。こちらです」
幼(た、助かった…)
350
:
◆vC.kHTi4RE
:2014/11/06(木) 07:05:14 ID:wi6/pEEs
兄「…広い」
上妹「家よりでかい…」
下妹「お、落ち着かないよ、お兄…」
幼「ワタシ達だって初めて入ったんだけど…こりゃすごい」
幼妹「ますます姉さんが、遠い存在に…」
幼姉「お気に召した様で、何よりです」
兄「ほ、本当に良いんですか?この部屋に泊まらせて貰っても」
幼姉「えぇ、是非とも泊まっていって下さい」
兄「あ、ありがとうございます…」
351
:
◆vC.kHTi4RE
:2014/11/06(木) 07:40:41 ID:wi6/pEEs
兄「…まさか最上階の部屋を案内されるとは思ってなかった」
上妹「エレベーターがずっと上まで上がっていってびっくりしたよ…」
下妹「そのエレベーターも大きかったね…」
上妹「あのさ、こういう部屋ってVIP…が使う所なんじゃ」
幼「スイートルームって聞いたけど」
兄「何か足震えてきたぜ」
下妹「部屋、ほんのちょっとだけでも汚く出来ないよ…」
兄「めちゃくちゃな高さの高級ホテルのオーナーが幼馴染のお姉さん、か。若く見えたけど」
幼妹「この姉とは五歳違いなので…」
上妹「え、若っ!すごっ!」
幼「オーバースペック過ぎてさぁ…妹の立つ瀬ゼロで」
幼妹「まだ上を目指すって言ってたね…日本の中ではまだ有名じゃないから、って…」
下妹「凄い…凄いしか言えないよ…」
352
:
◆vC.kHTi4RE
:2014/11/06(木) 18:53:29 ID:wi6/pEEs
兄「…俺達、何でここに泊まる事になったんだった?」
幼「珍しく妹連れてワタシ遊びに来た」
下妹「お母さんとお父さんがこのホテルの格安券をくじ引きで当てた」
上妹「そしたら二人で泊まりに行くとか言って挑発してきた」
幼妹「そしたら上妹さんがボコボコに…」
兄「家族全員連れてけと拳に乗せて殴ってたな」
幼「その時ワタシがそこ姉さんがやってる所って紹介した」
下妹「家族割とか無い?って電話してましたね」
上妹「無かったみたいだけど、代わりに私達を連れてきたら全員無料で泊めるって…」
幼妹「何を考えてたのかな、姉さん…」
兄「…で、家族全員で行けたのに二人だけで泊まろうとした罰で、父さんと母さんが居ない、と」
上妹「そう」
幼妹「本当に良かったんですか?それで…」
兄「どうせ結局泊まりに来てる」
下妹「否定出来ないからね…」
353
:
◆vC.kHTi4RE
:2014/11/06(木) 19:38:38 ID:wi6/pEEs
幼「とりあえず、こういう所でやる事と言えば…そりゃ!」ボフン
幼妹「ちょっとお姉ちゃん!」
幼「良いじゃんベッドダイブ位。おぉ〜ふかふか…すぐ眠れるよ、これ」
上妹「眠らせてあげても良いですよ」
幼「それ物理的にだよね勘弁して」
兄「ちゃんと人数分用意されてるな」
下妹「一つは要らないのにね。わたしがお兄と寝るから」
兄「一人で寝なさい」
下妹「えぇ〜…」
兄「…しっかし、本当ふっかふかだな…手が沈む…」
上妹「疲れとか、すぐ取れそうだよね」
下妹「うん、そうだね!」
幼「…ぐぅ」
幼妹「お姉ちゃん寝るの早いよ」
354
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/11/06(木) 20:05:29 ID:mgVH4nE2
下妹かわいい
355
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/11/06(木) 20:18:36 ID:HbFsBNOg
寝てあげなよ兄…
356
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/11/06(木) 21:44:27 ID:ndgfXRW2
幼残念可愛い
357
:
◆vC.kHTi4RE
:2014/11/06(木) 22:13:46 ID:wi6/pEEs
兄「…おぅ…キッチンあるんだけど」
上妹「わ、本当だ…」
幼妹「もしかして、ここで料理を作ってくれたり…」
兄「やってくれそうだなぁ…」
下妹「高級な家…な感じだね」
幼「妹もやってみれば?上妹ちゃんに教えてもらったんだから」
幼妹「え…」
上妹「徹底的に教えたから大丈夫だよ、妹ちゃん」
幼妹「そ、そうでしょうか…」
下妹「食べてみたいなぁ、妹ちゃんの料理」
幼妹「あ、あの、そのぅ…」
兄「俺も気になるなぁ」
幼妹「…!…き、機会が、あれば……」
上妹「自信持って頑張ってね、上妹ちゃん」
幼妹「は、はい」
358
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/11/06(木) 22:48:39 ID:t.rOp0fc
上妹が……!!
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