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兄「兄妹で」上妹「のんびり」下妹「生活!」
1
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/09/06(土) 22:45:14 ID:iCLmSvOo
兄「という訳でのんびり過ごそうじゃないか、妹達よ」
下妹「は〜い」
上妹「はあ···」
兄「元気無いな」
下妹「どしたのお姉?」
上妹「いや···上妹下妹って何?って思って」
兄「いきなりメタいぞ」
下妹「メメタァ!だね」
上妹「だって気になるし」
兄「お前らは双子なんだし、どっちが姉で妹か分かりやすくする為だよ。決して姉って表現を使いたくなかった訳じゃないぞ、うん。本当に違うぞ」
上妹「じゃあ私姉で良いじゃん。もしくは大妹小妹でさ」
兄「そこはあれだよ、姉って書いたら···何か違うじゃん?双子っぽさちょっと無いじゃん?」
下妹「お姉とは同じ妹!って感じが良いなぁ」
上妹「下妹ちゃんが言うなら良いよ」
兄「俺の意見は?お〜い」
162
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/09/21(日) 14:12:47 ID:OZtJp7w6
>>161
でもほしくね?
163
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/09/21(日) 14:34:41 ID:MLJgDlKo
兄「······ふぅ、全く、年々ベタベタしてくるな、下妹」
兄(上妹は何か急に甘えてきてるけど、元々お兄ちゃんお兄ちゃんって、下妹以上にベッタベタだったし)
兄「俺そんな好かれる様な事してるかねぇ···?」
兄(俺女子と会っただけで一歩距離取られるけど、こっちはそんな嫌われる真似したっけ?)
兄「う〜ん···別に変な事してないっていうか妹だけにはセクハラばっかしてるけど」
兄(あれか?友達が原因か?確かに俺以外ドュフドュフ笑ってるけどさぁ)
兄「···いや、違うな。あいつら見た目オタクだけどめっちゃアグレッシブなアウトドアタイプだし」
兄(アグレッシブ過ぎて校舎の壁伝って屋上まで行ってた時は確かに引いたけど。しかも往復してた)
兄「···どっちにしろ、彼女作ろうとしたら、下妹は俺がド変態だって学校どころか街中に広めそう」
兄(あの子は大人しいようで一回決めたら何が何でも絶対するからなぁ···)
兄「上妹···上妹は···あいつはそこまではしないな。番犬みたいに唸って睨むとかそんなんだな」
兄(そもそも下妹より上妹の方が大人しくて人見知りする方だったんだけど···)
兄「あいつ、父兄参観の時そこまで大人しくなかったけど···家より口数少なかったな」
兄(内弁慶か···今俺に甘えてくるのもそれがあるのか?)
164
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/09/21(日) 14:42:03 ID:MLJgDlKo
>>162
下着嗅いでる家族の姿とか見たら怖くて足震える
165
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/09/21(日) 15:11:10 ID:MLJgDlKo
兄「···上がるか」バシャ ガチャ
兄「···?···あれ、俺下着忘れたっけ···?」
兄「···まさか下妹···?いや良そう。これ以上邪な考えで混乱したくない」
兄(そう、俺が忘れただけだ。うんそうだ)
兄「···先にズボン履いて取りに行くか」
166
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/09/21(日) 18:33:20 ID:MLJgDlKo
下妹「あ、お兄」
兄「髪拭くの待っててくれ」
下妹「は〜い」
上妹「···下妹ちゃん」
下妹「なぁに?」
上妹「結局盗んでるけど···ほ、本当に言ってた事するの?穿いたり、だとか···」
下妹「しないよ?」
上妹「え」
下妹「ふふ、さっきのはからかっただけ」
上妹「···え、本当に?全部嘘?」
下妹「流石に舐めたり食べたりはしてないよ?」
上妹「···嘘じゃないよね?」
下妹「嗅ぐ事以外は全部一回しかしてないよ。癖になって、戻ってこれなくなりそうだったから···」
上妹(よ、良かったの、悪かったの···?)
167
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/09/21(日) 18:50:45 ID:MLJgDlKo
兄「さぁ妹達よ、髪を拭いちゃるぞ」
上妹「ん」
下妹「は〜い」
兄「まず上妹からな、ほれほれ」
上妹「うわ、止めてよ急に···丁寧だから良いけど」
兄「···よく見たら、パジャマお揃いなんだな」
下妹「一緒のが良いってわたしが言ったの」
兄「姉妹揃って一緒が良い、か。双子だからか?」
下妹「ふふ、双子じゃなくても言ってたと思うよ」
上妹「そうだね」
兄「うんうん、仲良しなのは良い事だ」
168
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/09/21(日) 19:08:56 ID:MLJgDlKo
下妹「···ねぇ、お兄?」
兄「ん?」
下妹「お兄は、やっぱり彼女欲しいの?」
上妹「下妹ちゃん?」
兄「ん?別に」
下妹「···要らないの?」
兄「さっきのは例えだよ。俺はあくまで妹の幸せを考えて彼氏とか言っただけだ」
下妹「お兄はわたし達に彼氏が出来た方が幸せだって思ってるんだ」
兄「そりゃね。だって俺は二人の兄になれても男にはなれないし」
上妹「兄貴···」
下妹「お兄···」
兄「正直に言えば、二人に好かれてて、三人で暮らすなんて最高過ぎるね」
下妹「じゃあ、何が駄目なの?」
兄「う〜ん···なんと言うか···二人にはもっと俺以外を見て欲しいと言うか···」
169
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/09/21(日) 19:20:06 ID:MLJgDlKo
上妹「じゃあ、最終的にやっぱり兄貴が良いってなったら?」
兄「···嫌な言い方するけど、気の迷いなんじゃないかってさ。俺が良いのなんて」
上妹「そうかもね。でも、気の迷いでも良いから、兄貴を好きで居たい···」
兄「···君そんなデレる子でしたっけ?」
上妹「ふふ、今だけかもよ?明日は恥ずかしくなって余所余所しくなるかも」
兄「成程、もしそうなったら思い切り構ってやれば良いんだな」
上妹「···兄貴、どっちなの?私達を離したいのか何なのか」
兄「離したい訳じゃないぞ。兄貴面したいだけだ」
下妹「お兄らしいね」
兄「だろ?」
170
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/09/21(日) 19:29:25 ID:9vyIS2Po
>>164
俺は興奮する!
171
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/09/21(日) 19:33:06 ID:iQvZW5DE
ツンデレ…今までまったく意識してなかったけど
いいかもしれない……
172
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/09/21(日) 20:49:08 ID:MLJgDlKo
兄「しかし、あれだ。何で殴ってきてたんだ」
上妹「あれは、その、照れ隠しもある、っていうか···」
下妹「普通にセクハラに対して突っ込んでたんだよね、物理的に」
上妹「うん、まぁそうだよね」
兄「好きなら認めてくんない?」
上妹「好きでも無理な物は無理」
兄「ですよね」
下妹「わたしはもっとして良いんだよ?」
兄「そうか、では三人で寝る時に色々やってやろう」
上妹「すんなっての」
兄「···上妹、調子戻ってきたな」
上妹「下妹ちゃんに乗せられただけっていうか、その···」
下妹「素直にしたくなったとか、羨ましくなったとか言えば良いのに」
上妹「う···そうだよ、ずっと兄貴が下妹ちゃんばっか構ってるから···」
兄「拗ねた、と」
173
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/09/21(日) 21:03:09 ID:rAxwF8ac
かわいい
174
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/09/21(日) 23:29:54 ID:XXknsqoA
可愛い
175
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/09/22(月) 00:25:43 ID:FKNS2RfM
上妹「···悪い?」
兄「いんや?可愛いんじゃないですかね?」
上妹「馬鹿にしてる?」
兄「しとらんよ、ほら交代」
上妹「どうだか。人の胸は散々言う癖に」
兄「だって双子の姉妹でそこまで差が出るとか思わんじゃん?」
下妹「同じ物食べてる筈なのにね〜···」
上妹「くっ···」
176
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/09/22(月) 07:14:43 ID:FKNS2RfM
下妹「どうぞお兄♪」
兄「はいよ。···でも、どっちも学校で目立ってたぞ」
上妹「そうかな···?」
兄「上妹は部活で大会行って優勝してたじゃないか。結構憧れられてたぞ」
上妹「そうなんだ。全然分からなかった···」
兄「あと、貧乳派のアイドルらしいぞ」
上妹「嬉しくないんだけど」
兄「そう言うな。で、下妹は清純で秀才な優等生だと言われてたな。運動以外」
下妹「えへへ、ちゃんとしてるんだよ?運動は出来ないけど」
兄「そして巨乳派のアイドルらしいぞ」
上妹「姉妹で派閥別れてんの···?」
下妹「お姉、アイドルって所でも一緒なんだ!嬉しいなぁ♪」
上妹「下妹ちゃん···!」
兄「何てポジティブな考え方だ···!」
177
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/09/22(月) 07:33:23 ID:FKNS2RfM
兄「あぁ、因みに巨乳派と貧乳派の仲は悪くなかったぞ」
上妹「相反してるのに?」
兄「そりゃお前高校もクラスも一緒で席も隣でお互いの苦手な所をフォローしあう仲良し姉妹見たらな」
下妹「フォロー?」
兄「ほら、下妹は上妹に授業中でも勉強教えてたろ」
上妹「ああ···いっつも家でも学校でも助けられてるんだよね···」
下妹「わたしだって運動ではお姉に助けられてるよ?」
兄「上妹は下妹と同じチームで庇う様に動いたり、長距離走なんて並走して一緒にゴールしてたしな」
下妹「評価とかあるから、気を使わなくて良いって言ってるのに···凄く、元気貰えるけどね!」
上妹「下妹ちゃんだって自分の勉強置いて教えてくれたりしてるんだから、そのお返し···いや、仕返し?」
兄「そんな仲良し姉妹見てさ、貧乳派と巨乳派で争うとか馬鹿らしくなってくるんだろ」
上妹「派閥は別れてるのに?」
兄「まあ、あれだろ。貧乳だけど上妹ちゃん良いよね、巨乳だが下妹ちゃん良いよな、っていう」
上妹「全く素直に喜べない···」
178
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/09/22(月) 11:40:29 ID:FKNS2RfM
兄「どっちにしろ人気あるんだと」
上妹「人気、ねぇ。気にした事無いけど」
下妹「お姉はお兄の事しか気にしてないもんね」
上妹「そ、そんな事ないから!勉強の事とか、下妹ちゃんの事とか!」
兄「それに比べて俺は全然人気無いからな」
下妹「そうなの?嘘だよね?」
兄「いや何で嘘吐かなきゃならんのだ」
下妹「でもお兄、友達居るんだよね?」
兄「教育に悪そうな見た目と行動ばっかする友達がな」
下妹「え、不良なの···?」
兄「見た目はオタク、中身は常識破りのイレギュラー野郎」
上妹「ヤンキーじゃないけど問題児じゃん」
兄「···悪い奴らじゃないぞ?ただ行動が一々アグレッシブなだけだ」
下妹「周りに迷惑掛けたら悪い人だよ」
兄「···ごもっともで」
179
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/09/22(月) 11:55:00 ID:FKNS2RfM
下妹「···お兄、人気無いんだ。格好良いのに」
兄「そうか?」
上妹「見た目は別にして、中身は変態なとこ除けば格好良いよ」
兄「省くとこ多くね?」
上妹「そう?流石にテレビに出る人達位の格好良さは無いって分かるでしょ?」
兄「分かるけど、分かるけども」
上妹「でも別に、いかにも不良とかオタクでもないし···良く言っても悪く言っても普通って感じ」
兄「平凡な見た目と言う訳だ」
下妹「わたしはお兄の全てが好きだよ」
兄「マジで?主にどこら辺?」
下妹「撫でてくれる所とか、色んな事受け入れてくれる所とか···エッチな所とか」
上妹「え、セクハラが?」
下妹「だって、妹のわたし達にしかしないって事は、妹だけの特権って事なんだよ?」
兄「そんな考え方されてるとは思わなんだ」
180
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/09/22(月) 12:20:12 ID:FKNS2RfM
下妹「お兄は妹贔屓だらけだもんね。一緒にお風呂入ってくれたり、一緒に寝てくれたり」
上妹「妹用の財布はあるし、セクハラするし、相談聞いてくれるし、優しくするし···」
下妹「我が儘聞いてくれたり、甘えさせてくれたり、抱き付いてくれたりね」
上妹「私達の事いっつも考えてくれてるみたいだし、守ってくれるらしいしさ」
兄「···な、何か並べられると恥ずかしいんですが」
上妹「昔っからそうだよね、兄貴は。兄として、私達を安心させようと頑張ってさ」
下妹「心の底から暖かくしてくれるんだもんね」
上妹「だから、隣にずっと居たくなるんだよ」
下妹「お兄の居る場所が、わたし達が一番幸せな気持ちになれる居場所だからね!」
兄「あ、いや、その···褒めても俺今出せる物無いけど」
下妹「愛は?」
兄「何時だって全力全開だぜ」
上妹「毎日平常運転だからそうだと思った」
181
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/09/22(月) 19:36:36 ID:FKNS2RfM
下妹「拭いてくれてありがとね、お兄」
兄「妹の頼みを多少は聞くのも兄の役目だ」
上妹「多少?」
兄「そりゃ出来ん事もあるし」
上妹「はあ」
兄「まあ良いだろそこは」
下妹「じゃあお兄の部屋に突撃!」
兄「ちょっ速っ」
182
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/09/22(月) 20:11:51 ID:CcdxdXR2
貧乳もいいと思いまふ
183
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/09/22(月) 21:05:26 ID:FKNS2RfM
兄「···一人用のベッドで三人はキツイ」
上妹「川の字に並ぶのは無理みたいだし、兄貴の上に乗るしかない」
兄「兄を下敷きにするというのか」
下妹「じゃあお兄が上に乗る?」
兄「下で良いです」
上妹「だろうね」
兄「妹下敷きに寝るとか罪悪感が」
下妹「別に上に乗るって言うより、ちょっと抱き枕にするだけだから」ムギュ
兄「···下妹さん」
下妹「何」
兄「···失礼ですけど、ブラジャー、着けてます?」
下妹「着けてないよ?」
兄「ちょっ」
184
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/09/22(月) 21:37:03 ID:FKNS2RfM
下妹「今日はパジャマしか着てないよ。あ、お姉もね」
上妹「···///」
兄「そんな所までお揃いかぁ、あはは。じゃなくて」
下妹「?」
兄「パジャマだけって事は下も穿いてないの?」
下妹「うん」
兄「俺を寝させない気ですか」
下妹「うん」
兄「この子堂々と···!」
下妹「今夜は寝かさないよ···?何てね♪」
上妹「···お兄ちゃん」ギュ
兄「ふぁ!?」
上妹「ドキドキしてるの、分かる?」
兄「全然分かるよってこれ俺がドキドキしてるだけだったわ」
185
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/09/22(月) 23:15:12 ID:FKNS2RfM
上妹「ふふ···今日は、色々ありがと」
下妹「お疲れ、お兄。良く寝てね?」
兄「寝かす気無いって言ってたよね」
下妹「刹那で忘れました!」
兄「ははっ、こいつぅ〜♪」
下妹「えへへ」
兄「じゃなくない?」
上妹「良いから寝なよ、ね?」ギュー
下妹「お休みお兄♪」ギュムー
兄「···ん、お休み二人とも」ナデリ
上妹「ん···♪」
下妹「〜♪」
186
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/09/22(月) 23:33:33 ID:FKNS2RfM
兄(···二人とも俺に抱き付く様に寝ちゃってまぁ)
兄「···あれ?のんびりしてる様で結構忙しない1日じゃね?これタイトル変えた方が良いん」
終わり
187
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/09/22(月) 23:38:31 ID:yh9QS37s
>>186
投稿時間すごいから続けよう
(下妹ちゃんください!)
188
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/09/22(月) 23:46:46 ID:FKNS2RfM
>>187
ネタがほぼゼロなんですよ···。別のお話のネタは出てくるんですがね。
189
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/09/23(火) 00:04:29 ID:f9MExwCA
別の話書いてネタ出てきたらこっち書けばいいじゃない
190
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/09/23(火) 00:09:08 ID:l537Wx6.
乙乙
デレの破壊力が半端なかった。
もし続けられるのなら希望。
191
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/09/23(火) 01:50:46 ID:5jlvKG5E
(・ω・`)乙 これは乙じゃなくてポニーテールなんだからね!
192
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/09/23(火) 06:09:38 ID:RZQxfTIE
そう言えば書いてなかった。
可愛いと言ってくれた皆様、ありがとうございます。
193
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/09/23(火) 06:23:57 ID:RZQxfTIE
では残っているたった一つのネタをのんびり投下。
(しっぽり性活なネタも一応一つあるけどもどうしましょうかね)
194
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/09/23(火) 06:26:26 ID:4ktleu7g
出し惜しみするでない
はよ
195
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/09/23(火) 06:35:18 ID:RZQxfTIE
<風邪>
下妹「38.2℃···風邪だね、絶対」
上妹「うぅ···」ズズッ
下妹「学校に電話して、お休みにして貰うね」
上妹「あ···一緒に休む、とか言わないよね···?」
下妹「駄目?」
上妹「駄目···元気な子は、学校に···」
下妹「ゲホッゴホッ!···お姉、風邪引いた」
上妹「迫真の演技は、良いから···」
下妹「ぶー」
上妹「下妹ちゃんに移したくないから···お願い」
下妹「···お姉が言うなら···」
196
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/09/23(火) 07:26:41 ID:RZQxfTIE
下妹「お姉、ちゃんとご飯食べるんだよ?暖かくして寝るんだよ?」
上妹「分かってる、から···」
上妹(兄貴が風邪気味なんじゃなんて言ってたら、自分が掛かるなんて···)
下妹「それじゃ、行ってくるからね。しっかり休んでね」
上妹「ん···」コクン
197
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/09/23(火) 08:28:33 ID:RZQxfTIE
上妹「·········」
兄「·········何だい」
上妹「何で···」
兄「居るかって?休みだから」
上妹「今日、平日···」
兄「何か上妹みたいに風邪引く人が多いらしいんでね。学級閉鎖って奴?」
上妹「本当に···?」
兄「本当だって。それより無理して話さなくて良いぞ。首振るだけで良いから」
上妹「···」コクン
198
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/09/23(火) 08:37:37 ID:RZQxfTIE
兄「朝食べたか?」
上妹「···」フルフル
兄「じゃあ持ってくる。大人しく待ってるんだぞ〜」
上妹「···」コクン
兄「あ、これ飴。好きな時に舐めときなさいよ」
上妹「···ん」コクン
兄「······」ナデリ
上妹「!な、何、ゲホッゲホッ!」
兄「わ、悪かった。いや、落ち着くかと思ったもんで。すまん、飯持ってくるから」
199
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/09/23(火) 09:57:59 ID:MJEWypnM
しっぽりもよろしくお願いします!
200
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/09/23(火) 12:18:51 ID:LKuZnVwM
しっぽりおなしゃす!
201
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/09/23(火) 14:41:40 ID:s8ep8opE
やった!続いてた!
202
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/09/23(火) 17:05:09 ID:RZQxfTIE
兄「ほ〜ら朝からお粥だぞ〜」
上妹「···作ったの?」
兄「お粥くらい出来らぁね」
上妹「ありがと···」スッ
兄「おっと」
上妹「···?」
兄「熱いからな、ふぅ〜···ほれ、あ〜ん」
上妹「···!?···。······あん」
兄「ちゃんと味見したからな、不味くはないと思うけど···どうだ?」
上妹「···そこそこ」
兄「ま、殆ど料理した事無い身からすりゃ良い評価さね」
203
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/09/23(火) 17:36:02 ID:RZQxfTIE
兄「ほら、食べろ食べろ。その後薬飲ませるからな」
上妹「薬は、自分で、するから···ゲホッ」
兄「おいおい、水飲んだ後咳き込んで水噴き出すかもだぞ?」
上妹「でもさ···」
兄「で、噴き出した水がパジャマ透かしたりしたら最高じゃないかね」
上妹「殴られるのと、水噴き掛けられるのと、どっちが良い···?」
兄「弱ったお前のパンチなど温い温い。水は上妹の唾液が混ざっグエ、ちょ、枕投げないでお粥が」
上妹「人が弱ってる時に···サイテー···」
兄「もっと言って!」
上妹「うわぁ···」
204
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/09/23(火) 17:43:53 ID:RZQxfTIE
兄「ところでさ、お前の枕良い匂いする」
上妹「······」
兄(殺される···これ以上はただ口を開いただけでも殺される···)
上妹「···枕」
兄「はい」
上妹「···」ボフッ
上妹「···薬と水」
兄「はい」
上妹「···」スッ ゴクッ
上妹「···ん」
兄「コップ返却ありがとうございます」
上妹「···寝る」
205
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/09/23(火) 17:55:41 ID:RZQxfTIE
兄「おっと、寝るなら汗拭いてからな」
上妹「···!?」
兄「ほら、背中は拭いてやるからさ」
上妹「······。···ん」シュル
兄(···何か顔が熱で紅潮してるのもあるけど、脱ぐ姿がエロく見える)
兄「あ、ちょっとタオル冷たいぞ」
上妹「っ」ビクッ
兄「······」ゴシゴシ
兄「···ほら、前は···」
上妹「···ダルい···やって」
兄「···What?」
上妹「しんどいから···やってよ···背中側でも、出来るでしょ···ゴホッゴホッ」ズズッ
兄「···わ、分かったよ。身体冷やす訳にもあれだし」
206
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/09/23(火) 18:02:42 ID:Molu39EQ
これは…しっぽりくるか?
207
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/09/23(火) 18:04:26 ID:MJEWypnM
まだじゃね?
上妹のささやかな反撃に見える
208
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/09/23(火) 18:31:48 ID:RZQxfTIE
兄(最近上妹恥ずかしがらなくなってるな···え?俺がセクハラし過ぎたから?)
兄(···落ち着け。風呂の時みたいのタオル越しならまだオッケーだ。そうだ、胸じゃなく背中だと思えば)
上妹「···兄貴?」
兄「まぁまぁ焦るなよ···拭くぞ?」
上妹「···んふっ···くっ、ふ···」
兄(え、何で胸拭いたら笑ってるんですかね)
上妹「く···くすぐったい···」
兄「···そりゃ失礼」
兄(力加減間違えたねこれ)
209
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/09/23(火) 18:53:18 ID:RZQxfTIE
兄(結局何か悪かったのか、上妹はずっとくすぐったそうにしておりました)
上妹「ふぅ···ゲホッ」
兄「ゆっくり寝るんだぞ〜」
上妹「···部屋、戻るの?」
兄「そりゃ君、お粥多めに作っちゃったから喰わなきゃなんないし」
上妹「···ねぇ」
兄「ん?」
上妹「···」ギュウ
兄(え、何急に。手繋いできたけど。しかも恋人繋ぎ)
上妹「私が寝るまでで、良いから···握ってて···」
兄「···分かった」ギュ
兄(暫く握っていると、上妹は安心した様に眠った···良い寝顔だ)ナデナデ
210
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/09/23(火) 18:55:08 ID:8WQAO9oc
にやにや
ところでしっぽりは?
211
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/09/23(火) 18:56:34 ID:RZQxfTIE
翌日――
兄「···」
下妹「お兄大丈夫?」
上妹「39.7℃···これってさ···」
下妹「お姉の、完全に移ったね···」
兄「···風邪引いた」
<風邪> 終わり
212
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/09/23(火) 19:04:47 ID:RZQxfTIE
本当はこんな感じで短くするつもりだったのにまた長くしてしまった。
しっぽり?ネタはあるとは言ったが書けるとは言ってない。
と言うか書いたら何でこんなの書いたんだという自己嫌悪に陥りそうなので今は無理ですごめんなさい。
213
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/09/23(火) 19:07:50 ID:s8ep8opE
可愛い娘の風邪を貰えるとか最高です。
214
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/09/23(火) 19:09:10 ID:RZQxfTIE
お詫びに思い付いた短編投下
215
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/09/23(火) 19:20:18 ID:RZQxfTIE
<チョコレート>
兄「さぁ、今日は何の日だ?」
下妹「バレンタインデーだね!」
兄「そうだ、バレンタインだ。つい最近まで夏だった気がするが、もうそんな時期だ」
上妹「あっと言う間だよね···」
兄「全くですな」
上妹「···バレンタインだしさ···。これ」
兄「おお、チョコ。何時もわたくしめにありがとうございます」
上妹「お返し。三倍」
兄「甘いチョコと共に渡されたのは苦い現実···」
上妹「返さないならあげない」
兄「ちゃんと三倍で返してやるから」
上妹「ほら、下妹ちゃんにも、はい」
下妹「ありがとね、お姉!」
216
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/09/23(火) 19:27:01 ID:RZQxfTIE
下妹「じゃあ早速、お姉にお返し!はいど〜ぞ♪」
上妹「ありがと下妹ちゃん」
兄「···あれ?今回俺には無いの?」
下妹「ちゃんとあるよお兄♪」
兄「本当か?今手元に無いっぽいけど」
下妹「今回のチョコレートは趣向を凝らしてみました!」
兄「ほう、そうなのか。どんな感じなんだ?」
下妹「えっとね〜、まずわたしが服を脱ぎます」
上妹「ちょっと待とうか」
兄「何かバレンタインと関係ない言葉が聞こえた気がするなぁ」
217
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/09/23(火) 19:35:38 ID:RZQxfTIE
下妹「?」
上妹「首傾げる下妹ちゃん可愛いじゃなくて何で服脱ぐの?この寒い時期に」
兄「最近痴女になってきてないかい下妹さんや」
下妹「こんな事するのお兄とお姉の前だけだから」
兄「そうでなきゃ凄く困る」
上妹「で、バレンタインと服を脱ぐ事の関係は?」
下妹「服を脱いでね、裸になるでしょ?で、肌の上にチョコレートを垂らしてね」
兄「それを俺が舐めとると。つまり···」
218
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/09/23(火) 19:51:46 ID:RZQxfTIE
下妹『お兄、ハッピーバレンタイン♪いっぱいチョコレートあげるね!』
下妹『ほら、こうやって···』タラ
下妹『ねぇ、お兄···舐めて』
下妹『ふふ、くすぐったぁい···♪』
下妹『胸にもあるよ···どうするの?』
下妹『あ、ふぁ···んん···はぁ、お兄、チョコレートまだあるから、どんどん食べてね···?』
下妹『あ、そこに掛けるの···?んあ、あふ、んくぅ···!あ、あ、あ、駄目、お兄···!』
下妹『え···?お兄、どうしてそこに···わたしが舐めるの?』
下妹『もう···ホワイトデー、まだ早いよ···ふふ♪いただきます···』
219
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/09/23(火) 20:00:42 ID:RZQxfTIE
上妹「···何でまだチョコ食べてないのに鼻血垂らしてんの兄貴···?」
兄「気の所為じゃないか?俺が鼻血なんて···垂らしてるわ」
下妹「何考えてたのかな、お兄···?ふふ、エッチ」
兄「俺がエッチなのは認めるけど何か腑に落ちない」
下妹「あ、ちゃんと三倍で返してね?」
兄「どう返せと言うのだ。俺も身体にチョコ塗れと」
下妹「もう、言わせないでよお兄♪勿論、塗る場所は」
上妹「無〜し!身体に塗るの無〜し!」
下妹「ちぇ〜」
兄「良かった···ホワイトまみれデーにならなくて···」
下妹「じゃあ···普通の、あげる」
兄「あったのか···」
220
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/09/23(火) 20:25:11 ID:RZQxfTIE
兄(目の前で食うなと上妹に言われたという訳で、部屋に戻ってチョコ食べます)
兄「何時もはホイルで包んでたけど、今年のは二人ともわざわざ箱に入れてる徹底振りだからな···」
兄(よっぽど気合いが入ってるだけに恥ずかしいのかね···。さぁ、その中身は···!)
兄「···上妹のは、ハート型のちっさいチョコが箱いっぱい入ってる···」
兄(しかもメモまであるな···何々?)
兄「···『お返しは物以外で』?···食べ物とか駄目って事?つまり···これだけの愛を、三倍返し···?」
兄(···ホワイトデーは何言われても目一杯可愛がってやろう)
兄「下妹のは···やっぱり、でっかいハート型のチョコ一つか···」
兄(チョコに文字が···でかでかと、お兄愛してる♪と書かれてる···)
兄「···びっしり、隙間なく文字が書かれてるんですけど···重い、そして怖い」
兄「···でも···どっちも美味い···。こりゃ、お返しは相当じゃないとな···」
<チョコレート> 終わり
221
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/09/23(火) 22:08:09 ID:s8ep8opE
おつおつ
下妹もらっていきますね
222
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/09/23(火) 22:22:46 ID:BpD0o8oc
じゃあ私は上妹ちゃん貰って行きますね
223
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/09/23(火) 22:51:26 ID:f9MExwCA
それなら兄貰っていくよ
224
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/09/23(火) 23:18:41 ID:RZQxfTIE
>>221-223
父「兄妹が貰われた様だな···」
母「奴等は五天王の中でも主役···」
父母「先に貰われるとは五天王の面汚しよ···」
兄(何言ってんだこの夫婦···)
225
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/09/24(水) 00:18:14 ID:ZByBCTF2
五車聖かな?
226
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/09/24(水) 09:55:23 ID:egbm5jCw
五人居る四天王の謎
227
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/10/08(水) 17:26:19 ID:1.Ty2vwM
終わり?
228
:
◆vC.kHTi4RE
:2014/10/09(木) 21:13:47 ID:t7HTUlwA
>>227
こんな話が見たい、と言ってくれたら…。今の自分には思い付かない
229
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/10/10(金) 00:36:38 ID:qRy0tJ3U
温泉旅行に行こうぜ!(もちろん混浴)
230
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/10/10(金) 23:14:35 ID:TrwHYaXA
体育祭→借り物競走→借りるもの「妹」→どっちを選ぶ!?修羅場の大運動会はよ
231
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/10/10(金) 23:19:06 ID:uI4VUhco
結婚式場の下見とかもいいよね
232
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/10/10(金) 23:20:09 ID:u3B5YOnE
台風とか豪雨、雷に怯える上妹に兄が……とか
233
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/10/10(金) 23:25:49 ID:TsVJo3/o
>>230
これみたい
234
:
◆vC.kHTi4RE
:2014/10/11(土) 23:13:20 ID:fkFE10dc
こっちも頑張ってみます。という訳で全部採用しまする。まずは
>>232
のを。
235
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/10/11(土) 23:32:35 ID:lS29jwhU
続きキター!
236
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/10/11(土) 23:44:33 ID:QjJcF7Vw
支援
237
:
◆vC.kHTi4RE
:2014/10/11(土) 23:45:00 ID:fkFE10dc
<色々注意報>
兄「」ガタガタガタガタ
上妹「あのさ…」
兄「何だい?」ガタガタガタガタ
上妹「何でそんなさ…」
兄「お前には分かるまい…台風に体を吹き飛ばされる恐怖を…!」ガタガタガタガタ
上妹「えっ、大丈夫…じゃないか、これ――」
ピカッ
上妹「」ビクッ
兄「ははっ、雷が怖いのか」ガタガタガタガタガタガタガタガタ
上妹「べ、別に怖くなんて…大丈夫?」
兄「奴(台風)だ…来る、きっと来るぅぅぅぅ!」ガタガタガタガタ
上妹(…私はどうしてあげるのが正解なんだろ)
238
:
◆vC.kHTi4RE
:2014/10/12(日) 00:04:44 ID:16o3WQCs
兄「下妹は、友達ん家に泊まりだったな…大丈夫か…?」ガタガタガタガタ
上妹「兄貴よりは平気じゃないかな…」
兄「馬鹿野郎!今もしかしたら泣いてるかもしれないんだぞぉ!」ガタガタガタガタ
上妹「兄貴の今の姿見た方が泣くと思う」
兄「そして今俺の方が泣きたい」ガタガタガタガタ
上妹「兄貴…」
兄「だけど大丈夫だからな上妹…お前は俺が守る!」ガタガタガタガタ
上妹「説得力が無いんだけど」
ピカッ
上妹「っ」ビクッ
兄「ふふ、素直になれよ…怖いんだろ?」ガタガタガタガタ
上妹「…」コクッ
兄「なら、一つ解決方法がある…」ガタガタガタガタ
上妹「何…?」
239
:
◆vC.kHTi4RE
:2014/10/12(日) 00:14:08 ID:16o3WQCs
兄「それはな、自分が一番安心する行為をする、そして早く眠る事だぜ!」ガタガタガタガタ
上妹「二つ言ってるけど」
兄「間違えた、安心する行動をして寝る事だ」ガタガタガタガタ
上妹「…兄貴は?」
兄「俺?俺は人の温もりが欲しい。切実に」ガタガタガタガタ
上妹「…じゃあ――」
240
:
◆vC.kHTi4RE
:2014/10/12(日) 00:23:06 ID:16o3WQCs
上妹「」ギュウ
兄「あの〜…」
上妹「…何?」ムギュ
兄「強く抱き締め過ぎて痛い…鯖折りにされる」
上妹「我慢してよ」
兄「俺死んじゃ――」
ピカッ ゴロゴロ…
上妹「っ!」ギュギュウ
兄「ちょ、た、タンマ…」
上妹「」フルフル
兄「…震えてるけど」
上妹「兄貴が震えてんの」
兄「震えてな」
上妹「折る」
兄「ハイフルエテマス」ガタガタガタガタ
241
:
◆vC.kHTi4RE
:2014/10/12(日) 00:43:28 ID:16o3WQCs
兄(だが、妹が震えてて、自分が怖がってる場合じゃないよな)
兄「…上妹」ナデリ
上妹「な、何で急に頭…」
兄「安心するかと思ったもんで」
上妹「…続けてよ」
兄「ん」ナデナデ
上妹(……やっぱり、凄く安心する)キュ
兄「…」スンスン
上妹「急に髪嗅ぐなっ!」
兄「ぐぇぇ」ギリギリ
上妹「…このバカ兄貴」
兄「…何時もの調子、戻ったか?」
上妹「へ?」
242
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/10/12(日) 01:26:35 ID:nkT9FWvs
きたこれ
243
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/10/12(日) 02:14:15 ID:rYWzfLmE
待望してました
244
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/10/12(日) 05:46:27 ID:Gdq.W0k6
兄よおまえがビビるのか
245
:
◆vC.kHTi4RE
:2014/10/12(日) 20:11:03 ID:16o3WQCs
兄「いや、戻ったなら、安心してすぐ眠れるかと思ったもんで」
上妹「…無理」
兄「マジすかい」
上妹「だって…私寝たら、兄貴が、安心出来ないかもだし…さ」
兄「…上妹ぉ!」ガバァ
上妹「ちょっ、兄貴っ…///」
兄「そんな風に気遣える子になって兄貴嬉しい!」
上妹「…///」
兄「……」
上妹「…あ、兄貴…?」
兄「…Zzz」グガー
上妹「え、嘘、早っ」
上妹(……ありがと、兄貴)
246
:
◆vC.kHTi4RE
:2014/10/12(日) 20:27:50 ID:16o3WQCs
―翌日―
兄「何かすまんかった」
上妹「何が」
兄「いや、テンションおかしくなってたし…」
上妹「おかしくなってたんだ」
兄「え、何時も通りだったか?」
上妹「大体」
兄「そうか…じゃあいっか!」
上妹「そうそう。はいご飯」
兄「何時もすまないねぇ」
上妹「良いからそんなの。いっつも兄貴に助けられてるお礼みたいな物だから」
兄「…じゃあ、ありがたく受け取らせていただきます」
終わり
下妹「……出番……」
247
:
◆vC.kHTi4RE
:2014/10/12(日) 20:42:49 ID:16o3WQCs
<カオス体育祭>
兄「と言う訳で今日は俺の高校の体育祭な訳だが」
下妹「お兄!」
兄「おっ、来たのか」
下妹「お兄居る所、大体わたし在り、だよ!」
上妹「わざわざ部活休んで見に来てるんだから、感謝してよ。あ、後弁当あるから」
兄「妹様達にはつくづく頭が上がらぬ次第です」
下妹「頭下げないでよ、お兄。好きで来てるんだから、ね?」
兄「いやぁ、いい妹を持ったね俺は」
「ホント、そうだよ」
兄「…お、お前は!」
「ん?何?」
兄「実は居たけど全く出てなかった隣じゃないけど近所に住んでる幼馴染!(女)」
幼「人を新キャラみたいに言わないでくれない?」
248
:
◆vC.kHTi4RE
:2014/10/12(日) 21:27:09 ID:16o3WQCs
兄「んで。何か用かね」
幼「妹ちゃん達に会いに来たんだって。悪い?」
兄「うん悪い」
幼「横暴だ横暴!」
下妹「幼さんお久し振りですね」
幼「久し振り下妹ちゃん!元気そうで何より!」
下妹「はい!」
上妹「相変わらず、元気そうですね」
幼「元気そうじゃなくて元気だから!上妹ちゃんも元気?」
上妹「まぁまぁです」
幼「…兄、何で上妹ちゃんは素っ気ないんです?」
兄「取り敢えず、うちの妹から顔を遠ざけてもらおうかな」グイィ
幼「あああぁぁぁぁぁ〜〜〜〜〜!」ジタバタ
249
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/10/12(日) 21:43:04 ID:bHzmgyn.
新キャラktkr
250
:
◆vC.kHTi4RE
:2014/10/12(日) 21:49:01 ID:16o3WQCs
幼「うぅ…女子にアイアンクローするな兄のバーカ!」ダダッ
兄「逃げたか…」
下妹「お兄、流石に駄目だよ今のは」
上妹「下妹ちゃん、あの人懲りずにすぐ来ると思うから気にしなくて」
幼「どうも」
兄「帰ってくるのが早すぎる」
幼「ちょっと下妹ちゃんの胸揉むの忘れぐあぁぁぁ」メリメリ
上妹「兄貴、この人捨ててくる」
兄「頼んだぞ」
幼「わ、ワタシは!諦めない!諦めないぞぉぉぉぉぉ!」ズルズル
下妹「…あんな人だったかな」
兄「最初からあんな奴だった」
251
:
◆vC.kHTi4RE
:2014/10/12(日) 22:06:27 ID:16o3WQCs
下妹「元気な人だと思ってたんだけどなぁ…」
兄「元気だぞ。女子絡むと。三次元でも二次元でもな」
下妹「そうなんだ…知らなかった」
兄「あんま会ってないしなぁ下妹は」
下妹「悪い人じゃなさそうなのに」
兄「悪い奴じゃない。ただ、女子限定で変態なだけだ」
下妹「悪い人じゃないかなぁそれ…」
幼「負けない…負けないワタシは…!絶対揉むんだあのお山を…登り詰める…!」ググググ
上妹「良いからぁ…!体育祭そろそろ始まりますよぉ…!」ググググ
兄「……悪い奴じゃない。悪い奴じゃあ無いんだ。女子関係で暴走するだけで」
下妹「…うん。お兄の最初の友達だから、それは分かるよ。ちょっとは」
兄「分かってくれて助かるよ…」
252
:
◆vC.kHTi4RE
:2014/10/12(日) 23:40:30 ID:16o3WQCs
―体育祭開始―
父「ふむ、息子は何処かな?」
母「あなたの下に居るけど」
父「おっとこんな所に居たのか!」
父母「はっはっはっはっは」
上妹「しばいていい?」
父「止めてくれ家のローンが残ってる」
母「あなたの事は忘れないわ…」
父「まだ死んでへん!死んでへんで!」
上妹「何で関西弁?…ていうか、居たんだ」
父「酷くね?俺親よ?息子の見に来ちゃ駄目なの?」
下妹「何時も見に来ないよね」
母「今日は気が乗ったから」
上妹「そんな適当な…」
253
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/10/13(月) 00:01:44 ID:iDZ2iUFI
支援
254
:
◆vC.kHTi4RE
:2014/10/13(月) 17:30:11 ID:TbpoMFqk
父「まぁ今日は保護者競技もあるらしいからな」
母「二人で出る事にしたのよ」
上妹「止めて」
父「何故!?」
母「ホワイ!?」
上妹「お母さんとお父さんはこの体育祭中止させたいの?」
父「そこまでやる訳ないだろう」
母「精々パン食い競争のパン全部食べたり」
父「障害物全部ぶっ飛ばしたりな」
父母「はっはっはっはっは」
上妹「お願い帰って全速力で」
255
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/10/13(月) 18:29:23 ID:pl1dvn3M
障害物ぶっとばす←障害物の意味www
256
:
◆vC.kHTi4RE
:2014/10/13(月) 19:15:26 ID:TbpoMFqk
兄「…何か後ろ騒がしいな」
幼「兄のお義父さんとお義母さんじゃない?」
兄「…あぁ、そうみたいだって何か字がおかしいぞおい」
幼「何が?」
兄「いやだから今字が…」
幼「そりゃ将来下妹ちゃんに嫁ぎに行くんだし」
兄「当たり前みたいに言うの止めてくれる?近寄らせなくするぞ」
幼「慈悲を!慈悲をぉぉぉぉぉおおおお!」
兄「ちょっ、うるさっ」
幼「あのおっぱいは国宝だよワタシ的にはぐぅ!?」メリメリ
兄『人の妹を胸でしか判断しない奴に仲良くさせる訳無いだろ、な?』ゴゴゴゴゴゴ
幼「あ、ごめんなさいごめんなさい。アイアンクロー止めて痛いです」メリメリ
257
:
◆vC.kHTi4RE
:2014/10/13(月) 19:32:06 ID:TbpoMFqk
兄「はぁ…」
幼「あ、そうだ」
兄「何だ何考えた」
幼「いやさ、兄に嫁げば下妹ちゃんと義妹の関係にぃぃ痛い痛いぃぃ」メリメリ
兄「本当に半径1km近寄らせなくするぞ」ギリギリ
幼「お、お待ち下さい!明日まで、明日までお待ち下さい!」
兄「明日までで良いんだな、分かった」
幼「ちょっと待って今のネタだからネタ」
兄「ごめん耳遠くなった聞こえない」
幼「難聴系とか流行らないって」
兄「え、何だって?」
幼「下妹ちゃんにあんなごとぉぉおぉ」メリメリ
兄「あれ?手が勝手に」
幼「ノー!ノオオオオオオン!」メリメリ
258
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/10/13(月) 21:49:00 ID:iDZ2iUFI
幼「え? なんだって? じゃねーよ…」
259
:
◆vC.kHTi4RE
:2014/10/13(月) 22:19:17 ID:TbpoMFqk
下妹「…………」ジーーーーー
上妹(あっ…これ、完全に嫉妬してる…)
下妹「…ねぇ、お姉」
上妹「な、何?」
下妹「何でお兄の隣が幼馴染さんなんだろね」
上妹「え?…あとおの間に誰も居ないからだと思うけど」
下妹「そっかぁ…」
上妹「…下妹ちゃん?」
下妹「わたしじゃ無理だから、お姉ここに転校して?」
上妹「いや無理だから。そもそも学年合わないし」
下妹「…折角あとおの間にうを入れようとしたのに…」
上妹「無理矢理すぎるから下妹ちゃん」
260
:
◆vC.kHTi4RE
:2014/10/13(月) 22:30:14 ID:TbpoMFqk
下妹「…じゃあ、お姉とわたしとついでにお母さん以外と話さない様にするには」
上妹「下妹ちゃんそれ駄目。色々駄目」
下妹「既成事」
上妹「駄目だって。本当駄目だって」
下妹「お姉以外にお兄取ろうとする人嫌い……」
上妹「落ち着いて。お願いだから落ち着いて」
下妹「う〜〜〜〜〜〜〜〜……………」
上妹(あぁ、嫉妬心全快に…)
261
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/10/13(月) 22:35:04 ID:34H5xpG.
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