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お嬢様「......」ジーッ
278
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/05/29(木) 21:52:02 ID:MdTF0H6I
嬢「......」サッ
男「幼稚園児並の誤魔化しかただな...」
嬢「ただ持ってただけ」
男「嘘付け!どーせ寝顔でも撮ってたんだろっ」
嬢「む まだ撮って無かった」
男「ほら撮る気だったんじゃねーか」
嬢「はぅ」
男「恥ずかしいだろ」
279
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/06/01(日) 00:37:38 ID:86EA5SAw
嬢「男の寝顔は可愛い」
男「うるさい」
嬢「ケチ」
男「な、なんでだよ」
嬢「男はケチ」
男「また始まった......」
嬢「む」
男「そこまで言うなら嬢のほうこそ寝顔撮らせてくれるんだろうな?」
嬢「............」
男「いや冗談だよ」
280
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/06/02(月) 21:47:46 ID:8mGM7eMU
可愛いよおおお
281
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/06/04(水) 22:22:17 ID:LNuqusZs
嬢「すっぴんだから駄目」
男「殆ど化粧してないだろ」
嬢「む ちょっとしてる」
男「へぇ そうだったのか」
嬢「男は鈍感」
男「......かもな」
嬢「昨日のお風呂上がりからお化粧は落としてた」
男「あっ、でも確かにお肌に変化があったような無かったような...」
嬢「男はケチ」
男「ケチじゃねーし!てか今はケチ関係ねーし!」
282
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/06/04(水) 22:33:05 ID:LNuqusZs
男「ていうか そ、それにさ」
嬢「?」
男「まあ素でもそんな美人なのは、うん.....彼氏として誇らしいです」
嬢「そう」
男「おおおい 今すっげぇ恥ずかしい台詞言ったのにー」
嬢「ん」クイクイ
男「? あぁ...」
嬢「......」
男「......っふむ これがおはようのキスの味...」
嬢「私はさっきもした」
男「おい」
283
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/06/04(水) 22:36:51 ID:LNuqusZs
嬢「してもいいか聞いた」
男「寝てた俺にか」
嬢「ん OKだった」
男「...」
嬢「そろそろ朝ご飯のお時間」
男「おぉ」
嬢「先にリビングに行ってる」スタスタ
男「(上手く誤魔化された...)」
284
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/06/04(水) 22:48:21 ID:LNuqusZs
・
・
・
・
帰宅の時間
男「すいませんお世話になりまして」
爺「いえいえ いつでもいらしてください」
嬢「送っていく」
男「いいってば もう暗いんだし」
嬢「そう なら泊まればいい」
男「アホか」
嬢「私は構わない」
男「流石に俺が帰らないとマズいんだって 親がうるさいし」
嬢「......」
285
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/06/04(水) 23:00:18 ID:LNuqusZs
男「月曜日学校で会えるだろ?」
嬢「ん」
男「それにいつでも遊びに行くって」
嬢「本当?」
男「あぁ」
嬢「じゃあ来週も」
男「あ、あぁ...」
嬢「というか毎週」
男「ちょ、いや、まぁ...」
嬢「嬉しい」
男「(駄目だ可愛ぇぇ)」
286
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/06/05(木) 00:09:53 ID:rak84URk
・
・
・
・
ーーーある日 学校
女「男、おはよー」
男「ん おはよ」
女「てか今日放課後皆でカラオケ行くんだけど男も来なよ!」
男「へ?俺?」
女「2組の美女さんも来るってさ」
男「いや誰だよ」
女「で、来ないの?来るんでしょ?」
287
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/06/05(木) 00:14:08 ID:rak84URk
男「俺は行かないって」チラッ
嬢「......」ジーッ
女「えぇ!?」
男「んなビックリされても......」
女「彼女できるチャンスだよ!?」
男「...いや、つかもういる......わけなんだが」
女「はい?」
男「いやだから俺彼女いるから」
288
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/06/06(金) 06:20:45 ID:DiA70wGY
支援
これからの展開が楽しみ
嬢が嫉妬かヤキモチでも焼くのかな?
289
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/06/06(金) 06:26:39 ID:LGkDewN.
ある意味、ライバル登場って感じ?
290
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/06/06(金) 23:55:43 ID:gqmYbF.o
女「美女さんもカラオケ来るんだよ!?」
男「いや誰だよ」
女「2組の!」
男「知らねーし.....」
女「男子の比率の方が少ないからチャンスなのになぁ」
男「だから彼女持ちの俺には関係無いってば」
女「そんなつまらない嘘までたいて維持張ってさ.......」
男「信じて無いんかい」
291
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/06/07(土) 00:00:28 ID:xe78l7aw
女「えぇー?本当にいるのー?」
男「うむ」
女「うちの学校?」
男「あぁ ついでに言うと同じクラス」
女「........」
男「わかるのか?」
女「...わ、私だなんて そんな....///」
男「違ぇよ!」
嬢「男」ヒョイ
男「うぉ!ビックリした!」
女「?」
292
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/06/07(土) 00:04:01 ID:xe78l7aw
嬢「....」ジーッ
男「ん?あぁお昼な」
嬢「ん 一緒に食べる」
女「...?」
男「じゃ、また後でな女」
女「う、うん.... ポカーン」
女「........」
女「....やけに仲良いなああの2人」
女「まさか...男が嬢さんとお付き合いってのは........」
女「無いなぁ」
293
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/06/07(土) 00:47:14 ID:dMmP8TEs
さあ女ワンチャンあるで
294
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/06/07(土) 01:17:44 ID:uv/seZZI
ねえよ
295
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/06/07(土) 14:21:13 ID:xe78l7aw
ーーー昼 屋上
嬢「はい、あなたの分」
男「あ、ありがとう...」
嬢「? どうしたの?」
男「重箱ですか」
嬢「ん 兄が使っていたやつ」
男「お兄さんめっちゃ食べるのか」
嬢「?」
男「いやこれ2.5人前は入る箱だぞ」
嬢「男性はそれくらい食べるものかと」
男「いやいやいやこれはデカすぎ!」
296
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/06/07(土) 14:25:28 ID:xe78l7aw
嬢「知らなかった」
男「嬢の弁当箱は流石に小さいけど、それより少し大きいくらいのが普通だぞ」
嬢「ん ならあなた専用のお弁当箱を用意しておく」
男「いやそこまでしなくても」
嬢「駄目っ」
男「はい」
嬢「さあどうぞ」
男「じゃあいただきます」
297
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/06/07(土) 14:27:49 ID:xe78l7aw
男「(量は多いけど変に豪勢じゃない分気が楽だ)」
嬢「どう?」
男「うむ、美味しいに決まってるだろ」
嬢「そう」
男「モグモグ....っ、な、なんだよ」
嬢「何でもない」ジーッ
男「(やたらと弁当見てくるな...)」
嬢「........」ジーッ
298
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/06/07(土) 14:33:07 ID:xe78l7aw
男「....わかった」
嬢「何?」
男「これ、嬢が作ったおかずが入ってるとかいうオチだろ」
嬢「ッッ、」
男「図星か」
嬢「男はケチ」
男「はいはい で、どれ作ったんだ?」
嬢「秘密」
男「いや秘密にしてたら駄目だろ」
嬢「当ててみて?」
299
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/06/07(土) 14:38:55 ID:xe78l7aw
男「この鳥天プラ」
嬢「はぅッ」
男「フッフッフッ」モグモグ
嬢「...何でわかったの?」
男「中身が微妙に生なんだもん」モグモグ
嬢「あぅ」
男「何か...こう.....火が通ってない......」モグモグ
嬢「あなたな天プラの脅威を知らない」
男「何だよ脅威って...」
300
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/06/07(土) 14:42:23 ID:xe78l7aw
嬢「ものすごいはねる」
男「油がな 当たり前だろ」
嬢「私は知らなかった」
男「知れて良かったじゃないか」
嬢「けど生だったのは知らなかった」
男「普通味見しないもんかね」
嬢「...迂闊」
男「まああんまり料理しないんだからしょうがないか」
嬢「む」
301
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/06/07(土) 14:45:10 ID:xe78l7aw
男「そんな顔するなよ」
嬢「...」
男「見た目も綺麗だし、生だったってだけじゃんか」
嬢「ん」
男「次は期待してるよ」
嬢「任せて」
男「ていうかお手伝いさんに教えてもらえるんだろ?」
嬢「ん 私は覚えが早いからすぐ良くなる」
男「自分で言うなや」
302
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/06/07(土) 18:32:24 ID:jMAKQVvc
鳥生は危ないからね
こっから看病フラグか
303
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/06/07(土) 19:53:04 ID:xe78l7aw
嬢「ところで」
男「ん?」
嬢「さっき女さんと何話してたの?」
男「あぁなんか放課後皆でカラオケ行かない?って聞かれただけだよ」
嬢「そう......」
男「まあ勿論断ったけどさ」
嬢「ん」
男「嬢はそういうお誘い受けないのか?」
304
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/06/07(土) 20:48:16 ID:xe78l7aw
嬢「受けた」
男「!?」
嬢「2組に従姉妹がいる」
男「従姉妹かよ 初耳だし」
嬢「ん 言う必要は無いものかと」
男「向こうは俺のこと知ってるのか?」
嬢「ん 教えた」
男「で、2組の誰さん?」
嬢「美女」
男「ん?んんー、んんん、そうか」
305
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/06/07(土) 21:46:35 ID:f4/8Tw2U
ん?んん?んんん…?ん!
306
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/06/07(土) 21:51:48 ID:xe78l7aw
美女→従姉
男「なんかさっき女が言ってたような.....」
嬢「従姉も行くらしい」
男「へえ ま、俺らには関係の無い話だけどさ」
嬢「行かなくていいの?」
男「いいよ 俺カラオケとか好きじゃないし」
嬢「男は音痴」
男「音痴じゃねーッ...と思う、うん思いたい」
307
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/06/09(月) 08:21:51 ID:zB95rlac
ぼえ〜♪
308
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/06/09(月) 22:50:51 ID:BvzEVjq2
男「嬢はカラオケ行かないのか?家族とかでさ」
嬢「行かない」
男「そうか」
嬢「男は音痴でケチ」
男「あーはいはい」
嬢「む」
309
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/06/09(月) 22:51:26 ID:BvzEVjq2
男「嬢はカラオケ行かないのか?家族とかでさ」
嬢「行かない」
男「そうか」
嬢「男は音痴でケチ」
男「あーはいはい」
嬢「む」
310
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/06/11(水) 10:32:27 ID:bbwjt1ig
更新乙です
311
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/06/13(金) 13:08:30 ID:saD/Ka6c
じゅわ氏は音痴でケチ
312
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/06/13(金) 22:41:11 ID:5k2aXCm6
おまけにエッチにセクハラに変態にすけべも追加で
313
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/06/13(金) 22:46:52 ID:Xfhpgi9M
>>312
まさに紳士だな
314
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/06/20(金) 00:13:16 ID:gXYaIzmQ
保守
315
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/06/22(日) 01:45:58 ID:MlsHiY5g
うむ
316
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/06/22(日) 01:50:11 ID:.vOt.592
嬢「カラオケならお家にある」
男「あ、そういうことね」
嬢「それに私は歌が上手い」
男「ほう」
嬢「自慢じゃないけど」
男「自慢だろ」
嬢「む」
317
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/06/22(日) 01:58:29 ID:.vOt.592
男「てか恥ずかしがって歌わないだろ、嬢の場合」
嬢「うっ」
男「図星かい」
嬢「......あまり大勢の前で歌ったりとかは........」
男「それは俺も苦手だよ」
嬢「音痴だから?」
男「うん、もう俺が音痴な設定なんですね」
嬢「ん」
318
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/06/22(日) 02:02:22 ID:.vOt.592
男「さて、そろそろ教室戻るか」
嬢「ん」
美女「あら?」
嬢「ん」
男「? 知り合いか?」
嬢「さっき言っていた私の従姉」
美女「......そちらは嬢の恋人?」
男「えっ?っと、まあはじめまして」
美女「フフフ はじめまして」
319
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/06/22(日) 02:05:24 ID:.vOt.592
男「(なる程美人だな)」
美女「まさか本当に恋人ができたなんて....あの嬢が」
男「2人とも従姉とは言え、それなりに似てるね」
美女「私の母と嬢のお母様は双子なの」
嬢「ん」
男「おぉ、通りで」
嬢「性格は似てない」
男「?」
美女「フ、フフフ」
320
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/06/22(日) 02:08:06 ID:.vOt.592
嬢「私は大人しくおしとやか」
男「また自分で言うんかい」
嬢「けど中身は欲張り」
男「欲張り?....まあ確かにそんな気はしなくもないけど」
嬢「美女はがさつで負けず嫌いでうるさい」
男「えっ」
美女「ちょ」
嬢「カラオケではマイクを離さないタイプ と言うか離さない」
321
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/06/22(日) 02:13:30 ID:.vOt.592
美女「ストップ!シャラァァップ!」
男「っ!?」
嬢「む」
美女「あ、あんたそんな事周りに言いふらして無いでしょうね!?」
嬢「言ってない」
美女「だ、だいたいマイクを離さないってのはねぇ」
嬢「私より点数が低いから」
美女「違うわよっ あれは機械がおかしいの!」
嬢「む 素直に負けを認めない」
322
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/06/22(日) 02:19:20 ID:.vOt.592
美女「ふんっ!お料理なら私の方が上よ」
嬢「むっ」
美女「女はカラオケじゃなくて割烹なのよ!」
男「(なんだこの言い争い)」
嬢「私は今日お弁当を作った」
美女「!?」
嬢「愛妻弁当」
男「愛妻!?」
美女「クッ!こ、恋人と2人きりでお弁当だなんて....」
嬢「(失敗の唐揚げ以外は使用人さんが作ってくれたのは内緒)」
美女「全然羨ましくない....羨ましくないんだからっ!」
323
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/06/22(日) 02:23:49 ID:.vOt.592
男「........」ポカーン
美女「っと、....フフフフ 男さんでしたっけ?」
男「あ、う、うん」
美女「どうぞこれからも嬢を宜しくね?」
男「まあ...こちらこそ」
美女「それじゃ、2人ともご機嫌よう」
男「........」
嬢「むう」
男「猫被ってるのか?」
嬢「まあ」
324
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/06/22(日) 10:53:53 ID:GBX.fG6k
残念な美人きたwww
325
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/06/22(日) 19:00:08 ID:.vOt.592
ーーー放課後
美女「あなたは来ないの?」
嬢「ん 男と本を買いに行く」
美女「そう、お買い物なのね」
嬢「デート」
美女「フフフフ」
嬢「デート」
美女「いちいち強調しなくていいわよっ!もう!」
嬢「美女はカラオケ?」
美女「まっ、誘われたからには行かないとノリの悪い女だと思われるでしょう?」
嬢「そう」
美女「それにこういった場で交友を深めるだなんていかにも高校生らしいわ 素敵」
嬢「そう」
美女「全くよくわからないけど って顔してるわね」
326
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/06/22(日) 19:03:51 ID:.vOt.592
嬢「きっと美女はモテる」
美女「ま、当然でしょう」
嬢「悪い男に引っかからないか心配」
美女「グッ、そ、それはこっちのセリフのはずなのに....!」
嬢「私は間に合っている」
美女「はいはいそうだったわねー」アッカンベー
嬢「これからデート」
美女「何も聞こえませーん」
327
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/06/22(日) 19:15:03 ID:.vOt.592
美女「私だってきっといい彼氏ゲットするんだから」
嬢「ん せいぜい頑張る」フッ
美女「ムキー!何よその上から目線!」
嬢「当然の余裕」
美女「わ、私の方が胸大きいもん!」
嬢「大き過ぎずがベスト」
美女「むっ!」
嬢「私のほうがお尻は小さい」
美女「私くらいの方が色気があるんですぅー!」
328
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/06/22(日) 20:11:54 ID:PVJKCUcI
しりは大きな方がいい
329
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/06/22(日) 22:24:42 ID:GBX.fG6k
まったくだ
330
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/06/22(日) 23:45:07 ID:.vOt.592
美女「てか、その...男君だっけ?」
嬢「ん」
美女「知り合うまでは別として ど、どうやって恋人になったの?」
嬢「どうやって?その方法は一つ!陰我あるオブジェをゲートに、この世界にやってくるのさ!」
美女「なるほど....」
331
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/06/23(月) 00:04:31 ID:sOds.vD6
美女「てか、その....男君だっけ?」
嬢「ん」
美女「知り合うまでは別として ど、どうやって恋人になったの?」
嬢「かくかくしかじか」
美女「なるほど....」
332
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/06/23(月) 00:40:48 ID:sOds.vD6
美女「まあ........あなたほどのルックスなら恋人がいてもおかしくはないけど」
嬢「そう?」
美女「けどまさか先を越されるなんて....嬢に......」
嬢「恋は予想外」
美女「大人しくて内気なあなたに先を......」
嬢「私には男運があったと言う事」
美女「まるで私に無いみたいに言わないでっ」
333
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/06/23(月) 00:46:36 ID:sOds.vD6
嬢「心配」
美女「余計なお世話ですーっ」
嬢「ん」
美女「それで....」
嬢「?」
美女「あ、あなた達はどこまで行ったの?」
嬢「どこ?」
美女「....こ、恋人ならその....す、することあるでしょ?」
嬢「むぅ そっち」
334
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/06/23(月) 00:55:39 ID:sOds.vD6
美女「まあどうせ貴女のことだから、手を繋いだくらいー」
嬢「この間、男が泊まりに来た時に」
美女「ゴフッッ」
嬢「ちょっ」
美女「今なんかとんでもない聞き間違いをしてしまって....」
嬢「聞き間違い?」
美女「い、いやあなたの恋人が家に泊まりに来たと言う風に聞こえてしまったから」
嬢「? そう言ったけど...?」
335
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/06/23(月) 01:22:51 ID:sOds.vD6
美女「泊まったの!?」
嬢「ん 一緒に寝た」
美女「ギャフッ」
嬢「腕枕した」
美女「腕枕って....他にもしたんでしょ?」
嬢「......添い寝とか?」
美女「ほ、他には!?」
嬢「あ、あと....」
美女「あと?」
嬢「お勉強をした」
美女「............そう(やっぱりそこは嬢ね)」ホッ
336
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/06/23(月) 01:25:28 ID:sOds.vD6
嬢「あとキス」
美女「ッーー」
嬢「ちょっ 平気?」
美女「ついでにみたいに言うから....」
嬢「キス.....」
美女「ちょっ、何にやけそうになってんのよ」
嬢「む したこのないの?」
美女「な....ないわよ あるわけ無いでしょっ」
嬢「そう」フッ
美女「クッ!その余裕がいちいちムカツクわね!」
337
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/06/23(月) 01:28:44 ID:sOds.vD6
嬢「キスをすると......気持ちがフワフワする」
美女「あぁぁぁもう何も聞こえませーんー!」
嬢「フッ」
男「嬢」
嬢「む 遅い」
男「すまん ゆっくりしていたら遅れた」
嬢「男はケチ」
美女「あぐっ....あら、ご機嫌よう」ニコッ
男「あ、ども....」
338
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/06/23(月) 01:36:59 ID:sOds.vD6
嬢「じゃあ私達は帰る」
男「いいのか?」
嬢「ん 美女は美女でこのあと合コンがある」
美女「ゴッ、合コンだなんて...皆さんとカラオケに親睦を深めに行くだけですよ?フフフフ」
男「女が言っていたやつか」
嬢「ん 美女は歌が上手い」
男「へえ」
美女「そ、そんな上手くは....」
嬢「私より少し下くらい」
美女「フフフフ それはあなたの得意な歌オンリーの話かしら?」
嬢「この前も96対95だった」
美女「95.9よ!あの時は調子がイマイチだっただけでねぇ」
339
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/06/23(月) 01:39:12 ID:sOds.vD6
男「お、おぅ....」
美女「っと....フフフフ」ニコニコ
男「仲ええな」
美女「どうでしょう?」ニコニコ
嬢「男、そろそろ行く」
男「そだな じゃあ俺たちはこれで」
嬢「また今度」
美女「えぇ ご機嫌よう」
340
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/06/23(月) 01:42:52 ID:sOds.vD6
・
・
・
美女「あれが恋人....そして放課後にお買い物....お泊まり......」
美女「あの子に先を行かれるなんて............」
女「あっ、美女さん」
美女「女さん」
女「これからカラオケ行くんだよねっ」
美女「えぇ」
女「一緒に行こっ?」
美女「もちろんです」
341
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/06/23(月) 01:54:22 ID:sOds.vD6
ーーーカラオケルーム 大部屋
美女「........(つまらん)」
周り「ワイワイキャッキャッ」
周り「ねねね!美女さんって彼氏とかいないの!?」
美女「そ、そんないないですよっ」
周り「おおぉおぉぉぉ!」
美女「お付き合いとかはまだ....」
周り「美人なのに...」
女「恋人の有無に美人関係なぁぁい」
美女「(その通り)」ウンウン
342
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/06/23(月) 01:57:10 ID:sOds.vD6
女「美女さんは好きな人いないの?」
美女「いたことないですね」
女「告られた事は?」
美女「な、無いです」
周り「えぇぇぇ!?」
女「あぁぁ、美女さん女子中だったんだっけ?」
美女「えぇ」
女「これからどんどん告白されまくるでしょうなあ」
美女「そ、そんなことには...ならないかと」
343
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/06/23(月) 19:12:10 ID:cbG7c8Xk
>>330
のレスは何だったんだ……
344
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/06/23(月) 22:49:55 ID:sOds.vD6
・
・
・
・
その後 美女さん宅
美女「....ふぅ なんかどっと疲れたわね」
美女「まあこの程度の人付き合いをこなせないようでは....ね」
美女「とりあえず皆に勧められたら通りにこのラインとかいうアプリを....」
345
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/06/23(月) 22:54:40 ID:sOds.vD6
数十分後
美女「な、なんか知らない人からも通知がたくさん....」
美女「一気に返信できないっつーの!」
美女「クッ!でもこの程度の人付き合いをこなせない私じゃないわよ!」ポチポチポチ
美女「.......そういえば」
嬢「「何?」」
美女「「まだデート中だったかしら?」」
嬢「「さっきバイバイした」」
美女「「そう、ねぇ貴女 ラインっていうのやってる?」」
346
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/06/23(月) 22:57:45 ID:sOds.vD6
嬢「「らいん?SNSの?」」
美女「「そうそう」」
嬢「「やってない メールとお電話だけ」」
美女「「そっ 男君も?」」
嬢「「ん 私も男も携帯はあまり使わない」」
美女「「そう....いいカップルですこと」」
347
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/06/23(月) 23:08:09 ID:sOds.vD6
嬢「「やってるの?」」
美女「「んんー、なーんか私もこういうのは性に合わないみたい」」
嬢「「なら無理してやる必要は無い」」
美女「「その通りかもね 悪いわね、こんな事で呼び出して」」
嬢「「ん また明日」」
美女「「ええ」」
348
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/06/23(月) 23:09:08 ID:sOds.vD6
正直LINEとかやってねえからヨクワカンネ
349
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/06/23(月) 23:14:01 ID:/xHX8N62
>>343
説明が難しいからGAROで検索
GAROネタをぶっこんでくるとは...
350
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/06/24(火) 00:14:24 ID:aE2ARR/6
・
・
・
翌朝 学校
男「よう 朝練か?」
男友「おぅ 土曜日の朝は早起きに限る」
男「お前は昨日のカラオケの大集会に......って柄じゃないよな」
男友「あー なんか誘われたけど」
男「結構な人数が参加したみたいだからさ」
男友「ふーん」
351
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/06/24(火) 00:18:26 ID:aE2ARR/6
男友「で、お前は彼女と一緒じゃないのか?」
男「あぁなんか今日は従姉妹と一緒に登校してるんだよ」
男友「従姉妹?」
男「ああ 二組に美女さんっているだろ?」
男友「....いやそれは知らんが」
男「お前とは同じクラスだろ!めっちゃ美人の!」
男友「そ、そうなのか....今度よく見てみるよ」
352
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/06/24(火) 00:26:14 ID:aE2ARR/6
ーーー
美女「てなワケよ」
嬢「ん 猫を被るから疲れる」
美女「失礼ね 社交的な態度で周りと接しているだけよ?」
嬢「それを猫を被るという」
美女「いいのよ私は 猫は猫でも西表山猫のように貴重に扱われるべきだわ」
嬢「....」
美女「何よその目は」
嬢「普段の美女のほうが好き」
美女「うっ」
嬢「遠慮しないほうが貴女らしい」
353
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/06/24(火) 15:47:00 ID:aE2ARR/6
美女「クッ!そんな可愛い顔で素直な事言われたら照れるじゃない!」
嬢「言うほど素直じゃない」
美女「可愛いは否定しないところは素直ね」
嬢「む」
男「嬢」
嬢「ん おはよう」
男「おはようさん」
美女「あら、男君 おはようございます」フフフ
354
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/06/24(火) 15:50:29 ID:aE2ARR/6
男「あ、はい、おはようございます」
美女「そちらはご友人様ですか?」
男友「この人が美女さん?」
男「あぁ 一応お前と一緒のクラスなんだぞ」
男友「....だそうですが知ってました?」
美女「え、えぇもちろん...フフフ」
男友「(この人嘘つくの下手だな)」
355
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/06/24(火) 15:53:18 ID:aE2ARR/6
男友「まあ何かあったら宜しくお願いしますね」
美女「はいこちらこそ フフフフ」
・
・
・
・
昼休み
嬢「男」
男「ん?どうした?」
嬢「男はラインをする?」
男「ライン?アプリのか?」
嬢「ん」
男「いや、してないけど....やりたいのか?」
356
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/06/29(日) 23:37:18 ID:q2o3YdFI
嬢「聞いただけ」
男「周りは殆どやってるみたいだけどな」
嬢「ん」
男「俺も一時期やってたんだよ 嬢とメールする前に」
嬢「ん」
男「けどなーんか合わないと言うか...すぐ返信しなきゃみたいな風潮についていけなくてさ」
嬢「あなたはマイペース」
男「嬢には負けるけどな」
嬢「む」
男「クラスメートとはメールとかしてないのか?」
嬢「してない」
357
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/06/29(日) 23:40:25 ID:q2o3YdFI
男「(まぁ、そりゃそーか)」
嬢「必要無い」
男「でも聞かれたらちゃんとメアドくらいは教えてやるんだぞ?」
嬢「相手が殿方でも?」
男「そっ......れは、まあ.......うん」
嬢「どうなの?」
男「か、彼氏がいるってことをまず伝えるんだぞ?わかったな?」
嬢「焦る男も可愛い」
男「焦ってねーしー!」
358
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/06/29(日) 23:41:00 ID:q2o3YdFI
うんこまん
359
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/06/30(月) 00:04:27 ID:naRDRF9A
ぶりっちょ
360
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/06/30(月) 01:39:25 ID:6F8ml7Gw
EX!
361
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/07/04(金) 04:17:44 ID:b292/7XI
続き待機
362
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/07/08(火) 01:00:04 ID:zPeH7vgc
更新できなくてすまんな
363
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/07/08(火) 22:51:36 ID:iUfjyb9w
謝っとる暇があったらさっさと書けい!
364
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/07/09(水) 21:54:17 ID:1euAO5V2
・
・
・
ある日
嬢「ねぇ」トントン
男「ん?どうした?」
嬢「これ」ピラッ
男「んん....?それ、チケットか?」
嬢「ん」
男「おぉ いつ行く?」
嬢「!」
男「ど、どうした?」
嬢「てっきり断られるかと思った」
男「いや普通断らないだろ」
365
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/07/09(水) 22:05:45 ID:1euAO5V2
嬢「あなたはこういう場所に行きたがらないと思った」
男「まあ.....でも流石に恋人がチケットまで持ってきたら“行くか!”ってなるだろ」
嬢「そう?」
男「そうだよ そっちこそ遊園地だなんて興味無さそうに見えるが」
嬢「もらった」
男「でしょーね」
嬢「いつ行くの?」
男「いつがいいか....」
366
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/07/09(水) 22:12:26 ID:1euAO5V2
嬢「明後日」
男「早っ!金曜日だぞ?」
嬢「ん 学校が終わってから」
男「いや確かに今週は午前授業だけど....着替えや移動時間考えたら着くので夕方になるかもしれんし.......」
嬢「? 泊まるから平気」
男「あ、あぁなるほどね」
嬢「ん」
男「いやちょっと待て」
嬢「?」
男「泊まるんですか?」
嬢「ん」
367
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/07/09(水) 22:18:00 ID:1euAO5V2
男「いや、そ....そっか........」
嬢「隣接しているホテルに一泊する」
男「いやでも今から部屋を取れるもんなのか?」
嬢「平気」
男「キッパリ言ったな」
嬢「父にお願いしてある」
男「親父さん公認かよ」
嬢「ん」
男「そういや俺まだ嬢の親父さんに会ったことないな」
嬢「あまり家に居ない」
男「忙しいからな」
368
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/07/10(木) 05:14:50 ID:iyfHqlpk
更新おつ!
369
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/07/18(金) 18:29:22 ID:WTEKJ3rM
たまらんのォ!
370
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/07/18(金) 21:19:52 ID:LrZa5dgg
嬢「恋人がいると話した時は鼻血を出していた」
男「えっ」
嬢「多分怒って....いた?」
男「えっ?えっ? それって大丈夫だよな?」
嬢「けど付き合うまでの経緯や爺の説得聞いたら納得した」
男「ほほほ本当に納得したんか?俺会ってすらないのに....」
嬢「大丈夫 ワインのボトルを手刀で両断していたけど」
男「はい俺死にましたー」
371
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/07/18(金) 21:26:18 ID:LrZa5dgg
嬢「そんな話はどうでもいい」
男「どうでもよくねー....」
嬢「平気」
男「そうなのか?」
嬢「あなたが私を好きでいてくれたら」
男「....い、いや、好きですよそりゃ」
嬢「誰にも邪魔はさせない」
男「そ....うだな(頼もしいような怖いような....)」
嬢「私はきっとメ、メレンゲ?と言うやつ」
男「メンヘラと言いたいのか?」
372
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/07/18(金) 21:31:38 ID:LrZa5dgg
嬢「そうそれ」
男「メンヘラでも無いだろ 俺は今の嬢は好きだぞ」
嬢「む」
男「波長が合うっていうかさ」
嬢「男はずるい」
男「えっ?」
嬢「........」クイクイッ
男「な、なんだよ」
嬢「........」クイッ
373
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/07/18(金) 21:37:37 ID:LrZa5dgg
男「(や、やけに積極的だな....)」チュ
嬢「....ん」
男「これで満足か?」
嬢「まあ」
男「まあって....」
嬢「ねえ」
男「ん?」
嬢「貴方はそんなに私の事が好き?」
男「お、おう.... てかどうした今日」
374
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/07/19(土) 00:33:30 ID:TW76bps.
たまらんなァ!
375
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/07/20(日) 00:45:41 ID:cE0FEPzM
嬢「きっと私はハイテンション........という気分」
男「明後日が楽しみなのか?」
嬢「ん」
男「遠足の前日に寝れなくなるタイプだな」
嬢「遠足....おやつは300種類まで」
男「種類!?すげえな!」
嬢「豚レバーは......おやつ」
男「おにく だ」
376
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/07/20(日) 00:49:25 ID:cE0FEPzM
嬢「けど中学の修学旅行には行けなかった」
男「そうなのか?」
嬢「ん 父の会社の件もあったし」
男「そうか....どこ行く予定だったんだ?」
嬢「沖縄」
男「おぉ 中学で沖縄か」
嬢「ん 高等部はヨーロッパ」
男「おおぉ.... けどこの高校は確か修学旅行は国内だろ 公立だし」
嬢「海外には興味が無い」
男「俺もないや」
377
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/07/20(日) 00:52:47 ID:cE0FEPzM
嬢「そう」
男「沖縄かー まあ一度は行ってみたいよな」
嬢「ん」
男「俺らの代は何処になるんだろ」
嬢「そんなことより」
男「?」
嬢「明後日の金曜日」
男「わかってるって」
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