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お嬢様「......」ジーッ
153
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/04/21(月) 02:12:44 ID:/gSYSYxs
・
・
・
1ヶ月後
男友「え?お前柔道辞めたの?」
男「あぁ 俺には向いてない」
男友「細いもんな...そりゃ勝てませんわ」
男「たまには勝つし!」
男友「水泳も辞めたんだろ?」
男「うむ てか塾に行かなきゃだからさ」
男友「だよなあー 俺らも夏の大会終わったら引退だわ」
男「推薦とか貰えないのか?」
男友「そんな話あるわけねーだろ...」
154
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/04/21(月) 02:17:43 ID:/gSYSYxs
ーーー公園
男「っ、あれは...」
嬢「...」キーコ
男「よっ!」
嬢「...ッ」
男「久しぶりだな」
嬢「ん 久しぶり」
男「って、その手に持ってるのはスマホか?」
嬢「そう スマホ」
男「なんだよ 買ったのか」
嬢「ん...だけど...」
男「あー、使い方がわからんのか」
嬢「画面が真っ暗なまま」
155
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/04/21(月) 02:20:09 ID:/gSYSYxs
男「へ?」
嬢「いくら時間を置いても画面が真っ暗」
男「そりゃ電源入れないと...」
嬢「???」
男「(どんだけ疎いんだ)」
・
・
・
・
男「で、これで俺のメアドが登録されたわけだな」
嬢「おぉ」
男「ちょっとメールしてみるか?」
嬢「ん」
156
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/04/21(月) 02:23:11 ID:/gSYSYxs
男「そそ、 でこうやって送信を押せば...」
嬢「あなたの携帯に届く」
男「そう」ブブブ
嬢「! スマホが蠢いて...」
男「いやこれはマナーモードって言ってな」
嬢「??」
男「と、とりあえず一から色々説明したやるよ...」
157
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/04/21(月) 02:25:57 ID:/gSYSYxs
・
・
・
夕方
男「そろそろ暗くなってきたな」
嬢「ん」
男「あー」
嬢「?」
男「明日から塾に通わなきゃなんだ...」
嬢「塾?」
男「俺らは受験だからさ お勉強しなきゃなんですよ」
嬢「......そう」
男「嬢はそのまま高校は」
嬢「私も受験する」
男「?」
158
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/04/21(月) 02:30:01 ID:/gSYSYxs
嬢「決めた」
男「決めたって...付属の高校行かないのか?」
嬢「ん 今決めた」
男「今かよ!」
嬢「ん」
男「そもそも親御さんが許してくれるかどうかもわからんのに...」
嬢「平気」
男「平気なのか?」
嬢「お勉強する」
男「そ、そうか...」
嬢「......」ジーッ
男「な、何...?(顔が近いっ!)」
嬢「どこ?」
159
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/04/21(月) 02:33:51 ID:/gSYSYxs
男「何が?」
嬢「あなたの通っている塾」
男「えっ…?そんなの聞いて......」
嬢「私も通う」
男「いやいやさっきから色々決断早すぎだろっ!」
嬢「むぅ」
男「ま、まずは高校受験の話を親にしてからさ...」
嬢「......ん」
男「...」
嬢「...」
男「......YDKって塾だよ」
嬢「ッ... ん わかった」
160
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/04/21(月) 02:43:27 ID:/gSYSYxs
男「嬢の家の最寄り駅にも塾や予備校なんてたくさんあるとは思うけどな」
嬢「あなたがいたほうがいい」
男「ほぇっ!?」ドキッ
嬢「知り合いがいるのは心強いから」
男「あ、あぁそういう事ね...」
嬢「とりあえず、今日は帰る」
男「おう」
161
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/04/21(月) 02:47:01 ID:/gSYSYxs
ーーーその夜
男母「男ー、明日から塾でしょ?」
男「あぁ」
男母「彼女作るのもいいけど勉強しなさいよ?」
男「わかっーて何だよ彼女って」
男母「まーたとぼけちゃってー!オホホホ」
男「な、何だよ急に!」
男母「見たわよ?公園で仲良く...オホホホ」
162
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/04/21(月) 02:50:44 ID:/gSYSYxs
男「あ、あれはまだ彼女じゃ...!」
男母「まだ?」
男「いや、そういうワケじゃ」
男姉「あんなお人形さんみたいに可愛い子逃がしたら駄目よー?」
男「グッ!馬鹿姉まで...」
163
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/04/21(月) 03:03:39 ID:/gSYSYxs
夜
『あなたがいたほうがいい』
男「......」ドキドキ
男「あ、あんな顔であんな台詞言われたらそりゃ惚れるわ...!クソッ!」
男「...寝よ」
翌週
塾友「なあなあ、Aクラスにめっちゃ美人な子入ってきたらしいよ!」
男「Maji?」
塾友「マジマジ!俺もさっきチラッと見たけどすげえ可愛かった!」
男「可愛いのか美人なのかどっちだよ...」
164
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/04/21(月) 03:58:14 ID:/gSYSYxs
塾友「△△女子の子だってよ」
男「ん?」ピクッ
塾友「いいなあーAクラス」
男「(まさか...)」
塾友「ま、俺らCクラスじゃあ相手にされねーか」
男「...確かにな」
ーーーAクラス
塾生「へぇー 嬢さんって言うんだ」
嬢「ん」コクン
塾生「よろしくー」
塾女「よろしくー」
池面「よろしくー」
嬢「よろしく」ペコリ
塾生「よろしく」
熟女「よろしく」
武士「よらしく」
忍者「よそしく」
165
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/04/21(月) 04:19:20 ID:/gSYSYxs
ーーーAクラス前
嬢「む」
男「おっ やっぱり...」
嬢「ひょっとして」
男「?」
嬢「あなたはあまり成績がよくない?」
男「グッ・・・そ、そうだとも・・・」
嬢「何クラス?」
男「Cです...」
嬢「ん やっぱり良くない」
男「悪かったな」
嬢「もっともっと勉強するべき」
男「わ、わかってるわそんなこと!」
166
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/04/21(月) 04:23:56 ID:/gSYSYxs
池面「嬢さん、こんなところにいたんだ」
嬢「?」
池面「もう授業始まるよ?早く教室戻らなきゃ」
嬢「そう わかった」
男「またな」
嬢「ん」
池面「塾でナンパとか...ハァ......」
嬢「難破?」
男「いやナンパ違うって」
池面「ここは勉強しに来るところだよ?」
嬢「その通り」
男「いやだから...」
167
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/04/21(月) 04:44:10 ID:/gSYSYxs
池面「ほら、行こう嬢さん」
嬢「ん」
男「あ、ちょッー...・・・」
男「......クソッ!なんか悔しい!」
塾友「ナンパ失敗?」
男「知り合いだっての!てか見てたんかい!」
塾友「ま、Aクラスの池面とは違って俺らは凡クラスの凡人だからな...」
男「グッ・・・ガッデム!」
塾友「お?やる気でもスイッチ入ったか?」
男「・・・決めた」
168
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/04/21(月) 04:46:47 ID:/gSYSYxs
塾友「?」
男「俺は夏・・・いや、秋までに必ずAクラスに上がる」
塾友「おおーやる気スイッチ入ったな!」
男「・・・や、やっぱり冬期講習までに上がる」
塾友「そうそう計画的にね」
169
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/04/21(月) 07:52:11 ID:kO5bQDsg
熟女ww
170
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/04/21(月) 08:12:12 ID:/gSYSYxs
・
・
・
・
期末テスト返却
男「んんん!」
男友「ど、どうしたんだ...って96点!?」
男「(ぶっちゃけ100点取れる自信あったが...)」
男友「おいおい進研ゼミでも始めたのか?」
男「めっちゃ勉強したからな」
男友「その割には数学の返却の時は静かだったじゃねーか」
男「...まあ、96点とは逆さまの点数でしてね」
男友「69点かあ 苦手科目にしてみれば及第点だろ」
男「いや... まあ...」
171
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/04/21(月) 08:18:27 ID:/gSYSYxs
ーーー塾内
講師「おう!これなら一学期の成績はAクラスの連中に引けをとらんな!」
男「はい!」
講師「理数系の苦手がまんま点数に出ているな...」
男「はひ......」
講師「ウチは科目ごとにレベル分けしてないからな...だけど夏期講習からはBクラスで受けろ」
男「は、はい」
講師「ここで理数がこなせれば、お前化けるぞ」
男「頑張ります」
172
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/04/21(月) 08:24:42 ID:/gSYSYxs
ーーー自習室
男「(っても英語も微妙なんだよなあ)」
男「ハァ...」
男「(やるしかないか...!)」
講師『本当に悩むのは勉強しても結果が出ない時だ。お前はまだまだその域にはいないから死ぬ気でやれ!』
男「ウシ!」
塾友「牛?」
173
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/04/21(月) 17:19:38 ID:7VpNaL/M
なんかいろいろ居たぞwww
174
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/04/21(月) 19:54:54 ID:/gSYSYxs
ロブ・ゾンビ監督のハロウィンはブギーマン映画で一番だったわ
175
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/04/21(月) 21:10:27 ID:zu2k5j1k
まだ壊れないの?(期待
176
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/04/22(火) 17:32:49 ID:DiAlRiew
やればできるこだもんね
177
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/04/23(水) 00:35:34 ID:Li37cDGc
ーーー夏期講習中 塾内
男「ハァ......」
塾友「どうした?」
男「いや、次の模擬が憂鬱だなあって」
塾友「お前...真面目なんだな」
男「うっせえな」
塾友「じゃ、俺らCクラスは午前までなんでー」
男「おいおい帰るのかよ」
塾友「今晩の夏祭りの手伝いがあるんだよ」
男「ナルホド」
塾友「お前もたまにはリフレッシュしろよー じゃな」ノシ
男「おう」
178
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/04/23(水) 00:37:51 ID:HbBj80ZI
ミテイルゾー
179
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/04/23(水) 00:46:54 ID:Li37cDGc
男「夏祭りかあ」
男「とりあえず自習室で勉強するか......ん?」
池面「嬢さんさ、その、今日午後暇?」
嬢「......何故?」
池面「いやー暇かなーって」
嬢「暇」
池面「マジで!?」
嬢「...?」
池面「じゃ、じゃあ今晩一緒に夏祭りに」
男「(おぉ?池面の奴が誘ってるのか....)」
男「(まあいいや...気付いてないフリして自習室入ろ)」
180
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/04/23(水) 00:50:20 ID:c5Ud8w.6
じゅんじゅわさんだ!
181
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/04/25(金) 23:01:32 ID:CRhxNH6A
嬢「む」スタスタ
男「っ(目が合った...)」
嬢「ねえ」
池面「行かなッ・・・へ?ちょ、嬢さんどこ行くの!?」
男「な、なんだよ......」
嬢「彼、しつこい」
男「バカ聞こえるだろっ」
池面「嬢さんまだ話は終わってないよー って.....君もしつこいね、男・・・だっけ?」
嬢「どうにかして」
男「どうにかって」
182
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/04/25(金) 23:15:01 ID:CRhxNH6A
嬢「......」ジーッ
男「(わかったよ!顔近いんだよっ!!)」
池面「おい離れろよっ」
男「あーその、えっと、嬢...」
嬢「なに?」
男「......今晩は俺と予定があったよな?」
嬢「?」
池面「また何を言ってッー」
嬢「初耳」
男「(オイイイイイ!!?)」
183
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/04/25(金) 23:34:13 ID:CRhxNH6A
池面「嬢さん もう行こう」
男「(話合わせろやテメェ...!)」
嬢「覚えがない」
男「いや、もう何でもない......」
嬢「予定って何?」
男「いやだから」
嬢「なに?」ジーッ
男「夏まつ......勉強だよ 夜まで一緒に勉強するって話だったろ?」
嬢「...?」
男「つかもう勉強するぞ な?」
嬢「ん」コクリ
池面「えっ? えっ!?」
184
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/04/25(金) 23:45:20 ID:CRhxNH6A
男「えっと じゃあそういうワケだから」
池面「・・・」ポカーン
嬢「じゃあ」
池面「あ、う、うん...」
嬢「どこ行くの?」
男「どこって自習室だよ」
嬢「私もお勉強する」
男「おう」
池面「そんな・・・この僕を差し置いて・・・」
女子「池面君!」
池面「馬鹿な・・・」
女子「池面君!今夜夏祭り行かない!?」
池面「いいともさっ」キラッ
女子「ヤッター!」
185
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/04/25(金) 23:46:55 ID:CRhxNH6A
ーーー自習室
嬢「助かった」
男「話を合わせろよ」
嬢「急だから」
男「そこはアドリブだろー」
嬢「でも助かった」
男「感謝しろよ?」
嬢「ん」
186
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/04/25(金) 23:55:32 ID:CRhxNH6A
ーーーー
男「ふぃー もう19時か...」
嬢「ん」
男「外はまだ明るいな」
嬢「帰るの?」
男「そうだなー 集中力も途切れたし」
嬢「ねえ」
男「?」
嬢「夏祭りって何?」
男「夏祭りは夏祭りだろ」
187
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/04/25(金) 23:59:01 ID:CRhxNH6A
嬢「夏を祀るの?」
男「(うーむこの世間知らずというか浮き世離れというか)」
嬢「みんな今日口にしていた 夏祭り」
男「夏にやるお祭りだよ だから夏祭り 屋台とかがたくさん出てさ」
嬢「屋台......」
男「初詣とか行ったことあるか?」
嬢「無い」
男「お祭りとかは?」
嬢「パーティー?」
男「うん無いな」
188
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/04/26(土) 00:04:17 ID:jGcBg3Qc
嬢「男は行かないの?」
男「俺?俺は行かないけど」
嬢「何故?」
男「何故って行かない理由を問われても......」
嬢「興味がある」
男「夏祭りにか?」
嬢「ん」
男「じゃあ行ってくればいいだろ」
嬢「......」ジーッ
男「な、何ですかね?」
嬢「......」
男「......ハァ 俺も行ってみようかな」
嬢「む」
189
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/04/26(土) 00:08:38 ID:jGcBg3Qc
男「たまにはリフレッシュに」
嬢「本当?」
男「あぁ なんならついでに来るか?」
嬢「ん 行ってあげてもいい」
男「あのなぁ...」
ーーー夏祭り
男「これが夏祭りだよ」
嬢「? 誰か歌ってる?」
男「あぁこれは盆踊りの歌を流してるだけだ」
嬢「盆踊り 聞いたことはある」
男「とりあえず出店見てこうぜ」
190
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/04/26(土) 00:13:25 ID:jGcBg3Qc
嬢「クンクン あれは......?」
男「たこ焼きだよ」
嬢「たこ焼き...聞いたことはある」
男「食べるか?」
嬢「ん」コクリ
男「買ってくるからちょっと待ってろ」
嬢「待って」
男「ん?どーした」
嬢「お金は私が払う」サッ
男「・・・いや、Suicaは使えんぞ」
嬢「むう Edyでいい」
男「現金オンリーだぞ」
191
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/04/28(月) 00:38:51 ID:BFRzoHQ6
嬢「...何故?」
男「屋台では現金が基本だろ」
嬢「...むう」
男「300円くらい俺が出すって」
嬢「ん ありがとう」
男「ほれ、これがたこ焼きだ」
嬢「おおぉ」
男「爪楊枝で刺して食べるんだよ」
嬢「......あむ」パクッ
男「どうだ?」
嬢「...... んんん」
192
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/04/28(月) 00:42:12 ID:BFRzoHQ6
嬢「美味しい......!」
男「そうだろ?」
嬢「男も食べる」
男「い、いやあの......」
嬢「?」
男「その...」
嬢「お口、開けて?」
男「は、はい.........んむ」
嬢「美味しい?」
男「色んな意味でな... 」
嬢「?」
193
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/04/29(火) 00:42:38 ID:QmsygqB6
ナチュラルにあ〜んだと、これだから天然は…( ゚Д゚)
色んな意味でごちそうさまです
194
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/04/29(火) 14:03:55 ID:5hg9a3EQ
乙
195
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/04/29(火) 22:15:13 ID:gopC7E/g
男「どうした?」
嬢「なぜ、金魚?」
男「あぁ金魚すくいか」
嬢「すくって食べるの?」
男「いや、持って帰って育てたりな...」
嬢「......」
男「気になるのか?」
嬢「ん」
196
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/04/29(火) 22:18:16 ID:gopC7E/g
子供「てぁ!!」シュバッ!(バリッ
オヤジ「グヘヘヘ 金魚の勝ちだ」
子供「クソッ!」
オヤジ「ほら、残念賞」
少女「ホァァー!」(バリッ
オヤジ「はい残念」
少年「てぃ!」(バリッ
オヤジ「はい残念」
影武者「シャァ!」(バリッ
オヤジ「はい残念」
男「おいおいめっちゃ難易度高いじゃねーか」
嬢「男」クイクイ
男「ど、どうした?」
嬢「私もやりたい」
197
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/04/29(火) 22:24:02 ID:gopC7E/g
男「えぇ?やったことあるのか?」
嬢「無い けどやりたいっ」
男「(目が輝いている・・・)」
オヤジ「お?」
男「オヤジさん 2人分」
オヤジ「ウヘヘ 安い分手ごわいぞ?」
男「どーせ紙が破れやすいんでしょ...」
嬢「んー んー......」
男「おまっ デメキン狙ってんのかっ」
嬢「目が可愛い」
198
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/04/29(火) 22:28:25 ID:gopC7E/g
男「そーっとやるんだぞ?」(バリッ
嬢「あ」
男「クッ!(格好いいところ見せたかったのに!)」
オヤジ「あーお兄ちゃん下手だねえ」
男「グヌヌヌ」
嬢「よ........」ヒョイッ
男「何っ!?」
オヤジ「!!」
嬢「穫れた」
男「バ、バカな......」
嬢「男」
男「お おう」
嬢「穫れた」
男「ドヤ顔やめーや」
199
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/04/29(火) 22:33:33 ID:gopC7E/g
オヤジ「とったのは持って帰ってええよ グヘヘヘ」
嬢「ん」
男「持って帰るのか?」
嬢「池で育てる」
男「池あるのかよ...」
嬢「!!」
男「今度はどうしたっ?」
嬢「あの子が食べているのは......」
子供「綿飴うめうめ」
嬢「......雲?」
男「綿飴だよ」
嬢「わたあめ?」
200
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/04/29(火) 22:40:32 ID:gopC7E/g
男「ほらっ」←結局買ってあげた
嬢「おぉ 綿」
男「そうだ綿だ」
嬢「見たところザラメが原料」
男「まあよくわからんけど砂糖を綿にしてんだろ?」
嬢「恐らくあの機械で遠心力を使いながら溶かした砂糖を冷やして個体の糸状にしていると思われる」
男「お、お?おう・・・(やっぱ頭いいいんだよなあ)」
嬢「おいしい」
男「定番だからなー綿飴」
嬢「初めて食べた」
男「そうか それは良かった」
嬢「ん あむっ」
201
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/04/29(火) 22:46:42 ID:gopC7E/g
男「時間大丈夫なのか?」
嬢「ん」
男「ん って...」
嬢「あなたといると伝えてある」
男「......はい?」
嬢「まだ時間は平気」
男「ま、まあそれならいいとして・・・もうすぐ花火の時間だからな」
嬢「花火」
男「見たことあるか?」
嬢「ある」
男「おお」
嬢「子供のころ ロンドンで見た」
男「ロンドン?えらく遠いな」
嬢「多分日本の花火とは違うけど綺麗だった」
男「そうか」
202
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/04/30(水) 21:01:27 ID:G8pdfC4c
アナウンス「花火上がるよー」
ヒュー......
男「お」
嬢「......」
ドォォン パラパラチンチン...
男「結構迫力あるな」
嬢「ん」
・
・
・
・
男「いやー 花火も終わったしそろそろ帰るか」
嬢「そうする」
男「駅まで送るよ」
嬢「ん」
203
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/04/30(水) 21:03:56 ID:G8pdfC4c
男「ロンドンの花火と比べてどうだった?」
嬢「......丸かった?」
男「そ、そうか」
嬢「よく覚えてない」
男「そっか」
嬢「今日見た花火のほうが綺麗だった」
男「おお ロンドンに勝ったか」
204
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/04/30(水) 21:10:01 ID:G8pdfC4c
駅
男「じゃな」
嬢「......」
男「どうした?」
嬢「......(ボソボソ」
男「えっ?えっ?」
嬢「また明日」クルッ
男「えー」
嬢「......」スタスタスタ
男「(行ってしまった...)」
男「(てかこれってデートみたいなもんだよな)」
205
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/05/01(木) 04:17:50 ID:LXJFpDxo
かわいい
206
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/05/01(木) 08:05:07 ID:VOT0638E
かわいい
207
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/05/01(木) 23:13:17 ID:GD/U.i5E
かわいい
208
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/05/02(金) 03:14:14 ID:fkOWhDNA
かわいい
209
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/05/02(金) 10:06:12 ID:eO3WyVP6
かわいい
210
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/05/02(金) 23:39:03 ID:mAoLccm.
・
・
・
夏期講習終盤
講師「てなわけで来週からAクラスで頑張れ」
男「はい!」
講師「Aクラスでも成績は上位の結果だっからな 気を抜かず頑張れよ」
男「おっぱい」
211
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/05/02(金) 23:50:06 ID:mAoLccm.
ーーー二学期中 自習室
嬢「ねえ」
男「ん?」カキカキ
嬢「.....志望校、決めた?」
男「んんん、まだ......かな?」
嬢「そう」
男「嬢は?」
嬢「まだ」
男「本当に公立狙うのか?」
嬢「ん」
男「いいとこの私立なんていっぱいあるだろ」
212
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/05/02(金) 23:54:45 ID:mAoLccm.
嬢「私立も公立も関係無い」
男「どうだか かなり差があるとは思うけどなあ」
嬢「......」
男「まあ俺の親は金のかからない公立に受かってくれと思ってるだろうし」
嬢「むう」
男「そういう意味ではかなり差があるんだよ」
嬢「...」
213
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/05/03(土) 00:06:01 ID:lp0m4XGo
男「だから俺は絶対に落ちたくない 絶対合格したい」
嬢「ん」
男「...まあ みんなそうだけどね」
嬢「男はきっと受かる」
男「さんきゅ」
・
・
・
・
12月
男「......」
嬢「ねえ」
男「......」
嬢「......」ジーッ
男「......ん? うぉわっ!?」
嬢「?」
214
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/05/03(土) 00:08:51 ID:lp0m4XGo
男「びびびっくりした......顔近ぇよ...!」
嬢「呼びかけた」
男「そ、そうなの?」
嬢「ずっと怖い顔で考え事してた」
男「スマソ」
嬢「志望校?」
男「まあ」
嬢「ねえ」
男「何だ?」
嬢「......」
男「何だよ」
215
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/05/03(土) 10:12:01 ID:rSNwCOmk
おっぱい
216
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/05/04(日) 10:01:44 ID:S50j81mY
新種のメタだと思っている
個人的にはアリ
217
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/05/04(日) 14:11:05 ID:ZePYJcw6
>>1
っていままでどれぐらいssかいたの?
218
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/05/04(日) 15:44:29 ID:FwSPOo0.
乙ぱい
219
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/05/05(月) 01:35:56 ID:OTYrZwIM
嬢「......ねえ」
男「だから何だってば」
嬢「今日、お暇?」
男「暇じゃねーってこれから授業じゃん」
嬢「その後」
男「暇?ってか暇だから自習はするけど」
嬢「そう」
男「なんかあったのか?」
嬢「んん」フルフル
男「?」
220
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/05/05(月) 01:44:37 ID:OTYrZwIM
・
・
・
授業後 夜
男「おい」
嬢「何?」
男「このまま自習するのか?」
嬢「......しない」
男「そっか」
嬢「ねえ」
男「ん?」
嬢「今から少し付き合ってほしい」
男「お、おぅ いいけど...」
221
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/05/05(月) 23:53:09 ID:oOmz14sw
・
・
・
男「? ここ、いつもの公園じゃねーか」
嬢「私は久々に来た」
男「そうかもな」
嬢「ここは誰もいない」
男「そりゃ12月でこの時間だし寒いからな......」ブルブル
嬢「ねえ」
男「どうした? 寒っ......」
嬢「私と結婚してほしい」
男「そうだな寒いな…」
嬢「ねえ」
男「結婚な......けっ、けっ?」
222
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/05/05(月) 23:59:39 ID:oOmz14sw
嬢「あ、まだ中学生同士だから結婚できない」
男「いや年齢のもももも問題じゃ」
嬢「?」
男「お前なんだよいきなり結婚ってっ......!」
嬢「何って告白した あなたに」
男「こっ、くはく......」ドキドキ
嬢「そう 告白」
男「あ、あのさ...告白で結婚っておかしいと思うけど」
223
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/05/06(火) 00:05:03 ID:Xe776zVw
嬢「? 告白すると結婚する」
男「違う違う違う!どこで覚えたんだそんな間違った知識!」
嬢「この間みた映画ではそうだった」
男「映画の話だろっ!」
嬢「?」
男「普通はいきなり結婚なんてないの!」
嬢「そうなの?」
男「男女ってのはまずは恋人になってから結婚を考えるんだよ」
嬢「恋人になったら結婚するんじゃないの?」
男「しないって! お前それじゃ学生のカップルでも皆結婚してることになるだろ......」
嬢「む 確かに」
224
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/05/06(火) 00:08:45 ID:Xe776zVw
男「結婚なんて10年早いわ」
嬢「そんなに?」
男「お前このあいだ社会で習ったろ?晩婚化が進んでるって」
嬢「習った」
男「結婚てのは書類上の儀式みたいなもんだよ」
嬢「そうなの?」
男「そうだよ 夫婦とカップルってのは籍の入れてる入れてないの違いみたいなもんだろ」
嬢「......ならカップルになってほしい」
男「えっと、いや、その...」
225
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/05/08(木) 08:26:07 ID:vBWFXx/A
イイヨイイヨー
226
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/05/09(金) 09:17:31 ID:6rdQFI4s
おっぱい
227
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/05/13(火) 16:15:53 ID:KH4WTjV.
続き待ってるぞー
228
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/05/13(火) 21:38:31 ID:vXo2DpRQ
嬢「書類はいらないはず」
男「あっ、えと...その......」
嬢「嫌?」
男「これってつまりその告白ですよね?」
嬢「そう告白 さっきも言った」
男「き、き、気持ちは嬉しいけど......」
嬢「......(ションボリ」
男「受験が終わるまではその恋愛は控えたい...かな......」
嬢「ん」
229
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/05/13(火) 21:44:15 ID:vXo2DpRQ
男「......別に他に好きな奴がいるとか、嬢のことが好きじゃないとか そういうワケじゃないんだよ」
嬢「じゃあ受験が終わったら?」
男「......(な、何か男らしいこと言わなきゃ!)」
嬢「ねぇ」
男「そ、その時は俺から告白するっ!」
嬢「......本当?」
男「俺が志望校受かったらな」
嬢「志望校はどこ?」
男「○▼○高校」
嬢「そう 私と一緒」
230
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/05/13(火) 21:46:57 ID:vXo2DpRQ
男「えっ?」
嬢「一緒に頑張る」
男「お、おぅ...」
嬢「受かったらあなたが私に告白をする」
男「えっとまあ確かにそうはなりますね......」
嬢「なら今は恋愛をしている場合ではない」
男「......」
嬢「でしょ?」
男「(...してしまったよお前のせいで)」
嬢「?」
男「そうだな 受からなきゃな」
231
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/05/13(火) 21:51:12 ID:vXo2DpRQ
・
・
・
・
試験日前夜
男「明日かー」
池面「緊張してるのかい?」
男「そりゃね センター試験とかだともっと緊張するんだろうなー」
池面「この比ではないだろうね でも、僕たちはこの壁を共に乗り越えなければ!」
男「(いちいち言い回しがウザイな)」
池面「僕はもう帰るよ」
男「あ、これ俺からの餞別だよ」
池面「......ストッパ?」
男「池面お腹弱いじゃん」
池面「余計なお世話だ」
232
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/05/13(火) 21:55:16 ID:vXo2DpRQ
嬢「男」
男「ん?帰るか?」
嬢「はい」サッ
男「おっ?これは?」
嬢「御守り」
男「くれるのか?」
嬢「ん」コクリ
男「高そうなやつだな......」
嬢「男ならきっと受かる」
男「嬢のがしれっと合格しそうだよなあ」
嬢「頑張ろう」
男「おう 頑張ろうな」
233
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/05/13(火) 21:58:31 ID:vXo2DpRQ
ーーー試験当日
男「(この問題、進研ゼミでやったことないぞ!?)」
男「(いやつか俺進研ゼミやってなかった!)」テヘペロッ
ーーー−
池面「うぅ...」ピーゴロゴロ
池面「(ま、まさか僕が腹痛で......ハッ!)」ピーゴロゴロ
池面「(男君から貰ったストッパ!ありがとう心の友よ!!)」
池面「(よしっ!いける!)」ブリュチチチブチチチイイィィ!!モリモリ
234
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/05/13(火) 21:59:26 ID:vXo2DpRQ
ストッパもトメダインも信用ならねえんだよなあ
235
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/05/13(火) 22:06:58 ID:AiHKFEy.
あれはプラシーボ入ってると思う
236
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/05/13(火) 22:21:05 ID:vXo2DpRQ
・
・
・
・
合格発表の日
の夕方 ーーあの公園ーー
男「良かったな二人とも合格して」
嬢「お互い勉強頑張ったから」
男「良かった良かった うんうん」
嬢「......」
男「...うん...うん......」
嬢「............」
男「えっと、その、俺と付き合ってくだ...さい......?」
嬢「...ん」
237
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/05/13(火) 22:24:23 ID:vXo2DpRQ
男「う、俯いてちゃわかんねーって」
嬢「ん」
男「 ん ってなんだよ...」
嬢「しょんなこと言われても」
男「噛んだ?」
嬢「噛んでぁない」
男「プッ また噛んだ」
嬢「むぅ」
男「返事 貰ってないぞ」
嬢「今日から私達は恋人」
男「はい OKってことね」
238
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/05/14(水) 21:55:32 ID:YO1Q8H1M
おk
239
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/05/15(木) 20:12:42 ID:.LpgzTTo
KO
240
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/05/20(火) 22:36:50 ID:Fb70JzDU
・
・
・
・
>>88
の続きというか現在に戻ってから
男「......眠いのか?」
嬢「あまり眠くない」
男「ふむ」
嬢「あなたは?」
男「それが眠くないんだな」
嬢「そう じゃあお話する」
241
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/05/20(火) 22:42:41 ID:Fb70JzDU
男「お話?」
嬢「男が隣の席の女さんに話し掛けられたらお話」
男「あー女か」
嬢「仲良さそうに話してた」
男「いや、小学校のころ一緒だったから...」
嬢「む」
男「もし変な誤解をしているなら訂正しておくからな」
嬢「私が隣が良かった」
男「そりゃあな でも同じクラスになれただけでも良かったじゃんか」
嬢「ん」
242
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/05/20(火) 22:47:08 ID:Fb70JzDU
男「俺が前の席で嬢が後ろだとなんか気のせいか視線を感じるんだよなぁ......」
嬢「ん 見ている」
男「微妙に視界に入るからさ」
嬢「男が女さんのほうを向いて喋ると視界に入るはず」
男「ですよね」
嬢「......」
男「どうした?」
嬢「きっと私は嫉妬深い女」
男「本当にどうした??」
243
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/05/20(火) 22:54:44 ID:Fb70JzDU
男「ていうか嫉妬くらい俺だってするって」
嬢「そうなの?」
男「それに女とは知り合いだから話し方にしても少し距離感が近かったしな」
嬢「ん」
男「そんな距離感で嬢が男子と話してたら嫉妬するよ ごめんな」
嬢「私はしないから平気」
244
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/05/20(火) 23:13:59 ID:Fb70JzDU
男「俺以外の男子とは喋ったことないのか?」
嬢「んん... 会話という会話はしたことない」
男「そっか まあ嬢は物静かだからな」
嬢「ん 煩いの苦手」
男「でも隣の男子からとかも話しかけられないのか?」
嬢「特には無い」
男「隣誰だっけ?」
嬢「むぅ 地味男君」
男「あぁ 地味男君か」
245
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/05/20(火) 23:19:56 ID:Fb70JzDU
嬢「彼女の隣の席の男子くらい知っているべき」
男「ス、スイマセン 地味だったからつい......」
嬢「外、雨が降ってきた」
男「みたいだなー」
嬢「あなたはいつ帰るの?」
男「明日?とりあえず朝起きてから...」
嬢「...」
男「ひ、昼前!」
嬢「......」
男「ご、午後!」
嬢「.........」
男「流石に夜には帰るからな?」
嬢「むぅ」
246
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/05/20(火) 23:23:05 ID:Fb70JzDU
男「まあこのまま寝れないと昼くらいまでは寝ちゃいそうだが」
嬢「それは好都合」
男「何がだ」
嬢「にゃんでもない」
男「寝てる時に悪戯するんじゃないだろーな?」
嬢「ししししないっ」
男「どんだけ分かりやすい動揺の仕方なんだよ」
嬢「男だって私にする」
男「おっ俺!?し、しないよ多分......」
247
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/05/20(火) 23:27:41 ID:Fb70JzDU
嬢「多分なの?」
男「しないって...!」
嬢「......」ジーッ
男「な、何だよ」
嬢「してもいいのに」
男「おふっ」
嬢「?」
男「そういう言葉は破壊力高いんだよ......」
嬢「でも本当」
男「な、ならまあ俺にもしてもいいけどな」
嬢「本当?」
男「する気満々やん」
248
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/05/20(火) 23:47:16 ID:oLbdYmSQ
かわいい
249
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/05/21(水) 00:27:07 ID:ASHVwYVc
嬢「早く寝て」
男「寝れると思うか?」
嬢「なら頭を撫でてあげる」ナデナデ
男「あぉぅ...これは......」
嬢「どう?」
男「結構落ち着く...かも......」
嬢「なんと」
男「どうだ?」ナデナデ
嬢「んん...」
男「髪ツヤツヤだな」
嬢「はぅ...」
男「(それでいてサラサラ)」
250
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/05/21(水) 00:31:54 ID:ASHVwYVc
嬢「もっと」
男「はいはい」
嬢「ん」ジーッ
男「どうした?」
嬢「頭撫でるの上手」
男「そ、そうなのか?」
嬢「きっと他の女で練習を......」
男「なんじゃそりゃ」
251
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/05/21(水) 00:38:30 ID:ASHVwYVc
嬢「ねぇ」
男「ん?」
嬢「眠くなってきた」
男「なら寝ろ」
嬢「私が先に寝たら駄目」
男「何でだよっ」
嬢「男が先に寝ないと駄目」
男「そんなこと言われても......」
嬢「眠くないの?」
男「多少は眠くはなってきたかな?」
嬢「そう」
男「でもやっぱり彼女の家だし、普段とは違うベッドだし緊張するしで簡単には寝れないよ」
嬢「ん 確かに」
252
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/05/22(木) 19:15:47 ID:VA21b.rk
男「ふーむ」
嬢「あ、あの薬......」
男「?」
嬢「ん なんでもない」
男「薬って聞こえたぞ」
嬢「お父様の書斎の薬品庫にあるすごく眠れる薬があった」
男「や、薬品庫って......」
嬢「でも書斎には入れなかった」
男「どんな薬なんだよそれ」
嬢「効き目が良すぎて市販での流通は厳禁らしい」
男「やべーだろそれ」
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