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安価でカオスSS作る
1
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2013/04/14(日) 13:19:28 ID:RPsNYORM
なんでもいいから要望言って
>>2
からすべての安価を使ってSS書く
今書いてる奴(現在レス数100くらい)がおわるあたりで始める
557
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/04/05(土) 03:31:43 ID:D3zb1XQI
守る
558
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/04/12(土) 05:48:48 ID:l3Asf7dA
更新遅くて申し訳ない
少し時間が取れるようになってきたので、少量投下
間が開かないよう善処します
559
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/04/12(土) 05:49:38 ID:l3Asf7dA
――バーニアを軽く吹かし、機体を加速。
スラスターで微調整し、数秒前に自ら設定した位置に寸分違わず滑りこむ。
本来実戦経験を積んだパイロットでしか成し得ない精緻な動きを、BEASはあっさりやってのけた。
(いや、BEASがと言うより……今のは俺の意思だ……)
(俺の思考をそのまま機体軌道に反映できたんだ……)
(情報を受取るだけでなく、行動のリクエストさえもノータイムで機体に伝えられる……)
――喜悦。
それは最早BEASのものか、俺のものか分からなかった。
その場に留まっていられなくなるような強烈な衝動――獰猛な一つのある感情が腹の奥底から吹き出してくるのを感じる。
固く閉じた口を割って、熱い獣臭が漏れ出す。
――『『喰ウ』』
BEASのコクピット下部のプレートカバーが内側から小さく炸裂し、吹き飛んだ。
現れたのは『口』としか表現できない、戦闘機にあるまじき機関だった。
プレートと同じ素材で出来た短剣のようなパーツが、恐竜の乱杭歯のようにびっしりと並んでいる。
深奥では青白い稲妻と濃緑色の光の粒子が螺旋状に渦を巻き、漆黒の一点へと吸い込まれている。
560
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/04/12(土) 05:52:29 ID:l3Asf7dA
それが何の為に存在しているか、説明を受けずとも俺は本能で理解していた。
敵対するすべてを屠り、喰らい、己が血肉とする為に開いている――臓腑へと繋がる道。
……そうだ。俺は――俺たちは腹が減っている。
当然だ。
何百年も食べていないのだから。
喰らわねバ。
一刻も、早ク。
腹いっパい。
『『……試さズにはいラれないナ』』
(――ッ ――……ッ)
(……ん?)
(――田さんっ! 池田――んっ! 聞こえますか!? お願いです! 返事をしてくださいっ!)
池田(その声は阿部さんか?)
阿部(い、池田さんっ?! 無事なんですね! 良かった……本当に良かった……!)
池田(……無事?)
561
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/04/12(土) 05:58:21 ID:l3Asf7dA
阿部(神経結合の直後に池田さんだけが通信不能になって……しばらく意識サインを見失ったままだったんです)
阿部(急造の装置だから、もしかしたら何らかの故障で池田さんの意識を失っちゃったのかもしれないって……)
阿部(私、心配で、申し訳なくて……)グスッ
池田(……迷惑かけちまったみたいだな)
池田(だが心配ないさ。この通りぴんぴんしてるよ)
阿部(……池田さんが無事で本当に良かったです)
TDN(だからあたし言ったじゃない。あの恐ろしくしぶとい池田ちゃんがくたばるわけない、って)
スカポン(ワタシ知ッテマスヨ。ヒーローハ150%遅刻シテヤッテクルモノダト! 一度遅刻シテ更ニ遅刻スル確率ガ50%ト記憶シテイマス!)
セルゲイ(…………フム。やはりBEASに最も高いシンクロ率を示してイタ為に、池田さんのサインを見逃していたのでショウカ?)
阿部(……のようです。波長もバイタルサインも、完全にBEASと同期していて――)
池田(それで合ってると思うぜ。ついさっきまで一緒にいたからな)
阿部(い、一緒ですか?)
池田(いや……どっちかっつーと一体化してたのかな。ま、難しいことはよく分かんないけどさ……とにかく――)
池田『『――負けル気がしないんダ』』
(……ッ!)ゾワッ
562
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/04/12(土) 06:08:06 ID:Er00hrRE
ま、衝動だか欲求だかに引っ張られるのも多少はね
563
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/04/18(金) 00:51:30 ID:IUdL43I.
阿部(池田さ――)
阿部(――!!)
阿部(飛行編隊がブレイクしました! 同時にペータエフから高射砲による弾幕確認! 恐らく三方から――)
池田(了解。その調子で絶えず情報を頼む――俺たちはBEASを介してすべて繋がってる)
池田(攻撃は頼んだぞドク、セルゲイ)
(合点承知の助よ!)(Понял)
―ドックン
『『……ターゲット確認。フェーズ1。EVOLコア全段直結――プレデーション、スタンバイ』』
―ドックン
『『――喰ウ』』
機体背部のすべての推進装置から禍々しい緑光が放たれ、BEASの姿が不自然に霞んだ。
視界が歪む程の尋常ならざる加速――傍から見れば陽炎を残して消えたようにしか見えなかっただろう。
――眼前、僅か数メートルの距離にニョイ・アレイの翼部。
別に特別な事は何もしていない。
ただ単に正面から接近した。それだけの話だ。
564
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/04/18(金) 01:01:36 ID:IUdL43I.
まだ回避行動の前兆すら見えないニョイ・アレイに、すれ違い様に射撃。
毎分12000発のバルカン砲二門が低い唸りを上げ、機体前部を瞬く間に蜂の巣にする。
一瞬の間の後、背後で橙色の光が収縮し、ニョイ・アレイは爆発四散した。
黒煙を噴き、海へと散り散りに落下していくパーツ達。
それらを眺めながら今の戦闘を反芻する。
分析は完璧だ。阿部さんとスカポンの能力の賜物だろう。
攻撃は左右でほんの少しのズレがある。TDNの反応が少し遅いようだ。
速度は現時点ではこれが精一杯。人体の負荷の限界まではまだ大分ある。
――記録、修正。
――フィードバック。
まず、一機。
戦艦側にブレイクした編隊は、今のニョイ・アレイの爆風でまだこちら側の状況が読めないはずだ。
つまりこちら側の編隊をもう一機落とせば、最後の一機相手を悠々と――
『『――喰えルッ』』
最小の旋回半径でBEASをターンさせ、右サイドに展開していた二機目のニョイ・アレイの背後にぴたりとつけた。
565
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/04/18(金) 01:22:48 ID:IUdL43I.
再びバルカン砲が火を吹き、青空をキャンバスに二筋の火線を走らせる。
弾痕を境にニョイ・アレイの左右の翼部は空に向けて折れ曲がり、千切れてBEASの後方へと弾け飛んだ。
BEASに翼をもがれたニョイ・アレイは、慣性と自由落下に従って海面へと墜落してゆく。
いい調子だ。攻撃の同期が取れている。
――記録、修正。
――フィードバック。
残るは背後から接近してくるザンゾー一機のみだ。
二機を犠牲にしてようやくこちらが仕掛けたことに気付いたらしい。
『『…………』』
視界に、ザンゾーの現時点までの機動から予測される飛行ラインが表示される。
今からケツを取る為に旋回したのでは流石に時間がかかり過ぎる。
ただ単に振り切るのは容易だが、これ以上お預けをくらうのは御免だ。
ならば――
再度、BEASの後部が怪しい光に包まれ、機体が矢のように撃ち出された。
同時に機首を鋭角に持ち上げ、外郭底部に浮かぶ太陽へと進路を変更する。
566
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/05/02(金) 00:33:27 ID:jTvihJbo
ザンゾーの最高速を超えないようにスロットルを調整し、同時に相手の射程圏内ギリギリ外の距離を維持。
狙い通り後ろに食いついてきたザンゾーを後ろ目に確認しながら、その時を待つ。
一、ニ――
BEASの尾翼に、ザンゾーの攻撃範囲を示す球状のARが触れ――
三――
機銃のトリガーが――
――今だ。
機首をほぼ直角に上げ、すべての翼部可動域を一斉に動作させ――エアブレーキ。
急制動に対するアラートメッセージが雨あられと吹き荒れるが、一切合切を無視して機体の制御に神経を集中させる。
直後こちらの機体を掠めるようにして、ザンゾーが眼下を通過した。
即座にエアブレーキを解除して再加速。バーニアを多方向に噴き散らしながら、強引に姿勢を立て直す。
――一瞬前まで射程圏内にいた相手が、前方から消失する。
それだけでもまるで白昼夢のような話だが、その上消えた相手がすぐ背後にいるのだから……これは悪夢と言っても差し支えない。
いわゆる戦技飛行における悪手、オーバーシュート――敵機を追う内に追い越してしまう――を俺達は無理矢理ザンゾーに引き起こさせたのだ。
機体の汚れすら視認出来る程の超々至近距離の中で、視線入力で火器管制の射撃ポイントを的確に割り振っていく。
567
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/05/02(金) 00:40:46 ID:jTvihJbo
致命傷は与えない。
エンジンも、動力炉も、燃料管にすら傷つけてなるものか。
今度は爆発など『させない』。
黒焦げになった食材などマズくて喰えたもんじゃないからだ。
喰うなら新鮮な内――それも仕留めたばかりの獲物に限る。
『『――いたダキまス』』
――――
阿部「――だっ、駄目です! 攻撃フェイズの中断要請がまったく受けつけてくれません!」
スカポン「BEASトイケダサンノ共振反応ガ高スギマス! 共振率ノ低イ我々デハ割ッテ入ルコトモ……アババババ」チカチカ
阿部「こんな至近距離で敵機を破壊したら、機体の破片でBEASが致命的な損傷を負う可能性だってあるのに……!」
阿部「TDNさん! セルゲイさん! 何とか攻撃の中断をそちらで――」
TDN「ご、めん……ッ! あたし達も……池田ちゃんとBEASに引きッ、摺られ――」
セルゲイ「火器管制ヲ、グッ、奪われタのではナク……意識を直接撫でられテいるようナ――」
阿部「そんな……こんな事って……」
阿部「池田さん……!」
568
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/05/02(金) 01:21:00 ID:jTvihJbo
――Fire.
計算し尽くされた射撃によってもたらされた最小限の破壊は、まるで手術用メスのようにザンゾーの装甲を斬り裂いた。
幼子が蜻蛉から羽を無邪気に毟りとるように――嗜虐心というよりは好奇心に塗れた、あるいはそれよりもっと純粋な本能に近しいものによって。
降り注ぐ大小の鉄片を浴びながら、分断されていくパーツの隙間に鋭く視線を走らせる。
どこだ。どこにある。絶命したばかりだ。
まだ熱く、脈動しているはずのアレはどこにある。
どこに――
濃緑色の光が、ちらと視界の端に映った。
生爪を剥がすように、千切れ飛んだ翼がザンゾーの心臓部をめくり上げた――その向こう。
緑色の粘液を宙空に放出し、引き裂かれた数多の燃料管が繋がれている――その物体。
――EVOL反応炉。
未だに収縮し、脈動し、淡い濃緑光を放つ――汎用戦闘機の心の臓。
――……ああ。
口の端から透明な液体が滴り、真っ赤な意識の水面に大きな波紋が広がってゆく。
――何て……何て美しいんだ……。
569
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/05/02(金) 15:00:45 ID:jBHmh93Q
…プロ?
本になったら買う。
570
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/05/18(日) 14:03:05 ID:5kGuTXNw
保守
571
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/06/06(金) 18:40:18 ID:7sl0TsjY
支援
572
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/06/10(火) 14:37:47 ID:J2GjrKKA
支援
573
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/06/10(火) 14:58:59 ID:VQJxk1uY
KONAMI
574
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/06/22(日) 09:33:10 ID:T3cgJhkA
TWIPETのカモメ弾は軌道が面白いよな。まぁ一瞬で次のに変えられちゃうけどw
575
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/06/22(日) 23:55:20 ID:vevB3CF2
さてお味は如何?
576
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/07/16(水) 01:03:13 ID:v1YcquVA
保守
577
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/08/08(金) 01:58:05 ID:9DHaeuCg
保守
578
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/08/29(金) 08:08:07 ID:EPphVH2g
保守
579
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/09/17(水) 12:50:37 ID:VaZSVyI.
保守
580
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/09/30(火) 00:29:06 ID:AIhrzEXQ
支援!
581
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/10/06(月) 03:24:16 ID:U9t3xPwQ
BEASの口角が大きく裂け、咽頭部をたゆたっていた小さな暗黒の球体がぶるりと震えた。
球体は機体の鳴動に合わせて歪に捻じ曲がり、虚無の裂け目へとその姿を徐々に変貌させていった。
同時に緩慢な早さで吸い込まれていた緑光の粒子が尾を引くように加速し、BEASの喉奥へ――虚無の裂け目へと収束する。
口腔内でのたうっていた青白い稲妻が、蛇のように鎌首をもたげ――
――一瞬の間の後、BEASの周囲に散らばるザンゾーの残骸へ喰らいついた。
獲物を巣穴に引きずり込むようにその身をしならせると、四散していた残骸が矢のような速さでBEASの開口部へと向かい始める。
青い稲妻は裂け、小さな雷光へと無数にその数を増やしながら、空に散らばる残骸を正確に捉え続けてゆく。
ふと。
剥がれ落ちた小さな鉄片が弾き飛ばされ、虚無の亀裂へと到達した。
――ばぎり。
金属とは思えぬ異音が機体に響き渡った。
直後。機体の表面に血管のような模様が濃緑色に発光し、発現した緑光は何かに導かれるかのように機体側面の一点へと集約する。
緑光の粒子が瞬き、形成した小さな光のドームが一際大きく明滅した後――緑光は爆ぜ、風に舞う蛍のように散った。
光の跡には、爬虫類の鱗を思わせる装甲が浮き上がっていた。
それは――形や材質は違えど――あの鉄片と同じ大きさと質量をもってそこに在った。
582
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/10/06(月) 03:27:32 ID:U9t3xPwQ
戦う。
喰う。
――強くなる。
BEASの機体に起こった事象を、俯瞰に近い超感覚で受け取っていた俺は、軽く息を吐いた。
吐き出した息はとても熱く、喉や肺の筋肉は細かく震えている。
――興奮しているのだ、俺は。
博士は言った。
BEASは他者を捕食し、自らを強化する兵器だと。
EVOLは生命と同じ性質を備え、進化することが出来る魂の代替物だと。
……元々俺の頭の出来は悪い。
だからBEASの能力も、科学なんていう俺にとって遠い世界の中で優れているのだろうとぼんやりと考えていた。
――ところがどっこい。
どうだ。この野蛮で単純な理屈は。
583
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/10/06(月) 03:34:08 ID:U9t3xPwQ
喰ったものが、そのまま力になる。
量を喰えば、量を喰っただけ。
質が良ければ、質が良いほど。
喰えば喰うほどBEASはより輝き、より強くなる。
……力を手に入れる。
一対一でも、一対多でも霞むことのない――絶対的な力を、手に入れることができる。
戦う。
喰う。
強くなる。
――口元の歯が波打ち、前方の対象へと一斉に傾く。
戦う。
――バーニアが大気を取り込み、力を蓄える。
喰う。
――虚無の裂け目が稲妻を飲み込み、その顎を震わせる。
強くなる。
584
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/10/06(月) 03:42:24 ID:U9t3xPwQ
――狙うは相手の心の臓。
戦う。
――EVOL、進化の証。
喰う。
――BEASの、いや、俺たちの。
喰ウ。
――可能性を。
喰ウ!!
――『『寄越セ!!』』
BEASの背後が怪しく揺らめき、開ききった顎が瞬く間にEVOL反応炉へと突進する――
――――
ビリッ…!
阿部「カッ……ハッ!」ビキキッ
スカポン「ウヒィ! ビリビリ! 何デスカ何デスカ! ワタシ、面白イ事モツマラナイコトモ何モ言ッテマセンヨ!?」プピーン
セルゲイ「グッ。BEASカラの情報負荷――いえ、これは感情の爆発デショウカ」ギシッ
TDN「あ、はァンッ。び、BEASから光が、逆流してきちゃって、これ濡れる! 濡れちゃうわ……!」ビクビク
585
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/10/06(月) 04:24:07 ID:U9t3xPwQ
スカポン「!? ア、アベサン! タ、大変デス! 管制ニ意識ヲ戻シテクダサイ!」
阿部「言われなくてもやって――ま、す……?」
阿部「な、何ですかこれは……?」―ゴクッ
《 ...GET EVOL REACTER 》
《 PREDATION START 》
《 ...EVOLVE 》
スカポン「エンジン内部――チ、違イマス! エンジン全体ニ異常ナ エネルギーフィールド ガ発生シテイマス!」
阿部「エンジンだけじゃないですスカポンさん! 機体全体をエネルギーの奔流が覆っていて……!」
《 ...40% 》
《 BASUM >> SHARRU >> MISEAVE >>...》
スカポン「コッ、ココ、コレハ……!?」プペー
阿部「し、信じられません! 装甲が、推進装置が……いえ! 機体が、機体のすべてが再構築されていきます!」
セルゲイ「先程まであったガトリングも既にありマセン。……感じマス。新しい武装の気配ヲ。消えては、増え、変質し続けるBEASの鋼の意思ヲ……」
TDN「……先史によれば。胎児は胎内で脊椎動物の進化と絶滅を繰り返しながら、人の姿に近づいていったらしいわ」
TDN「……BEASは、それを機械の塊で短時間の内に行える。しかも適切な進化だけを選択し、圧縮し加速させることが可能ってこと……!」ゴクッ
586
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/10/06(月) 04:31:23 ID:U9t3xPwQ
《 ...78% 》
《 TWIPET >> DODOK >> ZUGAU >>...》
《 ...STANDING BY FOR [ KUES ] 》
《 ...COMPLETE 》
スカポン「ヘ、変異ガ、止マリマシタ……」
スカポン「……アァッ! スミマセン! 共通意識領域ニ機体情報ヲ反映シマス!」
阿部「機体名:KUES……? BEASよりランクが上と考えていいのでしょうか……それに機体各部とシステムがUNKNOWNだらけで、これでは何が何やら……」クシャァッ
セルゲイ「……阿部サン。データに意識を向け過ぎテはいけマセン。五感を研ぎ澄ますコトが先決デス」
阿部「ご、五感を、研ぎ澄ませる……ですか?」
TDN「『考えるな、感じろ』って事よ。細マッチョの超イケてる俳優が遺した最高にクールな格言ね♪」
セルゲイ「エエ。銃のグリップを握る時に考える事ハ、銃のスペックではありマセン」
セルゲイ「大切なのは銃口を向けた先――相手を、対象を意識シ、倒そうとスル意思を持つことデス」
セルゲイ「相手と意思を見据えたナラバ、後は武器がスベテを教えてくれるハズデス」
TDN「メスを握った指先に任せる方がイイ場合もあるってことよ、阿部ちゃん」
阿部「ええと……考えるのではなく、感じる。フィーリングに、身を任せる……」―スゥッ
587
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/10/06(月) 05:55:28 ID:tTGt5/gQ
喰い過ぎで池田氏が野獣化してないか心配になるなww
588
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/10/06(月) 16:05:08 ID:VsQuuD9k
デレレレレレレレ
デレレレレ
デレレレレ
デレレレレレレレレレレ
...
589
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/10/06(月) 18:02:45 ID:oPqh99hU
EVOL音w
590
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/10/08(水) 02:00:37 ID:mnNUVqqg
―ピキィンッ
阿部「!」
阿部「レーザー……のような兵器、が二門程、アーム? もしくは翼らしき部分についているような、いないような……」ムム
スカポン「アヤフヤデスネ! ワタシアヤフヤ大好キデスヨ! 畏バッテナクテ素敵デス、憧レマス! ……オオ、触腕ガツイテ益々イカミタイニナリマシタネー」プピーン
セルゲイ「エエ。朧げではありマスガ、概ね武装はその通りだと思いマス。ソレニ実弾からエネルギー兵器に切り替わッタことデ、射程と弾速も伸びた気配がありマスネ」
TDN「ウフフ、あたしはねェ、セルゲイと通じ合おうと努力してたらァ、セルゲイの考えてることとかダイレクトに分かっちゃってェもゥ以心伝心? みたいな感じでェ、もうもうもうモーウ!」キャピ
セルゲイ「ハイ。おかげデ、攻撃時の連携は完璧に近いデスヨ、ミッチーサン」
セルゲイ「……アナタは、本当に素晴らシイ私のパートナーデス」フフ
TDN「……セ、セルゲイ?」
セルゲイ「……ミッチーサン、コノ戦イが終わったら私と……」
TDN「…………///」ドッキンコォ… ドッキンコォ…
阿部「ストーーップ! ストップですお二人共!」
TDN・セルゲイ「――ハッ」
阿部「い、いいですか? (仮)ver.4078システムによって、個々の情報処理がほぼ統合されてるんです」
阿部「その影響でお互いの距離を密に感じるのは、その、結構なんですが、その、色々ダダ漏れと言いますか何と言いますか……」
591
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/10/08(水) 02:03:06 ID:mnNUVqqg
セルゲイ「…………」
TDN「……聞かれても、あたしは別に……///」ボソッ
スカポン「皆サァンッ!」プピーン!
阿部・TDN・セルゲイ「!!」
スカポン「今ハマダ――」
―クルゥリ
スカポン「――戦闘中ナンデスヨッ!」―ドヤァ
阿部「――ッ」
セルゲイ「…………」
TDN「――ッ」
阿部「……その、通りですね」ドヨォ
TDN「……空気を読まなかったのは謝るわよォ。ごめんなさいするわよォ。でも――」
スカポン「〜〜♪」キラキラ
TDN「結局あのポンコツだって、ツッコミの悦に浸りたいだけじゃないっ! それだけは何か納得出来ないわァ!」プンスカー!
592
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/10/08(水) 02:05:44 ID:mnNUVqqg
スカポン「! 敵機接近。戦艦側ニブレイクシタ編隊ガ体勢ヲ立テ直シテコチラニ……ム? 待ッテクダサイ」
阿部「! ペータエフから多数のエネルギー反応感知。EVOL反応炉と比較……合致。戦艦内部の多数の艦載機が起動シーケンスに入った模様!」
セルゲイ「……今まで相手にシテイタ戦闘機ハ、コチラの能力を推し量る為の捨て駒、という訳デスカ」
スカポン「機種照合……失敗。不明機多数、ニョイ・アレイ、ザンゾー含ム混成部隊ノ発艦ヲ確認!」
TDN「UNKWON,UNKWON,UNKWON,UNKWONUNKWONUNKWON! 画面真っ赤っ赤よ! 数がハンパじゃないわ!」
ゾワ…
セルゲイ「!」
TDN「!」
スカポン「ウヒャァ! 背筋ガヒンヤリシマシタ! イ、今ノハヒョットシテ……」プペー
阿部「池田、さん……」キュ
セルゲイ「……阿部サン。池田サンハ今どういう状況デショウカ?」
阿部「誰よりも深く強くBEAS――KUESと繋がっている状態です。……驚異的な運動性能を得た代わりに、私たちとの交信がうまく取れなくなってしまったみたいで……」
セルゲイ「……なるホド」
セルゲイ「…………」
セルゲイ「ミッチーサン、私たちもBEASに深く潜りまショウ」
阿部「セ、セルゲイさん!?」
593
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/10/08(水) 02:14:10 ID:mnNUVqqg
セルゲイ「私たちの攻撃の同期が取れナイようでハ、意味がないデスカラネ」
阿部「で、でも、もしかしたらセルゲイさん達まで……」
セルゲイ「大丈夫デス阿部サン。私は簡単に飲まれたりはシマセン。……自己を蝕む戦場の狂気ヲ、私は味わってイマスカラネ」
阿部「セルゲイさん……」
セルゲイ「ソレニ私一人だけではナク――」
セルゲイ「――ミッチーサンがいますカラ」ニコ
TDN「セ、セルゲイ……///」
セルゲイ「……約束しマス阿部サン。戦いが終わっタ時、必ず彼を――池田サンを狂気の淵から連れ戻しマス」
セルゲイ「ダカラ今ハ、私たちがスルコトを見守ってクダサイ」
阿部「…………」グ
阿部「分かりました。スカポンさんと私は今まで通り、可能な限りデータを解析して共通意識領域にアップロードします」
阿部「今までのBEASの挙動を見る限り、意思の疎通は取れなくても池田さんに情報は伝わっているはずですから」
セルゲイ「了解しまシタ」
阿部「……池田さんのこと、お願い、します」
セルゲイ「ハイ。任せてくだサイ」
594
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/10/08(水) 02:20:27 ID:mnNUVqqg
TDN「……あの、セルゲイ。潜るって言ってもあたし出来るか分からないんだけど……」
セルゲイ「私は先ほどの空戦で少し感覚を掴みマシタ。……近いモノを挙げるナラバ『極限の集中力』デショウカ」
TDN「『極限の集中力』?」
セルゲイ「精神に過負荷を与えるコトデ、開く扉のヨウナモノデス。……私は戦いの中でソレを学びマシタ」
TDN「うーん、あたしに出来るかしらァ……」
セルゲイ「……ミッチーサンの職業は医師デスヨネ? 困難な手術や病魔と相対した時、ミッチーサンはどんな風に対応シマスカ?」
TDN「!」
TDN「それこそ『考えるな、感じろ』ってことね!」
セルゲイ「仰る通りデス。……ソレニ、我々にはこの意思を同期させるシステムがありマス」
セルゲイ「私の精神に寄り添うイメージでいレバ、アナタを先導出来るハズデス」
TDN「うふふ、ついていくわよォセルゲェイ! 外郭だろうと地の底だろうと地獄だろうと天国だろうと意識の海だろうと、ね!」
セルゲイ「……もし、私が狂気に飲まれソウニなったラ、その時ハ……」
TDN「ええ、分かってるわよォ。私の無限の愛の力で救い出してあ・げ・る♪」バチコーン
セルゲイ「フフ、心強いデスネ。……デハ行きマショウ」―スッ
TDN「ええ! よくってよ♪」―スッ
595
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/10/08(水) 07:47:50 ID:7DkcKyjM
性別の壁をも超えた、本気の愛。か
596
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/10/08(水) 15:53:28 ID:WPJzxEvs
ここまで来ても他の投下ネタとの接点を忘れないという姿勢に感服
597
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/10/09(木) 07:40:27 ID:Rif9yfC2
久し振りに映えたスカツッコミw
598
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/10/09(木) 22:53:23 ID:heft8TtA
フ……素敵
599
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/10/10(金) 23:23:26 ID:aFFWqd2s
ほう、KUESか。アレを狙えるかな?
600
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/10/11(土) 19:19:14 ID:v4NWA/ao
スプラーテはかなり独特な形だよな。連射コンないときついからなりたくはないけど
601
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/10/13(月) 13:36:06 ID:rFfMzBXU
――――
(また一つ、増えた)
戦艦から戦闘空域に達するオレンジ色の飛行予測ラインが、データの付箋塗れになっている大戦艦――ペータエフから静かに現れた。
(212本……いや、今ので213本か)
束ねられたリボンのように見えるラインは、発艦後の予測目標地点によってグラデーションで鮮やかに色分けされている。
三次元に複雑に絡み合ったリボンたちは、あるものは大きく弧を描いていたり、定規で引いたように真っ直ぐ伸びていたりと、実に様々な姿を見せていた。
おかげでペータエフは、まるで丁寧に梱包されたプレゼント箱の体を成している。
(うん、プレゼント……うん、あながち間違いじゃないな)
展開されている戦術図の透明度を上げ、複数のカメラアイから捉えた実際の戦場の映像に重ねた。
(ん……見たことない奴がたくさん)
既に発艦が終わり、編隊を組んだ汎用戦闘機達が、白い排煙で青空にシュプールを描きながらこちらに向かっていた。
機体の強弱で危機レベルを示すデータの付箋は、強く困難である敵には赤を、弱く攻略が容易い敵には青というように……ランクによってこちらもカラーが自動で割り振られている。
そして強さが未知数である不明機、UNKWOWNのカテゴリには最大級の赤が付与される。予測の出来ない未知の事象が、戦闘において最大級のイレギュラーをもたらすからだ。
従って今現在、ペータエフ近辺の戦術図は赤いテキストと数字で埋め尽くされており、まるで真紅の鯨が虹色の潮を吹いたかのような状態だ。
その真紅の一端が、こちらに目掛けて飛行し初めている。
602
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/10/13(月) 13:39:18 ID:rFfMzBXU
ザンゾー一機を除いたすべての機種不明機が全身真っ赤な付箋のホログラフィーに包まれ――
――更に情報管制によって雪だるま式にその付箋が強大化し、不必要なまでにホログラフィーが肥大化する。
その繰り返しで育ちきった仮想の化け物が、一編隊、二編隊と戦術図と視界を埋め尽くしてゆく。
(高見の見物……まぁ、あれか。すぐこの後戦うから……そうではないよな)
カラフルに梱包された戦艦から伸びるリボンは多数あり、皆思い思いの形を描いてはいるが……その終着点は一つだ。
二百余りのラインの終端は一点に収束し、ある一つの兵器を指し示している。
……BEAS。
つまり、このカラフルに絡み合ったラインはすべて……ペータエフの殺意そのものなのだ。
ビース
――超兵器BEAS――KUESをホバリングさせつつ、『俺』は眼下のソレらを眺めて楽しんでいた。
最高のビューポイントだった。
空を椅子と例えるなら、戦艦はテーブルで、そして『俺』は腹の空いた客だ。
ボギー
『餌』で真っ赤に染まったテーブル。そして『餌』はウェイターもウェイトレスも介さずに、わざわざ口へ飛び込んで来てくれる。
きっと死ぬ程唸らせてくれるに違いない。
(……楽しい)
エアインテークを拡げ、レーザーキャノンのシールドを格納。新しい推進装置に灯った炎に、小刻みに負荷をかけて轟音を鳴らす。
603
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/10/13(月) 13:40:30 ID:rFfMzBXU
(『俺』はとても、楽しい)
反応炉のサイクルを加速し、機体全体に毛細血管のように伸びるエネルギーラインに、翠の力を走らせる。
(……?)
懐かしい気配がする。
『俺』以外の誰かが、いつの間にか傍に寄り添っていた。
それも二人。
二人分の熱量――感情の動きを感じる。
凍てつく氷のように澄み切った白い影と、熱くすべてを焦がすような炎を纏った影。
『俺』を軸にして、完全なる線対称に立った二人の影がぴたりと静止すると、空間にピリピリとした空気が満ち始めた。
(……ああ。ひょっとして来れたのか、ここまで)
誰だったかはよく思い出せない。
が、『彼ら』が有能であることは体がよく覚えている。
意図せずレーザーキャノンの出力が上がり、砲のオーバークロックを示すサインが画面端に流れ始めた時、朧げに抱いていた予感は確信に変わった。
『彼ら』は『俺』の領域で共に戦ってくれる戦士だ。
(……楽しい。すごく楽しい)
604
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/10/13(月) 13:41:35 ID:rFfMzBXU
視界の端で小さく閃光が瞬いた。
(あ、もうそんな距離なんだ)
先刻のニョイ・アレイとザンゾーよりも遥かに足が疾い。
(……そうでなくては)
四肢に力を込めるのと同じ要領で、四基の推進装置と斥力装置にエネルギーを集め――解放。
『俺』は大気の壁を破りながら、敵機編隊の背後へ一瞬で移動した。
(――だが『俺』は先刻よりもっと疾風いぞ、『餌』共)
計九機の破砕点をコンマ1秒で視線入力で割り振り、砲身の先端を開いた。
装置の大仰さに対して、余りに細長な翡翠の光線が砲身から次々と放たれる。
一瞬の静寂の後、汎用戦闘機の機体が一様に『ズレ』始めた。
――高出力のレーザーが装甲を貫き、焼き斬ったからだ。
装甲の切断面はマグマのように沸騰し、切断されたパイプから濃緑の燃料が飛び散っている。
ショートした回路から火花が散り、燃料に発火すると――制御を失った翼の鉄塊は紅蓮の炎に包まれた。
(……美しい)
焼けた砲身に残る翡翠のエネルギーの残滓が、甘く躰の中枢を痺れさせる。
605
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/10/13(月) 16:25:24 ID:rFfMzBXU
――橙に次々と爆縮する汎用戦闘機達。
炎の靄の向こうに、燃え――爆ぜるEVOL反応炉。
(…………)
相手に何もさせなかった。
反応することすら許さなかった。
(これが……圧倒的な、力)
―ィイィィィン ―オォオォォォン…
(…………)
(ククッ……)
(アハッ、アハハハハッ!!)
(知らなかった……『俺』は知らなかったよ……!)
(この世にッ!)
(『喰べる』ことよりッ! 『飛ぶ』ことよりッ!)
(――楽しいことがあったなんてさァッ!)
606
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/10/17(金) 10:03:21 ID:s2b3M9aQ
わーぉ、見事に飲まれちゃってますね〜
607
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/10/18(土) 20:30:12 ID:4hRdLSag
ところで、気絶した敵との強制接続とかはやるのかね?
608
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/11/24(月) 23:15:37 ID:xn7yDgsY
支援
609
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2014/12/14(日) 19:28:03 ID:uLIRPmtg
http://www.fc-business.net/qgesw/
610
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/01/20(火) 16:34:07 ID:T0hJFRAg
ageる〜よ〜
611
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/03/08(日) 23:55:33 ID:2urx/moI
ageますが?
612
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/05/06(水) 06:05:06 ID:ZW.J7PuI
ageage
613
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/05/15(金) 12:15:40 ID:6o0pfKgE
支援
614
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/07/28(火) 21:37:02 ID:QLQnY8mU
しえん
615
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/07/28(火) 23:02:23 ID:ZdjoQD4.
支援
616
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/08/17(月) 13:16:55 ID:cMzvXSJk
ひとっ走り付き合えよ
617
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/10/10(土) 22:24:23 ID:TKGL8qzQ
ほ
618
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/10/14(水) 10:12:33 ID:Eqy6Jyzw
サツバツ!としてきたから書きたくなくなっちゃったとか?
619
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2015/10/15(木) 00:47:43 ID:1k/n9E52
1年か…完走してほしいけどな…
620
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/01/17(日) 16:50:26 ID:S6sKplXY
ageてみよ
621
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/03/22(火) 21:18:13 ID:YtY1tPM2
わ
622
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/05/05(木) 22:46:06 ID:UgNvK.8A
支援
623
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/07/15(金) 15:58:27 ID:A5Zdi1cA
はよ
624
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/08/30(火) 17:36:56 ID:t/32yos6
待ってる
625
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2016/10/26(水) 22:40:16 ID:3kToF23E
一応age
626
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/04/04(火) 15:30:00 ID:Z37dCZug
ほす
627
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/07/17(月) 21:05:28 ID:1Ef2GpxQ
ほ
628
:
◆/7WpKbL.5s
:2017/07/18(火) 03:24:25 ID:cJkGXRi2
どうも
>>108
です
このスレはとっくに落ちているものと思っていたのでかなり驚きました
とても長い期間保守していただいたようで、嬉しい反面申し訳なさでいっぱいです
そして残念なお知らせをしなければならないこともまた心苦しいのですが……
このスレの続きはお届けできないです
本当に申し訳ない
629
:
◆/7WpKbL.5s
:2017/07/18(火) 03:24:59 ID:cJkGXRi2
まだこの板で自分が更新しているスレ、もしくは停滞しているスレに理由は書きましたが
現在重度のスランプ状態です
かなり前に作品がこっぴどく批判されてから、以前のようにまるで書けなくなってしまいました
(スランプを脱したくて
勇者「娘に過去がバレまして」娘「伝説のおちんちん!」
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/internet/14562/1440342014/
を投下
同じく脱するべく
男「念願のセクサロイドを手に入れたぞ!」メイド型「膣温は3000度」
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/internet/14562/1479661407/
を相も変わらず亀のような速度で更新しています)
630
:
◆/7WpKbL.5s
:2017/07/18(火) 03:26:12 ID:cJkGXRi2
ただ、現状まともな作品を書ける力(特に地の文)が無くなっているだけで
このお話のストーリー自体は完結していて、使用する安価も処理方法が大体決まっています
衝動的に消してしまった部分を補完しつつ、ざっくりとあらすじや状況説明を投下していくだけならば、何とかできるかもしれません
631
:
◆/7WpKbL.5s
:2017/07/18(火) 03:26:46 ID:cJkGXRi2
LRでSSモドキも投下可能とあるので、LR違反にはならないとは思いますが……
まともな続きを提供できないのも事実です
相変わらず投下速度が遅いのも変わらないですし、
未完成品投下される位ならエタ宣言してほしい、という意見も勿論あると思います
なので少し意見を募ります
それでもいいと言う方がいるのなら、続きのようなものを投下していこうかなと思っています
632
:
◆/7WpKbL.5s
:2017/07/18(火) 03:27:19 ID:cJkGXRi2
必要ないようであれば終了宣言をし、このスレは以降sage進行で下へ送ります
633
:
◆/7WpKbL.5s
:2017/07/18(火) 03:28:43 ID:cJkGXRi2
長々と失礼しました
久しぶりの更新がこんな報告で、続きを待っていた方を裏切る形になってすみません
634
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/07/18(火) 07:14:06 ID:5DiOH102
安価のをどう処理したか気になるし出来ればざっくりと投下してほしい
635
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/07/18(火) 15:09:36 ID:bq1USOqI
ダイジェスト化はちょいと……いえ、かなり残念ではありますが、まだ書いて下さるならお願い致します……!
636
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/07/18(火) 22:06:49 ID:x77HYXBk
木っ端ながらも書き手の一人としては調子が悪い時の書けない辛さは分かるから無理しないで良いよって言いたい所だけど
読み手の一人としては続きが読めるなら時間がかかってでも読ませてもらいたいって気持ちが強い
落ちてしまってはいるけど、格ゲースレも楽しみにしてたし、上記の勇者スレは読んでて興奮した(色んな意味で)
そんな訳で更新いただけるなら楽しみに待ってます
637
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/07/20(木) 18:56:45 ID:pTJ7GDck
続きがあれば是非みたいです
638
:
◆/7WpKbL.5s
:2017/07/27(木) 02:44:00 ID:BoKoHZOI
レスありがとうございます
投下途絶えたの3年近く前になるんですね、感謝の気持ちしかないですホント
自身の情報整理も兼ねて、使用が終わった安価を出しておきます
639
:
◆/7WpKbL.5s
:2017/07/27(木) 02:49:23 ID:BoKoHZOI
クレヨンしんちゃん
キテレツ大百科
ソードアート・オンライン
551の豚まん
男体化
ロシア兵
量子デコヒーレンス
ミトコンドリア
インポロピー
エントロピー
カップヌードル一年分
地球
進化
掘削機
ロケットとかのジャイロ
迷いなき覚悟
カブトボーグ
黄金の精神
カブトムシ
恐怖
全 編 オ ン ド ゥ ル 語
高等学校1年教師陣〜オリュンポス〜
おぺにぺに
どうしてベストをつくさないのか
いつやるの?
(いまでしょ!)
>>37-39
3つ分(37 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/04/15(月) 15:45:22 ID:52knEmtw い
(38 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/04/15(月) 15:55:12 ID:o9MBNmQc ま
(39 :以下、名無しが深夜にお送りします:2013/04/15(月) 16:10:15 ID:i65ktjXcで
640
:
◆/7WpKbL.5s
:2017/07/27(木) 02:51:42 ID:BoKoHZOI
自己インダクタンス
書く気の無い作家
エレレレ
ニート (NEAT)
NHK
ハイチュウ
カウンター
ユニタリ作用素
ジャポニカ復讐帳
ガチムチの女装
阿部さん
貧弱ゴリマッチョ
もののけホモ
TDN
池田ァ!
ダーウィン4078及びダーウィン4081(スーパーリアルダーウィン)の自機みたいな奴を登場させてほしい
ジャッジメントですの!
ソボレフ空間
究極なる闇の力
え?なんだって?
激オコスティックファイナリアリティぷんぷんドリーム
鞭以外の道具でスパンキング
股間のスタンド
ルシファーズハンマー
シャイニング・プラネット
俺は本当のことが知りたいんだ!
「ドランゴンボールは3.14個しかないんだとよ」
ジョイメカファイトのスカポン登場
綿あめ
邪神ケイオス
641
:
◆/7WpKbL.5s
:2017/07/27(木) 02:52:20 ID:BoKoHZOI
管理局の白い悪魔
チロルチョコ 最後の聖戦
レン「んんっ、やめてくださいマスター!!」男「駄目だよレン君? おちんちんの皮を剥かないと歌声に艶が出ないぞ?」ヌコヌコヌコヌコレン「ぃやぁっ、ひぅっ、ぁ、あ゙あっ、ふんん!!」プルプル
兄弟子によるかわいがり
ネオアームストロングサイクロンジェットアームストロング砲じゃねーか。完成度たっけぇーなオイ
ランバ・ラル、特攻!
爆撃
プレコンパクト
「俺、この戦いが終わったらオナニーするんだ…」
「俺、授業が終わったら部活行くんだ……」
642
:
◆/7WpKbL.5s
:2017/07/27(木) 02:59:43 ID:BoKoHZOI
物語に使われた順番ではなく、安価順なのはご容赦ください
安価は曲解して無理矢理使われているケースもあります(多分これからもあります)
Ex:ソボレフ空間→セルゲイ・ソボレフが支配する空間
また、使用した安価は再度使われることもあります
643
:
◆/7WpKbL.5s
:2017/07/27(木) 03:06:50 ID:BoKoHZOI
投下できなくなるのが一番怖いので、箇条書き、設定書き、少量投下含めて何でもありで投下します
必然的に読みにくくなります、申し訳ない
近日中に投下予定です
見てくれは悪くとも、彼らの物語を何とか完結させます
お付き合いください
644
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/07/27(木) 04:18:50 ID:MODE3adc
改めて見てみるとすんごいな……投下、楽しみに待ってます!
645
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/07/27(木) 09:53:51 ID:qq5kcEGo
期待
646
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/07/30(日) 00:23:44 ID:F9PS93nU
楽しみだなぁ
647
:
◆/7WpKbL.5s
:2017/07/30(日) 01:21:57 ID:6QW9oftQ
BEASの持つ獣性と完全にシンクロしてしまった池田は、空を埋め尽くす弾幕に対して一切防御を行わずすべて受けきる。
暴走した結果故の被弾。一同は死を覚悟するが、BEASは強さの段階を1つ下げただけに過ぎず(KUES→ZUGAU)
爆破機能を殺したツインミサイルにて敵機を破壊しEVOLを獲得(ZUGAU→MEASA)
更なる力を手に入れ、EVOLを喰らいつくすBEAS(MEASA→MALTO→SEAS→DEAME)
DEAME形態でペータエフに神風特攻を行う。
戦艦ペータエフの装甲は厚く、BEASは致命的な損傷を受け大破――したはずだったが
ここで最後の進化が発動。外敵からダメージを負ったことで生き残る為に究極の変異を遂げる。
(DEAME→BLACK DEAME)
※BLACK DEAME形態は本来は敵弾を無効にするだけに留まる為、撃つショットがありとあらゆるものを切断消滅させる属性を持つ設定にする。
結果として、戦艦の尾から頭を真っ二つに機体で引き裂き(描写参考:スーパーキャビテーションによる超高速水中移動)、
超特大のEVOLを喰らいながら突き抜ける。
※安価
>>62
ダーウィン4078はシューティングゲームであり、BEASはその機体
本来のシューティングのパワーアップシステムとは大きく異なるシステムが特徴。
被弾やパワーアップアイテム(EVOL)取得のタイミングで、パワーアップ後の形態が複雑に分岐する。
BLACK DEAMEは悪魔のような生体的なデザインで、ゲーム中最大の火力を誇る(敵弾に対して無敵でもある)
※弱点として、BLACK DEAMEは一定時間後に最弱形態(PISTER)に戻ってしまうリスクを持つ
◆作中取ったルート
BASUM→SHARRU→MISEAVE→TWIPET→DODOK→ZUGAU→KUES→被弾→
→ZUGAU→EVOL取得により逆進化ルート確定→MEASA→MALTO→SEAS→DEAME→被弾→BLACK DEAME
648
:
◆/7WpKbL.5s
:2017/07/30(日) 01:24:17 ID:6QW9oftQ
>>7
安価消費
オーバーキル
・ペータエフの破壊描写
649
:
◆/7WpKbL.5s
:2017/07/30(日) 01:29:20 ID:6QW9oftQ
※捕捉1
相手を吸収し強くなる利点と、ストレスを受けた際に形態を変化させて対応することで常に強くなるBEAS。
星そのものを支配しようとするイヴと、それに抗う池田達。
進化と生存競争はこのお話のもう一つの主題でもある(★この戦闘後に触れること)
特にBEASの存在はラスト付近にてキーになる為、BEASで必要な情報はすべてこのシーンの中で終わらせること。
※捕捉2
一度起こした進化は少量のEVOLで、かつ高速で再現が可能になる(EVOLのストックを残骸から確保する描写)
◆シューティングのパワーアップ順を一度目にしたプレイヤーは、容易にそれを再現できる点から引用
→究極形態を池田一行は手にした
※捕捉3
BLACK DEAMEは生体的なデザイン(悪魔か、蝙蝠を思わせる邪悪なデザイン)
力を機械で突き詰めた結果、生物のデザインへ立ち返り、辿り着く
自然に今存在しているものは、最適化を突き詰めたデザインであり
イヴもBEASもその先へ到達しようとしている(前者は意思から、後者は生存本能から)
650
:
◆/7WpKbL.5s
:2017/07/30(日) 01:33:45 ID:6QW9oftQ
精神への過負荷で気を失う池田。
同時にBEASはBLACK DEAMEの形態を解き、PISTERへ。
◆時間制限があることを、パイロットへの負荷限界で再現
回復を待ってミーティングを行う一行。
リターンが大きい反面、背負うリスクも大きい為、議論。
相手の首を取るには、振る刀の範囲の中に首を無くてはいけないと池田は豪語する。
安全圏から勝てる程甘くは無いというセルゲイの言葉を受けて、議論終了。
阿部、スカポンも了承、全員の意見は一致するが
・余りに凶暴過ぎる
・精神汚染に近いものがあった
・イーモン博士とイメージが結びつきにくい
と言う疑問点は積み残したままとなる
◆◆◆ペータエフとの戦闘 BEASの覚醒編 了◆◆◆
空と海への警戒を強化し(ペータエフのEVOLパーツを食べたことで色々丸見え、かつ敵の本拠地のマップも入手)
即席のコントローラー(それぞれがBEASの意識へ強制介入する装置)を阿部、スカポンペアが作りつつ、一行はイヴの待つ基地を目指す
651
:
◆/7WpKbL.5s
:2017/07/30(日) 01:34:20 ID:6QW9oftQ
今日はここまで
652
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/07/30(日) 05:03:54 ID:f.KbJGpU
情報量がしゅごい乙
653
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/07/30(日) 21:41:59 ID:4Bwdrl4.
俺にも見えるぞ……描写されていない筈のシーン。そのやりとりが……!
乙乙!
654
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/08/01(火) 15:59:12 ID:LQw6IdfU
進化ルートまで……よく研究して下さってたんですね
655
:
以下、名無しが深夜にお送りします
:2017/10/17(火) 18:57:43 ID:2.oeTeeo
ほ
656
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以下、名無しが深夜にお送りします
:2018/01/05(金) 21:51:27 ID:CmD7ycas
すげえな
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