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( ^ω^)内藤忘年会3

3527以下、名無しに変わりまして内藤がお送りしますお:2019/04/01(月) 21:32:10 ID:vr5.6qJU0
>>3518
>>816
>>426
>>424

日朝鮮人は出てい

「暑いし臭いし、不快じゃのう。こがなカス一匹ヤキ入れるんに、
もちいとマシな場所なかったんかい」
足を投げ出して座っている男が不機嫌そうに言った。
はだけた開襟シャツの胸は汗で濡れ、ゴールドの
ネックレスが纏わりついている。パナマ帽を被りサングラス
をしたこの男は、
加古村組の若頭、野崎康介である。
野崎の眼前の養豚場の柵の中では初老の小男がリンチに合っている。
屈強な男たちは皆、一様に一目でヤクザと
わかる服装と凶暴な顔立ちをしている。
まるで小男をなぶり殺しにするのを楽しむように、
交互に殴る蹴るの制裁を加えている。
周囲の柵は豚であふれている。
一つの柵だけは豚を追い出し、裸電球に蝿や羽虫が集まる
淀んだ空気の中、男たちの嬌声と怒声、
ガツ、ガツという骨がぶつかる音、
そして小男の悲鳴が、もう小一時間
続いている。
「このカスが!早うホンマのこと言わんかい!」羽交い絞めされ、
足が浮いた小男に掌底を浴びせ続けながら、
相撲取りのような巨体の男が怒鳴りつける。
ことの発端は、広島仁正会の五十子会の縄張内のホールで、
二次団体で呉に本拠を置く加古村組の者たちが小遣い
稼ぎにゴトをしているという噂が流れ、
会長の五十子正平が加古村組の組長、加古村猛に
真相究明を求めてきたのである。
そこで加古村組の若頭の野崎は、事態収拾のため、
一連のゴトはこの小男、_すなわち粕尾の単独犯に
仕立て上げ、五十子会に謝罪するという絵を描いたのである。
元来、愚連隊上がりの加古村組は、荒っぽい
武闘派の集まりであり、仁正会内部でも五十子会に対し、
加古村組への絶義状を出すべきとの声もあるのだが、
五十子会若頭、浅沼真治と加古村組組長、加古村猛が兄弟分ゆえ、
五十子会としてはそうもいかず、
むしろ加古村組を上手く操って、敵対する呉の老舗博徒、
尾谷組の勢力を削ぎにかかっているのである。
「も、もう堪忍しとくなはれ…、ワシ、ゴトなんぞ、しとりまへんがな…」
野崎の絵図が読めない粕尾が消え入り
そうな声で言う。
顔中腫上り、目は見えないようだ。鼻が潰れ、夥しく出血している。
前歯が唇に刺さった
ようで、口からも出血が激しい。
「なんじゃとこらぁ!ワレ、まだわからんのか!」
相撲取りがまた掌底を
見舞う。「ふげ」「ほげ」一発ごとに小男の頭が左右に持っていかれる。


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