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5巡目のしりとりスレ
1
:
名無しの厨二能力者
:2014/07/08(火) 13:56:44 ID:EJGqNb/A0
俺たちは忘れない
521
:
名無しの厨二能力者
:2020/03/15(日) 00:08:00 ID:yV1zlAW60
夜はいつも巡ってくるのに
夜明けの日射しは、いつも俺には届かない。
なぁ、教えてくれ
俺は何処で間違った。
俺はいつ何処でどうすれば良かった。
どれだけ考えても俺にはわからない。
だからせめて俺は俺にできることをしようとして、また間違えて……
俺が間違ってる?
……ずっと初めからわかってるよ、そんなこと。
でもその間違いをどうやって正せば良いのかわからないから
俺はずっと悩んで、前に進めずにいるんじゃないか。
522
:
名無しの厨二能力者
:2020/03/22(日) 23:43:32 ID:Gc9GDUnY0
かつての武勇……育まれた友情……移ろう季節……誰もいない街
気づけばそこにあった街、夜毎浸ったその空気、数々の物語
ああ、時の流れとはこうも無情なものなのか
そんな感慨に更けるこの夜は、季節に似合わず妙に暖かい
523
:
名無しの厨二能力者
:2020/07/19(日) 11:16:28 ID:sgsO3HpA0
今、昔の夢を見たよ
……魘されていた? いや、あれはいい夢だったさ
……けれど泣いている? いや、嬉しくても涙は出るものだよ
そう……夢にまで見るくらい繰り返した日常、の夢だ
今でも目を閉じれば、映画でも見るように鮮明にあの光景が浮かぶよ
人いきれに包まれた眠らない町と、殺し合いの応酬
今の町の姿しか知らないお前にはきっと想像も付かないだろうね
あの日の私は幾つもの死線を潜り、生き延びるために殺して、明けの日の出に歓喜の涙を流していた
だが……のうのうと生き延びて、私は漸く理解してしまった
私は、とうの昔に死に損なっていたのだと
……いやすまない
性懲りもなく繰り言に付き合わせてしまったな
さて、酒場にでも行くとするか
そんな顔をするな
どうか、過去に囚われたままの愚かな私を笑ってくれ
524
:
名無しの厨二能力者
:2020/09/08(火) 21:12:41 ID:i2/N6L7s0
列を成して巨悪を断ち切った夜があった。
孤独の中、邪悪と化した夜があった。
志半ばで討たれる夜があった。
邪悪のままに、鏖殺せしめた夜があった。
何故かよく分からない引力でえっちぃ事に巻き込まれた事もあった。
タイミングを逸してヘタれたまま、夜明けを迎えた事もあった。
城を脱し。
研究施設を爆破し。
客船にて輪廻を巡る。
ああ、そうとも。
死に絶えはしても、消える事はついぞできなかった。
まさか同類がいるとは、世の中分からないものだ。
525
:
名無しの厨二能力者
:2020/10/18(日) 15:22:41 ID:fHuwhMpQ0
段々虚無へと融けていく
俺はあの時、あの場所、あの能力で戦っていたのか
あいつはそしてこの俺は一体何者だったのか
融けていく
526
:
名無しの厨二能力者
:2020/11/05(木) 21:28:32 ID:Jw95ivPI0
朽ち果て腐れ果て土塊と化し
この地が荒れ果てても尚我は存在し続ける
我は遺灰 我は真砂 我は軟風 我は泡沫
いつかこの身をひと雫へと形を変えて 大地に眠る種に降り注げば
我は再び戦士の名をかたるのだろう
そんな玉響の声もいつかは解ける そして再び世界を巡り──
527
:
名無しの厨二能力者
:2020/11/10(火) 22:12:27 ID:Qx5YHWuo0
理解など求めようはずもない
そうだろう?総ては朽ちゆく定めにあり
畢竟滅びるしか道は無く気力も疾うに失せている
君らとて同じことだこの僕と
528
:
名無しの厨二能力者
:2020/11/18(水) 18:39:49 ID:8X0UHo7.0
問わず語りの亡霊が、今更ながらの後悔を
絶えず連夜の騒音が、今は昔と懐古する
なんともみじめな死に損ない
なんどもいじめた死に損ない
それでもいきてた死に損ない
戦う武器はもう無いか、戦う場所ももう無いか
戦う理由はもう無いか、戦う仲間ももう無いか
それでも敵はまだいるぞ、お前の敵はまだいるぞ
歓喜と怨嗟を歌にして、お前の敵はまだいるぞ
529
:
名無しの厨二能力者
:2020/12/06(日) 17:27:08 ID:AvJtkhRs0
増加した虚ろな影たちの驚異は日に日に夜な夜な増してゆき
今やそこに住まう人々から夜は失われたと言っても過言ではない
なればこそ我々がこれを対岸の火事などと静観しているのは愚か
明日をも知れないこの日々ならば立ち向かうべきだとは思わないかね
なあ、君はどう考える?
君には何が見えている?
聞かせては、くれないか
530
:
名無しの厨二能力者
:2021/01/23(土) 05:08:27 ID:uw98DArQ0
感じないんだ何もかも
日々が過ぎれば解決すると時間が経てば解決するとそう言われたのに
ただ悪くなっていく一方なんだ
動こうとは思えない頑張ろうなんて気すら起きない
そんな堕落に身を寄せた者にはお似合いの結末
531
:
名無しの厨二能力者
:2021/01/25(月) 02:17:15 ID:pjEqSxhs0
追想がふわりふわりと彼女の夜に溶けてゆく
530の欠片たち……誰かの記憶とも、この街の歴史ともつかない言葉たち
あの子は受け止めるだろう
そして堕ちてゆくだろう
わたしには見ていることしかできないのだ
532
:
名無しの厨二能力者
:2021/02/27(土) 23:33:39 ID:VtSDKNYk0
だったらどうした傍観者よ。
あの哀れな童子の結末を理解していながら
貴様は己が無力嘆き、まだ無力のままであろうとするか。
フハハハハハハハ!!まさに笑止千万!!
私には貴様の中に燻る炎がよく見えるぞ。
秘めた衝動に身を震わせながら、尚もそれを抑え込んでしまおうとはな!
私は私のやりたいようにやる。
闘魂尽き果て朽ち果てようとも、雌伏の時を経ていずれ必ずこの地へと踏み入ろう。
そして最後にこの場に立つのは他の誰でもない。この私自身よ。
あの童子の結末など、私にとっては始めから些末事でしかない。
いつでもこの手で引導を渡してやっても良いぐらいだ。
……いや、今すぐだ。やはり今すぐにそうしてやろう。
貴様の眼前であの細首を刎ね落とし、そしてくれてやる。
その時に、貴様は果たして傍観者のままでいられるか。実に良い余興となろう。
533
:
名無しの厨二能力者
:2021/04/27(火) 22:28:14 ID:d6JEzkQ.0
浮き足立った君たちに、僕らみたいに不恰好な未来を
胡乱を極めたあの人に、彼らみたいな流れ往く日々を
さあ、終わらない戦いの隅っこで……くだらない夜を始めようか
534
:
名無しの厨二能力者
:2021/06/19(土) 22:52:06 ID:cqsu32Us0
かつての朝も明日の空も、今の焼ける雲だってそう
ふたりを包む空気は冷たく、やがて熱を帯びる
生きるのに向いていない
そうは思いたくはないけど
そうだ、自分の手に目をやれば
嫌だって知るでしょう?
薄暮に溶ける街の隅で
535
:
名無しの厨二能力者
:2021/09/18(土) 22:48:06 ID:kI8iZtdE0
電話が切れて、やがて僕らは思い出すだろう
この切ない晩夏の夜に、やるせない秋のすぐ近くで
次は君の番だ……次に会うのは2つ先、だといいな
536
:
名無しの厨二能力者
:2021/09/28(火) 04:43:14 ID:hafTxXJM0
なんだよ、水臭いじゃないか
久々に会えたのにそんな話を…
別に遠慮する仲でもあるまいに…良くも悪くも、ね
それにそんなガラでも無いだろう?お前も、俺も、あいつらも
だから、遠慮するなよ
続きを聞こうじゃないか
537
:
名無しの厨二能力者
:2021/12/30(木) 09:39:01 ID:dNiSHbe20
斯くして、季節はうつろい
ゆく年とくる年の狭間にて、彼等はまたもさまよう
然れど、夢から覚めて
近づいては遠のいた街の景色が、変わらずそこに
「よいお年を」
懐かしい声が、聞こえたような
538
:
名無しの厨二能力者
:2022/05/31(火) 22:16:06 ID:QRKVo7w60
永い永い時を過ごしていた
あの声は夢か幻か?
微睡む荒野と過ぎ去る過去
意識はまた遠退いて
539
:
名無しの厨二能力者
:2022/06/18(土) 19:55:56 ID:/Gcz0.fs0
手伝えよバカ
お前、お前だよ
このクソ忙しいのに呑気にうたた寝とは良い御身分だなバカ
ほら、寝言たれてねーで手を動かせ
540
:
名無しの厨二能力者
:2022/06/19(日) 02:44:17 ID:0HZ4gx4s0
折角の休日、駆り出された我々に待ち受けていたのは奇怪な装置であった
見上げる程もある『それ』はありとあらゆる機械を乱雑に"くっつけた"としか呼称のしようもない
色彩豊かな個体が揃った明暗を繰り返す点灯機[ランプ]
どう足掻いても手の届きそうにないところにある入り切り装置[スイッチ]や操作棒[レバー]
見慣れぬ文字が記されては流れていく液晶板[モニター]
しかし特に目を引くのが一番上にある硝子で囲まれたとんでもない大きさの『脳味噌』である
一人残らず唖然としている我々を見渡しながら案内人が言葉を発した
「あなたたちは選ばれたのです」
装置の上のひとつの『脳味噌達』は我々を歓迎するように蠢いた
541
:
名無しの厨二能力者
:2022/06/19(日) 10:13:58 ID:6uBHygnA0
……試しにアレ、撃ってみろ
542
:
名無しの厨二能力者
:2022/06/20(月) 10:50:20 ID:GgT5Xd5k0
《狼狽を感知しまし《絶句を感知しま《恐怖を感知し《好奇を感知《周章を感《恐慌を《敵意《困惑《動揺《不安《恐怖《恐怖《敵意《恐怖《恐怖《恐怖《恐《恐《敵《恐《絶望を感知しました》
《プロトコル開始まで残り60秒です》
543
:
名無しの厨二能力者
:2022/06/25(土) 16:42:03 ID:rL8VUdb60
鈴の音の如く軽い響きがした途端、目の前のおぞましい「物体」は大きな音を立てて崩れ落ちた
黄昏に沈みゆく街の片隅で、その事件は誰にも知られることなく終わりを迎えた――かに見えたが……
544
:
名無しの厨二能力者
:2022/06/26(日) 21:11:30 ID:ECJSHaWM0
ガガッ…ザ…
nowloading… …Null?ガッ
reload…error?errorerrorenter........enter??
HELLO WORLD
お早うございます皆様
久し振りです御主人様
再起動後御覧の有り様
記録も機能も損失無様
まことに ざんねんですが 自己修復機能も作動出来ません
error、error。エラいこっちゃぁ…
各機能、記憶領域、出力端末に故障多数
WARNING、わーたいへん
HELLOWORLD?
HELPMYLORD!
545
:
名無しの厨二能力者
:2022/06/29(水) 10:31:13 ID:CWtsr8Po0
どえらいことになったでぇ!
ワタシ達の傑作になり得たアナタが!アナタが!うわーん!
なんやのアイツ!あんなしょぼそうな【能力】でなんでここまで……はっ、まさか
546
:
名無しの厨二能力者
:2022/07/25(月) 14:16:13 ID:XF9Ftpig0
勘弁してくれよ!
確かにあんたを倒せりゃ俺は英雄さ
だがな、周り見てみろよ
街は見渡す限り廃墟と瓦礫の山だらけ、空は燃えてる、ハイウェイはメチャクチャ、海なんか汚染されてドロドロのヘドロになっちまった
友達はあんたのせいで全員死んだ
俺一人が生き残って、こんな世界の救世主になったところで楽しくなんかないんだよ
地球の危機なんか知ったことか、もうこんな世界に未練なんか無い
俺は死にたいんだよ
……けど、だからと言って俺の友達を殺したあんたをのさばらせたままにしておくのも癪だ
だからあんたも道連れにしてやる
547
:
名無しの厨二能力者
:2023/12/22(金) 11:14:16 ID:xiDfnlJI0
類は友を・・・とは言え
流石に限度があるだろ
最果てのどん詰まりに――何年間だ?
この地獄の底で、まだアンタに会えるとは思って無かったよ
548
:
名無しの厨二能力者
:2023/12/25(月) 19:05:01 ID:YllMFTdE0
宵闇に紛れ、彼が奇特な客人を運んできたようだ
ここで静かに待つことは間違っていなかった
巡る季節はいつの日も嘘をつかないと、誰かが話していたね
549
:
名無しの厨二能力者
:2024/03/19(火) 18:22:19 ID:6TY4bd6c0
猫が行く
春先の細道、早咲きの桜、道行く少年
猫が行く
軒先の子犬、咲かない桜、町角の少年
猫が行く
春風の脈動、木陰の少年、旅先の過去
歩いた跡に何も残さず
幾度も出会えど何も起こらず
しかし物語はそこから始まっていた
あの木の下には何が埋まっている?
あの怪物は何を食らって生きている?
さあ、もうしばし
ここから見守ろう
550
:
名無しの厨二能力者
:2024/09/09(月) 20:31:27 ID:I3K7c9Og0
うつろに笑う君。
瞳に光無く彷徨うその姿は痛々しい。
光を失う悲劇があったのだろう。
輝きが欠けてしまう程の無慈悲な惨劇と出会ったのだろう。
いや、或いは『何もなかった』のか。
何もない時間というものは水のようなもので、適量であれば潤うが度が過ぎると心を腐らせる。
結局の所、何があったのかは僕には分からない。
分からない。
分からないけれども、君のその姿が、とても腹立たしい。
覚悟しろ。
必ず、絶望に抗っていた頃の君の輝きを取り戻してやる。
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