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ミセ*゚ー゚)リ平面世界の住人のようです
1
:
川•´∀`)
◆atQbEDFLlU
:2016/11/09(水) 16:25:13 ID:RQSQhAZU0
第1話
平面の悦び
2
:
川•´∀`)
◆atQbEDFLlU
:2016/11/09(水) 16:26:50 ID:RQSQhAZU0
ミセ*゚ー゚)リ「あー」
('A`)「次俺ね」
ミセ*゚ー゚)リ「あぁぁぁぁぁー」
('A`)「ねぇ、次俺ね」
ミセ*゚ー゚)リ「ヴヴヴヴヴヴヴー」
('A`)「ねぇ、ねぇってば!」
ミセ*゚ー゚)リ「なんだい?ドクオくん」
3
:
川•´∀`)
◆atQbEDFLlU
:2016/11/09(水) 16:27:55 ID:RQSQhAZU0
('A`)「やっぱりさ、夏の風物詩は多人数で楽しむものなんだよ。と言うわけで俺にも扇風機に向かって声出すやつやらせてよ」
ミセ*゚ー゚)リ「あぁぁぁぁぁー」
('A`)「ちょっ、無視しないで」
ミセ*゚ー゚)リ「自分家でやればいいじゃぁぁぁぁぁぁ」
('A`)「言っただろ?多人数で楽しむものなんだよ」
ミセ*゚ー゚)リ「ええ?そういうもんかな?」
('∀`)「そういうもんさ」
4
:
川•´∀`)
◆atQbEDFLlU
:2016/11/09(水) 16:29:02 ID:RQSQhAZU0
ミセ*゚ー゚)リ…
ミセ*゚ー゚)リ「じゃあ扇風機に向かってて」
('A`)…
('A`)「おけ」
ミセ*゚ー゚)リ「ようし!いっちょかくぞぉー」
('A`)「あぁぁぁぁぁー、ほいいいいいいぺええええええん」
ミセ*゚ー゚)リ「センキュー」
ミセ*゚ー゚)リキュキュ
ミセ*゚ー゚)リペタペタ
…
5
:
川•´∀`)
◆atQbEDFLlU
:2016/11/09(水) 16:29:45 ID:RQSQhAZU0
…
ミセ*゚ー゚)リ「でけた!」
('A`)「どれどれ?」
('A`)…
('A`)「おお、俺の横顔」
ミセ*゚ー゚)リ「フッフーン♪上手いでしょ?」
('A`)「で、コレは何円なのかな?」
ミセ*゚ー゚)リ「うーん、あげるよ」
('A`)「タダでいいの?」
ミセ*゚ー゚)リ「…うん、ドクオの絵はドクオが持っててよ」
('A`)…
('A`)「おけ」
('A`)…
6
:
川•´∀`)
◆atQbEDFLlU
:2016/11/09(水) 16:31:27 ID:RQSQhAZU0
('A`)(コレがミセリの見ている世界、
あらゆる物体が、一体化してるかの様な感覚さえ覚える…)
('A`)(常人がこれを見れば遠近感もクソもない作品だと罵倒するだろう、だがこの絵は普通の人間が描こうとしてもかけない)
('A`)(彼女のいる世界に居られる人間にしか描けないんだ…)
('∀`)「大事にするよ」
ミセ*゚ー゚)リ「大事にしなよ?しなかったら祟ってやる」
7
:
川•´∀`)
◆atQbEDFLlU
:2016/11/09(水) 16:32:17 ID:RQSQhAZU0
('A`)「そりゃ困るね、じゃあ家宝にしよう」
ミセ*゚ー゚)リ「間違えて捨てちゃいそう」
('A`)「なんで?というかそもそも俺のものを勝手に捨てるの?」
ミセ*゚ー゚)リ「そりゃ君、私は君を貰ってあげるんだから、君のものは私のものだよ」
('∀`)「そりゃありがてぇ」
ミセ*゚ー゚)リ「そうだね、それまでに年収1億くらい稼いでいてもらおうかな」
('A`)「無理」
ミセ*゚ー゚)リ「10年後には年収1億突破するんだから、釣り合う男になってもらわないと」
('A`)「ええ?一気にハードル上がってるんだけど」
ミセ*゚ー゚)リ「文句言わない!こんな美少女と結婚できるって言うんだからむしろ喜びなさい!」
('A`)「へいへい」
ミセ*゚ー゚)リ…
8
:
川•´∀`)
◆atQbEDFLlU
:2016/11/09(水) 16:33:25 ID:RQSQhAZU0
鮮やかに浮かぶ白の月
それは私の見ている世界に線を生み出す
人との繋がりもまた同様に私の中に何かを生み出す
私一人ならばきっと途絶えるであろう何かが、
無限大に分割された微少量として生み出される
…きっと人間は、その微少量を表現するために生きている。
それは行動であり、それは体全体が表す生き様だ
9
:
川•´∀`)
◆atQbEDFLlU
:2016/11/09(水) 16:34:22 ID:RQSQhAZU0
だけど
私は絵の中にしかそれを表現できない
私は線の中でしかそれを見出せない
でもドクオ、
貴方だけは必ず
私の世界に呼び込んでみせる
10
:
川•´∀`)
◆atQbEDFLlU
:2016/11/09(水) 16:35:33 ID:RQSQhAZU0
…
平面の悦びを貴方にだけ教えてあげる
11
:
川•´∀`)
◆atQbEDFLlU
:2016/11/09(水) 16:36:23 ID:RQSQhAZU0
第2話
平面の哀しみ
12
:
川•´∀`)
◆atQbEDFLlU
:2016/11/09(水) 16:44:42 ID:RQSQhAZU0
ミセ*゚ー゚)リ「んー、夏は夜になるまで遅いね。はやく夜になって欲しいのに」
('Å`)「えー?明るい方がよくね」
ミセ*゚ー゚)リ「分かってないなぁ、暗い方がいいじゃん」
('Å`)「そうかな?」
ミセ*゚ー゚)リ「そうだよ!
学校行っても先生の話はチンプンカンプンだし!知らない人から憐れみの目線がたまに来るし!
夜の方が好き」
('Å`)「そう?学校面白いじゃん。
フォックス先生にアタックしてるエクト先生を見るのとか面白いと思うけど」
ミセ*゚ー゚)リ「えー?面白くないよ!いちゃいちゃしてるのを見せつけてるだけじゃん」
('A`)「アレはいちゃいちゃしてると言えるのか?嫌がられてるように思うけど」
13
:
川•´∀`)
◆atQbEDFLlU
:2016/11/09(水) 16:46:10 ID:RQSQhAZU0
ミセ*゚ー゚)リ「それにさ」
('Å`)「ん?なに?」
ミセ*゚ー゚)リ「空が単調なんだもの」
('Å`)…
('Å`)(ミセリにとっては雲も平面世界の住人、か。)
ミセ*゚ー゚)リ…
ミセ*゚ー゚)リ「でもま、いっか」
('Å`)「なにが?」
ミセ*゚ー゚)リ「ひみつぅ」
ミセ*゚ー゚)リ…
14
:
川•´∀`)
◆atQbEDFLlU
:2016/11/09(水) 16:47:08 ID:RQSQhAZU0
ドクオは知らない、
私の見ている世界はなにも全てが平面であるわけではないことを。
貴方だけは、
3次元空間の住人として見えていることに、
貴方は知らない。
私の病気はきっと平面と立体を繋ぐために与えられたもの。
平面とは私であり貴方を除いた世界。
立体とは貴方そのものを指す。
私という次元が境界を超えるには貴方が必要なのよ…
15
:
川•´∀`)
◆atQbEDFLlU
:2016/11/09(水) 16:47:49 ID:RQSQhAZU0
('Å`)…
('Å`)「ミセリ、」
ミセ*゚ー゚)リ「なに?」
('Å`)…
('Å`)「いや、」
('Å`)(キスする雰囲気かと思ったら違ったなコレは)
('Å`)(危うく性犯罪者への一歩を踏み出すところだった)
ミセ*゚ー゚)リ???
ミセ*゚ー゚)リ…
ミセ*゚ー゚)リ「ペン、後うごかないで」
16
:
川•´∀`)
◆atQbEDFLlU
:2016/11/09(水) 16:49:06 ID:RQSQhAZU0
('Å`)…
('Å`)「ほい、あとポーズはコレで?」
ミセ*゚ー゚)リ「おけおけ」
ミセ*゚ー゚)リキュッキュッ
ミセ*゚ー゚)リペタペタ
ミセ*゚ー゚)リじぃー
(*'Å`)やぁん
…
17
:
川•´∀`)
◆atQbEDFLlU
:2016/11/09(水) 16:49:52 ID:RQSQhAZU0
ミセ*゚ー゚)リ「でけた!」
('Å`)「どれどれ?」
(;'Å`)「こ、これは!」
ミセ*゚ー゚)リ「ドクオの顔」
('Å`)「鼻毛出てるじゃん!」
ミセ*゚ー゚)リ「うん、今日ずっと出てたよ。トソンちゃんがすっげー凝視してた」
(;'Å`)「ま、マジかよぉ〜」
(つ Å`)「えい!」
('A`)つ゚…
ミセ*゚ー゚)リ「あ、とれた」
('A`)「マジか…鼻輪みたいになってるじゃん」
ミセ*゚ー゚)リ「もぉぉぉぉぉ」
('A`)「牛の真似かよ…
MOWでも食うか、牛つながりで」
ミセ*゚ー゚)リ「賛成!どクオがおごってね?」
('A`)「へいへい」
18
:
川•´∀`)
◆atQbEDFLlU
:2016/11/09(水) 16:51:32 ID:RQSQhAZU0
平面の哀しみは誰にもわからない。
生きているものは全て立体の中にいるからだ。
だが、だがもし人間の意識が平面世界に追いやられたら?
…
きっとその人間は発狂してしまうだろう、
そう本来であれば私は気が狂ってるはず…
でもドクオ、貴方だけは立体として私の世界にいる。
それだけが私の救い。
全ては平面の哀しみの下に描こう。
19
:
川•´∀`)
◆atQbEDFLlU
:2016/11/09(水) 16:52:53 ID:RQSQhAZU0
…
平面の哀しみを貴方にだけ知らせてあげる
20
:
川•´∀`)
◆atQbEDFLlU
:2016/11/09(水) 18:07:05 ID:RQSQhAZU0
第3話
平面の関わり
21
:
川•´∀`)
◆atQbEDFLlU
:2016/11/09(水) 18:08:10 ID:RQSQhAZU0
ミセ*゚ー゚)リ「手っをつっないであっるこぉぉー」
('A`)「耳に向かって叫ぶな、鼓膜破れる」
ミセ*゚ー゚)リ「破れないよぉ〜全くドクちゃんは心配性なのね」
('A`)「なに言ってんだよ…」
(゚、゚トソン「あ!おはようミセリちゃん!腐った死体!」
ミセ*゚ー゚)リ「おっはぁ陽介は要スケベ」
(゚、゚トソン「おっはぁいお州」
('A`)「お前らはおはよう一つに不必要なものを混ぜすぎだろ」
22
:
川•´∀`)
◆atQbEDFLlU
:2016/11/09(水) 18:08:51 ID:RQSQhAZU0
(゚、゚トソン「お!腐った死体はいつも以上に腐ってるね!このこのー!」
('A`)「腐った死体ってなんだよ、腐った死体って」
(゚、゚トソン「えぇ?ドラクエに出てくるあの片目が飛び出しかけてる腐った死体じゃないの?」
('A`)「どこに一致点があるんだよ」
(゚、゚トソン「顔、猫背、というか存在そのもの」
('A`)「ひどい!泣いちゃうわ!」
(゚、゚トソン「オカマかよ、クラスで言いふらしてやろっと」
('A`)「やめて、トソンが言いふらしてから俺のあだ名、腐った死体になったんだから」
(゚、゚トソン「まったく、コレだからオカマは…」
23
:
川•´∀`)
◆atQbEDFLlU
:2016/11/09(水) 18:09:51 ID:RQSQhAZU0
('A`)「よし!行こうかミセリ」
ミセ*゚ー゚)リ「じゃねぇ、トソンちゃん」
(゚、゚トソン「待って待って、そこで置いてく?」
ミセ*゚ー゚)リ「止めるには5円かかります、御縁だけに。」
(゚、゚トソン「もう、なに冗談言ってんのよ。ハイ!手を出して?」
ミセ*゚ー゚)リ「やぁん、トソンちゃんの手、冷暖かい」
('A`)「なんじゃそりゃ」
(゚、゚トソン「じゃ、行こっか」
ミセ*゚ー゚)リ「行こっ」
('A`)「そだな」
…
24
:
川•´∀`)
◆atQbEDFLlU
:2016/11/09(水) 18:11:30 ID:RQSQhAZU0
…
ミセ*゚ー゚)リ「とうちゃぁく」
('A`)「ほい、開けるか」
がららら
( ゚∀゚)「おお!腐った死体!源川と登校かよ、妬けるねぇ」
( ^Д^ )「おいおい、ジョルジュは相変わらずトクオにご熱心か?」
(; ゚∀゚;)「は、はぁぁぁぁぁ!!?ご、ご熱心とかなんだし!
というかその言い方俺がドクオのこと好きみたいじゃん!」
( ^Д^ )…
( ^Д^ )「相変わらず分かりやすいな」
( ゚∀゚)「ほれほれ、そんな風に手を繋いでると俺が切っちゃうぞ!道中でイチャイチャしてる
カップルの手に正面から突撃するように」
( ^Д^ )「や、やったことあるの?」
( ゚∀゚)「あるけど」
( ^Д^ )…
( ^Д^ )「うわぁ、引くわぁ」
(ちなみに作者の友人が実際やってました。引きました)
25
:
川•´∀`)
◆atQbEDFLlU
:2016/11/09(水) 18:13:01 ID:RQSQhAZU0
从 ゚∀从「というか本当に仲良いな、できてんの?」
ミセ*゚ー゚)リ「実は夜に処女を奪われて…
それ以来奴隷生活なの」
从 ゚∀从…
从# ゚∀从「どうやら制裁が必要みたいだな」
('A`)「あからさまな嘘じゃん、そんな奴と普通、手は繋がねーよ」
从 ゚∀从「なに言ってんだよ、どうせ腐った胃液吐くぞとか脅したんだろ?」
('A`)「泣くよ?」
从 ゚∀从「はいはい」
( ・∀・)「おお、鬱田君、今日は割と遅いんだね」
('A`)「トソンがミセリに無視されたとか泣きじゃくってな」
(゚、゚トソン「おい!嘘つくんじゃねーよオカマ」
( ・∀・)「オカマ?」
(゚、゚トソン「みんなぁぁぁぁぁ!!!きいてぇぇぇぇぇぇぇぇ!!
鬱田が今日オカマ言葉使いながら男を誘ってたのぉぉぉぉぉぉ!!!」
( ゚∀゚)「な、なに!?」
(; ゚∀゚)「ほ、本当なのか!?ドクオ!!」
('A`)「こいつのあからさまな嘘になんで気づかねーんだよ」
26
:
川•´∀`)
◆atQbEDFLlU
:2016/11/09(水) 18:14:22 ID:RQSQhAZU0
ガララ
( ゚д゚ )「はいはーい、先生のご到着です。
みんなぁぁぁぁぁ!!!席に着いても着かなくてもどっちでもいいよぉぉぉぉぉぉぉ!!!」
o川*゚ー゚)o「先生、席に着かなくても良いとはどういうことでしょうか」
( ゚д゚ )「まだ時間じゃないからですぅ、ミルちゃんですぅ」
(-@∀@)「ミルナ先生、副担の私としては5分前ですし着席させてもよろしいかと思ったのですが」
( ゚д゚ )「えぇ!?きびしぃ〜、アサピーマジキチっていうかぁ〜マジキビっていうかぁ〜」
(-@∀@)「下手なギャル語ですね、ギャル語っていうのは『マシ〃ミ儿ナめωと〃→なωτ〃すけと〃』みたいな言葉を言うんですよ!」
( ゚д゚ )「へぇ〜マジでどうでもいい」
(-@∀@)…
27
:
川•´∀`)
◆atQbEDFLlU
:2016/11/09(水) 18:15:02 ID:RQSQhAZU0
ガラララ
(;^ω^)「ち、遅刻かお!?!?!?」
ξ;゚⊿゚)ξ「はぁ、危うくってところね、セーフよ」
('A`)「お!ぶーんにツン、おはよう」
( ^ω^)「おはようだお」
ξ゚⊿゚)ξ「おはよう」
ミセ*゚ー゚)リ「おはおは妖怪ウォッチ」
( ^ω^)「おはいお州だお」
ミセ*゚ー゚)リ「残念!トソンちゃんがもう使いました!」
ξ゚⊿゚)ξ「おっはぁいんりっひ」
从 ゚∀从「え?なに?」
ミセ*゚ー゚)リ「ツンちゃんは初めての挨拶だよ!」
28
:
川•´∀`)
◆atQbEDFLlU
:2016/11/09(水) 18:15:49 ID:RQSQhAZU0
ξ゚∀゚)ξ9m「っしゃあ!!!ザマァ!!ブーンwwww」
( ^ω^)「な、じゃあ
おっはすた!はどうだお!?」
ミセ*゚ー゚)リ「初めてだよぉ〜」
( ^ω^)「っしゃあ!!!」
ξ゚⊿゚)ξ「まーったく、二番煎じをしたと思ったら次のは面白みに欠ける挨拶ね」
从 ゚∀从「で、なんで俺を呼んだの?」
ξ゚⊿゚)ξ「あんたなんて呼んでないわよ、不潔レズビアン」
从 ゚∀从「は、れ、レズビアンとかwwそんなんじゃねーし!!」
ξ゚⊿゚)ξ「あんたがクラスの女の子のルナルナをつけてるところを見たのよ」
从 ゚∀从「は、はぁぁぁ!?そ、そんなのつけてねーし!!」
ξ゚⊿゚)ξ「ナオルヨちゃんは?」
从 ゚∀从「今は生理が終わってひと段落ってとこだな、まぁ、あいつはかなり軽いほうみたいだけど」
ξ゚⊿゚)ξ「うわぁ」
从 ゚∀从「ち、ちげーし!じょ、ジョークだよ!ジョーク!!」
29
:
川•´∀`)
◆atQbEDFLlU
:2016/11/09(水) 18:16:37 ID:RQSQhAZU0
川 ゚ -゚)「君たち、そんな風に騒いじゃダメだぞ。もう朝のホームルームの時間だ」
(゚、゚トソン「あ!ボッチおはよう!」
川; ゚ -゚)「ボッチじゃねーし!友達100人いるし!」
ξ゚⊿゚)ξ「あら、ボッチじゃない、おはスタ」
川 ゚ -゚)「だからぼっちじゃない!」
( ^ω^)「おっはぁんかち、というかツン、僕のやつパクったお」
川 ゚ -゚)「おい、華麗にシフトするな」
ξ゚⊿゚)ξ「パクったっていいじゃない、というかデイダラボッチに話しかけられてるわよ」
( ^ω^)「どうしたお?首がないのかお?」
川 ゚ -゚)「デイダラボッチじゃねーよ」
30
:
川•´∀`)
◆atQbEDFLlU
:2016/11/09(水) 18:17:56 ID:RQSQhAZU0
ミセ*゚ー゚)リ「おはよぉぉれいっひぃぃぃぃ!!!!」
川 ゚ -゚)「おはよう、ミセリ」
ミセ*゚ー゚)リ「もう!ブーンにツンちゃん!ボッチにボッチって言うのは可哀想だよ!クール・ボッチなんだから!クーちゃんって呼ぼうよ!」
川 ゚ -゚)「おい、嘘つくな。素直クールだよ。外人じゃねーよ」
( ゚д゚ )「とりあえずデイダラが言ってるように座りなさい」
川 ゚ -゚)「デイダラってもはや名前の面影すらねーよ」
…
31
:
川•´∀`)
◆atQbEDFLlU
:2016/11/09(水) 18:19:51 ID:RQSQhAZU0
…
( ゚д゚ )「今日は俺の数学からだな」
( ゚д゚ )「とりあえずe^(iπ)=-1、これさえ覚えておけば万事解決」
( ´_ゝ`)「すみません、それは入試で出るんですか?」
( ゚д゚ )「出ないけど?」
(´<_` )「それってやる意味あるんですか?」
( ゚д゚ )「とりあえず大学の先生が昔教えてくれたから大事だと思っただけだ」
( ´_ゝ`)「それって明らかに高校生に教えても意味ないですよね」
( ゚д゚# )「あるに決まってるだろ!!映画の中にだって出てきたんだぞ!?人類の至宝だ!」
(´<_` )「ミルナ先生ってどうでもいいところでこだわるよな、
÷記号と/記号の違いなんて誰も気にしねーよ」
( ゚д゚ )「なにいってるんだ!それを気にして初めて勉強なんだぞ!!」
('A`)(教科書の内容を教えてくれよ)
32
:
川•´∀`)
◆atQbEDFLlU
:2016/11/09(水) 18:21:10 ID:RQSQhAZU0
( ゚д゚ )「まったく!最近の学生は!すぐにエロ動画とかエロ本だとかエロ漫画だとか!そんなエッチなものに目を眩ませて!もっと別のことに興味を持ちなさい!」
( ・∀・)「ミルナ先生!カバンから『驚愕!!宇宙一気持ちイイ総入れ歯フェラババァ
』が出てます!」
( ゚д゚ )「よし!教科書のP61を開けー」
( ・∀・)「先生!AVパッケージですよ!それ」
ミセ*゚ー゚)リ!!!
ミセ*゚ー゚)リ「ドクオ!」
('A`)「へいへい」
( ゚д゚ )「お?」
( ・∀・)!
ミセ*゚ー゚)リカキカキ
ミセ*゚ー゚)リキュッキュッ
ミセ*゚ー゚)リバシッバシッ
ミセ*゚ー゚)リパシャパシャ
( ゚д゚ ;)と、撮るんじゃない!わ、私のものじゃないんだ!
…
33
:
川•´∀`)
◆atQbEDFLlU
:2016/11/09(水) 18:23:10 ID:RQSQhAZU0
…
ミセ*゚ー゚)リ「でけた!」
( ゚д゚ )「どれどれ?…おお!」
( ・∀・)「見せてくれ!…!」
( ・∀・)「…やっぱり君の絵はすごいな」
(゚、゚トソン「どれどれ?わお!パッケージの気持ち悪いイラストが絵の中に貼り付いてる!」
( ・∀・)…
( ・∀・)(コレが才能、か)
( ゚д゚ )「よし、じゃあ授業再開だな。教科書のP61を開けー」
o川*゚ー゚)o「先生、それ別のパッケージですよね?カバンに何入れてるんですか?」
…
34
:
川•´∀`)
◆atQbEDFLlU
:2016/11/09(水) 18:24:50 ID:RQSQhAZU0
…
私の関わり。
平面世界との関わり。
それはまるで私の体を死へと追いやろうとする死神のようなものだろう。
いつ狂ってもおかしくない、
いつこの世界が
私の本来居た世界に置き換わるかも分からない…
それでも私は平面の関わりを絶やすことはない。
それが私とドクオをきっと繋いでいるからだ。
だから
平面の関わりの中で君との想いを育むよ
35
:
川•´∀`)
◆atQbEDFLlU
:2016/11/09(水) 18:25:31 ID:RQSQhAZU0
…
平面の関わりを貴方にだけ分けてあげる
36
:
名も無きAAのようです
:2016/11/09(水) 21:34:29 ID:Vy8xprDM0
読んでるから続きはよ
37
:
川•´∀`)
◆atQbEDFLlU
:2016/11/09(水) 22:13:19 ID:RQSQhAZU0
第4話
平面の逢引
38
:
川•´∀`)
◆atQbEDFLlU
:2016/11/09(水) 22:14:38 ID:RQSQhAZU0
ミセ*゚ー゚)リんんっクチュクチュ
ミセ*////)リふぅ、ふぅ、ドクオぉ、
ミセリー!!!
ミセ*゚ー゚)リきゃあ!!!
?どうしたのー!!
ミセ;*゚ー゚)リな、なんでもないよ!!
ミセ;*゚ー゚)リ「い、急いで下を着なきゃ!」
ガチャ
ミセ*゚ー゚)リ!!?
39
:
川•´∀`)
◆atQbEDFLlU
:2016/11/09(水) 22:15:19 ID:RQSQhAZU0
リハ*゚⊿゚)「ミセリ、ドクオ君が来たわよ」
ミセ;*゚ー゚)リ「う、うん!」
リハ*゚⊿゚)「まぁ!こんな時間からお布団に入っちゃって」
ミセ;*゚ー゚)リ「ね、眠かったの!」
リハ*゚⊿゚)「そうなの?寝すぎると牛さんになっちゃうわよ」
ミセ;*゚ー゚)リ「わ、分かったから!ちょっとドクオに待っててって伝えて!」
('A`)「よーっす」
ミセ;*゚ー゚)リ!!?
ミセ;*゚ー゚)リ「な、なんで!?」
リハ*゚⊿゚)「何言ってるのよ。いつもドクオ君にわざわざ部屋に来てもらってるのに」
ミセ;*゚ー゚)リ「そ、それはそうだけど!」
('A`)?
40
:
川•´∀`)
◆atQbEDFLlU
:2016/11/09(水) 22:17:29 ID:RQSQhAZU0
('A`)すんすん
ミセ;*゚ー゚)リ!!?
ミセ;*゚ー゚)リ「ど、どうしたの?」
('A`)「ん?いや、なんかな、いつもと違う匂いがするというか…」
ミセ;*゚ー゚)リ!!
ミセ;*゚ー゚)リ「そ、そうかな!?」
リハ*゚⊿゚)…
リハ*゚⊿゚)「あらあら、そういうこと」
ミセ;*゚ー゚)リ!!!
リハ*゚⊿゚)「じゃあ私は下に行くわよ。ちゃんと付けなさいよ」
ミセ;*゚ー゚)リ「な、何言ってるのよ!」
('A`)?
リハ*゚⊿゚)「そう、なら、おばさんは
しばらくでかけてくるわ」
('A`)「あ、行ってらっしゃい、ミセリのお母さん」
リハ*゚⊿゚)「ドクちゃんもちゃんと着けなきゃダメよ」
('A`)?
('A`)「何をですか?」
リハ*゚⊿゚)「もう!しらばっくれちゃって」
('A`)???
リハ*゚⊿゚)「とりあえず行ってくるわね」
ミセ;*゚ー゚)リ「も、もう!何変なこと言ってるのよ!」
41
:
川•´∀`)
◆atQbEDFLlU
:2016/11/09(水) 22:18:43 ID:RQSQhAZU0
ミセ;*゚ー゚)リ「な、なんでもないよ!とりあえず廊下に出て!」
('A`)「え?なミセ;*゚ー゚)リ「早く行って!」
('A`)「あーもう、分かったよ分かった」
くる( )
ミセ*゚ー゚)リ!!!
ミセ*゚ー゚)リ「そのまま止まって!」
( )「ん?このまま?」
ミセ*゚ー゚)リ「そう!」
( )「ペンは?」
ミセ*゚ー゚)リ「あ」
( )「じゃあペン渡したらまた向き直すよ」
ミセ;*゚ー゚)リ「ま、まって!」
( )?
ミセ;*゚ー゚)リ「そのままでいい!あ、頭に焼き付けるからさ」
( )「そうか、わかった」
ミセ;*゚ー゚)リ「うん!」
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