[
板情報
|
カテゴリランキング
]
したらばTOP
■掲示板に戻る■
全部
1-100
最新50
|
1-
101-
201-
301-
この機能を使うにはJavaScriptを有効にしてください
|
( ^ω^)LIFE - omnibus -
133
:
11-3
:2016/09/29(木) 00:11:54 ID:PSvhLSVQ0
(-@∀@)『あぁあ!モララーが速い!六組、一組との差を縮めていく!』
( ,,゚Д゚)「ドクオぉ!来てるぞ!!」
('A`;) (ぐっ…おおおおお!)
(-@∀@)『…が!一組も粘る!!差はやや詰まってカーブへと差し掛かる!』
J( 'ー`)し 「ドクオ!」
('A`) !
J( 'ー`)b
('A`) (…くそ!!わーったよ!!)
('A`) 「持てよ左脚!」
134
:
11-4
:2016/09/29(木) 00:12:54 ID:PSvhLSVQ0
( ゚∀゚)(…息出来ねぇ)
( ´∀`)「大丈夫か!?少し歩け!」
(-@∀@)『一組ドクオ!なんと曲線で加速!ヘアピンをものともしない!』
( ゚∀゚)(あのアホ、また左脚いわしたらどーすんだよ)
( ゚∀゚)(…はぁ、まあ精一杯やってこいや)
(;・∀・)(くそ!くそッ!抜けねぇ!!クソォ!)
(-@∀@)『200m走者ドクオ!一時は詰まった距離を少し取り返し、300m走者へと繋ぐ!!』
( ,,゚Д゚)
('A`;) 「頼んだッ!!ギコ!!」
( ,,゚Д゚)「おう!よくやっ…!!」
('A`;) !
( ,,゚Д゚)!!
凶兆。
ドクオの顔の歪みに、ギコは失敗する未来を見た。
135
:
11-5
:2016/09/29(木) 00:13:59 ID:PSvhLSVQ0
伸びた右手はそのままに。
左脚から崩れ落ちて行く感覚。
ギコの手にはどうしても届かない。
それが、分かってしまう。
('A`;) (…ちくしょう…)
なんで今。
後数秒なのに。
なぜ。
なぜ。
目の前に地面が迫る。
立て直せない。
力が入らない。
見えるのは、ただ地面。
地面。
地面
の、先に。
なぜか。
手があった。
136
:
11-6
:2016/09/29(木) 00:14:53 ID:PSvhLSVQ0
( ,,゚Д゚)「よくやったよ、お前」
('A`) (ギコ…!)
ギコは笑って。
そして勢いよく振り向き、走り去った。
(-@∀@)『一組ドクオ転倒ォ!第三走者ギコ、よく立て直しました!』
( ^ω^)(ロスは少ない…まだいける!)
( ゚∀゚)(練習でしょっちゅうミスってたのが生きたか)
J( 'ー`)し 「よくやった!!よくやった!!」
(-@∀@)『元々脚を痛めていた一組ドクオ、倒れ込みながらも三番手に繋いだ姿に、拍手が湧き起こっています』
('A`) 「ハァ…!ハァ…!脚…痛ぇ…ッ」
(*゚ー゚)「アイシングするから動かないでね」
('A`) 「ハァ…ハァ…!そういや…保健委員…だったな…!」
(*゚ー゚)「かっこよかったよ」
('A`)b「へへ…だろ…?」
(*゚ー゚)「ばーか、はい動かないで」
(-@∀@)『しかし!六組の追撃も熾烈!!ギコに並んだァ!!』
('A`) (頼むぞ、ギコ…ブーン…!)
137
:
11-7
:2016/09/29(木) 00:15:40 ID:PSvhLSVQ0
(´<_` )「好機!!」
(;・∀・)「すまねぇ!!」
(´<_` )「抜かすさ!!」
( ,,゚Д゚)(ッ…思ったよりも差が…!!)
(´<_` )(トラブルも実力の内だ。悪いが、もらう!)
( #,゚Д゚)(させるかよ!!)
(-@∀@)『300m走者、並ぶは一組ギコ!六組弟者!三番手に100m近い差を付けて抜きん出る!!』
( ^ω^)(頑張れ…ギコ…!)
(´・ω・`)「六組が勝つよ」
( ^ω^)「…最後までわからんお」
(´・ω・`)「順当に行けば、さ。弟者とギコ、僕と君の差を考えれば」
( ^ω^)「最後までわからんお」
(´・ω・`)「…はぁ、そうかい。でも」
(-@∀@)『六組弟者!!ギコの前に出る!!とうとう六組、先頭を奪取!!』
(´・ω・`)「…ほらね、こうなる」
( ^ω^)
138
:
11-8
:2016/09/29(木) 00:16:34 ID:PSvhLSVQ0
(´<_`;)(…なーんて、良さげにショボンは思ってるだろうな)
息があがる。身体が重い。
後200mもあるのかと、そう考えてしまう。
やられた。
もう抜けるという慢心で、ギコの技量、度量を見抜けなかった。
(´<_`;)(ペース配分を乱された…!)
前へ出たのでは無い。出させられたと言うのが正確だった。
もはや、300mまでは…。
(´・ω・`)
(´<_` )!
(´<_` )(…そんなこと、知るかよ)
ペース配分がどうした。
相手の技量がどうした。
(´<_` )(走りきれば…速く、ただ速く走りきれば)
文句は無かろう?
な、ショボン?
139
:
11-9
:2016/09/29(木) 00:18:03 ID:PSvhLSVQ0
(-@∀@)『両者譲らない!!ギコはペースを維持し、徐々に加速するが、弟者を捉えきれない!!』
( ,,゚Д゚)(こいつ…!)
言いたくは無いが、実力的に、普通に走れば勝ち目はなかった。
だから、策を練ってペースを乱した。
相手は息も乱れ、振る手もまばら。
残り50mも保たない、そう見えるのに。
( #,゚Д゚)(そうかよ)
ペース配分なんて必要ねぇってんだな。
じゃあこっちは、その上で勝ってみせる。
( ^ω^)!
ギコの加速のタイミングがいつもより速かった。
それに気づくと同時に、ギコと目が合った。
( ,,゚Д゚)
( ^ω^)
オーケー、ギコ。
信じてるお。
140
:
11-10
:2016/09/29(木) 00:19:37 ID:PSvhLSVQ0
(´・ω・`)「は?」
ブーンが動き出した。
早い。早すぎる。
まだ四番手は20mは先だ。
助走にしろ、このタイミングでは。
( #,゚Д゚)「ごるるるぁああぁ!!」
(-@∀@)『残り僅か!まさかのギコの加速!!この男にはまだ余力があったのかぁ!!』
(´<_`;)(対応…できねぇ…!!)
(-@∀@)『ぐんぐんと差を広げる!!一組、再び一位!!』
( `ω´)「フッ!」
(´・ω・`)「な!?」
ブーンと、ギコの動きが。
緩やかに。
同時となった。
(-@∀@)『ブーン、トップスピードでバトンタッチィィ!!なんだ今のは!!まるで流水!!』
(´<_`;)「ショボンンンンン!!」
(´・ω・`)「こい!!」
(-@∀@)『しかしその差僅か3m!!最後の砦へとバトンがつながる!!ラスト、アンカーの400m!!』
141
:
11-11
:2016/09/29(木) 00:20:39 ID:PSvhLSVQ0
( ,,゚Д゚)(あー、だめだ動けん)
(´<_`;)「ガハッ!!ゴホッ、オエッ!」
( ,,゚Д゚)「…よぉ」
(´<_`;)「ウッ…な、なんだよ…ゴフッ、余裕…そうじゃ、ねぇ、か…」
( ,,゚Д゚)「…我慢、してんだ、言うなや」
(´<_`;)「…こっちは、そんな…余裕も、ねぇ、よ」
(-@∀@)『3mが身一つ、身一つと縮まる!!我が校の優勝を決めるのは、短距離最速のショボンか!!長距離最速のブーンか!!』
( ,,゚Д゚)…!
( ,,゚Д゚)「勝てや!!ブーン!!!」
( ;,゚Д゚)「…ゥゲッ!ガハッ、ゴホッ!」
(´<_`;)「お前意外と馬鹿なんだな」
( ;,゚Д゚)「…うっせ」
142
:
11-12
:2016/09/29(木) 00:21:26 ID:PSvhLSVQ0
( `ω´)
(#´・ω・`)
(-@∀@)『最終コーナーを回る!!っああ!!ショボンが出た!!ショボンが出た!!ブーンちらりと見遣る!!加速!!お互い更にスピードを増す!!』
( ゚∀゚)「行け!大将!!勝ってこい!!」
( ´_ゝ`)「お前が最速だ、ショボン!!」
(-@∀@)『並ぶ!!並ぶ!!並んだ!!とうとう同速!!直線へ入ったァ!!』
( ・∀・)「いけぇ!!いっちまえ!!」
('A`) 「ブーーーーン!!いけええええ!!」
(-@∀@)『全く離れない!!全く同じ!!あと、50m!!ゴールは目の前!!どっちだ!!』
( ,,゚Д゚)(お前なら行ける、リーダー!!)
(´<_` )(勝てよ、リーダー!!)
143
:
11-13
:2016/09/29(木) 00:22:13 ID:PSvhLSVQ0
(#;`ω´)「んんんんんんんがああ!!」
(#;´・ω・`)「ぅううおおおおおおお!!」
パァン
(-@∀@)『今!!二人が!!同時!!同時!!同時に!!ゴールイン!!!どっちだぁ!!』
144
:
11-14
:2016/09/29(木) 00:23:22 ID:PSvhLSVQ0
( ´∀`)「二人とも止まらない!そのまま進んで!タオル!タオル!」
/(;`ω´\「フゥーーッ!フゥーーッ!」
/・ω・`;)\「ハァッ、ハァッ、ブハッ、ハァッ」
(-@∀@)『現在一位二位を判定中!しばらくお待ちください!そして今!三位、四組ゴールイン!四位続いて三組!続いて五組!二組!』
145
:
11-15
:2016/09/29(木) 00:24:08 ID:PSvhLSVQ0
/(;`ω´\「ふーぅっ…疲れたお…」
( ゚∀゚)「お疲れさん、大将」
('A`) 「大丈夫か?」
(*゚ー゚)「こら!まだ起きるな!」
( ゚∀゚)「おうおうイチャついちゃって。脚を心配した俺が馬鹿だったな」
('A`) 「うるへぇ」
( ,,゚Д゚)「フゥッ、お疲れさん。まさか判定とはな」
( ´_ゝ`)「すまんショボン、オレがしっかりしてりゃあもう少し余裕で…」
(´<_` )「…まぁよ、そういうの辞めようぜ、兄者」
( ・∀・)「不甲斐ないのは俺もだけど、これ以上は無かったさ」
/・ω・`;)\「ハァッ、ぼくも、そう思う、よ」
(´<_` )「喋んな喋んな」
( ・∀・)「かっこよかったぜ、リーダー」
146
:
11-16
:2016/09/29(木) 00:24:50 ID:PSvhLSVQ0
(-@∀@)『判定が出ました!!その差は本当に僅か!その数ミリ、コンマ秒を制した!!メドレーリレー、栄えある優勝者は…!!!』
(-@∀@)『ッ一組!!一組ですッ!!』
( ゚∀゚)「「…ぅぅううおっしゃああああ!!!!」」('A`#)
( ゚∀゚)/ ⌒★「おらぁ!!」
★⌒ \('A`) 「やったぞこらぁ!!」
( ,,゚Д゚)「はーよかった」
( ゚∀゚)「反応薄いぞギコてめぇ!!」
('A`) 「もっと喜べや!!なぁブーン!!」
/( ;ω;\「…おっ?」
( ,,゚Д゚)そ「うおっ、泣いとる!」
( ゚∀゚)「泣いてる場合か!!」
('A`;) 「ひでぇなおまえ!」
/( ;ω;\「嬉しいお。すごく嬉しいお。みんな頑張ったお。頑張ったお」
('A`) 「やめんか!泣きが移る!こっち見んな!」
( ,,゚Д゚)「やべ、俺も泣きそう」
('A`) 「やめろっつーの!」
( ゚∀゚)「勝者に涙は似合わねぇぜ大将!!ほら、おまえらも表彰台行くぞ!!」
147
:
11-17
:2016/09/29(木) 00:25:33 ID:PSvhLSVQ0
(´<_` )「…負け、か」
( ´_ゝ`)「負けたのか、俺たち」
( ・∀・)「…辛いもんがあるな」
(´<_` )「…仕方ない。やれるだけやった。あんだけ競った。全力出したよ。それで十分さ」
( ・∀・)「でも悔しいな。あと、ほんの少しっていうのは」
( ´_ゝ`)「なぁショボン、俺たち負けたってよ」
/ ω `)\「うん」
( ´_ゝ`)「さっきの走り、今まで一度も見たことない程、本気で走ってたよな、ショボン」
/ ω `)\「うん」
( ・∀・)「兄者、今は」
(´<_` )「いいんだ」
( ・∀・)
(´<_` )「いいんだ」
148
:
11-18
:2016/09/29(木) 00:26:46 ID:PSvhLSVQ0
( ´_ゝ`)「普段見せないような、必死の姿だった」
( ´_ゝ`)「あの、ええかっこしいのショボンがさ」
( ´_ゝ`)「本当にかっこよく走っててさ」
( ´_ゝ`)「でもな、ショボン」
( ´_ゝ`)「俺たち、負けちゃったよ」
/ ω `)\
( ´_ゝ`)「俺たちの誇れるショボンが。ショボンが誇ってくれた俺たちが」
( ´_ゝ`)「全力でやってさ」
( ´_ゝ`)「悔しいな」
(´<_` )「…兄者」
( ;_ゝ:)「悔しいなぁ…」
/ ω;`)\「…うん」
( ;∀ )
(´<_` )「…みんな行こう、表彰式だ」
149
:
11-19
:2016/09/29(木) 00:28:21 ID:PSvhLSVQ0
(-@∀@)『ーーーこの大会を!全力で戦った、すべての選手に!!大きな拍手を!!!』
大きな、大きな、拍手が巻き起こる。
( ´∀`)「嬉し涙も悔し涙も、どっちにも、同じような素敵な価値があるよね」
(*゚ー゚)「どうしたんですか先生?いきなりセンチになっちゃって」
( ´∀`)「ほら、しぃ君も拍手を」
(*゚ー゚)「あ、はぐらかした」
壇上では、ブーンの右手と、ショボンの右手とが、力強く握られていた。
150
:
名も無きAAのようです
:2016/09/29(木) 00:31:01 ID:PSvhLSVQ0
>>152
>>131-149
のタイトル
151
:
名も無きAAのようです
:2016/09/29(木) 01:33:38 ID:MwDWfPOU0
盛大におつ
152
:
名も無きAAのようです
:2016/09/29(木) 01:59:23 ID:iqxOW1pY0
ランナーズ・ハイ
153
:
名も無きAAのようです
:2016/09/29(木) 07:24:18 ID:PSvhLSVQ0
>>2-5
( `ω´) 喪失 (#`・ω・´)
>>10-17
( ・∀・)時計
>>28-37
( ゚∀゚)( ・∀・)カオスの盆踊り( ´_ゝ`)(´゚ω゚)
>>43-50
(*゚ー゚)川 ゚ -゚) ゲロマズ★ガールズトーク ζ(゚ー゚*ζ
>>57-62
|電|A`) 除き見る独男
>>65-68
('A`)或る阿呆の一生
>>76-80
( ・∀・)「あなたにとっての『夏』とは何ですか?」
>>83-101
( ・∀・) 仲直り ( ФωФ)
>>107-111
ξ゚⊿゚)ξ つんでれいん
>>117-125
('A`) 爆発
>>131-149
( `ω´)ランナーズ・ハイ
154
:
名も無きAAのようです
:2016/09/29(木) 11:19:46 ID:Yx9QC6mY0
熱い
155
:
名も無きAAのようです
:2016/09/29(木) 19:12:10 ID:F9Rv68gU0
名作やな
156
:
名も無きAAのようです
:2016/09/29(木) 22:15:50 ID:iVzrYxGw0
こういうアツイの大好きだ
乙
157
:
名も無きAAのようです
:2016/10/04(火) 18:57:00 ID:orr/9fYc0
日曜日に大量放出予定です
ダムの下流にご注意ください
158
:
名も無きAAのようです
:2016/10/04(火) 22:11:43 ID:Iv2geY9I0
あいわかった
159
:
名も無きAAのようです
:2016/10/05(水) 23:59:57 ID:9nA/cums0
ばっちこい
160
:
11-1
:2016/10/10(月) 10:08:02 ID:yyq88nvg0
人通りはほんの幾ばくか。
街灯も心許ない。
しかし終電を逃した僕にとって、結局は徒歩を選択せざるを得なかった。
( ^ω^)「タクシー使うのも馬鹿らしいし…」
遥か海の先の台風は、それでも木々をざわめかせる。
普段感じない潮風の匂いが、ここら一帯を埋めていた。
161
:
11-2
:2016/10/10(月) 10:09:00 ID:yyq88nvg0
偶に通る車の音に、少し身を硬めて。
時折吹く強風に、軋む何かを聴きながら。
( ^ω^)「かーぜーが♪こーの街を♪はーしりぬけ♪大空高くと♪」
恐怖紛れに歌って数分。
ふと鼻先に雨落つる。
( ^ω^)「まじすか」
天と我を分かつものなし。
家はまだまだ遠く先。
162
:
11-3
:2016/10/10(月) 10:09:43 ID:yyq88nvg0
屋根が無え。
傘も無え。
荒れる雨風ぐーるぐる。
( ^ω^)「おらこんな帰路嫌だぁ」
よし行くぞ、と走り出し、光るお店で雨宿り。
傘買おと、財布出す、「そーるどあうと」の文字掛かる。
( ^ω^)「…ブルーな気分だお…」
川 ゚ -゚)「ふー、酷い目にあった…タオル売ってないかな…」
( ^ω^)
少しピンクになった。
163
:
11-4
:2016/10/10(月) 10:10:36 ID:yyq88nvg0
漫画を立ち読んでしばらくしてから、雨風も大分落ち着いた様だった。
夜食を買ったのち、溜め息ひとつで店を出る。
雨は止んだが、億劫だ。
川 ゚ -゚)「災難でしたね」
( ^ω^)「ええ。お気を付けて」
眼福、眼福。
ありがたや。
164
:
11-5
:2016/10/10(月) 10:11:23 ID:yyq88nvg0
少し浮き足立ちながら、行くは我が家、帰り道。
たまには徒歩も良いものか。
湯舟に浸かり、浸り思う。
( ^ω^)「後で酒でも飲むか」
ホロリホロリと。
そんな夜も
たまにゃ、なァいいさ。
165
:
名も無きAAのようです
:2016/10/10(月) 10:12:43 ID:yyq88nvg0
>>167
>>160-164
のタイトル
間違えた
今作で12作品目でした
166
:
名も無きAAのようです
:2016/10/10(月) 10:32:15 ID:nSV3nmEQ0
替え歌が良いな
167
:
名も無きAAのようです
:2016/10/10(月) 10:37:31 ID:xzqNtkeE0
ささやかな幸せ
168
:
名も無きAAのようです
:2016/10/10(月) 11:01:38 ID:0W2x3gVg0
>>2-5
( `ω´) 喪失 (#`・ω・´)
>>10-17
( ・∀・)時計
>>28-37
( ゚∀゚)( ・∀・)カオスの盆踊り( ´_ゝ`)(´゚ω゚)
>>43-50
(*゚ー゚)川 ゚ -゚) ゲロマズ★ガールズトーク ζ(゚ー゚*ζ
>>57-62
|電|A`) 除き見る独男
>>65-68
('A`)或る阿呆の一生
>>76-80
( ・∀・)「あなたにとっての『夏』とは何ですか?」
>>83-101
( ・∀・) 仲直り ( ФωФ)
>>107-111
ξ゚⊿゚)ξ つんでれいん
>>117-125
('A`) 爆発
>>131-149
( `ω´)ランナーズ・ハイ
>>160-164
( ^ω^)ささやかな幸せ
169
:
13-1
:2016/10/10(月) 11:07:43 ID:0W2x3gVg0
( ゚∀゚)「タイトルが思い浮かばない?」
( ・∀・)「そうなんだ。もう話自体は完成してるんだけど、タイトルだけが思い浮かばなくて…」
( ゚∀゚)「それで悩んでると」
( ・∀・)「うん、いろいろ考えたんだけどピンと来なくてさ…。今日出稿なんだ」
( ゚∀゚)「そもそも内容はどんななんだ?」
( ・∀・)「ジャンルとしてはラブストーリーに入るのかな」
( ゚∀゚)「ん、わかった。いっちょ相談に乗ってやるよ」
( ・∀・)「ありがとう!助かる!」
170
:
13-2
:2016/10/10(月) 11:09:10 ID:0W2x3gVg0
( ゚∀゚)「まずな、真面目に考えすぎなんだよ、たぶん」
( ・∀・)「んー…そうかな」
( ゚∀゚)「過去の作品たちも、内容にさほど関係ないものや、簡潔なものが多いし」
( ゚∀゚)「例えば…そうだな、灰谷健次郎の『兎の眼』とか、単語が出てきてこそいるが、そこまで関連性ないしな」
( ゚∀゚)「あとは…『沈黙』、遠藤周作のな。まあこれは簡潔っつーより、ストーリーの全てが込められてるが…」
( ゚∀゚)「んー、まぁ、良い例は思い付かなかったが、暴論を言えば何でもいいわけだ。目に付くタイトルってのをいくつか考えていこうぜ」
( ・∀・)「お、おぉ…、俺は今、お前に相談して正解だったと思ってるよ…!」
171
:
13-3
:2016/10/10(月) 11:10:37 ID:0W2x3gVg0
( ゚∀゚)「まずは…そうだな、流行ものになぞらえたりとかもいいんじゃないか?」
( ・∀・)「流行…例えばどんなだ?」
( ゚∀゚)「有名な作品をもじってみるってみるとかさ」
( ・∀・)「そうか…あまり好きでは無いけど、この際仕方ない」
( ゚∀゚)「例えばそうだな…」
( ゚∀゚)「『俺の名は。』」
( ・∀・)「痴呆入ってんじゃねーか」
( ゚∀゚)「『やがて君の名に。』」
( ・∀・)「婿入りかよ。少しいいと思っちまったよ」
172
:
13-4
:2016/10/10(月) 11:11:21 ID:0W2x3gVg0
( ゚∀゚)「まあ例えばだよ」
( ・∀・)「まあそうだよな。突っ込んで悪かった」
( ゚∀゚)「『法の穴。』」
( ・∀・)「おい。急にサスペンス味帯びてきたんだけど」
( ゚∀゚)「…!」
( ゚∀゚)「『君のあn
( ・∀・)「もうやめよう?な?」
173
:
13-5
:2016/10/10(月) 11:12:22 ID:0W2x3gVg0
( ゚∀゚)「んまぁ、適当に内容から単語を拾ってくるだけでも、結構よかったりするもんだ」
( ・∀・)つ□「あぁ…そう…少し疑いの心が芽生えてきたけど。これ原稿ね」
( ゚∀゚)「例えば…これとかな」
( ゚∀゚)「『巨根』」
(;・∀・)「そんな単語入れてねぇよ!」
( ゚∀゚)「え?でもここ…」
(;・∀・)「横読みしてんじゃねぇ!」
174
:
13-6
:2016/10/10(月) 11:13:10 ID:0W2x3gVg0
( ゚∀゚)「後は…そうだな」
( ゚∀゚)「『ウインナーソーセージ』」
(;・∀・)「それは朝食のシーンで確かに書いた…書いたがよ!」
( ゚∀゚)「『私の息子は。』」
(;・∀・)「隠語から離れろや!つーか他作品穢すな!」
175
:
13-7
:2016/10/10(月) 11:13:59 ID:0W2x3gVg0
( ゚∀゚)「我儘なやつだな」
( ・∀・)「まずそんなん審査通らんわ…」
( ゚∀゚)「じゃああれだよ。タイトルで色々説明してしまえばいい」
( ・∀・)「あぁ、ラノベでよくある…でもあれも好きじゃ無いんだが」
( ゚∀゚)「ざっくりあらすじ教えてくれよ」
( ・∀・)「ざっくりか…難しいな」
( ・∀・)「ええと、まず、火星に降り立った異星人が」
( ゚∀゚)「まって」
176
:
13-8
:2016/10/10(月) 11:14:39 ID:0W2x3gVg0
( ・∀・)「え?」
( ゚∀゚)「ラブストーリー?」
( ・∀・)「まあどちらかと言えば」
( ゚∀゚)「うん、うん、続けて」
( ・∀・)「それでその異星人は、簡単に言うとラモスなんだけど」
( ゚∀゚)「やっぱまって」
177
:
13-9
:2016/10/10(月) 11:17:18 ID:0W2x3gVg0
( ゚∀゚)「簡単に言うとラモスってなんだよ」
( ・∀・)「他にどう言えと」
( ゚∀゚)「俺が知るかよ…」
( ・∀・)「それで火星に住んでいた、まるでアルシンドのような火星人が」
( ゚∀゚)「まっ…いやもういいや続けて」
( ・∀・)「うん、まあ、なんかいろいろあって地球を滅ぼす話」
( ゚∀゚)「ラブは!?愛の要素どこいった!?」
178
:
13-10
:2016/10/10(月) 11:18:11 ID:0W2x3gVg0
( ・∀・)「アルシンドがシジマールみたいな地球人に恋をするんだけど」
( ゚∀゚)「シジマールみたいな地球人ってそれもうシジマールだよ!!清水の守護神だよそれ!!古いわ!!」
( ゚∀゚)「しかもBLかよ!!」
( ・∀・)「いや、アルシンドは女」
( ゚∀゚)「お前、サッカーの偉人たちに失礼だとは思わないんですかね」
( ・∀・)「で、このタイトルをですね」
( ゚∀゚)「どないせいと」
( ・∀・)「もう時間がないので」
( ゚∀゚)「もう、最初の一文をそのままタイトルにしたらいいんじゃないですか」
179
:
13-11
:2016/10/10(月) 11:18:55 ID:0W2x3gVg0
( ^ω^)「最近、奇作な小説が話題みたいだお」
ξ゚⊿゚)ξ「あー、テレビでやってたやつ?齋藤徳行作の」
( ^ω^)「うちのカーチャンも読んでるお」
ξ゚⊿゚)ξ「題名なんだっけ?ヘンテコだったのは覚えてるんだけど」
( ^ω^)「えーと…」
『それはもう、ラモスのような火星人の朝食は、ウインナーソーセージだった。』
ξ゚⊿゚)ξ「訴えられなかったのかしら、このタイトル」
180
:
名も無きAAのようです
:2016/10/10(月) 11:19:46 ID:0W2x3gVg0
>>182
>>169-179
のタイトル
181
:
名も無きAAのようです
:2016/10/10(月) 11:34:27 ID:NUj5TeRA0
踏み台
182
:
名も無きAAのようです
:2016/10/10(月) 11:35:58 ID:TfNCtChg0
小説の名は。
183
:
名も無きAAのようです
:2016/10/10(月) 11:38:28 ID:0W2x3gVg0
>>2-5
( `ω´) 喪失 (#`・ω・´)
>>10-17
( ・∀・)時計
>>28-37
( ゚∀゚)( ・∀・)カオスの盆踊り( ´_ゝ`)(´゚ω゚)
>>43-50
(*゚ー゚)川 ゚ -゚) ゲロマズ★ガールズトーク ζ(゚ー゚*ζ
>>57-62
|電|A`) 除き見る独男
>>65-68
('A`)或る阿呆の一生
>>76-80
( ・∀・)「あなたにとっての『夏』とは何ですか?」
>>83-101
( ・∀・) 仲直り ( ФωФ)
>>107-111
ξ゚⊿゚)ξ つんでれいん
>>117-125
('A`) 爆発
>>131-149
( `ω´)ランナーズ・ハイ
>>160-164
( ^ω^)ささやかな幸せ
>>169-179
( ・∀・)小説の名は。
184
:
14-1
:2016/10/10(月) 11:40:01 ID:0W2x3gVg0
(´・ω・`)「ーーー犯人は、あなただったんですね」
私の、その一言で。
部屋の中のざわつきが止んだ。
先程まで喚きながら俯いていた婦人も、部屋の隅で恨み辛みを呟いていた青年も、私の胸倉を掴み怒号をあげた会社員も、誰も彼も。
私の視線の先に、全員が集中した。
J(;'ー`)し
(-_-)
(#,,゚Д゚)
(´・ω・`)
( ゚∀゚)
185
:
14-2
:2016/10/10(月) 11:40:45 ID:0W2x3gVg0
( ゚∀゚)「…は?わたし?わたしですか?」
(´・ω・`)「騙される所でした。いえ、今まで、本当に騙されていましたよ」
その男は、まるで寝耳に水のような振る舞いを見せる。そうする事でしか、この状況は覆せないから。
だが、そうはいくものか。
(´・ω・`)「最も犯行に遠い人物は、つまりは最高の隠れ蓑を身に纏っているわけです」
( ゚∀゚)「意味がわかりませんね。何故わたしが」
(#´・ω・`)「黙れッ!」
186
:
14-3
:2016/10/10(月) 11:41:32 ID:0W2x3gVg0
場の緊張が強まる。
この機を、逃してはならない。
(´・ω・`)「…ママさん、犯行時刻は午後2:50から2:55までだと証言していましたね?」
J( 'ー`)し 「…ええ、あたしが席を外したのはその時間だけです。近所の方が訪ねてきたので、その間だけ持ち場を離れていました」
J(;'ー`)し 「たったそれだけの時間で…あんな…ひどい…」
(´・ω・`)「…それ以上はよしましょう。ありがとうございます」
(´・ω・`)「…ヒッキーさん、あなたはその時間、どこに?」
(-_-)「…自分の部屋だよ、ずっと言ってるだろ…」
187
:
14-4
:2016/10/10(月) 11:42:18 ID:0W2x3gVg0
(´・ω・`)「そう、わたしは最初、他の目撃証言が無いあなたを疑っていた。でもそれは間違いだった」
(´・ω・`)「何故なら…ギコさん、わかりますか?」
( ,,゚Д゚)「…?いや…」
(´・ω・`)「実証してみましょう。ではヒッキーさん、一度自分の部屋まで戻って貰えますか?」
(-_-)「面倒いんだけど…」
(´・ω・`)「そう言わず。皆さんは玄関へ」
188
:
14-5
:2016/10/10(月) 11:43:03 ID:0W2x3gVg0
J( 'ー`)し 「…で、これがなんだというんですか?」
(´・ω・`)「そう慌てずに。…ヒッキーさん!!それでは戻って来てください!!」
…ギッ…
…ギッ…
( ,,゚Д゚)「…?なんだこの音」
J( 'ー`)し 「柱が軋む音?…はっ!」
(´・ω・`)「そう、実はこの玄関の柱は、ヒッキーさんの部屋の扉のちょうど真上。いくら人と話していたとしても、ヒッキーさんが部屋を出たらわかるはずなのです」
( ゚∀゚)「どんな間取りだよ…」
(´・ω・`)「つまり、ヒッキーさんは白」
189
:
14-6
:2016/10/10(月) 11:43:55 ID:0W2x3gVg0
(´・ω・`)「そして、ギコさん」
( ,,゚Д゚)「おう」
(´・ω・`)「先程わたしが、ギコさんが犯人と言った時、凄い剣幕で怒りましたよね」
( ,,゚Д゚)「当たり前だろ」
(´・ω・`)「あれは、あなたの反応を見ていたんです」
( ,,゚Д゚)「なにっ!?」
(´・ω・`)「犯人と疑われたあなたの反論は、凄く怖かった。心の底から怒っていた。少し漏らした。犯人ならばあんなには怒らない。よって、無罪」
J( 'ー`)し 「あなたッ!」
( ,,゚Д゚)「よかった!よかった!」
( ゚∀゚)「よかないですよ」
190
:
14-7
:2016/10/10(月) 11:44:38 ID:0W2x3gVg0
私の推理によって、二人の謂れ無き容疑者を救った。
しかし、晴れ晴れとした気分に浸っている暇は無い。
(-_-)「…はぁ…面倒かった…。…で、それなら残るのは…」
(´・ω・`)「…ええ、そうなんです」
( ゚∀゚)「そうなんです、じゃないですよね」
191
:
14-8
:2016/10/10(月) 11:45:19 ID:0W2x3gVg0
( ゚∀゚)「あのね、なんでそれで私になるんですか」
(´・ω・`)「もはや言い逃れは出来ない」
( ゚∀゚)「そもそもあなた、その時間私が何処にいたか知ってるじゃないですか」
(´・ω・`)「それが盲点だった」
( ゚∀゚)「それ以上ふざけるなら盲点増やしますよ?物理的に」
(´・ω・`)「おお…恐ろしい、やはりあなたが犯人」
J(;'ー`)し 「あぁ、なんてこと…」
( ,,゚Д゚)「まさか、思いもよらなかった…」
( ゚∀゚)「あんたらの盲点どうなってんの?眼科行く?それとも精神科?」
192
:
14-9
:2016/10/10(月) 11:46:18 ID:0W2x3gVg0
( ゚∀゚)「あのね、その時私は買い物に出掛けてましたよね?よく思い出して下さい。レシートもありますよ」
J(;'ー`)し 「あぁ、なんてこと…」
(-_-)「ボクはてっきりあなただとばかり…」
( ,,゚Д゚)「真相は闇の中…」
( ゚∀゚)「あんたたち見てると、私の目の前が真っ暗になりそうですよ」
( ゚∀゚)「どう考えても、あの男が犯人じゃ無いですか」
(;´ ゚ω・`;)「え?僕?やだなぁそんなはずないじゃない」
( ゚∀゚)「うわぁ。突っ込む気にもならない」
193
:
14-10
:2016/10/10(月) 11:47:26 ID:0W2x3gVg0
(;´・ω・`)「こ これは罠だ!」
( ゚∀゚)「どうしたんですかいきなり」
(;´・ω・`)「こいつは僕を貶めようとしているんだ!」
( ゚∀゚)「どの口が言うんですか」
J(;'ー`)し 「なんて酷いことを!」
( ゚∀゚)「あなたはもう黙っててくださいね」
( ゚∀゚)「わかりました。埒が開かないので実証しましょう」
(;´・ω・`)「へっ、できるもんならな!」
( ゚∀゚)「それもう自白してるようなものなんですけど…まあいいです」
194
:
14-11
:2016/10/10(月) 11:48:33 ID:0W2x3gVg0
( ゚∀゚)「実は同様の事件が、昨日も起きていたのです」
( ,,゚Д゚)「なにっ!」
(-_-)「知らなかった…」
( ゚∀゚)「昨日、今日と同じように冷蔵庫から《プリン》が無くなっていた」
( ゚∀゚)「それも、あなたなんでしょ?ショボンさん」
(´・ω・`)「いや、嘘だ!昨日はやってないぞ!今日だけだ!」
( ゚∀゚)「今日はやったと」
(´・ω・`)「うん!」
( ゚∀゚)「はい」
(´・ω・`)「…あ」
J(;'ー`)し 「では昨日は誰が!?」
( ゚∀゚)「もうやだこの家族」
195
:
名も無きAAのようです
:2016/10/10(月) 12:01:30 ID:0W2x3gVg0
>>197
>>184-194
のタイトル
196
:
名も無きAAのようです
:2016/10/10(月) 12:07:55 ID:H/VVFWyg0
ワロタ
197
:
名も無きAAのようです
:2016/10/10(月) 15:10:08 ID:2qMnnoAU0
法の穴
198
:
名も無きAAのようです
:2016/10/10(月) 15:19:16 ID:0W2x3gVg0
>>2-5
( `ω´) 喪失 (#`・ω・´)
>>10-17
( ・∀・)時計
>>28-37
( ゚∀゚)( ・∀・)カオスの盆踊り( ´_ゝ`)(´゚ω゚)
>>43-50
(*゚ー゚)川 ゚ -゚) ゲロマズ★ガールズトーク ζ(゚ー゚*ζ
>>57-62
|電|A`) 除き見る独男
>>65-68
('A`)或る阿呆の一生
>>76-80
( ・∀・)「あなたにとっての『夏』とは何ですか?」
>>83-101
( ・∀・) 仲直り ( ФωФ)
>>107-111
ξ゚⊿゚)ξ つんでれいん
>>117-125
('A`) 爆発
>>131-149
( `ω´)ランナーズ・ハイ
>>160-164
( ^ω^)ささやかな幸せ
>>169-179
( ・∀・)小説の名は。
>>184-194
(´・ω・`) 法の穴
199
:
15-1
:2016/10/10(月) 15:38:09 ID:0W2x3gVg0
ζ(゚ー゚*ζ「サスガ!サスガ!」
( ´_ゝ`)「何でしょうかお嬢様」
\ ζ(゚ー゚*ζ /「ん!ん!」
( ´_ゝ`)「ん?」
\ ζ(゚ー゚*ζ /「んー!!」
( ´_ゝ`)「そんな事やっても背は伸びませんよ」
ζ(゚ー゚*ζ「雇用主に訴える」
( ´_ゝ`)「子供らしからぬ言動はやめましょう?」
200
:
15-2
:2016/10/10(月) 15:38:54 ID:0W2x3gVg0
( ´_ゝ`)「でもどうしたんですか、突然だっこだなんて」
ζ(゚ー゚*ζ「歩き疲れた」
( ´_ゝ`)「老人のようなことを」
ζ(゚ー゚*ζ「あのね」
( ´_ゝ`)「はい」
ζ(゚ー゚*ζ「今日テストで満点取った」
( ´_ゝ`)「ほう!流石お嬢様!」
ζ(゚ー゚*ζ「あはは!サスガがサスガって言った!あははは!」
( ´_ゝ`)「ツボが浅すぎませんかね」
201
:
15-3
:2016/10/10(月) 15:39:36 ID:0W2x3gVg0
ζ(゚ー゚*ζ「サスガ!私満点取ったの!」
( ´_ゝ`)「賢いお嬢様をもって私は幸せです」
ζ(゚ー゚*ζ「ちがう!」
( ´_ゝ`)「?」
ζ(゚ー゚*ζ
( ´_ゝ`)「…よしよし。よく頑張りましたね」
ζ(゚ー゚*ζ「…うん」
( ´_ゝ`)「お嬢様、髪伸びました?」
ζ(゚ー゚*ζ「もっと撫でろ」
( ´_ゝ`)「はい」
202
:
15-4
:2016/10/10(月) 15:40:17 ID:0W2x3gVg0
ζ(゚ー゚*ζ「パパ、今度はいつ?」
( ´_ゝ`)「来週には帰ってくるそうですよ」
ζ(゚ー゚*ζ「…来週」
( ´_ゝ`)「寂しいですか」
ζ(゚ー゚*ζ「…ん」
( ´_ゝ`)「私じゃ足りませんか」
ζ(゚ー゚*ζ「足りない」
( ´_ゝ`)「私、今わりと傷付きましたよ」
203
:
15-5
:2016/10/10(月) 15:41:03 ID:0W2x3gVg0
( ´_ゝ`)「ベッド着きましたよ」
ζ(゚ー゚*ζ
( ´_ゝ`)「お嬢様、それ以上力を強めると、私窒息しそうです」
ζ(゚ー゚*ζ「やだ」
( ´_ゝ`)「…仕方ないですね」
( ´_ゝ`)「今日は一緒に寝ましょうか」
ζ(゚ー゚*ζ「やだ」
( ´_ゝ`)「ひどい…」
204
:
15-6
:2016/10/10(月) 15:41:49 ID:0W2x3gVg0
( ´_ゝ`)「それでは、おやすみなさい、お嬢様」
ζ(゚ー゚*ζ「サスガ」
( ´_ゝ`)「はい?」
ζ(゚ー゚*ζ「嘘だから」
( ´_ゝ`)「何がです?」
ζ(゚ー゚*ζ「パパは、立派な大人になりなさいって言ったの」
ζ(゚ー゚*ζ「一人でもしっかりしなきゃいけないって」
ζ(゚ー゚*ζ「…だから」
( ´_ゝ`)「…私はお嬢様のお世話が出来て幸せですよ」
ζ(゚ー゚*ζ「おやすみなさい」
( ´_ゝ`)「また明日」
205
:
15-7
:2016/10/10(月) 15:43:42 ID:0W2x3gVg0
( ´_ゝ`)「………」
ζ(゚ー゚*ζ『一人でもしっかりしなきゃいけないって』
( ´_ゝ`)「…はぁ〜…これが親心ってやつかなぁ〜…」
( ´_ゝ`)「…そろそろ結婚したいなぁ…」
( ゚∀゚)「誰と?」
(;´_ゝ`)「っ!?ジョルジュ様!?今お戻りで!?」
( ゚∀゚)「ああ、予定が早まった」
( ´_ゝ`)「そうでしたか、デレ様も待ち兼ねてましたよ」
( ゚∀゚)「なぁ、サスガ」
( ´_ゝ`)「はい?」
( ゚∀゚)「娘はやらんぞ」
(;´_ゝ`)「いやいやいや…」
206
:
名も無きAAのようです
:2016/10/10(月) 15:44:28 ID:0W2x3gVg0
>>208
>>199-205
のタイトル
207
:
名も無きAAのようです
:2016/10/10(月) 16:28:59 ID:OejDjNXI0
とある執事の流石な日常
208
:
名も無きAAのようです
:2016/10/10(月) 16:34:37 ID:nSV3nmEQ0
>>207
209
:
名も無きAAのようです
:2016/10/10(月) 16:43:43 ID:0W2x3gVg0
>>2-5
( `ω´) 喪失 (#`・ω・´)
>>10-17
( ・∀・)時計
>>28-37
( ゚∀゚)( ・∀・)カオスの盆踊り( ´_ゝ`)(´゚ω゚)
>>43-50
(*゚ー゚)川 ゚ -゚) ゲロマズ★ガールズトーク ζ(゚ー゚*ζ
>>57-62
|電|A`) 除き見る独男
>>65-68
('A`)或る阿呆の一生
>>76-80
( ・∀・)「あなたにとっての『夏』とは何ですか?」
>>83-101
( ・∀・) 仲直り ( ФωФ)
>>107-111
ξ゚⊿゚)ξ つんでれいん
>>117-125
('A`) 爆発
>>131-149
( `ω´)ランナーズ・ハイ
>>160-164
( ^ω^)ささやかな幸せ
>>169-179
( ・∀・)小説の名は。
>>184-194
(´・ω・`) 法の穴
>>199-205
ζ(゚ー゚*ζ とある執事の流石な日常( ´_ゝ`)
210
:
16-1
:2016/10/10(月) 16:50:23 ID:0W2x3gVg0
弾丸が、自分の身体を貫いたのを感じた。
咄嗟に「スロウ」をかけたが、間に合わなかった。
避けるには至らない。致命線を、容易くそれは通り抜けた。
( ∀ )(く…そ……っ…!)
ここまで来たのに。
あの魔王を倒すまで、あと、ほんの一歩だったのに。
視界がうすらに白くなり始める。
色んな記憶が一つに混ぜこぜになって、断片が映り始める。
あぁ。
これが走馬灯ってやつか。
211
:
16-2
:2016/10/10(月) 16:51:04 ID:0W2x3gVg0
J( 'ー`)し
母さん。
勇者になるって聞かない俺を、泣きながら、でも笑いながら、送り出してくれた。
昔、よく好き嫌いして怒られたっけ。
でもそのおかげで、サバイバルでも生き残れた。
でもごめん。母さん。
最後の最後で負けちゃったよ。
親不孝者で、ごめん。
212
:
16-3
:2016/10/10(月) 16:51:45 ID:0W2x3gVg0
/ ,' 3
じいちゃん。
まだ低級モンスターにもやられてるような孫を、それでも黙って見届けてくれた、守ってくれた、育ててくれた。
いつでも来なさいと言ってくれたその言葉。
泣くのを我慢して頷いた。
今でも忘れてないよ。
213
:
16-4
:2016/10/10(月) 16:52:38 ID:0W2x3gVg0
( ^ω^)
ブーン。
お前とは何かと競り合ってたよな。
モンスター狩り競争したり、魔法の習得を競争したり。
お前というライバルがいたから、ここまで成長できた。
辛い事も楽しい事も何でも話せた。
また、お前と馬鹿騒ぎしたかったなぁ。
214
:
16-5
:2016/10/10(月) 16:53:59 ID:0W2x3gVg0
(*゚ー゚)
しぃ。
結局、この想いを伝えられずにここまで来てしまった。
モンスターに大怪我を負わされた時、救助隊が来るまで、懸命に助けてくれた。
これ以上は自分の命が危ないって言うのに、回復魔法をかけ続けてくれた。
自分と同じ境遇の人を放ってなかったんだもん、そう笑っていた君が、心から好きだった。
あぁ、こんな事なら打ち明けておけばよかった。
215
:
16-6
:2016/10/10(月) 16:55:56 ID:0W2x3gVg0
('A`)
…ええと、誰だっけコイツ。
あぁ!ドクオだ!ドクオ!
いや、わかった所で、別に親しくもなかったような。
そういえば、ドクオは火の魔法が得意で、教えてもらった事があったっけ。
正直、あまり話さない奴だったから関わりがなかったような…。
216
:
16-7
:2016/10/10(月) 16:57:21 ID:0W2x3gVg0
(*゚∀゚)
えーーーーっっっと。
いや、顔はわかるんだよ!ほら!
あの素直姉妹とつるんでた!
そう!ツー!ツーだわ!
いや、ツーとは本当に何の思い出もないんだが…。
あ、一年の時に後ろの席だったか。
だからどうしたんだ。
ん?俺、もしかして友達とか少ない方だったのか??
217
:
16-8
:2016/10/10(月) 16:58:04 ID:0W2x3gVg0
(´・ω・`)
いや誰だよこれ。
ピンとも来ねえよ。
あえて言えば、ヴィップ村の宿屋の主人に似ている…あーーー!そこの息子だわ。
なんだよ、この走馬灯で何を語ればいいんだよ。
確かに?あそこのベッドは心地よかったけど?
自慢の息子ですはっはっは!とか聞いてもないのに主人が言ってきただけじゃねーか!
218
:
16-9
:2016/10/10(月) 16:58:53 ID:0W2x3gVg0
ξ゚⊿゚)ξ
あーーもうダメだわ。お手上げ。ギブギブ。
だれだよこの金髪巻毛。
見るからにツンデレっぽい顔しやがって。
俺の走馬灯の貴重な時間割かないでほしいんだが。
219
:
16-10
:2016/10/10(月) 16:59:40 ID:0W2x3gVg0
( ´_ゝ`)
…走馬灯長すぎません?
いや、もちろんコイツも知りませんけど?
知り合い少な過ぎだろ俺。
まさか今際の走馬灯でこんなに悲しくなるなんて。
あ、そうだ。わかった。
俺スロウかけてたんだった。
くそ、自分に当たってたのかよ。
こんな事なら、
「ヘイスト」、
かけておけば、
よか、っ、た………
220
:
16-11
:2016/10/10(月) 17:00:31 ID:0W2x3gVg0
(メФωФ)「…強敵だった…あと、一撃の差…しかし…」
('、`*川「魔王様、お傷が?」
(メФωФ)「しばらくは安静だ…だが、安心しろ」
('、`*川「では、何か?」
(メФωФ)「あぁ、いままで何人もの勇者を屠ってきたが…」
(メФωФ)「死ぬまでに、あれほど表情が変わった者は初めてであった」
('、`*川「走馬灯…でしょうか」
(メФωФ)「最期のこの表情…幾多もの想いを乗せた、無念の死だったに違いない。丁重に葬れ」
('、`*川「はっ」
この勇者は、向こう100年、『十面相のモララー』として祀られたという…。
221
:
名も無きAAのようです
:2016/10/10(月) 17:01:39 ID:0W2x3gVg0
>>223
>>210-220
のタイトル
222
:
名も無きAAのようです
:2016/10/10(月) 17:12:55 ID:H/VVFWyg0
ワロタ
223
:
名も無きAAのようです
:2016/10/10(月) 18:29:25 ID:adaqwmQI0
刹那のスローモーション
224
:
名も無きAAのようです
:2016/10/10(月) 19:04:56 ID:0W2x3gVg0
>>2-5
( `ω´) 喪失 (#`・ω・´)
>>10-17
( ・∀・)時計
>>28-37
( ゚∀゚)( ・∀・)カオスの盆踊り( ´_ゝ`)(´゚ω゚)
>>43-50
(*゚ー゚)川 ゚ -゚) ゲロマズ★ガールズトーク ζ(゚ー゚*ζ
>>57-62
|電|A`) 除き見る独男
>>65-68
('A`)或る阿呆の一生
>>76-80
( ・∀・)「あなたにとっての『夏』とは何ですか?」
>>83-101
( ・∀・) 仲直り ( ФωФ)
>>107-111
ξ゚⊿゚)ξ つんでれいん
>>117-125
('A`) 爆発
>>131-149
( `ω´)ランナーズ・ハイ
>>160-164
( ^ω^)ささやかな幸せ
>>169-179
( ・∀・)小説の名は。
>>184-194
(´・ω・`) 法の穴
>>199-205
ζ(゚ー゚*ζ とある執事の流石な日常( ´_ゝ`)
>>210-220
( ・∀ )刹那のスローモーション
225
:
名も無きAAのようです
:2016/10/10(月) 19:16:35 ID:0W2x3gVg0
ストックからっぽ
次回をお楽しみに
◎・+* , \(´<_`《この小説は、すべてのブーン系小説のまとめサイトを応援しております》・∀・)/ , *+・ ◎
226
:
名も無きAAのようです
:2016/10/10(月) 19:38:47 ID:NUj5TeRA0
おつおつ
227
:
名も無きAAのようです
:2016/10/10(月) 20:22:53 ID:.SpeQTTQ0
どれも良い作品
228
:
17-1
:2016/10/11(火) 12:15:12 ID:SpHBf5Q60
'A`) 「俺たちのちゃんとした名前?」
( ^ω^)「そうだお」
( ,,゚Д゚)「そんなもん、お前はドクオで俺はギコだろうよ?」
ξ゚⊿゚)ξ「あー、でも確かに、設定が日本であることが多いし…」
川 ゚ -゚)「実在しそうな名前も欲しいってことか」
ノパ⊿゚)「私らは苗字あるから別に構わん!」
lw´‐ _‐ノv「クーとヒートはまだいいさ。シュールて。素直シュールて」
( ´∀`)「じゃあみんなで日本式の名前を考えよう、ってことモナね」
( ^ω^)「そうなんだお!」
229
:
17-2
:2016/10/11(火) 12:16:54 ID:SpHBf5Q60
( ´∀`)
('A`) 「茂名 英二(もな えいじ)」
ξ゚⊿゚)ξ「決定ね」
(;´∀`)「ええ…もう少し考えて欲しいモナ…」
( ,,゚Д゚)「茂名はわかるが英二ってのは?」
( ^ω^)「モナーは最初期のAAだからだおね」
川 ゚ -゚)「Aが2つで英二か」
ノパ⊿゚)「安直だな」
lw´‐ _‐ノv「アルファベットってことで、英語とも掛けてるんじゃないの」
230
:
17-3
:2016/10/11(火) 12:17:38 ID:SpHBf5Q60
(*゚ー゚)
('A`) 「椎名 百(しいな もも)」
ノパ⊿゚)「あれ、椎野 歌(しいの うた)だと思ったのに」
ξ゚⊿゚)ξ「でも『もも』ちゃんってかわいくていいかも」
( ^ω^)「なんで百なんだお?」
lw´‐ _‐ノv「はーなるほど、ローマ数字ね」
川 ゚ -゚)「100はローマ数字で『C』…なかなか凝ってるな」
( ,,゚Д゚)「モナーとはえらい違いだ」
( ´∀`)「ひどいモナ…」
231
:
17-4
:2016/10/11(火) 12:18:22 ID:SpHBf5Q60
( ^ω^)
('A`) 「んー…内藤 坪也(ないとう つぼなり)」
ξ゚⊿゚)ξ「内藤は当然として…坪也はどこから?」
lw´‐ _‐ノv「ホライゾンってなーんだ」
( ´∀`)「地平線モナ」
ノパ⊿゚)「地平のアナグラムか」
( ,,゚Д゚)「主人公枠にしては無理ないか?」
川 ゚ -゚)「ホライゾンはどうしても難しいからな」
( ^ω^)「おっおっ、でも嬉しいお」
232
:
17-5
:2016/10/11(火) 12:19:36 ID:SpHBf5Q60
川 ゚ -゚)
('A`) 「これ言う必要ある?」
( ^ω^)「無いおね」
( ´∀`)「漢字を何にするかは重要モナ」
( ,,゚Д゚)「普通に考えりゃ『空』だよな」
ノパ⊿゚)「てか多分他にないぞ」
lw´‐ _‐ノv「『喰』とか」
川 ゚ -゚)「私は食人鬼かなにかか」
233
:
17-6
:2016/10/11(火) 12:21:29 ID:SpHBf5Q60
ノパ⊿゚)
lw´‐ _‐ノv
( ^ω^)「ん?二人?」
('A`) 「素直 夕(すなお ゆう)と…素直 梅(すなお うめ)…」
ノパ⊿゚)「無理ないか」
lw´‐ _‐ノv「陸海空、朝昼夕、松竹梅…」
( ´∀`)「えぇ…」
('A`) 「何とでも言ってくれ…」
( ,,゚Д゚)「ヒートも漢字に出来るってだけで、良いものは思いつかんしな」
川 ゚ -゚)「キュートは?」
('A`) 「花…」
o川*゚ー゚)o「雪月花…」
234
:
17-7
:2016/10/11(火) 12:22:47 ID:SpHBf5Q60
从'ー'从
( ^ω^)「渡辺」
川 ゚ -゚)「渡辺」
( ,,゚Д゚)「名前は?」
('A`) 「辺」
( ´∀`)「えぇ…」
lw´‐ _‐ノv「つまり…渡 辺(わたり ほとり)」
ξ゚⊿゚)ξ「あ!それかわいいかも」
ノパ⊿゚)「あだ名が渡辺さんってことにすれば、結構面白いな!」
235
:
17-8
:2016/10/11(火) 12:23:42 ID:SpHBf5Q60
( ・∀・)
('A`) 「齋藤 徳行(さいとう のりゆき)」
ξ゚⊿゚)ξ「なんかデジャヴが…」
( ,,゚Д゚)「齋藤はどっからきたんだ?」
( ´∀`)「またんきモナね」
ノパ⊿゚)「徳行は?」
lw´‐ _‐ノv「moralから無理矢理」
( ^ω^)「捻りが無くて突っ込みにくいお」
('A`) 「うるへぇ」
236
:
17-9
:2016/10/11(火) 12:24:49 ID:SpHBf5Q60
('A`)
lw´‐ _‐ノv「毒島 匡夫」
ノパ⊿゚)「…どくしま」
lw´‐ _‐ノv「ふすしま」
ξ゚⊿゚)ξ「お、ホントだ変換できる」
( ,,゚Д゚)「下は『なにお』だ?」
( ´∀`)「たぶん『まさお』モナ」
川 ゚ -゚)「いろいろと読めんな」
lw´‐ _‐ノv「読めないから、略してドクオにしたってストーリーを入れてだね」
( ^ω^)「なるほど」
('A`) 「いや、納得するのはどーなの」
237
:
17-10
:2016/10/11(火) 12:25:47 ID:SpHBf5Q60
( ,,゚Д゚)
('A`) 「擬古根 孝(ぎこね こう)」
( ^ω^)「うん…」
ノパ⊿゚)「まあ…」
川 ゚ -゚)「そうだな…」
ξ゚⊿゚)ξ「普通ね」
( ´∀`)「モナーよりひどいモナ」
( ,,゚Д゚)「お前ら…」
lw´‐ _‐ノv「まあまあ、孝を何と読むかで少し幅がでるじゃないか」
238
:
17-11
:2016/10/11(火) 12:26:30 ID:SpHBf5Q60
ξ゚⊿゚)ξ
lw´‐ _‐ノv「あ、津出 麗子は無しね」
( ^ω^)「先手入ったァーッ」
('A`) 「…高槻やよい」
ξ゚⊿゚)ξ「うっうー☆ドクオさん、殺そうかなーって♪」
川 ゚ -゚)(声真似うまい)
('A`) 「麻生太郎」
ξ゚⊿゚)ξ「…てめぇ顔で決めてんじゃねえ」
ノパ⊿゚)「麻生はそんな事言わない」
( ´∀`)「政治家に何てことを言わせるモナ」
( ,,゚Д゚)「何の話だ、何の」
239
:
17-12
:2016/10/11(火) 12:28:06 ID:SpHBf5Q60
( ´_ゝ`)
('A`) 「流石 克(さすが かつみ)」
(´<_` )
lw´‐ _‐ノv「流石 俤(さすが やすし)」
l从・∀・ノ!リ人
( ´∀`)「…」
川 ゚ -゚)「ほら早く」
(;´∀`)そ「え、モナーが答えるモナ!?」
( ,,゚Д゚)「年長者だし?」
(;´∀`)「えぇ…えーと、えーと…」
(;´∀`)「流石安未(さすが あみ)…」
ξ゚⊿゚)ξ
(;´∀`)
ξ゚⊿゚)ξ b そ
( ´∀`)=3
240
:
17-13
:2016/10/11(火) 12:28:53 ID:SpHBf5Q60
( ゚∀゚)
('A`) 「長岡 譲二(ながおか じょうじ)」
( ´∀`)「譲二?」
lw´‐ _‐ノv「ジョルジュ…つまりはGeorgeのフランス語読みなんだけど、英語で読めばジョージ」
ξ゚⊿゚)ξ「回りくどいわね」
( ,,゚Д゚)「捻りがあっていいじゃかいか」
ノパ⊿゚)「漢字にいくらか選択の余地もあるしな」
川 ゚ -゚)「私と違ってな」
( ^ω^)「キャラによってはギャップも出そうな漢字だおね」
241
:
17-14
:2016/10/11(火) 12:29:35 ID:SpHBf5Q60
(´・ω・`)
('A`) 「…」
( ´∀`)「…」
lw´‐ _‐ノv「名前は将大で」
ξ゚⊿゚)ξ「何で?」
( ,,゚Д゚)「アルファだろ。ヴィップ軍大将」
ノパ⊿゚)「じゃあ苗字は東だな!」
川 ゚ -゚)「東 将大(あずま まさひろ)」
('A`) 「アルファに依存し過ぎでは…」
( ´∀`)「ショボンという名前に一切触れられないってのもポイントモナね」
242
:
17-15
:2016/10/11(火) 12:30:45 ID:SpHBf5Q60
('A`) 「こんなとこか」
( ,,゚Д゚)「あえて外されたキャラもいるような気もするがな」
川 ゚ -゚)「言わないお約束だ」
( ´∀`)「こうやって決めても、結局あだ名で呼ばれるんだけモナ」
lw´‐ _‐ノv「ロマンだよ、ロマン」
( ^ω^)「名前があると安心するんだお」
ξ゚⊿゚)ξ「そもそも私まだ決まってないんだけど」
ノパ⊿゚)「そういやそうだったな」
('A`) 「いいじゃん高槻やよいで」
ξ゚⊿゚)ξ三つ「はい、ターッチ!!」
三つ)A) ⁂ 「グボァ」
243
:
名も無きAAのようです
:2016/10/11(火) 12:34:00 ID:SpHBf5Q60
>245
>>228-242
のタイトル
>>228
のドクオが欠けましたが、私は元気です
244
:
名も無きAAのようです
:2016/10/11(火) 12:45:09 ID:NW/80aMg0
キャラメイキング
245
:
名も無きAAのようです
:2016/10/11(火) 12:47:01 ID:nuc8IBeY0
>>234
この発想は無かった
246
:
名も無きAAのようです
:2016/10/11(火) 13:39:25 ID:xJngj1ss0
僕の名は。
247
:
名も無きAAのようです
:2016/10/11(火) 15:01:51 ID:bIgvSajg0
>>2-5
( `ω´) 喪失 (#`・ω・´)
>>10-17
( ・∀・)時計
>>28-37
( ゚∀゚)( ・∀・)カオスの盆踊り( ´_ゝ`)(´゚ω゚)
>>43-50
(*゚ー゚)川 ゚ -゚) ゲロマズ★ガールズトーク ζ(゚ー゚*ζ
>>57-62
|電|A`) 除き見る独男
>>65-68
('A`)或る阿呆の一生
>>76-80
( ・∀・)「あなたにとっての『夏』とは何ですか?」
>>83-101
( ・∀・) 仲直り ( ФωФ)
>>107-111
ξ゚⊿゚)ξ つんでれいん
>>117-125
('A`) 爆発
>>131-149
( `ω´)ランナーズ・ハイ
>>160-164
( ^ω^)ささやかな幸せ
>>169-179
( ・∀・)小説の名は。
>>184-194
(´・ω・`) 法の穴
>>199-205
ζ(゚ー゚*ζ とある執事の流石な日常( ´_ゝ`)
>>210-220
( ・∀ )刹那のスローモーション
>>228-242
( ^ω^) 僕の名は。 - キャラメイキング -
248
:
名も無きAAのようです
:2016/10/11(火) 15:07:54 ID:bIgvSajg0
再安価面倒だったので混ぜました
20作品まであと3つ
249
:
18-1
:2016/10/11(火) 15:25:56 ID:bIgvSajg0
('A`) 「私が議題に上げたいのは…」
('A`) 「ペット捜索願いにペットの名前を書く必要性について」
( ^ω^)「あ〜」
(*゚ー゚)「いい議題ですね」
250
:
18-2
:2016/10/11(火) 15:27:14 ID:bIgvSajg0
( ・∀・)「ブーンはどうだ?」
( ^ω^)「そうですおね…」
( ^ω^)「バランやニードルスレイヤーは名前が出てくる様になったのに、パンの袋を留めるアレだけなかなか名前が出てこない原因について」
(*゚ー゚)「あ〜」
( ・∀・)「いい議題だな」
251
:
18-3
:2016/10/11(火) 15:27:59 ID:bIgvSajg0
('A`) 「しぃさんはどうです?」
(*゚ー゚)「えーと、私は…」
(*゚ー゚)「子供に赤ちゃんの出来方を質問された際の、最も良い回答について」
( ・∀・)「あ〜」
('A`) 「いい議題だと思います」
252
:
18-4
:2016/10/11(火) 15:29:13 ID:bIgvSajg0
( ^ω^)「モララーはどうだお?」
( ・∀・)「俺か?俺はな…」
( ・∀・)「全米が泣く映画の傾向について」
('A`) 「あ〜」
( ^ω^)「いい議題だお」
253
:
18-5
:2016/10/11(火) 15:29:57 ID:bIgvSajg0
(*゚ー゚)「ドクオさん、まだあります?」
('A`) 「もうひとつか、そうだな…」
('A`) 「『いい国作ろう』でなくなった鎌倉幕府がもたらした、教科書業界への影響について」
( ^ω^)「あ〜」
(*゚ー゚)「これもまたいい議題ですね」
254
:
18-6
:2016/10/11(火) 15:30:49 ID:bIgvSajg0
( ・∀・)「ブーンももう一つあるか?」
( ^ω^)「うーん、悩むけど…」
( ^ω^)「きのこの山vsたけのこの里論争を終結させる方法について」
(*゚ー゚)「あ〜」
( ・∀・)「それもいい議題だな」
255
:
18-7
:2016/10/11(火) 15:31:58 ID:bIgvSajg0
('A`) 「しぃさんももうひとつ」
(*゚ー゚)「そうですね…」
(*゚ー゚)「漫画界隈における粉塵爆発の初出、またその流行について」
( ・∀・)「あ〜」
('A`) 「着眼点のよい議題ですね」
256
:
18-8
:2016/10/11(火) 15:36:49 ID:bIgvSajg0
( ^ω^)「モララーもまだあるかお?」
( ・∀・)「ああ、あるよ」
( ・∀・)「新宿駅と梅田駅、どちらがダンジョンとして優れているか」
('A`) 「あ〜」
( ^ω^)「いい議題だお」
257
:
18-9
:2016/10/11(火) 15:40:55 ID:bIgvSajg0
ーーーーーーーーーー
('A`) 「では、厳正なる協議の結果…」
('A`) 「最も興味の湧く議題は、モララーさんの『新宿駅と梅田駅、どちらがダンジョンとして優れているか』に決定致しました」
パチパチパチパチ
('A`) 「それではこれで本日の議題提案部の活動を終わります」
( ^ω^)「いやー、今日のモララーの議題はよかったおね」
(*゚ー゚)「ほんと、私の議題なんて遠く及びませんでした」
( ・∀・)「いやいや、僕の議題力なんてまだまだだよ」
('A`) 「観点と共感性が他の議題より優れているね」
( ^ω^)「明日もどんな議題が提案されるか楽しみだお」
258
:
名も無きAAのようです
:2016/10/11(火) 15:52:51 ID:bIgvSajg0
>>260
>>249-257
のタイトル
259
:
名も無きAAのようです
:2016/10/11(火) 16:18:23 ID:0sR.Oyj20
ワロタ
260
:
名も無きAAのようです
:2016/10/11(火) 16:50:27 ID:KCVFmSrE0
Dis-Discussion
261
:
名も無きAAのようです
:2016/10/11(火) 17:39:20 ID:e/0WNEsQ0
議題が提案されるだけ提案されて、それについては何も話さないのかw
262
:
名も無きAAのようです
:2016/10/11(火) 18:52:55 ID:QBdshfbM0
>>2-5
( `ω´) 喪失 (#`・ω・´)
>>10-17
( ・∀・)時計
>>28-37
( ゚∀゚)( ・∀・)カオスの盆踊り( ´_ゝ`)(´゚ω゚)
>>43-50
(*゚ー゚)川 ゚ -゚) ゲロマズ★ガールズトーク ζ(゚ー゚*ζ
>>57-62
|電|A`) 除き見る独男
>>65-68
('A`)或る阿呆の一生
>>76-80
( ・∀・)「あなたにとっての『夏』とは何ですか?」
>>83-101
( ・∀・) 仲直り ( ФωФ)
>>107-111
ξ゚⊿゚)ξ つんでれいん
>>117-125
('A`) 爆発
263
:
名も無きAAのようです
:2016/10/11(火) 18:53:40 ID:QBdshfbM0
>>131-149
( `ω´)ランナーズ・ハイ
>>160-164
( ^ω^)ささやかな幸せ
>>169-179
( ・∀・)小説の名は。
>>184-194
(´・ω・`) 法の穴
>>199-205
ζ(゚ー゚*ζ とある執事の流石な日常( ´_ゝ`)
>>210-220
( ・∀ )刹那のスローモーション
>>228-242
( ^ω^) 僕の名は。 - キャラメイキング -
>>249-257
('A`) Dis-Discussion
264
:
名も無きAAのようです
:2016/10/11(火) 18:54:45 ID:QBdshfbM0
とうとう改行制限に達しました!
これより10作品ずつ並べていきます
265
:
名も無きAAのようです
:2016/10/11(火) 19:09:01 ID:RB2k6pUY0
キャラメイキングの流石家と渡辺さんとしぃが秀逸だった。
この名前使っていい?
266
:
名も無きAAのようです
:2016/10/11(火) 19:47:12 ID:EEUNL.s60
>>265
がんがん使っちゃってください!
267
:
19-1
:2016/10/13(木) 00:13:06 ID:hHH0MWEU0
頭上には一切の雲なく蒼天が広がって、一面を支配していた。
遮るのは、今まさに巣立った元気に羽ばたく若鳥だけ。
可愛らしい鳴き声で語り合いながら。
春風に乗って、春を歌っていた。
その歌声に答えるは、青々と茂る木々たち。
優しいざわめきは、まるで拍手のように歌声を包む。
川もまたせせらぎ、笛のようにさらさらと流れる。
日もまたきらめき、シンバルのようにさんさんと輝く。
春。
旅立ちの季節。
( ^ω^)「春である!!」
春。
旅立ちの季節。
268
:
19-2
:2016/10/13(木) 00:14:09 ID:hHH0MWEU0
見よ。
風が舞っている。
姿の見えぬ風が、木の葉をまとい、木の枝をまとい、羽も花も光までも巻き込んで。
いや。それらはもはや服だ。
寄せ集めの服を、着込んでいるのだ。
着込んで、自らを裸にしているのだ。
( ^ω^)「春一番が、吹いている!」
269
:
19-3
:2016/10/13(木) 00:15:05 ID:hHH0MWEU0
見よ。
桜並木が待っている。
一直線に、一心不乱に、飛び立つ者を待っている。
薄赤い花の一片一片が、花道を讃えながら。
彩り、飾り、吹かれながら。
上昇気流に巻き込まれ、天への螺旋が生まれ出る。
向かうは空か、日か、その先か。
指し示すは、天の国。
( ^ω^)「春爛漫が、待っている!」
270
:
19-4
:2016/10/13(木) 00:15:47 ID:hHH0MWEU0
さあ飛べと、鳥が鳴く。
さあ舞えと、桜が咲く。
さあいけと、空が呼ぶ。
さあこいと、天が招く。
( ^ω^)「I can fly!」
"I can fly"と、僕は飛ぶ。
271
:
19-5
:2016/10/13(木) 00:17:26 ID:hHH0MWEU0
"I can fly"と、僕は飛ぶ。
桜が朱に染まるまで。
"I can fly"と、僕は飛ぶ。
サヨナキドリが歌うまで。
"I can fly"と、僕は飛ぶ。
地への螺旋が見えるまで。
"I can fly"と、僕は飛ぶ。
最後の葉っぱが落ちるまで。
272
:
19-6
:2016/10/13(木) 00:20:53 ID:hHH0MWEU0
頭蓋が割れて。
肉体が裂けて。
中身が辺りに飛び散った。
小腸が虫のようににょろにょろと流れる。
脳漿が泥のようにぬめぬめと黒ずむ。
曼珠沙華が咲き誇る。
地面に真っ赤な花が咲く。
273
:
19-7
:2016/10/13(木) 00:22:01 ID:hHH0MWEU0
世に絶望したアポロンは。
翅を自ら毟り取り。
太陽を諦めたのだ。
天への道はもはやない。
木枯らしが舞っている。
葬送曲を吹きながら。
ナイチンゲールが待っている。
桜並木は枯れ果てた。
春。
旅立ちの季節。
( ^ω^)「春である!」
春。
旅立ちの季節。
274
:
名も無きAAのようです
:2016/10/13(木) 00:26:43 ID:hHH0MWEU0
>>276
>>267-273
のタイトル
当作品は、とあるタオルととある日記のインスパイヤであることを、ここに認めます
275
:
名も無きAAのようです
:2016/10/13(木) 00:53:19 ID:o03MPuCY0
青いダイブ
276
:
名も無きAAのようです
:2016/10/13(木) 00:55:34 ID:Xsv3dprA0
告別
277
:
名も無きAAのようです
:2016/10/13(木) 00:58:02 ID:yGuLBJN.0
>>2-5
( `ω´) 喪失 (#`・ω・´)
>>10-17
( ・∀・)時計
>>28-37
( ゚∀゚)( ・∀・)カオスの盆踊り( ´_ゝ`)(´゚ω゚)
>>43-50
(*゚ー゚)川 ゚ -゚) ゲロマズ★ガールズトーク ζ(゚ー゚*ζ
>>57-62
|電|A`) 除き見る独男
>>65-68
('A`)或る阿呆の一生
>>76-80
( ・∀・)「あなたにとっての『夏』とは何ですか?」
>>83-101
( ・∀・) 仲直り ( ФωФ)
>>107-111
ξ゚⊿゚)ξ つんでれいん
>>117-125
('A`) 爆発
278
:
名も無きAAのようです
:2016/10/13(木) 00:58:45 ID:yGuLBJN.0
>>131-149
( `ω´)ランナーズ・ハイ
>>160-164
( ^ω^)ささやかな幸せ
>>169-179
( ・∀・)小説の名は。
>>184-194
(´・ω・`) 法の穴
>>199-205
ζ(゚ー゚*ζ とある執事の流石な日常( ´_ゝ`)
>>210-220
( ・∀ )刹那のスローモーション
>>228-242
( ^ω^) 僕の名は。 - キャラメイキング -
>>249-257
('A`) Dis-Discussion
>>267-273
( ^ω^)告別
279
:
名も無きAAのようです
:2016/10/13(木) 09:49:44 ID:YfxXKJdE0
うーむ
カオスの盆踊りってタイトルがなんとなく語呂がいいな。
280
:
名も無きAAのようです
:2016/10/18(火) 00:12:50 ID:W4RTGRC.0
今更全部読んだ
1話毎に文章の書き方変えてるのかな
今度パクらせてもらうわ
次も楽しみにしてます
281
:
名も無きAAのようです
:2016/10/19(水) 19:37:24 ID:kiUxHilE0
ニードルスレイダー
282
:
名も無きAAのようです
:2016/10/20(木) 20:12:42 ID:AsgEqYIc0
日曜に沢山かけるといいなぁ、と
思いに耽る、残暑の秋、残業の夜
283
:
名も無きAAのようです
:2016/10/22(土) 02:23:58 ID:RAuBE6Cs0
>>257
284
:
20-1
:2016/10/31(月) 12:00:28 ID:qFRSVmyM0
( ´_ゝ`)「さすが初詣…長蛇の列だな」
向こうで霞む本殿から、途切れる事なく人の道が続いている。
そして鳥居は朱に染まりながら、暖かくそこにそびえ立つ。
l从・∀・ノ!リ人「チョーダ?チョーダって何なのじゃ?」
(´<_` )「その昔、八卦の法っていうのがあってさ」
l从・∀・ノ!リ人「ハッケ?ハッケって何なのじゃ?」
(´<_` )「…長蛇っていうのは、長ーい蛇。そんな蛇のように長く続く列のことを、長蛇の列っていうんだ」
l从・∀・ノ!リ人「ならば早くチョーダに並ぶのじゃ!」
( ´_ゝ`)「おっと待った、ちゃんとお辞儀」
l从・∀・ノ!リ人「何でなのじゃ?」
(´<_` )「ここは神様のお家の玄関なんだよ。挨拶無しに家に入ったらどうだ?」
l从・∀・ノ!リ人「フホーシンニューなのじゃ!」
(´<_` )「そ。だから服も整えて…よし、お辞儀」
l从・∀・ノ!リ人「たのもーー!!」
( ´_ゝ`)「神様に道場破りとは将来有望だな」
(´<_` )「俺は心配だよ。ほら、お邪魔します、な」
l从・∀・ノ!リ人「おじゃまいたす!」
(´<_` )「なぜそうまで古語に」
285
:
20-2
:2016/10/31(月) 12:02:08 ID:qFRSVmyM0
( ´_ゝ`)「歩くときは道の真ん中開けて、な」
l从・∀・ノ!リ人「何でなのじゃ?」
( ´_ゝ`)「神様が通る時お邪魔になっちゃうから」
l从・∀・ノ!リ人「かみさまが!?何処にいるのじゃ!?」
( ´_ゝ`)「ほら、今にも通ろうと」
l从・∀・ノ!リ人「みんなぁ!真ん中を開けるのじゃ!かみさまが通るのじゃ!」
(´<_` )「…周りの視線が痛い」
( ´_ゝ`)「微笑ましいじゃん」
(´<_` )「本来なら静かに進むべきなんだが…」
( ´_ゝ`)「ほら、お家で騒いじゃだめだろ」
l从・д・ノ!リ人「は…そうだったのじゃ…ごめんなさい…」
( ´_ゝ`)「大丈夫、良くしてやったことを神様はわかってるから」
l从・д・ノ!リ人「うむぅ…」
286
:
20-3
:2016/10/31(月) 12:03:46 ID:qFRSVmyM0
(´<_` )「右手で柄杓を持ってー」
l从・∀・ノ!リ人「もって〜」
( ´_ゝ`)「そっち左手」
l从・∀・ノ!リ人「む…もって〜」
(´<_` )「水入れてー」
l从・∀・ノ!リ人「いれて〜」
(´<_` )「左手にかける」
l从・∀・ノ!リ人「とぁっ!」
(´<_` )「…うむ、よく清められたようだ」
(;;´_ゝ`;;)「…うむ、全身の肌が清まるのを感じるぞ」
(´<_` )「そっとでいいんだ」
l从・∀・ノ!リ人「そっと〜」
(´<_` )「そんで、左手に持ち替えて」
l从・∀・ノ!リ人「かえた!」
(´<_` )「また汲んでー」
l从・∀・ノ!リ人「くんで〜」
(´<_` )「右手にかける」
l从・∀・ノ!リ人
(;´_ゝ`)
l从・∀・ノ!リ人「…おなじてつはふまぬのじゃ」
( ´_ゝ`)「妹が成長して兄は嬉しいぞ」
287
:
20-4
:2016/10/31(月) 12:04:38 ID:qFRSVmyM0
(´<_` )「んでもってまた持ち替えて汲んで〜」
l从・∀・ノ!リ人「くんで〜」
(´<_` )「左手はおわんの形」
l从・∀・ノ!リ人「こう?」
(´<_` )「うん、そこに水いれてー」
l从・∀・ノ!リ人「いれた!」
(´<_` )「口に入れてくちゅくちゅしてー」
l从・ω・ノ!リ人「んむんむ」
(´<_` )「ぺっ」
l从・∀・ノ!リ人「ぷへっ」
(´<_` )「左手洗ってー」
l从・∀・ノ!リ人「くんで〜かけて〜」
(´<_` )「そうそう、んで汲んでー」
l从・∀・ノ!リ人「やること多いのじゃ」
(´<_` )「そのまま立ててー」
l从・∀・ノ!リ人「おお!滝じゃな!」
(´<_` )「はい、戻して終わり。覚えた?」
( ´_ゝ`)「無理」
(´<_` )「あんたは覚えろ」
288
:
20-5
:2016/10/31(月) 12:05:46 ID:qFRSVmyM0
l从・∀・ノ!リ人「わたがしがたべたいのじゃ!」
( ´_ゝ`)「後でな、まず参拝」
l从・∀・ノ!リ人「とうもろこし!」
l从・∀・ノ!リ人「みずあめ!」
( ´_ゝ`)「後でな、後」
l从・∀・ノ!リ人「りんごあめ…」
(´<_` )「射的…」
( ´_ゝ`)「…お前…」
(´<_` )「冗談だよ」
289
:
20-6
:2016/10/31(月) 12:07:45 ID:qFRSVmyM0
(´<_` )「お金をてのひらに乗せて、そっと落とす」
l从・∀・ノ!リ人「ほいっ」
( ´_ゝ`)「そして力の限り鳴らせ!」
l从・∀・ノ!リ人「うおーー!!」ガラガラガラ
(´<_` )「そんでお辞儀」
l从・∀・ノ!リ人「おじゃまいたす!」
(´<_` )「違うけどまあいいや。深ーくな、90度」
(´<_` )「で、もっかい」
l从・∀・ノ!リ人「おじゃまいたす!」
( ´_ゝ`)「そうそう」
(´<_` )「二回拍手、パンパン」
l从・∀・ノ!リ人「パンパン!!」
(´<_` )「口で言わんでよろしい」
l从・∀・ノ!リ人「何で拍手なのじゃ?」
( ´_ゝ`)「ワタシ武器持ッテナイヨー、無害ヨー、敵ジャナイヨーってな」
(´<_` )「で、お祈り」
( ´_ゝ`)「神様に何をお祈りする?」
l从・∀・ノ!リ人「あのな〜、かみさまな〜、いもじゃはな〜」
l从・∀・ノ!リ人「あにじゃたちをみならってな〜、りっぱなおとなになってな〜」
l从・∀・ノ!リ人「いつかあにじゃたちのあねじゃになるのじゃ!」
(´<_` )「はは、近いうちに越される日が来るかもな」
( ;_ゝ;)「兄さん泣きそうだよ」
(´<_` )「泣いてんじゃねえか。最後にもっかいお辞儀な」
l从・∀・ノ!リ人「おじゃまいたした!」
290
:
20-7
:2016/10/31(月) 12:08:55 ID:qFRSVmyM0
l从・∀・ノ!リ人「りんごあめおいしいのじゃ!」
(´<_` )「久しぶりに食べると美味いもんだな」
( ´_ゝ`)「…あ、お守りとお札」
(´<_` )「あぶねっ、忘れるとこだった」
l从・∀・ノ!リ人「あ、みこさんなのじゃ!」
( ´_ゝ`)「お、よく知ってるな」
(´<_` )「えーと、お札はこれだったな」
( ´_ゝ`)「お守り何にしようか」
(´<_` )「どれがいい?」
l从・∀・ノ!リ人「フセッセーなあにじゃたちが、けんこうでいられるようなのがいいのじゃ」
( ´_ゝ`)「耳が痛い…」
(´<_` )「俺は胸が痛い」
291
:
20-8
:2016/10/31(月) 12:09:49 ID:qFRSVmyM0
l从・∀・ノ!リ人「お〜ててつないでみなかえろ〜」
( ´_ゝ`)「ごきげんだな」
(´<_` )「あんましはしゃぐなよ」
l从・∀・ノ!リ人「へへへ…あにじゃたちにはさまれてるのじゃ」
l从・∀・ノ!リ人「…あ」
( ´_ゝ`)「どした?」
l从・∀・ノ!リ人「かみさまがまんなかをとおるのは…」
l从・∀・ノ!リ人「みんなのあいだにはさまれたいからなんじゃな!」
( ´_ゝ`)「そうかもしれんね」
(´<_` )「素敵な解釈だな」
l从・∀・ノ!リ人「ほれ!あにじゃたち、とりいじゃ!お辞儀じゃお邪魔!」
( ´_ゝ`)「わかってきたじゃないか」
(´<_` )「じゃあいくぞー。せーのっ」
l从・∀・ノ!リ人『おじゃまいたした!』
292
:
20-8
:2016/10/31(月) 12:11:17 ID:qFRSVmyM0
>>294
>>284-291
のタイトル
293
:
名も無きAAのようです
:2016/10/31(月) 12:19:49 ID:s5lspteQ0
ξ゚⊿゚)ξが求めた兄妹愛のようです
294
:
名も無きAAのようです
:2016/10/31(月) 12:20:52 ID:qFRSVmyM0
ワロタ
295
:
まとめ(1-10作品)
:2016/10/31(月) 12:21:47 ID:qFRSVmyM0
>>2-5
( `ω´) 喪失 (#`・ω・´)
>>10-17
( ・∀・)時計
>>28-37
( ゚∀゚)( ・∀・)カオスの盆踊り( ´_ゝ`)(´゚ω゚)
>>43-50
(*゚ー゚)川 ゚ -゚) ゲロマズ★ガールズトーク ζ(゚ー゚*ζ
>>57-62
|電|A`) 除き見る独男
>>65-68
('A`)或る阿呆の一生
>>76-80
( ・∀・)「あなたにとっての『夏』とは何ですか?」
>>83-101
( ・∀・) 仲直り ( ФωФ)
>>107-111
ξ゚⊿゚)ξ つんでれいん
>>117-125
('A`) 爆発
296
:
まとめ(10-20作品)
:2016/10/31(月) 12:23:13 ID:qFRSVmyM0
>>131-149
( `ω´)ランナーズ・ハイ
>>160-164
( ^ω^)ささやかな幸せ
>>169-179
( ・∀・)小説の名は。
>>184-194
(´・ω・`) 法の穴
>>199-205
ζ(゚ー゚*ζ とある執事の流石な日常( ´_ゝ`)
>>210-220
( ・∀ )刹那のスローモーション
>>228-242
( ^ω^) 僕の名は。 - キャラメイキング -
>>249-257
('A`) Dis-Discussion
>>267-273
( ^ω^)告別
>>284-291
ξ゚⊿゚)ξが求めた兄妹愛のようです
297
:
名も無きAAのようです
:2016/10/31(月) 12:27:03 ID:s5lspteQ0
まさか採用されるとは( ゚д゚ )
乙
298
:
名も無きAAのようです
:2016/10/31(月) 12:28:06 ID:qFRSVmyM0
何気に初めて『〜ようです』がついたタイトル
そしてようやく20作品目
299
:
名も無きAAのようです
:2016/10/31(月) 16:16:57 ID:DfsV.bUo0
イイハナシダナーと思ったのにタイトルクソワロタ
300
:
訂正
:2016/10/31(月) 21:22:14 ID:OyH/Hs/60
>>291
l从・∀・ノ!リ人「ほれ!あにじゃたち、とりいじゃ!お辞儀じゃお邪魔!」
↓
l从・∀・ノ!リ人「ほれ!あにじゃたち、とりいじゃ!おじぎじゃおじぎ!」
てへぺろ
301
:
名も無きAAのようです
:2016/10/31(月) 21:59:13 ID:q1gRJo1.0
ξ゚⊿゚)ξはどこから湧いたんだ……?
302
:
名も無きAAのようです
:2016/11/01(火) 16:49:51 ID:J.1qvxfs0
初詣だし同じ境内で仲良し兄弟を見てたんじゃない
303
:
21-1
:2016/11/02(水) 00:37:17 ID:/PZZgnDY0
こどもからおとなへ。
おとなからこどもへ。
304
:
21-2
:2016/11/02(水) 00:38:11 ID:/PZZgnDY0
( ´∀`)「それでは…杉浦"くん"」
(;ФωФ)「…はい」
おとなになったらできること。
(;ФωФ)「いやはや、数年来の事なので、答えられるかどうか」
保身をかけたり。
( ´∀`)「問1の答えは?」
( ФωФ)「はい、②ですね?」
物事を落ち着いて処理したり。
( ´∀`)「正解です!」
( ФωФ)「ありがとうございます」
礼儀正しくすること。
305
:
21-3
:2016/11/02(水) 00:39:40 ID:/PZZgnDY0
( ^ω^)b そ
こどもからおとなへ。
( ФωФ) b そ
こどもからおとなへ。
306
:
21-4
:2016/11/02(水) 00:40:48 ID:/PZZgnDY0
おとなになったらできなくなること。
( ´∀`)「はい、後一周!」
(;`・ω・´)「うぅ…!昔はもっと走れたんだが…!」
身体を上手く動かせなくなったり。
( ´∀`)「クールダウンも忘れずに行いましょう」
(;`・ω・´)「ひぃ…ひぃ…筋肉痛なるなコレ…」
疲れがなかなか取れなかったり。
(;`・ω・´)「もうだめだ…今日は動けん…」
(´・ω・`)「ほら、タオルだよ」
無茶が出来なくなること。
307
:
21-5
:2016/11/02(水) 00:41:52 ID:/PZZgnDY0
(;`・ω・´)=3
おとなからこどもへ。
(´・ω・)ノ
こどもからおとなへ。
308
:
21-6
:2016/11/02(水) 00:42:52 ID:/PZZgnDY0
こどもにはできないこと。
( ´∀`)「では、各班に分かれて話し合ってください」
( ゚∀゚)「初めまして、長岡です。取り仕切ってよろしいですか?」
場の進行を自ら務めたり。
爪'ー`)「心強いです、よろしくお願いします」
相手を立てたり。
(-@∀@)「そしたら、私は書記に回りますね」
立場を弁えたりすること。
309
:
21-7
:2016/11/02(水) 00:43:35 ID:/PZZgnDY0
こどもだからできること。
( ・∀・)「パパ!お昼休みドッヂボールしよ!」
( ゚∀゚)「父さんもうへとへとなんだけど…」
疲れを知らずに遊べたり。
(`・ω・´)「お、キリギリスいるぞ、あそこ」
(´・ω・`)「違うよ、あれはクビキリギス」
(`・ω・´)「…クビキリギス?」
(´・ω・`)「あ、あそこにいるのはカヤキリ、ヒメクサキリもいるね」
(;`・ω・´)「…どう違うんだ…?」
好きな事に一直線になれたり。
( ^ω^)「父ちゃんのために絵を描いたお!」
( ФωФ)「おお、ありがとう…ん、この黒い丸いのは?」
( ^ω^)「黒猫だお!」
( ФωФ)「あー…じゃあこの青いのは…ブルーシート?」
( ^ω^)「違うお、雨だお?」
( ФωФ)「凄まじい局地的豪雨だな…ん、でも左上に太陽があるけど」
( ^ω^)「そこは昨日だお」
( ФωФ)「昨日!?ここからが…あー、昨日、…んん…??」
常識にとらわれなかったりすること。
310
:
21-8
:2016/11/02(水) 00:44:55 ID:/PZZgnDY0
( ´∀`)「さて、今日の授業参観はいかがでしたか?」
( ФωФ)「いやぁ…昔ほど出来なくなってる事も多いものだ、と…」
(`・ω・´)「身体も思ったよりも動かなくなりましたし…」
( ゚∀゚)「出来る事が増えた代わりに、出来ない事も増えましたね」
( ´∀`)「みんなはどうでした?」
( ^ω^)「父ちゃんは僕と違って頭がよかったお!」
(;ФωФ)「こらこら…」
(´・ω・`)「休みの日、いつもゴロゴロしてる父さんが頑張っているのは、ちょっとかっこよかったです」
(`・ω・´)「ゴロゴロは余計だ」
( ・∀・)「ぼくのパパは社長みたいで凄かったです!」
( ゚∀゚)「…まだ係長です」
( ´∀`)「まだ、ということは…」
( ゚∀゚)「いえいえいえ…」
311
:
21-9
:2016/11/02(水) 00:48:24 ID:/PZZgnDY0
( ´∀`)「長幼の序、という言葉があります」
こどもはおとなを、うやまうこと。
おとなはこどもを、いつくしむこと。
( ´∀`)「生徒の皆さん。皆さんがこれから進む道は、誰かが整えてくれた道です。誰かが歩んできた道です」
( ´∀`)「周りの大人は、本当にたくさんの事を教えてくれます。以前自分が学んだ事を、また皆さんへと繋いでくれます」
( ´∀`)「だから、例え時に聞きたくないと感じても、よく聞く事。それは大切な事です」
( ´∀`)「父兄の皆さん。皆さんのお子さんが歩む道は、皆さんが進んできた道です。過去同じ様に学んできた道です」
( ´∀`)「出来ない事は罪ではありません。知らない事を知らせる事こそが我々先人の役目です。叱る時も、その事を忘れてはいけません」
( ´∀`)「昔の自分に言い聞かせるように、優しさを持つ事。自分が通ってきた道を、改めて見つめ直してみてください」
( ´∀`)「私から皆さんへの"宿題"です。結果は、いずれ子どもたちが"提出"してくれることでしょう」
( ´∀`)「さあ!今日の授業参観はこれにて終わりです。皆さん、どうもありがとうございました」
こどもからおとなへ。
おとなからこどもへ。
( ^ω^)( ФωФ)
このみちを、いっしょに。
312
:
名も無きAAのようです
:2016/11/02(水) 00:49:43 ID:/PZZgnDY0
>>314
>>303-311
のタイトル
313
:
名も無きAAのようです
:2016/11/02(水) 00:57:38 ID:SBtfGnms0
AC
314
:
名も無きAAのようです
:2016/11/02(水) 10:11:15 ID:bCdYjNRU0
( ^ω^)2人で見る明日 (ФωФ )
315
:
名も無きAAのようです
:2016/11/02(水) 23:36:41 ID:ro5bwgRI0
1-10
>>295
11-20
>>296
21-
>>303-311
( ^ω^)2人で見る明日 (ФωФ )
316
:
名も無きAAのようです
:2016/11/03(木) 03:41:01 ID:bgoYc4SE0
正直AC感がやばかった
317
:
>>1
:2016/11/03(木) 18:08:25 ID:A29JcgBs0
AC感という謎の指標
クジラの絵の話が一番好き
318
:
22-1
:2016/11/03(木) 21:54:21 ID:ijdC4Jgw0
( ´∀`)「じゃあお先。あんま遅くなるなよ」
('A`) 「うーす」
上司の背を見送って、暫くしてから息を吐く。
背もたれにもたれると、他の誰もいない事務所に、ギィと鳴く椅子の音。
\('A`) /「2時コースだなーぁあぁあぁぁ」
妻子を待つ身はいいよなあ。
なんせ帰れば返事があるんだから。
独身の自分としちゃあ、ここも家も、やんなるぜ。
\('A`) /「ただいま、おまえ〜(はぁと)」
\('A`) /「おかえり、あなた〜(はぁと)」
\('A`) /「ご飯にする?お風呂にする?それとも、わ・た・し?」
(*゚ー゚)「とりあえずお風呂で」
('A`)
(*゚ー゚)
('A`) 「…おうち帰る…」
(*゚ー゚)「帰れるん?」
(#'A`) 「帰れねぇよチクショウ!」
319
:
22-2
:2016/11/03(木) 21:55:04 ID:ijdC4Jgw0
('A`) 「くそ!何でいるんだよ!今日早く上がってたじゃんか!」
(*゚ー゚)「さっきまで友達と飲んでてその帰り」
('A`) 「酒クセェ!」
(*゚ー゚)「だから飲んだって言うたや〜ん」
('A`) 「腕に絡むな酔っ払い!ったく、酒飲んでから会社来んなよ…」
(*゚ー゚)「金曜日のこの時間なら、大抵ドックンしかいないし?」
('A`) 「ドックン言うな」
(*゚ー゚)「ねえあなた、ご飯にする?お風呂にする?それとも」
('A`) 「やめて」
320
:
22-3
:2016/11/03(木) 21:55:51 ID:ijdC4Jgw0
('A`) 「はー、もうこんな時間…」
(*゚ー゚)「いつもこんなに遅いん?」
('A`) 「金曜はどうしてもな」
(*゚ー゚)「みんなに振ったらええのに」
('A`) 「お堅い主任がいましてね」
(*゚ー゚)「なるほどね」
('A`)
(*゚ー゚)
('A`) 「…帰んないの?」
(*゚ー゚)「んー、酔いが落ち着くまであと少しぃ」
321
:
22-4
:2016/11/03(木) 21:56:55 ID:ijdC4Jgw0
('A`) 「見とっても面白くないぜ」
(*゚ー゚)「そう?そうでもないよ?」
('A`) 「そうでもないって」
(*゚ー゚)「頑張ってやっとるんやなぁって」
('A`) 「残業に追われちゃ世話ないけどね」
(*゚ー゚)「ウチはかっこいい思うよ?」
('A`) 「そう言ってくれるのは少数派でしてね」
322
:
22-5
:2016/11/03(木) 21:58:12 ID:ijdC4Jgw0
('A`) 「…ん?」
(*゚ー゚)「ん?」
('A`) 「え、あれ?そういや終電は?12時過ぎじゃなかった?」
(*゚ー゚)「…あー、うん、そーだね」
('A`) 「もう1時になるけど」
(*゚ー゚)「…うん、大丈夫大丈夫」
('A`) 「…酔ってて忘れたってことは」
(*゚ー゚)「はっはっは」
('A`) 「誤魔化しても無駄」
(*゚ー゚)「えー…ま、近くに漫喫あるし?」
('A`) 「女の子1人危ないでしょうに」
(*゚ー゚)「女の子って年齢でもないんやけど」
('A`) 「そういうことじゃなくてね?」
(*゚ー゚)「ドックンはいつ終わるん?」
('A`) 「んー、まあこのペースなら2時までには」
(*゚ー゚)「ボディガードもいるし?」
('A`) 「それ、俺じゃないよね?」
(*゚ー゚)「じゃあ1人で…」
('A`) 「…わかった、わーったよ、すぐ終わらす」
(*゚ー゚)「さすがドックン」
('A`) 「ドックン言うな!」
323
:
22-6
:2016/11/03(木) 21:59:29 ID:ijdC4Jgw0
('A`) 「んーーーっ!っはぁ!一段落!もうやめる!」
(*゚ー゚)「お疲れさんっっ!!明日は?」
('A`) 「休み!久々!!」
(*゚ー゚)「何かあるん?」
('A`) 「朝から出掛ける予定!」
(*゚ー゚)「休みなのに朝から?」
('A`) 「いやいやいや、たまの休日は有意義に使わんと」
(*゚ー゚)「えー、休みくらいゆっくりしなよー。誰かと会うわけじゃないんでしょ?」
('A`) 「そうだけど…」
(*゚ー゚)「ま、それは置いといて、早く出よボディガードさん」
('A`) 「誰がじゃ!」
324
:
22-7
:2016/11/03(木) 22:02:12 ID:ijdC4Jgw0
('A`) 「…で?」
(*゚ー゚)「で?」
('A`) 「本当に漫喫行くの?」
(*゚ー゚)「んー、まぁそうしようかなー、と?」
('A`) 「やめとき、よく眠れんし」
(*゚ー゚)「でも終電ないし?」
('A`) 「ビジホ」
(*゚ー゚)「高いし?」
('A`)
(*゚ー゚)
('A`) 「…鈍感って思ってるだろ」
(*゚ー゚)「うん」
('A`) 「はぁー…わかったよ、ウチ来い」
(*゚ー゚)「いぇーい!宅飲みィ!」
('A`) 「まだ飲むのかよ」
325
:
22-8
:2016/11/03(木) 22:04:11 ID:ijdC4Jgw0
(*゚ー゚)「なかなかない同僚との飲みだべ?だべだべ?」
('A`) 「うわこの酔っ払いすごくめんどくさい。腕に絡むのやめて」
(*゚ー゚)「あ、エロ本ってどこにしまってるん?」
('A`) 「うわめんどくさい。ほんとめんどくさい。もう家入れるのやめようかな」
(*゚ー゚)「今夜は寝かせないぜ☆」
('A`) 「はいはい。コンビニで何か買っていこーぜ」
(*゚ー゚)「酒は!?」
('A`) 「各種家に置いてありますよ、お嬢様。ビールからワインまで」
(*゚ー゚)「つまみは!?」
('A`) 「少ししか無いから調達だな」
(*゚ー゚)「ゴムは!?」
('A`) 「やめて」
(*゚ー゚)「ねえあなた、ご飯にする?お風呂にする?そ・れ・と・もぉー」
('A`) 「やめて」
326
:
名も無きAAのようです
:2016/11/03(木) 22:05:32 ID:ijdC4Jgw0
>>328
>>318-325
のタイトル
タイトルの他に、彼女も募集中です(重要)
327
:
名も無きAAのようです
:2016/11/03(木) 22:23:58 ID:V68vh6LI0
この後滅茶苦茶
328
:
名も無きAAのようです
:2016/11/03(木) 22:25:32 ID:ulObnRac0
歯車に差すアルコール
329
:
>>1
:2016/11/04(金) 00:32:34 ID:aiZnzOdg0
何のキャラ持って来れば正解なのかもわからへん
330
:
>>1
:2016/11/04(金) 00:34:04 ID:aiZnzOdg0
1-10
>>295
11-20
>>296
21-
>>303-311
( ^ω^)2人で見る明日 (ФωФ )
>>318-325
('A`) 歯車に差すアルコール
331
:
>>1
:2016/11/13(日) 02:53:58 ID:stSXTUHA0
しばらく国を離れるのでひとやすみ
332
:
名も無きAAのようです
:2016/11/14(月) 20:07:19 ID:HjRkorPs0
鬱な気分になった
ドクオ氏ね
333
:
名も無きAAのようです
:2016/11/14(月) 20:52:42 ID:5idQpw8g0
ハイドクオ死んだ
334
:
名も無きAAのようです
:2017/01/27(金) 12:38:51 ID:TVU43Pfs0
たしかにこのドクオはハイドクオ
新着レスの表示
名前:
E-mail
(省略可)
:
※書き込む際の注意事項は
こちら
※画像アップローダーは
こちら
(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)
スマートフォン版
掲示板管理者へ連絡
無料レンタル掲示板