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( ^ω^)剣と魔法と大五郎のようです

37名も無きAAのようです:2016/07/09(土) 22:41:54 ID:Q7uZ6AsA0

(//‰ ゚) 「……オイオイ、こンなレベルの魔法を隠してたってのか?」


 発光は規則性を持ちはじめ、部屋の六方を用いて魔法陣と化す。
 部屋の中央で集約された白い光は、球の形を取り、そこにもまた、幾何の紋様が浮かび上がる。

 魔法と呼ばれる超常の術の中でも、さらにごく一部の人間のみが扱える秘術。
 知る者たちは皆、この魔法を『空間転移』と呼んでいる。


(//‰ ゚) 「―――ッ!」


 紋様の球が大きく膨らみ、爆発ににた激しさで閃光を放った。
 ツンも、ヨコホリも咄嗟に顔をそむける。
 部屋の中が光に満たされるその中に、今までには無かった人影が浮かび上がった。


|゚ノ:::::::::::) 「……嫌な反応があったと思って飛んで来てみれば」

(//‰ ゚) 「……随分と、笑えねえのが来ちまったな」

|゚ノ ^∀^) 「私の弟子になにか御用でしょうか? そこな鉄屑の人」


 光の中から現れたレモネードは、全てを察した顔でヨコホリを見据える。
 相変わらずの柔和な微笑みではあったが、その目に宿っていたのは、大よそ人間が灯しうる光では無い。


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