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( ^ω^)剣と魔法と大五郎のようです

36名も無きAAのようです:2016/07/09(土) 22:40:53 ID:Q7uZ6AsA0

 ツンが吠える。
 ヨコホリは声を上げず静かに、しかし大きく口を開けて嗤った。


 が、その貌がふっと真剣なものに戻る。
 何かを探すように、視線を右往左往させ始めた。


(//‰ ゚) 「……なんだ?」


 喚くツンの頭を踏みつけて黙らせ、ヨコホリは再び室内を見渡す。
 部屋には異常を匂わせるような変化はない。
 
 
(//‰ ゚) 「ほかにゃ誰もいなかった……じゃあ、なンだ、この魔力は」


 ヨコホリが呟いた瞬間に、部屋中の壁が痛烈に発光を始めた。
 壁のみでは無い。床も天井も、白く眩しい光を放っている。
 床に顔をつけたツンには、僅かな振動音も聞こえた。

 だから分かった。
 一番この姿を見られたくない人が、すぐにでも現れてしまうことが。


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