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( ^ω^)剣と魔法と大五郎のようです

180 ◆x5CUS.ihMk:2016/10/29(土) 21:41:40 ID:eV43cX2A0

ハハ ロ -ロ)ハ 「……さて」

 イヨウがここに現れたということは、既に頼んでいた仕事を終えてきたということだ。
 今頃、ハローの部屋にはその報告がまとめられた書類が置かれているだろう。
 アラマキの命令に直接関係は無いが、目を通しておかなければならない。

 そのほかにも仕事は山積み。
 モリオカに報告しなけばならないこともあるし、定例会議に提出する資料もまとめなければ。
 あとは、今回のサロン侵攻において裏で手を回してくれた関係各所へも、何らかの礼をしておく必要がある。

ハハ ロ -ロ)ハ 「ヤレヤレ」

 腰に手を当て、再びため息。
 肩は凝り、腰も重い。
 アラマキの下に就いてからは、モリオカの時とは違う負担が増えた。

 モリオカはなんでもかんでも仕事を押し付けてきたが、その分此方の行動にはあまり口を出してこなかった。
 反面アラマキは、本人がよく働く分周囲への要求も多い。
 気付けば次々新しい仕事を見つけてくる分、モリオカの仕事を代行している方がいくらか楽だ。

 現に、今抱えている仕事の大半は、本来ならば存在していないはずのものばかりなのだから。

ハハ ロ -ロ)ハ 「ったく、この街にも大五郎の店があったら、一杯やりたいところだワ」

 自分でも嗤えない冗談がアラマキに聞こえていないことを祈りつつ、ハローはその場を後にした。


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