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( ^ω^)剣と魔法と大五郎のようです

160 ◆x5CUS.ihMk:2016/10/29(土) 21:22:28 ID:eV43cX2A0


o川*゚ ,゚)o 「本当、厄介な技」

 
 ブーンは隙の出来た魔女の懐に滑り込んだ、はずだ。
 何せ速すぎて過程が見えない。
 気付くと肉薄していた、という感覚である。


(,,;;;゙゙ω゚) 「“門通し”!」


 一瞬の溜め。弾けるようにブーンは魔女の細い腹に掌底を叩き込んだ。
 体当たりのように密着した一撃。
 インパクトと同時に魔女の体表が波を打つ。
 連鎖的に骨の砕けるパキパキという音が響き渡り、その口から嗚咽が漏れた。

 しかしブーンは止まらない。


(,,;;;゙゙ω゚) 「“瓦抜き”!」


 体が僅かに浮いた魔女にぴったりと接近したまま、更なる掌底で顎を打ち上げた。
 かち合った歯が折れて飛び、間に挟まれた舌が宙に舞う。


(,,;;;゙゙ω゚)「“鐘砕き”!!」


 宙に浮いていた魔女の足が、地面に着くその瞬間。ブーンの両拳が魔女の胸部を同時に打ちすえた。
 空気が円型に揺れた。爆発と紛う程の音が響き渡り、魔女の体は軽々と吹き飛び壁に叩き付けられる。
 四肢が曲がる。肺が完全につぶれたのか、開いた口から血煙が勢いよく吹き上がった。


(,,;;;゙゙ω゚) 「“金剛喝――――」


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