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( ^ω^)剣と魔法と大五郎のようです

158 ◆x5CUS.ihMk:2016/10/29(土) 21:19:47 ID:eV43cX2A0

 もうすぐ魔法式が完成する、と言うところで魔女の意識が再びこちらを向いた。
 先ほどまでの悪戯な気配では無い。
 値踏みするような鋭さがその視線の中にある。


o川*゚ ,゚)o 「へえ、想像以上」

( ^ω^) 「ッチィ」

o川*゚ ,゚)o 「どこに埋もれてたのかしら。もうちょっと早くみつけたかったな」


 互いの剣を弾き、間合いが開いたところで魔女が指を鳴らす。
 その周囲に軽い破裂を伴って無数の火の玉が現れた。


o川*゚ー゚)σ 「ちょっと大人しくしててね、ブーン」

( ^ω^) 「ッ! 杉浦双刀流――――


 数多の火玉は魔女が指を向けるのと同時にブーンを強襲。
 豪雨が爆ぜるようなけたたましい音。連続する激しい紅蓮の爆発がブーンを呑み込んだ。

 その熱波は距離を取ったここでも頬に感じるほど。
 防御魔法を備えた魔法使いなら辛うじて、所詮剣士でしかないブーンに凌げるものではないだろう。
 直撃を避けたとて、火炎に包まれれば血肉か肺を焼かれて死ぬ。


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