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( ^ω^)剣と魔法と大五郎のようです

156 ◆x5CUS.ihMk:2016/10/29(土) 21:17:04 ID:eV43cX2A0

 魔女の意識がこちらをむいた。
 同時に仄かな魔力の気配を感じる。
 常識ではありえない速度で、この場を中心に魔法式が組み上がっていた。

 直接干渉系の魔法。
 盾や防壁等は無意味だ。
 もっと根本から干渉を断たなければ、遮蔽物や回避では逃れられない。

 しかし、防御の魔法を組むまでも無く魔女の視線がすぐにこちらから外れた。
 その愛らしい頭部を、ブーンが横から蹴り抜いたのである。
 いつの間にそんな場所にいたのか、魔女も気が付いていなかったように見える。

 蹴り飛ばされた魔女は、軽やかにふわりと舞い上がって体勢を整えた。


o川*゚ ,゚)o 「もーさっきから斬ったり蹴ったりばっかり。レディの顔をなんだと思ってるの?」

( ^ω^) 「的」


 さらに魔女に斬りかかる最中、ブーンの視線がちらとこちらを向いた。
 援護してくれたのだ。そうとなれば急がなければならない。
 魔女の強襲と圧倒的な魔法能力に焦りはしたが、落ち着けばこちらにも相応の手がある。


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