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( ^ω^)剣と魔法と大五郎のようです
153
:
◆x5CUS.ihMk
:2016/10/29(土) 21:13:54 ID:eV43cX2A0
(;'A ) 「え、あ」
(づω^) 「落ち着いて。でもまだ終わってない」
(;'A ) 「何が、なんだか……」
ブーンに引き起こされ、何とか立ち上がる。
足に力が入らず、ふらついて彼に縋りついた。
ブーンは嫌がる様子もなく、刀の刃が当たらぬよう、腕でこちらを支えてくれる。
( ^ω^) 「手短に。アレが僕らの討伐対象―――」
(;'A ) 「え??」
( ^ω^) 「魔女だお」
その瞬間、体が大きく引っ張られた。
急激な力に首がねじ切れそうになる。
ふらつく頭をなんとかして、状況を把握する。
膝の裏と、背中にブーンの腕がある。
抱えられて移動しているようだ。
人一人の重みが増しているにも関わらず、ブーンは素早い。抱えられているこちらの目が回るほどだ。
なぜこんなことをしているのか? と問おうとしたその時、一瞬前までブーンが居た空間に、巨大な亀裂が走った。
独特の反応光が端々にちらついている。魔法だ。魔法によって空間を捩じり、切断しようとしているのである。
一体だれが? その答えもすぐに分かった。
o川*゚ ,゚)o 「もぅ、お話し中だったのにぃ」
先ほどの少女。ブーンの言葉を信じるならば、現代においてこの上なしと畏れられる最強の魔法使い。
通称して「魔女」。地震、雷、火事、コイツと、天変地異に唯一並ぶことのできる人間である。
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