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( ^ω^)剣と魔法と大五郎のようです

10名も無きAAのようです:2016/07/09(土) 22:16:09 ID:Q7uZ6AsA0
 
|゚ノ ^∀^) 「……逸るあなたの心を理解できないわけでは無いのです」


 レモネードの目がツンの体を見た。

 入院着から覗く体のいたる所に真新しい傷跡が出来ている。
 どれがいつのものかツンもよく覚えていない。それほど沢山ある。
 少なくとも師の元にいる時には無かったものばかりだ。


|゚ノ ^∀^) 「ただ、今無理に戦ったとして、貴女が心身に傷を負うだけ」

ξ゚⊿゚)ξ 「……でも」

|゚ノ ^∀^) 「ええ。あなたは止めるとは言わないでしょう。仇が分かってしまったのならなおさら」


 「もう死んでいてくれれば、どれほどよかったか」と続け、ため息を吐いた。
 その寂れた表情に、純粋に申し訳なく思う。


|゚ノ ‐  ‐) 「どうせ連れ戻しても、すぐに脱走するでしょうし。ならばせめて死なずに済むようここで鍛え直そうと、そう言う話になったのです」

ξ゚⊿゚)ξ 「師匠……」

|゚ノ ^∀^) 「良いのです……貴女は私の大切な弟子なのですからね……」

ξ゚⊿゚)ξ 「………………死ぬ寸前まで追い詰めて諦めさせようとか思ってますよね」

|゚ノ ^∀^) 「気付いても口に出さないのが大人の対応ですよ」

ξ゚⊿゚)ξ 「子供なんで」

∩ζ(゚∀゚*ζ 「はいはい!デレは気付いたけど言いませんでした!おとな!」


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