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( ^ω^)達はアインクラッドを生きるようです。
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立ったら投下できる。
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>>825
おかえり。引退はデマっつーことでいいんだよな?
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業者レスになりきった荒らしが悪いネー
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>>826
あたりまえやろ
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何がデマっつーことでだよ
最初から分かれよ
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そもそも誰が引退するとか書いてないんだから
釣られるなよ
ほんまアホやな
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アホだなお前女を追っかけ回してまたドジしてる
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>>832
後釣り宣言ダサすぎだゾ荒らし君
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学校へ行こうとか懐かしいな
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>>834
解ってくれて良かったわ
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そうだYOアホだYO
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>>833がゆとり判明wwwwwww
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学校へ行こう知らんのは脱ゆとり世代だろ
むしろ知ってる方がゆとり教育直撃世代
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予習のために読み直したら追い付いちまったぜ。
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まあ確信的な上げ荒らしとゆとりじゃ害獣がどちらかは明らか
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なんであげたらあかんのや?
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>>843
こいつが一番の粘着荒らしだろ。
さすがにしつこすぎるし面白くない
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そんな業者に突っ掛かってもいいことないからスルーしときよ
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真性杉なそいつに何言っても無駄
理解の道程がない虫のような反射で口開く動物以下のジャンクだ
自覚がないってかわいそうなことよな、釣りにしてもここまでの低能演じるには理知がないと無理でやっても得るものがないのでホンモノ確定
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えっ、これ手動なの
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手動な訳がない
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間抜けは見つかったようだな
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>>850
いい加減やめろや
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>>851
お前がアホだって言われてんだよもう笑かすなや
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まだ六月!
ギリギリ六月!
ということで少し投下します。
今日も宜しくお願いします。
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( ^ω^)達はアインクラッドを生きるようです。
第二十四話
crossing field 後編 – way of life -
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-
25.
_
( ∀ )「モララーあああああああああ!!!!!!!!!!」
ジョルジュの叫びが響く中、砕け散ったポリゴンは全て消え去った。
_
( ∀ )「モラ……ラー…… ……」
身体を横たえたまま大地を拳で叩くジョルジュ。
( ФωФ)「ふむ。意外とあっけないモノであるな」
_
( ∀゚)「!?」
鎗を杖の様に持ち、つまらなそうにジョルジュを見ているロマネスク。
( ФωФ)「もう少し手応えがあるのかと思っていたが、
所詮はデジタル。
モンスターを倒すのと違いが無かったのである」
_
( ∀ )
( ФωФ)「しかし、折角の記念がこれでは台無しである。
ジョルジュ、今のは無かった事にしてもよいであるか?
即死発動で死ぬ様な雑魚が一人目など、
覚えていたくないのである」
_
(# ∀ )「 ケルナ」
( ФωФ)「?なんであるか?」
_
(# ∀ )「フザケルナ!!!!!!」
両手剣を杖のようにして立ち上がるジョルジュ。
_
( ゚∀゚)「ヒール!」
いつの間にか手にしていた回復結晶でHPを全回復させる。
.
-
( ФωФ)「ほぅ……意外と冷静であるな」
_
( ゚∀゚)「この結晶はモララーから貰ったもんだ!
この結晶にかけて!おれは!おまえを!」
( ФωФ)「形見であるか?
死ぬ前に良い思い出が出来て良かったであるな」
_
( ゚∀゚)「黙れロマネスク!」
両手剣を振り被るジョルジュ。
( ФωФ)「!ヒール!」
いつの間にか手にしていた結晶でHPを全回復させるロマネスク。
その頭上に振り下ろされた両手剣を鎗で受け止めた。
( ФωФ)「ふむ。やっと本気になったようであるな。
雑魚は雑魚なりに良い仕事をしてくれたである」
_
(#゚∀゚)「ロマネスク!」
( ФωФ)「良いである良いである。
本気のお主を殺してこそ、吾輩の始まりにふさわしいというもの」
_
(#゚∀゚)
( ФωФ)「はっはっはっはっはっはっはっ」
弾かれる両手剣。
後退したジョルジュを見ながら器用に鎗を振り回すロマネスク。
そして笑みをこぼしながら改めて鎗を構えた。
.
-
26.
茂みから飛び出した影はトソンとミルナを襲撃した。
(゚、゚;トソン「なっ」
( ゚д゚ )「ちっ!」
そして一撃攻撃をするとすぐに茂みに戻った。
頭の中で時間を計測しつつ、
現れる予定の兵隊蟻に意識を向けていたトソンが腕を切られていた。
川 ゚ -゚)「トソン!」
(゚、゚トソン「大丈夫!損傷は微量です!
対兵隊蟻に戻ります!」
満タンだったHPバーの一番先端を点滅させながらトソンが叫ぶ。
( ゚д゚ )「おれは大丈夫だ!」
( ゚∋゚)『!』
注意を周囲に向けたミルナの目の前で兵隊蟻が実体化する。
駆けだしたクックルがミルナの横に移動し、
兵隊蟻が突き出した槍を弾いた。
( ゚д゚ )「助かった!」
( ゚∋゚))
クックルは頷きながら駆けだす。
.
-
その視界の端で茂みから飛び出した二つの影が、
後方を気にしつつ前方に意識を向けているデミタスに向かっているのを見た。
(;゚∋゚)
川 ゚ -゚)「左を頼む!」
右にクーの気配を感じ、
迷うことなく左に向かうクックル。
デミタスを左右から狙う影。
その剣をクックルの棍とクーの薙刀がリーチを最大限に利用して弾いた。
(´・_ゝ・`)「助かった!」
<_プー゚)フ「スイッチいくぞ!」
(´・_ゝ・`)「おう!」
エクストの放った単発重攻撃が巨大蜘蛛を後退させる。
その隙に向かって走り出しているデミタス。
<_プー゚)フ「どうなっている!?」
川 ゚ -゚)「襲撃者を二名確認!」
<_プー゚)フ「先にそっちを叩くか!?」
川 ゚ -゚)「無理だ!」
周囲を見回して襲撃者が見えないことを確認するエクスト。
<_プー゚)フ「ちっ」
川 ゚ -゚)「エクストは蜘蛛に集中してくれ!
デミタスとクックルで場の管理を頼む!」
(;゚∋゚)!?
.
-
川 ゚ -゚)「後方からの私の指示に対応した動きを取られてしまう以上、
現場で臨機応変に対応した方が良い!」
話しながら走り出すクー。
川 ゚ -゚)「ミルナ!3秒後一撃でスイッチ!
トソン!右の茂みに注意しつつ蟻から距離をとれ!
二匹を出来るだけ近寄らせて三人でローテを回す!」
( ゚д゚ )「心得た!」
(゚、゚;トソン「やってみます!」
(;´・_ゝ・`)「おい、大丈夫か?」
(((;゚∋゚)))
エクストとスイッチをしたデミタスがクックルのそばに駆け寄ってきて話しかける。
そしてその問いかけにただ首を横に振るクックル。
(;゚∋゚)「(襲撃者が二人ならこのフォーメーションでどうにかなる。
だが……)」
(;´・_ゝ・`)「ふざけるなてめえら!」
攻撃を避けて後方に飛んだエクストの背後に向かっている影に向かって走り出すデミタス。
だがクックルの先で、クー達三人は二人の襲撃者と二匹の兵隊蟻を相手にしている。
(;゚∋゚)「(敵は三人!いやそれ以上!)」
クー達に向かって走り出そうとするクックル。
川;゚ -゚)「クックル!デミタスを!」
(;゚∋゚)!
襲撃者の剣を受け止めているデミタス。
その彼を狙ってもう一人の襲撃者が駆け寄っているのに気付き、
慌てて四人目の襲撃者を妨害するために走るクックル。
.
-
待ってた支援!
-
(;゚∋゚)「(四人目!)」
クックルの棍が襲撃者の剣をギリギリに弾いた。
( )「っ」
こちらをちらっと見た後再び茂みに走る襲撃者。
デミタスを襲っていた襲撃者も茂みに戻っている。
川;゚ -゚)「全部で四人か……?」
クー達を襲っていた襲撃者も茂みに戻っていた。
同じ服装、同じ片手剣を操る襲撃者達。
プレイヤーを示すカーソルは最初から全員オレンジで、
ここにいる六人は襲撃者の個体識別が出来ていない。
(;゚д゚ )「シャキンかショボンが居れば判別はしてくれそうだが……」
ミルナの呟きは全員が心の中で思っていたことだった。
<_プー゚;)フ「おい、どうするよ」
クーに駆け寄るエクスト。
ミルナとトソンはそれぞれに兵隊蟻と対峙している。
川;゚ -゚)「まずは兵隊蟻を一匹潰す。
一匹残ってれば追加は出てこないはずだからな。
その間に蜘蛛を倒す。
襲撃者の対応をしつつだから時間はかかるし危険度は上がるが……」
(;゚∋゚)「(通常の敵なら、おれ達6人なら大蜘蛛が居ても雑魚敵を10体くらいまで対処できる。
多分プレイヤー相手でも今襲ってきている奴らのレベルなら8人くらいは大丈夫だ。
でも、モンスターとプレイヤーを同時に対応するのがこんなに難しいとは……。
ショボン、いや、クーの指揮がちゃんと通ればまだ勝機はある……が……)」
<_プー゚;)フ「……それしかねえか」
.
-
支援!!
-
川;゚ -゚)「みんな!聞こえたか!」
(;゚д゚ )「分かった」
(゚、゚;トソン「了解しました」
(;゚∋゚)))!
(;´・_ゝ・`)「エクスト!」
<_プー゚)フ「おう!」
(´・_ゝ・`)「スイッチ!」<_プー゚)フ
大蜘蛛に対応する二人とクックルを見てから走り出すクー。
川 ゚ -゚)「トソン!まずはそいつを倒す!」
(゚、゚トソン「はい!」
デミタスの三連重攻撃が綺麗に決まり、
硬直をおこしながら後退りする大蜘蛛。
そのタイミングで走り寄るエクストと退避するデミタス。
その二人に恐ろしい速さで駆け寄る二つの影。
川;゚ -゚)「デミタス!エクスト!」
それぞれに横からの襲撃者からの攻撃に対応するデミタスとエクスト。
振り下ろされた片手剣をそれぞれの武器で受け止めた。
(;´・_ゝ・`)「硬直解けギリギリとか!」
<_プー゚;)フ「まじうぜえ!」
川;゚ -゚)「狙いは蜘蛛だーーーー!!」
慌てて踵を返したクーの背後ではミルナとトソンが兵隊蟻と戦闘しており場の移動が出来ない。
.
-
巨大蜘蛛が襲撃者の刃を受け止めているデミタスとエクストに向かって長い脚を突き出す。
川;゚ -゚)「よけろーーーーー!!!!」
(#゚∋゚)『!!!』
巨大蜘蛛の懐に潜り込んだクックルが、
単発重攻撃をその腹に打ち込んだ。
巨大蜘蛛「gyugyaaaaaaaa!!!」
音にならない雄叫びをあげで巨大蜘蛛が横に倒れた。
剣技発動後の硬直をで立ち止まるクックル。
そのとき、クー達の耳に声が響いた。
.
-
27.
フィレンクトの槍をシャキンが盾で受け止めたその時、
黒い影が二人に向かって飛び込んできた。
(`・ω・´)!
(;‘_L’)!
咄嗟に後方に飛ぶシャキンとフィレンクト。
先程まで二人のいた場所に、
二人の間ほぼ中央に立つ黒影が、
短刀を構えた。
(‘_L’)「……ミセリ……」
(`・ω・´)「ミセリ」
黒一色の忍び装束に同じく黒いマントを付けたミセリだった。
ミセ*゚ー゚)リ
(;‘_L’)「どうやってここに……」
(`・ω・´)「……」
ミセ*゚ー゚)リ「……」
(`・ω・´)「……」
ミセ*゚ー゚)リ「……」
(`・ω・´)「……」
(;‘_L’)「……ミセリ」
.
-
待ってた!待ってた!初リアタイ遭遇!支援!!
-
(`・ω・´)「……」
ミセ*゚ー゚)リ「……」
(`・ω・´)「なあ、ミセリ」
ミセ*゚ー゚)リ「なに?シャキン」
(`・ω・´)「武器を向ける相手は、それで正解なのか?」
ミセ*゚ー゚)リ「ええ。間違っていないわ」
(`・ω・´)「そうか」
二人の中央に立ち、シャキンを見るミセリ。
そして彼女の持つ短刀は、シャキンに切っ先を向けていた。
ミセ*゚ー゚)リ「5秒あげる。転移結晶でどこかの街に飛んで」
表情無く、冷たい瞳でシャキンを見ている。
(`・ω・´)「……おそらくこの近くにショボンが居るはずだ。
ここを片付けてから、向かわなければならないから無理だ」
ミセ*゚ー゚)リ「逃げてから向かえばいいでしょ」
(`・ω・´)「タイムロスがもったいない。
それに今このエリアがどこかもわかっていないからな、
一度出たら戻れるか分からないだろう」
ミセ*゚ー゚)リ「大丈夫、来れるわよ。
時間は少し、かかるかもしれないけど」
(`・ω・´)「じゃあ無理だな」
ミセ*゚ー゚)リ「死にたいの?」
(`・ω・´)「死なないさ」
.
-
ミセ*゚ー゚)リ「2対1でも?」
(`・ω・´)「死なない」
ミセ*゚ー゚)リ「そう……」
言葉がシャキンに届くと同時にミセリの刃がシャキンを襲う。
(`・ω・´)「!」
一撃目は盾で防ぐシャキン。
しかしその動きを読んでいたミセリは弾かれる反動を利用して体を回転させ、
盾の側面に回り込んでシャキンを攻撃した。
ミセ*゚ー゚)リ
(`・ω・´)「くっ!」
盾が間に合わないと判断したシャキンは片手剣で短刀を弾く。
ミセ*゚ー゚)リ
(`・ω・´)「はっ!」
そして出来た隙に盾を構え直す。
ミセ*゚ー゚)リ
ミセリは盾を蹴り、大きく弧を描きながら後方に宙返りをして距離をとった。
(;`・ω・´)「おっと」
衝撃でバランスを崩したシャキンだったが、
すぐに体勢を立て直して盾を構えた。
ミセリは着地と同時に短刀を構えている。
(;‘_L’)「ミ、ミセリ!」
.
-
駆け寄るフィレンクト。
表情無く戦っていたミセリがほんの少しだけ表情を変えた。
ミセ*゚ー゚)リ「フィレフィレ……」
それは微笑みのようでもあり、
悲しみのようにも見えた。
(;‘_L’)「何故ここに!
貴女には嘘の情報を渡していたのに!」
ミセ*゚ー゚)リ「そんなウソくらい、分かる」
(;‘_L’)「それに貴女は私達をスパイしていたはず!
何故私を守るような」
ミセ*゚ー゚)リ「分からない?」
(‘_L’)「え?」
ミセ*゚ー゚)リ「私は、女だから」
(‘_L’)「ミセリ……」
ミセ*゚ー゚)リ「フィレンクト……」
(` ´)「うをおおおおおおおおお!!!!!!!」
突然の叫び。
ミセ*゚ー゚)リ!
(‘_L’)!
エリアに響くシャキンの声。
(` ω ´)「本気かミセリ!」
.
-
ミセ*゚ー゚)リ「……私はいつでも本気」
(` ω ´)「本気でおれ達を裏切るというのか!」
ミセ*゚ー゚)リ「私は、私を裏切らない。
私は、私の大事な人を、守りたい。
それだけ」
(` ω ´)「おれ達の敵になるつもりか」
ミセ*゚ー゚)リ「……だから、逃げて」
(` ω ´)「『おれ達』の、敵になるつもりなのか!」
ミセ*゚ー゚)リ「私は、フィレフィレの味方。
もちろん、殺したくなんかない。
だから、逃げて。今ならまだ間に合うでしょ」
(` ω ´)「おれも言ったはずだ。
今ここを離れるわけにはいかない。
ショボンが待ってるんでな」
ミセ*゚ー゚)リ「……もう、死んでるかもよ」
(` ω ´)「ミセリ……貴様……」
ミセ*゚ー゚)リ「貴方達が思っているよりも、
ANGLERは用意周到にこの作戦を始めている。
私もついさっきまで知らなかったことが沢山ある」
(‘_L’)「ミセリ……」
ミセ*゚ー゚)リ「……狙われたことが、不運だったの。
だから、せめて生き残るチャンスのあるシャキンだけでも」
(` ω ´)「ふざけるな!
おれ達は誰も死なない!
死なせやしない!」
.
-
ミセ*゚ー゚)リ「……そう」
武器を構えるミセリ。
ミセ*゚ー゚)リ「もう、逃がしてあげられないかもしれないよ」
(‘_L’)「……ミセリ、良いのか」
その横でやりを構えるフィレンクト。
ミセ*゚ー゚)リ「……シャキン、今ならまだ間に合う」
(` ω ´)「思い上がるなよ。
お前が一人や二人増えたところで、
戦闘を鍛えてきたおれに勝てると思うな。
穏便に済まそうと思ったが、
命乞いさせてやるよ。
殺すまではしないが、
殺された方がましだと思わせてやる」
ミセ*゚ー゚)リ「……思い上がりは、どっちよ」
(‘_L’)「いやミセリ、確かに彼は強い。
心も、戦闘も」
ミセ*゚ー゚)リ「……わかってる。でも、二人なら」
「いや、四人だ」
ミセ*゚ー゚)リ「え?」
(も)「おい、お前も出て来いよ」
木陰から現れた男。
片手剣を肩に担ぎ、
ニヤニヤと笑っている。
.
-
(り)「お、おい、いいのか?」
そして男が出てきた位置とは全く違う場所からも、
一人の男が現れる。
こちらは槍を持ち、
先の男に比べると腰が引けているようだった。
(‘_L’)「お、お前達!
二人も何故ここに!」
(も)「ロマネスクが、
お前は裏切っているんじゃないかと心配してたんだよ。
だがまさか……」
ちらりとミセリを見る男。
(も)「VIPのスパイをこちらに引き込んでいるとはな。
ロマネスクも喜ぶんじゃねえか」
いやらしい笑いを見せる男。
ミセリは嫌悪を表情にあらわすが、
すぐに目を伏せた。
(り)「な、なあ……。
本当に出ていいのか?」
(も)「構わねえよ。
さっきのこの姉ちゃんの攻撃は本物だった。
演技には見えねぇ。
もしものことを考えて俺とお前の二人が付いていたが、
これなら四人で攻撃した方が早い」
(り)「それはそうだけど……」
ミセ*゚ー゚)リ「私はシャキンを殺すつもりなんて!」
(も)「そいつを生かしておけば、
お前が裏切ったことはそこから漏れるぜ」
.
-
ミセ*゚ー゚)リ!
(も)「だが、ここでそいつを殺しておけば、
俺達が喋らない限り誰も知らない。
殺したのはおれ達だってことに出来る」
ミセ*゚ー゚)リ「それは……そうだけど……」
(も)「もちろんその対価はいただくけどよ」
舐める様にミセリの身体を見る男。
ミセ*゚ー゚)リ!!
(り)「お、俺も、それなら言わない……」
(;‘_L’)「お、お前達!」
(も)「あんただって、そいつを殺したのは自分だって言っておきたいだろ?」
(‘_L’)「そ、それは……」
(も)「あとでゆっくり話そうぜ。
ミセリちゃん」
(り)「お、俺も」
ミセ*゚ー゚)リ
顔を伏せながら横を向くミセリ。
その間に二人の男はフィレンクト達の横に立ち、
武器を構えた。
(も)「俺達三人で、あいつの動きを封じてやるよ。
おい!」
ミセリの横に立った男が武器を構えた。
.
-
(り)「わ、わかった」
フィレンクトの横でもう一人の男が武器を構える。
ミセ*゚ー゚)リ「シャキン……ごめん」
ミセリが悲し気に短刀を構えた。
(‘_L’)「……それしか、ありませんね」
意を決した様にフィレンクトが武器を構える。
(` ω ´)「やられてたまるか!」
腰のポーチから青い瓶を二つ取り出すシャキン。
(も)「回復なんてさせねえよ!」
走り出す男。
(り)!
それにつられる様にもう一人の男も走り出し、
ミセ*゚ー゚)リ!
(‘_L’)!
間髪を入れずミセリとフィレンクトも駆け出した。
(`・ω・´)
そのすぐ後に、ポリゴンが砕ける音が、エリアに響いた。
.
-
28.
( ´∀`)「お客扱いしてくれるのは嬉しいもなね」
(θ)「招かれざる客って奴だがな」
エリアに悠然と現れたモナーに対し、
片手剣の男がビロードとぽっぽへの道を塞ぐように移動した。
( ´∀`)「そのままどこかに行ってくれると更に嬉しいもなけど」
立ち止まるモナー。
(θ)「それは出来ない相談だな。
お前達はそこの二人をそれぞれ捕まえてろ。
後ろから誰か来るかもしれないから注意しろよ」
(る)「あ、ああ」
(Ω)「分かった」
( ><)「も、モナーさん!」
(*‘ω‘ *)「一人じゃ危険っぽ!」
(る)「こ、こっちにこい!」
(;><)「や、やめるんです!」
(Ω)「お前はこっちだ!」
(*‘ω‘ *;)「触るなっぽ!」
片手剣の男の指示に従い、
曲刀を持つ男と槍を持つ男がビロードとぽっぽを離し、
それぞれに武器を向けた。
.
-
( ´∀`)「知恵はあるみたいもなね。
でも、こんなことに参加している時点でバカもな。
人殺しをしようなんて、大バカもなね」
(θ)「どうせ死ぬんだ。
誰が殺そうが一緒だ。
それに本当に殺すのは『ナーヴギア』だ」
( ´∀`)「リアルの世界での肉体の死はそうもな」
(θ)「あ?」
( ´∀`)「でも、今ここでお前が二人を殺すなら、
精神の死は、心を殺したのは、お前もな。
それは『殺人』もなよ」
(θ)「はっ。別にいいさ。どうせ俺もこの世界で死ぬんだ。
その前に殺人者になろうが、どうでもいい」
( ´∀`)「攻略組が頑張ってくれているもなよ。
中層エリアでも攻略組を支えるために頑張っている人がいるもな。
この世界を、終わらせるためにみんな頑張っているもなよ」
(θ)「帰られる保証なんかない」
( ´∀`)「帰られる可能性はあるもな。
希望は捨てるべきではないもなよ」
(θ)「お前は希望を捨てずに死ねばいい。
俺は希望を持たずにやりたいことをやるだけだ」
( ´∀`)「やりたいことってのは、誰かのしもべになって人質を殺すこともな?」
(θ)「少なくとも、見せかけの仲間と牛を育てながら友達ごっこをすることではないな」
( ´∀`)「誰からも愛されたことが無いもなね。
だから人の持つ、本当の愛情に気付けないもな。
可哀想もな」
.
-
(#θ)「ふざけたことを……」
ゆっくりと歩くモナー。
( ´∀`)「今モナーの周りには、
どんなに傷付けられても、裏切られても、
人を信じることを止められなかった人が何人もいるもな。
モナーはそんな人達をいとおしく思うもな。
みんな、人の心と命を大事にする、優しい人達もな。
きっとそういう人は他にもいっぱいいるもな。
その『本物』に、『本当』に気付けないなんて、可哀想もなね」
そして男のすぐ目の前に移動して立ち止まった。
口調は柔らかいが、表情は冷たいモナー。
身長差もあり男を見下ろすように呟いた。
( ´∀`)「本当に、『可哀想』もな」
(#θ)!!
男が予備動作もなく片手剣を下から斜め上に振り上げる。
しかしその攻撃は簡単に三又の矛に受け止められた。
すぐさまバックステップした男は後方に飛ぶと、
近くにいたぽっぽの顔を片手剣の先で切り裂いた。
(*‘ω‘ //*)!
(;><)「ぽっぽちゃん!」
ポリゴンがまるで血の様に飛び散った。
(#θ)「動いたらこいつらを殺す!
どうせすぐに全員死ぬんだ!
今おれがお前も殺してやるよ!」
.
-
( ´∀`)「死にたきゃ一人で死んでろ」
(θ)「え?」
( ´∀`)「ビーグル!」
相棒の名を叫びながら走り出すモナー。
▼#・ェ・▼ギャン!!
草むらから飛び出すビーグル。
(る)「え?え?」
(Ω)「ちくしょう!」
咄嗟に動けないでいた曲刀の男に体当たりするビーグル。
(る)「えっ!?」
バランスを崩したその右手を噛むビーグル。
腕がちぎれ、曲刀が地に落ちる。
(る)「えっえっえっ」
(Ω)「ぎゃーーーーー!!!」
何が起きたのか分かっていない曲刀の男とは違い、
槍使いの男は自分の置かれた状況に叫び声をあげた。
目の前に転がる自分の右腕と、槍。
( ´∀`)「死ぬことは無いもな」
ポリゴンと化し砕け散った自分の右腕を呆然と見つめる男。
モナーの言葉の通りHPは半分も削れてはいない。
(;θ)「い、いったい何が」
.
-
( ´∀`)「二人とも大丈夫もな」
( ><)「あ、ありがとうなんです!」
(*‘ω‘ *)「あ、ありがとうだっぽ」
▼・ェ・▼「きゃん!」
ビーグルと共にモナーのそばに駆け寄る二人。
( ´∀`)「武器が有るなら出すもな」
( ><)「は、はい!」
(*‘ω‘ *)「ハイだっぽ!」
ウインドウを操作する二人。
(*‘ω‘ *)「メイン武器は取られてしまったけど、
言われている通り予備は準備してあるっぽ!」
( ><)「教えてもらったことは守っているんです!」
片手剣と盾を出すビロードの横でぽっぽが槍を構えた。
( ´∀`)「二人は自分の身を守ることだけを考えていればいいもな。
ビーグル、二人を頼むもなよ」
▼・ェ・▼「きゃん!」
( ><)「え?」
( ´∀`)「あいつらの相手はモナーがするもな」
(*‘ω‘ *)「一人で三人だなんて無謀だっぽ!」
( ´∀`)「大丈夫もなよ」
二人を背中にして仁王立ちするモナー。
.
-
足元まであるマントを羽織って三又の矛を持ったその姿は、
海神を思わせた。
( ´∀`)「やるならば、相手をするもな」
敵は三人。
しかし二人は手を部位欠損している状態で、
戦える状態ではない。
事実二人は片手剣の男の後ろで無くした手をかばう様に立っているだけだった。
( ´∀`)「逃げるのならば追わないもな。
他にもやることはあるもなからね」
柔らかい口調で話しかける。
( ´∀`)「それに、
今この場から逃げ出す以外の選択肢があるとは思わないもなから、
さっさと逃げるのがいいもなよ」
表情は冷たく、汚物を見るような眼だったが。
(;る)「お、おい」
(;Ω)「い、良いんじゃないか?」
手を無くしている二人は既に逃げ腰だ。
(θ)「…… …… …… はははははははあははっはああああああはっははははh」
突然笑いだす男。
モナー以外の四人がギョッとした顔をした。
(θ)「選択肢!
選択肢!?
選択肢だと!!?
ああそうだな、これはゲームだ。
『選択肢』から行動を選ばないといけないな!
二択か?三択か?良いさ教えてやるよ!」
.
-
(;る)「お、おい何を言って」
(;Ω)「どうしたっていうんだよ」
(*‘ω‘ *)「どうしたっぽ?」
( ><)「おかしくなっちゃったんです」
( ´∀`)「二人とも」
モナーが後ろ手にPOTを二つ、二人を見ないで差し出した。
(*‘ω‘ *)「ぽ?」
( ´∀`)「早く飲むもな」
口調の鋭さに反論できずそれぞれに受け取って口にする二人。
もちろんHPを回復することに異論はないのだが、
醸し出す空気に違和感を感じていた。
(θ)「これが、選択肢だよ」
片手剣の男がウインドウを操作して一つの瓶を実体化させた。
.
-
29.
ダイオードの鎌が兄者を襲う。
( ´_ゝ`)!
兄者は全ての打ち込みに対応し弾いているが、
防御に集中していると言って良い状態だった。
/ ゚、。 /「すべてうけるとは 流石」
( ´_ゝ`)「おれは流石だからな」
ダイオードの攻撃は、『剛』だった。
一撃一撃が衝撃波を生むような唸りをあげて兄者を襲った。
受け止めることよりも避けることを選ぶ戦い方は兄者の好みではなかったが、
今のダイオードの攻撃を全て受け止めることは体力の消耗が激しいため、
半分以上を避けつつ反撃の隙を伺っていた。
普段は本能で戦っているように装っている兄者だが、
その実は一度相手に攻撃させ、
その中で攻撃パターンや行動を見極めてから反撃することが多かった。
パーティーを組むときは後方にそれを見極めて指揮を執る者が居るため任せているが、
ソロの場合や指揮者が居ない時は自分で見極めをしていた。
( ´_ゝ`)(そろそろか……)
兄者がそんなことを考えた時、
ダイオードの戦い方が変わった。
『速』
『剛』から『速』への急激な変化。
.
-
その攻撃を腕をかすらせるだけで躱せたのは、
運が良かったと言われても仕方のないほどの攻撃だった。
( ´_ゝ`)(ちょっ。どういうことだ!)
ダイオードが鎌を振り回す。
/ ゚、。 /「これを 避けるのは、本当に すごい」
速さだけを追求し、
命中や一撃の破壊力を捨てたような攻撃。
だがその『武器』の真価を誰よりも知っていると言っても良い兄者は、
変えない表情の奥で冷や汗を流した。
( ´_ゝ`)(あの武器をあの速さで振り回せるだと!?
確かにそれほど重くはないが、
あんなスピードで振り回せるとは余程のパワーだ。
命中補正も高かったし、攻撃力も変わるわけじゃない。
スピードに惑わされるな。
一撃受ければ大きく削られるのは変わりない)
自分に向かって歩き始めたダイオードに対し、距離をとる兄者。
( ´_ゝ`)(これはどう受ける!)
今兄者の使っている鎚は今まで使っていた鎚よりも、
頭の部分がはるかに小さい。
だがこのアインクラッドにおいて、
『大きさ』に惑わされるのは愚の骨頂である。
( ´_ゝ`)「ふん!」
振り上げた鎚で地面を叩きつける兄者。
/ ゚、。 /!
その瞬間、叩かれた地面を中心に、
使用者である兄者を避ける分だけ除いた衝撃波が円形に大地を走った。
.
-
/ ゚、。 /「 愚か」
ハンマー系武器の固有剣技の中でも特殊単発重攻撃に分類されるその技は、
発動後の硬直が長いことで知られている。
もちろん当たれば大きくHPを削れるだけでなく、
通常の敵ならば高い確率で硬直効果を与えられるため、
パーティー戦の場合は、
つまり自身が硬直している時のフォローをしてもらえる場合は、
戦局をがらりと変える可能性を持つ重要な技でもあった。
だがそれはパーティー戦の場合。
もしソロの戦闘で使用し、
その一撃で敵を倒すことが出来なかったら。
敵に硬直効果をもたらすことが出来なかったら。
技後の硬直を起こした自分がどうなるかなど、
考えるまでもないことだった。
しかも今回は対人戦である。
攻撃された『人』がその衝撃波を真正面から受けるとは、
普通に考えてありえない。
ダイオードが漏らした言葉はしょうがないと言えるだろう。
/ ゚、。 /「これで 終わりか」
鎌を輝かせて走り出すダイオード。
そして鎌を振り回す。
先程と同じようにみえて全く違う軌道を描く鎌は、
ダイオードの身体を柔らかい光で球状に包んだ。
敵のブレスや衝撃波から身を護る防御剣技である。
そして防御系剣技の技後硬直は基本短く設定されており、
熟練度をあげればほぼゼロにすることが出来ていた。
光を纏ったダイオードが走りながら兄者の作りだした衝撃波をすり抜ける。
.
-
/ ゚、。 /「少しは 楽しめた」
防御技を解除したダイオードが鎌を振り上げる。
視線の先には、技を発動した状態、
つまり両手で持った鎚で大地を叩きつけた状態で硬直している兄者。
そして振り下ろそうとした瞬間、
視線の先の兄者が消えた。
/ ゚、。 /!
ダイオードは気付いていなかった。
兄者の脚がほんの少しだけ宙に浮いていたことに。
ダイオードはその可能性を考慮しなかった。
兄者が体術スキルを持っていることを。
ダイオードは体術スキルを知らなかった。
体術スキルの中には足を使った攻撃技があることを。
そしてダイオードは分かっていなかった。
兄者は人をおちょくるのが大好きなことを。
/ ゚、。 /!!!
兄者の右脚が、いや、踵が、
ダイオードの頭頂部と後頭部の中間に、
振り下ろされた。
いわゆる『踵落とし』。
『空中前転踵落とし』が、ダイオードの頭を直撃した。
/ 、 /!?!?????
.
-
( ´_ゝ`)「片手武器使用者は、
空いてる手で体術スキルの技を出して追加攻撃をしたり、
技の後の硬直を短くできたりするんだ。
両手系の武器の使用者はそれが出来ない。
ずるいと思わないか?」
涼しい顔で立つ兄者が、
靴越しの足の裏でダイオードの後頭部を感じながら、
ダイオードに話しかける。
( ´_ゝ`)「だから頑張ったんだ。
インパクトの瞬間、体重を全部ハンマーに乗せて両足を浮かして姿勢を決めて、
足技につなげることが出来る様に」
顔を大地にうずめて倒れているダイオードに、
兄者の言葉が聞こえているかは分からない。
( ´_ゝ`)「実戦では使ったことなかったけど、
上手く当てることが出来て良かった」
自分の頭の上で、
何の比喩的表現ではなく実際に頭の上で喋っている兄者の声を聞き、
ダイオードの精神に歪が生まれる。
( ´_ゝ`)「おい、ちゃんと聞いてるのか?
人の話はちゃんと聞かないとだめだぞ」
仲間が聞いたら総突っ込みを入れられそうな言葉を吐いた兄者に対し、
ダイオードはピクリとも動かないでいる。
( ´_ゝ`)「?
まだHP半分くらいあるけど、
気を失っちゃった?」
ダイオードの頭に乗ったまましゃがむ兄者。
( ´_ゝ`)「ダイオード?」
突然飛び起きるダイオード。
.
-
そのまま闇雲に鎌を振り回すが、
瞬時に跳んで距離をとった兄者を傷付けることは出来なかった。
/ ゚、。##/「殺す 殺す 殺す 殺す 殺す 殺す
絶対に 殺す 殺す 殺す 殺す」
( ´_ゝ`)「!兄者ビックリ」
/ ゚、。##/「殺す 殺す 殺す 殺す 殺す 殺す
絶対に 殺す 殺す 殺す 殺す」
( ´_ゝ`)「その喋り方って『キャラ付け』じゃなかったんだ。
モナーと一緒かと思ってた」
/ ゚、。##/「絶対に 殺す
絶対に 殺す 絶対に 殺す 殺す 殺す
絶対に 絶対に 絶対に 殺す 殺す 殺す 殺す」
闇雲に鎌を振り回していたダイオードが兄者を睨む。
( ´_ゝ`)「勢いで勝てるほどおれは甘くないぞ」
その視線を、兄者は口者だけの笑みで受け流した。
.
-
以上、本日の投下を終了します。
支援やおつ、感想など本当にありがとうございます。
続きは7月の投下予定ですが、
週末投下ではなく不規則投下になりそうです。
宜しくお願いします。
ではではまたー。
-
乙
-
乙
ミセリ…
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乙乙乙
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えと、大丈夫か?
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今月投下だったな、確か。頑張れー!
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前回も滑り込みセーフだったし、気長に待ちましょうや、ね?
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どーも作者です。
忙しいのは良いことだ
なんてことを思っていた時期が自分にもありました。
みんな、夏風邪には気を付けよう!
ばかがひくんだぜ!
ということで投下を開始します。
今回も宜しくお願いします。
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30.
( ^ω^)『……いつもの空間だお』
ブーンが心の中でそんなことを思った時、
既に決着はついていたのかもしれない。
( ^ω^)『……空を飛んでいるようだお』
巨大蟷螂の周りを縦横無尽に飛びまわるブーン。
流石に空中での方向転換や停止は出来ないが、
巨大蟷螂の周囲を走り回りながら跳躍するその姿は
『飛んでいる』ようにすら見えた。
( ^ω^)『……その攻撃は当たらないお』
蟷螂の攻撃をすべて躱すブーン。
いや、『躱す』という言葉には当てはまらないかもしれない。
蟷螂がブーンに向けて攻撃を繰り出そうとしたその時には、
既にその場からブーンが移動しているのだから。
( ^ω^)『……動きが全て見える。
……もしかして、ショボンはいつもこんな世界を見ているのかお』
蟷螂の全ての動きが見え、予測できる。
しかも今の彼には『速度』があった。
左手に持った剣で回転しながら蟷螂を切り裂く。
切り裂いた瞬間に左手を開いて剣を離し、
上から落ちてくる剣を右手で掴むと回転したまま再度切り裂く。
.
-
( ^ω^)『……ツンやショボン、兄者ほどじゃないけど、
プギャーもブームもここまでやってくれるなんてすごいお』
視界の隅にブーンの動きを見ながら取り出した剣を放り投げるプギャーとブーンが居た。
先の攻撃は剣が落ちてくる場所を予想しつつ行った攻撃だった。
( ^ω^)『……両手剣のスキルが無いのはダメだおね。
両手で武器を持つとエラーになるとかもっとダメだお』
《天使の神速斬》
ツンが名付けた《天使の神速斬(エンジェルホライズン)》は、
ブーンが限界まで速度を上げて目標の周囲を駆け、
跳びながら剣で攻撃をする技である。
その肝は速度もさることながら、
武器を両手で使うことにあった。
ブーンの言葉通り、現在アインクラッドでは両手に一本ずつ剣を持つことは出来ない。
《両手剣》といったスキルは発見されていないし、
試しに両手に武器を持ってみると、
両方の武器がエラーとなって《武器》として使用が出来なくなる。
しかし片手で持つ武器は右手用左手用といった分け方はされておらず、
また個人の利き手設定なども無い。
これにより、右手で武器を持って攻撃した後に武器を離し、
すぐ後に左手で武器をもって攻撃することは可能だった。
もちろんそんなことをする意味は全くない。
片方の手に持った剣で普通に二度攻撃する方が効率が良いのだから。
ただ、ブーンには活路に思えた。
自分の持つ足を、速度を最大限に利用した『必殺技』を作れるのではないかと思ったのだ。
《速度》
仲間たちが自分方向性を決めた時、
ブーンは皆のサポートをする為の『鑑定』と『道具屋』を選んだ時、
戦闘に対する自分の存在を見出そうとした時、
彼は《速度》を選んだのだった。
.
-
パーティーの中で誰よりも早く攻撃をする。
敵よりも早く初撃を当てる。
知識や技能、戦闘能力以外で戦闘に貢献するためにはこれが良いと考えた。
そして速度に特化した能力構成を行いつつ、
それだけでは弱体化する部分を武器と防具、アイテムで補いつつ、
辿り着いた先がこの技だった。
テストタイプのナーヴギアを利用していることにより、
おそらくは通常よりも早く動けるこの身体。
けれど全速力で動くと30秒ほどで酷い頭痛が襲うこの身体。
その限られた時間の中で出来るだけ攻撃をする。
その為に武器を選び、防具を選び、装備品を探し、アイテムを身に付けた。
そして兄者が量産できるようになった天使の名を持つ片手剣を得て、
《天使の神速斬(エンジェルホライズン)》は完成した。
( ^ω^)『……耐久値がもう少し高ければいいのに』
ブーンが右手でふるった剣が砕け散りポリゴンに変わった。
『エンジェル・フェザー』
中層で持てる片手剣の中では攻撃力も高い方に分類され、
更に鍛冶屋で添加剤を使って鍛える事により付加できる能力も数多くある剣だが、
大きな弱点として耐久値が弱かった。
一回のダンジョン探索でメンテナンスしなければ使い物にならなくなってしまう剣。
そんな使い辛い剣を愛用する者は少ない。
しかしその基本攻撃能力値と軽さはブーンの戦い方に合致していた。
そしてその耐久値の低さを量でカバーしているのがこの技だった。
.
-
( ^ω^)『……周囲にいてくれれば、
ツンやショボンを戦闘させないで済むかなと思ったんだけど、
あの二人がそれで良しとするわけがないんだおね』
砕け散った剣がポリゴンをまき散らす中、
既に反撃する意思すらもなくしたかのように棒立ちとなった巨大蟷螂。
その周囲を
《跳ぶ》
ブーン。
思考の八割を敵の動きと、
飛んでくる片手剣と地面に落ちている片手剣の位置取りに割きつつ、
残りの二割でスローモーションの世界と戦闘以外の事に意識を置いているブーン。
.
-
>>912修正
一人でもある程度は出来る様に最初に剣をばらまいたり、
左手の剣を離した瞬間に右手でクイックチェンジを行えるようにした。
だがやはり最大火力の《天使の神速斬(エンジェルホライズン)》を行うには、
周囲から剣を投げ入れてもらう必要があった。
( ^ω^)『……周囲にいてくれれば、
ツンやショボンを戦闘させないで済むかなと思ったんだけど、
あの二人がそれで良しとするわけがないんだおね』
砕け散った剣がポリゴンをまき散らす中、
既に反撃する意思すらもなくしたかのように棒立ちとなった巨大蟷螂。
その周囲を
《跳ぶ》
ブーン。
思考の八割を敵の動きと、
飛んでくる片手剣と地面に落ちている片手剣の位置取りに割きつつ、
残りの二割でスローモーションの世界と戦闘以外の事に意識を置いているブーン。
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( ^ω^)『……少し、頭が、重く、なって、きたお……。
頭痛が始まると、一つのことしか考えられなくなるお。
もっと、いっぱい、いろんなことを、考えなきゃなのに。
だめだおね。
目の前の敵を倒すことだけに意識が集中しちゃうお。
いまは、あの、紫の塊だお。
あれが何だろうと、関係ないお。
ただ、『あれ』を倒すだけになってしまうんだお。
ああ、紫色の塊がポリゴンに変わった。
ああ、頭が痛いお。
でも、みんなを守らなきゃ。
痛い……。
もっと、早く、
……痛い……。
もっと。早く。
痛い…痛い…痛い…痛い…
誰にも、負けない、速さで、全ての、物を、切り裂いて。
痛い…痛い…痛い…痛い…
痛い…痛い…痛い…痛い…
痛い…痛い…痛い…痛い…
痛い…痛い…痛い…痛い…
◇『ξ゚⊿゚)ξ『そこまでよ!ブーン!終わりなさい!』』
…… …… ……ああ……ツン……良かった………』
.
-
31.
(キリト)「武器の移動?」
*(‘‘)*「はい。
片手剣を移動しています」
(アスナ)「っと、どういうことかな?」
*(‘‘)*「……始まったみたいですね。
見ていてください」
ヘリカルが出しているウインドウは五つ。
そのうち四つは画面が出ており、
残りの一つには黒い画面に『Unable to connect』と記されている。
*(‘‘)*「私のウインドウ、つまり私のフォルダに保存しているこの武器を、
武器を実体化させて空きが出来たこのパーティー用の共通フォルダに送ります」
(キリト)「はあ」
(アスナ)「うん」
*(‘‘)*「そして私は……」
一歩後ろに下がるヘリカル。
するとウインドウの表示が変わり、
五つのうち三つが『Unable to connect』に変わった。
*(‘‘)*「私がオーナー設定してある道具屋の倉庫に、
階層や街は異なっても『街』に入っていればつながることが出来るので、
倉庫から自分のフォルダに剣を移します。
そしてまたダンジョンの中に居る三名の方に繋がってから……」
一歩前に出るヘリカル。
.
-
再び画面表記が変わった。
*(‘‘)*「剣を共有フォルダに移していきます」
(キリト)「な、なんだそりゃ」
(アスナ)「えっと、つまり、
さっきから前後に移動しているのは『街』と『フィールドダンジョン』を移動するためで、
『街』に居る時はお店から剣を取り出して、
『ダンジョン』に居る時は先のエリアに居るパーティーの人に
片手剣を送っているってことでいいのかな?」
*(‘‘)*「はい。その通りです」
会話しながら作業を続けるヘリカル。
(アスナ)「そんなこと、出来るんだ。
同じダンジョン内や同じ町に居る時は共有フォルダを使えることは分かってたけど」
(キリト)「で、でも、なんで片手剣なんだ?
回復ポーションとかクリスタルならまだしも。
片手剣なんてそんな大量に使う物じゃ」
*(‘‘)*
ニッコリとほほ笑みながら作業を続けるヘリカル。
(キリト)「な、なあ」
(アスナ)「ちょっと、キリト君」
(キリト)「そりゃマナー違反だけど、
アスナだって気になるだろ?
どんな戦闘をしているか」
(アスナ)「気にならないと言えばうそだけど……」
*(‘‘)*「流石にそこまでは話せません」
(アスナ)「そうよね」
(キリト)「うぅ……」
.
-
(アスナ)「って、あれ?ヘリカルちゃん?」
*(‘‘)*「はい?」
二人と話すヘリカルはウインドウの操作をしていなかった。
(アスナ)「もうやらなくていいの?」
*(‘‘)*「はい。もう終わったみたいです。
もうすぐメッセージも来ると思うので、
それがきたらとりあえずは終了です」
(キリト)「一分もかけずに終わらせることが出来る。
倒せるってことか」
(アスナ)「キリト君!」
ヘリカルに顔を近づけるキリトの頭を叩くアスナ。
HPが減ることは無いが、
衝撃で頭をおさえるキリト。
(キリト)「おまっ」
(アスナ)「いい加減にしなさい!」
(キリト)「だってよぅ」
*(‘‘)*「お二人は仲が良いんですね」
(*アスナ)「えっ」
(キリト)「ヘリカルちゃん、
何処をどう見たらそういう感想が出るのかな?」
(アスナ)「……」
.
-
(キリト)「い、いや、ほら、
天下の血盟騎士団の副団長様、
閃光のアスナ様とこんなソロプレーヤーが仲が良いとかさ」
(アスナ)「……」
(キリト)「へ、ヘリカルちゃんは一人でお店やってるのかな?
凄いね」
じっとキリトを見ていたアスナだったが、
あからさまに話題を変えたその姿を見て溜息を一つついた。
(キリト)「な、なんだよ……」
(アスナ)「なんでもありません。
ヘリカルちゃんごめんね。
変なことばっかり聞いちゃって。
……ヘリカルちゃん?」
アスナの目の前で、
ヘリカルが握った右手で胸を押さえていた。
ウインドウを見る目も少しだけ潤んでおり、
アスナが慌てて横にしゃがむ。
(アスナ)「大丈夫?
調子が悪いならどこかで横になろうか?
もうやることも終わったんだよね」
*(‘‘)*「……独りじゃ、ないんですよ……」
(アスナ)「え?」
*(‘‘)*「お兄ちゃんが、いるんですよ……。
ここに……」
そう言って、胸の前で右手をぎゅっと握る。
(アスナ)「……ヘリカルちゃん……」
.
-
*(‘‘)*「ずっと、一緒なんですよ。
会えないけど、ずっと、一緒なんですよ」
(アスナ)「……」
(キリト)「……」
ヘリカルの隣、アスナとは反対側に立ち、
少しだけかがんだキリト。
(キリト)「そっか。ずっと、一緒なんだな」
キリトの言葉に、
ヘリカルが画面を見ながら少しだけ頷いた。
*(‘‘)*「一緒……なんですよ」
空を見上げるヘリカル。
*(‘‘)*「お兄ちゃんも、一緒に戦っているんですよ」
ヘリカルの呟きに、
両側の二人がほんの少しだけ視線を伏せた。
.
-
32.
『ここからはおれが指示を出す!』
その声を聞いた瞬間、クーはニヤリと笑った。
そしてデミタスは大きく目を見開いた後何事も無かったように襲撃者の武器を払い、
ミルナも驚いたように一度顔をこわばらせたが、
すぐに小さく笑みを漏らした。
唯一純粋に驚いたトソンは思わず声のした方向を見ようとしてしまったが、
川 ゚ -゚)「トソン!カウント10秒!」
(゚、゚;トソン「え、あ、は、はい!」
すぐにその意図に気付いて心を落ち着かせ、
少しだけ呆れたように肩をすくめた後に目の前の兵隊蟻に攻撃を与えた。
『俺の声は仲間にしか届かない!』
そして再び声が響く。
.
-
因みにエクストは、
<_プー゚)フ「ぎゃははははははっは……」
最初の声の後いきなり笑いだして嬉しそうに武器を振り回して襲撃者を襲い始めたため、
それに関しては誰も何も触れなかった。
( ゚∋゚)『おれはクックル!ミルナ!トソン!落ち着いて対応してくれ!』
( ゚д゚ )「!クッ……ク―!次はどうする!」
(゚、゚トソン「8、9、10!クッ……ク―さん!次の指示を!」
川;゚ -゚)「と、とりあえず引き続き蟻を誘導してくれ!
(『クッ……ク―』って、なんか嫌だ。
っていうか、トソンは絶対わざとだろそれ)」
( ゚∋゚)『二人ともありがとう!説明は後でする!
まずはこの場を収めよう!
フォーメーションは今まで通りだが』
自身の硬直が終わった後、
巨大蜘蛛を追加攻撃するクックル。
巨大蜘蛛は更に後方に押されて動きを止めた。
( ゚∋゚)『ダウン状態!
この五秒で体制を整える!』
走るクックル。
巨大蜘蛛を攻撃しつつ五人を見渡せる位置に移動した。
( ゚∋゚)『デミタス!エクスト!そのままそいつらを攻撃!
一回撤退させろ!
ミルナとトソンは引き続き蟻の誘導!
クーは残りの襲撃者が出た時の対応を!
場所はおれが指示を出す!』
クックルの指示に少しだけ頷く仕草を見せて攻撃を始めるクー以外の四人。
.
-
クーは移動しながら二匹の蟻を攻撃している。
( ゚∋゚)『おれはこの位置で指示を出す!
俺を狙う襲撃者フォローはデミタス頼む!
常におれを視界に入れる様にして見ていてくれ』
クックルの指示は高度なものだったが、
デミタスは躊躇することなく小さく頷いた。
( ゚∋゚)『エクストは前から蜘蛛を攻撃!
おれは後ろから追撃する!
デミタスはエクストもフォロー!』
エクストの両手剣が唸り、
デミタスは指示の意味を受け取って位置を変える。
( ゚∋゚)『クー!ミルナの右に敵!
ミルナはそのまま蟻を誘導!
トソンは右を警戒しつつ蟻の位置を維持してくれ!』
飛び出してきた襲撃者の片手剣をはじくクーの薙刀。
ミルナはそのまま蟻を誘導し、
トソンは右側の茂みを意識しつつ蟻と戦う。
( ゚∋゚)『エクスト!デミタス!スイッチ用意!
エクスト!3秒以上ダウン状態にさせろ!
タイミングは指示する!
そのタイミングに合わせておれは一度蟻に向かう!
スイッチ後はエクストが周囲を警戒!
デミタスは距離をとりつつ蜘蛛を攻撃!
クー!おれの単重攻撃に合わせてミルナの蟻に攻撃!
デミタス!右から敵がくるから注意!
おれの硬直は3秒!
ミルナ!クーの攻撃で蟻が倒せなかった時はそのまま追撃!
倒せ!周囲はおれが回る!
クー!トソンの左側茂みに注意!
トソンはそこから蟻を中央まで誘導開始!
倒さず負けずをキープ!
一匹倒したらデミタスとエクストはスイッチ!
クーは蟻を攻撃した後は襲撃者に専念!』
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エクストが蜘蛛に攻撃を繰り出しながらニヤリと笑い、
他の四人は小さく頷く。
( ゚∋゚)『エクスト!カウント3でいくぞ!
3!
2!
1!』
仲間だけに届くクックルの声がゼロを告げた瞬間、
全員が自分の役割を果たすために動き始める。
襲撃者から見れば異様な光景だっただろう。
どんなに相手の隙を突こうとしても軽々と阻止されるようになり、
更にモンスターを的確に攻撃をしている。
そして今目の前では誰も何も言わず、
見ている限りアイコンタクトもせず剣技を放って敵のHPを削り、
更に自分達を警戒していることが分かる。
そして兵隊蟻が一匹消えた。
(;襲撃者1)「ちくしょう、なんなんだよ一体」
それを茂みの中で、
木に隠れるようにして立って見ている黒尽くめの男。
その服装と装備、
そして頭の上に浮かぶカーソルがオレンジであることから、
五人を卑怯な方法で攻撃していた一人であることが分かる。
.
-
(;襲撃者1)「ロマネスクからは時間稼ぎメインの簡単な仕事だって。
けれど流れによっては殺せば良いって言われていたのに、
これじゃあ……」
片手剣を持つ手が震えている。
(;襲撃者1)「おれ達がロマネスクに……」
「大丈夫だ」
(襲撃者1)「え?」
後方から聞こえた声に気を取られた瞬間、
自分の胸から『黄色く光る刃』が生えた事に気付く。
(襲撃者1)「え……」
「黒鉄宮の牢獄は攻撃行為完全禁止エリア。
殺されることは無い」
そしてすぐに刃は消えた。
もちろん生えたわけではなく、
後ろから刺された刃が飛び出したわけだが、
それに気付いたのは倒れる時に自分の後ろに立つ者を見たからだった。
(襲撃者1)「おま……えは……」
川 ゚ -゚)「麻痺状態になる薬付きの刃だ。
大人しくしていろ」
(襲撃者1)「ばか……な……」
川 ゚ -゚)「この森で、
お前達のオレンジ色のカーソルは良く目立つ」
(襲撃者1)「 …… ……」
襲撃者の視界の隅には、
自身が麻痺していることを告げるマークが点灯している。
.
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(襲撃者1)「!?」
川 ゚ -゚)「麻痺対策はしてきているようだが、
生憎と私の使う麻痺毒は現状広まっているアイテムでは完全に防ぎきることは出来ない。
しかも今回は……効いてきたようだな」
クーの目の前で崩れ落ちる様に倒れる黒尽くめの男。
川 ゚ -゚)「睡眠毒付だ。
二種類の毒の混合毒。
私の持つエクストラスキルで作った。
即効の麻痺毒で体の自由を奪い、
遅効性の睡眠毒で眠らせる。
……と、いうわけだ。
こいつで三人目。
残りはお前一人。
武器を捨てて投降するか、毒に侵されるか今すぐ選べ」
(襲撃者2)「……お前だけでもここで殺す」
クーの背後に現れる黒尽くめの男。
川 ゚ -゚)「毒に侵されるのを選ぶわけだな」
(襲撃者2)「この木々の中で、
お前の武器が振り回せるのか?」
武器をショートダガーに変えている男。
その刃も黄色く光っている。
川 ゚ -゚)「……ふむ」
(襲撃者2)「毒使いはお前だけじゃないんだよ!」
木々の間を縫うようにその身を隠しつつ男が動く。
川 ゚ -゚)「木々を使い私の死角を狙う。
忍び装束には隠蔽スキルの増幅効果があるというしな。
悪くない戦い方だ」
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