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从 ゚∀从二人暮らしのようです(-_-)
7
:
名も無きAAのようです
:2016/05/07(土) 10:27:18 ID:KbZp5als0
ノパ⊿゚)「二年前、八千代の米本団地で。 一軒から火が出て付近五軒が燃えちゃった」
( ^ν^)「あぁ…そうかそうか、お前あの団地のか。 家が殆どくっついてるもんだからどんどん燃え広がったやつだったな」
救助者一人一人をきちんと覚えてはいない。
それほどに火事というものは頻発するし出動回数も多い。
よほど顔が溶けてしまった者ならば暫く記憶に焼きついたりはする。
しかし、その団地での火事は忘れもしないものだ。
ノパ⊿゚)「うん、そこで私はニュッさんに助けられた」
( ^ν^)「よく俺だと分かったな」
ノパ⊿゚)「退院してから消防署を訪ねたんだ。 でももうニュッさんはいなかった」
( ^ν^)「あぁ、辞めたからな」
ノパ⊿゚)「どうして…」
俺は少し迷う。どうするべきか。
ノパ⊿゚)「どうして辞めちゃったの」
( ^ν^)「その時にしくじったからだよ」
仕方ないだろう。
決意を固めて俺はマスクを外す。
少女が顔を強張らせるのが分かる。
そういう反応には随分と慣れた。
まるで腫れ物に触るような目つきでみんな俺を見る。
しまったといった表情をする。
( ^ν^)「二年前、その団地での火事。 しくじってこの有様さ」
俺の顔の右半分は焼けただれてしまっている。
現場で酷い火傷を負ってしまい皮膚は黒く変色しぶよぶよになってしまった。
自分でもとても気持ち悪いし醜い顔になったと思う。
( ^ν^)「おかげで人生台無しだよ」
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