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从 ゚∀从二人暮らしのようです(-_-)

218名も無きAAのようです:2016/06/04(土) 18:53:53 ID:bLfC7y560
(゚、゚トソン「はい、それって横着じゃないですか。 きちんと別々にしてほしいものです」

(´・_ゝ・`)「君がそれほど強く言うのは珍しいね」

(゚、゚トソン「髪は昔からしっかりするべきだと思っていまして、あれは許せません」

(´・_ゝ・`)「はは、これは参った」

このラブ・ホテルはボディソープとリンスインシャンプーの二つが設置されているだけだ。
出来るならきちんと分かれているホテルを選びたいが女子高生を連れ込む事の出来るラブ・ホテルはここぐらいしか知らない。

清算を済まして駐車場を出る。まるで異世界のような非日常空間が広がるラブ・ホテルから一歩外へ出てしまえばそこは日常だ。
駐車場の向こうには首都高羽田線と海岸通りが走っていてどちらも車の往来がひっきりなしに続いている。
あの外は日常だ。しかしぼくもトソンも日常に帰らなければならない。

(´・_ゝ・`)「行こうか」

車に乗り込んで駐車場から出る。
ラブ・ホテルから出てくると興味津々といった様子で顔を覗き込んでくるドライバーもいるので車の往来が完全に途切れてから道路に出る。
また首都高湾岸線に入り横浜を目指す。ちょうど本線料金所を越えたばかりのところでどの車も元のペースを取り戻そうとスピードを上げている。

(´・_ゝ・`)「行きの話の続きをしようか」

(゚、゚トソン「次はデミタスさんが私に訊く番でしたね」

(´・_ゝ・`)「あぁ」ぼくはやんわりとアクセルを踏む。「どうして君は援助交際をしようと思ったんだい」

トソンは少し考えたのでぼくは付け足した。

(´・_ゝ・`)「君はとても真面目な生徒に見えるし、実際にそうだと思う。 援助交際に手を出すような子には見えないんだ」

援助交際に手を出すのは背伸びをしている子だ。お金が欲しい子。手っ取り早く稼ぎたい子。寂しい思いを抱えた子。
落ち着いた物腰と丁寧な話し方をするトソンは大人びて見せる。しかしそれは援助交際に手を出す女子高生とのは違う。
トソンは本来援助交際とは無縁の、むしろ真逆なところにいるであろう人間なのだ。


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